特表2017-532364(P2017-532364A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ インディビオール・ユー・ケイ・リミテッドの特許一覧

特表2017-532364ドーパミンD3レセプターのアンタゴニスト化合物
この文献は図面が300枚以上あるため,図面を表示できません.
<>
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-532364(P2017-532364A)
(43)【公表日】2017年11月2日
(54)【発明の名称】ドーパミンD3レセプターのアンタゴニスト化合物
(51)【国際特許分類】
   C07D 403/12 20060101AFI20171006BHJP
   C07D 413/14 20060101ALI20171006BHJP
   C07D 405/14 20060101ALI20171006BHJP
   C07D 401/14 20060101ALI20171006BHJP
   C07D 403/14 20060101ALI20171006BHJP
   C07D 417/14 20060101ALI20171006BHJP
   C07D 409/14 20060101ALI20171006BHJP
   C07D 471/04 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/422 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/4196 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/454 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/4439 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/501 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/506 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/497 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/427 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/433 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/437 20060101ALI20171006BHJP
   A61K 31/4245 20060101ALI20171006BHJP
   A61P 25/18 20060101ALI20171006BHJP
   A61P 25/30 20060101ALI20171006BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20171006BHJP
【FI】
   C07D403/12
   C07D413/14CSP
   C07D405/14
   C07D401/14
   C07D403/14
   C07D417/14
   C07D409/14
   C07D471/04 101
   C07D471/04 107Z
   A61K31/422
   A61K31/4196
   A61K31/454
   A61K31/5377
   A61K31/4439
   A61K31/501
   A61K31/506
   A61K31/497
   A61K31/427
   A61K31/433
   A61K31/437
   A61K31/4245
   A61P25/18
   A61P25/30
   A61P43/00 111
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】380
(21)【出願番号】特願2017-523340(P2017-523340)
(86)(22)【出願日】2015年10月30日
(85)【翻訳文提出日】2017年6月26日
(86)【国際出願番号】GB2015053272
(87)【国際公開番号】WO2016067043
(87)【国際公開日】20160506
(31)【優先権主張番号】1419430.2
(32)【優先日】2014年10月31日
(33)【優先権主張国】GB
(31)【優先権主張番号】1419433.6
(32)【優先日】2014年10月31日
(33)【優先権主張国】GB
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516272478
【氏名又は名称】インディビオール・ユー・ケイ・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】特許業務法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】コレモネージ,スザンナ
(72)【発明者】
【氏名】ミケーリ,ファブリツィオ
(72)【発明者】
【氏名】セメラーロ,テレサ
(72)【発明者】
【氏名】タルシ,ルカ
【テーマコード(参考)】
4C063
4C065
4C086
【Fターム(参考)】
4C063AA01
4C063AA03
4C063AA05
4C063BB01
4C063BB02
4C063BB06
4C063BB08
4C063CC41
4C063CC47
4C063CC51
4C063CC52
4C063CC54
4C063CC58
4C063CC62
4C063CC67
4C063CC75
4C063CC76
4C063CC78
4C063CC92
4C063DD02
4C063DD04
4C063DD08
4C063DD12
4C063DD41
4C063EE01
4C065AA03
4C065AA04
4C065BB03
4C065BB06
4C065CC01
4C065DD03
4C065EE02
4C065HH05
4C065JJ01
4C065KK01
4C065LL01
4C065PP03
4C065PP04
4C065PP09
4C065PP10
4C086AA01
4C086AA02
4C086AA03
4C086BC60
4C086BC62
4C086BC67
4C086BC69
4C086BC71
4C086BC73
4C086BC82
4C086BC85
4C086CB05
4C086GA02
4C086GA04
4C086GA07
4C086GA08
4C086GA09
4C086GA10
4C086MA01
4C086MA04
4C086NA14
4C086ZA18
4C086ZC39
4C086ZC42
(57)【要約】
本開示は、新規のドーパミンD3レセプターアンタゴニスト、それらを調製するプロセス、これらのプロセスで使用される中間体、それらを含有する医薬組成物、及びそれらの治療における使用に関し、該治療には薬物依存及び精神病の治療が含まれる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、
Aは、飽和3〜6員炭素環であり、そのような環は、1つ以上のC1−4アルキル基で置換されていてもよく;
Bは、飽和4〜6員ヘテロ環であって、ここで1つまたは2つの炭素原子が少なくとも1つの窒素または酸素から選択されるヘテロ原子で置換されていてもよく、連結原子は常に窒素原子であり;そのような環はまた、炭素原子が、またはおそらくは別の窒素原子が、1つ以上のC1−4アルキル基で置換されていてもよく;
Gはアリール、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり、ベンゾ融合していてもよく、または、任意選択でハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、SF、C(=O)NH及びC(=O)(O)からなる群より選択される1つ、2つ、3つ、4つまたは5つの置換基で置換されていてもよく;
WはS、SO、O、CHRまたはNRであり;
nは0または1であり;
mは1または2であり;
pは1または2であり;
zはそれぞれ独立して0または1であり;
Rは水素またはC1−4アルキル;C1−4アルコキシであり;
はそれぞれ独立して水素またはF、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
はそれぞれ独立して水素またはF、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
はそれぞれ独立して水素またはC1−4アルキルであり;
はそれぞれ独立して水素またはC1−4アルキル;または−C(=O)C1−4アルキル;−C(=O)C1−4アルコキシC1−4アルキル;−C(=O)C3−6シクロアルキルであり;
はそれぞれ独立して水素またはC1−4アルキルであり;
はそれぞれ独立して水素またはC1−4アルキルであり;
はそれぞれ独立してハロゲン、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
はフェニル、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり;これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ、SF、C(=O)NH及びC(=O)(O)からなる群より選択される1つ、2つ、3つまたは4つの置換基で置換されていてもよく;
Yはフェニル、または5〜6員ヘテロ芳香族基、8〜11員ヘテロ芳香族基、飽和単環式3〜7員炭素環基及び8〜11員二環式炭素環基からなる群より選択される部分であり、そのような基はいずれも1つ以上の環炭素が、N(R、O、Sで置換されていてもよく;これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、オキソ、−NHC(=O)C1−4アルキル、−NR、SF、−(CHC(=O)NR、−C(=O)(O)、−C1−4アルキルCN、−SONR、Y’またはOY’から選択される1つ、2つまたは3つの置換基で置換されていてもよく;
Y’はフェニル、または1つまたは2つのR基で置換されていてもよい5〜6員ヘテロ芳香族基であり;ただしY、Y’及びGは同時にフェニルとなることはない)の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項2】
式(I)の化合物のA及びBが、
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである)より選択される、式(IA)の、請求項1に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項3】
式(I)の化合物のA及びBが、
【化3】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである)より選択される、式(IB)の、請求項1に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項4】
式(IIA)
【化4】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである)の、請求項1に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項5】
式(IIB)
【化5】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである)の、請求項1に記載の化合物またはその製薬上許容される塩。
【請求項6】
式(IIIA)
【化6】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである)の、請求項1に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項7】
式(IIIB)
【化7】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである)の、請求項1に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項8】
式(VA)
【化8】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである)の、請求項1に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項9】
式(VB)
【化9】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである)の、請求項1に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項10】
立体配置(1R,3S)または(1S,3S)に富化された式(IIC)
【化10】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、請求項1で定義したとおりである)の、請求項1に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項11】
WはSであり、R、R及びRは水素である、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項12】
Gはフェニルまたはピリジルであって、ハロ、C1−4アルキル及びハロC1−4アルキルから独立して選択される1つ、2つ、または3つの基で置換されていてもよい、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項13】
Gは、フェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、2−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル、2,4−ジフルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−トリフルオロメチル−フェニル、2−トリフルオロメチル−4−フルオロフェニル、3,5−ジクロロフェニルから選択される、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項14】
は、任意選択で置換されていてもよい5〜6員ヘテロ芳香族基であり;好ましくは、Gは、少なくとも1つの環窒素を含む5〜6員ヘテロ芳香族基であり、前記ヘテロ芳香族基は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ、−C(=O)NH及び−C(=O)(O)からなる群より独立して選択される1つ、2つ、または3つの置換基で任意選択で置換されていてもよい、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項15】
は、
【化11】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、RはHまたはC1−4アルキルであり;任意選択で、RはC1−4アルキル、たとえばメチルである)である、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項16】
Yは、
・ シアノ、−C(=O)NH、スルホンアミド、アセチル、−CHCN、−CHC(=O)NH及びY’から選択される1つまたは2つの置換基で任意選択で置換されていてもよい、フェニル;
・ ゼロ、1つ、または2つの炭素原子がOまたはNRから独立して選択されるヘテロ原子で置換されている、飽和単環式3〜7員炭素環基;
・ 1つ以上のC1−4アルキルで、任意選択で置換されていてもよい、8〜11員二環式炭素環基;
・ ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、−(CHC(=O)N(R)、Y’及びOY’から選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい、5〜6員ヘテロ芳香族基;
・ 1つ、または2つ、または3つの炭素原子がNで置換されていてもよく、任意選択で1つ以上のC1−4アルキルで置換されていてもよい、8〜11員ヘテロ芳香族基
からなる群より選択される、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項17】
Yは、シアノ、−CHCN、−C(=O)R、−(CHC(=O)NR、−SONH及びY’から選択される1つまたは2つの置換基で置換されているフェニルであり、ここでY’は、オキサジアゾリル、テトラゾリル、トリアゾリル及びオキサゾリルから選択され、前記Y’は、C1−4アルキルで置換されていてもよく;任意選択で、Yは、シアノ、CHCN、アセチル、−CHC(=O)NH、−C(=O)NH、−SONH及びY’から選択される1つの置換基で置換されているフェニルであり、ここでY’は、オキサジアゾリル、テトラゾリル、トリアゾリル及びオキサゾリルから選択され、前記Y’は、任意選択でメチルで置換されていてもよく;
、R、R及びzは、請求項1で定義したとおりである、
請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項18】
Yは、ピリジル、ピリミジニル及びピラジニルから選択され、これらの基はいずれも、任意選択で、フルオロ、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、及び−C(=O)NRから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよく;任意選択で、Yは、C1−4アルキル及び−C(=O)NHから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい、ピリジルであり;
及びRは、請求項1で定義したとおりである、
請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項19】
基−(CHR)(CR(CRW−が、
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
である、請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項20】
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
(1S,3S/1R,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1R,3S/1S,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−,スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1.2.4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
(1S,3S/1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,R3)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス);
1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス、エナンチオマー1);
1−{4−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス);
1−{4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス);
3−メトキシ−1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]−ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}プロパン−1−オン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−(3−{[5−(1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(シス);
N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
5−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
5−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}−スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
5−[5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス);
1−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
4−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス);
1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
(1S,3S/1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−(3−{[5−(2,6−ジメチルピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(2−フルオロピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−(3−{[5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−(3−{[5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボニトリル(シス、エナンチオマー1);
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボニトリル(シス、エナンチオマー1);
5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス);
5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、エナンチオマー1);
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、エナンチオマー2);
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス);
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
5−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
6−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
6−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
N−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ−[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(5−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド(シス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S/1S,3R)5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(フラン−2−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(フラン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(チオフェン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(チオフェン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[2−(ピリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−5−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]−ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−{3−[(5−{1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル}−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1H−1,2,3,4−テトラゾール−5−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)−プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1);
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゾニトリル(シス、エナンチオマー1);
1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}エタン−1−オン(シス、エナンチオマー1);
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゼン−1−スルホンアミド(シス、エナンチオマー1);
2−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}アセトニトリル(シス、エナンチオマー1);
2−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}アセトアミド(シス、エナンチオマー1);
3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1);
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
(1R,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス);
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、エナンチオマー2);
から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその製薬上許容される塩。
【請求項21】
医薬として使用される、請求項1〜請求項20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
請求項1〜請求項20のいずれか1項に記載の化合物、及び製薬上許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項23】
ドーパミンDレセプターの調節が有益である状態を治療するのに用いられる、請求項1〜請求項20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
前記状態は、精神病もしくは精神病状態、または物質乱用である、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
前記状態は、統合失調症である、請求項23に記載の化合物。
【請求項26】
ドーパミンDレセプターの調節が有益である状態を治療する方法であって、有効量の請求項1〜請求項20のいずれかに記載の化合物を、それを必要とする哺乳類(たとえばヒト)に投与することを含んでいる、前記方法。
【請求項27】
前記状態は、精神病もしくは精神病状態、または物質乱用である、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記状態は、物質乱用である、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記精神病状態は、統合失調症である、請求項27に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
本願は、2014年10月31日にいずれも出願された英国特許出願第GB1419430.2号及び同第GB1419433.6号の優先権を主張するものであり、それらの開示全体を参照により本明細書に援用する。
【0002】
本発明は、新規化合物、それらの調製プロセス、これらのプロセスで使われる中間体、それらを含有する医薬組成物、及びそれらのドーパミンDレセプターの調節因子としての治療用途に関する。
【背景技術】
【0003】
ドーパミンは脳の正常な機能に不可欠な役割を果たす神経伝達物質である。化学メッセンジャーとして、ドーパミンはアドレナリンと類似している。脳内では、ドーパミンはシナプス前ニューロンで合成され、シナプス前ニューロンとシナプス後ニューロンの間のスペースに放出される。ドーパミンは、運動、感情的応答、及び喜びや痛みを感じる能力を制御する脳内処理に影響する。したがって、ドーパミンの調節は、精神的及び肉体的健康において重要な役割を果たす。ドーパミンを含有するニューロンは、黒質と呼ばれる中脳部位に集中して存在する。脳内の異常なドーパミンのシグナル伝達は、薬物乱用、うつ、不安、統合失調症、トゥレット症、摂食障害、アルコール依存、慢性痛、強迫症、下肢静止不能症候群、及びパーキンソン病などの非常に多くの病状に関与している。
【0004】
ドーパミン分子は、シナプス後ニューロンのドーパミンレセプターに結合してこれを活性化させる。次にドーパミン分子は、ドーパミン・トランスポーター・タンパク質(DAT)によりシナプス前ニューロンに戻されて、モノアミンオキシダーゼ(MAO)によって代謝される。薬物乱用などの状態では、薬物がドーパミン・トランスポーターに結合して、ドーパミン分子の正常な流れを妨害する。ドーパミンの濃度過剰は、ドーパミンレセプターの過剰な活性化の原因となる。その他のパーキンソン病などの状態では、脳内に十分なドーパミンレセプターがないため、ドーパミンレセプターの活性化が不十分になる。
【0005】
ドーパミン作動性神経伝達は、5種のドーパミンレセプターにより仲介される。これらはD1様(すなわちD1とD5)とD2様(すなわちD2、D3、及びD4)レセプターサブタイプに分類することができる。ドーパミンD3レセプターは、現在、統合失調症、パーキンソン病、うつ及び他の神経疾患の治療に臨床的に使用されている薬剤の重要なターゲットとして関与している。また、諸研究では、強力かつ選択的なD3レセプターアンタゴニストは、薬物乱用を治療する薬物療法として治療効果があり得る、という証拠も提供されている。したがって、強力かつ選択的なD3レセプターアンタゴニストを発見し開発する相当な努力がなされている。
【発明の概要】
【0006】
ドーパミンレセプター、具体的にはドーパミンDレセプターと親和性のある新分類の化合物を見出した。これらの化合物は、Dレセプターの調節、特に拮抗/阻害が、たとえば薬物依存の治療に、または統合失調治療薬として有益である状態の治療に有用である。
【0007】
本開示は、式(I)の化合物またはその製薬上許容される塩を提供する。本開示は、D3レセプターに拮抗して、精神病や物質乱用を含む疾患を治療する方法を提供する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は、式(I)
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、
Aは飽和3〜6員炭素環であり、そのような環は1つ以上のC1−4アルキル基で置換されていてもよく;
Bは飽和4〜6員ヘテロ環であり、ここで1つまたは2つの炭素原子が少なくとも1つの窒素または酸素から選択されるヘテロ原子で置換されていてもよく、連結原子は常に窒素原子であり;そのような環はまた、炭素原子が、またはおそらくは別の窒素原子が、1つ以上のC1−4アルキル基で置換されていてもよく;
Gはアリール、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり、ベンゾ融合していてもよく、または、任意選択でハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、SF、C(=O)NH及びC(=O)(O)からなる群より選択される1つ、2つ、3つ、4つまたは5つの置換基で置換されていてもよく;
WはS、SO、O、CHRまたはNRであり;
nは0または1であり;
mは1または2であり;
pは1または2であり;
zはそれぞれ独立して0または1であり;
Rは水素またはC1−4アルキル;C1−4アルコキシであり;
はそれぞれ独立して水素またはF、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
はそれぞれ独立して水素またはF、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
はそれぞれ独立して水素またはC1−4アルキルであり;
はそれぞれ独立して水素またはC1−4アルキル;または−C(=O)C1−4アルキル;−C(=O)C1−4アルコキシC1−4アルキル;−C(=O)C3−6シクロアルキルであり;
はそれぞれ独立して水素またはC1−4アルキルであり;
はそれぞれ独立して水素またはC1−4アルキルであり;
はそれぞれ独立してハロゲン、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
はフェニル、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり;これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ、SF、C(=O)NH及びC(=O)(O)からなる群より選択される1つ、2つ、3つまたは4つの置換基で置換されていてもよく;
Yはフェニル、または5〜6員ヘテロ芳香族基、8〜11員ヘテロ芳香族基、飽和単環式3〜7員炭素環基及び8〜11員二環式炭素環基からなる群より選択される部分であり、そのような基はいずれも1つ以上の環炭素が、N(R、O、Sで置換されていてもよく;これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、オキソ、−NHC(=O)C1−4アルキル、−NR、SF、−(CHC(=O)NR、−C(=O)(O)、−C1−4アルキルCN、−SONR、Y’またはOY’から選択される1つ、2つまたは3つの置換基で置換されていてもよく;
Y’はフェニル、または1つまたは2つのR基で置換されていてもよい5〜6員ヘテロ芳香族基であり;ただしY、Y’及びGは同時にフェニルとなることはない)の化合物またはその製薬上許容される塩を提供する。
【0009】
「aryl(アリール)」という用語は、フェニル、ビフェニルまたはナフチルなどの、芳香族炭素環部分を指す。
【0010】
「5−6−membered heteroaromatic group(5〜6員ヘテロ芳香族基)」という用語は、O、N及びSから選択される1つ、2つ、3つまたは4つのヘテロ原子、たとえば1つから3つのヘテロ原子を含んでいる単環式5〜6員芳香族ヘテロ環基を指す。基が2つから4つのヘテロ原子を含む場合、1つはO、N及びSから選択され得、残りのヘテロ原子はNであり得る。5〜6員ヘテロ芳香族基の例としては、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、フリル、チエニル、チアジアゾリル、ピリジル、トリアゾリル、トリアジニル、ピリダジニル、ピリミジニル及びピラジニルが挙げられる。
【0011】
「8−11−membered heteroaromatic group(8〜11員ヘテロ芳香族基)」という用語は、全部で8、9、10または11の環原子を含む二環式芳香族環系を指し、ここで1つ、2つ、3つまたは4つまたは5つの環原子は、O、S及びNから独立して選択されるヘテロ原子である。この用語には、環が2つとも芳香族である二環系と、2つの環のうち1つが部分または完全飽和で、もう1つの環が芳香族である二環系とが含まれる。2環とも芳香族である、1つ、2つ、3つ、4つまたは5つのヘテロ原子を有する8〜11員二環式ヘテロ芳香族基の例としては、6H−チエノ[2,3−b]ピロリル、イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾリル、イミダゾ[5,1−b][1,3]チアゾリル、[1,3]チアゾロ[3,2−b][1,2,4]トリアゾリル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリルたとえばベンゾイミダゾール−2−イル、ベンゾオキサゾリルたとえばベンゾオキサゾール−2−イル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、ナフトリジニル、キノリル、キノキサリニル、キナゾリニル、シンノリニル、イソキノリル、1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル及び[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジニルが挙げられる。1つの環が部分または完全飽和である、1つ、2つ、3つ、4つまたは5つのヘテロ原子を有する8〜11員二環式ヘテロ芳香族基の例としては、ジヒドロベンゾフラニル、インダニル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリル、ベンゾオキサジニル及びベンゾアゼピニルが挙げられる。
【0012】
「C1−4alkyl(C1−4アルキル)」という用語は、1つから4つの炭素原子を有する、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル及びtert−ブチルなどのあらゆる異性体のアルキル基を指す。「n−C1−4alkyl(n−C1−4アルキル)」という用語は、上記に定義したような非分岐アルキルを指す。
【0013】
「C1−4alkoxy(C1−4アルコキシ)」という用語は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ及びtert−ブトキシなどの、1〜4炭素原子を有する直鎖または分岐鎖のアルコキシ(または「alkyloxy(アルキルオキシ)」基を指す。
【0014】
−C1−4alkylCN(−C1−4アルキルCN)という用語は、シアノ基で置換されたC1−4アルキル基、たとえば−CHCNを指す。
【0015】
「−C(=O)C1−4alkoxyC1−4alkyl(−C(=O)C1−4アルコキシC1−4アルキル)」という用語は、C(=O)基に連結して、たとえば式−C(O)−(CH1−4−O−C1−4アルキルの基を生成する、C1−4アルコキシの炭素を指す。
【0016】
「halogen(ハロゲン)」という用語及びその略記「halo(ハロ)」は、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)またはヨウ素(I)を指す。「ハロ」という用語が別の基の前に用いられる場合、その基は1つ、2つまたは3つのハロゲン原子で置換されていることを意味する。たとえば「haloC1−4alkyl(ハロC1−4アルキル)」は、トリフルオロメチル、ブロモエチル、トリフルオロプロピルなどの基、及びその他の、上記に定義したようなC1−4アルキル基由来の基を指す。また、「haloC1−4alkoxy(ハロC1−4アルコキシ)」という用語は、トリフルオロメトキシ、ブロモエトキシ、トリフルオロプロポキシなどの基、及びその他の、上記に定義したようなC1−4アルコキシ基由来の基を指す。
【0017】
「saturated mono 3−7 membered carbocyclic group(飽和単環式3〜7員炭素環基)」という用語及び「8−11 membered bicyclic carbocyclic group(8〜11員二環式炭素環基)」という用語は、3または4、5、6、または7員飽和単環基、または8、9、10、11員飽和二環基を指し、ここで1つ、2つ、3つ、4つまたは5つの炭素原子は、O、S及びN(R(たとえばNR)から独立して選択されるヘテロ原子で置換されていてもよく、部分または完全飽和である。ヘテロ原子を含む完全飽和である3〜7員炭素環基の例としては、ピロリジニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、イソチアゾリル、チアゾリル、テトラヒドロフラニル、ジオキソラニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、テトラヒドロチエニル、ジオキサニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル及びジチアニルが挙げられる。
【0018】
飽和3〜7員(たとえば3〜6員)炭素環基または環のなかに炭素原子のみを含む完全飽和である環の例としては、C3−7シクロアルキル、たとえばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル及びシクロヘプチルが挙げられる。環のなかに炭素原子のみを含む部分飽和である炭素環基の例としては、C4−7シクロアルケニル、たとえばシクロペンテニル及びシクロヘキセニルが挙げられる。
【0019】
「ヘテロ原子を含む3〜7員炭素環基」の、部分飽和である5〜6員単環の例としては、オキサゾリニル、イソアキサゾリニル(isoaxazolinyl)、イミダゾリニル、ピラゾリニル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジル及び3,6−ジヒドロ−2H−ピラニルが挙げられる。
【0020】
「8〜11員二環式炭素環基」の例としては、デカヒドロキノリニル、オクタヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジニル、8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル、8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]−オクタン及びオクタヒドロ−1H−シクロペンタ(b)ピリジニルが挙げられる。
【0021】
部分飽和「8〜11員二環基」の例としては、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル及び2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾアゼピニルが挙げられる。
【0022】
Bは、少なくとも1つの環窒素を含む飽和4〜6員ヘテロ環であり、Bはこの環窒素基によって−(CHR)(CR−に連結されていることに気付かれよう。この環窒素に加えて、Bは、O及びNから選択される環ヘテロ原子をさらに1つか2つ含んでいてもよい。Bは、未置換であるか、あるいは1つの環炭素または1つの可能な(available)環窒素原子が1つ以上のC1−4アルキル基で置換されていてもよい。
【0023】
本明細書では、「salt(塩)」という用語は、無機または有機の酸または塩基から本発明により調製される化合物のあらゆる塩、四級アンモニウム塩、及び内部形成(internally formed)塩を指す。生理学上許容される塩は特に医療用途に好ましいが、それは親化合物よりも水溶性が高いからである。そのような塩は、生理学上許容されるアニオンまたはカチオンを明白に有していなければならない。本発明の化合物の生理学上許容される好適な塩としては、塩酸、ヨウ化水素酸、リン酸、メタリン酸、硝酸及び硫酸などの無機酸、及び酒石酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸、安息香酸、ギ酸、プロピオン酸、グリコール酸、グルコン酸、マレイン酸、琥珀酸、カンファースルホン酸(camphorsulfuric)、イソチオン酸(isothionic)、粘液酸、ゲンチシン酸、イソニコチン酸、糖酸、グルクロン酸、フロ酸、グルタミン酸、アスコルビン酸、アントラニル酸、サリチル酸、フェニル酢酸、マンデル酸、エンボン(パモ)酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、パントテン酸、ステアリン酸、スルフィニル酸(sulfinilic)、アルギン酸、ガラクツロン酸及びアリールスルホン酸、たとえばベンゼンスルホン酸及びp−トルエンスルホン酸などの有機酸により形成された酸付加塩;アルカリ金属及びアルカリ土類金属、ならびにN,N−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン(N−メチルグルカミン)、リシン及びプロカインなどの有機塩基により形成された塩基付加塩;ならびに内部形成塩が挙げられる。生理学上許容されないアニオンまたはカチオンを有する塩は、生理学上許容される塩の調製の有用な中間体として、及び/または非治療的な、たとえばインビトロの状況で使用されるものとして、本発明の範囲内である。
【0024】
好ましい実施形態では、式(IA)の化合物が提供され、ここで式(I)の化合物のA及びBは、
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
より選択され得、
式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0025】
本発明の別の実施形態では、式(II)
【化3】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、ここで式(I)の化合物のA及びBは、5−アザスピロ[2.4]ヘプタン誘導体に対応し、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0026】
本発明の別の実施形態では、式(III)
【化4】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、ここで式(I)の化合物のA及びBは、6−アザスピロ[3.4]オクタン誘導体に対応し、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0027】
本発明の別の実施形態では、式(IV)
【化5】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、ここで式(I)の化合物のA及びBは、6−アザスピロ[2.5]オクタン誘導体に対応し、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0028】
本発明の別の実施形態では、式(V)
【化6】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、ここで式(I)の化合物のA及びBは、5−アザスピロ[2.5]オクタン誘導体に対応し、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0029】
環Bに対する置換基Gの位置は、「cis(シス)」または「trans(トランス)」の配置であってもなくてもよい。
【0030】
相対立体化学「シス」は、結合を太線で強調して表し、「トランス」相対立体化学は、結合を太字点線で強調して表す。
【0031】
好ましい実施形態では、式(IB)の化合物が提供され、ここで式(I)の化合物のA及びBは、
【化7】
[この文献は図面を表示できません]
より選択され得、
式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0032】
本発明の別の実施形態では、結合を太線で強調される「シス」配置を有する式(II)の化合物に対応する、式(IIA)
【化8】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0033】
本発明の別の実施形態では、結合を太字点線で強調される「トランス」配置を有する式(II)の化合物に対応する、式(IIB)
【化9】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0034】
本発明の別の実施形態では、結合を太線で強調される「シス」配置を有する式(III)の化合物に対応する、式(IIIA)
【化10】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0035】
本発明の別の実施形態では、結合を太字点線で強調される「トランス」配置を有する式(III)の化合物に対応する、式(IIIB)
【化11】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0036】
本発明の別の実施形態では、結合を太線で強調される「シス」配置を有する式(V)の化合物に対応する、式(VA)
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0037】
本発明の別の実施形態では、結合を太字点線で強調される「トランス」配置を有する式(V)の化合物に対応する、式(VB)
【化13】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0038】
式(IIA)の化合物は、キラル中心を少なくとも2つ、つまり分子の5−アザスピロ[2.4]ヘプタン部分の1位と3位に有していることが理解されよう。この固定のシス配置によって、この化合物はシクロプロパンのキラル中心に対するエナンチオマーである2つの立体異性体として存在し得る。また、大半の生体活性分子と同じく、生体活性レベルは所与の分子の個々の立体異性体間で異なり得ることが理解されよう。
【0039】
式(IIA)の化合物には、以下に示すように、シクロプロパン部分に少なくとも2つのキラル中心がある(太線の結合は「シス」立体配置を表す)。
【化14】
[この文献は図面を表示できません]
【0040】
G基の置換基によっては、立体配置は、カーン−インゴルド−プレローグ命名順位が異なるため、(1S,3S)になり得る。
【0041】
本発明のさらなる実施形態では、立体配置(1R,3S)または(1S,3S)に富化した式(IIA)の化合物の立体化学異性体に対応する、式(IIC)
【化15】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、G、W、Y、n、m、p、z、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0042】
本発明の文脈では、式(IIC)の立体配置(1R,3S)または(1S,3S)に富化された立体化学異性体は、一実施形態では、少なくとも90%のエナンチオマー過剰率(e.e)に対応するものとする。別の実施形態では、異性体は、少なくとも95%のe.eに対応する。別の実施形態では、異性体は、少なくとも99%e.eに対応する。
【0043】
本発明の化合物の絶対立体配置を決定するストラテジーには、第1のステップとして、(1R,3S/1S,3R)−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンの調製(調製物14)及びキラルHPLC手順を用いてのラセミ混合物の分割(調製物15)による、キラル中間体(1R,3S)−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
の調製が含まれた。
【0044】
標記化合物の絶対立体配置の特定は、所望のエナンチオマーから誘導し溶媒としてのEtOH中で単結晶を得るために結晶化(調製物290参照)させて得た、5−(4−メチルベンゼンスルホニル)−(1R,3S)−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンの結晶から得た単結晶X線構造により決定された。
【0045】
この分子は、2つの立体中心を示す。絶対構造を決定したところ、C1に対応する炭素原子の立体配置はRであり、C3に対応する炭素原子の立体配置はSであった。
【0046】
さらに絶対立体化学を確認するために、反対のエナンチオマーである(1S,3R)−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンも同様に誘導体化し(調製物291参照)、同じ分析に供したところ、C1に対応する炭素原子の立体配置はSであり、C3に対応する炭素原子の立体配置はRであることが確認された。
【0047】
(1R,3S)−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンまたは(1S,3R)−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(X線構造に基づき絶対立体化学は既知)から合成された化合物は、各エナンチオマー対に関して、5−アザスピロ[2.4]ヘプタン部分の絶対立体配置と、ドーパミンD3レセプターでの結合活性測定値との間に、共通の傾向が認められた。本発明の残りの化合物については、立体異性体を別々に評価して、当業者による妥当な推定に基づき絶対立体配置を特定した。すなわち、両エナンチオマーのドーパミンD3レセプターでの結合活性測定、及び詳細な分析に供された化合物のデータとの比較に基づき、次いで絶対立体配置を特定した。
【0048】
また、式(PI)の化合物
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、
Aは飽和3〜6炭素環であり、そのような環は1つ以上のC1−4アルキル基で置換されていてもよく;
Bは飽和4〜6炭素環であり、ここで1つまたは2つの炭素原子が少なくとも1つの窒素または酸素から選択されるヘテロ原子で置換されていてもよく、連結原子は常に窒素原子であり;そのような環はまた、炭素原子が、またはおそらくは別の窒素原子が、1つ以上のC1−4アルキル基で置換されていてもよく;
Gはアリール、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり、ベンゾ融合していてもよく、または、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SF、C(=O)NH、C(=O)ORからなる群より選択される1つ、2つ、3つまたは4つの置換基で置換されていてもよく;
WはS、SO、O、CHR、NRであり;
nは0または1であり;
mは1または2であり;
pは1または2であり;
Rは水素またはC1−4アルキル;C1−4アルコキシであり;
は水素またはF、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
は水素またはF、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
は水素またはC1−4アルキルであり;
はフェニル基、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり、これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SF、C(=O)NH、C(=O)ORからなる群より選択される1つ、2つ、3つまたは4つの置換基で置換されていてもよく;
YはH、または1つ以上の炭素原子がNR、O、Sで置換されていてもよい5〜6員ヘテロ芳香族基、飽和単環式3〜7員炭素環基もしくは8〜11員二環式炭素環基からなる群より選択される部分であり、これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SF、C(=O)NH、C(=O)ORから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよく;あるいは、
がフェニル基である場合、GとYは融合してベンゾ融合芳香族系またはヘテロ芳香族系を形成していてもよく、この系は、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、アミド、エステル、アミノC1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SFから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい)
またはその製薬上許容される塩が提供される。
【0049】
別の実施形態では、式(PII)
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、ここで式(PI)の化合物のA及びBは5−アザスピロ[2.4]ヘプタン誘導体に対応する。
【0050】
別の実施形態では、式(PIlI)
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、ここで式(PI)の化合物のA及びBは6−アザスピロ[3.4]オクタン誘導体に対応する。
【0051】
別の実施形態では、式(PIV)
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、ここで式(PI)の化合物のA及びBは6−アザスピロ[2.5]オクタン誘導体に対応する。
【0052】
環Bに対する置換基Gの位置は、「シス」または「トランス」の配置であってもなくてもよい。
【0053】
相対立体化学「シス」は、結合を太線で強調して表し、「トランス」相対立体化学は、結合を太字点線で強調して表す。
【0054】
別の実施形態では、結合を太線で強調される「シス」配置を有する式(PII)の化合物に対応する、式(PIIA)
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、G、W、Y、n、m、p、R、R、及びRは式(PI)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0055】
別の実施形態では、結合を太字点線で強調される「トランス」配置を有する式(PII)の化合物に対応する、式(PIIB)
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、p、R、R、R、R、及びRは式(PI)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0056】
別の実施形態では、結合を太線で強調される「シス」配置を有する式(PIII)の化合物に対応する、式(PIIIA)
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、G、W、Y、n、m、p、R、R、及びRは式(PI)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0057】
別の実施形態では、結合を太字点線で強調される「トランス」配置を有する式(PIII)の化合物に対応する、式(PIIIB)
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物が提供され、式中、G、p、R、R、R、R、及びRは式(PI)の化合物について上記に定義したとおりである。
【0058】
また、式(PNI)
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、
A及びBは、
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され、
Gはフェニル、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり、ベンゾ融合していてもよく、または、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SF、C(=O)NH、C(=O)ORからなる群より選択される1つ、2つ、3つまたは4つの置換基で置換されていてもよく;
WはS、SO、O、CHR、NRであり;
nは0または1であり;
mは1または2であり;
pは1または2であり;
Rは水素またはC1−4アルキル;C1−4アルコキシであり;
は水素またはF、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
は水素またはF、C1−4アルキル;OH、C1−4アルコキシであり;
は水素またはC1−4アルキルであり;
はフェニル基、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり、これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SF、C(=O)NH、C(=O)ORからなる群より選択される1つ、2つ、3つまたは4つの置換基で置換されていてもよく;
YはH、または1つ以上の炭素原子がNR、O、Sで置換されていてもよい5〜6員ヘテロ芳香族基、飽和単環式3〜7員炭素環基もしくは8〜11員二環式炭素環基からなる群より選択される部分であり、これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SF、C(=O)NH、C(=O)ORから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよく;あるいは、
がフェニル基である場合、GとYは融合してベンゾ融合芳香族系またはヘテロ芳香族系を形成していてもよく、この系は、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、アミド、エステル、アミノC1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SFから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい)
の化合物、またはその製薬上許容される塩が提供される。
【0059】
好適には、式(PI)から(PIV)、(PIIA)、(PIIB)、(PIIIA)、(PIIIB)及び(PN1)の化合物において、YはHではない。
【0060】
好適には、式(PI)から(PIV)、(PIIA)、(PIIB)、(PIIIA)、(PIIIB)及び(PN1)の化合物において、基−(CRp−W−G−が化合物中に存在する。
【0061】
本発明の具体的な化合物としては、たとえば、式(I)、(IA)、(IB)、(II)、(IIA)、(IIB)、(IIC)、(III)、(IIIA)、(IIIB)、(IV)、(V)、(VA)または(VB)の化合物、あるいはその製薬上許容される塩またはプロドラッグが挙げられ、特に断らない限り、A、B、G、G、Y、Y’、R、R、R、R、R、R、R、n、m、p及びzはそれぞれ、上で定義した、または以下のパラグラフ(1)〜(42)のいずれかに定義される意味を有する。
(1)式(I)のAは飽和3〜6員炭素環であり、そのような環は1つ以上のC1−4アルキル基で置換されていてもよく、この炭素環には炭素原子のみが含まれている。
(2)式(I)のAは
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
から選択される。
(3)Gはアリール、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり、ベンゾ融合していてもよく、または、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SF、C(=O)NH、C(=O)ORからなる群より選択される1つ、2つ、3つまたは4つの置換基で置換されていてもよい。
(4)Gはフェニルまたはピリジルであって、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ、−C(=O)NH及び−C(=O)(O)からなる群より独立して選択される1つ、2つ、3つ、4つまたは5つの(たとえば1つまたは2つの)置換基で置換されていてもよい。
(5)Gはフェニルまたはピリジルであって、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ及びC1−4アルコキシからなる群より独立して選択される1つ、2つ、3つ、4つまたは5つの(たとえば1つまたは2つの)置換基で置換されていてもよい。
(6)Gはフェニルまたはピリジルであって、任意選択で、ハロ、C1−4アルキル及びハロC1−4アルキルから独立して選択される1つ、2つまたは3つの基で置換されていてもよい。
(7)Gはフェニルまたはピリジルであって、任意選択で、フルオロ、クロロ及びトリフルオロメチルから独立して選択される1つまたは2つの基で置換されていてもよい。
(8)Gはフェニルであって、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ及びC1−4アルコキシからなる群より独立して選択される1つ、2つ、3つ、4つまたは5つの(たとえば1つまたは2つの)置換基で置換されていてもよい。
(9)Gはフェニルであって、任意選択で、ハロ、C1−4アルキル及びハロC1−4アルキルから独立して選択される1つ、2つまたは3つの基で置換されていてもよい。
(10)Gはフェニルであって、任意選択で、フルオロ、クロロ及びトリフルオロメチルから独立して選択される1つまたは2つの基で置換されていてもよい。
(11)Gはフェニルである。
(12)Gはフェニルであって、任意選択で、ハロ、C1−4アルキル及びハロC1−4アルキルから独立して選択される1つ、2つまたは3つ(たとえば1つまたは2つ)の基で置換されている。
(13)Gはピリジルであって、ハロC1−4アルキル、たとえばトリフルオロメチルで置換されていてもよい。たとえばGは6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イルである。たとえばGはピリジルである。
(14)Gは4−(ハロC1−4アルキル)フェニル、たとえば4−トリフルオロメチルフェニルである。
(15)Gはフェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、2−フルオロ−4−トリフルオロメチル−フェニル、2,4−ジフルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−トリフルオロメチル−フェニル、2−トリフルオロメチル−4−フルオロフェニルまたは3,5−ジクロロフェニルである。
(16)基(CHR)(CR(CR
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
から選択される。
(17)基(CHR)(CR(CR
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
である。
(18)WはS、O及びCHRから選択される。
(19)WはCHRである。
(20)WはSまたはOである。
(21)WはSである。
(22)基−(CHR)(CR(CRW−は
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
である。
(23)WはSであり、R、R及びRは水素である。
(24)Gはフェニル基、または5〜6員ヘテロ芳香族基、または8〜11員ヘテロ芳香族基であり、これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SF、C(=O)NH、C(=O)ORからなる群より選択される1つ、2つ、3つまたは4つの置換基で置換されていてもよい。
(25)Gはフェニルまたは5〜6員ヘテロ芳香族基であって、これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ、SF、−C(=O)NH及び−C(=O)(O)からなる群より独立して選択される1つ、2つ、3つまたは4つの置換基で置換されていてもよい。
(26)Gはフェニルまたは5〜6員ヘテロ芳香族基であって、これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ及びC1−4アルコキシからなる群より選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい。
