(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2015-533743(P2015-533743A)
(43)【公表日】2015年11月26日
(54)【発明の名称】プラスチック材料から容器製品を形成する装置
(51)【国際特許分類】
B65B 3/02 20060101AFI20151030BHJP
B29C 47/20 20060101ALI20151030BHJP
B29L 23/20 20060101ALN20151030BHJP
【FI】
B65B3/02
B29C47/20 Z
B29L23:20
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2015-537165(P2015-537165)
(86)(22)【出願日】2013年10月16日
(85)【翻訳文提出日】2015年4月16日
(86)【国際出願番号】EP2013003116
(87)【国際公開番号】WO2014060101
(87)【国際公開日】20140424
(31)【優先権主張番号】61/714,383
(32)【優先日】2012年10月16日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】514056207
【氏名又は名称】コッヒャー−プラスティック マシーネンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100102819
【弁理士】
【氏名又は名称】島田 哲郎
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100153084
【弁理士】
【氏名又は名称】大橋 康史
(74)【代理人】
【識別番号】100160705
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 健太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100157211
【弁理士】
【氏名又は名称】前島 一夫
(72)【発明者】
【氏名】ジェフリー エル.プライス
【テーマコード(参考)】
3E118
4F207
【Fターム(参考)】
3E118BA03
3E118BA09
3E118BB01
3E118EA07
4F207AG08
4F207AH55
4F207KA01
4F207KA17
4F207KW41
(57)【要約】
特に成形、充填およびシールを実施することにより、プラスチック材料から容器製品を形成する装置であって、成形装置(13)を有し、成形装置へ可塑化されたプラスチック材料の成形チューブ(15)が供給可能であり、かつ成形装置が、予め定めることができる容器形状をなぞって、移動可能な成形面(17)を有し、成形面に成形チューブ(15)が、形状付与工程、充填工程および/またはシール工程のために添接可能である、ものに関する。ガイドおよび保持装置(25)が設けられており、保持装置が移動可能なガイドおよび保持部分(77、81;79、83)を有し、保持部分が、成形装置(13)の成形領域の外部の可能な機能位置の少なくとも1つにおいて、それらが形状チューブ(15)自体および/または、少なくとも1つのできあがった容器製品および/またはその中身を包囲する、それぞれのプラスチック材料に作用するように、駆動可能である。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
特に成形、充填およびシールを実施することにより、プラスチック材料から容器製品を形成する装置であって、
成形装置(13)を有し、
前記成形装置へ可塑化されたプラスチック材料の成形チューブ(15)が供給可能であり、かつ
前記成形装置が、予め定めることができる容器形状をなぞって、移動可能な成形面(17)を有し、
前記成形面に成形チューブ(15)が、形状付与工程、充填工程および/またはシール工程のために添接可能である、ものにおいて、
ガイドおよび保持装置(25)が設けられており、
前記保持装置(25)が移動可能なガイドおよび保持部分(77、81;79、83)を有し、
前記保持部分(77、81;79、83)が、成形装置(13)の成形領域の外部の可能な機能位置の少なくとも1つにおいて、それらが形状チューブ(15)自体および/または、少なくとも1つのできあがった容器製品および/またはその中身を包囲する、それぞれのプラスチック材料に作用するように、制御可能である、
ことを特徴とするプラスチック材料から容器製品を形成する装置。
【請求項2】
移動可能なガイドおよび保持部分(77、81)が、容器製品のためのそれぞれの形状付与工程、充填工程およびシール工程の最後に、機能位置へ移動可能であって、
前記機能位置においてそれらが、成形チューブ(15)の、成形装置(13)の入口に隣接する部分内でチューブ(15)の互いに対向する側に支持するように添接する、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
