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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2018年5月24日
【発行日】2019年10月17日
(54)【発明の名称】制御システム、送信機、受信システム
(51)【国際特許分類】
   G05B 15/02 20060101AFI20190920BHJP
【FI】
   G05B15/02 A
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】20
【出願番号】特願2018-551700(P2018-551700)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2017年11月17日
(31)【優先権主張番号】62/424993
(32)【優先日】2016年11月21日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002527
【氏名又は名称】特許業務法人北斗特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】中村 雄志
(72)【発明者】
【氏名】花嶋 正人
(72)【発明者】
【氏名】井上 雄文
【テーマコード(参考)】
5H215
【Fターム(参考)】
5H215BB09
5H215CC03
5H215CC09
5H215CC10
5H215CX08
5H215CX09
5H215CX10
5H215GG17
5H215HH00
5H215JJ25
5H215KK06
(57)【要約】
本開示の課題は、複数の対象装置の制御をユーザの一回の操作だけで可能にする制御システム、送信機、及び受信システムを提供することである。制御システム(10)は、送信機(20)と、受信システム(30)と、を備える。送信機(20)は、操作部(21)を有し、操作部(21)が操作されると自己発電をして操作信号を無線通信により送信する。受信システム(30)は、無線通信により操作信号を受け取ると、操作信号に関連付けられた複数の対象装置(50)を制御する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作部を有し、前記操作部が操作されると自己発電をして操作信号を無線通信により送信する送信機と、
無線通信により前記操作信号を受け取ると、前記操作信号に関連付けられた複数の対象装置を制御する受信システムと、
を備える、
制御システム。
【請求項2】
前記受信システムは、前記送信機から操作信号を受信する受信機と、前記受信機とネットワークを介して接続されるサーバ又はクラウドコンピューティングシステムと、を含む、
請求項1の制御システム。
【請求項3】
前記送信機は、前記操作部の操作により生じる力学的エネルギーを電気エネルギーに変換する圧電素子を備える、
請求項1又は2の制御システム。
【請求項4】
前記受信システムは、前記複数の対象装置を予め設定された順序で制御するように構成される、
請求項1〜3のいずれか一つの制御システム。
【請求項5】
前記受信システムは、前記送信機からの操作信号を当該操作信号に対応する有効期間内に受け取った場合に限り、前記操作信号に関連付けられた複数の対象装置を制御するように構成される、
請求項1〜4のいずれか一つの制御システム。
【請求項6】
前記送信機は、人体通信により識別情報を受け取ると、前記識別情報を無線通信により送信するように構成される、
請求項1〜5のいずれか一つの制御システム。
【請求項7】
操作部を有し、前記操作部が操作されると自己発電をして操作信号を無線通信により送信する、
送信機。
【請求項8】
無線通信により操作信号を受け取ると、前記操作信号に関連付けられた複数の対象装置を制御する、
受信システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に制御システム(Control System)、送信機(Transmitter)、及び受信システム(Receiver System)に関し、より詳細には、複数の対象装置を制御する制御システム、制御システム用の送信機、及び制御システム用の受信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、スマートスペースを提供するためのシステム(制御システム)を開示する。特許文献1のシステムは、ハブと、ハブと相互に通信可能な複数の周辺装置(対象装置)とを含んでいる。このシステムでは、ハブが周辺装置を制御する。しかしながら、特許文献1において、周辺装置を制御しようとした場合、ユーザは、アプリケーションを搭載したコンピュータにより、ローカル又はワイドネットワークを通じてハブにアクセスする必要があり、非常に煩雑な操作を強いられる。
【0003】
