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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】再公表特許(A1)
(11)【国際公開番号】WO/0
(43)【国際公開日】2020年1月16日
【発行日】2021年2月15日
(54)【発明の名称】配管構造および工法
(51)【国際特許分類】
   F16L 41/06 20060101AFI20210118BHJP
   F16L 55/00 20060101ALI20210118BHJP
   F16L 55/105 20060101ALI20210118BHJP
【FI】
   F16L41/06
   F16L55/00 C
   F16L55/105
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】23
【出願番号】特願2020-530119(P2020-530119)
(21)【国際出願番号】PCT/0/0
(22)【国際出願日】2019年7月1日
(31)【優先権主張番号】特願2018-131328(P2018-131328)
(32)【優先日】2018年7月11日
(33)【優先権主張国】JP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】399130348
【氏名又は名称】株式会社水研
(71)【出願人】
【識別番号】000231877
【氏名又は名称】日本鋳鉄管株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001265
【氏名又は名称】特許業務法人山村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 敏之
【テーマコード(参考)】
3H019
3H025
【Fターム(参考)】
3H019CA01
3H019CA06
3H019CB01
3H019CB02
3H025DB12
3H025DC01
3H025DD04
(57)【要約】
ポリオレフィン系材料で構成された直管と、ポリオレフィン系材料で構成され直管の外表面に沿って円周方向に延び直管の軸方向に互いに離間する一対の突条と、直管の円周方向に分割され、直管の一部を囲繞する複数の金属製の分割ケースを持つ配管材と、分割ケースの少なくとも一方に形成され一対の突条に各々係合する一対の係合部とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリオレフィン系材料で構成された直管1と、
ポリオレフィン系材料で構成され前記直管1の外表面13に沿って円周方向Rに延び前記直管1の軸方向Sに互いに離間する一対の突条15と、
前記直管1の円周方向Rに分割され、前記直管1の一部を囲繞する複数の金属製の分割ケース21,22を持つ配管材2と、
前記分割ケース21,22の少なくとも一方に形成され前記一対の突条15に各々係合する一対の係合部23と、を備える配管構造。
【請求項2】
請求項1において、前記一対の突条15の間において前記直管1の外表面13に形成され前記直管1の円周方向Rに延びる有底の第1溝Gと、
前記配管材2の一部を構成し前記有底の第1溝Gの底1Sを切り込むナイフゲート4と、
前記配管材2の一部を構成し開弁状態の前記ナイフゲート4を収容する収容部45と、を備える配管構造。
【請求項3】
請求項1の配管構造を得るための工法であって、
前記円周方向Sに延び前記一対の突条15となる湾曲した棒状のピースPを前記直管1の外表面13に沿って配置する工程と、
前記ピースPを昇温させて前記ピースPを前記直管1に溶着する工程と、
前記配管材2を前記直管1に装着する工程と、を備える工法。
【請求項4】
請求項2の配管構造を得るための工法であって、
前記円周方向Sに延び前記一対の突条15となる湾曲した棒状のピースPを前記直管1の外表面13に沿って配置する工程と、
前記ピースPを昇温させて前記ピースPを前記直管1に溶着する工程と、
前記直管1を切削して、前記直管1に前記有底の第1溝Gを形成する工程と、
前記ナイフゲート4を内蔵した前記配管材2が前記有底の第1溝Gを含む前記直管1の一部を囲繞するように、かつ、前記ナイフゲート4が前記有底の第1溝Gに対峙するように、前記分割ケース21、22を前記直管1に装着する工程と、を備える工法。
【請求項5】
ポリオレフィン系材料で構成された直管1と、
前記直管1の外表面13に沿って円周方向Rに延び前記直管1の軸方向Sに互いに離間する一対の係合用の第2溝1Gと、
