特表-18123206IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2018年7月5日
【発行日】2018年12月27日
(54)【発明の名称】医療機器
(51)【国際特許分類】
   A61B 1/008 20060101AFI20181130BHJP
   A61B 1/00 20060101ALI20181130BHJP
   G02B 23/24 20060101ALI20181130BHJP
【FI】
   A61B1/008 512
   A61B1/00 711
   A61B1/00 716
   G02B23/24 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
【出願番号】特願2018-519498(P2018-519498)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2017年10月12日
(11)【特許番号】特許第6360643号(P6360643)
(45)【特許公報発行日】2018年7月18日
(31)【優先権主張番号】特願2016-253904(P2016-253904)
(32)【優先日】2016年12月27日
(33)【優先権主張国】JP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】000000376
【氏名又は名称】オリンパス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076233
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進
(74)【代理人】
【識別番号】100101661
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 靖
(74)【代理人】
【識別番号】100135932
【弁理士】
【氏名又は名称】篠浦 治
(72)【発明者】
【氏名】籏野 慶佑
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 雄太郎
【テーマコード(参考)】
2H040
4C161
【Fターム(参考)】
2H040BA24
2H040DA03
2H040DA11
2H040DA12
2H040DA14
2H040DA15
2H040DA21
4C161DD03
4C161FF12
4C161HH33
4C161JJ06
4C161JJ13
(57)【要約】
操作部と、外装筐体6kに連設された基部40aと突出端部40bとを有する環状の壁部40と、操作者が傾倒操作可能な操作レバー20と、操作レバー20に装着される第1装着部61と、操作レバー20の傾倒に伴って変形する変形部63と、内周面62nが壁部40の外周面40gに装着される第2装着部62とを有するカバー部材60と、第2装着部62の外周面62gに接する当接部71を有し、当接部71が第2装着部62の外周面62gを押圧するように変形されて外装筐体6kに固定された弾性部材70と、を具備する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作者によって把持される操作部と、
前記操作部の外装筐体に連設された基部と、該基部から所定の高さ突設された突出端部とを有する環状の壁部と、
前記壁部によって覆われた領域において前記操作部内から前記操作部外に延出された、前記操作部に対して操作者が傾倒操作可能な操作レバーと、
前記操作レバーに装着される第1装着部と、前記第1装着部に連設されるとともに前記操作レバーの傾倒に伴って変形する変形部と、前記変形部に連設されるとともに内周面が前記壁部の外周面に装着される第2装着部とを有するカバー部材と、
前記第2装着部の外周面に接する当接部を有し、前記当接部が前記第2装着部の前記外周面を押圧するように変形されて前記外装筐体に固定された弾性部材と、
を具備することを特徴とする医療機器。
【請求項2】
前記カバー部材は、前記第2装着部において前記壁部に対する水密が確保されていることを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
【請求項3】
前記第2装着部に、前記壁部に当接されることにより当接部位の水密を確保するシール部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の医療機器。
【請求項4】
前記シール部は、前記第2装着部において最も肉厚が厚いことを特徴とする請求項3に記載の医療機器。
【請求項5】
前記弾性部材の前記当接部は、前記壁部の前記突出端部よりも前記基部の側にて前記第2装着部の前記外周面に当接し、前記第2装着部を前記壁部に押圧していることを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
【請求項6】
