特表2016-540331(P2016-540331A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2016-540331ライブの又は記憶されている映像、音声又はテキストコンテンツ内での反応的応答を自動的にアクティブ化するためのシステム及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2016-540331(P2016-540331A)
(43)【公表日】2016年12月22日
(54)【発明の名称】ライブの又は記憶されている映像、音声又はテキストコンテンツ内での反応的応答を自動的にアクティブ化するためのシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 17/30 20060101AFI20161125BHJP
   G06Q 30/00 20120101ALI20161125BHJP
【FI】
   G06F17/30 180A
   G06Q30/00 330
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2016-553238(P2016-553238)
(86)(22)【出願日】2014年11月6日
(85)【翻訳文提出日】2016年7月5日
(86)【国際出願番号】US2014064345
(87)【国際公開番号】WO2015069893
(87)【国際公開日】20150514
(31)【優先権主張番号】61/901,193
(32)【優先日】2013年11月7日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516133825
【氏名又は名称】スキップストーン エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100111235
【弁理士】
【氏名又は名称】原 裕子
(72)【発明者】
【氏名】オントコ、 トロイ
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA02
(57)【要約】
方法及び関連する装置は、ライブの又は記憶された映像、音声又はテクスチャコンテンツ伝達内で「反応的」応答を自動的にアクティブ化する。本発明は、製品若しくはサービスの「主題専門家」と又は会合若しくは講座の提示者とのライブの相互作用に近似するように参加者が従事することを可能にする。デモ、訓練及び会合のアプリケーションを含む様々な実施形態の全ては、上記の媒体資源を介して高度の制御を有する(複数の)管理ユーザに関する。また、実施形態は、映像、音声、又は他の媒体資源で展示される製品、サービス又はプレゼンテーションに関する質問を閲覧及び尋ね得る「閲覧者」とも呼ばれる、エンドユーザにも関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザに一次コンテンツを伝達するための装置と、
前記一次コンテンツに関する、質問及び前記質問への回答を記憶するためのメモリと、
前記一次コンテンツに関するユーザの質問を受信するための装置と、
前記ユーザの質問が任意の記憶されている質問に関連するかどうかを自動的に決定するためのコンピュータプロセッサと
を備え、
(a)前記ユーザの質問が少なくとも1つの前記記憶されている質問に関連する場合、その質問に対する記憶されている回答を前記ユーザに伝達し、且つ
(b)前記ユーザの質問が少なくとも1つの前記記憶されている質問に関連しない場合、前記ユーザの質問を分析し又は現在記憶されている回答以外のソースから前記ユーザの質問への回答を提供するための補足動作を実行する、ユーザ相互作用可能システム。
【請求項2】
前記ユーザに前記一次コンテンツを伝達するための装置は、映像プレーヤである、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記ユーザに前記一次コンテンツを伝達するための装置は、音声プレーヤである、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記ユーザに前記一次コンテンツを伝達するための装置は、テキストを表示するディスプレイスクリーンである、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
記憶されているユーザの質問への回答は、前記一次コンテンツに関する追加の詳細を提供する、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記一次コンテンツに関するユーザの質問を受信するための装置は、FAQ(frequently asked question)のプルダウンメニューを有するディスプレイスクリーンを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記一次コンテンツに関するユーザの質問を受信するための装置は、一連のFAQ(frequently asked question)への別個の通信リンクを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記一次コンテンツに関するユーザの質問を受信するための装置は、テキスト形式で前記ユーザの質問を入力するためのキーボード又はタッチスクリーンを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記一次コンテンツに関するユーザの質問を受信するための装置は、口頭形式で前記ユーザの質問を入力するための音声認識装置を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記ユーザの質問への回答を提供するための補足動作を実行することは、回答のために前記質問を専門家に差し向けることを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
ユーザは、前記一次コンテンツを受信した以前のユーザから質問及び回答を提供される、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
一次コンテンツは、プライベートネットワーク又はインターネットウェブサイトを介して利用可能になる、請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
前記一次コンテンツは、製品デモ、記述、比較、強化又は修理手続きを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項14】
前記一次コンテンツは訓練に関連する、請求項1に記載のシステム。
【請求項15】
前記一次コンテンツは複数のユーザに関与する会合を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項16】
前記プロセッサは、
前記一次コンテンツとのユーザの関与に関係付けられる時間、
前記一次コンテンツのどの部分がユーザによってレビューされたか、及び
他のユーザからのどの質問及び回答がレビューされたか
の1つ以上を含むユーザ応答分析を監視及び記憶するように更に動作する、請求項1に記載のシステム。
【請求項17】
前記プロセッサは、前記ユーザ分析に基づいて前記一次コンテンツの伝達をカスタマイズするように更に動作する、請求項16に記載のシステム。
【請求項18】
ユーザに一次コンテンツを伝達するステップと、
前記一次コンテンツに関する質問及び前記質問への回答を記憶するステップと、
前記一次コンテンツに関するユーザの質問を受信するステップと、
前記ユーザの質問が任意の記憶されている質問に関連するかどうかを自動的に決定するステップと、
(a)前記ユーザの質問が少なくとも1つの前記記憶されている質問に関連する場合、その質問に対する記憶されている回答を前記ユーザに伝達し、
