(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-532002(P2017-532002A)
(43)【公表日】2017年11月2日
(54)【発明の名称】組立式愛玩動物用遊び器具
(51)【国際特許分類】
A01K 15/02 20060101AFI20171006BHJP
A01K 29/00 20060101ALI20171006BHJP
【FI】
A01K15/02
A01K29/00
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2016-571409(P2016-571409)
(86)(22)【出願日】2015年4月29日
(85)【翻訳文提出日】2016年12月13日
(86)【国際出願番号】KR2015004293
(87)【国際公開番号】WO2015199330
(87)【国際公開日】20151230
(31)【優先権主張番号】20-2014-0004865
(32)【優先日】2014年6月27日
(33)【優先権主張国】KR
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ
(71)【出願人】
【識別番号】516363994
【氏名又は名称】ソン,ハク ス
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】ソン,ハク ス
(57)【要約】
本発明は組立式愛玩動物用遊び器具に関し、より詳しくは、愛玩動物が容易に上り下りすることができ、かつ自身の体や爪、歯などを擦り付けたり噛んだりしながらストレス解消及び健康鍛練機能に使われるように容易に取替え可能な摩擦手段を設けて、また楽に休むことができる暗い暗室が維持されるように休み部を設けて愛玩動物が休み部のポケットに入って休むことができるように便宜施設が提供できるようにする。これを達成するための技術的手段に、上面に締結孔を有する柱が形成されたベースパネル;前記柱の締結孔にねじ締結される締結突起が下部に形成され、上部には結合孔が形成された延長棒;前記延長棒の外面を巻きながら配置される摩擦ロープ;及び前記延長棒の結合孔にねじ締結される結合突起が下部に形成され、葉が設けられた枝部からなる構成関係に特徴がある。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面に締結孔を有する柱が形成されたベースパネル;
前記柱の締結孔にねじ締結される締結突起が下部に形成され、上部には結合孔が形成された延長棒;
前記延長棒の外面を巻きながら配置される摩擦ロープ;及び
前記延長棒の結合孔にねじ締結される結合突起が下部に形成され、葉が設けられた枝部を含んで構成され、かつ、
前記延長棒には外面に螺旋の溝部がさらに形成され、前記摩擦ロープが前記溝部に沿って巻かれるように配置されて、愛玩動物の移動により前記摩擦ロープが垂れたり解けたりすることを防止するように構成されたことを特徴とする、組立式愛玩動物用遊び器具。
【請求項2】
削除
【請求項3】
前記柱と前記延長棒との間には愛玩動物が支持しながら休むことができるように下部支持パネルがさらに介されるように配置され、前記延長棒と前記枝部との間には上部支持パネルがさらに介されるように配置されることを特徴とする、請求項1に記載の組立式愛玩動物用遊び器具。
【請求項4】
前記柱と前記延長棒との間、または前記延長棒と前記枝部との間には貫通孔を有する休み部がさらに配置され、
前記休み部は前記貫通孔が形成された連結パネルと引込口を有するリング部からなる固定パネルと、
前記リング部の下部に形成されて前記リング部を通じて引き込まれる愛玩動物が配置されるポケットからなり、かつ、
前記リング部には前記引込口を開放または閉鎖するように軸回動されるように枠に摩擦リングが嵌合されたドアがさらに設置されて、前記ポケットの内部空間が暗い暗室になるようにすることを特徴とする、請求項1に記載の組立式愛玩動物用遊び器具。
【請求項5】
削除
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は組立式愛玩動物用遊び器具に関し、より詳しくは、愛玩動物が容易に上り下りすることができ、かつ自身の体や爪、歯などを擦り付けたり噛んだりしながらストレス解消及び健康鍛練機能に使われるように容易に取替え可能な摩擦手段を設けて、また楽に休むことができる暗い暗室が維持されるように休み部を設けて愛玩動物が休み部のポケットに入って休むことができるように便宜施設が提供できるようにした組立式愛玩動物用遊び器具に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、愛玩動物は人間が主に楽しみを享受するための対象として飼育する動物であって、犬・猫・カナリア・金魚などをはじめとして、昔から哺乳類・鳥類・魚類を主に飼育してきたが、最近は、ヘビ・トカゲ・ワニ・亀・カエル・サンショウウオなどの爬虫類と両棲類も愛玩動物として飼育される。特に、犬や猫などは血統が重要視され、金魚は品種改良の産物として有名である。
【0003】
