特表2015-520910(P2015-520910A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2015-520910アレイホルダーおよびアレイホルダーを有するLEDモジュール
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2015-520910(P2015-520910A)
(43)【公表日】2015年7月23日
(54)【発明の名称】アレイホルダーおよびアレイホルダーを有するLEDモジュール
(51)【国際特許分類】
   F21V 19/00 20060101AFI20150630BHJP
   H01L 33/00 20100101ALI20150630BHJP
   F21V 29/00 20150101ALI20150630BHJP
   F21S 2/00 20060101ALI20150630BHJP
   H01R 33/05 20060101ALI20150630BHJP
   F21Y 101/02 20060101ALN20150630BHJP
【FI】
   F21V19/00 211
   H01L33/00 H
   F21V19/00 170
   F21V29/00 111
   F21V29/00 510
   F21S2/00 100
   H01R33/05 Z
   F21Y101:02
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2014-560130(P2014-560130)
(86)(22)【出願日】2013年3月4日
(85)【翻訳文提出日】2014年10月14日
(86)【国際出願番号】US2013028890
(87)【国際公開番号】WO2013131092
(87)【国際公開日】20130906
(31)【優先権主張番号】61/606,069
(32)【優先日】2012年3月2日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC
(71)【出願人】
【識別番号】591043064
【氏名又は名称】モレックス インコーポレイテド
【氏名又は名称原語表記】MOLEX INCORPORATED
(71)【出願人】
【識別番号】315005244
【氏名又は名称】グレゴリー ピー マイヤー
(71)【出願人】
【識別番号】315005255
【氏名又は名称】ダニエル ビー マクゴーアン
(74)【代理人】
【識別番号】100116207
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 俊明
(74)【代理人】
【識別番号】100096426
【弁理士】
【氏名又は名称】川合 誠
(72)【発明者】
【氏名】グレゴリー ピー マイヤー
(72)【発明者】
【氏名】ダニエル ビー マクゴーアン
【テーマコード(参考)】
3K013
3K014
3K243
5E024
5F142
【Fターム(参考)】
3K013AA07
3K013BA01
3K013CA02
3K013DA09
3K013EA01
3K014AA01
3K014LA01
3K014LB04
3K243MA01
5E024BA02
5E024BA06
5F142EA06
5F142EA08
5F142EA10
5F142EA21
(57)【要約】
【解決手段】ホルダーは、LEDアレイを支持するように構成され、LEDアレイに電気的に接続するように、絶縁除去部(IDP)および接触部を有する端子を含む。ホルダーおよびLEDアレイを支持するLEDモジュールが提供され得る。LEDモジュールは、ホルダーおよびLEDアレイを受容する第1のエンクロージャを画定するように、床と、床から延在する壁とを有するハウジングを含む。床は、LEDアレイに電力を提供するために、絶縁導体が床を通じて延在し、かつIDPを係合することを可能にする1つ以上のチャネルを含む。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
LED開口部および支持表面および第1の導体開口部および第2の導体開口部を有する基部であって、前記第1の導体開口部および前記第2の導体開口部はそれぞれ、前記支持表面の下方に延在する縁を含む、基部と、
遠位端に接触部を含む、前記LED開口部内に延在する、アームを含む、前記第1の導体開口部と整列する絶縁除去部(IDP)を有する、第1の端子と、
遠位端に接触部を含む、前記LED開口部内に延在する、アームを含む、前記第2の導体開口部と整列するIDPを有する第2の端子と、を備える、ホルダー。
【請求項2】
基部は、少なくともファスナー装着部を含む、請求項1に記載のホルダー。
【請求項3】
前記端子は、前記LED開口部の両側に位置付けられる、請求項1に記載のホルダー。
【請求項4】
前記ホルダーは、IDPに位置付けられる導体の端部を受容するように構成される、導体溝を含む、請求項1に記載のホルダー。
【請求項5】
前記導体溝は、湾曲して延在し、長さ約10mmである、請求項4に記載のホルダー。
