特表-13168300IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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  • 再表WO2013168300-盤内移動機器の外部操作機構 図000003
  • 再表WO2013168300-盤内移動機器の外部操作機構 図000004
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  • 再表WO2013168300-盤内移動機器の外部操作機構 図000021
  • 再表WO2013168300-盤内移動機器の外部操作機構 図000022
  • 再表WO2013168300-盤内移動機器の外部操作機構 図000023
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2013年11月14日
【発行日】2015年12月24日
(54)【発明の名称】盤内移動機器の外部操作機構
(51)【国際特許分類】
   H02B 11/167 20060101AFI20151201BHJP
【FI】
   H02B11/12 C
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】18
【出願番号】特願2014-514346(P2014-514346)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2012年7月24日
(11)【特許番号】特許第5619322号(P5619322)
(45)【特許公報発行日】2014年11月5日
(31)【優先権主張番号】特願2012-108144(P2012-108144)
(32)【優先日】2012年5月10日
(33)【優先権主張国】JP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN
(71)【出願人】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100073759
【弁理士】
【氏名又は名称】大岩 増雄
(74)【代理人】
【識別番号】100088199
【弁理士】
【氏名又は名称】竹中 岑生
(74)【代理人】
【識別番号】100094916
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 啓吾
(74)【代理人】
【識別番号】100127672
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 憲治
(72)【発明者】
【氏名】後藤 圭二
(72)【発明者】
【氏名】稲葉 繁
(72)【発明者】
【氏名】十鳥 洋
(72)【発明者】
【氏名】山中 丈明
【テーマコード(参考)】
5G012
【Fターム(参考)】
5G012HH05
(57)【要約】
盤内移動機器の下部側に配置され、前記盤内移動機器を直動移送させるための直動ガイドレーンが形成されたベースフレームと、前記ベースフレームの上部側に配設され、盤内移動機器が取り付けられる可動フレームと、前記可動フレームに設けられ、前記直動ガイドレーン内に位置するように取り付けられた直動ガイド体と、前記可動フレームに設けられたカムフォロアと、前記ベースフレームの前方部に配設され、レバー挿入部が形成された操作部と、前記ベースフレームの下面側に回転自在に配置され、前記カムフォロアと係合されるカムガイドレーンが形成されたカムと、一端部は前記操作部のレバー挿入部に挿入され、前記カムと着脱可能に連結される操作レバーとを備えたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
盤内移動機器の下部側に配置され、前記盤内移動機器を直動移送させるための直動ガイドレーンが形成されたベースフレームと、前記ベースフレームの上部側に配設され、盤内移動機器が取り付けられる可動フレームと、前記可動フレームに設けられ、前記直動ガイドレーン内に位置するように取り付けられた直動ガイド体と、前記可動フレームに設けられたカムフォロアと、前記ベースフレームの前方部に配設され、レバー挿入部が形成された操作部と、前記ベースフレームの下面側に回転自在に配置され、前記カムフォロアと係合されるカムガイドレーンが形成されたカムと、一端部は前記操作部のレバー挿入部に挿入され、前記カムと着脱可能に連結される操作レバーとを備えたことを特徴とする盤内移動機器の外部操作機構。
【請求項2】
前記可動フレームに設けられた前記直動ガイド体は2個配置され、前記直動ガイドレーン内を前後方向に直動することにより前記可動フレームを前後方向に直動させることを特徴とする請求項1に記載の盤内移動機器の外部操作機構。
【請求項3】
前記カムの回転に連動して前記可動フレームが前後方向に直動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の盤内移動機器の外部操作機構。
【請求項4】