成形装置(13)が、成形面(17)を形成する側壁(47、49;51、53)を有し、前記側壁が閉鎖ユニット(23)によって、成形チューブ(15)の垂直の移動方向に対して垂直に延びる移動方向において、型閉鎖位置と型を開放する位置との間で移動可能であり、かつ
スライドユニット(39)が設けられており、前記スライドユニットによって閉鎖ユニット(23)が、スタート位置から形状付与−、充填−およびシール工程の間に成形チューブ(15)の移動と共に垂直下方へ向かって、かつ成形−、充填−およびシール工程の終了後に、上方へ向かってスタート位置へ移動可能である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
成形装置(13)が、容器のメイン部分を成形するメイン側壁(47、49)とヘッド側壁(51、53)とを有し、
前記ヘッド側壁が閉鎖ユニット(23)によって、メイン側面(47、49)とは関係なく、充填工程とそれに続く、容器のヘッド側を閉鎖するためのシール工程のために、移動可能である、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】
ガイドおよび保持装置(25)が、第2のスライドユニット(41)によって、ガイドおよび保持部分(77、79、81、83)の作用位置に相当する上方の位置と下降された位置との間で走行可能である、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
【請求項6】
ガイドおよび保持装置(25)が、各ガイドおよび保持部分(77、79、81、83)のために、操作ユニット(73、75)を有しており、
前記操作ユニットが、垂直線に対して垂直に延びる方向において、ガイドおよび保持部分(77、79、81、83)の作用位置に相当する、互いに接近した位置と互いに離れるように移動された位置との間で走行可能である、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。
【請求項7】
操作ユニット(73、75)が、付属のガイドおよび保持部分(77、81)のために揺動駆動装置を有し、
前記揺動駆動装置によってこれらのガイドおよび保持部分(77、81)が、搖動位置であって、作用位置ともなっており、それらが成形チューブ(15)上に方向づけされている揺動位置と、成形装置(13)の領域の外部の位置、との間で復帰揺動可能である、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。
【請求項8】
ガイドおよび保持部分が、支持ストリップ(77、81)の形式で設けられており、
前記支持ストリップが、
作用位置に相当する揺動位置において、成形装置(13)の型分離平面(85)の全長にわたって延びており、かつ
水平平面内に延びる揺動運動のために、付属の操作ユニット(73、75)の揺動源(87、89)に取り付けられており、
前記揺動源(87、89)が型分離平面(85)に隣り合って垂直かつ互いに対して平行に延びている、
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。
【請求項9】
操作ユニット(73、75)が、ガイドおよび保持装置(25)の構成要素として、閉鎖位置の方向に互いに近づくように、かつ少なくとも1つの開放された位置の方向に互いから離れるように移動可能な他のガイドおよび保持部分(79、83)を有し、
前記他のガイドおよび保持部分(79、83)が、閉鎖位置の少なくとも1つにおいて、少なくとも部分的に、少なくとも1つのできあがった容器製品および/またはその中身を包囲する、それぞれのプラスチック材料に作用する、
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。
【請求項10】
垂直平面内で見て、それぞれの操作ユニット(73、75)と対応づけられた支持ストリップ(77、81)との間の軸方向の間隔が、
それぞれ成形装置(13)によって、まだ温かい容器製品が、操作ユニット(73、75)の他のガイドおよび保持(79、83)による引き取り前に、冷却区間を形成しながら収容されるように、寸法設計されている、
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の装置。
【請求項11】
支持ストリップ(77、81)が、成形チューブ(15)に添接するために、円錐状に互いに近づくように延びる添接エッジ(97)を有している、
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の装置。
【請求項12】
成形ユニット(13)の閉鎖ユニット(23)が、メイン支持体(43)を有しており、
前記メイン支持体(43)において、メイン側壁(47、49)とヘッド側壁(51、53)が互いに独立して水平方向に移動可能に案内されており、かつ
