特表2016-538794(P2016-538794A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特表2016-538794可視光源、モバイル端末、及びコントローラに基づく位置決定方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2016-538794(P2016-538794A)
(43)【公表日】2016年12月8日
(54)【発明の名称】可視光源、モバイル端末、及びコントローラに基づく位置決定方法
(51)【国際特許分類】
   H04B 10/116 20130101AFI20161111BHJP
   G01S 1/70 20060101ALI20161111BHJP
   H04M 11/00 20060101ALI20161111BHJP
   G01S 5/16 20060101ALI20161111BHJP
【FI】
   H04B9/00 116
   G01S1/70
   H04M11/00 302
   G01S5/16
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】36
(21)【出願番号】特願2016-543297(P2016-543297)
(86)(22)【出願日】2014年9月12日
(85)【翻訳文提出日】2016年4月11日
(86)【国際出願番号】CN2014086345
(87)【国際公開番号】WO2015039581
(87)【国際公開日】20150326
(31)【優先権主張番号】201310430976.8
(32)【優先日】2013年9月18日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ドン、シャオウェン
(72)【発明者】
【氏名】ザオ、ジュンフェン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン、ウェイ
【テーマコード(参考)】
5K102
5K201
【Fターム(参考)】
5K102AA15
5K102AA21
5K102AD12
5K102AL23
5K102AL28
5K102PB02
5K102PB18
5K102PH38
5K102RD01
5K201BA05
5K201CA04
5K201CC04
5K201DB07
5K201EC06
5K201ED04
5K201EF04
5K201EF09
(57)【要約】
本発明は、通信処理技術分野に関し、特に、可視光源、モバイル端末、及びコントローラに基づく位置決定方法に関する。具体的に、当該方法は、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を可視光源コントローラが取得する段階と、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを可視光源コントローラが決定する段階と、決定された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を可視光源コントローラが制御する段階と、を含む。このようにして、位置決定プロセスの複雑さは低減され、位置決定方法が比較的単一であるという問題は解消される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
可視光源に基づく位置決定方法であって、前記方法は可視光源位置決定システムにおいて適用され、前記システムは可視光源配列及び可視光源コントローラを備え、前記可視光源配列は少なくとも1つの可視光源を含み、前記方法は、
前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を前記可視光源コントローラが取得する段階と、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、前記取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを前記可視光源コントローラが決定する段階と、
前記決定された可視光源配列パターンに従って、前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を前記可視光源コントローラが制御する段階と、を備える
方法。
【請求項2】
前記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を有する
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、前記取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンを前記可視光源コントローラが決定する前記段階の前に、さらに、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の前記予め設定された対応関係を、ネットワークを介して前記可視光源コントローラが取得する段階を備え、
前記対応関係は地図サーバに格納される、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を前記可視光源コントローラが制御する段階は、具体的に、
前記可視光源配列における少なくとも1つの隣接する可視光源の発光状態を互いに異なるように、前記可視光源コントローラが制御する段階か、又は
前記可視光源配列における少なくとも1つの隣接する可視光源の発光状態を同じになるように、前記可視光源コントローラが制御する段階を備える
請求項1から3の何れか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記可視光源配列に少なくとも1つの可視光源が追加されると決定するとき、前記地図サーバが、可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の前記対応関係を更新するよう、前記可視光源の前記可視光源配列パターンを、前記可視光源コントローラが更新する段階と、更新された可視光源配列パターンと、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係を、前記ネットワークを介して前記地図サーバに送信する段階と、をさらに備える
請求項1から4の何れか一項に記載の方法。
【請求項6】
可視光源に基づく位置決定方法であって、前記方法は可視光源位置決定システムにおいて適用され、前記システムは可視光源配列及び可視光源コントローラを備え、前記可視光源配列は複数の可視光源を含み、前記方法は、
前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを、前記可視光源コントローラが受信する段階と、
前記受信された可視光源配列パターンに従って、前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を前記可視光源コントローラが制御する段階と、を備える
方法。
【請求項7】
可視光源に基づく位置決定方法であって、
モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を、前記モバイル端末が取り込む段階と、
各可視光源によって示される前記取り込まれた発光状態に従って、前記可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する前記発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを、前記モバイル端末が決定する段階と、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、前記モバイル端末が獲得する段階と、
前記可視光源配列パターンに対応する前記地理的位置属性情報を前記モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として前記モバイル端末が使用する段階と、を備える
方法。
【請求項8】
前記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を有する
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、前記モバイル端末が獲得する前記段階は、具体的に、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の局所的に格納された対応関係に従って、前記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を前記モバイル端末が獲得する段階と、
前記可視光源配列が配置される位置の前記決定された地理的位置属性情報を前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として前記モバイル端末が使用する段階と、を備える
請求項7または8に記載の方法。
【請求項10】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、前記モバイル端末が獲得する前記段階は、具体的に、
前記決定された可視光源配列パターンを前記モバイル端末が地図サーバに送信する段階と、前記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報であって、前記格納された対応関係に従って前記地図サーバによって決定され、フィードバックされる地理的位置属性情報を受信する段階と、
前記可視光源配列が配置される前記位置の前記受信された地理的位置属性情報を前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として前記モバイル端末が使用する段階と、を備える
請求項7または8に記載の方法。
【請求項11】
前記可視光源配列が配置される前記位置の前記地理的位置属性情報を前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として前記モバイル端末が使用する前記段階は、具体的に、
前記可視光源配列が配置される前記位置の物理的位置情報を前記モバイル端末の現在の物理的位置情報として前記モバイル端末が使用する段階と、
前記可視光源配列が配置される前記位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、前記モバイル端末が、前記可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される前記発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、前記モバイル端末の現在の地理的移動方向情報を前記モバイル端末が決定する段階と、を備える
請求項9または10に記載の方法。
【請求項12】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を取得するよう構成される第1の取得ユニットと、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、前記取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定するよう構成される決定ユニットと、
前記決定された可視光源配列パターンに従って、前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を制御するよう構成される制御ユニットと、を備える
可視光源コントローラ。
【請求項13】
前記第1の取得ユニットによって取得される前記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を備える
請求項12に記載の可視光源コントローラ。
【請求項14】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の前記予め設定された対応関係を、ネットワークを介して取得するよう構成される第2の取得ユニットをさらに備え、前記対応関係は、地図サーバに格納される、