本開示の課題は、複数の対象装置の制御をユーザの一回の操作だけで可能にする制御システム、送信機、及び受信システムを提供することである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許出願公開第2016/0139575号明細書
【発明の概要】
【0005】
本開示に係る一態様の制御システムは、送信機と、受信システムと、を備える。前記送信機は、操作部を有し、前記操作部が操作されると自己発電をして操作信号を無線通信により送信するように構成される。前記受信システムは、無線通信により前記操作信号を受け取ると、前記操作信号に関連付けられた複数の対象装置を制御するように構成される。
【0006】
本開示に係る一態様の送信機は、操作部を有し、前記操作部が操作されると自己発電をして操作信号を無線通信により送信するように構成される。
【0007】
本開示に係る一態様の受信システムは、無線通信により操作信号を受け取ると、前記操作信号に関連付けられた複数の対象装置を制御するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、一実施形態の制御システムの概略図である。
図2図2は、上記制御システムの送信機のブロック図である。
図3図3は、送信機の断面斜視図である。
図4図4は、送信機の断面図であり、送信機が操作されていない状態を示す。
図5図5は、送信機の断面図であり、送信機が操作された状態を示す。
図6図6は、上記制御システムの受信機のブロック図である。
図7図7は、上記制御システムで制御される対象装置のブロック図である。
図8図8は、上記制御システムの情報端末のブロック図である。
図9図9は、上記制御システムのシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.実施形態
1.1 概要
本実施形態の制御システム10は、図1に示すように、送信機20と、受信システム30と、を備える。送信機20は、操作部21を有し、操作部21が操作されると自己発電をして操作信号を無線通信により送信する。受信システム30は、無線通信により操作信号を受け取ると、操作信号に関連付けられた複数の対象装置50を制御する。
【0010】
制御システム10では、送信機20は操作部21の操作に応答して操作信号を送信し、受信システム30は、操作信号に応答して、複数の対象装置50を制御する。つまり、制御システム10は、複数の対象装置50の制御をユーザの一回の操作だけで可能にする。特に、送信機20は自己発電により操作信号を送信するから、電源と接続する必要がない。更に、送信機20は無線通信により操作信号を送信するから、受信システム30との有線接続が不要である。したがって、ユーザは送信機20を所望の場所に設置できる。
【0011】
1.2 構成
以下、本実施形態の制御システム10について更に詳細に説明する。制御システム10は、図1に示すように、複数(図1では4つ)の送信機20と、受信システム30と、を備える。以下では、必要に応じて複数の送信機20を符号20A,20B,20C,20Dで区別する。
【0012】
送信機20は、ユーザにより管理される施設に設置される。施設は、一例としては、戸建て住宅である。なお、施設の例としては、戸建て住宅の他に、集合住宅(住戸、共用部)、店舗、ビル(ビル全体、フロア内)が挙げられる。また、施設は、建物だけではなく、建物とその建物が存在する敷地とを含んでいてもよく、例えば、工場や、公園、病院、商業施設等が挙げられる。
【0013】
複数の送信機20はいずれも同じ構成である。各送信機20は、図2に示すように、操作部21と、発電部22と、電力蓄積部23と、無線通信部24と、処理部25と、通知部26と、人体通信部27と、を備えている。
【0014】
操作部21は、ユーザにより操作される部分である。本実施形態において、操作部21は、図3に示すように、送信機20の筐体を兼ねている。送信機20は、いわゆる、物理ボタンである。
【0015】
操作部21は、発電部22と、電力蓄積部23と、無線通信部24と、処理部25と、通知部26と、人体通信部27とを、内部に収容する。本実施形態において、送信機20(操作部21)は、ユーザが持ち運び可能な大きさである。そのため、ユーザは、送信機20を所望の場所に配置可能である。例えば、送信機20A,20Dは、寝室に配置され、送信機20B,20Cは、玄関に配置される。なお、送信機20は、必ずしも、固定されている必要はなく、単に、家具等の物の上に置くだけでも良い。また、送信機20は、壁に固定してもよい。
【0016】