前記直管1の円周方向Rに分割され、前記直管1の一部を囲繞する複数の金属製の分割ケース21,22を持つ配管材2と、
前記分割ケース21,22の少なくとも一方に形成され前記一対の係合用の第2溝1Gに各々係合する一対の係合部23と、
前記一対の係合溝1Gの間において前記直管1の外表面13に形成され前記直管1の円周方向Rに延びる有底の第1溝Gと、
前記配管材2の一部を構成し前記有底の第1溝Gの底1Sを切り込むナイフゲート4と、
前記配管材2の一部を構成し開弁状態の前記ナイフゲート4を収容する収容部45と、を備える配管構造。
【請求項6】
請求項5の配管構造を得るための工法であって、
前記直管1を切削して、前記一対の係合用の第2溝1Gを前記直管1の外表面13に沿って形成する工程と、
前記直管1を切削して、前記直管1に前記有底の第1溝Gを形成する工程とを備える、工法。
【請求項7】
請求項5の配管構造を得るための工法であって、
前記直管1の周方向Rに回転可能な回転体を前記直管1のまわりに装着する工程と、前記装着する工程において、前記回転体にはミリング状の切削工具3を持つカッター32が取り付けられ、
前記ミリング状の切削工具3を前記工具の中心軸30のまわりに回転させながら、前記切削工具3を前記回転体と共に前記直管1の周方向Rに旋回させることで、前記直管1の外表面13を切削して、前記周方向Rに長い有底の第1溝Gを前記直管1に形成する薄皮形成工程と、
前記直管1を切削して、前記一対の係合用の第2溝1Gを前記直管1の外表面に形成する工程と、
前記回転体および前記カッター32を前記直管1から取り外す工程と、
前記ナイフゲート4を内蔵した前記配管材2が前記有底の第1溝Gを含む前記直管1の一部を囲繞するように、かつ、前記ナイフゲート4が前記有底の第1溝Gに対峙するように、前記分割ケース21,22を前記管1に装着する工程と、を備える工法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はポリオレフィン系の材料からなる直管に仕切弁などを取り付けた配管構造および当該配管構造を得るための工法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、既設管内の流体の流れを止めずに切削工具で既設管を切削して開口を形成し、前記開口から既設管のラインに仕切弁体を挿入する工法は周知である(特許文献1および2参照)。直管がポリエチレン(PE)管である場合、密閉ケースもPEで形成して直管に溶着することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】JP2000−179779 A(要約書)
【特許文献2】JP2004−69059 A(要約書)
【特許文献3】WO2011/099398 A(フロントページ)
【特許文献4】JP2004−245397 A(要約書)
【発明の概要】
【0004】
しかし、密閉ケース全体をPEで形成すると、金型代が高価になる上、溶着部分が多くなる。
したがって、本発明の目的は、ポリオレフィン系の直管にバルブ等を設けた配管構造や工法において、溶着部分を少なくすることである。
【0005】
本発明の配管構造は、第1の局面において、ポリオレフィン系材料で構成された直管1と、
ポリオレフィン系材料で構成され前記直管1の外表面13に沿って円周方向Rに延び前記直管1の軸方向Sに互いに離間する一対の突条15と、
前記直管1の円周方向Rに分割され、前記直管1の一部を囲繞する複数の金属製の分割ケース21,22を持つ配管材2と、
前記分割ケース21,22の少なくとも一方に形成され前記一対の突条15に各々係合する一対の係合部23と、を備える。
【0006】
本発明において、ポリオレフィン系の直管1は柔軟であるため、直管1に作用する力により直管1の開口が大きく拡がろうとすると、係合部23が突条15に係合し、前記開口が拡がるのを防止する。
本発明において溶着が必要なのは、一対の突条15の部分のみである。したがって、溶着部分が少ない。
【0007】
本発明の配管構造は第2の局面において、ポリオレフィン系材料で構成された直管1と、
前記直管1の外表面13に沿って円周方向Rに延び前記直管1の軸方向Sに互いに離間する一対の係合用の第2溝1Gと、
前記直管1の円周方向Rに分割され、前記直管1の一部を囲繞する複数の金属製の分割ケース21,22を持つ配管材2と、
前記分割ケース21,22の少なくとも一方に形成され前記一対の係合用の第2溝1Gに各々係合する一対の係合部23と、
前記一対の係合溝1Gの間において前記直管1の外表面13に形成され前記直管1の円周方向Rに延びる有底の第1溝Gと、
