特表2016-540139(P2016-540139A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2016-5401394G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2016-540139(P2016-540139A)
(43)【公表日】2016年12月22日
(54)【発明の名称】4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置
(51)【国際特許分類】
   E05B 63/14 20060101AFI20161125BHJP
   E05B 65/02 20060101ALI20161125BHJP
   E05B 1/00 20060101ALI20161125BHJP
   E05B 9/08 20060101ALI20161125BHJP
   E05B 17/20 20060101ALI20161125BHJP
   H05K 5/03 20060101ALI20161125BHJP
【FI】
   E05B63/14 D
   E05B65/02 D
   E05B1/00 311H
   E05B9/08 E
   E05B17/20 E
   H05K5/03 D
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2016-529884(P2016-529884)
(86)(22)【出願日】2015年7月31日
(85)【翻訳文提出日】2016年5月9日
(86)【国際出願番号】CN2015085661
(87)【国際公開番号】WO2016065963
(87)【国際公開日】20160506
(31)【優先権主張番号】201410606521.1
(32)【優先日】2014年10月31日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516135944
【氏名又は名称】江蘇亨通光网科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】JiangSu HengTong Optical Network Technology Co.,Ltd
(71)【出願人】
【識別番号】516135955
【氏名又は名称】江蘇亨通光電股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】HengTong Optic−Electric Co.,Ltd
(74)【代理人】
【識別番号】100169904
【弁理士】
【氏名又は名称】村井 康司
(74)【代理人】
【識別番号】100159916
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 貴之
(72)【発明者】
【氏名】徐 虎
(72)【発明者】
【氏名】彭 書斌
(72)【発明者】
【氏名】張 林
(72)【発明者】
【氏名】高 杰
【テーマコード(参考)】
4E360
【Fターム(参考)】
4E360AB64
4E360BA06
4E360BC03
4E360BC05
4E360EA16
4E360EC05
4E360ED02
4E360ED03
4E360GA43
4E360GB94
4E360GB99
(57)【要約】
本発明は、室外キャビネットのキャビネットドアの上に設置され、その上に天地四方錠が設けられ、天地四方錠上にそれぞれ上ロックレバーと、下ロックレバーと、左ロックレバーと右ロックレバーとが設置され、上ロックレバーと、左ロックレバーと右ロックレバーの上にそれぞれ伝動ロックレバーが接続され、伝動ロックレバーの上に若干の第1のロック舌が設けられ、各第1のロック舌はそれぞれ室外キャビネットのドア枠の内側に当接可能であるキャビネットドアパネルと、天地四方錠と嵌合して接続される回転握りと、キャビネットドアパネルの上に設置され、下ロックレバーと嵌合して接続される第2のロック舌が設けられる補助錠と、室外キャビネットのキャビネットドアの上に設置されるとともに、キャビネットドアパネルを覆うカバープレートとを主に含む4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置を開示する。本発明は全体の強度が高く、上、下、左、右の4つの方向からキャビネットドアを固着させ、外部からのキャビネットドアのこじあけを防止でき、大幅に室外キャビネットの安全性を向上させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置であって、前記盗難防止装置は、
室外キャビネットのキャビネットドアの上に設置され、その上に天地四方錠が設けられ、前記天地四方錠上にそれぞれ上ロックレバーと、下ロックレバーと、左ロックレバーと右ロックレバーとが設置され、前記上ロックレバーと、左ロックレバーと右ロックレバーの上にそれぞれ伝動ロックレバーが接続され、前記伝動ロックレバーの上に若干の第1のロック舌が設けられ、各第1のロック舌はそれぞれ室外キャビネットのドア枠の内側に当接可能であるキャビネットドアパネルと、
天地四方錠と嵌合して接続され、天地四方錠によって天地四方錠の上の伝動ロックレバーを運動させることができる回転握りと、
キャビネットドアパネルの上に設置され、下ロックレバーと嵌合して接続される第2のロック舌が設けられる補助錠と、
