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再表2015-33420トランザクションレコメンドメール作成支援システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2015年3月12日
【発行日】2017年3月2日
(54)【発明の名称】トランザクションレコメンドメール作成支援システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20170210BHJP
【FI】
   G06Q30/02 382
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】19
【出願番号】特願2015-535218(P2015-535218)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2013年9月5日
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ
(71)【出願人】
【識別番号】506254879
【氏名又は名称】株式会社PAL
(74)【代理人】
【識別番号】100089462
【弁理士】
【氏名又は名称】溝上 哲也
(74)【代理人】
【識別番号】100129827
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 進
(74)【代理人】
【識別番号】100204021
【弁理士】
【氏名又は名称】河原 秀樹
(72)【発明者】
【氏名】辻 有吾
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
5L049CC20
(57)【要約】
トランザクションメール自体及び該トランザクションメールに付加するレコメンデーション情報について、該トランザクションメールに対する受信者の行動、興味度、注目度、が考慮されていなかったので、次の商品の購買意欲を増進することが十分にできず、アクションを起こす確率が高くならない点を改善するために、本発明は、中央端末(5)に、購買履歴データベース(5A)、消費者データベース(5B)、商品データベース(5C)から抽出した情報に基づいて広告データベース(5D)から広告情報を抽出する抽出手段(6)と、広告情報に基づいてレコメンデーション情報を生成すると共にトランザクション情報を付加した電子メールを作成し、さらに該電子メールにトラッキング手段(7B)を埋設するメール作成手段(7)と、電子メールに埋設したトラッキング手段(7B)による消費者端末における操作を検出する操作検出手段(8)と、を備えている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
消費者端末、店舗端末、商品を消費者へ配送する管理を行う業者の端末、及び購買履歴情報を蓄積した購買履歴データベース、消費者情報を蓄積した消費者データベース、商品情報を蓄積した商品データベース、広告情報を蓄積した広告データベースを有した中央端末、がネットワークで接続され、該中央端末から消費者端末へ向けて送信する購買行為に伴うトランザクションメールにレコメンデーション情報を付加するためのシステムであって、前記中央端末には、購買行為を行った消費者及び商品に対する情報を前記購買履歴データベース、前記消費者データベース、前記商品データベースから抽出すると共にこの抽出した情報に基づいてレコメンデーション情報として前記広告データベースから適切な広告情報を抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された広告情報に基づいてレコメンデーション情報を生成すると共にトランザクション情報を付加した電子メールを作成し、さらに該電子メールにトラッキング手段を埋設するメール作成手段と、前記メール作成手段で作成された電子メールを送信した後の該電子メールに埋設したトラッキング手段による消費者端末における操作を検出する操作検出手段と、を備えたことを特徴とするトランザクションレコメンドメール作成支援システム。
【請求項2】
中央端末に、電子メールを消費者端末に向けて送信するタイミングを決定する送信タイミング決定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のトランザクションレコメンドメール作成支援システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トランザクションメールに適切なレコメンデーション情報を付加するトランザクションレコメンドメール作成支援システム関する。
【背景技術】
【0002】