前記配管材2の一部を構成し前記有底の第1溝Gの底1Sを切り込むナイフゲート4と、
前記配管材2の一部を構成し開弁状態の前記ナイフゲート4を収容する収容部45と、を備える。
【0008】
この場合、一対の係合用の第2溝1Gに分割ケース21,22の係合部23が係合する。そのため、ケースを直管に溶着する必要がない。
また、有底の第1溝Gが形成されており、ナイフゲート4は薄肉の底1Sを切り込み易い。更に、底1Sがあり、切削により生じた切粉が直管1に侵入しない。
【0009】
本発明において、ポリオレフィン系材料とは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブデン等をいう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1Aおよび図1Bは、それぞれ、本発明にかかる工法の工程の一実施例を示す横断面図および縦断面図である。
図2図2Aおよび図2Bは、それぞれ、本発明にかかる工法の工程の他の例を示す横断面図および縦断面図である。
図3図3Aおよび図3Bは、それぞれ、本発明にかかる工法の工程の例を示す横断面図および縦断面図である。
図4図4Aおよび図4Bは、それぞれ、本発明にかかる工法の工程の例を示す横断面図および縦断面図である。
図5図5Aおよび図5Bは、それぞれ、本発明にかかる工法の工程の一例を示す横断面図および縦断面図である。なお、図5Aおよび図5Bにおいては溶着部分のみにハッチングを施してある。
図6図6Aおよび図6Bは、それぞれ、本発明にかかる工法の工程の一例を示す横断面図および縦断面図である。
図7図7は配管構造の一例を示す横断面図である。
図8図8は配管構造を示す縦断面図である。
図9図9は配管構造を示す横断面図である。
図10図10は配管構造を示す縦断面図である。
図11図11は有底の第1溝および弁体等を示す断面図である。
図12図12は有底の第1溝および弁体等を示す断面図である。
図13図13は他の配管構造を示す横断面図である。
図14図14は同縦断面図である。
図15図15は別の例にかかる工法の工程を示す概略斜視図である。
図16図16は同例にかかる工法の工程を示す概略斜視図である。
図17図17Aおよび図17Bは、それぞれ、実施例2にかかる切削工具およびカッターを示す縦断面図および横断面図である。
図18図18Aおよび図18Bは、それぞれ、実施例2の薄皮形成工程を示す縦断面図および横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
第1の局面において好ましくは、前記一対の突条15の間において前記直管1の外表面13に形成され前記直管1の円周方向Rに延びる有底の第1溝Gと、
前記配管材2の一部を構成し前記有底の第1溝Gの底1Sを切り込むナイフゲート4と、
前記配管材2の一部を構成し開弁状態の前記ナイフゲート4を収容する収容部45と、を備える。
【0012】
この場合、ナイフゲート4が第1溝の底1Sを切り込み、更に、直管1の内周面14に食い込んで、配路を止水することができる。
【0013】
第1の局面の好ましい工法は、前記一対の突条15となる湾曲した棒状のピースPを前記直管1の外表面13に沿って配置する工程と、
前記ピースPを昇温させて前記ピースPを前記直管1に溶着する工程と、
前記配管材2を前記直管1に装着する工程と、を備える。
この場合、配管材2全体を直管1に溶着する必要がない。
【0014】
更に好ましくは、前記円周方向Sに延び前記一対の突条15となる湾曲した棒状のピースPを前記直管1の外表面13に沿って配置する工程と、
前記ピースPを昇温させて前記ピースPを前記直管1に溶着する工程と、
前記直管1を切削して、前記直管1に前記有底の第1溝Gを形成する工程と、
前記ナイフゲート4を内蔵した前記配管材2が前記有底の第1溝Gを含む前記直管1の一部を囲繞するように、かつ、前記ナイフゲート4が前記有底の第1溝Gに対峙するように、前記分割ケース21、22を前記直管1に装着する工程と、を備える。
この場合、有底の第1溝Gが形成されているので、ナイフゲート4は薄肉の底1Sを切り込み易い。また、底1Sがあるので、切削により発生した切り粉が直管1内に侵入しない。
【0015】
第2の局面の好ましい工法は、前記直管1を切削して、前記一対の係合用の第2溝1Gを前記直管1の外表面13に沿って形成する工程と、
前記直管1を切削して、前記直管1に前記有底の第1溝Gを形成する工程とを備える。
この場合、直管1にピースを溶着する必要がない。そのため、管工事を更に容易かつローコストに行うことができる。
【0016】
