(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-532240(P2017-532240A)
(43)【公表日】2017年11月2日
(54)【発明の名称】車用スマートライト装置
(51)【国際特許分類】
B62J 6/02 20060101AFI20171006BHJP
【FI】
B62J6/02 Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2017-512967(P2017-512967)
(86)(22)【出願日】2014年10月14日
(85)【翻訳文提出日】2017年3月3日
(86)【国際出願番号】CN2014088553
(87)【国際公開番号】WO2016058129
(87)【国際公開日】20160421
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】598122496
【氏名又は名称】李 文 嵩
(74)【代理人】
【識別番号】110000419
【氏名又は名称】特許業務法人太田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】李 文嵩
(57)【要約】
【課題】ユーザーが騎乗する過程において、曲がり角の死角に当たる時に、自転車の曲がり時の角度と横力を測定し、曲がる方向によって点灯され、さらに自転車が曲がる時に最適な輝度、照射角度に補い、警告の機能を達する車用スマートライト装置を提供する。
【解決手段】本発明の車用スマートライト装置は、自転車とバイクに取り付けられ、環境の照明と警告をするための車用スマートライト装置であって、メインライト本体と2つの副ライト本体とを含み、該メインライト本体の内に、1つのセンサ部品が設けられ、自転車とバイクが曲がる時に発生するカント角と横力を測定し、さらに1つのマイクロ計算部品が該メインライト本体の内に設けられ、該センサ部品が該マイクロ計算部品と互いに連接し、測定された自転車とバイクが曲がる時に発生するカント角と横力を該マイクロ計算部品に送信し、該副ライト本体が該メインライト本体の外周の両側に設けられ、各該副ライト本体が該マイクロ計算部品と電気接続し、該マイクロ計算部品が該センサ部品から送信されたデータによって各該副ライト本体の点滅を制御する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自転車とバイクに取り付けられ、環境の照明と警告をするための車用スマートライト装置であって、
メインライト本体と2つの副ライト本体とを含み、
該メインライト本体の内に、1つのセンサ部品が設けられ、自転車とバイクが曲がる時に発生するカント角と横力を測定し、さらに1つのマイクロ計算部品が該メインライト本体の内に設けられ、該センサ部品が該マイクロ計算部品と互いに連接し、測定された自転車とバイクが曲がる時に発生するカント角と横力を該マイクロ計算部品に送信し、
該副ライト本体が該メインライト本体の外周の両側に設けられ、各該副ライト本体が該マイクロ計算部品と電気接続し、該マイクロ計算部品が該センサ部品から送信されたデータによって各該副ライト本体の点滅を制御することを特徴とする車用スマートライト装置。
【請求項2】
該マイクロ計算部品の内にさらに演算論理ユニットと制御ユニットが設けられ、該演算論理ユニットが該センサ部品で測定された自転車の曲がりカント角と横力を計算し、さらに演算して制御数値を得、該制御数値が該制御ユニットに送信されて各該副ライト本体のオンオフ作動を制御することを特徴とする請求項1に記載の車用スマートライト装置。
【請求項3】
該演算論理ユニットが自転車の曲がりカント角と横力を計算する公式がであり、
Gx、Gy、Gzがセンサ部品で測定された3次元の横力であり、AngleX.Zが、X軸とZ軸との間に自転車が左右に振れる力ベクトルであることを特徴とする請求項1又は2に記載の車用スマートライト装置。
【請求項4】
該マイクロ計算部品と各該副ライト本体との間にさらに駆動器が設けられ、各該駆動器が該マイクロ計算部品と電気接続し、さらにそれに対応する該副ライト本体のオンオフ動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の車用スマートライト装置。
【請求項5】
