特表-18143390IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2018年8月9日
【発行日】2019年12月19日
(54)【発明の名称】ユーザ端末及び無線通信方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 16/28 20090101AFI20191122BHJP
   H04W 88/02 20090101ALI20191122BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20191122BHJP
   H04B 7/06 20060101ALI20191122BHJP
   H04B 7/08 20060101ALI20191122BHJP
【FI】
   H04W16/28
   H04W88/02 140
   H04W72/04 136
   H04B7/06 950
   H04B7/08 800
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】35
【出願番号】特願2018-566108(P2018-566108)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2018年2月2日
(31)【優先権主張番号】特願2017-18949(P2017-18949)
(32)【優先日】2017年2月3日
(33)【優先権主張国】JP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】392026693
【氏名又は名称】株式会社NTTドコモ
(74)【代理人】
【識別番号】100121083
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 宏義
(74)【代理人】
【識別番号】100138391
【弁理士】
【氏名又は名称】天田 昌行
(74)【代理人】
【識別番号】100158528
【弁理士】
【氏名又は名称】守屋 芳隆
(72)【発明者】
【氏名】武田 和晃
(72)【発明者】
【氏名】永田 聡
(72)【発明者】
【氏名】ナ スウネイ
(72)【発明者】
【氏名】柿島 佑一
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD44
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE46
5K067KK02
5K067KK03
(57)【要約】
ビーム管理(例えば、ビームの報告及び/又は指示)を適切に行うこと。本発明のユーザ端末は、第1のサーチスペース用の下りリンク(DL)制御チャネルを受信する受信部と、復調用参照信号のアンテナポート及びモビリティ測定用信号の関連付けに基づいて、前記第1のサーチスペース用のDL制御チャネルの送信及び/又は受信に用いられるビームを特定する制御部と、を具備することを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のサーチスペース用の下りリンク(DL)制御チャネルを受信する受信部と、
復調用参照信号のアンテナポート及びモビリティ測定用信号の関連付けに基づいて、前記第1のサーチスペース用のDL制御チャネルの送信及び/又は受信に用いられるビームを特定する制御部と、
を具備することを特徴とするユーザ端末。
【請求項2】
前記受信部は、第2のサーチスペース用のDL制御チャネルを受信し、
前記制御部は、前記復調用参照信号のアンテナポート及びチャネル状態情報(CSI)リソースの関連付けに基づいて、前記第2のサーチスペース用のDL制御チャネルの送信及び/又は受信に用いられるビームを特定することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
【請求項3】
前記受信部は、DLデータチャネルを受信し、
前記制御部は、前記復調用参照信号のアンテナポート及びCSIリソースの関連付けに基づいて、前記DLデータチャネルの送信及び/又は受信に用いられるビームを特定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のユーザ端末。
【請求項4】
前記受信部は、前記復調用参照信号のアンテナポートに関連付けられる複数のCSIリソースの候補の一つを示すリソース識別子を含む下りリンク制御情報(DCI)を受信し、
前記制御部は、前記リソース識別子に基づいて、前記DLデータチャネルの送信及び/又は受信に用いられるビームを特定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のユーザ端末。
【請求項5】
トリガ情報を含む下りリンク制御情報(DCI)を受信する受信部と、
前記トリガ情報に基づいて、一以上のビームに対応するビーム識別子、チャネル状態情報(CSI)、受信電力及び受信品質の少なくとも一つの報告を制御する制御部と、
を具備することを特徴とするユーザ端末。
【請求項6】
ユーザ端末において、
第1のサーチスペース用の下りリンク(DL)制御チャネルを受信する工程と、
復調用参照信号のアンテナポート及びモビリティ測定用信号の関連付けに基づいて、前記第1のサーチスペース用のDL制御チャネルの送信及び/又は受信に用いられるビームを特定する工程と、
を有することを特徴とする無線通信方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末及び無線通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延等を目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTE(LTE Rel.8又は9ともいう)からの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTE−A(LTEアドバンスト、LTE Rel.10、11又は12ともいう)が仕様化され、LTEの後継システム(例えば、FRA(Future Radio Access)、5G(5th generation mobile communication system)、NR(New Radio)、NX(New radio access)、FX(Future generation radio access)、LTE Rel.13、14又は15以降等ともいう)も検討されている。
【0003】
LTE Rel.10/11では、広帯域化を図るために、複数のコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)を統合するキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)が導入されている。各CCは、LTE Rel.8のシステム帯域を一単位として構成される。また、CAでは、同一の無線基地局(eNB:eNodeB)の複数のCCがユーザ端末(UE:User Equipment)に設定される。
【0004】
一方、LTE Rel.12では、異なる無線基地局の複数のセルグループ(CG:Cell Group)がUEに設定されるデュアルコネクティビティ(DC:Dual Connectivity)も導入されている。各セルグループは、少なくとも一つのセル(CC)で構成される。DCでは、異なる無線基地局の複数のCCが統合されるため、DCは、基地局間CA(Inter-eNB CA)等とも呼ばれる。
【0005】
既存のLTEシステム(例えば、LTE Rel.8−13)では、ユーザ端末は、下りリンク(DL)制御チャネル(例えば、PDCCH:Physical Downlink Control Channel、EPDCCH:Enhanced Physical Downlink Control Channel、MPDCCH:MTC(Machine type communication) Physical Downlink Control Channelなど)を介して、下りリンク制御情報(DCI)を受信する。ユーザ端末は、当該DCIに基づいてDLデータチャネル(例えば、PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)の受信及び/又はULデータチャネル(例えば、:Physical Uplink Shared Channel)の送信を行う。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】3GPP TS 36.300 V8.12.0 “Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 8)”、2010年4月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
将来の無線通信システム(例えば、5G、NR)では、高速及び大容量化(例えば、eMBB:enhanced Mobile Broad Band)を実現するため、既存の周波数帯よりも高い周波数帯(例えば、3〜40GHzなど)を利用することが検討されている。一般に、周波数帯が高くなるほど、距離減衰が増大するため、カバレッジを確保することが難しくなる。そこで、多数のアンテナ素子を用いたMIMO(Multiple Input Multiple Output、Massive MIMO等ともいう)が検討されている。
【0008】
多数のアンテナ素子を用いたMIMOでは、各アンテナ素子で送信又は受信される信号の振幅及び/又は位相を制御して、ビーム(アンテナ指向性)を形成できる(ビームフォーミング(BF:Beam Forming))。例えば、アンテナ素子が2次元に配置される場合、周波数が高くなるほど所定面積で配置可能なアンテナ素子の数(アンテナ素子数)が増加する。所定面積あたりのアンテナ素子数が多いほど、ビーム幅が狭く(narrower)なるので、ビームフォーミングゲインは増加する。したがって、ビームフォーミングを適用する場合、伝搬損失(パスロス)を低減でき、高い周波数帯でもカバレッジを確保できる。
【0009】
一方で、ビームフォーミングを適用する場合(例えば、高い周波数帯において狭ビーム(narrower beam)を用いることが想定される場合)、ビームのロバスト性を確保するため、ビーム管理(beam management)(例えば、ビームの報告(reporting)及び/又は指示(indication))を適切に行うことが望まれる。
【0010】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ビーム管理(例えば、ビームの報告及び/又は指示)を適切に行うことが可能なユーザ端末及び無線通信方法を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の一態様に係るユーザ端末は、第1のサーチスペース用の下りリンク(DL)制御チャネルを受信する受信部と、復調用参照信号のアンテナポート及びモビリティ測定用信号の関連付けに基づいて、前記第1のサーチスペース用のDL制御チャネルの送信及び/又は受信に用いられるビームを特定する制御部と、を具備することを特徴とする。
【0012】
本発明の他の態様に係るユーザ端末は、トリガ情報を含む下りリンク制御情報(DCI)を受信する受信部と、前記トリガ情報に基づいて、一以上のビームに対応するビーム識別子、チャネル状態情報(CSI)、受信電力及び受信品質の少なくとも一つの報告を制御する制御部と、を具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、ビーム管理(例えば、ビームの報告及び/又は指示)を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1図1A及び1Bは、ビーム管理の一例を示す概念図である。
