(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
本発明は、HCVの処置のためのインターフェロンフリー治療を特徴とする。好ましくは、処置は、12週以下のようなより短い処置の持続期間にわたる。一態様において、処置は、少なくとも2種の直接作用型抗ウイルス剤およびリバビリンを、HCV感染を有する対象に投与することを含み、ここで、処置は12週間続き、インターフェロンの投与を含まず、前記少なくとも2種の直接作用型抗ウイルス剤は、(a)化合物1またはその医薬として許容される塩および(b)化合物2またはその医薬として許容される塩を含む。
少なくとも2種の直接作用型抗ウイルス剤(DAA)およびリバビリンをHCV患者に投与することを含むHCVの処置のための方法であって、処置は、患者へのインターフェロンの投与を含まず、処置が、4週、5週、6週、7週、8週、9週、10週、11週または12週間続き、少なくとも2種のDAAが、(1)化合物1またはその医薬として許容される塩および(2)化合物2またはその医薬として許容される塩を含む、または少なくとも2種のDAAが、(1)化合物1またはその医薬として許容される塩、(2)化合物2またはその医薬として許容される塩および(3)ソホスブビルを含む、または少なくとも2種のDAAが、(1)化合物2またはその医薬として許容される塩および(2)ソホスブビルを含む、方法。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の方法には、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびリバビリンを、これらを必要とする対象に投与することが含まれる。化合物1は、以下の構造を有する:
【0019】
【化1】
化合物1は、強力なHCVプロテアーゼ阻害剤であり、米国特許出願公開番号第2012/0070416号に記載されている。
【0021】
【化2】
化合物2は、強力なNS5A阻害剤であり、米国特許出願公開番号第2012/0220562号に記載されている。
【0022】
HCVの処置のための現在の標準治療(SOC)には、インターフェロン、例えばペグ化インターフェロン(例えば、RocheによるPEGASYS、またはSchering−PloughによるPEG−INTRONのような、ペグ化インターフェロン−アルファ−2aまたはペグ化インターフェロン−アルファ−2b)および抗ウイルス薬リバビリン(例えば、RocheによるCOPEGUS、Schering−PloughによるREBETOL、またはThree Rivers PharmaceuticalsによるRIBASPHERE)の処置のクールが含まれる。処置は、C型肝炎ウイルス遺伝子型に依存して、しばしば24〜48週間続く。他のインターフェロンとしては、以下に限定されないが、インターフェロン−アルファ−2a(例えば、RocheによるRoferon−A)、インターフェロン−アルファ−2b(例えば、Schering−PloughによるIntron−A)、およびインターフェロンアルファコン−1(コンセンサスインターフェロン)(例えば、ValeantによるInfergen)が挙げられる。
【0023】
インターフェロンベースの処置は、肉体的に厳しいことがあり、一部の場合において一時的能力障害に至ることがある。患者の実質的な割合が、「インフルエンザ様」症候群(最も共通、インターフェロンの毎週注入後の数日間経験される)から、貧血、心血管事象、および自殺または自殺念慮のような精神的問題、を含めた重篤な有害事象を範囲とする一揃いの副作用を経験する。後者は、患者によって経験される一般の生理的ストレスによって悪化される。
【0024】
本発明の方法は、インターフェロンの使用なく、およびより短い時間期間、例えばおよび限定せずに、12週以下、代替として11週以下、代替として10週以下、代替として9週以下、代替として8週以下、代替として7週以下、代替として6週以下、代替として5週以下、代替として4週以下、または代替として3週以下の処置持続期間の間、HCV感染の有効な処置を提供する。
【0025】
一態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、インターフェロンの非存在下で、12週以下、代替として8週以下の持続期間の間、例えば12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間の間、対象に投与することを含む、対象におけるHCV感染を処置するための方法を特徴とする。言い換えれば、本方法はインターフェロンを除く。少なくとも2種のDAAは、同時投与、または同一でありもしくは異なる投薬頻度で別々にまたは独立して投与することができる化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらは、例えば1日2回または1日3回投与することもできる。
【0026】
一態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、インターフェロンの非存在下で、12週以下、代替として8週以下の持続期間の間、例えば12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間の間、対象に投与することを含む、対象におけるHCV感染を処置するための方法を特徴とする。言い換えれば、本方法はインターフェロンを除く。少なくとも2種のDAAは、同時投与、または同一でありもしくは異なる投薬頻度で別々にまたは独立して投与することができる化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらは、例えば1日2回または1日3回投与することもできる。
【0027】
一態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、インターフェロンの非存在下で、12週以下、代替として8週以下の持続期間の間、例えば12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間の間、対象に投与することを含む、対象におけるHCV感染を処置するための方法を特徴とする。言い換えれば、本方法はインターフェロンを除く。少なくとも2種のDAAは、同時投与、または同一でありもしくは異なる投薬頻度で別々にまたは独立して投与することができる化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらは、例えば1日2回または1日3回投与することもできる。
【0028】
一態様において、本発明は、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、インターフェロンの非存在下で、12週以下、代替として8週以下の持続期間の間、例えば12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間の間、対象に投与することを含む、対象におけるHCV感染を処置するための方法を特徴とする。言い換えれば、本方法はインターフェロンを除く。少なくとも2種のDAAは、同時投与、または同一でありもしくは異なる投薬頻度で別々にまたは独立して投与することができる化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。好ましくは、少なくとも2種のDAAは、1日1回投与される。これらは、例えば1日2回または1日3回投与することもできる。
【0029】
本発明の方法の有効性を表すために、様々な尺度が使用され得る。1つのこうした尺度はSVRであり、これは、本明細書で使用される場合、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後少なくとも8週間検出不可能であること(SVR8);好ましくは、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後少なくとも12週間検出不可能であること(SVR12);より好ましくは、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後少なくとも16週間)検出不可能であること(SVR16;ならびに非常に好ましくは、ウイルスが、治療の終了時におよび治療の終了後少なくとも24週間検出不可能であること(SVR24)を意味する。SVR24は、しばしば、治癒の機能的定義として考えられ、処理後24週未満(例えば、SVR8またはSVR12)でSVRの高い比率は、SVR24の高い比率が予測され得る。
【0030】
好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも70%のSVR8を達成する。より好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも80%のSVR8を達成する。非常に好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも90%のSVR8を達成する。最も好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも95%のSVR8を達成する。
【0031】
好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも70%のSVR12を達成する。より好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも80%のSVR12を達成する。非常に好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも90%のSVR12を達成する。最も好ましくは、本明細書に記載されている方法は、少なくとも95%のSVR12を達成する。
【0032】
