特表2015-510410(P2015-510410A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特表2015510410-開窓手術用穿子 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2015-510410(P2015-510410A)
(43)【公表日】2015年4月9日
(54)【発明の名称】開窓手術用穿子
(51)【国際特許分類】
   A61F 11/00 20060101AFI20150313BHJP
   A61B 17/16 20060101ALI20150313BHJP
   A61B 17/56 20060101ALI20150313BHJP
【FI】
   A61F11/00 350
   A61B17/16
   A61B17/56
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-553420(P2014-553420)
(86)(22)【出願日】2013年1月17日
(85)【翻訳文提出日】2014年9月16日
(86)【国際出願番号】US2013022000
(87)【国際公開番号】WO2013109796
(87)【国際公開日】20130725
(31)【優先権主張番号】13/355,460
(32)【優先日】2012年1月20日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC
(71)【出願人】
【識別番号】514184038
【氏名又は名称】オトキネティクス インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】OTOKINETICS INC.
(71)【出願人】
【識別番号】514184027
【氏名又は名称】レシンスキ、エス. ジョージ
【氏名又は名称原語表記】LESINSKI, S., George
(71)【出願人】
【識別番号】514184016
【氏名又は名称】コスコヴィチ、グレゴリー エヌ.
【氏名又は名称原語表記】KOSKOWICH, Gregory, N.
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】レシンスキ、エス. ジョージ
(72)【発明者】
【氏名】コスコヴィチ、グレゴリー エヌ.
【テーマコード(参考)】
4C160
【Fターム(参考)】
4C160LL09
4C160LL11
4C160LL22
(57)【要約】
蝸牛開窓手術用穿子は、穿子の回転の長手方向軸に沿って方向づけられたシャフトと、軸に沿って方向づけられた円筒型であって、厚さ寸法、直径寸法及び、接触面を有する深さ止め部材と、接触面から外側に広がり、及び軸と同軸である延長部材と、延長部材によって支えられる切削面を有する切削部材と、及び、切削部材の端部あって、切削面の中央に位置し、軸と同軸である切削チップを有する。最大の切削深さは、切削チップの端部と接触面の間の軸に沿った距離によって定義される。切削グリットは、切削チップ及び切削面上に配置されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
穿子の回転の長手方向軸に沿って方向づけられたシャフトと、
前記軸に沿って方向づけられた円筒型であって、厚さ寸法、直径寸法及び接触面を有する深さ止め部材と、
前記接触面から外側に広がり、及び前記軸と同軸である延長部材と、
前記延長部材によって支えられる切削面を有する切削部材と、
前記切削部材の端部にあって、前記切削面の中央に位置し、前記軸と同軸である切削チップと、
及び、前記切削チップ及び前記切削面上に配置された切削グリットと、
を備え、
切削深さが前記切削チップの端部と前記接触面の間の軸に沿った距離によって決定されるように構成されている、
蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項2】
前記直径寸法が4.0 mm又は4.0 mm未満であることを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項3】
前記切削深さは、2.5 mm又は2.5 mm未満であることを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項4】
前記切削深さは、2.5 mm又は2.5 mm未満であることを特徴とする、請求項2に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項5】
前記切削グリットはダイアモンドの粒子を含むことを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項6】
前記切削部材は、チタンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項7】
開窓手術用穿子を用いて、患者の蝸牛で開窓するための方法であって、
前記開窓手術用穿子は、
回転の長手方向軸に沿って配置されたシャフトと、
接触面、高さ寸法及び直径寸法を有する深さ止め部材と、
尖頭チップを有する切削面を備える切削部材と、
前記切削部材を支える延長部材と、
を備え、
前記方法は、
開窓する際に、所望の位置に前記開窓手術用穿子を配置する工程と、
前記開窓手術用穿子を回転させて前記蝸牛を切削する工程と、
前記チップを用いて前記開窓手術用穿子の位置を固定し、回転時の前記開窓手術用穿子の横方向の動きを回避する工程と、
前記接触面を用いて前記開窓手術用穿子による切削深さを制限する工程
を備えることを特徴とする方法。
【請求項8】
前記切削面はダイアモンドの粒子を含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記制限する工程は、前記チップの端部と接触面の間の軸に沿った距離に対する深さを制限することを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記深さ止め部材の直径を用いて、回転時、前記穿子を同じ位置に配置することを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、蝸牛の開窓手術用穿子に関するものである。