前記弾性部材の前記当接部は、前記基部の側から前記突出端部の側に向かって先細りとなる断面三角形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の医療機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作者によって把持される操作部に対して操作者が傾倒操作可能な操作レバーを具備する医療機器に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、医療機器、例えば内視鏡は、医療分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を被検体となる体腔内に挿入することによって、体腔内の被検部位を観察することができる。
【0003】
また、内視鏡の挿入部における先端側に、例えば複数方向に湾曲自在な湾曲部が設けられた構成が周知である。
【0004】
湾曲部は、体腔内の屈曲部における挿入部の進行性を向上させる他、挿入部において、湾曲部よりも先端側に位置する先端部に設けられた観察光学系の観察方向を可変させる。
【0005】
一例を挙げると、内視鏡の挿入部内及び該挿入部の基端に連設された内視鏡の操作部内には、先端が湾曲部にそれぞれ固定された1対または2対、即ち2本または4本のワイヤが挿通されている。
【0006】
4本のワイヤのいずれかは、内視鏡の操作部に設けられた湾曲操作部材、例えば既知のジョイスティック装置における操作レバーの傾倒操作に伴って牽引される。
【0007】
このことにより、湾曲部は上下2方向のいずれか、または左右2方向のいずれか、あるいは上下左右4方向のいずれかに湾曲自在となっている。
【0008】
ここで、操作レバーの軸体は、操作部内から該操作部の外装筐体に設けられた環状の壁部の孔を介して操作部外に延出されている。
【0009】
尚、軸体の端部である延出端に、操作者によって軸体が傾倒される際に操作者によって把持される操作子が設けられている。
【0010】
また、軸体に、壁部の孔を覆うことにより孔を介した操作部内への液体や塵埃等の進入を防ぐカバー部材が外装されている構成が周知である。
【0011】
カバー部材は、ゴム等からシート状に、軸体と略同心円状に形成されるとともに弾性部材から構成された変形部を有している。
【0012】
日本国特開2004−321612号公報には、変形部に連設された変形部の内周縁となる第1装着部が軸体の外周に装着され、変形部に連設された変形部の外周縁となる第2装着部が、例えば操作部の外装筐体に設けられた固定穴等に緊密に嵌入されるとともに壁部の外周面に装着された内視鏡の操作部の構成が開示されている。
【0013】
ここで、操作者によって操作子が把持された操作レバーが傾倒操作されると、カバー部材の変形部は、操作レバーの軸体の動きに追従して変形、移動する。
【0014】
ところが、変形部が操作レバーの傾倒方向に追従して移動してしまうと、日本国特開2004−321612号公報に開示された構成においては、操作レバーの傾倒方向とは反対側の領域における第2装着部と固定穴との間に隙間が出来てしまう。
【0015】
その結果、隙間に汚れ等が進入してしまうと、例えば内視鏡洗浄消毒装置を用いて内視鏡を洗浄消毒する際、隙間に進入した汚れを落とし難く、別途隙間に進入した汚れを除去しなければならず、洗浄消毒作業者にとって大変煩雑であるといった問題があった。
【0016】
尚、以上の問題は、内視鏡に限らず、操作部に上述と同様の操作レバーを有する他の医療機器においても同様である。
【0017】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、操作レバーの傾倒に伴いカバー部材が移動したとしても、操作部の外装筐体とカバー部材との間に隙間が発生してしまうことを防ぐことができる構成を有する医療機器を提供することを目的とする。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明の一態様による医療機器は、操作者によって把持される操作部と、前記操作部の外装筐体に連設された基部と、該基部から所定の高さ突設された突出端部とを有する環状の壁部と、前記壁部によって覆われた領域において前記操作部内から前記操作部外に延出された、前記操作部に対して操作者が傾倒操作可能な操作レバーと、前記操作レバーに装着される第1装着部と、前記第1装着部に連設されるとともに前記操作レバーの傾倒に伴って変形する変形部と、前記変形部に連設されるとともに内周面が前記壁部の外周面に装着される第2装着部とを有するカバー部材と、前記第2装着部の外周面に接する当接部を有し、前記当接部が前記第2装着部の前記外周面を押圧するように変形されて前記外装筐体に固定された弾性部材と、を具備する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本実施の形態の内視鏡の斜視図
図2図1中のII線で囲った内視鏡の湾曲操作機構を、操作部の外装筐体の一部とともに示す断面図
