(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2015-531199(P2015-531199A)
(43)【公表日】2015年10月29日
(54)【発明の名称】案内サービス方法及びこれに適用される装置
(51)【国際特許分類】
H04M 1/247 20060101AFI20151002BHJP
H04M 11/00 20060101ALI20151002BHJP
H04M 3/487 20060101ALI20151002BHJP
G06F 13/00 20060101ALI20151002BHJP
G06F 3/048 20130101ALI20151002BHJP
【FI】
H04M1/247
H04M11/00 302
H04M3/487
G06F13/00 550P
G06F3/048 654C
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2015-525350(P2015-525350)
(86)(22)【出願日】2013年7月30日
(85)【翻訳文提出日】2015年4月2日
(86)【国際出願番号】KR2013006833
(87)【国際公開番号】WO2014021609
(87)【国際公開日】20140206
(31)【優先権主張番号】10-2012-0084513
(32)【優先日】2012年8月1日
(33)【優先権主張国】KR
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN
(71)【出願人】
【識別番号】514129741
【氏名又は名称】キム ヨンジン
(74)【代理人】
【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳
(74)【代理人】
【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳
(72)【発明者】
【氏名】キム、 ヨン ジン
(72)【発明者】
【氏名】チュン、 ジェイ ウォク
【テーマコード(参考)】
5B084
5E555
5K127
5K201
【Fターム(参考)】
5B084AA02
5B084AA12
5B084AB06
5B084AB13
5B084AB31
5B084BA01
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5B084CF12
5B084CF13
5B084DB08
5B084DC02
5B084DC03
5E555AA25
5E555BA32
5E555BB32
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5E555DC72
5E555DC84
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5K127AA11
5K127CA09
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5K201AA01
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5K201EC06
5K201EC09
5K201EF01
5K201EF07
5K201EF10
(57)【要約】
案内サービス方法及びその装置が開示される。すなわちこの方法では、音声呼に接続した端末装置に段階ベースのサービスメニューを音声情報を介して提供し、段階ベースのサービスメニューに基づく端末装置の選択情報を音声呼を介して受信し、音声呼を介して受信した端末装置の選択情報に基づいて構成されたサービス画面を、端末において音声情報の受信と並行して表示し、これによりユーザにとっての案内サービスの理解及び利便性が向上する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
音声情報提供装置であって、前記装置は、
音声呼に接続した端末装置に段階ベースのサービスメニューを音声情報を介して提供し、前記段階ベースのサービスメニューに基づく前記端末装置の選択情報を前記音声呼を介して受信するように構成された、音声情報処理ユニットと、
前記音声呼を介して受信した前記端末装置の前記選択情報に基づいて形成されたサービス画面が、前記音声情報の受信と並行して前記端末装置において表示されることを可能にするように構成された、相互動作処理ユニットと
を備える、音声情報提供装置。
【請求項2】
前記サービス画面は、前記段階ベースのサービスメニューに対応するサービス画面を形成するように構成された画面情報提供装置において形成されるように構成され、
前記相互動作処理ユニットは、前記端末装置の前記選択情報を前記画面情報提供装置に転送するように構成され、これにより前記画面情報提供装置は、前記端末装置の前記選択情報に基づいてサービス画面を形成し、前記端末装置の前記選択情報に基づいた前記サービス画面が前記端末装置において表示されるようにする、
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
段階ベースのサービスメニューに対応するように構成された全てのサービス画面が前記画面情報提供装置から前記端末装置に提供され、
前記相互動作処理ユニットは、前記端末装置の前記選択情報を前記画面情報提供装置に転送するように構成され、これにより前記画面情報提供装置は、前記全てのサービス画面のうち、前記端末装置の前記選択情報に関連する所定のサービス画面のみが前記端末装置において表示されるようにする、
請求項2に記載の音声情報提供装置。
【請求項4】
前記端末装置の前記選択情報は、前記端末装置自体において提供されるユーザインタフェースを介して選択されるように構成され、
前記音声情報処理ユニットは、前記ユーザインタフェースを介して前記段階ベースのサービスメニューから選択された所定のサービスメニューを、前記端末装置の前記選択情報として受信するように構成される、
請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記サービス画面は、前記ユーザインタフェースと一緒に前記端末装置の表示ウィンドウ上に表示されるように構成され、
前記端末装置は、前記表示ウィンドウ上に表示される前記サービス画面の透明度を調節して、前記サービス画面を前記ユーザインタフェースと一緒に表示するように構成される、
請求項4に記載の音声情報提供装置。
【請求項6】