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、処置未経験の対象)の集団を処置することを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、12週以下の持続期間の間、または本明細書において開示されている別の持続期間(例えば、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週)の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置することを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、12週以下の持続期間、または本明細書において開示されている別の持続期間の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。
【0033】
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、処置未経験の対象)の集団を処置することを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、12週以下の持続期間の間、または本明細書において開示されている別の持続期間(例えば、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週)の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置することを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、12週以下の持続期間、または本明細書において開示されている別の持続期間の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。
【0034】
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、処置未経験の対象)の集団を処置することを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、12週以下の持続期間の間、または本明細書において開示されている別の持続期間(例えば、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週)の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置することを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、12週以下の持続期間、または本明細書において開示されている別の持続期間の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。
【0035】
一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有する対象(例えば、処置未経験の対象)の集団を処置することを含み、本レジメンは、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、12週以下の持続期間の間、または本明細書において開示されている別の持続期間(例えば、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週)の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。一部の実施形態において、本発明の処置レジメンは、HCV感染を有するIFN経験対象(例えば、インターフェロン非応答者)の集団を処置することを含み、本方法は、少なくとも2種のDAAおよびリバビリンを、12週以下の持続期間、または本明細書において開示されている別の持続期間の間、対象に投与することを含み、ここで、少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含み、集団の少なくとも約50%、代替として集団の少なくとも約55%、代替として集団の少なくとも約60%、代替として集団の少なくとも約65%、代替として集団の少なくとも約70%、代替として集団の少なくとも約75%、代替として集団の少なくとも約80%、代替として集団の少なくとも約85%、代替として集団の少なくとも約90%、代替として集団の少なくとも約95%、または代替として集団の約100%にSVR(例えば、SVR12またはSVR24)を提供するのに有効な量で対象に投与される。
【0036】
化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびリバビリン組合せを12週以下の持続期間の間使用するインターフェロンフリー処置が有意なSVRを達成することができることは、予想外であった。
【0037】
したがって、一態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は8週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0038】
別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は7週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0039】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は6週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0040】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は5週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0041】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は4週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0042】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は3週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0043】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は24週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0044】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は13週から23週続き(例えば、処置の持続期間は、13週、14週、15週、16週、17週、18週、19週、20週、21週、22週または23週から選択される)、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0045】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は12週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0046】
この明細書において使用される場合、HCVポリメラーゼ阻害剤は、ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、ヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、または非ヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤であってよい。
【0047】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は11週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0048】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は10週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0049】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(またはその医薬として許容される塩)を含む。処置は9週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0050】
別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は8週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0051】