ウェブショッピングでは、ウェブページ上の店舗(以下、店舗という)で商品を購入すると、購入の手続が行われ、商品がその消費者に届く。この一連のサイクルの中では、商品に伴って該商品の情報と消費者の情報が、この場合、消費者端末、店舗端末、倉庫及び配送業者の端末においてやりとりされる。なお、決済情報を取り扱う決済会社も含まれるがここでは除くこととする。
【0003】
上記の例えば商品情報や消費者情報は、今後の商品展開上の有用な情報としてデータベースに蓄積される(蓄積されている)。データベースは、例えば店舗側で独自に構築する場合もある他、商品情報や消費者情報の受け渡しポイント、こうした出荷配送業務に起因してデータを集約的に蓄積するサービスを行う業者にて構築する。
【0004】
近年のウェブショッピングにおいては、「広告」が消費者における次の商品に対する購買意欲を増進するための重要なファクターとなっている。そこで、こうした広告もウェブショッピング同様、従来のいわゆるチラシ配布、ダイレクトメールの送付といった手法に代わり、例えば電子メールを用いて広告情報を送信する手法、あるいは電子メールマガジンによって記事データと共に広告情報を付加して送信する手法、が採用されることが多くなってきている。なお、これらを総称して以下、「広告メール」と記すこととする。
【0005】
広告メールは、受信者が自身の電子メールアドレスを公開した送信者により送信することが前提とされているが、昨今では、こうした広告メールに似せた紛らわしくかつ悪質で不法行為におよぶような送信元が不明な(偽装した)電子メール(以下、「迷惑メール」と記す)も多くなってきており、例え正当な広告メールであったとしても、圧倒的多数の迷惑メールに紛れたり、迷惑メールの可能性を危惧して、受信者は閲覧するどころか開くことすらしないようになってきている。
【0006】
それゆえ、広告メールの効果を検証するシステムが例えば特許文献1で提案されている。特許文献1は、それまでの検証手法が例えば広告メール中の広告情報としてクーポン券、参加券、引換券、のデータを付加して、これら広告情報を店舗に持参あるいは店舗サーバに入力することで行っていたため、実施規模が大きくなると、人件費や時間を要する点及び正確性に欠く点を解消するために、次の構成としている。
【0007】
すなわち、特許文献1は、広告メールにおいて、受信者となる調査対象者の年齢、性別、住所などの少なくとも1つ以上のデモグラフィック情報から定める条件、あるいは趣味嗜好、ライフスタイル、価値観など少なくとも1つ以上のサイコグラフィック情報から定める条件、あるいは購買履歴などの少なくとも1つ以上のトランザクション情報から定める条件、その他送信元や送信時間など一義的に定めることができる条件、もしくはこれらを組み合わせて定める条件によって調査対象者をセグメント化し、調査対象者がどのセグメントに属するかを示す識別コードが広告メールに付与される、というものである。
【0008】
ところで、広告メールに対し、例えば上記のウェブショッピングの取引状況や配送状況等を、店舗端末、倉庫端末、配送業者の端末のいずれかあるいは複数から、消費者端末に向けて電子メールに付加して送信するいわゆるトランザクションメールが知られている。このトランザクションメールは、広告メールに対して7〜8倍の高確率で開いたり、閲覧することが、さらには、該トランザクションメール中に付加されたアクション(例えばクリック)可能な記述について実際にアクションを起こす確率は広告メールに対して4〜5倍の確率であることが、最近の調査で判明している。
【0009】
以上のことから、トランザクションメール中に広告情報を付加し、特許文献1で提案される広告効果検証システムにおいて広告効果の検証を行えば、昨今主流となった、店舗や広告主からの一方的な宣伝内容ではなく、広告の受け手を特定し、その受け手の周辺情報に基づいた、いわゆる「お勧め情報」(以下、「レコメンデーション情報」と記す)を広告情報として付加することが可能となる。
【0010】
しかしながら、特許文献1の検証結果に基づいて、トランザクションメール中に広告情報としてレコメンデーション情報を付加することで広告効果の増進を図る構成(以下、従来構成という)では、次の点で問題があった。
【0011】
すなわち、特許文献1は、広告効果検証について、配布(配布媒体を電子メールとする)された広告情報としての例えば「クーポン券」が店舗側に戻って来た(入力された)ときに、当該広告情報に付随する識別コードが回収されてデータマイニングに供される。
【0012】
よって特許文献1は、例えばトランザクションメール中に広告情報を付加したとしても、該トランザクションメールを受け取った、閲覧した、アクションを起こした、といったようなタイミングと、広告情報自体を閲覧した、アクションを起こした、といったような興味や注目の度合いと、を何ら検証することができず、広告情報をトランザクションメールの受信者に真にお勧めできるレコメンデーション情報にまで純度を高めることができない。
【0013】
