特表2016-538757(P2016-538757A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2016-538757(P2016-538757A)
(43)【公表日】2016年12月8日
(54)【発明の名称】通信方法、デバイスおよびシステム
(51)【国際特許分類】
   H04W 68/12 20090101AFI20161111BHJP
   H04W 48/18 20090101ALI20161111BHJP
【FI】
   H04W68/12
   H04W48/18 111
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】40
(21)【出願番号】特願2016-521927(P2016-521927)
(86)(22)【出願日】2013年10月25日
(85)【翻訳文提出日】2016年5月20日
(86)【国際出願番号】CN2013085924
(87)【国際公開番号】WO2015058393
(87)【国際公開日】20150430
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ウ、シャオボ
(72)【発明者】
【氏名】ワン、シンヨン
(72)【発明者】
【氏名】ワン、ガンウェイ
(72)【発明者】
【氏名】シ、グオバオ
(72)【発明者】
【氏名】サン、チャオ
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA28
5K067DD13
5K067DD24
5K067DD57
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE16
5K067EE22
5K067GG01
5K067GG11
5K067HH17
(57)【要約】
本願発明は、進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージをモビリティ管理エンティティMMEにより送信する段階であり、ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するようeNodeBに命令するのに用いられる、段階と、ベアラ確立要求メッセージに応答してeNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージをMMEが受信したとき、ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階であり、インジケーションメッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階とを備える、通信方法を開示する。本願発明の実施形態において提供されている解決法によると、VoLTE通信の音声ベアラの確立が失敗したとき、VoLTEが利用不可能であることをユーザ機器は通知され、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージをモビリティ管理エンティティMMEにより送信する段階であり、前記ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するよう前記eNodeBに命令するのに用いられる、段階と、
前記ベアラ確立要求メッセージに応答して前記eNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを前記MMEが受信したとき、前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記インジケーションメッセージは、前記ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階と
を備える、通信方法。
【請求項2】
前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する前記段階の前に、
前記ユーザ機器へ通知メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記通知メッセージは、前記ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる、段階と、
前記ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを前記MMEにより受信する段階と
をさらに備え、
前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する前記段階であり、前記インジケーションメッセージは、前記ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、前記段階は、前記ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第1登録受付メッセージまたは前記第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、前記第1インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階を有する、請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記通知メッセージはデタッチ要求メッセージであり、または、
前記通知メッセージはグローバルに一意の一時的なアイデンティティGUTI再割り当てメッセージであり、前記GUTI再割り当てメッセージは無効なトラッキングエリアアイデンティティリストTAIリストを含む、請求項2に記載の通信方法。
【請求項4】
前記デタッチ要求メッセージは国際モバイル加入者アイデンティティIMSIデタッチインジケーション情報を含む、請求項3に記載の通信方法。
【請求項5】
前記第1登録要求メッセージはアタッチメッセージであり、前記第1登録受付メッセージはアタッチ受付メッセージであり、または、
前記第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせアタッチメッセージであり、前記第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせアタッチ受付メッセージであり、または、
前記第1登録要求メッセージはトラッキングエリア更新メッセージであり、前記第1登録受付メッセージはトラッキングエリア更新受付メッセージであり、または、
前記第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新メッセージであり、前記第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新受付メッセージである、請求項2から4のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項6】
前記ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第1ロケーション更新要求メッセージは前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用不可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項7】
前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する前記段階の後に、
前記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを前記MMEにより受信する段階と、
前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第2登録受付メッセージまたは前記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、前記第2インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項8】
前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する前記段階の後に、
ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第2ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記ボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える、請求項7に記載の通信方法。
【請求項9】
前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する前記段階の後に、
前記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを前記MMEにより受信する段階と、
前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第2登録受付メッセージまたは前記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、前記第2インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える、請求項6に記載の通信方法。
【請求項10】
前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する前記段階の後に、
前記HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第2ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える、請求項9に記載の通信方法。
【請求項11】
前記ベアラ確立要求メッセージが、ユーザ機器のための音声ベアラを確立するよう前記eNodeBに命令するのに用いられることは、
前記ベアラ確立要求メッセージが、サービス品質クラス識別子QCIが1に等しいベアラを前記ユーザ機器のために確立するよう前記eNodeBに命令するのに用いられることを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項12】
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信するよう構成された送信ユニットであり、前記ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するよう前記eNodeBに命令するのに用いられる、送信ユニットと、
前記ベアラ確立要求メッセージに応答して前記eNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを受信するよう構成された受信ユニットと
を備え、
前記送信ユニットはさらに、前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信するよう構成され、前記インジケーションメッセージは、前記ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、モビリティ管理エンティティ。
【請求項13】
前記送信ユニットはさらに、前記モビリティ管理エンティティが前記ユーザ機器へ前記インジケーションメッセージを送信する前に、前記ユーザ機器へ通知メッセージを送信するよう構成され、前記通知メッセージは、前記ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられ、
前記受信ユニットはさらに、前記ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
前記送信ユニットは、前記ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、前記第1登録受付メッセージまたは前記第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、前記第1インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、請求項12に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項14】
前記送信ユニットはさらに、前記ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、前記第1ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用不可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、請求項12または13に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項15】
前記受信ユニットはさらに、前記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
前記送信ユニットはさらに、前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、前記第2登録受付メッセージまたは前記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、前記第2インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、請求項12または13に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項16】
前記送信ユニットはさらに、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、前記第2ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記ボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、請求項15に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項17】
前記受信ユニットはさらに、前記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
前記送信ユニットはさらに、前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、前記第2登録受付メッセージまたは前記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、前記第2インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、請求項14に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項18】