別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は7週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0052】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は6週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0053】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は5週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0054】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は4週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0055】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は3週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0056】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は24週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0057】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は13週から23週続き(例えば、処置の持続期間は、13週、14週、15週、16週、17週、18週、19週、20週、21週、22週または23週から選択される)、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0058】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は12週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0059】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は11週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0060】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は10週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0061】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。処置は9週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤に加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−7977、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0062】
別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は8週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0063】
別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は7週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0064】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は6週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0065】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は5週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0066】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は4週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0067】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は3週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0068】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は24週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0069】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は13週から23週続き(例えば、処置の持続期間は、13週、14週、15週、16週、17週、18週、19週、20週、21週、22週または23週から選択される)、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0070】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は12週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0071】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は11週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0072】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は10週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0073】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は9週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0074】
別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は8週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0075】
別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は7週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0076】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は6週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0077】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は5週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0078】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は4週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0079】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は3週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0080】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は24週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0081】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は13週から23週続き(例えば、処置の持続期間は、13週、14週、15週、16週、17週、18週、19週、20週、21週、22週または23週から選択される)、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0082】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は12週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0083】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は11週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0084】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は10週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0085】
なお別の態様において、本発明は、リバビリンおよび少なくとも2種のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む、HCV感染を処置する方法を特徴とし、ここで、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。処置は9週続き、任意のインターフェロンの投与は含まれない。DAAは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者;以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者、もしくは無応答者を含めて、処置経験患者;またはインターフェロンを受けられない患者であってよい。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aもしくはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3;またはHCV遺伝子型4、5もしくは6に感染していてよい。この技術のこの態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができる。化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、前記少なくとも2種のDAAには、例えば、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択される1種以上の追加のDAAも含まれ得る。こうした追加のDAAの非限定的な例としては、PSI−938、TMC−435、BMS−790052、BMS−650032、GS−5885、GS−9190、GS−9451、BI−201335、BI−207127、テラプレビル、VX−222、メリシタビンおよびダノプレビルが挙げられる。
【0086】
