特表2017-512286(P2017-512286A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ シマロン コンポジッツ,エルエルシーの特許一覧

<>
  • 特表2017512286-圧力容器 図000003
  • 特表2017512286-圧力容器 図000004
  • 特表2017512286-圧力容器 図000005
  • 特表2017512286-圧力容器 図000006
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-512286(P2017-512286A)
(43)【公表日】2017年5月18日
(54)【発明の名称】圧力容器
(51)【国際特許分類】
   F17C 1/16 20060101AFI20170414BHJP
   F16J 12/00 20060101ALI20170414BHJP
【FI】
   F17C1/16
   F16J12/00 C
   F16J12/00 F
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-554623(P2016-554623)
(86)(22)【出願日】2015年2月23日
(85)【翻訳文提出日】2016年10月3日
(86)【国際出願番号】US2015017061
(87)【国際公開番号】WO2015130599
(87)【国際公開日】20150903
(31)【優先権主張番号】14/525,645
(32)【優先日】2014年10月28日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/945,220
(32)【優先日】2014年2月27日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516254315
【氏名又は名称】シマロン コンポジッツ,エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】ディレイ,トーマス,ケー.
【テーマコード(参考)】
3E172
3J046
【Fターム(参考)】
3E172AA02
3E172AA05
3E172AB01
3E172AB04
3E172AB05
3E172AB14
3E172AB15
3E172BA01
3E172BC01
3E172BC04
3E172BD03
3E172DA36
3J046AA14
3J046BA03
3J046BA05
3J046CA04
3J046DA05
3J046EA02
(57)【要約】
本開示は、タンクライナー(30)の周りに巻き付けられた(炭素繊維(20)フィラメント等の)炭素繊維(20)を含んだ(複合オーバーラップ圧力容器つまり「COPV」として知られることもある)圧力容器(10)を提供する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
a.炭素繊維オーバーラップと、
b.ポリマー透過障壁と、
c.タンクライナーと
を備え、前記タンクライナーが繊維強化プラスチックを備える、
圧力容器。
【請求項2】
前記ポリマー材料がポリウレタン及びポリ尿素から成るグループから選択される、請求項1に記載の圧力容器。
【請求項3】
前記透過障壁がナノ粒子添加剤をさらに備える、請求項2に記載の圧力容器。
【請求項4】
前記ナノ粒子添加剤が、剥離粘土及びカーボンナノチューブから成るグループから選択される、請求項3に記載の圧力容器。
【請求項5】
前記透過障壁が、剥離粘土及びカーボンナノチューブから成るグループから選択されるナノ粒子添加剤をさらに備える、請求項1に記載の圧力容器。
【請求項6】
前記タンクライナーが一体構造である、請求項5に記載の圧力容器。
【請求項7】
前記タンクライナーが炭素繊維をさらに備える、請求項6に記載の圧力容器。
【請求項8】
前記タンクライナーが複数の中心セグメント及びキャップセグメントを備える、請求項7に記載の圧力容器。
【請求項9】
前記キャップセグメントが金属から構成される、請求項8に記載の圧力容器。
【請求項10】
前記タンクライナーが繊維強化プラスチックをさらに備える、圧力容器。
【請求項11】
前記タンクライナーが一体構造である、請求項10に記載の圧力容器。
【請求項12】
前記タンクライナーが炭素繊維をさらに備える、請求項10に記載の圧力容器。
【請求項13】
前記タンクライナーが複数の中心セグメント及びキャップセグメントを備える、請求項12に記載の圧力容器。
【請求項14】
前記キャップセグメントが金属から構成される、請求項13に記載の圧力容器。