図2図2A及び2Bは、ビーム管理の一例を示すシーケンス図である。
図3】TxビームとCSI−RSリソースとの関連付けの一例を示す図である。
図4】第1の態様に係るトリガフィールドの一例を示す図である。
図5】第1の態様に係るトリガフィールドの他の例を示す図である。
図6】第1の態様に係るトリガフィールドの更に別の例を示す図である。
図7】第2の態様に係るDMRSポートとMRSポートとの関連付けの一例を示す図である。
図8図8A及び8Bは、第2の態様に係るDMRSポートとCSI−RSリソースとの関連付けの一例を示す図である。
図9】第2の態様に係るDMRSポートとMRSポートとの関連付けの制御の一例を示す図である。
図10】本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。
図11】本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。
図12】本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。
図13】本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。
図14】本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。
図15】本実施の形態に係る無線基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
将来の無線通信システム(例えば、5G、NR)では、高速及び大容量(例えば、eMBB)、超多数端末(例えば、massive MTC(Machine Type Communication))、超高信頼及び低遅延(例えば、URLLC(Ultra Reliable and Low Latency Communications))などのユースケースが想定される。これらのユースケースを想定して、例えば、将来の無線通信システムでは、ビームフォーミング(BF)を利用して通信を行うことが検討されている。
【0016】
ビームフォーミング(BF)は、デジタルBF及びアナログビームBFを含む。デジタルBFは、ベースバンド上で(デジタル信号に対して)プリコーディング信号処理を行う方法である。この場合、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)、デジタル−アナログ変換(DAC:Digital to Analog Converter)及びRF(Radio Frequency)の並列処理が、アンテナポート(RF chain)の個数だけ必要となる。一方で、任意のタイミングで、RF chain数に応じた数だけビームを形成できる。
【0017】
アナログBFは、RF上で位相シフト器を用いる方法である。この場合、RF信号の位相を回転させるだけなので、構成が容易で安価に実現できるが、同じタイミングで複数のビームを形成することができない。具体的には、アナログBFでは、位相シフト器ごとに、一度に1ビームしか形成できない。
【0018】
このため、無線基地局(例えば、gNB(gNodeB)、送受信ポイント(Transmission and Reception Point(TRP))、eNB(eNodeB)、基地局(Base Station(BS))等と呼ばれる)が位相シフト器を1つのみ有する場合には、ある時間において形成できるビームは、1つとなる。したがって、アナログBFのみを用いて複数のビームを送信する場合には、同じリソースで同時に送信することはできないため、ビームを時間的に切り替えたり、回転させたりする必要がある。
【0019】
なお、デジタルBFとアナログBFとを組み合わせたハイブリッドBF構成とすることも可能である。将来の無線通信システム(例えば、5G、NR)では、多数のアンテナ素子を用いたMIMO(例えば、Massive MIMO)の導入が検討されているが、膨大な数のビーム形成をデジタルBFだけで行うとすると、回路構成が高価になる恐れがある。このため、将来の無線通信システムではハイブリッドBFが利用されることも想定される。
【0020】
以上のようなBF(デジタルBF、アナログBF、ハイブリッドBFを含む)を適用する場合(例えば、高い周波数帯において狭ビームを用いることが想定される場合)、障害物による妨害などによるビームの劣化やリンクの中断が、システム性能の劣化の原因となる恐れがある。したがって、ビームのロバスト性(robustness)を確保するために、ビーム管理(beam management)を行うことが検討されている。ビーム管理には、一以上の段階(phase)(例えば、P1、P2、P3など)が設けられてもよい。当該一以上の段階は、管理されるビームの種類に基づいて定められてもよい。
【0021】
図1及び2を参照し、将来の無線通信システムにおけるビーム管理について説明する。図1A及び2Aでは、段階P1におけるビーム管理の一例が示される。段階P1では、例えば、モビリティ測定(RRM(Radio Resource Management)測定)用の信号(モビリティ測定用信号)に用いられるビーム(相対的に広いビーム幅を有するラフビーム(rough beam))が管理されてもよい。また、ラフビーム内には相対的に狭いビーム幅を有する一以上のビーム(ファイナービーム(finer beam)、狭ビーム等ともいう)を配置可能であるので、ラフビームはビームグループと呼ばれてもよい。
【0022】
ここで、モビリティ測定用信号は、同期信号(SS:Synchronization Signal)ブロック、モビリティ参照信号(MRS:Mobility Reference Signal)、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS:Channel State Information-Reference Signal)、ビーム固有信号、セル固有信号等とも呼ばれる。SSブロックは、プライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)、セカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)、ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)の少なくとも一つを含む信号群である。このように、モビリティ測定用信号は、PSS、SSS、PBCH、MRS、CSI−RSの少なくとも一つであってもよいし、PSS、SSS、PBCH、MRS、CSI−RSの少なくとも一つを拡張及び/又は変更して構成される信号(例えば、密度及び/又は周期を変更して構成される信号))であってもよい。
【0023】
なお、段階P1において、ユーザ端末は、RRCコネクティッド状態又はアイドル状態のいずれであってもよく、モビリティ測定用信号の構成(configuration)を認識できる状態であればよい。また、段階P1では、初期アクセス動作が含まれてもよいし、初期アクセス完了後の動作だけが含まれてもよい。また、段階P1では、ユーザ端末はRxビーム(受信ビーム)を形成していなくともよい。
【0024】
図1Aにおいて、無線基地局(TRP)は、ビームB1〜B3に関連付けられるモビリティ測定用信号(例えば、SSブロック、MRS又はCSI−RS等ともいう)を送信する(図2AのステップS101)。図1Aでは、アナログBFが適用されるので、ビームB1〜B3に関連付けられるモビリティ測定用信号はそれぞれ異なる時間(例えば、シンボル及び/又はスロットなど)に送信される(ビームスイープ(beam sweep))。なお、デジタルBFが適用される場合、ビームB1〜B3に関連付けられるMRSは同一時間に送信されてもよい。
【0025】
ユーザ端末(UE)は、ビームB1〜B3に関連付けられるモビリティ測定用信号を用いて、RRM測定を行う(図2AのステップS102)。具体的には、ユーザ端末は、モビリティ測定用信号の受信電力(例えば、RSRP:Reference Signal Received Power)及び/又は受信品質(例えば、RSRQ:Reference Signal Received Quality)(以下、RSRP/RSRQと略する)を測定する。また、本明細書において、「RSRP/RSRQ」は、DL信号(例えば、モビリティ測定用信号)の受信電力(RSRP)、受信品質(RSRQ)、受信強度(例えば、RSSI:Reference Signal Strength Indicator)、信号雑音比(SNR:Signal-Noise Ratio)の少なくとも一つ(RSRP/RSRQ/RSSI/SNR)と言い換えられてもよい。
【0026】
また、ユーザ端末は、測定されたRSRP/RSRQに基づいてビーム(ビームグループ)を選択(グループ化)してもよい(図2AのステップS103)。例えば、図1Aでは、ユーザ端末は、ビームB2をアクティブビーム、ビームB1及びB3を非アクティブビーム(バックアップビーム)に分類してもよい。ここで、アクティブビームとは、DL制御チャネル(以下、NR−PDCCHともいう)及び/又はDLデータチャネル(以下、PDSCHともいう)に利用可能なビームであり、非アクティブビームは、アクティブビーム以外のビーム(候補ビーム)であってもよい。一以上のアクティブビームのセット(集合)は、アクティブビームセット等と呼ばれてもよく、一以上の非アクティブビームのセットは、非アクティブビームセット等と呼ばれてもよい。
【0027】
ユーザ端末は、一以上のビームの識別子(ビームID、ビームインデックス(BI)等ともいう)、及び/又は、当該一以上のビームのRSRP/RSRQを含む測定報告(MR:Measurement Report)を送信する(図2AのステップS104)。なお、ビームIDの代わりに、モビリティ測定用信号のリソースやアンテナポートが報告されてもよい。例えば、図1A及び2AのステップS104では、ユーザ端末は、RSRP/RSRQが最も良いビームB2のBI及び/又はRSRP/RSRQを含む測定報告を送信する。当該測定報告は、所定のトリガが満たされる場合に送信される。
【0028】
図1B及び2Bでは、段階P2及び/又はP3(P2/P3)におけるビーム管理の一例が示される。段階P2では、例えば、無線基地局におけるNR−PDCCH及び/又はPDSCH(以下、NR−PDCCH/PDSCHともいう)の送信に用いられるビーム(Txビーム、送信ビーム等ともいう)が管理されてもよい。当該ビームは、ラフビームより狭いビーム幅を有するファイナービームであってもよい。また、段階P3では、例えば、ユーザ端末におけるNR−PDCCH及び/又はPDSCHの受信に用いられるビーム(Rxビーム、受信ビーム等ともいう)が管理されてもよい。
【0029】
図1B及び2Bにおける段階P2/P3のビーム管理では、無線基地局は、上述の段階P1のビーム管理において、ビームB2のビームID及び/又はRSRP/RSRQを含む測定報告をユーザ端末から受信しているものとする。
【0030】
図1Bにおいて、無線基地局(TRP)は、ユーザ端末に対して、K(ここでは、K=4)個のTxビームB21〜B24に関連付けられるK個のCSI−RSリソース#1〜#4の設定(configuration)情報を送信する(図2Bのステップ201)。
【0031】
CSI−RSリソースとは、CSI−RSに関するリソース(例えば、ノンゼロパワー(NZP−)CSI−RS用のリソース、干渉測定(IM)用のゼロパワー(ZP−)CSI−RS用のリソースの少なくとも一つ)である。1つのCSIプロセスには、一以上のCSI−RSリソースが設定され、各CSI−RSリソースは、一以上のアンテナポートで構成されてもよい。本明細書において、CSI−RSリソースは、当該CSI−RSリソースを用いて送信されるCSI−RS(NZP−CSI−RS、ZP−CSI−RSを含む)と言い換えることもできる。