更に好ましい工法は、前記直管1の周方向Rに回転可能な回転体を前記直管1のまわりに装着する工程と、前記装着する工程において、前記回転体にはミリング状の切削工具3を持つカッター32が取り付けられ、
前記ミリング状の切削工具3を前記工具の中心軸30のまわりに回転させながら、前記切削工具3を前記回転体と共に前記直管1の周方向Rに旋回させることで、前記直管1の外表面13を切削して、前記周方向Rに長い有底の第1溝Gを前記直管1に形成する薄皮形成工程と、
前記直管1を切削して、前記一対の係合用の第2溝1Gを前記直管1の外表面に形成する工程と、
前記回転体および前記カッター32を前記直管1から取り外す工程と、
前記ナイフゲート4を内蔵した前記配管材2が前記有底の第1溝Gを含む前記直管1の一部を囲繞するように、かつ、前記ナイフゲート4が前記有底の第1溝Gに対峙するように、前記分割ケース21,22を前記管1に装着する工程と、を備える。
この場合、切削工具3により直管1に開口を形成するのではなく、有底の第1溝Gを形成する。そのため、切削工具3で直管1を切削した際に生じた切り粉Tが管1内に侵入するおそれはない。
一方、前記第1溝Gの底は薄皮1Sで形成されている。そのため、前記薄皮1Sを突き破ることで、切り粉Tが発生することなく、開口10を形成することができる。
また、この場合、ミリング状の切削工具3により有底の第1溝Gを精度良く形成することができる。更に、ケース20と共に切削工具3を旋回させることで、ミリング状の切削工具3は有底の第1溝Gを更に精度良く形成することができる。そのため、薄皮1Sを適宜の厚さに設定でき、直管1内に流体を密封できると共に、刃により薄皮1Sを容易に破ることができる。
【0017】
1つの前記各実施態様または下記の実施例に関連して説明および/または図示した特徴は、1つまたはそれ以上の他の実施態様または他の実施例において同一または類似な形で、および/または他の実施態様または実施例の特徴と組み合わせて、または、その代わりに利用することができる。
【実施例】
【0018】
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかし、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲によってのみ定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
【0019】
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
まず、配管構造の全体構成について説明する。
【0020】
配管材2:
図7図10に示す配管材2は、既設管の管内に流体(たとえば、水等)が流れている状態で既設管を囲繞し、不断流下で弁体の挿入等が行われてもよいが、新設の直管1に設置されてもよい。本例において、配管材2は仕切弁である。
【0021】
分割ケース21,22:
図7および図8に示すように、配管材2は密閉ケース20を備えている。密閉ケース20は、直管1の一部を囲繞する2個の分割ケース21,22を備える。
【0022】
前記第1および第2分割ケース21,22は、枝管部27に略直交する仮想平面に沿って分割されている。一対の前記分割ケース21,22は、直管1に対して直管1の管径方向から外嵌装着され、結合部25が組立ボルトナット26により互いに締結されて組み立てられる。なお、結合部25において各分割ケース21,22は互いにメタルタッチで接触しているのが好ましい。
【0023】
図7に示すように、前記各分割ケース21,22は、直管1の外表面13に沿って湾曲した内周面24をそれぞれ備えている。図7に示す前記複数の分割ケース21,22のうち、第1分割ケース21には、直管1の径方向に突出して延びる分岐状の分岐孔29を有する前記枝管部27が一体に形成されている。
【0024】
枝管部27:
前記枝管部27には、たとえば板状フランジのようなフランジ28が一体に形成されており、該フランジ28には図7に示す弁蓋44等が取り付けられる。
【0025】
図7および図8のナイフゲート4は前記密閉ケース20に収容される。
【0026】
図7および図8に示すように、分割ケース21(22)の内面には、パッキン装着部61が形成されている。前記パッキン装着部61には、図8に示す前記ゴムパッキン60が装着され、図7および図8に示すように、前記ゴムパッキン60により既設管1と密閉ケース20との間がシールされる。
【0027】
図7に示すように、本配管構造は、直管1に仕切弁体(ナイフゲート)4を組み込んだ配管構造である。前記直管1は第1溝Gを有する。第1溝Gは周方向Rに延び薄皮1Sで形成された底を有する。この第1溝Gは後述するフライスやエンドミル状の切削工具で形成することができる。なお、前記第1溝Gを含む直管1の一部は図8のケース20に囲繞されている。
