特表2016-538892(P2016-538892A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2016-538892電動スキンブラシのブラシ部分の交換のための指示システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2016-538892(P2016-538892A)
(43)【公表日】2016年12月15日
(54)【発明の名称】電動スキンブラシのブラシ部分の交換のための指示システム
(51)【国際特許分類】
   A46B 13/04 20060101AFI20161118BHJP
【FI】
   A46B13/04
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-519637(P2016-519637)
(86)(22)【出願日】2014年6月12日
(85)【翻訳文提出日】2016年2月10日
(86)【国際出願番号】US2014042062
(87)【国際公開番号】WO2014201211
(87)【国際公開日】20141218
(31)【優先権主張番号】13/917,201
(32)【優先日】2013年6月13日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】391023932
【氏名又は名称】ロレアル
(74)【代理人】
【識別番号】100140109
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 新次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100075270
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 泰
(74)【代理人】
【識別番号】100101373
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 茂雄
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100117411
【弁理士】
【氏名又は名称】串田 幸一
(72)【発明者】
【氏名】グレズ,ジョセフ
(72)【発明者】
【氏名】ストロバック,レイチェル
(72)【発明者】
【氏名】ストラカ,スコット
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA15
3B202AA16
3B202AB05
3B202AB08
3B202AB13
3B202BA01
3B202BC08
3B202BD01
3B202BE10
3B202CA02
3B202GA02
3B202GA07
(57)【要約】
スキンブラシ器具は、交換式ブラシヘッド組立体の付いたハンドル部材を含む。交換式ブラシヘッド組立体は、使用にあたって器具の性能を維持するために交換されなければならない段階まで摩耗するブラシ毛部分を含む。ブラシ毛部分の近傍にLEDライトが設けられ、このLEDライトは、ブラシ毛組立体が交換を必要としているときにオンになるように制御される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動スキンブラシであって、
ハンドル部材と、
交換可能であるように取り付けられる、前記ハンドル部のヘッド部分内のブラシヘッド組立体部分であって、動作にあたってはその性能が低下する段階まで摩耗するブラシ毛部分を含むブラシヘッド組立体部分と、
前記スキンブラシ内で前記ブラシヘッド組立体の近傍に位置決めされたライトと、
前記ブラシヘッドが摩耗して交換予定であるときの前記ライトの表示動作のための制御組立体と
を備え、前記ライトが使用者の目に見える、電動スキンブラシ。
【請求項2】
前記ライトがLEDライトである、請求項1に記載の器具。
【請求項3】
前記ライトの色が赤色である、請求項1に記載の器具。
【請求項4】
前記ブラシヘッド組立体の交換が、前記器具の使用回数によって判定される、請求項1に記載の器具。
【請求項5】
前記ブラシヘッド組立体の交換が、前記ブラシヘッドが使用された時間の長さによって判定される、請求項1に記載の器具。
【請求項6】
前記ブラシヘッド組立体が、内側ブラシ基部を有する内側取り外し可能部分と、外側ブラシ基部を有する外側固定部分とを含み、前記ライトが、前記内側ブラシ基部と外側ブラシ基部との間の空間を通して輝くように位置決めされる、請求項1に記載の器具。
【請求項7】
複数のライトを含む、請求項1に記載の器具。
【請求項8】
前記ライトが均等に離間される、請求項7に記載の器具。
【請求項9】
前記ライトが、前記ブラシヘッド組立体から離間されてハンドル部のヘッド部分内に位置決めされる、請求項7に記載の器具。
【請求項10】
前記ライトがLEDライトであり、前記器具が各LEDライトに関連した半透明窓を含む、請求項1に記載の器具。
【請求項11】
前記ハンドル部のヘッド部分が半透明であり、前記LEDライトがハウジング内の選択された位置に位置決めされる、請求項1に記載の器具。