請求項12または13に記載の可視光源コントローラ。
【請求項15】
前記制御ユニットは、具体的に、
前記可視光源配列における少なくとも1つの隣接する可視光源の発光状態を互いに異なるように制御するか、又は、
前記可視光源配列における少なくとも1つの隣接する可視光源の発光状態を同じになるように制御するよう構成される
請求項12から14の何れか一項に記載の可視光源コントローラ。
【請求項16】
送信ユニットをさらに備え、前記送信ユニットは、
前記可視光源配列に少なくとも1つの可視光源が追加されると決定するとき、前記地図サーバが可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の前記対応関係を更新するように、前記可視光源の前記可視光源配列パターンを更新し、更新された可視光源配列パターンと、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係を、前記ネットワークを介して前記地図サーバに送信するよう構成される
請求項12から15の何れか一項に記載の可視光源コントローラ。
【請求項17】
前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを受信するよう構成される受信ユニットと、
前記受信された可視光源配列パターンに従って、前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を制御するよう構成される制御ユニットと、を備える
可視光源コントローラ。
【請求項18】
モバイル端末であって、
前記モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込むよう構成される取込ユニットと、
各可視光源によって示される前記取り込まれた発光状態に従って、前記可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する前記発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定するよう構成される第3の決定ユニットと、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を獲得するよう構成される獲得ユニットと、
前記可視光源配列パターンに対応する前記地理的位置属性情報を前記モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される第4の決定ユニットと、を備える
モバイル端末。
【請求項19】
前記獲得ユニットによって獲得される前記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を備える
請求項18に記載のモバイル端末。
【請求項20】
前記第4の決定ユニットは、具体的に、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の局所的に格納された対応関係に従って、前記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を獲得し、
前記可視光源配列が配置される前記位置の前記決定された地理的位置属性情報を、前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される、
請求項18または19に記載のモバイル端末。
【請求項21】
前記第4の決定ユニットは、具体的に、
前記第3の決定ユニットによって決定される前記可視光源配列パターンを地図サーバに送信し、前記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報であって、前記格納された対応関係に従って前記地図サーバによって決定され、フィードバックされる前記地理的位置属性情報を受信し、
前記可視光源配列が配置される前記位置の前記受信された地理的位置属性情報を、前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される、
請求項18または19に記載のモバイル端末。
【請求項22】
前記第4の決定ユニットは、具体的に、
前記可視光源配列が配置される前記位置の物理的位置情報を、前記モバイル端末の現在の物理的位置情報として使用し、
前記可視光源配列が配置される前記位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、前記モバイル端末が、前記可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される前記発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、前記モバイル端末の現在の地理的移動方向情報を決定するよう構成される、
請求項20または21に記載のモバイル端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、「POSITIONING METHOD BASED ON VISIBLE LIGHT SOURCE, MOBILE TERMINAL, AND CONTROLLER」と題する、2013年9月18日に中国特許庁へ出願された中国特許出願第201310430976.8号への優先権を主張し、当該出願の全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、通信処理技術分野に関し、特に、可視光源、モバイル端末、及びコントローラに基づく位置決定方法に関する。
【背景技術】
【0003】
可視光通信技術は、近年誕生した最新の無線通信技術である。光源が照明機能を実装するのみならず、通信機能も実装し得るように、通信機能は光源の照明に統合される。複数の従来の無線周波数通信技術及び他のあらゆる無線光通信技術と比較して、可視光通信技術は、送信電力が高い、無線周波数スペクトルを占有しない、電磁干渉が無い、及び、電磁放射が無いためエネルギーが保存される、などの複数の利点を有する。故に、可視光通信技術はますます重要になってきている。
【0004】
現在、可視光通信技術の応用研究は、主に、屋内での可視光通信システム及び屋外での可視光知的輸送システムに集中している。可視光通信システムは、屋内での位置決定のための光源位置信号を提供するのみならず、比較的高い位置決定精度を有しもする。故に、屋内において使用される場合、可視光通信システムは概して位置決定の目的で使用されて、ユーザの現在位置を決定する。例えば、ユーザAがショッピングモールにいるが、ショッピングモールの名称についての情報、ユーザAがいるフロアの階数についての情報、又はショッピングモールの具体的な住所についての情報を知らない場合、ユーザAは可視光通信システムを使用することによって、当該名称についての情報、当該フロアの階数についての情報、当該具体的な住所についての情報、及びユーザAがいるショッピングモールについてのその他同様のことを判断し得る。
【0005】
従来技術において、可視光通信システムは、可視光源、近距離無線通信機能を有する光受信機、モバイル端末、及び地図サーバの4つの部分を含む。図1に示される様に、位置決定を実施するプロセスの複数の段階は以下のようなものである。
【0006】
段階10:可視光源は、少なくとも可視光源の地理的位置符号化情報を含む信号を可視光に付加し、当該可視光を光受信機に送信する。
【0007】
段階11:光受信機は、可視光源の地理的位置符号化情報を含む受信信号をモバイル端末に送信する。
【0008】
段階12:モバイル端末は、受信信号に従って現在の地理的位置についての情報を解析する。
【0009】
しかしながら、従来技術は以下の欠点を有する。
【0010】
光受信機が、可視光源の地理的位置符号化情報を含む受信信号をモバイル端末に送信するように、光受信機をモバイル端末と可視光源との間の信号受信装置として使用する必要がある。故に、位置決定プロセスが比較的複雑であるという問題が存在する。
【発明の概要】
【0011】
本発明の複数の実施形態は、可視光源、モバイル端末、及びコントローラに基づく位置決定方法を提供し、位置決定プロセスの複雑さを低減する。
【0012】
本発明の複数の実施形態において提供される複数の具体的な技術的解決法は、以下のようなものである。
【0013】
第1の態様に従って、可視光源に基づく位置決定方法が提供される。当該方法は、可視光源位置決定システムにおいて適用され、当該システムは、可視光源配列及び可視光源コントローラを含み、当該可視光源配列は、少なくとも1つの可視光源を含む。当該方法は、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を可視光源コントローラが取得する段階と、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と、可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンを可視光源コントローラが決定する段階であって、当該可視光源配列パターンは、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す、段階と、
決定された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を可視光源コントローラが制御する段階と、を含む。
【0014】
第1の態様を参照すると、第1の可能な実施例において、地理的位置属性情報は物理的位置情報及び地理的方向情報を含む。
【0015】
第1の態様、又は第1の態様の第1の可能な実施例を参照すると、第2の可能な実施例において、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンを可視光源コントローラが決定する段階の前に、当該方法は、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係をネットワークを介して可視光源コントローラが取得する段階であって、当該対応関係は地図サーバに格納される、段階をさらに含む。
【0016】
第1の態様、又は第1の態様の第1及び第2の可能な実施例を参照すると、第3の可能な実施例において、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を可視光源コントローラが制御する段階は、具体的に、
可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を、互いに異なるように可視光源コントローラが制御する段階、又は
可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を、同じになるように可視光源コントローラが制御する段階、を含む。
【0017】
第1の態様、又は第1の態様の第1から第3の可能な実施例を参照すると、第4の可能な実施例において、当該方法は
少なくとも1つの可視光源が可視光源配列に追加されると決定するとき、地図サーバが、可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の対応関係を更新するよう、可視光源配列の可視光源配列パターンを可視光源コントローラが更新する段階と、更新された可視光源配列パターンと、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係を、ネットワークを介して地図サーバに送信する段階と、をさらに含む。
【0018】
第2の態様に従って、可視光源に基づく位置決定方法が提供される。当該方法は可視光源位置決定システムにおいて適用され、当該システムは可視光源配列及び可視光源コントローラを含み、当該可視光源配列は複数の可視光源を含む。当該方法は、
可視光源配列パターンを可視光源コントローラが受信する段階であって、当該可視光源配列パターンは、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す、段階と、
受信された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を可視光源コントローラが制御する段階と、を含む。
