特表2017-508083(P2017-508083A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-508083(P2017-508083A)
(43)【公表日】2017年3月23日
(54)【発明の名称】スパッツ及びアイゼン
(51)【国際特許分類】
   A41D 17/02 20060101AFI20170303BHJP
   A43B 3/16 20060101ALI20170303BHJP
   A41D 13/05 20060101ALI20170303BHJP
【FI】
   A41D17/02 F
   A43B3/16 C
   A41D17/02 E
   A41D13/05 143
   A41D13/05 162
   A41D13/05 156
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2016-570744(P2016-570744)
(86)(22)【出願日】2014年10月28日
(85)【翻訳文提出日】2016年10月19日
(86)【国際出願番号】KR2014010187
(87)【国際公開番号】WO2015126032
(87)【国際公開日】20150827
(31)【優先権主張番号】10-2014-0020653
(32)【優先日】2014年2月21日
(33)【優先権主張国】KR
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ
(71)【出願人】
【識別番号】516250443
【氏名又は名称】キム、チェオン・キ
(74)【代理人】
【識別番号】100110423
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道治
(74)【代理人】
【識別番号】100111648
【弁理士】
【氏名又は名称】梶並 順
(74)【代理人】
【識別番号】100147500
【弁理士】
【氏名又は名称】田口 雅啓
(74)【代理人】
【識別番号】100166235
【弁理士】
【氏名又は名称】大井 一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100179914
【弁理士】
【氏名又は名称】光永 和宏
(74)【代理人】
【識別番号】100179936
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 明日香
(72)【発明者】
【氏名】キム、チェオン・キ
【テーマコード(参考)】
3B011
4F050
【Fターム(参考)】
3B011AA12
3B011AB11
3B011AC08
3B011AC21
4F050FA07
4F050FA14
4F050MA62
(57)【要約】
スパッツは一端部と他端部が相互着脱される本体と、前記本体の下側内部で前記一端部から前記他端部まで延長された弾性ラインと、前記弾性ラインに連結され、外部に露出された一つ以上のリングとを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スパッツにおいて、
一端部と他端部が相互着脱される本体と、
前記本体の下側内部で前記一端部から前記他端部まで延長された弾性ラインと、
前記弾性ラインに連結され、外部に露出された一つ以上のリングと、を含むスパッツ。
【請求項2】
前記本体は、フレキシブルな素材を含む請求項1に記載のスパッツ。
【請求項3】
前記本体は四角形であり、前記一端部は前記四角形の一辺に対応し、前記他端部は前記四角形の他辺に対応する請求項1に記載のスパッツ。
【請求項4】
前記本体は、
前記一端部と前記他端部とを含む外皮と、
前記外皮の内側一部分に連結されて、前記外皮の内側一部分から前記下側方向に延長され、前記下側方向の下側端部が前記外皮と離隔された内皮と、を含む請求項1に記載のスパッツ。
【請求項5】
前記内皮は前記外皮の前記一端部及び前記他端部にそれぞれ連結された請求項4に記載のスパッツ。
【請求項6】
前記内皮の前記下側端部の内部に前記弾性ラインが位置する請求項4に記載のスパッツ。
【請求項7】
前記内皮は、前記リングが連結された前記弾性ラインの一部分を露出する露出部を含む請求項6に記載のスパッツ。
【請求項8】
前記弾性ラインは、前記外皮の前記一端部から前記他端部までの距離に比べ短い長さを有する請求項6に記載のスパッツ。
【請求項9】