【請求項12】
前記ライトが、前記ライトの閃光を生じさせるように制御される、請求項1に記載の器具。
【請求項13】
前記閃光が、おおよそ50%のオン時間で毎秒生じる、請求項12に記載の器具。
【請求項14】
前記閃光が、中間の完全オン時間を有して溶明時間および溶暗時間を含む、請求項12に記載の器具。
【請求項15】
前記ライトが、前記器具がオンにされたとき、オフにされたとき、またはその両方のときにオンにされる、請求項1に記載の器具。
【請求項16】
前記器具が、関連する充電器基部に位置決めされたときまたはそこから取り外されたときに、前記ライトがオンにされる、請求項1に記載の器具。
【請求項17】
電動スキンブラシ内のブラシヘッド組立体の交換のためのシステムであって、
RFIDタグを有する交換式ブラシヘッド組立体を含む電動スキンブラシと、
前記ブラシヘッド組立体上の前記RFIDタグの読み取りが可能でありかつ前記電動スキンブラシのための交換用ブラシヘッド組立体の情報が提供されるウェブサイトとの通信および前記ウェブサイトの表示が可能であるRFIDリーダを有するモバイル通信デバイスと
を含む、システム。
【請求項18】
前記モバイルデバイスが、使用者が交換用ブラシヘッド組立体を注文するための機能を含む、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記モバイルデバイスが、スマートフォンまたはタブレットを含む、請求項18に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本発明は一般に、電動スキンブラシに関し、より具体的には、スキンブラシのブラシ部分を交換するのに適切な時期を知らせるためのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]電動スキンブラシ器具のブラシ部分は、一定期間使用すると、スキンブラシの性能を維持するために交換が必要な段階まで摩耗することがよく知られている。しかし、使用者は、ブラシ部分が摩耗したことに気付かずにスキンブラシを使用し続けることが多く、通常はスキンブラシの性能への不満を生じる結果となる。したがって、ブラシ部分を交換する必要があるときに使用者がそのことを認識するのを助けるために、様々なシステムや構成が開発されてきた。これらは、例えば、「ブラシを交換してください」といった視覚または音声による具体的な命令の使用などの、種々の指示を含む。
【0003】
[0003]しかし、そのような特定言語による申入れは、特にその製品が国際的に販売される場合には、問題になりうる。さらに、他の技法は言語によらない具体的なアイコンを使用してきたが、「ブラシを交換してください」というメッセージまたは類似のメッセージに対して確立されたアイコンは存在しないので、それらも分かりにくいものでありうる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
[0004]したがって、言葉または特有のアイコンを使用することなしに、交換を必要とする摩耗したブラシを示すシステムが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[0005]したがって、そのような電動スキンブラシが、ハンドル部材と、交換可能であるように取り付けられる、ハンドル部のヘッド部分内のブラシヘッド組立体部分であって、動作にあたってその性能が低下する段階まで摩耗するブラシ毛(bristle)部分を含むブラシヘッド組立体部分と、スキンブラシ内でブラシヘッド組立体の近傍に位置決めされるライトと、ブラシヘッドが摩耗して交換予定であるときのライトの表示動作のための制御組立体とを備え、ライトは使用者の目に見える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】[0006]本発明を示す、電動スキンブラシの長手方向断面図である。
図2】[0007]図1の拡大された一部分の図である。
図3】[0008]電動スキンブラシの上面図である。
図4】[0009]ブラシヘッドが取り外された、図3の一部分の図である。
図5】[00010]代替的なLED配置を有するスキンブラシの断面図である。
図6】[00011]複数LED構成を明瞭に示すために構成要素が取り除かれたスキンブラシの上面図である。
図7】[00012]電子商取引用途での図1のシステムの使用法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[00013]図1〜3は、本発明の全体構造を例示する電動スキンブラシを全体として10で示す。スキンブラシは、ブラシ組立体16を含むヘッド側端部14の付いたハンドル部分12を具備する。示された実施形態では、ブラシ組立体は、示された実施形態ではおおよそ11列のブラシ毛房の複数の円形列を含む内側ブラシ毛部分18と、内側ブラシ毛部分18を取り囲む2列のブラシ毛房を含む外側ブラシ毛部分20とを具備する。内側ブラシ毛部分18は所定の角度にわたって所定の振動数で前後に振動するが、外側ブラシ毛部分20は固定されたままである。1つの実施形態では、振動数は約176Hzであり、運動の角度は約7°である。当然ながら、これらの値は変更されてもよい。