最近、このような愛玩動物に対する関心が高まるにつれて、国内でも徐々に犬と共に猫などの多様な愛玩動物を育てる人々が増加している趨勢である。
【0004】
ところで、大部分の愛玩動物は飽食性動物であって、鋭い歯と、強くて鋭くて窄めることもできる爪などの主要形質をそのまま有している。したがって、愛玩動物は一種のストレスを解消するための行動として爪を研ぐ爪とぎを頻繁に行うため、家内のソファーや家具、壁紙などの生活道具に対して多い損傷を与える弊害がある。
【0005】
このような問題点を解決するために、特許文献1のように、鋭い爪があって、頻繁に研ぐ習性と上がることを好む愛玩動物が何時でも自由に研ぐことができるので、基本的に動物の本能を解消することができ、かつ何時でも上がって休んだり遊んだりすることができる遊び場及び休息場所であって、動物の知能発達と健康を育てることができるだけでなく、延いては、生活空間での庭園樹の感じが伝達できるので、室内のインテリア小品や装飾機能としても活用できる遊び施設が紹介されている。
【0006】
しかしながら、従来の愛玩動物用遊び施設は、本体の枝と装飾葉が一体になされているので、本体の枝の高さを調節し難いという問題点があり、特に、鋭い爪があり、頻繁に研ぐ習性と上がることを好む愛玩動物がしばしば本体の枝の外面に乗って支持しながら移動するので、本体の枝の外面が割れて美観を害するようになる問題点があり、これは結局、本体の枝にパネル構造の動物休息板の以外に愛玩動物が休むことができる便宜施設がないという不便な問題点が相変わらず残るようになる。
【0007】
参考までに、前述した先行技術発明は本発明が属する技術分野の背景技術を意味し、従来技術を意味するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】韓国特許第10−2006−0087716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、最近の愛玩動物を育てる消費者らの要求条件に応ずるために開発されたものであって、愛玩動物が鋭い爪で上り下りする過程で、爪の一部が摩擦手段に引き込まれるようにすることで、愛玩動物が容易に遊び器具を上り下りすることができ、かつ愛玩動物自身の体や爪、歯などを擦り付けたり噛んだりしながらストレス解消及び健康鍛練機能に使われるように容易に取替え可能な摩擦手段が取替え可能であるので、メインテナンス費用が低減され、また暗室が維持されるように休み部を設けて、愛玩動物が休み部のポケットに入って休むことができるように便宜施設を提供することができる組立式愛玩動物用遊び器具を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上面に締結孔を有する柱が形成されたベースパネルと前記柱の締結孔にねじ締結される締結突起が下部に形成され、上部には結合孔が形成された延長棒と前記延長棒の外面を巻きながら配置される摩擦ロープと前記延長棒の結合孔にねじ締結される結合突起が下部に形成され、葉が設けられた枝部からなることを特徴とする。
【0011】
また、前記延長棒には外面に螺旋の溝部がさらに形成され、前記摩擦ロープが前記溝部に沿って巻かれるように配置されて、愛玩動物の移動により前記摩擦ロープが垂れたり解けたりすることを防止するようになったことを特徴とする。
【0012】
また、前記柱と前記延長棒との間には愛玩動物が支持しながら休むことができるように下部支持パネルがさらに介されるように配置され、前記延長棒と前記枝部との間には上部支持パネルがさらに介されるように配置されることを特徴とする。
【0013】
また、前記柱と前記延長棒との間、または前記延長棒と前記枝部との間には貫通孔を有する休み部がさらに配置され、前記休み部は前記貫通孔が形成された連結パネルと引込口を有するリング部からなる固定パネルと、前記リング部の下部に形成されて前記リング部を通じて引き込まれる愛玩動物が配置されるポケットからなることを特徴とする。
【0014】
また、前記リング部には前記引込口を開放または閉鎖するように軸回動されるように枠に摩擦リングが嵌合されたドアがさらに設置されて、前記ポケットの内部空間が暗い暗室になるようにすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明の組立式愛玩動物用遊び器具は、鋭い爪で上り下りする過程で爪の一部が引き込まれるように摩擦ロープを具備させて、愛玩動物が容易に遊び器具を上り下りすることができるようになり、特に愛玩動物が容易に上り下りすることができ、かつ自身の体や爪、歯などを擦り付けたり噛んだりしながらストレス解消及び健康鍛練機能に使われるように、摩擦手段である摩擦ロープが容易に取替え可能であるので、メインテナンス費用も格段に低減され、暗室が維持されるように休み部を設けて、愛玩動物が休み部のポケットに入って楽に休むことができるように便宜施設が提供できることと期待される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の第1実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具を示す結合状態斜視図である。