【0019】
第3の態様に従って、可視光源に基づく位置決定方法が提供される。当該方法は、
モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態をモバイル端末が取り込む段階と、
各可視光源によって示される取り込まれた発光状態に従って、可視光源配列に対応する可視光源配列パターンをモバイル端末が決定する段階であって、当該可視光源配列パターンは、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す、段階と、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報をモバイル端末が獲得する段階と、
可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報としてモバイル端末が使用する段階と、を含む。
【0020】
第3の態様を参照すると、第1の可能な実施例において、地理的位置属性情報は物理的位置情報及び地理的方向情報を含む。
【0021】
第3の態様、又は第3の態様の第1の可能な実施例を参照すると、第2の可能な実施例において、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報をモバイル端末が獲得する段階は、具体的には、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の局所的に格納された対応関係に従って、決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報をモバイル端末が獲得する段階と、
可視光源配列が配置される位置の獲得された地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報としてモバイル端末が使用する段階と、を含む。
【0022】
第3の態様、又は第3の態様の第1の可能な実施例を参照すると、第3の可能な実施例において、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報をモバイル端末が獲得する段階は、具体的には、
地図サーバに決定された可視光源配列パターンをモバイル端末が送信し、決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を受信する段階であって、地理的位置属性情報は、格納された対応関係に従って地図サーバによって決定され、且つ、フィードバックされる、段階と、
可視光源配列が配置される位置の受信された地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報としてモバイル端末が使用する段階と、を含む。
【0023】
第3の態様の第2又は第3の可能な実施例を参照すると、第4の可能な実施例において、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報としてモバイル端末が使用する段階は、具体的に、
可視光源配列が配置される位置の物理的位置情報をモバイル端末の現在の物理的位置情報としてモバイル端末が使用する段階と、
可視光源配列が配置される位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、モバイル端末が、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、モバイル端末の現在の地理的移動方向情報をモバイル端末が決定する段階と、を含む。
【0024】
第4の態様に従って、可視光源コントローラが提供される。当該コントローラは、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を取得するよう構成される第1の取得ユニットと、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定するよう構成される決定ユニットと
決定された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を制御するよう構成される制御ユニットと、を含む。
【0025】
第4の態様を参照すると、第1の可能な実施例において、第1の取得ユニットによって取得される地理的位置属性情報は物理的位置情報及び地理的方向情報を含む。
【0026】
第4の態様、又は第4の態様の第1の可能な実施例を参照すると、第2の可能な実施例において、可視光源コントローラは、第2の取得ユニットをさらに含む。第2の取得ユニットは、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係をネットワークを介して取得するよう構成され、当該対応関係は、地図サーバに格納される。
【0027】
第4の態様、又は第4の態様の第1及び第2の可能な実施例を参照すると、第3の可能な実施例において、制御ユニットは、具体的には、
可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を、互いに異なるように制御するか、又は
可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を、同じになるように制御するよう構成される。
【0028】
第4の態様、又は第4の態様の第1から第3の可能な実施例を参照すると、第4の可能な実施例において、可視光源コントローラは送信ユニットをさらに含む。当該送信ユニットは、少なくとも1つの可視光源が可視光源配列に追加されると決定されるとき、可視光源配列の可視光源配列パターンを更新し、更新された可視光源配列パターンと、当該可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係をネットワークを介して地図サーバに送信し、そうして、地図サーバが、可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の対応関係を更新するよう構成される。
【0029】
第5の態様に従って、可視光源コントローラが提供される。当該可視光源コントローラは、
可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを受信するよう構成される受信ユニットと、
受信された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を制御するよう構成される制御ユニットと、を含む。
【0030】
第6の態様に従って、モバイル端末が提供される。当該モバイル端末は、
モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込むよう構成される取込ユニットと、
各可視光源によって示される取り込まれた発光状態に従って、可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定するよう構成される第3の決定ユニットと、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を獲得するよう構成される獲得ユニットと、
可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される第4の決定ユニットと、を含む。
【0031】
第6の態様を参照すると、第1の可能な実施例において、獲得ユニットによって獲得された地理的位置属性情報は物理的位置情報及び地理的方向情報を含む。
【0032】
第6の態様、又は第6の態様の第1の可能な実施例を参照すると、第2の可能な実施例において、第4の決定ユニットは、具体的には、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の局所的に格納された対応関係に従って、決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を獲得し、
可視光源配列が配置される位置の獲得された地理的位置属性情報を、モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される。
【0033】
第6の態様、又は第6の態様の第1及び第2の可能な実施例を参照すると、第3の可能な実施例において、第4の決定ユニットは、具体的には、第3の決定ユニットによって決定される可視光源配列パターンを地図サーバに送信し、決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報であって、格納された対応関係に従って地図サーバによって決定され、フィードバックされる地理的位置属性情報を受信し、
可視光源配列が配置される位置の受信された地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される。
【0034】
第6の態様、又は第6の態様の第1から第3の可能な実施例を参照すると、第4の可能な実施例において、第4の決定ユニットは、具体的には、可視光源配列が配置される位置の物理的位置情報をモバイル端末の現在の物理的位置情報として使用し、
可視光源配列が配置される位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、モバイル端末が、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、モバイル端末の現在の地理的移動方向情報を決定するよう構成される。
【0035】
本発明の複数の実施形態において提供される位置決定方法において、モバイル端末は可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を直接取得し得、故に、モバイル端末は、各可視光源によって示される取得された発光状態に従って、可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンをさらに決定して、モバイル端末の現在の地理的位置属性情報を決定し得る。モバイル端末の現在の地理的位置属性情報は、光受信機によって転送される信号を使用することなく決定される。故に、位置決定プロセスの複雑さは低減される。
【図面の簡単な説明】
【0036】
図1】従来技術における可視光通信システムの概略図である。
【0037】
図2A】本発明の実施形態に係る可視光通信システムの概略図である。
【0038】
図2B】本発明の実施形態に係る、可視光源に基づく位置決定の第1の詳細なフローチャートである。
【0039】
図2C】本発明の実施形態に係る、可視光源配列パターンの概略図である。
【0040】
図2D】本発明の実施形態に係る、コントローラと可視光源との間の対応関係の概略図である。
【0041】
図2E】本発明の実施形態に係る、可視光源配列の発光状態の制御の概略図である。
【0042】
図2F】本発明の実施形態に係る、可視光源に基づく位置決定の第2の詳細なフローチャートである。
【0043】
図3A】本発明の実施形態に係る、可視光源に基づく位置決定の第3の詳細なフローチャートである。
【0044】
図3B】本発明の実施形態に係る、可視光源配列とモバイル端末との間の挟角の第1の概略図である。
【0045】
図3C】本発明の実施形態に係る、可視光源配列とモバイル端末との間の挟角の第2の概略図である。
【0046】
図4A】本発明の実施形態に係る、可視光源に基づく位置決定のプロセスのフローチャートである。
図4B】本発明の実施形態に係る、可視光源に基づく位置決定のプロセスのフローチャートである。
【0047】
図5】本発明の実施形態に係る、可視光源コントローラの機能構造の第1の概略図である。
【0048】
図6】本発明の実施形態に係る、可視光源コントローラの機能構造の第2の概略図である。
【0049】
図7】本発明の実施形態に係る、モバイル端末の機能構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0050】