前記送信ユニットはさらに、前記HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、前記第2ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、請求項17に記載のモビリティ管理エンティティ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法、デバイスおよびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)技術の発展により、回線交換フォールバック(Circuit Switched Fallback,CSFB)から単一無線音声通信継続(single radio voice call continuity,SRVCC)までのボイスオーバーLTE(Voice Over LTE,VoLTE)は全体的な産業の一つながりが成熟し、VoLTEは広く用いられている。
【0003】
LTEのデータサービスと比較して、VoLTEのデータサービスにはLTE無線カバレッジに関してより高い要求があり、その理由は主に下記のような側面を含んでいる。 (1)VoLTEにはサービス品質(Quality of Service,QoS)に関してより高い要求があり、リアルタイムに関して高い要求がある。ゆえに、LTEのリソーススケジューリングは、VoLTEのアクセスレートを優先的に確保する必要がある。 (2)VoLTEは、高精細度の音声およびビデオコーデックをサポートし、帯域幅に関して高い要求がある。ゆえに、LTEのリソーススケジューリングは、VoLTEの帯域幅占有を優先的に確保する必要がある。
【0004】
VoLTEのトラフィックが非常に混んでいるとき、LTEはまず、VoLTEの要求が満たされることを確保する必要があるので、セルの輻輳が起こり、それによりVoLTEベースの通信の失敗が引き起こされることを本願発明の発明者は、従来技術を検討し実践するプロセスにおいて見出した。この場合、ユーザ機器は依然として、VoLTE通信を開始することを試み続け、このことはセルの輻輳を悪化させる。
【発明の概要】
【0005】
本願発明の複数の実施形態は、VoLTE通信が失敗したときに、VoIMSが利用不可能であることをユーザ機器が通知され得、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る通信方法を提供する。本願発明の複数の実施形態はさらに、対応するデバイスおよびシステムを提供する。
【0006】
本願発明の複数の実施形態の第1態様は通信方法を提供し、通信方法は、
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージをモビリティ管理エンティティMMEにより送信する段階であり、ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するようeNodeBに命令するのに用いられる、段階と、
ベアラ確立要求メッセージに応答してeNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージをMMEが受信したとき、ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階であり、インジケーションメッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階と
を備える。
【0007】
第1態様を参照すると、第1の可能な実装例において、方法は、ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階の前に、
ユーザ機器へ通知メッセージをMMEにより送信する段階であり、通知メッセージは、ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる、段階と、
ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージをMMEにより受信する段階と
をさらに備え、
ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階であり、インジケーションメッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階は、ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階であり、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階を有する。
【0008】
第1態様の第1の可能な実装例を参照すると、第2の可能な実装例において、
通知メッセージはデタッチ要求メッセージであり、または、
通知メッセージはグローバルに一意の一時的なアイデンティティGUTI再割り当てメッセージであり、GUTI再割り当てメッセージは無効なトラッキングエリアアイデンティティリストTAIリストを含む。
【0009】
第1態様の第2の可能な実装例を参照すると、第3の可能な実装例において、デタッチ要求メッセージは国際モバイル加入者アイデンティティIMSIデタッチインジケーション情報を含む。
【0010】
第1態様の第1から第3の可能な実装例いずれか1つを参照すると、第4の可能な実装例において、
第1登録要求メッセージはアタッチメッセージであり、第1登録受付メッセージはアタッチ受付メッセージであり、または、
第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせアタッチメッセージであり、第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせアタッチ受付メッセージであり、または、
第1登録要求メッセージはトラッキングエリア更新メッセージであり、第1登録受付メッセージはトラッキングエリア更新受付メッセージであり、または、
第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新メッセージであり、第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新受付メッセージである。
【0011】
第1態様、および第1態様の第1から第4の可能な実装例のいずれか1つを参照すると、第5の可能な実装例において、方法は、
ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージをMMEにより送信する段階であり、第1ロケーション更新要求メッセージはユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることをHSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える。
【0012】
第1態様、および第1態様の第1から第4の可能な実装例のいずれか1つを参照すると、第6の可能な実装例において、方法は、
ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階の後に、
ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージをMMEにより受信する段階と、
ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階であり、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える。
【0013】
第1態様の第6の可能な実装例を参照すると、第7の可能な実装例において、方法は、
ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階の後に、
ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージをMMEにより送信する段階であり、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える。
【0014】
第1態様の第5の可能な実装例を参照すると、第8の可能な実装例において、方法は、
ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階の後に、
ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージをMMEにより受信する段階と、
ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階であり、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える。
【0015】
第1態様の第8の可能な実装例を参照すると、第9の可能な実装例において、方法は、
ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階の後に、
HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージをMMEにより送信する段階であり、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える。
【0016】
第1態様、および第1態様の第1から第9の可能な実装例のいずれか1つを参照すると、第10の可能な実装例において、
ベアラ確立要求メッセージが、ユーザ機器のための音声ベアラを確立するようeNodeBに命令するのに用いられることは、
ベアラ確立要求メッセージが、サービス品質クラス識別子QCIが1に等しいベアラをユーザ機器のために確立するようeNodeBに命令するのに用いられることを含む。
【0017】
本願発明の第2態様は、モビリティ管理エンティティを提供し、モビリティ管理エンティティは、
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信するよう構成された送信ユニットであり、ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するようeNodeBに命令するのに用いられる、送信ユニットと、
ベアラ確立要求メッセージに応答してeNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを受信するよう構成された受信ユニットと
を備え、
送信ユニットはさらに、ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信するよう構成され、インジケーションメッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0018】
第2態様を参照すると、第1の可能な実装例において、
送信ユニットはさらに、モビリティ管理エンティティがユーザ機器へインジケーションメッセージを送信する前に、ユーザ機器へ通知メッセージを送信するよう構成され、通知メッセージは、ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられ、
受信ユニットはさらに、ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
送信ユニットは、ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0019】
第2態様、または第2態様の第1の可能な実装例を参照すると、第2の可能な実装例において、
送信ユニットはさらに、ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第1ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0020】
第2態様、または第2態様の第1の可能な実装例を参照すると、第3の可能な実装例において、
受信ユニットはさらに、ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
送信ユニットはさらに、ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる。
【0021】
第2態様の第3の可能な実装例を参照すると、第4の可能な実装例において、
送信ユニットはさらに、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0022】
第2態様の第2の可能な実装例を参照すると、第5の可能な実装例において、
受信ユニットはさらに、ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
送信ユニットはさらに、ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる。
【0023】
第2態様の第5の可能な実装例を参照すると、第6の可能な実装例において、
送信ユニットはさらに、HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0024】
従来技術と比較し、本願発明の複数の実施形態に提供されている複数の解決法によると、VoLTE通信の音声ベアラの確立が失敗したとき、VoLTEが利用不可能であることをユーザ機器は通知され、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る。
【図面の簡単な説明】
【0025】
本願発明の複数の実施形態における複数の技術的解決法をより明確に説明するべく、下記に、複数の実施形態を説明するために必要となる添付の図面を簡単に紹介する。明らかに、下記の説明における添付の複数の図面は、本願発明の単に一部の実施形態を示し、当業者は、創造努力なしでこれら添付の図面から他の図面をさらに導き出し得る。
図1】本願発明の実施形態に係る通信方法の概略図である。
図2】本願発明の実施形態に係る通信方法の概略図である。
図3】本願発明の実施形態に係る通信方法の概略図である。
図4】本願発明の実施形態に係るモビリティ管理エンティティの実施形態の概略図である。
図5】本願発明の実施形態に係る通信システムの実施形態の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本願発明の複数の実施形態は、VoLTE通信が失敗したときに、VoIMSが利用不可能であることをユーザ機器が通知され得、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る通信方法を提供する。本願発明の複数の実施形態はさらに、対応するデバイスおよびシステムを提供する。詳細は別個に、下記に例示されている。
【0027】