【背景技術】
【0002】
蝸牛開窓手術(fenestration)用穿子(burr)は、蝸牛の鼓室階に隣接する迷路骨に穴をあける場合、又は開窓手術を受ける場合に用いられる特殊な外科用ドリルである。既存の外科用ドリルは、人工内耳の一部である電極を挿入するという目的のために、蝸牛開窓手術を行うために耳科医によって使用されるものである。このような人工内耳の場合、穴を形成する過程で蝸牛の内部構造に損傷を与えるのではないかという懸念が多少生じる。なぜなら、電極を挿入することにより、どこかに損傷を与える可能性があるためである。つまり、既存の開窓手術用穿子には、なんらかのガードまたはドリルストップがない。
【0003】
完全移植補聴器の場合、蝸牛を開窓する際に基底膜やコルチ器管に損傷を与えないということが重要である。したがって、開窓手術用穿子についての別のアプローチが必要となるだろう。
【発明の概要】
【0004】
蝸牛開窓手術用穿子は、
上記穿子の回転の長手方向軸に沿って方向づけられたシャフトと、
上記軸に沿って方向づけられた円筒型であって、
厚さ寸法、直径寸法及び接触面を有する深さ止め部材と、
上記接触面から外側に広がり、及び上記軸と同軸である延長部材と、
上記延長部材によって支えられる切削面を有する切削部材と、
上記切削部材の端部にあって、上記切削面の中央に位置し、上記軸と同軸である切削チップと、
を有する。
最大の切削深さは、切削チップの端部と接触面の間の軸に沿った距離によって定義される。切削グリットは、切削チップ及び切削面上に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成している添付図面は、実施形態の1つまたは複数の実施形態を示し、実施形態の例についての説明であるだけでなく、実施形態の原理および実施方法を説明するのに役立つものである。
【0006】
図1】は、本実施形態に係る蝸牛開窓手術用穿子を示す正面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本明細書に記載されている実施形態の例では、例えば、完全移植補聴器を使用する患者の蝸牛の開窓をする際に用いる開窓手術用穿子として示されている。以下の説明は単なる例示であり、いかなる方法においても限定を意図するものではないことを当業者は理解するであろう。他の実施形態により、それらが本開示の利益を有することを当業者が理解するのが容易となる。参照符号は、添付図面に例として示す実施形態の実用化について詳細に説明するために付されている。参照符号の指標は、同じまたは同様の項目を参照するものとして、図面と以下の記述を通して、可能な限り同じものが使用されている。
【0008】
本発明を明らかにするために、本明細書に記載してある実用化する際に特徴的な手順全てが示され、記載されているわけではない。当然、このような実際の実用化に関する開発において、開発者が設定した目標(例えば、アプリケーションの制約及びビジネス関連の制約を厳守)を達成するために、実用化する上での多くの特有の決定がなされる。そしてこれらの設定目標は、実用化ごとに、開発者ごとに、異なるものであることであるが理解されるであろう。さらに、そのような開発努力は複雑であり時間を要するものであることが理解されるであろうが、本開示の利益を有する当業者にとっては、日常的な技術上の取り組みである。
【0009】
(正確な縮尺ではないが)図1に示されるように、本発明の実施形態による、専用の蝸牛開窓手術用穿子10は、完全移植補聴器を受け入れる患者の蝸牛に手術準備するために用いられる。穿子10の本体は、例えば、チタンまたは鋼のような適切な材料のものから製造されてもよい。穿子10は、長手方向軸13に沿って方向づけられたシャフト12を含み、その端部に尖頭チップ22を有する切削部材20を支持する延長部材18との接触面16を備える深さ止め部材14を含む。軸12は、動力ドリル装置に取り付けられるように構成されている。深さ止め部材14は、直径寸法D-D及び厚さ寸法T-Tを有し、尖頭チップ22との間の高さ寸法H-Hを定め、患者の体内に入る穿子10の挿入を制限するように、切削深さを規定し、寸法決めをする。尖頭チップ22により、切削する間に、穿子が滑ってしまうことを回避することができ、切削する前に穿子を正確に配置することができる。切削部材20のチップ22及び少なくとも周囲表面24は、切削しやすいように、ダイヤモンドグリットまたは他の適切な切削剤のような切削グリット26で被覆されている。一実施形態において、切削部材20は最大直径寸法1.50 mmを有し、実際には約1.54?1.56 mmの開窓となる。切削部材20は、好ましくは、部分的に円筒型ではない部分があり、それにより、切削中に開窓の不要な広がりを制限できる。延長部材18の最大直径は、切削部材20の最大直径よりも小さくなければならないことを除けば重要ではない。これにより、削られた箇所を生理食塩液で洗い流すことが容易になる。この生理食塩水は、その後吸引装置で除去される。穴を開けている間、骨のくずを取り除き、骨を冷却するためである。寸法C-Cは、切削部材20の最大直径15の円と接触面16の間の長手方向軸13に対して平行な距離として定義され、一実施形態では、C-C は、2.00 mmである。深さ止めを使用することにより、蝸牛の内部構造に対する損傷を被ることを抑制している。穿子10の尖頭チップ22から深さ止め部材14の接触面16までの距離H-Hは約2.5mm未満である方がよい。深さ止め部材14の縁28をガイドとして使用すると、開窓を鼓室階内の所望の場所に確実に位置させるのに役立つ。深さ止め部材14の直径D-Dは、約4.0mm未満である方がよい。穿子10により、外管壁の少し"後ろ"に開窓を行うことができるように、深さ止め部材14の厚さT-Tが決められる。このように円筒型の深さ止め部材14は、約4.0mmの最大直径D-Dと約2.5mm未満の厚さT-Tである方がよい。実施形態及び用途が、図で示され、及び説明されてきたが、本明細書中に開示される発明の概念から逸脱することなく、上述したよりも多くの改変が可能であることが、本開示により利益を有する当業者には明らかであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神を除いて限定されるべきではない。