前記外皮は、前記外皮の下側一部分から下側方向に延長されたバンドと、
前記外皮の下側他部分に位置して、前記バンドの端部と着脱可能なバンド連結部と、をさらに含む請求項4に記載のスパッツ。
【請求項10】
アイゼンにおいて、
靴の枠を閉ループ形態に囲み、前記靴が挿入される開口部を形成するフレキシブルバンド部と、
前記フレキシブルバンド部に形成され、請求項1〜9の中の何れか一項によるスパッツの前記リングと締結される1つ以上の貫通孔と、
前記フレキシブルバンド部と連結されてチェーン形態に前記靴を囲み、複数のピークを含むチェーンピーク部と、を含むアイゼン。
【請求項11】
前記貫通孔は前記開口部と隣接して位置する請求項10に記載のアイゼン。
【請求項12】
前記貫通孔から前記開口部に延長され、前記リングと接触する陥没部をさらに含む請求項11に記載のアイゼン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スパッツ及びアイゼンに関し、より詳しくは、足と靴のそれぞれに装着されるスパッツ及びアイゼンに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、スパッツ及びアイゼンはそれぞれ足と靴のそれぞれに装着する装置である。スパッツは足に装着されて、雪などが靴の内部に侵入することを防止する役割を果たし、アイゼンは靴に装着されて、雪や氷などの滑りやすい場所で靴が滑らないようにする役割を果たす。
【0003】
上述した各役割を容易に実行するためにスパッツ及びアイゼンはそれぞれ足及び靴にそれぞれ堅固に装着されなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一実施例は足及び靴のそれぞれに堅固に装着されるスパッツ及びアイゼンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した技術的課題を達するために、本発明の第1側面は、スパッツ(spats)において、一端部と他端部が相互着脱される本体と、上記本体の下側内部で上記一端部から上記他端部まで延長された弾性ラインと、上記弾性ラインに連結され、外部に露出された複数のリングとを含むスパッツを提供する。
【0006】
上記本体はフレキシブルな素材を含むことができる。
【0007】
上記本体は四角形であり、上記一端部は上記四角形の一辺に対応し、上記他端部は上記四角形の他辺に対応することができる。
【0008】
上記本体は上記一端部と上記他端部とを含む外皮と、上記外皮の内側一部分に連結されて、上記外皮の内側一部分から上記下側方向に延長され、上記下側方向の下側端部が上記外皮と離隔された内皮とを含むことができる。
【0009】
上記内皮は上記外皮の上記一端部及び上記他端部のそれぞれと連結されることができる。
【0010】
上記内皮の上記下側端部の内部に上記弾性ラインが位置することができる。
【0011】
上記内皮は、上記リングが連結された上記弾性ラインの一部分を露出する露出部を含むことができる。
【0012】
上記弾性ラインは、上記外皮の上記一端部から上記他端部までの距離に比べ短い長さを有することができる。
【0013】
上記外皮は、上記外皮の下側一部分から下側方向に延長されたバンドと、上記外皮の下側他部分に位置して、上記バンドの端部と着脱可能なバンド連結部とをさらに含むことができる。
【0014】
また、本発明の第2側面は、アイゼンにおいて、靴の枠を閉ループ(closed loop)形態に囲み、上記靴が挿入される開口部を形成するフレキシブルバンド部と、上記フレキシブルバンド部に形成され、上述したスパッツの上記リングと締結される1つ以上の貫通孔と、上記フレキシブルバンド部と連結されてチェーン形態に上記靴を囲み、複数のピークを含むチェーンピーク部とを含むアイゼンを提供する。
【0015】
上記貫通孔は、上記開口部と隣接して位置することができる。
【0016】
上記貫通孔から上記開口部に延長され、上記リングと接触する陥没部をさらに含むことができる。
【発明の効果】
【0017】
上述した本発明の課題解決手段の一部実施例の中の何れか一つによれば、足と靴のそれぞれに堅固に装着されるスパッツ及びアイゼンが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の第1実施例に係るスパッツの内側を示す図である。
図2】本発明の第1実施例に係るスパッツの外側を示す図である。
図3】足に装着された本発明の第1実施例に係るスパッツを示す図である。