【
図2】本発明の第1実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具を示す分離状態斜視図である。
【
図3】本発明の第1実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具を示す使用状態斜視図である。
【
図4】本発明の第2実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具を示す分離状態斜視図である。
【
図5】本発明の第3実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具に適用構成される摩擦ロープが巻かれる延長棒を示す構造図である。
【
図6】本発明の第4実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具に適用構成される猫が休む休み部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、添付の図面を参照して本発明に係る組立式愛玩動物用遊び器具の好ましい実施形態を添付の図面を参照して説明する。この過程で、図面に図示された線の厚さや構成要素のサイズなどは、説明の明瞭性及び便宜上、誇張して図示されることがある。また、後述する用語は本発明での機能を考慮して定義された用語であって、これは、使用者、運用者の意図または慣例によって変わることがある。したがって、このような用語に対する定義は、本明細書の全般に亘った内容に基づいて下されるべきである。
【0018】
また、下記の実施形態は本発明の権利範囲を限定するものでなく、単に例示として提示するものであり、本技術思想を通じて具現される多様な実施形態がありうる。
【0019】
図1は本発明の第1実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具の結合状態図であり、
図2は本発明の第1実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具の分離状態図であり、
図3は本発明の第1実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具の使用状態図であり、また
図4は本発明の第2実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具の分離状態図であり、
図5は本発明の第3実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具の構成要素のうちの延長棒の構造を示すものであり、
図6は本発明の第4実施形態に係る組立式愛玩動物用遊び器具の構成要素のうちの休み部の任意実施形態を示すものである。
【0020】
図面に図示したように、本発明の組立式愛玩動物用遊び器具(以下、説明の便宜上、遊び器具と称する)は、愛玩動物が乗って上り下りしたり、ぶら下がって遊んだりし、休息を取ることができるようにしたものであって、このような遊び器具10は、底に接地されるベースパネル20を基準に、その上側に他の構成要素を互いに連結結束させる延長棒30と共に、爪の鋭い愛玩動物、特に猫が爪や歯を研いだり擦ったりしてストレスを解消することができる摩擦手段であって、摩擦ロープ40、そして多数の枝部50からなる。
【0021】
まず、ベースパネル20は合成樹脂材または金属材からなり、上面中央には上向きに突出するように柱21が一体形成され、前記柱21の上面には内周縁に螺旋を有する締結孔211が形成される。
【0022】
また、ベースパネル20は、
図1に示すように、基本的に安定した形態の四角のパネル形状に形成されることが好ましく、四角の以外に円形多角形の多様な形状に形成させることもでき、多数のバー形態に形成させることもできる。
【0023】
そして、延長棒30は合成樹脂材または金属材からなり、底面には柱21の締結孔211にねじ締結される締結突起31が下部に形成され、上部には内周縁に螺旋を有する結合孔32が形成されて、互いにねじ結合されることを基本とするが、場合によっては、互いに一定押圧により簡単に嵌め込んで互いに嵌合結束する脱付着可能な結合構造をなすことができることは勿論である。
【0024】
また、延長棒30は
図1に示すように、基本的に軟らかい円形の棒形状に形成され、場合によって、四角または多角形に形成させることも可能である。
【0025】
そして、愛玩動物がストレスを解消するために、噛んだり、研いだり、擦り付けたりすることができるように摩擦手段として使われる摩擦ロープ40は、延長棒30の外面を巻きながら配置されるが、これは愛玩動物である猫が基本的に自身の体や爪、歯などを擦り付けたり噛んだりしながらストレス解消及び健康鍛練機能に使われるようにするところ、 場合によっては、猫がストレス解消は勿論、よじ登る過程で爪の端部が前記摩擦ロープ40の内側に引き込まれて容易によじ登ることができるようにする機能も提供される。
【0026】
また、摩擦ロープ40は、
