特表2017-509670(P2017-509670A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-509670(P2017-509670A)
(43)【公表日】2017年4月6日
(54)【発明の名称】HCVを処置するための方法
(51)【国際特許分類】
   A61K 45/06 20060101AFI20170317BHJP
   A61K 31/7072 20060101ALI20170317BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20170317BHJP
   A61P 31/14 20060101ALI20170317BHJP
【FI】
   A61K45/06
   A61K31/7072
   A61P43/00 111
   A61P31/14
   A61P43/00 121
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】100
(21)【出願番号】特願2016-560392(P2016-560392)
(86)(22)【出願日】2015年4月1日
(85)【翻訳文提出日】2016年11月24日
(86)【国際出願番号】US2015023923
(87)【国際公開番号】WO2015153793
(87)【国際公開日】20151008
(31)【優先権主張番号】61/973,929
(32)【優先日】2014年4月2日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/989,951
(32)【優先日】2014年5月7日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/016,459
(32)【優先日】2014年6月24日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】512212195
【氏名又は名称】アッヴィ・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】特許業務法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】バーンスタイン,バリー・エム
(72)【発明者】
【氏名】ダッタ,サンディープ
(72)【発明者】
【氏名】リウ,ウエイ
(72)【発明者】
【氏名】ポトサデツキ,トーマス・ジェイ
(72)【発明者】
【氏名】キャンベル,アンドリュー・エル
(72)【発明者】
【氏名】メノン,ラジーブ・エム
(72)【発明者】
【氏名】リン,チー−ウエイ
(72)【発明者】
【氏名】ワン,ティアンリ
(72)【発明者】
【氏名】アウニ,ワリード・エム
【テーマコード(参考)】
4C084
4C086
【Fターム(参考)】
4C084AA20
4C084AA23
4C084NA05
4C084ZA751
4C084ZB331
4C084ZB332
4C084ZC751
4C086AA01
4C086AA02
4C086EA17
4C086MA03
4C086MA04
4C086NA05
4C086ZA75
4C086ZB33
(57)【要約】
本発明は、HCVの処置のためのインターフェロンフリー治療を特徴とする。好ましくは、処置は、12週以下のようなより短い処置の持続期間にわたる。一態様において、処置は、HCV感染を有する対象に少なくとも2種の直接作用型抗ウイルス剤を投与することを含み、ここで、処置は12週間続き、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種の直接作用型抗ウイルス剤は、(a)化合物1またはその医薬として許容される塩および(b)化合物2またはその医薬として許容される塩を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも2種の直接作用型抗ウイルス剤(DAA)をHCV患者に投与することを含むHCVの処置のための方法であって、処置は、患者へのインターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、処置が、4週、5週、6週、7週、8週、9週、10週、11週または12週間続き、少なくとも2種のDAAが、(1)化合物1またはその医薬として許容される塩および(2)化合物2またはその医薬として許容される塩を含む、または少なくとも2種のDAAが、(1)化合物1またはその医薬として許容される塩、(2)化合物2またはその医薬として許容される塩および(3)ソホスブビルを含む、または少なくとも2種のDAAが、(1)化合物2またはその医薬として許容される塩および(2)ソホスブビルを含む、方法。
【請求項2】
処置が12週間続く、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
処置が10週間続く、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
処置が8週間続く、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
処置が6週間続く、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
処置が4週間続く、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
患者がHCV遺伝子型1に感染している、請求項1から6の一項に記載の方法。
【請求項8】
患者がHCV遺伝子型1aに感染している、請求項1から6の一項に記載の方法。
【請求項9】
患者がHCV遺伝子型2に感染している、請求項1から6の一項に記載の方法。
【請求項10】
患者がHCV遺伝子型3に感染している、請求項1から6の一項に記載の方法。
【請求項11】
患者がHCV遺伝子型4に感染している、請求項1から6の一項に記載の方法。
【請求項12】
患者がHCV遺伝子型5に感染している、請求項1から6の一項に記載の方法。
【請求項13】
患者がHCV遺伝子型6に感染している、請求項1から6の一項に記載の方法。
【請求項14】
患者が肝硬変を有していない、請求項1から13の一項に記載の方法。
【請求項15】
患者が代償性肝硬変を有する、請求項1から13の一項に記載の方法。
【請求項16】
患者が処置未経験の患者である、請求項1から13の一項に記載の方法。
【請求項17】
患者がインターフェロン非応答者である、請求項1から13の一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、C型肝炎ウイルス(HCV)のためのインターフェロンフリーおよびリバビリンフリーの処置に関する。
【背景技術】
【0002】
HCVは、フラビウイルス科(Flaviviridae)ファミリーにおけるヘパシウイルス(Hepacivirus)属に属するRNAウイルスである。エンベロープに包まれているHCVビリオンは、単一の中断されていないオープンリーディングフレームにおける全ての公知のウイルス特異的タンパク質をコード化するプラス鎖RNAゲノムを含有する。オープンリーディングフレームは、およそ9500個のヌクレオチドを含み、約3000個のアミノ酸の単一の大きなポリタンパク質をコード化する。ポリタンパク質は、コアタンパク質、エンベロープタンパク質E1およびE2、膜結合タンパク質p7、ならびに非構造タンパク質NS2、NS3、NS4A、NS4B、NS5AおよびNS5Bを含む。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
慢性HCV感染は、肝硬変および肝細胞癌腫を含めて、進行性肝臓病態を伴う。慢性肝炎Cは、リバビリンとの組合せにおけるペグインタ−フェロン−アルファで処置することができる。多くの使用者が副作用に苦しんでいることから、効力および耐容性に対する実質的な制約が依然として存在し、身体からのウイルス排除はしばしば不完全である。そのため、HCV感染を処置するための新たな治療の必要がある。
(発明の要旨)
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一態様は、こうした処置を必要としている対象におけるHCV感染を処置するための方法を特徴とする。本方法は、少なくとも2種の直接作用型の抗ウイルス剤(DAA)を、12週以下の持続期間の間または本明細書において説明されている通りの別の持続期間の間、対象に投与することを含む。少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含み、少なくとも2種のDAAは、追加として、ソホスブビルまたは別のHCVポリメラーゼ阻害剤のような1種以上の他のDAAを含むこともできる。好ましくは、処置の持続期間は12週である。処置の持続期間は、12週未満の間続くこともでき、例えば、持続期間は、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週もしくは4週、または8週以下続くことができる。3種以上のDAAが処置レジメンで使用される場合、処置の持続期間は、好ましくは、8週以下の間続き、例えば、持続期間は、8週、7週、6週、5週または4週間続くことができる。好ましくは、2種以上のDAAは、対象においてウイルス学的応答の持続(SVR)を提供するまかたは所望の有効性の別の尺度を達成するのに有効な量で投与される。対象は、処置レジメン中にインターフェロンまたはリバビリンのいずれも投与されない。言い換えれば、本方法は、対象へのインターフェロンおよびリバビリンの投与を除き、それによって、インターフェロンまたはリバビリンに伴う副作用を回避する。
【0005】
本発明の別の態様は、HCV感染を有する対象の集団を処置するための方法を特徴とする。本方法は、少なくとも2種のDAAを、12週以下の持続期間、例えば12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週もしくは4週、または8週以下の持続期間の間、対象に投与することを含む。少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含み、少なくとも2種のDAAは、追加として、ソホスブビルまたは別のHCVポリメラーゼ阻害剤のような1種以上の他のDAAを含むこともできる。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、集団の少なくとも約70%、好ましくは集団の少なくとも約80%、またはより好ましくは集団の少なくとも約90%において、SVRまたは有効性の別の尺度をもたらすのに有効な量で対象に投与される。
【0006】
本明細書に記載されている任意の方法において、少なくとも2種のDAAは、(a)化合物1またはその医薬として許容される塩、および(b)化合物2またはその医薬として許容される塩を含む。少なくとも2種のDAAは、任意選択により、1種以上の他の抗HCV剤を含むこともできる。これらの他の任意選択の抗HCV剤は、プロテアーゼ阻害剤、ヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、NS3B阻害剤、NS4A阻害剤、NS5A阻害剤、NS5B阻害剤、シクロフィリン阻害剤、またはこれらの組合せから選択することができる。他の任意選択の抗HCV薬剤の非限定的な例としては、PSI−7977(ソホスブビル)、PSI−938、BMS−790052(ダクラタスビル)、BMS−650032(アスナプレビル)、BMS−791325、GS−5885(レジパスビル)、GS−9451(テゴブビル)、GS−9190、GS−9256、BI−201335、BI−27127、テラプレビル、VX−222、TMC−435(シメプレビル)、MK−5172、MK−7009(バニプレビル)、ダノプレビル、R7128(メリシタビン)、およびこれらの任意の組合せが挙げられる。
【0007】