【0008】
[00014]図1〜3の電動スキンブラシでは、内側ブラシ組立体16は交換可能であり、交換式ブラシヘッドとも呼ばれる。ブラシヘッドの内側ブラシ毛部分は、基部24が取り外し可能に取り付けられるハブに係合する駆動軸22を有するモータによって駆動される。基部24は、内側ブラシ毛部分を保持する。シール28が、湿気からモータを保護する。モータは、オン/オフスイッチ30によって制御される。そのようなブラシおよびモータの構造は、米国特許第7,786,626号および米国特許第7,386,906号に示されており、それらの内容は参照により本明細書に援用される。
【0009】
[00015]示された実施形態では、動く内側ブラシ毛部分と固定された外側ブラシ毛部分との間に空間32が存在し、光路とも呼ばれる。プリント回路基板(printed circuit board、PCB)34が、図示のように、LED36を取り付けられて内側ブラシ毛部分の基部24の下方に位置決めされる。PCBはまた、ハブ、ハンドル部隔壁、シール、および伝送窓の下に位置決めされる。電気的接続39が、スキンブラシマイクロプロセッサ37から提供される。LEDは、LEDからの光が図示のように最初に半透明の窓38を通り、次いで内側ブラシ毛部分のための基部24と外側ブラシ毛部分のための基部26との間の空間32を通り、そして内側ブラシ毛部分と外側ブラシ毛部分との間を外方に進むように取り付けられる。光路は、0.2mmよりも大きくあるべきである。1つの実施形態では、複数のライトが、内側および外側のブラシ毛基部とブラシ毛部分との間でブラシ組立体の周囲を囲んで一定間隔で配置される。1つの具体例は6個のLEDライトを含むが、この数は変更されてもよい。1つのLEDですら、申し分ない結果を提供することができる。
【0010】
[00016]LEDの色は、様々であってもよい。しかし、その意図は使用者に交換の必要性をはっきりと指摘することにあるので、赤色が好ましい色であるが、他の色が使用されてもよく、さらには複数の色が使用されてもよい。1つの代替的実施形態では、ブラシがまだ良好な状態にあることを示すために緑色が使用される一方で、交換される必要がある摩耗したブラシヘッドを示すために赤色が使用されうる。
【0011】
[00017]ライト(LED)の照明は、ハンドル部内に配置されたプログラムされたマイクロプロセッサ37によって制御される。光の強さも制御されうる。光が赤色である場合、軸方向(プリント回路基板に対して垂直の)強さは、30レベルを理想として20mcd(ミリカンデラ)を上回るべきであることが分かっている。黄色の光の場合、50mcd超が使用されるべきであり、白色の光では、60mcd超が望ましい。他の色は、それら特有の最小軸方向強さレベルを有する。ハンドル部は通常、各ライトのための伝送窓を含み、伝送窓は、直径が少なくとも2mmであるべきであり、かつ、用いられているライトの色が少なくとも30mcdの軸方向強さで伝送されることを可能にする材料を含む。
【0012】
[00018]1つの実施形態では、光(例えば、赤色)の存在は、即時のブラシヘッド交換の必要性を示すが、光はまた、良好な性能レベルでのブラシヘッドのさらなる使用がまだある程度可能な状態で、早めの交換の表示を提供するために使用されうる。
【0013】
[00019]ライトは、図1に示されるように内側ブラシ毛部分と外側ブラシ毛部分との間に位置決めされることが好ましいが、他のライト位置が使用されてもよい。1つの事例では、図5に示されるように、器具自体のヘッド側端部内にLED46が位置決めされうる。これは、ブラシヘッド耐用寿命の終わりを示す電気のまたは電磁気の制御信号を含めて、マイクロプロセッサ53からヘッドまたはヘッド内の別個の電池まで、電線またはリード線49と、電気的接続部51と、ブラシヘッド54上またはブラシヘッド54内の導電性のリード線52とを必要とする。
【0014】
[00020]別の代替形態では、ハンドル部材料の窓と同じ位置にLEDが取り付けられて、伝送窓が排除されうる。LED封止は、窓として使用されうる。
[00021]図6に示されるさらに別の代替形態では、複数の伝送窓またはLED60が、ブラシ毛の外側もしくは固定された区間の周囲を囲んで設けられうるが、なおも別の代替形態は、異なるLED実装構成を可能にする透明または半透明のプラスチック材料をヘッド区間に備えることである。
【0015】
[00022]LEDは、閃光効果をもたらすように制御されてもよい。好ましい閃光ルーチンは、50%のオン時間を伴う1.0秒間隔での閃光でありうる。一代替形態では、各閃光事象に対して遅いもしくは緩やかな始まりおよび/または終わりが提供され、すなわち、各閃光に対して光の溶明および/または溶暗が提供される。1つのそのような実施形態では、ライトは0.25秒間オフにされ、次いでライトは起動されて0.25秒間で全出力(強さ)まで強まって、0.25秒間全出力のままでいる。次いでライトは0.25秒間でオフまで弱まり、その後で再びループ(シーケンス)が始まる。