音声情報提供装置の動作方法であって、前記方法は、
音声呼に接続した端末装置に段階ベースのサービスメニューを音声情報を介して提供するように構成された、音声情報提供動作と、
前記段階ベースのサービスメニューに基づく前記端末装置の選択情報を前記音声呼を介して受信するように構成された、選択情報受信動作と、
前記音声呼を介して受信した前記端末装置の前記選択情報に基づいて形成されたサービス画面が、前記音声情報の受信と並行して前記端末装置において表示されるように構成された、画面情報提供動作とを含む、方法。
【請求項7】
前記サービス画面は、前記段階ベースのサービスメニューに対応するサービス画面を形成するように構成された画面情報提供装置において形成されるように構成され、
前記画面情報提供動作は、前記端末装置の前記選択情報を前記画面情報提供装置に転送するように構成され、これにより前記画面情報提供装置は、前記端末装置の前記選択情報に基づいてサービス画面を形成し、前記端末装置において前記サービス画面が表示されるようにする、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
段階ベースのサービスメニューに対応するように形成された全てのサービス画面が前記画面情報提供装置から前記端末装置に提供され、
前記画面情報提供動作は、前記端末装置の前記選択情報を前記画面情報提供装置に転送するように構成され、これにより前記画面情報提供装置は、前記全てのサービス画面のうち、前記端末装置の前記選択情報に関連する所定のサービス画面のみが前記端末装置において表示されるようにする、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記端末装置の前記選択情報は、前記端末装置自体において提供されるユーザインタフェースを介して選択されるように構成され、
前記選択情報受信動作は、前記ユーザインタフェースを介して前記段階ベースのサービスメニューから選択された所定のサービスメニューを、前記端末装置の前記選択情報として受信するように構成される、
請求項1に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、音声情報及びサービス画面の両方を提供する案内サービスに関連して、サービスメニューに関連する選択情報に基づいて提供される音声情報とサービス画面とを同期させる方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に音声案内サービスは、顧客が所望する情報を音声を介して提供し、サービスメニューを音声情報を介してユーザに提供し、提供されたサービスメニューに基づくユーザの選択を受信し、選択に対応する音声案内を提供するサービスを意味する。音声案内サービスは音声情報の形態でサービスメニューを提供するが、音声を介して提供され得る語数は時間の観点から制限される。従ってユーザは、サービスを利用するために選択すべきキーワードを正しく認識できず、途中でサービスの利用を放棄する可能性がある。
【0003】
上記に関連して、音声案内サービスを利用するユーザにとっての理解及び利便性を向上するために、音声情報を介してサービスメニューを提供する代わりにサービスメニューと一緒にサービス画面をユーザに提供する方法が使用される。
【0004】
しかしこの場合、音声情報とサービス画面との間の同期が不可欠であり、これらが同期されない場合は不正確な案内サービスがユーザに提供される可能性があり、これは欠点となり得る。
【0005】
従って、音声情報とサービス画面とが一緒に提供される案内サービス環境において正確なサービス案内をユーザに提供するために、音声情報とサービス画面とを同期させる方法が所望されている。
【発明の概要】
【0006】
本開示の一態様は、音声情報及びサービス画面の両方を提供する案内サービスに関連して、リアルタイムをサポートする音声呼を介して、サービスメニューに関連する選択情報を受信して、選択情報に基づいて提供される音声情報とサービス画面とを同期させることである。
【0007】
これらの目的を達成するために、音声情報提供装置が提供される。本開示の第1の態様による機器は、音声呼に接続した端末装置に段階ベース(step−based)のサービスメニューを音声情報を介して提供し、段階ベースのサービスメニューに基づく端末装置の選択情報を音声呼を介して受信するように構成された、音声情報処理ユニットと、音声呼を介して受信した端末装置の選択情報に基づいて形成されたサービス画面が、音声情報の受信と並行して端末装置において表示されることを可能にするように構成された、相互動作処理ユニットとを含む。
【0008】
特に、サービス画面は、段階ベースのサービスメニューに対応するサービス画面を形成するように構成された画面情報提供装置において形成されるように構成され、相互動作処理ユニットは、端末装置の選択情報を画面情報提供装置に転送するように構成され、これにより画面情報提供装置は、端末装置の選択情報に基づいてサービス画面を形成し、端末装置においてこれを表示する。
【0009】
特に、段階ベースのサービスメニューに対応するように構成された全てのサービス画面が画面情報提供装置から端末装置に提供され、相互動作処理ユニットは、端末装置の選択情報を画面情報提供装置に転送するように構成され、これにより画面情報提供装置は、全てのサービス画面のうち、端末装置の選択情報に関連する所定のサービス画面のみを端末において表示する。
【0010】
特に、端末装置の選択情報は、端末装置自体において提供されるユーザインタフェースを介して選択されるように構成され、音声情報処理ユニットは、ユーザインタフェースを介して段階ベースのサービスメニューから選択された所定のサービスメニューを、端末装置の選択情報として受信するように構成される。
【0011】
特に、サービス画面は、ユーザインタフェースと一緒に端末装置の表示ウィンドウ上に表示されるように構成され、端末装置は、表示ウィンドウ上に表示されるサービス画面の透明度を調節して、サービス画面をユーザインタフェースと一緒に表示するように構成される。
【0012】
これらの目的を達成するために、音声情報提供装置の動作方法が提供される。本開示の第2の態様による方法は、音声呼に接続した端末装置に段階ベースのサービスメニューを音声情報を介して提供するように構成された、音声情報提供動作と、段階ベースのサービスメニューに基づく端末装置の選択情報を音声呼を介して受信するように構成された、選択情報受信動作と、音声呼を介して受信した端末装置の選択情報に基づいて構成されたサービス画面を、端末において音声情報の受信と並行して表示するように構成された、画面情報提供動作とを含む。
