特表2016-535892IP Force 特許公報全文掲載

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2016-535892(P2016-535892A)
(43)【公表日】2016年11月17日
(54)【発明の名称】パワーオーバーイーサネット制御システム
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/26 20060101AFI20161021BHJP
   H04L 12/28 20060101ALI20161021BHJP
   H02J 13/00 20060101ALI20161021BHJP
【FI】
   G06F1/26 F
   H04L12/28 200Z
   H02J13/00 B
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2016-533495(P2016-533495)
(86)(22)【出願日】2014年8月11日
(85)【翻訳文提出日】2016年4月8日
(86)【国際出願番号】US2014050568
(87)【国際公開番号】WO2015021475
(87)【国際公開日】20150212
(31)【優先権主張番号】61/864,179
(32)【優先日】2013年8月9日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/448,753
(32)【優先日】2014年7月31日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.イーサネット
(71)【出願人】
【識別番号】390020248
【氏名又は名称】日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】507107291
【氏名又は名称】テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド
(74)【1名の代理人】
【識別番号】100098497
【弁理士】
【氏名又は名称】片寄 恭三
(72)【発明者】
【氏名】ジーン ピカール
【テーマコード(参考)】
5B011
5G064
5K033
【Fターム(参考)】
5B011DA01
5B011DB21
5B011EA01
5B011EA02
5B011EA03
5B011EB03
5B011EB06
5B011FF04
5B011GG03
5B011HH02
5B011KK12
5B011LL02
5B011MA02
5B011MA13
5G064AA08
5G064AB05
5G064AC05
5G064CB12
5G064DA06
5K033DB25
5K033EA07
5K033EC01
(57)【要約】
記載される例において、パワーオーバーイーサネット(PoE)制御システム(10)が、イーサネット接続(16)を介して電圧信号を受信するように構成される電力供給されるデバイス(PD)を含み、PDは、受信した電圧信号を介して公称電力レベルを示すように構成されるPoE信号レシーバ(20)を含む。システム(10)は更に、電圧信号を生成するように、及び公称電力レベルを判定するために電圧信号のクラス電流を測定するように構成される給電側機器(PSE)デバイス(12)を含む。PSEデバイス(12)は、電圧信号を介してPoE信号レシーバ(20)への公称電力レベルの関数として電力設定コマンドを提供するように構成されるPoEコントローラ(18)を含み、そのため、PDは、電力設定コマンドに基づく電力レベルで動作し得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パワーオーバーイーサネット(PoE)制御システムであって、
イーサネット接続を介して電圧信号を受信するように構成される電力供給されるデバイス(PD:powered device)であって、前記受信した電圧信号を介して公称(nominal)電力レベルを示すように構成されるPoE信号レシーバを含む、前記PD、及び
前記電圧信号を生成するように、及び前記公称電力レベルを判定するため前記電圧信号のクラス電流を測定するように構成される給電側機器(PSE:power sourcing equipment)デバイス、
を含み、
前記PSEデバイスが、前記公称電力レベルの関数として電力設定コマンドを前記電圧信号を介して前記PoE信号レシーバに提供するように構成されるPoEコントローラを含み、そのため、前記PDが前記電力設定コマンドに基づく電力レベルで動作し得る、
システム。
【請求項2】
請求項1に記載のシステムであって、前記PSEデバイスが、前記公称電力レベルの所望のパーセンテージに対応するコードに関連付けられるクラス事象の量として前記電圧信号を提供することに基づいて前記公称電力レベルの関数として前記電力設定コマンドを提供するように構成される、システム。
【請求項3】
請求項1に記載のシステムであって、
前記PoE信号レシーバが、前記電圧信号に関連付けられる前記クラス電流の大きさに対応するクラスシグネチャーを介して前記公称電力レベルを示すように構成され、
前記PSEデバイスが、前記PoE信号レシーバが前記公称電力レベルを示した後前記電力設定コマンドを提供するように構成される、
システム。
【請求項4】
請求項3に記載のシステムであって、前記クラスシグネチャーが、複数の所定の公称電力レベルの一つに対応するクラス値を有する、システム。
【請求項5】
請求項1に記載のシステムであって、前記PoE信号レシーバが、前記電圧信号に関連付けられる第1の事象クラシフィケーションに応答して前記クラス電流の第1のクラスシグネチャーを、及び第2の事象クラシフィケーションに応答して第2のクラスシグネチャーを、及び第3の事象クラシフィケーションに応答して第3のクラスシグネチャーを提供するように構成され、前記第2のクラスシグネチャーが、前記第1のクラスシグネチャーとは異なるクラス値を有し、前記第3のクラスシグネチャーが、前記PDが前記PSEデバイスによるPoE制御のための容量を有することを示すために前記第2のクラスシグネチャーとは異なっている、システム。
【請求項6】
請求項5に記載のシステムであって、前記第3のクラスシグネチャーが、複数の公称電力レベルの一つに対応するクラス値を有し、そのため、前記第3のクラスシグネチャーが、前記PDの前記公称電力レベルを前記PSEデバイスに示す、システム。
【請求項7】
請求項5に記載のシステムであって、前記第1のクラスシグネチャーがClass4で前記PDから提供され、前記第2のクラスシグネチャーがClass5で前記PDから提供され、前記第3のクラスシグネチャーが、前記公称電力レベルに対応するクラスレベルで前記PDから提供される、システム。
【請求項8】
請求項1に記載のシステムであって、
前記PDが、第1のPoE信号レシーバ及び第2のPoE信号レシーバを含み、
前記PSEデバイスが、第1の電圧信号を前記第1のPoE信号レシーバに、及び第2の電圧信号を前記第2のPoE信号レシーバに提供するように構成され、
前記第1のPoE信号レシーバが、前記第1の電圧信号の第1の事象クラシフィケーションに応答して前記クラス電流の第1のクラスシグネチャーを提供するように構成され、
前記第2のPoE信号レシーバが、前記第2の電圧信号に関連付けられる第2の事象クラシフィケーションに応答して第2のクラスシグネチャーを提供するように構成され、