図4】本発明の第2実施例に係るアイゼンの上側を示す図である。
図5】本発明の第2実施例に係るアイゼンの下側を示す図である。
図6】靴に装着された本発明の第2実施例に係るアイゼンを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付した図面を参照して、本発明の各種実施例について、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施することができるように詳細に説明する。本発明は様々な異なる形態で具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されない。
本発明を明確に説明するために、説明と関係のない部分は省略し、明細書全体を通じて同一または類似する構成要素については同じ参照符号を付ける。
また、図面で示した各構成の大きさと厚さは、説明の便宜のために任意に示したもので、本発明は必ずしも図示されたものに限定されるのではない。
また、明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、これは特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素を含むことができることを意味する。
【0020】
以下、図1図3を参照して、本発明の第1実施例に係るスパッツを説明する。以下で説明するスパッツは登山など多様な野外活動で使用者の足に装着されて使用することができる。
【0021】
図1は本発明の第1実施例に係るスパッツの内側を示す図である。図2は本発明の第1実施例に係るスパッツの外側を示す図である。図1に示されたスパッツの内側は使用者の足と直接対向する部分であり、図2に示されたスパッツの外側は外部環境と直接対向する部分である。
【0022】
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施例に係るスパッツ1000は使用者の足に装着され、本体100、弾性ライン200、リング300を含む。
【0023】
本体100は防水能力を有することができ、容易に足を包むことができるようにフレキシブルな素材を含むことができる。本体100は平面的に四角形形状を有し、四角形の一辺に対応して一端部E1が位置し、四角形の他辺に対応して他端部E2が位置する。本体100の一端部E1と他端部E2が相互着脱されることにより、スパッツ1000が使用者の足を包みながら足に装着されることができる。本体100の一端部E1と他端部E2のそれぞれには、ベルクロ(Velcro)(登録商標)またはボタンなどの着脱部材が位置することができ、着脱部材によって本体100の一端部E1と他の端部E2が相互容易に着脱されてスパッツ1000が足に対して容易に着脱されることができる。
【0024】
本体100は外皮110と内皮120とを含む。
外皮110は、上述した一端部E1と他端部E2とを含み、四角形を有している。外皮110は防水能力を有することができる。外皮110はバンド111とバンド連結部112とを含む。
【0025】
バンド111は外皮110の下側一部分から下側方向に延長され、バンド連結部112は外皮110の下側他部分に位置する。バンド111の端部はバンドの連結部112と着脱可能に形成され、ベルクロ(登録商標)やボタンまたはリングなどの着脱部材によってバンド111の端部がバンド連結部112に容易に着脱されることができる。
【0026】
一方、本発明の第1実施例に係るスパッツ1000のバンド111とバンド連結部112はそれぞれスパッツ1000の外皮110の外側に位置するが、本発明の他の実施例によるスパッツのバンドとバンドの連結部はそれぞれスパッツの外皮の内側に位置することができる。
【0027】
内皮120は外皮110の内側一部分(一例として、外皮110の中央下部分)部分から本体100の下側方向に延長されている。内皮120は外皮110の一端部E1から他端部E2まで延長されており、外皮110の一端部E1及び他端部E2のそれぞれと連結されている。それにより、内皮120の下側方向の下側端部が外皮110からフローティング(floating)されることにより、内皮120の下側端部が外皮110と離隔される。
【0028】
内皮120の下側端部の内部である本体100の下側内部には、弾性ライン200が位置しており、内皮120はリング300が連結された弾性ライン200の一部分を露出する露出部121を含む。
【0029】
