(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2015-534314(P2015-534314A)
(43)【公表日】2015年11月26日
(54)【発明の名称】ノード能力の遠隔観察に基づく意思決定
(51)【国際特許分類】
H04W 28/18 20090101AFI20151030BHJP
H04W 36/26 20090101ALI20151030BHJP
H04W 24/10 20090101ALI20151030BHJP
H04W 16/14 20090101ALI20151030BHJP
【FI】
H04W28/18
H04W36/26
H04W24/10
H04W16/14
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2015-529131(P2015-529131)
(86)(22)【出願日】2012年8月30日
(85)【翻訳文提出日】2015年3月2日
(86)【国際出願番号】IB2012054474
(87)【国際公開番号】WO2014033499
(87)【国際公開日】20140306
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN
(71)【出願人】
【識別番号】515076873
【氏名又は名称】ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100141162
【弁理士】
【氏名又は名称】森 啓
(74)【代理人】
【識別番号】100141254
【弁理士】
【氏名又は名称】榎原 正巳
(72)【発明者】
【氏名】ヨハンナ ニエミネン
(72)【発明者】
【氏名】マルック アントニ オクサネン
(72)【発明者】
【氏名】テーム イルマリ サボライネン
(72)【発明者】
【氏名】ジュシー ルートゥ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA21
5K067BB04
5K067BB21
5K067DD43
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
5K067FF16
5K067HH17
5K067HH22
5K067LL11
(57)【要約】
【課題】観察されるノードネットワーク・ノード・パフォーマンス情報に基づいて、ネットワーク最適化決定をするための方法、装置およびコンピュータ・プログラム・プロダクトが提供される。
【解決手段】ネットワーク・ノードは、パフォーマンス測定情報をネットワーク・サーバに継続的に報告することができる。オブザーバは、サーバにより登録を要求し、モード測定情報へのアクセスを行うことができる。オブザーバは、合ったときに、サーバに、オブザーバへのノード測定データを報告させる測定閾値を指定することができる。ノード測定データは、オブザーバがネットワーク最適化を行い、決定を制御することを可能にする。最適無線周波数は選択されることがあり得、ノードは、異なるゲートウェイの間で切替え、または、効率的なトラフィック・ルーティングのために1つのゲートウェイから別のものにハンド・オフをさせることがあり得る。ユーザは、友人たちの測定データを観察することができ、ソーシャル・コンテキスト上のコミュニティを形成できるように、友人たちが近傍にいるとき、または、同じような活動を行っているとき、通知を受信することができる。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
観察されるノード測定情報に対する登録要求を送信させるステップと、
前記測定情報が所定の閾値を満たすインスタンスにおいて、観察されるノード測定情報を受信するステップと、
前記観察されるノード測定情報に基づいてアクションをとるステップと、を含む方法。
【請求項2】
前記登録要求において、測定情報が要求されたネットワーク・ノードを識別するステップを更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記登録要求において、観察されるノード測定情報を報告するための前記所定の閾値を識別するステップを更に含む請求項1または請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記登録要求において、前記要求者のアイデンティティ、および、観察されるノード測定情報を受信する認可を識別するステップを更に含む請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記登録要求をCoAp(Constrained Application Protocol)メッセージにおいて信号伝達させるステップを更に含む請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記登録要求は、オブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAp GET(Constrained Application Protocol GET)メッセージの形をとる、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
ノードの測定情報に基づいてアクションをとる前記ステップは、ネットワーク・パラメータを変更するステップ、適切なネットワーク制御の決定を行うステップ、または、コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップのうちの1つ以上を含む、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
ネットワーク・パラメータを変更するステップは、特定の位置におけるチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、または、無線インターフェースのデータ伝送速度のうちの1つ以上を含む1つ以上の測定されたパラメータに基づいて無線周波数を選択するステップ、のうちの1つ以上を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
ネットワーク制御の決定を行うステップは、ハンドオーバの実現性があるようになるように、ノードの特性が変化するときに、前記ノードをゲートウェイの間で切り替えるステップ、および、ノード障害の決定が行われると直ちに、別のノードへの素早いハンドオーバがなされる障害シナリオ、のうちの1つ以上を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップは、
友人たちが物理的近傍にいるとき、通知を受信するステップ、または、
測定したデータから、友人たちが、同じ活動ステータスにあることを決定し、次に、該友人たちを、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティにリンクするステップ、
のうちの1つ以上を含む、友人たちの測定データを観察するステップを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
少なくとも1つのプロセッサと、
メモリであって、その中に格納されたコンピュータ・コード化命令で該プロセッサと通信的に結びついたメモリと
を備える装置であって、
前記命令は、
前記プロセッサによって実行されるとき、前記装置に、登録要求を観察されるノード測定情報に対する送信させるステップと、
前記測定情報が所定の閾値を満たすインスタンスにおいて、観察されるノード測定情報を受信するステップと、
前記観察されるノード測定情報に基づいてアクションをとるステップと、
を実行させる、装置。
【請求項12】
前記装置に、前記登録要求において、測定情報が要求されたネットワーク・ノードを識別するステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記装置に、前記登録要求において、観察されるノード測定情報を報告するための前記所定の閾値を識別するステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項11または請求項12に記載の装置。