操作部21は、図3図5に示すように、ボディ211と、カバー212と、を備えている。ボディ211は、厚み方向の一面(図4及び図5の上面)に開口がある直方体の箱状である。ボディ211には、発電部22と、電力蓄積部23と、無線通信部24と、処理部25と、通知部26と、人体通信部27とが収容される。カバー212は、ボディ211の開口を覆う矩形状の平板部2121と、平板部2121の周囲からボディ211を囲うように突出する周壁部2122とを有している。カバー212は、ボディ211に対して、ボディ211の厚み方向に沿って移動可能に取り付けられる。特に、カバー212は、第1位置(図4参照)と第2位置(図5参照)との間で移動可能である。第1位置は、第2位置よりもカバー212の平板部2121とボディ211の底との距離が長い。簡単に言えば、第1位置にあるカバー212の平板部2121をボディ211に向かって押すことで、カバー212が第1位置から第2位置へ移動する。つまり、ユーザが操作部21を操作するとは、ユーザが操作部21のカバー212を第1位置から第2位置へ移動させることを意味する。なお、ボディ211及びカバー212はいずれも電気絶縁性を有している。例えば、ボディ211及びカバー212は、電気絶縁性を有する樹脂材料の成形品である。
【0017】
発電部22は、操作部21が操作された際に、送信機20を動作させるための電力を生成するように構成される。発電部22は、図3図5に示すように、圧電素子221と、錘222と、磁石223と、ホルダ224と、を備えている。圧電素子221は、操作部21の操作により生じる力学的エネルギーを電気エネルギーに変換するために用いられている。圧電素子221を利用することで、送信機20での発電効率の向上を図ることができる。圧電素子221は、矩形板状である。錘222は、磁性体であって、圧電素子221の長さ方向の第1端(図4及び図5の左端)に固定されている。ホルダ224は、圧電素子221を、圧電素子221の長さ方向の第2端(図4及び図5の右端)で保持する。また、ホルダ224は、磁石223を、接触位置と離間位置との間で移動可能に保持する。接触位置は、図4に示すように、磁力により磁石223が錘222と接触する位置である。離間位置は、図5に示すように、磁石223が錘222から離れた位置である。ホルダ224は、負荷がかかっていない場合には、磁石223を接触位置に位置させる。例えば、ホルダ224は、弾性体などにより磁石223を接触位置に保持する。
【0018】
発電部22は、操作部21内に収納される。ここで、発電部22の磁石223は、操作部21のカバー212が第1位置である間は、接触位置に保持される。そして、操作部21のカバー212の第1位置から第2位置への移動に応じて、磁石223が接触位置から離間位置へ移動する。磁石223が接触位置から離間位置へ移動する過程で、錘222が磁石223に引っ張られて圧電素子221が撓むが、やがて磁石223から錘222が離れる。これによって、図5に示すように、圧電素子221が振動する。この振動による力学的エネルギーが電気エネルギーに変換されて、圧電素子221から出力される。
【0019】
したがって、ユーザが操作部21のカバー212を押圧すると、カバー212が第1位置から第2位置へ移動し、これに伴って、発電部22の磁石223が接触位置から離間位置へ移動する。その結果、圧電素子221が振動して、発電部22から電気エネルギーが出力される。
【0020】
電力蓄積部23は、発電部22で生成された電気エネルギーを蓄積するように構成されている。電力蓄積部23に蓄積された電気エネルギーは、送信機20の無線通信部24、処理部25、通知部26、及び人体通信部27を動作させるために使用される。つまり、送信機20は、電力蓄積部23に蓄積された電気エネルギーを利用して動作する。電力蓄積部23は、例えば、コンデンサである。
【0021】
無線通信部24は、受信システム30との無線通信のための通信インタフェースである。無線通信の規格としては、Bluetooth(登録商標)及び近距離無線通信技術(NFC)を利用することができる。
【0022】
通知部26は、ユーザに通知を行うために設けられている。通知部26は、例えば、聴覚的な通知を行う手段として、ブザーを備える。
【0023】
人体通信部27は、人体通信のための通信インタフェースである。人体通信部27は、ユーザが装着する専用の装置から人体通信により識別情報(ユーザ識別情報)を受け取るように構成される。人体通信部27によれば、送信機20を操作した人の識別が可能になる。本実施形態では、ユーザによる操作部21の操作時に、人体通信部27が、人体通信によりユーザ識別情報を受け取る。このような人体通信のための専用の装置は、従来周知のものであってよいから、詳細な説明は省略する。
【0024】
処理部25は、送信機20の動作を制御する回路である。処理部25は、例えば、1以上のプロセッサ(マイクロプロセッサ)と1以上のメモリとにより実現され得る。つまり、1以上のプロセッサが1以上のメモリに記憶された1以上のプログラムを実行することで、処理部25として機能する。プログラムは、ここでは処理部13のメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
【0025】