つまり、トランザクションメールをメールマガジンより高い確率で開いたり、閲覧することが判明していると共に、トランザクションメールに対して実際にアクションを起こす確率が広告メールに対して高確率であるとしても、消費者が興味や注目をそそられるような情報でなければ、そのトランザクションメールに対してアクションを起こす確率も当然に低くなり、その逆で、消費者が興味や注目をそそられる情報であれば前記確率はもっと向上することが予想される。
【0014】
ところが、従来構成では、特許文献1において広告の「検証」は可能であるが、(広告情報を含む)レコメンデーション情報に対するトランザクションメールの受信者の興味や注目の度合い、該トランザクションメールを受け取った受信者のきめ細やかな行動、に基づいたレコメンデーション情報を付加することに関しては何らの考慮がなかったため、次の商品の購買意欲を増進することが十分にできないと共にアクションを起こす確率が一定値以上から伸びないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】特開2008−52471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
解決しようとする問題点は、従来構成では、トランザクションメール自体及び該トランザクションメールに付加するレコメンデーション情報について、該トランザクションメールに対する受信者の行動、興味度、注目度、が考慮されていなかったので、次の商品の購買意欲を増進することが十分にできず、アクションを起こす確率がそれ以上高くならない点である。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムは、消費者端末、店舗端末、商品を消費者へ配送する管理を行う業者の端末、及び購買履歴情報を蓄積した購買履歴データベース、消費者情報を蓄積した消費者データベース、商品情報を蓄積した商品データベース、広告情報を蓄積した広告データベースを有した中央端末、がネットワークで接続され、該中央端末から消費者端末へ向けて送信する購買行為に伴うトランザクションメールにレコメンデーション情報を付加するためのシステムであって、前記中央端末には、購買行為を行った消費者及び商品に対する情報を前記購買履歴データベース、前記消費者データベース、前記商品データベースから抽出すると共にこの抽出した情報に基づいてレコメンデーション情報として前記広告データベースから適切な広告情報を抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された広告情報に基づいてレコメンデーション情報を生成すると共にトランザクション情報を付加した電子メールを作成し、さらに該電子メールにトラッキング手段を埋設するメール作成手段と、前記メール作成手段で作成された電子メールを送信した後の該電子メールに埋設したトラッキング手段による消費者端末における操作を検出する操作検出手段と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明は、従来の購買情報、消費者情報、商品情報といった情報だけでなく、トランザクションメールに対する消費者端末における行動や操作に基づいてレコメンデーション情報を生成することができるので、受信者にとって適切な広告情報(レコメンデーション情報)を送ることができ、この結果、次の商品の購買意欲の増進に大きく寄与することができるという利点がある。
【0019】
すなわち、本発明は、そもそも広告メールに較べて開いたり閲覧したりする確率の高いトランザクションメールであるうえに、トランザクションメールの性格上、取引商品が実際に消費者に届くまでの間、数度に亘り送信されるので、回数を重ねる毎にレコメンデーション情報の精度も高くなり、回数と併せて従来より確率で次の商品の消費行動に繋がるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1図1は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムのハードウェア概略構成を示す図である。
図2図2は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおける中央端末の概略構成を示す図である。
図3図3は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおける電子メールの生成と共に送受信の流れを示す図である。
図4図4は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおけるトランザクションレコメンドメール(電子メール)の生成手順を示す図である。
図5図5は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおけるレコメンデーション情報の具体例を示す図である。