(b)前記ユーザの質問が少なくとも1つの前記記憶されている質問に関連しない場合、前記ユーザの質問を分析し又は現在記憶されている回答以外のソースから前記ユーザの質問への回答を提供するための補足動作を実行するステップと
を含む、相互作用可能コンテンツ伝達方法。
【請求項19】
前記一次コンテンツは映像形式で伝達される、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記一次コンテンツは音声形式で伝達される、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
前記一次コンテンツはテキスト形式で伝達される、請求項18に記載の方法。
【請求項22】
記憶されているユーザの質問への回答は、前記一次コンテンツに関する追加の詳細を提供する、請求項18に記載の方法。
【請求項23】
前記ユーザに対してFAQ(frequently asked question)のプルダウンメニューを表示するステップを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項24】
前記ユーザに対して一連のFAQ(frequently asked question)への別個の通信リンクを提供するステップを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項25】
テキスト形式で前記ユーザの質問を入力するためにキーボード又はタッチスクリーンを使用するステップを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項26】
口頭形式でユーザの質問を入力するために音声認識を使用するステップを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項27】
回答のために前記ユーザの質問を専門家に差し向けるステップを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項28】
ユーザに一次コンテンツを受信した以前のユーザからの質問及び回答を提供するステップを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項29】
プライベートネットワークを介して又はインターネットウェブサイトを通じて前記一次コンテンツを伝達するステップを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項30】
前記一次コンテンツは、製品デモ、記述、比較、強化又は修理手続きを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項31】
前記一次コンテンツは訓練に関連する、請求項18に記載の方法。
【請求項32】
前記一次コンテンツは複数のユーザに関与する会合を含む、請求項18に記載の方法。
【請求項33】
前記一次コンテンツとのユーザの関与に関係付けられる時間、
前記一次コンテンツのどの部分がユーザによってレビューされたか、及び
他のユーザからのどの質問及び回答がレビューされたか
の1つ以上を含むユーザ応答分析を監視及び記憶するステップを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項34】
前記ユーザ分析に基づいて前記一次コンテンツの伝達をカスタマイズするステップを含む、請求項33に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して相互作用可能コンテンツのプレゼンテーションに関し、特に、アドホック質問を含む、事前に記録された応答並びに専門家及び元の提示者からの応答に対するクエリ検索を用いて視聴者Q&A(question and answer)参加を自動化するコンピュータソフトウェアアプリケーションに関する。
【0002】
(関連出願の参照)
本出願は、2013年11月7日に提出された米国仮特許出願第61/901,193号からの優先権を主張し、その全体は参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
製品及びサービスに関する質問に対する回答を提供すると称するウェブサイトの蔓延により、利用可能な、場合によっては矛盾する情報の真正性(即ち、「それは製品又はサービスの提供元からか?」、真実性(「それは真実か?」)及び有効性(「それはまだ現在/最新のものか?」)を決定することがますます困難に成ってきている。更に、分散した及び遠隔の労働人口の傾向が増えて、受動的及び「レビュー」モードを除いて情報、会合及び訓練コンテンツを広めることも困難である。
【0004】
Q&A処理を何とかして「自動化」しようとする多くの試みが行われてきた。米国特許第5,870,755号は、“synthetic interview”を容易にするためのデータベースを作成することに関する。生成された質問及び質問への応答が記録される。質問及び応答は意味情報で拡張されて、記録された応答の取得を改善するために、応答、質問、並びに応答及び質問の写しの意味拡張のための逆索引が作成される。また、既存の素材から合成インタビューを生成するためのデータベースを作成する方法も開示されている。
【0005】
米国特許第6,028,601及び6,243,090号は、ユーザの質問と回答との間のFAQ(Frequently Asked Question)リンクを作成する。ユーザが入力を、又は自然言語の形式で質問を入力して、情報が取得される。質問データベースが、入力に相当する質問を含み且つ入力に応じてソースが取得する入力インターフェースに結合される。情報ソースは、取得された質問に関連する情報を含む入力インターフェースに結合される。情報は、入力されたクエリに従ってランク付けされる。ユーザの質問は、質問データベースに記憶されて回答にリンクされる。ユーザは、質問データベースにまだ記憶されていない新しい質問を追加及びリンクしてもよい。
【0006】
米国特許第6,288,753号は、ライブで相互作用可能な通信教育に関する。システムは、実際の講師が多数の参加生徒にリアルタイムで講義を行う映像製作スタジオを利用する相互作用可能なインターネットテレビ会議マルチキャスト動作に基づく。講師が議論されているスクリーンの領域を文字通り指差すことができるバックグラウンドとしてソフトウェアスクリーンが使用される。講師は、自身が撮影中の生徒を見ることを可能にする一組のモニターをスタジオ内に有する。この態様では、生徒は、コンピュータスクリーンで、講師がスクリーン内の様々なアイテムを指差してコンピュータスクリーンを「歩き回る」のを見ることができる。
【0007】
米国特許出願公開第2002/0072974号及び第2002/0078700号は「ライブ専門家」を利用する。システムは、既存の商人及びモールが顧客に商品へのアクセスを提供すること、通信ネットワークを介して販売アシスタントがアイテムを表示して、製品に関する専門的情報を提供することを支援する。ショッピング及び会計ショッピング及びチェックアウトを容易にするためのトークンによりショッピング体験が向上する。購入したアイテムは、設置又はサービスが必要であり、又はライブ専門家にアクセスすることにより支援される。ネットワークを介してサービスプロバイダへの直接接続が利用可能である。買い物客が所望の商品を見つけなければ、彼らはその商品を有する別の商人に差し向けられて、差し向けた商人は手数料又は他の報酬を受け取る。
【0008】
米国特許出願公開第2008/0259155号は、ライブと事前に記録された映像プレゼンテーション及び相互作用の混合を利用したオンライン商取引による顧客支援に関する。顧客インターフェース内のディスプレイウインドウは、オペレータのライブ映像フィード及びオペレータの事前に記録された映像クリップを表示する。顧客とオペレータとの間の相互作用は、ライブテキストチャット、ライブテレビ会議、事前に記録された映像メッセージ又は第三者の介入を含む場合がある。呼び出し装置は、一般的な質問への回答の録画映像クリップ、オペレータによって以前に記録されたグリーティング、このオペレータによって以前に記録された回答及び第三者によって以前に記録された回答を再生してもよい。