【請求項6】
LED開口部および支持表面および第1の導体開口部および第2の導体開口部を含む基部を有するホルダーであって、前記第1の導体開口部および前記第2の導体開口部はそれぞれ、前記支持表面の下方に延在する縁を含み、さらに、前記ホルダーは、遠位端に接触部を含む、前記LED開口部内に延在する、アームを含む、前記第1の導体開口部と整列する絶縁除去部(IDP)を有する、第1の端子と、遠位端に接触部を含む、前記LED開口部内に延在する、アームを含む、前記第2の導体開口部と整列するIDPを有する第2の端子と、を含む、ホルダーと、
光エンジンを支持する基板および第1の接触パッドおよび第2の接触パッドを有するLEDアレイであって、前記第1の端子の前記接触部は、前記第1の接触パッドに接続され、前記第2の端子の前記接触部は、前記第2の接触パッドに接続される、LEDアレイと、
該LEDアレイから熱エネルギーを伝導するように構成されるハウジングであって、該ハウジングは、前記支持表面を支持する床を有し、さらに、前記基部の上方に第1のエンクロージャを提供するために、前記床から延在する壁をさらに含み、前記床は、前記第1および第2の導体開口部と整列する少なくとも1つのチャネルを含み、前記第1および第2の導体開口部の前記縁は、少なくとも部分的に前記床を通じて延在する、ハウジングと、を備える、LEDモジュール。
【請求項7】
前記縁は、前記床を通じて延在する、請求項6に記載のLEDモジュール。
【請求項8】
前記LEDアレイと前記床との間に位置付けられる熱パッドをさらに含む、請求項6に記載のLEDモジュール。
【請求項9】
前記ホルダーは、ファスナー装着部を含み、前記ハウジングは、ネジ穴開口部を含み、前記LEDモジュールは、前記ホルダーを前記ハウジングに固定するネジをさらに備える、請求項6に記載のLEDモジュール。
【請求項10】
前記壁は、前記床の上方に前記第1のエンクロージャを提供し、前記床の下方に第2のエンクロージャをさらに提供するために、前記床の両面に延在する、請求項6に記載のLEDモジュール。
【請求項11】
前記第1の端子の前記IDPに電気的に接続する、前記第2のエンクロージャから前記第1のエンクロージャに延在する、第1の導体をさらに含み、前記第2の端子の前記IDPに電気的に接続する、前記第2のエンクロージャから前記第1のエンクロージャに延在する、第2の導体をさらに含む、請求項10に記載のLEDモジュール。
【請求項12】
前記ハウジングは、ダイカスト金属で作られる、請求項6に記載のLEDモジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2012年3月2日に出願された米国仮特許出願第61/606,069号の優先権を主張するものであり、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、ホルダーの分野に関し、より具体的には、LEDのアレイを支持するのに適しているホルダーの分野に関する。
【背景技術】
【0003】
発光ダイオード(LED)の設計は、LED技術が成熟するにつれて、ますます興味深くなっている。当初は、LEDの費用および性能により、一般消費者が、LEDを特に魅力的とみなすことは困難であった。しかしながら、性能および価格が向上すると、LEDの使用量は増加し始めている。同時に、使用されるLED(LEDは、アレイ配列されていることが多い。)は少なくなっている傾向がある。結果的に、現存する1つの課題は、量が増加するにつれて、LEDの取り扱いが問題となっていることである。結果的に、当業者であれば、LED、特に、小型LEDアレイの取り扱いを組み込むシステムおよび構成のさらなる向上を理解するであろう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
ホルダーが提供される。ホルダーは、2つの絶縁導体を係合するための絶縁除去部(IDP)を提供するようにそれぞれ構成される、2つの端子を支持する基部を含み、一方で、端子は、LEDアレイの表面接触部を係合するように構成される接触部も含む。ホルダーは、LEDアレイを適所に固定するように構成され、ファスナー装着部を含むことができる。ホルダーおよびLEDアレイを受容するハウジングを含むLEDモジュールを提供することができる。ハウジングは、床と、壁から延在する壁とを含み、床および壁は、LEDアレイからの発光を望ましい方法で方向付けることを可能にする、円筒状の形状を画定する。床は、絶縁導体が床を通じて延在することを可能にし、かつLEDアレイに電力を提供する、開口部を含む。ハウジングは、アルミニウム等の熱伝導材料で形成することができ、基部は、ハウジングとLEDアレイとの間に電気的分離を提供するのに役立つように、開口部を通じて延在する縁を含むことができる。この設計の利点は、ホルダーが、小型LEDモジュールを可能にし、費用対効果の高い製造工程を提供するのに役立つことである。
【0005】
本発明は、例として説明され、同様の参照番号が同様の要素を示す添付の図面に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】LEDモジュールの例示的な実施形態の斜視図である。
