特表2017-513088(P2017-513088A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-513088(P2017-513088A)
(43)【公表日】2017年5月25日
(54)【発明の名称】電子スタンプ
(51)【国際特許分類】
   G06F 21/44 20130101AFI20170421BHJP
   G06F 3/16 20060101ALI20170421BHJP
【FI】
   G06F21/44
   G06F3/16 610
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2016-550584(P2016-550584)
(86)(22)【出願日】2014年7月2日
(85)【翻訳文提出日】2016年8月3日
(86)【国際出願番号】KR2014005914
(87)【国際公開番号】WO2015119339
(87)【国際公開日】20150813
(31)【優先権主張番号】10-2014-0013156
(32)【優先日】2014年2月5日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2014-0035887
(32)【優先日】2014年3月27日
(33)【優先権主張国】KR
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ
(71)【出願人】
【識別番号】516234111
【氏名又は名称】モビドゥ シーオー.,エルティーディー
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】イ,デビッド ユニ
(57)【要約】
【解決手段】電子スタンプが開示される。一実施形態に係る電子スタンプは、基準音波を生成する音波生成部と、ユニークに付与された識別情報を用いて前記基準音波を変調して送信音波に変換する制御部と、前記送信音波を出力する出力部と、1つ以上の伝導性チップとを含み、ユーザ端末のタッチインタフェースに接触して少なくとも1つのタッチイベントを発生させる接触部を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基準音波を生成する音波生成部と、
ユニークに付与された識別情報を用いて前記基準音波を変調して送信音波に変換する制御部と、
前記送信音波を出力する出力部と、
1つ以上の伝導性チップを含み、ユーザ端末のタッチインタフェースに接触して少なくとも1つのタッチイベントを発生させる接触部と
を含み、
前記タッチイベントは、前記識別情報の認証結果に応じて予め決定した認証アイテムが前記ユーザ端末の前記タッチインタフェースに視覚的に表示されるようにトリガリングする電子スタンプ。
【請求項2】
前記識別情報は、予め決定した時間ごとに変更される請求項1に記載の電子スタンプ。
【請求項3】
前記識別情報は、少なくとも一部のデータが予め決定した時間ごとに変更される請求項2に記載の電子スタンプ。
【請求項4】
前記制御部は、予め決定した回数に応じて前記送信音波の振幅を制御する請求項1に記載の電子スタンプ。
【請求項5】
前記音波生成部は、
前記基準音波を生成する基準音波生成部と、
前記認証アイテムの取消しのための取消し音波を生成する取消し音波生成部と、
前記基準音波生成部と前記取消し音波生成部をスイッチングするスイッチング部と
を含み、
前記制御部はユーザ入力により前記スイッチング部を制御し、
前記取消し音波は、前記認証アイテムが前記ユーザ端末の前記タッチインタフェースで視覚的に消えるようにトリガリングする請求項1に記載の電子スタンプ。
【請求項6】
前記音波生成部は、キャリア周波数が異なる複数の基準音波を生成し、
前記キャリア周波数は、前記タッチインタフェースで表示される前記認証アイテムの削除、種類、及び個数のうち少なくとも1つを決定する請求項1に記載の電子スタンプ。
【請求項7】
前記接触部は、予め定義されたパターンに応じて前記タッチイベントを発生させる請求項1に記載の電子スタンプ。
【請求項8】
前記基準音波は、非可聴周波数帯域にある音波である請求項1に記載の電子スタンプ。
【請求項9】
ユーザが把持できる把持部を含むハウジング部と、
前記ハウジング部内に収納される1つ以上の回路素子を含むコントローラと、
ユーザ端末のタッチインタフェースに接触する1つ以上の伝導性チップを含む接触部と
を含み、
前記コントローラは、
基準音波を生成する音波生成部と、
ユニークに付与された識別情報を格納するメモリと、
前記識別情報を用いて前記基準音波を変調して送信音波に変換するように制御するプロセッサと、
前記送信音波を出力する出力部と
を含む電子スタンプ。
【請求項10】