【0009】
米国特許第7,702,508号は、クエリ回答の自然言語処理を記載している。ユーザクエリに応じた候補の回答は、自然言語エンジンを用いて分析されて、電子データベースから適切な回答を決定する。このシステム及び方法は、インターネットベースの検索エンジン及びクライアントサーバシステム等の分散型音声認識システムに役立つ。後者は、典型的には、音声入力インターフェースを使用してコンピュータ、PDA、又はワークステーションにおけるユーザクエリに基づいてイントラネットで又はインターネットを介して実装される。
【0010】
米国特許第8,358,772号は、音声自動応答装置(IVR;interactive voice response)を介して発信者を誘導すること、及び事前に分類された録画スクリプトを利用することに関する。処理は、IVRシステムを介して着信発呼者を手動で誘導すること、続いて、スクリプトの分類を管理する販売方法のステップに従って発信者に、録画された、事前分類されたスクリプト又は音声ダイアログを再生することを含む。この発明の所定の実施形態は、IVRプラットフォーム内の及び外への着信発呼者を収集、会議、ルーティング、及び管理する代替手段を含む。
【0011】
米国出願公開第2013/0246327号は、クラウドソーシングによるユーザの質問に対して専門家の回答を伝達する専門家回答プラットフォームを有する。このシステムを用いて、専門家は、このようなクラウドソーシングによるユーザの質問に対して回答を(例えば、映像ブログの形態で)提供する場合がある。また、システムは、専門家のためのマーケティングプラットフォームとして機能する場合も有る。専門家は、専門領域の時事問題についてエントリを投稿する、公衆の中から支持者を作る、専門家の本及び/又は研究を宣伝する、及び/又は自身の活動のための資金を得る等を行ってもよい。
【0012】
米国出願公開第2014/0013230号によれば、相互作用可能映像応答プラットフォームが、視聴者メンバーから刺激を受信し、相互作用可能映像応答プラットフォーム上でコンテンツ製作者から第1の映像コンテンツを受信し、相互作用可能映像応答プラットフォーム上で刺激に応じて映像コンテンツを表示することによりシームレスな映像再生体験を生み出す。シームレスな映像再生は、別の映像クリップが始まる前にある映像クリップの識別可能な終わりが殆ど又は全く無いように、映像コンテンツクリップ間の遷移を含み得る。また、シームレス映像再生は、視聴者メンバーからの刺激を待っている間に再生され得るものを含む、表示され得る多くのタイプのセグメントを含む。
【0013】
米国出願公開第2014/0081953号は、オンライン顧客サポートサイトで回答を提供することに関する。この方法は、ユーザから第1の質問を受信すること、知識ベースから第1の結果を決定すること、コミュニティから第2の結果を決定すること、エージェントから第3の結果を決定すること、及び単一の統合型フィードで、第1の質問に応じて第1の結果、第2の結果及び第3の結果を表示することを含む。
【0014】
米国出願公開第2014/0161416号に開示された例示の方法は、ネットワーク環境で映像ビットストリームを受信すること、映像ビットストリームの復号音声部分において質問を検出すること、及び映像ビットストリームのセグメントをタグでマーキングすることを含む。タグは、映像ビットストリームにおいて質問の場所に対応してもよく、映像ビットストリームの消費を促進し得る。この方法は、質問内にキーワードを検出すること、及び質問のコンテンツを決定するためにキーワードを組み合わせることを更に含み得る。特定の実施形態では、この方法は、ユーザ相互作用から質問及び対応する回答を受信すること、複数のユーザによる質問をクラウドソーシングすること、映像ビットストリームにおける多数の質問をカウントすること及び他の特徴も含み得る。
【発明の概要】
【0015】
本発明は、ライブの又は記憶された映像、音声又はテキストコンテンツ伝達内で「反応的」応答を自動的にアクティブ化するための方法及び関連装置を提供する。様々な実施形態において、本発明は、製品若しくはサービスの「主題専門家」と又は会合若しくは講座の提示者とのライブの相互作用に近似するように参加者が従事することを可能にする。
【0016】
デモ、訓練及び会合アプリケーションを含む、3つの実施形態が開示される。全ての実施形態は、上記の媒体資源を介して高度の制御を有する(複数の)管理ユーザに関する。また、全ての実施形態は、映像、音声、又は他の媒体資源で展示される製品、サービス又はプレゼンテーションに関する質問を閲覧及び尋ね得る「閲覧者」とも呼ばれる、エンドユーザにも関する。エンドユーザは、媒体資源をアップロード又は削除しなくてもよい。
【0017】
全ての実施形態において、コンテンツは、映像、音声又はテキスト、又はこれらの組み合わせの形態で伝達されてもよく、ユーザ入力及び応答がこうした及び他の(即ち、テキストメッセージ、Eメール)様式により受信される。映像及び音声の実装では、制御機能は、少なくとも再生、一時停止、スロー再生、拡大機能又は他の機能を含んでもよい。製品詳細及び製品比較が2つの可能な用途である。
【0018】
一般的なデモ映像の例では、管理ユーザは映像又は音声又はHTMLコンテンツを記録してもよく、それは、(1)コンテンツを閲覧すると尋ねられると予想される質問に回答する、及び(2)より詳細な又は綿密な情報、例えば、特定の製品又は他のデモンストレーションの特定の部分の詳細を提供するものであってもよい。エンドユーザが、デモ、訓練又は会合を見ると、質問がエンドユーザによって投げ掛けられて、事前に記録された質問のレポジトリからアプリケーションによって回答されてもよい。エンドユーザが存在していない(即ち、アドホック)質問を投げ掛ける場合、アプリケーションは、主題専門家又は場合によっては元の提示者によって回答される質問を準備する。また、デモの他の閲覧者は、以前の閲覧者のアドホック質問からレポジトリに蓄積される質問及び回答を見てもよい。その結果、閲覧者が(特定の/目標の製品、会合又はプレゼンテーションによって追跡される)同じ映像を閲覧すると、同じデモ又はプレゼンテーションを先に見た閲覧者からの以前のアドホック質問及び回答を見ることができる。レポジトリ内の任意の質問‐回答は、映像を見ている間の適切な時間に閲覧者がそれを見ることができるようにする関連タイムスタンプを有してもよい。これは、本発明を、製品、サービス又はプレゼンテーションに関する絶え間なく拡張する、動的且つ権威ある情報のレポジトリにする。
【0019】
環境によって、本発明は、エンドユーザ(閲覧者)が認証されることを可能にする。例えば、デモの実施形態を閲覧するエンドユーザは認証を必要としない。(招待制の場合の)会合の実施形態等の他の状況では、本発明はユーザが認証されることを要求する。これは、後述の応答分析の意味を有する。
【0020】
認証されたエンドユーザに対して、本発明は、データベースにおいて応答分析を収集及び持続する。非認証エンドユーザに対して、本発明は、エンドユーザのコンピュータのクッキーの持続のより限定された形態で実装される。いずれにせよ、本発明は、限定されないが、閲覧の長さ、映像のどの部分が再生されたか、及びどのFAQがレビューされたかを含むように映像を観る閲覧者の追跡を可能にする応答分析を含む改良を実装する。応答分析システムの改良と併せて、個々の閲覧者に独自のテーラード広告(tailored advertising)プログラムが作成されてもよい。
【0021】