前記メイン支持体(43)が第1のスライドユニット(39)によって装置フレーム(1)の垂直ガイド(31)に摺動可能に支承されている、
ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の装置。
【請求項13】
メイン側壁(47、49)とヘッド側壁(51、53)が閉鎖および開放運動のために、対応する専用の駆動装置と結合されており、
前記駆動装置がそれぞれ、アクチュエータ(62、63)によって操作可能なレバーギア機構(57)を有している、
ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の装置。
【請求項14】
操作ユニット(73;75)も、装置フレーム(1)の垂直ガイド(31)において、第2のスライドユニット(41)によって垂直に走行可能に案内されている、
ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の装置。
【請求項15】
2つのスライドユニットが、それぞれの垂直運動を発生させるために、それぞれ動力的に別々に駆動可能なボールスクリュー(39、41)を有している、
ことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の装置。
【請求項16】
操作ユニット(73、75)のスライドユニット(41)が、装置フレームの付属の垂直ガイド(31)の間に垂直に延びる横ガイド(71)を有し、
操作ユニット(73、75)が、
前記横ガイドに沿って他のガイドおよび保持部分(79、83)によってその水平運動のために案内されており、かつ
少なくとも1つのアクチュエータ(91)によって操作可能であり、
操作ユニット(73、75)の間には、その水平運動を同期させるカップリグ装置(93)が存在している、
ことを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、成形装置を有し、その成形装置へ可塑化されたプラスチック材料のチューブが供給可能であり、かつ成形装置が予め定めることができる容器形状をなぞる移動可能な成形面を有し、その成形面に形状付与工程、充填工程および/またはシール工程のために成形チューブが添接可能である、特に成形方法、充填方法およびシール方法の実施によって、プラスチック材料から容器製品を形成する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
プラスチックから容器製品を形成する装置は、従来技術である。
それぞれの製品を形成するために、可塑化されたプラスチック材料のチューブが該当する成形装置内へ押し出され、チューブの先行する端部が溶接によって閉鎖されて、チューブに作用する空気の圧力勾配の発生によってこのチューブが拡幅されて、容器を形成するために成形装置の成形面に添接される。
たとえばこの技術分野で知られている商標登録bottlepack方法に従って、この種の形成方法を実施する場合に、それぞれの容器が然るべき充填突起を介して成形装置の内部で無菌で充填されて、充填突起を引き戻した後に密封によって気密に閉鎖される。
【0003】
容器製品の予め定めることができる生産率をもって経済的かつ合理的に形成するために、従来技術(特許文献1を参照)においても、成形装置内に、互いに重なり合って配置された複数の容器を同時に成形するための成形面が形成される。
しかし、この場合においては、複数のつながりあった容器を同時に形成することによる製造速度の上昇は、加工速度をもってあがなわなければならない。
すなわちそれなりに幅広面の容器グループの安全な離型工程は、良好に加工可能なプラスチック材料、たとえばポリエチレン、が使用されることに依存している。
適用する場合に無菌性に高い要請が課せられ、容器材料としてポリエチレンの代わりに、より高いオートクレーブ温度を許すポリプロピレンを使用すべき場合には、製造問題が生じる。
製造速度は、特許文献1から知られている装置においては、容器を同時に成形するにもかかわらず製造がある意味バッチプロセスで行われる限りにおいても、制限されている。
というのは、製造サイクル毎に重なり合った容器のそれぞれ2列、あるいは最大で3列が形成され、それらがそれ以降の操作のために別々に生じるからである。
その限りにおいて、連続的な製造プロセスは、不可能である。
【0004】
特許文献2は、冒頭で挙げた種概念の装置を開示しており、その装置は、製造速度の向上に関して、ある種のバッチプロセスの代わりにつながりあった容器の容器チェーンの形成が可能であって、その場合に容器チェーンは、成形装置から製造ラインに沿って離れるように移動する。
それによって得られる、より合理的な形成の他に、この装置は、任意のプラスチック材料の使用も可能にする。