(27)Gは5〜6員ヘテロ芳香族基であって、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ、−C(=O)NH及び−C(=O)(O)からなる群より独立して選択される1つ、2つ、3つまたは4つの(たとえば1つ、2つ、または3つの)置換基で置換されていてもよい。
(28)Gは5〜6員ヘテロ芳香族基であって、少なくとも1つの環窒素と、O及びSから選択される環ヘテロ原子を任意選択でさらに1つまたは2つ含んでおり、ヘテロ芳香族基は、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ、−C(=O)NH及び−C(=O)(O)からなる群より独立して選択される1つ、2つ、3つまたは4つの(たとえば1つ、2つ、または3つの)置換基で置換されていてもよい。
(29)Gは5〜6員ヘテロ芳香族基であって、少なくとも1つの環窒素(たとえば1つ、2つまたは3つの環窒素)を含んでおり、ヘテロ芳香族基は、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ、−C(=O)NH及び−C(=O)(O)からなる群より独立して選択される1つ、2つ、3つまたは4つの(たとえば1つ、2つまたは3つの、好ましくは1つまたは2つの)置換基で置換されていてもよい。
(30)Gは5〜6員ヘテロ芳香族基であって、これらの基はいずれも、任意選択で、C1−4アルキル及びハロC1−4アルキルからなる群より選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい。
(31)Gは5員ヘテロ芳香族基であって、少なくとも1つの環窒素(たとえば1つ、2つまたは3つの環窒素)を含んでおり、ヘテロ芳香族基は、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ及びC1−4アルコキシからなる群より独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよく;任意選択で、ヘテロ芳香族基は、C1−4アルキル及びハロC1−4アルキルからなる群より選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい。
(32)Gはパラグラフ(24)〜(31)に示した基のいずれかであって、GはG環の炭素原子によってW及びYに連結している。
(33)Gはトリアゾールであり、たとえば、任意選択で、C1−4アルキルで置換されていてもよい1、2、4−トリアゾールである。
(34)G
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
であり、式中RはHまたはC1−4アルキルである。好適にはRはC1−4アルキルである。
(35)G
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
である。
(36)Yは、1つ以上の炭素原子がNR、O、Sで置換されていてもよい5〜6員ヘテロ芳香族基、飽和単環式3〜7員炭素環基または8〜11員二環式炭素環基からなる群より選択される部分であり、これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SF、C(=O)NH、C(=O)ORから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい。
(37)Yはフェニル、5〜6員ヘテロ芳香族基、C3−7シクロアルキル、
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され、これらの基はいずれも、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、オキソ、−NHC(=O)C1−4アルキル、−NR、SF、−(CHC(=O)NR、−C(=O)(O)、CHCN、SONH、Y’またはOY’から選択される1つ、2つまたは3つの置換基で置換されていてもよく;Yの環NHは、Rで置換されていてもよく;
Y’はフェニル、または任意選択で、1つまたは2つのR基で置換されていてもよい5〜6員ヘテロ芳香族基であり;ただしY、Y’及びGは同時にフェニルとなることはない。
(38)Yは、フェニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、フラニル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピロリル、イマダゾリル(imadazolyl)、チオフェニル、チオジアゾリル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、1,2−ジヒドロピリジニル、オキサニル、8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロヘキシル、
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され、これらの基はいずれも、任意選択で、環炭素原子が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1−4アルキルアミノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、ハロC1−4アルコキシ、オキソ、−NHC(=O)C1−4アルキル、−NR、−(CHC(=O)NR、−C(=O)R、CHCN、SONH、Y’またはOY’から選択される1つ、2つまたは3つの置換基で置換されていてもよく;Yの環NHは、任意選択で、Rで置換されていてもよく;
Y’はフェニル、オキサジアゾリル、テトラゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリルまたはピリジルであって、1つまたは2つのR基で置換されていてもよく;ただしY、Y’及びGは同時にフェニルとなることはない。
(39)Yは、シアノ、CHCN、−C(=O)R、−(CHC(=O)NR、−SONH及びY’から選択される1つまたは2つの置換基(たとえば1つの置換基)で置換されたフェニルであって、Y’はオキサジアゾリル、テトラゾリル、トリアゾリル及びオキサゾリルから選択され、Y’は、任意選択で、C1−4アルキルで置換されていてもよい。たとえば、Yは、シアノ、CHCN、アセチル、−CHC(=O)NH、−C(=O)NH、−SONH及びY’から選択される1つの置換基で置換されたフェニルであって、Y’はオキサジアゾリル、テトラゾリル、トリアゾリル及びオキサゾリルから選択され、Y’は、任意選択で、メチルで置換されていてもよい。
(40)Yは、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニルから選択され、これらの基はいずれも、任意選択で、フルオロ、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルキル、及びC(=O)NRから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい。たとえば、Yは、C1−4アルキル及びC(=O)NHから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよいピリジルである。
(41)Yは、
・シアノ、C(=O)NH、スルホンアミド、アセチル、CHCN、CHC(=O)NHまたはY’から選択される1つまたは2つの置換基で、任意選択で、置換されていてもよい、フェニル。好ましくは、Y’は、5員ヘテロ芳香族基(たとえばYは、4−(1H−1,2,3,4−テトラゾール−5−イル)フェニル、4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)フェニル、4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル、4−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)フェニル、4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル、及び3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニルから選択される);
・0または1つまたは2つの炭素原子がOまたはNRから独立して選択されるヘテロ原子で置換されている飽和単環式3〜7員炭素環基(たとえば、シクロヘキシル、モルホリニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、アゼチジニルまたはピペリジン−2−オン)であって、−NHC(=O)C1−4アルキル、−NR、C1−4アルキルから選択される1つ以上の置換基で置換されていてもよく;より好ましい実施形態ではRはC(=O)C1−4アルキルである;
・1つ以上の(たとえば1つまたは2つの)C1−4アルキルで、任意選択で、置換されていてもよい、8〜11員二環式炭素環基(たとえば3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル});
・5〜6員ヘテロ芳香族基(たとえばオキサゾリル、チアゾリル、1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、フラニル、チオフェニル、1−メチル−1H−ピロリル、チアジアゾリル、ピリジニル、1,2−ジヒドロピリジン−2−オン、ピリミジニル、ピラジル、ピリダジニル)であって、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、(CHC(=O)N(R)、Y’及びOY’から選択される1つまたは2つの置換基で、任意選択で、置換されていてもよい。より好ましい実施形態では、C1−4アルキルはメチルであり、ハロC1−4アルキルはトリフルオロメチルであり、C1−4アルコキシはメトキシであり、Y’はフェニルまたはピリジンである;
・1つまたは2つまたは3つの炭素原子がNで置換されていてもよい8〜11員ヘテロ芳香族基であって、1つ以上の(たとえば1つまたは2つの)C1−4アルキルで、任意選択で、置換されていてもよい(たとえば−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル}
からなる群より選択される。
(42)Gはフェニル基であって、GとYは融合してベンゾ融合芳香族系またはヘテロ芳香族系を形成していてもよく、この系は、任意選択で、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、アミド、エステル、アミノC1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルカノイル、SFから選択される1つまたは2つの置換基で置換されていてもよい。
【0062】
パラグラフ(1)〜(42)の任意の2つ以上の特徴は、式(I)、(IA)、(IB)、(II)、(IIA)、(IIB)、(IIC)、(III)、(IIIA)、(IIIB)、(IV)、(V)、(VA)または(VB)の化合物、またはその製薬上許容される塩のどれにでも適用できることを理解されたい。たとえば、パラグラフ(41)のYについての特徴は、基Gを定義しているパラグラフ(3)〜(15)のどれと組み合わせてもよい。さらなる代表例として、Yを定義しているパラグラフ(41)は、パラグラフ(16)〜(23)のどれと組み合わせてもよい。さらなる例として、パラグラフ(15)と(22)と(41)とを組み合わせてもよい。パラグラフ(1)〜(42)のうちの2つ、3つ、または4つの他の組合せも意図されている。
【0063】
本発明の化合物のなかには、1つ以上の酸等価物により酸付加塩を形成し得るものもある。本発明の範囲には、あらゆる可能な化学量的及び非化学量的形態が含まれる。
【0064】
本発明に含まれる基/置換基のなかには、異性体として存在し得るものもある。本発明の範囲には、ラセミ体、エナンチオマー、互変異性体、及びそれらの混合物を含む、そのような異性体すべてが含まれる。式(I)の化合物に含まれる置換ヘテロ芳香族基のなかには、1つ以上の互変異性体として存在するものもあり得る。
【0065】
製薬上許容される塩は、一般的な方法を用いて、式(I)の化合物の、他の製薬上許容される塩を含む、他の塩からも調製され得る。
【0066】
有機化学の当業者であれば、多くの有機化合物は、溶媒(化合物は溶媒中で反応したり、沈殿または結晶化したりする)によって複合体(complexes)を形成できることを理解しよう。それらの複合体は、「solvates(溶媒和物)」として知られている。たとえば、水との複合体は「hydrate(水和物)」として知られている。本発明の化合物の溶媒和物は、本発明の範囲内である。式(I)の化合物は、結晶化によって、または適切な溶媒の蒸発によって、溶媒分子と共に容易に単離されて、対応する溶媒和物を生成できる。
【0067】
それに加えて、プロドラッグも本発明の文脈に含まれる。本明細書では、「prodrug(プロドラッグ)」という用語は、体内で、たとえば血中での加水分解によって、医療効果のある活性体に変換される化合物を意味する。製薬上許容されるプロドラッグは、A.C.S. Symposium Series, Edward B. Roche, ed., Bioreversible Carriers in Drug Design, American Pharmaceutical Association and Pergamon Press, 1987のT. Higuchi and V. Stella, Prodrugs as Novel Delivery Systems, Vol. 14、及び D. Fleisher, S. Ramon and H. Barbra “Improved oral drug delivery: solubility limitations overcome by the use of prodrugs”, Advanced Drug Delivery Reviews (1996) 19(2) 115−130に説明されており、両方とも参照により本明細書に援用する。
【0068】
プロドラッグは、そのようなプロドラッグが患者に投与されると構造(I)の化合物をインビボで放出する、任意の共有結合担体である。プロドラッグは一般に、ルーチン操作またはインビボで切断されると親化合物を生じるような修飾を官能基に施して調製される。プロドラッグには、たとえば本発明の化合物が含まれ、ここでヒドロキシ、アミンまたはスルフヒドリル基は、患者に投与されると、切断してヒドロキシ、アミンまたはスルフヒドリル基を形成する任意の基に結合している。したがって、プロドラッグの(限定ではない)代表例としては、構造(I)の化合物のアルコール、スルフヒドリル及びアミン官能基の酢酸、ギ酸及び安息香酸誘導体が挙げられる。さらに、カルボン酸(−COOH)の場合、メチルエステル、エチルエステルなどのエステルが用いられ得る。エステルは自体活性があり得、及び/またはヒト体内のインビボ条件下では加水分解性であり得る。好適な製薬上許容されるインビボ加水分解性エステル基としては、ヒト体内で容易に分解して親酸またはその塩を残すものが挙げられる。
【0069】
さらに、構造(I)の化合物の結晶体の一部は多形体として存在し得、それらも本発明に含まれる。
【0070】
当業者であれば、本発明の化合物またはその溶媒和物の調製において、分子中の1つ以上の高感度基が望ましくない副反応をしないように保護することを要する及び/またはそのような保護が望ましい場合があることを理解しよう。本発明において使用される好適な保護基は当業者には周知であり、一般的な様式で使用することができる。たとえば、T.W. Greene and P.G.M. Wuts著“Protective groups in organic synthesis”(John Wiley & sons 1991)またはP.J. Kocienski著“Protecting Groups”(Georg Thieme Verlag 1994)を参照されたい。好適なアミノ保護基の例としては、アシルタイプの保護基(たとえばホルミル、トリフルオロアセチル、アセチル)、芳香族ウレタンタイプの保護基(たとえばベンジルオキシカルボニル(Cbz)及び置換Cbz)、脂肪族ウレタン保護基(たとえば9−フルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)、t−ブチルオキシカルボニル(Boc)、イソプロピルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキシカルボニル)及びアルキルタイプの保護基(たとえばベンジル、トリチル、クロロトリチル)が挙げられる。好適な酸素保護基の例としては、たとえば、トリメチルシリルまたはtert−ブチルジメチルシリルなどのアルキルシリル基;テトラヒドロピラニルまたはtert−ブチルなどのアルキルエーテル;または酢酸エステルなどのエステルが挙げられ得る。
【0071】
一般式(I)の化合物の特定のエナンチオマーが必要な場合、たとえば、一般的な方法を用いて、式(I)の化合物の対応するエナンチオマー混合物を分割することで、得ることができる。したがって、必要とされるエナンチオマーを、キラルHPLC手順により、ラセミの式(I)の化合物から得ることができる。あるいは、一般式(I)の化合物の特定のエナンチオマーは、中間体の1つの特定のエナンチオマーを反応させることで得ることができる。
【0072】
本発明にはまた、1つ以上の原子が、通常自然にみられる原子量または原子番号とは異なる原子量または原子番号を有する原子で置換されていることを除いては、式(I)以下に示す化合物と同一である、同位体標識化合物も含まれる。本発明の化合物及びその製薬上許容される塩に組み込まれ得る同位体の例としては、水素、炭素、窒素、酸素、リン、硫黄、フッ素、ヨウ素、及び塩素の、H、H、11C、13C、14C、15N、17O、18O、31P、32P、35S、18F、36Cl、123I及び125Iなどの同位体が挙げられる。
【0073】
前述の同位体及び/または他の原子の他の同位体を含んでいる本発明の化合物及び該化合物の製薬上許容される塩も、本発明の範囲内である。たとえばH、14Cなどの放射性同位体が組み込まれた本発明の同位体標識化合物は、薬物及び/または基質組織の分布アッセイで有用である。トリチウム化された、すなわちH、及び炭素−14、すなわち14Cの各同位体は、調製しやすく検出性が高いので特に好ましい。11C及び18F同位体は特にPET(ポジトロン断層撮影)で有用であり、125I同位体は特にSPECT(単一光子放射断層撮影)で有用であり、これらはすべて脳の撮像で有用である。さらに、重水素すなわちHなどの重い同位体での置換は、代謝安定性が大きいため、たとえばインビボ半減期が延びる、または必要投与量が少なくて済むなどの一定の治療利益をもたらすことができるので、状況によっては好ましい場合もある。本発明の式I以下の同位体標識化合物は、以下のスキーム及び/または実施例で開示する手順を実行することによって、非同位体標識試薬を容易に入手できる同位体標識試薬で置き換えることによって、一般に調製できる。
【0074】
本発明に含まれる基/置換基のなかには、異性体として存在し得るものもある。本発明の範囲には、ラセミ体、エナンチオマー、互変異性体、及びそれらの混合物を含む、そのような異性体すべてが含まれる。式(I)の化合物に含まれる置換ヘテロ芳香族基のなかには、1つ以上の互変異性体として存在するものもあり得る。本発明の範囲には、混合物も含むそのような互変異性体すべてが含まれる。
【0075】
一般に、また限定ではなく、そのような化合物は経口生体利用能がより高い場合があり、より高い溶解性及び/または脳浸透性を有する場合もある。ここでは分子量は、非溶媒和の遊離塩基化合物の分子量を指し、付加塩、溶媒(たとえば水)分子、インビボで切断されるプロドラッグ分子部分などによる分子量は除く。
【0076】
一般に、本発明の化合物または塩は、自体または水中で化学的に非常に不安定であるため経口、非経口、それ以外を問わずあらゆる投与経路での薬剤用途として不適切であることが明白な化合物は(あれば)除外するものとする。そのような化合物は、熟練した化学者であれば知っている。しかし、エクスビボで安定しており、哺乳類(たとえばヒト)体内で本発明の化合物に変換されるプロドラッグまたは化合物は含まれる。
【0077】
本発明の化合物の例としては、以下から選択される化合物が挙げられる:
Ex.1
(1S,3S/1R,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.2
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.3
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.4
(1R,3S/1S,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.5
(1R,3S/1S,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.6
(1R,3S/1S,3R)−5−(4−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}ブチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.7
(1R,3S/1S,3R)−5−(4−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}ブチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.8
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.9
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.10
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.11
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.12
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.13
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.14
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.15
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.16
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.17
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}−プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.18
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.19
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.20
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.21
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.22
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.23
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.24
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.25
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.26
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.27
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1.2.4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.28
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1.2.4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.29
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1.2.4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.30
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1.2.4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.31
(1R,3S/1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.32
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.33
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.34
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.35
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.36
(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.37
(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.38
(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.39
(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.40
(1S,3S/1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.41
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.42
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.43
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.44
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.45
(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.46
(1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.47
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.48
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.49
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.50
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.51
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.52
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.53
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.54
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.55
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.56
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.57
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.58
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.59
(1S,3S/1R,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.60
(1R,3S/1S,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.61
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.62
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.63
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.64
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.65
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.66
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.67
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.68
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.69
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.70
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.71
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.72
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.73
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.74
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.75
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.76
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.77
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.78
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.79
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.80
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.81
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.82
(1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.83
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.84
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.85
(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.86
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.87
(1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.88
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.89
(1S,3S/1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.90
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.91
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.92
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.93
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.94
(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.95
(1R,3S)−5−{3−−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.96
(1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.97
(1R,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.98
(1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.99
1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,R3)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス);
Ex.100
1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.101
1−{4−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス);
Ex.102
1−{4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス);
Ex.103
3−メトキシ−1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}プロパン−1−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.104
3−メトキシ−1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}プロパン−1−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.105
(1R,3S)−5−(3−{[5−(1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.106
(1R,3S)−5−(3−{[5−(1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.107
1−{3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アゼチジン−1−イル}エタン−1−オン(シス);
Ex.108
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキサン−1−アミン(シス);
Ex.109
N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(シス);
Ex.110
N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.111
N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(シス、エナンチオマー2);
Ex.112
N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.113
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.114
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.115
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.116
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.117
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.118
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.119
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.120
1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.121
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.122
6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
Ex.123
6−[5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス);
Ex.124
3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
Ex.125
3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.126
5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス);
Ex.127
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
Ex.128
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.129
5−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
Ex.130
5−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
Ex.131
5−[5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
Ex.132
5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス);
Ex.133
1−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.134
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス);
Ex.135
4−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス);
Ex.136
1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.137
1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.138
4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.139
4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.140
(1S,3S/1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.141
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.142
(1S,3S/1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.143
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.144
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.145
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.146
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.147
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.148
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.149
(1S.3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.150
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.151
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.152
(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.153
(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.154
(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.155
(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.156
(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.157
(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.158
(1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.159
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.160
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.161
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.162
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.163
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.164
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.165
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.166
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.167
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.168
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.169
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.170
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.171
(1R,3S)−5−(3−{[5−(2,6−ジメチルピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.172
(1R,3S)−5−(3−{[5−(2,6−ジメチルピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.173
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(2−フルオロピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.174
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.175
(1R,3S)−5−(3−{[5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.176
(1R,3S)−5−(3−{[5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.177
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボニトリル(シス、エナンチオマー1);
Ex.178
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボニトリル(シス、エナンチオマー1);
Ex.179
5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス);
Ex.180
5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、エナンチオマー1);
Ex.181
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、エナンチオマー2);
Ex.182
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス);
Ex.183
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.184
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.185
5−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.186
5−[5−({3−[(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー2);
Ex.187
6−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.188
6−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボン酸ホルマート(シス、エナンチオマー1);
Ex.189
6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.190
6−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.191
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.192
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.193
6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.194
N−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.195
N−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.196
N,N−ジメチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.197
N,N−ジメチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.198
5−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.199
5−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.200
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.201
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.202
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.203
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.204
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.205
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.206
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.207
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.208
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.209
(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.210
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.211
(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.212
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.213
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.214
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.215
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.216
(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.217
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.218
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.219
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.220
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.221
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.222
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.223
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(5−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.224
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.225
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.226
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.227
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.228
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド(シス);
Ex.229
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.230
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.231
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.232
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.233
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.234
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.235
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.236
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.237
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.238
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.239
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.240
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.241
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.242
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.243
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.244
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.245
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.246
(1R,3S/1S,3R)5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.247
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.248
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.249
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.250
C(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.251
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.252
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.253
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.254
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(フラン−2−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.255
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(フラン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.256
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(チオフェン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.257
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(チオフェン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.258
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.259
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.260
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.261
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.262
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.263
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[2−(ピリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−5−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.264
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.265
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.266
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.267
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.268
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.269
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.270
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.271
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.272
(1R,3S)−5−{3−[(5−{1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル}−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.273
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1H−1,2,3,4−テトラゾール−5−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.274
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.275
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.276
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.277
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.278
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.279
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.280
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.281
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.282
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゾニトリル(シス、エナンチオマー1);
Ex.283
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゾニトリル(シス、エナンチオマー1);
Ex.284
1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}エタン−1−オン(シス、エナンチオマー1);
Ex.285
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゼン−1−スルホンアミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.286
2−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}アセトニトリル(シス、エナンチオマー1);
Ex.287
2−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}アセトアミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.288
3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.289
3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.290
2−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]−プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1);
Ex.291
1−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−3−{1−[4−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]−ヘプタン−5−イル}プロパン−2−オール(シス)ジアステレオ異性体(diastereisomeric)混合物;
Ex.292
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.293
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1);
Ex.294
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.295
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2);
Ex.296
(1S,3S/1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.297
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.298
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.299
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.300
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.301
(1R,3S/1S,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス);
Ex.302
(1R,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.303
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス);
Ex.304
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.305
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.306
(1R/1S)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン;
Ex.307
(1Sまたは1R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(エナンチオマー1);
Ex.308
(1Rまたは1S)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(エナンチオマー2);
Ex.309
(1Sまたは1R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(エナンチオマー1);
Ex.310
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス);
Ex.311
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、エナンチオマー1);
Ex.312
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、エナンチオマー2);
Ex.313
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス);
Ex.314
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、エナンチオマー1);
Ex.315
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、エナンチオマー2);
Ex.316
6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン;
Ex.317
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン:(ジアステレオマー1 エナンチオマー1);
Ex.318
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン:(ジアステレオマー1 エナンチオマー2);
Ex.320
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン:(ジアステレオマー2 エナンチオマー1);
Ex.321
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン:(ジアステレオマー2 エナンチオマー2);
またはその製薬上許容される塩。
【0078】
また、以下から選択される化合物も提供される:
(1S,3S/1R,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、トランス;
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2