本発明のデモの実施形態によれば、追加のユーザ体験パーソナライズ機能は、特徴/機能及び閲覧者の予算考慮によって(多次元的)デモが分類及び相互参照されることを可能にする。これは、一般的な製品デモを見ることから、どのような望ましい特徴を有する、どのような製品を、閲覧者が買うことができるかに焦点を合わせるように閲覧者を誘導するであろう。更に、本発明によって提供される更なる改良は、過去の案内パターンに基づく(映像)資源を解する予測的及びテーラード案内である。閲覧追跡及び分析に基づいて、改良された映像プラットフォームは、映像閲覧から明らかな閲覧者の興味に焦点を合わせるために映像を並べ直すために使用されてもよい(デモの閲覧者の閲覧に対するデモのリアルタイムテーラー)。例えば、閲覧者が新しい車の映像を見ていて燃費に焦点を合わせているように見える場合、残りの映像は特定の特徴を強調してもよい。
【0022】
本発明の訓練の実施形態によれば、ユーザは、訓練シナリオに関する映像、音声又はテキストコンテンツを作成する。コア市場は、反復的且つ常に必要とされる訓練、例えば、製品販売の新しい従業員の訓練であろう。相互作用可能訓練スイートは、販売及び顧客サービス状況に向けられるであろう。訓練映像は、ロールプレイングコンポーネントを有する相互作用可能訓練用に設計されてもよい。例えば、アプリケーションは双方向性を組み込んで、訓練生は他人に反応して現実のシナリオをシミュレートしてもよい。また、訓練生は、映像シミュレーションに反応している間、映像が記録されてもよい。例えば、映像は、シミュレートされた環境において販売シナリオを提示する場合がある。販売訓練生は、見込み客(即ち、販売設定において顧客として動作する実際の人物の映像)を閲覧するであろう。訓練生は、映像プロンプトに応答して、特定の販売状況をシミュレートするであろう。シミュレーション及び応答は、記録されるであろう。
【0023】
本発明の訓練の実施形態によれば、特定のシナリオの完了に応じて、映像シミュレーションが再生されてレビューされ、何が正しく又は誤って行われたかに焦点を合わせる。次に、訓練生は、シナリオの各ステップごとに正しい応答の映像を閲覧することができる。販売テンプレートは、好ましくは、多数の結果及び多くの異なるタイプの見込み客との映像相互作用を有する多数のシナリオを含むであろう。全体として、システムは、セグメント化されたモジュールを作成するように設計され、潜在的な講座タイプの提供はユーザが要件を定義することで予想されるであろう。
【0024】
本発明の「会合」の実施形態によれば、他のユーザ参加者が、会合又はプレゼンテーションの他の閲覧者からの質問及び回答を見てもよい。例えば、1人又は複数の閲覧者が、(プレゼンテーション又は会合idにより追跡される)同じ映像プレゼンテーションにログインする場合、先に映像を見た又は現在見ている閲覧者を含む他の閲覧者の質問及び回答を見ることができる。先の閲覧者は、同じプレゼンテーション又は会合の後の閲覧セッションからの質問及び回答をレビューする機会が与えられる又は有するであろう。また、こうした「共同」会合は、映像を他人にEメールすることにより、又はあるメンバーがプレゼンテーションを別の人に転送することによりアクティブ化されてもよい。アクティブ化の他の機構も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】全ての実施形態に共通のコアシステムを示す。
図2】典型的なエンドユーザの使用事例のための全ての実施形態に共通のステップを示す。
図3】本発明において映像を観るための全ての実施形態に共通のユーザインターフェースの非常に簡略化された表現を示す。
図4】質問を尋ね且つ応答を受信するための全ての実施形態に共通のユーザインターフェースの非常に簡略化された表現を示す。
図5】デモの実施形態の高レベル図を示す。
図6】訓練の実施形態の高レベル図を示す。
図7】会合の実施形態の高レベル図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明は、ライブの又は記憶された映像、音声又はテキストコンテンツ内の「反応的」応答(‘reactive’ response)を自動的にアクティブ化するための方法及び関連装置を有する。デモアプリケーション、訓練アプリケーション及び会合アプリケーションを含む、本発明の複数の実施形態がある。こうしたアプリケーションの各々が本明細書で詳細に記載される。3つの全ての実施形態は、多くの共通のコンポーネント及び機能を共有する。各実施形態は、適合することにより又は実施形態固有のコンポーネントを追加することによりコアコンポーネントを使用する。図1は、全ての実施形態に共通のコアシステム2を示す。それは、4つの主要なサブシステム、管理コンポーネント4、エンドユーザコンポーネント6、基本コンピュータ8、及び記憶装置コンポーネント10から成る。
1.管理コンポーネント4は、以下の構成要素を含む。
・組織マネージャ(4.2)は、パートナー組織データ(連絡先情報、他の設定)を管理する、
・ユーザマネージャ(4.4)は、認証ユーザを管理する、
・資源マネージャ(4.6)は、管理ユーザが資源(映像/音声/テキスト及び字幕用の映像転写)をアップロードできるようにする、
・通信マネージャ(4.8)は、管理ユーザがエンドユーザとアプリケーションとの間でEメール通信を管理できるようにする、
・パーソナライズマネージャ(4.10)は、エンドユーザの使用パターン及び嗜好の収集及び編成を自動化する、
・クエリマネージャ(4.12)は、管理ユーザが製品、サービス又はプレゼンテーションに関係付けられる質問及び回答(及び任意のタイムスタンプ)を作成/編集できるようにする、
・新しいクエリマネージャ(4.14)は、管理ユーザがエンドユーザから(まだ存在しない)新しい(アドホック)質問に応答できるようにする
2.エンドユーザコンポーネント6は、以下の構成要素を含む。
・資源検索(6.2)は、資源の集合から映像又は他の媒体資源の検索を可能にする
・資源伝達(6.4)は、選択された映像の閲覧及び映像字幕として任意の映像転写を含むそれに関係付けられる全ての資源(テキスト、音声及び二次映像)を体験できるようにする、
・クエリハンドラ(6.6)は、エンドユーザが質問を尋ねること及び既存の質問への応答を受信することができるようにする。
・新しいクエリハンドラ(6.8)は、エンドユーザが新しい(存在していない)質問を投げかけ及び応答を受信できるようにする。
3.(8)は、基本サーバ側オペレーティングシステム8.2及びウェブサーバ8.4である。
4.(10)は、実際の資源及びユーザ、組織、資源、質問‐回答記録の保存及びアクセスである。
【0027】
図2は、映像に関する質問への回答を探している典型的なエンドユーザのための全ての実施形態に共通のステップを示す。ステップは、典型的に実行される順番を示すために順番に番号が振られている。
1.ユーザが、興味の有る映像を検索する
2.ユーザは、もし有れば、字幕付きの映像を再生する(図3の映像再生ウインドが現れる)
3.ユーザは、映像フレーム以下のタイムスタンプされた質問‐回答を有する映像を閲覧する
4.ユーザは、質問を尋ねることを要求する(図4
5.ユーザは、質問‐回答を検索する
6.ユーザは、検索結果から所望の質問‐回答を閲覧する
7.選択的に、質問‐回答がタイムスタンプされている場合、ユーザは、その位置に映像をキューする
8.質問‐回答が詳細を有する場合、ユーザは詳細を閲覧する
9.選択的に、ユーザは専門家に新しい(存在していない)質問を投げ掛ける
10.ユーザは専門家の応答を閲覧する。
【0028】
図3は、全ての実施形態に共通の映像プレーヤを示す。映像プレーヤは、映像フレーム、映像コントロール及びその映像の地点におけるタイムスタンプの付いた質問‐回答を示す。
【0029】
図4は、全ての実施形態に共通の質問‐回答検索ダイアログを示す。ユーザは、その映像に対する質問‐回答の既存のレポジトリにおいて質問‐回答を検索することができる。ユーザは、必要な回答が見つからないと感じる場合、新しい質問を投げ掛けることができる。本発明は、質問を映像所有者の専門家に誘導する。ユーザは、後でアプリケーション又はEメールで専門家の回答を見つけてもよい。
【0030】
(「デモ」の実施形態)
図5は、デモの実施形態の高レベル図を示す。デモの実施形態は、コアコンポーネント及び以下の追加のコンポーネントを含む。即ち、
・20は、ウェブブラウザからデモの実施形態にアクセスする管理ユーザを描いている。