本明細書に記載されている各態様、実施形態、例または方法において、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、例えばおよび限定せずに、100mgから600mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、例えばおよび限定せずに、50mgから500mgを1日1回投与することができる。より好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、200mgから600mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから500mgを1日1回投与される。非常に好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、400mgから600mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから500mgを1日1回投与される。最も好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、200mgから300mgを1日1回投与され、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、100mgから500mgを1日1回投与される。好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、200mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、120mgを1日1回投与される。また、好ましくは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、300mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、120mgを1日1回投与される。別の例で、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、400mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、120mgを1日1回投与される。なお別の例で、化合物1(またはその医薬として許容される塩)は、400mgを1日1回投与することができ、化合物2(またはその医薬として許容される塩)は、240mgを1日1回投与することができる。
【0087】
本明細書に記載されている各態様、実施形態、例または方法において、ソホスブビルは、例えばおよび限定せずに、400mgを1日1回投与することができる。
【0088】
本明細書に記載されている各態様、実施形態、例または方法において、リバビリンは、これの周知のプロドラッグを含めたリバビリンの任意の適当な形態または製剤であってよい。リバビリンの例証的製剤としては、COPEGUS(登録商標)、REBETOL(登録商標)およびRIBASPHERE(登録商標)が挙げられる。リバビリンの例証的プロドラッグは、1−β−D−リボフラノシル−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミジンの化学名を有するタリバビリンである。リバビリンおよびタリバビリンは、当技術分野においてよく知られているリバビリンおよびタリバビリン投与に従って投与することができる。一部の実施形態において、COPEGUS(登録商標)またはREBETOL(登録商標)は、1つの用量においてまたは分割用量において約500mgから約1500mgの1日投与量で投与される。一部の実施形態において、COPEGUS(登録商標)またはREBETOL(登録商標)は、約800mgの1日投与量で投与される。一部の実施形態において、REBETOL(登録商標)は、約1000mgの1日投与量で投与される。一部の実施形態において、COPEGUS(登録商標)またはREBETOL(登録商標)は、約1200mgの1日投与量で投与される。一部の実施形態において、REBETOL(登録商標)は、約1400mgの1日投与量で投与される。リバビリンの適当な投与量は、しばしば、対象の重量に依存し、例えば約1000〜1200mgである。リバビリンの適当な総1日投与量としては、以下に限定されないが、1日約400mgから約1400mg、代替として1日当たり約800mgから約1400mg、代替として約400mgから約1200mg、代替として約800mgから約1200mgが挙げられる。
【0089】
本発明の方法は、未処置患者または処置経験患者を処置するために使用することができる。処置経験患者には、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、部分応答者および再発者が含まれる。本発明の方法は、インターフェロン処置の候補者でない患者を処置するために使用することもできる。インターフェロン処置の候補者でない患者としては、以下に限定されないが、以下の群の1つ以上が挙げられる:インターフェロンに不耐性の患者、インターフェロン処置を受けるのを拒否する患者、インターフェロン摂取が除外される病状を有する患者、およびインターフェロン摂取によって副作用または感染の増加リスクを有する患者。
【0090】
化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、1種以上の追加のDAAが、化合物1(またはその塩)および化合物2(またはその塩)に加えて、処置レジメンにおいて任意選択により使用することができる。同様に、化合物1、化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、1種以上の追加のDAAが、化合物1(またはその塩)、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、処置レジメンにおいて任意選択により使用することができる。同様に、化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、1種以上の追加のDAAが、化合物2(またはその塩)およびソホスブビルに加えて、処置レジメンにおいて任意選択により使用することができる。これらの追加のDAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、HCV非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、HCV NS3B阻害剤、HCV NS4A阻害剤、HCV NS5A阻害剤、HCV NS5B阻害剤、HCV侵入阻害剤、シクロフィリン阻害剤、またはこれらの組合せであってよい。
【0091】
この目的のための好ましいHCVプロテアーゼ阻害剤としては、以下に限定されないが、テラプレビル(Vertex)、ボセプレビル(Merck)、BI−201335(Boehringer Ingelheim)、GS−9451(Gilead)、およびBMS−650032(BMS)が挙げられる。他の適当なプロテアーゼ阻害剤としては、以下に限定されないが、ACH−1095(Achillion)、ACH−1625(Achillion)、ACH−2684(Achillion)、AVL−181(Avila)、AVL−192(Avila)、BMS−650032(BMS)、ダノプレビル(RG7227/ITMN−191、Roche)、GS−9132(Gilead)、GS−9256(Gilead)、IDX−136(Idenix)、IDX−316(Idenix)、IDX−320(Idenix)、MK−5172(Merck)、ナルラプレビル(Schering−Plough Corp)、PHX−1766(Phenomix)、TMC−435(Tibotec)、バニプレビル(MK−7009、Merck)、VBY708(Virobay)、VX−500(Vertex)、VX−813(Vertex)、VX−985(Vertex)、またはこれらの組合せが挙げられる。
【0092】
本発明における使用のための好ましい非ヌクレオシドHCVポリメラーゼ阻害剤としては、以下に限定されないが、GS−9190(Gilead)、BI−207127(Boehringer Ingelheim)、およびVX−222(VCH−222)(Vertex&ViraChem)が挙げられる。好ましヌクレオチドHCVポリメラーゼ阻害剤としては、以下に限定されないが、PSI−7977(Gilead)、およびPSI−938(Gilead)が挙げられる。適当なHCVポリメラーゼ阻害剤の他の適当なおよび非限定的な例としては、ANA−598(Anadys)、BI−207127(Boehringer Ingelheim)、BILB−1941(Boehringer Ingelheim)、BMS−791325(BMS)、フィリブビル、GL59728(Glaxo)、GL60667(Glaxo)、GS−9669(Gilead)、IDX−375(Idenix)、MK−3281(Merck)、テゴブビル、TMC−647055(Tibotec)、VCH−759(Vertex&ViraChem)、VCH−916(ViraChem)、VX−759(Vertex)、GS−6620(Gilead)、IDX−102(Idenix)、IDX−184(Idenix)、INX−189(Inhibitex)、MK−0608(Merck)、RG7128(Roche)、TMC64912(Medivir)、GSK625433(GlaxoSmithKline)、BCX−4678(BioCryst)、ALS−2200(Alios BioPharma/Vertex)、ALS−2158(Alios BioPharma/Vertex)、またはこれらの組合せが挙げられる。ポリメラーゼ阻害剤は、GS−6620(Gilead)、IDX−102(Idenix)、IDX−184(Idenix)、INX−189(Inhibitex)、MK−0608(Merck)、PSI−7977(Gilead)、PSI−938(Gilead)、RG7128(Roche)、TMC64912(Medivir)、ALS−2200(Alios BioPharma/Vertex)、ALS−2158(Alios BioPharma/Vertex)のようなヌクレオシドまたはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤、またはこれらの組合せであってよい。ポリメラーゼ阻害剤は、PF−00868554(Pfizer)、ANA−598(Anadys)、BI−207127(Boehringer Ingelheim)、BILB−1941(Boehringer Ingelheim)、BMS−791325(BMS)、フィリブビル、GL59728(Glaxo)、GL60667(Glaxo)、GS−9669(Gilead)、IDX−375(Idenix)、MK−3281(Merck)、テゴブビル(Gilead)、TMC−647055(Tibotec)、VCH−759(Vertex&ViraChem)、VCH−916(ViraChem)、VX−222(VCH−222)(Vertex&ViraChem)、VX−759(Vertex)のような非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤、またはこれらの組合せであってもよい。