(1R,3S/1S,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1R,3S/1S,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1R,3S/1S,3R)−5−(4−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}ブチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1R,3S/1S,3R)−5−(4−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}ブチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、トランス;
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、トランス;
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩、エナンチオマー2;
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、トランス;
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1)
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン,シス;
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、トランス;
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、トランス;
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3R1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3S/1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、トランス;
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、シス;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
1−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−3−{1−[4−−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル}プロパン−2−オール、シス、ジアステレオ異性体(diastereisomeric)混合物;
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E69);
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー1;
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、エナンチオマー2;
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン;
(1R/1S)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン;
(1Sまたは1R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン、エナンチオマー1;
(1Rまたは1S)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン、エナンチオマー2;
(1Sまたは1R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン、エナンチオマー1;
1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン、ジアステレオ異性体混合物;
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン、ジアステレオマー1 エナンチオマー1;
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン、ジアステレオマー1 エナンチオマー2;
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン、ジアステレオマー2、エナンチオマー1;
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン、ジアステレオマー2 エナンチオマー2;
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン、ジアステレオ異性体(Diastereisomer)1、エナンチオマー2;
またはその製薬上許容される塩。
【0079】
本発明はまた、上記に定義したような式(I)の化合物またはその塩を調製するプロセスを提供する。
【0080】
式(I)の化合物を調製するための本発明のプロセスは、次の各ステップを含んでいる:
(a)式(VI)
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、Gは式(I)で定義したとおりである)の化合物を、式(VII)
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、R、R、R、n、m、p、W、G及びYは式(I)で定義したとおりであり、Xは脱離基またはアルデヒドである)の化合物と反応させることであって、
その後プロセス(a)では、任意選択で、
(i)任意の保護基(複数可)を除去し;及び/または
(ii)塩を形成し;及び/または
(iii)式(I)の化合物またはその塩を式(I)の別の化合物またはその塩に変換する。
【0081】
プロセス(a)は、三級アミンを生成する一般的な方法を用いて実施できる。Xが脱離基である場合、塩素などのハロゲンであり得る。あるいは、Xは、C1−4アルキルスルホニルオキシ(たとえばメタンスルホニルオキシ)、C1−4アルキルスルホニルオキシまたはハロC1−4アルキルスルホニルオキシ(たとえばトリフルオロメタンスルホニルオキシ)などのスルホニルオキシ基、またはアリールスルホニルオキシであり得、ここでアリールは任意選択で置換されたフェニル、任意選択で置換された5または6員ヘテロ芳香族基、または任意選択で置換された二環基であり、たとえば任意選択で置換されたフェニルであり、いずれの場合も任意選択の置換基は1つ以上のC1−2アルキル基であり、たとえばpara−トルエンスルホニルオキシである。Xがハロゲンである場合、反応は、たとえば60℃などの好適な温度で、N,N−ジメチルホルムアミドなどの溶媒中、ヨウ化ナトリウムなどのヨウ素源の存在下で、炭酸ナトリウムなどの塩基を用いて実施できる。
【0082】
Xがアルデヒドである場合、反応は、室温などの好適な温度で、触媒量の酢酸またはルイス酸の任意選択での存在下、ジクロロメタンまたはアセトニトリルなどの好適な溶媒中でトリアセトキシホウ水素化ナトリウムなどの還元剤を用いて実施できる。
【0083】
本発明の一態様では、式(VI)の化合物を調製するための合成プロセスが提供される。
【0084】
AとBが式(VIa)
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
の5−アザスピロ[2.4]ヘプタン系を形成している式(VI)の化合物を、以下のスキーム1を含むプロセスにより合成できる。
【0085】
スキーム1
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
ステップaは、(IX)のシクロプロパン化により二環式スピロイミド(X)が生じることを意味し;
ステップbは、イミド(X)の還元により三級ベンジルアミン(XI)が生じることを意味する。
ステップcは、ベンジルアミン(XI)の脱保護により式(VIa)の化合物が生じることを意味する。
【0086】
ステップaは、1,3−双極子環状付加において適切な二重結合と反応させられる中間体ジアゾ化合物をインサイチュで生成して実行できる。多くの場合、このステップは好適には、室温で、ジオキサンなどの好適な溶媒中、二酸化マンガンなどの酸化剤でヒドラゾン(VIII)を処理して、ジアゾ化合物中間体を形成する手順を用いて実施され、次いでジアゾ化合物中間体を、イミド(IX)をジオキサンなどの好適な溶媒に溶かした溶液に加えた。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0087】
ステップbは、たとえば68℃などの適切な温度で、適合性のある溶媒に溶かした好適な還元剤を用いて、たとえばTHF中水素化アルミニウムリチウム溶液を用いて実施できる。次いで、好適なワークアップを行う。
【0088】
ステップcは、周知の手順を用いてのベンジルアミンの脱保護からなり、たとえば、ギ酸アンモニウムなどの水素源及びパラジウム炭素などの水素化触媒の存在下、ベンジルアミンをメタノールなどの好適な溶媒に溶かした溶液を還流させる水素化による。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0089】
式(VIII)の化合物は、エタノールなどの好適な溶媒中で、対応するアルデヒド(XII)をヒドラジンと反応させることにより、周知の手順を用いて得ることができる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0090】
式(IX)の化合物は、溶媒としての酢酸中でベンジルマレイミドをトリフェニルホスフィンで処理してインサイチュで生成したイリドとホルムアルデヒドをウィティッヒ反応させて得ることができる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
【0091】
AとBが式(VIb)
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
の6−アザスピロ[3.4]オクタン系を形成している式(VI)の化合物を、スキーム2を含むプロセスにより合成できる。
【0092】
スキーム2
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
ステップaは、マロン酸の二重アルキル化によりシクロブタン(XVI)が形成されることを意味し;
ステップbは、(XVI)のモノ脱炭酸により対応するモノエステル(XVII)が生じることを意味し;
ステップcは、(XVII)のアルキル化により対応するアリル誘導体(XVIII)が生じることを意味し;
ステップdは、アリル誘導体(XVIII)のオゾン分解により対応するアルデヒド(XIX)が生じることを意味し;
ステップeは、ベンジルアミンを用いての(XIX)の閉環により対応するスピロラクタム(XX)が生じることを意味し;
ステップfは、ラクタム(XX)の還元により対応するスピロアミン(XXI)が生じることを意味し;
ステップgは、ベンジルアミン(XXI)の脱保護により式(Vlb)の化合物が生じることを意味する。
【0093】
ステップaは、温度90℃、水素化ナトリウムなどの塩基の存在下、ジオキサンなどの溶媒中でマロン酸ジメチルをジハロ化合物と反応させて実施できる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0094】
ステップbは、DMSOと水の混合物中ジエステル(XVI)を加熱してLiClなどの塩の存在下で還流し、熱脱炭酸することで実行できる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0095】
ステップcは、−78℃から室温の温度で、THFなどの好適な溶媒中、シクロブタンモノエステル(XVII)をリチウムビス(トリメチルシリル)アミドなどの強塩基で処理し、アリル臭化物などのアリルハロゲン化物を加えて実施できる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0096】
ステップdは、−78℃などの低温で、アリール誘導体(XVIII)をジクロロメタンなどの好適な溶媒に溶かした溶液に、酸素中オゾン流を通じるオゾン分解(ozonlysis)により実施できる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0097】
ステップeは、まず、室温などの温度で、トリアセトキシホウ水素化ナトリウムなどの還元剤の存在下、THFなどの好適な溶媒中でアルデヒド(XIX)をベンジルアミンと反応させることで実施できる。次に、好適なワークアップ後、還元的アミノ化で生じた中間体をTHFなどの好適な溶媒中で還流することによって閉環してスピロラクタム(XX)を形成することができる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0098】
ステップfは、たとえば68℃などの適切な温度で、適合性のある溶媒に溶かした好適な還元剤を用いて、たとえば水素化アルミニウムリチウムのTHF溶液を用いて実施できる。次いで好適なワークアップを行う。
【0099】
ステップgは、周知の手順を用いてのベンジルアミンの脱保護からなり、たとえば、ギ酸アンモニウムなどの水素源及びパラジウム炭素などの水素化触媒の存在下、ベンジルアミン誘導体(XXI)をメタノールなどの好適な溶媒に溶かした溶液を還流させる水素化による。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0100】
式(XV)の化合物は、まず、−10℃〜−5℃の温度で、エタノールとTHFの混合物などの好適な溶媒中で、対応するケトンを水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤と反応させることにより、周知の手順で得ることができる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。2番目のステップでは、ヒドロキシル基を、室温などの温度で臭化水素酸で処理するなどの既知の手順を用いて、臭化物に変換することができる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0101】
AとBが式(VIc)
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
の6−アザスピロ[2.5]オクタン系を形成している式(VI)の化合物を、WO03091220(A1)で説明されているのと同様にして、以下のスキーム3の各ステップを含むプロセスにより合成できる。
【0102】
スキーム3
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
ステップaは、Boc−ピペリジノンと好適な臭化トリフェニルホスホニウム(XXV)のウィティッヒ反応を意味し;
ステップbは、誘導体(XXVI)の二重結合のシクロプロパン化を意味し;
ステップcは、アミン(XXVII)の脱保護を意味し;
ステップdは、アミン(XXVIII)のトリフルオロアセトアミドとしての保護を意味し;
ステップeは、ジクロロシクロプロパン(XXIX)の還元を意味し;
ステップfは、トリフルオロアセトアミド(XXX)の脱保護により式(VIc)の化合物が生じることを意味する。
【0103】
ステップaは、0℃〜室温で、THFなどの好適な溶媒中、好適な臭化トリフェニルホスホニウムを水素化ナトリウムなどの塩基で処理することで、室温などの温度でTHFなどの好適な溶媒中でN−Boc−ピペリジノンと反応させられる、対応するイリドを形成することにより、実施できる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0104】
ステップbは、水酸化ナトリウムなどの塩基及びテトラブチルアンモニウム臭化物などの相間移動触媒の存在下、二重結合誘導体(XXVI)をクロロホルムと反応させることで実行できる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0105】
ステップcは、室温などの温度で、ジクロロメタンなどの好適な溶媒中、トリフルオロ酢酸などの酸で保護化合物を処理するなどの、Boc保護基を除去する周知の手順にしたがい実施できる。
【0106】
ステップdは、ジクロロメタンなどの好適な溶媒中、アミン誘導体をトリフルオロ酢酸無水物で処理するなどの、トリフルオロ酢酸アミドとしてのアミンを保護する周知の手順にしたがい実行できる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0107】
ステップeは、温度80℃〜95℃で、エタノールと水の混合物などの好適な溶媒中、ジクロロシクロプロパン誘導体を亜鉛粉末などの還元剤で処理して実施できる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0108】
ステップfは、周知の手順、たとえば、室温などの温度で、メタノールと水の混合物などの好適な溶媒中、炭酸カリウムなどの好適な塩基で化合物を処理するなどの塩基条件を用いてのトリフルオロアセトアミドの脱保護からなる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0109】
式(XXV)の化合物は、還流温度で、トルエンなどの好適な溶媒中、対応するベンジル臭化物(XXXI)をトリフェニルホスフィンと反応させることにより、周知の手順で得ることができる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
【0110】
AとBが式(Vld)
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
の5−アザスピロ[2.5]オクタン系を形成している式(VI)の化合物を、スキーム1で説明されているのと同様にして、以下のスキーム4の各ステップを含むプロセスにより合成できる。
【0111】
スキーム4
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
ステップaは、(XXXII)のシクロプロパン化により二環式スピロイミド(XXXIII)が生じることを意味し;
ステップbは、イミド(XXXIII)の還元により三級ベンジルアミン(XXXIV)が生じることを意味する。
ステップcは、ベンジルアミン(XXXIV)の脱保護により式(Vld)の化合物が生じることを意味する。
【0112】
ステップaは、1,3−双極子環状付加において適切な二重結合と反応させられる中間体ジアゾ化合物をインサイチュで生成して実行できる。多くの場合、このステップは好適には、室温で、ジオキサンなどの好適な溶媒中、ヒドラゾン(VIII)を二酸化マンガンなどの酸化剤で処理して、ジアゾ化合物中間体を得る手順を用いて実施され、次いでジアゾ化合物中間体を、イミド(XXXII)をジオキサンなどの好適な溶媒に溶かした溶液に加えた。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0113】
ステップbは、たとえば68℃などの適切な温度で、適合性のある溶媒に溶かした好適な還元剤を用いて、たとえばTHF中水素化アルミニウムリチウム溶液を用いて実施できる。次いで、好適なワークアップを行う。
【0114】
ステップcは、周知の手順を用いてのベンジルアミンの脱保護からなり、たとえば、ギ酸アンモニウムなどの水素源及びパラジウム炭素などの水素化触媒の存在下、ベンジルアミンをメタノールなどの好適な溶媒に溶かした溶液を還流させる水素化による。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【0115】
式(XXXII)の化合物は、還流温度で、トルエンなどの好適な溶媒中、N−ベンジルクロロアセトアミド(XXXV)をトリフェニルホスフィンと反応させ、次いで、0℃で、ナトリウムメトキシドなどの塩基の存在下、MeOHなどの好適な溶媒中で対応する塩化ホスホニウムをアクリル酸メチルで処理することで、得ることができる。こうして得られたホスファニリデン中間体を、室温などの好適な温度で、トルエンなどの好適な溶媒中、ホルムアルデヒドと反応させることができる。次いで、適切な時間反応させ、好適なワークアップを行う。
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
【0116】
式(VII)の化合物自体は、式(XXXVII)
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G及びYは既に定義したとおり)の化合物を、式(XXXVIII)
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、Xは式(VII)で定義したとおりであり、Lは脱離基、たとえば臭素原子)の化合物と反応させることにより調製され得る。典型的な反応条件については、以下の調製物148を参照されたい。
【0117】
WがSOまたはSOである式(VII)の化合物自体は、
a)式(XXXIX)
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G及びYは既に定義したとおりであり、Sは硫黄原子)の化合物を式(XL)
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、Xは式(VI)で定義したとおりであり、Lは脱離基、たとえば臭素原子)の化合物と反応させること。典型的な反応条件については、以下の調製物148を参照されたい。
b)ジクロロメタンなどの好適な溶媒中、オゾンまたはm−クロロ過安息香酸などの適切な酸化剤で硫黄を酸化すること
によって調製され得る。
【0118】
Wが酸素であり、G、R、R、R、n、m、p、G及びYが上記に定義したとおりである式(I)の化合物は、式(XL)
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G、R、R、R、n、m及びpは式(I)で定義したとおり)の化合物を式(XLI)
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、G及びYは既に定義したとおりであり、Xはメチルスルホンなどの脱離基)の化合物と反応させることによって調製され得る。典型的な反応条件については実施例303を参照されたい。
【0119】
式(I)の化合物とその塩の転換反応は、当業界で周知の方法を用いて実施できる。
【0120】
式(I)の化合物は、ドーパミンレセプターと、具体的にはDレセプターとの親和性を示すことが見出されており、そのようなレセプターの調節を必要とする精神病状態などの疾患状態の治療に有用であることが期待されている。
【0121】
そのような親和性は、一般的には、レセプターから放射標識リガンドの50%を追い出すのに必要な化合物の濃度としてのIC50から計算され、次の式により計算される「K」値として報告される。
【数1】
[この文献は図面を表示できません]
式中、Lは、放射標識リガンドであり、Kは、レセプターに対する放射標識リガンドの親和性である(Cheng and Prusoff, Biochem. Pharmacol. 22:3099, 1973)。
【0122】
本発明の文脈では、Kiの代わりにpKi(Kiの真数に対応する)を用い、本発明の化合物は一般に、7よりも大きいpKi値を示す。一態様では、本発明は、7〜8のpKi値を有する式(I)の化合物を提供する。別の態様では、本発明は、8〜9のpKi値を有する式(I)の化合物を提供する。さらなる態様では、本発明は、9よりも大きいpKi値を有する式(I)の化合物を提供する。
【0123】
式(I)の化合物の多くは、ドーパミンDレセプターよりもドーパミンDレセプターに対する親和性のほうが高いことも見いだされている。現在入手可能な抗精神病薬(神経遮断薬)の治療効果は、一般には、Dレセプターの阻害により発揮されると考えられているが、この機構はまた、多くの神経遮断薬と関連づけられている望ましくない錘体路外副作用(eps)を招いていると考えられている。最近特徴づけられたドーパミンDレセプターの阻害は、著しいepsなしに、有益な抗精神病活性を生じさせ得る、とされている(たとえばSokoloff et al, Nature, 1990; 347: 146−151; 及びSchwartz et al, Clinical Neuropharmacology, Vol 16, No.4, 295−314, 1993を参照のこと)。一実施形態では、ドーパミンDレセプターよりもドーパミンDレセプターに対する親和性のほうが高い(たとえば10倍以上、または100倍以上高い)、本発明の化合物が提供される(そのような親和性は、たとえばクローン化ドーパミンレセプター(本明細書を参照のこと)を用いる標準的方法により測定できる)。該化合物は、Dレセプターの選択的調節因子として好適に使用され得る。
【0124】
レセプターの局在性から、本化合物はまた、Dレセプターの関与が示されるような物質乱用の治療用途もあり得ると考えられる(たとえばLevant, 1997, Pharmacol. Rev., 49, 231−252を参照のこと)。そのような物質乱用の例としては、アルコール、コカイン、ヘロイン及びニコチンの乱用が挙げられる。本化合物により治療され得る他の状態としては、パーキンソン病、神経弛緩性パーキンソン症及び遅発性ジスキネジアなどの運動障害、うつ、不安、アルツハイマー病などの記憶障害を含む認知障害、摂食障害、性的機能不全、早漏、睡眠障害、嘔吐症、運動障害、強迫症、健忘症、攻撃性、自閉症、眩暈、認知症、概日リズム障害及び胃運動障害、たとえばIBSが挙げられ得る。
【0125】
式(I)の化合物は、アルコール、コカイン、アヘン剤、ニコチン、ベンゾジアゼピンなどの薬物乱用からの離脱症状、及びオピオイドに誘発される耐性の阻止を含む、薬物依存のあらゆる態様の治療に使用され得る。それに加えて、式(I)の化合物ならびにその製薬上許容される塩及び溶媒和物は、渇望を抑えるのに使用できるので、薬物渇望の治療に有用であろう。薬物渇望は、過去に摂取した向精神物質を自己投与する刺激となる誘因、と定義できる。薬物渇望の発生と継続には(1)離脱期間中の不快な状態は、渇望につながる負の強化因子として機能し得る、(2)薬物効果と関連する環境的刺激が、薬物欲求または渇望の制御において、ますます強力になる場合がある(増感)、(3)快楽効果を高め不快な状態を緩和する薬物の効力の離脱期間中の認知(記憶)、の3つの主要因が関与している。渇望は、個人が薬物乱用を止めるのを困難にする原因となり得るので、薬物依存の発症と継続に大きく寄与する。
【0126】
式(I)の化合物は、抗精神病薬として、たとえば統合失調症、統合失調感情障害、精神病性うつ、躁病、偏執性妄想障害の治療に用いられる可能性がある。さらに、パーキンソン病の補助治療薬として、特にL−DOPAやおそらくはドーパミン作動薬などの化合物と一緒に用いられて、これらの治療薬の長期利用で生じる副作用を減じる用途があり得る(たとえばSchwartz et al., Brain Res. Reviews, 1998, 26, 236−242を参照のこと)。
【0127】
本発明の文脈では、本明細書で用いられる適応(indications)を説明する用語は、アメリカ精神医学会発行のDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, 4th Edition(DSM−V)で分類されている。本明細書に記載の障害の様々なサブタイプも本発明の一部とする。
【0128】
本発明の文脈では、「schizophrenia spectrum and other psychotic disorder(統合失調症スペクトラム及び他の精神障害)」という用語は、統合失調型の(人格障害、妄想障害、短期精神病性障害、統合失調様障害、統合失調症、統合失調感情障害、物質/薬物誘発性精神障害、その他の医学的状態による精神障害を含む。
【0129】
本発明の文脈では、「catatonia(緊張病)」という用語は、他の精神障害と関連のある緊張病(緊張病を特定する障害)、他の医学的状態による緊張障害、未特定の緊張病、他の特定統合失調症スペクトラム及び他の精神障害、未特定の統合失調症スペクトラム及び他の精神障害を含む。
【0130】
本発明の文脈では、「obsessive−compulsive disorder(強迫症)」という用語は、強迫症、身体醜形障害、ためこみ症、トリコチロマニー(抜毛癖)、表皮剥離(皮膚むしり)障害、物質/薬物誘発性強迫症及び関連の障害、他の医学的状態による強迫症及び関連の障害、他の特定強迫症及び関連の障害、未特定の強迫症及び関連の障害を含む。
【0131】
本発明の文脈では、「feeding and eating disorders(栄養摂食障害)」という用語は、異食症、反芻障害、食物摂取忌避/制限障害、拒食症、過食症、過食性障害、他の特定栄養または接触障害、未特定の栄養または接触障害を含む。
【0132】
本発明の文脈では、「sexual disfunctions(性的機能不全)」という用語は、遅漏、勃起障害、女性オルガズム障害、女性性的関心/刺激障害、生殖器骨盤痛/貫通障害、男性性欲低下障害、早漏(早期射精)、物質/薬物誘発性の性的機能不全、未特定の性的機能不全を含む。
【0133】
本発明の文脈では、「substance−related disorders and addictive disorders(物質関連障害及び依存性障害)」という用語は、物質使用障害、物質誘発性障害、物質中毒及び離脱、物質/薬物誘発性精神障害などの物質関連障害;アルコール使用障害、アルコール中毒、アルコール離脱、他のアルコール誘発性障害、未特定のアルコール関連障害などのアルコール関連障害;カフェイン中毒、カフェイン離脱、他のカフェイン誘発性障害、未特定のカフェイン関連障害などのカフェイン関連障害;大麻使用障害、大麻中毒、大麻離脱、他の大麻誘発性障害、未特定の大麻関連障害などの大麻関連障害;フェンシクリジン使用障害、他の幻覚剤使用障害、フェンシクリジン中毒、他の幻覚剤中毒、幻覚剤持続性発汗障害、他のフェンシクリジン誘発性障害、他の幻覚剤誘発性障害未特定のフェンシクリジン関連障害、未特定の幻覚剤関連障害などの幻覚剤関連障害;吸入剤使用障害、吸入剤中毒、他の吸入剤誘発性障害、未特定の吸入剤関連障害などの吸入剤関連障害;オピオイド使用障害、オピオイド中毒、オピオイド離脱、他のオピオイド誘発性障害、未特定のオピオイド関連障害などのオピオイド関連障害;鎮静剤、催眠剤、または抗不安剤使用障害、鎮静剤、催眠剤、または抗不安剤中毒、鎮静剤、催眠剤、または抗不安剤離脱、他の鎮静剤、催眠剤、または抗不安剤誘発性障害、未特定の鎮静剤、催眠剤、または抗不安剤関連障害などの鎮静剤、催眠剤、または抗不安剤関連障害;覚せい剤使用障害、覚せい剤中毒、覚せい剤離脱、他の覚せい剤誘発性障害、未特定の覚せい剤関連障害などの覚せい剤関連障害;タバコ使用障害、タバコ中毒、タバコ離脱、他のタバコ誘発性障害、未特定のタバコ関連障害などのタバコ関連障害;他の(または未知の)物質使用障害、他の(または未知の)物質中毒、他の(または未知の)物質離脱、他の(または未知の)物質誘発性障害、未特定の他の(または未知の)物質関連障害などの他の(または未知の)物質関連障害を含む。
【0134】
本発明の文脈では、「non−substance−related disorders and addictive disorders(非物質関連障害及び依存性障害)」という用語は、ギャンブル障害を含む。
【0135】
したがって、さらなる態様では、本発明は、ドーパミンレセプター(特にドーパミンDレセプター)の調節(特に拮抗/阻害)が有益である状態を治療する方法を提供し、該方法は、有効量の式(I)の化合物またはその製薬上(すなわち生理学的に)許容される塩を、それを必要とする哺乳類(たとえばヒト)に投与することを含む。そのような状態は、具体的には、統合失調症などの精神病/精神病状態、及び物質乱用を含む。
【0136】
本発明はまた、ドーパミンレセプター(特にドーパミンDレセプター)の調節(特に拮抗/阻害)が有益である哺乳類の状態を治療する医薬の製造における式(I)の化合物またはその製薬上許容される塩の使用を提供する。
【0137】
本発明はまた、ドーパミンレセプター(特にドーパミンDレセプター)の調節(特に拮抗/阻害)が有益である哺乳類の状態の治療に使用される式(I)の化合物またはその製薬上許容される塩を提供する。
【0138】
一実施形態では、本発明によるDアンタゴニストは、統合失調症などの精神病の治療、または物質乱用の治療に用いられる。
【0139】
したがって、さらなる態様では、本発明は、精神病状態(たとえば統合失調症)または物質乱用を治療する方法を提供し、該方法は、有効量の本明細書で定義する式(I)の化合物またはその製薬上許容される塩を、それを必要とする哺乳類(たとえばヒト)に投与することを含む。
【0140】
また、哺乳類の精神病状態(たとえば統合失調症)または物質乱用を治療する医薬の製造における式(I)の化合物またはその製薬上許容される塩の使用を提供する。
【0141】
また、哺乳類の精神病状態(たとえば統合失調症)または物質乱用の治療に使用される式(I)の化合物またはその製薬上許容される塩を提供する。
【0142】
また、哺乳類の活性治療物質として使用される、たとえば本明細書で説明するあらゆる状態の治療に使用される式(I)の化合物またはその製薬上許容される塩を提供する。
【0143】
「Treatment(治療、治療薬)」は、関連の状態(複数可)にとって適切であれば、予防(薬)も含む。
【0144】
薬に使用する場合、本発明の化合物は、通常、標準的な製薬組成物として投与される。したがって本発明は、さらなる態様では、式(I)の化合物またはその製薬上(すなわち生理学的に)許容される塩及びその製薬上(すなわち生理学的に)許容される担体を含む製薬組成物を提供する。製薬組成物は、本明細書で説明するあらゆる状態の治療に使用され得る。
【0145】
式(I)の化合物は、任意の便利な方法で投与することができ、たとえば経口、非経口(たとえば静脈内)、頬の内側、舌下、鼻内、直腸内または経皮投与でき、製薬組成物は適宜それに合わせられる。
【0146】
経口投与されると活性のある式(I)の化合物及びその製薬上許容される塩は、たとえばシロップ、懸濁液または乳濁液、錠剤、カプセル剤及びドロップなどの液体または固体として製剤され得る。
【0147】
液体製剤は、一般に、化合物またはその製薬上許容される塩を含む、たとえば水、エタノールまたはグリセリンなどの水系溶媒、またはポリエチレングリコールまたはanoilなどの非水系溶媒などの好適な液体担体(複数可)の懸濁液または溶液からなる。製剤はまた、懸濁剤、保存料、香料または着色料を含み得る。
【0148】
錠剤の組成物は、固体製剤を調節するのに日常的に用いられる任意の好適な製薬用担体(複数可)を用いて調製され得る。そのような担体の例としては、ステアリン酸マグネシウム、デンプン、ラクトース、スクロース及びセルロースが挙げられる。
【0149】
カプセル剤の組成物は、日常的なカプセル剤化手順により調製され得る。たとえば、標準的担体を用いて活性成分を含むペレットを調製してからハードゼラチンカプセルに充填することができる。あるいは、任意の好適な製薬用担体(複数可)、たとえばガム、セルロース、ケイ酸塩の各水溶液または油などを用いて分散剤または懸濁剤を調製してから、分散剤または懸濁剤をソフトゼラチンカプセルに充填することもできる。
【0150】
典型的な非経口組成物は、化合物または製薬上許容される塩を含む、滅菌済みの水性担体または非経口的に許容される油、たとえばポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、レシチン、ピーナッツ油またはゴマ油の溶液または懸濁液からなる。あるいは、溶液を凍結乾燥後、投与の直前に好適な溶媒で再構成してもよい。
【0151】
鼻内投与の組成物は、エアロゾル、滴下剤、ゲル及び粉末として使いやすく製剤できる。エアロゾル製剤は、典型的には、活性物質を製薬上許容される水系または非水系溶媒に加えた溶液または細粒懸濁液で構成され、通常は滅菌済み単回用量または反復用量で密封容器に収容されており、カートリッジの形態かまたは噴霧デバイスと一緒に使用する詰め替え用の形態である。あるいは、密封容器は、単回用量の経鼻吸入器であるか、または容器の中身が空になると廃棄される、調量バルブ付きのエアロゾル・ディスペンサーなどの、一体型ディスペンサー・デバイスであり得る。剤形がエアロゾル・ディスペンサーを構成する場合、圧縮空気またはフルオロクロロヒドロ炭素(fluorochlorohydrocarbon)などの有機噴霧剤などの圧縮ガスであり得る噴霧剤を含むことになる。エアロゾル剤形はまた、ポンプアトマイザーの形態もとり得る。
【0152】
頬の内側または舌下投与に好適な組成物としては、錠剤、ドロップ及びトローチが挙げられ、活性成分は、糖及びアカシヤ、トラガカント、またはゼラチン及びグリセリンなどの担体と一緒に製剤されている。
【0153】
一実施形態では、組成物は、錠剤、カプセル剤またはアンプル剤などの単位剤形である。
【0154】
経口投与用の各用量単位には、遊離塩基として計算される式(I)の化合物またはその製薬上許容される塩がたとえば1〜250mg(非経口投与ではたとえば0.1〜25mg)含まれる。
【0155】
製薬上許容される本発明の化合物は、通常、遊離塩基として計算される式(I)の化合物またはその製薬上許容される塩を、一日用法で、(成人患者では)たとえば経口用量では1mg〜500mg、たとえば10mg〜400mg、たとえば10〜250mg、または静脈、皮下、または筋内用量では0.1mg〜100mg、たとえば0.1mg〜50mg、たとえば1〜25mg投与され、化合物は1日あたり1〜4回投与される。好適には、化合物は、持続治療期間、たとえば1週間以上投与されることになる。
【実施例】
【0156】
本発明を、以下の非限定的な実施例により、さらに説明する。
【0157】
以下の手順では一般に、各出発物質の後、調製物または実施例を番号で参照するが、これは熟練化学者を助ける目的でしかない。出発物質は、必ずしも言及されているバッチから調製しなくてよい。
【0158】
「同様(similar)の」手順または「似た(analogous)」手順、または「〜と同様の(as)」手順の使用に言及する場合、当業者であれば理解しようが、そのような手順は、たとえば反応温度、試薬/溶媒の量、反応時間、ワークアップ条件またはクロマトグラフィーによる精製条件の少々の変化を含み得る。
【0159】
以下の手順では、構造中の絶対立体化学の「up(上)」または「down(下)」の立体配置は、その名称中に単一の絶対立体化学を伴う(たとえば(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン)場合は正しいと見なされる。一方、構造中の絶対立体化学の「up(上)」または「down(下)」の立体配置は、その名称中に単一の絶対立体化学が特定されていない(たとえば(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン)場合は、1つのエナンチオマーを別のエナンチオマーと区別するためだけに任意に指定したものである。
【0160】
温度はすべて摂氏(℃)である。
【0161】
プロトン磁気共鳴(NMR)スペクトルは、典型的には、Varian製機器で400または500MHz、あるいはBruker製機器で400MHzのいずれかで記録され得る。
【0162】
化学シフトは百万分率(ppm、δ単位)で表される。化学シフトは、内部標準として用いられるMeSiの低磁場側ppm(δ)として報告され、一般に、一重線(s)、ブロード一重線(br.s.)、二重線(d)、二重線の二重線(dd)、二重線の二重線の二重線(ddd)、三重線の二重線(dt)、三重線(t)、二重線の三重線(td)、四重線(q)、または多重線(m)と特定される。
【0163】
LCMSは、次の条件下で記録され得る:
DADクロマトグラフィー追跡、マスクロマトグラム及び質量スペクトルは、UPLC/PDA/MS Acquity(商標)システムと、陽及び/または陰ESイオン化モードで操作されるMicromass ZQ(商標)またはWaters SQDシングル四重極型質量分析計を連結して取得できる。使用したQC法は2種であり、1つは低pH条件で、もう1つは高pH条件で操作した。低pH条件下で操作した方法の詳細は、カラム、Acquity BEH C18、1.7μm、2.1x50mmまたはAcquity CSH C18、1.7μm、2.1x50mm、カラムの温度は40℃であった;移動相溶媒AはmilliQ水+0.1%HCOOH、移動相溶媒BはMeCN+0.1%HCOOHであった。流量は1ml/分であった。グラジエントテーブルは、t=0分 97%A−3%B、t=1.5分 0.1%A−99.9%B、t=1.9分 0.1%A−99.9%B及びt=2分 97%A−3%Bであった。UV検出範囲は210−350nmであり、ES/ES範囲は100−1000amuであった。
【0164】
高pH条件下で操作した方法の詳細は、カラム Acquity BEH C18、1.7μm、2.1x50mm;移動相溶媒Aは10mMのNHHCO水溶液でありアンモニアでpH=10に調節されており、移動相溶媒BはMeCNであったことを除いては、上述の低pH条件と同じであった。
【0165】
低pHまたは高pHクロマトグラフ条件下で操作されるWaters Fractionlynx(商標)システムにより、半分取質量分析自動精製(semipreparative mass directed autopurifications)(MDAP)を実行した。使用した固定相は、XTerra C18、XBridge C18、Sunfire C18、XSelect C18、Gemini AXIA C18であった。カラム長は、5、10または15cmであり、内径は19、21または30mmであった。固定相の粒径は、5または10μmであった。精製は、低pHまたは高pHクロマトグラフ条件を用いて実行した。移動相溶媒の組成は、QC分析に用いたのと同じであった。使用した固定相/移動相の組合せは、XTerra、XBridge、Sunfire、XSelect(低pH移動相)及びXTerra、XBridge、Gemini AXIA(高pH移動相)であった。精製はすべて室温のカラムで実施した。使用した流量は、内径19または21mmのカラムでは17または20ml/分であり、内径30mmのカラムでは40または43ml/分であった。目的の種を回収するトリガーは、TlC MSシグナル中の目的のm/z比の値であった。グラジエント・タイムテーブルは、目的の種のRtの振舞で設定した。
【0166】
精製は、Biotage(登録商標)IsoleraまたはBiotage(登録商標)SP1フラッシュクロマトグラフィーシステムを用いても実施され得、これらの機器はBiotage(登録商標)KP−SILカートリッジ、Biotage(登録商標)KP−NHカートリッジ、またはBiotage(登録商標)KP−C18カートリッジと一緒に動作する。
【0167】
特に断らない限り、すべての反応は、一般に、不活性雰囲気下(たとえば窒素下)で実施される。
【0168】
Tlcは、シリカプレート上の薄層クロマトグラフィーを指し、乾燥される(dried)とは、無水硫酸ナトリウムで乾燥される溶液を指す。
【0169】
文中で使用する略語は以下のとおりである:EtOAc、AcOEt、EA=酢酸エチル;EtO=ジエチルエーテル;MeOH=メタノール;THF=テトラヒドロフラン;r.t.(RT)は室温を指す;DMSO=ジメチルスルホキシド;DMF=N,N’−ジメチルホルムアミド;DCM=ジクロロメタン;EtOH=エタノール;DCE=ジクロロエタン;DME=1,2−ジメトキシエタン;Cy、cHex=シクロヘキサン;ACN=アセトニトリル;tBuOH=tert−ブタノール;TEA=トリエチルアミン;DIPEA=N,N−ジイソプロピルエチルアミン;BocO=二炭酸ジ−tert−ブチル;TFA=トリフルオロ酢酸;Pd(dba)=トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0);TPP=トリフェニルホスフィン;AcOH=酢酸;LAH=水素化アルミニウムリチウム;T3P=プロピルホスホン酸無水物;SCXカートリッジ=強カチオン交換カートリッジ;ipa=イソプロピルアミン;FA=ギ酸;Py=ピリジン;TBAF=フッ化テトラブチルアンモニウム;TBDMSCl=tert−塩化ブチルジメチルシリル;HOBtO=1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物;EDCHCl=N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド;DMAP=4−(ジメチルアミノ)ピリジン;TMSCN=シアン化トリメチルシリル;mCPBA=3−クロロ過安息香酸;mCBA=3−クロロ安息香酸;CbzCl=クロロギ酸ベンジル;ACE−Cl=1−クロロギ酸クロロエチル。
【0170】
調製物1:{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物(6.4mL、86.1mmol)のEtOH(25mL)溶液に、4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(3.92mL、28.7mmol)を窒素下で10分滴下した。得られた溶液をRTで1時間撹拌した。溶液をRTに冷却してから水とDCMで希釈した。相を分離し、有機相を乾燥し、減圧下で濃縮して{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン(p1、5.2g、y=96%)を薄黄色のオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 189.2 [MH]
【0171】
調製物2:(フェニルメチリデン)ヒドラジン
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物(2.5mL、30mmol)のEtOH(10mL)溶液に、ベンズアルデヒド(1.04mL、10mmol)を窒素下で10分滴下した。得られた溶液をRTで1.5時間撹拌した。この後、水を加え、真空でエタノールを蒸発させた。水相をDCM(x4)で抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮して(フェニルメチリデン)ヒドラジン(p2、1.2g、y=定量(quant.))を黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 121.1 [MH]
【0172】
調製物3:[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物(2.5mL、30mmol)のEtOH(10mL)溶液に、2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(1.36mL、10mmol)を窒素下で10分滴下した。得られた溶液を還流で1時間撹拌してから、1時間でRTに冷却した。この後、水を加えて、水相をDCM(x4)で抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮して[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン(p3、2.15g、y=定量)を黄色の液体として得た。
MS (m/z): 207.3 [MH]
【0173】
調製物4:[(2,4−ジフルオロフェニル)メチリデン]ヒドラジン
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物(2.5mL、30mmol)のEtOH(10mL)溶液に、2,4−ジフルオロベンズアルデヒド(1.09mL、10mmol)を滴下した。得られた溶液をRTで1時間撹拌してから水を加え、水相をDCM(x4)で抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮して[(2、4−ジフルオロフェニル)メチリデン]ヒドラジン(p4、1.8g、y=定量)を白色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 7.81 (s, 1H), 7.70−7.78 (m, 1H), 7.21 (d, 1H), 7.08 (s, 2H), 7.05 (d, 1H)
【0174】
調製物5:[(4−フルオロフェニル)メチリデン]ヒドラジン
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物(2.5mL、30mmol)のEtOH(10mL)溶液に、4−フルオロベンズアルデヒド(1.07mL、10mmol)を滴下した。得られた溶液を還流で1時間撹拌してからRTに冷却した。この後、水を加えて水相をDCM(X4)で抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮して[(4−フルオロフェニル)メチリデン]ヒドラジン(p5、1.5g、y=定量)を黄色のろうとして得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 7.71 (s, 1H), 7.47−7.55 (m, 2H), 7.15 (m, 2H), 6.75 (s, 2H)
【0175】
調製物6:[(3,5−ジクロロフェニル)メチリデン]ヒドラジン
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物(0.72mL、8.55mmol)のEtOH(6mL)溶液に、3,5−ジクロロベンズアルデヒド(1g、5.7mmol)を窒素下で5分、少しずつ(portionwise)加えた。得られた溶液をRTで3時間撹拌した。溶液を蒸発させ、残渣をDCMと水に分配し、DCMで数回抽出した。合わせた有機相を塩水(15mL)で洗い、乾燥し、濾過し、蒸発させて黄色の固体を得、これをFCによりシリカゲルで精製して(cHexから30%EtOAcで溶出)、[(3、5−ジクロロフェニル)メチリデン]ヒドラジン(p6、510mg、y=47%)を黄色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ:7.62 (s, 1H), 7.48 (d, 2H), 7.38−7.43 (m, 1H), 7.25 (s, 2H)
【0176】
調製物7:{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物60%を含む水(2.1mL、25.8mmol)のEtOH(7.5mL)溶液に、2−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(1.13mL、8.6mmol)を窒素下で10分滴下した。得られた溶液をRTで1.5時間撹拌した。この後、水を加えて水相をDCM(x3)で抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮して、{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン(p7、1.31g、y=71%)を黄色のオイルとして得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 8.01 (d, 1H), 7.89−7.96 (m, 1H), 7.65 (d, 1H), 7.59 (m, 1H), 7.34−7.43 (m, 3H)
【0177】
調製物8:{[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物(1.9mL、23.4mmol)のEtOH(7.5mL)溶液に、4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(1.07mL、7.8mmol)を窒素下で10分滴下した。得られた溶液をRTで1時間撹拌した。この後、水を加えて水相をDCM(x3)で抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮して、{[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン(p8、1.81g、y=98%)を薄黄色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 8.03 (m, 1H), 7.89 (m, 1H), 7.54 (m, 1H), 7.48 (d, 1H), 7.39 (s, 2H)
【0178】
調製物9:5−メタンヒドラゾノイル−2−(トリフルオロメチル)ピリジン
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物(0.48mL、5.7mmol)のEtOH(5mL)溶液に、6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジンカルボキサルデヒド(1g、5.7mmol)を窒素下で5分、少しずつ加えた。得られた溶液をRTで3時間撹拌した。溶液を蒸発させ、残渣をDCMと水に分配し、DCMで数回抽出した。合わせた有機相を塩水(15mL)で洗い、乾燥し、濾過し、蒸発させて、5−メタンヒドラゾノイル−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(p9、0.87g、y=定量)を白色の固体として得、これをそのまま次のステップで用いた.
MS (m/z): 190.4 [MH]
【0179】
調製物10:1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
1−ベンジル−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−2,5−ジオン(25g、134mmol)をAcOH(80mL)に溶かし、PPh(35g、134mmol)を加えた。得られた溶液をRTで1時間撹拌してから、37%のホルムアルデヒド水溶液(15mL、252mmol)を加えた。溶液をRTで2.5時間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去した。残渣を水(300mL)とDCM(350mL)に分配した。層を分離し、有機部分をNaSOで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製し(溶離液:シクロヘキサン−EtOAc、80:20から60:40)、1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、24.44g、y=90%)を無色のオイルとして得た。
MS (m/z): 202.2 [MH]
【0180】
調製物11及び12:(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、p11)及び(1S,3R/1R,3S)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、p12)
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン(p1、11.29g、60mmol)のジオキサン(65mL)溶液に、10℃で、MnO(52.16g、600mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで1時間撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサン(70mL)で洗った。この薄黄色の溶液を、次に、1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、12.07g、60mmol)のジオキサン(30mL)溶液に加えた。得られたオレンジ色/赤色の溶液をRTで40時間撹拌し続けた。溶媒を除去し、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:cHexから30%EtOAc)、
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、トランス、p11):7.2g、y=33%、96%純度
(1S,3R/1R,3S)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、シス、p12):7.5g、y=35%、60%純度
を得て、これらをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 360.3 [MH]
【0181】
調製物13:(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、トランス、p11、0.91g、2.53mmol)をTHF(15mL)に溶かし、LiAlH 1Mを含むTHF(5.06mL、5.06mmol)を滴下した。得られたオレンジ色の溶液を還流で1時間加熱した。次いで氷浴により冷却し、NaSO10 HOでガス発生が止まるまでクエンチした。混合物をセライトのパッドで濾過しEtOAcで洗い、溶液を濃縮して、(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、810mg)をオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップb:
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、ステップaより810mg)をN下でMeOH(20mL)に溶かし、ギ酸アンモニウム(1.55g、24.4mmol)を加えた。2サイクル後、真空/N Pd/C(0.25g)を加えた。得られた混合物を還流で1時間撹拌した。RTに冷却後、セライトのパッドで濾過し、溶媒を蒸発させて、残渣をSCXカートリッジに装填して(1N NHを含むMeOHで溶出)、蒸発後に、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、495mg、y=81%)を薄黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 242.3 [MH]
【0182】
調製物14:(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
(1S,3R/1R,3S)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、シス、p12、7.5g、20.87mmol)をTHF(120mL)に溶かし、LiAlH 1Mを含むTHF(15.65mL、15.65mmol)を0℃で滴下した。得られたオレンジ色の溶液を還流で1時間加熱した。次いで氷浴により冷却し、NaSO10 HOでガス発生が止まるまでクエンチした。混合物をセライトのパッドで濾過しEtOAcで洗い、溶液を濃縮して、(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、6.9g)をオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップb:
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、6.9g、ステップaより)をN下でMeOH(200mL)に溶かし、ギ酸アンモニウム(6.58g、104.35mmol)を加えた。次いで、Pd/C(800mg)を加えた。得られた混合物を還流で5時間撹拌した。冷却後、セライトのパッドで濾過し、溶媒を蒸発させて、HCl 約1.25Mを含むMeOHを12mL加えた。溶媒を減圧下で除去し、残渣をSCXカートリッジにロードしてMeOHで洗い、NH 1Mを含むMeOHで溶出した。溶媒を減圧下で除去し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、3.89g、y=77%)を得た。
MS (m/z): 242.0 [MH]
【0183】
調製物15:(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1)
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、3.89g)をキラル分取HPLC(SFC)に供してエナンチオマーを分離した。
分取クロマトグラフィー(preparative chromatography):
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
モディファイアー (エタノール+0.1%イソプロピルアミン)7%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 900μL
注入 53.3mg/注入
以下を得た:
(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p15、1.5g)
エナンチオマー1:保持時間6.4分、100%ee。
MS (m/z): 242.0 [MH]
【0184】
調製物16及び17:(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、p16)及び(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、p17)
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
(フェニルメチリデン)ヒドラジン(p2、0.6g、5mmol)のジオキサン(10mL)溶液に、10℃で、MnO(4.4g、50mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで30分撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサンで洗い、この溶液を1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、1g、5mmol)のジオキサン(3.5mL)溶液に加えた。得られたオレンジ色/赤色の溶液をRTで一晩(O/N)撹拌し続けた。溶媒を除去し、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:cHexから30%EtOAc)、
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、トランス、p16):524mg、y=36%、70%純度及び171mg、y=12%、90%純度。
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、シス、p17):550mg、y=38%、76%純度
を得、これらをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 292.2 [MH]
【0185】
調製物18:(1S,3S/1R,3R)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、p16、524mg、1.8mmol)から出発して調製物13で説明した方法と似たようにして合成し、(1S,3S/1R,3R)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p18、トランス、166mg、60%純度)を得た。
MS (m/z): 242.3 [MH]
【0186】
調製物19:(1R,3S/1S,3R)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p17、シス、1.13g、3.88mmol)から出発して調製物13で説明した方法と似たようにして合成し、(1R,3S/1S,3R)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p19、シス、42mg、y=6%)を得た。
MS (m/z): 174.1 [MH]
【0187】
調製物20及び21:(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、p20)及び(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、p21)
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
{[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン(p3、1.05g、5mmol)のジオキサン(10mL)溶液に、10℃で、MnO(4.4g、50mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで30分撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサン(10mL)で洗い、直接1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、1g、5mmol)のジオキサン(10mL)溶液に加えた。得られたオレンジ色/赤色の溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を除去し、残渣をFCによりSiカートリッジで精製して(溶離液:cHexから30%EtOAc)、
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、トランス、p20):1.12g、55%純度
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、シス、p21):518mg、86%純度
を得、これらをそのまま次のステップで用いた。
MS(m/z):378.3[MH]
【0188】
調製物22:(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ−[2.4]ヘプタン(トランス)
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p20、トランス、1.2g、3.18mmol)から出発して調製物13で説明した方法と似たようにして合成し、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p22、トランス、308mg、y=37%)を得た。
MS (m/z): 260.2 [MH]
【0189】
調製物23:(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ−[2.4]ヘプタン(シス)
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p21、シス、0.654g、1.73mmol)から出発して調製物14で説明した方法と似たようにして合成し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p23、シス、234mg、y=52%)を得た。
MS (m/z): 260.2 [MH]
【0190】
調製物24及び25:(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p24、シス、エナンチオマー1)及び(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p25、シス、エナンチオマー2)
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p23と同様に調製、シス、1g)をキラル分取HPLC(SFC)に供してエナンチオマーを分離した:
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
モディファイアー (エタノール+0.1%イソプロピルアミン)7%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 25mg/注入
以下を得た:
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p24、シス、351mg)エナンチオマー1:保持時間4.7分、100%ee.
MS (m/z): 260.2 [MH]
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p25、シス、378mg)エナンチオマー2:保持時間6.2分、98.8%ee.