前記操作レバーの一端部はレバー連結部として構成され、前記カムの一端部はカム連結部として構成されて前記操作部内の前記レバー挿入部付近まで延在して配置され、前記操作レバーの前記レバー連結部は前記カムの前記カム連結部に着脱可能に連結されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の盤内移動機器の外部操作機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば盤内移動機器を盤の外部からの操作にて移動させる盤内移動機器の外部操作機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の盤内移動機器の外部操作機構としては、例えば実開昭62−177213号公報に記載されたものがあり、この電気機器の移動装置は、電気機器が固定された可動枠の両外側面に設けられた可動枠側移動案内体と、これに対応して固定枠の両内側面に設けられた固定枠側移動案内体とを相互に滑動するように組み合わせて可動枠を固定枠に収納し、一対の固定枠側移動案内体にその両端を回転自在に支持されたカム支持軸の一方の軸端にカムを、他方の軸端にその周縁に所要の歯を有するカムギヤを相互に対称的に固定し、かつ固定枠にカムギヤの歯とかみ合う歯車を設けるとともに、歯車を操作ハンドルにより時計方向あるいは反時計方向に回動させてカムギヤがカム支持軸とともに回動するようにし、可動枠側移動案内体の両外側面に設けられた水平方向のカムピンのローラがそれぞれカムとカムギヤに形成された案内溝に沿って転動することにより、カムピンが固定枠側移動案内体に水平方向に形成されたカムピン案内溝の内部に案内され、可動枠側移動案内体が固定枠側移動案内体に沿って水平方向に前後に滑動するようにしたものである。
【0003】
また、他の従来の盤内移動機器の外部操作機構としては、特開2011−10544号公報に記載されたものがあり、この回路遮断器の遮断器本体移送装置は、クレードルの後方に設置されたマウントフレームに結合又は分離される遮断器本体が移送可能に載置されるキャリッジと、キャリッジを前後に移動させるための引込及び引出ハンドルと、引込及び引出ハンドルにより移送されるキャリッジの移送距離を制限するための制動手段と、引込及び引出ハンドルを支持するためのガーダアセンブリとから構成されている。引込及び引出ハンドルは、箱体の前方の壁体に形成された貫通孔に前後方向に挿入されるリードスクリューと、リードスクリューに螺合された状態で箱体の前方の壁体の内側に設置される移送ナットと、移送ナットの離脱を防止するために箱体に固定されるU字状のブラケットと、リードスクリューを正逆回転できるように前端部に着脱可能に設置される取っ手とからなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭62−177213号公報
【特許文献2】特開2011−10544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した従来の特許文献1に記載の盤内移動機器の外部操作機構は、可動枠の両外側面に設けられた可動枠側移動案内体と対応して固定枠の両内側面に設けられた固定枠側移動案内体にその両端を回転自在に支持されたカム支持軸を設け、このカム支持軸の一方の軸端にカムを、他方の軸端にそのカムギヤを相互に対称的に固定し、かつ固定枠にカムギヤの歯とかみ合う歯車を設けるとともに、歯車を操作ハンドルにより時計方向あるいは反時計方向に回動させてカムギヤがカム支持軸とともに回動させ、可動枠側移動案内体の両外側面に設けられた水平方向のカムピンのローラがそれぞれカムとカムギヤに形成された案内溝に沿って転動させるようにしているので、盤内移動機器の両側に可動枠側移動案内体と固定枠側移動案内体をそれぞれ設ける必要があるとともに、駆動力の入力側は片側のカムギヤ側であり、カムギヤの駆動力とカムに伝達するためのカム支持軸など構成部品が多く複雑と構造となってしまい、高価な盤内移動機器の外部操作機構となってしまうという問題点があった。
【0006】
また、特許文献2に記載の盤内移動機器の外部操作機構は、遮断器本体が載置されるキャリッジを前後に移動させるための引込及び引出ハンドルを設け、この引込及び引出ハンドルは箱体の前方の壁体に形成された貫通孔に前後方向に挿入されるリードスクリューと、このリードスクリューに螺合された状態で箱体の前方の壁体の内側に設置される移送ナットなどを含んでおり、リードスクリューが前後方向に貫通する必要があるためリードスクリューのネジに沿って移動する移送ナット側の寸法(高さ方向)を低く抑えることが出来ないため、移動機器である遮断器の台車部は高さが高くなってしまい移動機器の種類を統一出来ないだけでなく、この移動機器と接続される固定枠側も専用品を作らなければならず盤を構成する上での標準化の大きな妨げとなっているという問題点があった。
【0007】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な構成でかつ簡単な操作により盤内移動機器を操作することができる盤内移動機器の外部操作機構を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係わる盤内移動機器の外部操作機構は、盤内移動機器の下部側に配置され、前記盤内移動機器を直動移送させるための直動ガイドレーンが形成されたベースフレームと、前記ベースフレームの上部側に配設され、盤内移動機器が取り付けられる可動フレームと、前記可動フレームに設けられ、前記直動ガイドレーン内に位置するように取り付けられた直動ガイド体と、前記可動フレームに設けられたカムフォロアと、前記ベースフレームの前方部に配設され、レバー挿入部が形成された操作部と、前記ベースフレームの下面側に回転自在に配置され、前記カムフォロアと係合されるカムガイドレーンが形成されたカムと、一端部は前記操作部のレバー挿入部に挿入され、前記カムと着脱可能に連結される操作レバーとを備えたものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明に係わる盤内移動機器の外部操作機構によれば、簡単な構成でかつ簡単な操作により盤内移動機器を操作することができる盤内移動機器の外部操作機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置の状態を示す斜視図である。