下記に、本願発明の複数の実施形態における添付の複数の図面を参照し、本願発明の複数の実施形態における複数の技術的解決法が明確に説明される。明らかに、説明されている複数の実施形態は、本願発明の複数の実施形態の単に一部であり全てではない。創造努力なしで、本願発明の複数の実施形態に基づき当業者により得られる全ての他の実施形態が、本願発明の保護範囲に含まれる。
【0028】
本願発明の複数の実施形態に関わりのあるいくつかの通信分野の用語の頭文字および略語は、下記のものを含む。モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity,MME)、進化型NodeB(Evolved NodeB,eNodeB)、ユーザ機器(User Equipment,UE)、移動通信交換局(Mobile Services Switching Centre,MSC)、第2世代または第3世代モバイル通信技術(2nd Generation/3rd Generation,2G or 3G)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)、IPマルチメディアシステム(IP Multimedia System,IMS)、回線交換(Circuit Switching,CS)、ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server,HSS)、移動局識別子(International Mobile Station Identifier,IMSI)、呼セッション制御機能(Call Session Control Function,CSCF)、プロキシCSCF(Proxy−CSCF,P−CSCF)、問い合わせCSCF(Interrogating−CSCF,I−CSCF)、サービングCSCF(Serving−CSCF,S−CSCF)、サービングゲートウェイ(Serving Gateway,S−GW)、進化型パケットコア(Evolved Packet Core,EPC)、サービス品質(Quality of Service,QoS)、QoSクラス識別子(QoS Class Identifier,QCI)、ボイスオーバーLTE(Voice Over LTE,VoLTE),ボイスオーバーIMS(Voice Over IMS,VoIMS)、サービス集中化および継続性アプリケーションサーバ(Service Centralization and Continuity Application Server,SCCAS)。
【0029】
図1を参照すると、図1は、本願発明の実施形態における通信方法における、UEが呼び出す処理である。S100:UEが、LTEネットワークにおいてVoLTE音声通信を開始する。
【0030】
S105:UEは、P/S−CSCFへ音声通信要求を送信し、P/S−CSCFはSCC ASへの音声通信を開始する。
【0031】
S110:UEにより送信された音声通信要求をP−CSCFが受信した後に、P−CSCFは、ポリシーおよび課金制御(Policy and Charging Control,PCC)システムを用いることにより、SGW/PGW/MMEへベアラ確立要求メッセージを送信する。ベアラ確立要求メッセージは、QCI=1である音声ベアラを確立するよう要求するメッセージであり得る。
【0032】
S115:MMEは進化型eNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信し、eNBが無線インタフェースリソースを有さないとき、MMEにより送信されたベアラ確立要求メッセージに応答して、eNodeBは、MMEへベアラ確立失敗メッセージを送信する。
【0033】
具体的には、eNBが無線インタフェースリソースを有さない場合、eNBはベアラ確立失敗メッセージを送信する。eNBが無線インタフェースリソースを有する場合、eNBはベアラ確立成功メッセージを送信する。
【0034】
MMEにより送信されたベアラ確立要求メッセージは、サービス品質クラス識別子QCIが1に等しいベアラをユーザ機器のために確立するようeNodeBに命令するのに用いられる。
【0035】
ベアラ確立失敗メッセージは、QCI=1である音声ベアラの確立が失敗したことを示すのに用いられる。
【0036】
S120:MMEは、UEへ通知メッセージを送信し、通知メッセージは、UEが登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる。 通知メッセージはデタッチ要求メッセージであり、または、
通知メッセージはグローバルに一意の一時的なアイデンティティGUTI再割り当てメッセージであり、GUTI再割り当てメッセージは無効なトラッキングエリアアイデンティティリスト(Tracking area Identity list,TAI list)を含む。
【0037】
デタッチ要求メッセージは、国際モバイル加入者アイデンティティIMSIデタッチインジケーション情報IMSI Detachを含む。
【0038】
S125:UEは、MMEへ第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを送信する。
【0039】
第1登録要求メッセージはアタッチメッセージであり、または、第1登録要求メッセージはトラッキングエリア更新TAUメッセージである。
【0040】
第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせアタッチメッセージであり、または、第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新TAUメッセージである。
【0041】
S126:MMEはユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを送信し、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0042】
第1登録受付メッセージはアタッチ受付メッセージであり、または、第1登録受付メッセージはトラッキングエリア更新TAU受付メッセージである。
【0043】
第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせアタッチ受付メッセージであり、または、第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新TAU受付メッセージである。S130:MMEは、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを送信する。
【0044】
第1ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることをHSSに通知するのに用いられる。S135:MMEは、P/S−CSCFへQCI=1ベアラ確立失敗メッセージを送信する。S140:SCC ASは、現在のセッションが失敗したことをP/S−CSCFに通知する。S145:P/S−CSCFは、現在のセッションが失敗したことをUEに通知する。
【0045】
S150:UEは、MMEへサービス拡張要求メッセージを送信して、再び音声セッションをトリガする。
【0046】
MMEが、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを用いることにより、UEのボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すので、UEは、MMEへサービス拡張要求メッセージを送信し、サービス拡張要求メッセージは、回線交換フォールバックを要求するのに用いられる。
【0047】
S155:UEは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへ転送され、2Gまたは3GネットワークのCSドメインで音声セッションを実行する。
【0048】
S160:2Gまたは3GネットワークのCSドメインでのセッションが終わった後に、UEはLTEネットワークへ戻る。
【0049】
S165:UEは、MMEへ第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを送信する。
【0050】
特定の実装において、タイマがMMEにおいて設定され得る。タイマは、MMEがUEへ通知メッセージを送信した後に開始され、タイマが所定の時間に達したとき、MMEは、UEへ通知メッセージを再び送信して、UEが段階S165を実行することをトリガする。
【0051】
もちろん、具体的な実装例は限定されず、他の実装例も用いられ得る。
【0052】
S166:MMEは、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信し、第2ロケーション更新要求メッセージは、UEのボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0053】
S170:MMEは、UEへ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信する。
【0054】
第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージに含まれる第2インジケーション情報が、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる。
【0055】
従来技術と比較し、本願発明の本実施形態に提供されている解決法によると、VoLTE通信の音声ベアラの確立が失敗したとき、VoLTEが利用不可能であることをユーザ機器は通知され、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る。
【0056】
図2を参照すると、図2は、本願発明の実施形態における通信方法におけるUEが呼び出される処理である。
【0057】
本願発明の本実施形態における段階S200からS245は上記の呼び出し処理における段階S100からS145と同じであり、本明細書において詳細は、改めて説明されていない。S246:MSCが、MMEへのCSFBページングメッセージを開始する。S247:MMEは、UEへのCSFBページングメッセージを開始する。
【0058】
S250:UEはCSFB通信を開始し、MMEへサービス拡張要求メッセージを送信し、サービス拡張要求メッセージは回線交換フォールバックを要求するのに用いられる。
【0059】
S255:UEは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへ転送され、2Gまたは3GネットワークのCSドメインで音声セッションを実行する。
【0060】
S260:2Gまたは3GネットワークのCSドメインでのセッションが終わった後に、UEはLTEネットワークへ戻る。
【0061】
S265:UEは、MMEへ第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを送信する。
【0062】
特定の実装において、タイマがMMEにおいて設定され得る。タイマは、MMEがUEへ通知メッセージを送信した後に開始され、タイマが所定の時間に達したとき、MMEは、UEへ通知メッセージを再び送信して、UEが段階S265を実行することをトリガする。
【0063】
もちろん、具体的な実装例は限定されず、他の実装例も用いられ得る。
【0064】
S266:MMEは、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信し、第2ロケーション更新要求メッセージは、UEのボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0065】
S270:MMEは、ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信する。
【0066】
従来技術と比較し、本願発明の本実施形態に提供されている解決法によると、VoLTE通信の音声ベアラの確立が失敗したとき、VoLTEが利用不可能であることをユーザ機器は通知され、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る。
【0067】
図3を参照すると、本願発明の実施形態において提供されている通信方法の実施形態は、下記の段階を含む。
【0068】
301.MMEがeNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信し、ベアラ確立要求メッセージはeNodeBに、ユーザ機器のための音声ベアラを確立するよう命令するのに用いられる。
【0069】
302.MMEは、ベアラ確立要求メッセージに応答してeNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを受信する。
【0070】
303.MMEは、ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信し、インジケーションメッセージはユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0071】
本願発明の本実施形態において、方法は、
MMEがユーザ機器へインジケーションメッセージを送信する前に、
ユーザ機器へ通知メッセージをMMEにより送信する段階であり、通知メッセージは、ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる、段階と、
ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージをMMEにより受信する段階と
をさらに備える。
【0072】
段階303において、MMEが、ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信し、インジケーションメッセージはユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階は、
ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階であり、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階を有し得る。
【0073】
MMEにより実行される上記の複数の処理段階、および本実施形態における他の処理段階の詳細な説明に関しては、図1または図2に対応する実施形態における説明が参照され得、本明細書において詳細は、改めて説明されていない。
【0074】
図4を参照すると、本願発明の実施形態において提供されているモビリティ管理エンティティ50の実施形態は、
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信するよう構成された送信ユニット501であり、ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するようeNodeBに命令するのに用いられる、送信ユニット501と、