【0028】
図7の本配管構造は、前記直管1、前記ケース20、ナイフゲート4および弁棒43を備える。本配管構造のケース20は前記第1および第2分割ケース21,22に加え、弁蓋44を備える。
【0029】
図7に示す開弁状態において、前記弁蓋44はナイフゲート4の一部を収容する。すなわち、弁蓋44はケース20の一部を構成し、前記弁蓋44、第1分割ケース21および第2分割ケース22はナイフゲート4を収容する。なお、前記弁蓋44はフランジ28を介して第1分割ケース21に結合されている。
【0030】
前記弁棒43は回転操作されることにより、前記第1溝Gに向かって前記ナイフゲート4を接近させ更に前記第1溝Gの薄皮1Sを突き破って図10の開口10を形成するように前記ナイフゲート4を管径方向Dに移動させる。
【0031】
図15および図16に示すように、前記ナイフゲート4は円形のナイフ状で弁本体40、刃41およびシール部42を備える。
【0032】
図15および図16の前記弁本体40は前記直管1の内部に入り込む円形状の部分である。前記刃41は金属製で前記弁本体40の先端側に設けられ前記薄皮1Sを破って前記開口10を形成するためのものである。図15の前記シール部42はゴム製で、前記先端側の反対の基端側に設けられ前記第1溝Gの周囲の直管1の部位に接して前記開口10を閉塞する。
【0033】
閉弁状態の前記ナイフゲート4は、前記金属製の刃41が前記直管1の内周面14に接し、前記ゴム製のシール部42が前記第1溝Gの周囲の直管1の部位に接する。
【0034】
図8のポリオレフィン系材料で構成された直管1には、一対の突条15,15が一体に形成されている。前記一対の突条15は、同じくポリオレフィン系材料で構成され前記直管1の外表面13に沿って円周方向Rに例えば半周にわたって延び前記直管1の軸方向Sに互いに離間する。
【0035】
図8の前記配管材2の密閉ケース20(分割ケース21,22)は金属製で、たとえば、FCD製や鋼板製である。前記第1分割ケース21には前記一対の突条15に各々係合する一対の係合部23が形成されている。係合部23は1つの各突条15に係合する一対の突条で形成されている。
【0036】
つぎに、前記配管構造を得るための工法について説明する。
【0037】
図2Aおよび図2Bのように、エンドミル状の切削工具3を持つカッターで切削工具3を直管1の中心に向って移動させて切削工具3で直管1の管壁12の一部を削る。この状態でカッターを図示しないカッターケースと共に回転させながら、図2Aのように全体を円周方向Rに回動させることで、図2Aおよび図2Bに示すように直管1の一部を切削した有底の溝Gが略半周にわたって形成される。
【0038】
すなわち、図2A図2Bの薄皮形成工程においては、前記切削工具3で前記直管1の外表面13を切削して、直管1の内表面で形成された薄皮1Sの底を持つ第1溝Gを前記直管1に形成する。
【0039】
本例の場合、まず、図2Bおよび図15(a)に示すように、切削工具3を中心軸30のまわりに回転させながら、切削工具3が直管1を貫通しないように切削工具3を直管1の中心に向かって送る。ついで、ミリング状の前記切削工具3を工具の中心軸30のまわりに回転させながら、前記切削工具3をカッターケース(図示せず)と共に前記直管1の円周方向Rに旋回させることで、前記円周方向Rに長い、例えば円周方向Rの約半周にわたる有底の前記第1溝Gを形成することにより前記薄皮形成工程が実行される。
なお、薄皮形成工程において、第1溝Gが有底となるように、切削工具3により切削する深さは直管1の厚さよりも小さくする必要がある。
【0040】
前記有底の第1溝Gは図1Aおよび図1Bのフライス状の切削工具3で形成されてもよい。
【0041】
前記薄皮形成工程の後、図3Aおよび図3Bのように、位置決め治具5が直管1に固定される。位置決め治具5は第1溝Gに嵌る位置決め部51と一対の配置孔50を有する。
【0042】
前記位置決め治具5の固定後、図4Aおよび図4Bのように、一対の湾曲した棒状のピースPが、一対の配置孔50に嵌められることで、直管1の外表面13に沿って配置される。なお、各ピースP内には図示しない電熱線が埋設されている。
【0043】
前記ピースPの配置後、図5Aおよび図5Bのように、前記電熱線に給電して、前記電熱線を介して、前記各ピースPを直管1に溶着する。
【0044】
すなわち、前記各ピースPおよび直管1は、同種のポリエチレン製で、昇温されることで、互いに溶着される。この溶着にはピースPおよび直管1を加熱して溶着させるウエルダが用いられてもよい。