図2図1に示される実施形態の部分分解斜視図である。
図3図1に示される実施形態の部分分解図である。
図4】線4−4に沿って切り取った図1に示される実施形態の断面の斜視図である。
図5図4に示される断面の別の斜視図である。
図6】ホルダーおよびLEDアレイの例示的な実施形態の部分分解図である。
図7】ホルダーおよびLEDアレイの例示的な実施形態の斜視図である。
図8】導体が取り付けられたホルダーの例示的な実施形態の斜視図である。
図9】導体が取り付けられたホルダーの例示的な実施形態の斜視図である。
図10】ホルダーの例示的な実施形態の平面図である。
図11】ホルダーの例示的な実施形態の底面図である。
図12】ホルダーでの使用に適している端子の例示的な実施形態の斜視図である。
図13】LEDアレイを係合する図12に示される端子の斜視図である。
図14】ホルダーおよびLEDアレイの例示的な実施形態の斜視図である。
図15】LEDアレイ基板および熱パッドの断面である。
図16】LEDモジュールの例示的な実施形態の部分切取斜視図である。
図17図16に示されるLEDモジュールの別の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
後に続く発明を実施するための形態は、例示的な実施形態を記載し、明確に開示された組み合わせに限定されるよう意図されない。したがって、別途記述されない限り、本明細書に開示される特徴は、簡潔さの目的のために、示されなかったさらなる組み合わせを形成するように共に組み合わせられ得る。
【0008】
発光ディスプレイ(LED)モジュール10の実施形態が図1に説明される。図1〜15から理解されるように、構築が容易な設計を提供しながら、LEDモジュール10が望ましい熱性能(LEDが長寿命を提供する場合に比較的有用である)を有することを可能にする、ある特徴を提供することができる。具体的には、ホルダー60は、LEDアレイ40をハウジング20に固定するように構成され、ハウジング20は、ヒートスプレッダ機能を提供することができ、一方で、ホルダー60は、LEDアレイ40の接触パッド44への電気的接続を提供する。
【0009】
図示されるように、ハウジング20は、ダイカスト金属等の伝導性材料または他のいくつかの他の熱伝導材料で形成することができる。費用および所望の熱特性に起因し、ハウジングは、熱的および電気的の両方で伝導性であることが期待される。ハウジング20は、ホルダー60およびLEDアレイ40を支持する床22を含み、さらに、エンクロージャ24を提供するために、床22から延在する壁21を含む。導体がエンクロージャに入ることを可能にするため、チャネル23が提供される。図示されるように、2つの小さいチャネルが提供されるが、代替的な実施形態において、2つのチャネルは、単一のチャネルを提供するために組み合わせられ得る。そのような構成は、端子が、(図示されるような)LED開口部の両側ではなく、お互いにより近くに位置する場合に有益であろう。また、壁21の内部表面21aは、配光を向上させるために角度付けることができることも留意されるべきである。実施形態において、ホルダー60(または少なくともその表面)は、対応するシステムの効率を向上させるために、高反射材料(85%を超える反射)で形成することができる。これは、所望されるように、コーティングを用いて、または反射材料を使用して達成され得る。
【0010】
ホルダー60は、(ホルダー60をハウジング20に固定する)ファスナー37を受容する1つ以上のファスナー装着部72を含むことができる。理解されるように、ハウジング20は、ファスナー37を受容するように構成されるネジ穴開口部を含むことができる。
【0011】
図示されるホルダー60は、絶縁材料で形成される基部61を有し、LEDアレイ40を受容し、適所に保持するLED開口部74を含む。肩部76は、LED開口部74にLEDアレイを固定するのに役立つことができる。基部61は、支持表面65の下方に延在する縁66を含み得る1つ以上の導体開口部64をさらに含み得る。図4から理解されるように、例えば、縁66は、支持表面65の下方、かつ少なくとも部分的に床22を通じて延在する。所望される場合、縁66は、さらなる電気的分離を提供するために、床22を通じて延在することができる。LEDアレイ40に電力を提供するため、ホルダー60は、2つの端子80を含む(ただし、いくつかの他の数の端子が提供され得る)。各端子80は、LED開口部74内に延在するアーム83を含み、アーム83の遠位端で接触部82を支持する。
【0012】
LEDアレイ40は、(当技術分野で知られているように、1つ以上のLEDチップおよび亜リン酸被覆を含むことができる)光エンジン46を支持する基板42を含み、LEDアレイに電力を提供するために使用される第1および第2の接触パッド44を含む。当然ながら、1つを超える電気経路がLEDアレイに提供される場合(または、LEDアレイがコントローラを含み、かつ電力入力に加えて信号入力により利益を得ることができる場合)、さらなる接触パッド44を提供することができる。アーム83の遠位端の接触部82は、ホルダー60が所望の位置にLEDアレイ40を固定するとき、接触パッド44に電気的に接続される。