【請求項14】
前記装置に、前記登録要求において、前記要求者のアイデンティティ、および、観察されるノード測定情報を受信する認可を識別するステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項11ないし13のいずれか1項に記載の装置。
【請求項15】
前記装置に、前記登録要求をCoAp(Constrained Application Protocol)メッセージにおいて信号伝達させるステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項11ないし14のいずれか1項に記載の装置。
【請求項16】
前記装置に、前記登録要求を、オブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAp GET(Constrained Application Protocol GET)メッセージとしてフォーマット化するステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項15に記載の装置。
【請求項17】
ノードの測定情報に基づいてアクションをとる前記ステップは、
ネットワーク・パラメータを調節するステップ、
適切なネットワーク制御の決定を行うステップ、または、
コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップ、
のうちの1つ以上を含む、命令を更に備える請求項11ないし16のいずれか1項に記載の装置。
【請求項18】
ネットワーク・パラメータを調節するステップは、
特定の位置におけるチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、または、無線インターフェースのデータ伝送速度のうちの1つ以上を含む1つ以上の測定されたパラメータに基づいて無線周波数を選択するステップ、
のうちの1つ以上を含む、命令を更に備える請求項17に記載の装置。
【請求項19】
ネットワーク制御の決定を行うステップは、
ハンドオーバの実現性があるようになるように、ノードの特性が変化するときに、前記ノードをゲートウェイの間で切り替えるステップ、および、
ノード障害の決定が行われると直ちに、別のノードへの素早いハンドオーバがなされる障害シナリオ、
のうちの1つ以上を含む、命令を更に備える請求項17に記載の装置。
【請求項20】
コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップは、
該友人たちが物理的近傍にいるとき、通知を受信するステップ、または、
測定したデータから、友人たちが、同じ活動ステータスにあることを決定し、次に、該友人たちを、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティにリンクするステップ、
のうちの1つ以上を含む、友人たちの測定データを観察するステップを含む、命令を更に備える請求項17に記載の装置。
【請求項21】
その中に格納されたコンピュータ・コード化命令を有する固定コンピュータ読取り可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、
前記命令は、プロセッサによって実行されるとき、装置に、
観察されるノード測定情報に対する登録要求を送信させるステップと、
前記測定情報が所定の閾値を満たすインスタンスにおいて、観察されるノード測定情報を受信するステップと、
前記観察されるノード測定情報に基づいてアクションをとるステップと、
のプロセスを実行させる、コンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項22】
前記装置に、前記登録要求において、測定情報が要求されたネットワーク・ノードを識別するステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項21に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項23】
前記装置に、前記登録要求において、観察されるノード測定情報を報告するための前記所定の閾値を識別するステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項21または請求項22に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項24】
前記装置に、前記登録要求において、前記要求者のアイデンティティ、および、観察されるノード測定情報を受信する認可を識別するステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項21ないし23のいずれか1項に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項25】
前記装置に、前記登録要求をCoAp(Constrained Application Protocol)メッセージにおいて信号伝達させるステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項21ないし24のいずれか1項に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項26】
前記装置に、前記登録要求を、オブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAp GET(Constrained Application Protocol GET)メッセージとしてフォーマット化するステップのプロセスを実行させる命令を更に備える請求項25に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項27】
ノードの測定情報に基づいてアクションをとる前記ステップは、ネットワーク・パラメータを調節するステップ、適切なネットワーク制御の決定を行うステップ、または、コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップ、のうちの1つ以上を含む、命令を更に備える請求項21ないし26のいずれか1項に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項28】
ネットワーク・パラメータを調節するステップは、特定の位置におけるチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、または、無線インターフェースのデータ伝送速度のうちの1つ以上を含む1つ以上の測定されたパラメータに基づいて無線周波数を選択するステップのうちの1つ以上を含む、命令を更に備える請求項27に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項29】
ネットワーク制御の決定を行うステップは、ハンドオーバの実現性があるようになるように、ノードの特性が変化するときに、前記ノードをゲートウェイの間で切り替えるステップ、および、ノード障害の決定が行われると直ちに、別のノードへの素早いハンドオーバを行うことができる障害シナリオのうちの1つ以上を含む、命令を更に備える請求項27に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項30】
コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップは、友人たちが物理的近傍にいるとき、通知を受信するステップ、または、測定したデータから、友人たちが、同じ活動ステータスにあることを決定し、次に、該友人たちを、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティにリンクするステップ、のうちの1つ以上を含む、友人たちの測定データを観察するステップを含む、命令を更に備える請求項27に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