該センサ部品が加速度計であることを特徴とする請求項1に記載の車用スマートライト装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車用スマートライト装置に関し、特に、自転車とバイクに適用し、マイクロ計算部品によって左折、右折する時に発生する慣性横力と曲がり時の側面角との配合を検出して演算し、さらに左、右光源の輝度の不足を補い、適用性が優れたライト装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自転車は世界に最も人気があるレクリエーションスポーツであり、体力の頑健に加え、風景を閲覧し、心を養い、家族や友人との感情を促進するため、老若男女が暇で屋外に自転車を騎乗して運動する。自転車を騎乗する利点が多いが、一番重要なのは安全上の懸念がある。時には使用者が日中に仕事、学校にいるため視線が良い時間に騎乗することができず、夜間に運動をしなければならないが、夜間に暗くなり、視線が悪いので、騎乗に危険の発生が容易であるため、使用者が自転車に照明装置を取り付けて周囲の環境の照明と警告に使用し、さらに自転車の他に、バイクも現在多くの若者又は熱情がある老人が追いかけるものである。バイクが体力上と時間上の消費に自転車と異なるため、多くの人がバイクで島巡りをし、あるいは遠い場所へ旅行を行う。
【0003】
騎乗の過程において、そのルートがまっすぐではなく、使用者がある程度湾曲した道路に騎乗する時に、容易に対向車の運転者が死角を有し、使用者が曲がりを準備することをすぐ見つけられないため、衝突の危険の発生になる。また、普通の自転車用照明装置の光源の照明光路が直線式であり、光源の照明で警告又は曲がる時の死角への照明を全然使用者に提供することができないことなどの欠点を有するため、使用者の騎乗上の安全を守るために、関連業者がこの問題を対処しなければならない。台湾実用新案登録第M447349号の『自転車用スマートライト装置』を参照し、少なくとも、照明ライト組が設けられるライト本体と、外部の電池ホルダーに接続される回路基板と、輝度センサと、回路基板に連接されるスクロールスイッチとを含み、ライト本体が中空のケース、内ケース、及び後カーバーからなり、中空ケースの底面が自転車に固定可能の締め具と結合し、回路基板が内ケースの収容空間に設けられ、回路基板が照明ライト組と輝度センサとに電気接続し、輝度センサが中空ケースの上面に設けられ、これにより、輝度センサが光源の輝度をセンサすることで、回路基板のチップ処理装置がセンサされる輝度値によって照明ライト組の光強度を調整し、さらにスクロールスイッチにより停止、前進状態を検出し、自動にオンオフの機動性を達し、無段式の光強度を自動に調節する及び省エネルジーを達する構造である。
【0004】
上記は自転車用ライトであり、その特徴が環境の光源によってライトの光強度を変えることができ、さらに自転車の騎乗過程に発生する様々な状況に応じて光線を調節、制御することを達し、それが光線の強度の向上で曲がる時の警告の問題を補足できるが、自転車が曲がり角の辺に行く時に、時には人体の反応が判断又は注意することが間に合わず、またも衝突の危険の発生をもたらす。従って、関連業者が、自転車が曲がる時に死角が発生する状況では、どのように照明の問題を解決することを考慮する必要がある。
【0005】
上記の問題を鑑みて、本発明者が時間を投入して関連知識を研究し、各製品の利点と欠点を比較し、その関連製品の研究と開発を行い、多くの試験とテストを通じて、上記の欠点を改善し、大衆の必要を満たす車用スマートライト装置に至った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010-40528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の主な目的は、ユーザーが騎乗する過程において、曲がり角の死角に当たる時に、自転車の曲がり時の角度と横力を測定し、曲がる方向によって点灯され、さらに自転車が曲がる時に最適な輝度、照射角度に補い、警告の機能を達し、従来の照明装置が補光の機能を具有せず、光線の光路が直線式であり、曲がる方向によって照明方向を変えることがない欠点を改善する車用スマートライト装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を解決するために、本発明は、車用スマートライト装置を提供するものである。本発明の車用スマートライト装置は、自転車とバイクに取り付けられ、環境の照明と警告をするための車用スマートライト装置であって、メインライト本体と2つの副ライト本体とを含み、該メインライト本体の内に、1つのセンサ部品が設けられ、自転車とバイクが曲がる時に発生するカント角と横力を測定し、さらに1つのマイクロ計算部品が該メインライト本体の内に設けられ、該センサ部品が該マイクロ計算部品と互いに連接し、測定された自転車とバイクが曲がる時に発生するカント角と横力を該マイクロ計算部品に送信し、該副ライト本体が該メインライト本体の外周の両側に設けられ、各該副ライト本体が該マイクロ計算部品と電気接続し、該マイクロ計算部品が該センサ部品から送信されたデータによって各該副ライト本体の点滅を制御する。自転車とバイクが左折する時に、該メインライト本体の内に設けられる該センサ部品が自転車とバイクの振れる角度と横力を測定し、さらに情報を該マイクロ計算部品に送信し、該メインライト本体の左側にある該副ライト本体の点灯を起動することを制御し、一方では自転車が右折する時に、該マイクロ計算部品が該メインライト本体の右側にある該副ライト本体の点灯を起動することを制御し、このような制御により、自転車とバイクが曲がる時に該メインライト本体の照明に輝度の不足を補うことができる。