MS (m/z): 260.2 [MH]
【0191】
調製物26及び27:(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、p26)及び(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、p27)
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
[(2,4−ジフルオロフェニル)メチリデン]ヒドラジン(p4、0.78g、5mmol)のジオキサン(10mL)溶液に、10℃で、MnO(4.4g、50mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで30分撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサン(10mL)で洗い、直接1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、1g、5mmol)のジオキサン(10mL)溶液に加えた。得られたオレンジ色/赤色の溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を除去し、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:cHexから30%EtOAc)、
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、トランス、p26):791mg、69%純度
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、シス、p27):653mg、87%純度
を得、これらをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 328.3 [MH]
【0192】
調製物34:(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p32、トランス、791mg、2.42mmol)をTHF(15mL)に溶かし、LiAlH 1Mを含むTHF(4.83mL、4.83mmol)を0℃で滴下した。反応物(reaction)を1時間還流してから、−20℃に冷却してNaSO10 HOでクエンチした。混合物をセライトのパッドで濾過しEtOAcで洗い、溶液を濃縮して、(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p34、トランス、734mg)をオイルとして得、これを未精製のまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 300.4 [MH]
【0193】
調製物28:(1R,3S/1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p26、トランス、791mg、2.42mmol)をTHF(15mL)に溶かし、LiAlH 1Mを含むTHF(4.83mL、4.83mmol)を0℃で滴下した。反応を1時間還流してから、−20℃に冷却してNaSO10 HOでクエンチした。混合物をセライトのパッドで濾過しEtOAcで洗い、溶液を濃縮して(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、734mg)をオイルとして得、これを未精製のまま次のステップで用いた。
ステップb:
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、734mg、ステップaより)をDCM(15mL)に溶かし、混合物を0℃に冷却した。ACE−Cl(520uL、4.82mmol)を加え、混合物をRTまで放冷し、その温度で一晩撹拌し続けた。翌日溶媒を減圧下で除去し、残渣をMeOH(12mL)に溶かした。混合物を30分還流してから、RTに冷却し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:DCMからDCM/MeOH 9:1)、(1R,3S/1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p28、トランス、158mg、y=31%)を得た。
MS (m/z): 210.2 [MH]
【0194】
調製物29:(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p27、シス、0.653g、1.99mmol)から出発して調製物14で説明した方法と似たようにして合成し、(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p29、シス、326mg、y=78%)を得た。
MS (m/z): 210.2 [MH]
【0195】
調製物30及び31:(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、p30)及び(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、p31)
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
[(4−フルオロフェニル)メチリデン]ヒドラジン(p5、0.82g、6mmol)のジオキサン(10mL)溶液に、10℃で、MnO(4.4g、50mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで30分撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサン(10mL)で洗い、直接1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、1.2g、6mmol)のジオキサン(10mL)溶液に加えた。得られたオレンジ色/赤色の溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を除去し、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:cHexから30%EtOAc)、
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、トランス、p30):951mg、82%純度
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、シス、p31):765mg、70%純度
を得、これらをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 310.3 [MH]
【0196】
調製物32:(1S,3S/1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p30、951mg、3.07mmol)から出発して調製物28で説明した方法と似たようにして合成し、(1S,3S/1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p32、トランス、257mg、y=44%)を得た。
MS (m/z): 192.2 [MH]
【0197】
調製物33:(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオンジオン(p31、シス、765mg、2.47mmol)から出発して調製物14で説明した方法と似たようにして合成し、(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p33、シス、366mg、y=77%)を得た。
MS (m/z): 192.2 [MH]
【0198】
調製物34及び35:(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、p34)及び(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、p35)
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
[(3,5−ジクロロフェニル)メチリデン]ヒドラジン(p6、0.85g、4.49mmol)のジオキサン(10mL)溶液に、10℃で、MnO(3.9g、45mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで50分撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサン(10mL)で洗い、直接1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、0.885g、4.4mmol)のジオキサン(5mL)溶液に加えた。得られたオレンジ色/赤色の溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を除去し、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:cHexから30%EtOAc)、
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、トランス、p34):440mg、89%純度
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、シス、p35):440mg、40%純度
を得、これらをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 359.9 [MH]
【0199】
調製物36:(1S,3S/1R,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p34、トランス、440mg、1.22mmol)から出発して調製物28で説明した方法と似たようにして合成し、(1S,3S/1R,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p36、トランス、164mg、y=55%)を得た。
MS (m/z): 241.9 [M]
【0200】
調製物37:(1R,3S/1S,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p35、シス、440mg、1.22mmol)から出発して調製物28で説明した方法と似たようにして合成し、(1R,3S/1S,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p37、シス、110mg、y=27%)を得た。
MS (m/z): 241.9 [M]
【0201】
調製物38及び39:(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、p38)及び(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、p39)
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン(p7、0.935g、4.97mmol)のジオキサン(6mL)溶液に、10℃で、MnO(4.32g、49.7mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで30分撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサン(15mL)で洗い、直接1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、1g、4.97mmol)のジオキサン(3mL)溶液に加えた。得られたオレンジ色/赤色の溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を除去し、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:cHexから30%EtOAc、その後100%EtOAc)両方のジアステレオマーの混合物を得、キラル分取HPLCにより分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール+0.1%イソプロピルアミン)80/20%v/v
流量(ml/分) 18ml/分
DAD検出 220nm
ループ 330μL
注入 41mg/注入
以下を得た:
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、シス、p38):531mg、100%純度、r.t.1.17分
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、トランス、p39):425mg、100%純度、r.t.1.20分
MS (m/z): 360.0 [MH]
【0202】
調製物40:(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p39、トランス、128mg、0.36mmol)から出発して調製物13で説明した方法と似たようにして合成し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p40、トランス、52mg、y=60%)を得た。
MS (m/z): 241.9 [M]
【0203】
調製物41:(1R,3S/1S,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1S,3R/1R,3S)−5−ベンジル−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p38、シス、529mg、1.48mmol)から出発して調製物14で説明した方法と似たようにして合成し、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p41、シス、181mg、y=51%)を得た。
MS (m/z): 241.9 [M]
【0204】
調製物42、43、44及び45:(1R,3Sまたは1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、エナンチオマー1、p42)、(1S,3Rまたは1R,3S)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、エナンチオマー2、p43)、(1S,3Sまたは1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、エナンチオマー1、p44)及び(1R,3Rまたは1S,3S)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、エナンチオマー2、p45)
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
{[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン(p8、1.81g、8.78mmol)のジオキサン(12mL)溶液に、10℃で、MnO(7.26g、83.5mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで30分撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサン(30mL)で洗い、直接1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、1.68g、8.35mmol)のジオキサン(6mL)溶液に加えた。得られたオレンジ色/赤色の溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を除去してオレンジ色のガムを得、これをFCによりシリカゲルで精製して(溶離液はCyから40%EtOAc)、両方のラセミジアステレオマーの混合物(2.2g)を得、キラル分取HPLCにより4つの単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)80/20%v/v
流量(ml/分) 16ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 44mg/注入
以下を得た:
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、シス、エナンチオマー1、p42):500mg、98.4%純度、r.t.5.8分
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、シス、エナンチオマー2、p43):441mg、98%純度、r.t.6.6分
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、トランス、エナンチオマー1、p44):361mg、99%純度、r.t.7.3分
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、トランス、エナンチオマー2、p45):403mg、100%純度、r.t.9.3分
MS (m/z): 378.2 [MH]
【0205】
調製物46:(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1)
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、トランス、エナンチオマー1、p44、361mg、0.96mmol)をTHF(5mL)に溶かし、0℃で、LiAlH 1Mを含むTHF(1.92mL、1.92mmol)を滴下した。得られたオレンジ色の溶液を還流で1時間加熱した。次いで0℃に冷却し、ガス発生が止まるまでNaSO10 HOでクエンチした。セライトのパッドで濾過しEtOAcで洗い、溶液を濃縮して、(1S,3Sまたは1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1、291mg)を無色のオイルとして得た。
ステップb:
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1、291mg、ステップaより)をN下でMeOH(10mL)に溶かし、ギ酸アンモニウム(523mg、8.3mmol)を加えた。次にPd/C(33mg)を加えた。得られた混合物を還流で1時間撹拌した。冷却後、セライトのパッドで濾過し、溶媒を蒸発させ、MeOH、及び1.5mLのHCl 約1.25Mを含むMeOHを加えた。溶媒を減圧下で除去し、残渣を5g SCXカートリッジにロードしてMeOHで洗い、NH 1Mを含むMeOHで溶出した。溶媒を減圧下で除去して黄色のオイルを得、これをC18カートリッジで精製し(溶離液は、水+0.1%HCOOHから25%ACN+0.1%HCOOH)、次にSCXカートリッジにロードして(MeOHで洗い、NH 1Mを含むMeOHで溶出)、(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p46、42mg、y=17%)を黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 260.2 [M]
【0206】
調製物47:(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2)
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1R,3Rまたは1S,3S)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、トランス、エナンチオマー2、p45、403mg、1.07mmol)から出発して調製物46で説明した方法と似たようにして合成し、(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p47、トランス、エナンチオマー2、93mg、y=33%)を得た。
MS (m/z): 260.2 [M]
【0207】
調製物48:(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1)
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1R,3Sまたは1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、シス、エナンチオマー1、p42、500mg、1.33mmol)から出発して調製物46で説明した方法と似たようにして合成し、(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p48、シス、エナンチオマー1、126mg、y=36%)を得た。
MS (m/z): 260.2 [M]
【0208】
調製物49:(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2)
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1S,3Rまたは1R,3S)−5−ベンジル−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、シス、エナンチオマー2、p43、441mg、1.17mmol)から出発して調製物46で説明した方法と似たようにして合成し、(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p49、シス、エナンチオマー2、76mg、y=25%)を得た。
MS(m/z):260.2[M]
【0209】
調製物50及び51:(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(トランス、p50)及び(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(シス、p51)
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
5−メタンヒドラゾノイル−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(p9、0.8g、4.22mmol)のジオキサン(15mL)溶液に、10℃で、MnO(3.6g、42.2mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで45分撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサンで洗い、この溶液を1−ベンジル−3−メチリデンピロリジン−2,5−ジオン(p10、0.766g、3.8mmol)のジオキサン(5mL)溶液に加えた。得られたオレンジ色の溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を除去し、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:cHexから45%EtOAc)、
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体1、トランス、p50):450mg
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(ジアステレオ異性体2、シス、p51):360mg
を得、これらをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 361.0 [MH]
【0210】
調製物52:(1R,3S/1S,3R)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−4,6−ジオン(p51、シス、0.36g、1mmol)から出発して調製物14で説明した方法と似たようにして合成し、(1R,3S/1S,3R)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p52、シス、100mg、y=41%)を得た。
MS (m/z): 243.3 [M]
【0211】
調製物53:4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
エチル=2−クロロ−3−オキソブタノアート(ethyl 2−chloro−3−oxobutanoate)(16.8ml、121.51mmol)とホルムアミド(13.5mL、340.23mmol)の撹拌混合物を120℃に加熱した。6時間後、混合物をRTまで放冷し、窒素下で一晩撹拌した。混合物を3M NaOHで処理し(120mL、反応は中程度の発熱性)、RTで4時間撹拌した。EtOAc(120mL)を加えて相を分離させた。有機層を廃棄し、水性層を37%のHCl水溶液で酸性化してpH2にした(約40mL)。沈殿物が形成し始めた。懸濁液をEtOAc(160mL)で処理し、沈殿物が溶解するまで激しく振った。相を分離し、水相をEtOAcでさらに2回抽出した(120mL)。合わせた有機層を濃縮して体積を減じた。新たにEtOAc(160mL)を加え、混合物を真空で蒸発させて乾燥した。回収した固体を減圧下で45℃のオーブンに一晩入れ、4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸(p53、8.52g、y=44%)を茶褐色の固体として得た。
MS (m/z): 128.0 [MH]
【0212】
調製物54:1−メタンスルホニル−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
ベンゾトリアゾール(5g、42mmol)とピリジン(5.4mL、67.2mmol)の乾燥トルエン(50mL)溶液に、0℃、N雰囲気下で、MsCl(3.9mL、50.36mmol)を含む乾燥トルエン(10mL)を滴下し、混合物を一晩RTで撹拌した。混合物を酢酸エチル(20mL)で希釈し、水(2x30mL)、塩水(30mL)で洗い、MgSOで乾燥し、濾過し、真空で蒸発させて、1−メタンスルホニル−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール(p54、8.44g、y=定量)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.21 (dt, 1H), 8.04 (dt, 1H), 7.86−7.75 (m, 1H), 7.67−7.57 (m, 1H), 3.76 (s, 3H)
【0213】
調製物55:メチル=6−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−カルボニル)ピリジン−2−カルボキシラート
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
6−(メトキシカルボニル)ピリジン−2−カルボン酸(4g、22.08mmol)と1−メタンスルホニル−1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール(p54、4.35g、22.08mmol)とトリエチルアミン(6.15mL、44.16mmol)の混合物をTHF(150mL)中で4時間還流した。溶媒を蒸発させ、残渣をDCMに溶かした。有機層を水で洗い、乾燥し、蒸発させて、メチル=6−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−カルボニル)ピリジン−2−カルボキシラート(p55、5.8g、y=93%)を得た。
MS (m/z): 283.2 [MH]
【0214】
調製物56:メチル=6−カルバモイルピリジン−2−カルボキシラート
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=6−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−カルボニル)ピリジン−2−カルボキシラート(p55、1.9g、6.73mmol)を、THF(15mL)とMeOH(8mL)中で、水酸化アンモニウム(30%水溶液、40滴、43mmol)と一緒にRTで2時間撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させた後、2M NaOH(20mL)を残渣に加えてから混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機層を乾燥した。溶媒の蒸発によって、メチル=6−カルバモイルピリジン−2−カルボキシラート(p56、310mg、y=未精製)が得られた。
MS (m/z): 181.1 [MH]
【0215】
調製物57:6−カルバモイルピリジン−2−カルボン酸
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=6−カルバモイルピリジン−2−カルボキシラート(p56、0.31g、1.72mmol)のTHF(5mL)と水(2mL)溶液を、RTで、水酸化リチウム(0.072g、1.72mmol)で処理し、2時間撹拌し、濃縮した。濃縮物を水(5mL)に溶かして1N HClでpH7に調節した。水溶液を蒸発させて、6−カルバモイルピリジン−2−カルボン酸(p57、550mg、y=未精製)を得た。
MS (m/z): 166.0 [M]
【0216】
調製物58:メチル=6−(メチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボキシラート
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=6−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−カルボニル)ピリジン−2−カルボキシラート(p55、0.75g、2.66mmol)を、メチルアミン 2Mを含むTHF(1.33mL、2.66mmol)と一緒に、RTで4時間、THF(25mL)中で撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させた後、2M NaOH(20mL)を残渣に加え、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を乾燥した。溶媒の蒸発によって、メチル=6−(メチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボキシラート(p58、350mg、y=68%)を得た。
MS (m/z): 195.1 [MH]
【0217】
調製物59:6−(メチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボン酸
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=6−(メチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボキシラート(p58、0.592g、3.05mmol)のTHF(7mL)と水(3mL)溶液を、RTでLiOH・HO(0.128g、3.05mmol)で処理し、1時間撹拌し、濃縮した。濃縮物を水(5mL)に溶かし、1N HClでpH7に調節した。水溶液を蒸発させ、残渣をC18カートリッジで精製して(溶離液:水から10%CHCN)、蒸発後に、6−(メチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボン酸(p59、540mg、y=98%)を得た。
MS (m/z): 181.1 [MH]
【0218】
調製物60:メチル=6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボキシラート
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=6−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−カルボニル)ピリジン−2−カルボキシラート(p55、1.5g、5.32mmol)を、ジメチルアミン 2Mを含むTHF(2.66mL、5.32mmol)と一緒に、RTで4時間、THF(35mL)中で撹拌した。溶媒を真空中で除去した後、2M NaOH(20mL)を残渣に加え、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を乾燥した。溶媒の蒸発により、メチル=6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボキシラート(p60、250mg、y=22%)を得た。
MS (m/z): 209.1 [MH]
【0219】
調製物61:6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボン酸
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボキシラート(p60、0.36g、1.73mmol)のTHF(6mL)と水(2mL)溶液を、RTで、LiOH・HO(0.072g、1.73mmol)で処理し、1時間撹拌してから濃縮した。濃縮物を水(5mL)に溶かし、1N HClでpH7に調節した。水溶液を蒸発させ、残渣をFCによりC18カートリッジで精製した(溶離液:水から10%CHCN)。蒸発後、6−(ジメチルカルバモイル)ピリジン−2−カルボン酸が得られた(p61、500mg、y=未精製)。
MS (m/z): 195.2 [MH]
【0220】
調製物62:エチル=2−(ピリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキシラート
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
エチル=2−ブロモ−1,3−オキサゾール−4−カルボキシラート(200mg、0.9mmole)と3−ピリジンボロン酸(144mg、1.17mmole)をねじ口バイアル内で合わせ、これに1,4−ジオキサン(5mL)と2M NaCO(1.13mL、2.27mmol)を加えた。混合物にNを1’通じてから、Pd(PPh(100mg、0.09mmol)を加えた。バイアルの蓋を閉めてから100℃で加熱した。2時間後、混合物をRTに冷却し、EtOAcで希釈し、セライトのパッドで濾過しEtOAcで洗ってから、濃縮した。粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液:cHexからEtOAc)、エチル=2−(ピリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキシラート(p62、71mg、y=35%)を得た。
MS (m/z): 219.1 [MH]
【0221】
調製物63:エチル=2−(ピリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキシラート
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
エチル=2−(ピリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキシラート(p62、380mg、1.74mmol)をTHF/水(5mL/2mL)に溶かし、LiOH HO(72mg、1.74mmol)を加えた。混合物をRTで2時間撹拌した。溶媒を真空中で除去し、残渣を水で溶かし(dissoved)、6N HClで酸性化してpH4にした。沈殿物は見られず、溶液を蒸発させて、エチル=2−(ピリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−カルボキシラート(p63、330mg、y=未精製)を得た。
MS (m/z): 191.1 [MH]
【0222】
調製物64:4−(1,3−オキサゾール−2−イル)安息香酸
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
4−カルバモイル安息香酸(4.8g、29mmol)と2−ブロモ−1,1−ジエトキシエタン(8.7mL、58mmol)のジオキサン(60mL)溶液を還流(101℃)で3.5時間撹拌した。固体を濾去し、濾過液を真空中で濃縮した。残渣を逆相クロマトグラフィーによりC18カートリッジで精製して(溶離液:水+0.1%HCOOHから30%ACN+0.1%HCOOH)、4−(1,3−オキサゾール−2−イル)安息香酸(p64、232mg、y=4%)を得た。
MS (m/z): 190.1 [MH]
【0223】
調製物65:4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸(p53、2g、15.7mmol)のDMF(9mL)溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(1.82g、17.27mmol)を加えた。DIPEA(4.8mL、28.26mmol)をRTで滴下してから、混合物を氷浴で冷却した後にT3P(EtOAc中50%w/w)(14mL、23.55mmol)を加えた。反応物をRTで一晩撹拌した。NaOH 4M溶液(15mL)を加えた(pH=8とした)。反応物をEtOAcで希釈し、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH11になるまでさらに4M NaOHを加え、混合物を40分間70℃に加熱した。次にその透明な赤褐色の溶液を3時間でRTに冷却してから、37%HClをpH5になるまでゆっくりと加えた。透明な溶液をDCMで3回抽出し、合わせた有機物を乾燥し、濃縮して茶色の固体を得た。
粗物質をC18カートリッジで精製した(HO+0.1%HCOOHから20%MeCN+0.1%HCOOHで溶出)。生成物を含有する画分を回収し、濃縮して体積を減じてから、DCMで2回抽出して、4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p65、605mg、y=17%)を黄色の固体として得た。
MS (m/z): 197.1 [MH]
【0224】
調製物66:4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
オキサン−4−カルボン酸(5g、38.42mmol)のDMF(23mL)溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(4.45g、42.26mmol)を加えた。DIPEA(11.8mL、69.15mmol)をRTで滴下してから、混合物を氷浴で冷却した後、T3P(EtOAc中50%w/w)(35mL、57.63mmol)を加えた。反応物をRTで一晩撹拌した。NaOH 4M溶液を加えた(pH=8とした)。反応物をEtOAcで希釈し、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH11になるまでさらに4M NaOHを加え、混合物を40分間70℃に加熱した。次に溶液をRTに冷却し、次に0℃に冷却してから、HCl 6NをpH約5になるまでゆっくりと加えた。白色の沈殿物を濾過しcHexで洗ってから、50℃で一晩乾燥して、4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(3.47g)を白色の固体として得た。
母液をDCM(2x)で抽出し、有機層を乾燥し、蒸発させてオイルを得、これをEtOで研和してオフホワイトの沈殿物を得、これを濾過し、50℃で一晩乾燥して、さらに1.8gの標題化合物4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p66,全部でy=69%)を薄黄色の固体として得た。
MS (m/z): 200.2 [MH]
【0225】
以下の中間体を、先述したまたは市販の対応するカルボン酸から出発して、調製物66と似たようにして調製した。
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0226】
調製物128:5−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
6−シアノピリジン−3−カルボン酸(230mg、1.55mmol)のDMF(0.9mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(180mg、1.71mmol)とDIPEA(0.49mL、2.79mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(1.38mL、2.33mmol)を少しずつ加えた。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物を一晩RTで撹拌した。0.5M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、得られた2つの相を分離してから(有機上層を除去してから)、混合物を75℃に加熱し1.5時間撹拌した。溶液をRTに冷却し、37%HClをpH約6になるまでゆっくりと加えた。混合物をDCMで抽出し、有機相を相分離カートリッジで乾燥し、濃縮した。残渣を水で処理し、混合物を濾過し、白色の固体を水で洗い、45℃で一晩真空乾燥して、5−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル(p128、224mg、y=66%)を得た。
MS (m/z): 218.1 [MH]
【0227】
調製物129:4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
2−シアノピリジン−4−カルボン酸(1.0g、6.75mmol)のDMF(3.9mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(0.78g、7.43mmol)とDIPEA(2.1mL、12.15mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してからT3P(50%wt/EA)(6.0mL、10.13mmol)を少しずつ加えた。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物を一晩RTで撹拌した。0.5M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、得られた2つの相を分離してから(有機上層を除去してから)混合物を75℃に加熱し、1.5時間撹拌した。溶液をRTに冷却し、37%HClをpH約5になるまでゆっくりと加えた。混合物を5分撹拌してから濾過した。固体を水で洗い、45℃で一晩真空乾燥して、4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリルと4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド誘導体の約1:1の混合物(p129、0.74g)を得、これを未精製のまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 218.1 [MH]
【0228】
調製物130:5−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
6−シアノピリジン−3−カルボン酸(0.5g、3.35mmol)のDMF(5mL)溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(390mg、3.71mmol)を加えた。DIPEA(1.1mL、6.75mmol)をRTで滴下してから、混合物を氷浴で冷却した後、T3P(EtOAc中50%w/w)(3mL、5.05mmol)を加えた。反応物をRTで一晩撹拌した。NaOH 4Mの溶液を、途中で形成される沈殿物が溶解するまで加えた(pH=8となる)。反応物をEtOAcで希釈し、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH11になるまでさらに4M NaOHを加え、混合物を2.5時間70℃に加熱した。次いでNaOH(ペレット)を加えてpHを11に上げ、反応物を70℃で1時間撹拌した。溶液を0℃に冷却してから、HCl 6NをpH5になるまでゆっくりと加えた。形成した沈殿物を真空で濾過して、5−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド(p130、585mg、y=74%)を得た。
MS (m/z): 236.1 [MH]
【0229】
調製物131:6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−3−カルボニトリル
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
5−シアノピリジン−2−カルボン酸(1.0g、6.75mmol)のDMF(3.9mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(0.78g、7.43mmol)とDIPEA(2.1mL、12.15mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(6.0mL、10.13mmol)を少しずつ加えた。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物を一晩RTで撹拌した。0.5M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、得られた2つの相を分離してから(有機上層を除去してから)、混合物を70℃に加熱し、1.5時間撹拌した。溶液をRTに冷却し、37%HClをpH約6になるまでゆっくりと加えた。混合物を5分撹拌してから濾過した。固体を水で洗い、45℃で一晩真空乾燥して、6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−3−カルボニトリル(p131、1.47gy=96%)を得た。
MS (m/z): 218.1 [MH]
【0230】
調製物132:6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−3−カルボニトリル(p131、1.47g、6.75mmol)と粉砕KOH(1.14g、20.25mmol)のt−BuOH(90mL)中混合物を90℃に加熱し、1.5時間撹拌した。混合物をRTまで放冷した後、濾過し、黄色の固体をt−BuOHで洗ってから、真空で乾燥した。固体を水に溶かし、37%HClを加えてpHを4〜5にしてから、混合物を濾過し、固体を水で洗って45℃で一晩真空乾燥して、6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(p132、1.39g、y=88%)を得た。
MS (m/z): 236.1 [MH]
【0231】
調製物133:4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボキサミド
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
ピリジン−2,4−ジカルボン酸(2.5g、14.95mmol)をMeOH(9mL)に溶かし、塩化水素 約1.25Mのメタノール(6mL)溶液を加えた。この懸濁液を50℃で8時間撹拌し続けた。混合物を減圧下で濃縮して、2−(メトキシカルボニル)ピリジン−4−カルボン酸(2.35g、未精製)を、主にモノエステル、部分的にジエステル(esther)の混合物として得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップb:
2−(メトキシカルボニル)ピリジン−4−カルボン酸(ステップaより2.35g)を水(5mL)に溶かし、28%のNHOH水溶液(15mL)で処理し、溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を減圧下で除去して、2−カルバモイルピリジン−4−カルボン酸と4−カルバモイルピリジン−2−カルボン酸(1.27g)を得、そのまま次のステップで用いた。
ステップc:
4−カルバモイルピリジン−2−カルボン酸(ステップbより1.27g)のDMF(5mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(884mg、8.4mmol)とDIPEA(2.4mL、13.7mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(6.82mL、11.39mmol)を滴下した。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物をRTで一晩撹拌した。
3M NaOHの水溶液を加え(pH約8として)、続いてAcOEtを加え、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH11となるまでさらに3M NaOHを加えてから、混合物を70℃に加熱し、40分撹拌した。
溶液をRTに冷却し、6N HClをpH5になるまでゆっくりと加えた。形成した沈殿物を濾過して回収し、水とCyで洗ってから、高真空で乾燥して、4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボキサミド(p133、745mg、y=21%)を得た。
MS (m/z): 236.1 [MH]
【0232】
調製物134:2−(メトキシカルボニル)−3−メチルピリジン−N酸化物
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
エチル=2−メチル−3−ピリジンカルボキシラート(1.86mL、12.1mmol)のDCM(50mL)溶液に、mCPBA(4.18g、24.2mmol)をRTで加えた。溶液をRTで24時間撹拌した。溶液を濾過し、濃縮した。残渣をFCによりシリカで精製して(溶離液:DCMから15%MeOH)、まだmCBAを含有している固体を得、これをDCMで溶かし、NaHCOで洗い、有機相を乾燥し、蒸発させて、2−(メトキシカルボニル)−3−メチルピリジン−N酸化物(p134、1.9g、y=85%)を得た。
MS (m/z): 168.1 [M]
【0233】
調製物135:メチル=6−シアノ−3−メチルピリジン−2−カルボキシラート
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
2−(メトキシカルボニル)−3−メチルピリジン−N酸化物(p134、1.9g、11.29mmol)のDCM(80mL)溶液に、TMSCNを加え(2.1mL、16.93mmol)、5分後に塩化ジメチルカルバミル(1.56mL、16.93mmol)を加えた。この溶液をRTで48時間撹拌した。次に10%KCOをゆっくりと加えて、反応混合物を塩基性にした。有機層を分離し、乾燥し、蒸発させて未精製物質を得、これをFCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液:Cyから20%EtOAc)、メチル=6−シアノ−3−メチルピリジン−2−カルボキシラート(p135、370mg、y=19%)を得た。
MS (m/z): 177.1 [MH]
【0234】
調製物136:6−シアノ−2−メチルピリジン−3−カルボン酸
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=6−シアノ−3−メチルピリジン−2−カルボキシラート(p135、0.37g、2.1mmol)のTHF(6mL)と水(2mL)溶液を、RTで、LiOH・HO(0.097g、2.3mmol)で処理し、1時間撹拌し、濃縮した。濃縮物を水(5mL)に溶かし、1N HClでpH2に調節して、沈殿物を得た。沈殿物を濾過し、冷水で洗ってから乾燥して、6−シアノ−2−メチルピリジン−3−カルボン酸(p136、320mg、y=94%)を得た。
MS (m/z): 163.0 [MH]
【0235】
調製物137:5−メチル−6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
6−シアノ−2−メチルピリジン−3−カルボン酸(p136、320mg、1.97mmol)のDMF(2mL)溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(228mg、2.117mmol)を加えた。DIPEA(0.605mL、3.54mmol)をRTで滴下してから、混合物を氷浴で冷却した後、T3P(EtOAc中50%w/w)(1.76mL、2.96mmol)を加えた。反応物をRTで一晩撹拌し、pH=8になるまでNaOH 4M溶液を加えた。反応物をEtOAcで希釈し、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH9になるまでさらに4M NaOH溶液を加え、混合物を5時間70℃に加熱した。次に溶液を0℃に冷却し、pH5になるまでHCl 6Nをゆっくりと加えた。形成した沈殿物を濾過した。母液をDCMで数回抽出し、有機相を乾燥し、蒸発させてオイルを得た。水(約2mL)を加えた後、沈殿物が得られた。これを濾過し、前の沈殿物と合わせて、5−メチル−6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル(p137、160mg、y=35%)を得た。
MS (m/z): 232.1 [MH]
【0236】
調製物138:1−メチル−4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
5−メチル−6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル(P137、0.16g、0.69mmol)と粉砕KOH(0.116mg、2.06mmol)のt−BuOH(5mL)中混合物を85℃に加熱し、1時間撹拌した。混合物をRTまで放冷した後、溶媒をデカントした。黄色の固体を水に溶かし、6N HClを加えてpHを4〜5にし、沈殿物を得た。次にこれを濾過し、固体を乾燥して、5−メチル−6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド(p138、120mg、y=70%)を得た。
MS (m/z): 250.2 [MH]
【0237】
調製物139:2,5−ジメチルピラジン−2,5−ジカルボキシラート
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
ピラジン−2,5−ジカルボン酸(900mg、5.35mmol)をMeOH(9mL)に溶かし、塩化水素 約1.25Mのメタノール溶液(9mL)を加えた。次に混合物を50℃に加熱し、その温度で8時間撹拌した。次いでこれをRTで一晩撹拌し続けた。翌日、2mL多くのHCl 約1.25Mを含むMeOHを加え、混合物を50℃に加熱し、その温度でさらに1時間撹拌した。混合物をRTに冷却し、減圧下で濃縮して、2,5−ジメチルピラジン−2,5−ジカルボキシラート(p139、949mg、y=90%)を得た。
MS (m/z): 197.1 [MH]
【0238】
調製物140:5−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
2,5−ジメチルピラジン−2,5−ジカルボキシラート(p139、949mg、4.84mmol)をメタノール(10mL)に溶かし、1M NaOH(4.84mL、4.84mmol)をゆっくりと加えた。得られた懸濁液を1時間RTで撹拌してから、有機溶媒を蒸発させ、水性残渣を酸性化してpH2にし、濃縮して、5−(メトキシカルボニル)ピラジン−2−カルボン酸(1.23g)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップb:
5−(メトキシカルボニル)ピラジン−2−カルボン酸(ステップaより1.23g)を水(5mL)に溶かしてから28%のNHOH水溶液(10mL)を加え、溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を減圧下で除去して、5−カルバモイルピラジン−2−カルボン酸(845mg)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップC:
5−カルバモイルピラジン−2−カルボン酸(ステップbより845mg)のDMF(3mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(585mg、5.56mmol)とDIPEA(1.59mL、9.1mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(4.52mL、7.55mmol)を滴下した。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物をRTで一晩撹拌した。
3M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、続いてAcOEtを加え、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH11になるまでさらに3M NaOHを加えてから、混合物を70℃に加熱し、40分撹拌した。溶液をRTに冷却し、pH5になるまで6N HClをゆっくりと加えた。生成物を、水とCyで濾過洗浄して回収した。固体を高真空で乾燥して、5−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピラジン−2−カルボキサミド(p140、218mg、y=19%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 9.18−9.26 (m, 2H), 8.35−8.44 (m, 1H), 7.92−8.05 (m, 1H), 3.83 (s, 3H)
【0239】
調製物141:1,5−ジ−tert−ブチル=1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1,5−ジカルボキシラート
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボン酸(1.0g、6.13mmol)とTEA(2.4mL、15.33mmol)とDMAP(0.15g、1.23mmol)のDMF(10mL)撹拌溶液に、BocO(2.94g、13.49mmol)を少しずつ加え、得られた反応混合物を一晩RTで撹拌した。混合物をDCMで希釈し、塩化アンモニウム飽和液、水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物をFCによりシリカカートリッジで精製して(Cy/EA 100/0から90/10で溶出)、1,5−ジ−tert−ブチル=1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1,5−ジカルボキシラート(p141、1.37g、y=85%)を白色の泡として得た。
MS (m/z): 320.2 [MH]
【0240】
調製物142:1−ベンジル=5−tert−ブチル=1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1,5−ジカルボキシラート
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
1−[(tert−ブトキシ)カルボニル]−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボン酸(p141、1.37g、5.20mmol)のMeOH(15mL)撹拌溶液を、0℃で、CsCO(0.17g、0.52mmol)で処理し、この温度で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をDCM及びNHCl飽和液に溶かした。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空で除去して0.89gのtert−ブチル=1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボキシラートを得、そのまま用いた。
ステップb:
tert−ブチル=1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボキシラート(ステップaより0.89g)とTEA(0.74mL、5.28mmol)のDCM(10mL)撹拌溶液に、0℃、窒素雰囲気下で、CbzCl(0.61mL、4.26mmol)を滴下した。氷浴槽を除去し、反応混合物を一晩RTで撹拌した。混合物をDCMで希釈し、塩化アンモニウム飽和液、水で洗って、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空で除去した。粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(Cy/EA 100/0から35/65で溶出)、1−ベンジル=5−tert−ブチル=1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1,5−ジカルボキシラート(p142、0.42g、y=23%)を白色の泡として得た。
MS (m/z): 354.3 [MH]
【0241】
調製物143:5−{1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル}−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
1−ベンジル=5−tert−ブチル=1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−1,5−ジカルボキシラート(p142、0.42g、1.19mmol)のDCM(5mL)撹拌溶液に、RTでTFA(1.8mL)を加え、得られた反応混合物をRTで4時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をDCMに溶かした。溶液を相分離カートリッジに通し、溶液を真空で濃縮して、1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボン酸(225mg)を粗生成物として得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップb:
1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−カルボン酸(225mg、ステップaより)のDMF(0.8mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(88mg、0.83mmol)とDIPEA(0.24mL、1.37mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(0.68mL、1.14mmol)を少しずつ加えた。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物を一晩RTで撹拌した。4M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH約11になるまでさらに4M NaOHを加えてから、混合物を70℃に加熱し、1.5時間撹拌した。溶液をRTに冷却し、37%HClをpH約5になるまでゆっくりと加えた。混合物を5分撹拌してから濾過した。固体を水で洗い、45℃で一晩真空乾燥して、5−{1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル}−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p143、125mg、y=45%)を薄黄色の固体として得た。
MS (m/z): 233.2 [MH]
【0242】
調製物144:2−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル]アセトニトリル
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
4−(シアノメチル)安息香酸(1g、6.2mmol)のDMF(4mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(0.72g、6.82mmol)とDIPEA(1.95mL、11.16mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(5.36mL、9.3mmol)を少しずつ加えた。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物を一晩RTで撹拌した。4M NaOHの水溶液を加えた(pH約8とした)。反応物をEtOAcで希釈し、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH約9になるまでさらに4M NaOHを加えてから、混合物を70℃に加熱し、6時間撹拌した。さらに4M NaOHを加えてpH約9に調節した。溶液を4時間70℃に加熱してから、RTに冷却し、pH4になるまで6N HClをゆっくりと加え、沈殿物を得た。沈殿物を濾過し、乾燥して、2−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル]アセトニトリル(p144、900mg、y=63%)を得た。
MS (m/z): 231.2 [MH]
【0243】
調製物145:2−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル]アセトアミド
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル]アセトニトリル(p144、0.75g、3.25mmol)と粉砕KOH(0.55mg、9.75mmol)のt−BuOH(10mL)中混合物を90℃に加熱し、3時間撹拌した。混合物をRTまで放冷した後、溶媒をデカントした。黄色の固体を水に溶かし、6N HClを加えてpHを4〜5にし、沈殿物を得た。これを濾過し、乾燥して、2−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)フェニル]アセトアミド(p145、420mg、y=80%)を得た。
MS (m/z): 249.1 [MH]
【0244】
調製物146:3−[(2−クロロエチル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p65、300mg、1.53mmol)の混合MeOH/アセトン(0.75mL/1.6mL)懸濁液に、RTで、1−ブロモ−2−クロロエタン(165μL、1.99mmol)を加え、続いてKCO(296mg、2.14mmol)を加え、混合物をRTで4時間撹拌した。次に混合物を水とEtOAcに分配し、相を分離した。有機相を塩水で洗ってから乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(cHexからEtOAcで溶出)、3−[(2−クロロエチル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p146、237mg、y=60%)を得た。
MS (m/z): 259.1 [MH]
【0245】
調製物147:(4−クロロブチル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p65、300mg、1.53mmol)の混合MeOH/アセトン(0.75mL/1.6mL)懸濁液に、RTで、1−ブロモ−4−クロロブタン(230μL、1.99mmol)を加え、続いてKCO(296mg、2.14mmol)を加え、混合物をRTで4時間撹拌した。次にこれを水とEtOAcに分配し、相を分離した。有機相を塩水で洗ってから乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(cHexからEtOAcで溶出)、(4−クロロブチル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p147、270mg、y=61%)を得た。
MS (m/z): 287.1 [MH]
【0246】
調製物148:3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p65、400mg、2.03mmol)の混合MeOH/アセトン(1.3mL/3.2mL)懸濁液に、RTで、1−ブロモ−3−クロロプロパン(260μL、2.64mmol)を加え、続いてKCO(392mg、2.84mmol)を加え、混合物をRTで4.5時間撹拌した。これを水とEtOAcに分配し、相を分離した。有機相を塩水で洗ってから乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(cHexからEtOAcで溶出)、3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、400mg、y=65%)を薄黄色の固体として得た。
MS (m/z): 273.1 [MH]
【0247】
以下の中間体を、先述したまたは市販の対応するチオトリアゾールを1−ブロモ−3−クロロプロパンと反応させて、調製物148と似たようにして調製した。
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0248】
調製物221:1−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]エタン−1−オン
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
1−アセチルピペリジン−4−カルボン酸(1g、5.84mmol)のDMF(3mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(676mg、6.4mmol)とDIPEA(1.83mL、10.5mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(5.21mL、8.7mmol)を滴下した。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物をRTで2時間撹拌した。
3M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、続いてAcOEtを加え、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH11になるまでさらに3M NaOHを加えてから、混合物を70℃に加熱し、40分撹拌した。溶液をRTに冷却し、6N HClをpH5になるまでゆっくりと加えた。混合物をDCMで数回抽出した。水相を減圧下で濃縮し、残渣をFCによりC18カートリッジで精製して(溶離液 水+0.1%HCOOH→50%ACN+0.1%HCOOH)、1−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]エタン−1−オン(p221、793mg、y=56%)を得た。
MS (m/z): 241.2 [MH]
【0249】
調製物222:1−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−1−イル)エタン−1−オン
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
1−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]エタン−1−オン(p221、793mg、3.3mmol)の混合MeOH/アセトン(4mL/9mL)懸濁液に、RTで、1−ブロモ−3−クロロプロパン(424uL、4.3mmol)を加え、続いてKCO(1.14g、8.25mmol)を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。さらに、1−ブロモ−3−クロロプロパン(230uL、2.31mmol)、続いてKCO(594mg、4.3mmol)を加え、混合物をRTで2時間撹拌した。混合物を水とDCMに分配し、相を分離した。有機相を塩水で洗ってから乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液:DCMからDCM/MeOH 9:1)、1−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−1−イル)エタン−1−オン(p222、224mg、y=21%)を得た。
