特表2017-512269(P2017-512269A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特表2017512269-改善された二体窓 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-512269(P2017-512269A)
(43)【公表日】2017年5月18日
(54)【発明の名称】改善された二体窓
(51)【国際特許分類】
   E06B 3/36 20060101AFI20170414BHJP
   C03C 27/06 20060101ALI20170414BHJP
   E06B 3/66 20060101ALI20170414BHJP
【FI】
   E06B3/36
   C03C27/06 101D
   E06B3/66 C
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2016-553352(P2016-553352)
(86)(22)【出願日】2014年12月29日
(85)【翻訳文提出日】2016年10月4日
(86)【国際出願番号】ES2014070988
(87)【国際公開番号】WO2015124808
(87)【国際公開日】20150827
(31)【優先権主張番号】P201430217
(32)【優先日】2014年2月18日
(33)【優先権主張国】ES
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516247188
【氏名又は名称】イシアー、 デ ラ カサス ロドリゲス
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100111235
【弁理士】
【氏名又は名称】原 裕子
(72)【発明者】
【氏名】イシアー、 デ ラ カサス ロドリゲス
【テーマコード(参考)】
2E014
2E016
4G061
【Fターム(参考)】
2E014AA03
2E014DA03
2E014DA05
2E014DA06
2E014DB03
2E014DB05
2E016AA02
2E016BA01
2E016BA02
2E016CA01
2E016CB01
2E016CC03
2E016EA01
4G061BA01
4G061CD25
(57)【要約】
微細積層木枠と、埋め込み空気室を伴う数枚のガラス板とからなる改善された二体窓であり、これは、強力接着剤によって一緒に貼り合わされた微細積層木からなる枠と、外側から内側に向かって、2枚の積層ガラス板、及びそれよりサイズが大きく真空室により離間された一枚の肉厚強化ガラス板から構成された閉止板とによって構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
改善された二体窓であって、
強力接着剤によって接合された微細積層木によって製造された枠(1)と、
外側から内側に向かって、2枚の積層ガラス板のブロック、及びそれよりサイズが大きく真空室(7)により離間された一枚の肉厚強化ガラス板(6)から構成された閉止板(4)と
から構成され、
前記積層ガラス板は、当該積層ガラス板を周縁に沿って取り囲む三角形状弾性要素(8)を提示し、
前記強化ガラス板は、その周縁全体にクッション型弾性要素(11)を提示し、
前記枠(1)と前記閉止板(4)との間にある閉止空間が、前記枠(1)に取り付けられた減圧室(3)によって占有され、この減圧室は、その自由側部が弾性板に接着され、
前記弾性板は、強化ガラス板(6)に接着剤により配置された閉止嵌め合わせ材(9)のためのストッパとして機能して駆動ハンドル(10)を有する二体窓。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
提案される発明は、最初に微細積層木枠と、埋め込み空気室を伴う数枚のガラス板とからなる窓のタイプの新しい窓レイアウトに関する。
【背景技術】
【0002】
本発明の分野は、特に木工店、ガラス板製造工場、及び窓用アクセサリである建築材料製造業である。
【0003】
窓には多くの背景技術が存在する。
【0004】
木枠と封止体としてのガラス板とによって形成された窓に関する背景技術もいくつか存在する。
【0005】
一枠の積層木と3枚のガラス板からなる封止体とを含むわけではないものはすでに多く存在する。
【0006】
しかしながら、積層木からなる一体枠と、3枚のガラス板の封止体とからなり、そのうちの2枚が空気室によって離間されて貼り合わされ、さらには、その閉止部に減圧室と可変気密弾性板とを含む本発明の特徴は、新規であり、いずれの実施形態にもこれらすべてが一緒に開示されてはいない。
【0007】
本発明者は、本発明によって提示されるレイアウト、又はこのレイアウトに固有の利点を組み入れた先行技術を認識していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】独国特許出願公開第19816735(A1)号明細書
【特許文献2】独国特許出願公開第3835331(A1)号明細書
【特許文献3】国際公開第97/04206(A1)号
【特許文献4】特開2003−120131号公報
【発明の概要】
【0009】
提案される発明は、最初に微細積層木枠と、埋め込み空気室を伴う数枚のガラス板とからなる窓のタイプの新しい窓レイアウトに関し、これは、強力接着剤によって一緒に貼り合わされた微細積層木から構成された枠と、外側から内側に向かって、2枚の積層ガラス板のブロック、及びそれよりサイズが大きく真空室により離間された一枚の肉厚強化ガラス板から構成された閉止板とによって構成される。
【0010】
積層ガラス板は、当該積層ガラス板を周縁に沿って取り囲む三角形状弾性要素を提示し、強化ガラス板は、その周縁全体にクッション型弾性要素を提示する。
【0011】
枠と閉止板との間にある閉止空間が、枠に取り付けられた減圧室によって占有される。この減圧室は、その自由側部が弾性板に接着され、当該弾性板は、強化ガラス板に接着剤により配置された閉止嵌め合わせ材のためのストッパとして機能して駆動ハンドルを有する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本発明の良好な理解を目的として、以下が示された図面が添付される。
【0013】
図1】窓の模式的な断面図である。
【符号の説明】
【0014】
そして、上記図面において、同じ要素は、以下のような区別され得る同じ参照符号を有する。
【0015】
(1)窓枠
(2)枠に固定された弾性要素
(3)減圧室
(4)閉止板
(5)積層ガラス板
(6)強化ガラス板
(7)真空室
(8)三角形状弾性要素
(9)開放/閉止嵌め合わせ材
(10)開放/閉止嵌め合わせ材用の駆動ハンドル
(11)クッション型弾性要素
(12)弾性支持要素
【発明を実施するための形態】
【0016】
提案される発明は、最初に微細積層木枠と、埋め込み空気室を伴う数枚のガラス板とからなる窓のタイプの新しい窓レイアウトに関し、これは、強力接着剤によって一緒に貼り合わされた微細積層木から構成された枠(1)と、外側から内側に向かって、2枚の積層ガラス板のブロック、及びそれよりサイズが大きく真空室(7)により離間された一枚の肉厚強化ガラス板(6)から構成された閉止板(4)とによって構成される。
【0017】
積層ガラス板は、当該積層ガラス板を周縁に沿って取り囲む三角形状弾性要素(8)を提示し、強化ガラス板は、その周縁全体にクッション型弾性要素(11)を提示する。
【0018】
枠(1)と閉止板(4)との間にある閉止空間が、枠(1)に取り付けられた減圧室(3)によって占有される。この減圧室は、その自由側部が弾性板に接着され、当該弾性板は、強化ガラス板(6)に接着剤により配置された閉止嵌め合わせ材(9)のためのストッパとして機能して駆動ハンドル(10)を有する。
【0019】
本発明の本質が、実施形態とともに十分に記載されたが、上述されかつ添付図面に表されたレイアウトが、上記段落に記載されかつ以下の特許請求の範囲にまとめられた基本原理を変更しない限り、詳細には変更を受け得ることに留意されたい。
図1
【国際調査報告】