【0045】
こうして、図6Aおよび図6Bのように、直管1には円周方向Rに延びる円弧状の有底の第1溝Gと一対の突条15とが形成される。
【0046】
組立工程;
その後、図7および図8に示すように、直管1の一部を前記密閉ケース20によって気密状態で囲繞する。
なお、前記両分割ケース21,22の結合部25を前記ボルトナット26で締結することで、直管1の一部を密閉ケース20によって気密状態で囲繞する。
【0047】
前記組立時に、予め、図7に示すように、第1分割ケース21のフランジ28に弁蓋44を装着する。前記弁蓋44内には、直管1内に侵入可能なナイフゲート4が内蔵されている。こうして、直管1にナイフゲート4が設置される。
【0048】
開口形成工程:
前記設置後、図9図10のように、前記薄皮1Sを破って開口10を形成する開口形成工程が実行される。本例の場合、前記ナイフゲート4の刃41が前記薄皮1Sを突き破って前記開口10を形成し、更に、弁本体40が前記開口10を押し拡げる。
【0049】
図11の本例において、前記第1溝Gは前記直管1の周方向Rに延び、図11(c)のように、前記薄皮1Sは管軸方向Sの中央部の厚さが管軸方向Sの両側よりも薄く形成されていてもよい。前記厚さの薄い中央部を前記刃41が破ることで前記開口10を形成する工程が実行される。
【0050】
開口形成工程において、図7および図8の弁棒43を回転操作すると、まず、図11の刃41は直管1の薄皮1Sに当接して、図11(d)のように当該部分を切り開く。続いて、刃41は前記薄皮1Sを更に切り開き、図10のように、刃41が直管1の内周面14に接するまで、刃41が直管1の両サイドを切り開く。
【0051】
挿入工程:
すなわち、図11(c)〜(d)に示すように、前記開口形成工程において、刃41が薄皮1Sを切り開くと共に刃41が薄皮1Sを押し開いて破り、弁本体40は刃41と共に直管1内に侵入する。本例の場合、開口形成工程と共にナイフゲート4を直管1内に挿入する挿入工程が実行される。
【0052】
続いて、図9および図10の前記弁棒43を更にねじ込むと、既に内周面14に当接した鋭利な金属製の刃41は殆ど進まず、一方、弁本体40と一体の刃41がPE製の直管1の内周面14に食い込んでシールする。
【0053】
同時に、図10の弁本体40の基端側のシール部42が開口10内に入り込み開口10の周囲の直管1の部位に接して、当該開口10の部分のシールがなされる。
【0054】
こうして、前記ナイフゲートの弁本体40が前記直管1内に侵入し、前記シール部42が前記開口10の周囲の直管1の部位に接すると共に、前記弁本体40の先端側が前記直管1の内周面14に接して前記挿入工程が実行される。
【0055】
この挿入工程によりナイフゲート4が挿入されて、図9および図10に示すように、直管1の管路が塞がれ止水される。この止水後、直管1の下流側の作業を行う。その後、必要に応じて弁棒43の操作部を逆回転させると、図7のように、ナイフゲート4が直管1内から退避する。
【0056】
こうして得られた図10の配管構造は、前記開口10が形成された当初よりも拡がろうとしても、一対の突条15に係合部23が係合しているので、PE管であっても、前記開口10が拡がるのを防止し得る。
【0057】
なお、開口10は例えば分岐配管のための円形状の開口であってもよい。
【0058】
ところで、ナイフゲート4にはエラストマー製のシール部(42)を必要としない。すなわち、図10のように、弁本体40が直管1内に侵入すると、弁本体40に直管1の薄皮1Sが接触する。前記薄皮1Sはエラストマーであるから、前記シール部42がなくても、金属製の弁本体40との間がシールされるであろう。
【0059】
不断水で施工する場合、薄皮1Sには直管1内の水圧が作用する。したがって、薄皮1Sの肉厚は3mm〜5mm程度が好ましいかもしれない。また、切削工具3の先端の角度を120°〜160°程度とするのが好ましいかもしれない。
【0060】
また、ナイフゲート4の刃41は直管1の内周面14に接する円周部分だけでなく、直管1の開口10の両端においてナイフゲート4が直管1に食い込むように、刃41を形成してもよい。
【0061】
図12(a)に示すように、段付のエンドミル状の切削工具3で直管1を切削し、図12(b)のように、段付の第1溝Gを形成してもよい。
【0062】
新設の直管1に第1溝Gを形成する場合、薄皮1Sの厚さは0.3mm−0.5mm程度であってもよい。薄皮1Sが薄い場合、前記段付の溝Gの切削面と弁体40とが接してシールが実行されてもよい。
【0063】
ところで、図1A図2Bの切削工程は、密閉ケース20にカッターを取り付け、密閉ケース20と共に切削工具3を回転させて実行されてもよい。