【請求項15】
前記タンクライナーが巻かれた炭素繊維層によって覆われる、請求項10に記載の圧力容器。
【請求項16】
前記巻かれた炭素繊維層が約700KSIの引っ張り強さ及び約33MSIの係数を有する炭素繊維を含む、請求項15に記載の圧力容器。
【請求項17】
前記巻かれた炭素繊維が前記タンクライナーの周りで均一な連続厚さとなる、請求項16に記載の圧力容器。
【請求項18】
前記タンクライナーと前記巻かれた炭素繊維層との間に位置する透過障壁をさらに備える、請求項17に記載の圧力容器。
【請求項19】
複合工具/マンドレルに対して内部の第2の透過障壁をさらに備える、請求項18に記載の圧力容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、「Pressure Vessel」と題する2014年2月27日に出願された、係属中の米国仮出願第61/945,220号の利点及びそれに対する優先権を同様に主張した「Pressure Vessel」と題する2014年10月28日に出願された係属中の米国非仮出願第14/525,645号の利点及びそれに対する優先権を主張する。
【0002】
本開示は、加圧ガス及び加圧液体の輸送用の容器に関する。より詳細には、一実施形態では、本開示は圧縮天然ガス(「CNG」)、プロパン、メタン、アルコール、ヘリウム、水素、又はアルゴンの輸送及び保管のための容器に関する。
【背景技術】
【0003】
自動車及び他の用途のためにより環境に配慮した(いわゆる「グリーン」)燃料を供給する要求は、燃料を保管できるだけではなく燃料の輸送で使用できる圧力容器に対する需要を大幅に増加させている。今日最も期待される燃料の1つはCNGであり、CNG容器用の圧力容器を生産する費用効果の高い方法に対する必要性が生じている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
概して、CNG圧力容器の2つの最も高価な特徴は炭素繊維及び(周りに炭素繊維が巻き付けられる)タンクライナーである。炭素繊維のコストは自由市場によって大きく変動し、したがって圧力容器製造業者は炭素繊維のコストを制御又は削減するのはほとんど不可能である。したがって、タンクライナーのコストの削減が望ましい。
【0005】
使用される最も一般的なタイプの圧力容器は、タイプ3(金属で裏打ちされている)容器及びタイプ4(プラスチックで裏打ちされている)容器である。また、業界により検討されている新しいタイプ5容器もある。タイプ5容器は全複合材(金属ライナー又は非金属ライナーなし)であると考えられる。また、圧力容器が内側に非常に薄い透過障壁を有する場合、さらに圧力容器が非耐力である場合に、圧力容器はタイプ5容器であると考えられてもよい。本開示はタイプ4及び/又はタイプ5の容器に適用することができる。共通タイプ3容器タンクライナーはアルミニウムであるが、溶接鋼アセンブリにより生産されるタンクライナーもいくつかある。アルミニウムタンクライナーのサイズ制限は、使用可能な管鍛造物の直径により制御される。直径サイズは、通常約18インチで止まる。25インチ直径以上のタンクライナーを必要とするトラック及び大量貯蔵システム向けに新しい新興市場がある。このより大きい直径の必要性は、より多くのタイプ4容器が開発されている理由の1つである。より大きいタイプ4ライナーのための製造方法は、成形品及び工具が高価であるため、頻繁な設計変更がある場合には、高価になることがある。しかしながら、新しいタイプ4容器は、タイプ3容器用のアルミニウムライナーよりも軽量且つ安価である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
しかしながら、タンクライナーの生産は、特殊化された工具及び他の設備を必要とするため簡単ではなく、必要とされる設備のコストは業界の大きな参入障壁を呈している。
【0007】
本開示は、互いに接着できるセグメント付きのタンクライナーを含む、CNG等の気体及び液体の輸送及び保管で有用な圧力容器を提供する。本開示の圧力容器は、費用効果が高く、変更、より頑強な端金具、及び半球体に容易に適応可能であるモジュラー製造を可能にする。
【0008】
本開示の優位点及び特徴をさらに提供するために、本発明の発明を実施するための形態が添付図面で示されるその特定の実施形態を参照して提供される。これらの図面は範囲の制限と見なされるべきではないと理解される。本発明は、添付の図面を使用することにより追加の特異性及び詳細により記述及び説明される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】タンクライナー30上にオーバーラップされた炭素繊維20の一実施形態を示す図である。