前記PDが前記PSEデバイスによるPoE制御のための容量を有することを示すため前記第2のクラスシグネチャーが前記第1のクラスシグネチャーより一層大きいクラス値を有する、
システム。
【請求項9】
請求項8に記載のシステムであって、前記第2のPoE信号レシーバが、前記第2の電圧信号に関連付けられる第3の事象クラシフィケーションに応答して第3のクラスシグネチャーを提供するように構成され、前記第3のクラスシグネチャーが前記第2のクラスシグネチャーとは異なるクラス値を有し、前記第3のクラスシグネチャーが、前記PDが前記PSEデバイスによるPoE制御のための容量を有することを示すため前記第2のクラスシグネチャーより小さく、前記第3のクラスシグネチャーが、前記PSEデバイスへの前記公称電力レベルに対応する、システム。
【請求項10】
請求項9に記載のシステムであって、前記PSEデバイスが、前記第3のクラスシグネチャーを介して前記公称電力レベルを示した後、前記公称電力レベルの所望のパーセンテージに対応するクラス事象の量として前記第1及び第2の電圧信号の少なくとも一つを提供することに基づいて前記公称電力レベルの関数として前記電力設定コマンドを提供するように構成される、システム。
【請求項11】
請求項1の前記PoE制御システムを含むPoE照明システム。
【請求項12】
パワーオーバーイーサネット(PoE)制御システムにおいて電力制御を提供する方法であって、
給電側機器(PSE)デバイスからイーサネット接続を介して電圧信号の事象クラシフィケーションを提供すること、
前記電圧信号のクラス電流に基づいて、電力供給されるデバイス(PD)のPoE信号レシーバを介するクラスシグネチャーに基づく公称電力レベルを示すこと、
前記PSEデバイスから前記PoE信号レシーバへの前記電圧信号のクラス事象の量に関連付けられる電力設定コマンドを提供することであって、前記電力設定コマンドが前記公称電力レベルのパーセンテージに対応すること、及び
前記電力設定コマンドに基づいて前記公称電力レベルの前記パーセンテージで動作するように前記PDをアクティブにすること、
を含む、方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法であって、複数のクラスシグネチャーに基づいて前記PSEデバイスによるPoE制御のための容量を示すことを更に含み、前記公称電力レベルを示すことが、前記複数のクラスシグネチャーの最後のクラスシグネチャーに基づいて前記公称電力レベルを示すことを含む、方法。
【請求項14】
請求項13に記載の方法であって、
前記事象クラシフィケーションを提供することが、第1の事象クラシフィケーション、第2の事象クラシフィケーション、及び第3の事象クラシフィケーションを提供することを含み、
PoE制御のための前記容量を示すことが、前記第1の事象クラシフィケーションに応答して提供される前記複数のクラスシグネチャーの第1のクラスシグネチャーと前記第2の事象クラシフィケーションに応答して提供される前記複数のクラスシグネチャーの第2のクラスシグネチャーとに基づいて、及び前記複数のクラスシグネチャーの前記第2のクラスシグネチャーより小さいクラス値を有する前記複数のクラスシグネチャーの第3のクラスシグネチャーに基づいて、前記PSEデバイスによるPoE制御のための前記容量を示すことを含み、前記複数のクラスシグネチャーの前記第1及び第2のクラスシグネチャーが異なるクラス値を有する、
方法。
【請求項15】
請求項12に記載の方法であって、
前記公称電力レベルを示すことが、複数の所定の公称電力レベルの一つに対応する前記複数のクラスシグネチャーの前記最後のクラスシグネチャーの値に基づいて前記公称電力レベルを示すことを含み、
前記電力設定コマンドを提供することが、前記複数の所定の公称電力レベルの前記一つの公称電力レベルのパーセンテージに対応する前記電力設定コマンドを提供することを含む、
方法。
【請求項16】
請求項12に記載の方法であって、
前記事象クラシフィケーションを提供することが、前記イーサネット接続の第1のポートを介して第1の事象クラシフィケーションを提供することと、前記イーサネット接続の第2のポートを介して第2の事象クラシフィケーションを提供することとを含み、
前記公称電力レベルを示すことが、第1の電圧信号のクラス電流に基づく前記PDの第1のPoE信号レシーバを介する第1のクラスシグネチャーと、第2の電圧信号のクラス電流に基づく前記PDの第2のPoE信号レシーバを介する第2のクラスシグネチャーとに基づいて前記公称電力レベルを示すことを含み、
前記電力設定コマンドを提供することが、前記第1のPoE信号レシーバ及び第2のPoE信号レシーバのそれぞれの少なくとも一つへの前記第1の電圧信号及び前記第2の電圧信号の少なくとも一つのクラス事象の量に関連付けられる前記電力設定コマンドを提供することを含む、
方法。
【請求項17】
パワーオーバーイーサネット(PoE)制御システムであって、
イーサネット接続を介して電圧信号を受信するように構成される電力供給されるデバイス(PD)であって、前記受信した電圧信号のクラス電流を介する第1の事象クラシフィケーションと、前記クラス電流を介する第2のクラスシグネチャーと、第3のクラスシグネチャーとに応答して第1のクラスシグネチャーを提供するように構成されるPoE信号レシーバを含む前記PDであって、前記第2のクラスシグネチャーが、前記第1のクラスシグネチャーとは異なるクラス値を有し、前記第3のクラスシグネチャーが、前記PDがPoE制御のための容量を有することを示すために前記第2のクラスシグネチャーより小さいクラス値を有し、前記第3のクラスシグネチャーが前記PDの公称電力レベルを示す、前記PD、及び
前記電圧信号を生成するように、及びPoE制御のための前記容量及び前記公称電力レベルを判定するために前記電圧信号の前記クラス電流を測定するように構成される給電側機器(PSE)デバイスであって、前記PSEデバイスが、前記公称電力レベルの関数として電力設定コマンドを前記電圧信号を介して前記PoE信号レシーバに提供するように構成されるPoEコントローラを含み、そのため、前記PDが、前記電力設定コマンドに基づく電力レベルで動作し得る、前記PSEデバイス、
を含む、システム。
【請求項18】
請求項17に記載のシステムであって、前記PSEデバイスが、前記公称電力レベルの所望のパーセンテージに対応するコードに関連付けられるクラス事象の量として前記電圧信号を提供することに基づいて前記公称電力レベルの関数として前記電力設定コマンドを提供するように構成される、システム。
【請求項19】
請求項17に記載のシステムであって、前記PDが、第1のPoE信号レシーバ及び第2のPoE信号レシーバを含み、前記PSEデバイスが、第1の電圧信号を前記第1のPoE信号レシーバに及び第2の電圧信号を前記第2のPoE信号レシーバに提供するように構成され、前記第1のPoE信号レシーバが、前記第1の電圧信号の第1の事象クラシフィケーションに応答して前記クラス電流の第1のクラスシグネチャーを提供するように構成され、前記第2のPoE信号レシーバが、前記第2の電圧信号に関連付けられる第2の事象クラシフィケーションに応答して第2のクラスシグネチャーを提供するように構成され、前記第2のクラスシグネチャーが、前記第1のクラスシグネチャーより大きいことに基づいて、前記PDが前記PSEデバイスによるPoE制御のための容量を有することを示すように構成される、システム。
