特表2015-525404(P2015-525404A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2015-525404画像処理方法、装置、プログラム、及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2015-525404(P2015-525404A)
(43)【公表日】2015年9月3日
(54)【発明の名称】画像処理方法、装置、プログラム、及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/048 20130101AFI20150807BHJP
   G06T 11/80 20060101ALI20150807BHJP
   H04N 1/387 20060101ALI20150807BHJP
【FI】
   G06F3/048 651A
   G06T11/80 A
   H04N1/387
   G06F3/048 654D
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】33
(21)【出願番号】特願2015-516443(P2015-516443)
(86)(22)【出願日】2013年7月8日
(85)【翻訳文提出日】2014年12月12日
(86)【国際出願番号】CN2013078983
(87)【国際公開番号】WO2014008841
(87)【国際公開日】20140116
(31)【優先権主張番号】201210242268.7
(32)【優先日】2012年7月12日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC
(71)【出願人】
【識別番号】513309030
【氏名又は名称】シャオミ・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】シュ フェイ
(72)【発明者】
【氏名】リ ウェイシン
(72)【発明者】
【氏名】ワン ヤーフイ
【テーマコード(参考)】
5B050
5C076
5E555
【Fターム(参考)】
5B050AA10
5B050BA06
5B050CA07
5B050EA09
5B050EA19
5B050FA02
5B050FA05
5B050FA09
5B050FA17
5C076AA01
5C076AA13
5C076AA40
5E555AA22
5E555BA02
5E555BA04
5E555BB02
5E555BB04
5E555BC08
5E555BE01
5E555DB53
5E555DB56
5E555DC09
5E555DC32
5E555DC35
5E555DC36
5E555EA12
5E555FA13
(57)【要約】
本発明は、画像の表示効果を向上させるための画像処理方法および装置を開示した。前記方法は、プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージおよび対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定するステップと、対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するステップと、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージより高くなるように、対象アプリのイメージおよび背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うステップと、プレビュー環境で対象アプリのイメージおよび背景イメージの組み合わせを出力するステップと、を含む。本発明は、また前記方法を実現するための装置を開示した。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定するステップと、
対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するステップと、
対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、対象アプリのイメージおよび背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うステップと、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップと、
を含む、画像処理方法。
【請求項2】
対象アプリのイメージおよび背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うステップは、
対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
対象アプリのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップにおいて、
少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも低くなるように、背景イメージの透明度を低下させる、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
対象アプリのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップの前に、
背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し
そうであれば、背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値、または該合計値以上に増加させ、
または、
背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、または該差分値以下に低下させる、
請求項2または3に記載の方法。
【請求項5】
背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージがある領域を切り出した後のイメージであり、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定するための環境仮想モジュールと、
対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するための背景イメージ生成モジュールと、
対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、対象アプリのイメージと背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うための画像処理モジュールと、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するためのプレビュー出力モジュールと、
を備える、画像処理装置。
【請求項8】
画像処理モジュールは、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正する、
請求項7に記載の装置。
【請求項9】
画像処理モジュールは、少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも低くなるように、背景イメージの透明度を低下させる、
請求項8に記載の装置。
【請求項10】
画像処理モジュールは、さらに、
背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値、またはこの合計値以上に増加させるためのものであり、
または、
背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、またはこの差分値以下に低下させるためのものである、
請求項8または9に記載の装置。
【請求項11】
背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、
プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する、
請求項7〜10のいずれか1項に記載の装置。
【請求項12】
背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージがある領域を切り出した後のイメージであり、
プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する、
請求項7〜10のいずれか1項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータおよび画像処理の技術分野に関し、特に画像処理方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
通信技術および付加価値業務の発展に伴い、移動端末におけるアプリは、ますます豊かになっており、ユーザの体験は、ますます良くなっている。ここで、「プレビュー」は、非常に重要なサブアプリであり、多くのアプリケーションプログラムにおいて使用されている。「プレビュー」の機能により、ユーザは、最終的なアプリを決定する前に、このアプリを適用する効果を見ることができる。
【0003】
現在、「プレビュー」サブアプリは、実際の適用のシーンに「類似」しているシミュレーションパターンを提供するように、選択された対象アプリのイメージを1つのシミュレーション環境に「重ね合わせる」ことによって実現される。すなわち、予め1つの背景イメージを設置し、その後、対象アプリのイメージをこの背景イメージに「重ね合わせる」。デスクトップクロックのアプリの例を図1に示す。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これによって分かるように、予め設置された背景イメージは、その他のアプリのアイコンを含んでいるが、これらのアイコンは、単に実際の環境を模擬するためのものだけであり、ユーザによって設置された実際のアプリのアイコンではない。したがって、この背景イメージと対象アプリのイメージが実際にあるシーンは異なっており、プレビューしたものは実際の適用のシーンではなく、プレビューの表示効果に影響を与える。そして、背景イメージにおけるその他のアプリのアイコンの被視認性が、対象アプリのイメージよりも高く、または、両方の被視認性が同じである場合、対象アプリのイメージのプレビュー効果に影響を与え、ユーザが対象アプリのイメージを見出すことが困難になってしまう。
本発明の実施例は、画像の表示効果を向上させるための画像処理方法および装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
画像処理方法は、プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージおよび対象アプリが置かれるべき実際の環境を確定するステップと、対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するステップと、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージより高くなるように、対象アプリのイメージおよび背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うステップと、プレビュー環境で対象アプリのイメージおよび背景イメージの組み合わせを出力するステップと、を含む。
【0006】
該実施例は、ユーザがプレビュー効果をよりはっきりして見るために、対象アプリのイメージおよび/または背景イメージを修正することにより、対象アプリのイメージを更に目立たせ、プレビュー画像の表示効果を向上させることができる。
【0007】
例えば、対象アプリのイメージおよび背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うステップは、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップを含む。
【0008】
該実施例は複数種のイメージの修正方式を提供し、YUV、RGBなどの複数種のイメージフォーマットに適用され、該修正方式が柔軟性と多様性を有するので、複数種のシーンに適用される。
【0009】
好ましくは、対象アプリのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップにおいて、少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも低くなるように、背景イメージの透明度を低下させる。透明度を修正するのは、操作が簡単で、プレビュー効果が良い方式である。
【0010】
例えば、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように少なくとも1つの前記イメージの輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップの前に、
背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値、またはこの合計値以上に増加させ、
または、
背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、またはこの差分値以下に低下させる。
【0011】
例えば、背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する。
【0012】
特に、背景イメージのみに対し画像処理を行うシーンにおいて、該実施例では、画像処理過程において、主に、背景イメージを修正するステップと、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせるステップとの2つのステップを完成し、操作のフローを簡略化する。
【0013】
または、例えば、背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージがある領域を切り出した後のイメージであり、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
特に、背景イメージのみに対し画像処理を行うシーンにおいて、該実施例では、切り出しステップを追加したが、背景イメージを修正するとき、画像の修正面積を低減する。
【0014】
画像処理装置は、
プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定するための環境仮想モジュールと、
対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するための背景イメージ生成モジュールと、
対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように対象アプリのイメージと背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うための画像処理モジュールと、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージの組み合わせを出力するためのプレビュー出力モジュールと、を備える。
【0015】
画像処理モジュールは、対象アプリのイメージの輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正する。
画像処理モジュールは、少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも低くなるように、背景イメージの透明度を低下させる。
【0016】
画像処理モジュールは、さらに、
背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値、またはこの合計値以上に増加させるためのものであり、
または、
背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、またはこの差分値以下に低下させるためのものである。
【0017】
背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する。
背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージがある領域を切り出した後のイメージであり、プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
【発明の効果】
【0018】
本発明の他の特徴と利点は、後述する明細書で説明するものであり、一部は明細書でに明らかになるか、或いは本発明の実施を通じて分かることができる。本発明の目的、及びその他の利点は、明細書、特許請求の範囲、及び図面で特別に指定した構成で実現し獲得することができる。