前記識別情報は、予め決定した時間ごとに変更される請求項8に記載の電子スタンプ。
【請求項11】
前記プロセッサは、予め決定した回数に応じて前記送信音波の振幅を制御する請求項8に記載の電子スタンプ。
【請求項12】
前記音波生成部は、
前記基準音波を生成する基準音波生成部と、
認証アイテムの取消しのための取消し音波を生成する取消し音波生成部と、
前記基準音波生成部と前記取消し音波生成部をスイッチングするスイッチング部と
を含み、
前記プロセッサはユーザ入力により前記スイッチング部を制御し、
前記取消し音波は、前記認証アイテムがユーザ端末の前記タッチインタフェースで視覚的に消えるようにトリガリングする請求項8に記載の電子スタンプ。
【請求項13】
前記音波生成部は、キャリア周波数が異なる複数の基準音波を生成し、
前記キャリア周波数は、前記タッチインタフェースで表示される前記認証アイテムの削除、種類、及び個数のうち少なくとも1つを決定する請求項8に記載の電子スタンプ。
【請求項14】
前記接触部は、予め定義されたパターンに応じてタッチイベントを発生させる請求項8に記載の電子スタンプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、コーヒーショップ、レストラン、美容室又は映画館などでスタンプの積み立て、クーポン認証、チケット認証、又は、出席認証するために使用される電子スタンプに関する。
【背景技術】
【0002】
コーヒーショップでスタンプを積み立てたりカンファレンスの訪問認証のためにユーザはクーポンカード又は訪問認証カードを直接所持しなければならない。しかし、最近では、スマートフォン及びスマートフォンで駆動されるアプリケーションの発達に伴って、プリケーションを通したスタンプの積み立てや訪問認証が実行される。
【0003】
スマートフォンのユーザは、QRコード(登録商標)を撮影したりバーコードを認証者に見せることによって、認証者からスタンプの積み立てや訪問認証を受けることができる。また、スマートフォンのユーザは、NFCなどの近距離無線通信技術をによって認証者からスタンプの積み立てや訪問認証を受けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】韓国登録特許第1321745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、電子スタンプが音波を出力し、ユーザ端末に接触することによってユーザ端末に対する認証が電子スタンプにより容易に実行される。
【0006】
本発明の目的は、電子スタンプは、ユーザ端末にシングルタッチだけではなくマルチタッチまで可能であり、ユーザ端末でない他の端末が音波のみを盗用して認証実行されないようにする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一側に係る電子スタンプは、基準音波を生成する音波生成部と、ユニークに付与された識別情報を用いて前記基準音波を変調して送信音波に変換する制御部と、前記送信音波を出力する出力部と、1つ以上の伝導性チップを含み、ユーザ端末のタッチインタフェースに接触して少なくとも1つのタッチイベントを発生させる接触部とを含み、前記タッチイベントは、前記識別情報の認証結果に応じて予め決定した認証アイテムが前記ユーザ端末の前記タッチインタフェースに視覚的に表示されるようにトリガリングする。
【0008】
一実施形態によると、前記識別情報は、予め決定した時間ごとに変更されてもよい。
ここで、前記識別情報は、少なくとも一部のデータが予め決定した時間ごとに変更されてもよい。
【0009】
一実施形態によると、前記制御部は、予め決定した回数に応じて前記送信音波の振幅を制御してもよい。
【0010】
一実施形態によると、前記音波生成部は、前記基準音波を生成する基準音波生成部と、前記認証アイテムの取消しのための取消し音波を生成する取消し音波生成部と、前記基準音波生成部と前記取消し音波生成部をスイッチングするスイッチング部とを含み、前記制御部はユーザ入力により前記スイッチング部を制御し、前記取消し音波は、前記認証アイテムが前記ユーザ端末の前記タッチインタフェースで視覚的に消えるようにトリガリングしてもよい。
【0011】
また、前記音波生成部は、キャリア周波数が異なる複数の基準音波を生成し、前記キャリア周波数は、前記タッチインタフェースで表示される前記認証アイテムの削除、種類、及び個数のうち少なくとも1つを決定してもよい。
【0012】
一実施形態によると、前記接触部は、予め定義されたパターンに応じて前記タッチイベントを発生させてもよい。
前記基準音波は、非可聴周波数帯域にある音波であってもよい。
【0013】