【0093】
好ましいNS5A阻害剤としては、以下に限定されないが、BMS−790052(BMS)およびGS−5885(Gilead)が挙げられる。適当なNS5A阻害剤の非限定的な例としては、GSK62336805(GlaxoSmithKline)、ACH−2928(Achillion)、AZD2836(Astra−Zeneca)、AZD7295(Astra−Zeneca)、BMS−790052(BMS)、BMS−824393(BMS)、GS−5885(Gilead)、PPI−1301(Presidio)、PPI−461(Presidio)A−831(Arrow Therapeutics)、A−689(Arrow Therapeutics)、またはこれらの組合せが挙げられる。
【0094】
適当なシクロフィリン阻害剤の非限定的な例としては、アリスポリビル(Novartis&Debiopharm)、NM−811(Novartis)、SCY−635(Scynexis)、またはこれらの組合せが挙げられる。
【0095】
適当なHCV侵入阻害剤の非限定的な例としては、ITX−4520(iTherx)、ITX−5061(iTherx)、またはこれらの組合せが挙げられる。
【0096】
本発明の方法において含有に適当である他のDAA薬剤の具体例としては、以下に限定されないが、AP−H005、A−831(Arrow Therapeutics)(NS5A阻害剤)、A−689(Arrow Therapeutics)(NS5A阻害剤)、INX08189(Inhibitex)(ポリメラーゼ阻害剤)、ITMN−191(Intermune/Roche)(NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤)、VBY−376(プロテアーゼ阻害剤)(Virobay)、ACH−1625(Achillion、プロテアーゼ阻害剤)、IDX136(Idenix、プロテアーゼ阻害剤)、IDX316(Idenix、プロテアーゼ阻害剤)、VX−813(Vertex)、SCH900518(Schering−Plough)、TMC−435(Tibotec)、ITMN−191(Intermune、Roche)、MK−7009(Merck)、IDX−PI(Novartis)、R7128(Roche)、PF−868554(Pfizer)(非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤)、PF−4878691(Pfizer)、IDX−184(Idenix)、IDX−375(Idenix、NS5Bポリメラーゼ阻害剤)、PPI−461(Presidio)、BILB−1941(Boehringer Ingelheim)、GS−9190(Gilead)、BMS−790052(BMS)、CTS−1027(Conatus)、GS−9620(Gilead)、PF−4878691(Pfizer)、RO5303253(Roche)、ALS−2200(Alios BioPharma/Vertex)、ALS−2158(Alios BioPharma/Vertex)、GSK62336805(GlaxoSmithKline)、またはこれらの任意の組合せが挙げられる。
【0097】
これらの任意選択のHCV阻害剤の一部の化学構造は、下記に提供されている:
【0099】
本明細書に記載されている任意のHCV阻害剤またはDAAは、これが治療的処置または医薬製剤において使用される場合、これの適当な塩形態を包含する。
【0100】
一部の実施形態において、本発明は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAおよびリバビリンの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンの投与を含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0101】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAおよびリバビリンの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンの投与を含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0102】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0103】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0104】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0105】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0106】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0107】
一部の実施形態において、本発明は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAおよびリバビリンの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンの投与を含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0108】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAおよびリバビリンの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンの投与を含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0109】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0110】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0111】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0112】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0113】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびHCVポリメラーゼ阻害剤は、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0114】
一部の実施形態において、本発明は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAおよびリバビリンの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンの投与を含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0115】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAおよびリバビリンの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンの投与を含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0116】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投も与含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0117】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0118】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0119】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0120】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0121】