図2】本明細書に開示されるタンクライナー30の一実施形態を示す図である。
図3】本明細書に開示されるタンクライナー30の代替実施形態を示す図である。
図4】保護エンクロージャ60の内側で輸送される複数の圧力容器10の一実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示は、タンクライナー30の周りに巻き付けられた(炭素繊維20フィラメント等の)繊維20を含んだ(複合オーバーラップ圧力容器、つまり「COPV」としても知られている)圧力容器10を提供する。また、繊維20は、当業者によって認識されるように、必要に応じて性能を強化するためにファブリック又は他のテキスタイルの埋め込まれた層と共に使用することもできる。
【0011】
技術で既知のいずれの繊維20も本明細書に開示される圧力容器10と共に使用することができる。例えば、圧力容器10用の典型的な炭素繊維20は、約700重量キロポンド毎平方インチ(ksi)の引っ張り強さ、及び約3,300万重量ポンド毎平方インチ(msi)以上の引張係数を有するため、類似する特徴のいずれかを有する材料を使用してもよい。他の繊維20オーバーラップは、ガラス繊維、玄武岩繊維、ジュート撚り糸、Zylon(登録商標)、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、Vectran(登録商標)、及び高強度金属線を含むが、これに限定されるものではない。いくつかの実施形態では、炭素繊維20は、炭素繊維20を強化及び硬化するように作用するエポキシ又は樹脂をさらに含んでもよい。本開示は、単一のタイプの繊維20を含んだ圧力容器10に制限されておらず、したがって圧力容器10が、圧力容器10の用途及びサイズに応じて、複数の異なるタイプの炭素繊維又は他の繊維20に巻き付けられてもよい(又はオーバーラップされてもよい)ことが理解されるべきである。オーバーラップされており、タンクライナー30の上にオーバーラップされたいくつかの炭素繊維20を示すタンクライナー30の一例が図1に示される。繊維20はタンクライナー30の周りで連続的な「深さ」で巻き付けられてもよい、又はタンクライナー30の特定のセグメントは繊維20のより厚い層で巻き付けられてもよい。例えば、より大きい圧力にさらされることが知られている領域は、より少ない圧力をかけられるセクションよりもオーバーラップされたより多くの繊維20を有してもよい。代替的には、異なるタイプの繊維20は異なる圧力を受ける圧力容器の異なる領域で使用されてもよい。さらに、層化パターンは、螺旋層、極性層、又はフープ層で巻かれた繊維20を含むが、これに制限されずに、本開示に関連して使用されてもよい。さらに、個々の繊維20は、圧力容器10の所望される特色に応じて、タンクライナーに対して同じ角度又は異なる角度で巻かれてもよい。
【0012】
本開示と関連して使用できる多くの適切なエポキシ又は樹脂がある。いくつかの係る樹脂はEPON(登録商標)828及び862、並びにDow383であり、必要に応じてエポキシ性能を調整するために使用できる、さまざまな異なる硬化剤及び添加剤がある。さらに、エポキシ又は樹脂は、巻かれる前に繊維20の上に浸透できる、又は繊維20は「湿式で巻く」ことができ、繊維20はタンクライナー30の周りに巻かれるためエポキシ又は樹脂が添加される。エポキシは共通の樹脂マトリックスであるが、ウレタン、ポリ尿素、エポキシビニールエステル、ビスマレイミド、ベンゾオキサジン等の他のものも使用することができる。
【0013】
また、本開示は、新規のタンクライナー30を有する圧力容器10も提供する。タンクライナー30は、球形、円筒形、又は円錐形を含んだ様々な形状を有してもよい(したがって、圧力容器10上に類似した形状を与える)。言うまでもなく、上述の形状の組合せも本開示の範囲内である。一実施形態では、タンクライナー30は、金属端金具(以下に説明する)を定位置に保持するマンドレル/工具として働き、タンクライナー30は透過障壁の適用のための表面を提供する。複合マンドレル工具は気体を含むために浸透層50(以下に説明)に依存することがあり、マンドレルはフライアウェイ工具と見なすことができる。
【0014】
一実施形態では、タンクライナー30は、互いに接着される複数のセグメント40を含む。代替的な実施形態では、タンクライナー30は、ただ1つのセグメント40を含んだ一体構造である。セグメント40は多数の構成に成形又は形作ることができる。例えば、図2に示されるように、タンクライナー30は複数のセグメント40を含んでよく、一方のセグメント42はタンクライナーの円筒形の本体を形成し、他の2つのセグメント44はタンクライナーの端部つまり半球体キャップを形成する。代替的には、図3に示されるように、タンクライナー30の円筒形の本体は、互いに接着される複数のセグメント42a、42bから成ってもよい。