【請求項20】
請求項18に記載のシステムであって、
前記第2のPoE信号レシーバが、前記公称電力レベルに対応する前記第3のクラスシグネチャーを介して前記公称電力レベルを前記PSEデバイスに示すように構成され、
前記PSEデバイスが、前記公称電力レベルの所望のパーセンテージに対応するクラスシグネチャーに関連付けられるクラス事象の量として前記第1及び第2の電圧信号の少なくとも一つを提供することに基づいて前記公称電力レベルの関数として前記電力設定コマンドを提供するように構成される、
システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、概して電子的システムに関し、特にパワーオーバーイーサネット制御システムに関連する。
【背景技術】
【0002】
照明デバイス又は電力を消費するその他の種類のデバイスなどの電力消費機器に電力及び制御を提供するために、種々の制御システムが実装され得る。このような制御システムの一つは、IEEE802.3at規格により定義されるようなパワーオーバーイーサネット(PoE)などである。IEEE802.3at規格は、電力供給されるデバイス(PD:powered device)に給電側機器(PSE:power soucing equipment)を介してケーブルで安全に電力を提供し、PDが切断される場合に電力を取り除く様式である。一例において、このプロセスは、アイドル状態と、検出、クラシフィケーション(classification)、及びオペレーションの3つの動作状態とを介して進む。検出の間、PSEは、アイドル状態でケーブルを電力供給されないままとし得る一方で、PDがプラグインされたか否かを判定する。検出の間用いることができる低い電力レベルは、PoEのために設計されないデバイスを損傷させる可能性は少ない。クラシフィケーションの間有効なPDシグネチャー(signature)が存在する場合、PSEは、PDがどのくらいの電力を必要とするかについて問い合わせし得る。PSEはその後、それが充分な電力提供容量を有する場合、必要とされる電力をPDに提供し得る。
【発明の概要】
【0003】
記載される例において、パワーオーバーイーサネット(PoE)制御システムが、イーサネット接続を介して電圧信号を受信するように構成される電力供給されるデバイス(PD)を含み、PDは、受信した電圧信号を介して公称(nominal)電力レベルを示すように構成されるPoE信号レシーバを含む。このシステムは更に、電圧信号を生成するように、及び公称電力レベルを判定するため電圧信号のクラス電流を測定するように構成される給電側機器(PSE)デバイスを含む。PSEデバイスは、電圧信号を介してPoE信号レシーバに公称電力レベルの関数として電力設定コマンドを提供するように構成されるPoEコントローラを含み、そのため、PDは電力設定コマンドに基づく電力レベルで動作し得る。
【0004】
別の例が、PoE制御システムにおいて電力制御を提供する方法を含む。この方法は、PSEデバイスからイーサネット接続を介して電圧信号の事象クラシフィケーションを提供することを含む。この方法はまた、電圧信号のクラス電流に基づいて、電力供給されるデバイス(PD)のPoE信号レシーバを介するクラスシグネチャーに基づく公称電力レベルを示すことを含む。この方法はまた、PSEデバイスからPoE信号レシーバへの電圧信号のクラス事象の量に関連付けられる電力設定コマンドを提供することを含む。電力設定コマンドは、公称電力レベルのパーセンテージに対応し得る。この方法は更に、電力設定コマンドに基づく公称電力レベルのパーセンテージで動作するようにPDをアクティブにすることを含む。
【0005】
別の例において、PoE制御システムが、イーサネット接続を介して電圧信号を受信するように構成される電力供給されるデバイス(PD)を含み、PDは、受信した電圧信号のクラス電流を介して第1の事象クラシフィケーションに応答して第1のクラスシグネチャーを、及びクラス電流を介して第2のクラスシグネチャーを提供するように構成されるPoE信号レシーバを含む。第2のクラスシグネチャーは、第1のクラスシグネチャーとは異なるクラス値を有する。第3のクラスシグネチャーが、PDがPoE制御のための容量を有することを示すため第2のクラスシグネチャーより小さいクラス値を有する。第3のクラスシグネチャーは、PDの公称電力レベルを示し得る。このシステムは更に、電圧信号を生成するように、及びPoE制御のための容量及び公称電力レベルを判定するために電圧信号のクラス電流を測定するように構成されるPSEデバイスを含む。PSEデバイスは、電圧信号を介してPoE信号レシーバに公称電力レベルの関数として電力設定コマンドを提供するように構成されるPoEコントローラを含み、そのためPDは、電力設定コマンドに基づく電力レベルで動作し得る。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】例示のパワーオーバーイーサネット(PoE)制御システムのブロック図である。
【0007】
【図2】別の例のPoE制御システムの概略である。
【0008】
【図3】例示のタイミング図である。
【0009】
【図4】更に別の例のPoE制御システムの概略である。
【0010】
【図5】別の例のタイミング図である。
【0011】
【図6】PoE制御システムにおいて電力制御を提供する例示の方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
パワーオーバーイーサネット(PoE)制御システムが、RJ−45ケーブルなどのイーサネット接続を介して電気的に結合される、給電側機器(PSE)デバイス及び電力供給されるデバイス(PD)を含み得る。例えば、PDは、照明システム、又は変化する量の電力を消費する種々の他の電子デバイスの任意のものに対応し得る。PSEデバイスは、PoE制御のフェーズに応じて振幅が変化し得る電圧信号を提供するように構成されるPoEコントローラを含む。PDは、PSEデバイスによって提供される電圧信号に応答して電流源として構成されるPoE信号レシーバを含み得る。PoEコントローラは、クラスシグネチャーを判定するために電圧信号のクラス電流を監視し得る。このようにして、PDは、PDがPoE制御のための容量を有することをPSEデバイスに示すためにPoE信号レシーバを含み得、電圧信号のクラス電流を介してPDの公称電力レベルをPSEデバイスに示し得る。従って、PSEデバイスは、電力設定コマンドとして電圧信号を介してパルスをPDに提供し得、そのため、PDは、電力設定コマンドに基づく電力レベルで動作し得る。
【0013】
例えば、検出フェーズの間、PDが接続されているか否かをPSEデバイスが判定し、検出フェーズの後、PSEデバイスはクラシフィケーションフェーズにおいて動作し得る。クラシフィケーションフェーズの間、PSEデバイスは、一つ又は複数のクラス事象及び対応するマーク事象を含む事象クラシフィケーションを(1−Event又は2−Eventクラシフィケーション方式でなど)電圧信号を介してPDに提供するためにクラシフィケーション振幅で電圧信号を提供し得、そのため、PDは、それぞれのクラスシグネチャーをPSEデバイスに提供するために電圧信号のクラス電流を制御し得る。例えば、PDは、第1のクラスシグネチャー及び第2のクラスシグネチャーを提供し得、第1及び第2のクラスシグネチャーは異なる。第2のクラスシグネチャーの後、PDは、PSEデバイスによるPoE制御のための容量を示すために第2のクラスシグネチャーより小さい第3のクラスシグネチャーをPSEデバイスに提供し得る。別の例において、第3のクラスシグネチャーは、PDの公称電力レベルをPSEデバイスに示し得る。例えば、第3のクラスシグネチャーは、複数の所定の公称電力レベルの一つに対応する値を有し得、そのため、PSEデバイスは、第3のクラスシグネチャーの値に基づく公称電力レベルを識別し得る。