図6図6は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおけるレコメンデーション情報の具体例を示す図である。
図7図7は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおけるレコメンデーション情報の具体例を示す図である。
図8図8は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおけるトランザクションレコメンドメール(電子メール)の操作・行動を検出する手法を示す図である。
図9図9は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおけるトランザクションレコメンドメール(電子メール)の操作・行動を検出する手法を示す図である。
図10図10は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおけるトランザクションレコメンドメール(電子メール)の操作・行動を検出する手法を示す図である。
図11図11は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおけるトランザクションレコメンドメール(電子メール)の操作・行動を検出する手法を示す図である。
図12図12は本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システムにおけるトランザクションレコメンドメール(電子メール)の操作・行動を検出する手法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明は、トランザクションメールにおける受信者の行動、興味度、注目度、が考慮されていないことに起因して、該トランザクションメールにレコメンド情報を単純に付加しただけでは十分な販売促進効果を得ることができない点を、中央端末に設けた抽出手段により、購買行為を行った消費者に対する適切な情報を購買履歴データベース、消費者データベース、商品データベースから抽出すると共にこの抽出した情報に基づいてレコメンデーション情報として広告データベースから適切な広告情報を抽出し、メール作成手段により、抽出手段により抽出された広告情報に基づいてトランザクション情報と共にレコメンデーション情報を生成し、さらにトラッキング手段を埋設した電子メールを作成し、操作検出手段により、メール作成手段で作成された電子メールを送信した後の該電子メールに埋設したトラッキング手段による消費者端末での操作を検出し、この検出した操作情報に基づいて再度抽出手段がレコメンデーション情報を生成することで、改善を図った。
【実施例】
【0022】
以下に、本発明のトランザクションレコメンドメール作成支援システム1(以下、システム1と記す)についての実施例を図1図12を参照して説明する。本発明のシステム1は、例えば消費者端末2、店舗端末3、商品を消費者へ配送する管理を行う出荷配送業者端末4、中央端末5が、通信ネットワーク接続された環境下で実施される。
【0023】
消費者端末2、店舗端末3、出荷配送業者端末4、中央端末5は、参照番号と図示を省略するが、各々ネットワーク接続が可能で、例えばCPU、メモリ、ハードディスク、ディスプレイ(出力デバイス)、キーボード及びマウス(入力デバイス)を有したいわゆるパーソナルコンピュータやサーバと同等のハードウェア構成とされている。
【0024】
なお、本願では消費者端末2だけは、パーソナルコンピュータでもよいが、特にスマートフォン(や携帯電話)を端末形態としていてもよく、つまり消費者端末2とはネットワーク接続が可能な情報処理端末を意味するものとする。
【0025】
中央端末5には、具体的には該中央端末5のハードディスク内にソフトウェアを構成するプログラムとして後述各手段が格納されており、このソフトウェアと上述ハードウェア構成とが協働することで、本発明のシステム1が稼働する。
【0026】
すなわち、中央端末5は、図2に概略的に示すように、ハードディスクに、消費者を軸とした過去の購買履歴情報を蓄積した購買履歴データベース5Aと、消費者の住所、年齢、性別、電子メールアドレスといった消費者の公開可能な情報を蓄積した消費者データベース5Bと、商品を軸とした値段、在庫などの情報を蓄積した商品データベース5Cと、各種の販売促進用の広告情報を蓄積した広告データベース5Dと、を上記ソフトウェアとは別に格納している。
【0027】
本発明のシステム1は場合、購買履歴情報、消費者情報、商品情報、広告情報、は主に複数の店舗端末3で収集されて中央端末5にて各データベース5A〜5Dが構築され、このうち、商品の出荷及び配送の際に必要となる消費者情報などが出荷配送業者端末4に出力される。もちろん、中央端末5は、必要となる各種情報について店舗端末3に出力されたり、出荷配送業者端末4から入力されることもある。
【0028】