【0015】
圧力容器10の用途に応じて、一方又は両方の端部セグメント44は、CNGを圧力容器10から排出できるようにするために有用なバルブ又は他の機構に接続されるように適応される端金具46(典型的には、キャップセグメント用の工具の頂点にあけられた穴であり、次いでガスシステムのバルブ接続と接続する金具に取り付けられる穴であるが、これに限らない)を含んでもよい。また、金属端金具は、鋳造することができ、又はマンドレル材料で定位置に巻くこともできる。当業者に既知のいずれの端金具も本開示の範囲とともに考慮されるべきである。さらに、端金具のタイプは圧力容器10の用途に応じて変えられてもよい。
【0016】
タンクライナー30を含んだセグメント40は多くの異なる材料を含んでもよい。一実施形態では、タンクライナー30は単一の材料から成ってもよい。一方、他の実施形態では、タンクライナー30は複数の材料から成ってもよい(例えば、端部セグメント44はタンクライナー30の本体を形成するセグメント42とは異なる材料から成ってもよい)。タンクライナー30の構成は、圧力容器10の用途に応じて変えられてもよい。1つの応用では、セグメント42及び44はガラス繊維強化プラスチックを含んでもよい。代替的な実施形態では、セグメント42及び44は炭素繊維強化プラスチックを含んでよい。代替的な構成では、セグメント42はガラス繊維強化材料を含んでもよい。一方、端部セグメント44は金属製である。重量が限界の場合、複合工具マンドレルは炭素繊維及びエポキシマトリックス樹脂又は他の樹脂で作ることができる。また、複合端部セグメント44及び金属端金具46は、金属界面及び非金属界面でOリング又はシーラント材を装備できる。端金具46は端部セグメント44に接着されるのではなく、むしろ端部セグメント44の一体化したパーツであるので、全金属端金具46及び端部セグメント44は、極めて高圧の状況で特に有用である。
【0017】
タンクライナー30が複数のセグメント40を含む実施形態では、セグメントは互いに接着されなければならない。セグメント40は、接着剤の薄い接着層がセグメント40を互いに接着できるようにする重複ジョイントを有することがある。
【0018】
タンクライナー30は、炭素繊維20によって直接的にオーバーラップされてもよく、又はタンクライナー30は最初に透過障壁50によって覆われてもよい。透過障壁50は、応用に応じて複合マンドレル工具の内側、外側、又は両側にあることがある。透過障壁50は、ポリ尿素若しくはポリウレタン等のポリマー又は他の可撓材料を含んでもよい。また、透過障壁50は、気体透過性を強化するために多様な充填剤及び添加剤を含むこともある。一実施形態では、透過障壁50はその性能を強化するのに役立つ、ナノ粒子等の添加剤を含んでもよく、係るナノ粒子は剥離粘土又はカーボンナノチューブを含むだろうが、これに限定されるものではない。この透過障壁50は、通常、透過障壁50が圧力容器10の内容物が漏れ出すのを防ぐのに役立つ構造に強度を加えない。透過障壁50の主要な機能の1つは、タンクライナー30の中にガスを含むことである。透過障壁50は、ガスの拡散を削減するために使用される異なる材料のいくつかの層を有することがある。いったん透過障壁50がタンクライナー30上に追加されると、炭素繊維10は従来のフィラメント巻線機を使用してオーバーラップされてもよい。一実施形態では、透過障壁50はタンクライナー30に対して内部であってよく、次いでタンクライナー30は炭素繊維10でオーバーラップされてもよい。さらに別の代替的な実施形態では、二(2)つの透過障壁50、つまりタンクライナー30に対して内部の透過障壁及びタンクライナー30に対して外部の透過障壁がある。
【0019】
本開示の圧力容器10は、CNG動力自動車、(陸路で又は海路で)CNGの出荷、又はロケットで等のいくつかの用途で使用されてもよい。さらに、本明細書に開示される圧力容器10の1つ又は複数は、圧力容器10がCNGを出荷するために使用されている場合、保護エンクロージャ60の中に含まれてもよい、又は保護エンクロージャ60によって囲まれてもよい。例えば、4つの圧力容器10が図4に示されるように保護エンクロージャ60によって囲まれてもよい。
【0020】
本開示の特定の実施形態が説明されてきたが、係る参照が、特許請求の範囲に述べられるのを除き、本開示の範囲に対する制限として解釈されることは意図されていない。
図1
図2
図3
図4
【国際調査報告】