処理部25は、電力蓄積部23に蓄積された電気エネルギーが所定値以上になると起動して動作を開始し、電力蓄積部23に蓄積された電気エネルギーが所定値未満となると停止する。処理部25は、動作を開始すると、無線通信部24から操作信号を送信する。本実施形態において、操作信号は、送信機20の識別情報(送信機識別情報)と人体通信部27で受け取った識別情報(ユーザ識別情報)とを含む。また、処理部25は、受信システム30から無線通信部24を通じて応答信号を受け取ると、通知部26を動作させるように構成される。
【0026】
このように、送信機20は、操作部21を有し、操作部21が操作されると自己発電をして操作信号を無線通信により送信する。また、送信機20は、人体通信により識別情報を受け取ると、識別情報を無線通信により送信する。
【0027】
なお、送信機20の発電部22及び電力蓄積部23は、操作部21の操作に対して、処理部25が操作信号を送信し、受信システム30からの応答信号に応じて通知部26を動作させることができるように、構成されている。
【0028】
受信システム30は、図1に示すように、受信機31と、情報端末32と、情報システム33と、を備えている。受信機31と、情報端末32と、情報システム33とは、ネットワーク40に接続可能である。なお、受信機31と、情報端末32と、情報システム33とは、受信システム30の動作時にネットワーク40を介して相互に接続されればよく、ネットワーク40を介して常時相互に接続されている必要はない。
【0029】
ネットワーク40は、単一の通信プロトコルに準拠したネットワークだけではなく、異なる通信プロトコルに準拠した複数のネットワークで構成され得る。通信プロトコルは、周知の様々な有線及び無線通信規格から選択され得る。また、無線通信プロトコルの例としては、特定小電力無線の規格及び無線LAN(Local Area Network)の規格が挙げられる。無線LANの規格としては、Wi−Fi(登録商標)が挙げられる。図1では簡略化されているが、ネットワーク40は、リピータハブ、スイッチングハブ、ブリッジ、ゲートウェイ、ルータ等のデータ通信機器を含み得る。
【0030】
受信機31は、図6に示すように、第1通信部311と、第2通信部312と、処理部313と、を備えている。
【0031】
第1通信部311は、送信機20との無線通信のための通信インタフェースである。無線通信の規格としては、Bluetooth及び近距離無線通信技術を利用することができる。本実施形態の場合、送信機20を使用する場合には、予め、送信機20と受信機31とのペアリングが行われる。例えば、受信機31がペアリングモードである間に、送信機20から操作信号を送ることで、受信機31と送信機20とのペアリングを行うことが可能である。なお、ペアリングの手法は、従来周知であってよいから、詳細な説明は省略する。
【0032】
第2通信部312は、情報端末32、情報システム33、及び対象装置50と通信するための通信インタフェースである。第2通信部312は、情報端末32、情報システム33、及び対象装置50に直接的に接続されてもよいし、ネットワーク40(図1参照)を介して間接的に接続されてもよい。
【0033】
処理部313は、受信機31の動作を制御する回路である。特に、処理部313は、複数の対象装置50を制御する制御部F31を有する。なお、制御部F31は実体のある構成を示しているわけではなく、処理部313によって実現される機能を示している。このような処理部313は、例えば、1以上のプロセッサ(マイクロプロセッサ)と1以上のメモリとにより実現され得る。つまり、1以上のプロセッサが1以上のメモリに記憶された1以上のプログラムを実行することで、処理部313として機能する。プログラムは、ここでは処理部313のメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
【0034】
ここで、制御システム10の制御対象となる装置である対象装置50について説明する。対象装置50は、送信機20と同様にユーザにより管理される施設に設置される。
【0035】
対象装置50は、図7に示すように、通信部51と、機能部52と、処理部53と、を備えている。
【0036】
通信部51は、受信機31と通信するための通信インタフェースである。通信部51は、受信機31にネットワーク40を介さずに直接的に接続されてもよいし、ネットワーク40を介して間接的に接続されてもよい。
【0037】
機能部52は、対象装置50において所定の機能を実現する機械構造を有する。機能部52により実現される機能は、主に対象装置50の種類によって異なる。対象装置50のカテゴリの例としては、センサ関連機器、空調関連機器、住宅・設備関連機器、調理・家事関連機器、管理・操作関連機器、AV関連機器が挙げられる。センサ関連機器の例としては、人体検知センサが挙げられる。空調関連機器の例としては、エアコン、扇風機、換気扇、空気清浄機が挙げられる。住宅・設備関連機器の例としては、電動ブラインド(スマートブラインド)、電動カーテン(スマートカーテン)、照明装置(スマートライト、スマートバルブ)が挙げられる。調理・家事関連機器の例としては、電子レンジ、自動調理器(例えば、スマートコーヒーメーカ、トースタ)、自動掃除機(スマートクリーナ)が挙げられる。管理・操作関連機器の例としては、スマートフォン、コントローラ、スイッチ、スマート壁スイッチ、スマートプラグ、セキュリティカメラ、スマートサーモスタットが挙げられる。AV関連機器の例としては、TV、ディスプレイ、オーディオ(例えば、音楽プレーヤ、スマートスピーカ)が挙げられる。