【0032】
ユーザ端末(UE)は、設定されたCSI−RSリソース#1〜#4を測定する(ビーム測定(Beam measurement)、CSI測定等とも呼ばれる)(図2BのステップS202)。具体的には、ユーザ端末は、K(ここでは、K=4)個のTxビームB21〜B24にそれぞれ関連付けられるK個のCSI−RSリソースを測定し、測定結果に基づいてチャネル状態情報(CSI)を生成する。
【0033】
ここで、CSIは、チャネル品質識別子(CQI:Channel Quality Indicator)、プリコーディング行列識別子(PMI:Precoding Matrix Indicator)、ランク識別子(RI:Rank Indicator)、CSI−RSリソース識別子(CRI:CSI-RS resource indicator)の少なくとも一つを含んでもよい。上述のように、CSI−RSリソースにはTxビームが関連付けられるので、CRIは、Txビームを示すともいえる。また、CRIは、CSI−RSリソース(又は、Txビーム)の識別子(ID)であるのに対して、CQI、PMI、RIは、当該CSIリソース(又は、Txビーム)に対応するチャネル状態(quantity)を示す情報である。このため、CQI、PMI、RIの少なくとも一つをCSIとし、当該CSIのIDをCRIと定義することもできる。
【0034】
ユーザ端末は、K個のTxビーム(に対応するK個のCSI−RSリソース)の測定結果に基づいて、N(K≦N)個のTxビームを選択する。ここで、Txビームの数Nは、予め定められてもよいし、上位レイヤシグナリングにより設定されてもよいし、物理レイヤシグナリングにより指定されてもよい。
【0035】
ユーザ端末は、選択された各Txビームに適するRxビームを決定し、ビームペアリンク(BPL)を決定してもよい。ここで、BPLとは、TxビームとRxビームとの最適な組み合わせである。例えば、図1Bでは、最も良いBPLとして、TxビームB23及びRxビームb3の組み合わせが決定され、2番目に良いBPLとして、TxビームB22及びRxビームb2の組み合わせが決定される。
【0036】
ユーザ端末は、ビーム測定の結果に基づいて、ビーム報告(Beam reporting)を行う(図2BのステップS203)。具体的には、ユーザ端末は、選択されたN個のTxビームに対応するN個のCRIと、当該N個のCRIが示すN個のTxビームにおけるCQI、RI、PMIの少なくとも一つを無線基地局に送信する。また、ユーザ端末は、N個のTxビームに対応するRxビームのID(RxビームID、BI、ビームID等ともいう)を送信してもよい。
【0037】
無線基地局は、NR−PDCCH及び/又はPDSCH(NR−PDCCH/PDSCH)に用いるビームを決定し、当該ビームをユーザ端末に指示する(図2BのステップS204)。具体的には、無線基地局は、ユーザ端末からのN個のCSI(例えば、N個のCRI、当該N個のCRIが示すTxビームにおけるCQI、RI、PMIの少なくとも一つ)に基づいて、NR−PDCCH及び/又はPDSCH(NR−PDCCH/PDSCH)に用いるTxビームを決定してもよい。また、無線基地局は、当該Txビームに対応するRxビームのRxビームIDに基づいて、BPLを決定してもよい。
【0038】
また、ステップS204におけるビームの指示は、NR−PDCCH/PDSCHの復調用参照信号(DMRS:Demodulation Reference Signal)のアンテナポート(DMRSポート)とCSI−RSリソースとの関連付け(QCL:Quasi-Co-Location)に基づいて行われてもよい。
【0039】
以上のように、将来の無線通信システムでは、例えば、図2AのステップS104の測定報告によってモビリティ管理用のRSRP/RSRQを報告し、図2BのステップS203のビーム報告(CSI報告)によってリンクアダプテーション用のCSIを報告することが検討されている。しかしながら、将来の無線通信システムでは、モビリティ管理用のRSRP/RSRQ、及び/又は、リンクアダプテーション用のCSIをより柔軟に報告可能とすることが望まれる。
【0040】
また、将来の無線通信システムでは、例えば、図2BのステップS204に示すように、DMRSポート及びCSI−RSリソースの関連付け(QCL)に基づいて、NR−PDCCH/PDSCHに用いられるBPLを指示することが検討されている。しかしながら、DMRSポート及びCSI−RSリソースのQCLに基づく場合、NR−PDCCH(例えば、グループUEサーチスペース又は共通サーチスペース)/PDSCHに用いられるBPLを適切に指示できないという問題が生じる恐れがある。
【0041】
そこで、本発明者らは、モビリティ管理用のRSRP/RSRQ、及び/又は、リンクアダプテーション用のCSIをより柔軟に報告可能とする方法を検討し、本発明に至った(第1の態様)。また、本発明者らは、NR−PDCCH/PDSCHに用いられるBPLを適切に指示可能する方法を検討し、本発明に至った(第2の態様)。
【0042】
以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態におけるビームフォーミングは、デジタルBFを想定するが、アナログBF、ハイブリッドBFにも適宜適用可能である。
【0043】
また、本実施の形態において、「ビーム」は、無線基地局からのDL信号の送信に用いられるビーム(送信ビーム、Txビーム等ともいう)及び/又はユーザ端末におけるDL信号の受信に用いられるビーム(受信ビーム、Rxビーム等ともいう)を含んでもよい。Txビーム及びRxビームの組み合わせは、ビームペアリンク(BPL)等と呼ばれてもよい。
【0044】
(第1の態様)
第1の態様では、モビリティ管理用のRSRP/RSRQ、及び/又は、リンクアダプテーション用のCSIをより柔軟に報告する方法について説明する。
【0045】
図3は、TxビームとCSI−RSリソースとの関連付けの一例を示す図である。図3に示すように、K個のTxビームにはそれぞれK個のCSI−RSリソースが関連付けられる。例えば、図3では、4個のTxビームB21〜B24にそれぞれ4個のCSI−RSリソース#1〜#4が関連づけられる。
【0046】
図3では、ユーザ端末は、TxビームB21〜B24にそれぞれ対応するCSI−RSリソース#1〜#4を測定する。図3に示すように、N=3である場合、ユーザ端末は、1番目に良いTxビームとして、CSIリソース#3(に関連付けられるTxビームB23)を選択してもよい。同様に、ユーザ端末は、2、3番目に良いTxビームとして、CSI−RSリソース#2、#1(に関連付けられるTxビームB22、B21)を選択してもよい。
【0047】
図3において、ユーザ端末は、N個のCSI−RSリソースの測定結果に基づいて、N個のCSI(CQI、RI、PMIの少なくとも一つ)を生成(計算)してもよい。また、ユーザ端末は、ビームB1〜B3に対応するモビリティ測定用信号(例えば、SSブロック、MRS又はCSI−RS)のRSRP/RSRQを測定してもよい。また、ユーザ端末は、TxビームB21〜B24に対応するCSI−RSのRSRP/RSRQを測定してもよい。
【0048】
図4〜6を参照し、N個のTxビームが選択される場合における報告内容の指示について説明する。無線基地局は、DCI(例えば、PUSCHをスケジューリングするULグラント)内の所定フィールドの値により、どのビーム(又は、BPL)についてどのような内容を報告するかを指示してもよい。当該所定フィールドは、所定ビット数(例えば、1又は2ビット)で構成され、例えば、報告用のトリガフィールド(trigger field for reporting)等と呼ばれてもよい。
【0049】
報告用のトリガフィールドの値(トリガフィールド値、トリガ情報等ともいう)によって指示される報告内容は、ビームの識別子(ビーム識別子)、当該CSI(CQI、RI、PMIの少なくとも一つ)、当該ビームのRSRP/RSRQの少なくとも一つである。トリガフィールド値が示す報告内容は、予め仕様で定められていてもよいし、上位レイヤシグナリングにより設定されてもよい。また、報告内容は、報告モード及び/又は報告タイプなどによって示されてもよい。また、トリガフィールド値は、「報告なし」を指示してもよい。
【0050】
また、ビーム識別子は、Txビームに関連付けられるCSI−RSリソースのCRI、TxビームのID(TxビームID)、当該Txビームに対応するRxビームのID(RxビームID)、当該TxビームとRxビームとの組み合わせであるBPLのID(BPL−ID)、モビリティ測定用信号に用いるビームのID、当該モビリティ測定用信号のリソース(又はアンテナポート)の識別子の少なくとも一つであればよい。
【0051】
図4は、第1の態様におけるトリガフィールドの一例を示す図である。図4では、2ビットのトリガフィールド値により、どのビームのCSI及びビーム識別子を報告すべきかが指示される。例えば、図3において、ユーザ端末が、図4のトリガフィールド値「01」を含むDCIを受信する場合、当該ユーザ端末は、最も良いTxビームB23のCSI、及び、当該TxビームB23のビーム識別子(例えば、CSI−RSリソース#3を示すCRI)を無線基地局に報告してもよい。
【0052】
また、図3において、ユーザ端末が、図4のトリガフィールド値「10」を含むDCIを受信する場合、当該ユーザ端末は、最も良いTxビームB23及び2番目に良いビームB22のCSI、及び、当該TxビームB23及びB22のビーム識別子(例えば、CSI−RSリソース#3及び#2を示すCRI)を無線基地局に報告してもよい。
【0053】
また、図3において、ユーザ端末が、図4のトリガフィールド値「11」を含むDCIを受信する場合、当該ユーザ端末は、N(ここでは、N=3)個のTxビームB23、B22、及びB21のCSI、及び、当該TxビームB23、B22及びB21のビーム識別子(例えば、CSI−RSリソース#3、#2及び#1を示すCRI)を無線基地局に報告してもよい。
【0054】
図5は、第1の態様におけるトリガフィールドの他の例を示す図である。図5では、1ビットのトリガフィールド値により、N個のビームのCSI及びビーム識別子を報告すべきかが否かが指示される。上述のように、ビームの数Nは、仕様で予め定められてもよいし、上位レイヤシグナリングにより設定されてもよい。
【0055】
図6は、第1の態様におけるトリガフィールドの更に別の例を示す図である。図6では、2ビットのトリガフィールド値により、どのビームのCSI又はRSRP、及び、どのビームのビーム識別子を報告すべきかが指示される。例えば、図3において、ユーザ端末が、図6のトリガフィールド値「11」を含むDCIを受信する場合、当該ユーザ端末は、2番目に良いTxビームB22のRSRP、及び、当該TxビームB22のビーム識別子(例えば、CSI−RSリソース#2のCRI)を無線基地局に報告してもよい。
【0056】
なお、図4〜6に示すトリガフィールド値が示す報告内容は、例示にすぎず、これらに限られない。例えば、図4〜6では、単一のトリガフィールド値により、CSI又はRSRPの報告が指示されるが、CSI及びRSRP/RSRQの報告が指示されてもよい。また、図4〜6では、ユーザ端末における測定結果が良い所定数のビーム(CSI−RSリソース)について報告が要求されるが、CSIの報告が要求されるCSI−RSリソースのCRIが直接指定されてもよい。また、トリガフィールド値は3ビット以上であってもよい。
【0057】