そして、本発明のシステム1では、中央端末5には、上記ソフトウェアとして、購買行為を行った消費者に対する適切な情報を、購買履歴データベース5A、消費者データベース5B、商品データベース5Cから抽出すると共にこの抽出した情報に基づいて広告データベース5Dから適切な広告情報を抽出する抽出手段6を備えている。
【0029】
また、本システム1は、中央端末5に、抽出手段6により抽出された広告情報に基づいて、トランザクション情報と共にレコメンデーション情報を生成して電子メールを作成し、さらに該電子メールにトラッキング手段を埋設するメール作成手段7を備えている。
【0030】
メール作成手段7において、トランザクション情報とは、例えば図3に示すように、消費者端末2(消費者)と店舗端末3(店舗)との間で、商品の取引が成立した時点から、商品が消費者に届くまでの間、消費者端末2に送信する、取引経過や出荷状況といった情報を意味する。例えば、図3では、トランザクション情報としては、受注確認、出荷準備開始、出荷準備完了、出荷完了、を示している。
【0031】
メール作成手段7において、レコメンデーション情報とは、例えば上記注出手段6により広告情報が注出された後、この広告情報を、電子メールを受信した者(つまり当該取引の消費者)が興味や注目をそそるように加工(修飾)した情報を意味する。なお、広告情報そのものは加工しない。
【0032】
すなわち、レコメンデーション情報は、メール作成手段7が、注出手段6により注出された広告情報について、テンプレート7Aの種々のパターンから適切なテンプレート(レイアウトや一定のフレーズも含まれている)を用いて生成する。このテンプレート7Aの注出も前記注出手段6が行っている。
【0033】
また、メール作成手段7は、ここで生成する電子メールに、トラッキング手段7Bを埋設する。このトラッキング手段7Bを電子メールに埋設するとは、具体的には、電子メールを(HTMLやXML、JavaScript(登録商標)といった)柔軟性の高い言語で作成し、該電子メールの扱い、操作、等の一切の行動(状況)を中央端末5の後述する操作検出手段8へ出力するよう記述することを意味する。
【0034】
この点、例えばセキュリティソフトによりいわゆる迷惑メール等に誤検出される可能性があるが、その場合は、売買成立時の店舗端末3から消費者端末2に向けて、セキュリティソフトに反応する電子メールが送信されるがこれが悪質な迷惑メールではない旨の表示を送信したり、本システム1から消費者端末2へ送信する全ての電子メールの例えば件名などにそのような注書を記載するといったの運用の工夫、あるいは記述の工夫で回避できる。
【0035】
さらに、中央端末5は、プログラムとして、上記で生成された電子メールが消費者端末2で受信されたこと、閲覧されたこと、といった行動・操作を上記トラッキング手段7Bによって該中央端末5へ出力した際に、この出力を検出し、検出した行動・操作の情報を消費者データベース5Bへフィードバックする操作検出手段8を備えている。
【0036】
また、本例では中央端末5は、プログラムとして、消費者データベース5B及び出荷配送業者端末4からの出力に基づいて電子メールMの送信タイミングを決定する送信タイミング決定手段9を備えている。
【0037】
この送信タイミング決定手段9は、抽出手段6が、広告情報の抽出及びメールテンプレートの抽出を行う際に、消費者データベース5Bに蓄積された後述する操作・行動履歴に基づいて、また、出荷配送業者端末4の出荷及び配送の状況に関する情報に基づいて、送信タイミングを決定するものである。メール作成手段7で作成された電子メールはこの送信タイミング決定手段9に基づいて消費者端末2へ送信される。
【0038】
上記構成の本システム1は、図2及び図3に示すように動作する。図2は本システム1、特に中央端末5の構成を中心とした情報の流れを示しているが、図3では、電子メールの生成と共に送受信の流れを中心に示している。
【0039】
消費者端末2から例えばウェブ上の店舗で商品の発注を行うと(図3で手順1、以下#1と記す)、店舗端末3には発注に関する、例えば商品情報、消費者情報が消費者端末2から登録(入力)され(#2)、これら情報は中央端末5と出荷配送業者端末4へ送られ(#3)。
【0040】
中央端末5では、店舗端末3から送信された消費者情報に関して、消費者データベース5A、購入履歴データベース5Bに存在しなければこれらを登録し、存在する場合は抽出手段6が存在する情報を抽出する。
【0041】
また、中央端末5では、抽出手段6が、店舗端末3から送信された商品情報を商品データベース5Cから抽出する。この後、抽出手段6は、いま抽出している(情報が存在すれば)購入履歴データベース5A及び消費者データベース5Bと、商品データベース5Cとに基づいて、消費者に最適な広告情報を広告データベース5Dから抽出する(#4)。
【0042】