本発明の複数の実施形態の複数の目的、複数の技術的解決法、及び複数の利点をより明確にすべく、本発明の複数の実施形態において複数の添付の図面を参照し、以下において、本発明の複数の実施形態における複数の技術的解決法を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明される複数の実施形態は、本発明の複数の実施形態のうちのいくつかではあるが全てではない。創造努力なしに、本発明の複数の実施形態に基づいて当業者によって得られる他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれる。
【0051】
加えて、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、本明細書において互換的に使用され得る。本明細書における「及び/又は」という用語は、複数の関連する物体を説明するための対応関係のみを説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、次の3つの場合:Aのみが存在、A及びBの両方が存在、並びにBのみが存在、を表し得る。加えて、本明細書における記号「/」は、概して、複数の関連する物体の間の「又は」の関係を示す。
【0052】
可視光源を使用することによって位置決定をする間、位置決定プロセスが比較的複雑であり、且つ、位置決定方法が比較的単一である、という従来技術における問題を解消すべく、本発明の複数の実施形態は、3つの位置決定方法を提供する。それらの方法は可視光源位置決定システムにおいて適用され、当該システムは可視光源配列及び可視光源コントローラを有し、当該可視光源配列は少なくとも1つの可視光源を含む。
【0053】
方法は次のようなものである。可視光源コントローラが、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を取得し、可視光源コントローラが、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定し、可視光源コントローラが、決定された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を制御する。このようにして、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を取得するとき、モバイル端末は可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を直接取得して、モバイル端末の現在の地理的位置属性情報を決定し得る。モバイル端末の現在の地理的位置属性情報は、光受信機によって転送される信号を使用することなく決定される。故に、位置決定プロセスの複雑さは低減される。
【0054】
別の方法は次のようなものである。可視光源コントローラが、可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを受信し、可視光源コントローラが、受信された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を制御する。このようにして、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を取得するとき、モバイル端末は、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を直接取得して、モバイル端末の現在の地理的位置属性情報を決定し得る。モバイル端末の現在の地理的位置属性情報は、光受信機によって転送される信号を使用することなく決定される。故に、位置決定プロセスの複雑さは低減される。
【0055】
さらに別の方法は次のようなものである。モバイル端末が、モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込み、モバイル端末が、各可視光源によって示される取り込まれた発光状態に従って、可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定し、モバイル端末が、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を獲得し、モバイル端末が、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用する。このようにして、モバイル端末は、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を直接取得して、モバイル端末の現在の地理的位置属性情報を決定し得る。モバイル端末の現在の地理的位置属性情報は、光受信機によって転送される信号を使用することなく決定される。故に、位置決定プロセスの複雑さは低減される。
【0056】
複数の添付の図面を参照して、以下に本発明の任意選択の複数の実施例を詳細に説明する。それらの方法は、具体的に図2Aにおいて示される可視光源位置決定システムにおいて適用される。当該システムは、可視光源配列及び可視光源コントローラを有する。可視光源配列は、少なくとも1つの可視光源を含む。
【0057】
図2Bを参照すると、本発明のこの実施形態において、可視光源に基づく位置決定の第1の詳細なプロセスは、以下のようなものである。
【0058】
段階200:可視光源コントローラが、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を取得する。
【0059】
段階210:可視光源コントローラが、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定する。
【0060】
段階220:可視光源コントローラが、決定された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を制御する。
【0061】
本発明のこの実施形態において、可視光源は多くの種類のものを含み、例えば、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)灯であってよく、又は白熱灯であってよく、又は蛍光灯であってよい。実際の適用において、可視光源は、可視光を発する任意の構成要素であり得る。その構成要素については再び本明細書において詳細に説明されることはない。
【0062】
実際の適用において、モバイル端末は、モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列の物理的位置情報を取得する必要があるのみならず、モバイル端末の地理的移動方向の指標、例えば、移動方向が東西南北のどの方向であるかを示す指標を取得する必要もある場合がある。故に、地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を含む。物理的位置情報は、少なくとも、可視光源配列が存在する建物の名称についての情報、可視光源配列が存在するフロアの階数についての情報、及び、可視光源配列のシリアル番号についての情報を含む。
【0063】
本発明のこの実施形態において、可視光源配列パターンは、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す。例えば、可視光源配列Aは45個の可視光源を含み、任意の可視光源の、光源がスイッチオンの状態は「1」を使用して特定され、任意の可視光源の、光源がスイッチオフの状態は「0」を使用して特定される。そして、可視光源配列Aのパターンは、図2Cにおいて示される符号化情報を使用して示され得る。
【0064】
本発明のこの実施形態において、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンが決定された後、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態は、決定された可視光源配列パターンに従って制御される。
【0065】
図2Cは説明のための例として使用される。可視光源配列パターンが決定された後、パターンにおける識別情報が「1」である場合、その識別情報に対応する物理的位置に配置される可視光源は、発光するよう制御され、又は、パターンにおける識別情報が「0」である場合、その識別情報に対応する位置に配置される可視光源は、発光を停止するよう制御される。
【0066】
本発明のこの実施形態において、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンを決定する前に、可視光源コントローラは、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係であって、地図サーバに格納される対応関係を、ネットワークを介して可視光源コントローラが取得する動作をさらに実行し得る。
【0067】
本発明のこの実施形態においては、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を制御する多数の方式が存在する。任意で、可視光源コントローラは、可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を、互いに異なるように制御するか、又は、可視光源コントローラは、可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を、同じになるように制御する。
【0068】
実際の適用において、分解能の問題により、モバイル端末は各可視光源によって示される発光状態を十分に認識し得ず、その結果、可視光源配列に対応する可視光源配列パターンを正確に決定し得ず、位置決定のエラー又は位置決定の失敗をもたらす。そのような起こり得る場合を考慮して、複数の隣接する可視光源の発光状態は、同時に同じになるようにされ得、そうして、モバイル端末は各可視光源によって示される発光状態を十分に認識し得、可視光源配列に対応する可視光源配列パターンがより正確に決定され得る。例えば、図2Dにおいて示されるように、可視光源配列は40個の可視光源を含む。4つの隣接する可視光源は同時に同じ発光状態にある。
【0069】
本発明のこの実施形態において、地理的位置属性情報は物理的位置情報及び地理的方向情報を含む。
【0070】
物理的位置情報が、少なくとも、可視光源配列が存在する建物の名称についての情報、可視光源配列が存在するフロアの階数についての情報、及び、可視光源配列のシリアル番号についての情報を含む場合、可視光源配列パターンは、可視光源配列が存在する建物の名称についての情報を示すべく使用される第1の可視光源配列パターンと、可視光源配列が存在するフロアの階数についての情報を示すべく使用される第2の可視光源配列パターンと、可視光源配列のシリアル番号についての情報を示すべく使用される第3の可視光源配列パターンと、可視光源配列の地理的方向情報を示すべく使用される第4の可視光源配列パターンとに分割される。この場合、図2Eにおいて示されるように、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態が、決定された可視光源配列パターンに従って制御される場合、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態は、第1の可視光源配列パターンと、第2の可視光源配列パターンと第3の可視光源配列パターンと、第4の可視光源配列パターンとに従って個別に制御され得る。
【0071】
本発明のこの実施形態において、可視光源配列パターンが決定された後、且つ、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態が、決定された可視光源配列パターンに従って制御される前に、開始信号が送信され、開始信号が送信された後、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態が、決定された可視光源配列パターンに従って制御され、その後、終了信号が送信され得る。
【0072】
開始信号は一定の可視光源配列パターンであってよく、又は、さらに、同一の可視光源配列パターンが連続フレーム内で受信されてよい。
【0073】