【0013】
特に、サービス画面は、段階ベースのサービスメニューに対応するサービス画面を形成するように構成された画面情報提供装置において形成されるように構成され、画面情報提供動作は、端末装置の選択情報を画面情報提供装置に転送するように構成され、これにより画面情報提供装置は、端末装置の選択情報に基づいてサービス画面を構成し、端末装置においてサービス画面を表示する。
【0014】
特に、段階ベースのサービスメニューに対応するように形成された全てのサービス画面が画面情報提供装置から端末装置に提供され、画面情報提供動作は、端末装置の選択情報を画面情報提供装置に転送するように構成され、これにより画面情報提供装置は、全てのサービス画面のうち、端末装置の選択情報に関連する所定のサービス画面のみを端末装置において表示する。
【0015】
特に、端末装置の選択情報は、端末装置自体において提供されるユーザインタフェースを介して選択されるように構成され、選択情報受信動作は、ユーザインタフェースを介して段階ベースのサービスメニューから選択された所定のサービスメニューを、端末装置の選択情報として受信するように構成される。
【0016】
本開示による案内サービス方法及びその装置によれば、音声情報を介して提供されるサービスメニュー及び対応するサービス画面が音声案内サービスに関連して端末装置に提供される場合に、端末装置が、リアルタイムをサポートする音声呼を介してサービスメニューに関連する選択情報を受信し、選択情報に基づいて提供される音声情報とサービス画面とを同期させ、従ってユーザにとってのサービスの理解及び利便性が向上し得、案内サービスの品質が向上する。
【0017】
本発明の上記及びその他の目的、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明を添付の図面と組み合わせて参照することによってより明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本開示の一実施形態による案内サービスシステムの概略図である。
【
図2】本開示の一実施形態による端末装置の表示画面を示す図である。
【
図3】本開示の一実施形態による音声情報提供装置の概略図である。
【
図4】本開示の一実施形態による案内サービスシステムにおいて実行される動作を示す概略フローチャートである。
【
図5】本開示の一実施形態による音声情報提供装置において実行される動作を示す概略フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本開示の一実施形態について添付の図面を参照して説明する。
図1は本開示の一実施形態による案内サービスシステムの図である。
【0020】
図1に示すように、本開示の一実施形態による案内サービスシステムは、端末装置100に音声情報を提供するように構成された音声情報提供装置200と、音声情報に対応するサービス画面を端末装置100に提供するように構成された画面情報提供装置300とを含む。
【0021】
加えて、本開示の一実施形態による案内サービスシステムは、接続された端末装置100にコンテンツを提供するように構成された情報提供サーバ400を、上述の構成に加えて更に含んでもよい。
【0022】
ここで、端末装置100は、音声情報提供装置200から音声情報を受信することが可能な、かつ同時に、サービス画面の受信のために含まれるサービスアプリケーションを実行することによって画面情報提供装置300に接続することが可能なユーザ装置を意味する。
【0023】
例えば、端末装置100は、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートブック、タブレットPC、及びPDAなどに該当するが、これらに限定されなくてもよく、音声呼及びデータ呼に同時に接続することが可能な全ての装置を含む。
【0024】
ここで、音声呼接続は、例えば3G又は4Gなどの通信環境において、リアルタイム及びサービス品質を確実にする(QoS保証された)音声ネットワークを介して音声情報提供装置200と端末装置100との間で音声情報を転送するネットワーク接続状態を意味してもよい。
【0025】
ここで、音声呼接続は、例えば3G又は4Gなどの通信環境において、リアルタイム及びサービス品質を確実にしない(ベストエフォートの)データネットワークを介して画面情報提供装置300又は情報提供サーバ400と端末装置100との間でサービス画面を転送するネットワーク接続状態を意味してもよい。
【0026】
加えて、音声情報提供装置200は、音声呼に接続した端末装置100に、音声案内に関連するサービスメニューを音声情報を介して転送するサーバを意味し、例えば、音声自動応答(Interactive Voice Response、IVR)サービスを提供するIVRサーバに該当してもよい。
【0027】
加えて、画面情報提供装置300は、端末装置100に転送される音声情報に対応するサービス画面をデータ呼を介して端末装置100に転送するサーバを意味し、音声情報提供装置200を介して転送された端末装置100の選択情報に対応するサービス画面が端末装置100において表示されてもよい。
【0028】
加えて、情報提供サーバ400は、案内サービスに関連するコンテンツをデータ呼を介して端末装置100に提供するサーバを意味し、サービスメニューにマッピングされた詳細情報に関連するコンテンツが端末装置100に提供される。
【0029】
本開示の一実施形態は、案内サービスを提供するために、音声情報で形成されたサービスメニューを音声情報提供装置200が端末装置100に提供し、サービスメニューに対応するサービス画面を画面情報提供装置300が端末装置100に提供するアーキテクチャを採用する。
【0030】
音声情報とサービス画面とが一緒に提供される場合に正確な案内サービスをユーザに提供するために、端末装置100に提供される音声情報とサービス画面との間の同期が必要とされる。
【0031】
しかし、端末装置100と音声情報提供装置200とを接続する音声ネットワークと、端末装置100と画面情報提供装置300とを接続するデータネットワークとは互いに分離している。更に、音声ネットワークは上述のようにリアルタイムを保証するが、データネットワークはリアルタイムを保証しない。
【0032】
従って、端末装置100に提供されたサービスメニューに関連する選択情報が音声ネットワーク及びデータネットワークを介してそれぞれ受信される場合、受信時間が異なるため、選択情報が受信されたら提供される音声情報とサービス画面とは同期させるのが困難な可能性がある。