MS (m/z): 317.3 [MH]
【0250】
調製物223:tert−ブチル=4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−カルボキシラート
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
1−Boc−ピペリジン−4−カルボン酸(1.0g、4.36mmol)のDMF(3mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(0.504g、4.8mmol)とDIPEA(1.37mL、7.85mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(3.9mL、6.54mmol)を滴下した。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物をRTで3時間撹拌した。
3M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、続いてAcOEtを加え、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH11になるまでさらに4MNaOHを加えてから、混合物を70℃に加熱し、40分撹拌した。溶液をRTに冷却し6N HClをpH5になるまでゆっくりと加えた。生成物をDCMで数回抽出した。有機相を塩水で洗い、濾過し、蒸発させて、tert−ブチル=4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−カルボキシラート(p223、1.08g、y=83%)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 299.2 [MH]
【0251】
調製物224:tert−ブチル=4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−1−カルボキシラート
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル=4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピペリジン−1−カルボキシラート(p223、1.08g、3.62mmol)の混合MeOH/アセトン(4mL/9mL)懸濁液に、RTで、1−ブロモ−3−クロロプロパン(465uL、4.7mmol)を加え、続いてKCO(700mg、5.07mmol)を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。次にこれを水とDCMに分配し、相を分離した。有機相を塩水で洗ってから乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりNHカラムで精製して(溶離液:CyからCy/AcOEt 1:1)、tert−ブチル=4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−1−カルボキシラート(p224、1.08g、y=79%)を得た。
MS (m/z): 375.3 [MH]
【0252】
調製物225:tert−ブチル=3−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アゼチジン−1−カルボキシラート
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
1−[(tert−ブトキシ)カルボニル]アゼチジン−3−カルボン酸(1g、4.97mmol)のDMF(3.5mL)溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(0.575g、5.47mmol)を加えた。DIPEA(1.5mL、8.95mmol)をRTで加えてから混合物を氷浴で冷却した後、T3P(EtOAc中50%w/w)(4.1mL、6.958mmol)を加えた。反応物をRTで一晩撹拌した。NaOH 4Mの溶液(3mL)を加えた(pH=8とした)。反応物をEtOAcで希釈した。NaOH 4Mの溶液(1mL)を加え、混合物を溶解するまで振とうした。次に相を分離した(有機上層を除去した)。PH11になるまでさらに4M NaOHを加え(8mL)、透明のオレンジ色の溶液を1.5時間70℃に加熱した。次いで透明の黄色の溶液をRTに冷却してから、37%HClをpH4.5になるまでゆっくりと加えた。白濁した懸濁液をDCM(x4)で抽出し、合わせた有機物を乾燥し、濃縮した。(DMFを含有している)残渣に水を数滴加え、形成した沈殿物を濾過し、真空で乾燥して、tert−ブチル=3−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アゼチジン−1−カルボキシラート(p225、1.09g、y=81%)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 271.2 [MH]
【0253】
調製物226:tert−ブチル=3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アゼチジン−1−カルボキシラート
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル=3−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アゼチジン−1−カルボキシラート(p225、1.09g、4.02mmol)の混合MeOH/アセトン(2.2mL/5.7mL)懸濁液に、RTで、1−ブロモ−3−クロロプロパン(437uL、4.42mmol)を加え、続いてKCO(778mg、5.63mmol)を加え、混合物をRTで5時間撹拌した。混合物を濾過しDCMで洗い、濾過液を真空中で濃縮した。未精製物をFCによりシリカカートリッジで精製して(溶出液は、CyからEtOAc、その後AcOEtから20%MeOH)、tert−ブチル=3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アゼチジン−1−カルボキシラート(p226、1.05g、y=72%)を黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 347.0 [MH]
【0254】
調製物227:メチル=4−オキソシクロヘキサン−1−カルボキシラート
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
4−オキソシクロヘキサン−1−カルボン酸(840mg、5.91mmol)のメタノール(8mL)溶液に、RTで、塩化チオニル(0.51mL、7.09mmol)をゆっくりと加えた。反応混合物を3時間撹拌してから、減圧下で濃縮した。残渣をDCMと重炭酸ナトリウム飽和水溶液に溶かし、有機相を水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空で除去して、メチル=4−オキソシクロヘキサン−1−カルボキシラート(p227、840mg)を得、これを未精製のまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 157.1 [MH]
【0255】
調製物228:メチル=4−(ベンジルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボキシラート
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=4−オキソシクロヘキサン−1−カルボキシラート(p227、0.84g、5.38mmol)の1,2−DCE(20mL)溶液に、ベンジルアミン(0.62mL、5.65mmol)を加え、続いてトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(1.71g、8.07mmol)を少しずつ加え、得られた反応混合物を一晩RTで撹拌した。混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液とDCMで希釈した。有機相を塩水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。そうして得た粗物質をSCXカートリッジ精製に供して(MeOHと1N NH/MeOHで溶出)、メチル=4−(ベンジルアミノ)シクロヘキサン−l−カルボキシラート(p228、1.05g)を得、これを未精製のまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 248.3 [MH]
【0256】
調製物229:メチル=4−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}シクロヘキサン−1−カルボキシラート
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
メチル=4−(ベンジルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボキシラート(p228、1.05g、4.25mmol)と水酸化パラジウム炭素(20重量%、0.15g)のMeOH(25mL)中混合物を、大気圧、RTで、24時間水素化した。さらに水酸化パラジウム炭素(20重量%、0.15g)を加え、反応混合物を再度水素雰囲気下に置いた。24時間後、反応混合物をセライトで濾過し、濾過液を減圧下で濃縮して、メチル=4−アミノシクロヘキサン−1−カルボキシラート(0.61g)を得た。
ステップb:
メチル=4−アミノシクロヘキサン−1−カルボキシラート(ステップaより0.61g)のDCM(5mL)撹拌溶液に、RTで、BocO(0.14g、0.64mmol)のDCM(0.5mL)溶液を少しずつ加え、得られた反応混合物をRTで撹拌した。反応混合物を真空で濃縮し、粗生成物をFCによりシリカカートリッジで精製して(Cy/EA 100/0から90/10で溶出)、メチル=4−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}シクロヘキサン−1−カルボキシラート(p229、0.24g、y=22%)を得た。
MS (m/z): 258.3 [MH]
【0257】
調製物230:tert−ブチル=N−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}シクロヘキシル)カルバマート
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
メチル=4−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}シクロヘキサン−1−カルボキシラート(p229、236mg、0.92mmol)のTHF/MeOH/水(2mL/0.5mL/0.3mL)撹拌溶液に、RTで、LiOH(58mg、1.38mmol)を加え、反応混合物を50℃に加熱して、PLS装置で3時間振とうした。混合物を真空で濃縮し、残渣をDCMと0.1N HCl水溶液に溶かし、有機相を乾燥し、溶媒を減圧下で除去して、4−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}シクロヘキサン−1−カルボン酸(225mg)を得、これを未精製のまま次のステップで用いた。
ステップb:
4−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}シクロヘキサン−1−カルボン酸(ステップaより225mg)のDMF(0.6mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(107mg、1.02mmol)とDIPEA(0.29mL、1.66mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(0.83mL、1.38mmol)を少しずつ加えた。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物を一晩RTで撹拌した。4M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH約11になるまでさらに4M NaOHを加えてから、混合物を70℃に加熱し、40分撹拌した。溶液をRTに冷却し、37%HClをpH約5になるまでゆっくりと加えた。反応混合物をEAで2回抽出し、有機相を水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空で濃縮して、tert−ブチル=N−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)シクロヘキシル]カルバマート(275mg)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップC:
tert−ブチル=N−[4−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)シクロヘキシル]カルバマート(275mg ステップbより)と炭酸カリウム(158mg、1.14mmol)のMeOH/アセトン(0.6mL/1.6mL)中混合物に、1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.096mL、0.97mmol)を加え、得られた反応混合物を、一晩RTでPLS装置で振とうした。混合物をEAで希釈し、濾過し、固体をEAで洗い、濾過液を減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりNHカラムで精製して(Cy/EA 100/0から55/45で溶出)、tert−ブチル=N−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}シクロヘキシル)カルバマート(p230、139mg、y=39%)を得た。
MS (m/z): 389.3 [MH]
【0258】
調製物231:3−(エトキシカルボニル)−2−メチルピリジン−N酸化物
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
エチル=2−メチル−3−ピリジンカルボキシラート(1.86mL、12.1mmol)のDCM(50mL)溶液に、RTでmCPBAを加えた(4.18g、24.2mmol)。溶液をRTで24時間撹拌した。溶液を濾過し、濃縮した。残渣をFCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液:DCMから10%MeOH)、3−(エトキシカルボニル)−2−メチルピリジン−N酸化物(p231、2.23g、y=定量)を得た。
MS (m/z): 183.0 [MH]
【0259】
調製物232:エチル=6−シアノ−2−メチルピリジン−3−カルボキシラート
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
3−(エトキシカルボニル)−2−メチルピリジン−N酸化物(p231、2g、10.92mmol)のDCM(80mL)溶液に、TMSCNを加え(2.05mL、16.37mmol)、5分後に塩化ジメチルカルバミル(1.5mL、16.37mmol)を加えた。溶液をRTで48時間撹拌した。次に、10%KCOをゆっくりと加えて、反応混合物を塩基性にした。有機層を分離し、乾燥し、蒸発させて粗物質を得、FCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液:Cyから20%EtOAc)、エチル=6−シアノ−2−メチルピリジン−3−カルボキシラート(p232、1.23g、y=59%)を得た。
MS (m/z): 191.1 [MH]
【0260】
調製物233:6−シアノ−2−メチルピリジン−3−カルボン酸
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
エチル=6−シアノ−2−メチルピリジン−3−カルボキシラート(p232、1.37g、7.2mmol)のTHF(25mL)と水(10mL)溶液を、RTでLiOH・HO(0.453g、10.8mmol)で処理し、2時間撹拌し、濃縮した。濃縮物を水(10mL)に溶かし、1N HClでpH2に調節して沈殿物を得た。沈殿物を濾過し、冷水で洗った。母液をEtOACで数回抽出し、有機溶液を乾燥し、蒸発させ、前の固体と合わせて、6−シアノ−2−メチルピリジン−3−カルボン酸(p233、1.08g、y=92%)を得た。
MS (m/z): 163.0 [MH]
【0261】
調製物234及び235:5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド(p234)及び5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−6−メチルピリジン−2−カルボン酸(p235)
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
6−シアノ−2−メチルピリジン−3−カルボン酸(p234、1.08g、6.66mmol)のDMF(5mL)溶液に、RTで、4−メチル−3−チオセミカルバジド(770mg、7.32mmol)を加え、DIPEA(2.05mL、11.99mmol)を滴下してから混合物を氷浴で冷却した後、T3P(EtOAc中50%w/w)(5.953mL、9.99mmol)を加えた。反応物をRTで一晩撹拌し、pH=8になるまでNaOH 4M溶液を加えた。反応物をEtOAcで希釈し、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。PH11になるまでさらに4M NaOHを加え、混合物を2.5時間70℃に加熱した。次にNaOH(ペレット)を加えてpHを11に上げ、反応物を70℃で1時間撹拌した。次いで溶液を0℃に冷却してから、HCl 6NをpH5になるまでゆっくりと加えた。形成した沈殿物を真空で濾過しして、2種の生成物を含む固体(87%がカルボン酸誘導体、12%が一級アミド誘導体)を得た。これを混合MeOH/アセトン(5mL/10mL)中にRTで懸濁し、1−ブロモ−3−クロロプロパン(435uL、4.4mmol)加え、続いてKCO(1.32g、9.6mmol)を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。これを水とDCMに分配し、相を分離した。アミド誘導体を有機相で抽出し、乾燥し、減圧下で濃縮し、粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液:CyからAcOEt)、5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド(p234、37mg、y=3%)を得た。
MS (m/z): 326.1 [MH]
カルボン酸誘導体を含む水相を乾燥して、5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−6−メチルピリジン−2−カルボン酸(p235、1g、y=未精製)を得た。
MS (m/z): 327.2 [MH]
【0262】
調製物236:5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−3−カルボキサミド
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
3,5−ジメチルピリジン−3,5−ジカルボキシラート(500mg、2.56mmol)をメタノール(2mL)に溶かし、1M NaOH(2.56mL、2.56mmol)をゆっくりと加えた。得られた黄色い溶液をRTで15分撹拌してから、有機溶媒を蒸発させ、水性残渣を酸性化してpH2にし、DCM(4x)で抽出した。水相中に物質を検出したので、水相と有機相を合わせ、濃縮して、5−(メトキシカルボニル)ピリジン−3−カルボン酸(561mg)を黄色の固体として得た。約10%の出発物質及び10%のジカルボン酸の存在を検出した。これをそのまま次のステップで用いた。
ステップb:
5−(メトキシカルボニル)ピリジン−3−カルボン酸(ステップaより561mg)を、7M NHを含むMeOH(10mL、70mmol)に溶かした。得られた薄黄色の溶液を懸濁液にし、これを一晩RTで撹拌した。所望の化合物の痕跡は検出されなかったので、溶媒を減圧下で蒸発させ、残渣を28%のNHOH水溶液(10mL)で処理し、溶液をRTで3時間撹拌し続けた。次に混合物を減圧下で濃縮して、5−カルバモイルピリジン−3−カルボン酸(235mg)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップc:
5−カルバモイルピリジン−3−カルボン酸(235mg ステップbより)のDMF(1.5mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(164mg、1.56mmol)とDIPEA(0.444mL、2.55mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(1.26mL、2.1mmol)を滴下した。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物をRTで一晩撹拌した。
3M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、続いてAcOEtを加え、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH11になるまでさらに3M NaOHを加えてから混合物を70℃に加熱し、40分撹拌した。溶液をRTに冷却し、6N HClをpH5になるまでゆっくりと加えた。沈殿物は見られなかった。したがって水溶液を減圧下で濃縮して、5−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(705mg)を得、未精製のまま次のステップで用いた。
ステップ d:
5−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)ピリジン−3−カルボキサミド(705mg)の混合MeOH/アセトン(4mL/9mL)懸濁液に、RTで、1−ブロモ−3−クロロプロパン(182uL、1.84mmol)を加え、続いてKCO(488mg、3.53mmol)を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。次にこれを水とDCMに分配し、相を分離した。有機相を塩水で洗ってから乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液:DCMからDCM/MeOH 9:1)、5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−3−カルボキサミド(p236、73mg、y=9%)を得た。
MS (m/z): 312.2 [MH]
【0263】
調製物237:メチル=3−[(2,2−ジメトキシエチル)カルバモイル]ベンゾアート
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
3−(メトキシカルボニル)安息香酸(500mg、2.77mmol)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(397mg、2.94mmol)とN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(564mg、2.94mmol)とTEA(1.16mL、8.31mmol)のDCM(15mL)中混合物を、0℃で10分撹拌してから、2,2−ジメトキシエタン−1−アミン(0.301mL、2.77mmol)を加え、混合物をRTで一晩撹拌し続けた。これをNaHCO(x1)、NHCl(x3)及び塩水で洗い、有機相を分離し、乾燥し、減圧下で濃縮して、メチル=3−[(2,2−ジメトキシエチル)カルバモイル]ベンゾアート(p237、548mg、y=74%)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 268.2 [MH]
【0264】
調製物238:メチル=3−(1,3−オキサゾール−2−イル)ベンゾアート
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
メチル=3−[(2,2−ジメトキシエチル)カルバモイル]ベンゾアート(p237、548mg、2.05mmol)のTHF(4mL)溶液に、HCl 6N(1mL)を加え、混合物をRTで1.5時間撹拌した。次に混合物を塩水とAcOEtに分配し、有機層を乾燥し、濾過し、濃縮して、メチル=3−[(2−オキソエチル)カルバモイル]ベンゾアート(426mg)を得、そのまま次のステップで用いた。
ステップb:
PPh(1g、3.85mmol)のDCM(35mL)溶液に、RTで、ヨウ素(977mg、3.85mmol)を加え、続いてメチル=3−[(2−オキソエチル)カルバモイル]ベンゾアート(426mg ステップaより)のDCM(4mL)溶液を加え、混合物をRTで48時間撹拌した。混合物をチオ硫酸ナトリウム溶液と水で洗った。次に有機層を乾燥し、減圧下で濃縮した。未精製物をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:CyからAcOEt)、メチル=3−(1,3−オキサゾール−2−イル)ベンゾアート(p238、137.6mg、y=33%)を得た。
MS (m/z): 204.1 [MH]
【0265】
調製物239:3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−[3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
メチル=3−(1,3−オキサゾール−2−イル)ベンゾアート(p238、137.6mg、0.68mmol)をMeOH(2mL)に溶かし、1M NaOH(0.68mL、1.08mmol)をゆっくりと加えた。得られた黄色の溶液をRTで30分撹拌してから、有機溶媒を蒸発させ、水性残渣を酸性化してpH2にし、DCMで抽出した。有機相を乾燥し、濃縮して、3−(1,3−オキサゾール−2−イル)安息香酸(148mg)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップb:
3−(1、3−オキサゾール−2−イル)安息香酸(ステップaより148mg)のDMF(0.5mL)撹拌溶液に、4−メチル−3−チオセミカルバジド(79mg、0.75mmol)とDIPEA(0.213mL、1.22mmol)を続けて加えた。混合物を0℃に冷却してから、T3P(50%wt/EA)(0.61mL、1.02mmol)を滴下した。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物をRTで一晩撹拌した。
3M NaOHの水溶液を加え(pH約8とし)、続いてAcOEtを加え、得られた2つの相を分離した(有機上層を除去した)。pH11になるまでさらに3M NaOHを加えてから、混合物を70℃に加熱し、40分撹拌した。溶液をRTに冷却し、6N HClをpH5になるまでゆっくりと加えた。沈殿物を濾過し、水とCyで洗ってから回収し、高真空で乾燥して、4−メチル−5−[3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(67.6mg)を得た。
ステップC:
4−メチル−5−[3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(67.6mg ステップbより)の混合MeOH/アセトン(1mL/2.25mL)懸濁液に、RTで、1−ブロモ−3−クロロプロパン(34uL、0.34mmol)を加え、続いてKCO(90mg、0.65mmol)を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。次にこれを水とDCMに分配し、相を分離した。有機相を塩水で洗ってから乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:CyからCy/AcOEt 100%)、3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−[3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール(p239、44.3mg、y=19%)を得た。
MS (m/z): 259.2 [MH]
【0266】
調製物240:1−クロロ−3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロパン−2−オール
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p65、100mg、0.51mmol)の混合MeOH/アセトン(0.33mL/0.82mL)懸濁液に、RTで、1−ブロモ−3−クロロプロパン−2−オール(64uL、0.663mmol)を加え、続いてKCO(99mg、0.714mmol)を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。混合物を水とDCMに分配し、相を分離した。有機相を乾燥し、減圧下で濃縮して、1−クロロ−3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロパン−2−オール(p240、117mg、y=69%)を黄色の固体として得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 289.1 [MH]
【0267】
調製物241:オキサン−4−カルボヒドラジド
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボキシラート(4g、27.75mmol)のMeOH(50mL)撹拌溶液に、RTで、ヒドラジン一水和物(10.8mL、222mmol)を少しずつ加え、得られた反応混合物を還流で一晩撹拌した。混合物をRTまで放冷し、真空で濃縮して、標題化合物オキサン−4−カルボヒドラジド(p241、3.9g、y=98%)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 145.1 [MH]
【0268】
調製物242:({[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}アミノ)(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)メタノン
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸(1.0g、7.87mmol)のDCM(10mL)撹拌懸濁液に、RTで、塩化オキサリル(1.5mL、11.81mmol)を少しずつ加え、3分後に触媒量のDMF(4滴)を加え、得られた反応混合物をRTで2時間撹拌した。次に、透明の混合物を減圧下で濃縮した。残渣をDCM(5mL)に溶かし、この溶液をtert−ブチルカルバザート(3.64g、27.55mmol)とTEA(4.1mL、11.02mmol)のDCM(10mL)撹拌溶液に0℃、窒素雰囲気下で滴下した。得られた反応混合物を0℃で3時間撹拌してからRTまで放冷し、一晩撹拌した。混合物を真空で濃縮し、残渣をEA及び水に溶かした。有機相を水、塩化アンモニウム飽和液で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(Cy/EA 100/0から40/60で溶出)、({[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}アミノ)(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)メタノン(p242、2.45g、y=定量)を白色のろう状固体として得た。
MS (m/z): 242.2 [MH]
【0269】
調製物243:4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボヒドラジド
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
({[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}アミノ)(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)メタノン(p242、1.23g、5.1mmol)のジオキサン(5mL)撹拌溶液に、RTで、4N/ジオキサン HCl(26mL、104mmol)を少しずつ加え、得られた反応混合物をRTで3時間撹拌した。混合物を濾過し、固体を真空で一晩乾燥してから、SCXカートリッジにロードして(MeOHと2N NH/MeOHで溶出)、4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボヒドラジド(p243、366mg、y=51%)を明るい黄色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 9.68 (br. s., 1H), 8.38 (s, 1H), 4.47 (br. s., 2H), 2.37 (s, 3H)
【0270】
調製物244:メチル=ヘキサ−5−エンカルボキシミダートヒドロクロリド
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
5−ヘキセンニトリル(2g、21.02mmol)とMeOH(0.96mL)のEtO(20mL)撹拌溶液に、0℃で、HClガスを10分間通じた。反応混合物を真空で濃縮し、茶色のオイルをEtOに溶かした。固体を濾過し、エーテルで洗い、真空で乾燥して、メチル=ヘキサ−5−エンカルボキシミダートヒドロクロリド(p244、1.20g、y=42%)を白色の固体として得、これをそのまま次のステップで用いた。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 11.34−11.86 (m, 1H), 5.68−5.89 (m, 1H), 4.93−5.11 (m, 2H), 3.98−4.14 (m, 3H), 2.56−2.69 (m, 2H), 2.00−2.13 (m, 2H), 1.62−1.78 (m, 2H)
【0271】
調製物245:N,N’−ジメチルヘキサ−5−エンイミドアミドヒドロクロリド
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=ヘキサ−5−エンカルボキシミダートヒドロクロリド(p244、1.29g、7.88mmol)のMeOH(6mL)撹拌溶液に、RTで、33%wtのMeNHのエタノール(5.9mL、47.28mmol)溶液を加え、得られた反応混合物を還流で6時間撹拌し、RTで一晩撹拌した。次に混合物を真空で濃縮して、未精製のN、N’−ジメチルヘキサ−5−エンイミドアミドヒドロクロリド(p245、1.47g)を薄茶色のオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 141.1 [MH]
【0272】
調製物246:4−メチル−3−(オキサン−4−イル)−5−(ペンタ−4−エン−1−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
N,N’−ジメチルヘキサ−5−エンイミドアミドヒドロクロリド(p245、1.47g、8.32mmol)とオキサン−4−カルボヒドラジド(p241、1.20g、8.32)とKCO(1.15g、8.32mmol)のMeOH(50mL)懸濁液を加熱して還流させ、24時間撹拌した。次いで混合物を濾過し、有機溶液を真空で濃縮した。粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(DCMから10%MeOHで溶出)、2バッチの標題化合物4−メチル−3−(オキサン−4−イル)−5−(ペンタ−4−エン−1−イル)−4H−1,2,4−トリアゾールを得た(p246、バッチ1:0.20g、NMRによる純度>80%、バッチ2:0.75g、NMRによる純度<70%)。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 5.74−5.91 (m, 1H), 4.94−5.12 (m, 2H), 3.99−4.17 (m, 2H), 3.53−3.61 (m, 2H), 3.52 (s, 3H), 2.87−2.96 (m, 1H), 2.70−2.77 (m, 2H), 2.05−2.25 (m, 4H), 1.83−2.02 (m, 3H)
【0273】
調製物247:4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブタナール
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
中Oの緩流を、−78℃に冷却した4−メチル−3−(オキサン−4−イル)−5−(ペンタ−4−エン−1−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p246、203mg、0.86mmol)のDCM(10mL)溶液に、薄青色が持続するまで通じた(40分)。Nを通じて過剰なOを追い出してから、PPh(248mg、0.946mmol)のDCM(2mL)溶液を加えた。溶液を25℃になるまで放置し、2時間撹拌した。溶媒を真空中で除去し、粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(DCMからMeOHで溶出)、4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブタナール(p247、100mg、60%純度)を無色のオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.76 (m, 1H), 3.89−4.03 (m, 2H), 3.58−3.65 (m, 3H), 3.44−3.56 (m, 2H), 3.01−3.12 (m, 2H), 2.75 (s, 2H), 2.60−2.66 (m, 1H), 2.29−2.39 (m, 1H), 1.76−1.98 (m, 5H)
【0274】
調製物248:4−メチル−3−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−5−(ペンタ−4−エン−1−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
N,N’−ジメチルヘキサ−5−エンイミドアミドヒドロクロリド(p245、458mg、2.59mmol)と4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボヒドラジド(p243、366mg、2.59mmol)とKCO(537mg、3.89mmol)のMeOH(20mL)中混合物を32時間還流した。次に混合物をRTまで放冷し、減圧下で濃縮し、残渣をDCM及び濃縮した重炭酸ナトリウム水溶液に溶かした。有機相を水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空で除去した。粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(DCM/MeOH 100/0から96/4で溶出)、さらにFCによりNHカラムで精製して(Cy/EA 100/0から65/35で溶出)、4−メチル−3−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−5−(ペンタ−4−エン−1−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p248、107mg、y=18%)を薄黄色のろう状固体として得た。
MS (m/z): 233.2 [MH]
【0275】
実施例1:(1S,3S/1R,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E1)
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、23mg、0.096mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p146、25mg、0.096mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.2mL)に溶かし、60℃で一晩加熱した。混合物を水とEtOAcで希釈し、EtOACで数回抽出した。有機相を塩水で洗い、乾燥し、蒸発させた。残渣をFCによりシリカゲルで精製して(DCMから5%MeOHで溶出)、(1S,3S/1R,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E1、23mg、y=51%)を黄色の泡として得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.27 (s, 1H), 7.62 (d, 2H), 7.34 (d, 2H), 3.81 (s, 2H), 3.39 (m, 2H), 2.87 (m, 2H), 2.75−2.83 (m, 3H), 2.61−2.73 (m, 3H), 2.43 (s, 2H), 2.21−2.29 (m, 1H), 1.61−1.70 (m, 1H), 1.44 (s, 1H), 1.26 (m, 1H), 1.17−1.23 (m, 1H)
MS (m/z): 464.3 [MH]
【0276】
実施例2及び実施例3:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E2、エナンチオマー1)及び(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E3、エナンチオマー2)
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E1、23mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μm
移動相 n−ヘキサン/エタノール55/45%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 750μL
注入 10mg/注入
各エナンチオマーを1N HClを含むEtO(1.1eq)で処理し、蒸発させて、以下を得た:
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E2、5.2mg)
エナンチオマー1:保持時間11.7分、100%ee
MS (m/z): 464.3 [MH]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E3、6mg)
エナンチオマー2:保持時間13.1分、97.2%ee
MS (m/z): 464.3 [MH]
【0277】
実施例4:(1R,3S/1S,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E4)
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、50mg、0.195mmol)と3−[(3−クロロエチル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p146、57mg、0.22mmol)とNaCO(23mg、0.22mmol)とNal(33mg、0.22mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E4、20.5mg、y=22%)を薄黄色の泡として得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.95 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.14−7.23 (m, 2H), 3.68 (s, 3H), 3.28− 3.44 (m, 2H), 2.85 (s, 3H), 2.68−2.76 (m, 1H), 2.51−2.57 (m, 3H), 2.43−2.50 (m, 1H), 2.19− 2.25 (m, 1H), 2.11−2.18 (m, 1H), 1.94−2.05 (m, 2H), 1.15−1.24 (m, 2H)
MS (m/z): 464.3 [MH]
【0278】
実施例5:(1R,3S/1S,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、E5)
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E4、20.5mg)をEtOに溶かし、1.1eqの1N HClを含むEtOで処理し、蒸発後に、(1R,3S/1S,3R)−5−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}エチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E5、22.5mg)をオフホワイトの固体として得た。
MS (m/z): 464.3 [MH]
【0279】
実施例6:(1R,3S/1S,3R)−5−(4−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}ブチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E6)
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、50mg、0.2mmol)と(4−クロロブチル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p147、63mg、0.22mmol)とNaCO(23mg、0.22mmol)とNal(33mg、0.22mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(4−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}ブチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E6、14.5mg、y=15%)を薄黄色の泡として得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.95 (s, 1H), 7.55 (d, 2H), 7.22 (d, 2H), 3.65−3.74 (m, 3H), 3.20− 3.33 (m, 2H), 2.94 (br. s., 1H), 2.70 (br. s., 1H), 2.54 (s, 6H), 2.14−2.27 (m, 2H), 2.05 (d, 2H), 1.82 (m, 3H), 1.19−1.32 (m, 3H)
MS (m/z): 492.3 [MH]
【0280】
実施例7:(1R,3S/1S,3R)−5−(4−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}ブチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、E7)
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(4−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}ブチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E6、14.5mg)をEtOに溶かし、1.1eqの1N HClを含むEtOで処理して、蒸発後に、(1R,3S/1S,3R)−5−(4−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}ブチル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E7、13.5mg)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 492.3 [MH]
【0281】
実施例8:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E8)
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、47mg、0.195mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、58mg、0.21mmol)とNaCO(22mg、0.21mmol)とNal(31mg、0.21mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E8、35mg、y=37%)を薄黄色の泡として得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.95 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.23 (br. s., 2H), 3.73 (s, 3H), 3.37 (m, 2H), 2.59−2.94 (m, 5H), 2.55 (s, 3H), 1.97−2.31 (m, 3H), 1.63 (br. s., 4H), 1.25−1.36 (m, 1H), 1.11−1.19 (m, 1H)
MS (m/z): 478.3 [MH]
【0282】
実施例9及び実施例10:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E9、エナンチオマー1)及び(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E10、エナンチオマー2)
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)(E8、31mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/エタノール50/50%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 875μL
注入 15.5mg/注入
各エナンチオマーを1N HClを含むEtO(1.2eq)で処理し、蒸発させて、以下を得た:
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E9、8.3mg)
エナンチオマー1:保持時間8.5分、100%ee
MS (m/z): 478.3 [MH]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E10、12.9mg)
エナンチオマー2:保持時間10.9分、100%ee
MS (m/z): 478.3 [MH]
【0283】
実施例11:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E11)
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、47mg、0.195mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、58mg、0.21mmol)とNaCO(22mg、0.21mmol)とNal(31mg、0.21mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)(E11、29mg、y=31%)を黄色のオイルとして得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.28 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.40 (d, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.16−3.36 (m, 2H), 2.46−2.69 (m, 5H), 2.44 (s, 3H), 2.22−2.30 (m, 1H), 1.79−2.03 (m, 5H), 1.26−1.35 (m, 1H), 1.19−1.26 (m, 1H)
MS (m/z): 478.3 [MH]
【0284】
実施例12及び実施例13:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E12、エナンチオマー1)及び(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E13、エナンチオマー2)
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)(E11、26mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/エタノール50/50%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 750μL
注入 13mg/注入
各エナンチオマーを1N HClを含むEtO(1.1eq)で処理し、蒸発させて、以下を得た:
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E12、3.1mg)
エナンチオマー1:保持時間7.3分、100%ee
MS (m/z): 478.3 [MH]
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E13、4.5mg)
エナンチオマー2:保持時間9.7分、100%ee
MS (m/z): 478.3 [MH]
【0285】
実施例14:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E14)
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p18、77mg、0.44mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、120mg、0.44mmol)とNaCO(56mg、0.53mmol)とNal(79mg、0.53mmol)をDMF(0.360mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E14、20.5mg、y=11%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.26 (s, 1H) 7.09 − 7.33 (m, 5 H), 3.78 (s, 3 H), 3.27− 3.36(m, 2 H), 2.47 − 2.76 (m, 6 H), 2.41 (s, 3 H), 2.09 − 2.15 (m, 1 H), 1.87 − 2.00 (m, 2 H), 1.37 − 1.65 (m, 2 H), 1.04 −1.17 (m, 2 H)
MS (m/z): 410.3 [MH]
【0286】
実施例15及び実施例16:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E15、エナンチオマー1)及び(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E16、エナンチオマー2)
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)(E14、15mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%ipa)25/75%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 750μL
注入 7mg/注入
以下を得た。
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E15、5mg)
エナンチオマー1:保持時間10.5分
MS (m/z): 410.4 [MH]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E16、5mg)
エナンチオマー2:保持時間12.1分
MS (m/z): 410.4 [MH]
【0287】
実施例17:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E17)
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p19、42mg、0.24mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、65mg、0.24mmol)とNaCO(31mg、0.29mmol)とNal(43mg、0.29mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E17、22.5mg、y=23%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.26 (s, 1H) 7.09 − 7.33 (m, 5 H) 3.78 (s, 3 H) 3.27− 3.36 (m, 2 H) 2.47 − 2.76 (m, 6 H) 2.41 (s, 3 H) 2.09 − 2.15 (m, 1H) 1.87 − 2.00 (m, 2 H) 1.37 − 1.65(m, 2 H) 1.04− 1.17 (m, 2 H)
MS (m/z): 410.3 [MH]
【0288】
実施例18及び実施例19:(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E18、エナンチオマー1)及び(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E19、エナンチオマー2)
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)(E17、17mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%ipa)55/45%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 750μL
注入 8.5mg/注入
以下を得た。
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E18、6.6mg)
エナンチオマー1:保持時間7.9分、100%ee
MS (m/z): 410.3 [MH]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E19、6.6mg)
エナンチオマー2:保持時間9.3分、95.8%ee
MS (m/z): 410.3 [MH]
【0289】
実施例20:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E20、エナンチオマー2)
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2、E19、27mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー2、E20、29mg)を得た。
MS (m/z): 410.4 [MH]
【0290】
実施例21:(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E21)
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p22、50mg、0.193mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、58mg、0.212mmol)とNaCO(25mg、0.23mmol)とNal(35mg、0.23mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E21、59mg、y=62%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.27 (s, 1H), 7.49 (m, 2H), 7.29−7.37 (m, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.32−3.38 (m, 2H), 2.47−3.12 (m, 6H), 2.42 (s, 3H), 2.35 (m, 1H), 1.69 (br. s., 1H), 1.42 (br.s., 1H), 1.28−1.39 (m, 3H)
MS (m/z): 496.3 [MH]
【0291】
実施例22及び実施例23:(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E22、トランス、エナンチオマー1)及び(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E23、トランス、エナンチオマー2)
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)、(E21、57mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%ipa)55/45%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 11mg/注入
以下を得た。
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E22、19.4mg)
エナンチオマー1:保持時間7.7分、100%ee
MS (m/z): 496.3 [MH]
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E23、19.7mg)
エナンチオマー2:保持時間9.3分、98.6%ee
MS (m/z): 496.3 [MH]
【0292】
実施例24:(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E24、トランス、エナンチオマー1)
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー1、E22、19.4mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー1、E24、18mg)を得た。
MS (m/z): 496.3 [MH]
【0293】
実施例25:(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E25、トランス、エナンチオマー2)
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2、E23、19.4mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー2、E25、18mg)を得た。
MS (m/z): 496.3 [MH]
【0294】
実施例26:(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E26)
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p23、50mg、0.193mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、58mg、0.212mmol)とNaCO(25mg、0.23mmol)とNal(35mg、0.23mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E26、39mg、y=41%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.27 (s, 1H), 7.49 (d, 2H), 7.38 (s, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.20−3.35 (m, 2H), 2.87−3.19 (m, 3H), 2.42 (s, 3H), 2.33−2.39 (m, 1H), 2.10−2.19 (m, 1H), 1.92−2.02 (m, 2H), 1.42−1.50 (m, 1H), 1.27−1.36 (m, 2H)
MS (m/z): 496.3 [MH]
【0295】
実施例27及び実施例28:(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E27、シス、エナンチオマー1)及び(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E28、シス、エナンチオマー2)
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E26、37mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%ipa)70/30%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 9mg/注入
以下を得た。
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E27、14mg)
エナンチオマー1:保持時間7.6分、100%ee
MS (m/z): 496.3 [MH]
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E28、13.8mg)
エナンチオマー2:保持時間8.8分、94.6%ee
MS (m/z): 496.3 [MH]
【0296】
実施例29:(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E29、シス、エナンチオマー1)
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E27、14mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー1、シス、E29、11mg)を得た。
MS (m/z): 496.3 [MH]
【0297】
実施例30:(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E30、シス、エナンチオマー2)
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E28、13.8mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー2、シス、E30、11mg)を得た。
MS (m/z): 496.3 [MH]
【0298】
実施例31:(1R,3S/1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E31)
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p28、0.24mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、71mg、0.26mmol)とNaCO(31mg、0.29mmol)とNal(43mg、0.29mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E31、45mg、y=42%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.26−8.29 (m, 1H), 7.06−7.17 (m, 1H), 6.93−7.05 (m, 2H), 3.81 (s, 3H), 3.33 (s, 2H), 2.52−2.74 (m, 6H), 2.44 (s, 3H), 2.12−2.19 (m, 1H), 1.93−2.02 (m, 2H), 1.54 (d, 1H), 1.29−1.40 (m, 1H), 1.17−1.24 (m, 1H), 1.11−1.16 (m, 1H)
MS (m/z): 446.4 [MH]
【0299】
実施例32及び実施例33:(1R,3Sまたは1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E32、トランス、エナンチオマー1)及び(1S,3Rまたは1R,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E33、トランス、エナンチオマー2)
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E31、45mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
移動相 (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)18%
流量(ml/分) 45ml/分
DAD検出 220nm
ループ 700μL
注入 15.1mg/注入
以下を得た。
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E32、10.8mg)
エナンチオマー1:保持時間11.5分、100%ee
MS (m/z): 446.4 [MH]
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E33、14.6mg)
エナンチオマー2:保持時間15.5分、100%ee
MS (m/z): 446.4 [MH]
【0300】
実施例34:(1R,3Sまたは1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E34、トランス、エナンチオマー1)
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E32、10.8mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3Sまたは1S,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー1、E34、11mg)を得た。
MS (m/z): 446.5 [MH]
【0301】
実施例35:(1S,3Rまたは1R,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E35、トランス、エナンチオマー2)
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E33、14.6mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3Rまたは1R,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー2、E35、14.6mg)を得た。
MS (m/z): 446.5 [MH]
【0302】
実施例36:(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E36)
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p29、50mg、0.24mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、71mg、0.26mmol)とNaCO(31mg、0.29mmol)とNal(43mg、0.29mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E36、52mg、y=49%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.28 (s, 1H), 7.09−7.19 (m, 1H), 6.88−7.04 (m, 2H), 3.77 (s, 5H), 3.19−3.31 (m, 2H), 2.73−2.78 (m, 1H), 2.57−2.65 (m, 1H), 2.46−2.55 (m, 2H), 2.43 (s, 3H), 2.34−2.39 (m, 1H), 2.09−2.14 (m, 1H), 1.93−2.01 (m, 3H), 1.84 (m, 2H), 1.18−1.25 (m, 1H), 1.11−1.16(m, 1H)
MS (m/z): 446.4 [MH]+.