というのは、成形装置の外部で排出される容器チェーンに作用する離型装置が、形をととのえるプロセスを支援するために設けられているからである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許公報US8486324B2
【特許文献2】独国公開公報DE102008006073A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この従来技術から出発して、本発明は、上述した従来技術に相当する装置の利点を維持しながら、簡略化された構造を特徴とする装置を提供することを、課題に設定する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、この課題は、全体として特許請求項1の特徴を有する装置によって解決される。
【0008】
請求項1の特徴部分によれば、本発明に係る装置は、ガイドおよび保持装置が設けられており、それが、移動可能なガイドおよび保持部分を有し、そのガイドおよび保持部分が次のように、すなわち成形装置の成形領域の外部の可能な機能位置の少なくとも1つにおいて、それらが成形チューブ自体および/または、少なくとも1つのできあがった容器製品および/またはその中身を包囲する、それぞれのプラスチック材料に作用するように、駆動可能であることを、特徴としている。
成形チューブ自体および/または容器製品にもたらされるガイドおよび保持作用は、問題のない離型工程および、それによって、排出される容器チェーンに作用する、形成領域の外部に配置された離型装置を使用することなしに、所望のプラスチック材料の問題のない加工を、可能にする。
目指す簡略化の他に、装置全体の組立大きさの減少の利点も生じる。
さらに、容器製品が連続的に形成される。
本発明に係る解決は、全体として容易に滅菌し、かつ高価な充填物質のわずかな充填量のためにも考えられている。
【0009】
特に好ましい実施例において、移動可能なガイドおよび保持部分は、容器製品のためのそれぞれの形状付与工程、充填工程およびシール工程の最後に機能位置へ移動可能であって、その機能位置においてそれらが成形チューブ内において、成形装置の入口に隣接する部分内で、チューブの互いに対向する側に支持するように添接する。
それによって容器のヘッド領域のすぐ近傍で形成される支持が、離型工程の際に互いから離れるように移動する成形面からの容器の均一な剥がしを伴う、特に安全な離型を保証する。
【0010】
成形装置は、成形面を形成する側壁を有することができ、それら側壁が閉鎖ユニットによって成形チューブの垂直の移動方向に対して垂直に延びる移動方向において、型閉鎖位置と型を開放する位置との間で移動可能であって、その場合にスライドユニットが設けられており、そのスライドユニットによって閉鎖ユニットが、スタート位置から形状付与工程、充填工程およびシール工程の間に成形チューブの移動と共に垂直下方へ向かって、そして形状付与工程、充填工程およびシール工程の終了後に上方へ向かってスタート位置へ移動可能である。
この種の垂直運動によって、最小の装置コストによる連続的な製造プロセスが実現可能である。
というのは、各成形工程のために、1対の側壁しか必要とされないので、カルーセル状に一緒に移動する多数対の側壁が必要とされないからである。
【0011】
好ましくは、成形装置は、容器の主要部分を成形するメイン側壁とヘッド側壁とを有することができ、そのヘッド側壁は閉鎖ユニットによってメイン側壁とは関係なく、充填工程とそれに続く、容器のヘッド側を閉鎖するためのシール工程のために、移動可能である。
【0012】
ガイドおよび保持部分をそれぞれの機能位置へ移送するために、配置は、好ましくは、ガイドおよび保持装置が、閉鎖ユニットのスライドユニットとは関係なく操作可能な、第2のスライドユニットによって、ガイドおよび保持部分の作用位置に相当する上方の位置と、下降された位置との間で走行可能であるように、行うことができる。
【0013】
ガイドおよび保持装置の構造的形態に関して、配置は、好ましくは、ガイドおよび保持装置が各ガイドおよび保持部分のために操作ユニットを有し、その操作ユニットが垂直線に対して垂直に延びる方向において、ガイドおよび保持部材の作用位置に相当する、互いに接近する位置と、互いから離れる位置との間で走行可能であるように、行うことができる。
その場合に付属のガイドおよび保持部材のための操作ユニットは、揺動駆動装置を有し、その揺動駆動装置によってガイドおよび保持部分が、作用位置において占める、成形チューブへ向けられた揺動位置にある、揺動位置と、成形装置の外部にある位置との間で復帰揺動可能である。
【0014】
ガイドおよび保持部分は、支持ストリップの形式で設けることができ、それらは、作用位置に相当する揺動位置において、成形装置の型分離平面の全長にわたって延びており、かつ水平平面内に延びる揺動運動のために、付属の操作ユニットの揺動軸に取り付けられており、その揺動軸が、型分離平面に隣り合って垂直かつ互いに対して平行に延びている。
長く延びるストリップによって、簡単なやり方で、ある程度伸張した容器列のための支持が実現される。