図3図2の外装筐体の固定穴に、カバー部材の第2装着部を嵌入していく様子を示す部分拡大断面図
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、図面は模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、それぞれの部材の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
【0021】
尚、以下に示す実施の形態において、医療機器は、内視鏡を例に挙げて説明する。
【0022】
図1は、本実施の形態の内視鏡の斜視図である。
【0023】
図1に示すように、内視鏡1は、被検体内に挿入される挿入部5と、該挿入部5の基端側に連設された操作者によって把持される操作部6とを具備して主要部が構成されている。
【0024】
尚、操作部6から図示しないユニバーサルコードが延出され、該ユニバーサルコードの延出端に設けられた図示しないコネクタを介して、内視鏡1は、制御装置や照明装置等の外部装置と電気的に接続される。
【0025】
挿入部5は、先端側から順に、先端部2と湾曲部3と可撓管部4とを具備して構成されており、細長に形成されている。
【0026】
湾曲部3は、後述する操作レバー20の傾倒操作により、複数方向、例えば上下左右の4方向に湾曲される。このことにより、湾曲部3は、先端部2内に設けられた図示しない観察光学系の観察方向を可変したり、被検体内における先端部2の挿入性を向上させたりする。さらに、可撓管部4は、湾曲部3の基端側に連設されている。
【0027】
操作部6に、内視鏡1の湾曲操作機構10が設けられている。湾曲操作機構10は、操作部6に対して操作者が傾倒操作可能なことにより湾曲部3を湾曲させる操作レバー20と、シールユニット30とを具備して主要部が構成されている。
【0028】
操作レバー20は、軸体21と、該軸体21の端部に設けられた操作子22とから構成されている。
【0029】
尚、軸体21の操作子22とは反対側の端部は、操作部6内に設けられた操作レバー20の傾倒に伴って湾曲部3を湾曲させる図示しない装置に接続されている。
【0030】
軸体21は、操作部6の後述する外装筐体6kに連設された環状の壁部40によって覆われた領域の孔6v(いずれも図2参照)を介して操作部6内から操作部6外に延出されている。操作子22は、軸体21の延出端に設けられており、操作部6外に位置している。
【0031】
次に、湾曲操作機構10の構成について、図2図3を用いて説明する。図2は、図1中のII線で囲った内視鏡の湾曲操作機構を、操作部の外装筐体の一部とともに示す断面図、図3は、図2の外装筐体の固定穴に、カバー部材の第2装着部を嵌入していく様子を示す部分拡大断面図である。
【0032】
図2に示すように、シールユニット30は、後述する孔6vを塞ぐことにより、孔6vを介して操作部6内に液体や塵埃等が進入するのを防ぐものである。
【0033】
また、シールユニット30は、筒状部材50と、シート状のカバー部材60と、弾性部材70とから構成されている。
【0034】
筒状部材50は、軸体21が嵌入される孔50hを軸体21の長手軸方向Nに沿って有しており、ステンレス等の剛性を有する材料から構成されている。
【0035】
カバー部材60は、例えばシリコンゴムからシート状に、例えば1mmの厚みに形成されており、筒状部材50に対して、インサート成形等により一体的に形成されている。
【0036】
尚、カバー部材60を構成する部材は、シリコンゴムに限定されない。また、カバー部材60の厚みは、1mmに限定されない。
【0037】
カバー部材60は、第1装着部61と、第2装着部62と、変形部63とを有して構成されている。
【0038】
第1装着部61は、筒状部材50の外周50gに対して、筒状部材50の長手軸方向Nに沿って周状に装着され、固定されている。即ち、カバー部材60は、第1装着部61において筒状部材50に対して一体的に形成されている。
【0039】
変形部63は、操作レバー20の傾倒に伴って変形、移動するものであって、第1装着部61に連設されており、第1装着部61からカバー部材60の径方向Kの外側、即ち第2装着部62側に第1装着部61と略同心円状に周状に延出している。
【0040】
変形部63は、例えば、複数の凹部63a、63bと、複数の凸部63c、63dと、凹部63aと凸部63cとを繋ぐ斜面63eと、凸部63cと凹部63bとを繋ぐ斜面63fと、凹部63bと凸部63dとを繋ぐ斜面63gとから構成されている。尚、各凹部、凸部、斜面の個数は図2に示す個数に限定されない。
【0041】
第2装着部62は、変形部63の外周縁に連設されており、操作部6の外装筐体6kに連設された環状の壁部40の外周面40gに装着されている。
【0042】
具体的には、壁部40は、外装筐体6kに連設された基部40aと、該基部40aから長手軸方向Nに沿って所定の高さH突設された突出端部40bとを有して環状に形成されており、壁部40によって覆われた領域に、長手軸方向Nに沿って孔6vが形成されている。