#4の際、抽出手段6は、広告情報を抽出し、電子メール(ここからは、トランザクションレコメンドメールTRと記す)を生成すべく、トランザクションレコメンドメールTR(総称)に最適なメールテンプレートをテンプレート7Aから抽出する。
【0043】
ここで、について、図4図7を参照して説明する。テンプレート7Aから抽出されたテンプレートは、図4に示すように、主として(このときまでに収集されている)消費者データベース5Bの消費者情報の所定の条件に合致する、レイアウト(配置)、あるいはフレーズ(文言)が抽出される。このテンプレートにより広告情報からレコメンデーション情報が生成される。
【0044】
レコメンデーション情報は、具体的には、メール作成手段7により、上記テンプレート7Aから抽出されたテンプレートのうち商品表示に関する部分において当該広告情報を、例えば図5に示すリンク型、図6に示す購入型、図7に示すワンクリック購入型といったように使い分けあるいは複数に加工(装飾)し、かつ当該テンプレート及び広告情報に属したフレーズが付されることで生成される。
【0045】
図5に示すリンク型のレコメンデーション情報は、広告情報をクリックするとその商品を販売可能な店舗端末3(広告情報を提供するウェブショップ)のウェブサイトへ移動させるようにしたものである。
【0046】
図6に示す購入型のレコメンデーション情報は、広告情報に対して、例えば数量や色などを指定し、かつ商品代金(+税)、送料、合計料金を自動計算して、「Buy」ボタンを表示し、このボタンをクリックすると、その商品を販売可能な店舗端末3(広告情報を提供するウェブショップ)において、購入に関するウェブページへ移動させるようにしたものである。なお、この購入型では、購入に関するウェブページへ移動したときに、中央端末5で収集した消費者情報をその購入に関するウェブページ(店舗端末3)に消費者情報を転送し、既に入力されている状態となっている。つまり改めて消費者が消費者情報を入力する必要がない。
【0047】
図7に示すワンクリック購入型のレコメンデーション情報は、図6に示した購入型では「buy」ボタンをクリックすると購入に関するウェブページへ移動したが、この点をさらに簡略化して「1Click Buy」ボタンをクリックすると、その時点が購入が完了するようにしたものである。なお、このワンクリック購入型でも、上記購入型と同様に、中央端末5で収集した消費者情報をその購入に関するウェブページ(店舗端末3)に消費者情報が転送されていて、既に入力されている状態となっている。つまり改めて消費者が消費者情報を入力する必要がない。
【0048】
上記広告情報及びテンプレートの抽出と同時に抽出手段6は、トランザクションレコメンドメールTRを送信するタイミングを決定すべく、消費者データベース5Bから電子メールの送受のタイミング、消費者端末2を操作している時間帯、に関する情報、及び出荷配送業者端末4からの出荷配送に関する情報、を送信タイミング決定手段9へ出力し、送信タイミング決定手段9がトランザクションレコメンドメールTRを送信するタイミングを決定してメール作成手段7へ出力する。
【0049】
その後、メール作成手段7は、メールテンプレートと広告情報に基づいたレコメンデーション情報、及び送信タイミング決定手段9からの出力に基づいたトランザクション情報が付加されたトランザクションレコメンドメールTRを生成し、ここにトラッキング手段7Bを埋設する(#5)。なお、この点、厳密には、トラッキング情報7Bを埋設可能な記述によりトランザクションレコメンドメールTRを生成することとなる。
【0050】
#5で生成されたトランザクションレコメンドメールTRは、消費者端末2(実際には電子メールアドレスを管理するサーバ)へ向けて送信される(#6)。消費者端末2では、トランザクションレコメンドメールTRを受け取ると、トラッキング手段7Bが作動し(#7)、これを中央端末5の操作検出手段8が検出し、以降、一連のトランザクションレコメンドメールTRに対する消費者端末2における操作・行動が該操作検出手段8により検出された都度、消費者データベース5Bにフィードバックされる。
【0051】
ここで、トランザクションレコメンドメールTRに埋設されたトラッキング手段7B、及び中央端末5における操作検出手段8による該トランザクションレコメンドメールTRからの行動・操作を検出する手法について図8図12を参照して説明する。
【0052】
図8図12では、例えばトランザクションレコメンドメールTRの閲覧(開封)の有無、閲覧状況、レコメンデーション情報(広告情報)のクリック判定、の操作・行動を検出する点に関して示している。
【0053】
これら行動・操作に関するトラッキング手段7Bは、上述のとおり、現状では、HTML、XML、JavaScript(登録商標)といった柔軟性の高い言語(記述)でなり、トランザクションレコメンドメールTRがブラウズ(つまり消費者端末2で表示)されると、表示と共に、これら記述に基づく各々の行動・操作に関するトラッキング情報が操作検出手段8に向けて出力される。