【0033】
加えて、データネットワーク内に位置する画面情報提供装置300のみがサービスメニューに関連する選択情報を受信し、受信した選択情報を音声ネットワーク内に位置する音声情報提供装置200に転送する場合、データネットワークアクセスが良好でないか又は遅延するならば、音声情報までも正常に転送されない可能性がある。
【0034】
従って、本開示の一実施形態は、音声情報を介して提供されるサービスメニューと、対応するサービス画面とが案内サービスに関連して一緒に提供される場合に音声情報とサービス画面とを同期させる方法を提供し、これについて詳細に説明する。
【0035】
音声情報提供装置200は、音声呼に接続した端末装置100に案内サービスのためのサービスメニューを提供するように構成される。
【0036】
特に、音声情報提供装置200は、音声呼に接続した端末装置100からのサービス要求を判定し、案内サービスのための初期段階サービスメニューを、対応する端末装置100に音声情報を介して提供する。
【0037】
加えて、音声情報提供装置200は、端末装置100から受信したサービス要求を画面情報提供装置300に転送してサービス画面の提供を要求し、これにより、端末装置100に提供される初期段階サービスメニューに関連するサービス画面が提供される。
【0038】
従って、画面情報提供装置300は端末装置100にサービス画面を提供する。
【0039】
特に、端末装置100からのサービス要求が音声情報提供装置200から転送された場合、画面情報提供装置300は端末装置に、端末装置100上でサービス画面を表示するために含まれるサービスアプリケーションを実行するために使用される駆動メッセージを転送して、初期段階サービスメニューへのアクセスをもたらす。
【0040】
上記に関連して、端末装置100は、画面情報提供装置300から駆動メッセージを受信したら、含まれているサービスアプリケーションを実行して画面情報提供装置300に接続し、初期段階サービスメニューに対応するサービス画面を画面情報提供装置300から取得する。
【0041】
この場合、画面情報提供装置300は、サービスアプリケーションの実行を介して接続を確立した端末装置100に、初期段階サービスメニューに対応するサービス画面を含む、段階ベースのサービスメニューツリーに関連する全てのサービス画面を提供する。続いて、端末装置100は、端末装置100の表示の制御を介して、各段階に必要なサービス画面を表示する。
【0042】
あるいは、画面情報提供装置300は、初期段階サービスメニューに対応するサービス画面のみを提供する。続いて、各段階のサービスメニューに関連した端末装置100の選択情報が音声情報提供装置200から転送されるたびに、画面情報提供装置300は、選択情報に対応するサービス画面を端末装置100に別個に提供してもよい。
【0043】
従って、端末装置100は、音声情報で形成されたサービスメニューを受信し、サービスメニューに対応するサービス画面を表示する。
【0044】
特に、端末装置100は、音声情報提供装置200を通したサービス要求に応えて、音声情報で形成された初期段階サービスメニューを音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300から駆動メッセージを受信したらサービスアプリケーションを実行し、画面情報提供装置300から初期段階サービスメニューを取得してこれを表示する。
【0045】
端末装置100は、画面情報提供装置300から受信した駆動メッセージに基づいてサービスアプリケーションを実行する上述の手法に加えて、音声情報提供装置200に関する音声呼が接続される際に音声情報提供装置200に関する発呼線入力を認識することによって自動的にサービスアプリケーションを駆動してもよい。
【0046】
加えて、端末装置100は、サービスメニューに基づく選択情報を音声情報提供装置200に転送するように構成される。
【0047】
特に、端末装置100は、音声情報提供装置200から受信した音声情報を聴くことによってサービスメニューを認識したと同時にサービス画面を介して対応するサービスメニューを認識したユーザの、選択メニューに関連する選択を判定し、対応する選択情報を音声情報提供装置200に転送して、より低段階のサービスメニューを要求する。
【0048】
この場合、端末装置100は、
図2Aに示すように、初期段階サービスメニューに対応するサービス画面に加えて、音声呼に関連して端末装置100自体において提供されるユーザインタフェース(例えばキーパッド)を呼び出して表示し、このユーザインタフェースを介して入力された、サービスメニューに関連する選択情報を、音声呼を介して音声情報提供装置200に転送してもよい。
【0049】
すなわち、リアルタイムを保証しないデータネットワークを選択情報の転送時に使用しないために、端末装置100は、ユーザ選択のためのユーザインタフェースをサービス画面内では提供せず、同時に、対応するサービス画面を半透明にし、これにより、リアルタイムを保証する音声呼に関連して提供されるユーザインタフェース(キーパッド)が顕在化され、従って、このユーザインタフェースを介してユーザ選択が受け取られ、これが音声呼を介して転送されてもよい。
【0050】
加えて、音声情報提供装置200は、端末装置100の選択情報に対応するサービスメニューを提供するように構成される。
【0051】
特に、初期段階サービスメニューに関連する選択情報を端末装置100から受信した場合、音声情報提供装置200は、対応する選択情報に対応する、より低段階のサービスメニューを音声情報を介して提供する。
【0052】
加えて、音声情報提供装置200は、端末装置100から受信した選択情報を画面情報提供装置300に転送して、音声情報を介して提供される、より低段階のサービスメニューに関連するサービス画面の提供を要求する。
【0053】
従って、画面情報提供装置300はサービス画面を端末装置100に提供する。
【0054】
特に、端末装置100のサービスメニューに関連する選択情報が音声情報提供装置200から転送された場合、画面情報提供装置300は、音声情報を介して提供される、より低段階のサービスメニューに対応するサービス画面を端末装置100において表示するように端末装置100の表示を制御する。
【0055】
従って、端末装置100は、音声情報で形成されたサービスメニューを受信し、サービスメニューに対応するサービス画面を表示する。