室外キャビネットのキャビネットドアの上に設置されるとともに、キャビネットドアパネルを覆い、その四側の辺にそれぞれ第1のロック舌と嵌合される若干のスルーホールが設けられ、第1のロック舌はスルーホールを通って室外キャビネットのドア枠の内側に当接されるカバープレートと、を含むことを特徴とする4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置。
【請求項2】
前記キャビネットドアパネルの上にそれぞれ空調取付口と、天地四方錠取付口と、補助錠取付口と水素ガス排気機取付口とが設けられることを特徴とする請求項1に記載の4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置。
【請求項3】
前記盗難防止装置は錠ケースをさらに含み、前記錠ケースはパネルを含み、前記パネルの四側の辺にそれぞれ垂直にストッパーが設けられ、それぞれのストッパー上に垂直に接続プレートが設けられ、各ストッパーはそれぞれ天地四方錠取付口を通って、接続プレートを介してキャビネットドアパネルの上に固定され、前記天地四方錠はパネル上に固定されることを特徴とする請求項2に記載の4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置。
【請求項4】
各ストッパー上にそれぞれ方形穴が設けられ、前記上ロックレバー、左ロックレバーおよび右ロックレバーはそれぞれ方形穴を通って伝動ロックレバーと接続され、前記下ロックレバーは方形穴を通って補助錠上の第2のロック舌と当接されることを特徴とする請求項3に記載の4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置。
【請求項5】
前記伝動ロックレバーの先端にそれぞれ接続穴が設けられることを特徴とする請求項1に記載の4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置。
【請求項6】
前記ロック舌は接続穴と嵌合して接続される接続手段と、室外キャビネットのドア枠の内側に当接可能な丸鋼とが接合されてなることを特徴とする請求項5に記載の4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置。
【請求項7】
前記カバープレート上に空調または熱交換器の吹出し口とケーブルの出入口とが設けられることを特徴とする請求項1に記載の4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は盗難防止装置に関し、具体的には4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
2013年に、中国工業情報化部はかかる企業の申込みにより、中国移動通信集団公司、中国電信集団公司および中国聯通集団公司に対して「LTE/第4代のデジタルセルラ移動通信業務(TD-LTE)」の営業ライセンスを発行した。同時に、今後も企業の申込みを合わせて様々な試験でLTE FDDとTD-LTEとのマルチモードネットワークの発展モードを検討するようなことは中国工業情報化部から明らかにされる。今年、中国のTD-LTEネットワークコミュニティや産業発展が十分な成果を上げた。
【0003】
中国でTD-LTE商業化の半年以来、各地で300以上の市まで広げ、基地局が33万超え、ユーザ人数が650万超え、今年の年末まで殆どの地級市の都市圏、都市圏周囲の地域や町に広げ、一部の市町村へのホットスポット設置を実現し、中国電信、中国聯通のTD-LTEネットワークも全国の大型・中型都市へ広げられている。2014年の年末まで、全国に4G基地局の数は50万を超える。4Gネットワークの発展や大規模の4G基地局の設置に伴い、4G通信室外キャビネットは広い応用展望が期待される。
【0004】
現在、市販の室外キャビネットは主に三点ロック構造、すなわちキャビネットドアがロック舌と上下ロックレバーによってロックされるもので、このようなロック方式は構造が簡単であるが、強度が低く、外部からのこじあけによるキャビネット内の部材盗難が発生しやすい。
【発明の概要】
【0005】
前記室外キャビネットに存する問題を解決するために、本発明は4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置を提供する。
前記目的に達するために、本発明の技術手段は以下の通りである。
【0006】
4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置であって、前記盗難防止装置は、
室外キャビネットのキャビネットドアの上に設置され、その上に天地四方錠が設けられ、前記天地四方錠上にそれぞれ上ロックレバーと、下ロックレバーと、左ロックレバーと右ロックレバーとが設置され、前記上ロックレバーと、左ロックレバーと右ロックレバーの上にそれぞれ伝動ロックレバーが接続され、前記伝動ロックレバーの上に若干の第1のロック舌が設けられ、各第1のロック舌はそれぞれ室外キャビネットのドア枠の内側に当接可能であるキャビネットドアパネルと、
天地四方錠と嵌合して接続され、天地四方錠によって天地四方錠の上の伝動ロックレバーを運動させることができる回転握りと、
キャビネットドアパネルの上に設置され、下ロックレバーと嵌合して接続される第2のロック舌が設けられる補助錠と、
室外キャビネットのキャビネットドアの上に設置されるとともに、キャビネットドアパネルを覆い、その四側の辺にそれぞれ第1のロック舌と嵌合される若干のスルーホールが設けられ、第1のロック舌はスルーホールを通って室外キャビネットのドア枠の内側に当接されるカバープレートとを含む。