例えば、本発明の方法において使用されるDAAは、(a)化合物1またはその医薬として許容される塩、および(b)化合物2またはその医薬として許容される塩を含む、またはこれらからなることができる。別の例で、本発明の方法において使用されるDAAは、(a)化合物1またはその医薬として許容される塩、(b)化合物2またはその医薬として許容される塩、および(c)HCVポリメラーゼ阻害剤を含む、またはこれらからなることができ、ここで、前記HCVポリメラーゼ阻害剤は、ヌクレオチドまたはヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤または非ヌクレオシドもしくは非ヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤であってよい。なお別の例で、本発明の方法において使用されるDAAは、(a)化合物1またはその医薬として許容される塩、(b)化合物2またはその医薬として許容される塩、および(c)ヌクレオチドまたはヌクレオシドHCVポリメラーゼ阻害剤を含む、またはこれらからなることができる。なお別の例で、本発明の方法において使用されるDAAは、(a)化合物1またはその医薬として許容される塩、(b)化合物2またはその医薬として許容される塩、および(c)ソホスブビルを含む、またはこれらからなることができる。なお別の例で、本発明の方法において使用されるDAAは、(a)化合物2またはその医薬として許容される塩および(b)ソホスブビルを含む、またはこれらからなることができる。
【0008】
本明細書に記載されている任意の方法において、DAAは、任意の有効な投薬スキームおよび/または頻度で投与することができ、例えば、これらは各々毎日投与することができる。各DAAは、別々にまたは組合せのいずれかで投与することができ、各DAAは、1日1回、1日2回または1日3回投与することができる。好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)は1日1回投与される。
【0009】
好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから600mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、50mgから500mgを1日1回投与される。より好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、200mgから600mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから500mgを1日1回投与される。非常に好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、400mgから600mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから500mgを1日1回投与される。200〜300mgの化合物1は、400mgの化合物1に匹敵する抗HCV効力を有することが、予想外にも見出された。そのため、より好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、200mgから300mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから500mgを1日1回投与される。例えば、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、200mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、120mgを1日1回投与される。別の例で、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、300mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、120mgを1日1回投与される。なお別の例で、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、400mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、120mgを1日1回投与される。別の例で、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、400mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、240mgを1日1回投与することができる。
【0010】
なお別の態様において、本発明は、HCV感染を処置するための使用のための、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)の組合せを特徴とする。処置は、HCVに感染した対象にDAAを投与することを含む。処置レジメンの持続期間は、12週以下(例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週、4週または3週である)である。好ましくは、処置レジメンの持続期間は12週である。処置の持続期間は、例えば、8週以下続くこともできる(例えば、持続期間は8週であり、または持続期間は7週、6週、5週、4週または3週である)。処置は、インターフェロンまたはリバビリンを投与することを含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)は、同時にまたは逐次に投与することができる。好ましくは、化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)は、1日1回投与することができる。非限定的な例として、処置されている患者は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型2に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型3に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型4に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型5に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型6に感染している。なお別の非限定的な例として、患者は、HCV処置未経験の患者、HCV処置経験患者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)である、またはインターフェロン処置の候補でない。この明細書において使用される場合、インターフェロン非応答者患者には、部分的なインターフェロン応答者およびインターフェロンリバウンド患者が含まれる。未経験の患者、部分応答者、応答者再発者(即ち、リバウンド)、および無応答者患者の定義について、GUIDANCE FOR INDUSTRY−CHRONIC HEPATITIS C VIRUS INFECTION:DEVELOPING DIRECT−ACTING ANTIVIRAL AGENTS FOR TREATMENT(FDA、2010年9月、ドラフトガイダンス)を参照されたい。インターフェロン非応答者患者には、無応答者患者も含まれる。本発明のこの態様の1つの例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。
【0011】
なお別の態様において、本発明は、HCV感染を処置するための使用のための、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せを特徴とする。処置は、HCVに感染した対象にDAAを投与することを含む。処置レジメンの持続期間は、12週以下(例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週、4週または3週である)である。好ましくは、処置レジメンの持続期間は12週である。処置の持続期間は、例えば、8週以下続くこともできる(例えば、持続期間は8週であり、または持続期間は7週、6週、5週、4週または3週である)。処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれも投与することを含まず、即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、同時にまたは逐次に投与することができる。好ましくは、化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、1日1回投与することができる。非限定的な例として、処置されている患者は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型2に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型3に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型4に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型5に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型6に感染している。なお別の非限定的な例として、患者は、HCV処置未経験の患者、HCV処置経験患者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)である、またはインターフェロン処置の候補でない。本発明のこの態様の1つの例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。
【0012】
なお別の態様において、本発明は、HCV感染を処置するための使用のための、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルの組合せを特徴とする。処置は、HCVに感染した対象にDAAを投与することを含む。処置レジメンの持続期間は、12週以下(例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週、4週または3週である)である。好ましくは、処置レジメンの持続期間は12週である。処置の持続期間は、例えば、8週以下続くこともできる(例えば、持続期間は8週であり、または持続期間は7週、6週、5週、4週または3週である)。処置は、インターフェロンを投与することを含まない。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルは、同時にまたは逐次に投与することができる。好ましくは、化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルは、1日1回投与することができる。非限定的な例として、処置されている患者は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型2に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型3に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型4に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型5に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型6に感染している。なお別の非限定的な例として、患者は、HCV処置未経験の患者、HCV処置経験患者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)である、またはインターフェロン処置の候補でない。本発明のこの態様の1つの例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。
【0013】