【0015】
特に好ましい実施例において、ガイドおよび保持装置の操作ユニットは他のガイドおよび保持部分を有することができ、それらは閉鎖位置の方向に互いに近づくように、そして少なくとも1つの開放位置の方向に互いから離れるように移動可能であって、閉鎖位置の少なくとも1つにおいて少なくとも部分的に、少なくとも1つのできあがった容器製品および/またはその中身を包囲する、それぞれのプラスチック材料に作用する。
それによって、離型工程が特に安全に構成される。
【0016】
その場合に、特に好ましくは、垂直平面内で見た、それぞれの操作ユニットと対応づけ可能な支持ストリップとの間の軸方向の間隔は、次のように、すなわち成形装置にそれぞれ由来する、まだ温かい容器製品が、操作ユニットの他のガイドおよび保持部分による引き取りの前に、ある種の冷却区間を形成しながら収容されているように、寸法設計することができる。
【0017】
特に確実な保持係合のために、支持ストリップは成形チューブに添接するために、円錐状に互いに近づくように延びる添接エッジを有することができる。
【0018】
成形装置の閉鎖ユニットの構造的形態に関して、配置は、特に好ましくは次のように、すなわち、閉鎖ユニットがメイン支持体を有し、そのメイン支持体においてメイン側壁とヘッド側壁が互いに関係なく水平方向に移動可能に案内されており、かつメイン支持体が第1のスライドユニットによって装置フレームの垂直ガイドに摺動可能に支承されるように、行うことができる。
【0019】
メイン側壁とヘッド側壁の閉鎖および開放運動を発生させるために、これらは、それぞれ対応づけられた専用の駆動装置と結合することができる。
それらのうちの少なくとも1つが、アクチュエータによって操作可能な少なくとも1つのレバーギア機構を有することができ、その場合にこの種のアクチュエータは、たとえば電動操作可能なスピンドルドライブの形式で設けることができる。
【0020】
好ましくは、操作ユニットも、装置フレームの垂直ガイドにおいて、第2のスライドユニットによって垂直に走行可能に案内することができる。
【0021】
好ましいやり方で、2つのスライドユニットは、それぞれの垂直運動を発生させるために、それぞれ動力で別々に駆動可能なボールスクリューを有することができる。
【0022】
操作ユニットのスライドユニットは、好ましいやり方で、装置フレームの付属の垂直ガイドの間に垂直に延びる横ガイドを有することができ、その横ガイドに沿って操作ユニットが他のガイドおよび保持部分によって水平運動するように案内されており、かつ少なくとも1つのアクチュエータによって移動可能であって、その場合に操作ユニットの間にそれらの水平運動を同期化するカップリング装置が存在している。
【0023】
以下、図面に示す実施例を用いて、本発明を詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本発明に係る装置の実施例を図式的に簡略化して示す斜視図である。
【
図2】装置の部分領域のみを示す斜視図であって、その場合に成形−閉鎖ユニットと充填および保持ユニットをそれぞれ付属の機能部材と共に示している。
【
図3】
図2に示す部分領域を、それに対して変化した機能位置にあるコンポーネントと共に示す上面図である。
【
図5】
図4に比較して大きい縮尺で示す正面図であって、形状付与、充填およびシール工程が終了した場合の駆動状態が示されている。
【
図6】
図5に比較してさらに拡大された部分表示であって、成形装置が部分的に閉鎖された場合の充填工程の駆動状態を示している。
【
図7】
図6に相当する表示で、形成サイクルの途中の他の駆動状態を示す。
【
図8】
図6に相当する表示で、形成サイクルの途中の他の駆動状態を示す。
【
図9】
図6に相当する表示で、形成サイクルの途中の他の駆動状態を示す。
【
図10】
図6に相当する表示で、形成サイクルの途中の他の駆動状態を示す。
【
図11】
図6に相当する表示で、形成サイクルの途中の他の駆動状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明に係る装置の実施例の全体図を簡略化して示す
図1において、装置フレームが符号1で示されており、それは、垂直平面内に延びるフロント側3を備えた矩形のボックス形状を有している。
フレーム1のボックス形状の上側に、全体を符号5で示す押し出し装置が配置されており、その押し出し装置は、普及した従来技術に従って形成されており、かつ、可塑化されたプラスチック材料を押し出しヘッド11へ供給するために、プラスチック細粒用の供給漏斗7とモータ駆動可能な押し出しウォームユニット9とを有している。
この押し出しヘッドは、同様に従来技術に従って形成されており、かつ、加熱されて可塑化された、フラットチューブの形式のプラスチック材料を押し出し、そのフラットチューブは、型分離平面に沿って測定された成形装置13の幅全体にわたって延びている。
それによって、それぞれ成形装置13の形状に従って、1つの形状付与ステップにおいて、