【0013】
熱性能を向上させるため、LEDアレイ40と支持表面との間の端子抵抗を低減させるように、熱パッド62を提供することができる。当然ながら、所望される場合、熱ペーストも使用され得る。熱パッド62の利点は、熱パッドは、製造の観点からより清潔であり、かつ熱ペーストが加圧下にあり、多くの熱サイクルを受ける場合に可能性がある熱ペーストの移行を回避する傾向があることである。
【0014】
典型的に、導体は、ハンダまたはワイヤートラップを介して端子に結合する。ハンダを用いることは、明らかにリフロー操作を必要し、問題となり得る。ワイヤートラップは、これらの課題を回避するが、ソリッドワイヤーで最良に機能する傾向があり、小さいマルチストランド導体で使用することは困難であり得る。
【0015】
これに取り組むため、理解されるように、端子80は、何らかのハンダ付けを必要とせずに、絶縁導体を端子80に電気的に接続することを可能にする絶縁除去部(IDP)85と通信する開口84を有する。したがって、導体を、信頼性があり、かつ費用対効果の高い方法で、開口84を通じて挿入し、IDP85に圧入し、端子80に電気的に接続することができる。これは、(例えば、リフロー操作が望ましくない製造工程において)LEDモジュールが構築される場所により適している、より容易な製造工程を提供するように決定されている。したがって、既存のソリューションと比較すると、ホルダー60は、全てハンダ付けを必要とせずに、LEDアレイ40に電気的接続を提供し、一方で、導体94にも電気的接続を提供することができる。
【0016】
向上した性能を提供するのに役立つように、基部61は、高電圧試験時に、望ましくないコンポーネントへの偶発的な短絡から導体94を防ぐように機能することができる、保持ウェル70も含むことができる。保持ウェル70に導体94を固定するように、固定フィンガー71を提供することができる。実施形態において、ウェルは、端子80のIDP85に容易に結合することを可能にするために、長さ5mmを超えることができ、潜在的に、少なくとも10mmを超えることができる。したがって、既存の設計と比較すると、図示される実施形態は、UL準拠等の種々の要件に合格するのに役立つことができる、製造しやすいホルダー60を可能にする。
【0017】
図16〜17は、LEDモジュール100が、ヒートスプレッダおよびヒートシンクとして機能することができるハウジング120を含む、(例示の目的のための)部分切取実施形態を説明する。ハウジング120は、一体物として構成され得るか、または一緒に連結されるいくつかの部分であり得る。ハウジング120は、例えば、ACからDCに電力を変換するのに有用である電源を支持し得る。理解されるように、ACは、線間電圧またはいくつかの他の電圧(12VAC等)であり得、所望される場合、適切な方法で埋め込まれ得る。代替的な実施形態において、電源は、ACからDCに変換しない場合があるが、代わりに、フィルターされたACをLEDアレイに直接提供する場合がある。
【0018】
より具体的には、ハウジング120は、第1のエンクロージャ124aおよび第2のエンクロージャ124bを提供するために、床122の上方および下方に延在する壁121を有する床122を含む。ホルダー160は、床122上に位置付けられ、LEDアレイ140を支持する。理解されるように、ホルダー160およびLEDアレイ140は、上記のように構成することができる。これは、上記と同じ方法で、導体が、床122を通じて、ホルダー160の基部161を通じて、第2のエンクロージャから延在し、第1のエンクロージャの端子に接続することを可能にする。
【0019】
認識され得る1つの特徴は、端子が比較的ロープロファイルであるということである。これは、LEDを、LEDの表面のより近くに配置することを可能にする。結果的に、特定のレンズタイプに対して、所与のサイズで可能であり得るよりも広いビーム角を提供することが可能である。
【0020】
理解されるように、縁部127を有するように図示される、LEDモジュール上に、光学素子が提供され得る。したがって、所望される場合、光学素子は、縁部127に装着され得る。ある実施形態において、光学素子は、1つ以上のレンズおよび/または反射鏡を使用して、光を望ましいビーム角(15度、30度等)に成形し得る。代替的な実施形態において、光学素子は、むしろ、粉塵および他の望ましくない外部条件からLEDアレイを保護するように機能しながら、最小限のルーメン損失を提供するカバーであり得、かつ最小限の光成形のみを提供し得る。
【0021】
本明細書に提供される開示は、その好ましく、例示的な実施形態に関する特徴を記載する。本開示を再検討して、当業者には、添付の特許請求の範囲の範囲および精神内の多くの他の実施形態、修正、および変更が想起されるであろう。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【国際調査報告】