以上の第1の態様によれば、DCI内のトリガフィールド値によりユーザ端末からの報告内容が指示されるので、モビリティ管理用のRSRP/RSRQ、及び/又は、リンクアダプテーション用のCSIをより柔軟に報告できる。
【0058】
(第2の態様)
第2の態様では、NR−PDCCH/PDSCHに用いられるBPLを適切に指示可能する方法について説明する。
【0059】
<NR−PDCCH用のビーム指示>
NR−PDCCHには、異なる用途の複数のサーチスペースが設けられることが想定される。例えば、NR−PDCCHには、一以上のユーザ端末に共通のサーチスペース(共通サーチスペース、UEグループサーチスペース、第1のサーチスペース等ともいう)、及び、ユーザ端末固有のサーチスペース(UE固有サーチスペース、第2のサーチスペース等ともいう)などが設けられることが想定される。
【0060】
この場合、NR−PDCCHに用いられるビーム(又はBPL)は、サーチスペース毎に異なる方法で指示されてもよい。例えば、共通サーチスペース(第1のサーチスペース)用のNR−PDCCHに用いられるビームは、DMRSポート及びモビリティ測定用信号(又は当該モビリティ測定用信号のリソース又はアンテナポート)のQCLに基づいて指示されてもよい。一方、UE固有サーチスペース(第2のサーチスペース)用のNR−PDCCHに用いられるビームは、DMRSポート及びCSI−RSリソースのQCLに基づいて指示されてもよい。
【0061】
図7は、第2の態様に係るDMRSポートとMRSポートとの関連付けの一例を示す図である。図7に示すように、共通サーチスペース用のNR−PDCCHに用いられるビームは、DMRSポート及びMRSポートの関連付けに基づいて指示されてもよい。なお、図7では、モビリティ測定用信号としてMRSを用いるものとするが、これに限られず、SSブロック又はCSI−RSなどが用いられてもよい。この場合、DMRSポートには、MRSポートの代わりに、SSブロックのリソース又はCSI−RSリソースが関連づけられてもよい。
【0062】
例えば、図7では、ビームB1、B2、B3には、それぞれ、MRSポート#0、#1、#2が関連付けられる。また、MRSポート#0、#1、#2には、それぞれ、共通サーチスペース用のNR−PDCCHの送信に用いられるDMRSポート#0、#1、#2が関連付けられてもよい。
【0063】
このようなビームとMRSポートとの関連付けを示す情報、及び/又は、MRSポートとDMRSポートとの関連付け(QCL)を示す情報は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、又は、一以上のユーザ端末を含むグループ(UEグループ)用のシステム情報(SIB:System Information Block))により無線基地局からユーザ端末に通知されてもよい。
【0064】
例えば、図7において、ユーザ端末が、RRM測定の結果が最も良いMRSポート#1に関連付けられるビームB2のビームIDを無線基地局に報告するものとする。この場合、無線基地局は、MRSポート#1に関連付けられるDMRSポート#1で、ラフビームB2を用いて、共通サーチスペース用のNR−PDCCHを送信する。ユーザ端末は、MRSポート#1に関連付けられるDMRSポート#0で、MRSポート#1に関連付けられるラフビームB2が用いられると想定して、共通サーチスペース用のNR−PDCCHを復調する。
【0065】
図7では、DMRSポート及びMRSポートが関連付けられるので、共通サーチスペース用のNR−PDCCHが、DMRSポート及びCSI−RSリソースのQCLが得られる前に送信される場合でも、当該NR−PDCCHに用いられるビームを適切に指示できる。
【0066】
図8は、第2の態様に係るDMRSポートとCSI−RSリソースとの関連付けの一例を示す図である。図8に示すように、UE固有サーチスペース用のNR−PDCCHに用いられるビームは、DMRSポート及びCSI−RSの関連付けに基づいて指示されてもよい。
【0067】
図8Aでは、TxビームB21〜B24にそれぞれ関連付けられたCSI−RSリソース#1〜#4を用いたビーム測定の結果、ユーザ端末は、最も良いBPLとしてTxビームB23及びRxビームb3、2番目に良いBPLとしてTxビームB2及びRxビームb2、3番目に良いBPLとしてTxビームB21及びRxビームb2を選択するものとする。また、ユーザ端末は、選択したBPLのビーム識別子(例えば、Txビームに関連付けられるCSI−RSリソースのCRI、或いは、当該CRI及びRxビームID)を無線基地局に報告するものとする。
【0068】
図8Bに示すように、DMRSポート#0には、CSI−RSリソース#3が関連付けられる。また、DMRSポート#1には、CSI−RSリソース#1及び#2が関連付けられる。このようなDMRSポートとCSI−RSリソースとの関連付けは、ユーザ端末からのビーム識別子の報告に基づいて決定されてもよい。また、DMRSポートとCSI−RSリソースとの関連付けを示す情報は、上位レイヤシグナリング及び/又は物理レイヤシグナリング(例えば、DCI)により無線基地局からユーザ端末に通知されてもよい。
【0069】
例えば、図8Bでは、無線基地局は、最も良いBPLのCRIが示すCSI−RSリソース#3に関連付けられるDMRSポート#0において、TxビームB23を用いて、UE固有サーチスペース用のNR−PDCCHを送信する。ユーザ端末は、DMRSポート#0では、CSI−RSリソース#3の測定結果が最も良かったTxビームB23を用いて当該NR−PDCCHが送信されると想定して、当該NR−PDCCHを復調する。また、ユーザ端末は、当該TxビームB23に対応するRxビームb3を用いて、当該NR−PDCCHを復調してもよい。
【0070】
また、無線基地局は、2番目及び3番目に良いBPLのCRIが示すCSI−RSリソース#1及び#2に関連付けられるDMRSポート#1において、TxビームB22及び/又はTxビームB21を用いて、UE固有サーチスペース用のNR−PDCCHを送信してもよい。
【0071】
図8では、UEサーチスペース用のNR−PDCCHが、DMRSポート及びCSI−RSリソースのQCLが得られる後に送信される場合、当該NR−PDCCHに用いられるビームを適切に指示できる。
【0072】
以上のように、UE固有サーチスペース用のNR−PDCCH及び共通サーチスペース用のNR−PDCCHの送信に用いられるDMRSポートには、異なる情報が関連付けられるので、用途が異なる両NR−PDCCHに用いられるTxビーム(又はBPL)を適切に指示できる。
【0073】
<PDSCH用のビーム指示>
PDSCHに用いられるTxビーム(又はBPL)については、UE固有サーチスペース用のNR−PDCCHと同様に、DMRSポートとCSI−RSリソースとの関連付け(QCL)に基づいて、指示されてもよい。
【0074】
ここで、DMRSポート及びCSI−RSリソースのQCLは、上位レイヤシグナリングにより準静的に設定される。例えば、DMRSポート#0及びCSIリソース#1、DMRSポート#1及びCSI−RSリソース#2がそれぞれ準静的に関連付けられる場合、DCIによりDMRSポート#0又は#1のいずれかが指示される。ユーザ端末は、DCIにより指示されたDMRSポートにおいて、当該DMRSポートに関連付けられるCSI−RSリソースに対応するビームを用いてPDSCHが送信されると想定して、PDSCHを復調する。
【0075】
この場合、どのスロット(サブフレーム、TTI、ミニスロット等ともいう)おいても、DMRSポート#0、#1に関連付けられたCSIリソース#1及び#2に対応するビームしか指示できず、PDSCHに用いるビームを柔軟に指示できない恐れがある。
【0076】
そこで、各DMRSポートに関連付けられるCSI−RSリソースの候補が上位レイヤシグナリングにより設定され、あるスロットにおいてどのCSI−RSリソースの候補が各DMRSポートに関連付けられるかが、DCIにより指定されてもよい。
【0077】
図9は、第2の態様に係る複数のCSI−RSリソースの候補の一例を示す図である。図9に示すように、複数のDMRSポートに関連付けられるCSI−RSリソースの組み合わせが、候補セットとして上位レイヤシグナリングとして設定されてもよい。
【0078】
例えば、図9では、DMRSポート#0、#1にそれぞれ関連付けられるCSI−RSリソースの候補セットとして、4つの組み合わせ(CSIリソース#1、#4)、(CSI−RSリソース#2、#3)、(CSI−RSリソース#5、#1)、(CSI−RSリソース#2、#6)が上位レイヤシグナリングにより無線基地局からユーザ端末に通知される。
【0079】
無線基地局は、PDSCHをスケジューリングするスロットにおいて、どの候補セットを利用するかを、DCI内の所定フィールド値(例えば、CSI−RSリソース識別フィールドの値、リソース識別子等ともいう)により示してもよい。例えば、スロット#0において、CSI−RSリソース識別フィールド値が「00」である場合、DMRSポート#0、#1は、それぞれ、CSI−RSリソース#1、#4に関連付けられる。また、スロット#1において、CIS−RSリソース識別子フィールド値が「01」である場合、DMRSポート#0、#1は、それぞれ、CSI−RSリソース#2、#3に関連付けられる。
【0080】
以上のように、各DMRポートに関連付けられるCSI−RSリソースの候補セットを上位レイヤシグナリングにより設定し、当該候補セットの一つをDCI内のCSI−RSリソース識別フィールド値により指定することにより、各DMRSポートに関連付けられるCSI−RSリソースを動的に制御できるので、PDSCHに用いられるビームをより柔軟に指示できる。
【0081】
(無線通信システム)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、本発明の上記各実施形態に係る無線通信方法のいずれか又はこれらの組み合わせを用いて通信が行われる。
【0082】
図10は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。無線通信システム1では、LTEシステムのシステム帯域幅(例えば、20MHz)を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)及び/又はデュアルコネクティビティ(DC)を適用することができる。
【0083】
なお、無線通信システム1は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、LTE−B(LTE-Beyond)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、New−RAT(Radio Access Technology)等と呼ばれてもよいし、これらを実現するシステムと呼ばれてもよい。
【0084】
無線通信システム1は、比較的カバレッジの広いマクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12(12a−12c)と、を備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。
【0085】
ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方に接続することができる。ユーザ端末20は、マクロセルC1及びスモールセルC2を、CA又はDCにより同時に使用することが想定される。また、ユーザ端末20は、複数のセル(CC)(例えば、5個以下のCC、6個以上のCC)を用いてCA又はDCを適用してもよい。
【0086】