【0014】
公称電力レベルを示した後、PSEデバイスは、公称電力レベルの所定のパーセンテージに対応するパルスの量で、電力設定コマンドに対応するコードに対応し得る多数のクラス事象を提供し得る。PSEデバイスは、最大振幅でアクティベーションフェーズにおいて電圧信号を提供し得、そのため、PDは、電力コマンド設定に基づく公称電力レベルのパーセンテージで動作し得る。従って、本明細書に記載されるPoE制御システムは、簡易及び可変な方式でPDの物理(PHY)層電力制御を提供するように動作し得る。
【0015】
図1は、例示のパワーオーバーイーサネット(PoE)制御システム10を示す。PoE制御システム10は、照明など、種々の電力供給応用例において実装され得る。例えば、PoE制御システム10は、イーサネットデータ通信容量(データ/リンク層、パケット化を用いてなど)なしに既存のイーサネットケーブル(RJ−45ケーブルなど)を介して電力制御を提供するように実装され得る。従って、PoE制御システム10は物理(PHY)層方式でPoE電力制御を提供する。
【0016】
PoE制御システム10は、イーサネット接続16を介して電気的に結合される、給電側機器(PSE)デバイス12と電力供給されるデバイス(PD)14とを含む。一例において、イーサネット接続16は、ツイストペア導体(4つのツイストペアなど)を実装するRJ−45ケーブルであり得る。PSEデバイス12は、PSEデバイス12とPD14との間の双方向通信を実装するようにイーサネット接続16を介して電圧信号VPORTを電力供給されるデバイスに提供するように構成される。例えば、電圧VPORTは、PSEデバイス12において生成される固定電圧VPOEに対応し得、これは、振幅で変調される。例えば、PD14は、IEEE802.3規格に従ってType2PDとして構成され得る。
【0017】
電圧信号VPORTは、事象クラシフィケーション方式においてPSEデバイス12からPD14への事象クラシフィケーションを提供するように変化する電圧信号に対応し得、そのため、PD14は、例えばIEEE802.3規格に基づいて、クラスシグネチャーをPSEデバイス12に提供するように電圧信号VPORTの電流を変えることによってクラス事象に応答し得る。「事象クラシフィケーション」という用語は、PSEデバイス12が、クラスシグネチャーの形式でPD14に通信を提供するために(及び/又はPD14から通信応答を引き出すために)一つ又は複数のクラス事象及び対応するマーク事象をPD14に提供することを示す。「クラス事象」という用語は、所定の振幅での電圧信号VPORTのパルスを示し、クラス事象の終わりを知らせるマーク事象(パルスの後の減少された電圧など)がそれに続く。「クラスシグネチャー」という用語は、本明細書においてClass0〜Class5として示されるクラスレベルに対応するクラス電流の大きさの形式の一つ又は複数のクラス事象を含む事象クラシフィケーションのPD14による応答を指し、ここで、クラス値が、クラス値の低いものから高いものへとクラス電流の増大する振幅に対応する。
【0018】
図1の例において、PSEデバイス12はPoEコントローラ18を含み、PD14はPoE信号レシーバ20を含む。PoEコントローラ18は、PD14に通信を提供するために、PoE制御システム10の所与の動作フェーズに基づくなど、電圧信号VPORTのアクティベーション時間及び振幅を制御するように構成され得る。PoEコントローラ18はまた、電圧信号VPORTに関連付けられるクラス電流を測定するように、及びそれ従ってクラスシグネチャーのクラスレベルを判定するように構成され得る。PoE信号レシーバ20は、電圧信号VPORTを受信するように、及び電圧信号VPORTに関してクラス電流源として作用するように構成され得、そのため、PoE信号レシーバ20は、電圧信号VPORTに応答してPSEデバイス12に通信を提供するように電圧信号VPORTのクラス電流を調節し得る。一例において、PoEコントローラ18は、IEEE802.3などの規格を介してPoE信号レシーバ20との通信を実装し得る。例えば、PoEコントローラ18は、単一のクラス事象を提供するため1−Event Physical Layerクラシフィケーションとして、又は一連の(2つなど)クラス事象及びその後続くそれぞれのマーク事象を提供するように2−Event Physical Layerクラシフィケーションとして、事象クラシフィケーションを提供するように構成され得る。応答において、PD14は、対応するクラスシグネチャーを提供し得る。
【0019】
例えば、PSEデバイス12は初期的に検出フェーズで動作し得、そのため、PSEデバイス12は、周期的インタバルで有効なテスト電圧振幅(約2.8ボルト〜約10ボルトなど)で電圧信号VPORTを提供し得る。PD14がイーサネット接続16を介してPSEデバイス12に電気的に結合される場合、PoE信号レシーバ20は、PD14がイーサネット接続16を介して結合されていることをPSEデバイス12に示すために電圧信号VPORTに関して充分な抵抗を提供することによって応答することができる。検出フェーズの後、PSEデバイス12は、クラシフィケーションフェーズに切り替わる。
【0020】
クラシフィケーションフェーズの間、PSEデバイス12は、PoEコントローラ18により制御されるように、電圧信号VPORTを介してPD14にクラス事象(1−Eventクラシフィケーション及び/又は2−Eventクラシフィケーションなど)を提供するようにクラシフィケーション振幅(約15.5ボルト〜約20.5ボルトなど)で電圧信号VPORTを提供し得る。こういったクラス事象に応答して、PoE信号レシーバ20は、それぞれのクラスシグネチャーをPSEデバイス12に提供するように電圧信号VPORTのクラス電流を制御し得、そのため、各クラスシグネチャーは、所定のClass(IEEE802.3atにより規定されるなど)に対応するクラス電流振幅の範囲を有する。PoEコントローラ18は、各クラス事象における電圧信号VPORTのクラス電流を測定し得、そのため、PoEコントローラ18は、PoE信号レシーバ20によって提供されるクラスシグネチャーを判定し得る。従って、例示の実施例において、PSEデバイス12及びPD14は互いと通信し得る。
【0021】