【0064】
また、図4Aの溶着用のピースPは密閉ケース20に取り付けられて位置決めされた状態で直管1に溶着されてもよい。すなわち、ピースPの溶着は切削工程および組立工程の後に実行されてもよい。
【0065】
図13および図14は配管構造の他の例を示す。
本例においては、前記突条15(図8)を形成する代りに、図13の前記直管1の外表面13に沿って円周方向Rに全周にわたって延び、図14の前記直管1の軸方向Sに互いに離間する一対の係合用の第2溝1Gが設けられている。一方、一対の前記分割ケース21,22の双方に形成され前記一対の係合用の第2溝1Gに各々係合する一対の係合部(係合突起)23が設けられている。係合部23は円周方向Rに連なる係合突条であるのが好ましい。
【0066】
本配管構造を得るためには、直管1を切削して前記一対の係合用の第2溝1Gを前記直管1の外表面13に沿って形成する。また、前記直管1を切削して、前記直管1に前記有底の第1溝Gを形成する。なお、第1溝Gの深さは第2溝1Gよりも深い。
【0067】
係合用の第2溝1Gは、第1溝Gと同様に、フライス状やエンドミル状の切削工具で形成されてもよいが、バイト状の切削工具で形成されてもよい。
【0068】
図17A図18Bは、他の例にかかる切削工具3およびカッター32を示す。この実施例2においては、前記薄皮形成工程等において、ケース20とは異なる回転体2を用いる。また、既設管となる新設管1を配管する場合にも好的に採用することができる。特に連続的で長いポリエチレン管に新設の弁を設置する場合に好的に採用できる。
【0069】
本例において、回転体2は切削用ベース2B、2本のローラチェーン2C、4本の連結具2Dおよび4個のローラ2Rを有する。前記ベース2Bにはカッター32が取り付けられている。
【0070】
図17Bに示すように、ローラチェーン2Cおよびローラ2Rは既設管1となる新設管1の外周に接しており、回転体2が新設管1または既設管1の周方向Rに回転可能である。連結具2Dはローラチェーン2Cとベース2Bを連結している。
【0071】
本構造は、新設管1または既設管1の外径の大小にかかわらず、1種類の回転体2で多数のサイズに適用できる。
【0072】
つぎに、回転体2を用いた工法について説明する。
【0073】
まず、図17Bのように、既設管1となる新設の直管1の周方向Rに回転可能な回転体2を前記直管1のまわりに装着する。前記装着する際に、前記回転体2のベース2Bにはミリング状の切削工具3を持つカッター32が取り付けられている。
【0074】
ついで、切削工具3を中心軸30のまわりに回転させながら切削工具3を直管1の中心に向かって送る。この後、図18Bの前記ミリング状の切削工具3を前記工具の中心軸30のまわりに回転させながら、前記切削工具3を前記回転体2と共に前記直管1の周方向Rに旋回させることで、前記直管1の外表面13を切削して、薄皮1Sで形成され前記周方向Rに長い有底の第1溝Gを前記直管1に形成する薄皮形成工程が実行される。
【0075】
前記回転体2およびカッター32を新設管1から取り外し、直管1の表面を布等で拭き、前記切削により生成された切り粉を拭き取って除去する。図18Bの回転体2を取り外した後、代わりに、前述と同様に、図13および図14のケース20、弁蓋44およびナイフゲート4を直管1に組み付ける。こうして、ナイフゲート4を内蔵したケース20が第1溝Gを含む直管1を囲繞するようにケース20が直管1に装着される。この際、前記ナイフゲート4を内蔵した前記配管材2が前記有底の第1溝Gを含む前記直管1の一部を囲繞するように、かつ、前記ナイフゲート4が前記有底の第1溝Gに対峙するように、前記分割ケース21,22を前記管1に装着する。
【0076】
前記装着工程の実行後に、前記薄皮1Sを突き破って開口10を形成する工程を必要に応じて実行する。すなわち、止水が必要となった時に、図15(b)〜図16(b)の様に、ナイフゲート4を直管1に向かって押し進め、開口10を形成すると共に、ナイフゲート4を直管1内に挿入する。
【0077】
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、エンドミルの先端は山型ではなく、エンドミルで一定の深さの溝を形成してもよい。第1および第2溝の双方を回転体を用いて形成してもよい。
したがって、以上のような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
【産業上の利用可能性】
【0078】