一部の実施形態において、本発明は、遺伝子型1aまたは1bのようなHCV遺伝子型1に感染している患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAおよびリバビリンの組合せを、12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンの投与を含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0122】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2または3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAおよびリバビリンの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンの投与を含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0123】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型2感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで、処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0124】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型3感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0125】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型4感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0126】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型5感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0127】
一部の実施形態において、本発明は、HCV遺伝子型6感染を有する患者を処置するための方法を特徴とする。本方法は、こうした患者に少なくとも2種のDAAの組合せを、8週以下(例えば、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)のような12週以下(例えば、12週、11週、10週、9週、8週、7週、6週、5週または4週の持続期間)の間投与することを含み、ここで処置は、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まず、前記少なくとも2種のDAAは、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルを含む。化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、処置の完了後にSVR(例えば、少なくとも75%のSVR8、または好ましくは少なくとも80%のSVR8、または非常に好ましくは少なくとも90%のSVR8、または最も好ましくは少なくとも95%のSVR8)を提供するための治療有効量で投与することができる。患者は、処置未経験の患者または処置経験患者であってよい。処置持続期間は、以下に限定されないが、12週以下、例えば11週以下、10週以下、9週以下、しかし好ましくは8週以下、7週以下、6週以下、5週以下、4週以下、または3週以下であってよく、例えば、持続期間は12週であり、または持続期間は11週であり、または持続期間は10週であり、または持続期間は9週であり、または持続期間は8週であり、または持続期間は7週であり、または持続期間は6週であり、または持続期間は5週であり、または持続期間は4週である。
【0128】
任意の特別な患者のための特定の用量レベルは、用いられる特定の化合物の活性、年齢、体重、全般的な健康、性別、食餌療法、投与時間、投与経路、排出速度、薬物組合せ、および治療を受ける疾患の重症度を含めて、様々な因子に依存することが理解される。
【0129】
化合物1および化合物2が使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1(またはその医薬として許容される塩)および化合物2(その医薬として許容される塩)は、単一剤形に共製剤化することができる。適当な剤形の非限定的な例としては、液体剤形または固体剤形が挙げられる。好ましくは、化合物1および化合物2は、DAAの少なくとも1種が非晶質形態であるまたは非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子的に分散される単一固体剤形に製剤化される。他のDAAも、非晶質形態であること、またはマトリックス中に分子的に分散されること、または異なる形態(例えば、結晶性形態)で製剤化されることができる。より好ましくは、2種のDAAの各々は、非晶質形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子的に分散される。
【0130】
化合物1、化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物1(またはその医薬として許容される塩)、化合物2(その医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、単一剤形で共製剤化することができる。適当な剤形の非限定的な例としては、液体剤形または固体剤形が挙げられる。好ましくは、化合物1、化合物2およびソホスブビルは、DAAの少なくとも1種が、非晶質形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子的に分散される単一固体剤形に製剤化される。他のDAAも、非晶質形態であること、またはマトリックス中に分子的に分散されること、または異なる形態(例えば、結晶性形態)で製剤化されることができる。
【0131】
化合物2およびソホスブビルが使用される、本明細書に記載されている任意の方法において、化合物2(またはその医薬として許容される塩)およびソホスブビルは、単一剤形に共製剤化することができる。適当な剤形の非限定的な例としては、液体剤形または固体剤形が挙げられる。好ましくは、化合物2およびソホスブビルは、DAAの少なくとも1種が、非晶質形態である、または非常に好ましくは、医薬として許容される水溶性ポリマーおよび医薬として許容される界面活性剤を含むマトリックス中に分子的に分散される単一固体剤形で製剤化される。他のDAAも、非晶質形態であること、またはマトリックス中に分子的に分散されること、または異なる形態(例えば、結晶性形態)に製剤化されることができる。
【0132】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、処置未経験の患者であってよい。
【0133】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、インターフェロン非応答者であってよい。
【0134】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、インターフェロン無応答者であってよい。
【0135】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、肝硬変を有していなくてよい。
【0136】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、肝硬変患者であってよい。
【0137】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、代償性肝硬変を有する患者であってよい。
【0138】
HCVを処置する方法も企図され、前記方法は、リバビリンの有効量と一緒に2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は4週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAおよびリバビリンは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、(2R,6S,13aS,14aR,16aS,Z)−N−(シクロプロピルスルホニル)−6−(5−メチルピラジン−2−カルボキシアミド)−5,16−ジオキソ−2−(フェナントリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,5,6,7,8,9,10,11,13a,14,14a,15,16,16a−ヘキサデカヒドロシクロプロパ[e]ピロロ[1,2−a][1,4]ジアザシクロペンタデシン−14a−カルボキシアミドであり、化合物4は、ジメチル(2S,2’S)−1,1’−((2S,2’S)−2,2’−(4,4’−((2S,5S)−1−(4−tert−ブチルフェニル)ピロリジン−2,5,ジイル)ビス(4,1−フェニレン))ビス(アザンジイル)ビス(オキソメチレン)ビス(ピロリジン−2,1−ジイル)ビス(3−メチル−1−オキソブタン−2,1−ジイル)ジカルバメートであり、これらの両方は、2012年10月19日に出願されたとともに「Methods for Treating HCV」という表題である米国特許出願公開番号第2013/0102526号に記載されており、これを全体で参照により本明細書に組み込む。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せは、リバビリンの有無を問わないが、インターフェロンを含めず、4週の処置後にHCV遺伝子型1に対して少なくとも約80%のSVR率を達成することができると考えられる。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、
HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。リバビリンは、患者重量に基づいて、および多くの場合、1日2回に分割される1000mgから1200mg、投与することができる。
【0139】
HCVを処置する方法がさらに企図され、前記方法は、リバビリンの有効量と一緒に2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は5週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAおよびリバビリンは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せは、リバビリンの有無を問わないが、インターフェロンを含めず、5週の処置後にHCV遺伝子型1に対して少なくとも約80%のSVR率を達成することができると考えられる。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組