例えば、クラシフィケーションフェーズにおいて、PoE信号レシーバ20は、第1の事象クラシフィケーションに応答して第1のクラスシグネチャーを提供し得、第2の事象クラシフィケーションに応答する第2のクラスシグネチャー、及び第3の事象クラシフィケーションに応答する第3のクラスシグネチャーが続く。PoE信号レシーバ20は、第1のクラスシグネチャーとは異なるクラスで(一層大きい電流でなど)第2のクラスシグネチャーを提供し得、PSEデバイス12によるPD14のPoE制御の容量を示すため第2のクラスシグネチャーより小さいクラスで第3のクラスシグネチャーを提供し得る。例えば、第1のクラスシグネチャーはClass4で(第1の事象クラシフィケーションの2つのクラス事象の各々に応答してなど)提供され得、第2のクラスシグネチャーはClass5で提供され得、第3のクラスシグネチャーは、Class5より小さいクラスの範囲(Class0〜4など)で提供され得る。クラスシグネチャーに関して「Class5」という用語は、IEEE802.3規格において実装されるなどの、Class4クラスシグネチャーより高いクラス電流を有するクラスシグネチャーである。従って、PoE信号レシーバ20によって提供されるクラスのシーケンスにおける値に応答して、PoEコントローラ18は、PSEデバイス12によるPoE制御のための容量をPD14が有することを識別し得る。
【0022】
PSEデバイス12によるPD14のPoE制御のための容量の判定に応答して、PD14は、PD14の公称電力レベルの指示をPSEデバイス12に提供し得る。PD14の公称電力レベルは、フル及び通常動作条件(PoE照明システムのためのフル光レベルなど)でのPD14の最大電力消費に対応する。例えば、第2のクラスシグネチャーより小さい第3のクラスシグネチャーは、複数の所定の公称電力レベルの一つに対応するクラス値(Class0〜4の一つなど)を有し得、そのため、PoEコントローラ18は、第3のクラスシグネチャーの値に基づく公称電力レベルを識別し得る。PD14の公称電力レベルを識別することに応答して、PoEコントローラ18は、公称電力レベルの関数としてPD14の電力レベルを制御するように構成され得、そのため、PD14の電力出力は、PoEコントローラ18により可変に制御され得る。
【0023】
例えば、公称電力レベルの指示の後、PoEコントローラ18は、電力設定コマンドに対応するコードに関連付けられる電圧信号VPORTを介して多数のクラス事象を提供し得る。一例において、電力設定コマンドは、公称電力レベルの所定のパーセンテージに対応するクラス事象のパルスの量に基づいて符号化され得る。このコードに応答して、PoE信号レシーバ20は、PoEコントローラ18によりPD14から出力されることが所望される公称電力レベルの部分(例えば、パーセンテージ)を識別し得る。そのため、PSEデバイス12は、振幅での最大電力(関連する電力供給の最大電圧により規定されるように、約44ボルト〜約57ボルトなど)でアクティベーションフェーズにおいて電圧信号VPORTを提供し得る。PD14は、電力コマンド設定に基づく公称電力レベルのパーセンテージで動作し得る。従って、PoE制御システム10は、簡易及び可変な方式でPD14のPHY層電力制御を提供するように動作し得る。
【0024】
図2は別の例示のPoE制御システム50を示す。PoE制御システム50は、PoE照明アプリケーションにおいてなど、図1の例におけるPoE制御システム10に対応し得る。例えば、PoE制御システム50は、イーサネットデータ通信容量(データ/リンク層、パケット化を用いてなど)なしで既存のイーサネットケーブル(RJ−45ケーブルなど)を介して電力制御を提供するように実装され得る。
【0025】
PoE制御システム50は、イーサネット接続56を介して電気的に結合される、PSEデバイス52及びPD54を含む。図2の例において、イーサネット接続56は、4つのツイストペア導体を実装するRJ−45ケーブルとして例示される。従って、イーサネット接続56は、図2の例において、PORT1及びPORT2である2つの通信ポートを含むように示される。PSEデバイス52は、電圧信号VPOEを生成するように構成される電圧源58を含む。図2の例において、PSEデバイス52は、(動作フェーズに応じてなど)電圧信号VPOEの振幅を制御するように、及び電圧信号VPOEのクラス電流を測定するように、電圧制御信号P_CTLを電圧源58に提供するPoEコントローラ60を含む。PoEコントローラ60はまた、それぞれ、電圧信号VPOE及び低電圧(接地など)接続を、図1の例において電圧VPORTとしてイーサネット接続56を介してPD54に提供するためスイッチS1及びS2のセットを制御するためにスイッチング信号SWを生成するように構成される。スイッチング信号SWに応答して、PORT1及びPORT2の各々を介する電圧VPOEに基づいて電圧信号VPORTがPD54に提供される。従って、PoEコントローラ60は、通信をPD54に提供するため、PoE制御システム50の所与の動作フェーズに基づいてなど、電圧信号VPORTのアクティベーション時間及び振幅を制御するように構成され得る。一例において、電圧信号VPOEは、可変電圧VPORTとして電圧源58を介して提供され得る。別の例において、電圧信号VPOEは一定であり得(約44ボルト〜約57ボルトなど)、PSEデバイス52は、PD54に提供される可変電圧VPORTを提供するためにスイッチS1のインピーダンスを変調するように構成され得る。
【0026】
図2の例において、PD54は整流器62の対を含み、整流器62の対は、各々それぞれのポートPORT1及びPORT2においてイーサネット接続56に結合される。整流器62は、キャパシタCPDを介する電圧信号VPORTを提供するように構成される。図2の例において、PD54は、キャパシタCPDを介する電圧信号VPORTに対応する電圧VPを受け取るPoE信号レシーバ64(PoE RX)を含む。そのため、PoE信号レシーバ64は、電圧VPを受け取り、電圧VP、及び電圧信号VPORTに関する電流源として作用し、そのため、PoE信号レシーバ64は、電圧信号VPORTに応答して通信をPSEデバイス52に提供するように電圧信号VPORTのクラス電流を調節し得る。また、PD54は、PoE信号レシーバ64が制御信号CTRLを提供し得る電力コントローラ66を含む。従って、PoEコントローラ60によりPoE信号レシーバ64に提供される電力設定コマンドに応答して、PoE信号レシーバ64は、PD54の公称電力レベルの関数(例えば、パーセンテージ)であるなどの、所望の出力電力レベルを制御信号CTRLを介して電力コントローラ66に示し得る。従って、アクティベーションフェーズの間、電力コントローラ66は、PSEデバイス52によって提供される電圧信号VPORTのフル振幅に応答して電力設定コマンドにより規定される所望の出力電力を提供し得る。
【0027】
図3は例示のタイミング図100を示す。タイミング図100は、時間の関数として電圧信号VPの振幅を例示する。タイミング図100は、PoE制御システム50のオペレーションに対応し得る。従って、図3の下記の詳細な説明において図2の例を参照する。
【0028】
時間T0の前、電圧信号VPは、実質的に最小の電圧(ゼロボルトなど)に対応して、振幅VMINを有し得る。例えば、振幅VMINは、電圧信号VPの実際の電圧振幅に対応し得、又はスイッチS1及びS2が開であることに対応し得る。時間T0に、PSEデバイス52は検出フェーズにおいて動作することを始め得、そのため、電圧信号VPは低振幅VVALID1まで増大する(約2.8ボルト〜約10ボルトなど)。PD54はイーサネット接続56を介してPSEデバイス52に電気的に結合されるので、PoE信号レシーバ64は、PD54がイーサネット接続56を介して結合されていることをPSEデバイス52に示すために電圧信号VPに関して充分な抵抗を提供することによって応答することができる。時間T1に、電圧信号VPは振幅VVALID2(約2.8ボルト〜約10ボルトなどであるが、振幅VVALID1とは異なる(例えば、振幅VVALID1より小さい))まで低減する。従って、PSEデバイス52は、個別の振幅VVALID1及びVVALID2のΔΙ/ΔVに基づいてPoE信号レシーバ64の抵抗値を判定し得る。時間T2に、振幅=VMINであり、それにより、検出フェーズを終了させる。検出フェーズは、図3の例では振幅VVALID1及びVVALID2における電圧信号VPの単一の差動測定のみを含むように示されるが、検出フェーズは、IEEE802.3at規格に規定されるようになど、検出フェーズ電圧振幅レンジにおける差動測定及び/又は付加的な振幅を含み得る。