図1
【手続補正書】
【提出日】2014年9月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
穿子の回転の長手方向軸に沿って方向づけられたシャフトと、
前記軸に沿って方向づけられた円筒型であって、厚さ寸法、直径寸法及び接触面を有する深さ止め部材と、
前記接触面から外側に広がり、及び前記軸と同軸である延長部材と、
前記延長部材によって支えられる切削面を有し、前記延長部材よりも大きい直径を有する切削部材と、
前記切削部材の端部にあって、前記切削面の中央に位置し、前記軸と同軸である切削チップと、及び、
前記切削チップ及び前記切削面上に配置された切削グリットと、
を備え、
切削深さが前記切削チップの端部と前記接触面の間の軸に沿った距離によって決定されるように構成されている、
蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項2】
前記直径寸法が4.0 mm又は4.0 mm未満であることを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項3】
前記切削深さは、2.5 mm又は2.5 mm未満であることを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項4】
前記切削深さは、2.5 mm又は2.5 mm未満であることを特徴とする、請求項2に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項5】
前記切削グリットはダイアモンドの粒子を含むことを特徴とする、 請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項6】
前記切削部材は、チタンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項7】
前記切削部材は、円筒型でない切削面を含むことを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項8】
前記延長部材は前記穿子によって穴を開ける領域を容易に洗浄できる構成であることを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項9】
前記切削チップは、回転時の前記穿子の横方向の動きを回避するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【請求項10】
前記円筒型の深さ止め部材の直径寸法は、回転時に前記穿子を同じ位置に配置するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の蝸牛開窓手術用穿子。
【手続補正書】
【提出日】2014年9月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
(正確な縮尺ではないが)図1に示されるように、本発明の実施形態による、専用の蝸牛開窓手術用穿子10は、完全移植補聴器を受け入れる患者の蝸牛に手術準備するために用いられる。穿子10の本体は、例えば、チタンまたは鋼のような適切な材料のものから製造されてもよい。穿子10は、長手方向軸13に沿って方向づけられたシャフト12を含み、その端部に尖頭チップ22を有する切削部材20を支持する延長部材18との接触面16を備える深さ止め部材14を含む。軸12は、動力ドリル装置に取り付けられるように構成されている。深さ止め部材14は、直径寸法D-D及び厚さ寸法T-Tを有し、尖頭チップ22との間の高さ寸法H-Hを定め、患者の体内に入る穿子10の挿入を制限するように、切削深さを規定し、寸法決めをする。尖頭チップ22により、切削する間に、穿子が滑ってしまうことを回避することができ、切削する前に穿子を正確に配置することができる。切削部材20のチップ22及び少なくとも周囲表面24は、切削しやすいように、ダイヤモンドグリットまたは他の適切な切削剤のような切削グリット26で被覆されている。一実施形態において、切削部材20は最大直径寸法1.50 mmを有し、実際には約1.54から1.56 mmの開窓となる。切削部材20は、好ましくは、部分的に円筒型ではない部分があり、それにより、切削中に開窓の不要な広がりを制限できる。延長部材18の最大直径は、切削部材20の最大直径よりも小さくなければならないことを除けば重要ではない。これにより、削られた箇所を生理食塩液で洗い流すことが容易になる。この生理食塩水は、その後吸引装置で除去される。穴を開けている間、骨のくずを取り除き、骨を冷却するためである。寸法C-Cは、切削部材20の最大直径15の円と接触面16の間の長手方向軸13に対して平行な距離として定義され、一実施形態では、C-C は、2.00 mmである。深さ止めを使用することにより、蝸牛の内部構造に対する損傷を被ることを抑制している。穿子10の尖頭チップ22から深さ止め部材14の接触面16までの距離H-Hは約2.5mm未満である方がよい。深さ止め部材14の縁28をガイドとして使用すると、開窓を鼓室階内の所望の場所に確実に位置させるのに役立つ。深さ止め部材14の直径D-Dは、約4.0mm未満である方がよい。穿子10により、外管壁の少し"後ろ"に開窓を行うことができるように、深さ止め部材14の厚さT-Tが決められる。このように円筒型の深さ止め部材14は、約4.0mmの最大直径D-Dと約2.5mm未満の厚さT-Tである方がよい。実施形態及び用途が、図で示され、及び説明されてきたが、本明細書中に開示される発明の概念から逸脱することなく、上述したよりも多くの改変が可能であることが、本開示により利益を有する当業者には明らかであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神を除いて限定されるべきではない。
【国際調査報告】