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrier等と呼ばれる)を用いて通信を行うことができる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3〜40GHz等)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。なお、各無線基地局が利用する周波数帯域の構成はこれに限られない。
【0087】
無線基地局11と無線基地局12との間(又は、2つの無線基地局12間)は、有線接続(例えば、CPRI(Common Public Radio Interface)に準拠した光ファイバ、X2インターフェース等)又は無線接続する構成とすることができる。
【0088】
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置30に接続されてもよい。
【0089】
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、マクロ基地局、集約ノード、eNB(eNodeB)、送受信ポイント、等と呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、HeNB(Home eNodeB)、RRH(Remote Radio Head)、送受信ポイント等と呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び無線基地局12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。
【0090】
各ユーザ端末20は、LTE、LTE−A等の各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末(移動局)だけでなく固定通信端末(固定局)を含んでもよい。
【0091】
無線通信システム1においては、無線アクセス方式として、下りリンクに直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)が適用され、上りリンクにシングルキャリア−周波数分割多元接続(SC−FDMA:Single Carrier Frequency Division Multiple Access)及び/又はOFDMAが適用される。
【0092】
OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。なお、上り及び下りの無線アクセス方式は、これらの組み合わせに限らず、他の無線アクセス方式が用いられてもよい。
【0093】
無線通信システム1では、下りリンク(DL)のチャネルとして、各ユーザ端末20で共有されるDLデータチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、下りL1/L2制御チャネル等が用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、SIB(System Information Block)等が伝送される。また、PBCHにより、MIB(Master Information Block)が伝送される。
【0094】
下りL1/L2制御チャネルは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)等を含む。PDCCHにより、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)等が伝送される。PCFICHにより、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICHにより、PUSCHに対するHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送達確認情報(例えば、再送制御情報、HARQ−ACK、ACK/NACK等ともいう)が伝送される。EPDCCHは、PDSCHと周波数分割多重され、PDCCHと同様にDCI等の伝送に用いられる。PDCCH及び/又はEPDCCHは、DL制御チャネル、NR−PDCCH等とも呼ばれる。
【0095】
無線通信システム1では、上りリンク(UL)のチャネルとして、各ユーザ端末20で共有されるULデータチャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、UL制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)等が用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、送達確認情報等が伝送される。PRACHにより、セルとの接続確立のためのランダムアクセスプリアンブルが伝送される。
【0096】
無線通信システム1では、DL参照信号として、セル固有参照信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS:Channel State Information-Reference Signal)、復調用参照信号(DMRS:DeModulation Reference Signal)、位置決定参照信号(PRS:Positioning Reference Signal)、モビリティ参照信号(MRS)等が伝送される。また、無線通信システム1では、UL参照信号として、測定用参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)、復調用参照信号(DMRS)等が伝送される。なお、DMRSはユーザ端末固有参照信号(UE-specific Reference Signal)と呼ばれてもよい。また、伝送される参照信号は、これらに限られない。また、無線通信システム1では、下りリンクにおいて、同期信号(PSS及び/又はSSS)、ブロードキャストチャネル(PBCH)等が伝送される。
【0097】
<無線基地局>
図11は、本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。無線基地局10は、複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106と、を備えている。なお、送受信アンテナ101、アンプ部102、送受信部103は、それぞれ1つ以上を含むように構成されればよい。
【0098】
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
【0099】
ベースバンド信号処理部104では、ユーザデータに関して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御等のRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御(例えば、HARQの送信処理)、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理等の送信処理が行われて送受信部103に転送される。また、DL制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、送受信部103に転送される。
【0100】
送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部103で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部102により増幅され、送受信アンテナ101から送信される。送受信部103は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置から構成することができる。なお、送受信部103は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。
【0101】
一方、UL信号については、送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がアンプ部102で増幅される。送受信部103はアンプ部102で増幅されたUL信号を受信する。送受信部103は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部104に出力する。
【0102】
ベースバンド信号処理部104では、入力されたUL信号に含まれるユーザデータに対して、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理、逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ及びPDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
【0103】
伝送路インターフェース106は、所定のインターフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。また、伝送路インターフェース106は、基地局間インターフェース(例えば、CPRI(Common Public Radio Interface)に準拠した光ファイバ、X2インターフェース)を介して他の無線基地局10と信号を送受信(バックホールシグナリング)してもよい。
【0104】
なお、送受信部103は、アナログビームフォーミングを実施するアナログビームフォーミング部をさらに有してもよい。アナログビームフォーミング部は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるアナログビームフォーミング回路(例えば、位相シフタ、位相シフト回路)又はアナログビームフォーミング装置(例えば、位相シフト器)から構成することができる。また、送受信アンテナ101は、例えばアレーアンテナにより構成することができる。また、送受信部103は、シングルBF、マルチBFを適用できるように構成されている。
【0105】
送受信部103は、DL信号(例えば、NR−PDCCH/PDSCH、モビリティ測定用信号、CSI−RS、DMRS、DCI、DLデータの少なくとも一つ)を送信し、UL信号(例えば、PUCCH、PUSCH、リカバリ信号、測定報告、ビーム報告、CSI報告、UCI、ULデータの少なくとも一つ)を受信する。ここで、モビリティ測定用信号は、例えば、SSブロック、MRS又はCSI−RSであってもよい。
【0106】
また、送受信部103は、モビリティ測定用信号の構成を示す情報、CSI−RSリソースの構成を示す情報、DMRSポート及びCSI−RSの関連付けを示す情報、DMRSポート及びモビリティ測定用信号(又は、モビリティ測定用信号のリソース或いはアンテナポート)の関連付けを示す情報の少なくとも一つを送信する。
【0107】
また、送受信部103は、PRACHプリアンブルを受信し、RARを送信してもよい。また、送受信部103は、SRを受信してもよい。また、送受信部103は、無線基地局10からのDCI(ULグラント)なしに送信されるUL信号を受信してもよい。
【0108】
図12は、本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。なお、本例では、本実施の形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、無線基地局10は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。
【0109】
ベースバンド信号処理部104は、制御部(スケジューラ)301と、送信信号生成部302と、マッピング部303と、受信信号処理部304と、測定部305と、を少なくとも備えている。なお、これらの構成は、無線基地局10に含まれていればよく、一部又は全部の構成がベースバンド信号処理部104に含まれなくてもよい。