【0029】
時間T3に、PSEデバイス52はクラシフィケーションフェーズに切り替わる。クラシフィケーションフェーズの間、PoEコントローラ60は、PD54がPoE制御のための容量を有するか否かを判定し得、PD54の公称電力レベルを判定し得、電力設定コマンドをPoE信号レシーバ64に提供し得る。時間T3の始めに、PSEデバイス52は、2−Eventクラシフィケーションとして102で例示される、第1の事象クラシフィケーションを提供する。時間T3に、電圧信号VPは第1のクラス事象において振幅VCLASSで提供される。振幅VCLASSは、クラシフィケーション振幅レンジ振幅(約15.5ボルト〜約20.5ボルトなど)における電圧振幅に対応し得る。時間T3に第1のクラス事象の電圧信号VPを受信することに応答して(電圧VPを介してなど)、PoE信号レシーバ64は、第1のクラス値(Class4など)を示し得る。時間T4に、電圧信号VPは、マーク事象に対応して、振幅VMRKまで低減し得る。例えば、マーク事象は、第1のクラス事象の終わりを(PoE信号レシーバ64に)知らせ得る。同様に、時間T5に、PSEデバイス52は、どのPoE信号レシーバ64が第2のクラス値(Class4など)を提供し得るかに応答して、第1の事象クラシフィケーションの(2Eventクラシフィケーションのなど)第2のクラス事象において振幅VCLASSで電圧信号VPを提供し、その後、時間T6に別のマーク事象が続く。例えば、第1及び第2のクラス値は等しくし得る(Class4など)。そのため、PD14は、第1の事象クラシフィケーション102のそれぞれの2つのクラス事象に対する2つのClass4電流応答を含むクラスシグネチャーで第1の事象クラシフィケーションに応答し得る。図3の例は、第1の事象クラシフィケーション102が、クラシフィケーション振幅レンジで電圧信号VPの実質的に一定の振幅の線形応答を確実にするなど、2−Eventクラシフィケーション方式で2つのクラス事象を含むことを例示する。しかし、PoEコントローラ60は、単一のクラス事象を提供することによって、又は2つ以上のクラス事象を提供することに基づいて、1−Eventクラシフィケーションとして第1の事象クラシフィケーションを提供するように構成され得る。
【0030】
時間T7に、PSEデバイス52は再び、104で例示される第2の事象クラシフィケーション(1‐Eventクラシフィケーションなど)において振幅VCLASSで電圧信号VPを提供する。第2の事象クラシフィケーション104のクラス事象において(電圧VPを介してなど)電圧信号VPを受信することに応答して、PoE信号レシーバ64は、第2のクラスシグネチャー(Class5など)を提供し得る。時間T8に、電圧信号VPは、第2の事象クラシフィケーション104のマーク事象に対応して、振幅VMRKまで低減し得、それにより、第2の事象クラシフィケーション104のクラス事象の終わりを(PoE信号レシーバ64に)知らせる。第2のクラスシグネチャーは、第1のクラスシグネチャーとは異なる(例えば第1のクラスシグネチャーより大きい)値でPoE信号レシーバ64によって提供され得、それにより、PD54がPoE制御のための容量を有し得ることをPoEコントローラ60に潜在的に知らせる。
【0031】
時間T9に、PSEデバイス52は再び、106で例示される第3の事象クラシフィケーションにおいて振幅VCLASSで電圧信号VPを提供する。第3の事象クラシフィケーション106において電圧信号VPを受信すること(電圧VPを介してなど)に応答して、PoE信号レシーバ64は、第2のクラスシグネチャーより小さい値(Class0〜4など)で第3のクラスシグネチャーを提供し得る。時間T10に、電圧信号VPは、マーク事象に対応して、振幅VMRKまで低減し得、それにより、第3の事象クラシフィケーション106の終わりを(PoE信号レシーバ64に)知らせる。第3のクラスシグネチャーは、PD54がPoE制御のための容量を有することをPoEコントローラ60に示すために第2のクラスシグネチャーより小さい値でPoE信号レシーバ64によって提供され得る。また、第3のクラスシグネチャー106の特定のクラス値は、PD54の公称電力レベルを(PoEコントローラ60に)示し得る。例えば、第3のクラスシグネチャーのクラス値は、複数の所定の公称電力レベルの一つに対応し得、そのため、PoEコントローラ60は、下記表1において提供されるものなど、第3のクラスシグネチャーの値に基づいて公称電力レベルを識別し得る。
【表1】
表1における所定の公称電力レベルは例として提供される。種々のその他の所定の公称電力レベルのうちの任意のものが、第3のクラスシグネチャーを介してPoE信号レシーバ64からPoEコントローラ60への通信において提供され得る。
【0032】
PD54の公称電力レベルを識別することに応答して、PoEコントローラ60は、公称電力レベルの関数としてPD54の電力レベルを制御するように構成され得、そのため、PD54の電力出力は、PoEコントローラ60により可変に制御され得る。時間T11に、PoEコントローラ60は、電力設定コマンドに対応するコードに関連付けられる電圧信号VPを介して多数の事象クラシフィケーション(1‐Eventクラシフィケーションなど)を提供することを開始し得る。例えば、電力設定コマンドは、下記表2において提供されるものなど、公称電力レベルの所定のパーセンテージに対応するクラス事象の量に基づいて符号化され得る。
【表2】
【0033】
表2における公称電力レベルの所定のパーセンテージ値は、例として提供されている。PoEコントローラ60は、公称電力レベルの関連するパーセンテージに対応する種々の所定の量のうちの任意のものを提供するように構成され得る。図3の例は、時間T11におけるその後の関連するマーク事象を備えた単一のクラス事象を例示する。しかし、PoEコントローラ60は、PD54の所望の電力レベルを知らせるためにゼロクラス事象を提供するように構成され得る。
【0034】
コードに応答して、PoE信号レシーバ64は、PoEコントローラ60によりPD54から出力されることが所望される公称電力レベルのパーセンテージを識別し得る。そのため、時間T12に、PSEデバイス52は、アクティベーションフェーズにおいて動作することを開始し、最大振幅VPORT_PSE(関連する電力供給の最大電圧により規定されるように、約44ボルト〜約57ボルトなど)で電圧信号VPを提供する。PD54は、電力コマンド設定に基づいて公称電力レベルのパーセンテージで動作し得る。従って、PoE制御システム50は、簡易及び可変な方式でPD54のPHY層電力制御を提供するように動作し得る。
【0035】