他の一実施形態によると、電子スタンプは、ユーザが把持できる把持部を含むハウジング部と、前記ハウジング部内に収納される1つ以上の回路素子を含むコントローラと、ユーザ端末のタッチインタフェースに接触する1つ以上の伝導性チップを含む接触部とを含み、前記コントローラは、基準音波を生成する音波生成部と、ユニークに付与された識別情報を格納するメモリと、前記識別情報を用いて前記基準音波を変調して送信音波に変換するように制御するプロセッサと、前記送信音波を出力する出力部とを含む。
【0014】
前記識別情報は、予め決定した時間ごとに変更されてもよい。
さらに、前記プロセッサは、予め決定した回数に応じて前記送信音波の振幅を制御してもよい。
【0015】
また、前記音波生成部は、前記基準音波を生成する基準音波生成部と、認証アイテムの取消しのための取消し音波を生成する取消し音波生成部と、前記基準音波生成部と前記取消し音波生成部をスイッチングするスイッチング部とを含み、前記プロセッサはユーザ入力により前記スイッチング部を制御し、前記取消し音波は、前記認証アイテムがユーザ端末の前記タッチインタフェースで視覚的に消えるようにトリガリングしてもよい。
【0016】
また、前記音波生成部は、キャリア周波数が異なる複数の基準音波を生成し、前記キャリア周波数は、前記タッチインタフェースで表示される前記認証アイテムの削除、種類、及び個数のうち少なくとも1つを決定してもよい。
【0017】
また、前記接触部は、予め定義されたパターンに応じてタッチイベントを発生させてもよい。
【発明の効果】
【0018】
電子スタンプが音波を出力し、ユーザ端末に接触することによってユーザ端末に対する認証が電子スタンプにより容易に実行されることができる。
【0019】
電子スタンプは、ユーザ端末にシングルタッチだけではなくマルチタッチまで可能であり、ユーザ端末でない他の端末が音波のみを盗用して認証実行されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】一実施形態に係る電子スタンプの構成を説明するための図である。
図2】一実施形態に係る識別情報を用いて基準音波を送信音波に変換することを説明するための図である。
図3】一実施形態に係る認証システムを構成する電子スタンプ及び端末間の動作を説明するためのフローチャートである。
図4】一実施形態に係る認証システムを構成する電子スタンプ及び端末間の動作を説明するための図である。
図5】他の実施形態に係る電子スタンプの構成を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、実施形態を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。しかし、本発明が一実施形態によって制限されたり限定されることはない。また、各図面に提示された同一の参照符号は同一の部材を示す。
【0022】
図1は、一実施形態に係る電子スタンプの構成を説明するための図である。
図1を参照すると、一実施形態に係る電子スタンプ100は、音波生成部110、制御部120、出力部130及び接触部140を含む。
【0023】
一実施形態によると、音波生成部110は基準音波を生成する。基準音波は、非可聴周波数帯域にある音波であり得る。例えば、基準音波の周波数は18kHz〜22kHzの範囲であってもよい。
【0024】
一実施形態によると、制御部120は、ユニークに付与された識別情報を用いて基準音波を変調する。例えば、制御部120は、振幅変調(Amplitude Modulation、AM)、周波数変調(Frequency Modulation、FM)、位相変調(Phase Modulation、PM)のアナログ変調方式を用いて基準音波を変調し得る。また、制御部120は、直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modulation、QAM)などのデジタル変調方式だけではなく、パルス変調(Pulse Modulation)方式を用いて基準音波を変調し得る。前述した変調方式は、一実施形態に係る例示的な事項に過ぎず、制御部120が基準音波を変調するために用いる変調方式は前述した事項に限定されることはない。
【0025】
一実施形態によると、制御部120は基準音波を変調し、前記基準音波を送信音波に変換する。送信音波は、ユニークに付与された識別情報が基準音波に含まれた音波である。識別情報は、電子スタンプ100にユニークに付与されてもよい。前記識別情報によって電子スタンプ100は他の電子スタンプと区別される。
【0026】
一実施形態に係る出力部130は送信音波を出力する。例えば、出力部130は、スピーカを通して送信音波を出力する。ユーザ端末は、電子スタンプで出力された送信音波を受信する。ここで、ユーザ端末が送信音波を受信できるように電子スタンプ100は、ユーザ端末と予め決定した距離(例えば、40cm)以内に位置してもよい。また、電子スタンプ130は、ユーザ端末に送信される送信音波の出力強度を制御することができる。