・30は、ウェブブラウザからデモの実施形態にアクセスするエンドユーザを描いている。
【0031】
デモの実施形態(アプリケーション)は、組織が製品又はサービスを実演するためにマルチメディア情報の包括的集合を伝達できるようにする。エンドユーザは、製品又はサービスに関する情報のパーソナライズされた、相互作用可能な、及び動的に増大するソースとしてアプリケーションを体験する。アプリケーションは、組織の元のマルチメディアコンテンツ(映像、音声/ボイス又はテキスト)を編成及び補完するが、必ずしも元のコンテンツを修正するわけではない。アプリケーションは、製品記述、修理手続き、サービス提供、ソフトウェアソリューション、及び他のプレゼンテーションに使用されてもよい。典型的に、作成者/編集者は、予想される質問及び回答を元のコンテンツに追加して更新する。ユーザは、カテゴリ又はキーワードでデモを検索してもよく、アプリケーションは以前に記憶された質問‐回答からユーザの質問に対する回答を提供する。アプリケーションは、作成者/編集者が「まだ尋ねられていない」ユーザの質問に応答して、任意の既存のものに新しい応答を追加できるようにする。回答又は質問は、電子メール等を含む本明細書に記載の様々なやり方で伝達されてもよい。
【0032】
全体としては、デモアプリケーションは、関連する製品及びサービスへの便利なアクセスを表示することにより、ユーザの嗜好及びユーザのパターンに基づいてユーザ体験を個人化する。アプリケーションは、過去の使用パターン及び興味に基づいて代替的な、関連する案内経路を提供することによりユーザ体験を個人化する。
【0033】
また、デモアプリケーションは、管理者が以下を含む様々な特徴及び機能を実行できるようにする管理インターフェースも提供する。
【0034】
‐パートナー組織アカウント(スーパーユーザ)の管理。適切な役割を有する管理ユーザ(スーパー管理者)は、アプリケーションにおける組織記録を管理する。組織は、プロバイダと関係を確立したパートナー組織であり、製品提供を記述する媒体(映像、音声等)を追加すること意図する。この役割は、アプリケーションが組織(名前、Eメールアドレス及び特定の承認された操作を実行する承認ユーザ)を識別できるようにする組織関連情報を追加する。また、この役割は、必要に応じてアプリケーションデータベースから組織記録を追加、編集及び削除してもよい。
【0035】
‐ユーザのための役割に基づく認証/承認の管理(役割:スーパー管理者、管理者、編集者及びエンドユーザ)。承認ユーザは、(スーパー管理者により)アプリケーションによって割り当てられた(複数の)役割に基づいて非常に特定の機能を実行してもよい。また、ユーザは組織(典型的には、関連付けられている組織)を割り当てられる。ユーザが行ってもよいアクションは、特定のユーザが関連付けられている(複数の)組織のためにこうした役割のみを実行し得るように、割り当てられた役割及び割り当てられた組織の交点により正確に制限される。ユーザが多数の組織において多数の役割を有することも可能である。役割は階級性である。即ち、「より高い」役割が指定組織内の「より低い」ものの許可を包含する。
【0036】
‐一次マルチメディア資源(例えば、映像)のアップロード。パートナー組織において適切な役割(編集者の役割又はそれ以上)を有する管理ユーザは、製品又はサービス提供を記述する映像、音声又はテキストの(複数の)資源をアップロードしてもよい。資源は、アプリケーションによって規定されるフォーマット、符号化等に厳密に従わなくてはならない。アプリケーションは、組織用に指定されたアプリケーションのコンテンツレポジトリに映像を入れる。アプリケーションは、アプリケーションデータベースに資源情報及び関連データを記録する。アプリケーションは、資源それ自体のコンテンツを直接修正しない。
【0037】
‐一次資源の検索を可能にするための一次資源に対するキーワード及びカテゴリの管理。アプリケーションは、エンドユーザ(閲覧者)が資源を検索できるように映像及びそのコンテンツに関係付けられるキーワードを入力することにより、パートナー組織において適切な役割(編集者の役割又はそれ以上)を有するパートナー組織のユーザが(映像、音声、HTML)資源をタグ付けすることを可能にするインターフェースを提供する。また、アプリケーションは、アプリケーションによって提供された既定の分類法を使用して、アップロードされた資源及びそのコンテンツをこの役割のユーザが広範に分類することを可能にするインターフェースも提供する。(例えば、「ブランド」及び「タイプ」により車両映像を検索する)。この機能は、エンドユーザが製品資源を検索するための別のやり方を提供する。
【0038】
‐他のサイトで使用される特徴化製品又はサービスの指定。アプリケーションは、適切な役割を有する内部ユーザ(スーパー管理者)が選択されたパートナー組織用に選択された映像を「特徴化」映像として指定することを可能にするインターフェースを提供する。また、インターフェースは、「特徴化」映像のリストを生成する。リストは、こうした提供を展示するプレミアム提供としてプロバイダのウェブサイトにおける又はパートナーのウェブサイトにおける(実際の映像への)リンクとしてサムネイルをロードするために使用され得る。
【0039】
‐製品又はサービスに関する顧客の関心及びクエリに対処するテキストの質問及び回答の集合の作成/編集。アプリケーションは、適切な役割(編集者の役割又はそれ以上)を有するパートナー組織のユーザが製品に関する一般的な質問のためにテキストの質問及び回答を作成することを可能にするインターフェースを提供する。編集者は、エンドユーザ(閲覧者)によって検索可能な提供に関する質問‐回答を作成するために1つ以上のキーワードで各質問をタグ付けすることが要求される。質問、回答及びタグは、アプリケーションデータベースにおいて「メタデータ」資源として保存される。
【0040】
‐質問に対するテキスト、音声及び映像としてより詳細な情報(二次資源)を含む資源の作成/編集。アプリケーションは、適切な役割(編集者の役割又はそれ以上)を有するパートナー組織のユーザが質問の回答に関するより詳細な情報を含む二次資源を選択的にアップロードすることを可能にするインターフェースを提供する。この詳細な情報は、HTMLテキスト、音声、又は映像であってもよい。一次映像の場合のように、アプリケーションは、エンドユーザによる回答の検索についての回答の詳細を含むために、編集者がキーワードで二次資源をタグ付けできるようにする。
【0041】
それが質問用の一次資源(映像又は音声)における特定点に関連する場合、タイムスタンプを作成/編集する。アプリケーションは、質問‐回答が映像内の特定点に関連する場合、適切な役割(編集者の役割又はそれ以上)を有するパートナー組織のユーザがタイムスタンプを質問‐回答と関連付けることを可能にするインターフェースを提供する。この機能は、再生中に映像内の適切な時間にタイムスタンプが付けられた質問‐回答をアプリケーションが表示することを可能にする。
【0042】
‐エンドユーザによって投げ掛けられた任意の新しい質問の管理。先に説明したように、アプリケーションは、エンドユーザ(閲覧者)が映像に関する質問及び回答を検索することを可能にする。アプリケーションは、任意の二次資源を含む質問‐回答の既存の集合内で検索を行う。更に、閲覧者が質問‐回答の既存の集合において質問の回答を得られない場合、アプリケーションは、閲覧者がアプリケーションに新しい質問を「投げ掛け」、選択的に、「アプリケーション」からパーソナライズされた応答を受信するためにEメールアドレスを提供することを可能にする。アプリケーションは、投げ掛けられた質問をアプリケーションに保存する。新しく投げ掛けられた質問のリストを閲覧すると、組織の編集者は、アプリケーションを使用して質問をキュレーションするためにワークフローを開始する。編集者は、質問が以下のカテゴリの1つにあるかどうかを決定する。
・「現在の集合に既に存在する」、
・「関連し、まだ存在しておらず、質問‐回答の現在の集合に加えられる必要がある」