【0009】
本発明の更なる技術特徴とは、該マイクロ計算部品の内にさらに演算論理ユニットと制御ユニットが設けられ、該演算論理ユニットが該センサ部品で測定された自転車の曲がりカント角と横力を計算し、さらに演算して制御数値を得、該制御数値が該制御ユニットに送信されて各該副ライト本体のオンオフ作動を制御する。
【0010】
本発明の更なる技術特徴とは、該演算論理ユニットが自転車の曲がりカント角と横力を計算する公式がであり、
Gx、Gy、Gzがセンサ部品で測定された3次元の横力であり、AngleX.Zが、X軸とZ軸との間に自転車が左右に振れる力ベクトルである。
【0011】
本発明の更なる技術特徴とは、該マイクロ計算部品と各該副ライト本体との間にさらに駆動器が設けられ、各該駆動器が該マイクロ計算部品と電気接続し、さらにそれに対応する該副ライト本体のオンオフ動作を制御する
【0012】
本発明の更なる技術特徴とは、該センサ部品が加速度計である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の作動の流れを示すブロック図である。
【
図2】本発明を取り付ける自転車が左折する時の作動を示す図である。
【
図3】
図2における左側にある副ライト本体が補光を行う状態を示す図である。
【
図4】本発明を取り付ける自転車が右折する時の作動を示す図である。
【
図5】
図4における右側にある副ライト本体が補光を行う状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0014】
本発明が達成できる上述の目的と効果を更に詳しく説明するために、本発明の好ましい実施例及び図に合わせてその特徴と効果を詳細に説明し、本発明の上述の目的、特徴、及び効果がこれにより詳細且つ具体的に理解できる。下記は本発明の好ましい実施例であり、本発明の範囲を形式上に制限するものではない。
図1〜
図5を参照し、本発明の車用スマートライト装置を示す。本発明の実施形態による車用スマートライト装置は、自転車10とバイクに取り付けられ、環境の照明と警告をするための車用スマートライト装置であるが、自転車10に制限するものではなく、バイク(図に示せず)に取り付けられることも可能である。本発明の実施形態による車用スマートライト装置は、メインライト本体1と2つの副ライト本体3とを含み、該メインライト本体1の内に、1つのセンサ部品11が設けられ、自転車10とバイクが曲がる時に発生するカント角と横力を測定し、さらに1つのマイクロ計算部品2が該メインライト本体1の内に設けられ、該センサ部品11が該マイクロ計算部品2と互いに連接し、測定された自転車10とバイクが曲がる時に発生するカント角と横力を該マイクロ計算部品2に送信し、該副ライト本体3が該メインライト本体1の外周の両側に設けられ(2つの該副ライト本体とメインライト本体1とが一体に設置されることもよい)、各該副ライト本体3が該マイクロ計算部品2と電気接続し、該マイクロ計算部品2が該センサ部品11から送信されたデータ(横力と、自転車とバイクの振れる角度)によって各該副ライト本体3の点滅を制御する。自転車10が左折する時に、該メインライト本体1の内に設けられる該センサ部品11が自転車10の振れる角度と横力を測定し、さらに情報を該マイクロ計算部品2に送信し、該メインライト本体1の左側にある該副ライト本体3の点灯を起動することを制御し、一方では自転車10が右折する時に、該マイクロ計算部品2が該メインライト本体1の右側にある該副ライト本体3の点灯を起動することを制御し、このような制御により、自転車10が曲がる時に該メインライト本体1の照明に輝度の不足を補うことができる。
【0015】
以上の説明は、本発明の実施例の主な技術特徴を示し、本願の請求項1の内容に対応したものであり、本発明の目的と実施形態を詳細に分かり、他の従属請求項に記載される技術特徴が請求項1の内容をさらに詳しく説明するもの又は付加技術特徴であり、請求項1の実施範囲を限定するものではなく、本発明の請求項1が必ずしも他の従属請求項に記載される技術特徴を含むものではない。
【0016】