図5に符号15で示される、唯一の押し出し成形された成形チューブから、列に並べて配置された成形面17の数に従って多数の容器製品が形成される。
【0026】
成形装置13を開放した状態で示す
図1と2においては、これらのうちで、成形装置13の左側に位置する部分の成形面17が見られる。
装置フレーム1の上側には、成形装置13内で成形された容器の充填工程において充填量を配量して供給するための充填装置19が設けられている。
充填装19は、成形すべき容器の数に応じた数の充填突起を有しており、そのうちの唯一の充填突起のみが、
図4、6および7において符号21で示唆されている。
プラスチック材料は押し出しヘッド11を通して次のように、すなわち形成された成形チューブが充填突起21の列を包囲し、それによって充填突起の列が成形チューブ15の内部で充填位置へ下降可能であるように、押し出され、その充填位置において充填突起が、成形面17の間に形成された容器を充填する。
その限りにおいて充填量を収容する容器部分の形状付与のために、付加的な拡幅工程が設けられており、その拡幅工程において容器型の内部に、関連する壁部分を型に添接させるために、負圧が印加される(負の圧力勾配)。
それに加えて、あるいはその代わりに、この拡幅工程は、支持空気または成形空気を吹き込むことによって行うこともできる(正の圧力勾配)。
【0027】
図2、
図3は、それぞれ別の表示において、実施例の成形装置13の閉鎖ユニット23と、充填および保持装置25とを示している。
図2が示すように、閉鎖ユニット23も、充填および保持装置25も、それぞれ垂直平面内に延びる支持体プレート27、29を有している。
図4〜
図11が示すように、装置フレーム1はそのフロント側3の両方の外側に位置するように、それぞれ、ガイドレール33(
図6)によって形成される垂直ガイド31を有しており、それらが、支持体プレート27に設けられたガイドレール35および支持体プレート29に設けられた、対応するガイドレール37と共にボール走行路を形成するので、閉鎖ユニット23とガイドおよび保持装置25は垂直ガイド31において垂直方向に走行可能に案内されている。
然るべき垂直運動のために、機械制御によって操舵可能なスピンドルドライブが設けられており、そのスピンドルドライブは、閉鎖ユニット23のためにボールスクリュー39を、そしてガイドおよび保持装置25のためにボールスクリュー41を有している、
図3を参照のこと。
【0028】
成形装置13の閉鎖ユニット23は、形状全体の各形状の半分のための支持体としてキャリッジを有しており、それらのうち図において左側に位置するキャリッジが符号43で、右側に位置するキャリッジが符号45で示されている。
キャリッジ43、45は、支持体プレート27のガイドストリップ48において水平に走行可能に案内されている。
キャリッジ43において、それに固定された保持ボディ44に左側のメイン側壁47が取り付けられている。
右側のキャリッジ45においては、それに固定された保持ボディ46に右側の保持側壁49が取り付けられている。
メイン側壁47、49は、特に
図3に示すような、合体するように案内された閉鎖位置において、それぞれの容器の中身を収容する、容器の主要部分を成形する。
左側のメイン側壁47の保持ボディ44の、平坦なプレートを形成する上側上に、ある種のスライダプレートを形成する保持ボディ50が水平に摺動可能に支承されており、その保持ボディに左側のヘッド側壁51が取り付けられている。
同様にして、右側のメイン側壁49の保持ボディ46の上側上に、保持ボディ52が水平に摺動可能に配置されており、その保持ボディが右側のヘッド側壁53のための支持体を形成する。
それによって、容器のヘッド領域を成形して、充填された容器を無菌閉鎖するために、閉鎖側壁51、53は、メイン側壁47、49に関係なく閉鎖位置へ移動可能である。
【0029】
型閉鎖位置と、
図2に示すような、型開放位置との間における水平運動のために、メイン側壁47、49のため、およびヘッド側壁51、53のために、それぞれ専用のアクチュエータが設けられており、そのうちの、メイン側壁47、49のために設けられているアクチュエータが支持体プレート43および45と結合されており、それによってこれらは、
図3において見ることのできる、支持体プレート27に設けられたレール48に沿って移動することができる。
ヘッド側壁51、53に対応づけられたアクチュエータは、ヘッド側壁51、53の保持ボディ50および52と結合されている。
両アクチュエータは、それぞれレバーギア機構57を有しており、それらは重なり合うように配置されているので、
図2と3においては、下側に位置するレバーギア機構57の重要な部分は、見ることはできない。
しかしこれは、機能範囲からは、その上に配置されている、見ることのできるレバーギア機構57と同じに、ヘッド側壁51、53のための駆動装置として形成されている。
レバーギア機構57の各々は、駆動装置として、それぞれ付属の電気的な駆動モータ65を備えたスピンドルドライブ62ないし63を有している。