【0027】
一実施形態によると、接触部140は、1つ以上の伝導性チップ141〜143を含んでいる。また、接触部140は、ユーザ端末のタッチインタフェースに接触して少なくとも1つのタッチイベントを発生させ得る。タッチイベントは、チップ141〜143とタッチインタフェースが接触する場合に発生する電気的信号によって発生する可能性がある。他の一側面によると、タッチイベントは、チップ141〜143を用いてタッチインタフェースに加えられる圧力によって発生する可能性がある。前述したタッチイベントの発生は、一実施形態に係る例示的な事項に過ぎず、タッチイベントの発生は前述した事項に限定されることはない。
【0028】
一実施形態によると、前記タッチイベントは、識別情報の認証結果に応じて予め決定した認証アイテムがユーザ端末のタッチインタフェースに視覚的に表示されるようにトリガリングする。
【0029】
より具体的に、ユーザ端末は、送信音波を復調して送信音波に含まれた識別情報を抽出することができる。ユーザ端末は、抽出された識別情報が予め定義された情報と一致するか否かを確認する。一致する場合、少なくとも1つのタッチイベントが発生した時、認証アイテムがタッチインタフェースに表示される。一致しない場合、少なくとも1つのタッチイベントが発生しても認証アイテムがタッチインタフェースに表示されない。すなわち、ユーザ端末が識別情報を認証すると、タッチイベントにより認証アイテムがタッチインタフェースに表示され、ユーザ端末が識別情報を認証しなければ、タッチイベントがあっても認証アイテムがタッチインタフェースに表示されない。
【0030】
また、タッチイベントは、識別情報の認証結果に応じて聴覚的フィードバック及び触覚的フィードバックのうち少なくとも1つがユーザ端末によって提供されるようトリガリングする。例えば、認証アイテムがユーザ端末のタッチインタフェースに表示されるとき、効果音が出力されたりユーザ端末が振動する。
【0031】
一実施形態によると、ユニークに付与された識別情報は、予め決定した時間ごとに変更され得る。また、識別情報は、少なくとも一部のデータが予め決定した時間ごとに変更されてもよい。すなわち、ユニークに付与された識別情報は、時間に応じて変化しない固定データと予め決定した時間ごとに変化する変動データとを含む。例えば、識別情報を二進数1010101010とするとき、前の7桁1010101は変化しないが、後の3桁010は予め決定した時間ごとに変更される。
【0032】
一実施形態によると、制御部120は、予め決定した回数に応じて送信音波の振幅を制御する。ユーザ端末の周辺環境で発生し得る干渉によって、ユーザ端末は、電子スタンプ100が出力する送信音波を充分に受信することができない。ユーザ端末が送信音波を充分受信できない場合、送信音波に含まれた識別情報を正確に抽出することが難しい。したがって、ユーザ端末が送信音波を充分に受信できるように電子スタンプ100は送信音波を1回以上出力する。ユーザ端末は、送信音波を繰り返し受信することで送信音波に含まれた識別情報を正確に抽出することができる。
【0033】
また、電子スタンプ100は、予め決定した回数に応じて送信音波を出力する場合、送信音波を出力するごとに送信音波の振幅を制御する。例えば、電子スタンプ100が送信音波を3回出力するとき、最初の送信音波は予め設定された振幅を有し、2回目の送信音波は予め設定された振幅よりも大きい振幅を有する。3回目の送信音波は予め設定された振幅よりも小さい振幅を有する。
【0034】
一実施形態によると、音波生成部110は、基準音波を生成する基準音波生成部111、認証アイテムの取消しのための取消し音波を生成する取消し音波生成部112、及び基準音波生成部111と取消し音波生成部112をスイッチングするスイッチング部113を含む。ユーザは、基準音波を生成するか取消し音波を生成するか否かを選択する。前記ユーザの選択に応じて、前記制御部120はスイッチング部113を制御することができる。
【0035】
一実施形態によると、音波生成部110は、キャリア周波数が他の複数の基準音波を生成することがあり、前記複数の基準音波は非可聴周波数帯域(例えば、18kHz〜22kHz)にあり得る。
【0036】
前記複数の基準音波のうちの1つは前述した取消し音波である。ユーザ端末は、受信した送信音波のキャリア周波数を識別して認証アイテムを表示するか取り消すかを決定する。
【0037】