ベアラ確立要求メッセージに応答してeNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを受信するよう構成された受信ユニット502と
を備える。
【0075】
送信ユニット501はさらに、ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信するよう構成され、インジケーションメッセージはユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0076】
送信ユニット501はさらに、モビリティ管理エンティティがユーザ機器へインジケーションメッセージを送信する前に、ユーザ機器へ通知メッセージを送信するよう構成され、通知メッセージは、ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる。
【0077】
受信ユニット502はさらに、ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成される。
【0078】
送信ユニット501は、ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0079】
送信ユニット501はさらに、ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第1ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0080】
受信ユニット502はさらに、ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成される。
【0081】
送信ユニット501はさらに、ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる。
【0082】
送信ユニット501はさらに、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0083】
受信ユニット502はさらに、ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成される。
【0084】
送信ユニット501はさらに、ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる。
【0085】
送信ユニット501はさらに、HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0086】
本実施形態におけるモビリティ管理エンティティは、図1図2、および図3の方法の複数の実施形態で説明されているMMEの方法の複数の段階を実行し得る。当業者は、これらの方法の実施形態で実行される複数の段階により、MMEの各ユニットの挙動、およびそれにより実行される動作、並びに、それらユニット間の関係を理解し得る。
【0087】
図4の上記の実施形態において、メッセージを送信するよう構成された送信ユニットは、送信機を用いることにより実装され得、メッセージを受信するよう構成された受信ユニットは、受信機を用いることにより実装され得、または、送信ユニットおよび受信ユニットの両方が、トランシーバを用いることにより実装され得ることを当業者は理解し得る。物理的な実装において、送信機またはトランシーバは、1つの物体を用いることにより実装され得、または、複数の物体を用いることにより実装され得る。送信機およびトランシーバは、1つの物体を用いることにより実装され得、または複数の物体を用いることにより実装され得る。本願発明はそのことに関して限定を設定しない。生成ユニットなどの他のユニットが、1または複数のプロセッサを用いることにより実装され得る。本願発明はそのことに関して限定を設定しない。本願発明の本実施形態においてプロセッサにより実行されるプログラムは、メモリに格納され得る。
【0088】
従来技術と比較し、VoLTE通信の音声ベアラの確立が失敗したとき、本願発明の本実施形態において提供されているデバイスは、VoLTEが利用不可能であることをユーザ機器に通知し、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る。
【0089】
図5を参照すると、本願発明の実施形態において提供されている音声処理システムの実施形態は、モビリティ管理エンティティ50と、ユーザ機器60と、進化型NodeB70と、ホーム加入者サーバ80とを含む。
【0090】
モビリティ管理エンティティ50、ユーザ機器60、進化型NodeB70、およびホーム加入者サーバ80によりそれぞれ実行される複数の動作、およびモビリティ管理エンティティ50と、ユーザ機器60と、進化型NodeB70と、ホーム加入者サーバ80との間の相互作用に関しては、図1および図2の説明、図3における方法の実施形態、および装置の複数の実施形態の説明が参照され得る。本明細書において詳細は、改めて説明されていない。
【0091】
本明細書で開示されている複数の実施形態で説明されている複数の例と組み合わせて、複数のユニットおよび複数のアルゴリズム段階が、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組み合わせにより実装され得ることに当業者は気付き得る。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性を明確に説明すべく、上記は概して、各例の複数の構成および複数の段階を複数の機能に従って説明してきた。それらの機能がハードウェアにより実行されるか、またはソフトウェアにより実行されるかは、複数の技術的解決法の特定の複数の応用および複数の設計的制約条件次第である。当業者は、説明されている複数の機能を、それぞれの特定の応用のために実装するべく異なる複数の方法を用い得るが、その実装が本願発明の範囲を超えるものとして見なされるべきではない。
【0092】
簡便かつ簡潔な説明をする目的で、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作処理に関しては、上記の方法の複数の実施形態における対応する処理が参照され得ることが当業者により明確に理解され得、本明細書において詳細は、改めて説明されていない。
【0093】
本願において提供されているいくつかの実施形態において、開示されているシステム、装置、および方法は他の複数のやり方で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明されている装置の実施形態は単に例示的なものである。例えば、ユニットの区分けは、単に論理的な機能の区分けであり、実際の実装においては他の区分けであり得る。例えば、複数のユニットまたは構成要素が、他のシステムと組み合わせられるか、若しくはそれに統合され得、または、一部の機能は無視され、または実行されなくてもよい。加えて、表示された、または議論された複数の相互結合または複数の直接結合または複数の通信接続は、いくつかのインタフェースを用いることにより実装され得る。複数の装置間または複数のユニット間の複数の間接結合または複数の通信接続は電子的、機械的、または他の複数の形態で実装され得る。
【0094】
別個の複数の部分として説明されている複数のユニットは、物理的に別個であってもよく、または別個でなくてもよく、複数のユニットとして表示されている複数の部分は、複数の物理的なユニットであってもよく、または複数の物理的なユニットでなくもよく、1つの位置に配置されてもよく、または、複数のネットワークユニット上で分散させられてもよい。複数のユニットの一部または全ては、本願発明の複数の実施形態の複数の解決法の複数の目的を達成するための、実際の必要性に従って選択され得る。
【0095】
加えて、本願発明の複数の実施形態における複数の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合され得るか、または、複数のユニットのそれぞれは物理的に単独で存在し得、または、2またはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装され得、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装され得る。
【0096】
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売される、または用いられる場合、統合されたユニットはコンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。そのような理解に基づき、本願発明の複数の技術的解決法は基本的に、または従来技術に寄与する部分、または複数の技術的解決法の全てまたは一部は、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。ソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、本願発明の複数の実施形態において説明されている複数の方法の複数の段階の全てまたは一部を実行するよう、(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであり得る)コンピュータデバイスに命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM,Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM,Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含む。
【0097】
上記の説明は単に、本願発明の特定の複数の実施形態であり、本願発明の保護範囲を限定することを意図されていない。本願発明において開示される技術範囲内で当業者により容易に理解される如何なる修正または置き換えも、本願発明の保護範囲に含まれる。ゆえに、本願発明の保護範囲は、請求項の保護範囲の対象となる。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2016年5月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
進化型NodeBeNodeBへベアラ確立要求メッセージをモビリティ管理エンティティMMEにより送信する段階であり、前記ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するよう前記eNodeBに命令するのに用いられる、段階と、
前記ベアラ確立要求メッセージに応答して前記eNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを前記MMEが受信したとき、前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記インジケーションメッセージは、前記ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階と
を備える、通信方法。
【請求項2】
前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する前記段階の前に、
前記ユーザ機器へ通知メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記通知メッセージは、前記ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる、段階と、
前記ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを前記MMEにより受信する段階と
をさらに備え、
前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する前記段階であり、前記インジケーションメッセージは、前記ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、前記段階は、前記ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第1登録受付メッセージまたは前記第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、前記第1インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階を有する、請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第1ロケーション更新要求メッセージは前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用不可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える、請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項4】
前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する前記段階の後に、
前記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを前記MMEにより受信する段階と、
前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第2登録受付メッセージまたは前記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、前記第2インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える、請求項1または2に記載の通信方法。
【請求項5】
前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する前記段階の後に、
ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第2ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記ボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える、請求項に記載の通信方法。
【請求項6】
前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを前記MMEにより送信する前記段階の後に、
前記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを前記MMEにより受信する段階と、