【0038】
例えば、対象装置50がエアコンの場合、機能部52は、エアコンの機能を実現するための機械構造(例えば、凝縮器、蒸発器、圧縮機、温度センサ等)を有する。対象装置50が電動カーテンの場合、機能部52は、電動カーテンの機能を実現するための機械構造(例えば、カーテン、カーテンの開閉機構等)を有する。対象装置50が自動掃除機の場合、機能部52は、自動掃除機の機能を実現するための機械構造(例えば、吸引機構、移動機構等)を有している。対象装置50がスイッチの場合、機能部52は、スイッチの機能を実現するための機械構造(例えば、接点、開閉機構、コネクタ等)を有する。例えば、対象装置50がスイッチである場合、図1に示すように、対象装置50に電気機器60が接続され得る。この場合、対象装置50により電気機器60の制御が可能である。なお、機能部52の機械構造は従来周知のものを採用できるから詳細な説明は省略する。また、電気機器60の例としては、対象装置50と同様に、センサ関連機器、空調関連機器、住宅・設備関連機器、調理・家事関連機器、管理・操作関連機器、AV関連機器が挙げられる。
【0039】
処理部53は、対象装置50の動作を制御する回路である。特に、処理部53は、制御部F31により与えられる制御信号に応答して、機能部52を制御する機能を有している。このような処理部53は、例えば、1以上のプロセッサ(マイクロプロセッサ)と1以上のメモリとにより実現され得る。つまり、1以上のプロセッサが1以上のメモリに記憶された1以上のプログラムを実行することで、処理部53として機能する。プログラムは、ここでは処理部53のメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
【0040】
次に、制御部F31について更に詳細に説明する。制御部F31は、ユーザによる送信機20の操作部21の操作に応答して、複数の対象装置50を制御するように構成されている。
【0041】
制御部F31は、第1通信部311を通じて送信機20から操作信号を受け取ると、対応関係情報を参照して、対象装置50の制御情報を取得する。なお、対応関係情報は、処理部53のメモリなどに記憶される。
【0042】
対応関係情報では、少なくとも、送信機識別情報に制御情報が対応付けられている。本実施形態の対応関係情報では、ユーザ識別情報毎に、送信機識別情報に制御情報が対応付けられている。制御情報は、操作信号に応答して制御する複数の対象装置50の識別情報(装置識別情報)と、複数の対象装置50の制御の内容を示す情報(内容情報)とを含む。また、制御情報は、装置識別情報で特定される複数の対象装置50の制御の順序を示す情報(順序情報)を含む。
【0043】
また、対応関係情報では、送信機識別情報に有効期間が対応付けられている。有効期間は、操作信号を受け付ける期間を示す。つまり、制御部F31は、送信機20からの操作信号を当該操作信号に対応する期間(有効期間)内に受け取った場合に限り、操作信号に関連付けられた複数の対象装置50を制御するように構成される。言い換えれば、制御部F31は、操作信号を受け取った時点がその操作信号の有効期間に含まれていない場合には、受け取った操作信号を無視する。つまり、送信機20の操作が想定されている期間外での送信機20の操作は、誤操作である可能性がある。有効期間を設定することで、送信機20の誤操作に対して複数の対象装置50が制御される可能性を低減できる。
【0044】
下記の表1及び表2に異なるユーザの対応関係情報の概要を示す。表1及び表2では、説明をわかりやすくするためだけに、送信機識別情報として、図1に示す送信機の符号20A〜20Dを記載し、また、装置識別情報として、対象装置50の種類を記載している。また、表1及び表2では、順序情報は、制御を開始する時点からの遅延時間を示している。遅延時間は、主に、所望の対象装置50の動作が完了する時点をそろえるために設定され得る。表2では、トースタとコーヒーメーカとで遅延時間に2分の差がある。これは、トースタが調理を終える時間と、コーヒーメーカが調理を終える時間との差を考慮して、同じタイミングでトースタとコーヒーメーカとが調理を終えるようにするためである。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