同様に、終了信号もまた一定の可視光源配列パターンであってよく、又は、さらに、同一の可視光源配列パターンが連続フレーム内で受信されてよい。開始信号としての一定の可視光源配列パターンは、終了信号としての一定の可視光源配列パターンと同じであっても異なっていてもよい。
【0074】
本発明のこの実施形態において、複数の一定の可視光源配列パターンが開始信号及び終了信号として使用され、このことは無効なパターンフレームのオーバーヘッドを増やす。故に、可視光源配列パターンが、第1の可視光源配列パターンと、第2の可視光源配列パターンと、第3の可視光源配列パターンと、第4の可視光源配列パターンとに分割される場合、第4の可視光源配列パターンは開始信号として使用され得、且つ、第4の可視光源配列パターンは、終了信号をも示し得るか、又は、終了信号は省略され得る。そうして、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態が、決定された可視光源配列パターンに従って制御されるプロセスの期間を短縮させ、効率を改善する。
【0075】
本発明のこの実施形態において、実際の適用において、可視光源は、いつでも当該可視光源配列に追加されてよい。この場合、少なくとも1つの可視光源が可視光源配列に追加されたと決定するとき、可視光源コントローラは、可視光源配列の可視光源配列パターンを更新し、更新された可視光源配列パターンと、当該可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係をネットワークを介して地図サーバに送信する。そうして、地図サーバが可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の対応関係を更新するようにする。
【0076】
本発明のこの実施形態は、地図サーバに格納される、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の対応関係が、一対一の対応関係であることを地図サーバがどのように保証するか、つまり、1つの可視光源配列パターンがただ1つの地理的位置属性情報に対応することの保証の仕方を説明する。地図サーバにおいては、可視光源配列パターンは、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報の中国語の名称情報であって、可視光源が存在するフロアについての情報を含むのみならず、建物の名称についての情報もまた含む、地理的位置属性情報の中国語の名称情報の符号化情報に従って決定されるので、任意の2グループの可視光源が同じ地理的位置属性情報の中国語の名称情報を有する確率は比較的低い、つまり、任意の2グループの可視光源が配置される位置の地理的位置属性情報の中国語の名称情報の符号化情報が同じである確率は比較的低い。故に、地図サーバに格納される、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の対応関係は、一対一の対応関係である。
【0077】
図2Fを参照すると、本発明の一実施形態において、可視光源に基づく位置決定の第2の詳細なプロセスは次のようなものである。
【0078】
段階2000:可視光源コントローラが可視光源配列パターンを受信する。可視光源配列パターンは、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す。
【0079】
段階2100:可視光源コントローラが、受信された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を制御する。
【0080】
図3Aを参照すると、本発明の一実施形態において、可視光源に基づく位置決定の第3の詳細なプロセスは次のようなものである。
【0081】
段階300:モバイル端末が、モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込む。
【0082】
段階310:モバイル端末が、各可視光源によって示される取り込まれた発光状態に従って、可視光源配列に対応する可視光源配列パターンを決定する。可視光源配列パターンは、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す。
【0083】
段階320:モバイル端末が、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を獲得する。
【0084】
段階330:モバイル端末が、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用する。
【0085】
本発明のこの実施形態において、地理的位置属性情報は、例えば、物理的位置情報及び地理的方向情報を含む複数の形態である。
【0086】
本発明のこの実施形態において、モバイル端末が、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を獲得する多数の方式が存在する。
【0087】
任意で、モバイル端末は、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の、局所的に格納された対応関係に従って、決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を獲得し、
モバイル端末は、可視光源配列が配置される位置の決定された地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用する。
【0088】
モバイル端末が、決定された可視光源配列パターンを地図サーバに送信し、決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報であって、格納された対応関係に従って、地図サーバによって決定され、フィードバックされる地理的位置属性情報を受信し、
モバイル端末が、可視光源配列が配置される位置の受信された地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用する場合もある。
【0089】
本発明のこの実施形態において、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用する多数の方式が存在する。任意で、モバイル端末は、可視光源配列が配置される位置の物理的位置情報を、モバイル端末の現在の物理的位置属性情報として使用し、モバイル端末は、可視光源配列が配置される位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、モバイル端末が、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、モバイル端末の現在の地理的移動方向情報を決定する。
【0090】
可視光源配列が配置される位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、モバイル端末が、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角は、図3B及び図3Cに示される。
【0091】
本発明のこの実施形態のより良い理解のために、以下に特定の適用シナリオを提供する。図4A及び図4Bにおいて具体的に示される可視光源に基づく位置決定のプロセスについて、詳細な説明がさらに提供される(可視光源配列がAであり、モバイル端末がBである)。
【0092】
段階400:Aが配置される位置の地理的位置属性情報を、Aが取得する。
【0093】
この段階において、Aは複数の可視光源を含む。
【0094】
段階410:Aが配置される位置の地理的位置属性情報と、Aが配置される位置を示すべく使用される可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンをAが決定する。
【0095】
この段階において、可視光源配列パターンは、Aに含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す。
【0096】
段階420:開始信号を送信した後、決定された可視光源配列パターンに従って、Aが、Aに含まれる各可視光源の発光状態を制御し、終了信号を送信する。
【0097】
この段階において、開始信号は、6つの連続フレーム内の複数の可視光源配列パターンが同じであり、終了信号は開始信号と同じである。
【0098】
段階430:Bが現在位置する位置において、Aに含まれる各可視光源によって示される発光状態を、カメラを使用してBが取り込む。
【0099】
段階440:各可視光源によって示される取り込まれた発光状態に従って、Aに対応する可視光源配列パターンをBが決定する。
【0100】
可視光源配列パターンは、Aに含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す。
【0101】
段階450:Bが、開始信号及び終了信号を示す複数の可視光源配列パターンを、受信された複数の可視光源配列パターンから除去し、残りの複数の可視光源配列パターンにおける複数の同一パターンを組み合わせる。
【0102】
この段階において、複数のパターンを組み合わせる段階は、複数の同一パターンのうちのいずれか1つを取り置く段階と、残りの複数のパターンを削除する段階とを指す。
【0103】
段階460:Bが、決定された可視光源配列パターンを地図サーバに送信する。
【0104】
段階470:地図サーバが、可視光源配列パターンとAが配置される位置の地理的位置属性情報との間の格納された対応関係に従って、Aが配置される位置の物理的位置情報と、Aの地理的方向情報とを決定し、Aが配置される位置の物理的位置情報と、Aの地理的方向情報とをBに送信する。
【0105】
この段階において、Aの地理的方向情報は、少なくとも、Aの方向、例えば、東西南北、についての識別情報を含む。
【0106】
段階480:Bが、Aが配置される位置の地理的位置属性情報に含まれる受信された物理的位置情報をBの現在の物理的位置情報として使用し、Aが配置される位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、Aに含まれる各可視光源によって示される発光状態をBが取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、Bの現在の地理的移動方向情報を決定する。
【0107】
図5を参照すると、本発明の実施形態は可視光源コントローラをさらに提供する。可視光源コントローラは次のものを含む。可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を取得するよう構成される第1の取得ユニット500。可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定するよう構成される決定ユニット510。決定された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を制御するよう構成される制御ユニット520。
【0108】
本発明のこの実施形態において、第1の取得ユニット500によって取得される地理的位置属性情報は、任意で、物理的位置情報及び地理的方向情報を含む。
【0109】
本発明のこの実施形態において、可視光源コントローラは第2の取得ユニット530をさらに含む。第2の取得ユニット530は、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係を、ネットワークを介して取得するよう構成される。当該対応関係は、地図サーバに格納される。
【0110】
本発明のこの実施形態において、制御ユニット520は、可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を互いに異なるように制御するか、又は、可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を同じになるように制御するよう具体的に構成される。
【0111】