以下に、図面と実施例を通じて、本発明の技術案に対してさらに詳しく説明する。
添付の図面は、本発明を制限するものではなく、本発明をさらに理解させるためのものであって、明細書の一部を構成し、本発明の実施例と共に本発明を解釈する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】従来技術におけるプレビューモードの模式図である。
図2】本発明の実施例に係る画像処理の主要な方法のフローチャートである。
図3】本発明の実施例に係る背景イメージが前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージである場合の画像処理方法のフローチャートである。
図4】本発明の実施例に係るデスクトップクロックの候補パターンを模式的に示す図である。
図5】本発明の実施例に係る選択されたクロックのパターンを模式的に示す図である。
図6】本発明の実施例に係るデスクトップ時間ツールのイメージを含まないホームページの第1ページを模式的に示す図である。
図7】本発明の実施例に係るプレビューしている場合の模式図である。
図8】本発明の実施例に係る実際に適用している場合の模式図である。
図9】本発明の実施例に係る背景イメージが対象アプリを適用した後の実際の環境のイメージから対象アプリのイメージを切り出した後のイメージである場合の画像処理方法のフローチャートである。
図10】本発明の実施例に係る切り出されたホームページの第1ページの模式図である。
図11】本発明の実施例に係る装置の構成図である。
図12】本発明の実施例に係る携帯電話の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施例を説明する。以下に説明する好ましい実施例は、本発明を制限するものではなく、本発明を説明し解釈するためのものであることを理解すべきである。
【0021】
本発明の実施例では、ユーザがプレビュー効果をよりはっきりと見るために、対象アプリのイメージおよび/または背景イメージを修正することにより、対象アプリのイメージを更に目立たせ、プレビュー画像の表示効果を向上させることができる。
【0022】
図2に示すように、本実施例に係る画像処理の主要な方法のフローは、下記のステップ201〜204を含んでいる。
ステップ201: プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定する。
ステップ202: 対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得する。
ステップ203: 対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、対象アプリのイメージと背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行う。
ステップ204: プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージの組み合わせを出力する。
【0023】
本実施例において、対象アプリのイメージの被視認性を背景イメージよりも高くすればよく、対象アプリのイメージまたは背景イメージ、またはそれらの両方を修正してもよい。被視認性は、グレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素により表現されている。すなわち、対象アプリのイメージは、輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高く、グレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも小さい。具体的に、どの要素またはどのいくつかの要素の値を修正するかについては、イメージのフォーマットおよび具体的な要素の値によって決めることができる。より好適な方案は、背景イメージの透明度を低下させることであり、このようにして、対象アプリのイメーの真実性を確保することができるとともに、対象アプリのイメージを強調することができる。これにより、ユーザは、プレビューするとき対象アプリのイメージの表示効果を如実に直接観察することができる。
【0024】
また、背景イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを事前に判断し、そうであれば、背景イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、または該差分値以下に低下させ、そうでなければ、修正しなくてもよい。ここで、グレースケール、輝度、色度および透明度の予め設定された振幅値の取り得る値の範囲は、対象アプリのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度において取り得る値の10%〜20%である。
【0025】
該実施例に係る背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージである。この場合、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する。
【0026】
または、背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージを切り出した後のイメージである。この場合、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
以上では、複数種の可能な実現方式を説明した。以下では、2つの典型的な実施例に基づいてその実現過程を詳細に説明する。
【0027】
図3に示すように、該実施例に係る背景イメージが前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージである場合の画像処理方法は、次のステップ301〜305を含んでいる。
ステップ301: プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定する。ここで、対象アプリのイメージが置かれるべき位置、例えば、ホームページの第1ページまたはホームページの第2ページまたはその他のどのアプリのアクセストップページなどを確定する必要がある。また、該ページにおけるその他のアイコンまたはイメージなどを確定する必要がある。ここで、デスクトップ時間ツールを例にすると、ユーザが図4に示す候補パターンから1種のクロックパターンを選択し、選択されたクロックパターンは図5に示す通りである。
【0028】
ステップ302: 対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得する。この背景イメージは前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、この背景イメージは他のアプリのアイコンまたはイメージを含み、デスクトップ時間ツールがホームページの第1ページにある例を図6に示す。
ステップ303: 背景イメージの透明度が、対象アプリのイメージの透明度と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、そうであれば、ステップ304に進み、さもなければ、ステップ305に進む。
【0029】
ステップ304: 背景イメージの透明度を、対象アプリのイメージの透明度と予め設定された振幅値との合計値にまで増加させる。
ステップ305: 対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する。デスクトップ時間ツールを例にすると、処理後のイメージは図7に示す通りであり、処理後の背景イメージがグレースケールイメージの形態で表示され、デスクトップ時間ツールが実際の値で表示される。処理後のイメージは、全画面で表示してもよく、非全画面で表示してもよい。
【0030】
本実施例において背景イメージの修正に関して、背景イメージの自体を変更しておらず、背景イメージの表示するときの画素値を修正することであり、プレビューした後、この対象アプリの適用を確定する場合、背景イメージが背景イメージの実際の値で表示される。デスクトップ時間ツールを例にすると、この対象アプリの適用を確定するときのイメージは、図8に示す通りであり、図8における背景イメージは図7におけるグレースケールイメージの形態で表示されておらず、背景イメージの実際の値で表示されている。