なお別の態様において、本発明は、HCV感染を処置するための使用のための、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルの組合せを特徴とする。処置は、HCVに感染した対象にDAAを投与することを含む。処置レジメンの持続期間は、12週以下(例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週、4週または3週である)である。好ましくは、処置レジメンの持続期間は12週である。処置の持続期間は、例えば、8週以下続くこともできる(例えば、持続期間は8週であり、または持続期間は7週、6週、5週、4週または3週である)。処置は、インターフェロンを投与することを含まない。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルは、同時にまたは逐次に投与することができる。好ましくは、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルは、1日1回投与することができる。非限定的な例として、処置されている患者は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型2に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型3に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型4に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型5に感染している。別の非限定的な例として、患者はHCV遺伝子型6に感染している。なお別の非限定的な例として、患者は、HCV処置未経験の患者、HCV処置経験患者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)である、またはインターフェロン処置の候補でない。本発明のこの態様の1つの例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している未処置患者である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型1に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は12週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。別の例において、処置は11週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。また別の例において、処置は10週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は9週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は8週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は7週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は6週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は5週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。なお別の例において、処置は4週間続き、処置されている対象は、HCV遺伝子型3に感染している非応答者(例えば、無応答者)である。
【0014】
本発明の処置レジメンは、一般に、完全な処置レジメンを構成しており、即ち後続のインターフェロン含有レジメンは意図されない。したがって、本明細書に記載されている処置または使用は、一般に、いかなる後続のインターフェロン含有またはリバビリン含有の処置を含まない。
【0015】
本発明の他の特徴、目的および利点は、次に続く詳細な記載において明らかである。しかしながら、詳細な記載は、本発明の好ましい実施形態を示す一方で、限定でなく例示だけのやり方によって与えられていると理解されるべきである。本発明の範囲内での様々な変化および修飾は、詳細な記載から当業者に明らかになる。
【0016】
図面は、限定でなく例示のために提供される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(120mgを1日1回)の使用を含むインターフェロン/リバビリンフリー2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示すグラフである。
図2】遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(60mgを1日1回)の使用を含むインターフェロン/リバビリンフリー2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を例示するグラフである。
図3】遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(600mgを1日1回)および化合物2(480mgを1日1回)の使用を含むインターフェロン/リバビリンフリー2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を図示するグラフである。
図4】遺伝子型3未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(120mgを1日1回)の使用を含むインターフェロン/リバビリンフリー2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示すグラフである。
図5】遺伝子型3未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(60mgを1日1回)の使用を含むインターフェロン/リバビリンフリー2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を例示するグラフである。
図6】遺伝子型3未処置対象を処置するための、化合物1(600mgを1日1回)および化合物2(480mgを1日1回)の使用を含むインターフェロン/リバビリンフリー2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示すグラフである。
図7】遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)、化合物2(120mgを1日1回)およびソホスブビル(400mgを1日1回)の使用を含むインターフェロン/リバビリンフリー3−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示すグラフである。
図8】遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物2(120mgを1日1回)およびソホスブビル(400mgを1日1回)の使用を含むインターフェロン/リバビリンフリー2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示すグラフである。
図9】インビトロにおけるHCV阻害に対する、化合物1および化合物2の組合せの相乗効果を図示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の方法には、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を、これらを必要とする対象に投与することが含まれる。化合物1は、以下の構造を有する:
【0019】
【化1】
化合物1は、強力なHCVプロテアーゼ阻害剤であり、米国特許出願公開番号第2012/0070416号に記載されている。
【0020】
化合物2は、以下の構造を有する:
【0021】
【化2】
化合物2は、強力なNS5A阻害剤であり、米国特許出願公開番号第2012/0220562号に記載されている。
【0022】
HCVの処置のための現在の標準治療(SOC)には、インターフェロン、例えばペグ化インターフェロン(例えば、RocheによるPEGASYS、またはSchering−PloughによるPEG−INTRONのような、ペグ化インターフェロン−アルファ−2aまたはペグ化インターフェロン−アルファ−2b)および抗ウイルス薬リバビリン(例えば、RocheによるCOPEGUS、Schering−PloughによるREBETOL、またはThree Rivers PharmaceuticalsによるRIBASPHERE)の処置のクールが含まれる。処置は、C型肝炎ウイルス遺伝子型に依存して、しばしば24−48週間続く。他のインターフェロンとしては、以下に限定されないが、インターフェロン−アルファ−2a(例えば、RocheによるRoferon−A)、インターフェロン−アルファ−2b(例えば、Schering−PloughによるIntron−A)、およびインターフェロンアルファコン−1(コンセンサスインターフェロン)(例えば、ValeantによるInfergen)が挙げられる。
【0023】
インターフェロン/リバビリンベースの処置は、肉体的に厳しいことがあり、一部の場合において一時的能力障害に至ることがある。患者の実質的な割合が、「インフルエンザ様」症候群(最も共通、インターフェロンの毎週注入後の数日間経験される)から、貧血、心血管事象、および自殺または自殺念慮のような精神的問題、を含めた重篤な有害事象を範囲とする一揃いの副作用を経験する。後者は、患者によって経験される一般の生理的ストレスによって悪化される。リバビリンは、貧血、高いピル負担(例えば、分割BIDで1日5〜6個のピル)、および出産可能年齢の女性における使用を制限する催奇性を含めて、多数の副作用も有する。
【0024】
本発明の方法は、インターフェロンまたはリバビリンの使用なく、およびより短い時間期間、例えばおよび限定せずに、12週以下、代替として11週以下、代替として10週以下、代替として9週以下、代替として8週以下、代替として7週以下、代替として6週以下、代替として5週以下、代替として4週以下、または代替として3週以下の処置持続期間の間、HCV感染の有効な処置を提供する。
【0025】
一態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAを、インターフェロンおよびリバビリンの非存在下で、12週以下、代替として8週以下の持続期間の間、例えば12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間の間、対象に投与することを含む、対象におけるHCV感染を処置するための方法を特徴とする。言い換えれば、該方法は、インターフェロンおよびリバビリンを除外しており、即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない。少なくとも2種のDAAは、同時投与、または同一でありもしくは異なる投薬頻度で別々にまたは独立して投与することができる化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらは、例えば1日2回または1日3回投与することもできる。
【0026】
一態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAを、インターフェロンおよびリバビリンの非存在下で、12週以下、代替として8週以下の持続期間の間、例えば12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間の間、対象に投与することを含む、対象におけるHCV感染を処置するための方法を特徴とする。言い換えれば、該方法は、インターフェロンおよびリバビリンを除外しており、即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない。少なくとも2種のDAAは、同時投与、または同一でありもしくは異なる投薬頻度で別々にまたは独立して投与することができる化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらは、例えば1日2回または1日3回投与することもできる。