また、前記キャリア周波数に応じてユーザ端末のタッチインタフェースに表示される認証アイテムの種類及び個数のうち少なくとも1つが決定される。音波生成部110は、キャリア周波数が他の複数の基準音波を生成し、各々を送信音波に変換する。送信音波は、ユニークに付与された識別情報を含んでもよい。それぞれの送信音波がユーザ端末によって受信されてタッチイベントが発生する場合に、ユーザ端末のタッチインタフェースには送信音波に対応する予め決定した認証アイテムが表示される。すなわち、電子スタンプ100が発生する音波によって、ユーザ端末のタッチインタフェースに表示される認証アイテムの種類及び個数のうち少なくとも1つが異なる。ここで、制御部120は、前記複数の基準音波のいずれか1つが生成されるようにユーザの入力によって音波生成部110を制御する。
【0038】
例えば、コーヒーショップで顧客がコーヒーを購入する場合、電子スタンプ100は、第1キャリア周波数を有する第1基準音波を変調して第1基準音波を第1送信音波に変換し、第1送信音波をユーザ端末に出力する。ユーザ端末は第1送信音波を受信し、タッチイベントがあれば、第1送信音波に対応する第1認証アイテムを表示する。コーヒーショップで顧客がデザートを購入する場合、電子スタンプ100は、第2キャリア周波数を有する第2基準音波を第2送信音波に変換し、第2送信音波をユーザ端末に出力する。ユーザ端末は第2送信音波を受信し、タッチイベントが発生する場合に、ユーザ端末は第2送信音波に対応する第2認証アイテムを表示する。
【0039】
他の一例として、コーヒーショップで顧客がコーヒーを3杯購入する場合、電子スタンプ100は、第3キャリア周波数を有する第3基準音波を変調して第3音波を第3送信音波に変換し、第3送信音波をユーザ端末に出力する。ユーザ端末は第3送信音波を受信し、タッチイベントがあれば、第3送信音波に対応する認証アイテムを表示する。ここで、ユーザ端末は、認証アイテムを3個表示する。第4キャリア周波数を有する第4送信音波が受信される場合、ユーザ端末は認証アイテムを4個表示する。
【0040】
更なる例として、コーヒーショップの顧客が男性である場合、電子スタンプ100は、第5キャリア周波数を有する第5基準音波を生成してもよい。また、コーヒーショップの顧客が女性である場合、電子スタンプ100は、第6キャリア周波数を有する第6基準音波を生成してもよい。
【0041】
一実施形態によると、基準音波と取消し音波は互いに同一のキャリア周波数を有し、基準音波に含まれる情報と取消し音波に含まれる情報とが異ってもよい。例えば、基準音波にはユニークに付与された識別情報が含まれてもよく、取消し音波には認証アイテムの取消しを示す情報が含まれてもよい。
【0042】
一実施形態によると、接触部140は、予め定義されたパターンに応じてタッチイベントを発生させることができる。予め定義されたパターンは、チップ141〜143の位置及び個数のうち少なくとも1つによって決定される。チップが1つである場合、タッチイベントの発生パターンは制限的である。チップが複数である場合に発生し得るタッチイベントは複数であり、タッチイベントの発生パターンも複数である。
【0043】
ユーザ端末でない第3者端末が送信音波を受信しても、予め定義されたパターンによるタッチイベントがなければ、第3者端末には認証アイテムが表示されない。すなわち、予め定義されたパターンに応じるタッチイベントを用いることによって、第3者端末が無断に認証アイテムを表示することができない。
【0044】
一実施形態によると、タッチイベントの発生パターンはユーザ端末によって識別され、ユーザ端末は、タッチイベントの発生パターンが予め定義されたパターンと一致するか否かを判断する。タッチイベントの発生パターンが予め定義されたパターンと一致する場合、ユーザ端末は、認証アイテムをタッチインタフェースに視覚的に表示することができる。
【0045】
一実施形態によると、タッチイベントが複数発生する場合、複数のタッチイベントが同時に発生し得る。
【0046】
図2は、一実施形態に係る識別情報を用いて基準音波を送信音波に変換することを説明するための図である。
一実施形態によると、電子スタンプ200は、識別情報を用いて循環重複チェック(Cyclic Redundancy Check、CRC)ビットを生成する。電子スタンプ200は、識別情報とCRCビットを用いて基準音波を変調することで識別情報とCRCビットをユーザ端末に送信する。ユーザ端末は、変調した音波、すなわち、識別情報とCRCビットが含まれた音波を受信し、音波に含まれた識別情報とCRCビットを抽出する。ここで、ユーザ端末は、CRCビットを用いて抽出した識別情報が電子スタンプ200から受信した識別情報と一致するかを確認する。
【0047】