【0031】
図9に示すように、該実施例に係る背景イメージが対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリのイメージを切り出した後のイメージである場合の画像処理方法は、次のステップ901〜906を含んでいる。
ステップ901: プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定する。
ステップ902: 対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得する。この背景イメージは、対象アプリのイメージを含む。
【0032】
ステップ903: 背景イメージから対象アプリのイメージを切り出して、切り出された後の背景イメージを取得し、デスクトップ時間ツールがホームページの第1ページにある例を図10に示す。
ステップ904: 背景イメージのグレースケールが、対象アプリのイメージのグレースケールと予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、そうであれば、ステップ905に進み、さもなければ、ステップ906に進む。
【0033】
ステップ905: 背景イメージのグレースケールを、対象アプリのイメージのグレースケールと予め設定された振幅値との合計値にまで増加させる。
ステップ906: プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
【0034】
本実施例において背景イメージに対する修正に関して、背景イメージの自体を変更しておらず、背景イメージを表示するときの画素値を修正することであり、プレビューした後、この対象アプリの適用を確定する場合、背景イメージは背景イメージの実際値で表示される。
以上では、画像処理の実現過程を説明したが、該過程は装置により実現されることができる。以下では、装置の内部構成と機能について説明する。
【0035】
図11に示すように、本実施例に係る装置は、環境仮想モジュール1101と、背景イメージ生成モジュール1102と、画像処理モジュール1103と、プレビュー出力モジュール1104とを備える。この装置は、具体的に携帯電話またはコンピュータなどであってもよい。
環境仮想モジュール1101は、プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定するためのものである。
背景イメージ生成モジュール1102は、対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するためのものである。
【0036】
画像処理モジュール1103は、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、対象アプリのイメージと背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うためのものである。具体的に、画像処理モジュール1103は、対象アプリのイメージの輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、背景イメージよりも高くなるように、前記の少なくとも1つのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正する。好ましくは、画像処理モジュール1103は、少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも小さくなるように背景イメージの透明度を低下させる。また、画像処理モジュール1103は、さらに、背景イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断するためのものであり、そうであれば、背景イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、または該差分値以下に低下させる。
【0037】
プレビュー出力モジュール1104は、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するためのものである。具体的に、背景イメージが前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、プレビュー出力モジュール1104は、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、重ね合わせたイメージをプレビュー環境で出力する。または、背景イメージが対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージを切り出した後のイメージであり、プレビュー出力モジュール1104は、対象アプリのイメージを背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
【0038】
携帯電話を例にすると、図12に示すように、携帯電話は、タッチスクリーン、プロセッサおよびメモリを備える。プロセッサは、タッチスクリーンを介してプレビューイベントによるトリガーを取得し、メモリにおける記録を読み取り、対象アプリのイメージおよび対象アプリが置かれるべき実際の環境を確定し、且つこの実際の環境におけるさまざまな資源(その他のアプリのアイコンまたはイメージ等を含む)を取得する。プロセッサは、さらに、背景イメージ生成モジュール1102と、画像処理モジュール1103と、プレビュー出力モジュール1104の機能を実現する。
【0039】
該実施例は、ユーザがプレビュー効果を更にはっきりと見るために、対象アプリのイメージおよび/または背景イメージを修正することにより、対象アプリのイメージを更に目立たせ、プレビューイメージの表示効果を向上させることができる。さらに、該実施例はグレースケール、輝度、色度および透明度等の各要素の修正方式を提供し、YUV、RGBなどの複数種のイメージフォーマットに適用され、該修正方式が柔軟性と多様性を有するので、複数種のシーンに適用される。また、背景イメージの処理方式は唯一ではないので、処理フローを簡略化し、処理効率を向上させることができる。
【0040】
当業者にとって、本発明の実施例が方法、システム、或いはコンピュータープログラム製品として提供されることができることを理解するべきである。従って、本発明は、ハードウェアだけの実施例、ソフトウェアだけの実施例、或いはソフトウェアとハードウェアの組み合わせの実施例の形態で使用されることができる。本発明は、コンピューターが使用可能なプログラムコードを含む、コンピューターが使用可能な一つ或いは複数の記録媒体(磁気ディスクメモリと光学メモリなどを含むが、これらに限定されない)で実施するコンピュータープログラム製品の形態で使用されることができる。
【0041】
本発明の実施例にかかる方法、装置(システム)、及びコンピュータープログラム製品のフローチャート、及び/又はブロック図を参照して本発明を説明した。コンピュータープログラム指令としてフローチャート及び/又はブロック図のうちの各処理及び/又はブロック、フローチャート及び/又はブロック図のうちの処理及び/又はブロックの組み合わせを実現することができる、ということを理解するべきである。このようなコンピュータープログラム指令を、汎用コンピューター、専用コンピューター、組込みプロセッサ、或いはその他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供して一つの機器を実現することができ、このようにして、コンピューター或いはその他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサで実行される指令によって、フローチャートの一つ或いは複数の処理、及び/又は、ブロック図の一つ或いは複数のブロックで指定された機能を実現するための装置を生成することができる。
【0042】
このようなコンピュータープログラム指令は、コンピューター或いはその他のプログラム可能なデータ処理装置が特定の方式で動作するように案内する、コンピューターが読み取り可能なメモリに記憶され、該コンピューターが読み取り可能なメモリに記憶されている指令によって、指令装置を含む製品を生成するようにしてもよい。該指令装置は、フローチャートの一つ或いは複数の処理、及び/又は、ブロック図の一つ或いは複数のブロックで指定された機能を実現する。