【0054】
図8には、行動・操作のトラッキング手法について示している。行動・操作のトラッキング手法は、トランザクションレコメンドメールTRのテンプレートにおいてトラッキング手段7B(記述)により、閲覧している時間を把握すべく、消費者端末2におけるマウス位置の位置を、あるいはスクロール移動量や位置を、さらに、広告情報を表示している時間を、中央端末5の操作検出手段8に出力することで行う。
【0055】
図9には、閲覧状況のトラッキング手法について示している。閲覧状況のトラッキング手法は、テンプレートにおいて、トランザクションレコメンドメールTRの書式横方向の長さを固定し、書式縦方向の長さを予め設定して記録しておき、また、広告情報の表示エリアの開始ピクセルと終了ピクセルを予め設定して記録しておく。
【0056】
そして、閲覧状況は、トラッキング手段7Bにより、消費者端末2におけるメーラー情報を取得し、上記のスクロール移動した位置のピクセル数に基づいて現在の表示エリアを中央端末5の操作検出手段8に出力することで行う。
【0057】
閲覧(開封)検出の具体的手法は図10に示すようにして行われる。中央端末5からトランザクションレコメンドメールTRが消費者端末2へ送信されると、消費者端末2でブラウズさせることに伴って、トランザクションレコメンドメールTR中の画像データを取得するよう要求(リクエスト)され、これを中央端末5の操作検出手段8にて検出することで開封が検出される。この操作が消費者データベース5Bに蓄積される。この後、中央端末5は画像データの取得要求に応じて画像データを消費者端末2へ出力し、該消費者端末2ではこの画像データが表示される。
【0058】
閲覧状況の検出の具体的手法は図11に示すようにして行われる。中央端末5から表示に関して予め設定された上記テンプレートで作成されたトランザクションレコメンドメールTRが消費者端末2へ送信されると、消費者端末2でブラウズさせた際にメーラーの情報が中央端末5の操作検出手段8に出力されると共に当該メーラーによる表示エリアが該操作検出手段8により算出し、以降、画面スクロールの情報を操作検出手段8が検出する毎に表示位置を該操作検出手段8が算出する。この閲覧状況の情報が消費者データベース5Bに蓄積される。
【0059】
レコメンデーション情報(広告情報)の応答検出の具体的手法は図12に示すようにして行われる。中央端末5から消費者端末2へ送信されたトランザクションレコメンドメールTRにおいて、該消費者端末2により広告情報(ここでは図5に示したリンク型で説明)をクリックすると、このクリックについて中央端末5の操作検出手段8が検出して消費者データベース5Bにその旨蓄積する。
【0060】
一方、中央端末5はクリックされたリダイレクト先のアドレスを取得して、消費者端末2へ返し、消費者端末2は、当該リダイレクトに基づいて、そのリンク先の店舗端末3へ表示が移動させられ、以降、店舗端末3と消費者端末2との間で通信が行われる。
【0061】
図3に説明を戻し、今、「受注確認」のトランザクションレコメンドメールTR1を送る状況においては、例えば消費者の情報及びその消費者に関する操作・行動の情報がそれまで購入履歴データベース5A及び消費者データベース5Bに存在しないものとして説明を続ける。
【0062】
すなわち、#5において抽出手段6は受注確認であるので、操作・行動の情報が消費者データベース5Bにフィードバックされていないから、抽出手段6で抽出される広告情報、メール作成手段7で生成されるレコメンデーション情報としては、例えば商品データベースに基づいて店舗のお勧めの商品に関する広告情報に基づいている。
【0063】
また、抽出手段6は、この段階では、送信タイミング決定手段9へ消費者データベース5Bからの抽出情報が無い旨の信号を出力する。このとき、送信タイミング決定手段9は、例えば即時送信の旨の信号をメール作成手段7に出力する。メール作成手段7は、以上の条件に基づいてトランザクションレコメンドメールTR1を生成し、トラッキング手段7Bを埋設して、送信する。
【0064】
概略的な流れとしては、以降、商品出荷完了のトランザクションレコメンドメールTR4が消費者端末2へ出力されるまで#5〜#8が繰り返されることとなる。すなわち、トランザクションレコメンドメールTRの回数が増えれば、その分だけ、操作・行動が消費者データベース5Bにフィードバックされ、これをさらに加味して抽出手段6が最適な広告情報、テンプレート、送信タイミングが決定されて次のトランザクションレコメンドメールTRが生成されるから、レコメンド情報の訴求性は向上する。
【0065】
説明を図3の概略的な流れに戻すと、消費者端末2におけるトランザクションレコメンドメールTR1における何らかの行動・操作が、その消費者の消費者データベース5Bに蓄積されると、中央端末5は、出荷配送業者端末4からの引当処理の情報を待つ間(#9)、さらに、今度は主として消費者データベース5Bの上記トランザクションレコメンドメールTR1に対する行動・操作に基づいて抽出手段6は広告データベース5Bから適切な広告情報を抽出する。