図2を参照すると、2進化された識別情報の各桁の数字が予め決定した音波にマッピングされる。より具体的に、2進化された識別情報の2桁の数字は周波数が1Hzである音波とマッピングしてもよい。2進化された識別情報の2桁の数字は周波数が2Hzである音波とマッピングし、2桁の数字は3Hzである音波とマッピングしてもよい。上記のような方式により、2進化された識別情報の各桁の数字は周波数の異なる音波にマッピングされ得る。
【0048】
一実施形態によると、2進化された識別情報の全てが単位長さのサウンドの生成に使用されなくてもよい。例えば、2進化された識別情報の2桁は1であり、2桁のデータは10Hz(=1*10*1)の音波生成に利用されてもよい。2進化された識別情報の2桁は0であり、2桁のデータは音波生成に利用されない。上記のような方式によって、2進化された識別情報のうち0は音波生成に利用されない。識別情報が1001である場合、40Hz+10Hzの音波が生成される。前記40Hz+10Hzの音波は識別情報に対応する音波である。前記識別情報に対応する音波は、キャリア周波数が20kHzである基準音波に含まれる。例えば、電子スタンプ200は、前述した変調方式を用いて識別情報に対応する音波を基準音波に含ませて基準音波を送信音波に変換することができる。CRCビットの場合も、CRCビットの各桁の数字は予め決定した音波にマッピングされる。マッピングの結果生成されたCRCビットに対応する音波は、前述した変調方式によって基準音波に含まれる。
電子スタンプ200は、スピーカを通して送信音波が出力される。
【0049】
図3は、一実施形態に係る認証システムを構成する電子スタンプ及びユーザ端末間の動作を説明するためのフローチャートである。
図3を参照すると、電子スタンプ310は基準音波を生成する(311)。基準音波の周波数は、非可聴周波数帯域(例えば、18kHz〜22kHz)にあり得る。
【0050】
電子スタンプ310は、基準音波を送信音波に変換する。より具体的に、電子スタンプ310は、ユニークに付与された識別情報を用いて基準音波を変調し、基準音波を送信音波に変換する。
【0051】
電子スタンプ310は送信音波を出力する(313)。ユーザ端末320は、電子スタンプ310で出力された送信音波を受信する。
【0052】
ユーザ端末320は、送信音波受信による視覚的フィードバックをユーザに提供する(321)。ユーザ端末320は、送信音波受信に応答して送信音波を受信したことを見せる視覚的フィードバックをタッチインタフェースに表示する。
【0053】
より具体的に、ユーザ端末320は送信音波を復調し、送信音波に含まれた識別情報を抽出する。ユーザ端末320は、抽出された識別情報が予め定義された識別情報と一致するか否かを判断する。一致する場合、ユーザ端末320は、視覚的フィードバックをタッチインタフェースに表示する。
【0054】
視覚的フィードバックに関連して、ユーザ端末320は、認証アイテムが表示される領域のグラフィック属性を変更する。例えば、ユーザ端末320は、認証アイテムが表示される領域の境界の色を変化させたり、前記領域の陰影又は色などを変更してもよい。
【0055】
電子スタンプ310は、ユーザ端末320のタッチインタフェースに接触する(314)。接触によって電子スタンプ310とユーザ端末320との間に信号が発生する。前記信号は電気的信号であってもよく、接触による圧力であってもよい。
【0056】
ユーザ端末320のタッチインタフェースにタッチイベントが発生する(322)。タッチイベントの発生は、上述したように電気的信号又は圧力によって発生する。図3には図示していないが、タッチイベントは予め定義されたパターンに応じて発生してもよい。
【0057】
ユーザ端末320は、タッチイベントの発生が予め定義されたパターンと一致するか否かを確認する。一致するとの確認がある場合、ユーザ端末320は認証アイテムをタッチインタフェースに表示する(323)。
【0058】
図4は、一実施形態に係る認証システムを構成する電子スタンプ及び端末の動作を説明するための図である。
図4を参照すると、ユーザ端末410のディスプレイには、認証アイテム411、412が2個表示され、3番目の領域413に認証アイテムが表示される順番である。3番目の領域413は認証アイテムが表示される領域である。3番目の認証アイテムを表示するためにユーザ端末410は、電子スタンプ400が出力する送信音波を受信することができる。
【0059】
図4には図示していないが、ユーザ端末410は、送信音波の受信に応答して視覚的フィードバックを提供してもよい。より具体的に、ユーザ端末410は送信音波を受信し、送信音波に含まれた識別情報が予め定義された情報と一致するか否かを確認する。一致する場合、ユーザ端末410は、視覚的フィードバックを提供する。例えば、ユーザ端末410は、3番目の領域413の境界の色を他の領域の色と相違に表示する。
【0060】