弾性ライン200は内皮120の下側端部の内部で外皮110の一端部E1から他端部E2まで延長されている。弾性ライン200は自体的に弾性を有し、外皮110の一端部E1から他端部E2までの距離に比べ短い長さを有する。それにより、内皮120の下側端部は外皮110に連結された上側端部に比べ短い長さを形成し、弾性ライン200による弾性を有する。
【0030】
リング300は複数個であり、内皮120の露出部121によって露出された弾性ライン200の一部分に連結されている。リング300は外部に露出され、弾性ライン200に連結された状態で靴やアイゼン(crampons)などに締結することができる。
一方、本発明の他の実施例に係るスパッツは一つのリングのみを含むことができる。
【0031】
図3は足に装着された本発明の第1実施例に係るスパッツを示す図である。図3のaは、スパッツの外皮が靴の上側部分を覆った状態を示し、bは説明の便宜のためにスパッツの外皮を靴の上側部分から外した状態を示す。
図3に示すように、本発明の第1実施例に係るスパッツ1000は足に装着される。
足に装着されたスパッツ1000のバンド111は靴SHの底を通ってバンド連結部112に連結される。それにより、スパッツ1000が堅固に足に装着されると同時に、外部の干渉または歩く時スパッツ1000が最初に装着された位置から移動されることが抑制される。
【0032】
また、足に装着されたスパッツ1000のリング300は、弾性ライン200に連結された状態で靴SHに締結される。それにより、スパッツ1000の全体部分の中の下側部分が靴SHに堅固に支持されることにより、スパッツ1000が堅固に足に装着されると同時に、外部の干渉または歩く時スパッツ1000が最初に装着された位置から移動されることが抑制される。
【0033】
つまり、バンド111とバンド連結部112によって外皮110が堅固に足に装着されると同時にリング300により内皮120が堅固に足に装着されることにより、スパッツ1000全体が堅固に足に装着されるので、外部の干渉または歩く時スパッツ1000が最初に装着された位置から移動されることが抑制される。
【0034】
また、足に装着されたスパッツ1000のリング300が弾性ライン200に連結された状態で靴SHに締結されることにより、内皮120の下側端部の内部に位置する弾性ライン200の長さが減って内皮120の下側端部の長さが減るため、内皮120の下側端部が靴SHの上側部分に密接に接するようになる。内皮120が靴SHの上側部分に密接に接することで、外部の雪や落葉などの異物が外皮110を通って内皮120側に浸透しても内皮120を通って靴SHの内部または内皮120の内部に浸透されることが防止される。つまり、足に堅固に装着されて、雪などの異物が靴SHの内部に侵入することを防止するスパッツ1000が提供される。
【0035】
以下、図4図6を参照して、本発明の第2実施例に係るアイゼンを説明する。本発明の第2実施例に係るアイゼンは上述した本発明の第1実施例に係るスパッツのリングと締結される。
図4は本発明の第2実施例に係るアイゼンの上側を示す図である。図5は本発明の第2実施例に係るアイゼンの下側を示す図である。
【0036】
図4及び図5に示すように、本発明の第2実施例に係るアイゼン2000は靴に装着されて靴の滑りを防止し、フレキシブルバンド部600、貫通孔700、陥没部900及びチェーンピーク部800を含む。
【0037】
フレキシブルバンド部600は靴の枠を閉ループ(closed loop)形態に囲み、靴が挿入される開口部OAを形成する。フレキシブルバンド部600は弾性を有するゴムで形成されることができる。フレキシブルバンド部600がフレキシブルな特性を有すると同時に、弾性を有することにより、開口部OAを通じて靴が容易にアイゼン2000の内部に挿入することができ、また靴がアイゼン2000の内部に挿入された後、フレキシブルバンド部600が靴に堅固に密着される。
【0038】
貫通孔700は、フレキシブルバンド部600に形成され、開口部OAと隣接して位置している。貫通孔700は、上述した本発明の第1実施例に係るスパッツのリングと締結されることができる。
【0039】
陥没部900は、フレキシブルバンド部600の下側に位置しており、貫通孔700から開口部OAの方向に延長されている。陥没部900は、上述した本発明の第1実施例に係るスパッツのリングと接触することができ、スパッツのリングが陥没部900に位置することにより、リングがフレキシブルバンド部600の表面外部に突出されることが抑制される。
【0040】