・「無関係又は不適切であり」、従って拒絶されなければならない。
【0043】
回答がまだ存在していない場合(カテゴリ2以上)、アプリケーションは、新しい質問‐回答を作成するために編集者にインターフェースを提供して、映像用の質問‐回答の集合に追加する。アプリケーションは、編集者がキュレーション処理の解決を特定することを可能にし、それによりキュレーションワークフローを完了する。
【0044】
ユーザがEメールアドレスを入力した場合、アプリケーションは、投稿したエンドユーザに適切な解決を自動的に送信する。新しく追加された質問‐回答の場合、エンドユーザは、(新しく投稿された)回答を閲覧するために何時でもアプリケーションに戻ってもよい。質問‐回答は、製品又はサービスの映像を閲覧する全てのユーザに現在利用可能であり、製品又はサービス用の質問‐回答のレポジトリの一部になる。
【0045】
‐ユーザの嗜好及び使用パターンの収集、分析及び報告。アプリケーションは、閲覧された映像のカテゴリ、尋ねられた質問及び閲覧/再閲覧された映像内の(一時的)地点に基づいて、ユーザの嗜好及び使用パターンを収集する。
【0046】
この場合も先と同様に、デモアプリケーションは、エンドユーザが製品又はサービスを記述及び宣伝する一次資源(例えば、映像、音声、テキスト)を閲覧することを可能にする。ウェブアプリケーションは、エンドユーザが以下の機能を実行できるようにするインターフェースを提供する。
【0047】
全てのクエリ及び応答に対してテキスト、ボイス又は両モードを使用する。アプリケーションは、エンドユーザが映像を検索し、映像を再生し、テキスト又はボイスとして質問への回答を見つけるために全てのクエリを実行できるようにする。アプリケーションは、全てのボイス要求及び応答のテキストバージョンを同時に示す。
【0048】
キーワード又はカテゴリによって製品用の一次資源(例えば、映像、音声)を検索する。エンドユーザは、キーワードにより又はカテゴリにより映像を検索してもよい。アプリケーションは、検索の結果をユーザが入れた入力に一致する映像記録として表示する。ユーザは、映像結果から任意の映像を再生してもよい。
【0049】
ウェブブラウザで一次資源を体験する(閲覧する、聞く、読む)。エンドユーザは、映像を再生して、ウェブブラウザにおいて先に列挙された全ての操作を行う。また、任意の映像転写が再生中に字幕として視認可能である。
【0050】
映像又は音声中の適切な時間に表示される任意のタイムスタンプの付いた質問を閲覧する。アプリケーションは、再生中に映像内の適切な時間にタイムスタンプが付けられた任意の質問‐回答を(スクロールビューに)表示する。
【0051】
(複数の)キーワードにより質問‐回答を検索するか又は製品又はサービスに対する全ての質問‐回答を閲覧する。アプリケーションは、エンドユーザがキーワードによって、又はボイス入力の場合に、キーワードを含む発話された語句又は文を使用して、質問‐回答を検索することを可能にする。
【0052】
選択的なタイムスタンプにより、検索結果から質問‐回答を閲覧する/聞く/読む。アプリケーションは、質問、回答及び質問に関係付けられる任意のタイムスタンプを含む質問‐回答の検索結果を表示する。
【0053】
テキスト、音声又は映像として質問‐回答用の(二次資源における)より詳細な情報を閲覧する。アプリケーションは、回答に関係付けられ得る任意の詳細(テキスト、音声、映像)へのリンクを表示する。適切なリンクを押すことで、テキスト、音声又は映像として詳細のコンテンツを表示する。
【0054】
タイムスタンプが付いた質問に関係付けられるタイムスタンプに映像/音声をキューする。アプリケーションは、エンドユーザが質問‐回答のタイムスタンプリンクを押すと映像内の適切なタイムスタンプに映像をキューする。
【0055】
質問の現在の集合に無い新しい質問を投げ掛ける。アプリケーションは、ユーザが質問‐回答検索の検索結果に満足していない場合、エンドユーザが新しい質問を投げ掛けることを可能にする。また、エンドユーザは、上記のようにパーソナライズされた応答を受信するためにEメールアドレスを選択的に入力してもよい。
【0056】
新しく投げ掛けられた質問に対してEメールの回答を受信する。アプリケーションは、上記のように質問を投げ掛けるエンドユーザに自動化されたEメール応答を送信する。
【0057】
関連する製品及びサービスにアクセスする。アプリケーションは、ユーザの閲覧習慣に基づいて他の関連する製品及びサービスを提供することによりユーザ体験をパーソナライズする。
【0058】
過去の使用パターン及び興味に基づいて案内経路に従うことにより製品デモの体験がパーソナライズされる。可能であれば、アプリケーションは、閲覧者の嗜好及び使用パターンに厳密に一致する映像内の案内代替案を提供する。
【0059】
(訓練の実施形態)
図6は、訓練の実施形態の高レベル図を示す。訓練の実施形態は、コアコンポーネントに以下のコンポーネントを追加することにより構築される。
・20は、ウェブブラウザから訓練の実施形態にアクセスする管理ユーザを描いている。
・30は、ウェブブラウザから訓練の実施形態にアクセスするエンドユーザを描いている。
・図面は管理側をサポートする以下の追加のコンポーネントを示す。
・講座作成マネージャ(4.16)は、講座コンテンツ作成、採点基準及び条件案内規則(例えば、訓練生が回答A.1を選択する場合、訓練生を質問Bに進める。さもなければ質問Cに行く)。
・学習記録マネージャ(4.18)は、訓練生の記録及びスコアのアクセス及び制御を可能にする。
・アクション後レビュー(4.20)は、訓練生の応答のレビューを可能にする。
・図面はユーザ側をサポートする以下の追加のコンポーネントを示す。
・講座伝達(6.10)は、訓練生が提供講座を経る(即ち、講座を取る)ことを可能にする。
・学習記録ビューア(6.12)は、訓練生が訓練記録及びスコアをレビューできるようにする。
・アクション後レビュー(6.14)は、訓練生が自身の成績及び「予想される」応答を(指導者と共に又は無しで)レビューできるようにする。
【0060】
訓練の実施形態(アプリケーション)は、事前に記録された又はライブの訓練プレゼンテーションを中心とした相互作用可能訓練環境を促進する。エンドユーザは、訓練の反復可能な、パーソナライズされた、及び相互作用可能なソースとしてアプリケーションを体験する。アプリケーションは、元のプレゼンテーションのマルチメディアコンテンツ(映像、音声又はテキスト)を編成及び補完するが、必ずしも元のコンテンツを修正するわけではない。上記の他の実施形態と同様に、ユーザ相互作用はテキスト、ボイス又は両方であってもよい。
【0061】
訓練アプリケーションは、目標市場販売、顧客サービス等のための訓練を含む、様々な用途をサポートする。ユーザは、カテゴリ又はキーワードでプレゼンテーションを検索してもよく、適切なシナリオ又は他のコンテンツを有するカスタム化セッションを受信するための訓練目標を特定し又は割り当てられ得る。アプリケーションは、実際の生活の場面からの質問及びシナリオに訓練生を従事させ、その結果は「採点可能」及びレビュー可能である。アプリケーションセグメントは、段階的モジュールを有するセッションに分割されてもよい。
【0062】
訓練アプリケーションは、訓練管理者が以下の特徴/機能を実行できるようにするインターフェースを提供する。
【0063】
‐デモの実施形態と同じ、組織アカウント(スーパーユーザ)の管理。
【0064】
‐管理ユーザのアカウント及び役割(訓練生、編集者、レビュー者、管理者、スーパー管理者)の管理。訓練アプリケーションは、デモの実施形態に記載されたように管理ユーザアカウントに管理機能を提供する。訓練の実施形態は、追加の役割(レビュー者)を有する。レビュー者の役割のユーザは、訓練生の応答及び成績をレビュー及び評価する。
【0065】
‐学習記録システム(LRS;Learning Record System)用の訓練生アカウント、履歴及び成績の管理。訓練アプリケーションの実施形態は、訓練生の訓練記録を管理する学習記録システムを実装する。LRSは、訓練生の識別、日付時刻及び長さを有する訓練セッション、成績スコア及びレビュー者の識別を含む記録を有する。