【0043】
このようなコンピュータープログラム指令は、コンピューター、或いはその他のプログラム可能なデータ処理装置にローディングされ、コンピューター、或いはその他のプログラム可能なデバイスで一連の操作ステップを実行して、コンピューターによる処理を実現してもよい。これによって、コンピューター、或いはその他のプログラム可能な装置で実行する指令によって、フローチャートの一つ或いは複数のステップ、及び/又は、ブロック図の一つ或いは複数のブロックで指定された機能を実現するためのステップを提供する。
【0044】
もちろん、当業者は、本発明の主旨と範囲を逸脱しない範囲で本発明に対してさまざまな補正と変形を行うことができる。このように、本発明のこれらの補正と変形が本発明の特許請求の範囲、及びその均等な技術の範囲に属している場合、本発明はこのような補正と変形も含むことを意図する。
図2
図3
図9
図11
図12
図1
図4
図5
図6
図7
図8
図10
【手続補正書】
【提出日】2014年12月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータおよび画像処理の技術分野に関し、特に画像処理方法装置、プログラム、及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
通信技術および付加価値業務の発展に伴い、移動端末におけるアプリは、ますます豊かになっており、ユーザの体験は、ますます良くなっている。ここで、「プレビュー」は、非常に重要なサブアプリであり、多くのアプリケーションプログラムにおいて使用されている。「プレビュー」の機能により、ユーザは、最終的なアプリを決定する前に、このアプリを適用する効果を見ることができる。
【0003】
現在、「プレビュー」サブアプリは、実際の適用のシーンに「類似」しているシミュレーションパターンを提供するように、選択された対象アプリのイメージを1つのシミュレーション環境に「重ね合わせる」ことによって実現される。すなわち、予め1つの背景イメージを設置し、その後、対象アプリのイメージをこの背景イメージに「重ね合わせる」。デスクトップクロックのアプリの例を図1に示す。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これによって分かるように、予め設置された背景イメージは、その他のアプリのアイコンを含んでいるが、これらのアイコンは、単に実際の環境を模擬するためのものだけであり、ユーザによって設置された実際のアプリのアイコンではない。したがって、この背景イメージと対象アプリのイメージが実際にあるシーンは異なっており、プレビューしたものは実際の適用のシーンではなく、プレビューの表示効果に影響を与える。そして、背景イメージにおけるその他のアプリのアイコンの被視認性が、対象アプリのイメージよりも高く、または、両方の被視認性が同じである場合、対象アプリのイメージのプレビュー効果に影響を与え、ユーザが対象アプリのイメージを見出すことが困難になってしまう。
本発明の実施例は、画像の表示効果を向上させるための画像処理方法装置、プログラム、及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
画像処理方法は、プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージおよび対象アプリが置かれるべき実際の環境を確定するステップと、対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するステップと、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージより高くなるように、対象アプリのイメージおよび背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うステップと、プレビュー環境で対象アプリのイメージおよび背景イメージの組み合わせを出力するステップと、を含む。
【0006】
該実施例は、ユーザがプレビュー効果をよりはっきりして見るために、対象アプリのイメージおよび/または背景イメージを修正することにより、対象アプリのイメージを更に目立たせ、プレビュー画像の表示効果を向上させることができる。
【0007】
例えば、対象アプリのイメージおよび背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うステップは、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップを含む。
【0008】
該実施例は複数種のイメージの修正方式を提供し、YUV、RGBなどの複数種のイメージフォーマットに適用され、該修正方式が柔軟性と多様性を有するので、複数種のシーンに適用される。
【0009】
好ましくは、対象アプリのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップにおいて、少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも低くなるように、背景イメージの透明度を低下させる。透明度を修正するのは、操作が簡単で、プレビュー効果が良い方式である。
【0010】
例えば、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように少なくとも1つの前記イメージの輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップの前に、
背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値、またはこの合計値以上に増加させ、
または、
背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、またはこの差分値以下に低下させる。
【0011】
例えば、背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する。
【0012】
特に、背景イメージのみに対し画像処理を行うシーンにおいて、該実施例では、画像処理過程において、主に、背景イメージを修正するステップと、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせるステップとの2つのステップを完成し、操作のフローを簡略化する。
【0013】
または、例えば、背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージがある領域を切り出した後のイメージであり、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
特に、背景イメージのみに対し画像処理を行うシーンにおいて、該実施例では、切り出しステップを追加したが、背景イメージを修正するとき、画像の修正面積を低減する。
【0014】
画像処理装置は、
プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定するための環境仮想モジュールと、
対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するための背景イメージ生成モジュールと、
対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように対象アプリのイメージと背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うための画像処理モジュールと、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージの組み合わせを出力するためのプレビュー出力モジュールと、を備える。
【0015】
画像処理モジュールは、対象アプリのイメージの輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正する。
画像処理モジュールは、少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも低くなるように、背景イメージの透明度を低下させる。
【0016】