【0110】
制御部(スケジューラ)301は、無線基地局10全体の制御を実施する。制御部301は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置から構成することができる。
【0111】
制御部301は、例えば、送信信号生成部302による信号の生成や、マッピング部303による信号の割り当てを制御する。また、制御部301は、受信信号処理部304による信号の受信処理や、測定部305による信号の測定を制御する。
【0112】
制御部301は、DLデータチャネル、ULデータチャネルのスケジューリングを制御し、DLデータチャネルをスケジューリングするDCI(DLアサインメント)、ULデータチャネルをスケジューリングするDCI(ULグラント)の生成及び送信の制御を行う。
【0113】
制御部301は、ベースバンド信号処理部104によるデジタルBF(例えば、プリコーディング)及び/又は送受信部103によるアナログBF(例えば、位相回転)を用いて、Txビーム及び/又はRxビームを形成するように制御する。
【0114】
制御部301は、DL信号(例えば、NR−PDCCH/PDSCH)の送信及び/又は受信に用いられるビーム(Txビーム及び/又はRxビーム)を制御する。具体的には、制御部301は、ユーザ端末20からのCSI(ビーム)報告(ビーム識別子、CQI、PMI、RIの少なくとも一つの報告)に基づいて、当該ビームを制御してもよい。また、制御部301は、DL信号のDMRSポート及びCSI−RSリソースの関連付けを制御してもよい。
【0115】
また、制御部301は、ユーザ端末20からの測定報告(RSRP/RSRQの報告)に基づいて、DL信号(例えば、NR−PDCCH/PDSCH)の送信及び/又は受信に用いられるビーム(Txビーム及び/又はRxビーム)を制御してもよい。また、制御部301は、DL信号のDMRSポート及びモビリティ測定用信号(又は当該モビリティ測定用信号のリソース又はアンテナポート)の関連付けを制御してもよい。
【0116】
制御部301は、モビリティ測定用信号の送信及び/又は受信に用いられるビームを制御してもよい。また、制御部301は、CSI−RSの送信及び/又は受信に用いられるビームを制御してもよい。
【0117】
送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、DL信号を生成して、マッピング部303に出力する。送信信号生成部302は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置から構成することができる。
【0118】
送信信号生成部302は、例えば、制御部301からの指示に基づいて、DCI(DLアサインメント、ULグラント)を生成する。また、DLデータチャネル(PDSCH)には、各ユーザ端末20からのCSI等に基づいて決定された符号化率、変調方式等に従って符号化処理、変調処理、ビームフォーミング処理(プリコーディング処理)が行われる。
【0119】
マッピング部303は、制御部301からの指示に基づいて、送信信号生成部302で生成されたDL信号を、所定の無線リソースにマッピングして、送受信部103に出力する。マッピング部303は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置から構成することができる。
【0120】
受信信号処理部304は、送受信部103から入力された受信信号に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号等)を行う。ここで、受信信号は、例えば、ユーザ端末20から送信されるUL信号である。受信信号処理部304は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置から構成することができる。
【0121】
受信信号処理部304は、受信処理により復号された情報を制御部301に出力する。例えば、ユーザ端末からのフィードバック情報(例えば、ビーム識別子、CSI、HARQ−ACKなど)を受信した場合、当該フィードバック情報を制御部301に出力する。また、受信信号処理部304は、受信信号や、受信処理後の信号を、測定部305に出力する。
【0122】
測定部305は、受信した信号に関する測定を実施する。測定部305は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
【0123】
測定部305は、例えば、受信した信号の受信電力(例えば、RSRP(Reference Signal Received Power))、受信品質(例えば、RSRQ(Reference Signal Received Quality)、SINR(Signal to Interference plus Noise Ratio))やチャネル状態等について測定してもよい。測定結果は、制御部301に出力されてもよい。
【0124】
<ユーザ端末>
図13は、本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。ユーザ端末20は、複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。なお、送受信アンテナ201、アンプ部202、送受信部203は、それぞれ1つ以上を含むように構成されればよい。
【0125】
送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号は、アンプ部202で増幅される。送受信部203は、アンプ部202で増幅されたDL信号を受信する。送受信部203は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部204に出力する。送受信部203は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置から構成することができる。なお、送受信部203は、一体の送受信部として構成されてもよいし、送信部及び受信部から構成されてもよい。
【0126】
ベースバンド信号処理部204は、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等を行う。下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
【0127】
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御の送信処理(例えば、HARQの送信処理)や、チャネル符号化、プリコーディング、離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)処理、IFFT処理等が行われて送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部203で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部202により増幅され、送受信アンテナ201から送信される。
【0128】
なお、送受信部203は、アナログビームフォーミングを実施するアナログビームフォーミング部をさらに有してもよい。アナログビームフォーミング部は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるアナログビームフォーミング回路(例えば、位相シフタ、位相シフト回路)又はアナログビームフォーミング装置(例えば、位相シフト器)から構成することができる。また、送受信アンテナ201は、例えばアレーアンテナにより構成することができる。また、送受信部203は、シングルBF、マルチBFを適用できるように構成されている。
【0129】
送受信部203は、DL信号(例えば、NR−PDCCH/PDSCH、モビリティ測定用信号、CSI−RS、DMRS、DCI、DLデータの少なくとも一つ)を受信し、UL信号(例えば、PUCCH、PUSCH、リカバリ信号、測定報告、ビーム報告、CSI報告、UCI、ULデータの少なくとも一つ)を送信する。ここで、モビリティ測定用信号は、例えば、SSブロック、MRS又はCSI−RSであってもよい。
【0130】
また、送受信部203は、モビリティ測定用信号の構成を示す情報、CSI−RSリソースの構成を示す情報、DMRSポート及びCSI−RSの関連付けを示す情報、DMRSポート及びモビリティ測定用信号(又は、モビリティ測定用信号のリソース或いはアンテナポート)の関連付けを示す情報の少なくとも一つを送信する。
【0131】
また、送受信部203は、PRACHプリアンブルを送信し、RARを受信してもよい。また、送受信部203は、SRを送信してもよい。また、送受信部203は、無線基地局10からのDCI(ULグラント)なしにUL信号を送信してもよい。
【0132】
図14は、本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。なお、本例においては、本実施の形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。
【0133】
ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、送信信号生成部402と、マッピング部403と、受信信号処理部404と、測定部405と、を少なくとも備えている。なお、これらの構成は、ユーザ端末20に含まれていればよく、一部又は全部の構成がベースバンド信号処理部204に含まれなくてもよい。
【0134】
制御部401は、ユーザ端末20全体の制御を実施する。制御部401は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置から構成することができる。
【0135】
制御部401は、例えば、送信信号生成部402による信号の生成や、マッピング部403による信号の割り当てを制御する。また、制御部401は、受信信号処理部404による信号の受信処理や、測定部405による信号の測定を制御する。
【0136】
制御部401は、無線基地局10から送信されたDL制御信号(DL制御チャネル)及びDLデータ信号(DLデータチャネル)を、受信信号処理部404から取得する。制御部401は、DL制御信号や、DLデータ信号に対する再送制御の要否を判定した結果等に基づいて、UL制御信号(例えば、送達確認情報等)やULデータ信号の生成を制御する。
【0137】
制御部401は、ベースバンド信号処理部204によるデジタルBF(例えば、プリコーディング)及び/又は送受信部203によるアナログBF(例えば、位相回転)を用いて、送信ビーム及び/又は受信ビームを形成するように制御する。
【0138】
制御部401は、DL信号(例えば、NR−PDCCH/PDSCH)の送信及び/又は受信に用いられるビーム(Txビーム及び/又はRxビーム)を制御する。
【0139】
具体的には、制御部401は、DMRSポート及びモビリティ測定用信号(又は当該モビリティ測定用信号のリソース又はアンテナポート)の関連付けに基づいて、一以上のユーザ端末20に共通のサーチスペース(第1のサーチスペース、共通サーチスペース、UEグループサーチスペース等ともいう)用のNR−PDCCHの送信及び/又は受信に用いられるビームを制御(特定)してもよい(第2の態様)。また、制御部401は、DMRSポート及びCSI−RSリソースの関連付け(QCL)に基づいて、当該NR−PDCCHの受信処理(復調及び/又は復号)を制御してもよい。
【0140】