【0056】
特に、端末装置100は、選択情報に対応する、音声情報で形成されたより低段階のサービスメニューを音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300からの表示制御に従って、より低段階のサービスメニューに対応するサービス画面を表示する。
【0057】
加えて、端末装置100は、サービスメニューに基づく選択情報を音声情報提供装置200に転送するように構成される。
【0058】
特に、端末装置100は、音声情報提供装置200から受信した音声情報を聴くことによってサービスメニューを認識したと同時にサービス画面を介して対応するサービスメニューを認識したユーザの、サービスメニューに関連する選択を判定し、対応する選択情報を音声情報提供装置200に転送して、選択結果に対応するコンテンツを要求する。
【0059】
この場合、端末装置100は、
図2Bに示すように、音声呼に関連して端末装置100自体において提供されるユーザインタフェース(例えばキーパッド)を呼び出して表示し、このユーザインタフェースを介して入力された、サービスメニューに関連する選択情報を、音声呼を介して音声情報提供装置200に転送してもよい。
【0060】
加えて、音声情報提供装置200は、端末装置100の選択情報に対応する選択結果を提供するように構成される。
【0061】
特に、より低段階のサービスメニューに関連する選択情報を端末装置100から受信した場合、音声情報提供装置200は、対応する選択結果に対応する詳細な案内を音声情報を介して提供する。
【0062】
加えて、音声情報提供装置200は、端末装置100から受信した選択情報を画面情報提供装置300に転送して、音声情報を介して提供される選択結果に関連するサービス画面の提供を要求する。
【0063】
従って、画面情報提供装置300はサービス画面を端末装置100に提供する。
【0064】
特に、端末装置100のより低段階のサービスメニューに関連する選択情報が音声情報提供装置200から転送された場合、画面情報提供装置300は、詳細な案内のためのサービス画面を端末装置100において表示するための表示制御を実行するか、又は、関連するコンテンツが開示されるサービスページを提供する情報提供サーバ400のアクセスアドレスを転送して対応するサービスページへのアクセスをもたらす。
【0065】
従って、端末装置100は、音声情報で形成されたサービスメニューを受信し、同時に、サービス画面を表示するか又は所定のサービスページにアクセスする。
【0066】
特に、端末装置100は、
図2Cに示すように、選択情報に対応する、音声情報で形成された詳細な案内を音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300からの表示制御に従って、詳細な案内に対応するサービス画面を表示する。
【0067】
情報提供サーバ400のアクセスアドレスを画面情報提供装置300から受信した場合、端末装置100は、受信したアクセスアドレスに基づいて情報提供装置400に接続し、情報提供装置400によって提供される詳細な案内に関連するコンテンツを特定する。以下、本開示の一実施形態による音声情報提供装置200の構成について、
図3を参照して説明する。
【0068】
すなわち、音声情報提供装置200は、音声情報を介してサービスメニューを提供するように構成された音声情報処理ユニット210と、音声情報に対応するサービス画面を端末装置100において表示するように構成された相互動作処理ユニット220とを含む。
【0069】
ここで、音声情報処理ユニット210及び相互動作処理ユニット220は、サーバを動作させるために使用されるプログラムによって実行されるソフトウェアモジュールタイプとして構成されてもよい。
【0070】
音声情報処理ユニット210は、音声呼に接続した端末装置100に案内サービスのためのサービスメニューを提供するように構成される。
【0071】
特に、音声情報処理ユニット210は、音声呼に接続した端末装置100のサービス要求を判定し、案内サービスのための初期段階サービスメニューを、対応する端末装置100に音声情報を介して提供する。
【0072】
上記に関連して、相互動作処理ユニット200は、サービスメニューに対応するサービス画面を転送するように構成される。
【0073】
特に、端末装置100に提供される初期段階サービスメニューに関連するサービス画面を提供するために、相互動作処理ユニット200は、端末装置100から受信したサービス要求を画面情報提供装置300に転送して、初期段階サービスメニューに対応するサービス画面を画面情報提供装置300が端末装置100に提供することを可能にする。
【0074】
特に、端末装置100は、音声情報提供装置200を通したサービス要求に応えて、音声情報で形成された初期段階サービスメニューを音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300から駆動メッセージを受信したらサービスアプリケーションを実行し、画面情報提供装置300から初期段階サービスメニューを取得してこれを表示する。
【0075】
特に、端末装置100は、音声情報提供装置200から受信した音声情報を聴くことによってサービスメニューを認識したと同時にサービス画面を介して対応するサービスメニューを認識したユーザの、サービスメニューに関連する選択を判定し、対応する選択情報を音声情報提供装置200に転送して、より低段階のサービスメニューを要求する。
【0076】
加えて、音声情報処理ユニット210は、端末装置100の選択情報に対応するサービスメニューを提供するように構成される。
【0077】
特に、初期段階サービスメニューに関連する選択情報を端末装置100から音声呼を介して受信した場合、音声情報処理ユニット210は、対応する選択情報に対応する、より低段階のサービスメニューを音声情報を介して提供する。
【0078】
上記に関連して、相互動作処理ユニット220は、サービスメニューに対応するサービス画面を転送するように構成される。
【0079】
特に、相互動作処理ユニット220は、端末装置100から受信した選択情報を画面情報提供装置300に転送して、音声情報を介して提供される、より低段階のサービスメニューに関連するサービス画面を画面情報提供装置300が端末装置100に提供することを可能にする。
【0080】