ユーザ端末410は送信音波を受信し、識別情報が予め定義された情報と一致するか否かを確認した後、1つ以上のタッチイベント421〜423の発生を待機する。ユーザ端末410は、予め決定した時間内にタッチイベントの発生がない場合、電子スタンプ400をタッチインタフェースに接触するメッセージを出力する。又は、ユーザ端末410は、予め決定した時間内にタッチイベントの発生がない場合、認証アイテムの表示のための手続を終了する。認証アイテムの表示のための手続が終了すれば、ユーザ端末410は、電子スタンプ400が送信音波を再送信するようにメッセージを出力する。
【0061】
タッチイベント421〜423は、電子スタンプ400の接触によって発生する可能性がある。電子スタンプ400が3番目の領域413に接触し、タッチイベント421〜423が発生する。ユーザ端末410はタッチイベント421〜423が発生する場合、認証アイテムを3番目の領域に表示する。また、ユーザ端末は、タッチイベント421〜423が予め決定したパターンと一致するか否かを確認し、一致する場合にのみ認証アイテムを3番目の領域に表示することができる。例えば、ユーザ端末410は、3つのタッチイベント発生パターンによって他の機器ではない電子スタンプ400が接触されていることを確認できる。
【0062】
一実施形態によると、電子スタンプ400のチップ間の間隔は15mm〜20mmであってもよい。一実施形態によると、電子スタンプ400のチップ401〜403は非伝導性物質(例えば、ゴム)でカバーされ、タッチインタフェースと接触するチップ401〜403の一部は非伝導性物質でカバーされないこともある。チップ401〜403をカバーする非伝導性物質の厚さは7mmであってもよい。前述したチップ間の間隔又はチップをカバーする非伝導性物質の厚さは一実施形態に係る例示的な事項に過ぎず、チップ間の間隔又は非伝導性物質の厚さは前述した事項に限定されることはない。
【0063】
一実施形態によると、電子スタンプ400が3番目の領域413でない他の領域(例えば、6番目の領域)に接触しても、ユーザ端末410は3番目の領域413に認証アイテムを表示することができる。すなわち、タッチイベント421〜423の発生パターンが予め決定したパターンと一致する場合、電子スタンプ400がタッチした領域に関わらず、ユーザ端末410は認証アイテムが表示される領域に認証アイテムを表示することができる。
【0064】
図5は、他の実施形態に係る電子スタンプの構成を説明するための図である。
図5を参照すると、他の実施形態に係る電子スタンプ500は、ハウジング部510、コントローラ520、及び接触部530を含む。
【0065】
ハウジング部510は、ユーザが把持できる把持部を含む。
コントローラ520は、ハウジング部510内に収納される1つ以上の回路素子を含んでもよい。ここで、コントローラ520は、基準音波を生成する音波生成部521、ユニークに付与された識別情報を格納するメモリ522、識別情報を用いて基準音波を変調して送信音波に変換するよう制御するプロセッサ523、及び送信音波を出力する出力部524を含む。識別情報は予め決定した時間ごとに変更される。
【0066】
接触部530は、ユーザ端末のタッチインタフェースに接触する1つ以上の伝導性チップ531〜533を含む。
【0067】
プロセッサ523は、予め決定した回数に応じて送信音波の振幅を制御する。プロセッサ523は送信音波を繰り返し出力し、ユーザ端末は送信音波を繰り返して受信し、送信音波に含まれた識別情報を正確に抽出することができる。
【0068】
音波生成部521は、基準音波を生成する基準音波生成部、認証アイテムの取消しのための取消し音波を生成する取消し音波生成部、及び基準音波生成部と取消し音波生成部をスイッチングするスイッチング部を含む。取消し音波は、認証アイテムがユーザ端末のタッチインタフェースで視覚的に消えるようにトリガリングする。ここで、プロセッサ523は、ユーザ入力によりスイッチング部を制御する。例えば、電子スタンプ500のユーザは、スイッチ511によって基準音波を生成するか取消し音波を生成するかを選択する。
【0069】
一実施形態によると、音波生成部110は、キャリア周波数が他の複数の基準音波を生成し、前記複数の基準音波は非可聴周波数帯域(例えば、18kHz〜22kHz)にあり得る。
【0070】
前記複数の基準音波のうちの1つは前述した取消し音波である。ユーザ端末は、受信した送信音波のキャリア周波数を識別して認証アイテムを表示するか取り消すかを決定する。
【0071】