【0303】
実施例37及び実施例38:(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E37、シス、エナンチオマー1)及び(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E38、シス、エナンチオマー2)
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス)(E36、50mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
移動相 (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)12%
流量(ml/分) 45ml/分
DAD検出 220nm
ループ 700μL
注入 17.5mg/注入
以下を得た。
(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E37、14.4mg)
エナンチオマー1:保持時間14.1分、100%ee
MS(m/z):446.4[MH]
(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E38、17.1mg)
エナンチオマー2:保持時間18.5分、98.8%ee
MS(m/z):446.4[MH]
【0304】
実施例39:(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E39、シス、エナンチオマー2)
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E38、17.1mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E39、18mg)を得た。
MS (m/z): 446.4 [MH]
【0305】
実施例40:(1S,3S/1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E40)
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p32、50mg、0.26mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、79mg、0.29mmol)とNaCO(31mg、0.29mmol)とNal(43mg、0.29mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E40、42mg、y=38%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.25−8.31 (m, 1H), 7.11−7.21 (m, 2H), 7.00−7.11 (m, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.29−3.37 (m, 2H), 2.66−2.75 (m, 1H), 2.50−2.66 (m, 5H), 2.44 (s, 3H), 2.10−2.17 (m, 1H), 1.90−2.02 (m, 2H), 1.48−1.63 (m, 1H), 1.35−1.47 (m, 1H), 1.11−1.19 (m, 1H), 1.04−1.08 (m, 1H)
MS (m/z): 428.4 [MH]
【0306】
実施例41及び実施例42:(1R,3Rまたは1S,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E41、トランス、エナンチオマー1)及び(1S,3Sまたは1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E42、トランス、エナンチオマー2)
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E40、40mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
モディファイアー (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)20%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 700μL
注入 14mg/注入
以下を得た。
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E41、14.5mg)
エナンチオマー1:保持時間11.7分、100%ee
MS(m/z):428.4[MH]
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E42、14mg)
エナンチオマー2:保持時間16.3分、100%ee
MS(m/z):428.5[MH]
【0307】
実施例43:(1R,3Rまたは1S,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E43、トランス、エナンチオマー1)
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3Rまたは1S,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E41、14.5mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3Rまたは1S,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー1、E43、14.7mg)を得た。
MS (m/z): 428.5 [MH]
【0308】
実施例44:(1S,3Sまたは1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E44、エナンチオマー2)
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3Sまたは1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E42、14mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3Sまたは1R,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー2、E44、14.3mg)を得た。
MS (m/z): 428.5 [MH]
【0309】
実施例45:(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E45)
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p33、50mg、0.26mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、79mg、0.29mmol)とNaCO(31mg、0.29mmol)とNal(43mg、0.29mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E45、52mg、y=46%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.26−8.30 (m, 1H), 7.16−7.21 (m, 2H), 7.00−7.08 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.15−3.31 (m, 2H), 2.62−2.75 (m, 2H), 2.50 (m, 2H), 2.43 (s, 3H), 2.37 (d, 1H), 2.09− 2.13 (m, 2H), 1.89−1.99 (m, 2H), 1.79−1.88 (m, 2H), 1.06−1.14 (m, 2H)
MS (m/z): 428.4 [MH]
【0310】
実施例46及び実施例47:(1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E46、シス、エナンチオマー1)及び(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E47、シス、エナンチオマー2)
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E45、50mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
モディファイアー (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)17%
流量(ml/分) 46ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 700μL
注入 17.5mg/注入
以下を得た。
(1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E46、17.9mg)
エナンチオマー1:保持時間12.1分、100%ee
MS(m/z):428.4[MH]
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E47、18.6mg)
エナンチオマー2:保持時間15.0分、100%
MS (m/z): 428.4 [MH]
【0311】
実施例48:(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E48、シス、エナンチオマー2)
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E47、18.6mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E48、20mg)を得た。
MS (m/z): 428.5 [MH]
【0312】
実施例49:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E49)
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p40、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、36mg、0.13mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.13mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンを得、これをEtOとDCMに溶かし、1.2eqのHCl 1Mを含むEtOで塩化して、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E49、9mg、y=13%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.13−10.56 (m, 1H), 8.58 (s, 1H), 7.74−7.80 (m, 1H), 7.60−7.68 (m, 1H), 7.43−7.52 (m, 1H), 7.36 (d, 1H), 3.71 (s, 3H), 3.49−3.68 (m, 2H), 3.28 (m, 4H), 3.12− 3.22 (m, 1H), 2.93−3.07 (m, 1H), 2.48 (br. s., 2H), 2.39 (s, 3H), 2.10 (br. s., 2H), 1.52−1.72 (m, 2H), 1.32−1.50 (m, 2H)
MS (m/z): 478.4 [MH]
【0313】
実施例50及び実施例51:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E50、トランス、エナンチオマー1)及び(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E51、トランス、エナンチオマー2)
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、55mg)を実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p40、50mg、0.21mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、63mg、0.23mmol)とNaCO(27mg、0.25mmol)とNal(38mg、0.25mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)70/30%v/v
流量(ml/分) 16ml/分
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 7mg/注入
以下を得た。
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E50、17.7mg)
エナンチオマー1:保持時間7.2分、100%ee
MS(m/z):478.4[MH]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E51、19.4mg)
エナンチオマー2:保持時間8.4分、95.5%ee
MS(m/z):478.5[MH]
【0314】
実施例52:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E52、トランス、エナンチオマー1)
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E50、17.7mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー1、E52、17.5mg)を得た。
MS (m/z): 478.4 [MH]
【0315】
実施例53:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E53、エナンチオマー2)
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E51、19.4mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー2、E53、13mg)を得た。
MS (m/z): 478.4 [MH]
【0316】
実施例54:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E54)
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p41、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、36mg、0.13mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.13mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E54、26mg、y=45%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.29 (s, 1H), 7.71−7.78 (m, 1H), 7.54−7.62 (m, 1H), 7.38−7.47 (m, 1H), 7.27−7.33 (m, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.17−3.37 (m, 3H), 2.83−3.06 (m, 2H), 2.60 (br. s., 4H), 2.44 (s, 3H), 2.41 (br. s., 1H), 1.80−2.02 (m, 4H), 1.51−1.60 (m, 1H), 1.14−1.25 (m, 1H)
MS (m/z): 478.4 [MH]
【0317】
実施例55:(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、E55、エナンチオマー1)
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p48、25mg、0.096mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、29mg、0.1mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.11mL)中で反応させて、(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、30mg、0.06mmol)を得、これをEtOとDCMに溶かし、1.2eqのHCl 1Mを含むEtOで塩化して、(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E55、30mg、y=58%)を黄色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.12 (br. s., 1H), 8.57 (s, 1H), 7.66 (d, 1H), 7.49 (m., 1H), 7.33−7.42 (m, 1H), 3.72−3.84 (m, 1H), 3.61−3.69 (m, 3H), 3.39−3.25 (m, 6 H), 2.84−3.00 (m, 1H), 2.52−2.62 (m, 2H), 2.37 (s, 3H), 1.91−2.27 (m, 4H), 1.61−1.75 (m, 1H), 1.22−1.42 (m, 1H)
MS (m/z): 496.4 [MH]
【0318】
実施例56:(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、E56、エナンチオマー2)
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、p49、25mg、0.096mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、29mg、0.1mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.11mL)中で反応させて、(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、29mg、0.06mmol)を得、これをEtOとDCMに溶かし、1.2eqのHCl 1Mを含むEtOで塩化して、(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー2、E56、30mg、y=58%)を黄色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 9.84−10.29 (m, 1H), 8.57 (s, 1H), 7.66 (d, 1H), 7.44−7.54 (m, 1H), 7.32−7.42 (m, 1H), 3.71−3.82 (m, 1H), 3.61−3.70 (m, 3H), 3.04−3.24 (m, 6 H), 2.85−2.99 (m, 1H), 2.52−2.62 (m, 2H), 2.37 (s, 3H), 2.11−2.01 (m, 4H), 1.61−1.74 (m, 1H), 1.26 (m, 1H)
MS (m/z): 496.4 [MH]
【0319】
実施例57:(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E57、エナンチオマー1)
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1、p46、25mg、0.096mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、29mg、0.1mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.11mL)中で反応させて、(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E1、24mg、0.048mmol)を得、これをEtOとDCMに溶かし、1.2eqのHCl 1Mを含むEtOで塩化して、(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、エナンチオマー1、E57、24mg、y=47%)を黄色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 9.93−10.30 (m, 1H), 8.57 (s, 1H), 7.61−7.70 (m, 1H), 7.46−7.55 (m, 1H), 7.36−7.44 (m, 1H), 3.69 (s, 4H), 3.48−3.62 (m, 2H), 3.34−3.39 (m, 1H), 3.27 (d, 3H), 3.10−3.22 (m, 1H), 2.94−3.08 (m, 1H), 2.41−2.47 (m, 1H), 2.38 (s, 3H), 2.09 (br. s., 2H), 1.51− 1.70 (m, 2H), 1.39−1.49 (m, 1H), 1.30−1.39 (m, 1H)
MS (m/z): 496.4 [MH]
【0320】
実施例58:(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E58、エナンチオマー2)
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2、p47、25mg、0.096mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、29mg、0.1mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.11mL)中で反応させて、(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E2、29mg、0.006mmol)を得、これをEtOとDCMに溶かし、1.2eqのHCl 1Mを含むEtOで塩化して、(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、エナンチオマー2、E58、29mg、y=57%)を黄色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ:10.15 (br. s., 1H), 8.57 (s, 1H), 7.66 (d, 1H), 7.51 (br. s., 1H), 7.38−7.46 (m, 1H), 3.69 (s, 4H), 3.47−3.63 (m, 2H), 3.35−3.46 (m, 1H), 3.11−3.27 (m, 4H), 2.94−3.08 (m, 1H), 2.41−2.47 (m, 1H), 2.38 (s, 3H), 2.02−2.15 (m, 2H), 1.52−1.68 (m, 2H), 1.40−1.50 (m, 1H), 1.28−1.38 (m, 1H)
MS (m/z): 496.4 [MH]
【0321】
実施例59:(1S,3S/1R,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E59)
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p36、55mg、0.227mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、68mg、0.25mmol)とNaCO(29mg、0.27mmol)とNal(40mg、0.27mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E59、23mg、y=21%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.30 (s, 1H), 7.32 (s, 3H), 3.82 (s, 3H), 3.37−3.53 (m, 3H), 2.79−2.84 (m, 2H), 2.44 (s, 3H), 2.33−2.41 (m, 1H), 2.13−2.22 (m, 2H), 1.79−1.90 (m, 2H), 1.51−1.72 (m, 3H), 1.28−1.44 (m, 3H)
MS (m/z): 478.3 [M]
【0322】
実施例60:(1R,3S/1S,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E60)
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p37、55mg、0.227mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、68mg、0.249mmol)とNaCO(29mg、0.272mmol)とNal(40mg、0.272mmol)をDMF(0.13mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−1−(3,5−ジクロロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E60、37mg、y=34%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.28 (s, 1H), 7.27−7.31 (m, 1H), 7.22 (s, 2H), 3.78 (s, 3H), 3.25−3.36 (m, 2H), 2.78−2.85 (m, 3H), 2.43 (s, 3H), 2.24−2.39 (m, 2H), 2.08 (br. s., 2H), 1.97 (d, 4H), 1.22−1.52 (m, 3H)
MS (m/z): 477.9 [M]
【0323】
実施例61:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E61)
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p52、40mg、0.165mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、50mg、0.18mmol)とNaCO(21mg、0.2mmol)とNal(30mg、0.2mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E61、34mg、y=43%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.62 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.69−7.85 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.16−3.37 (m, 2H), 2.73 (br. s., 1H), 2.47−2.71 (m, 4H), 2.44 (s, 3H), 2.26−2.34 (m, 1H), 2.09− 2.15 (m, 2H), 1.94−2.04 (m, 2H), 1.80−1.93 (m, 2H), 1.35−1.43 (m, 1H), 1.27−1.34 (m, 1H)
MS (m/z): 479.4 [MH]
【0324】
実施例62:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E62)
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.207mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p149、63mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.25mmol)とNal(38mg、0.25mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E62、49mg、y=49%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.56 (d, 2H), 7.09−7.26 (d, 2H), 4.06−4.18 (m, 2H), 3.46−3.63 (m,6 H), 3.27 (s, 2H), 2.66−3.05 (m, 6 H), 2.00−2.34 (m, 6 H), 1.81−1.97 (m, 3H), 1.26−1.38 (m, 1H), 1.12−1.23 (m, 1H)
MS (m/z): 481.5 [MH]
【0325】
実施例63及び実施例64:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E63、エナンチオマー1)及び(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E64、エナンチオマー2)
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E62、49mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)80/20v/v
流量(ml/分) 16ml/分
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 11.5mg/注入
以下を得た。
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E63、18mg)
エナンチオマー1:保持時間7.6分、100%ee
MS (m/z): 481.5 [MH]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E64、19mg)
エナンチオマー2:保持時間9.1分、100%ee
MS (m/z): 481.5 [MH]
【0326】
実施例65:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E65、エナンチオマー1)
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E63、18mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー1、E65、19mg)を得た。
MS (m/z): 481.5 [MH]
【0327】
実施例66:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E66、エナンチオマー2)
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E64、19mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー2、E66、20mg)を得た。
MS (m/z): 481.5 [MH]
【0328】
実施例67:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E67)
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、35mg、0.145mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p149、44mg、0.16mmol)とNaCO(19mg、0.174mmol)とNal(26mg、0.174mmol)をDMF(0.14mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E67、30mg、y=43%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.63 (d, 2H), 7.41 (s, 2H), 3.93−4.07 (m, 2H), 3.58 (s, 3H), 3.47−3.56 (m, 2H), 3.31−3.35 (m, 1H), 3.05−3.23 (m, 3H), 2.42−2.71 (m, 5H), 2.20−2.30 (m, 1H), 1.76−2.02 (m, 8H), 1.28−1.35 (m, 1H), 1.19−1.26 (m, 1H)
MS (m/z): 481.4 [MH]
【0329】
実施例68及び実施例69:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E68、エナンチオマー1)及び(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E69、エナンチオマー2)
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E67、28mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/エタノール65/35%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 14mg/注入
以下を得た。
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E68、10.8mg)
エナンチオマー1:保持時間8.4分、100%ee
MS (m/z): 481.3 [MH]
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E69、10.7mg)
エナンチオマー2:保持時間11.9分、100%ee
MS (m/z): 481.3 [MH]
【0330】
実施例70:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E70、シス、エナンチオマー1)
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E68、10.8mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー1、シス、E70、11mg)を得た。
MS (m/z): 481.3 [MH]
【0331】
実施例71:(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E71)
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p22、50mg、0.193mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p149、58mg、0.212mmol)とNaCO(25mg、0.23mmol)とNal(35mg、0.23mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E71、40mg、y=41%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.50 (m, 2H), 7.32 (br. s., 1H), 3.99 (d, 2H), 3.62 (s, 3H), 3.48−3.57 (m, 2H), 3.19−3.28 (m, 2H), 3.07−3.17 (m, 1H), 2.53−2.74 (m, 6 H), 2.29−2.36 (m, 1H), 1.89 (br. s., 6 H), 1.57−1.71 (m, 2H), 1.26−1.43 (m, 4H)
MS (m/z): 499.4 [MH]
【0332】
実施例72及び実施例73:(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E72、トランス、エナンチオマー1)及び(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E73、トランス、エナンチオマー2)
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E71、38mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)60/40%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 9.5mg/注入
以下を得た。
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1.2.4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E72、13mg)
エナンチオマー1:保持時間8.1分、100%ee
MS(m/z):499.4[MH]
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1.2.4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E73、13mg)
エナンチオマー2:保持時間9.4分、98.8%ee
MS(m/z):499.4[MH]
【0333】
実施例74:(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E74、トランス、エナンチオマー1)
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E72、13mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3Rまたは1R,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー1、トランス、E74、12mg)を得た。
MS (m/z): 499.4 [MH]
【0334】
実施例75:(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E75、トランス、エナンチオマー2)
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E73、13.8mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3Sまたは1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー2、トランス、E75、12mg)を得た。
MS (m/z): 499.4 [MH]
【0335】
実施例76:(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E76)
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p23、50mg、0.193mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p149、58mg、0.212mmol)とNaCO(25mg、0.23mmol)とNal(35mg、0.23mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E76、45mg、y=47%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.45−7.52 (m, 2H), 7.35 (m, 1H), 3.98 (m, 2H), 3.46−3.59 (m, 5H), 3.03−3.21 (m, 4H), 2.40−2.70 (m, 5H), 2.24−2.33 (m, 1H), 2.02 (d, 2H), 1.74−1.94 (m, 6 H), 1.39 (m, 1H), 1.25 (m, 1H)
MS (m/z): 499.4 [MH]
【0336】
実施例77及び実施例78:(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E77、シス、エナンチオマー1)及び(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E78、シス、エナンチオマー2)
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E76、42mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)70/30%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 14mg/注入
以下を得た。
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E77、15mg)
エナンチオマー1:保持時間8.2分、100%ee
MS (m/z): 499.4 [MH]
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E78、15mg)
エナンチオマー2:保持時間9.5分、97%ee
MS (m/z): 499.4 [MH]
【0337】
実施例79:(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E79、シス、エナンチオマー2)
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E78、15mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー2、シス、E79、16.6mg)を得た。
MS (m/z): 499.4 [MH]
【0338】
実施例80:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E80)
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p19、50mg、0.29mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p149、80mg、0.29mmol)とNaCO(37mg、0.348mmol)とNal(52mg、0.348mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E80、23mg、y=19%)を得た。
NMR: HNMR (アセトン−d) δ: 7.24−7.35 (m, 2H), 7.11−7.19 (m, 3H), 3.99 (m, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.48−3.57 (m, 2H), 3.06−3.22 (m, 3H), 2.34−2.71 (m, 5H), 2.14 (br. s., 1H), 2.11 (d, 1H), 1.76−2.01 (m, 8H), 1.08−1.23 (m, 2H)
MS (m/z): 413.4 [MH]
【0339】
実施例81及び実施例82:(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E81、シス、エナンチオマー1)及び(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E82、シス、エナンチオマー2)
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E80、22mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)62/38%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 700μL
注入 7.4mg/注入
以下を得た。
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E81、8mg)
エナンチオマー1:保持時間8.4分、100%ee
MS(m/z):413.4[MH]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E82、9mg)
エナンチオマー2:保持時間10.3分、100%ee
MS(m/z):413.4[MH]
【0340】
実施例83:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E83、シス、エナンチオマー2)
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E82、9mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー2、シス、E83、7.8mg)を得た。
MS (m/z): 413.4 [MH]
【0341】
実施例84:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E84)
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p52、60mg、0.247mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p149、75mg、0.272mmol)とNaCO(31mg、0.3mmol)とNal(44mg、0.3mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E84、25mg、y=21%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.62 (s, 1H), 7.73−7.84 (m, 2H), 3.95−4.04 (m, 2H), 3.58 (s, 3H), 3.49−3.56 (m, 2H), 3.05−3.25 (m, 4H), 2.46−2.74 (m, 5H), 2.28−2.37 (m, 1H), 2.10−2.19 (m, 2H), 1.79−1.97 (m, 7H), 1.37−1.48 (m, 1H), 1.28−1.36 (m, 1H)
MS (m/z): 482.5 [MH]
【0342】
実施例85:(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E85)
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、50mg、0.207mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール(p150、69mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E85、54mg、y=52%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.62 (d, 2H), 7.40 (s, 2H), 4.33−4.48 (m, 2H), 3.57 (s, 3H), 3.28−3.46 (m, 2H), 3.03−3.22 (m, 2H), 2.38−2.72 (m, 5H), 2.20−2.29 (m, 1H), 1.96 (d, 7H), 1.69−1.86 (m, 5H), 1.27−1.35 (m, 1H), 1.17−1.25 (m, 1H)
MS (m/z): 507.1 [MH]
【0343】
実施例86及び実施例87:(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E86、シス、エナンチオマー1)及び(1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E87、シス、エナンチオマー2)
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E85、54mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)60/40%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 2000μL
注入 27mg/注入
以下を得た。
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E86、24mg)
エナンチオマー1:保持時間6.5分、100%ee
MS(m/z):507.4[MH]
(1S,3R)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E87、23mg)
エナンチオマー2:保持時間9.6分、100%ee
MS(m/z):507.4[MH]
【0344】
実施例88:(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド
(E88、シス、エナンチオマー1)
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E86、24mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{8−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー1、シス、E88、24.3mg)を得た。
MS (m/z): 507.4 [MH]
【0345】
実施例89:(1S,3S/1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E89)
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.207mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(p151、63mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.25mmol)とNal(38mg、0.25mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物(1S,3S/1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E89、37mg、y=37%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.51−7.66 (m, 2H), 7.31−7.42 (m, 2H), 3.53 (s, 3H), 3.24 (m, 2H), 2.74−3.15 (m, 5H), 2.58−2.71 (m, 1H), 2.09−2.41 (m, 3H), 1.95 (m, 4H), 1.68−1.84 (m, 5H), 1.16−1.48 (m, 6 H)
MS (m/z): 479.5 [MH]
【0346】
実施例90及び実施例91:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E90、トランス、エナンチオマー1)及び(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E91、トランス、エナンチオマー2)
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E89、34mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)92/8v/v
流量(ml/分) 16ml/分
DAD検出 220nm
ループ 750μL
注入 8.5mg/注入
以下を得た。
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E90、14mg)
エナンチオマー1:保持時間8.8分、100%ee
MS (m/z): 479.5 [MH]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E91、10.5mg)
エナンチオマー2:保持時間10.5分、100%ee
MS (m/z): 479.5 [MH]
【0347】
実施例92:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E92、トランス、エナンチオマー1)
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E90、14mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー1、トランス、E92,15mg)を得た。
MS (m/z): 479.5 [MH]
【0348】
実施例93:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E93、トランス、エナンチオマー2)
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E91、10.5mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー2、トランス、E93、11mg)を得た。
MS (m/z): 479.5 [MH]
【0349】
実施例94:(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E94)
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、50mg、0.207mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(p151、63mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E94、32mg、y=32%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.63 (d, 2H), 7.39 (d, 2H), 3.54 (s, 3H), 3.42 (m, 1H), 3.02− 3.23 (m, 2H), 2.37−2.66 (m, 4H), 2.35−2.67 (m, 1H), 2.18−2.31 (m, 2H), 1.96 (br. s., 4H), 1.83 (br. s., 5H), 1.54−1.67 (m, 2H), 1.27−1.51 (m, 4H), 1.17−1.25 (m, 1H)
MS (m/z): 479.5 [MH]
【0350】
実施例95及び実施例96:(1R,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E95、シス、エナンチオマー1)及び(1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E96、シス、エナンチオマー2)
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E94、30mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)85/15%v/v
流量(ml/分) 18ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 15mg/注入
以下を得た。
(1R,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E95、12mg)
エナンチオマー1:保持時間6.6分、100%ee
MS (m/z): 479.5 [MH]
(1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E96、11.5mg)
エナンチオマー2:保持時間8.4分、100%ee
MS (m/z): 479.5 [MH]
【0351】
実施例97:(1R,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E97、シス、エナンチオマー1)
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E9、12mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー1、シス、E97、12.5mg)を得た。
MS (m/z): 479.5 [MH]
【0352】
実施例98:(1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E98、シス、エナンチオマー2)
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E96、11.5mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3R)−5−{3−[(5−シクロヘキシル−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(エナンチオマー2、シス、E98、12.1mg)を得た。
MS (m/z): 479.1 [MH]
【0353】
調製物249:tert−ブチル=4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(シス、p249)
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、50mg、0.21mmol)とtert−ブチル=4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−1−カルボキシラート(p224、78mg、0.21mmol)とNaCO(27mg、0.252mmol)とNal(38mg、0.252mmol)をDMF(0.2mL)に溶かし、60℃で加熱し、この温度で、一晩PLS装置で振とうした。混合物を水で希釈し、DCMで2回抽出した。有機相を乾燥し、蒸発させた。粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液 DCMから100%MeOH)、tert−ブチル=4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(シス、p249、63mg、y=35%)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 580.4 [MH]
【0354】
調製物250:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p250)
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル=4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(p249、シス、63mg、0.11mmol)のDCM(2.5mL)溶液に、TFA(0.5mL)を加え、反応物をRTで1.5時間撹拌した。反応混合物を真空で濃縮した。残渣をSCXカートリッジにロードし、MeOH/NH 1Mを含むMeOHで溶出して、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p250、シス、42mg、y=80%)を薄黄色のガムとして得た。
MS (m/z): 480.4 [MH]
【0355】
実施例99:1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,R3)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス、E99)
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p250、シス、42mg、0.088mmol)のDCM(2mL)溶液に、ACO(11uL、0.11mmol)とPy(16uL、0.2mmol)を加え、混合物をRTで1時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機相を乾燥し、減圧下で濃縮して、1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,R3)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(E99、シス、38mg、y=77%)を無色のオイルとして得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.62 (d, 2H), 7.32−7.47 (m, 2H), 4.74−4.74 (m, 1H), 4.43−4.58 (m, 1H), 3.93−4.08 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.28 (br. s., 5H), 2.82−2.95 (m, 2H), 2.52 (br. s., 4H), 2.27 (br. s., 1H), 2.08−2.18 (m, 2H), 1.92−2.03 (m, 4H), 1.85 (d, 2H), 1.60−1.73 (m, 1H), 1.17− 1.39 (m, 3H)
MS (m/z): 522.5 [MH]
【0356】
調製物251:tert−ブチル=4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(シス、エナンチオマー1、p251)
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、300mg、1.24mmol)とtert−ブチル=4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−1−カルボキシラート(p224、510mg、1.36mmol)とNaCO(159mg、1.5mmol)とNal(225mg、1.5mmol)をDMF(1.4mL)に溶かし、60℃で一晩加熱した。さらにtert−ブチル=4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−1−カルボキシラート(100mg、0.27mmol)を加え、反応物を60℃で4時間撹拌した。混合物を水で希釈し、DCMで3回抽出した。有機相を乾燥し、蒸発させてオイルを得、これをFCによりシリカゲルで精製して(DCMからMeOH 10%で溶出)、黄色の泡を得、これをDCM(3mL)に溶かしてMP−イソシアン酸樹脂で処理し、1時間振とうした。樹脂を濾過し、DCMとMeOHで洗った。溶媒を蒸発させて、tert−ブチル=4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(シス、エナンチオマー1、p251、550mg)を得、これを未精製のまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 580.5 [MH]
【0357】
調製物252:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p252)
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル=4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(p251、シス、エナンチオマー1、550mg、0.95mmol)をDCM(5mL)に溶かし、TFA(1mL)を加えた。得られた溶液をRTで1時間撹拌してから溶媒を蒸発させ、残物質をSCXカートリッジで精製して(溶離液 MeOH/NH 1Mを含むMeOH)、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p252、シス、エナンチオマー1、232mg、y=48%)を黄色の粘着性オイルとして得た。
MS (m/z): 480.4 [MH]
【0358】
実施例100:1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス、エナンチオマー1、E100)
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p252、シス、エナンチオマー1、232mg、0.48mmol)のDCM(5mL)溶液に、ACO(55uL、0.576mmol)とPy(89uL、1.1mmol)を加え、混合物をRTで1時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、DCMで数回抽出した。有機相を乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりNHカートリッジで精製して(cHexからEtOAc 100%,その後MeOH 100%で溶出)、1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(E100、シス、エナンチオマー1、198mg、y=79%)を無色の粘着性オイルとして得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 7.60 (d, 2 H), 7.31 (d, 2 H), 4.36 (d, 1 H), 3.87 (d, 1 H), 3.47 (s, 3 H), 3.13 − 3.22(m, 1 H), 2.95 − 3.11 (m, 3 H), 2.74 (td, 1 H), 2.62 − 2.69 (m, 1 H), 2.30 − 2.48 (m, 4 H), 2.19 (dd, 1 H), 2.02 (s, 3 H), 1.80 − 1.97 (m, 5 H), 1.61 − 1.73 (m, 3 H), 1.42 − 1.53 (m, 1 H), 1.22 − 1.28 (m, 1 H), 1.16 (dd, 1 H).