【0066】
‐アクション後レビュー(AAR)システムの管理。訓練アプリケーションの実施形態は、訓練セッションのレビューを容易にするためのアクション後レビューシステムを実装する。AARシステムは、(複数の)レビュー者及び訓練生が一緒に又は別々に訓練セッションをレビューできるようにし、レビュー者のためのマーキング及びコメント作成機能を含む完全な制御(再生、一時停止等)を有する。
【0067】
‐訓練プレゼンテーションの作成/編集(開放的、閉鎖的、即ち、招待者限定、受動的、即ちテスト無しであってもよい)。訓練アプリケーションの実施形態は、「全員に開放」又は「選択グループに開放」、「テスト無し」又は「テスト必要」を含む選択された属性を有する訓練プレゼンテーションを適切な役割(管理者)が作成/編集することを可能にするインターフェースを提供する。
【0068】
‐訓練映像の検索を可能にするキーワード及びカテゴリの管理。デモの実施形態と同様である。
【0069】
‐講座提供に対する利用可能な訓練目標及びシナリオの定義。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(管理者)が(新しい又は事前定義シナリオのリストから選択された)訓練シナリオ及びシナリオの(複数の)目標を特定することを可能にするインターフェースを提供する。
【0070】
‐他のサイトで使用される特徴化訓練映像の指定。デモの実施形態と同様である。
【0071】
‐セッション採点設定及び成績報告の管理。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(管理者)が合格/不合格に関する又は段階採点システム(例えば、1−10又はA−F)に関する採点基準及び評価目標を特定することを可能にするインターフェースを提供する。また、アプリケーションは、訓練生の過去の成績記録の報告を提供する。
【0072】
‐(訓練生の応答に依存する)訓練セッションワークフロー及びシーケンスの管理。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(管理者)が訓練生の応答に関係付けられるシーケンスを作成/編集する(例えば、訓練生が質問「Q1」に対して応答「A1」を与える場合、質問「Q7」に案内し、さもなければ質問「Q11」に案内する)ことを可能にするインターフェースを提供する。
【0073】
‐訓練を含む一次マルチメディア資源(例えば、映像、音声)のアップロード。デモの実施形態と同様である。
【0074】
‐訓練参加者への招待状(Eメール)の管理。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(管理者)が訓練セッションへのEメール招待状を送信することを可能にするインターフェースを提供する。
【0075】
‐検索キーワードを有するテスト質問及びシナリオの作成/編集。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(管理者)が検索を容易にする関連質問及びキーワードと一緒に訓練プレゼンテーションのためのテストシナリオを作成及び編集することを可能にするインターフェースを提供する。
【0076】
‐「正しい」応答又はアクション(複数あり得る)の作成/編集。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(管理者)が関連スコア値と一緒に質問への回答を作成/編集することを可能にするインターフェースを提供する。
【0077】
‐質問又はシナリオのより詳細な説明のための二次資源(映像、音声、テキスト)のアップロード。デモの実施形態と同様である。
【0078】
‐それが質問又はシナリオ用の一次資源(映像又は音声)における特定点に関連する場合のタイムスタンプの作成/編集。デモの実施形態と同様である。
【0079】
‐訓練プレゼンテーション間の関係の管理。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(管理者)が他のプレゼンテーションに関連する訓練プレゼンテーションを定義することを可能にするインターフェースを提供する。
【0080】
訓練アプリケーションは、エンドユーザが一次資源(例えば、映像、音声、テキスト)を閲覧することを可能にする。ウェブアプリケーションは、エンドユーザが以下の機能を実行できるようにするインターフェースを提供する。
【0081】
‐全てのクエリ及び応答に対するテキスト、ボイス又は両モードの使用。デモの実施形態と同様である。
【0082】
‐キーワード又はカテゴリによるプレゼンテーション用の一次資源(例えば、映像、音声)の検索。デモの実施形態と同様である。
【0083】
‐訓練目標又は使用割り当て目標の特定。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(エンドユーザ/訓練生)がプレゼンテーションに関係付けられる目標のリストから選択された訓練セッションの目標を特定することを可能にするインターフェースを提供する。また、訓練生は、プレゼンテーションに関係付けられる全ての事前定義の目標を使用してもよい。
【0084】
‐ウェブブラウザでの訓練セッションの体験(閲覧する、聞く、読む)。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(エンドユーザ/訓練生)がプレゼンテーションを体験することを可能にするインターフェースを提供する。
【0085】
‐映像、音声又はテキストとして質問又はシナリオに対する(二次資源における)より詳細な情報を閲覧する、聞く、読む。デモの実施形態と同様である。
【0086】
‐質問又はシナリオに応答することによるセッション用のテスト/レビューの体験。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(エンドユーザ/訓練生)が訓練プレゼンテーションに関係付けられ得る任意のテストを受けることを可能にするインターフェースを提供する。
【0087】
‐学習記録システム(LRS)からの訓練履歴/記録の閲覧。訓練アプリケーションの実施形態は、承認ユーザが訓練生の自身の訓練履歴、スコア、訓練計画等を閲覧することを可能にするインターフェースを提供する。
【0088】
‐アクション後レビュー(AAR)への参加、訓練生の応答及び予測される応答をレビューする。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(エンドユーザ/訓練生)がレビュー者と共にライブAARに参加すること又は訓練生のセッションの以前に行われたAARを体験することを可能にするインターフェースを提供する。これは、「テスト」(能動的プレゼンテーション)タイプのプレゼンテーションに適用される。
【0089】
‐他の関連する訓練セッションへのリンクの閲覧。訓練アプリケーションの実施形態は、ユーザ用に承認されたプレゼンテーションのリストをユーザが閲覧することを可能にするインターフェースを提供する。
【0090】
(会合の実施形態)
図7は、会合の実施形態の高レベル図を示す。会合の実施形態は、コアコンポーネントに以下のコンポーネントを追加することにより構築される。
・20は、ウェブブラウザから会合の実施形態にアクセスする管理ユーザを描いている。
・30は、ウェブブラウザから会合の実施形態にアクセスするエンドユーザを描いている
・図面は管理側をサポートする以下の追加のコンポーネントを示す。
・会合設定マネージャ(4.16)は、日付時刻、会合タイプ(開放制、招待制、一度だけ、反復的)を含む会合設定、参加者の役割及び許可(受動的、能動的、質問‐回答アクセス制御)を含む参加者設定を可能にする
・図面はユーザ側をサポートする以下の追加のコンポーネントを示す。
・会合アクセス(6.10)は、参加者に対する事前定義のパラメータ設定内で会合参加者が会合にアクセスできるようにする。