本発明の工法および配管構造は、水道やガスなどの配管のラインに仕切弁体を挿入し、この挿入した仕切弁体により流体の流れを止めるのに用いることができる。
また、本発明の工法は、新設の配管の他、不断で弁挿入や分岐配管を設ける場合にも採用することができる。
【符号の説明】
【0079】
1:直管 10:開口 12:管壁 13:外表面 14:内周面 15:突条
2A:回転体 2B:ベース 2C:ローラチェーン 2D:連結具 2R:ローラ
2:配管材 20:ケース 21:第1分割ケース 22:第2分割ケース
23:係合部 24:内周面 25:結合部 26:組立ボルトナット
27:枝管部 28:フランジ 29:分岐孔
3:切削工具 30:中心軸 32:カッター 33:送り装置
4:ナイフゲート 40:弁本体 41:刃 42:シール部 43:弁棒
44:弁蓋 45:収容部
5:位置決め治具 50:配置孔 51:位置決め部
G:第1溝 1G:第2溝 R:円周方向 S:軸方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18

【手続補正書】
【提出日】2020年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリオレフィン系材料で構成された直管1と、
ポリオレフィン系材料で構成され前記直管1の外表面13に沿って円周方向Rに延び前記直管1の軸方向Sに互いに離間する一対の突条15と、
前記直管1の円周方向Rに分割され、前記直管1の一部を囲繞する複数の金属製の分割ケース21,22を持つ配管材2と、
前記分割ケース21,22の少なくとも一方に形成され前記一対の突条15に各々係合する一対の係合部23と、
前記一対の突条15の間において前記直管1の外表面13に形成され前記直管1の円周方向Rに延びる有底の第1溝Gと、
前記配管材2の一部を構成し前記有底の第1溝Gの底1Sを切り込むナイフゲート4と、
前記配管材2の一部を構成し開弁状態の前記ナイフゲート4を収容する収容部45と、を備える、配管構造を得るための工法であって、
前記円周方向Sに延び前記一対の突条15となる湾曲した棒状のピースPを前記直管1の外表面13に沿って配置する工程と、
前記ピースPを昇温させて前記ピースPを前記直管1に溶着する工程と、
前記直管1を切削して、前記直管1に前記有底の第1溝Gを形成する工程と、
前記ナイフゲート4を内蔵した前記配管材2が前記有底の第1溝Gを含む前記直管1の一部を囲繞するように、かつ、前記ナイフゲート4が前記有底の第1溝Gに対峙するように、前記分割ケース21、22を前記直管1に装着する工程と、を備える工法。
【請求項2】
ポリオレフィン系材料で構成された直管1と、
前記直管1の外表面13に沿って円周方向Rに延び前記直管1の軸方向Sに互いに離間する一対の係合用の第2溝1Gと、
前記直管1の円周方向Rに分割され、前記直管1の一部を囲繞する複数の金属製の分割ケース21,22を持つ配管材2と、
前記分割ケース21,22の少なくとも一方に形成され前記一対の係合用の第2溝1Gに各々係合する一対の係合部23と、
前記一対の係合溝1Gの間において前記直管1の外表面13に形成され前記直管1の円周方向Rに延びる有底の第1溝Gと、
前記配管材2の一部を構成し前記有底の第1溝Gの底1Sを切り込むナイフゲート4と、
前記配管材2の一部を構成し開弁状態の前記ナイフゲート4を収容する収容部45と、を備える配管構造。
【請求項3】
請求項2の配管構造を得るための工法であって、
前記直管1を切削して、前記一対の係合用の第2溝1Gを前記直管1の外表面13に沿って形成する工程と、
前記直管1を切削して、前記直管1に前記有底の第1溝Gを形成する工程とを備える、工法。
【請求項4】
請求項2の配管構造を得るための工法であって、
前記直管1の周方向Rに回転可能な回転体を前記直管1のまわりに装着する工程と、前記装着する工程において、前記回転体にはミリング状の切削工具3を持つカッター32が取り付けられ、
前記ミリング状の切削工具3を前記工具の中心軸30のまわりに回転させながら、前記切削工具3を前記回転体と共に前記直管1の周方向Rに旋回させることで、前記直管1の外表面13を切削して、前記周方向Rに長い有底の第1溝Gを前記直管1に形成する薄皮形成工程と、
前記直管1を切削して、前記一対の係合用の第2溝1Gを前記直管1の外表面に形成する工程と、
前記回転体および前記カッター32を前記直管1から取り外す工程と、
前記ナイフゲート4を内蔵した前記配管材2が前記有底の第1溝Gを含む前記直管1の一部を囲繞するように、かつ、前記ナイフゲート4が前記有底の第1溝Gに対峙するように、前記分割ケース21,22を前記管1に装着する工程と、を備える工法。
【国際調査報告】