図3においては、上方のレバーギア機構57のスピンドルドライブ63と付属のモータ65のみが見られる。
スピンドルドライブ62、63は、ステイ68を介して、支持体プレート27の裏側に設けられた横支持体70と結合されているので、レバーギア機構57とスピンドルドライブ62、63とから形成されたユニットは、支持体プレート27と共に垂直ガイド31においてボールスクリュー39の作動に応じて移動することができる。
【0030】
図3は、メイン側壁47、49を閉鎖位置で示しており、ヘッド側壁51、53は開放されている。
この位置において、付属のスピンドルドライブ63は、ヘッド側壁51、53のためのその操作スピンドルとともに引き込まれており、その下に位置する、比較可能に形成されているスピンドルドライブ61は引き出されているので、駆動装置のスピンドルは、その前方の操作位置にある。
スピンドルドライブ63と結合されたコネクティングロッド58と60が、
図3において上方へ引かれているので、揺動レバー59と61はそれぞれ回転点67を中心に、
図3に示す位置へ揺動されており、その場合に保持ボディ50と52にリンク結合された、揺動レバー59、61の端部が外側へ揺動しており、ヘッド側壁51、53は互いに離れるように移動している。
揺動レバー59、61の回転点67は、横支持体70内のガイドスリット69内で、それが移動する際に位置変化する。
ヘッド側壁51、53の閉鎖運動のためには、スピンドルドライブ63が引き出されるので、コネクティングロッド58、60が揺動レバー59と61を上方の端部において開かせるので、保持ボディ50、52と結合された端部が互いに対して揺動して、ヘッド側壁51、53を閉鎖する。
メイン側壁47、49の、
図3に示す閉鎖位置において、下方のスピンドルドライブ62が引き出されているので、メイン側壁47、49を閉鎖するために、下方のレバーギア機構57の両方の揺動レバー64が、
図3内で上方の端部において互いに離れるように開かれて、揺動レバー62、64の図示されない下方の端部が合体するように移動されている。
【0031】
閉鎖ユニット23の支持体プレート27と同様に、その支持体プレート29がフレーム1の垂直ガイド31において走行可能である、ガイドおよび保持装置23は、支持体プレート27と同様に、水平のガイドレール71を有しており、そのガイドレールにおいて、左側の操作ユニット73と右側の操作ユニット75が水平に摺動可能に案内されている。
操作ユニット73、75は、付属のガイドおよび保持部分のための操作部材を形成し、その場合に操作ユニット73が第1の左側のガイドおよび保持部分と第2の左側のガイドおよび保持部分を操作し、操作ユニット75は第1の右側のガイドおよび保持部分と第2の右側のガイドおよび保持部分を操作する、
図2を参照のこと。
左側の第1のガイドおよび保持部分と右側の第1のガイドおよび保持部分は、それぞれ揺動可能な支持ストリップ77、81によって形成されており、それらは等しく形成され、かつその作用位置に相当する揺動位置において、型分離平面85(
図3)の方向に対して平行な方向に延びている。
揺動位置を調節するために、各支持ストリップ77、81は付属の揺動軸87、89に取り付けられており、それら揺動軸はそれぞれ付属の操作ユニット73ないし75のハウジングから出て型分離平面85と並んで互いに対して平行に垂直方向に延びている。
操作ユニット73、75のハウジング内に、揺動軸87、89のためにそれぞれ揺動駆動装置が配置されており、その揺動駆動装置は機械制御によって操作可能である。
【0032】
操作ユニット73、75は、すでに説明したように、支持体プレート29において水平に走行可能であり、その場合にアクチュエータとして、
図9〜
図11のみに示されるように、油圧シリンダ91が設けられている。
操作ユニット73、75の水平運動を同期させるために、カップリング装置93が設けられており、そのカップリング装置は、
図6〜
図8に示される、操作ユニット73、75の開放された状態において見ることができ、かつ各操作ユニット73、75に設けられたそれぞれ1本のラックによって形成されており、そのラックが共通のピニオンと歯合する。
図4と
図6〜
図11が示すように、支持体プレート29からラック95が下方へ延びている。
図2は、該当するラック96が閉鎖ユニット23の支持体プレート27に取り付けられていることを、示している。
ラック95、96は、エネルギが欠落した場合に閉鎖ユニット23とガイドおよび保持装置75が下降することに対する安全装置を形成している。
そのために、各ラック95、96のために阻止爪(図面には図示されていない)が設けられており、それら阻止爪は阻止位置に対して付勢されるが、装置のノーマル駆動においては付勢に抗して引き戻されている。
【0033】
操作ユニット73、75は、それぞれ対応づけられた揺動軸87、89のための回転駆動装置を収容するハウジング部分を有しており、それらハウジング部分は、