画像処理モジュールは、さらに、
背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値、またはこの合計値以上に増加させるためのものであり、
または、
背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、またはこの差分値以下に低下させるためのものである。
【0017】
背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する。
背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージがある領域を切り出した後のイメージであり、プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
プログラムは、プロセッサに実行されることにより、前記の画像処理方法を実現する。
記録媒体は、前記のプログラムが記録された。
【発明の効果】
【0018】
本発明の他の特徴と利点は、後述する明細書で説明するものであり、一部は明細書でに明らかになるか、或いは本発明の実施を通じて分かることができる。本発明の目的、及びその他の利点は、明細書、特許請求の範囲、及び図面で特別に指定した構成で実現し獲得することができる。
以下に、図面と実施例を通じて、本発明の技術案に対してさらに詳しく説明する。
添付の図面は、本発明を制限するものではなく、本発明をさらに理解させるためのものであって、明細書の一部を構成し、本発明の実施例と共に本発明を解釈する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】従来技術におけるプレビューモードの模式図である。
図2】本発明の実施例に係る画像処理の主要な方法のフローチャートである。
図3】本発明の実施例に係る背景イメージが前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージである場合の画像処理方法のフローチャートである。
図4】本発明の実施例に係るデスクトップクロックの候補パターンを模式的に示す図である。
図5】本発明の実施例に係る選択されたクロックのパターンを模式的に示す図である。
図6】本発明の実施例に係るデスクトップ時間ツールのイメージを含まないホームページの第1ページを模式的に示す図である。
図7】本発明の実施例に係るプレビューしている場合の模式図である。
図8】本発明の実施例に係る実際に適用している場合の模式図である。
図9】本発明の実施例に係る背景イメージが対象アプリを適用した後の実際の環境のイメージから対象アプリのイメージを切り出した後のイメージである場合の画像処理方法のフローチャートである。
図10】本発明の実施例に係る切り出されたホームページの第1ページの模式図である。
図11】本発明の実施例に係る装置の構成図である。
図12】本発明の実施例に係る携帯電話の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施例を説明する。以下に説明する好ましい実施例は、本発明を制限するものではなく、本発明を説明し解釈するためのものであることを理解すべきである。
【0021】
本発明の実施例では、ユーザがプレビュー効果をよりはっきりと見るために、対象アプリのイメージおよび/または背景イメージを修正することにより、対象アプリのイメージを更に目立たせ、プレビュー画像の表示効果を向上させることができる。
【0022】
図2に示すように、本実施例に係る画像処理の主要な方法のフローは、下記のステップ201〜204を含んでいる。
ステップ201: プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定する。
ステップ202: 対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得する。
ステップ203: 対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、対象アプリのイメージと背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行う。
ステップ204: プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージの組み合わせを出力する。
【0023】
本実施例において、対象アプリのイメージの被視認性を背景イメージよりも高くすればよく、対象アプリのイメージまたは背景イメージ、またはそれらの両方を修正してもよい。被視認性は、グレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素により表現されている。すなわち、対象アプリのイメージは、輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高く、グレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも小さい。具体的に、どの要素またはどのいくつかの要素の値を修正するかについては、イメージのフォーマットおよび具体的な要素の値によって決めることができる。より好適な方案は、背景イメージの透明度を低下させることであり、このようにして、対象アプリのイメーの真実性を確保することができるとともに、対象アプリのイメージを強調することができる。これにより、ユーザは、プレビューするとき対象アプリのイメージの表示効果を如実に直接観察することができる。
【0024】
また、背景イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを事前に判断し、そうであれば、背景イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、または該差分値以下に低下させ、そうでなければ、修正しなくてもよい。ここで、グレースケール、輝度、色度および透明度の予め設定された振幅値の取り得る値の範囲は、対象アプリのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度において取り得る値の10%〜20%である。
【0025】
該実施例に係る背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージである。この場合、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する。
【0026】
または、背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージを切り出した後のイメージである。この場合、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
以上では、複数種の可能な実現方式を説明した。以下では、2つの典型的な実施例に基づいてその実現過程を詳細に説明する。
【0027】
図3に示すように、該実施例に係る背景イメージが前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージである場合の画像処理方法は、次のステップ301〜305を含んでいる。
ステップ301: プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定する。ここで、対象アプリのイメージが置かれるべき位置、例えば、ホームページの第1ページまたはホームページの第2ページまたはその他のどのアプリのアクセストップページなどを確定する必要がある。また、該ページにおけるその他のアイコンまたはイメージなどを確定する必要がある。ここで、デスクトップ時間ツールを例にすると、ユーザが図4に示す候補パターンから1種のクロックパターンを選択し、選択されたクロックパターンは図5に示す通りである。
【0028】
ステップ302: 対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得する。この背景イメージは前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、この背景イメージは他のアプリのアイコンまたはイメージを含み、デスクトップ時間ツールがホームページの第1ページにある例を図6に示す。