送信機20を使用するシーンとしては、寝室で起床した時、外出時の玄関、帰宅時のリビング、就寝時の寝室が挙げられる。表1及び表2に示す対応関係情報では、送信機20Aは、寝室で起床した時の使用を想定している。送信機20Bは、外出時の玄関での使用を想定している。送信機20Cは、帰宅時のリビングでの使用を想定している。送信機20Dは、就寝時の寝室での使用を想定している。
【0048】
制御部F31は、操作信号に対応する制御情報を取得すると、制御情報で特定された複数の対象装置50に、順序情報で特定される順番に、内容情報に対応する制御信号を、第2通信部312を通じて送信するように構成される。その結果、複数の対象装置50の各々が、受け取った制御信号に従って動作する。したがって、順序情報を利用することにより、複数の対象装置50をユーザの所望のタイミングで制御できる。
【0049】
また、制御部F31は、操作信号を第1通信部311を通じて受け取ると、応答信号を第1通信部311を通じて操作信号の送信元の送信機20に送信するように構成される。これによって、送信機20において操作信号を受領されたことを確認できる。
【0050】
情報端末32は、図8に示すように、通信部321と、入力部322と、出力部323と、処理部324と、を備えている。情報端末32は、例えば、スマートフォンである。なお、情報端末32は、タブレット端末等の携帯端末、又はパーソナルコンピュータ(特に、ラップトップコンピュータ)により実現され得る。
【0051】
通信部321は、ネットワーク40を介した通信を実現する。通信部321は、ネットワーク40を介した通信に対応する通信プロトコルに準拠している。
【0052】
入力部322は、情報端末32を操作するための入力装置、及びマイクロホンを備える。入力装置は、例えば、タッチパッド及び/又は1以上のボタンを有する。出力部323は、情報を表示するための出力装置、及びスピーカを備える。出力装置は、例えば、ディスプレイ(例えば液晶ディスプレイ)を備える。なお、入力部322のタッチパッドと出力部323のディスプレイとでタッチパネルが構成されてもよい。
【0053】
処理部324は、情報端末32の動作を制御する回路である。処理部324は、制御部F31で参照される対応関係情報を設定する機能を有する。より詳細には、処理部324は、出力部323の出力装置に、対応関係情報を入力部322を用いて入力するための画面を表示させる。したがって、ユーザは、情報端末32を利用して、対応関係情報を入力することが可能である。処理部324は、ユーザにより入力された対応関係情報を受信機31にネットワーク40を通じて送信する。これによって、受信機31の対応関係情報が変更される。このような処理部324は、例えば、1以上のプロセッサ(マイクロプロセッサ)と1以上のメモリとにより実現され得る。つまり、1以上のプロセッサが1以上のメモリに記憶された1以上のプログラムを実行することで、処理部324として機能する。例えば、情報端末32には、対応関係情報を設定するためのプログラムを含む専用のアプリケーションソフトがインストールされる。情報端末32の処理部324がアプリケーションソフトを起動することにより、処理部324は、対応関係情報の設定を可能にする。
【0054】
情報システム33は、所望の情報を得るためのシステムである。例えば、情報システム33は、対象装置50の制御に利用可能な情報を、受信機31に提供するために用いられる。情報システム33は、例えば、1以上のサーバ、又は、クラウドコンピューティングシステムによって実現され得る。
【0055】
例えば、情報システム33は、参照情報(例えば、時間情報、天気情報、及びGPS情報)を制御部F31に提供することができる。この場合、制御部F31は、参照情報を、対象装置50の制御に反映させることができる。例えば、対象装置50がスマートフォンやスマートスピーカである場合、参照情報を利用して、ユーザにメッセージを伝えることが可能になる。例えば、時間情報及びGPS情報を利用して、ユーザのいる場所の天気情報を取得することができる。天気情報が雨である場合、外出するユーザに傘を持っていくことを促すメッセージを伝えることができる。このような参照情報を利用することによって、対象装置50の使用環境に適した動作が可能になる。
【0056】
また、情報システム33は、対象装置50の動作状況を収集してもよい。例えば、情報システム33は、対象装置50の動作状況を取得して受信機31に与えることができる。この場合、制御部F31が、複数の対象装置50を順序情報で特定される順番に制御しやすくなる。
【0057】
また、情報システム33は、ユーザによる送信機20の操作の履歴情報(操作履歴情報)、及び、対象装置50の動作の履歴情報(動作履歴情報)を記憶してもよい。操作履歴情報(シーンログ)は、ユーザがどのシーンをいつ選択したかを学習する指標となる。動作履歴情報(デバイス動作ログ)は、ユーザがいつどのような動作を対象装置50に求めているのかを学習する指標となる。そこで、情報システム33は、例えば、操作履歴情報及び動作履歴情報と学習済みモデル等を利用して、ユーザに適した制御情報を自動的に生成してもよい。例えば、ユーザが情報端末32により対応関係情報を入力する際に、ユーザに、制御情報を提示することが可能になる。あるいは、情報システム33は、操作履歴情報及び動作履歴情報を利用して、送信機20に対して有効期間を自動的に設定してもよい。このように、情報システム33が自動的に制御情報や有効期間を自動的に提案することによって、ユーザにとって制御システム10が使いやすくなる。