本発明のこの実施形態において、可視光源コントローラは送信ユニット540をさらに含む。送信ユニット540は、少なくとも1つの可視光源が可視光源配列に追加されると決定されるとき、可視光源配列の可視光源配列パターンを更新し、更新された可視光源配列パターンと、当該可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係を、ネットワークを介して地図サーバに送信し、そうして、地図サーバが、可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の対応関係を更新するよう構成される。
【0112】
図6を参照すると、本発明の実施形態は可視光源コントローラをさらに提供する。可視光源コントローラは次のものを含む。可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを受信するよう構成される受信ユニット600。受信された可視光源配列パターンに従って、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を制御するよう構成される制御ユニット610。
【0113】
図7を参照すると、本発明の実施形態はモバイル端末をさらに提供する。モバイル端末は、次のものを含む。モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込むよう構成される取込ユニット700。各可視光源によって示される取り込まれた発光状態に従って、可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定するよう構成される第3の決定ユニット710。可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を獲得するよう構成される獲得ユニット720。さらに、可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報をモバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される第4の決定ユニット730。
【0114】
本発明のこの実施形態において、取得ユニット720によって取得される地理的位置属性情報は、任意で、物理的位置情報及び地理的方向情報を含む。
【0115】
本発明のこの実施形態において、任意で、第4の決定ユニット730は、具体的に、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の局所的に格納された対応関係に従って、決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を獲得し、可視光源配列が配置される位置の決定された地理的位置属性情報を、モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される。
【0116】
本発明のこの実施形態において、任意で、第4の決定ユニット730は具体的に、
第3の決定ユニット710によって決定される可視光源配列パターンを地図サーバに送信し、決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報であって、格納された対応関係に従って地図サーバによって決定され、フィードバックされる地理的位置属性情報を受信し、可視光源配列が配置される位置の受信された地理的位置属性情報を、モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される。
【0117】
本発明のこの実施形態において、任意で、第4の決定ユニット730は具体的に、
可視光源配列が配置される位置の物理的位置情報を、モバイル端末の現在の物理的位置情報として使用し、可視光源配列が配置される位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、モバイル端末が、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、モバイル端末の現在の地理的移動方向情報を決定するよう構成される。
【0118】
結論として、本発明のこの実施形態において、モバイル端末は、可視光源配列に含まれる各可視光源の発光状態を直接取得して、モバイル端末の現在の地理的位置属性情報を決定し得る。モバイル端末の現在の地理的位置属性情報は、光受信機によって転送される信号を使用することなく決定される。故に、位置決定プロセスの複雑さは低減される。
【0119】
本発明は、本発明の複数の実施形態に係る、方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。複数のコンピュータプログラム命令は、複数のフローチャート及び/又は複数のブロック図における各プロセス及び/又は各ブロック、及び、複数のフローチャート及び/又は複数のブロック図におけるプロセス及び/又はブロックの組み合わせを実施すべく使用され得ることが理解されるべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込み型プロセッサ、又は機械を生成するための任意の他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサに提供されて、コンピュータ又は任意の他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサによって実行される複数の命令が、複数のフローチャートの1又は複数のプロセスにおける、及び/又は複数のブロック図の1又は複数のブロックにおける機能を実施するための装置を生成するようにし得る。
【0120】
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ又は任意の他のプログラム可能データ処理デバイスに命令して特定の方式で機能させるようにし得るコンピュータ可読メモリに格納されて、コンピュータ可読メモリに格納されるそれらの命令が、命令装置を含むアーチファクトを生成するようにし得る。命令装置は、複数のフローチャートの1又は複数のプロセスにおける、及び/又は、複数のブロック図の1又は複数のブロックにおける機能を実施する。
【0121】
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ又は別のプログラム可能データ処理デバイス上にロードされて、一連の動作及び段階がコンピュータ又は別のプログラム可能デバイス上で実行されるようにし得て、それにより、コンピュータにより実施される処理を生成する。故に、コンピュータ又は別のプログラム可能デバイス上で実行されるそれらの命令は、複数のフローチャートの1又は複数のプロセスにおける、及び/又は、複数のブロック図の1又は複数のブロックにおける機能を実施するするための複数の段階を提供する。
【0122】
本発明のいくつかの好適な実施形態が説明されてきたが、当業者ならば、基本的な発明概念を習得すれば、これらの実施形態に対して複数の変更及び複数の変形を施し得る。故に、以下の特許請求の範囲は、複数の好適な実施形態、並びに、本発明の範囲に含まれる全ての変更及び変形を網羅するものと解釈されることが意図される。
【0123】
明らかに、当業者ならば、本発明の複数の実施形態の主旨及び範囲から逸脱することなく、本発明の複数の実施形態に対して様々な変形及び変更を施し得る。このように、本発明は、これらの変形及び変更が、以下の特許請求の範囲及びその等価な複数の技術によって定義される保護範囲に含まれる限り、それらを網羅することが意図される。
図2B
図2C
図2D
図2E
図2F
図3A
図4A
図4B
図5
図6
図7
図1
図2A
図3B
図3C
【手続補正書】
【提出日】2016年4月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
可視光源に基づく位置決定方法であって、
モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を、前記モバイル端末が取り込む段階と、
各可視光源によって示される前記取り込まれた発光状態に従って、前記可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する前記発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを、前記モバイル端末が決定する段階と、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、前記モバイル端末が獲得する段階と、
前記可視光源配列パターンに対応する前記地理的位置属性情報を前記モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として前記モバイル端末が使用する段階と、を備える
方法。
【請求項2】
前記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を有する
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、前記モバイル端末が獲得する前記段階は、具体的に、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の局所的に格納された対応関係に従って、前記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を前記モバイル端末が獲得する段階と、
前記可視光源配列が配置される位置の前記獲得された地理的位置属性情報を前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として前記モバイル端末が使用する段階と、を備える
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、前記モバイル端末が獲得する前記段階は、具体的に、
前記決定された可視光源配列パターンを前記モバイル端末が地図サーバに送信する段階と、前記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報であって、格納された対応関係に従って前記地図サーバによって決定され、フィードバックされる地理的位置属性情報を受信する段階と、
前記可視光源配列が配置される前記位置の前記受信された地理的位置属性情報を前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として前記モバイル端末が使用する段階と、を備える
請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記可視光源配列が配置される前記位置の前記地理的位置属性情報を前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として前記モバイル端末が使用する前記段階は、具体的に、
前記可視光源配列が配置される前記位置の物理的位置情報を前記モバイル端末の現在の物理的位置情報として前記モバイル端末が使用する段階と、
前記可視光源配列が配置される前記位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、前記モバイル端末が、前記可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される前記発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、前記モバイル端末の現在の地理的移動方向情報を前記モバイル端末が決定する段階と、を備える
請求項3または4に記載の方法。
【請求項6】
可視光源に基づく位置決定方法であって、前記方法は可視光源位置決定システムにおいて適用され、前記システムは可視光源配列及び可視光源コントローラを備え、前記可視光源配列は少なくとも1つの可視光源を含み、前記方法は、
前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を前記可視光源コントローラが取得する段階と、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、前記取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを前記可視光源コントローラが決定する段階と、