【請求項31】
ネットワークを通して通信している少なくとも1つのネットワーク・ノードと、
少なくとも1つのサーバと、および、少なくとも1つのオブザーバとを備えるシステムであって、
前記サーバにより前記オブザーバに報告されるノード測定に基づいて、ネットワーク・パラメータを調節するステップ、
ネットワーク制御の決定を行うステップ、または、
コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップ、
のうちの1つ以上が、実行される、システム。
【請求項32】
前記少なくとも1つのオブザーバは、観察されるノード測定情報のための登録要求を送る請求項31に記載のシステム。
【請求項33】
前記少なくとも1つのオブザーバは、前記登録要求において、測定情報が要求された前記ネットワーク・ノードを識別する、請求項32に記載のシステム。
【請求項34】
前記少なくとも1つのオブザーバは、前記登録要求において、観察されるノード測定情報を報告するための所定の閾値を識別する、請求項33に記載のシステム。
【請求項35】
前記少なくとも1つのオブザーバは、前記登録要求において、前記要求者のアイデンティティ、および、観察されるノード測定情報を受信する認可を識別する、請求項34に記載のシステム。
【請求項36】
前記少なくとも1つのオブザーバは、CoAp(Constrained Application Protocol)メッセージにおいて前記登録要求を信号伝達する、請求項35に記載のシステム。
【請求項37】
前記少なくとも1つのオブザーバは、オブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAp GET(Constrained Application Protocol GET)メッセージとして前記登録要求をフォーマット化する、請求項36に記載のシステム。
【請求項38】
前記測定情報が所定の閾値に到達するとき、前記少なくとも1つのオブザーバは、前記サーバから観察されるノード測定情報を受信する、請求項31ないし37のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項39】
ネットワーク・パラメータを調節するステップは、例えば、特定の位置におけるチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、または、前記無線インターフェースのデータ伝送速度など1つ以上の測定されたパラメータに基づいて無線周波数を選択するステップのうちの1つ以上を含む、請求項38に記載のシステム。
【請求項40】
ネットワーク制御の決定を行うステップは、ハンドオーバの実現性があるようになるように、ノードの特性が変化するときに、前記ノードをゲートウェイの間で切り替えるステップ、および、ノード障害の決定が行われると直ちに、別のノードへの素早いハンドオーバがなされる障害シナリオ、のうちの1つ以上を含む、請求項38に記載のシステム。
【請求項41】
コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップは、該友人たちが物理的近傍にいるとき、通知を受信するステップ、または、測定したデータから、友人たちが、同じ活動ステータスにあることを決定し、次に、該友人たちを、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティにリンクするステップ、のうちの1つ以上を含む、友人たちの測定データを観察するステップを含む、請求項38に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の技術分野は、種々のノードのネットワーク接続性、および、それらの接続品質の測定に関するものである。具体的には、例えば、ブルートゥース・ロー・エネルギー無線(Bluetooth(登録商標) Low−energy Radio)、ZigBee(登録商標)、WiFi低電力、または、同様のデバイスを使用するセンサなどのノードの測定値を観察して、報告することに関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、ブルートゥース・ロー・エネルギー無線(Bluetooth(登録商標) Low−energy Radio)、ZigBee(登録商標)、WiFi低電力、その他を使用するセンサなどのノードは、インターネットに接続し、そして、サーバ、または、他のストレッジ目的地に測定データを伝送することができる。いくつかのインスタンスにおいては、インターネットに接続しているノードの現在のステータスを観察することができ、そして、あるネットワークまたは無線パラメータ、あるいは、あるソーシャル・コミュニティを、このステータス情報に基づいて、最適化することができることは有益である。特に、変化の頻度が少ない測定を送っているノードに対して、各々の測定値を観察することは、意味がない。その代わりに、ノードの測定値が顕著に変化したときに、すなわち、定義済み閾値を越えたときに、知らせる能力を有するウェブ・サーバのなかに、専用のオブザーバを設定することは、はるかに、より効率的である。
【0003】
特定の位置と結びついたチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、前記無線インターフェースのデータ伝送速度、データを送信できる時刻、および、センサ・ノードが、データの収集のみをしなければならない時刻を含むコグニティブ無線(cognitive radio)パラメータを最適化するときに、観測値を使用することができる。ただし、テレビ・ホワイト・スペース無線(TV White Spaces radio)において、他のノードが、最良のテレビ伝送時間にデータ伝送のためにホワイト・スペースを使うことは、許されないかもしれない。観察されるノード測定値は、また、正しいゲートウェイを選ぶために、または、セキュリティ・システムでの障害診断において、または、たまたま、だれが物理的な近傍にいるか、あるいは、だれが同じ活動ステータス(例えば、ジョッギングをしている、パーティをしている、勉強をしている、笑っている、悲しいと感じている、休日である、その他)にあるかに基づいて、最適な状況のソーシャル・コミュニティを形成するとき、ハンドオーバ決定をするために利用することもできる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】IETF(ietf.org)、「CoAP(Constrained Application Protocol)raft−ietf−core−coap−11」
【発明の概要】
【0005】
種々の実施形態のなかに、登録要求を観察されるノード測定情報に対する送信させるステップと、前記測定情報が所定の閾値に到達するインスタンスにおいて、観察されるノード測定情報を受信するステップと、前記観察されるノード測定情報に基づいてアクションをとるステップと、を含む方法がある。この方法は、前記登録要求において、測定情報が要求されたネットワーク・ノードを識別するステップ、および、前記登録要求において、観察されるノード測定情報を報告するための前記所定の閾値を識別するステップ、を含むことができる。この方法は、また、前記登録要求において、前記要求者のアイデンティティ、および、観察されるノード測定情報を受信する認可を識別するステップを含むことができる。この登録要求を、CoAp(Constrained Application Protocol)メッセージにおいて信号伝達することができる。ここで、前記登録要求は、オブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAp GET(Constrained Application Protocol GET)メッセージの形をとる。