また、制御部401は、DMRSポート及びCSI−RSリソースの関連付け(QCL)に基づいて、ユーザ端末20固有のサーチスペース(第2のサーチスペース、UE固有サーチスペースス等ともいう)用のNR−PDCCHの送信及び/又は受信に用いられるビームを制御(特定)してもよい(第2の態様)。また、制御部401は、DMRSポート及びCSI−RSリソースの関連付け(QCL)に基づいて、当該NR−PDCCHの受信処理(復調及び/又は復号)を制御してもよい。
【0141】
また、制御部401は、DMRSポート及びCSI−RSリソースの関連付け(QCL)に基づいて、PDSCHの送信及び/又は受信に用いられるビームを制御(特定)してもよい(第2の態様)。また、制御部401は、DMRSポート及びCSI−RSリソースの関連付け(QCL)に基づいて、当該NR−PDCCHの受信処理(復調及び/又は復号)を制御してもよい。
【0142】
また、制御部401は、DMRSポートに関連付けられる複数のCSI−RSリソースの候補の一つを示す所定フィールド値(CSIリソース識別フィールド値、リソース識別子)に基づいて、PDSCHの送信及び/又は受信に用いられるビームを制御(特定)してもよい(第2の態様)。当該複数のCSI−RSリソースの候補は、上位レイヤシグナリングにより通知され、当該CSIリソース識別子は、DCIに含まれてもよい。
【0143】
また、制御部401は、モビリティ測定用信号を用いたRRM測定の結果に基づいて、測定報告の送信を制御する。当該測定報告には、RSRP/RSRQが所定条件を満たすビームのビームID、RSRP/RSRQの少なくとも一つが含まれてもよい。
【0144】
また、制御部401は、無線基地局10からのCSI−RSリソースの構成を示す情報に基づいて、測定部405によるCSI−RSリソースの測定を制御してもよい。また、制御部401は、CSI−RSリソースを用いたビーム測定(CSI測定)の結果に基づいて、CSIの生成及び/又は報告を制御してもよい。CSIには、CRI、CQI、PMI、RIの少なくとも一つが含まれればよい。
【0145】
また、制御部401は、DCIに含まれるトリガフィールド値(トリガ情報)に基づいて、一以上のビームに対応するビーム識別子、チャネル状態情報(CSI)、RSRP(受信電力)及びRSRQ(受信品質)の少なくとも一つの報告を制御してもよい(第1の態様)。
【0146】
送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、UL信号(UL制御信号、ULデータ信号、UL参照信号等)を生成して、マッピング部403に出力する。送信信号生成部402は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置から構成することができる。
【0147】
送信信号生成部402は、例えば、制御部401からの指示に基づいて、フィードバック情報(例えば、HARQ−ACK、CSI、スケジューリング要求の少なくとも一つ)を生成する。また、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。例えば、送信信号生成部402は、無線基地局10から通知されるDL制御信号にULグラントが含まれている場合に、制御部401から上りデータ信号の生成を指示される。
【0148】
マッピング部403は、制御部401からの指示に基づいて、送信信号生成部402で生成されたUL信号を無線リソースにマッピングして、送受信部203へ出力する。マッピング部403は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置から構成することができる。
【0149】
受信信号処理部404は、送受信部203から入力された受信信号に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号等)を行う。ここで、受信信号は、例えば、無線基地局10から送信されるDL信号(DL制御信号、DLデータ信号、DL参照信号等)である。受信信号処理部404は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置から構成することができる。また、受信信号処理部404は、本発明に係る受信部を構成することができる。
【0150】
受信信号処理部404は、受信処理により復号された情報を制御部401に出力する。受信信号処理部404は、例えば、報知情報、システム情報、RRCシグナリング、DCI等を、制御部401に出力する。また、受信信号処理部404は、受信信号や、受信処理後の信号を、測定部405に出力する。
【0151】
測定部405は、受信した信号に関する測定を実施する。例えば、測定部405は、無線基地局10から送信されたモビリティ測定用信号及び/又はCSI−RSリソースを用いて測定を実施する。測定部405は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
【0152】
測定部405は、例えば、受信した信号の受信電力(例えば、RSRP)、受信品質(例えば、RSRQ、受信SINR)やチャネル状態等について測定してもよい。測定結果は、制御部401に出力されてもよい。
【0153】
<ハードウェア構成>
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
【0154】
例えば、本発明の一実施形態における無線基地局、ユーザ端末などは、本発明の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図15は、本発明の一実施形態に係る無線基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の無線基地局10及びユーザ端末20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
【0155】
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。無線基地局10及びユーザ端末20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
【0156】
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサで実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法で、1以上のプロセッサで実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。
【0157】
無線基地局10及びユーザ端末20における各機能は、例えば、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御したりすることで実現される。
【0158】
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述のベースバンド信号処理部104(204)、呼処理部105などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
【0159】
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、ユーザ端末20の制御部401は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
【0160】
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、RAM(Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
【0161】
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD−ROM(Compact Disc ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
【0162】
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び/又は時分割複信(TDD:Time Division Duplex)を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上述の送受信アンテナ101(201)、アンプ部102(202)、送受信部103(203)、伝送路インターフェース106などは、通信装置1004で実現されてもよい。
【0163】
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LED(Light Emitting Diode)ランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
【0164】
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
【0165】
また、無線基地局10及びユーザ端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
【0166】
(変形例)
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)、パイロット信号などと呼ばれてもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、セル、周波数キャリア、キャリア周波数などと呼ばれてもよい。
【0167】
また、無線フレームは、時間領域において1つ又は複数の期間(フレーム)で構成されてもよい。無線フレームを構成する当該1つ又は複数の各期間(フレーム)は、サブフレームと呼ばれてもよい。さらに、サブフレームは、時間領域において1つ又は複数のスロットで構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジーに依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
【0168】
さらに、スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボルなど)で構成されてもよい。また、スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。また、スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルで構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。
【0169】
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及び/又はTTIは、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1−13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
【0170】
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、無線基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
【0171】
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、及び/又はコードワードの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、及び/又はコードワードがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
【0172】
なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