【0027】
一態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAを、インターフェロンおよびリバビリンの非存在下で、12週以下、代替として8週以下の持続期間の間、例えば12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間の間、対象に投与することを含む、対象におけるHCV感染を処置するための方法を特徴とする。言い換えれば、該方法は、インターフェロンおよびリバビリンを除外しており、即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない。少なくとも2種のDAAは、同時投与、または同一でありもしくは異なる投薬頻度で別々にまたは独立して投与することができる化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらは、例えば1日2回または1日3回投与することもできる。
【0028】
一態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAを、インターフェロンおよびリバビリンの非存在下で、12週以下、代替として8週以下の持続期間の間、例えば12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間の間、対象に投与することを含む、対象におけるHCV感染を処置するための方法を特徴とする。言い換えれば、該方法は、インターフェロンおよびリバビリンを除外しており、即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない。少なくとも2種のDAAは、同時投与、または同一でありもしくは異なる投薬頻度で別々にまたは独立して投与することができる化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらは、例えば1日2回または1日3回投与することもできる。
【0029】
本発明の方法の有効性を表すために、様々な尺度が使用され得る。1つのこうした尺度はSVRであり、これは、本明細書で使用される場合、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後少なくとも8週間検出不可能であること(SVR8);好ましくは、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後少なくとも12週間検出不可能であること(SVR12);より好ましくは、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後少なくとも16週間検出不可能であること(SVR16);ならびに非常に好ましくは、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後少なくとも24週間検出不可能であること(SVR24)を意味する。SVR24は、しばしば、治癒の機能的定義として考えられ、処理後24週未満(例えば、SVR8またはSVR12)でSVRの高い比率は、SVR24の高い比率が予測され得る。
【0030】
好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも70%のSVR8を達成する。より好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも80%のSVR8を達成する。非常に好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも90%のSVR8を達成する。最も好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも95%のSVR8を達成する。
【0031】
好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも70%のSVR12を達成する。より好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも80%のSVR12を達成する。非常に好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも90%のSVR12を達成する。最も好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも95%のSVR12を達成する。
【0032】
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、処置未経験の対象)の集団を処置することを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAを、12週以下の持続期間の間、または本明細書において開示されている別の持続期間(例えば、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週)の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置することを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAを、12週以下の持続期間、または本明細書において開示されている別の持続期間の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。
【0033】
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、処置未経験の対象)の集団を処置することを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAを、12週以下の持続期間の間、または本明細書において開示されている別の持続期間(例えば、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週)の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置することを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAを、12週以下の持続期間、または本明細書において開示されている別の持続期間の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。
【0034】
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、処置未経験の対象)の集団を処置することを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAを、12週以下の持続期間の間、または本明細書において開示されている別の持続期間(例えば、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週)の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置することを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAを、12週以下の持続期間、または本明細書において開示されている別の持続期間の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。
【0035】
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、処置未経験の対象)の集団を処置することを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAを、12週以下の持続期間の間、または本明細書において開示されている別の持続期間(例えば、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週)の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置することを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAを、12週以下の持続期間、または本明細書において開示されている別の持続期間の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。
【0036】
化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)組合せを、インターフェロンおよびリバビリンの非存在下で、12週以下の持続期間の間使用するインターフェロンフリー処置が有意なSVRを達成することができることは、予想外であった。
【0037】
したがって、一態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、8週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0038】
別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、7週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0039】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、6週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0040】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、5週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0041】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、4週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0042】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、3週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0043】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、24週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0044】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、13週から23週続き(例えば、処置の持続期間は、13週、14週、15週、16週、17週、18週、19週、20週、21週、22週または23週から選択される)、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0045】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、12週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0046】
この明細書において使用される場合、HCVポリメラーゼ阻害剤は、ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、ヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、または非ヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤であってよい。
【0047】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、11週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0048】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、10週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0049】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は、9週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0050】
別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、8週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0051】
別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、7週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0052】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、6週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0053】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、5週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0054】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、4週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0055】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、3週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0056】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、24週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0057】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、13週から23週続き(例えば、処置の持続期間は、13週、14週、15週、16週、17週、18週、19週、20週、21週、22週または23週から選択される)、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0058】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、12週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0059】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、11週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0060】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、10週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0061】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は、9週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0062】
別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、8週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0063】
別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、7週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0064】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、6週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0065】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、5週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0066】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、4週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0067】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、3週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0068】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、24週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0069】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、13週から23週続き(例えば、処置の持続期間は、13週、14週、15週、16週、17週、18週、19週、20週、21週、22週または23週から選択される)、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0070】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、12週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0071】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、11週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0072】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、10週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0073】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、9週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0074】
別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、8週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0075】
別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、7週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0076】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、6週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0077】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、5週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0078】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、4週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0079】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、3週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0080】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、24週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0081】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、13週から23週続き(例えば、処置の持続期間は、13週、14週、15週、16週、17週、18週、19週、20週、21週、22週または23週から選択される)、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0082】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、12週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0083】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、11週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0084】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、10週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0085】
なお別の態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は、9週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されない)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0086】
本明細書に記載されている各態様、実施形態、例または方法において、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、例えばおよび限定せずに、100mgから600mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、例えばおよび限定せずに、50mgから500mgを1日1回投与することができる。より好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、200mgから600mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから500mgを1日1回投与される。非常に好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、400mgから600mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから500mgを1日1回投与される。最も好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、200mgから300mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから500mgを1日1回投与される。好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、200mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、120mgを1日1回投与される。また、好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、300mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、120mgを1日1回投与される。別の例で、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、400mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、120mgを1日1回投与される。なお別の例で、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、400mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、240mgを1日1回投与することができる。