【0006】
ここで、とることができるアクションは、結果として、ネットワーク・パラメータを最適化するステップ、適切なネットワーク制御の決定を行うステップ、そして、コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップ、のうちの1つ以上を含む。ネットワーク・パラメータを最適化することは、例えば、特定の位置におけるチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、および、前記無線インターフェースのデータ伝送速度の1つ以上の測定されたパラメータに基づいて最適無線周波数を選択すること、のうちの1つ以上を含む。ネットワーク制御の決定を行うことは、ハンドオーバの実現性があるようになるように、ノードの特性が変化するときに、前記ノードをゲートウェイの間で切り替えるステップ、および、ノード障害の決定が行われると直ちに、別のノードへの素早いハンドオーバを行うことができる障害シナリオ、のうちの1つ以上を含むことができる。コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成することは、友人たちが物理的近傍にいるとき、通知を受信すること、または、測定したデータから、友人たちが、同じ活動ステータスにあることを決定し、次に、友人たちを、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティにリンクすること、のうちの1つ以上を含む、友人たちの測定データを観察することを含むことができる。
【0007】
別の実施形態においては、少なくとも1つのプロセッサと、そして、メモリであって、その中に格納されたコンピュータ・コード化命令で該プロセッサがと通信的に結びついたメモリとを備える装置が提供される。前記命令は、前記プロセッサによって実行されるとき、その装置に、登録要求を観察されるノード測定情報に対する送信させるステップと、前記測定情報が所定の閾値に到達するインスタンスにおいて、観察されるノード測定情報を受信するステップと、そして、前記観察されるノード測定情報に基づいてアクションをとるステップと、のプロセスを実行させる。他の命令が、その装置に、前記登録要求において、測定情報が要求された前記ネットワーク・ノードを識別すること、前記登録要求において、観察されるノード測定情報を報告するための前記所定の閾値を識別すること、および、前記登録要求において、前記要求者のアイデンティティ、および、観察されるノード測定情報を受信する認可を識別すること、のプロセスのうちの1つ以上を実行させることができる。この命令は、装置に、CoAp(Constrained Application Protocol)メッセージにおいて前記登録要求を信号伝達すること、および/または、前記登録要求を、オブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAp GET(Constrained Application Protocol GET)メッセージとしてフォーマット化することを実行させることができる。
【0008】
この装置のメモリは、この装置に、ネットワーク・パラメータを最適化するステップ、適切なネットワーク制御の決定を行うステップ、および、コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップ、を実行させる、命令を格納することができる。ネットワーク・パラメータを最適化することは、例えば、特定の位置におけるチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、および、前記無線インターフェースのデータ伝送速度の1つ以上の測定されたパラメータに基づいて最適無線周波数を選択すること、のうちの1つ以上を含む。ネットワーク制御の決定を行うことは、ハンドオーバの実現性があるようになるように、ノードの特性が変化するときに、前記ノードをゲートウェイの間で切り替えるステップ、そして、ノード障害の決定が行われると直ちに、別のノードへの素早いハンドオーバを行うことができる障害シナリオ、のうちの1つ以上を含むことができる。コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成することは、該友人たちが物理的近傍にいるとき、通知を受信すること、または、測定したデータから、友人たちが、同じ活動ステータスにあることを決定し、次に、該友人たちを、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティにリンクすること、のうちの1つ以上を含む、友人たちの測定データを観察することを含むことができる。
【0009】
コンピュータ・プログラム・プロダクトの別のその中に格納されたコンピュータ・コード化命令を有する固定コンピュータ読取り可能媒体を備える。その命令が、プロセッサによって実行されるとき、装置に、登録要求を観察されるノード測定情報に対する送信させるステップと、前記測定情報が所定の閾値に到達するとき、観察されるノード測定情報を受信するステップと、そして、前記観察されるノード測定情報に基づいてアクションをとるステップと、のプロセスを実行させる。このプログラムプロダクトは、前記登録要求において、測定情報が要求されたネットワーク・ノードを識別し、前記登録要求において、観察されるノード測定情報を報告するための前記所定の閾値を識別し、および、前記登録要求において、前記要求者のアイデンティティ、および、観察されるノード測定情報を受信する認可を識別する命令を含むことができる。更なる命令は、CoAp(Constrained Application Protocol)メッセージにおいて前記登録要求を信号伝達すること、および、前記登録要求を、オブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAp GET(Constrained Application Protocol GET)メッセージとしてフォーマット化することをさせることができる。
【0010】
ここで、他の命令は、ネットワーク・パラメータを最適化し、適切なネットワーク制御の決定を行い、そして、コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成することをさせることができる。ネットワーク・パラメータを最適化することは、例えば、特定の位置におけるチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、そして、前記無線インターフェースのデータ伝送速度の1つ以上の測定されたパラメータに基づいて最適無線周波数を選択すること、のうちの1つ以上を含む。ネットワーク制御の決定を行うことは、ハンドオーバの実現性があるようになるように、ノードの特性が変化するときに、前記ノードをゲートウェイの間で切り替えるステップ、そして、ノード障害の決定が行われると直ちに、別のノードへの素早いハンドオーバを行うことができる障害シナリオ、のうちの1つ以上を含むことができる。コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成することは、該友人たちが物理的近傍にいるとき、通知を受信すること、あるいは、測定したデータから、友人たちが、同じ活動ステータスにあることを決定し、次に、該友人たちを、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティにリンクすること、のうちの1つ以上を含む、友人たちの測定データを観察することを含むことができる。
【0011】