図4は、PoE制御システム150の更に別の例を示す。PoE制御システム150は、PoE照明アプリケーションにおいてなど、図1の例でのPoE制御システム10に対応し得る。例えば、PoE制御システム150は、イーサネットデータ通信能力(データ/リンク層、パケット化を用いるなど)なしに既存のイーサネットケーブル(RJ−45ケーブルなど)を介して電力制御を提供するように実装され得る。
【0036】
PoE制御システム150は、イーサネット接続156を介して電気的に結合される、PSEデバイス152及びPD154を含む。図4の例において、イーサネット接続156は、4つのツイストペア導体を実装するRJ−45ケーブルとして例示されている。従って、イーサネット接続156は、図4の例において、PORT1及びPORT2である2つの通信ポートを含むように示されている。PSEデバイス152は、可変電圧信号VPOEを生成するように構成される電圧源158を含む。図3の例に類似して、PSEデバイス152は、イーサネット接続156を介する電圧VPORTとして電圧VPOEを可変な方式で提供し得る。
【0037】
図4の例において、PSEデバイス152は、(動作フェーズに応じてなど)電圧信号VPOEの振幅を制御するために、及び電圧信号VPORTのクラス電流を測定するために、電圧制御信号P_CTLを電圧源158に提供するPoEコントローラ160を含む。PoEコントローラ160はまた、それぞれ、電圧信号VPOE及び低電圧(接地など)接続を、イーサネット接続156を介してPD154に提供するため、スイッチS1及びS2のそれぞれのセットを制御するためにスイッチング信号SW1及びSW2の対を生成するように構成される。従って、スイッチング信号SW1に応答して、電圧信号VPORTがPORT1を介してPD154に提供される。同様に、スイッチング信号SW2に応答して、電圧信号VPORTがPORT2を介してPD154に提供される。従って、PoEコントローラ160は、PD154に通信を提供するため、PoE制御システム150の所与の動作フェーズに基づいてなど、PORT1及び2の各々で個別に、電圧信号VPORTのアクティベーション時間及び振幅を制御するように構成され得る。
【0038】
図4の例において、PD154は、PORT1でイーサネット接続156に結合される第1の整流器162、及びPORT2でイーサネット接続156に結合される第2の整流器163を含む。第1の整流器162は、第1のキャパシタCPD1を介する電圧信号VPORTを提供するように構成され、第2の整流器163は、第2のキャパシタCPD2を介する電圧信号VPORTを提供するように構成される。図4の例において、PD154は、第1のキャパシタCPD1を介する電圧信号VPORTに対応する電圧VP1を受け取る第1のPoE信号レシーバ164(PoE RX1)と、第2のキャパシタCPD2を介する電圧信号VPORTに対応する電圧VP2を受け取る第2のPoE信号レシーバ165(PoE RX2)とを含む。
【0039】
そのため、第1のPoE信号レシーバ164は、電圧VPD1を受け取り、電圧VPD1、及び電圧信号VPORTに関する電流源として作用し、そのため、第1のPoE信号レシーバ164は、電圧信号VPORTに応答してPSEデバイス152に通信を提供するように電圧信号VPORTのクラス電流を調節し得る。同様に、第2のPoE信号レシーバ165は、電圧VPD2を受け取り、電圧VPD2、及び電圧信号VPORTに関する電流源として作用し、そのため、第2のPoE信号レシーバ164は、電圧信号VPORTに応答して通信をPSEデバイス152に提供するように電圧信号VPORTのクラス電流を調節し得る。また、PD154は電力コントローラ166を含み、第1及び第2のPoE信号レシーバ164及び165は、それぞれの制御信号CTRL1及びCTRL2を電力コントローラ166に提供し得る。従って、PoEコントローラ160によりPoE信号レシーバ164及び165の少なくとも一つに提供される電力設定コマンドに応答して、PoE信号レシーバ164及び165は、PD154の公称電力レベルの関数(例えば、パーセンテージ)であるなどの所望の出力電力レベルを、制御信号CTRL1及びCTRL2を介して電力コントローラ166に示し得る。従って、アクティベーションフェーズの間、電力コントローラ166は、PSEデバイス152によって提供される電圧信号VPORTのフル振幅に応答して電力設定コマンドにより規定される所望の出力電力を提供し得る。
【0040】
図5は、例示のタイミング図200及び201を示す。タイミング図200は、時間の関数として電圧VP1の振幅を例示し、タイミング図201は、時間の関数として電圧VP2の振幅を例示する。タイミング図200及び201は、PoE制御システム150のオペレーションに対応し得る。従って、図5の下記の詳細な説明において図4の例を参照する。そのため、電圧VP1は、スイッチング信号SW1を介するスイッチS1のアクティベーションに応答して電圧VPORTに対応し、電圧VP2は、スイッチング信号SW2を介するスイッチS2のアクティベーションに応答して電圧VPORTに対応する。
【0041】
時間T0の前、電圧VP1及びVP2は各々、実質的に最小の電圧(ゼロボルトなど)に対応して、振幅VMINを有し得る。例えば、振幅VMINは、電圧VP1及びVP2の実際の電圧振幅に対応し得るか、又は、スイッチS1及びS2が開であることに対応し得る。時間T0に、PSEデバイス152は検出フェーズにおいて動作することを始め得、そのため、電圧VP1は振幅VVALID1まで増大する。PD154がイーサネット接続156を介してPSEデバイス152に電気的に結合されるので、第1のPoE信号レシーバ164は、PD154がイーサネット接続156を介して結合されていることをPSEデバイス152に示すために、電圧VP1に関して充分な抵抗を提供することによって応答することができる。時間T1に、電圧VP1は振幅VVALID1まで低減し、電圧VP2は振幅VVALID1まで増大する。時間T2に、電圧VP1は振幅VMINまで低減する。同様に、時間T2に、電圧VP2は振幅VVALID2まで低減する。PD154がイーサネット接続156を介してPSEデバイス152に電気的に結合されるので、第2のPoE信号レシーバ165は、PD154がイーサネット接続156を介して結合されていることをPSEデバイス152に示すために、電圧VP2に関して充分な抵抗を提供することによって応答することができる。従って、PSEデバイス152は、個別の振幅VVALID1及びVVALID2のΔΙ/ΔVに基づいてPoE信号レシーバ164及び165の抵抗値を判定し得る。時間T3に、電圧VP2は振幅VMINまで低減し、それにより、PoEコントローラ160が、PORT1及びPORT2両方がそれぞれの第1及び第2のPoE信号レシーバ164及び165に結合されることを識別することに基づいて、検出フェーズを終わりにする。図5の例において、検出フェーズは単一振幅VVALIDで電圧VP1及びVP2の単一パルスのみを含むように示されているが、検出フェーズは、電圧VP1及びVP2の各々に対し、IEEE802.3at規格により規定されるなど、検出フェーズ電圧振幅レンジにおける付加的なパルス及び/又は付加的な振幅を含み得る。
【0042】