前記決定された可視光源配列パターンに従って、前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を前記可視光源コントローラが制御する段階と、を備える
方法。
【請求項7】
前記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を有する
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、前記取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンを前記可視光源コントローラが決定する前記段階の前に、さらに、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の前記予め設定された対応関係を、ネットワークを介して前記可視光源コントローラが取得する段階を備え、
前記対応関係は地図サーバに格納される、
請求項6または7に記載の方法。
【請求項9】
前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を前記可視光源コントローラが制御する段階は、具体的に、
前記可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を互いに異なるように、前記可視光源コントローラが制御する段階か、又は
前記可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を同じになるように、前記可視光源コントローラが制御する段階を備える
請求項6から8の何れか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記可視光源配列に少なくとも1つの可視光源が追加されると決定するとき、地図サーバが、可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の前記対応関係を更新するよう、前記可視光源配列の前記可視光源配列パターンを、前記可視光源コントローラが更新する段階と、更新された可視光源配列パターンと、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係を、ネットワークを介して前記地図サーバに送信する段階と、をさらに備える
請求項6から9の何れか一項に記載の方法。
【請求項11】
可視光源に基づく位置決定方法であって、前記方法は可視光源位置決定システムにおいて適用され、前記システムは可視光源配列及び可視光源コントローラを備え、前記可視光源配列は複数の可視光源を含み、前記方法は、
前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを、前記可視光源コントローラが受信する段階と、
前記受信された可視光源配列パターンに従って、前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を前記可視光源コントローラが制御する段階と、を備える
方法。
【請求項12】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を取得する第1の取得ユニットと、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、前記取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定する決定ユニットと、
前記決定された可視光源配列パターンに従って、前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を制御する制御ユニットと、を備える
可視光源コントローラ。
【請求項13】
前記第1の取得ユニットによって取得される前記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を備える
請求項12に記載の可視光源コントローラ。
【請求項14】
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の前記予め設定された対応関係を、ネットワークを介して取得する第2の取得ユニットをさらに備え、前記対応関係は、地図サーバに格納される、
請求項12または13に記載の可視光源コントローラ。
【請求項15】
前記制御ユニットは、具体的に、
前記可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を互いに異なるように制御するか、又は、
前記可視光源配列における少なくとも2つの隣接する可視光源の発光状態を同じになるように制御する
請求項12から14の何れか一項に記載の可視光源コントローラ。
【請求項16】
送信ユニットをさらに備え、前記送信ユニットは、
前記可視光源配列に少なくとも1つの可視光源が追加されると決定するとき、地図サーバが可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の前記対応関係を更新するように、前記可視光源配列の前記可視光源配列パターンを更新し、更新された可視光源配列パターンと、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係を、ネットワークを介して前記地図サーバに送信する
請求項12から15の何れか一項に記載の可視光源コントローラ。
【請求項17】
可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを受信する受信ユニットと、
前記受信された可視光源配列パターンに従って、前記可視光源配列に含まれる各可視光源の前記発光状態を制御する制御ユニットと、を備える
可視光源コントローラ。
【請求項18】
モバイル端末であって、
前記モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込む取込ユニットと、
各可視光源によって示される前記取り込まれた発光状態に従って、前記可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、前記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する前記発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定する第3の決定ユニットと、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、前記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を獲得する獲得ユニットと、
前記可視光源配列パターンに対応する前記地理的位置属性情報を前記モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用する第4の決定ユニットと、を備える
モバイル端末。
【請求項19】
前記獲得ユニットによって獲得される前記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を有する
請求項18に記載のモバイル端末。
【請求項20】
前記第4の決定ユニットは、具体的に、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の局所的に格納された対応関係に従って、前記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を獲得し、
前記可視光源配列が配置される前記位置の前記獲得された地理的位置属性情報を、前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として使用する、
請求項18または19に記載のモバイル端末。
【請求項21】
前記第4の決定ユニットは、具体的に、
前記第3の決定ユニットによって決定される前記可視光源配列パターンを地図サーバに送信し、前記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、前記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報であって、格納された対応関係に従って前記地図サーバによって決定され、フィードバックされる前記地理的位置属性情報を受信し、
前記可視光源配列が配置される前記位置の前記受信された地理的位置属性情報を、前記モバイル端末の前記現在の地理的位置属性情報として使用する、
請求項18または19に記載のモバイル端末。
【請求項22】
前記第4の決定ユニットは、具体的に、
前記可視光源配列が配置される前記位置の物理的位置情報を、前記モバイル端末の現在の物理的位置情報として使用し、
前記可視光源配列が配置される前記位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、前記モバイル端末が、前記可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される前記発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、前記モバイル端末の現在の地理的移動方向情報を決定する、
請求項20または21に記載のモバイル端末。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0123
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0123】
明らかに、当業者ならば、本発明の複数の実施形態の主旨及び範囲から逸脱することなく、本発明の複数の実施形態に対して様々な変形及び変更を施し得る。このように、本発明は、これらの変形及び変更が、以下の特許請求の範囲及びその等価な複数の技術によって定義される保護範囲に含まれる限り、それらを網羅することが意図される。
[項目1]
可視光源に基づく位置決定方法であって、上記方法は可視光源位置決定システムにおいて適用され、上記システムは可視光源配列及び可視光源コントローラを備え、上記可視光源配列は少なくとも1つの可視光源を含み、上記方法は、
上記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を上記可視光源コントローラが取得する段階と、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、上記取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、上記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを上記可視光源コントローラが決定する段階と、
上記決定された可視光源配列パターンに従って、上記可視光源配列に含まれる各可視光源の上記発光状態を上記可視光源コントローラが制御する段階と、を備える
方法。
[項目2]
上記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を有する
項目1に記載の方法。
[項目3]
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、上記取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンを上記可視光源コントローラが決定する上記段階の前に、さらに、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の上記予め設定された対応関係を、ネットワークを介して上記可視光源コントローラが取得する段階を備え、
上記対応関係は地図サーバに格納される、
項目1または2に記載の方法。
[項目4]
上記可視光源配列に含まれる各可視光源の上記発光状態を上記可視光源コントローラが制御する段階は、具体的に、