別の実施形態において、ネットワーク、前記ネットワークを通して通信している少なくとも1つのノード、少なくとも1つのサーバ、および、少なくとも1つのオブザーバを備えるシステムが提供される。ここで、前記サーバにより前記オブザーバに報告されるノード測定に基づいて、ネットワーク・パラメータを最適化するステップ、適切なネットワーク制御の決定を行うステップ、そして、コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成するステップ、のうちの1つ以上が、実行される。このシステムにおいて、前記少なくとも1つのオブザーバは、登録要求観察されるノード測定情報に対するを送ることができ、前記登録要求において、測定情報が要求された前記ネットワーク・ノードを識別することができ、前記登録要求において、観察されるノード測定情報を報告するための所定の閾値を識別することができ、そして、前記登録要求において、前記要求者のアイデンティティ、および、観察されるノード測定情報を受信する認可を識別することができる。
【0012】
このシステムにおいて、前記少なくとも1つのオブザーバは、CoAp(Constrained Application Protocol)メッセージにおいて登録要求を信号伝達することができ、前記登録要求を、オブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAp GET(Constrained Application Protocol GET)メッセージとしてフォーマット化することができ、そして、前記測定情報が所定の閾値に到達するとき、観察されるノード測定情報を受信することができる。
【0013】
このシステムにおいて、ネットワーク・パラメータを最適化することは、例えば、特定の位置におけるチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、および、前記無線インターフェースのデータ伝送速度の1つ以上の測定されたパラメータに基づいて最適無線周波数を選択すること、のうちの1つ以上を含む。ネットワーク制御の決定を行うことは、ハンドオーバの実現性があるようになるように、ノードの特性が変化するときに、前記ノードをゲートウェイの間で切り替えるステップ、そして、ノード障害の決定が行われると直ちに、別のノードへの素早いハンドオーバを行うことができる障害シナリオ、のうちの1つ以上を含むことができる。コンテキスト上のソーシャル・ネットワーク・コミュニティを形成することは、該友人たちが物理的近傍にいるとき、通知を受信すること、あるいは、測定したデータから、友人たちが、同じ活動ステータスにあることを決定し、次に、該友人たちを、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティにリンクすること、のうちの1つ以上を含む、友人たちの測定データを観察することを含むことができる。
【0014】
更なる実施形態においては、登録要求を観察されるノード測定情報に対する送信させる手段と、前記測定情報が所定の閾値に到達するインスタンスにおいて、観察されるノード測定情報を受信する手段とそして、前記観察されるノード測定情報に基づいてアクションをとる手段とを含む装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
このように、一般的な用語で本願発明の実施形態を記述したが、次に、添付の図面への参照がなされる。これは、必ずしも一定の比率で描かれているというわけではない。ここで、
【図1】図1は、本願発明の例示的実施形態をサポートすることができるサーバと観察されるノードとを有するネットワークの代表的は構成の概略図である。
【図2】図2は、ネットワーク、本願発明の例示的実施形態をサポートすることができるサーバおよびノードの別の代表的は構成の概略図である。
【図3】図3は、オブザーバによって具体化でき、本願発明の例示的実施形態にしたがって、特に構成することができる装置のブロック図である。
【図4】図4は、本願発明の例示的実施形態にしたがう、CoAp(Constrained Application Protocol)ノード測定データの信号ダイアグラムである。
【図5】図5は、本願発明の例示的実施形態にしたがって、方法のフロー・ダイアグラムである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
次に、例示的実施形態が、添付の図面を参照して、以下に詳細に記述される。本願発明のいくつかの実施形態が示されるが、かならずしも、それらのすべてが示されるわけではない。実際に、本願発明は、多くの異なる形で具体化することができ、ここに述べられる実施形態に制限されると解釈されてはならない。むしろ、これらの例示的この開示が適用可能な法的要求を満たすように、提供される。以下を通して、同様の参照番号は、同様の要素を参照する。
【0017】
「データ」、「コンテンツ」、「情報」および同様の用語は、送信され、受信され、操作され、表示され、および/または、格納されることが可能なデータを指すために、本願発明のいくつかの例示的実施形態にしたがって、互換的に用いることができる。このように、いかなるこのような用語の使用も、本願開示の要旨および範囲を制限するためであるととってはならない。さらに、ここで、計算デバイスが、別の計算デバイスからデータを受信すると記載された場合に、データを、別の計算デバイスから直接受信することができる、あるいは、例えば、1つ以上のサーバ、リレー、ルーター、ネットワーク・アクセスポイント、基地局、その他などの1つ以上の中間計算デバイスを介して間接的に受信することができることが理解される。
【0018】
「コンピュータ読取り可能媒体」という用語は、ここでの使用では、実行の命令を含むプロセッサへの情報の提供に参加するように構成された任意の媒体を指す。そのような媒体は、固定コンピュータ読取り可能媒体(例えば、不揮発性媒体、揮発性媒体)、そして、伝送媒体を含む多くの形をとることができる。しかし、それらに制限されるものではない。伝送媒体は、例えば、同軸ケーブル、銅線、光ファイバーケーブル、および、音波、そして、ラジオ、光、赤外線波を含む電磁波などのワイヤやケーブルなしで空間を伝播する搬送波を含む。信号は、振幅、周波数、位相、分極における人工的な過渡状態バリエーション、または、他の伝送媒体を通して伝送される物理的特性を含む。固定コンピュータ読取り可能媒体の例は、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブル・ディスク、ハード・ディスク、磁気テープ、他の任意の固定磁気媒体、コンパクト・ディスク・リード・オンリー・メモリ(CD−ROM)、再書き込み可能コンパクト・ディスク(CD−RW)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ、任意の他の固定光学媒体、パンチ・カード、紙テープ、光学マークシート、穴パターンを有する任意の他の物理媒体または他の光学的に認識できる証印、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、フラッシュEPROM、任意の他のメモリ・チップまたはカートリッジ、搬送波、あるいは、コンピュータが読み取りできる他のどの固定媒体を含む。用語「コンピュータ読取り可能ストレージ媒体」は、伝送媒体以外の任意のコンピュータ読取り可能媒体を指すために、ここで使われる。しかしながら、実施形態はコンピュータ読取り可能記憶媒体を使うように記述されている場合に、他のタイプのコンピュータ読取り可能媒体は、代替的な実施形態において、コンピュータ読取り可能記憶媒体に替えて置換、または、加えて使用されることができることが理解される。
【0019】
ここに使われるように、「回路」という用語は、
(a)ハードウェアのみの回路インプリメンテーション(例えばアナログおよび/またはデジタル回路だけのインプリメンテーション)
(b)回路および、ソフトウェア(および/または、1つ以上のコンピュータ読取り可能メモリの上に格納されるファームウェア命令)
(i)プロセッサの組み合わせ、
(ii)プロセッサ/ソフトウェア(デジタル信号プロセッサを含む)の部分、ソフトウェア、および、携帯電話またはサーバなどの装置に、ここに記述される種々の機能を実行させるために一緒に動作するメモリ、および、