図2のように、斜線形態に溝部33が形成された延長棒30の外面を螺旋方向に覆いかぶせた後、接着固定され、これとは異なり、摩擦ロープ40で延長棒を覆いかぶせた後、巻かれた端部に終端部を縛って固定させることも可能である。これは、延長棒30の外面に摩擦ロープ40の過度な露出を減らし、かつ前記摩擦ロープ40が延長棒30の溝部33に沿って陥没するように巻かれながら、より安定した結束状態が維持できるようにする効果と、猫の接触に従う結束が容易に緩むことを防止することができる確実な固定状態が提供できるようにする。
【0027】
また、摩擦ロープ40は主に藁を綯ってロープ形態に作ったものが使われ、これとは異なり、相対的に耐久性が強い、かつ、きれいな繊維材または合成繊維材からなるロープを使用することも可能である。
【0028】
そして、枝部50は愛玩動物と利用者に視覚的な美しさを提供することができる構成要素であって、延長棒30の結合孔32にねじ締結される結合突起51が下部に形成され、上部には葉52が設けられる。このような枝部50は、基本的に合成樹脂材として形成させることが好ましい。
【0029】
上記のように構成される本発明の組立式愛玩動物用遊び器具が組み立てられる設置過程を説明すると、まず、ベースパネル20を設置する場所に配置した状態で順次に前記ベースパネル20の柱に延長棒30をねじ結合し、前記延長棒30に枝部50をねじ結合した後、延長棒30の外面を覆いかぶせながら摩擦ロープ40を巻取させた後、固定させることで、一連の過程を終えるようになる。
【0030】
図4を参照すると、延長棒30には外面に螺旋の溝部33がさらに形成され、前記摩擦ロープ40が前記溝部33に沿って巻かれるように配置されて、愛玩動物の移動により前記摩擦ロープ40が垂れたり解けたりすることを防止するようになり、溝部33に沿って摩擦ロープ40を巻けばよいので、設置が容易になる。この際、溝部33に巻かれた摩擦ロープ40の上端部と下端部はバンドで覆いかぶせて結び付けて固定させることが好ましい。
【0031】
図5を参照すると、柱21と延長棒30との間には愛玩動物が支持しながら休むことができるように下部支持パネル60がさらに介されるように配置され、前記延長棒30と前記枝部50との間には上部支持パネル70がさらに介されるように配置される。
【0032】
即ち、下部支持パネル60は合成樹脂材からなり、愛玩動物が登って安らかに休む過程で滑りが防止されるように上面に繊維材または合成繊維材からなる摩擦シート61がさらに付着され、前記締結突起31に嵌合されるように嵌合孔62が形成されることによって前記締結突起31が前記嵌合孔62を貫通して前記締結孔211に締結され、また前記下部支持パネル60が前記ベースパネル20と前記延長棒30との間に圧着固定されるように配置される。
【0033】
そして、上部支持パネル70は、
図2に示すように、後述する枝部50の結合突起51に嵌合孔72を嵌めた後、前記結合突起51が前記結合孔32に締結されるようにすることで、前記延長棒30と前記枝部50との間に圧着固定されるように配置され、上面には滑りを防止するように摩擦シート71が付着される。
【0034】
図6を参照すると、柱21と延長棒30との間または前記延長棒30と前記枝部50との間には貫通孔811aを有する休み部80がさらに配置され、前記休み部80は前記貫通孔811aが形成された連結パネル811と前記連結パネル811と一体形成され、引込口812aを有するリング部812からなる固定パネル81と、前記リング部812の下部に形成されて前記リング部812を通じて引き込まれる愛玩動物が配置される繊維材からなるポケット82からなる。
【0035】
この際、リング部812には引込口812aを開放または閉鎖するように軸回動されるように枠に環形の摩擦リング91が嵌合されたドア90がさらに設置されて、前記ポケット82の内部空間が暗い暗室になるようにすることが好ましい。
【0036】
即ち、愛玩動物、特に猫の場合、気が安い、休むことができる暗い暗室を好むが、前記貫通孔811aと引込口812aを有する固定パネル81にポケット82を融着または粘着させ、前記貫通孔811aを前記枝部50の結合突起51に嵌めて枝部50と延長棒30との間に休み部80を配置させるか、または前記延長棒30の締結突起31に貫通孔811aを嵌めて前記延長棒30と前記柱21との間に休み部80を配置させるようになる。
【0037】
また、引込口812aにドア90を設けて内部空間を暗くすると共に、摩擦リング91が引込口812aの内周縁に摩擦されて愛玩動物の押圧によりドア90が回転するようにすると共に、引込口812aとドア90との間に隙間が生じて光が流入することを防止するようになる。
【符号の説明】
【0038】
10:遊び器具 20:ベースパネル
30:延長棒 40:摩擦ロープ
50:枝部 60:下部支持パネル
70:上部支持パネル 80:休み部
90:ドア 21:柱
211:締結孔 31:締結突起
32:結合孔 33:溝部
51:結合突起 52:葉
61:摩擦シート 62:嵌合孔
71:摩擦シート 72:嵌合孔
81:固定パネル 811:連結パネル
811a:貫通孔 812:リング部
812a:引込口 82:ポケット
91:摩擦リング
【国際調査報告】