図2】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続位置の状態を示す斜視図である。
図3】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車に取り付けた状態を示す正面図である。
図4】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車に取り付け盤の固定枠を省いた状態を示す正面図である。
図5】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車に取り付けた状態を示す側面図である。
図6】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車と切り離した状態を示す正面図である。
図7】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車と切り離した状態を示す側面図である。
【0011】
図8】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置の状態を示す斜視図である。
図9】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における可動フレームとベースフレーム部を示す断面図である。
図10】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における可動フレームとカム部を示す断面図である。
図11】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続途中の位置の状態を示す斜視図である。
図12】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続位置の状態を示す斜視図である。
図13】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置の状態の要部を示す斜視図である。
【0012】
図14】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置で操作レバーの装着前の状態の要部を示す斜視図である。
図15】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置で操作レバーの装着途中の状態の要部を示す斜視図である。
図16】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置で操作レバーの装着後の状態の要部を示す斜視図である。
図17】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続途中の位置の状態の要部を示す斜視図である。
図18】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続位置の状態の要部を示す斜視図である。
図19】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続位置の状態の要部を示す平面図である。
図20】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続途中の位置の状態の要部を示す平面図である。
図21】この発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置の状態の要部を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1図21に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置の状態を示す斜視図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続位置の状態を示す斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車に取り付けた状態を示す正面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車に取り付け盤の固定枠を省いた状態を示す正面図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車に取り付けた状態を示す側面図である。図6はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車と切り離した状態を示す正面図である。図7はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構を台車と切り離した状態を示す側面図である。図8はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置の状態を示す斜視図である。図9はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における可動フレームとベースフレーム部を示す断面図である。図10はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における可動フレームとカム部を示す断面図である。図11はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続途中の位置の状態を示す斜視図である。図12はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続位置の状態を示す斜視図である。