(c)例えば、たとえソフトウェアまたはファームウェアが物理的に存在しないとしても動作のためにソフトウェアまたはファームウェアを必要とするマイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサの一部分などの回路、に適用できるように、備えるコンピュータ・プログラム・プロダクトの全て
を指す。
【0020】
この「回路」の定義は、本願において、すべての請求項を含むこの用語のすべての使用について適用される。さらなる例として、本願にて用いられているように、用語「回路」は、また、単にプロセッサだけの(または複数のプロセッサの)インプリメンテーション、または、プロセッサの一部分および、その(あるいは、それらの)付随するソフトウェアやファームウェアをもカバーする。「回路」という用語は、また、たとえば、および、特定の請求項要素の適用できるならば、ベースバンド集積回路、または、携帯電話の応用プロセッサ集積回路、または、サーバの同様な集積回路、携帯電話ネットワーク・デバイス、他のネットワーク・デバイス、その他のコンピューティング・デバイスをカバーする。
【0021】
種々の異なる種類のネットワーク最適化とコントロール決定において、遠隔にネットワーク・ノードを観察する能力を利用する。これらの決定は、以下に関係することがありえる。
[コグニティブ無線(cognitive radio)最適化:]
典型的タスクは、特定の位置と結びついたチャネル割当、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、または、前記無線インターフェースのデータ伝送速度など測定されたパラメータに従い最適無線周波数を選ぶであろう。
[モビリティ:]
本願発明の特定のノードは、異なるゲートウェイの間で切り替わり、および、無線通信路の品質、生成されたトラフィックの量または位置などノードの特性が、ハンドオーバが、再び実現性があるようになるように、変化する場合に、ゲートウェイが、すぐに情報を得たいようなモビリティ・シナリオで有用でありえる。例えば、ゲートウェイAが、いくつかの他のゲートウェイBに接続されるセンサのための中間のルーターの1つとして動作しているならば、ゲートウェイAは、センサに起因するトラフィック量が増加する場合に、そのトラフィックをゲートウェイAに直接ルーティングすることをもっと効率的にするハンドオーバを提案することができる。資源最適化の他に、遠隔観察能を、障害診断において使用することができる。ノードまたはリンクが障害を起こすならば、これは、直ちに検出することができ、素早くハンドオーバをすることができる。
[ソーシャル・ネットワーク:]
ユーザは、彼(女)の友人たちの測定データを観察することができ、友人たちが、近傍にいるときに、または、彼らの測定データが、友人たちの活動ステータスが、特定の(おそらく、所定の)値、または、値の範囲に達したことを示すときに、通知を受信することができる。この情報を使用して、コンテキスト上のコミュニティを、たまたま、だれが、物理的に充分近くにいるか、あるいは、だれが、同じ活動ステータス(例えば、ジョッギングをしている、パーティをしている、勉強をしている、笑っている、悲しいと感じている、幸せであると感じている、休日である、その他)にあるかに基づいて、形成することができる。
【0022】
図1、図2の実施形態で図示されるシステムにおいて、オブザーバ、観察されるノードそして、サーバの3つの役割がある。図1を参照すると、オブザーバは、典型的には、ゲートウェイ104またはルーター114であるが、しかし、任意のエンティティでもありえる。そして、観察されるノード102、110は、典型的には、センサ、アクチュエータ、または、別のゲートウェイ・デバイスである。サーバ108は、観察されるノードの測定データを格納する役割を果たす任意のネットワーク要素でありえる。図1の中での配置において、ゲートウェイ(オブザーバ)104とルーター(オブザーバ)114とは、ネットワーク(例えば、インターネット106)から観察されるノード110へのデータのパスにある。図2を参照すると、1つの実施形態のオブザーバ118 は、観察されるノードのデータパスから取り除かれた任意エンティティでもありえる。観察されるノード102のためのネットワーク・ゲートウェイ112は、オブザーバでない。サーバ108は、ネットワーク106例えば、インターネット、および、他の要素からは遠隔のままであるが、しかし、通信状態にある。図2の説明は、オブザーバ118が、ネットワーク106のどこにあってもよく、そして、そのノード102に対する測定データにアクセスする許可を有するならば、依然として、ネットワークの任意のノード102のオブザーバでもあることができることを示す。
【0023】
次に、図3を参照すると、図1および図2のシステムのオブザーバ104または他の要素によって具体化することができ、および、特に本願発明の例示的実施形態にしたがって、構成することができる装置200が、図示される。しかしながら、以下に記載するデバイスまたは要素は、必須ではなく、したがって、ある実施形態においては、いくつかを省略することができることに留意する。図3について、図示した実施例のこの装置は、プロセッサ202、メモリ・デバイス204、および、通信インターフェース206を含むことができる、または、さもなければ、それらと通信状態にあることができる。メモリ・デバイスは、たとえば、1つ以上の揮発性および/または不揮発性メモリなどの、固定メモリを備えることができる。言い換えれば、例えば、メモリ・デバイスは、マシン(例えば、プロセッサのような計算)によって検索可能であるデータ(例えば、ビット)を格納するように構成されるゲートを備える電子ストレッジ・デバイス(例えば、コンピュータ読取り可能ストレージ媒体)であることができる。メモリ・デバイスは、情報、データ、アプリケーション、命令、または、その他を装置が、本願発明の例示的実施形態にしたがって、機能を実行するのを可能にするために格納するように構成されることができる。例えば、メモリ・デバイスは、プロセッサによる処理のために、データをバッファするように構成することができる。追加的に、または、代替的に、メモリ・デバイスは、プロセッサによる実行のための命令を格納するように構成することができる。
【0024】
装置200は、いくつかの実施形態において、オブザーバ104、または、したように、図1、図2のシステムの別の要素であることができる。しかしながら、いくつかの実施形態において、この装置は、チップとして、またはチップセット(のデバイスの1つにおいて、順番に使用することができる)として具体化することができる。言い換えれば、この装置は、材料、コンポーネントや、構造的アセンブリ(例えば、ベースボード)の上のワイヤを含む、1つ以上の物理パッケージ(例えば、チップ)を備えることができる。構造的アセンブリは、物理的強度、サイズの保全、および/または、その上に備えられるコンポーネント回路に対する電気インタラクションの制限を提供することができる。この装置は、したがって、いくつかの場合において、シングルチップで、あるいは、単一の「システム・オン・チップ」として本願発明の実施形態をインプリメントするように構成されることができる。そのように、いくつかの場合において、チップまたはチップセットは、ここに記述される機能を提供するための、1つ以上の動作を実行するための手段を構成することができる。
【0025】
プロセッサ202は、いくつかの異なる方法において、具体化することができる。例えば、プロセッサは、コプロセッサ、マイクロプロセッサ、コントローラ、デジタル信号処理装置(DSP)、DSPを有する、または、有さない処理要素、または、例えば、ASIC(application specific integrated circuit)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、マイクロコントローラ・ユニット(MCU)、ハードウェア・アクセラレータ、特殊目的コンピューター・チップ、その他などの集積回路を含む種々の他の処理回路などの1つ以上の種々のハードウェア処理手段として、具体化することができる。そのように、いくつかの実施形態において、プロセッサは、独立して実行するように構成される1つ以上の処理コアを含むことができる。マルチコア・プロセッサは、単一の物理パッケージの内部で、多重処理を可能にすることができる。追加的に、または、代替的に、このプロセッサは、命令の独立した実行、パイプライン化やマルチスレッディングを可能にするためにバスを介してタンデムに構成される1つ以上のプロセッサを含むことができる。