合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。リバビリンは、患者重量に基づいて、および多くの場合、1日2回に分割される1000mgから1200mg、投与することができる。
【0140】
HCVを処置する方法も企図され、前記方法は、リバビリンの有効量と一緒に2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は6週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAおよびリバビリンは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816
およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。リバビリンは、患者重量に基づいて、および多くの場合、1日2回に分割される1000mgから1200mg、投与することができる。
【0141】
HCVを処置する方法も企図され、前記方法は、リバビリンの有効量と一緒に2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は7週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAおよびリバビリンは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816
およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。リバビリンは、患者重量に基づいて、および多くの場合、1日2回に分割される1000mgから1200mg、投与することができる。
【0142】
HCVを処置する方法も企図され、前記方法は、リバビリンの有効量と一緒に2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は8週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAおよびリバビリンは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816
およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。リバビリンは、患者重量に基づいて、および多くの場合、1日2回に分割される1000mgから1200mg、投与することができる。
【0143】
HCVを処置する方法も企図され、前記方法は、リバビリンの有効量と一緒に2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は9週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAおよびリバビリンは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816
およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。リバビリンは、患者重量に基づいて、および多くの場合、1日2回に分割される1000mgから1200mg、投与することができる。
【0144】
HCVを処置する方法も企図され、前記方法は、リバビリンの有効量と一緒に2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は10週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAおよびリバビリンは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−581
6およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。リバビリンは、患者重量に基づいて、および多くの場合、1日2回に分割される1000mgから1200mg、投与することができる。
【0145】
HCVを処置する方法も企図され、前記方法は、リバビリンの有効量と一緒に2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は11週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAおよびリバビリンは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−581
6およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。リバビリンは、患者重量に基づいて、および多くの場合、1日2回に分割される1000mgから1200mg、投与することができる。
【0146】
HCVを処置する方法も企図され、前記方法は、リバビリンの有効量と一緒に2種以上のDAAの組合せの有効量を、これを必要とする患者に投与することを含む。処置は12週続き、任意のインターフェロンの投与を含まない。DAAおよびリバビリンは、同一でありまたは異なる投薬頻度で投与することができる。処置されている患者は、処置未経験の患者、処置経験患者であってよく、以下に限定されないが、再発者、インターフェロン部分応答者、インターフェロン非応答者(例えば、無応答者)、またはインターフェロンを受けられない患者を含める。患者は、例えばおよび限定せずに、HCV遺伝子型1aまたはHCV遺伝子型1bのようなHCV遺伝子型1;またはHCV遺伝子型2もしくは3に感染していてよい。この態様に従った処置は、他のHCV遺伝子型に対しても有効であり得る。DAAは、ほぼ同時にまたは異なる時間に投与することができ、単一の製剤中に共製剤化するまたは異なる組成物中に製剤化することができる。各DAAは、HCVプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤またはHCV NS5A阻害剤から選択することができる。例えば、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシド阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。また別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVプロテアーゼ阻害剤、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤、および少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも2種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも2種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCVプロテアーゼ阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも2種のHCV NS5A阻害剤の組合せであってよい。別の例で、2種以上のDAAの組合せは、少なくとも1種のHCVポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種のNS5A阻害剤の組合せ(例えば、少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤および少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤の組合せ、または少なくとも1種のHCV NS5A阻害剤、少なくとも1種のヌクレオシドもしくはヌクレオチドポリメラーゼ阻害剤および少なくとも1種の非ヌクレオシドポリメラーゼ阻害剤の組合せ)であってよい。1つの例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せである。化合物3は、好ましくは、リトナビルと同時投与される。より好ましくは、化合物3は、リトナビルと共製剤化される。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せである。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者はHCV遺伝子型1に感染している。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤の組合せであり、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCV NS5A阻害剤およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、HCVプロテアーゼ阻害剤、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5885およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−5816およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、ソホスブビル、GS−581
6およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742、および別のHCVポリメラーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含む。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。なお別の例において、2種以上のDAAの組合せは、IDX21437、MK−8742およびHCVプロテアーゼ阻害剤を含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、100mgまたは200mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含む。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者はHCV遺伝子型1に感染している。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染している処置未経験の患者である。また別の例において、2種以上のDAAの組合せは、化合物3、化合物4およびソホスブビルの組合せであり、本方法は、100mgのリトナビルを1日1回、25mgの化合物4を1日1回、および400mgのソホスブビルを1日1回と一緒に、150mgの化合物3を投与することを含み、患者は、HCV遺伝子型1に感染しているインターフェロン非応答者である。リバビリンは、患者重量に基づいて、および多くの場合、1日2回に分割される1000mgから1200mg、投与することができる。
【0147】
本明細書に記載されている任意の方法において、ここで引用されているHCVポリメラーゼ阻害剤は、IDX21437(ウリジンヌクレオチド類似体HCV NS5Bポリメラーゼ阻害剤、Idenix)であってよい。
【0148】
本明細書に記載されている任意の方法において、ここで引用されているHCVポリメラーゼ阻害剤は、IDX21459であってもよい。
【0149】
本明細書に記載されている任意の方法において、ここで引用されているHCV NS5A阻害剤はGS−5816であってよい。
【0150】
本明細書に記載されている任意の方法において、ここで引用されているHCV NS5A阻害剤は、MK−8742であってもよい。
【0151】
本明細書に記載されている任意の方法において、処置されている患者は、好ましくは、HCV遺伝子型1患者である。
【0152】
上に記載されている実施形態および以下の実施例は、限定でなく例示の目的で与えられていると理解されるべきである。本発明の範囲内の様々な変化および修飾は、本記載から当業者に明らかになろう。
【実施例】
【0153】
[実施例1]
インターフェロンフリーDAA組合せ治療のための臨床的モデル化
全体で参照により本明細書に組み込む、2012年10月19日に出願されたとともに「Methods for Treating HCV」という表題の米国特許出願公開番号第2013/0102526号に記載されている臨床的モデルを使用して、化合物1および化合物2の投与を含む処置レジメンを評価した。これらの処置レジメンは、化合物1および化合物2の投与を含んでいたが、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まれなかった。しかしながら、リバビリンがこれらのレジメンに添加される場合に、同様のSVR率が予想される。さらに、匹敵するSVR率は、インターフェロン非応答者について予想される。
【0154】
図1は、遺伝子型1未処置対象を処置するために、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(120mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置についての予測SVR率は約95%であった。本出願の図の全てにおいて使用される場合、各SVR百分率カラムの上部の垂直棒線は90%のSVR信頼区間を表し、x軸(「時間(週)」)は、各処置レジメンの持続期間を示す。
【0155】
図2は、遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(60mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を例示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置についての予測SVR率は約85〜90%であった。
【0156】
図3は、遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(600mgを1日1回)および化合物2(480mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置についての予測SVR率は約100%であった。
【0157】
図4は、遺伝子型3未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(120mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を図示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置についての予測SVR率は約95%であった。
【0158】
図5は、遺伝子型3未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)および化合物2(60mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を例示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置の予測SVR率は約85〜90%であった。
【0159】
図6は、遺伝子型3未処置対象を処置するための、化合物1(600mgを1日1回)および化合物2(480mgを1日1回)の使用からなる2−DAAレジメンについて、予測中央SVR百分率および90%のSVR信頼区間を示している。異なる処置持続期間を判定した。12週処置の予測SVR率は約100%であった。
【0160】
同じ臨床的モデルを使用して、化合物1、化合物2およびソホスブビル、または化合物2およびソホスブビルの投与を含む処置レジメンも評価した。
図7は、遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物1(400mgを1日1回)、化合物2(120mgを1日1回)およびソホスブビル(400mgを1日1回)の使用からなる処置レジメンについて、予測SVRを示している。処置レジメンは、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まなかった。異なる処置持続期間を判定した。2週、4週、6週、8週、10週および12週の処置レジメンの予測SVR率は、それぞれ、約40%、85%、100%、100%、100%および100%であった。リバビリンがレジメンに添加される場合、同様のSVR率が予想される。匹敵するSVR率は、インターフェロン非応答者についても予想される。
【0161】
図8は、遺伝子型1未処置対象を処置するための、化合物2(120mgを1日1回)およびソホスブビル(400mgを1日1回)の使用からなる処置レジメンについて、予測SVRを示す。処置レジメンは、インターフェロンまたはリバビリンのいずれの投与も含まなかった。異なる処置持続期間を判定した。6週、8週、10週および12週の処置レジメンの予測SVR率は、それぞれ、約60%、95%、100%および100%であった。リバビリンがレジメンに添加される場合、同様のSVR率が予想される。匹敵するSVR率は、インターフェロン−非応答者についても予想される。
【0162】
[実施例2]
インビトロにおける化合物1および化合物2の組合せ
図9は、化合物1および化合物2の組合せが、HCV GT 1b Con−1複製細胞中で試験された場合の、HCV阻害に対する有意な相乗効果を呈することを示している。PrichardおよびShipmanモデル(Prichardら ANTIVIRAL RESEARCH 14:181−205(1990)))を使用して、結果を生じさせた。
【0163】
化合物1は、0.85nMから2.8nMを範囲とするEC
50値で、GT 1a、1b、2a、3a、4aまたは6aからのNS3遺伝子を含有するHCV安定なサブゲノムレプリコンの複製を阻害した。留意すべきことに、化合物1は、1.6nMのEC
50値で、GT3aプロテアーゼを含有するレプリコンに対して強力であった。化合物1は、他のHCVプロテアーゼ阻害剤(Pi)に対する抵抗性を付与したNS3アミノ酸位置155および168で共通のGT1aおよび1b変異体に対するそれの活性を保持した。GT1aおよび1bサブゲノムレプリコン細胞における抵抗性コロニー選択研究は、GT1aにおけるA156T、およびGT1bにおけるA156Vを、それぞれ1400倍および1800倍の感受率低減を化合物1に付与した最も頻繁な変異体として同定した。しかしながら、これらの変異体は、インビトロ複製能を、それらの対応する野生型レプリコンのインビトロ複製能の1.5%および9.2%しか有していなかった。GT3a NS3プロテアーゼを含有するレプリコンにおいて、化合物1は、それのEC50値の≧100倍の濃度で非常に少数のコロニーを選択した。選択を切り抜けたコロニーは、それぞれ1500倍または1100倍の感受率損失を化合物1に付与したA156Gを単独で、またはY56Hと共選択されたQ168Rのいずれかを含有していた。
【0164】
【表1】
【0165】
【表2】
【0166】
GT 1a(H77)におけるV36M、R155K、D168AおよびD168V、またはGT 1b(Con−1)におけるT54A、R155K、D168VおよびV170Aのような共通のHCV遺伝子型1NS3抵抗性関連変異体に対して試験された場合、化合物1は、野生型HCVレプリコンに対するのとほとんどの同等阻害活性を示した。化合物1は、インビトロにおける多くのNS5A阻害剤およびNS5B阻害剤抵抗性関連変異体(例えば、GT 1aにおけるM28T、M28V、Q30D、Q30R、Y93C、Y93H、Y93N、L31V+Y93H、C316Y、M414T、Y448C、Y448H、S556GおよびS559G、ならびにGT 1bにおけるL28T、Y93H、S282T、C316Y、Y448HおよびS556G)に対する強力な活性を有することも示された。
【0167】
本発明の前述の説明は例示と説明を提供するものであるが、説明が包括的であること、または開示された正確なものに本発明を限定することは意図していない。修飾および変更は、上記教示に照らして可能であり、または本発明の実践から獲得することができる。したがって、本発明の範囲は、請求項およびそれらの同等物によって定義されることに留意されたい。