前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第2登録受付メッセージまたは前記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、前記第2インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える、請求項に記載の通信方法。
【請求項7】
前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを前記MMEにより送信する前記段階の後に、
前記HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを前記MMEにより送信する段階であり、前記第2ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える、請求項に記載の通信方法。
【請求項8】
前記ベアラ確立要求メッセージが、ユーザ機器のための音声ベアラを確立するよう前記eNodeBに命令するのに用いられることは、
前記ベアラ確立要求メッセージが、サービス品質クラス識別子QCIが1に等しいベアラを前記ユーザ機器のために確立するよう前記eNodeBに命令するのに用いられることを含む、請求項1からのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項9】
前記通知メッセージはデタッチ要求メッセージである、または、
前記通知メッセージはグローバルに一意の一時的なアイデンティティ(GUTI)再割り当てメッセージであり、前記GUTI再割り当てメッセージは無効なトラッキングエリアアイデンティティ(TAI)リストを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項10】
前記デタッチ要求メッセージは国際モバイル加入者アイデンティティ(IMSI)デタッチインジケーション情報を含む、請求項9に記載の通信方法。
【請求項11】
前記第1登録要求メッセージはアタッチメッセージであり、前記第1登録受付メッセージはアタッチ受付メッセージであり、または、
前記第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせアタッチメッセージであり、前記第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせアタッチ受付メッセージであり、または、
前記第1登録要求メッセージはトラッキングエリア更新メッセージであり、前記第1登録受付メッセージはトラッキングエリア更新受付メッセージであり、または、
前記第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新メッセージであり、前記第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新受付メッセージである、請求項2、9または10のいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項12】
進化型NodeBeNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信するよう構成された送信ユニットであり、前記ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するよう前記eNodeBに命令するのに用いられる、送信ユニットと、
前記ベアラ確立要求メッセージに応答して前記eNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを受信するよう構成された受信ユニットと
を備え、
前記送信ユニットはさらに、前記ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信するよう構成され、前記インジケーションメッセージは、前記ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、モビリティ管理エンティティ。
【請求項13】
前記送信ユニットはさらに、前記モビリティ管理エンティティが前記ユーザ機器へ前記インジケーションメッセージを送信する前に、前記ユーザ機器へ通知メッセージを送信するよう構成され、前記通知メッセージは、前記ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられ、
前記受信ユニットはさらに、前記ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
前記送信ユニットは、前記ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、前記第1登録受付メッセージまたは前記第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、前記第1インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、請求項12に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項14】
前記送信ユニットはさらに、前記ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、前記第1ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用不可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、請求項12または13に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項15】
前記受信ユニットはさらに、前記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
前記送信ユニットはさらに、前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、前記第2登録受付メッセージまたは前記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、前記第2インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、請求項12または13に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項16】
前記送信ユニットはさらに、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、前記第2ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記ボイスオーバーInternet ProtocolIPマルチメディアサブシステムVoIMSが利用可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、請求項15に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項17】
前記受信ユニットはさらに、前記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
前記送信ユニットはさらに、前記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、前記第2登録受付メッセージまたは前記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、前記第2インジケーション情報は、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、請求項14に記載のモビリティ管理エンティティ。
【請求項18】
前記送信ユニットはさらに、前記HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、前記第2ロケーション更新要求メッセージは、前記ユーザ機器の前記VoIMSが利用可能であることを前記HSSに通知するのに用いられる、請求項17に記載のモビリティ管理エンティティ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法、デバイスおよびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)技術の発展により、回線交換フォールバック(Circuit Switched Fallback,CSFB)から単一無線音声通信継続(single radio voice call continuity,SRVCC)までのボイスオーバーLTE(Voice Over LTE,VoLTE)は全体的な産業の一つながりが成熟し、VoLTEは広く用いられている。
【0003】
LTEのデータサービスと比較して、VoLTEのデータサービスにはLTE無線カバレッジに関してより高い要求があり、その理由は主に下記のような側面を含んでいる。 (1)VoLTEにはサービス品質(Quality of Service,QoS)に関してより高い要求があり、リアルタイムに関して高い要求がある。ゆえに、LTEのリソーススケジューリングは、VoLTEのアクセスレートを優先的に確保する必要がある。 (2)VoLTEは、高精細度の音声およびビデオコーデックをサポートし、帯域幅に関して高い要求がある。ゆえに、LTEのリソーススケジューリングは、VoLTEの帯域幅占有を優先的に確保する必要がある。
【0004】
VoLTEのトラフィックが非常に混んでいるとき、LTEはまず、VoLTEの要求が満たされることを確保する必要があるので、セルの輻輳が起こり、それによりVoLTEベースの通信の失敗が引き起こされることを本願発明の発明者は、従来技術を検討し実践するプロセスにおいて見出した。この場合、ユーザ機器は依然として、VoLTE通信を開始することを試み続け、このことはセルの輻輳を悪化させる。
【発明の概要】
【0005】
本願発明の複数の実施形態は、VoLTE通信が失敗したときに、VoIMSが利用不可能であることをユーザ機器が通知され得、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る通信方法を提供する。本願発明の複数の実施形態はさらに、対応するデバイスおよびシステムを提供する。
【0006】
本願発明の複数の実施形態の第1態様は通信方法を提供し、通信方法は、
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージをモビリティ管理エンティティMMEにより送信する段階であり、ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するようeNodeBに命令するのに用いられる、段階と、
ベアラ確立要求メッセージに応答してeNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージをMMEが受信したとき、ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階であり、インジケーションメッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階と
を備える。
【0007】
第1態様を参照すると、第1の可能な実装例において、方法は、ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階の前に、
ユーザ機器へ通知メッセージをMMEにより送信する段階であり、通知メッセージは、ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる、段階と、
ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージをMMEにより受信する段階と
をさらに備え、
ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階であり、インジケーションメッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階は、ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階であり、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階を有する。
【0008】
第1態様の第1の可能な実装例を参照すると、第2の可能な実装例において、
通知メッセージはデタッチ要求メッセージであり、または、
通知メッセージはグローバルに一意の一時的なアイデンティティGUTI再割り当てメッセージであり、GUTI再割り当てメッセージは無効なトラッキングエリアアイデンティティリストTAIリストを含む。
【0009】
第1態様の第2の可能な実装例を参照すると、第3の可能な実装例において、デタッチ要求メッセージは国際モバイル加入者アイデンティティIMSIデタッチインジケーション情報を含む。
【0010】
第1態様の第1から第3の可能な実装例いずれか1つを参照すると、第4の可能な実装例において、
第1登録要求メッセージはアタッチメッセージであり、第1登録受付メッセージはアタッチ受付メッセージであり、または、
第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせアタッチメッセージであり、第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせアタッチ受付メッセージであり、または、
第1登録要求メッセージはトラッキングエリア更新メッセージであり、第1登録受付メッセージはトラッキングエリア更新受付メッセージであり、または、
第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新メッセージであり、第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新受付メッセージである。
【0011】
第1態様、および第1態様の第1から第4の可能な実装例のいずれか1つを参照すると、第5の可能な実装例において、方法は、
ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージをMMEにより送信する段階であり、第1ロケーション更新要求メッセージはユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることをHSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える。
【0012】
第1態様、および第1態様の第1から第4の可能な実装例のいずれか1つを参照すると、第6の可能な実装例において、方法は、
ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階の後に、
ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージをMMEにより受信する段階と、
ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階であり、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える。
【0013】
第1態様の第6の可能な実装例を参照すると、第7の可能な実装例において、方法は、
ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階の後に、
ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージをMMEにより送信する段階であり、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える。
【0014】
第1態様の第5の可能な実装例を参照すると、第8の可能な実装例において、方法は、
ユーザ機器へインジケーションメッセージをMMEにより送信する段階の後に、
ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージをMMEにより受信する段階と、
ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階であり、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える。
【0015】
第1態様の第8の可能な実装例を参照すると、第9の可能な実装例において、方法は、
ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階の後に、
HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージをMMEにより送信する段階であり、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える。
【0016】
第1態様、および第1態様の第1から第9の可能な実装例のいずれか1つを参照すると、第10の可能な実装例において、
ベアラ確立要求メッセージが、ユーザ機器のための音声ベアラを確立するようeNodeBに命令するのに用いられることは、
ベアラ確立要求メッセージが、サービス品質クラス識別子QCIが1に等しいベアラをユーザ機器のために確立するようeNodeBに命令するのに用いられることを含む。
【0017】
本願発明の第2態様は、モビリティ管理エンティティを提供し、モビリティ管理エンティティは、
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信するよう構成された送信ユニットであり、ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するようeNodeBに命令するのに用いられる、送信ユニットと、
ベアラ確立要求メッセージに応答してeNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを受信するよう構成された受信ユニットと
を備え、
送信ユニットはさらに、ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信するよう構成され、インジケーションメッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0018】
第2態様を参照すると、第1の可能な実装例において、
送信ユニットはさらに、モビリティ管理エンティティがユーザ機器へインジケーションメッセージを送信する前に、ユーザ機器へ通知メッセージを送信するよう構成され、通知メッセージは、ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられ、
受信ユニットはさらに、ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
送信ユニットは、ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0019】
第2態様、または第2態様の第1の可能な実装例を参照すると、第2の可能な実装例において、
送信ユニットはさらに、ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第1ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0020】
第2態様、または第2態様の第1の可能な実装例を参照すると、第3の可能な実装例において、
受信ユニットはさらに、ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
送信ユニットはさらに、ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる。
【0021】
第2態様の第3の可能な実装例を参照すると、第4の可能な実装例において、
送信ユニットはさらに、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0022】
第2態様の第2の可能な実装例を参照すると、第5の可能な実装例において、
受信ユニットはさらに、ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
送信ユニットはさらに、ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる。
【0023】
第2態様の第5の可能な実装例を参照すると、第6の可能な実装例において、
送信ユニットはさらに、HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0024】
従来技術と比較し、本願発明の複数の実施形態に提供されている複数の解決法によると、VoLTE通信の音声ベアラの確立が失敗したとき、VoLTEが利用不可能であることをユーザ機器は通知され、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る。
【図面の簡単な説明】
【0025】
本願発明の複数の実施形態における複数の技術的解決法をより明確に説明するべく、下記に、複数の実施形態を説明するために必要となる添付の図面を簡単に紹介する。明らかに、下記の説明における添付の複数の図面は、本願発明の単に一部の実施形態を示し、当業者は、創造努力なしでこれら添付の図面から他の図面をさらに導き出し得る。
図1】本願発明の実施形態に係る通信方法の概略図である。
図2】本願発明の実施形態に係る通信方法の概略図である。
図3】本願発明の実施形態に係る通信方法の概略図である。
図4】本願発明の実施形態に係るモビリティ管理エンティティの実施形態の概略図である。
図5】本願発明の実施形態に係る通信システムの実施形態の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本願発明の複数の実施形態は、VoLTE通信が失敗したときに、VoIMSが利用不可能であることをユーザ機器が通知され得、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る通信方法を提供する。本願発明の複数の実施形態はさらに、対応するデバイスおよびシステムを提供する。詳細は別個に、下記に例示されている。
【0027】
下記に、本願発明の複数の実施形態における添付の複数の図面を参照し、本願発明の複数の実施形態における複数の技術的解決法が明確に説明される。明らかに、説明されている複数の実施形態は、本願発明の複数の実施形態の単に一部であり全てではない。創造努力なしで、本願発明の複数の実施形態に基づき当業者により得られる全ての他の実施形態が、本願発明の保護範囲に含まれる。
【0028】
本願発明の複数の実施形態に関わりのあるいくつかの通信分野の用語の頭文字および略語は、下記のものを含む。モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity,MME)、進化型NodeB(Evolved NodeB,eNodeB)、ユーザ機器(User Equipment,UE)、移動通信交換局(Mobile Services Switching Centre,MSC)、第2世代または第3世代モバイル通信技術(2nd Generation/3rd Generation,2G or 3G)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)、IPマルチメディアシステム(IP Multimedia System,IMS)、回線交換(Circuit Switching,CS)、ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server,HSS)、移動局識別子(International Mobile Station Identifier,IMSI)、呼セッション制御機能(Call Session Control Function,CSCF)、プロキシCSCF(Proxy−CSCF,P−CSCF)、問い合わせCSCF(Interrogating−CSCF,I−CSCF)、サービングCSCF(Serving−CSCF,S−CSCF)、サービングゲートウェイ(Serving Gateway,S−GW)、進化型パケットコア(Evolved Packet Core,EPC)、サービス品質(Quality of Service,QoS)、QoSクラス識別子(QoS Class Identifier,QCI)、ボイスオーバーLTE(Voice Over LTE,VoLTE),ボイスオーバーIMS(Voice Over IMS,VoIMS)、サービス集中化および継続性アプリケーションサーバ(Service Centralization and Continuity Application Server,SCCAS)。
【0029】
図1を参照すると、図1は、本願発明の実施形態における通信方法における、UEが呼び出す処理である。S100:UEが、LTEネットワークにおいてVoLTE音声通信を開始する。
【0030】
S105:UEは、P/S−CSCFへ音声通信要求を送信し、P/S−CSCFはSCC ASへの音声通信を開始する。
【0031】
S110:UEにより送信された音声通信要求をP−CSCFが受信した後に、P−CSCFは、ポリシーおよび課金制御(Policy and Charging Control,PCC)システムを用いることにより、SGW/PGW/MMEへベアラ確立要求メッセージを送信する。ベアラ確立要求メッセージは、QCI=1である音声ベアラを確立するよう要求するメッセージであり得る。
【0032】
S115:MMEは進化型eNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信し、eNBが無線インタフェースリソースを有さないとき、MMEにより送信されたベアラ確立要求メッセージに応答して、eNodeBは、MMEへベアラ確立失敗メッセージを送信する。
【0033】
具体的には、eNBが無線インタフェースリソースを有さない場合、eNBはベアラ確立失敗メッセージを送信する。eNBが無線インタフェースリソースを有する場合、eNBはベアラ確立成功メッセージを送信する。
【0034】
MMEにより送信されたベアラ確立要求メッセージは、サービス品質クラス識別子QCIが1に等しいベアラをユーザ機器のために確立するようeNodeBに命令するのに用いられる。
【0035】
ベアラ確立失敗メッセージは、QCI=1である音声ベアラの確立が失敗したことを示すのに用いられる。
【0036】
S120:MMEは、UEへ通知メッセージを送信し、通知メッセージは、UEが登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる。 通知メッセージはデタッチ要求メッセージであり、または、
通知メッセージはグローバルに一意の一時的なアイデンティティGUTI再割り当てメッセージであり、GUTI再割り当てメッセージは無効なトラッキングエリアアイデンティティリスト(Tracking area Identity list,TAI list)を含む。
【0037】
デタッチ要求メッセージは、国際モバイル加入者アイデンティティIMSIデタッチインジケーション情報IMSI Detachを含む。
【0038】
S125:UEは、MMEへ第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを送信する。
【0039】
第1登録要求メッセージはアタッチメッセージであり、または、第1登録要求メッセージはトラッキングエリア更新TAUメッセージである。
【0040】
第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせアタッチメッセージであり、または、第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新TAUメッセージである。
【0041】
S126:MMEはユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを送信し、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0042】
第1登録受付メッセージはアタッチ受付メッセージであり、または、第1登録受付メッセージはトラッキングエリア更新TAU受付メッセージである。
【0043】
第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせアタッチ受付メッセージであり、または、第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新TAU受付メッセージである。S130:MMEは、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを送信する。
【0044】
第1ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることをHSSに通知するのに用いられる。S135:MMEは、P/S−CSCFへQCI=1ベアラ確立失敗メッセージを送信する。S140:SCC ASは、現在のセッションが失敗したことをP/S−CSCFに通知する。S145:P/S−CSCFは、現在のセッションが失敗したことをUEに通知する。
【0045】
S150:UEは、MMEへサービス拡張要求メッセージを送信して、再び音声セッションをトリガする。
【0046】