MS (m/z): 522.4 [MH]
【0359】
調製物253:tert−ブチル=4−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(シス、p253)
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p23、50mg、0.193mmol)とtert−ブチル=4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−1−カルボキシラート(p224、76mg、0.2mmol)とNaCO(25mg、0.23mmol)とNal(35mg、0.23mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物tert−ブチル=4−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(シス、p253、38mg、y=33%)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 598.6 [MH]
【0360】
調製物254:(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p254)
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル=4−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−カルボキシラート(シス、p253、37mg、0.062mmol)のDCM(3mL)撹拌溶液に、TFA(0.3mL)を加え、得られた反応溶液をRTで1時間撹拌し続けた。溶媒を真空中で除去し、残渣をSCXに装填し、1M NHを含むMeOHで溶出して、蒸発後に、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p254、28mg、y=91%)を得た。これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 498.5 [MH]
【0361】
実施例101:1−{4−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス、E101)
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p254、シス、28mg、0.056mmol)のDCM(1.25mL)溶液に、ACO(6uL、0.067mmol)とPy(10uL、0.129mmol)を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機相を乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:DCMから100%MeOH)、1−{4−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(E101、シス、17mg、y=56%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.43−7.54 (m, 2H), 7.35 (s, 1H), 4.44−4.56 (m, 1H), 3.98−4.05 (m, 1H), 3.57−3.65 (m, 3H), 3.05−3.35 (m, 4H), 2.72−2.87 (m, 4H), 2.40−2.68 (m, 4H), 2.24− 2.33 (m, 1H), 1.57−2.06 (m, 10 H), 1.21−1.40 (m, 2H)
MS (m/z): 540.4 [MH]
【0362】
実施例102:1−{4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン ヒドロクロリド(シス、E102)
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p24、25mg、0.096mmol)と1−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−1−イル)エタン−1−オン(p222、32mg、0.1mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、標題化合物1−{4−[5−({3−[(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン(シス、エナンチオマー1、24mg)を得、これをDCMとEtOに溶かし、1.2eqのHCl 2Mを含むEtOで塩化して、1−{4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}エタン−1−オン塩酸塩(E102、エナンチオマー1、22.7mg、y=42%)を黄色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.16−10.73 (m, 1H), 7.67 (d, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.33−7.42 (m, 1H), 4.33−4.44 (m, 1H), 3.82−3.96 (m, 1H), 3.69−3.76 (m, 1H), 3.45−3.51 (m, 3H), 3.03−3.37 (m, 9H), 2.58−2.83 (m, 2H), 2.20−2.31 (m, 1H), 2.05−2.16 (m, 1H), 2.02 (s, 3H), 1.94−2.01 (m, 2H), 1.88 (br. s., 2H), 1.58−1.74 (m, 1H), 1.41−1.57 (m, 2H), 1.20−1.38 (m, 2H)
MS (m/z): 540.4 [MH]
【0363】
実施例103:3−メトキシ−1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}プロパン−1−オン(シス、エナンチオマー1、E103)
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p252、シス、エナンチオマー1、37mg、0.077mmol)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(11mg、0.081mmol)とN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(15mg、0.078mmol)と3−メトキシプロピオン酸(8uL、0.077mmol)とTEA(32uL、0.23mmol)のDCM(2mL)溶液に、を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。次にこれをNaHCO(x1)、NHCl(x3)及び塩水で洗って、乾燥し、減圧下で濃縮した。未精製物をFCによりNHカラムで精製して(溶離液:Cyから100%AcOEt)、3−メトキシ−1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}プロパン−1−オン(E103、シス、エナンチオマー1、24mg、y=55%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.58−7.68 (m, 2H), 7.33−7.43 (m, 2H), 4.49−4.57 (m, 1H), 4.03− 4.14 (m, 1H), 3.65 (s, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.23−3.34 (m, 4H), 3.05−3.23 (m, 3H), 2.84−2.90 (m, 1H), 2.69−2.76 (m, 1H), 2.57−2.68 (m, 3H), 2.51 (s, 3H), 2.20−2.26 (m, 1H), 1.98 (s, 5H), 1.63− 1.90 (m, 4H), 1.26−1.32 (m, 1H), 1.18−1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 566.5 [MH]
【0364】
実施例104:3−メトキシ−1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}プロパン−1−オンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E104)
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
3−メトキシ−1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}プロパン−1−オン(E103、シス、エナンチオマー1、24mg)をMeOH/EtOに溶かし、HCl 2Mを含むEtO(1.1eq)で処理して対応する塩酸塩を形成した。溶媒を減圧下で除去し、固体をEtOで研和し、高真空で乾燥して、3−メトキシ−1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1.2.4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル}プロパン−1−オンヒドロクロリド(E104、シス、エナンチオマー1、23.4mg)を得た。
MS (m/z)> 566.5 [MH]
【0365】
実施例105:(1R,3S)−5−(3−{[5−(1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−4−イル)−4−メチル−4H−1.2.4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E105)
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピペリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p252、シス、エナンチオマー1、37mg、0.077mmol)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(11mg、0.081mmol)とN−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(15mg、0.078mmol)とシクロプロパンカルボン酸(7uL、0.077mmol)とTEA(32uL、0.23mmol)のDCM(2mL)溶液に、を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。次にこれをNaHCO(x1),NHCl(x3)及び塩水で洗い、乾燥し、減圧下で濃縮した。未精製物をFCによりNHカラムで精製して(溶離液:Cyから100%AcOEt)、(1R,3S)−5−(3−{[5−(1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E105、シス、エナンチオマー1、35mg、y=83%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.58−7.68 (m, 2H), 7.36−7.44 (m, 2H), 4.37−4.57 (m, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.32−3.45 (m, 1H), 3.05−3.24 (m, 3H), 2.85−2.97 (m, 1H), 2.69−2.76 (m, 1H), 2.57− 2.65 (m, 1H), 2.40−2.53 (m, 3H), 2.19−2.27 (m, 1H), 1.89−2.05 (m, 6H), 1.64−1.84 (m, 4H), 1.26−1.31 (m, 1H), 1.18−1.24 (m, 1H), 0.83 (d, 2H), 0.73 (d, 2H)
MS (m/z): 548.5 [MH]
【0366】
実施例106:(1R,3S)−5−(3−{[5−(1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E106)
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[5−(1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(E105、シス、エナンチオマー1、35mg)をMeOH/EtOに溶かし、HCl 2Mを含むEtO(1.1eq)で処理して、対応する塩酸塩を形成した。溶媒を減圧下で除去し、固体をEtOで研和し、高真空で乾燥して、(1R,3S)−5−(3−{[5−(1−シクロプロパンカルボニルピペリジン−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(E106、シス、エナンチオマー1、30.8mg)を得た。
MS (m/z): 548.4 [MH]
【0367】
調製物255:tert−ブチル=3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アゼチジン−1−カルボキシラート(シス、p255)
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)とtert−ブチル=3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}アゼチジン−1−カルボキシラート(p226、46mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、標題化合物tert−ブチル=3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アゼチジン−1−カルボキシラート(シス、p255、37mg、y=37%)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 552.5 [MH]
【0368】
調製物256:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(アゼチジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p256)
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル=3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アゼチジン−1−カルボキシラート(p255、37mg、0.11mmol)のDCM(2mL)溶液に、TFA(0.5mL)を加え、反応物をRTで1.5時間撹拌した。反応混合物を真空で濃縮した。残渣をSCXカートリッジにロードし、MeOH/NH 1Mを含むMeOHで溶出して、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(アゼチジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p256、シス、25mg、y=82%)を薄黄色のガムとして得た。
MS (m/z): 452.4 [MH]
【0369】
実施例107:1−{3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アゼチジン−1−イル}エタン−1−オン(シス、E107)
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(アゼチジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p256、シス、25mg、0.055mmol)のDCM(1.25mL)溶液に、ACO(6uL、0.066mmol)とPy(10uL、0.127mmol)を加え、混合物をRTで一晩撹拌した。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機相を乾燥し、減圧下で濃縮した。未精製物をFCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液 DCMからMeOH)、1−{3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]アゼチジン−1−イル}エタン−1−オン(E107、シス、7.2mg、y=27%)を無色のガムとして得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.63 (d, 2H), 7.39 (d, 2H), 4.51−4.65 (m, 2H), 4.26−4.35 (m, 1H), 4.15−4.23 (m, 1H), 4.00−4.12 (m, 1H), 3.51 (s, 3H), 3.06−3.26 (m, 3H), 2.68−2.76 (m, 1H), 2.57−2.67 (m, 1H), 2.42−2.56 (m, 3H), 2.20−2.30 (m, 2H), 1.89−2.04 (m, 2H), 1.82 (s, 4H), 1.27−1.37 (m, 2H), 1.17−1.25 (m, 1H)
MS (m/z): 494.4 [MH]
【0370】
調製物257:tert−ブチル=N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,R3)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}カルバマート(シス、p257)
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、40mg、0.17mmol)とtert−ブチル=N−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}シクロヘキシル)カルバマート(p230、66mg、0.17mmol)とNaCO(22mg、0.2mmol)とNal(25mg、0.17mmol)をDMF(0.3mL)中で反応させて、tert−ブチル=N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,R3)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}カルバマート(シス、p257、33mg、y=33%)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 594.5 [MH]
【0371】
実施例108:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキサン−1−アミン(シス、E108)
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル=N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,R3)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}カルバマート(シス、p257、33mg、0.056mmol)のDCM(0.2mL)溶液に、RTで、TFA(0.085mL)を加え、得られた混合物を放置してRTで反応させた。1.5時間後、混合物を真空で濃縮し、残渣をDCMに溶かした。溶液を水性濃縮重炭酸ナトリウム溶液,水で洗い,硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去して、4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキサン−1−アミン(E108、シス、24mg、y=87%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.53 (d, 2H), 7.20 (d, 2H), 3.44 (s, 3H), 3.19 (d, 2H), 2.99−3.07 (m, 1H), 2.73−2.84 (m, 2H), 2.57−2.66 (m, 1H), 2.50 (s, 2H), 2.39 (s, 1H), 2.11 (d, 2H), 1.93−2.08 (m, 4H), 1.88 (d, 2H), 1.71−1.82 (m, 7H), 1.15−1.23 (m, 2H)
MS (m/z): 494.4 [MH]
【0372】
実施例109:N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミドヒドロクロリド(シス、E109)
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキサン−1−アミン(E108、シス、24mg、0.049mmol)とDIPEA(0.020mL、0.12mmol)のDCM(0.2mL)溶液に、RTで、AcO(0.005mL、0.053mmol)を加え、得られた反応混合物を放置して24時間反応させた。混合物をDCMで希釈し、炭酸ナトリウム飽和水溶液で2回洗った。有機相を水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去して、N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(シス、20mg)を得た。後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(0.021mL)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、40℃で一晩真空乾燥して、N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミドヒドロクロリド(E109、シス、21mg、y=75%)を得た。
NMR: HNMR (DMSO−d) δ: 10.79−11.23 (m, 1H), 7.83−7.91 (m, 1H), 7.67 (d, 2H), 7.45 (d, 2H), 3.83−3.91 (m, 1H), 3.59−3.72 (m, 1H), 3.55 (s, 3H), 3.34−3.46 (m, 1H), 3.00−3.33 (m, 7H), 2.56−2.66 (m, 1H), 2.35−2.44 (m, 1H), 2.17−2.32 (m, 1H), 1.87−1.98 (m, 3H), 1.85 (s, 3H), 1.68−1.79 (m, 4H), 1.54−1.67 (m, 2H), 1.35−1.53 (m, 2H), 1.22−1.33 (m, 2H)
MS (m/z): 536.5 [MH]
【0373】
実施例110及び111:N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(シス、エナンチオマー1、E110)及びN−{4−[4−メチル−5−({3−[(1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(シス、エナンチオマー2、E111)
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキサン−1−アミン(E108、69mg、0.14mmol)とDIPEA(0.061mL、0.35mmol)のDCM(0.5mL)溶液に、RTでACO(0.016mL、0.16mmol)を加え、得られた反応混合物を放置して24時間反応させた。混合物をDCMで希釈し、塩化アンモニウム飽和水溶液で洗い、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(DCM/MeOH 100/0から55/45)、73mgのラセミ生成物を得、これをキラル分取HPLCに供した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール+0.1%イソプロピルアミン)85/15%v/v
流量(ml/分) 16ml/分
DAD検出 220nm
ループ 350μL
注入 10mg/注入
以下を得た。
N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(E110、シス、24mg)
エナンチオマー1:保持時間8.7分、100%ee
MS(m/z):536.6[MH]
N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(E111、シス、24mg)
エナンチオマー2:保持時間10.7分、98.2%ee
MS(m/z):536.6[MH]
【0374】
実施例112:N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミドヒドロクロリド(E112、シス、エナンチオマー1)
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミド(E110、シス、24mg)をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(0.025mL)を加え、混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、40℃で一晩真空乾燥して、N−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]シクロヘキシル}アセトアミドヒドロクロリド(E112、エナンチオマー1、23mg)を得た。
MS (m/z): 536.4 [MH]
【0375】
実施例113:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E113)
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.207mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}モルホリン(p152、63mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.25mmol)とNal(37mg、0.25mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E113、7.7mg、y=8%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.64 (d, 2H), 7.36 (d, 2H), 3.74−3.84 (m, 4H), 3.49 (s, 3H), 3.09−3.23 (m, 6H), 2.72 (d, 1H), 2.49−2.63 (m, 5H), 2.21−2.31 (m, 1H), 2.09 (br. s., 1H), 1.89 (s, 2H), 1.59−1.70 (m, 1H), 1.37−1.49 (m, 1H), 1.24−1.29 (m, 1H), 1.19−1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 482.5 [MH]
【0376】
実施例114:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E114)
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E113、7.7mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、E114、8mg)を得た。
MS (m/z): 482.5 [MH]
【0377】
実施例115:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E115)
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、50mg、0.2mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}モルホリン(p152、59mg、0.212mmol)とNaCO(25mg、0.231mmol)とNal(35mg、0.231mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E115、45mg、y=47%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.55 (d, 2H), 7.23 (d, 2H), 3.82−3.91 (m, 4H), 3.39 (s, 3H), 3.09− 3.25 (m, 6H), 2.39−2.96br. s., 5H), 2.12−2.22 (m, 2H), 1.87−2.08 (m, 4H), 1.18−1.28 (m, 2H)
MS (m/z): 482.5 [MH]
【0378】
実施例116及び117:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E116)及び(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E117)
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E115、40mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)60/40%v/v
流量(ml/分) 17ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 20mg/注入
以下を得た。
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E116、10.8mg)
エナンチオマー1:保持時間6.2分、100%ee
MS(m/z):482.5[MH]
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E117、9.8mg)
エナンチオマー2:保持時間10.0分、100%ee
MS(m/z):482.5[MH]
【0379】
実施例118:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E118)
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E116、10.8mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(モルホリン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、E118、11mg)を得た。
MS (m/z): 482.5 [MH]
【0380】
実施例119:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、ジアステレオマー混合物、E119)
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−2−オン(p153、32mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、標題化合物4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、23.7mg)を得た。
後者をDCM/EtOで溶かし、1.2eqのHClを含むEtOで処理して、N4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オンヒドロクロリド(E119、シス、エナンチオマー1、19mg、y=36%)をジアステレオマー混合物として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 9.96−10.25 (m, 1H), 7.68 (d, 2H), 7.60 (br. s., 1H), 7.44 (br. s., 2H), 3.59−3.76 (m, 2H), 3.50 (s, 3H), 3.40 (br. s., 2H), 3.11 (br. s., 5H), 2.40−2.48 (m, 3H), 2.19−2.31 (m, 2H), 1.87−2.16 (m, 4H), 1.71−1.85 (m, 2H), 1.26−1.55 (m, 3H)
MS (m/z): 494.5 [MH]
【0381】
実施例120:1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、ジアステレオマー混合物、E120)
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1−メチルピペリジン−2−オン(p154、35mg、0.113mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、標題化合物1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、E120、28.8mg、y=55%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.63 (s, 2H), 7.33−7.46 (m, 2H), 3.62 (s, 3H), 3.35−3.52 (m, 3H), 3.04−3.25 (m, 2H), 2.91 (s, 3H), 2.33−2.74(m, 7H), 2.19−2.31 (m, 2H), 1.69−2.06 (m, 6H), 1.20−1.36 (m, 2H)
MS (m/z): 508.4 [MH]
【0382】
実施例121:5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、ジアステレオマー混合物、E121)
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.103mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピペリジン−2−オン(p155、33mg、0.113mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、12mg)を得た。
後者をDCM/EtOで溶かし、1.2eqのHClを含むEtOで処理して、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピペリジン−2−オンヒドロクロリド(E121、シス、エナンチオマー1、10mg、y=18%)をジアステレオマー混合物として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.40−10.71 (m, 1H), 7.57−7.74 (m, 3H), 7.44 (d, 2H), 3.61−3.74 (m, 1H), 3.54 (s, 3H), 2.88−3.45 (m, 10H), 2.18−2.67 (m, 4H), 1.84−2.16 (m, 5H), 1.25−1.55 (m, 2H)
MS (m/z): 494.3 [MH]
【0383】
調製物258:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p258)
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p14、56mg、0.23mmol)のTHF(0.4mL)溶液に、バイアル中で、DIPEA(0.12mL、0.69mmol)と1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.21mL、2.07mmol)を加え、バイアルを密封し、得られた混合物を65℃で3時間振とうした。RTで冷却後、反応混合物をEAで希釈し、濾過した。濾過液を減圧下で濃縮し、粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(DCM/MeOH 100/0から96/4で溶出)、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p258、51mg、y=68%)を薄黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 318.3 [MH]
【0384】
実施例122:6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E122)
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p258、シス、25mg、0.079mmol)と6−(4−メチル−5−スルファニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p72、18mg、0.087mmol)とNaCO(10mg、0.095mmol)とNal(12mg、0.079mmol)とDMF(0.2mL)の混合物を収容した密封バイアルをPLS装置で、60℃で一晩振とうした。混合物をDCMで希釈し,有機相を水で2回洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(DCM/MeOH 100/0から50/50で溶出)、6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E122、26mg、y=66%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 11.06−11.17 (m, 1H), 7.73−7.81 (m, 1H), 7.56−7.67 (m, 2H), 7.29−7.46 (m, 3H), 6.68−6.76 (m, 1H), 3.86 (s, 3H), 3.14 (d, 2H), 2.64−2.78 (m, 1H), 2.36−2.50 (m, 4H), 2.18−2.26 (m, 1H), 1.83−2.01 (m, 3H), 1.75 (m, 2H), 1.23−1.31 (m, 1H), 1.14−1.23 (m, 1H)
MS (m/z): 490.4 [MH]
【0385】
実施例123:6−[5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス、E123)
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p13、トランス、30mg、0.12mmol)と6−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p156、38mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.13mL)中で反応させて、6−[5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス、E123、30mg、y=44%)を得た。
NMR: HNMR (アセトン−d) δ: 7.75−7.82 (m, 1H), 7.51−7.57 (m, 1H), 7.45−7.51 (m, 2H), 7.26− 7.32 (m, 1H), 6.72−6.77 (m, 1H), 3.97 (s, 3H), 3.33 (m, 2H), 2.75 (d, 1H), 2.63−2.70 (m, 2H), 2.53−2.63 (m, 3H), 2.26−2.33 (m, 1H), 1.93−2.00 (m, 2H), 1.57−1.67 (m, 1H), 1.23−1.39 (m, 3H)
MS (m/z): 508.0 [MH]
【0386】
実施例124:3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E124)
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p14、シス、30mg、0.116mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p157、36mg、0.13mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(21mg、0.144mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E124、23mg、y=40%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.64−7.72 (m, 1H), 7.50−7.59 (m, 3H), 7.17−7.25 (m, 2H), 6.32−6.39 (m, 1H), 3.46 (s, 3H), 3.17−3.25 (m, 2H), 2.76−2.85 (m, 1H), 2.57−2.65 (m, 1H), 2.46−2.54 (m, 2H), 2.42 (d, 1H), 2.10−2.16 (m, 2H), 1.81−2.02 (m, 4H), 1.16−1.23 (m, 2H)
MS (m/z): 490.4 [MH]
【0387】
実施例125:3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E125)
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p15、シス、エナンチオマー1、25mg、0.1mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p157、32mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(15mg、0.1mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(25mg)を得た。
後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから2N HCl/エーテル(1.1eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E125、26mg、y=49%)を白色の固体として得た。
NMR: HNMR (DMSO−d) δ: 12.22 (br. s., 1H), 10.23−10.66 (m, 1H), 7.74 (m, 1H), 7.61−7.69 (m, 3H), 7.36−7.49 (m, 2H), 6.38 (m, 1H), 2.59−3.79 (m, 11H), 2.25 (m, 5H), 1.23−1.56 (m,2H)
MS (m/z): 490.4 [MH]
【0388】
実施例126:5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス、E126)
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p13、トランス、50mg、0.207mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p158、65mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス、E126、48mg、y=47%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.87 (d, 1H), 7.75−7.83 (m, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.35 (d, 2H), 6.52 (d, 1H), 3.71 (s, 3H), 3.29 (m, 2H), 2.75 (d, 2H), 2.53−2.67 (m, 5H), 2.23−2.32 (m, 1H), 1.90−2.00 (m, 2H), 1.61−1.73 (m, 1H), 1.37−1.49 (m, 1H), 1.27 (d, 1H), 1.22 (d, 1H)
MS (m/z): 490.4 [MH]
【0389】
実施例127:5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E127)
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p14、シス、35mg、0.15mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p158、43mg、0.15mmol)とNaCO(19mg、0.18mmol)とNal(22mg、0.15mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E127、33mg、y=45%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 11.96−12.10 (m, 1H), 7.68−7.80 (m, 2H), 7.55−7.64 (m, 2H), 7.27−7.36 (m, 2H), 6.44−6.53 (m, 1H), 3.52 (s, 3H), 3.01−3.15 (m, 2H), 2.68 (br. s., 1H), 2.33− 2.48 (m, 4H), 2.16−2.26 (m, 1H), 1.81−2.02 (m, 3H), 1.73 (m, 2H), 1.27 (m, 1H), 1.18 (m, 1H) MS (m/z): 490.5 [MH]
【0390】
実施例128:5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、E128)
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p15、シス、エナンチオマー1、35mg、0.15mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p158、43mg、0.15mmol)とNaCO(19mg、0.18mmol)とNal(22mg、0.15mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、E128、23mg、y=31%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.87−7.91 (m, 1H), 7.73−7.79 (m, 1H), 7.61 (d, 2H), 7.37 (d, 2H), 6.46−6.52 (m, 1H), 3.66 (s, 3H), 3.10−3.27 (m, 3H), 2.68−2.78 (m, 2H), 2.56−2.65 (m, 1H), 2.47 (s, 3H), 2.18−2.27 (m, 1H), 1.92−2.02 (m, 2H), 1.75−1.87 (m, 2H), 1.25−1.30 (m, 1H), 1.17−1.22 (m, 1H)
MS (m/z): 490.5 [MH]
【0391】
実施例129:5−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E129)
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p23、シス、50mg、0.193mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p158、60mg、0.212mmol)とNaCO(25mg、0.23mmol)とNal(35mg、0.23mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、5−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E129、17.8mg、y=18%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 10.73−10.95 (m, 1H), 7.84 (m, 1H), 7.77 (m, 1H), 7.43−7.52 (m, 2H), 7.27−7.39 (m, 1H), 6.51 (m, 1H), 3.66 (s, 3H), 3.10−3.34 (m, 2H), 2.75 (br. s., 1H), 2.38−2.67 (m, 4H), 2.19−2.33 (m, 1H), 1.92−2.03 (m, 3H), 1.73−1.87 (m, 2H), 1.31−1.38 (m, 1H), 1.19−1.28 (m, 1H)
MS (m/z): 508.4 [MH]
【0392】
実施例130:5−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E130)
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p29、シス、50mg、0.24mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p158、74mg、0.26mmol)とNaCO(31mg、0.28mmol)とNal(43mg、0.288mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、5−[5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E130、38mg、y=34%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.83−7.88 (m, 1H), 7.74−7.79 (m, 1H), 7.08−7.18 (m, 1H), 6.88− 7.03 (m, 2H), 6.47−6.54 (m, 1H), 3.66 (s, 3H), 3.13−3.27 (m, 2H), 2.60 (d, 1H), 2.48 (m, 2H), 2.35 (d, 1H), 2.08−2.13 (m, 2H), 1.92−2.00 (m, 3H), 1.77−1.86 (m, 2H), 1.17−1.24 (m, 1H), 1.10−1.16 (m, 1H)
MS (m/z): 458.3 [MH]
【0393】
実施例131:5−[5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E131)
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p33、シス、50mg、0.26mmol)、5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p158、83mg、0.29mmol)とNaCO(33mg、0.31mmol)とNal(47mg、0.31mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、5−[5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E131、30mg、y=26%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.82−7.87 (m, 1H), 7.75−7.81 (m, 1H), 7.16−7.21 (m, 2H), 7.03 (s, 2H), 6.47−6.54 (m, 1H), 3.67 (s, 3H), 3.12−3.26 (m, 2H), 2.59−2.74 (m, 3H), 2.48 (s, 2H), 2.35 (s, 1H), 1.91−2.01 (m, 2H), 1.76−1.87 (m, 2H), 1.11 (s, 2H)
MS (m/z): 440.4 [MH]
【0394】
実施例132:5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス、E132)
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p40、トランス、30mg、0.124mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p158、35mg、0.124mmol)とNaCO(16mg、0.15mmol)とNal(19mg、0.124mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス、E132、25mg、y=41%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.71−7.80 (m, 2H), 7.66 (d, 1H), 7.46 (m, 1H), 7.26−7.32 (m, 1H), 7.09 (d, 1H), 6.65−6.80 (m, 1H), 3.59 (s, 3H), 3.35 (m, 2H), 2.48−2.95 (m, 5H), 2.27−2.44 (m, 2H), 1.91−2.09 (m, 2H), 1.45−1.61 (m, 1H), 1.12−1.34 (m, 3H)
MS (m/z): 490.4 [MH]
【0395】
実施例133:1−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E133)
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p15、シス、エナンチオマー1、35mg、0.15mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p159、50mg、0.165mmol)とNaCO(19mg、0.18mmol)とNal(22mg、0.18mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、1−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(45mg)を得、これをEtO(0.5mL)に溶かし、1.1eqの2N HClを含むエーテルで処理した。溶媒を真空で除去し、こうして得られた固体をエーテルで研和し、真空で乾燥して、1−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E133、46.8mg、y=58%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.36 (s, 1H), 10.14−10.15 (m, 1H), 8.17 (br. s., 1H), 7.61−7.79 (m, 3H), 7.45 (d, 2H), 6.55 (d, 1H), 3.71 (br. s.,2H), 3.48−3.64 (m, 6H), 3.24−3.47 (m, 2H), 3.18 (d, 4H), 2.99 (br. s., 1H), 2.26 (d, , 1H), 1.88−2.18 (m, 3H), 1.25−1.54 (m, 2H)
MS (m/z): 504.5 [MH]
【0396】
実施例134:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E134)
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,R3)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p14、シス、40mg、0.17mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p160、48mg、0.17mmol)とNaCO(22mg、0.2mmol)とNal(25mg、0.17mmol)をDMF(0.25mL)中で反応させて、4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、E134、14mg、y=17%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 7.61 (d, 2H), 7.54 (d, 1H), 7.32 (d, 2H), 6.63 (d, 1H), 6.46−6.53 (m, 1H), 3.61 (s, 3H), 3.07−3.19 (m, 2H), 2.65−2.74 (m, 1H), 2.35−2.49 (m, 5H), 2.17−2.24 (m, 1H), 1.83−1.98 (m, 3H), 1.70−1.79 (m, 2H), 1.24−1.30 (m, 1H), 1.13−1.21 (m, 1H)
MS (m/z): 490.4 [MH]
【0397】
実施例135:4−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス、E135)
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p40、トランス、30mg、0.124mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p160、35mg、0.124mmol)とNaCO(16mg、0.15mmol)とNal(19mg、0.124mmol)をDMF(0.25mL)中で反応させて、4−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(トランス、E135、12mg、y=20%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.66 (d, 1H), 7.38−7.50 (m, 2H), 7.22−7.33 (m, 1H), 7.09 (d, 1H), 6.76−6.84 (m, 2H), 3.70 (s, 3H), 3.40 (m, 2H), 2.53−2.93 (m, 5H), 2.29−2.40 (m, 2H), 2.02 (m, 2H), 1.48−1.69 (m, 1H), 1.16−1.34 (m, 3H)
MS (m/z): 490.4 [MH]
【0398】
実施例136:1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、E136)
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p15、シス、エナンチオマー1、25mg、0.096mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p161、30mg、0.1mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、E136、40mg、y=82%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.72−7.77 (m, 1H), 7.59−7.65 (m, 2H), 7.36−7.43 (m, 2H), 6.68− 6.73 (m, 1H), 6.56−6.63 (m, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.51−3.58 (m, 3H), 3.15−3.35 (m, 2H), 2.58 (br. s., 4H), 2.23−2.29 (m, 1H), 2.17 (br. s., 1H), 1.81−2.02 (m, 5H), 1.29−1.35 (m, 1H), 1.20−1.26 (m, 1H)
MS (m/z): 504.3 [MH]
【0399】
実施例137:1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E137)
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、E136、40mg)をMeOHに溶かし、HCl 2Mを含むEtO(1.1eq)で処理して、対応する塩酸塩を形成した。溶媒を減圧下で除去し、固体をEtOで研和し、高真空で乾燥して、1−メチル−4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E137、42mg)を得た。
MS (m/z): 504.3 [MH]
【0400】
実施例138:4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、E138)
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p24、シス、26mg、0.1mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(p161、33mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.113mL)中で反応させて、4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、E138、29mg、y=55%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.72−7.81 (m, 1H), 7.45−7.54 (m, 2H), 7.30−7.45 (m, 1H), 6.68− 6.76 (m, 1H), 6.55−6.63 (m, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.56 (s, 3H), 3.19−3.37 (m, 2H), 2.26−2.68 (m, 7H), 1.77−2.01 (m, 4H), 1.19−1.48 (m, 2H)
MS (m/z): 522.4 [MH]
【0401】
実施例139:4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E139)
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(シス、エナンチオマー1、E138、29mg)をMeOHに溶かし、HCl 2Mを含むEtO(1.1eq)で処理して、対応する塩酸塩を形成した。溶媒を減圧下で除去し、固体をEtOで研和し、高真空で乾燥して、4−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E139、30.7mg)を得た。
MS (m/z): 522.3 [MH]
【0402】
実施例140:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E140)
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p13、トランス、50mg、0.207mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p162、62mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E140、57mg、y=58%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.68−8.73 (m, 1H), 8.22 (d, 1H), 7.98 (d, 1H), 7.62 (d, 2H), 7.45−7.51 (m, 1H), 7.35 (d, 2H), 4.05 (s, 3H), 3.30−3.39 (m, 2H), 2.71−2.77 (m, 2H), 2.54−2.68 (m, 5H), 2.23−2.31 (m, 1H), 1.93−2.02 (m, 2H), 1.61−1.71 (m, 1H), 1.37−1.47 (m, 1H), 1.23− 1.29 (m, 1H), 1.18−1.23 (m, 1H)
MS (m/z): 474.4 [MH]
【0403】
実施例141:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジクロロヒドリド(シス、E141)
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、35mg、0.15mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p162、39mg、0.15mmol)とNaCO(19mg、0.18mmol)とNal(22mg、0.15mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(23mg)を得た。
後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(0.049mL)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、E141、25mg、y=30%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.54−10.84 (m, 1H), 8.73 (d, 1H), 8.12 (d, 1H), 8.01 (m, 1H), 7.66 (d, 2H), 7.54 (m, 1H), 7.44 (d, 2H), 3.92 (d, 3H), 3.65−3.75 (m, 1H), 2.92−3.46 (m, 7H), 2.59−2.70 (m, 1H), 2.18−2.43 (m, 2H), 1.92−2.16 (m, 3H), 1.25−1.53 (m, 2H)
MS (m/z): 474.5 [MH]
【0404】
実施例142:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E142)
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p13、トランス、50mg、0.207mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p163、62mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E142、58mg、y=59%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.96 (d, 1H), 8.73 (m, 1H), 8.15 (d, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.54− 7.60 (m, 1H), 7.35 (d, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.33 (m, 2H), 2.73−2.77 (m, 1H), 2.54−2.68 (m, 6H), 2.24−2.31 (m, 1H), 1.97 (s, 2H), 1.62−1.72 (m, 1H), 1.38−1.49 (m, 1H), 1.27 (m, 1H), 1.19− 1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 474.4 [MH]
【0405】
実施例143:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン ジヒドロクロリド(シス、E143)
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、35mg、0.15mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p163、39mg、0.15mmol)とNaCO(19mg、0.18mmol)とNal(22mg、0.15mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(25mg)を得た。
後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(0.049mL)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、E143、28mg、y=34%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 11.12−11.38 (m, 1H), 9.02 (d, 1H), 8.84 (m, 1H), 8.36 (d, 1H), 7.78 (m, 1H), 7.65 (m, 2H), 7.45 (m, 2H), 3.60−3.72 (m, 4H), 2.89−3.46 (m, 7H), 2.56−2.66 (m, 1H), 2.18−2.48 (m, 2H), 1.94−2.16 (m, 3H), 1.48 (s, 2H)
MS (m/z): 474.5 [MH]
【0406】
実施例144及び145:(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E144)及び(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E145)
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタンをE143(シス、56mg)と似たようにして調製し、分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
移動相 (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)27%
流量(ml/分) 45ml/分
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 14mg/注入
以下を得た。
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E144、16.6mg)
エナンチオマー1:保持時間6.3分、100%ee
MS (m/z): 474.4 [MH]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E145、15.8mg)
エナンチオマー2:保持時間10.0分、100%ee
MS (m/z): 474.4 [MH]
【0407】
実施例146:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー2、E146)
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E145、15.8mg)を2.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E146、13.8mg)を得た。
MS (m/z): 482.5 [MH]
【0408】
実施例147:(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E147)
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p23、50mg、0.193mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p163、57mg、0.212mmol)とNaCO(25mg、0.23mmol)とNal(35mg、0.23mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E147、47mg、y=49%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.96 (d, 1H), 8.72−8.77 (m, 1H), 8.13−8.18 (m, 1H), 7.56−7.60 (m, 1H), 7.49 (d, 2H), 7.32−7.38 (m, 1H), 3.73 (s, 3H), 3.17−3.36 (m, 2H), 2.44−2.71 (m, 5H), 2.26−2.30 (m, 1H), 1.96−2.05 (m, 3H), 1.83−1.90 (m, 2H), 1.22−1.41 (m, 2H)
MS (m/z): 492.4 [MH]
【0409】
実施例148及び149:(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E148)及び(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E149)
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E147、56mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
モディファイアー (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)22%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 700μL
注入 15.8mg/注入
以下を得た。
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E148、12mg)
エナンチオマー1:保持時間6.7分、100%ee
MS (m/z): 492.4 [MH]
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E149、12.4mg)
エナンチオマー2:保持時間9.1分、99.8%ee
MS (m/z): 492.4 [MH]
【0410】
実施例150:(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E150)
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E148、12mg)を2.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E150、13mg)を得た。
MS (m/z): 492.4 [MH]
【0411】
実施例151:(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー2、E151)
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E149、12.4mg)を2.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E151、13mg)を得た。
MS (m/z): 492.4 [MH]
【0412】
実施例152:(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E152)
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p29、50mg、0.24mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p163、71mg、0.26mmol)とNaCO(31mg、0.28mmol)とNal(43mg、0.288mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E152、41mg、y=39%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.94−8.99 (m, 1H), 8.72−8.77 (m, 1H), 8.14−8.19 (m, 1H), 7.55− 7.62 (m, 1H), 7.12−7.20 (m, 1H), 6.90−7.04 (m, 2H), 3.74 (s, 3H), 3.26 (d, 2H), 2.74−2.78 (m, 1H), 2.59−2.66 (m, 1H), 2.47−2.56 (m, 2H), 2.38 (d, 1H), 2.09−2.15 (m, 1H), 1.95−2.02 (m, 3H), 1.82−1.92 (m, 2H), 1.20−1.25 (m, 1H), 1.12−1.19 (m, 1H)
MS (m/z): 442.4 [MH]
【0413】
実施例153及び154:(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E153)及び(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E154)
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E152、41mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
モディファイアー (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)25%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 700μL
注入 14mg/注入
以下を得た。
(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E153、13mg)
エナンチオマー1:保持時間7.8分、100%ee
MS (m/z): 442.3 [MH]
(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E154,12.8mg)
エナンチオマー2:保持時間11.6分、99.8%ee
MS (m/z): 442.4 [MH]
【0414】
実施例155:(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン ジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E155)
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E153、13mg)を2.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3R)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E155、15mg)を得た。
MS (m/z): 442.4 [MH]
【0415】
実施例156:(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー2、E156)
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E154、12.8mg)を2.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3S)−1−(2,4−ジフルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E156、14.5mg)を得た。
MS (m/z): 442.3 [MH]
【0416】
実施例157:(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E157)
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p33、50mg、0.26mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p163、77mg、0.29mmol)とNaCO(33mg、0.31mmol)とNal(47mg、0.31mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E157、34mg、y=31%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.97 (d, 1H), 8.74 (m, 1H), 8.16 (m, 1H), 7.58 (m, 1H), 7.17− 7.24 (m, 2H), 7.01−7.09 (m, 2H), 3.72−3.76 (m, 3H), 3.18−3.32 (m, 2H), 2.62−2.78 (m, 2H), 2.52 (m, 2H), 2.36−2.44 (m, 1H), 2.09−2.15 (m, 2H), 1.82−2.02 (m, 4H), 1.06−1.16 (m, 2H)
MS (m/z): 424.4 [MH]
【0417】
実施例158及び159:(1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E158)及び(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E159)
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E157、34mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)25%
流量(ml/分) 45ml/分
DAD検出 220nm
ループ 700μL
注入 10.5mg/注入
以下を得た。
(1S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E158、10.7mg)
エナンチオマー1:保持時間10.2分、100%ee
MS (m/z): 424.4 [MH]
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E159、10.8mg)
エナンチオマー2:保持時間15.9分、99.8%ee
MS (m/z): 424.4 [MH]
【0418】
実施例160:(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー2、E160)
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E159、13mg)を2.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−1−(4−フルオロフェニル)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E160、10mg)を得た。
MS (m/z): 424.5 [MH]
【0419】
実施例161:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E161)
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p19、50mg、0.289mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p163、85mg、0.317mmol)とNaCO(37mg、0.35mmol)とNal(53mg、0.35mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E161、55mg、y=47%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.94−9.00 (m, 1H), 8.72−8.79 (m, 1H), 8.13−8.21 (m, 1H), 7.54− 7.62 (m, 1H), 7.29 (s, 2H), 7.19 (d, 3H), 3.74 (s, 3H), 3.20−3.36 (m, 3H), 2.52−3.00 (m, 5H), 2.26−2.38 (m, 1H), 2.17 (d, 1H), 1.87−2.04 (m, 4H), 1.22 (d, 1H), 1.12−1.19 (m, 1H)
MS (m/z): 406.4 [MH]
【0420】
実施例162:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E162)
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.207mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p164、62mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E162、61mg、y=62%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.74−8.80 (m, 2H), 7.75−7.80 (m, 2H), 7.63 (d, 2H), 7.36 (d, 2H), 3.81 (s, 3H), 3.35 (m, 2H), 2.64 (br. s., 6H), 2.24−2.32 (m, 1H), 2.09−2.13 (m, 1H), 1.99 (m, 2H), 1.62−1.75 (m, 1H), 1.38−1.50 (m, 1H), 1.27 (d, 1H), 1.22 (s, 1H)
MS (m/z): 474.4 [MH]
【0421】
実施例163:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、E163)
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、35mg、0.15mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p164、39mg、0.15mmol)と、NaCO(19mg、0.18mmol)とNal(22mg、0.15mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン(27mg)を得た。
後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(2eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5アザスピロ[2.4]ヘプタン ジヒドロクロリド(シス、E163、30mg、y=30%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 11.13−11.35 (m, 1H), 8.92 (d, 2H), 8.07 (d, 2H), 7.61−7.72 (m, 2H), 7.45 (m, 2H), 3.73 (d, 3H), 3.61−3.70 (m, 1H), 3.35−3.45 (m, 1H), 3.23−3.35 (m, 3H), 3.03−3.22 (m, 2H), 2.56−2.65 (m, 1H), 2.56−2.98 (m, 1H), 2.36−2.49 (m, 1H), 1.94−2.34 (m, 4H), 1.25−1.51 (m, 2H)
MS (m/z): 474.4 [MH]
【0422】
実施例164:(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E164)
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p22、30mg、0.12mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(p164、35mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E164、35.5mg、y=56%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.77 (d, 2H), 7.73−7.79 (m, 2H), 7.45−7.54 (m, 2H), 7.27−7.34 (m, 1H), 3.82 (s, 3H), 3.36 (m, 2H), 2.59−2.78 (m., 6H), 2.33 (m, 1H), 1.95−2.04 (m, 2H), 1.63− 1.72 (m, 1H), 1.23−1.46 (m, 3H)
MS (m/z): 492.4 [MH]
【0423】
実施例165:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E165)
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、40mg、0.17mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルピリジン(p165、48mg、0.17mmol)とNaCO(22mg、0.2mmol)とNal(25mg、0.17mmol)をDMF(0.25mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E165、24mg、y=29%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 8.68 (m, 1H), 7.66 (m, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.26−7.33 (m, 1H), 7.22 (d, 2H), 3.27−3.43 (m, 5H), 2.79−2.88 (m, 1H), 2.63−2.72 (m, 1H), 2.57 (s, 2H), 2.50 (s, 3H), 2.41−2.47 (m, 1H), 2.16 (d, 2H), 1.90−2.07 (m, 4H), 1.74−1.78 (m, 1H), 1.16−1.26 (m, 2H)
MS (m/z): 488.5 [MH]
【0424】
実施例166:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E166)
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、30mgと、3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルピリジン(p165、35mg、0.12mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(11mg)を得た。
後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから2N HCl/エーテル(2.1eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E166、12mg、y=18%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.72−10.99 (m, 1H), 8.70−8.77 (m, 1H), 8.04−8.14 (m, 1H), 7.66 (d, 2H), 7.56−7.62 (m, 1H), 7.45 (d, 2H), 3.63−3.73 (m, 2H), 3.36−3.48 (m, 4H), 3.07−3.34 (m, 6H), 2.91−3.01 (m, 1H), 2.59−2.71 (m, 1H), 2.17−2.44 (m, 2H), 2.09 (br. s., 3H), 1.36−1.53 (m, 2H), 1.21−1.35 (m, 1H)
MS (m/z): 488.4 [MH]
【0425】
実施例167:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E167)
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p40、30mg、0.124mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルピリジン(p165、35mg、0.124mmol)とNaCO(16mg、0.15mmol)とNal(19mg、0.124mmol)をDMF(0.25mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E167、14.5mg、y=24%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 8.69 (s, 1H), 7.66−7.72 (m, 2H), 7.45−7.52 (m, 1H), 7.32 (s, 2H), 7.09−7.14 (m, 1H), 3.41 (s, 5H), 2.85−2.93 (m, 1H), 2.62−2.76 (m, 4H), 2.50−2.54 (m, 3H), 2.34−2.43 (m, 2H), 2.03−2.12 (m, 2H), 1.58 (br. s., 1H), 1.23−1.35 (m, 4H)