図13はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置の状態の要部を示す斜視図である。図14はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置で操作レバーの装着前の状態の要部を示す斜視図である。図15はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置で操作レバーの装着途中の状態の要部を示す斜視図である。図16はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置で操作レバーの装着後の状態の要部を示す斜視図である。図17はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続途中の位置の状態の要部を示す斜視図である。図18はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続位置の状態の要部を示す斜視図である。図19はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続位置の状態の要部を示す平面図である。図20はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の接続途中の位置の状態の要部を示す平面図である。図21はこの発明の実施の形態1に係わる盤内移動機器の外部操作機構における遮断器本体の引き出し位置の状態の要部を示す平面図である。
【0014】
これら各図において、1は盤の固定枠、2は盤内の固定枠1間に挿入あるいは盤内の固定枠1間から引き出される例えば3相構成からなる遮断器本体、3は遮断器本体2に設けられた主回路接続端子、4は遮断器本体2が載置された台車、5は台車4の車輪、6は正面カバー、7は正面カバー6に取り付けられた取っ手、8は台車4のガイドとなる車輪レール部である。なお、車輪レール部8には後述する外部操作機構10の係合体19が係合される係止穴9が形成されている。
【0015】
10は盤内移動機器である遮断器本体2を外部操作により盤前後方向に移送させるための外部操作機構であり、この外部操作機構10は遮断器本体2が載置された台車4の下部側に取り付けられ、次の構成要素により構成されている。
【0016】
11は外部操作機構10のベースとなるベースフレーム、12はこのベースフレーム11に形成された直動ガイドレーン、13はベースフレーム11の上部側に配設された可動フレームであり、この可動フレーム13上に遮断器本体2が載置された台車4が載置される。可動フレーム13と台車4とは可動フレーム13に設けられた台車固定用穴14と台車4に設けられた取付穴4aを利用してボルトなどの締結部材(図示せず)により固定される。
【0017】
15は可動フレーム13に直動ガイドレーン12内に位置するように取り付けられた直動ガイド体であり、直動ガイド体15は直動ガイドレーン12内を前後に直動する。すなわち、図9に示すように、ベースフレーム11上に可動フレーム13が載置され、直動ガイド体15は直動ガイドレーン12内に位置するように可動フレーム13に取り付けられ、直動ガイド体15は直動ガイドレーン12内を前後に直動するように構成されている。
【0018】
16はベースフレーム11の前方部に配設された外部操作機構10の操作部であり、後述する操作レバーのレバー連結部が挿入されるレバー挿入部17が形成されている。18は操作部16の両側に伸長して配設された支持体であり、これら支持体18の端部には上述した車輪レール部8に形成された係止穴9に係合される係合体19がそれぞれ設けられている。係合体19が係止穴9に係合されることにより、外部操作機構10が所定の位置に保持されることになる。
【0019】
20はカムであり、このカム20はベースフレーム11の下面側にピン20aを支点として回転自在に配置され、可動フレーム13に設けられたカムフォロア21と係合されるカムガイドレーン22が形成されている。すなわち、図10に示すように、ベースフレーム11の下方側に配置され、カムフォロア21はカムガイドレーン22内に位置するように可動フレーム13に取り付けられ、カムフォロア21はカムガイドレーン22内を移動するように構成されている。また、カム20の一端部はカム連結部23として構成され、操作部16内のレバー挿入部17付近まで延在して配置されている。
【0020】
24は外部操作機構10の操作レバーであり、操作レバー24の一端部はレバー連結部25として構成され、操作レバー24のレバー連結部25は操作部16のレバー挿入部17に挿入され、操作部16内のレバー挿入部17付近まで延在して配置されているカム20のカム連結部23と着脱可能に連結される。操作レバー24は操作部16内のレバー挿入部17の幅方向に回動可能な構成となっている。なお、支持体18には外部操作機構10全体を台車4の下部側に配置あるいは台車4の下部側から引き出すための操作機構取っ手26が例えば図7の矢印にて示す方向に回動可能に設けられている。
【0021】
次に動作について説明する。図1および図2は支持体18の係合体19が車輪レール部8に形成された係止穴9に係合された状態を示し、外部操作機構10が盤内に確実に取り付けられている。そして、図1は遮断器本体2の引き出し位置の状態を示しており、この状態から遮断器本体2を接続位置に移送させるには操作レバー24を接続操作方向Pに回動させると、操作レバー24と連結されたカム20が遮断器本体2の上方から見て反時計方向側へ回転する。
【0022】