MMEが、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを用いることにより、UEのボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すので、UEは、MMEへサービス拡張要求メッセージを送信し、サービス拡張要求メッセージは、回線交換フォールバックを要求するのに用いられる。
【0047】
S155:UEは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへ転送され、2Gまたは3GネットワークのCSドメインで音声セッションを実行する。
【0048】
S160:2Gまたは3GネットワークのCSドメインでのセッションが終わった後に、UEはLTEネットワークへ戻る。
【0049】
S165:UEは、MMEへ第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを送信する。
【0050】
特定の実装において、タイマがMMEにおいて設定され得る。タイマは、MMEがUEへ通知メッセージを送信した後に開始され、タイマが所定の時間に達したとき、MMEは、UEへ通知メッセージを再び送信して、UEが段階S165を実行することをトリガする。
【0051】
もちろん、具体的な実装例は限定されず、他の実装例も用いられ得る。
【0052】
S166:MMEは、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信し、第2ロケーション更新要求メッセージは、UEのボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0053】
S170:MMEは、UEへ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信する。
【0054】
第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージに含まれる第2インジケーション情報が、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる。
【0055】
従来技術と比較し、本願発明の本実施形態に提供されている解決法によると、VoLTE通信の音声ベアラの確立が失敗したとき、VoLTEが利用不可能であることをユーザ機器は通知され、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る。
【0056】
図2を参照すると、図2は、本願発明の実施形態における通信方法におけるUEが呼び出される処理である。
【0057】
本願発明の本実施形態における段階S200からS245は上記の呼び出し処理における段階S100からS145と同じであり、本明細書において詳細は、改めて説明されていない。S246:MSCが、MMEへのCSFBページングメッセージを開始する。S247:MMEは、UEへのCSFBページングメッセージを開始する。
【0058】
S250:UEはCSFB通信を開始し、MMEへサービス拡張要求メッセージを送信し、サービス拡張要求メッセージは回線交換フォールバックを要求するのに用いられる。
【0059】
S255:UEは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへ転送され、2Gまたは3GネットワークのCSドメインで音声セッションを実行する。
【0060】
S260:2Gまたは3GネットワークのCSドメインでのセッションが終わった後に、UEはLTEネットワークへ戻る。
【0061】
S265:UEは、MMEへ第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを送信する。
【0062】
特定の実装において、タイマがMMEにおいて設定され得る。タイマは、MMEがUEへ通知メッセージを送信した後に開始され、タイマが所定の時間に達したとき、MMEは、UEへ通知メッセージを再び送信して、UEが段階S265を実行することをトリガする。
【0063】
もちろん、具体的な実装例は限定されず、他の実装例も用いられ得る。
【0064】
S266:MMEは、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信し、第2ロケーション更新要求メッセージは、UEのボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0065】
S270:MMEは、ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信する。
【0066】
従来技術と比較し、本願発明の本実施形態に提供されている解決法によると、VoLTE通信の音声ベアラの確立が失敗したとき、VoLTEが利用不可能であることをユーザ機器は通知され、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る。
【0067】
図3を参照すると、本願発明の実施形態において提供されている通信方法の実施形態は、下記の段階を含む。
【0068】
301.MMEがeNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信し、ベアラ確立要求メッセージはeNodeBに、ユーザ機器のための音声ベアラを確立するよう命令するのに用いられる。
【0069】
302.MMEは、ベアラ確立要求メッセージに応答してeNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを受信する。
【0070】
303.MMEは、ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信し、インジケーションメッセージはユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0071】
本願発明の本実施形態において、方法は、
MMEがユーザ機器へインジケーションメッセージを送信する前に、
ユーザ機器へ通知メッセージをMMEにより送信する段階であり、通知メッセージは、ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる、段階と、
ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージをMMEにより受信する段階と
をさらに備える。
【0072】
段階303において、MMEが、ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信し、インジケーションメッセージはユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階は、
ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージをMMEにより送信する段階であり、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階を有し得る。
【0073】
MMEにより実行される上記の複数の処理段階、および本実施形態における他の処理段階の詳細な説明に関しては、図1または図2に対応する実施形態における説明が参照され得、本明細書において詳細は、改めて説明されていない。
【0074】
図4を参照すると、本願発明の実施形態において提供されているモビリティ管理エンティティ50の実施形態は、
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信するよう構成された送信ユニット501であり、ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するようeNodeBに命令するのに用いられる、送信ユニット501と、
ベアラ確立要求メッセージに応答してeNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを受信するよう構成された受信ユニット502と
を備える。
【0075】
送信ユニット501はさらに、ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信するよう構成され、インジケーションメッセージはユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0076】
送信ユニット501はさらに、モビリティ管理エンティティがユーザ機器へインジケーションメッセージを送信する前に、ユーザ機器へ通知メッセージを送信するよう構成され、通知メッセージは、ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる。
【0077】
受信ユニット502はさらに、ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成される。
【0078】
送信ユニット501は、ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、第1インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる。
【0079】
送信ユニット501はさらに、ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第1ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0080】
受信ユニット502はさらに、ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成される。
【0081】
送信ユニット501はさらに、ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、第2インジケーション情報は、ユーザ機器のVoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる。
【0082】
送信ユニット501はさらに、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、第2ロケーション更新要求メッセージは、ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることをHSSに通知するのに用いられる。
【0083】
本実施形態におけるモビリティ管理エンティティは、図1図2、および図3の方法の複数の実施形態で説明されているMMEの方法の複数の段階を実行し得る。当業者は、これらの方法の実施形態で実行される複数の段階により、MMEの各ユニットの挙動、およびそれにより実行される動作、並びに、それらユニット間の関係を理解し得る。
【0084】
図4の上記の実施形態において、メッセージを送信するよう構成された送信ユニットは、送信機を用いることにより実装され得、メッセージを受信するよう構成された受信ユニットは、受信機を用いることにより実装され得、または、送信ユニットおよび受信ユニットの両方が、トランシーバを用いることにより実装され得ることを当業者は理解し得る。物理的な実装において、送信機またはトランシーバは、1つの物体を用いることにより実装され得、または、複数の物体を用いることにより実装され得る。本願発明はそのことに関して限定を設定しない。生成ユニットなどの他のユニットが、1または複数のプロセッサを用いることにより実装され得る。本願発明はそのことに関して限定を設定しない。本願発明の本実施形態においてプロセッサにより実行されるプログラムは、メモリに格納され得る。
【0085】
従来技術と比較し、VoLTE通信の音声ベアラの確立が失敗したとき、本願発明の本実施形態において提供されているデバイスは、VoLTEが利用不可能であることをユーザ機器に通知し、ユーザ機器がVoLTE通信を開始することを試み続けること、およびセルの輻輳を悪化させることが防がれ得る。
【0086】
図5を参照すると、本願発明の実施形態において提供されている音声処理システムの実施形態は、モビリティ管理エンティティ50と、ユーザ機器60と、進化型NodeB70と、ホーム加入者サーバ80とを含む。
【0087】
モビリティ管理エンティティ50、ユーザ機器60、進化型NodeB70、およびホーム加入者サーバ80によりそれぞれ実行される複数の動作、およびモビリティ管理エンティティ50と、ユーザ機器60と、進化型NodeB70と、ホーム加入者サーバ80との間の相互作用に関しては、図1および図2の説明、図3における方法の実施形態、および装置の複数の実施形態の説明が参照され得る。本明細書において詳細は、改めて説明されていない。
【0088】
本明細書で開示されている複数の実施形態で説明されている複数の例と組み合わせて、複数のユニットおよび複数のアルゴリズム段階が、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組み合わせにより実装され得ることに当業者は気付き得る。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性を明確に説明すべく、上記は概して、各例の複数の構成および複数の段階を複数の機能に従って説明してきた。それらの機能がハードウェアにより実行されるか、またはソフトウェアにより実行されるかは、複数の技術的解決法の特定の複数の応用および複数の設計的制約条件次第である。当業者は、説明されている複数の機能を、それぞれの特定の応用のために実装するべく異なる複数の方法を用い得るが、その実装が本願発明の範囲を超えるものとして見なされるべきではない。
【0089】
簡便かつ簡潔な説明をする目的で、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作処理に関しては、上記の方法の複数の実施形態における対応する処理が参照され得ることが当業者により明確に理解され得、本明細書において詳細は、改めて説明されていない。
【0090】
本願において提供されているいくつかの実施形態において、開示されているシステム、装置、および方法は他の複数のやり方で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明されている装置の実施形態は単に例示的なものである。例えば、ユニットの区分けは、単に論理的な機能の区分けであり、実際の実装においては他の区分けであり得る。例えば、複数のユニットまたは構成要素が、他のシステムと組み合わせられるか、若しくはそれに統合され得、または、一部の機能は無視され、または実行されなくてもよい。加えて、表示された、または議論された複数の相互結合または複数の直接結合または複数の通信接続は、いくつかのインタフェースを用いることにより実装され得る。複数の装置間または複数のユニット間の複数の間接結合または複数の通信接続は電子的、機械的、または他の複数の形態で実装され得る。
【0091】