【0026】
例示的実施形態において、プロセッサ202は、メモリ・デバイス204に格納された、さもなければ、プロセッサにアクセスできる命令を実行するように構成することができる。代替的に、または、さらに、プロセッサは、ハード・コード化された機能を実行するように構成することができる。そのように、ハードウェアで、またはソフトウェアで構成されていても、あるいは、その組合せによって、構成されていても、プロセッサは、本願発明の実施形態にしたがって、それに応じて構成されている、動作を実行することができる(例えば、物理的に回路に具体化された)エンティティを表現することができる。したがって、例えば、プロセッサが、ASIC、FPGAまたは、その他として具体化されるときに、プロセッサは、ここに記述される動作の遂行するために特に構成されたハードウェアであることができる。代替的に、別の例として、プロセッサが、ソフトウェア命令の実行者として、具体化されるときに、その命令は、特にプロセッサを、命令が実行されるとき、ここに記述されるアルゴリズムや動作を実行するように構成することができる。しかしながら、いくつかの場合において、プロセッサは、ここに記述されるアルゴリズムや動作を実行するための命令によってプロセッサの更なる構成によって本願発明の実施形態を使用することに適している特別なデバイス(例えば、計算デバイス)のプロセッサであることができる。このプロセッサは、とりわけ、クロック、演算ロジック・ユニット(ALU)、および、プロセッサの動作をサポートするように構成された論理ゲートを備えることができる。
【0027】
一方、通信インターフェース206は、デバイス、または、ハードウェア、または、ハードウェアの組合せで具体化される回路、および、データを、図1および図2のシステムの他の要素と、送受信するように構成されたソフトウェアなどの任意の手段であることができる。これに関して、通信インターフェースは、例えば、無線通信ネットワーク、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)などとの通信を可能にするためのアンテナ(または複数のアンテナ、)および、サポート・ハードウェアやソフトウェアを備えることができる。そのように、例えば、通信インターフェースは、ケーブル、デジタル加入者線(DSL)、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、あるいは、他のメカニズムを介して、通信をサポートするためにコミュニケーション・モデムや他のハードウェア/ソフトウェアを備えることができる。
【0028】
図4を参照すると、観察されるノード102は、だいたい定期的に、サーバ108に測定データ310を送ることができる。この実施形態のオブザーバ306は、サーバ108に、どのノード、および、どのパラメータが観察され、そして、何の観察閾値であるか、を示すレジスタ要求314を最初に送る。オブザーバ306は、サーバ108が、ノードの情報へのアクセスを許すことができるように、登録において識別と認証パラメータを含むことが必要でありえる。観察されるノード102は、また、サーバ108にも、どのオブザーバが、情報を見るのを許されるかを示すことができる。ソーシャル・ネットワーク使用事例の場合において、許可リストは、ノードのオーナーの友人リスト(またはそれの一部)でありえる。−この場合、オブザーバ102は、サーバ108に、そのユーザのソーシャル・ネットワーク識別を示す。
【0029】
所定の観察閾値が越えられた、または、さもなければ、満たされるときに、この実施形態のサーバ108は、オブザーバ306に通知メッセージ318を送る。使用事例に依存して、オブザーバは、関連した最適化と決定308を実行するために、必要なロジックをインプリメントする。
【0030】
前記の使用事例で遠隔観察を適用する利点が、以下の2つのシナリオにおいて、図示される。
シナリオ1)において、センサなどのノードが、観察しているデバイスに直結であるか、または、観察しているデバイスが、パスに沿った中間のルーターの1つであるならば、パケットは、それらの目的地への途中で影響を受ける必要はない。測定値における重要な変化がある時、あるいは、特定の閾値を越した場合にだけ、この実施形態の観察しているデバイスは、通知される。専用サーバだけが、1つの実施形態に従って、エンドユーザのデータをモニターするのを許されるので、この技術は、明らかに、プライバシーを改良する、
シナリオ2)において、観察しているデバイスがノードのパケットを、転送しておらず、したがって、直接制御を有しないならば、それは、依然として、ネットワークにおいて、どこからでも、そのノードのステータスを観察することができる。
【0031】
1つのインプリメンテーション・オプションにおいて、オブザーバは、PMIP(Proxy Mobile Internet Protocol)モバイル・アクセス・ゲートウェイ(MAG)[RFC5213]に位置することができる、および/または、図1のゲートウェイは、モバイル・アクセス・ゲートウェイを表すことができる。オブザーバは、また、ノードの状態をモニターするある他のネットワーク・ベースのモビリティ・ソリューション・エンティティに位置することができる(この技術領域は、インターネット技術タスクフォース(IETF)で、活発に開発されている)。受信した情報に基づいて、オブザーバは、モビリティ(ハンドオーバ)決定について、ノードおよび/またはモバイル・アクセス・ゲートウェイと合意することができる。
【0032】
再び、図4を参照すると、信号伝達は、CoAP( Constrained Application Protocol)メッセージの形式である。CoAPは、ワールドワイド・ウェブに統合するようになっているアプリケーション層プロトコルである。それは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)に簡単に翻訳するように設計されている。CoAPは、マシン・マシン(M2M)アプリケーションにおける拘束されたネットワークとノードの用途に対する特定の「REST(representational state transfer)」プロトコルである(RESTful)。CoAPメッセージ・フォーマットについての詳細は、IETFウェブサイト(ietf.org)、「CoAP(Constrained Application Protocol)raft−ietf−core−coap−11」から得られることができる。
【0033】
この記載が、登録のためのオブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAp GET(Constrained Application Protocol GET)メッセージと通知のためのオブザーブ・オプション(Observe Option)を有するCoAP Responseメッセージの使用との使用に集中しているが、いくつかの他のメッセージが、使われることもできる。例えば、「Awarenet」の場合には、特定の閾値を越えるならば、オブザーバは、「PUBlishments」を受信するように「SUBscribe」することができる。専用のプロトコルも、また、可能である。
【0034】
図5を参照すると、プロセッサ202のような手段、通信インターフェース206または同様なものを含む、オブザーバが、送信される登録要求410を、観察されるノード測定データへのアクセスのために、ネットワーク・サーバに送らせる方法の実施形態が図示されている。その要求において、オブザーバは、測定情報が要請されるノードの識別を通信することができ、そして、ノード測定報告に適用されなければならない観察閾値を指定することができる。その閾値は、オブザーバが、ノードがサーバに送るあらゆる測定に対処しなければならないことを防止する。このオブザーバは、それが要求しているノードの測定データを受信するために、更にそれ自身の識別と認可を提供することができる。要求は、CoAPメッセージ・フォーマットで送信されることができる。