【0087】
本明細書に記載されている各態様、実施形態、例または方法において、ソホスブビルは、例えばおよび限定せずに、400mgを1日1回投与することができる。
【0088】
本発明の方法は、未処置患者または処置経験患者を処置するために使用することができる。処置経験患者には、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、部分応答者および再発者が含まれる。本発明の方法は、インターフェロン処置の候補者でない患者を処置するために使用することもできる。インターフェロン処置の候補者でない患者としては、以下に限定されないが、以下の群の1つ以上が挙げられる:インターフェロンに不耐性の患者、インターフェロン処置を受けるのを拒否する患者、インターフェロン摂取が除外される病状を有する患者、およびインターフェロン摂取によって副作用または感染の増加リスクを有する患者。
【0089】
化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、1種以上の追加のDAAが、化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、処置レジメンにおいて任意選択により使用することができる。同様に、化合物1、化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、1種以上の追加のDAAが、化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、処置レジメンにおいて任意選択により使用することができる。同様に、化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、1種以上の追加のDAAが、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、処置レジメンにおいて任意選択により使用することができる。これらの追加のDAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、HCV非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、HCV NS3B阻害剤、HCV NS4A阻害剤、HCV NS5A阻害剤、HCV NS5B阻害剤、HCV侵入阻害剤、シクロフィリン阻害剤、またはこれらの組合せであってよい。
【0090】
この目的のための好ましいHCVプロテアーゼ阻害剤としては、以下に限定されないが、テラプレビル(Vertex)、ボセプレビル(Merck)、BI−201335(Boehringer Ingelheim)、GS−9451(Gilead)、およびBMS−650032(BMS)が挙げられる。他の適当なプロテアーゼ阻害剤としては、以下に限定されないが、ACH−1095(Achillion)、ACH−1625(Achillion)、ACH−2684(Achillion)、AVL−181(Avila)、AVL−192(Avila)、BMS−650032(BMS)、ダノプレビル(RG7227/ITMN−191、Roche)、GS−9132(Gilead)、GS−9256(Gilead)、IDX−136(Idenix)、IDX−316(Idenix)、IDX−320(Idenix)、MK−5172(Merck)、ナルラプレビル(Schering−Plough Corp)、PHX−1766(Phenomix)、TMC−435(Tibotec)、バニプレビル(MK−7009、Merck)、VBY708(Virobay)、VX−500(Vertex)、VX−813(Vertex)、VX−985(Vertex)、またはこれらの組合せが挙げられる。
【0091】
本発明における使用のための好ましい非ヌクレオシドHCVポリメラーゼ阻害剤としては、以下に限定されないが、GS−9190(Gilead)、BI−207127(Boehringer Ingelheim)、およびVX−222(VCH−222)(Vertex&ViraChem)が挙げられる。好ましヌクレオチドHCVポリメラーゼ阻害剤としては、以下に限定されないが、PSI−7977(Gilead)、およびPSI−938(Gilead)が挙げられる。適当なHCVポリメラーゼ阻害剤の他の適当なおよび非限定的な例としては、ANA−598(Anadys)、BI−207127(Boehringer Ingelheim)、BILB−1941(Boehringer Ingelheim)、BMS−791325(BMS)、フィリブビル、GL59728(Glaxo)、GL60667(Glaxo)、GS−9669(Gilead)、IDX−375(Idenix)、MK−3281(Merck)、テゴブビル、TMC−647055(Tibotec)、VCH−759(Vertex&ViraChem)、VCH−916(ViraChem)、VX−759(Vertex)、GS−6620(Gilead)、IDX−102(Idenix)、IDX−184(Idenix)、INX−189(Inhibitex)、MK−0608(Merck)、RG7128(Roche)、TMC64912(Medivir)、GSK625433(GlaxoSmithKline)、BCX−4678(BioCryst)、ALS−2200(Alios BioPharma/Vertex)、ALS−2158(Alios BioPharma/Vertex)、またはこれらの組合せが挙げられる。ポリメラーゼ阻害剤は、GS−6620(Gilead)、IDX−102(Idenix)、IDX−184(Idenix)、INX−189(Inhibitex)、MK−0608(Merck)、PSI−7977(Gilead)、PSI−938(Gilead)、RG7128(Roche)、TMC64912(Medivir)、ALS−2200(Alios BioPharma/Vertex)、ALS−2158(Alios BioPharma/Vertex)のようなヌクレオシドまたはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、またはこれらの組合せであってよい。ポリメラーゼ阻害剤は、PF−00868554(Pfizer)、ANA−598(Anadys)、BI−207127(Boehringer Ingelheim)、BILB−1941(Boehringer Ingelheim)、BMS−791325(BMS)、フィリブビル、GL59728(Glaxo)、GL60667(Glaxo)、GS−9669(Gilead)、IDX−375(Idenix)、MK−3281(Merck)、テゴブビル(Gilead)、、TMC−647055(Tibotec)、VCH−759(Vertex&ViraChem)、VCH−916(ViraChem)、VX−222(VCH−222)(Vertex&ViraChem)、VX−759(Vertex)のような非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、またはこれらの組合せであってもよい。
【0092】
好ましいNS5A阻害剤としては、以下に限定されないが、BMS−790052(BMS)およびGS−5885(Gilead)が挙げられる。適当なNS5A阻害剤の非限定的な例としては、GSK62336805(GlaxoSmithKline)、ACH−2928(Achillion)、AZD2836(Astra−Zeneca)、AZD7295(Astra−Zeneca)、BMS−790052(BMS)、BMS−824393(BMS)、GS−5885(Gilead)、PPI−1301(Presidio)、PPI−461(Presidio)A−831(Arrow Therapeutics)、A−689(Arrow Therapeutics)、またはこれらの組合せが挙げられる。
【0093】
適当なシクロフィリン阻害剤の非限定的な例としては、アリスポリビル(Novartis&Debiopharm)、NM−811(Novartis)、SCY−635(Scynexis)、またはこれらの組合せが挙げられる。
【0094】
適当なHCV侵入阻害剤の非限定的な例としては、ITX−4520(iTherx)、ITX−5061(iTherx)、またはこれらの組合せが挙げられる。
【0095】
本発明の方法において含有に適当である他のDAA薬剤の具体例としては、以下に限定されないが、AP−H005、A−831(Arrow Therapeutics)(NS5A阻害剤)、A−689(Arrow Therapeutics)(NS5A阻害剤)、INX08189(Inhibitex)(ポリメラーゼ阻害剤)、ITMN−191(Intermune/Roche)(NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤)、VBY−376(プロテアーゼ阻害剤)(Virobay)、ACH−1625(Achillion、プロテアーゼ阻害剤)、IDX136(Idenix、プロテアーゼ阻害剤)、IDX316(Idenix、プロテアーゼ阻害剤)、VX−813(Vertex)、SCH900518(Schering−Plough)、TMC−435(Tibotec)、ITMN−191(Intermune、Roche)、MK−7009(Merck)、IDX−PI(Novartis)、R7128(Roche)、PF−868554(Pfizer)(非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤)、PF−4878691(Pfizer)、IDX−184(Idenix)、IDX−375(Idenix、NS5Bポリメラーゼ阻害剤)、PPI−461(Presidio)、BILB−1941(Boehringer Ingelheim)、GS−9190(Gilead)、BMS−790052(BMS)、CTS−1027(Conatus)、GS−9620(Gilead)、PF−4878691(Pfizer)、RO5303253(Roche)、ALS−2200(Alios BioPharma/Vertex)、ALS−2158(Alios BioPharma/Vertex)、GSK62336805(GlaxoSmithKline)、またはこれらの任意の組合せが挙げられる。
【0096】
これらの任意選択のHCV阻害剤の一部の化学構造は、下記に提供されている:
【0097】
【化3】
【0098】
本明細書に記載されている任意のHCV阻害剤またはDAAは、これが治療的処置または医薬製剤において使用される場合、これの適当な塩形態を包含する。
【0099】