カム20が反時計方向側へ回転すると、可動フレーム13に設けられたカムフォロア21がカムガイドレーン22に沿って前方側に移動する。このカムフォロア21のカムガイドレーン22内の前方側(盤正面から見て奥方向、遮断器本体2の接続方向・挿入方向を言う)への移動に連動して可動フレーム13に設けられた直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を前方側に直動する。
【0023】
直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を前方側へ直動することにより、直動ガイド体15が取り付けられた可動フレーム13も前方側へ直動する。この可動フレーム13が前方側へ直動することにより、可動フレーム13と固定状態の遮断器本体2が載置された台車4も前方側へ直動する。
【0024】
操作レバー24を接続位置まで回動させることにより、図2に示す遮断器本体2の接続位置の状態となる。また、この状態から遮断器本体2を引き出し位置に移送させるには操作レバー24を引き出し操作方向Qに回動させると、操作レバー24と連結されたカム20が遮断器本体2の上方から見て時計方向側へ回転する。
【0025】
カム20が時計方向側へ回転すると、可動フレーム13に設けられたカムフォロア21がカムガイドレーン22に沿って後方側(盤正面から見て手前方向、遮断器本体2の引き出し方向を言う)に移動する。このカムフォロア21のカムガイドレーン22内の後方側への移動に連動して可動フレーム13に設けられた直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を後方側に直動する。
【0026】
直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を後方側へ直動することにより、直動ガイド体15が取り付けられた可動フレーム13も後方側へ直動する。この可動フレーム13が後方側へ直動することにより、可動フレーム13と固定状態の遮断器本体2が載置された台車4も後方側へ直動する。
【0027】
操作レバー24を引き出し位置まで回動させることにより、図1に示す遮断器本体2の引き出し位置の状態となる。
【0028】
次に外部操作機構10の動作を図8図12に基づいて説明する。図8は遮断器本体2が引き出し位置の状態を示し、図11は遮断器本体2の接続途中の状態を示し、図12は遮断器本体2の接続位置の状態を示している。
【0029】
図8において、操作レバー24のレバー連結部25は操作部16のレバー挿入部17に挿入され、操作部16内のレバー挿入部17付近まで延在して配置されているカム20のカム連結部23と連結されている。
【0030】
図8の状態から操作レバー24を接続操作方向Pに回動させると、操作レバー24と連結されたカム20がピン20aを支点として反時計方向側へ回転する。図11は遮断器本体2の接続途中に相当する状態であり、カム20がピン20aを支点として反時計方向側へ回転すると、可動フレーム13に設けられたカムフォロア21がカムガイドレーン22に沿って前方側に移動する。このカムフォロア21のカムガイドレーン22内の前方側への移動に連動して可動フレーム13に設けられた直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を前方側に直動する。
【0031】
直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を前方側へ直動することにより、直動ガイド体15が取り付けられた可動フレーム13も前方側へ直動する。
【0032】
図11の状態から操作レバー24を接続操作方向Pに更に回動させて接続位置まで回動させると、図12に示すように、可動フレーム13に設けられたカムフォロア21がカムガイドレーン22に沿って接続位置である最前方側に移動する。このカムフォロア21のカムガイドレーン22内の最前方側への移動に連動して可動フレーム13に設けられた直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を最前方側に直動する。
【0033】
直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を最前方側へ直動することにより、直動ガイド体15が取り付けられた可動フレーム13も接続位置である最前方側へ直動して図12の状態となる。
【0034】
図12に示す接続位置の状態から引き出し位置に戻すには、操作レバー24を引き出し操作方向Qに回動させると、操作レバー24と連結されたカム20が時計方向側へ回転する。
【0035】
カム20が時計方向側へ回転すると、可動フレーム13に設けられたカムフォロア21がカムガイドレーン22に沿って後方側に移動する。このカムフォロア21のカムガイドレーン22内の後方側への移動に連動して可動フレーム13に設けられた直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を後方側に直動する。
【0036】
直動ガイド体15が直動ガイドレーン12内を後方側へ直動することにより、直動ガイド体15が取り付けられた可動フレーム13も後方側へ直動して図8に示す引き出し位置の状態となる。
【0037】
次に外部操作機構10における可動フレーム13がない状態での動作を図13図18に基づいて説明する。図13は遮断器本体2が引き出し位置の状態を示し、可動フレーム13がない状態である。図14は可動フレーム13および操作部16がない状態を示し、図15は可動フレーム13および操作部16がない状態で操作レバー24のレバー連結部25がカム20のカム連結部23と連結される前の状態を示し、図16は可動フレーム13および操作部16がない状態で操作レバー24のレバー連結部25がカム20のカム連結部23と連結された状態を示し、遮断器本体2が引き出し位置の状態を示している。図17は可動フレーム13および操作部16がない状態で遮断器本体2の接続途中の状態を示し、図18は可動フレーム13および操作部16がない状態で遮断器本体2の接続位置の状態を示している。