チェーンピーク部800はフレキシブルバンド部600と連結されてチェーン形態に靴の全部、後部、側部、底部を囲み、チェーンが結合される部分に位置する複数のピークを含む。チェーンピーク部800は金属で形成されるが、これに限定されず、プラスチック、ゴム、セラミックス、合成材料等で形成されることができる。
【0041】
図6は靴に装着された本発明の第2実施例に係るアイゼンを示す図である。
図6に示すように、本発明の第2実施例に係るアイゼン2000は、スパッツ1000と一緒に靴SHに装着される。図6のaはスパッツの外皮が靴の上側部分を覆った状態を示し、bは説明の便宜のためにスパッツの外皮を靴の上側部分から外した状態を示す。
【0042】
靴SHに装着されたアイゼン2000の貫通孔700には、上述したスパッツ1000のリング300が締結される。それにより、スパッツ1000及びアイゼン2000のそれぞれが相互堅固に支持することにより、スパッツ1000が堅固に足に装着され、同時に、アイゼン2000が靴SHに堅固に装着されるので、外部の干渉または歩く時スパッツ1000とアイゼン2000のそれぞれが最初に装着された位置から移動されることが抑制される。
【0043】
また、貫通孔700に締結されたリング300が陥没部900(図5に示す)に位置することにより、リング300がフレキシブルバンド部600の表面外部に突出して靴SHによって干渉されることが抑制される。それにより、外部の干渉または歩く時リング300が貫通孔700から分離されることが抑制される。つまり、外部の干渉または歩く時スパッツ1000とアイゼン2000のそれぞれが最初に装着された位置から移動されることが抑制される。
【0044】
このように、スパッツ1000のリング300がアイゼン2000の貫通孔700に締結されてスパッツ1000とアイゼン2000がそれぞれ相互堅固に支持されることにより、スパッツ1000とアイゼン2000はそれぞれ最初に装着された位置から移動されることが抑制される。それにより、スパッツ1000は雪や落葉などの異物が靴SHの内部に侵入することを防止し、アイゼン2000は靴SHに装着されて雪または氷などの滑りやすい場所で靴SHが滑らないようにする役割を果たす。
【0045】
さらに、足に装着されたスパッツ1000のリング300は、弾性ライン200に連結された状態でアイゼン2000の貫通孔700に締結されることにより、スパッツ1000の全体部分の中の下側部分が靴SHに堅固に支持されるので、スパッツ1000が堅固に足に装着されると同時に、外部の干渉または歩く時スパッツ1000が最初に装着された位置から移動されることが抑制される。つまり、バンド111とバンド連結部112によって外皮110が堅固に足に装着されると同時に、アイゼン2000の貫通孔700に締結されたリング300により内皮120が堅固に足に装着されることにより、スパッツ1000全体が堅固に足に装着されるので、外部の干渉または歩く時スパッツ1000が最初に装着された位置から移動されることが抑制される。
【0046】
また、足に装着されたスパッツ1000のリング300が弾性ライン200に連結された状態でアイゼン2000の貫通孔700に締結されることにより、内皮120の下側端部の内部に位置する弾性ライン200の長さが減り、内皮120の下側端部の長さが減るため、内皮120の下側端部が靴SHの上側部分に密接に接するようになる。内皮120が靴SHの上側部分に密接に接することで、外部の雪や落葉などの異物が外皮110を通って内皮120側に浸透しても内皮120を通って靴SHの内部または内皮120の内部に浸透されることが防止される。つまり、足に堅固に装着されて、雪などの異物が靴SHの内部に侵入することを防止するスパッツ1000が提供される。
【0047】
以上のように、スパッツ1000のリング300がアイゼン2000の貫通孔700に締結されてスパッツ1000とアイゼン2000がそれぞれ相互堅固に支持されることにより、足と靴SHにそれぞれ堅固に装着されるスパッツ1000及びアイゼン2000が提供される。
【0048】
上述したように、好ましい実施例を通じて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されず、特許請求範囲の概念と範囲を逸脱しない範囲内で様々な修正及び変形が可能であることは本発明が属する技術分野における者は容易に理解されることができる。
図1
図2
図3(a)】
図3(b)】
図4
図5
図6(a)】
図6(b)】
【国際調査報告】