上記可視光源配列における少なくとも1つの隣接する可視光源の発光状態を互いに異なるように、上記可視光源コントローラが制御する段階か、又は
上記可視光源配列における少なくとも1つの隣接する可視光源の発光状態を同じになるように、上記可視光源コントローラが制御する段階を備える
項目1から3の何れか一項に記載の方法。
[項目5]
上記方法は、
上記可視光源配列に少なくとも1つの可視光源が追加されると決定するとき、上記地図サーバが、可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の上記対応関係を更新するよう、上記可視光源の上記可視光源配列パターンを、上記可視光源コントローラが更新する段階と、更新された可視光源配列パターンと、上記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係を、上記ネットワークを介して上記地図サーバに送信する段階と、をさらに備える
項目1から4の何れか一項に記載の方法。
[項目6]
可視光源に基づく位置決定方法であって、上記方法は可視光源位置決定システムにおいて適用され、上記システムは可視光源配列及び可視光源コントローラを備え、上記可視光源配列は複数の可視光源を含み、上記方法は、
上記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを、上記可視光源コントローラが受信する段階と、
上記受信された可視光源配列パターンに従って、上記可視光源配列に含まれる各可視光源の上記発光状態を上記可視光源コントローラが制御する段階と、を備える
方法。
[項目7]
可視光源に基づく位置決定方法であって、
モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を、上記モバイル端末が取り込む段階と、
各可視光源によって示される上記取り込まれた発光状態に従って、上記可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、上記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する上記発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを、上記モバイル端末が決定する段階と、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、上記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、上記モバイル端末が獲得する段階と、
上記可視光源配列パターンに対応する上記地理的位置属性情報を上記モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として上記モバイル端末が使用する段階と、を備える
方法。
[項目8]
上記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を有する
項目7に記載の方法。
[項目9]
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、上記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、上記モバイル端末が獲得する上記段階は、具体的に、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の局所的に格納された対応関係に従って、上記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、上記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を上記モバイル端末が獲得する段階と、
上記可視光源配列が配置される位置の上記決定された地理的位置属性情報を上記モバイル端末の上記現在の地理的位置属性情報として上記モバイル端末が使用する段階と、を備える
項目7または8に記載の方法。
[項目10]
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、上記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を、上記モバイル端末が獲得する上記段階は、具体的に、
上記決定された可視光源配列パターンを上記モバイル端末が地図サーバに送信する段階と、上記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、上記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報であって、上記格納された対応関係に従って上記地図サーバによって決定され、フィードバックされる地理的位置属性情報を受信する段階と、
上記可視光源配列が配置される上記位置の上記受信された地理的位置属性情報を上記モバイル端末の上記現在の地理的位置属性情報として上記モバイル端末が使用する段階と、を備える
項目7または8に記載の方法。
[項目11]
上記可視光源配列が配置される上記位置の上記地理的位置属性情報を上記モバイル端末の上記現在の地理的位置属性情報として上記モバイル端末が使用する上記段階は、具体的に、
上記可視光源配列が配置される上記位置の物理的位置情報を上記モバイル端末の現在の物理的位置情報として上記モバイル端末が使用する段階と、
上記可視光源配列が配置される上記位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、上記モバイル端末が、上記可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される上記発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、上記モバイル端末の現在の地理的移動方向情報を上記モバイル端末が決定する段階と、を備える
項目9または10に記載の方法。
[項目12]
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を取得するよう構成される第1の取得ユニットと、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係に従って、上記取得された地理的位置属性情報に対応する可視光源配列パターンであって、上記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定するよう構成される決定ユニットと、
上記決定された可視光源配列パターンに従って、上記可視光源配列に含まれる各可視光源の上記発光状態を制御するよう構成される制御ユニットと、を備える
可視光源コントローラ。
[項目13]
上記第1の取得ユニットによって取得される上記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を備える
項目12に記載の可視光源コントローラ。
[項目14]
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の上記予め設定された対応関係を、ネットワークを介して取得するよう構成される第2の取得ユニットをさらに備え、上記対応関係は、地図サーバに格納される、
項目12または13に記載の可視光源コントローラ。
[項目15]
上記制御ユニットは、具体的に、
上記可視光源配列における少なくとも1つの隣接する可視光源の発光状態を互いに異なるように制御するか、又は、
上記可視光源配列における少なくとも1つの隣接する可視光源の発光状態を同じになるように制御するよう構成される
項目12から14の何れか一項に記載の可視光源コントローラ。
[項目16]
送信ユニットをさらに備え、上記送信ユニットは、
上記可視光源配列に少なくとも1つの可視光源が追加されると決定するとき、上記地図サーバが可視光源配列パターンと地理的位置属性情報との間の既存の上記対応関係を更新するように、上記可視光源の上記可視光源配列パターンを更新し、更新された可視光源配列パターンと、上記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報との間の対応関係を、上記ネットワークを介して上記地図サーバに送信するよう構成される
項目12から15の何れか一項に記載の可視光源コントローラ。
[項目17]
上記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを受信するよう構成される受信ユニットと、
上記受信された可視光源配列パターンに従って、上記可視光源配列に含まれる各可視光源の上記発光状態を制御するよう構成される制御ユニットと、を備える
可視光源コントローラ。
[項目18]
モバイル端末であって、
上記モバイル端末が現在位置する位置において、可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される発光状態を取り込むよう構成される取込ユニットと、
各可視光源によって示される上記取り込まれた発光状態に従って、上記可視光源配列に対応する可視光源配列パターンであって、上記可視光源配列に含まれる各可視光源に対応する上記発光状態を識別すべく個別に使用される識別情報によって形成される符号化情報を指す可視光源配列パターンを決定するよう構成される第3の決定ユニットと、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の予め設定された対応関係における、上記可視光源配列パターンに対応する地理的位置属性情報を獲得するよう構成される獲得ユニットと、
上記可視光源配列パターンに対応する上記地理的位置属性情報を上記モバイル端末の現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される第4の決定ユニットと、を備える
モバイル端末。
[項目19]
上記獲得ユニットによって獲得される上記地理的位置属性情報は、物理的位置情報及び地理的方向情報を備える
項目18に記載のモバイル端末。
[項目20]
上記第4の決定ユニットは、具体的に、
可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報と可視光源配列パターンとの間の局所的に格納された対応関係に従って、上記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、上記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報を獲得し、
上記可視光源配列が配置される上記位置の上記決定された地理的位置属性情報を、上記モバイル端末の上記現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される、
項目18または19に記載のモバイル端末。
[項目21]
上記第4の決定ユニットは、具体的に、
上記第3の決定ユニットによって決定される上記可視光源配列パターンを地図サーバに送信し、上記決定された可視光源配列パターンに対応している位置であり、且つ、上記可視光源配列が配置される位置の地理的位置属性情報であって、上記格納された対応関係に従って上記地図サーバによって決定され、フィードバックされる上記地理的位置属性情報を受信し、
上記可視光源配列が配置される上記位置の上記受信された地理的位置属性情報を、上記モバイル端末の上記現在の地理的位置属性情報として使用するよう構成される、
項目18または19に記載のモバイル端末。
[項目22]
上記第4の決定ユニットは、具体的に、
上記可視光源配列が配置される上記位置の物理的位置情報を、上記モバイル端末の現在の物理的位置情報として使用し、
上記可視光源配列が配置される上記位置の地理的方向情報に対応する方向指示線と、上記モバイル端末が、上記可視光源配列に含まれる各可視光源によって示される上記発光状態を取り込むときに特定される軸との間の挟角に従って、上記モバイル端末の現在の地理的移動方向情報を決定するよう構成される、
項目20または21に記載のモバイル端末。
【国際調査報告】