【0173】
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8−12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、又はロングサブフレームなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、又は、サブスロットなどと呼ばれてもよい。
【0174】
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
【0175】
リソースブロック(RB:Resource Block)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(サブキャリア(subcarrier))を含んでもよい。また、RBは、時間領域において、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックで構成されてもよい。なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、サブキャリアグループ(SCG:Sub-Carrier Group)、リソースエレメントグループ(REG:Resource Element Group)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
【0176】
また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(RE:Resource Element)で構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
【0177】
なお、上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)長などの構成は、様々に変更することができる。
【0178】
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースは、所定のインデックスで指示されるものであってもよい。さらに、これらのパラメータを使用する数式などは、本明細書で明示的に開示したものと異なってもよい。
【0179】
本明細書においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的なものではない。例えば、様々なチャネル(PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)など)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
【0180】
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
【0181】
また、情報、信号などは、上位レイヤから下位レイヤ、及び/又は下位レイヤから上位レイヤへ出力され得る。情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
【0182】
入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
【0183】
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)、上り制御情報(UCI:Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(マスタ情報ブロック(MIB:Master Information Block)、システム情報ブロック(SIB:System Information Block)など)、MAC(Medium Access Control)シグナリング)、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。
【0184】
なお、物理レイヤシグナリングは、L1/L2(Layer 1/Layer 2)制御情報(L1/L2制御信号)、L1制御情報(L1制御信号)などと呼ばれてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRCConnectionSetup)メッセージ、RRC接続再構成(RRCConnectionReconfiguration)メッセージなどであってもよい。また、MACシグナリングは、例えば、MAC制御要素(MAC CE(Control Element))で通知されてもよい。
【0185】
また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われてもよい。
【0186】
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真(true)又は偽(false)で表される真偽値(boolean)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
【0187】
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
【0188】
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び/又は無線技術(赤外線、マイクロ波など)を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
【0189】
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
【0190】
本明細書では、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「eNB」、「gNB」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」及び「コンポーネントキャリア」という用語は、互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、送信ポイント、受信ポイント、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
【0191】
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び/又は基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
【0192】
本明細書では、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」及び「端末」という用語は、互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、送信ポイント、受信ポイント、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
【0193】
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
【0194】
また、本明細書における無線基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、無線基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間(D2D:Device-to-Device)の通信に置き換えた構成について、本発明の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述の無線基地局10が有する機能をユーザ端末20が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、「サイド」と読み替えられてもよい。例えば、上りチャネルは、サイドチャネルと読み替えられてもよい。
【0195】
同様に、本明細書におけるユーザ端末は、無線基地局で読み替えてもよい。この場合、上述のユーザ端末20が有する機能を無線基地局10が有する構成としてもよい。
【0196】
本明細書において、基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)から成るネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局、基地局以外の1つ以上のネットワークノード(例えば、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving-Gateway)などが考えられるが、これらに限られない)又はこれらの組み合わせによって行われ得ることは明らかである。
【0197】
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
【0198】
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、LTE−B(LTE-Beyond)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、New−RAT(Radio Access Technology)、NR(New Radio)、NX(New radio access)、FX(Future generation radio access)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切な無線通信方法を利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
【0199】
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
【0200】
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
【0201】
本明細書で使用する「判断(決定)(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。例えば、「判断(決定)」は、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。また、「判断(決定)」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。また、「判断(決定)」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。つまり、「判断(決定)」は、何らかの動作を「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。
【0202】
本明細書で使用する「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」と読み替えられてもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び/又は光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
【0203】
本明細書又は特許請求の範囲で「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
【0204】
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
【0205】
本出願は、2017年2月3日出願の特願2017−018949に基づく。この内容は、全てここに含めておく。
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【国際調査報告】