【0058】
1.3 動作
以下、制御システム10の動作について、図9を参照して、簡単に説明する。まず、前提として、制御システム10は、表1及び表2に示す内容を含む対応関係情報を記憶している。表1の内容は、ユーザAのユーザ識別情報に対応し、表2の内容は、ユーザBのユーザ識別情報に対応している。
【0059】
ユーザAが起床時に送信機20Aの操作部21を操作すると、送信機20Aは自己発電し、操作信号を送信する(図9参照)。この操作信号は、ユーザAのユーザ識別情報と、送信機20Aの送信機識別情報とを含んでいる。受信システム30の受信機31は、操作信号を受け取ると、応答信号を送信機20Aに送る(図9参照)。送信機20Aは、応答信号を受信すると、通知部26を動作させて通知を行う。
【0060】
受信機31は、更に、操作信号のユーザ識別情報と送信機識別情報とに基づいて、対応関係情報から有効期間を取得して操作信号を受け取った時刻が有効期間内かどうかを判断する。受信機31は、操作信号を受け取った時刻が有効期間内であれば、対応関係情報から制御情報を取得する。そして、受信機31は、制御情報に含まれる装置識別情報で特定される複数の対象装置50に、制御情報に含まれる順序情報に基づいて、制御情報に含まれる内容情報に応じた制御信号を送信する(図9参照)。表1によれば、居間の照明がオンになり、電動カーテン/ブラインドが開き、スマートフォンで天気情報の取得が行われ、コーヒーメーカがオンとなり、エアコンがオンとなる。このような様々な対象装置50の制御を、ユーザAは、送信機20Aを操作するだけで行える。
【0061】
このように、制御システム10では、ユーザが毎日決まった時間に行う複数の対象装置50の制御を、一つの送信機20の操作で行えるようになる。このような毎日のルーチンワークを単純な操作で行えるようになる。そのため、毎日のルーチンワークにかかる時間を省くことができ、ユーザが自身の時間をより有効に使えるようになる。
【0062】
2.変形例
以上説明した上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。また、上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
【0063】
操作部21は、物理ボタンであり、いわゆるプッシュスイッチの機構を適用しているが、これに限定されない。操作部21は、例えば、トグルスイッチ、スライドスイッチ、及びロータリスイッチ等の機構を適用してもよい。また、操作部21の外形は、矩形状に限定されず、円形状又は多角形状(例えば、三角形状)であってもよい。
【0064】
通知部26は、音による通知の代わりに、光又は振動による通知を行うように構成されていてもよい。もちろん、通知部26は、音、光、及び振動のうち2以上の通知を行うように構成されていてもよい。光による通知は、例えば、発光ダイオード等の光源の点灯により実現され得る。振動による通知は、例えば、モータの駆動により実現され得る。また、送信機20は、通知部26を備えていなくてもよい。
【0065】
また、送信機20において、人体通信部27は必須ではない。特に、送信機20を操作するユーザを識別する必要がなければ、人体通信部27は省略してよい。つまり、対応関係情報において、ユーザ識別情報は必須ではない。
【0066】
例えば、受信機31は、パーソナルコンピュータに組み込まれるか、後付けされる構成であってよい。例えば、受信機31は、パーソナルコンピュータのUSB端子に接続されて、パーソナルコンピュータをネットワーク40の一部として利用してよい。なお、受信機31は、独立して動作可能な装置であってもよい。
【0067】
対応関係情報は、表1及び表2に示す例に限定されない。特に、制御情報は、ユーザの要望に応じて、種々設定可能である。例えば、帰宅時に操作する送信機20については、電動カーテン・ブラインドを閉じ、照明の明るさを調整し、室温を調整し、音楽を再生し、重要なメールを読み上げる、といった内容の制御情報を登録することも可能である。また、外出時に操作する送信機20については、すべての対象装置50をオフにするといった内容の制御情報を登録することも可能である。また、対応関係情報において、有効期間は必須ではない。
【0068】
上記実施形態では、順序情報は、遅延時間を示しているが、単に順番を示していてもよい。例えば、照明装置である対象装置50の順番が1、オーディオである対象装置50の順番が2であれば、受信システム30は、照明装置である対象装置50に制御信号を送信してから、オーディオである対象装置50に制御信号を送信すればよい。この場合において、照明装置である対象装置50が制御信号に応じた動作を開始したかどうかの確認はしてもよいし、しなくてもよい。つまり、制御システム10において、複数の対象装置50は全てが同時に動作する必要はなく、ユーザの好みに合わせて、複数の対象装置50の少なくとも一部は所定の順番で動作してよい。