従って、端末装置100は、選択情報に対応する、音声情報で形成されたより低段階のサービスメニューを音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300からの表示制御に従って、より低段階のサービスメニューに対応するサービス画面を表示する。
【0081】
加えて、端末装置100は、音声情報提供装置200から受信した音声情報を聴くことによってより低段階のサービスメニューを認識したと同時にサービス画面を介して対応するサービスメニューを認識したユーザの、サービスメニューに関連する選択を判定し、対応する選択情報を音声情報提供装置200に転送して、選択結果に対応するコンテンツを要求する。
【0082】
加えて、音声情報処理ユニット210は、端末装置100の選択情報に対応する選択結果を提供するように構成される。
【0083】
特に、より低段階のサービスメニューに関連する選択情報を端末装置100から受信した場合、音声情報処理ユニット210は、対応する選択結果に対応する詳細な案内を音声情報を介して提供する。
【0084】
上記に関連して、相互動作処理ユニット220は、選択結果に対応するサービス画面を転送するように構成される。
【0085】
特に、相互動作処理ユニット220は、端末装置100から受信した選択情報を画面情報提供装置300に転送して、音声情報を介して提供される選択結果に関連するサービス画面を画面情報提供装置300が端末装置100に提供することを可能にする。
【0086】
従って、端末装置100は、選択情報に対応する、音声情報で形成された詳細な案内を音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300からの表示制御に従って、詳細な案内に対応するサービス画面を表示する。
【0087】
情報提供サーバ400のアクセスアドレスを画面情報提供装置300から受信した場合、端末装置100は、受信したアクセスアドレスに基づいて情報提供装置400に接続し、情報提供装置400によって提供される詳細な案内に関連するコンテンツを特定する。
【0088】
上述のように、本開示の一実施形態による案内サービスシステムによれば、リアルタイムを保証する音声呼を介してサービスメニューに関連する選択情報を受信し、選択情報に基づいて音声情報とサービス画面とを一緒に提供する手法を適用することによって、音声情報とサービス画面とが同期され、従ってユーザにとっての音声案内サービスの理解及び利便性が向上し得、音声案内サービスの品質が向上し得る。
【0089】
以下、
図4及び
図5を参照して、本開示の一実施形態による案内サービス方法について説明する。
【0090】
ここで、説明の便宜上、
図1〜
図3に示したものと同一の構成には、対応する同じ参照番号が割り当てられる。
【0091】
最初に、本開示の一実施形態に従って案内サービスシステム内で実行される動作のフローについて、
図4を参照して説明する。
【0092】
最初に、動作S110及びS120において、音声情報提供装置200は、音声呼に接続した端末装置100からのサービス要求を判定し、案内サービスのための初期段階サービスメニューを、対応する端末装置100に音声情報を介して提供する。
【0093】
加えて、端末装置100に提供される初期段階サービスメニューに関連するサービス画面を提供するために、動作S130において、音声情報提供装置200は、端末装置100から受信したサービス要求を画面情報提供装置300に転送して、サービス画面の提供を要求する。
【0094】
従って、端末装置100からのサービス要求が音声情報提供装置200から転送された場合、動作S140において、画面情報提供装置300は端末装置100に、端末装置100上でサービス画面を表示するために含まれるサービスアプリケーションを実行するために使用される駆動メッセージを転送して、初期段階サービスメニューへのアクセスをもたらす。
【0095】
従って、動作S150及びS160において、端末装置100は、画面情報提供装置300から駆動メッセージを受信したら、含まれているサービスアプリケーションを実行して画面情報提供装置300に接続し、初期段階サービスメニューに対応するサービス画面を画面情報提供装置300から取得する。
【0096】
続いて、画面情報提供装置300から駆動メッセージを受信したらサービスアプリケーションを実行し、同時に、音声情報で形成された初期段階サービスメニューを受信することにより、動作S170において、端末装置100は、画面情報提供装置300から初期段階サービスメニューを取得してこれを表示する。
【0097】
次に、動作S180及びS190において、端末装置100は、音声情報提供装置200から受信した音声情報を聴くことによって対応するサービスメニューを認識したと同時にサービス画面を介して対応するサービスメニューを認識したユーザの、サービスメニューに関連する選択を判定し、対応する選択情報を音声情報提供装置200に転送して、より低段階のサービスメニューを要求する。
【0098】
従って、初期段階サービスメニューに関連する選択情報を端末装置100から受信した場合、動作S200において、音声情報提供装置200は、対応する選択情報に対応する、より低段階のサービスメニューを音声情報を介して提供する。
【0099】
加えて、動作S210において、音声情報提供装置200は、端末装置100から受信した選択情報を画面情報提供装置300に転送して、音声情報を介して提供される、より低段階のサービスメニューに関連するサービス画面の提供を要求する。
【0100】
従って、端末装置100のサービスメニューに関連する選択情報が音声情報提供装置200から転送された場合、動作S220において、画面情報提供装置300は、音声情報を介して提供される、より低段階のサービスメニューに対応するサービス画面を端末装置100内で表示するように端末装置100の表示を制御する。
【0101】
従って、端末装置100は、選択情報に対応する、音声情報で形成されたより低段階のサービスメニューを音声情報提供装置200から受信し、同時に、動作S230において、画面情報提供装置300からの表示制御に従って、より低段階のサービスメニューに対応するサービス画面を表示する。
【0102】
更に、動作S240及びS250において、端末装置100は、音声情報提供装置200から受信した音声情報を聴くことによってより低段階のサービスメニューを認識したと同時にサービス画面を介して対応するサービスメニューを認識したユーザの、サービスメニューに関連する選択を判定し、対応する選択情報を音声情報提供装置200に転送して、選択結果に対応するコンテンツを要求する。