使用者が自転車10を騎乗する過程において、仮に左、右折りの幅が大きい場合に、曲がる時に発生する死角で対向車が認識できない状況を避けるために、該センサ部品11が、自転車10を騎乗して曲がる時に自転車10が受けられる各方向の横力それが振れる方向角度を測定し、該センサ部品11が測定した後、データを該マイクロ計算部品2に送信して演算、変換、解析し、データを各該副ライト本体3の作動を制御する信号に変換し、このようにして、メインライト本体1の両側にある副ライト本体3が自転車10の曲がる方向、角度によって起動され、該メインライト本体1の照明に存在する死角を補うことができ、使用者が曲がる時に、対向車の運転者が明らかに認識させ、騎乗の安全性を向上する。
【0017】
該マイクロ計算部品2の使用に関し、本発明においてその主な機能が、該センサ部品11が測定した横力と振れる角度を計算するため、該マイクロ計算部品2の内にさらに演算論理ユニット21と制御ユニット22が設けられ、該演算論理ユニット21が横力と角度を演算して制御数値23を得、該制御数値23を該制御ユニット22に送信して各該副ライト本体3のオンオフ作動を制御し、該演算論理ユニットが自転車の曲がりカント角と横力を計算する公式がであり、Gx、Gy、Gzが空間に自転車が受けられる3つの方向、即ち3次元の横力であり、本発明が測定した方向がX軸とZ軸を主とし、自転車10が曲がる時に受けられるX軸線の横力とZ軸線の横力を基準とし、上記の公式によってX軸とZ軸に生成される力ベクトルを演算すると、自転車10が曲がる時に受けられる総横力を分かり、例えば、自転車10の前進が左折する時に、該センサ部品11で測定した横力と角度を該マイクロ計算部品2の内に設けられる該演算論理ユニット21に送信して計算し、総横力が基準横力(1Gの力)より大きくなり、さらに自転車10の傾斜角度が該マイクロ計算部品2に設定される左折りの角度より大きくなると、該演算論理ユニット21で計算された結果を該制御ユニット22に送信した後、該制御ユニット22がすぐに該メインライト本体1の左側にある該副ライト本体3の点灯を起動することを制御するので、曲がる時に該メインライト本体1の照明に存在する死角の不足を補うことができる。
図2、3を参照し、
図1は補助説明である。
【0018】
上記の説明に続き、自転車10の前進が右折する時に、該センサ部品11で自転車10が右折する時に受けられる各方向の総横力と自転車10が振れる角度を測定し、この両者の測定データを該マイクロ計算部品2の内に設けられる該演算論理ユニット21に送信して計算し、総横力が基準横力(1Gの力)より大きくなり、さらに自転車10の右折りの角度が該マイクロ計算部品2に設定される右折りの角度より大きくなると、該演算論理ユニット21で計算された制御数値23が該制御ユニット22に送信され、該制御ユニット22により該メインライト本体1の右側にある該副ライト本体3の点灯を起動することを制御し、光源を照射し、自転車10が右折する時に該メインライト本体1の照明に存在する死角の不足を補うことができる。
図3、4を参照し、
図1は補助説明である。
【0019】
上記により、自転車10が左折、右折する時に、各該副ライト本体3の補光が、該センサ部品11と2該マイクロ計算部品2との配合、及び該マイクロ計算部品2の内に設けられる該演算論理ユニット21が精確に演算を行うことにより、使用者が曲がる時の安全性を保障する共に、対向車の運転者の注意を警告する。さらに、もう一つ取り上げたいのは、該マイクロ計算部品2と各該副ライト本体3との間にさらにそれぞれに駆動器4が設けられ、各該駆動器4が各該副ライト本体3の起動を制御し、該マイクロ計算部品2の該制御ユニット22が該演算論理ユニット21で演算された制御数値23を受信した後、各該駆動器4を制御し、それに対応する該副ライト本体3を起動して照明の補光とする。
図1を参照する。
【0020】
また、本発明が該センサ部品11に加速度計を採用する。加速度計も慣性センサユニットと言われ、その主な機能が物体の速度の変化率を計測し、普通に距離と衝撃力の計測に使用され、例えば、自動車用エアバッグ装置が挙げられるが、微小電気機械システム(MEMS)の技術での加速度計が小型化、高信頼性、低電力などの特徴を有するため、自動車エレクトロニクスの分野に広く適用されている。加速度計の作動原理は、加速度計が外の物体()と共に外力を受けて加速運動を行う時に、マスが慣性力の作用で反対方向へ運動する。これで分かるように、使用者が自転車10を騎乗して曲がる時に自転車10がマスに相当し、慣性力の作用で反対方向へ運動し、これにより、加速度計が横力と振れる角度を計測することができる。
【符号の説明】
【0021】
10 自転車
1 メインライト本体
11 センサ部品
2 マイクロ計算部品
21 演算論理ユニット
22 制御ユニット
23 制御数値
3 副ライト本体
4 駆動器
【国際調査報告】