【0043】
また、外装筐体6kの壁部40よりも径方向Kの外側、即ち図2中の弾性部材70側の外表面に、長手軸方向Nに沿って所定の深さを有する固定穴6wが形成されており、該固定穴6wに、第2装着部62が嵌入されている。
【0044】
このことにより、第2装着部62は、内周面62nが壁部40の外周面40gに、固定穴6wを介して装着されている。
【0045】
尚、カバー部材60は、第2装着部62において壁部40に対する水密が確保されている。
【0046】
具体的には、第2装着部62に、該第2装着部62における他の部位よりも肉厚が厚く(a<b)、壁部40に当接されることにより当接部位の水密を確保するシール部62sが形成されている。
【0047】
シール部62sが固定穴6wにおいて壁部40の外周面40gに当接していることにより、カバー部材60は、第2装着部62において壁部40に対する水密が確保されている。
【0048】
また、外装筐体6kの外表面において、固定穴6wよりも径方向Kに外側に、環状の剛体6dが固定されており、該剛体6dに、例えばシリコンゴムから形成された弾性部材70が外装筐体6kの外表面から露出するよう固定されている。
【0049】
尚、弾性部材70を構成する部材は、シリコンゴムに限定されない。また、弾性部材70は、剛体6dに対して、例えばインサート成形により一体的に形成されている。
【0050】
弾性部材70は、固定穴6wにおいて、第2装着部62の外周面62gに当接する当接部71を有し、当接部71が第2装着部62の外周面62gを径方向Kの内側に押圧するよう変形された状態にて剛体6dに固定されている。
【0051】
具体的には、弾性部材70の当接部71は、壁部40の突出端部40bよりも長手軸方向Nにおける基部40aの側にて第2装着部62の外周面62gに当接し、第2装着部62を、壁部40に向かって押圧している。
【0052】
このことによって、弾性部材70は、操作レバー20が傾倒操作された際、変形部63が変形、移動することに伴い、径方向Kにおける傾倒方向とは反対側の領域における第2装着部62と外装筐体6kとの間に隙間が発生してしまうことを、当接部71が第2装着部62の外周面62gに当接して壁部40に向かって第2装着部62を押圧することにより防いでいる。
【0053】
よって、弾性部材70は、第2装着部62を押圧することから、一定の押圧力を確保するためカバー部材60よりも硬く形成されていることが好ましい。
【0054】
また、当接部71は、長手軸方向Nにおいて、基部40aの側から突出端部40bの側に向かって先細りとなる断面三角形状を有している。
【0055】
これは、図3に示すように、組み立てにおいて、固定穴6wに対して第2装着部62を長手軸方向Nにおける基部40a側となる方向N1に嵌入していく際、当接部71の外周面62gに対する接触面積が最小限で済むことから嵌入しやすくなるためである。
【0056】
さらに、第2装着部62を固定穴6wに嵌入していく際、外周面62gに当接する当接部71が長手軸方向Nにおける突出端部40b側に向くことから、当接部71と外周面62gとの間により隙間が出来難くなるためである。
【0057】
尚、その他の湾曲操作機構10の構成は、従来と同じである。
【0058】
このように、本実施の形態においては、外装筐体6kにおいて固定穴6wよりも径方向Kの外側に、固定穴6wに嵌入された第2装着部62の外周面62gを、壁部40に向かって押圧する弾性部材70が固定されていると示した。
【0059】
このことによれば、操作レバー20の傾倒操作に伴って変形部63が径方向Kの内側に移動したとしても、操作レバー20の傾倒方向とは径方向Kの反対側の領域に位置する弾性部材70の当接部71が第2装着部62を押圧する。
【0060】
このことにより、当接部71と第2装着部62との間に隙間が発生しないばかりか、固定穴6wに嵌入している第2装着部62の部位、具体的には、突出端部40bよりも長手軸方向Nにおける基部40a側の第2装着部62の部位は、壁部40の外周面40gに装着されたまま径方向Kには変形しない。
【0061】
このため、第2装着部62と外装筐体6kとの間に隙間が生じてしまうことを防ぐことができる。
【0062】
以上から操作レバー20の傾倒に伴いカバー部材60が移動したとしても、操作部6の外装筐体6kとカバー部材60の第2装着部62との間に隙間が発生してしまうことを防ぐことができる構成を有する内視鏡1を提供することができる。
【0063】
尚、上述した本実施の形態においては、医療機器は、内視鏡を例に挙げて示したが、これに限らず、操作部6に本実施の形態と同様の構成の湾曲操作機構10を有する他の医療機器においても適用可能であるということは云うまでもない。
【0064】

本出願は、2016年12月27日に日本国に出願された特願2016−253904号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものである。
図1
図2
図3
【国際調査報告】