【0091】
会合の実施形態(アプリケーション)は、事前に記録された又はライブの会合プレゼンテーションを中心とした相互作用可能会合環境を促進する。エンドユーザは、元のプレゼンテーションを中心とした情報の反復的な、パーソナライズされた、相互作用可能な、及び動的に増大するソースとしてアプリケーションを体験する。
【0092】
アプリケーションは、元のプレゼンテーションのマルチメディアコンテンツ(映像、音声又はテキスト)を編成及び補完するが、必ずしも元のコンテンツを修正するわけではない。上記の他の実施形態と同様に、ユーザ相互作用はテキスト、ボイス又は両方であってもよい。(複数の)参加者が、共同設置又は分散され得るグループセッションにおいて又は個人的に元のプレゼンテーション(音声/映像/テキスト)を閲覧する/聞く。
【0093】
会合の実施形態の参加者は、質問を投げ掛けて、アプリケーションにおける既存の質問から回答を受信してもよい。また、提示者は、まだ存在していないユーザの質問に応答してもよく、これらが既存の質問に追加され、参加者にEメールされてもよい。参加者は、(承認されると)他の参加者の質問‐回答を閲覧してもよい。また、ユーザは、そうすることが承認された場合、別のユーザに会合リンクをEメールしてもよい。
【0094】
会合アプリケーションは、会合所有者/主催者が以下の特徴/機能を実行できるようにするインターフェースを提供する。
【0095】
‐組織アカウント(スーパーユーザ)の管理。他の実施形態と同様である。
【0096】
‐管理ユーザアカウント及び役割の管理。他の実施形態と同様である。
【0097】
‐(開放制、閉鎖制、招待制、受動的‐コメント無し、能動的‐デフォルトであり得る)会合イベントの作成/編集。訓練の実施形態と同様である。
【0098】
‐元のプレゼンテーションを含む一次マルチメディア資源(例えば、映像、音声、テキスト)のアップロード。他の実施形態と同様である。
【0099】
‐会合/プレゼンテーションの検索を可能にするキーワード及びカテゴリの管理。他の実施形態と同様である。
【0100】
‐他のサイトで使用される特徴化会合の指定。他の実施形態と同様である。
【0101】
‐参加者への招待状(Eメール)の管理。訓練の実施形態と同様である。
【0102】
‐イベント単位での参加者特権(受動的参加者、能動的参加者、司会者、召集者)の管理。訓練アプリケーションの実施形態は、適切な役割(スーパー管理者)が参加者に役割を割り当てることを可能にするインターフェースを提供する。デフォルトの役割は「受動的参加者」である。この役割のユーザは単に「傍観者」としてプレゼンテーションを体験してもよい。能動的参加者は質問を尋ねて、質問の発信者が質問‐回答の可視性を制限されていない限り、他の参加者の質問‐回答を閲覧してもよい。「召集者」は、純粋に管理ユーザの役割である(人々を招待して、彼らに役割を割り当てる)。「司会者」の役割のユーザは、整然として、公平且つ文明的なやり方で会合が行われることを確実にし、それ故、「決議」を実行する特権を有する。
【0103】
‐プレゼンテーションの議題に関する参加者の関心及びクエリに対処するテキストの質問及び回答の集合の作成/編集。他の実施形態と同様である。
【0104】
‐質問に対するテキスト、音声及び映像としてより詳細な情報(二次資源)へのリンクの作成/編集。他の実施形態と同様である。
【0105】
‐質問‐回答用の二次資源(映像、音声、テキスト)のアップロード。他の実施形態と同様である。
【0106】
‐それが質問用の一次資源(映像又は音声)における特定点に関連する場合のタイムスタンプの作成/編集。他の実施形態と同様である。
【0107】
‐既存の質問‐回答の検索を可能にするための質問用のキーワードの作成/編集。他の実施形態と同様である。
【0108】
‐質問状態(閉鎖されている‐これ以上コメント無し、隠れている)の管理。会合アプリケーションの実施形態は、管理ユーザが質問の状態を管理することを可能にするインターフェースを提供する。
【0109】
‐エンドユーザによって投げ掛けられた任意の新しい質問の管理。他の実施形態と同様である。
【0110】
‐エンドユーザによって投げ掛けられた新しい質問のキュレーション。他の実施形態と同様である。
【0111】
‐蓄積された質問‐回答への新しく投げ掛けられた質問‐回答の追加、及び選択的にそれの元の質問者へのEメール。他の実施形態と同様である。
【0112】
会合アプリケーションは、エンドユーザが一次資源(例えば、映像、音声、テキスト)を閲覧することを可能にし、インターフェースはエンドユーザが少なくとも以下の機能を実行することを可能にする。
【0113】
‐全てのクエリ及び応答に対するテキスト、ボイス又は両モードの使用。他の実施形態と同様である。
【0114】
‐キーワード又はカテゴリによる会合用の一次資源(例えば、映像、音声)の検索。他の実施形態と同様である。
【0115】
‐ウェブブラウザでの一次資源の体験(閲覧する、聞く、読む)。他の実施形態と同様である。
【0116】
‐映像又は音声中の適切な時間に表示される任意のタイムスタンプの付いた質問の閲覧。他の実施形態と同様である。
【0117】
‐(複数の)キーワードによる質問‐回答の検索又は全ての質問‐回答の閲覧。他の実施形態と同様である。
【0118】
‐映像、音声又はテキストとして質問‐回答用の(二次資源における)より詳細な情報を閲覧する、聞く、読む。他の実施形態と同様である。
【0119】
‐タイムスタンプが付いた質問に関係付けられるタイムスタンプへの映像/音声のキュー。他の実施形態と同様である。
【0120】
‐質問の現在の集合に無い新しい質問を投げ掛ける。他の実施形態と同様である。
【0121】
‐(投げ掛けられた質問‐回答を閲覧できる)他人への質問‐回答の可視性の制御。アプリケーションの会合の実施形態は、適切な特権を有する能動的参加者が自身の質問の(他人への)可視性を制御することを可能にする。司会者は、任意の又は全ての参加者に対して同じアクションを実行してもよい。
【0122】
‐新しく投げ掛けられた質問に対する回答(Eメール/会合で)の受信。他の実施形態と同様である。
【0123】
‐(会合タイプ及び承認に依存して)別のユーザへの招待(Eメール)の送信。
【0124】
関連する会合へのリンクを閲覧する。アプリケーションの会合の実施形態は、ユーザが「関連する会合」へのリンクに従うことにより会合に関連する(他の)会合を閲覧することを可能にする。
【0125】
‐過去の使用パターン及び興味に基づいて案内経路に従うことにより会合の体験がパーソナライズされる。他の実施形態と同様である。
【0126】
(テレビコマーシャルの実施形態)
本発明は、以下のようにテレビコマーシャルに適用可能である。閲覧者がコマーシャルを観ると、入力されたコマンド(タイプ、ボイス又はその他)が番組を中断して、それにより質問が尋ねられることを許可する。次に、質問は「回答映像」を再生する。回答映像の完了に応じて、番組は残りを再開する。
【0127】
閲覧者の状態に基づいて複数の解決策が可能である。例えば、コマーシャル又は番組が再生されると、応答セッションが初期化され、現在の番組はDVR又は類似技術を利用して中断される。一旦応答セッションが開始すると、「スマートTV」ソフトウェア又はケーブルボックス又は他の構成要素がオンラインセッションに対してインターネットを介して接続する。セッション用のウェブアドレスが媒体の背後に埋め込まれてもよい。媒体の背後に埋め込まれた、伝達コンテンツは、検索機能及び回答媒体を含んでもよい。オプションは、検索機能、オンラインソースから再生される回答媒体へのウェブアドレスリンクを含んでもよい。
【0128】
応答セッションが終了すると、以前の番組が開始されて、閲覧者は応答セッションを開始される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2016年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】