一部の実施形態において、本発明は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0100】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0101】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0102】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0103】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0104】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0105】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0106】
一部の実施形態において、本発明は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず(即ち、インターフェロンもリバビリンも投与されず)、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0107】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0108】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0109】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0110】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0111】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0112】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0113】
一部の実施形態において、本発明は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0114】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0115】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0116】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0117】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0118】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0119】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0120】
一部の実施形態において、本発明は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0121】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0122】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで、処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0123】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0124】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0125】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0126】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0127】
任意の特別な患者のための特定の用量レベルは、用いられる特定の化合物の活性、年齢、体重、全般的な健康、性別、食餌療法、投与時間、投与経路、排出速度、薬物組合せ、および治療を受ける疾患の重症度を含めて、様々な因子に依存することが理解される。
【0128】
化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、単一剤形に共製剤化することができる。適当な剤形の非限定的な例としては、液体剤形または固体剤形が挙げられる。好ましくは、化合物1および化合物2は、DAAの少なくとも1種が非晶質形態であるまたは非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子的に分散される単一固体剤形に製剤化される。他のDAAも、非晶質形態であること、またはマトリックス中に分子的に分散されること、または異なる形態(例えば、結晶性形態)で製剤化されることができる。より好ましくは、2種のDAAの各々は、非晶質形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子的に分散される。
【0129】
化合物1、化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、単一剤形で共製剤化することができる。適当な剤形の非限定的な例としては、液体剤形または固体剤形が挙げられる。好ましくは、化合物1、化合物2およびソホスブビルは、DAAの少なくとも1種が、非晶質形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子的に分散される単一固体剤形に製剤化される。他のDAAも、非晶質形態であること、またはマトリックス中に分子的に分散されること、または異なる形態(例えば、結晶性形態)で製剤化されることができる。
【0130】
化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、単一剤形に共製剤化することができる。適当な剤形の非限定的な例としては、液体剤形または固体剤形が挙げられる。好ましくは、化合物2およびソホスブビルは、DAAの少なくとも1種が、非晶質形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子的に分散される単一固体剤形で製剤化される。他のDAAも、非晶質形態であること、またはマトリックス中に分子的に分散されること、または異なる形態(例えば、結晶性形態)に製剤化されることができる。
【0131】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、処置未経験の患者であってよい。
【0132】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、インターフェロン非応答者であってよい。
【0133】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、インターフェロン無応答者であってよい。
【0134】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、肝硬変を有していなくてよい。
【0135】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、肝硬変患者であってよい。
【0136】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、代償性肝硬変を有する患者であってよい。
【0137】
HCVを処置する方法も企図され、前記方法は、2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は、4週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンフリーおよびリバビリンフリー)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、(2R,6S,13aS,14aR,16aS,Z)−N−(シクロプロピルスルホニル)−6−(5−メチルピラジン−2−カルボキシアミド)−5,16−ジオキソ−2−(フェナントリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,5,6,7,8,9,10,11,13a,14,14a,15,16,16a−ヘキサデカヒドロシクロプロパ[e]ピロロ[1,2−a][1,4]ジアザシクロペンタデシン−14a−カルボキシアミドであり、化合物4は、ジメチル(2S,2’S)−1,1’−((2S,2’S)−2,2’−(4,4’−((2S,5S)−1−(4−tert−ブチルフェニル)ピロリジン−2,5,ジイル)ビス(4,1−フェニレン))ビス(アザンジイル)ビス(オキソメチレン)ビス(ピロリジン−2,1−ジイル)ビス(3−メチル−1−オキソブタン−2,1−ジイル)ジカルバメートであり、これらの両方は、2012年10月19日に出願されたとともに「Methods for Treating HCV」という表題である米国特許出願公開番号第2013/0102526号に記載されており、これを全体で参照により本明細書に組み込む。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せは、リバビリンおよびインターフェロンを無しに、4週の処置後にHCV遺伝子型1に対して少なくとも約80%のSVR率を達成することができると考えられる。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害
剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
【0138】
HCVを処置する方法がさらに企図され、前記方法は、2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は、5週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンフリーおよびリバビリンフリー)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せは、リバビリンおよびインターフェロンを無しに、5週の処置後にHCV遺伝子型1に対して少なくとも約80%のSVR率を達成することができると考えられる。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2
種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
【0139】
HCVを処置する方法がさらに企図され、前記方法は、2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は、6週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンフリーおよびリバビリンフリー)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの
組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
【0140】
HCVを処置する方法がさらに企図され、前記方法は、2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は、7週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンフリーおよびリバビリンフリー)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの
組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
【0141】