【0007】
本発明の好ましい実施例では、前記キャビネットドアパネルの上にそれぞれ空調取付口と、天地四方錠取付口と、補助錠取付口と水素ガス排気機取付口とが設けられる。
【0008】
本発明の好ましい実施例では、前記盗難防止装置は錠ケースをさらに含み、前記錠ケースはパネルを含み、前記パネルの四側の辺にそれぞれ垂直にストッパーが設けられ、それぞれのストッパー上に垂直に接続プレートが設けられ、各ストッパーはそれぞれ天地四方錠取付口を通って、接続プレートを介してキャビネットドアパネルの上に固定され、前記天地四方錠はパネル上に固定される。
【0009】
本発明の好ましい実施例では、各ストッパー上にそれぞれ方形穴が設けられ、前記上ロックレバー、左ロックレバーおよび右ロックレバーはそれぞれ方形穴を通って伝動ロックレバーと接続され、前記下ロックレバーは方形穴を通って補助錠上の第2のロック舌と当接される。
【0010】
本発明の好ましい実施例では、前記伝動ロックレバーの先端にそれぞれ接続穴が設けられる。
【0011】
本発明の好ましい実施例では、前記ロック舌は接続穴と嵌合して接続される接続手段と、室外キャビネットのドア枠の内側に当接可能な丸鋼とが接合されてなる。
【0012】
本発明の好ましい実施例では、前記カバープレート上に空調または熱交換器の吹出し口とケーブルの出入口とが設けられる。
【0013】
前記技術手段によれば、本発明は以下の有益な効果が得られる。
【0014】
本発明は構造が簡単で、室外キャビネットのキャビネットドアの上に設置され、キャビネットドアオン時に様々なメンテナンス操作しやすく、キャビネットドアオフ時に盗難防止装置はキャビネット内の機器の装着スペースを占有せず、機器の通常動作や室外キャビネットと外部部材の接続に影響を与えない。
【0015】
本発明は全体の強度が高く、上、下、左、右の4つの方向からキャビネットドアを固着させ、外部からのキャビネットドアのこじあけを防止でき、大幅に室外キャビネットの安全性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
以下、本発明の実施例または従来技術中の技術手段を更に具体的に明らかにするために、実施例または従来技術の説明に必要する図面を簡単に説明するが、以下説明に係る図面は本発明に記載のいくつかの実施例だけであり、当分野において通常の知識を有するものには創造的労働がなくてもこれらの図面によりその他の図面を得る等が可能なことは自明であろう。
図1図1は本発明の構造模式図である。
図2図2はキャビネットドアパネルの構造模式図である。
図3図3はキャビネットドアパネルと空調との嵌合取付図である。
図4図4は天地四方錠の構造模式図である。
図5図5は錠ケースの構造模式図である。
図6図6はキャビネットドアパネルと天地四方錠との嵌合取付図である。
図7図7はカバープレートの構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明による技?手段、特徴、目的と効果が明らかにされるために、図面を用いて本発明を説明する。
【0018】
図1乃至図7を参照して、本発明はキャビネットドアパネル100と、回転握り200と、補助錠300とカバープレート400とを含む4G移動通信用室外キャビネットの盗難防止装置を提供する。
【0019】
キャビネットドアパネル100は長方形状とし、その全体寸法が室外キャビネットのキャビネットドアの寸法より小さく、キャビネットドアの上に取り付けられ、ロック装置の装着によってキャビネットドアのオン・オフを制御して安全性を向上させるためである。
【0020】
ロック装置は天地四方錠500を含み、4つの方向から室外キャビネットのキャビネットドアをロックし、優れた破壊防止機能を有する。
【0021】
具体的に天地四方錠500はメインロックボディ510を含み、メインロックボディ510の4つの方向上にそれぞれ上ロックレバー511と、下ロックレバー512と、左ロックレバー513と右ロックレバー514とが設けられ、メインロックボディ510の中間箇所に連動レバー515が設けられ、連動レバー515は上ロックレバー511と、下ロックレバー512と、左ロックレバー513と右ロックレバー514とそれぞれ連動し、連動レバー515を回転させる時に上ロックレバー511と、下ロックレバー512と、左ロックレバー513と右ロックレバー514を移動させることができる。
【0022】
上ロックレバー511と、左ロックレバー513と右ロックレバー514の先端にそれぞれ伝動ロックレバー520が接続され、伝動ロックレバー520の上にそれぞれ若干の第1のロック舌530が設けられ、このように、連動レバー515を回転させる時に、伝動ロックレバー520に連動して第1のロック舌530を伸縮させることができる。
【0023】
便利な移動のために、伝動ロックレバー520の下方に溝が設けられ、キャビネットドアパネル100上にホイルが取り付けられ、伝動ロックレバー520がホイルによって摺動する。
【0024】
第1のロック舌530はキャビネットドアをロックさせるためのものであり、具体的に伝動ロックレバー520上の接続穴と嵌合して接続される接続手段と室外キャビネットのドア枠600の内側と当接可能な丸鋼とで接合されてなり、このように伝動ロックレバー520が第1のロック舌530を突出させた時に、第1のロック舌530はドア枠600の内側と当接でき、キャビネットドアとドア枠600との間のロックが実現される。
【0025】
キャビネットドアパネル100上にそれぞれ空調取付口110と、天地四方錠取付口120と、補助錠取付口130と水素ガス排気機取付口140とが設けられる。