【0066】
また、抽出手段6は、広告情報に適するテンプレート7Aを抽出してメール作成手段7に出力すると共に、出荷配送業者端末4からの引当処理の情報の有無を送信タイミング決定手段9へ出力する。メール作成手段7は、これら広告情報、テンプレートに基づいてトラッキング手段7Bを埋設してトランザクションレコメンドメールTR2を生成する(#10)と共に、送信タイミング決定手段9に基づいてこの場合、出荷配送業者端末4からの引当処理の情報を受けた後、「出荷準備開始」のトランザクションレコメンドメールTR2を消費者端末2へ向けて送信する(#11)。
【0067】
以降、同様の説明はやや割愛して説明するが、消費者端末2にトランザクションレコメンドメールTR2が受信され(#12)、消費者端末2における何らかの行動・操作が操作検出手段8にて検出され、その消費者の消費者データベース5Bに蓄積される(#13)と、中央端末5は、出荷配送業者端末4からの検品処理の情報を待つ間(#14)、主として消費者データベース5Bの上記トランザクションレコメンドメールTR1,TR2に対する行動・操作に基づいて抽出手段6は広告データベース5Bから適切な広告情報を抽出する。
【0068】
また、抽出手段6は、広告情報に適するテンプレート7Aを抽出してメール作成手段7に出力すると共に、出荷配送業者端末4からの検品処理の情報の有無を送信タイミング決定手段9へ出力する。メール作成手段7は、これら広告情報、テンプレートに基づいてトラッキング手段7Bを埋設してトランザクションレコメンドメールTR3を生成する(#15)と共に、送信タイミング決定手段9に基づいてこの場合、出荷配送業者端末4からの検品処理の情報を受けた後、「出荷準備完了」のトランザクションレコメンドメールTR3を消費者端末2へ向けて送信する(#16)。
【0069】
続いて、消費者端末2にトランザクションレコメンドメールTR3が受信され(#17)、消費者端末2における何らかの行動・操作が操作検出手段8にて検出され、その消費者の消費者データベース5Bに蓄積される(#18)と、中央端末5は、出荷配送業者端末4からの出荷確定処理の情報を待つ間(#19)、主として消費者データベース5Bの上記トランザクションレコメンドメールTR1,TR2,TR3に対する行動・操作に基づいて抽出手段6は広告データベース5Bから適切な広告情報を抽出する。
【0070】
また、抽出手段6は、広告情報に適するテンプレート7Aを抽出してメール作成手段7に出力すると共に、出荷配送業者端末4からの検品処理の情報の有無を送信タイミング決定手段9へ出力する。メール作成手段7は、これら広告情報、テンプレートに基づいてトラッキング手段7Bを埋設してトランザクションレコメンドメールTR3を生成する(#20)と共に、送信タイミング決定手段9に基づいてこの場合、出荷配送業者端末4からの検品処理の情報を受けた後、「出荷完了」のトランザクションレコメンドメールTR4を消費者端末2へ向けて送信する(#21)。
【0071】
ちなみに、このトランザクションレコメンドメールTR4が消費者端末2で受信され(#22)、このトランザクションレコメンドメールTR4に対する消費者端末2における何らかの行動・操作も、上記#7,#8、#12,#13、#17,#18と同様に操作検出手段8にて検出して、その消費者の消費者データベース5Bに蓄積される。
【0072】
本説明では、トランザクションレコメンドメールTR4の以降は、消費者端末へ連絡すべき(#9、#13、#19のような)トランザクション情報が生じないので説明を割愛する。なお、店舗端末3あるいは出荷配送業者端末4から、さらなる消費者端末へ連絡すべきトランザクション情報が生じる場合は、レコメンデーション情報を生成したトランザクションレコメンドメールTRを送信する。
【0073】
以上、説明したように、本システム1は、従来のトランザクションメール、レコメンデーションメールとを単純に組み合わせただけでなく、トランザクションレコメンドメールTRに対する消費者の行動・操作に基づいて、レコメンデーション情報(広告情報)の訴求力を向上させることができるので、次の購買意欲の向上に繋がる。
【符号の説明】
【0074】
1 (トランザクションレコメンドメール作成支援)システム
2 消費者端末
3 店舗端末
4 出荷配送業者端末
5 中央端末
5A 購買履歴データベース
5B 消費者データベース
5C 商品データベース
5D 広告データベース
6 抽出手段
7 メール作成手段
7A テンプレート
7B トラッキング手段
8 操作検出手段
9 送信タイミング決定手段
TR トランザクションレコメンドメール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【国際調査報告】