【0038】
図16の状態から操作レバー24を接続操作方向Pに回動させると、操作レバー24と連結されたカム20が反時計方向側へ回転し、図17に示す遮断器本体2の接続途中に相当する状態となる。図17の状態から操作レバー24を接続操作方向Pに更に回動させて接続位置まで回動させると、図18に示すように、カム20も接続位置に相当する位置まで更に回転する。
【0039】
図18に示す接続位置の状態から引き出し位置に戻すには、操作レバー24を引き出し操作方向Qに回動させると、操作レバー24と連結されたカム20が時計方向側へ回転し、図16に示す引き出し位置の状態となる。
【0040】
また、図19図21の平面図によりカム20と可動フレーム13との動作を説明する。図19は遮断器本体2の接続位置の状態を示し、カム20はピン20aを支点として反時計方向に回動し、カム20の回動により可動フレーム13に設けられたカムフォロア21がカムガイドレーン22に沿って接続位置である最前方側に移動している。このカムフォロア21のカムガイドレーン22内の最前方側への移動に連動して可動フレーム13も接続位置に移動する。したがって、可動フレーム13に載置された台車4が接続位置に移動し、台車4に載置された遮断器本体2が接続されることになる。
【0041】
図20図19の状態から引き出し途中の状態を示し、カム20はピン20aを支点として時計方向に回動し、カム20の回動により可動フレーム13に設けられたカムフォロア21がカムガイドレーン22に沿って引き出し途中の位置である中間部側に移動している。このカムフォロア21のカムガイドレーン22内の中間部側への移動に連動して可動フレーム13も引き出し途中の位置である中間部側に移動する。したがって、可動フレーム13に載置された台車4が接続位置から引き出し途中の位置である中間部側に移動し、台車4に載置された遮断器本体2も接続状態が開放されて引き出し途中の位置である中間部側に引き出されることになる。
【0042】
図21図20の状態から引き出された状態を示し、カム20はピン20aを支点としてさらに時計方向に回動し、カム20の回動により可動フレーム13に設けられたカムフォロア21がカムガイドレーン22に沿って引き出し位置にさらに移動している。このカムフォロア21のカムガイドレーン22内の引き出し位置への移動に連動して可動フレーム13も引き出し位置に移動する。したがって、可動フレーム13に載置された台車4が引き出し位置に移動し、台車4に載置された遮断器本体2も引き出し位置に引き出されることになる。
【0043】
以上説明したように、この実施の形態1における盤内移動機器の外部操作機構によれば、盤内移動機器である遮断器本体2が載置された台車4の前後方向の移送を操作レバー24の回動操作のみで行うことができ、簡単な構成でかつ簡単な操作により盤内移動機器を外部から操作することができる盤内移動機器の外部操作機構を得ることができる。
【0044】
また、操作レバー24は盤内移動機器の前後方向への移送が必要なときにカム20と連結させるので、盤内移動機器の前後方向への移送が不要なときは操作レバー24を取り外しているので、周囲環境の安全性を確保できるとともに誤操作の防止も図ることができる。
【0045】
なお、この発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0046】
この発明は、簡単な構成でかつ簡単な操作により盤内移動機器を操作することができる盤内移動機器の外部操作機構の実現に好適である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21

【手続補正書】
【提出日】2014年4月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
盤内移動機器の下部側に配置され、前記盤内移動機器を直動移送させるための直動ガイドレーンが形成されたベースフレームと、前記ベースフレームの上部側に配設され、盤内移動機器が取り付けられる可動フレームと、前記可動フレームに設けられ、前記直動ガイドレーン内に位置するように取り付けられた直動ガイド体と、前記可動フレームに設けられたカムフォロアと、前記ベースフレームの前方部に配設され、レバー挿入部が形成された操作部と、前記ベースフレームの下面側に回転自在に配置され、前記カムフォロアと係合されるカムガイドレーンが形成されたカムと、一端部は前記操作部のレバー挿入部に挿入され、前記カムと着脱可能に連結される操作レバーとを備えたことを特徴とする盤内移動機器の外部操作機構。
【請求項2】
前記可動フレームに設けられた前記直動ガイド体は2個配置され、前記直動ガイドレーン内を前後方向に直動することにより前記可動フレームを前後方向に直動させることを特徴とする請求項に記載の盤内移動機器の外部操作機構。
【請求項3】
前記カムの回転に連動して前記可動フレームが前後方向に直動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の盤内移動機器の外部操作機構。
【請求項4】
前記操作レバーの一端部はレバー連結部として構成され、前記カムの一端部はカム連結部として構成されて前記操作部内の前記レバー挿入部付近まで延在して配置され、前記操作レバーの前記レバー連結部は前記カムの前記カム連結部に着脱可能に連結されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の盤内移動機器の外部操作機構。
【国際調査報告】