ステップ303: 背景イメージの透明度が、対象アプリのイメージの透明度と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、そうであれば、ステップ304に進み、さもなければ、ステップ305に進む。
【0029】
ステップ304: 背景イメージの透明度を、対象アプリのイメージの透明度と予め設定された振幅値との合計値にまで増加させる。
ステップ305: 対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する。デスクトップ時間ツールを例にすると、処理後のイメージは図7に示す通りであり、処理後の背景イメージがグレースケールイメージの形態で表示され、デスクトップ時間ツールが実際の値で表示される。処理後のイメージは、全画面で表示してもよく、非全画面で表示してもよい。
【0030】
本実施例において背景イメージの修正に関して、背景イメージの自体を変更しておらず、背景イメージの表示するときの画素値を修正することであり、プレビューした後、この対象アプリの適用を確定する場合、背景イメージが背景イメージの実際の値で表示される。デスクトップ時間ツールを例にすると、この対象アプリの適用を確定するときのイメージは、図8に示す通りであり、図8における背景イメージは図7におけるグレースケールイメージの形態で表示されておらず、背景イメージの実際の値で表示されている。
【0031】
図9に示すように、該実施例に係る背景イメージが対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリのイメージを切り出した後のイメージである場合の画像処理方法は、次のステップ901〜906を含んでいる。
ステップ901: プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定する。
ステップ902: 対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得する。この背景イメージは、対象アプリのイメージを含む。
【0032】
ステップ903: 背景イメージから対象アプリのイメージを切り出して、切り出された後の背景イメージを取得し、デスクトップ時間ツールがホームページの第1ページにある例を図10に示す。
ステップ904: 背景イメージのグレースケールが、対象アプリのイメージのグレースケールと予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、そうであれば、ステップ905に進み、さもなければ、ステップ906に進む。
【0033】
ステップ905: 背景イメージのグレースケールを、対象アプリのイメージのグレースケールと予め設定された振幅値との合計値にまで増加させる。
ステップ906: プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
【0034】
本実施例において背景イメージに対する修正に関して、背景イメージの自体を変更しておらず、背景イメージを表示するときの画素値を修正することであり、プレビューした後、この対象アプリの適用を確定する場合、背景イメージは背景イメージの実際値で表示される。
以上では、画像処理の実現過程を説明したが、該過程は装置により実現されることができる。以下では、装置の内部構成と機能について説明する。
【0035】
図11に示すように、本実施例に係る装置は、環境仮想モジュール1101と、背景イメージ生成モジュール1102と、画像処理モジュール1103と、プレビュー出力モジュール1104とを備える。この装置は、具体的に携帯電話またはコンピュータなどであってもよい。
環境仮想モジュール1101は、プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定するためのものである。
背景イメージ生成モジュール1102は、対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するためのものである。
【0036】
画像処理モジュール1103は、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、対象アプリのイメージと背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うためのものである。具体的に、画像処理モジュール1103は、対象アプリのイメージの輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、背景イメージよりも高くなるように、前記の少なくとも1つのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正する。好ましくは、画像処理モジュール1103は、少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも小さくなるように背景イメージの透明度を低下させる。また、画像処理モジュール1103は、さらに、背景イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断するためのものであり、そうであれば、背景イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、または該差分値以下に低下させる。
【0037】
プレビュー出力モジュール1104は、プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するためのものである。具体的に、背景イメージが前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、プレビュー出力モジュール1104は、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、重ね合わせたイメージをプレビュー環境で出力する。または、背景イメージが対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージを切り出した後のイメージであり、プレビュー出力モジュール1104は、対象アプリのイメージを背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する。
【0038】
携帯電話を例にすると、図12に示すように、携帯電話は、タッチスクリーン、プロセッサおよびメモリを備える。プロセッサは、タッチスクリーンを介してプレビューイベントによるトリガーを取得し、メモリにおける記録を読み取り、対象アプリのイメージおよび対象アプリが置かれるべき実際の環境を確定し、且つこの実際の環境におけるさまざまな資源(その他のアプリのアイコンまたはイメージ等を含む)を取得する。プロセッサは、さらに、背景イメージ生成モジュール1102と、画像処理モジュール1103と、プレビュー出力モジュール1104の機能を実現する。
【0039】
該実施例は、ユーザがプレビュー効果を更にはっきりと見るために、対象アプリのイメージおよび/または背景イメージを修正することにより、対象アプリのイメージを更に目立たせ、プレビューイメージの表示効果を向上させることができる。さらに、該実施例はグレースケール、輝度、色度および透明度等の各要素の修正方式を提供し、YUV、RGBなどの複数種のイメージフォーマットに適用され、該修正方式が柔軟性と多様性を有するので、複数種のシーンに適用される。また、背景イメージの処理方式は唯一ではないので、処理フローを簡略化し、処理効率を向上させることができる。
【0040】
当業者にとって、本発明の実施例が方法、システム、或いはコンピュータープログラム製品として提供されることができることを理解するべきである。従って、本発明は、ハードウェアだけの実施例、ソフトウェアだけの実施例、或いはソフトウェアとハードウェアの組み合わせの実施例の形態で使用されることができる。本発明は、コンピューターが使用可能なプログラムコードを含む、コンピューターが使用可能な一つ或いは複数の記録媒体(磁気ディスクメモリと光学メモリなどを含むが、これらに限定されない)で実施するコンピュータープログラム製品の形態で使用されることができる。
【0041】