時間T4に、PSEデバイス152はクラシフィケーションフェーズに切り替わり、クラシフィケーションフェーズの間、PoEコントローラ160は、PD154がPoE制御のための容量を有するか否かを判定し得、PD154の公称電力レベルを判定し得、電力設定コマンドをPoE信号レシーバ164及び165に提供し得る。時間T4の始めに、PSEデバイス152は、2‐Eventクラシフィケーションとして102で例示される第1の事象クラシフィケーションを第1のPoE信号レシーバ164に提供する。そのため、時間T4に、電圧VP1が第1のクラス事象において振幅VCLASSまで増大する。振幅VCLASSは、クラシフィケーション振幅レンジ振幅(約15.5ボルト〜約20.5ボルトなど)における電圧振幅に対応し得る。第1の事象クラシフィケーション202における第1のクラス事象の電圧VP1の増大に応答して、PoE信号レシーバ164は、第1のクラス値(Class4など)を提供し得る。時間T5に、電圧VP1は、マーク事象に対応して、振幅VMRKまで低減し得る。例えば、マーク事象は、事象クラシフィケーション202の第1のクラス事象の終わりを(第1のPoE信号レシーバ164)に知らせ得る。同様に、時間T6に、電圧VP1は事象クラシフィケーション202の第2のクラス事象において振幅VCLASSまで増大し、これに応答して、PoE信号レシーバ164は第2のクラス値(Class4など)を提供し得、その後時間T7における別のマーク事象が続く。例えば、第1及び第2の初期クラス値は等しく(Class4など)し得る。そのため、第1のPoEレシーバ164は、第1の事象クラシフィケーション202のそれぞれの2つのクラス事象への2つのClass4電流応答を含むクラスシグネチャーを備えた第1の事象クラシフィケーションに応答し得る。図5の例は、第1の事象クラシフィケーション202が、クラシフィケーション振幅レンジで電圧信号VPORTの実質的に一定の振幅に対する線形応答を確実にするなど、2‐Eventクラシフィケーション方式で2つのクラス事象を含むことを例示する。しかし、PSEデバイス152は、単一のクラス事象を提供することにより、又は2つ以上のクラス事象を提供することに基づいて、1‐Eventクラシフィケーションとして第1の事象クラシフィケーションを提供するように構成され得る。
【0043】
時間T8に、PSEデバイス152は、204で例示される第2の事象クラシフィケーションをPORT2を介して提供し、時間T8に電圧VP2はクラス事象において振幅VCLASSまで増大する。第2の事象クラシフィケーション204のクラス事象に応答して、第2のPoE信号レシーバ165は、第2のクラスシグネチャー(Class5など)を提供し得る。時間T9に、電圧VP2は、マーク事象に対応して振幅VMRKまで低減し得、それにより、事象クラシフィケーション204のクラス事象の終わりを(第2のPoE信号レシーバ165に)知らせる。第2のクラスシグネチャーは、第1のクラスシグネチャーとは異なる値で第2のPoE信号レシーバ165によって提供され得、それにより、PD154がPoE制御のための容量を有し得ることをPoEコントローラ160に潜在的に知らせる。
【0044】
時間T10に、PSEデバイス152は、206で例示される第3の事象クラシフィケーションをPORT2を介して提供し、電圧VP2は時間T10にクラス事象において振幅VCLASSまで増大する。第3の事象クラシフィケーション206のクラス事象に応答して、第2のPoE信号レシーバ166は、第2のクラスシグネチャーより小さい第3のクラスシグネチャー(Class0〜4など)を提供し得る。時間T11に、電圧VP2は、マーク事象に対応して振幅VMRKまで低減し得、それにより、第3の事象クラシフィケーション206のクラス事象の終わりを(第2のPoE信号レシーバ165)に知らせる。第3のクラスシグネチャーは、PD154がPoE制御のための容量を有することをPoEコントローラ160に示すために第2のクラスシグネチャーより小さい値で第2のPoE信号レシーバ166によって提供され得る。また、第3のクラスシグネチャー206の特定のクラス値は、表1におけるものなど、PD154の公称電力レベルを(PoEコントローラ160に)示し得る。
【0045】
PD154の公称電力レベルを識別することに応答して、PoEコントローラ160は、公称電力レベルの関数としてPD154の電力レベルを制御するように構成され得、そのため、PD154の電力出力は、PoEコントローラ160により可変に制御され得る。時間T11に、PoEコントローラ160は、電力設定コマンドに対応するコードに関連付けられる電圧VP1及びVP2の一方又は両方を介して多数のクラス事象を提供することを始め得る。電力設定コマンドは、表2におけるものなど、公称電力レベルの所定のパーセンテージに対応するクラス事象のパルスの量に基づいて符号化され得る。例えば、公称電力レベルのパーセンテージを示す付加的なクラス事象が、電圧VP1のみを介して、電圧VP2のみを介して、又は電圧VP1及びVP2の組み合わせに基づいて、提供され得る。コードは、電圧VP1及びVP2を介して提供されるクラス事象の量の和に基づき得、或いは、コードは、電圧VP1及びVP2を介して提供されるクラス事象のバイナリ及び/又は時間ベース符号化に基づき得る。そのため、公称電力レベルのパーセンテージを示す付加的なクラス事象は、種々の方式の任意の方式で提供され得る。
【0046】
コードに応答して、第1及び/又は第2のPoE信号レシーバ164及び165は、PoEコントローラ160によりPD154から出力されることが所望とされる公称電力レベルのパーセンテージを識別し得る。そのため、時間T13に、PSEデバイス152は、アクティベーションフェーズにおいて動作することを開始し、振幅VPORT_PSEで電圧VP1及び/又はVP2を提供するため最大振幅で電圧信号VPORTを提供する。PD154は、電力コマンド設定に基づく公称電力レベルのパーセンテージで動作し得る。従って、PoE制御システム150は、イーサネット接続156を介して複数のポートで簡易及び可変な方式でPD154のPHY層電力制御を提供するように動作し得る。
【0047】
上述の構造的及び機能的特徴を考慮すると、例示の実施例の種々の態様に従った方法が、図6を参照してよりよく分かるであろう。
【0048】
図6は、PoE制御システムにおいて電力制御を提供する例示の方法250を示す。252において、電圧信号(電圧信号VPORTなど)の事象クラシフィケーション(事象クラシフィケーション102、104、及び106など)が、PSEデバイス(PSEデバイス12など)からイーサネット接続(イーサネット接続16など)を介して提供される。254において、公称電力レベルが、電圧信号のクラス電流に基づいて、電力供給されるデバイス(PD14など)のPoE信号レシーバ(PoE信号レシーバ20など)を介するクラスシグネチャー(クラスシグネチャー106など)に基づいて示される。256において、(図3の例の時間T11においてなど)電圧信号のクラス事象の量に関連付けられる電力設定コマンドが、PSEデバイスからPoE信号レシーバへ提供される。電力設定コマンドは、公称電力レベル(表1など)のパーセンテージに対応し得る。258において、PDは、電力設定コマンドに基づく公称電力レベルのパーセンテージで動作するようにアクティブにされる。
【0049】
本発明の特許請求の範囲内で、説明した例示の実施例に変形が成され得、多くの他の実施例が可能である。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【国際調査報告】

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