HCVを処置する方法がさらに企図され、前記方法は、2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は、8週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンフリーおよびリバビリンフリー)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの
組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
【0142】
HCVを処置する方法がさらに企図され、前記方法は、2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は、9週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンフリーおよびリバビリンフリー)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの
組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
【0143】
HCVを処置する方法がさらに企図され、前記方法は、2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は、10週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンフリーおよびリバビリンフリー)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAA
の組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
【0144】
HCVを処置する方法がさらに企図され、前記方法は、2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は、11週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンフリーおよびリバビリンフリー)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAA
の組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
【0145】
HCVを処置する方法がさらに企図され、前記方法は、2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は、12週続き、いかなるインターフェロンまたはリバビリンの投与も含まない(即ち、インターフェロンフリーおよびリバビリンフリー)。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAA
の組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。
【0146】
本明細書に記載されている任意の方法において、ここで引用されているHCVポリメラーゼ阻害剤は、IDX21437(ウリジンヌクレオチド類似体HCV NS5Bポリメラーゼ阻害剤、Idenix)であってよい。
【0147】
本明細書に記載されている任意の方法において、ここで引用されているHCVポリメラーゼ阻害剤は、IDX21459であってもよい。
【0148】
本明細書に記載されている任意の方法において、ここで引用されているHCV NS5A阻害剤はGS−5816であってよい。
【0149】
本明細書に記載されている任意の方法において、ここで引用されているHCV NS5A阻害剤は、MK−8742であってもよい。
【0150】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、好ましくは、HCV遺伝子型1患者である。
【0151】
上に記載されている実施形態および以下の実施例は、限定でなく例示の目的で与えられていると理解されるべきである。本発明の範囲内の様々な変化および修飾は、本記載から当業者に明らかになろう。
【実施例】
【0152】
[実施例1]
インターフェロンフリーDAA組合せ治療のための臨床的モデル化
全体で参照により本明細書に組み込む、2012年10月19日に出願されたとともに「Methods for Treating HCV」という表題の米国特許出願公開番号第2013/0102526号に記載されている臨床的モデルを使用して、化合物1および化合物2の投与を含む処置レジメンを評価した。これらの処置レジメンは、化合物1および化合物2の投与を含んでいたが、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まれなかった。匹敵するSVR率は、インターフェロン非応答者について予想される。
【0153】
図1は、遺伝子型1未処置対象を処置するために、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(120mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置についての予測SVR率は約95%であった。本出願の図の全てにおいて使用される場合、各SVR百分率カラムの上部の垂直棒線は90%のSVR信頼区間を表し、x軸(「時間(週)」)は、各処置レジメンの持続期間を示す。
【0154】
図2は、遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(60mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を例示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置についての予測SVR率は約85〜90%であった。
【0155】
図3は、遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(600mgを1日1回)および化合物2(480mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置についての予測SVR率は約100%であった。
【0156】
図4は、遺伝子型3未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(120mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を図示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置についての予測SVR率は約95%であった。
【0157】
図5は、遺伝子型3未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(60mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を例示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置の予測SVR率は約85〜90%であった。
【0158】
図6は、遺伝子型3未処置対象を処置するための、化合物1(600mgを1日1回)および化合物2(480mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置の予測SVR率は約100%であった。
【0159】
同じ臨床的モデルを使用して、化合物1、化合物2およびソホスブビル、または化合物2およびソホスブビルの投与を含む処置レジメンも評価した。図7は、遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)、化合物2(120mgを1日1回)およびソホスブビル(400mgを1日1回)の使用からなる処置レジメンについて、予測SVRを示している。処置レジメンは、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まなかった。異なる処置持続期間を判定した。2週、4週、6週、8週、10週および12週の処置レジメンの予測SVR率は、それぞれ、約40%、85%、100%、100%、100%および100%であった。匹敵するSVR率は、インターフェロン非応答者について予想される。
【0160】
図8は、遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物2(120mgを1日1回)およびソホスブビル(400mgを1日1回)の使用からなる処置レジメンについて、予測SVRを示す。処置レジメンは、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まなかった。異なる処置持続期間を判定した。6週、8週、10週および12週の処置レジメンの予測SVR率は、それぞれ、約60%、95%、100%および100%であった。匹敵するSVR率は、インターフェロン−非応答者について予想される。
【0161】
[実施例2]
インビトロにおける化合物1および化合物2の組合せ
図9は、化合物1および化合物2の組合せが、HCV GT 1b Con−1複製細胞中で試験された場合の、HCV阻害に対する有意な相乗効果を呈することを示している。PrichardおよびShipmanモデル(Prichardら ANTIVIRAL RESEARCH 14:181−205(1990)))を使用して、結果を生じさせた。
【0162】
化合物1は、0.85nMから2.8nMを範囲とするEC50値で、GT 1a、1b、2a、3a、4aまたは6aからのNS3遺伝子を含有するHCV安定なサブゲノムレプリコンの複製を阻害した。留意すべきことに、化合物1は、1.6nMのEC50値で、GT3aプロテアーゼを含有するレプリコンに対して強力であった。化合物1は、他のHCVプロテアーゼ阻害剤(Pi)に対する抵抗性を付与したNS3アミノ酸位置155および168で共通のGT1aおよび1b変異体に対するそれの活性を保持した。GT1aおよび1bサブゲノムレプリコン細胞における抵抗性コロニー選択研究は、GT1aにおけるA156T、およびGT1bにおけるA156Vを、それぞれ1400倍および1800倍の感受率低減を化合物1に付与した最も頻繁な変異体として同定した。しかしながら、これらの変異体は、インビトロ複製能を、それらの対応する野生型レプリコンのインビトロ複製能の1.5%および9.2%しか有していなかった。GT3a NS3プロテアーゼを含有するレプリコンにおいて、化合物1は、それのEC50値の≧100倍の濃度で非常に少数のコロニーを選択した。選択を切り抜けたコロニーは、それぞれ1500倍または1100倍の感受率損失を化合物1に付与したA156Gを単独で、またはY56Hと共選択されたQ168Rのいずれかを含有していた。
【0163】
【表1】
【0164】
【表2】
【0165】
GT 1a(H77)におけるV36M、R155K、D168AおよびD168V、またはGT 1b(Con−1)におけるT54A、R155K、D168VおよびV170Aのような共通のHCV遺伝子型1NS3抵抗性関連変異体に対して試験された場合、化合物1は、野生型HCVレプリコンに対するのとほとんどの同等阻害活性を示した。化合物1は、インビトロにおける多くのNS5A阻害剤およびNS5B阻害剤抵抗性関連変異体(例えば、GT 1aにおけるM28T、M28V、Q30D、Q30R、Y93C、Y93H、Y93N、L31V+Y93H、C316Y、M414T、Y448C、Y448H、S556GおよびS559G、ならびにGT 1bにおけるL28T、Y93H、S282T、C316Y、Y448HおよびS556G)に対する強力な活性を有することも示された。
【0166】
本発明の前述の説明は例示と説明を提供するものであるが、説明が包括的であること、または開示された正確なものに本発明を限定することは意図していない。修飾および変更は、上記教示に照らして可能であり、または本発明の実践から獲得することができる。したがって、本発明の範囲は、請求項およびそれらの同等物によって定義されることに留意されたい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】