本発明の実施例にかかる方法、装置(システム)、及びコンピュータープログラム製品のフローチャート、及び/又はブロック図を参照して本発明を説明した。コンピュータープログラム指令としてフローチャート及び/又はブロック図のうちの各処理及び/又はブロック、フローチャート及び/又はブロック図のうちの処理及び/又はブロックの組み合わせを実現することができる、ということを理解するべきである。このようなコンピュータープログラム指令を、汎用コンピューター、専用コンピューター、組込みプロセッサ、或いはその他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供して一つの機器を実現することができ、このようにして、コンピューター或いはその他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサで実行される指令によって、フローチャートの一つ或いは複数の処理、及び/又は、ブロック図の一つ或いは複数のブロックで指定された機能を実現するための装置を生成することができる。
【0042】
このようなコンピュータープログラム指令は、コンピューター或いはその他のプログラム可能なデータ処理装置が特定の方式で動作するように案内する、コンピューターが読み取り可能なメモリに記憶され、該コンピューターが読み取り可能なメモリに記憶されている指令によって、指令装置を含む製品を生成するようにしてもよい。該指令装置は、フローチャートの一つ或いは複数の処理、及び/又は、ブロック図の一つ或いは複数のブロックで指定された機能を実現する。
【0043】
このようなコンピュータープログラム指令は、コンピューター、或いはその他のプログラム可能なデータ処理装置にローディングされ、コンピューター、或いはその他のプログラム可能なデバイスで一連の操作ステップを実行して、コンピューターによる処理を実現してもよい。これによって、コンピューター、或いはその他のプログラム可能な装置で実行する指令によって、フローチャートの一つ或いは複数のステップ、及び/又は、ブロック図の一つ或いは複数のブロックで指定された機能を実現するためのステップを提供する。
【0044】
もちろん、当業者は、本発明の主旨と範囲を逸脱しない範囲で本発明に対してさまざまな補正と変形を行うことができる。このように、本発明のこれらの補正と変形が本発明の特許請求の範囲、及びその均等な技術の範囲に属している場合、本発明はこのような補正と変形も含むことを意図する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定するステップと、
対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するステップと、
対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、対象アプリのイメージおよび背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うステップと、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップと、
を含む、画像処理方法。
【請求項2】
対象アプリのイメージおよび背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うステップは、
対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
対象アプリのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップにおいて、
少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも低くなるように、背景イメージの透明度を低下させる、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
対象アプリのイメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正するステップの前に、
背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し
そうであれば、背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値、または該合計値以上に増加させ、
または、
背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、または該差分値以下に低下させる、
請求項2または3に記載の方法。
【請求項5】
背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージがある領域を切り出した後のイメージであり、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するステップにおいて、対象アプリのイメージを背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
プレビューイベントによるトリガーに応じて、対象アプリのイメージと対象アプリが置かれるべき実際の環境とを確定するための環境仮想モジュールと、
対象アプリが置かれるべき実際の環境に基づいて、背景イメージを取得するための背景イメージ生成モジュールと、
対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、対象アプリのイメージと背景イメージのうちの少なくとも1つのイメージに対し画像処理を行うための画像処理モジュールと、
プレビュー環境で対象アプリのイメージと背景イメージとの組み合わせを出力するためのプレビュー出力モジュールと、
を備える、画像処理装置。
【請求項8】
画像処理モジュールは、対象アプリのイメージの被視認性が背景イメージよりも高くなるように、少なくとも1つの前記イメージのグレースケール、輝度、色度および透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を修正する、
請求項7に記載の装置。
【請求項9】
画像処理モジュールは、少なくとも背景イメージの透明度が対象アプリのイメージの透明度よりも低くなるように、背景イメージの透明度を低下させる、
請求項8に記載の装置。
【請求項10】
画像処理モジュールは、さらに、
背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値が対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値よりも小さくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージのグレースケールおよび透明度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との合計値、またはこの合計値以上に増加させるためのものであり、
または、
背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値が、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値よりも大きくなるか否かを判断し、
そうであれば、背景イメージの輝度および色度のうちの少なくとも1つの要素の値を、対象アプリのイメージの対応する要素の値と予め設定された振幅値との差分値、またはこの差分値以下に低下させるためのものである、
請求項8または9に記載の装置。
【請求項11】
背景イメージは、前記対象アプリを適用していないときの実際の環境のイメージであり、
プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを背景イメージに重ね合わせた後、プレビュー環境で重ね合わせたイメージを出力する、
請求項7〜10のいずれか1項に記載の装置。
【請求項12】
背景イメージは、対象アプリを適用した実際の環境のイメージから対象アプリイメージがある領域を切り出した後のイメージであり、
プレビュー出力モジュールは、対象アプリのイメージを、背景イメージの切出領域に充填した後、充填されたイメージをプレビュー環境で出力する、
請求項7〜10のいずれか1項に記載の装置。
【請求項13】
プロセッサに実行されることにより、請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像処理方法を実現することを特徴とするプログラム。
【請求項14】
請求項13に記載のプログラムが記録された記録媒体。
【国際調査報告】