【0103】
従って、より低段階のサービスメニューに関連する選択情報を端末装置100から受信した場合、動作S260において、音声情報提供装置200は、対応する選択結果に対応する詳細な案内を音声情報を介して提供する。
【0104】
加えて、動作S270において、音声情報提供装置200は、端末装置100から受信した選択情報を画面情報提供装置300に転送して、音声情報を介して提供される選択結果に関連するサービス画面の提供を要求する。
【0105】
従って、端末装置100のより低段階のサービスメニューに関連する選択情報が音声情報提供装置200から転送された場合、動作S280において、画面情報提供装置300は、詳細な案内のためのサービス画面を端末装置100において表示するための表示制御を実行するか、又は、関連するコンテンツが開示されるサービスページを提供する情報提供サーバ400のアクセスアドレスを転送して対応するサービスページへのアクセスをもたらす。
【0106】
特に、動作S290において、端末装置100は、
図2Cに示すように、選択情報に対応する、音声情報で形成された詳細な案内を音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300からの表示制御に従って、詳細な案内に対応するサービス画面を表示する。
【0107】
情報提供サーバ400のアクセスアドレスを画面情報提供装置300から受信した場合、動作S300において、端末装置100は、受信したアクセスアドレスに基づいて情報提供装置400に接続し、情報提供装置400によって提供される詳細な案内に関連するコンテンツを特定する。
【0108】
以下、本開示の一実施形態による音声情報提供装置200の動作方法について、
図5を参照して説明する。
【0109】
最初に、動作S310及びS320において、音声情報提供ユニット210は、音声呼に接続した端末装置100からのサービス要求を判定し、案内サービスのための初期段階サービスメニューを、対応する端末装置100に音声情報を介して提供する。
【0110】
上記に関連して、動作S330において、相互動作処理ユニット200は、端末装置100に提供される初期段階サービスメニューに関連するサービス画面を提供するために、端末装置100から受信したサービス要求を画面情報提供装置300に転送し、これにより、初期段階サービスメニューに対応するサービス画面を画面情報提供装置300が端末装置に提供することを可能にする。
【0111】
従って、端末装置100は、音声情報提供装置200を通したサービス要求に応えて、音声情報で形成された初期段階サービスメニューを音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300から駆動メッセージを受信したらサービスアプリケーションを実行し、画面情報提供装置300から初期段階サービスメニューを取得してこれを表示する。
【0112】
加えて、端末装置100は、音声情報提供装置200から受信した音声情報を聴くことによってサービスメニューを認識したと同時にサービス画面を介して対応するサービスメニューを認識したユーザの、サービスメニューに関連する選択を判定し、対応する選択情報を音声情報提供装置200に転送して、より低段階のサービスメニューを要求する。
【0113】
動作S340及びS350において、初期段階サービスメニューに関連する選択情報を端末装置100から音声呼を介して受信した場合、音声情報処理ユニット210は、対応する選択情報に対応する、より低段階のサービスメニューを音声情報を介して提供する。
【0114】
上記に関連して、動作S360において、相互動作処理ユニット220は、端末装置100から受信した選択情報を画面情報提供装置300に転送して、音声情報を介して提供される、より低段階のサービスメニューに関連するサービス画面を画面情報提供装置300が端末装置100に提供することを可能にする。
【0115】
従って、端末装置100は、選択情報に対応する、音声情報で形成されたより低段階のサービスメニューを音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300からの表示制御に従って、より低段階のサービスメニューに対応するサービス画面を表示する。
【0116】
加えて、端末装置100は、音声情報提供装置200から受信した音声情報を聴くことによってより低段階のサービスメニューを認識したと同時にサービス画面を介して対応するサービスメニューを認識したユーザの、サービスメニューに関連する選択を判定し、対応する選択情報を音声情報提供装置200に転送して、選択結果に対応するコンテンツを要求する。
【0117】
続いて、動作S370及びS380において、より低段階のサービスメニューに関連する選択情報を端末装置100から受信した場合、音声情報処理ユニット210は、対応する選択結果に対応する詳細な案内を音声情報を介して提供する。
【0118】
上記に関連して、動作S390において、相互動作処理ユニット220は、端末装置100から受信した選択情報を画面情報提供装置300に転送して、音声情報を介して提供される、より低段階のサービスメニューに関連するサービス画面を画面情報提供装置300が端末装置100に提供することを可能にする。
【0119】
従って、端末装置100は、選択情報に対応する、音声情報で形成された詳細な案内を音声情報提供装置200から受信し、同時に、画面情報提供装置300からの表示制御に従って、詳細な案内に対応するサービス画面を表示する。
【0120】
情報提供サーバ400のアクセスアドレスを画面情報提供装置300から受信した場合、端末装置100は、受信したアクセスアドレスに基づいて情報提供装置400に接続し、情報提供装置400によって提供される詳細な案内に関連するコンテンツを特定する。
【0121】
上述のように、本開示の一実施形態による案内サービス方法によれば、リアルタイムを保証する音声呼を介してサービスメニューに関連する選択情報を受信し、選択情報に基づいて音声情報とサービス画面とを一緒に提供する手法を適用することによって、音声情報とサービス画面とが同期され、従ってユーザにとっての音声案内サービスの理解及び利便性が向上し得、音声案内サービスの品質が向上する。
【0122】