図2に示されるような、走行して合体した状態において、角をとった三角形に相当する輪郭を有するハウジングを形成する。
平坦な上側に、それぞれストリップボディによって形成される、左側の第2のガイドおよび保持部分79と右側の第2のガイドおよび保持部分83が次のように、すなわち型分離平面85に対して平行に延び、かつ
図2に示すように、操作ユニット73、75の互いに接近した位置において、形成された容器の列に添接するように、取り付けられている。
【0034】
図5〜
図11は、形成プロセスにおける作業サイクルを説明するために用いられる。
その場合に
図5は、図式的に簡略化した表示において、形成プロセスの最後における駆動状態を示しており、その場合に閉鎖ユニット23の支持体プレート27とガイドおよび保持装置25の支持体プレート29が、押し出し速度で移動する成形チューブ15と共に下方へ移動されている。
メイン側壁47、49とヘッド側壁51、53は、それぞれ閉鎖されており、ガイドおよび保持装置25のガイドおよび保持部分はそれぞれその作用位置にある。
これは、第1のガイドおよび保持部分を形成する支持ストリップ77、81がヘッド側壁51、53の上方で互いに近づくように揺動されているので、それらの円錐状に近づくように延びる添接エッジ97が、形成された容器のヘッド領域の上方で成形チューブ15に作用することを、意味している。
【0035】
同時に、操作ユニット73、75のハウジング上側に配置されている、第2のガイドおよび保持部分79、83が、操作ユニット73,75の閉鎖された位置において、それぞれ成形された容器に作用する。
そして型開放が行われる場合に、できあがった容器が第1のガイドおよび保持部分77、81と第2のそれ79、83との間に収容されて、さらに垂直運動する場合に連動される。
支持ストリップ77、81を支持する揺動軸87、89の軸方向の長さは、成形装置にそれぞれ由来する容器製品のために、第1と第2のガイドおよび保持部分の間に冷却区間が生じるように、寸法設計されている。
ガイドおよび保持部分77、81、79、83の垂直運動は、成形チューブ15がわずかに伸張されて、それによって特に正確なチューブガイドがもたらされるように、行うことができる。
図5の駆動状態に続いて側壁47、49、51、53が開放運動する場合に、ガイドおよび保持装置25の支持作用によって成形プロセスの確実な遂行が保証されている。
【0036】
図6〜
図11は、閉鎖ユニット23の支持体プレート27とガイドおよび保持装置25の操作ユニット73、75の機能位置の複数の詳細を示している。
図6の状態において、支持体プレート27の上方の位置におけるサイクルの開始位置に続いて、メイン側壁47、49が合体されるように移動するが、ヘッド側壁55、53はまだ開放していることによって、成形装置が部分的に閉鎖される。
メイン側壁47、49が合体されるように移動することによって、容器のメイン部分が成形される。
充填突起21の進入によって、充填工程が開始される。
ガイドおよび保持装置25は下方の位置にあって、その位置において支持ストリップ77、81は成形装置の下方に位置し、操作ユニット73、75は互いに離れるように移動されている。
支持ストリップ77、81が外側へ離れるように揺動されているので、
図7に示すように、操作ユニット73、75は上方へ向かって自由に移動することができ、その場合に支持ストリップ77、71はさらに成形装置の上方において外側へ離れるように揺動されている。
操作ユニット73、75は、さらに互いから離れるように移動されている。
【0037】
図8は他のステップを示しており、それにおいて、操作ユニット73、75がさらに互いから離れるように移動した場合に、支持ストリップ77、81は平行推移に対して内側に揺動されており、その場合に円錐状の支持エッジ97は、操作ユニット73、75がさらに開放された場合に、互いに距離をおいて配置される。
閉鎖ユニット23とガイドおよび保持装置25は、成形チューブ15の押し出し速度に相当する一定の速度で共通に下方へ移動し、充填突起21は上方へ離れるように移動する。
【0038】
図9に示すように、今やヘッド側壁が合体するように移動し、その場合にヘッド領域が成形されて、容器が閉鎖される。
この工程の終了時に、操作ユニット73、75も合体移動するので、添接エッジ97、第1のガイドおよび保持部分77、81および第2のガイドおよび保持部分79、83も、その作用位置を占める。
図10は、メイン側壁47、49とヘッド側壁51、53を開放位置で示しており、操作ユニット73、75はさらに、それぞれチューブ速度に応じて一定の速度で下方へ移動する。
【0039】
図11は、新しいサイクルの開始のために、操作ユニット73、75が下方へ離れるように移動され、閉鎖ユニット2、3の支持体プレート27は、上方のスタート位置へ移動しており、メイン側壁47、49は、形状付与工程のために型の主要部分を閉鎖するために、再び合体するように移動されている。
【国際調査報告】