また、前記キャリア周波数によりユーザ端末のタッチインタフェースに表示される認証アイテムの種類、及び個数のうち少なくとも1つが決定される。音波生成部521は、キャリア周波数が異なる複数の基準音波を生成し、各々を送信音波に変換する。送信音波は、ユニークに付与された識別情報を含む。それぞれの送信音波がユーザ端末によって受信され、タッチイベントが発生する場合、ユーザ端末のタッチインタフェースには送信音波に対応する予め決定した認証アイテムが表示される。すなわち、電子スタンプ500が発生する音波によってユーザ端末のタッチインタフェースに表示される認証アイテムの種類及び個数のうち少なくとも1つが異なる。ここで、プロセッサ523は、前記複数の基準音波のいずれか1つが生成されるようにユーザの入力により音波生成部521を制御することができる。
【0072】
接触部530は、予め定義されたパターンに応じてタッチイベントを発生させる。予め定義されたパターンは、チップの個数及びチップの位置のうち少なくとも1つに基づいて決定される。
【0073】
図5に示された電子スタンプ500には、図1図4を参照して記述された事項がそのまま適用され得るため、その詳細な説明は省略する。
【0074】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、及び/又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合で実現してもよい。例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサー、または、命令を実行して応答できる異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的のコンピュータを用いて実現されてもよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及び前記オペレーティングシステム上で行われる1つ以上のソフトウェアアプリケーションを行ってもよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータをアクセス、格納、操作、処理及び生成してもよい。理解の便宜のために、処理装置は1つ使用されるものと説明される場合もあるが、当該の技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素及び/又は複数類型の処理要素を含んでいることが分かる。例えば、処理装置は、複数のプロセッサまたは1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0075】
ソフトウェアはコンピュータプログラム、コード、命令、またはこのうちの1つ以上の組合せを含んでもよく、希望の通りに動作するよう処理装置を構成したり独立的または結合的に処理装置を命令してもよい。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈されたり処理装置に命令またはデータを提供するためどのような類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体または装置、送信される信号波に永久的または一時的に具体化できる。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散し、分散された方法で格納されたり実行されてもよい。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータで判読可能な記録媒体に格納されてもよい。
【0076】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現され、コンピュータで読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうち1つまたはその組合せを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。プログラム命令の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタなどを用いてコンピュータによって実行できる高級言語コードが含まれる。前記したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同様である。
【0077】
上述したように、本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
【符号の説明】
【0078】
100:電子スタンプ
110:音波生成部
120:制御部
130:出力部
140:接触部
141、142、143:チップ
500:電子スタンプ
510:ハウジング部
511:スイッチ
520:コントローラ
530:接触部
531、532、533:チップ
図1
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】