【0016】
[00023]他の好ましい閃光の比率は、0.20秒間から10秒間までの間で変化しうる。ライトのオン時間もまた、0.20秒間から10秒間の間で変化しうる。1つの実施形態では非閃光式ライトが使用される場合もあり、特定の速度で徐々に消えていく。そのような構成の1つの例は、0.25秒間から20秒間の間の光の弱まりを含む、1.0秒間から10分間までの間のオン時間になるであろう。特に好ましい1つの条件では、ライトは10秒間にわたってオンであり、次いで10秒間かけて弱まる。
【0017】
[00024]ライトは、器具の使用に関連して制御されてもよい。1つの実施形態では、ライトは、上述のように、器具がオンにされたときにオンになり、特定の時間および態様で器具がオフにされたときに再度オンになる。しかし、充電器との間の器具の挿入または取り外しに応じてなど、他のオン/オフ時間/事象が使用されてもよい。
【0018】
[00025]追加の特徴として、ライトがオンになったときにはブラシヘッドの交換に向けたメッセージが照らされるという旨の文書が、ヘッド部の後方などのハンドル部に含まれてもよい。また、メッセージは、ブラシヘッドがハンドル部から取り外されたときに光の存在によって交換が指示されることを使用者に気付かせ、それが使用者にブラシヘッドの交換を促すように、ブラシ組立体の駆動ハブ上に設置されてもよい。
【0019】
[00026]次に図7を参照すると、スキンケア器具82のためのRFIDタグ付きブラシ70が、商業ウェブサイト76との通信などの電子商取引活動をできるようにするための内蔵RFIDリーダを備えたデバイスの中でも特にスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス74によって読み取り可能である。交換式ブラシヘッド上のRFIDタグは、モバイルデバイスによって読み取られると、特定のウェブサイトのURLを通してデバイスをそのウェブサイトに向かわせる。ウェブサイト76は、交換用ブラシヘッドの購入、特定のブラシに固有の新たな皮膚治療用製剤、さらには顧客固有の製剤/ブラシ組み合わせを含む、様々な情報を含みうる。さらに、特殊化されかつ新たに開発された皮膚治療用プロトコルは、ウェブサイトから閲覧および/または購入されてもよく、プロトコルの購入は使用者のモバイルデバイス74に直接ダウンロード可能であり、そこから器具72内のブラシヘッド上のRFIDタグにロードされて、器具に追加の機能を提供する。
【0020】
[00027]さらに、的を絞った宣伝用の提案が使用者の特定のモバイルデバイスに送られうるように、器具の特定の使用者を識別するために、利用追跡情報/能力が使用されうる。ウェブサイトはまた、使用者のスマートフォン、モバイルデバイス、または他の類似のデバイスに注意/通知を提供することにより、時宜を得たブラシ交換を助長することができる。
【0021】
[00028]さらに、使用者の顔の領域を記録して、特定のブラシ用製剤を評価および勧告する皮膚治療の専門的職業および/または臨床医によってアクセス可能なウェブサイトに伝送するために、さらには遠方の臨床医が使用者の写真にアクセスして直接的な勧告を与えることができるネットワーク上のチャットに伝送するために、典型的なモバイルデバイスのカメラ機能が使用されうる。
【0022】
[00029]ブラシヘッド上のRFIDタグはまた、特定のブラシまたは器具組み合わせのための新たに入手可能なブラシ、製剤、洗浄プロトコル、および美容技法を含む教育的な情報を提供する教育的なウェブサイトにモバイルデバイスの使用者を向かわせるのに使用されうる。
【0023】
[00030]RFIDタグ付きブラシおよびRFIDタグ付き製剤の両方を読み取るために、器具自体(例えば、ハンドル部分)が使用されうる。するとこの器具は、予め読み取られたブラシ/製剤に特に関連するまたはそれらに合わせられた、RFIDタグまたはハンドル部内に存在する新たな洗浄プロトコルを開放することができる。そのようなシステムの1つの例は、足擦り洗い用製剤(pedi scrub formulation)および足用ブラシ部材の両方を読み取り、次いで予め定められた特定の振動数、出力レベル、および器具上のRFIDタグで得られる動作プロファイルで動作して特定の製剤に対する適切な効果を送達する、足治療デバイスである。
【0024】
[00031]器具自体はまた、一定のまたは限られた時間にわたって器具が特定の洗浄プロトコルを稼働させられるようにする一時的な認証コードを有するRFIDタグの付いた美容用製剤を読み取るのに使用されうる。そのようなシステムは、新たな製剤/プロトコルの組み合わせの試用を提供して、その後で器具内のプロトコルを恒久的に開放するためにある量の製剤の購入を要求するために使用されうる。
【0025】
[00032]本発明の好ましい実施形態が例示の目的で開示されたが、以下の特許請求の範囲で定義される本発明の精神から逸脱することなしに様々な変更、修正、および代用が実施形態に組み込まれうることが、理解されるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】