【0035】
本願実施形態の方法は、プロセッサ202のような手段、通信インターフェース206または同様なものを含むオブザーバが、観察閾値が、その値に到達されることなどによって、満たされるとき、ノードの測定情報420を受信することを継続する。このオブザーバは、また、測定データに基づいてアクション430をとるためのプロセッサまたは同様な手段を含むことができる。そのアクションは、無線周波数を選択ぶことによる特定の位置に対する割当など、例えば、特定の位置におけるチャネル割り当て、ゲートウェイにおける最大有効電力、センサ・ノードにおける電力および範囲、または、無線インターフェースのデータ伝送速度を含む1つ以上の測定されたパラメータに基づいて最適無線周波数などのネットワーク・パラメータを調整、例えば、最適化、することを含むことができる。「特定の位置」は、GPS、細胞ネットワーク識別、既知のWLANアクセス・ポイントからの三角測量、その他で測定することができる地理位置である。観察されるノードの地理位置情報は、「所定の閾値」の一部(すなわち、通知のトリガー)、および/または、通知メッセージの一部であることができる。例えば、信号強度閾値がパスされ、そして、それが、通知送信のトリガーとなるならば、その通知は、観察されるノードの地理位置を含むことがでる。
【0036】
モビリティ・シナリオにおいて、ノードは、異なるゲートウェイの間で切り替えることができる。ここで、ノードの特性が、ハンドオーバが、再び実現性があるような場合には、そのゲートウェイは、早急にノード測定情報を必要とする。すなわち、ゲートウェイAが、ゲートウェイBにおけるセンサのための中間のルーターであるならば、ゲートウェイAは、センサに起因するトラフィックが増加するならば、ハンドオーバを提案することができ、そのトラフィックをAに直接ルーティングすることをもっと効率的にする。他のアクションを障害に対してとることができる。ここで、診断されたノード障害は、例えば、即座の、例えば、急速なハンドオーバということになることができる。最後に、ユーザは、彼女の友人たちの測定データを観察することができ、そして、かれらが近傍にいるとき、または、同じような活動を行っているとき、通知を受信することができる。コンテキスト上の仮想コミュニティを、友人たちをリンクすることによって、この情報に基づいて、形成されることができる。
【0037】
ここに記述される種々の実施形態をインプリメントすることによって、いくつかの優位性を得ることができる。中間ノードがエンドユーザのパケットに干渉しないので、この方法は、プライバシーを守ることができる。観察されるノード性能の測定にとられるアクションは、ネットワーク性能を大幅に向上させることができ、中間ノードの処理要求を減少させることができる。データが目的地に到着する前に処理される必要がないからである。本願発明の例示的コグニティブ無線(cognitive radio)最適化、ハンドオーバ、ネットワーク性能最適化、または、ソーシャル・コミュニティ編成など異なる最適化のゴールのために必要入力を提供するように調整したルールに基づいて、観察を可能にする。そして、本願発明の障害診断とセキュリティ・システムにおいて利用することができる。
【0038】
したように、図5は、本願発明の例示的実施形態にしたがう、方法、装置およびプログラムプロダクトのフローチャートである。フローチャートの各々のブロック、および、フローチャートにおけるブロックの組合せは、例えば、ハードウェア、ファームウェア、プロセッサ1つ以上のコンピュータ・プログラム命令を含むソフトウェアの実行と関連する回路や他のデバイスなど種々の手段で、インプリメントすることができることが理解される。例えば、上に記述された1つ以上の手続きは、コンピュータ・プログラム命令により具体化することができる。これに関して、上述の手続きを具体化するコンピュータ・プログラム命令は、本願発明の実施形態を使用している装置のメモリ・デバイスによって格納され、装置におけるプロセッサによって、実行されることができる。
【0039】
理解されるように、そのような任意のコンピュータ・プログラム命令は、結果として生じるコンピュータまたは他のプログラム可能な装置が、フローチャート・ブロックにおいて指定された機能をインプリメントするためのメカニズムを具体化するように、マシンを生成するために、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置(例えば、ハードウェア)の上へロードされることができる。これらのコンピュータ・プログラム命令は、コンピュータ読取り可能メモリに格納された命令が、その実行が、フローチャート・ブロックで指定されている機能をインプリメントする製造の物品を生産するように、特定の態様で機能するように、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置に指示することができる(搬送波または電磁信号などの伝送媒体と対照的に)固定コンピュータ読取り可能記憶メモリの中に格納されることができる。
【0040】
コンピュータ・プログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置の上で実行する命令が、フローチャート・ブロックで特定される機能をインプリメントするための動作を提供するように、コンピュータ・インプリメントされたプロセスを生じるためにコンピュータまたは他のプログラム可能な装置の上で実行される一連の動作を引き起こすために、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置の上へロードすることもできる。そのように、図4の動作は、実行されたときに、コンピュータまたは処理回路を本願発明の例示的実施形態を実行するように構成された特定のマシンへ変える。
【0041】
したがって、図5の動作は、例示的実施形態を実行するために、コンピュータまたは処理回路(例えば、プロセッサ)を構成するためのアルゴリズムを規定する。場合によっては、汎用コンピュータを、(例えば、プロセッサの構成を介して)図4に示される機能を実行するように構成することができる。それによって、汎用コンピュータを、例示的実施形態を実行するように構成された特殊マシンに変形する。
【0042】
したがって、フローチャートのブロックは、特定の機能を実行するための手段の組合せ、特定された機能を実行するための動作の組合せ、および、特定された機能を実行するためのプログラム命令をサポートする。フローチャートの1つ以上のブロック、および、フローチャートのブロックの組合せを、特定された機能または動作を実行する特殊目的ハードウェア・ベースの計算機システムにより、または、特殊目的ハードウェアとコンピュータ命令との組合せにより、インプリメントすることができることも、また、理解される。
【0043】
いくつかの実施形態において、の動作のうちのある動作は、修正し、さらに拡大することができる。また、いくつかの実施形態において、追加的なオプションの動作を含むことができる。の動作に対する修正、追加または増幅は、どんな順序ででも、そして、どんな組合せででも実行されることができる。
【0044】
ここに述べられた発明の多くの修正と他の実施形態、すなわち、前述の説明と関連する図面の中で提示された教示の利益を有することに関係するこれらの発明が、当業者には思い浮かぶであろう。したがって、本願発明は、開示された特定の実施形態に制限されるものではないこと、修正や他の実施形態が、本願に添付された特許請求の範囲の中に含まれることを意図するものであることが理解されるべきである。特定の用語がここにおいて使用されるが、それらは、一般的、説明的な意味においてのみ使用されており、制限の目的のためではない。
【国際調査報告】