【0026】
空調が空調取付口110から外部へ取り付けられ、クリンチによってドアパネルの上にねじ締められ、固定時にフラットワッシャ、バネワッシャ、六角ナットという締付方式を採用するので、構造が強固になり、空調運転時の振動による緩みを効果的に防止できる。
【0027】
天地四方錠取付口120は天地四方錠500の取付に用い、補助錠取付口130は補助錠300の取付に用い、水素ガス排気機取付口140は水素ガス排気機の取付に用いる。
【0028】
キャビネットドアパネル100は全体的にパネルであるので、天地四方錠500は部品点数が多く、キャビネットドアパネル100上に装着し難いだけでなく、キャビネットドアパネル100上の使用が不便であり、本発明ではキャビネットドアパネル100上に錠ケース700が設けられる。
【0029】
錠ケース700は天地四方錠500の取り付けに用い、キャビネットドアパネル100上の天地四方錠500の使用を容易にさせて、主にパネル710を含み、パネル710の四側の辺にそれぞれ垂直にストッパー720が設けられ、各ストッパー上に垂直に接続プレート730が設けられ、各ストッパー720はそれぞれ天地四方錠取付口130を通って、接続プレート730によってキャビネットドアパネル100上に固定され、このようにして錠ケース700が全体的にキャビネットドアパネル100上に固定される。
【0030】
パネル710上にねじ穴が設けられ、天地四方錠500がパネル710上に固定され、連動レバー515がねじ穴を貫通することができる。
【0031】
各ストッパー720上にそれぞれ方形穴740が開設され、上ロックレバー511、下ロックレバー512、左ロックレバー513と右ロックレバー514はそれぞれ方形穴740を通って伝動ロックレバー520と嵌合して接続される。
【0032】
前記回転握り200は連動レバー515上に設置され、回転握り200を回転させることによって連動レバー515を回転させ、連動ロックを実現する。
【0033】
前記ロック装置は補助錠300をさらに含み、補助錠300は補助錠取付口130を介してキャビネットドアパネル100上に取り付けられ、かつ天地四方錠500の下方に位置する。
【0034】
補助錠300は天地四方錠500の動作状態の制限に用い、補助錠300上に第2のロック舌が設けられ、第2のロック舌と下ロックレバー512とが当接可能であり、第2のロック舌と下ロックレバー512とが当接するように補助錠300を回動させる時に、第2のロック舌によって下ロックレバー512の位置決めを行い、この場合に天地四方錠500が動作できなくなり、第2のロック舌と下ロックレバー512とが離間した時に、天地四方錠500が動作できる。
【0035】
前記カバープレート400は全体的に開口状の長方体とし、キャビネットドアパネル100を覆うようにキャビネットドアパネル100上に取り付けられ、カバープレート400は盗難者による外部からの破壊を防止するようにキャビネットドアパネル100とキャビネットドアパネル100上のロック装置を保護する。
【0036】
カバープレート400上に空調または熱交換器の吹出し口410と、錠ケース穴420と、排?穴430とケーブルの出入口が設けられる。
【0037】
空調または熱交換器の吹出し口410は空調または熱交換器が生成した熱の排出に用い、錠ケース穴420は錠ケース700の固定に用い、排?穴430は水素ガス排気機の排気に用い、ケーブルの出入口は配線に用いる。
【0038】
カバープレート400の四側の辺にそれぞれ第1のロック舌530と嵌合される若干のスルーホール440が設けられ、第1のロック舌530はスルーホール440を通って室外キャビネットのドア枠600の内側と当接される。
【0039】
以下、本発明の具体的な動作手順を説明する。
【0040】
キャビネットドアを閉じた後、回転握り200を回転させて連動レバー515を回転させた時に、上ロックレバー511、下ロックレバー512、左ロックレバー513と右ロックレバー514を移動させ、伝動ロックレバー520によって第1のロック舌530を3方向へ突出させ、第1のロック舌530はカバープレート400上のスルーホール440を通ってキャビネットドア枠600の内側に引っ掛かられる。
【0041】
この時にかぎで補助錠300をロックすれば、キャビネットドアのロックができ、ロックしたキャビネットドアのいずれの側でもロック舌がドア枠600の内側に引っ掛かられ、且ついずれの側に若干の第1のロック舌530が固定され、構造が強固になり、ロック信頼性が高く、キャビネットの外側からのキャビネットドアのこじあけを効果的に防止することができる。
【0042】
キャビネットドアを開く必要があると、かぎで補助錠300をアンロックさせ、補助錠300上の第2のロック舌と下ロックレバー512を分離させ、この場合に回転握り200を回転させて天地四方錠500が動作でき、第1のロック舌530を收?させることができる。
【0043】
以上、本発明の基本原理、主要特徴及び本発明の利点を説明した。本発明は前記実施例に限定されるものではなく、前記実施例や明細書は本発明の原理を具現化するための記述に過ぎ、本発明の精神と範囲を逸脱しない限り、様々な変形や改良を行うことができ、これら変形や改良が本発明の特許請求の範囲に含まれる。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲及びその均等の範囲によって定義されるものである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】