【0069】
本開示における制御システム10は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における制御システム10としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。さらに、制御システム10の少なくとも一部の機能(例えば、制御部F31)は、例えば、サーバ又はクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
【0070】
3.態様
以上述べた実施形態及び変形例から明らかなように、第1の態様の制御システム(10)は、送信機(20,20A〜20D)と、受信システム(30)と、を備える。前記送信機(20,20A〜20D)は、操作部(21)を有し、前記操作部(21)が操作されると自己発電をして操作信号を無線通信により送信するように構成される。受信システム(30)は、無線通信により前記操作信号を受け取ると、前記操作信号に関連付けられた複数の対象装置(50)を制御するように構成される。第1の態様によれば、複数の対象装置(50)の制御がユーザの一回の操作だけで可能になる。
【0071】
第2の態様の制御システム(10)は、第1の態様との組み合わせにより実現され得る。第2の態様では、前記受信システム(30)は、前記送信機(20,20A〜20D)から操作信号を受信する受信機(31)と、前記受信機(31)とネットワーク(40)を介して接続されるサーバ又はクラウドコンピューティングシステムと、を含む。第2の態様によれば、所望の情報(例えば、対象装置(50)の制御に利用可能な情報)を得ることができる。
【0072】
第3の態様の制御システム(10)は、第1又は第2の態様との組み合わせにより実現され得る。第3の態様では、前記送信機(20,20A〜20D)は、前記操作部(21)の操作により生じる力学的エネルギーを電気エネルギーに変換する圧電素子(221)を備える。第3の態様によれば、送信機(20,20A〜20D)での発電効率の向上を図ることができる。
【0073】
第4の態様の制御システム(10)は、第1〜第3の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第4の態様では、前記受信システム(30)は、前記複数の対象装置(50)を予め設定された順序で制御するように構成される。第4の態様によれば、複数の対象装置(50)をユーザの所望のタイミングで制御できる。
【0074】
第5の態様の制御システム(10)は、第1〜第4の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第5の態様では、前記受信システム(30)は、前記送信機(20,20A〜20D)からの操作信号を当該操作信号に対応する有効期間内に受け取った場合に限り、前記操作信号に関連付けられた複数の対象装置(50)を制御するように構成される。第5の態様によれば、送信機(20,20A〜20D)の誤操作に対して複数の対象装置(50)が制御される可能性を低減できる。
【0075】
第6の態様の制御システム(10)は、第1〜第5の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第6の態様では、前記送信機(20,20A〜20D)は、人体通信により識別情報を受け取ると、前記識別情報を無線通信により送信するように構成される。第6の態様によれば、送信機(20,20A〜20D)を操作した人の識別が可能になる。
【0076】
第7の態様の送信機(20,20A〜20D)は、操作部(21)を有し、前記操作部(21)が操作されると自己発電をして操作信号を無線通信により送信するように構成される。第7の態様によれば、複数の対象装置(50)の制御がユーザの一回の操作だけで可能になる。
【0077】
第8の態様の受信システム(30)は、無線通信により操作信号を受け取ると、前記操作信号に関連付けられた複数の対象装置(50)を制御するように構成される。第8の態様によれば、複数の対象装置(50)の制御がユーザの一回の操作だけで可能になる。
【符号の説明】
【0078】
10 制御システム
20,20A,20B,20C,20D 送信機
21 操作部
22 発電部
23 電力蓄積部
24 無線通信部
25 処理部
26 通知部
27 人体通信部
30 受信システム
31 受信機
32 情報端末
33 情報システム
40 ネットワーク
50 対象装置
60 電気機器
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】