一方、本明細書中で開示された実施形態に関連して説明した方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、又はプロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールによって、あるいはこれらの組み合わせによって実装されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能ROM(EPROM)、電気的EPROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク(CD)−ROM、又は別の任意のタイプを有する技術的に周知の記憶媒体に配置されてもよい。記憶媒体の例はプロセッサと接続されてもよく、従ってプロセスは、記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を記録してもよい。あるいは、記憶媒体はプロセッサ内に組み込まれてもよい。プロセッサ及び記憶媒体は特定用途向け集積回路(ASIC)内に含まれてもよい。ASICはユーザ端末内に含まれてもよい。あるいは、プロセッサ及び記憶媒体は個別部品としてユーザ端末内に含まれてもよい。
【0123】
本開示について例示的実施形態を参照して詳細に説明したが、本開示はこれに限定されず、本開示の範囲から逸脱することなく様々な修正及び変更がこれに対して行われ得ることは当業者にとって明らかである。
【産業上の利用可能性】
【0124】
本開示の一実施形態による案内サービス方法及びその装置は、音声情報を介して提供されるサービスメニュー及び対応するサービス画面が案内サービスに関連して端末装置に提供される場合に、サービスメニューに関連する選択情報がリアルタイムをサポートする音声呼を介して受信され、選択情報に基づいて提供される音声情報とサービス画面とが同期されるという点において既存の技術の限界を超えるものである。従って本開示は、市販される十分に高い可能性を有し、実質的に実施され得るため、産業上の利用可能性を有する。
【手続補正書】
【提出日】2015年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0072】
上記に関連して、相互動作処理ユニット2
20は、サービスメニューに対応するサービス画面を転送するように構成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0073】
特に、端末装置100に提供される初期段階サービスメニューに関連するサービス画面を提供するために、相互動作処理ユニット2
20は、端末装置100から受信したサービス要求を画面情報提供装置300に転送して、初期段階サービスメニューに対応するサービス画面を画面情報提供装置300が端末装置100に提供することを可能にする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0110
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0110】
上記に関連して、動作S330において、相互動作処理ユニット2
20は、端末装置100に提供される初期段階サービスメニューに関連するサービス画面を提供するために、端末装置100から受信したサービス要求を画面情報提供装置300に転送し、これにより、初期段階サービスメニューに対応するサービス画面を画面情報提供装置300が端末装置に提供することを可能にする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
音声情報提供装置であって、前記装置は、
音声呼に接続した端末装置に段階ベースのサービスメニューを音声情報を介して提供し、前記段階ベースのサービスメニューに基づく前記端末装置の選択情報を前記音声呼を介して受信するように構成された、音声情報処理ユニットと、
前記音声呼を介して受信した前記端末装置の前記選択情報に基づいて形成されたサービス画面が、前記音声情報の受信と並行して前記端末装置において表示されることを可能にするように構成された、相互動作処理ユニットと
を備え、
前記音声呼に関連して、前記端末装置により提供されるユーザインタフェースと一緒に前記サービス画面を表示するように、前記端末装置に表示される前記サービス画面の透明度が調節される、
音声情報提供装置。
【請求項2】
前記相互動作処理ユニットは、前記端末装置の前記選択情報を画面情報提供装置に転送するように構成され、これにより前記画面情報提供装置は、前記端末装置の前記選択情報に基づいてサービス画面を形成して提供し、前記端末装置の前記選択情報に基づいた前記サービス画面が前記端末装置において表示されるようにする、
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記音声情報処理ユニットは、前記ユーザインタフェースを用いて入力された前記端末装置の前記選択情報を前記音声呼を介して受信するように構成される、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記画面情報提供装置は、段階ベースのサービスメニューに対応する全てのサービス画面が提供された後で、前記端末装置の前記選択情報に基づくサービス画面のみが前記端末装置において表示されるようにする、又は、前記選択情報に基づく前記サービス画面のみを前記端末装置に提供する、
請求項2に記載の装置。
【請求項5】
音声情報提供装置のための方法であって、前記方法は、
音声呼に接続した端末装置に段階ベースのサービスメニューを音声情報を介して提供することと、
前記段階ベースのサービスメニューに基づく前記端末装置の選択情報を前記音声呼を介して受信することと、
前記音声情報の受信と並行して、前記端末装置において表示される前記端末装置の前記選択情報に基づくサービス画面を提供することと、
前記音声呼に関連して、前記端末装置により提供されるユーザインタフェースと一緒に前記サービス画面を表示するように、前記端末装置に表示される前記サービス画面の透明度を調節することと、
を含む、方法。
【請求項6】
前記サービス画面を提供することは、前記段階ベースのサービスメニューに対応するサービス画面を形成し提供するために、前記端末装置の前記選択情報を画面情報提供装置に転送することを特徴とし、これにより前記端末装置の前記選択情報に基づくサービス画面が前記端末装置において表示されるようにする、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記選択情報を受信することは、前記ユーザインタフェースを用いて入力された前記端末装置の前記選択情報を前記音声呼を介して受信することを特徴とする、
請求項5に記載の方法。
【国際調査報告】