別個の複数の部分として説明されている複数のユニットは、物理的に別個であってもよく、または別個でなくてもよく、複数のユニットとして表示されている複数の部分は、複数の物理的なユニットであってもよく、または複数の物理的なユニットでなくもよく、1つの位置に配置されてもよく、または、複数のネットワークユニット上で分散させられてもよい。複数のユニットの一部または全ては、本願発明の複数の実施形態の複数の解決法の複数の目的を達成するための、実際の必要性に従って選択され得る。
【0092】
加えて、本願発明の複数の実施形態における複数の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合され得るか、または、複数のユニットのそれぞれは物理的に単独で存在し得、または、2またはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装され得、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装され得る。
【0093】
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売される、または用いられる場合、統合されたユニットはコンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。そのような理解に基づき、本願発明の複数の技術的解決法は基本的に、または従来技術に寄与する部分、または複数の技術的解決法の全てまたは一部は、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。ソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、本願発明の複数の実施形態において説明されている複数の方法の複数の段階の全てまたは一部を実行するよう、(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであり得る)コンピュータデバイスに命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM,Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM,Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含む。
【0094】
上記の説明は単に、本願発明の特定の複数の実施形態であり、本願発明の保護範囲を限定することを意図されていない。本願発明において開示される技術範囲内で当業者により容易に理解される如何なる修正または置き換えも、本願発明の保護範囲に含まれる。ゆえに、本願発明の保護範囲は、請求項の保護範囲の対象となる。
(項目1)
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージをモビリティ管理エンティティMMEにより送信する段階であり、上記ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するよう上記eNodeBに命令するのに用いられる、段階と、
上記ベアラ確立要求メッセージに応答して上記eNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを上記MMEが受信したとき、上記ユーザ機器へインジケーションメッセージを上記MMEにより送信する段階であり、上記インジケーションメッセージは、上記ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階と
を備える、通信方法。
(項目2)
上記ユーザ機器へインジケーションメッセージを上記MMEにより送信する上記段階の前に、
上記ユーザ機器へ通知メッセージを上記MMEにより送信する段階であり、上記通知メッセージは、上記ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられる、段階と、
上記ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを上記MMEにより受信する段階と
をさらに備え、
上記ユーザ機器へインジケーションメッセージを上記MMEにより送信する上記段階であり、上記インジケーションメッセージは、上記ユーザ機器のVoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、上記段階は、上記ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを上記MMEにより送信する段階であり、上記第1登録受付メッセージまたは上記第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、上記第1インジケーション情報は、上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、段階を有する、項目1に記載の通信方法。
(項目3)
上記通知メッセージはデタッチ要求メッセージであり、または、
上記通知メッセージはグローバルに一意の一時的なアイデンティティGUTI再割り当てメッセージであり、上記GUTI再割り当てメッセージは無効なトラッキングエリアアイデンティティリストTAIリストを含む、項目2に記載の通信方法。
(項目4)
上記デタッチ要求メッセージは国際モバイル加入者アイデンティティIMSIデタッチインジケーション情報を含む、項目3に記載の通信方法。
(項目5)
上記第1登録要求メッセージはアタッチメッセージであり、上記第1登録受付メッセージはアタッチ受付メッセージであり、または、
上記第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせアタッチメッセージであり、上記第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせアタッチ受付メッセージであり、または、
上記第1登録要求メッセージはトラッキングエリア更新メッセージであり、上記第1登録受付メッセージはトラッキングエリア更新受付メッセージであり、または、
上記第1組み合わせ登録要求メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新メッセージであり、上記第1組み合わせ登録受付メッセージは組み合わせトラッキングエリア更新受付メッセージである、項目2から4のいずれか一項に記載の通信方法。
(項目6)
上記ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを上記MMEにより送信する段階であり、上記第1ロケーション更新要求メッセージは上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用不可能であることを上記HSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える、項目1から5のいずれか一項に記載の通信方法。
(項目7)
上記ユーザ機器へインジケーションメッセージを上記MMEにより送信する上記段階の後に、
上記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを上記MMEにより受信する段階と、
上記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを上記MMEにより送信する段階であり、上記第2登録受付メッセージまたは上記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、上記第2インジケーション情報は、上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える、項目1から5のいずれか一項に記載の通信方法。
(項目8)
上記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを上記MMEにより送信する上記段階の後に、
ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを上記MMEにより送信する段階であり、上記第2ロケーション更新要求メッセージは、上記ユーザ機器の上記ボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることを上記HSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える、項目7に記載の通信方法。
(項目9)
上記ユーザ機器へインジケーションメッセージを上記MMEにより送信する上記段階の後に、
上記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを上記MMEにより受信する段階と、
上記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを上記MMEにより送信する段階であり、上記第2登録受付メッセージまたは上記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、上記第2インジケーション情報は、上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、段階と
をさらに備える、項目6に記載の通信方法。
(項目10)
上記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを上記MMEにより送信する上記段階の後に、
上記HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを上記MMEにより送信する段階であり、上記第2ロケーション更新要求メッセージは、上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用可能であることを上記HSSに通知するのに用いられる、段階をさらに備える、項目9に記載の通信方法。
(項目11)
上記ベアラ確立要求メッセージが、ユーザ機器のための音声ベアラを確立するよう上記eNodeBに命令するのに用いられることは、
上記ベアラ確立要求メッセージが、サービス品質クラス識別子QCIが1に等しいベアラを上記ユーザ機器のために確立するよう上記eNodeBに命令するのに用いられることを含む、項目1から10のいずれか一項に記載の通信方法。
(項目12)
進化型NodeB eNodeBへベアラ確立要求メッセージを送信するよう構成された送信ユニットであり、上記ベアラ確立要求メッセージは、ユーザ機器のために音声ベアラを確立するよう上記eNodeBに命令するのに用いられる、送信ユニットと、
上記ベアラ確立要求メッセージに応答して上記eNodeBにより送信されたベアラ確立失敗メッセージを受信するよう構成された受信ユニットと
を備え、
上記送信ユニットはさらに、上記ユーザ機器へインジケーションメッセージを送信するよう構成され、上記インジケーションメッセージは、上記ユーザ機器のボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、モビリティ管理エンティティ。
(項目13)
上記送信ユニットはさらに、上記モビリティ管理エンティティが上記ユーザ機器へ上記インジケーションメッセージを送信する前に、上記ユーザ機器へ通知メッセージを送信するよう構成され、上記通知メッセージは、上記ユーザ機器が登録または組み合わせ登録を開始することをトリガするのに用いられ、
上記受信ユニットはさらに、上記ユーザ機器により送信された第1登録要求メッセージまたは第1組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
上記送信ユニットは、上記ユーザ機器へ第1登録受付メッセージまたは第1組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、上記第1登録受付メッセージまたは上記第1組み合わせ登録受付メッセージは第1インジケーション情報を含み、上記第1インジケーション情報は、上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用不可能であることを示すのに用いられる、項目12に記載のモビリティ管理エンティティ。
(項目14)
上記送信ユニットはさらに、上記ベアラ確立失敗メッセージに従って、ホーム加入者サーバHSSへ第1ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、上記第1ロケーション更新要求メッセージは、上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用不可能であることを上記HSSに通知するのに用いられる、項目12または13に記載のモビリティ管理エンティティ。
(項目15)
上記受信ユニットはさらに、上記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
上記送信ユニットはさらに、上記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、上記第2登録受付メッセージまたは上記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、上記第2インジケーション情報は、上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、項目12または13に記載のモビリティ管理エンティティ。
(項目16)
上記送信ユニットはさらに、ホーム加入者サーバHSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、上記第2ロケーション更新要求メッセージは、上記ユーザ機器の上記ボイスオーバーInternet Protocol IPマルチメディアサブシステムIMS VoIMSが利用可能であることを上記HSSに通知するのに用いられる、項目15に記載のモビリティ管理エンティティ。
(項目17)
上記受信ユニットはさらに、上記ユーザ機器により送信された第2登録要求メッセージまたは第2組み合わせ登録要求メッセージを受信するよう構成され、
上記送信ユニットはさらに、上記ユーザ機器へ第2登録受付メッセージまたは第2組み合わせ登録受付メッセージを送信するよう構成され、上記第2登録受付メッセージまたは上記第2組み合わせ登録受付メッセージは第2インジケーション情報を含み、上記第2インジケーション情報は、上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用可能であることを示すのに用いられる、項目14に記載のモビリティ管理エンティティ。
(項目18)
上記送信ユニットはさらに、上記HSSへ第2ロケーション更新要求メッセージを送信するよう構成され、上記第2ロケーション更新要求メッセージは、上記ユーザ機器の上記VoIMSが利用可能であることを上記HSSに通知するのに用いられる、項目17に記載のモビリティ管理エンティティ。
【国際調査報告】