MS (m/z): 488.4 [MH]
【0426】
実施例168:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(トランス、E168)
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E167、14.5mg)をEtOに溶かし、2.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(トランス、E168、13.7mg)を得た。
MS (m/z): 488.4 [MH]
【0427】
実施例169:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E169)
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、40mg、0.17mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルピリジン(p166、48mg、0.17mmol)とNaCO(22mg、0.2mmol)とNal(25mg、0.17mmol)をDMF(0.25mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−メチルピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E169、35mg、y=42%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 8.77 (d, 1H), 7.91 (m, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.33 (d, 1H), 7.21 (d, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.23−3.37 (m, 2H), 2.79−2.89 (m, 1H), 2.67 (s, 4H), 2.57 (s, 2H), 2.42−2.48 (m, 1H), 2.11−2.19 (m, 2H), 1.90−2.07 (m, 5H), 1.21 (s, 2H)
MS (m/z): 488.5 [MH]
【0428】
実施例170:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E170)
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−メチルピリジン(p167、31mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.113mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(28.8mg)を得た。
後者をDCM/EtOに溶かしてから、2N HCl/エーテル(2.2eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピリジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E170、30.9mg、y=55%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 9.84−10.16 (m, 3H), 8.54−8.60 (m, 1H), 7.84−7.91 (m, 1H), 7.66 (d, 2H), 7.45 (d, 3H), 3.67−3.77 (m, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.39 (br. s., 2H), 3.22 (d, 3H), 2.45 (s, 3H), 2.36−2.43 (m, 1H), 2.18−2.30 (m, 2H), 1.95−2.15 (m, 3H), 1.26−1.52 (m, 3H)
MS (m/z): 488.4 [MH]
【0429】
実施例171:(1R,3S)−5−(3−{[5−(2,6−ジメチルピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E171)
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2,6−ジメチルピリジン(p168、34mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.123mmol)とNal(19mg、0.123mmol)をDMF(0.15mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−(3−{[5−(2,6−ジメチルピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E171、36mg、y=71%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.66−7.70 (m, 1H), 7.59−7.64 (m, 2H), 7.38−7.44 (m, 2H), 7.21− 7.26 (m, 1H), 3.45 (s, 3H), 3.18−3.36 (m, 3H), 2.82−2.90 (m, 1H), 2.57−2.74 (m, 3H), 2.55 (s, 3H), 2.39 (s, 3H), 2.25−2.34 (m, 1H), 2.09−2.15 (m, 1H), 1.98−2.05 (m, 3H), 1.89−1.97 (m, 2H), 1.21−1.38 (m, 2H)
MS (m/z): 502.4 [MH]
【0430】
実施例172:(1R,3S)−5−(3−{[5−(2,6−ジメチルピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン ジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E172)
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[5−(2,6−ジメチルピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E171、36mg)をEtOに溶かし、2.2eqのHClを含むEtOで処理した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、真空で乾燥して、(1R,3S)−5−(3−{[5−(2,6−ジメチルピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(シス、E172、40.8mg)を得た。
MS (m/z): 502.4 [MH]
【0431】
実施例173:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(2−フルオロピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E173)
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p258、25mg、0.079mmol)と5−(2−フルオロピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p85、17mg、0.083mmol)とNaCO(10mg、0.095mmol)とNal(12mg、0.079mmol)とDMF(0.2mL)の混合物を収容した密封バイアルをPLS装置で、60℃で一晩振とうした。混合物をDCMで希釈し、有機相を水で2回洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(DCM/MeOH 100/0から90/10で溶出)、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(2−フルオロピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E173、24.5mg、y=63%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 8.47−8.51 (m, 1H), 8.21−8.28 (m, 1H), 7.57−7.64 (m, 3H), 7.34 (d, 2H), 3.46 (d, 3H), 3.10−3.21 (m, 2H), 2.74 (br. s., 1H), 2.38−2.56 (m, 3H), 2.24 (br. s., 1H), 1.72−2.05 (m, 6H), 1.25−1.33 (m, 1H), 1.14−1.25 (m, 1H)
MS (m/z): 492.4 [MH]
【0432】
実施例174:(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン ジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E174)
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、30mg、0.12mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(p169、44mg、0.13mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(40mg)を得た。
後者をDCMに溶かしてから、2N HCl/エーテル(2.2eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E174、41mg、y=55%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.24−10.57 (m, 1H), 8.98 (d, 1H), 8.25 (d, 1H), 7.95 (m, 1H), 7.66 (d, 2H), 7.44 (m, 2H), 3.65−3.77 (m, 1H), 3.41−3.48 (m, 1H), 3.35 (br. s., 3H), 3.23 (d, 6H), 2.63−3.04 (m, 1H), 2.20−2.45 (m, 2H), 1.92−2.16 (m, 3H), 1.27−1.53 (m, 2H)
MS (m/z): 542.4 [MH]
【0433】
実施例175:(1R,3S)−5−(3−{[5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E175)
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、30mg、0.12mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メトキシピリジン(p170、39mg、0.13mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−(3−{[5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E175、33mg、y=52%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 8.32−8.39 (m, 1H), 7.84−7.92 (m, 1H), 7.55 (d, 2H), 7.21−7.27 (m, 2H), 7.04−7.10 (m, 1H), 4.00 (s, 3H), 3.43 (s, 3H), 3.29 (m, 2H), 2.98−3.12 (m, 1H), 2.59−2.98 (m, 4H), 2.25−2.38 (m, 1H), 2.18−2.25 (m, 1H), 2.06 (d, 4H), 1.28 (d, 2H)
MS (m/z): 504.4 [MH]
【0434】
実施例176:(1R,3S)−5−(3−{[5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E176)
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E175、28mg)をDCMに溶かし、2.2eqのHClを含むEtOで処理した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、真空で乾燥して、(1R,3S)−5−(3−{[5−(2−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(シス、E176、30mg)を得た。
MS (m/z): 504.4 [MH]
【0435】
実施例177:5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボニトリルジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E177)
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.10mmol)、5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボニトリル(p171、30mg、0.10mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(15mg、0.10mmol)をDMF(0.15mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボニトリル(15mg)を得た。
後者をDCMに溶かしてから、2N HCl/エーテル(2.1eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボニトリルジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E177、17mg、y=30%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.41−10.70 (m, 1H), 9.11 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 8.27 (d, 1H), 7.66 (d, 2H), 7.38−7.49 (m, 2H), 3.67 (d, 3H), 3.06−3.47 (m, 7H), 2.61−3.01 (m, 1H), 2.45−2.50 (m, 1H), 2.20−2.44 (m, 2H), 1.92−2.15 (m, 3H), 1.26−1.53 (m, 2H)
MS (m/z): 499.5 [MH]
【0436】
実施例178:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボニトリル(シス、エナンチオマー1、E178)
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、80mg、0.33mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボニトリル(p172、98mg、0.33mmol)とNaCO(42mg、0.4mmol)とNal(49mg、0.33mmol)をDMF(0.5mL)中で反応させて、4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボニトリル(シス、エナンチオマー1、E178、53mg、y=32%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 8.88−8.94 (m, 1H), 8.05−8.08 (m, 1H), 7.88−7.92 (m, 1H), 7.52−7.60 (m, 2H), 7.22−7.27 (m, 2H), 3.73 (s, 3H), 3.31−3.40 (m, 2H), 3.03−3.16 (m, 1H), 2.64−3.01 (m, 4H), 2.30−2.42 (m, 1H), 2.21−2.27 (m, 1H), 2.02−2.20 (m, 4H), 1.30 (d, 2H)
MS (m/z): 499.4 [MH]
【0437】
実施例179:5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、E179)
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.21mmol)、5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボキサミド(p173、72mg、0.231mmol)とNaCO(38mg、0.252mmol)とNal(38mg、0.252mmol)をDMF(0.236mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、E179、47.6mg、y=43%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.99−9.01 (m, 1H), 8.36 (d, 1H), 8.29 (d, 1H), 7.95−8.04 (m, 1H), 7.62 (d, 2H), 7.32−7.39 (m, 2H), 6.87−6.95 (m, 1H), 3.81 (s, 3H), 3.30−3.38 (m, 2H), 2.72−2.75 (m, 1H), 2.54−2.66 (m, 5H), 2.23−2.30 (m, 1H), 1.92−2.02 (m, 2H), 1.61−1.70 (m, 1H), 1.40−1.48 (m, 1H), 1.23−1.29 (m, 1H), 1.17−1.23 (m, 1H)
MS (m/z): 517.4 [MH]
【0438】
実施例180及び181:5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、エナンチオマー1、E180)及び5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、エナンチオマー2、E181)
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、E179、47.6mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)10/90%v/v
流量(ml/分) 15ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 11mg/注入
以下を得た。
5−[4−メチル−5−({3−[(1S,3Sまたは1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、E180、15.6mg)
エナンチオマー1:保持時間4.8分、100%ee
MS(m/z):517.3[MH]
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3Rまたは1S,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(トランス、E181、14.4mg)
エナンチオマー2:保持時間5.6分、99.8%ee
MS(m/z):517.3[MH]
【0439】
実施例182:5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、E182)
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.116mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボキサミド(p173、41mg、0.13mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(21mg、0.14mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、E182、23mg、y=38%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl3) δ: 8.90−8.96 (m, 1H), 8.36−8.41 (m, 1H), 8.15−8.20 (m, 1H), 7.81−7.91 (m, 1H), 7.52−7.59 (m, 2H), 7.20−7.26 (m, 2H)、5.64−5.74 (m, 1H), 3.66 (s, 3H), 3.26−3.41 (m, 2H), 2.84−2.95 (m, 1H), 2.74 (d, 1H), 2.63 (m, 2H), 2.50 (d, 1H), 2.14−2.26 (m, 2H), 1.92−2.11 (m, 4H), 1.19−1.33 (m, 2H)
MS (m/z): 517.5 [MH]
【0440】
実施例183:5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E183)
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.096mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボキサミド(p173、33mg、0.106mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E183、13mg、y=26%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.97−9.02 (m, 1H), 8.36 (d, 1H), 8.25−8.31 (m, 1H), 7.95−8.07 (m, 1H), 7.62 (d, 2H), 7.39 (d, 2H), 6.85−6.98 (m, 1H), 3.73−3.81 (m, 3H), 3.18−3.36 (m, 2H), 2.39−2.71 (m, 5H), 2.24 (d, 1H), 2.10−2.17 (m, 1H), 1.79−2.04 (m, 4H), 1.30 (br. s., 1H), 1.23 (d, 1H)
MS (m/z): 517.5 [MH]
【0441】
実施例184:5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミドジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E184)
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E183,13mg)をDCMに溶かし、2.2eqのHClを含むEtOで処理した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、真空で乾燥して、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド二塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E184、14mg)を得た。
MS (m/z): 517.4 [MH]
【0442】
実施例185:5−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E185)
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p24、25mg、0.096mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボキサミド(p173、34mg、0.11mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.108mL)中で反応させて、5−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E185、26.5mg、y=52%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.96−9.02 (m, 1H), 8.33−8.39 (m, 1H), 8.26−8.31 (m, 1H), 7.97− 8.06 (m, 1H), 7.45−7.51 (m, 2H), 7.32−7.39 (m, 1H), 6.84−6.97 (m, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.19− 3.33 (m, 2H), 2.77 (br. s., 6H), 2.24−2.33 (m, 1H), 2.03 (br. s., 2H), 1.82−1.94 (m, 2H), 1.35− 1.42 (m, 1H), 1.22−1.29 (m, 1H)
MS (m/z): 535.4 [MH]
【0443】
実施例186:5−[5−({3−[(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー2、E186)
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、p25、25mg、0.096mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボキサミド(p173、34mg、0.11mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.108mL)中で反応させて、5−[5−({3−[(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー2、E186、19.9mg、y=38%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.96−9.02 (m, 1H), 8.33−8.39 (m, 1H), 8.26−8.31 (m, 1H), 7.97− 8.06 (m, 1H), 7.45−7.51 (m, 2H), 7.32−7.39 (m, 1H), 6.84−6.97 (m, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.19− 3.33 (m, 2H), 2.77 (br. s., 6H), 2.24−2.33 (m, 1H), 2.03 (br. s., 2H), 1.82−1.94 (m, 2H), 1.35− 1.42 (m, 1H), 1.22−1.29 (m, 1H)
MS (m/z): 535.4 [MH]
【0444】
実施例187:6−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E187)
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−6−メチルピリジン−2−カルボキサミド(p234、37mg、0.11mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.108mL)中で反応させて、6−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E187、27mg、y=51%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 8.10−8.16 (m, 1H), 8.01 (d, 2H), 7.73−7.78 (m, 1H), 7.59 (s, 2H), 7.29−7.36 (m, 2H), 3.37 (s, 3H), 3.10−3.20 (m, 2H), 2.69−2.74 (m, 1H), 2.36−2.54 (m, 7H), 2.17−2.24 (br. s., 1H), 1.82−1.98(m, 3H), 1.71−1.81 (m, 2H), 1.23−1.31 (m, 1H), 1.16 (d, 1H)
MS (m/z): 531.4 [MH]
【0445】
実施例188:6−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボン酸ホルマート(シス、エナンチオマー1、E188)
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、30mg、0.096mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−6−メチルピリジン−2−カルボン酸(p235、300mg、推定0.9mmol)とNaCO(120mg、1.15mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.4mL)に溶かし、60℃で一晩加熱した。混合物をC18に装填し、FCによりC18カートリッジで精製して(溶離液 水+0.1%FAから60%水+0.1%FA 40%MeOH+0.1%)、6−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボン酸ホルマート(シス、エナンチオマー1、E188、12mg、y=18%)を白色の固体として得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.15 (s, 1H), 8.10−8.13 (m, 1H), 7.61 (s, 2H), 7.36−7.43 (m, 2H), 3.54 (s, 3H), 3.18−3.37 (m, 4H), 2.72 (br. s., 1H), 2.51−2.64 (m, 6H), 2.25−2.31 (m, 1H), 2.09 (br. s., 2H), 1.93−2.02 (m, 2H), 1.86−1.90 (m, 1H), 1.28−1.35 (m, 1H), 1.21−1.26 (m, 1H)
MS (m/z): 532.4 [MH]
【0446】
実施例189:6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミドジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E189)
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、30mg、0.12mmol)と6−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−3−カルボキサミド(p174、43mg、0.14mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(27.5mg)を得た。
後者をDCMに溶かしてから、2N HCl/エーテル(2.2ep)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミドジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E189、31mg、y=44%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.66−10.87 (m, 1H), 9.15 (d, 1H), 8.38−8.44 (m, 1H), 8.30 (br. s., 1H), 8.22 (d, 1H), 7.72 (br. s., 1H), 7.67 (d, 2H), 7.45 (d, 2H), 3.95 (d, 3H), 3.66−3.75 (m, 1H), 2.94−3.46 (m, 7H), 1.96−2.69 (m, 5H), 1.28−1.53 (m, 2H)
MS (m/z): 517.4 [MH]
【0447】
実施例190:6−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E190)
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p24、26mg、0.1mmol)と6−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−3−カルボキサミド(p174、34mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.113mL)中で反応させて、6−[5−({3−[(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E190、20.5mg、y=38%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 9.08−9.18 (m, 1H), 8.35−8.44 (m, 1H), 8.24−8.29 (m, 1H), 8.19− 8.24 (m, 1H), 7.68−7.74 (m, 1H), 7.58−7.64 (m, 1H), 7.45−7.50 (m, 1H), 7.25−7.32 (m, 1H), 3.92 (s, 3H), 3.10−3.22 (m, 2H), 2.69−2.78 (m, 1H), 2.35−2.43 (m, 4H), 2.21 (m, 1H), 1.93 (m, 2H), 1.84 (d, 1H), 1.75 (m, 2H), 1.35 (m, 1H), 1.20 (m, 1H)
MS (m/z): 535.3 [MH]
【0448】
実施例191:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E191)
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボキサミド(p175、34mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E191、34.7mg、y=67%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.80 (m, 1H), 8.49 (m, 1H), 7.99−8.04 (m, 1H), 7.97 (m, 1H), 7.61 (d, 2H), 7.38 (d, 2H), 6.82−6.96 (m, 1H), 3.82 (s, 3H), 3.18−3.34 (m, 2H), 2.70−2.75 (m, 1H), 2.58−2.66 (m, 1H), 2.43−2.57 (m, 3H), 2.20−2.27 (m, 1H), 1.81−2.03 (m, 5H), 1.26−1.31 (m, 1H), 1.21 (m, 1H)
MS (m/z): 517.4 [MH]
【0449】
実施例192:5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E192)
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−3−カルボキサミド(p236、36mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−3−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E192、31mg、y=60%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.22 (d, 1H), 9.07 (d, 1H), 8.56 (s, 1H), 7.74−7.88 (m, 1H), 7.60 (s, 2H), 7.39 (s, 2H), 6.93−7.06 (m, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.16−3.34 (m, 2H), 2.70−2.76 (m, 1H), 2.58−2.67 (m, 1H), 2.43−2.56 (m, 3H), 2.18−2.27 (m, 1H), 2.08−2.11 (m, 1H), 1.92−2.03 (m, 2H), 1.81−1.92 (m, 2H), 1.25−1.32 (m, 1H), 1.17−1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 517.3 [MH]
【0450】
実施例193:6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E193)
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.096mmol)と6−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン−2−カルボキサミド(p176、32mg、0.1mmol)とNaCO(13mg、0.115mmol)とNal(18mg、0.115mmol)をDMF(0.1mL)、中で反応させて、6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E193、25.5mg、y=51%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 8.23−8.29 (m, 1H), 8.11−8.22 (m, 2H), 7.96−8.01 (m, 1H), 7.80− 7.88 (m, 1H), 7.58−7.64 (m, 2H), 7.30−7.35 (m, 2H), 3.93 (s, 3H), 3.11−3.23 (m, 2H), 2.66− 2.76 (m, 1H), 2.37−2.49 (m, 4H), 2.21 (m, 1H), 1.83−2.01 (m, 3H), 1.77 (m, 2H), 1.27 (m, 1H), 1.18 (m, 1H)
MS (m/z): 517.4 [MH]
【0451】
実施例194:N−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E194)
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.096mmol)と6−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−N−メチルピリジン−2−カルボキサミド(p177、33mg、0.1mmol)とNaCO(13mg、0.115mmol)とNal(18mg、0.115mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、N−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E194、33mg、y=64%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.30−8.36 (m, 1H), 8.16−8.29 (m, 3H), 7.60−7.65 (m, 2H), 7.37− 7.43 (m, 2H), 4.02 (s, 3H), 3.24−3.38 (m, 2H), 3 (d, 3H), 2.51−2.71 (m, 4H), 2.13−2.33 (m, 2H), 1.85−2.03 (m, 5H), 1.28−1.36 (m, 1H), 1.20−1.28 (m, 1H)
MS (m/z): 531.4 [MH]
【0452】
実施例195:N−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミドヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E195)
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
N−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E194、33mg)をMeOHに溶かし、1.1eqのHClを含むEtOで処理した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、真空で乾燥して、N−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E195、34.6mg)を得た。
MS (m/z): 531.4 [MH]+.
【0453】
実施例196:N,N−ジメチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E196)
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.096mmol)と6−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(p178、34mg、0.1mmol)とNaCO(13mg、0.115mmol)とNal(18mg、0.115mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、N,N−ジメチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E196、33mg、y=63%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.27−8.32 (m, 1H), 8.07−8.13 (m, 1H), 7.65−7.70 (m, 1H), 7.60− 7.65 (m, 2H), 7.36−7.42 (m, 2H), 4.03 (s, 3H), 3.20−3.36 (m, 2H), 3.12 (d, 6H), 2.72−2.75 (m, 1H), 2.64 (d, 1H), 2.52 (br. s., 3H), 2.21−2.28 (m, 1H), 1.94−2.04 (m, 3H), 1.82−1.94 (m, 2H), 1.30 (m, 1H), 1.22 (m, 1H)
MS (m/z): 545.3 [MH]
【0454】
実施例197:N,N−ジメチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E197)
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E196、33mg)をMeOHに溶かし、1.1eqのHClを含むEtOで処理した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、真空で乾燥して、N,N−ジメチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E197、35.5mg)を得た。
MS (m/z): 545.4 [MH]
【0455】
実施例198:5−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E198)
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.096mmol)と6−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−5−メチルピリジン−2−カルボキサミド(p179,33mg、0.1mmol)とNaCO(13mg、0.115mmol)とNal(18mg、0.115mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、5−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E198、40mg、y=78%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 8.00−8.11 (m, 3H), 7.58−7.72 (m, 3H), 7.30−7.40 (m, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.15−3.26 (m, 3H), 2.54 (s, 3H), 2.41−2.49 (m, 2H), 1.75−2.29 (m, 8H), 1.15−1.38 (m, 2H)
MS (m/z): 531.3 [MH]
【0456】
実施例199:5−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミドヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E199)
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
5−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(シス、エナンチオマー1、E198、40mg)をMeOHに溶かし、1.1eqのHClを含むEtOで処理した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、真空で乾燥して、5−メチル−6−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピリジン−2−カルボキサミド塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E199、38mg)を得た。
MS (m/z): 531.3 [MH]
【0457】
実施例200:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E200)
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.21mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリダジン(p180、62mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.25mmol)とNal(37mg、0.25mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E200、46mg、y=47%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.65 (m, 1H), 9.40 (m, 1H), 8.05 (m, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.36 (d, 2H), 3.90 (s, 3H), 3.38 (m, 2H), 2.56−2.67 (m, 5H), 2.25−2.31 (m, 1H), 2.09−2.13 (m, 1H), 1.94−2.03 (m, 2H), 1.63−1.72 (m, 1H), 1.39−1.48 (m, 1H), 1.25−1.30 (m, 1H), 1.20−1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 475.4 [MH]
【0458】
実施例201:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E201)
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.124mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリダジン(p180、33mg、0.12mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(21mg、0.14mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E201、37mg、y=63%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.60−9.66 (m, 1H), 9.37−9.42 (m, 1H), 8.02−8.08 (m, 1H), 7.60− 7.66 (m, 2H), 7.36−7.43 (m, 2H), 3.86 (s, 3H), 3.21−3.36 (m, 2H), 2.45−2.73 (m, 4H), 2.21− 2.27 (m, 1H), 2.08−2.15 (m, 1H), 1.83−2.03 (m, 5H), 1.19−1.33 (m, 2H)
MS (m/z): 475.4 [MH]
【0459】
実施例202及び203:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E202)及び(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E203)
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E201、37mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)60/40%v/v
流量(ml/分) 17ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 25mg/注入
以下を得た。
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E202、11mg)
エナンチオマー1:保持時間8.5分、100%ee
MS(m/z):475.3[MH]
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E203、11.8mg)
エナンチオマー2:保持時間10.3分、100%ee
MS(m/z):475.5[MH]
【0460】
実施例204:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E204)
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E202、11mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E204、11.9mg)を得た。
MS (m/z): 475.4 [MH]
【0461】
実施例205:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E205)
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.21mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリダジン(p181、62mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.25mmol)とNal(37mg、0.25mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E205、38mg、y=39%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.27−9.36 (m, 1H), 8.40 (d, 1H), 7.89 (d, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.36 (d, 2H), 4.13 (s, 3H), 3.33−3.49 (m, 2H), 2.74−2.79 (m, 2H), 2.56−2.68 (m, 4H), 2.24−2.31 (m, 1H), 2.10−2.13 (m, 1H), 2.09−2.13 (m, 2H), 1.95−2.04 (m, 2H), 1.62−1.71 (m, 1H), 1.39− 1.49 (m, 1H), 1.25−1.30 (m, 1H), 1.18−1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 475.4 [MH]
【0462】
実施例206:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E206)
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.124mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリダジン(p181、33mg、0.12mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(21mg、0.14mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリダジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E206、34mg、y=62%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.28−9.34 (m, 1H), 8.37−8.44 (m, 1H), 7.84−7.91 (m, 1H), 7.59− 7.66 (m, 2H), 7.37−7.45 (m, 2H), 4.09 (s, 3H), 3.25−3.41 (m, 2H), 2.52−2.95 (m., 6H), 2.24− 2.32 (m, 1H), 1.87−2.04 (m, 4H), 1.20−1.38 (m, 2H)
MS (m/z): 475.4 [MH]
【0463】
実施例207:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E207)
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.21mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリミジン(p182、62.3mg、0.231mmol)とNaCO(27mg、0.252mmol)とNal(38mg、0.252mmol)をDMF(0.22mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E207、21mg、y=19%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.28 (d, 1H), 8.95 (d, 1H), 8.23 (m, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.31− 7.45 (m, 2H), 4.09 (s, 3H), 3.34−3.47 (m, 2H), 2.56−2.75 (m, 4H), 2.26−2.39 (m, 1H), 1.97− 2.05 (m, 3H), 1.63−1.80 (m, 1H), 1.40−1.55 (m, 1H), 1.19−1.37 (m, 3H)
MS (m/z): 475.5 [MH]
【0464】
実施例208及び209:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1、E208)及び(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2、E209)
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E207、21mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム ChiralpakAD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)35/65%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 18mg/注入
以下を得た。
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E208、5.4mg)
エナンチオマー1:保持時間12.3分、100%ee
MS (m/z): 475.0 [MH]
(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E209、8.3mg)
エナンチオマー2:保持時間16.3分、100%ee
MS (m/z): 475.0 [MH]
【0465】
実施例210:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、エナンチオマー1、E210)
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E208、5.4mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー1、E210、5mg)を得た。
MS (m/z): 475.0 [MH]
【0466】
実施例211:(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、エナンチオマー2、E211)
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E209、8.3mg)を1.2eqのHClを含むEtOで処理して、(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー1、E211、2.5mg)を得た。
MS (m/z): 475.0 [MH]
【0467】
実施例212:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E212)
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、50mg、0.21mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリミジン(p182、62.3mg、0.231mmol)とNaCO(27mg、0.252mmol)とNal(38mg、0.252mmol)をDMF(0.22mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E212、57.2mg、y=55%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.27−9.31 (m, 1H), 8.92−8.99 (m, 1H), 8.22−8.26 (m, 1H), 7.59− 7.65 (m, 2H), 7.36−7.42 (m, 2H), 4.07 (s, 3H), 3.22−3.39 (m, 2H), 2.71−2.76 (m, 2H), 2.59− 2.68 (m, 1H), 2.46−2.56 (m, 3H), 2.21−2.27 (m, 1H), 1.83−2.03 (m, 4H), 1.26−1.32 (m, 1H), 1.22 (m, 1H)
MS (m/z): 475.1 [MH]
【0468】
実施例213:(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E213)
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p23m、50mg、0.19mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリミジン(p182、56.4mg、0.209mmol)とNaCO(24mg、0.228mmol)とNal(34mg、0.228mmol)をDMF(0.22mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピリミジン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E213、11.8mg、y=12%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.27−9.32 (m, 1H), 8.93−8.98 (m, 1H), 8.20−8.26 (m, 1H), 7.45− 7.53 (m, 2H), 7.29−7.38 (m, 1H), 4.07 (s, 3H), 3.24−3.45 (m, 2H), 2.44−2.67 (m, 5H), 2.25− 2.35 (m, 1H), 1.98−2.05 (m, 3H), 1.83−1.95 (m, 2H), 1.35−1.41 (m, 1H), 1.23−1.29 (m, 1H)
MS (m/z): 475.1 [MH]
【0469】
実施例214:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E214)
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.21mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン(p183、62.3mg、0.231mmol)とNaCO(27mg、0.252mmol)とNal(38mg、0.252mmol)をDMF(0.22mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E214、24.5mg、y=25%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.38 (d, 1H), 8.72 (m, 2H), 7.63 (d, 2H), 7.33−7.52 (m, 2H), 4.02 (s, 3H), 3.40−3.50 (m, 2H), 2.89−3.15 (m, 3H), 2.31−2.47 (m, 1H), 2.11−2.19 (m, 1H), 2.02 (br. s., 1H), 1.72−1.86 (m, 2H), 1.43−1.65 (m, 2H), 1.25−1.41 (m, 3H)
MS (m/z): 475.1 [MH]
【0470】
実施例215及び216:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー1、E215)及び(1R,3Rまたは1S,R3)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、エナンチオマー2、E216)
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E214、24.5mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)40/60%v/v
流量(ml/分) 14ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 11.5mg/注入
以下を得た。
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E215、8.5mg)
エナンチオマー1:保持時間11.7分、100%ee
MS (m/z): 475.1 [MH]
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E216、8.5mg)
エナンチオマー2:保持時間16.0分、100%ee
MS (m/z): 475.1 [MH]
【0471】
実施例217:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E217)
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、50mg、0.21mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン(p183、62.3mg、0.231mmol)とNaCO(27mg、0.252mmol)とNal(38mg、0.252mmol)をDMF(0.22mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E217、56.3mg、y=54%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.39 (d, 1H), 8.69−8.76 (m, 2H), 7.62 (d, 2H), 7.39 (d, 2H), 4.00 (s, 3H), 3.21−3.38 (m, 2H), 2.72−2.77 (m, 2H), 2.60−2.68 (m, 1H), 2.47−2.57 (m, 3H), 2.21−2.28 (m, 1H), 1.93−2.03 (m, 2H), 1.83−1.93 (m, 2H), 1.25−1.32 (m, 1H), 1.19−1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 475.1 [MH]
【0472】
実施例218及び219:(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E218)及び(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E219)
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E217、56.3mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
モディファイアー (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)30%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 17mg/注入
以下を得た。
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E218、21.8mg)
エナンチオマー1:保持時間6.3分、100%ee
MS (m/z): 475.5 [MH]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E219、11.4mg)
エナンチオマー2:保持時間10.5分、89.2%ee
MS (m/z): 475.5 [MH]
【0473】
実施例220:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー2、E220)
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E219、11.4mg)をEtO/DCMに溶かし、1.2eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E220、10.8mg)を得た。
MS (m/z): 475.1 [MH]
【0474】
実施例221:(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E221)
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p23、50mg、0.19mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン(p183、56.4mg、0.209mmol)とNaCO(24mg、0.228mmol)とNal(34mg、0.228mmol)をDMF(0.22mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−(3−{[4−メチル−5−(ピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E221、52.7mg、y=51%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.39 (d, 1H), 8.70−8.77 (m, 2H), 7.47−7.52 (m, 2H), 7.34 (m, 1H), 4.00 (s, 3H), 3.22−3.41 (m, 3H), 2.76 (br. s., 1H), 2.58−2.65 (m,1H), 2.44−2.56 (m, 2H), 2.24−2.30 (m, 1H), 1.96−2.05 (m, 3H), 1.83−1.94 (m, 2H), 1.35−1.41 (m, 1H), 1.22−1.29 (m, 1H)
MS (m/z): 493.1 [MH]
【0475】
実施例222:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E222)
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−6−メチルピラジン(p184、37mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E222、24.8mg、y=41%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.17 (s, 1H), 8.61 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.39−7.46 (m, 2H), 4.01 (s, 3H), 3.23−3.40 (m, 2H), 2.57−2.94 (m, 9H), 2.30 (m, 1H), 1.90−2.04 (m, 4H), 1.29− 1.37 (m, 1H), 1.23−1.29 (m, 1H)
MS (m/z): 489.5 [MH]
【0476】
実施例223:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(5−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E223)
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−5−メチルピラジン(p185、37mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(5−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E223、37.7mg、y=63%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.24 (d, 1H), 8.64 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.42 (d, 2H), 3.97 (s, 3H), 3.22−3.40 (m, 2H), 2.63 (s, 3H), 2.59−2.96 (m, 6H), 2.25−2.34 (m, 1H), 1.89−2.04 (m, 4H), 1.21−1.39 (m, 2H)
MS (m/z): 489.4 [MH]
【0477】
実施例224:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E224)
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−3−メチルピラジン(p186、37mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E224、37.8mg、y=63%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.62 (s, 2H), 7.60−7.68 (m, 2H), 7.39−7.46 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.33 (m, 2H), 2.82 (s, 3H), 2.62−2.83 (m, 6H), 2.25−2.34 (m, 1H), 1.92−2.05 (m, 4H), 1.32−1.38 (m, 1H), 1.22−1.31 (m, 1H)
MS (m/z): 489.5 [MH]
【0478】
実施例225及び226:(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E225)及び(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E226)
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E224、37.8mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
モディファイアー (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)30%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 12mg/注入
以下を得た。
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E225、10.2mg)
エナンチオマー1:保持時間3.8分、100%ee
MS (m/z): 489.5 [MH]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E226、11.3mg)
エナンチオマー2:保持時間5.1分、99.8%ee
MS (m/z): 489.5 [MH]
【0479】
実施例227:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー2、E227)
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E226、11.3mg)をEtO/DCMに溶かし、1.2eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチルピラジン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E227、11.7mg)を得た。
MS (m/z): 489.4 [MH]
【0480】
実施例228:5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド(シス、E228)
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、15mg、0.064mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピラジン−2−カルボキサミド(p187、20mg、0.064mmol)とNaCO(8mg、0.077mmol)とNal(12mg、0.077mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、5−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ピラジン−2−カルボキサミド(シス、E228、14.4mg、y=43%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.28−9.42 (m, 2H), 7.93−8.07 (m, 1H), 7.59−7.68 (m, 2H), 7.38− 7.45 (m, 2H), 7.02−7.15 (m, 1H), 4.04 (s, 3H), 3.35 (d, 2H), 2.57−2.93 (m, 8H), 2.30 (br. s., 1H), 1.98 (br. s., 2H), 1.22−1.39 (m, 2H)
MS (m/z): 518.4 [MH]
【0481】
実施例229:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E229)
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p188、34mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E229、13mg、y=20%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.62 (d, 3H), 7.36−7.45 (m, 3H), 3.82 (s, 3H), 3.28−3.45 (m, 3H), 2.40−2.71 (m, 6H), 2.23−2.34 (m, 2H), 1.97 (br. s., 2H), 1.31 (br. s., 2H), 1.22−1.26 (m, 1H)
MS (m/z): 464.4 [MH]
【0482】
実施例230:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E230)
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.207mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p189、62mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E230、54mg、y=55%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.64 (d, 2H), 7.35 (d, 2H), 6.90 (s, 1H), 3.89 (s, 3H), 3.36 (m, 3H), 2.75 (d, 1H), 2.55−2.66 (m, 5H), 2.39 (s, 3H), 2.24−2.30 (m, 1H), 1.93−2.02 (m, 2H), 1.61−1.72 (m, 1H), 1.37−1.48 (m, 1H), 1.24−1.29 (m, 1H), 1.21 (s, 1H)
MS (m/z): 478.4 [MH]
【0483】
実施例231:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E231)
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p189、36mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E231、38mg、y=64%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.58−7.65 (m, 2H), 7.37−7.41 (m, 2H), 6.88−6.91 (m, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.28 (m, 2H), 2.81−2.90 (m, 2H), 2.60 (br. s., 3H), 2.38 (s, 3H), 2.23−2.30 (m, 1H), 1.84−2.03 (m, 5H), 1.29−1.34 (m, 1H), 1.23 (m, 1H)
MS (m/z): 478.1 [MH]
【0484】
実施例232及び233:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E232)及び(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E233)
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E231、38mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)50/50%v/v
流量(ml/分) 17ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 17mg/注入
以下を得た。
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E232、13mg)
エナンチオマー1:保持時間10.1分、100%ee
MS (m/z): 478.5 [MH]
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E233、10.8mg)
エナンチオマー2:保持時間14.7分、100%ee
MS (m/z): 478.5 [MH]
【0485】
実施例234:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E234)
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E232、13mg)をEtO/DCMに溶かし、1.2eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−1,2−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E234、10.8mg)を得た。
MS (m/z): 478.5 [MH]
【0486】
実施例235:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E235)
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.207mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p190、62mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E235、56mg、y=55%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.15 (s, 1H), 7.64 (d, 2H), 7.39 (d, 2H), 3.62 (s, 3H), 3.36 (s, 2H), 2.72 (br. s., 5H), 2.50 (s, 3H), 2.28−2.36 (m, 1H), 1.97−2.06 (m, 3H), 1.67−1.79 (m, 1H), 1.41−1.53 (m, 1H), 1.23−1.35 (m, 3H)
MS (m/z): 494.4 [MH]
【0487】
実施例236:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E236)
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p190、38mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E236、25mg、y=40%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン) δ: 9.15 (s, 1H), 7.60−7.67 (m, 2H), 7.37−7.42 (m, 2H), 3.58 (s, 3H), 3.25 (m, 2H), 2.72−2.77 (m, 2H), 2.60−2.67 (m, 1H), 2.46−2.56 (m, 6H), 2.21−2.26 (m, 1H), 1.95−2.03 (m, 2H), 1.82−1.92 (m, 2H), 1.30 (m, 1H), 1.22 (m, 1H)
MS (m/z): 494.5 [MH]
【0488】
実施例237及び238:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E237)及び(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E238)
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E236、25mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)65/35%v/v
流量(ml/分) 18ml/分
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 12mg/注入
以下を得た。
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E237、7mg)
エナンチオマー1:保持時間6.2分、100%ee
MS (m/z): 494.0 [MH]
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E238、7mg)
エナンチオマー2:保持時間8.0分、100%ee
MS (m/z): 494.0 [MH]
【0489】
実施例239:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E239)
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E237、7mg)をEtO/DCMに溶かし、1.2eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E239、7.6mg)を得た。
MS (m/z): 494.0 [MH]
【0490】
実施例240:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E240)
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.207mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p191、63mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E240、61mg、y=61%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.04 (d, 1H), 7.81 (d, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.36−7.44 (m, 2H), 4.06 (s, 3H), 3.39 (m, 2H), 2.96 (br. s., 5H), 2.26−2.39 (m, 1H), 2.01−2.05 (m, 3H), 1.66−1.79 (m, 1H), 1.42−1.53 (m, 1H), 1.21−1.37 (m, 3H)
MS (m/z): 480.4 [MH]
【0491】
実施例241:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E241)
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p191、40mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E241、28mg、y=48%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.03 (d, 1H), 7.79 (d, 1H), 7.61 (d, 2H), 7.37 (d, 2H), 4.02 (s, 3H), 3.19−3.37 (m, 2H), 2.70−2.76 (m, 2H), 2.61 (d, 1H), 2.44−2.57 (m, 3H), 2.19−2.26 (m, 1H), 1.92−2.02 (m, 2H), 1.82−1.91 (m, 2H), 1.28 (m, 1H), 1.20 (m, 1H)
MS (m/z): 480.0 [MH]
【0492】
実施例242及び243:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E242)及び(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E243)
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E241、28mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)65/35%v/v
流量(ml/分) 18ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 13mg/注入
以下を得た。
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E242、9mg)
エナンチオマー1:保持時間10.6分、100%ee
MS(m/z):480.0[MH]
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E243、8mg)
エナンチオマー2:保持時間17.7分、100%ee
MS(m/z):480.0[MH]
【0493】
実施例244:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E244)
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E242、9mg)をEtO/DCMに溶かし、1.2eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,3−チアゾール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E244、10mg)を得た。
MS (m/z): 480.0 [MH]
【0494】
実施例245:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E245)
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、50mg、0.207mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p192、62mg、0.228mmol)とNaCO(26mg、0.248mmol)とNal(37mg、0.248mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E245、46.7mg、y=47%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.15 (s, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.39 (br. s., 2H), 3.99 (s, 3H), 3.74 (s, 3H), 3.26 (br. s., 2H), 2.48−2.76 (m, 5H), 2.28−2.38 (m, 1H), 1.94−2.03 (m, 2H), 1.65−1.82 (m, 1H), 1.39−1.52 (m, 1H), 1.31 (br. s., 3H)
MS (m/z): 477.4 [MH]
【0495】
実施例246:(1R,3S/1S,3R)5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E246)
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p192、36mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E246、31mg、y=54%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.13−8.17 (m, 1H), 7.86−7.89 (m, 1H), 7.60−7.65 (m, 2H), 7.36− 7.41 (m, 2H), 4.00 (s, 3H), 3.71 (s, 3H), 3.08−3.24 (m, 2H), 2.71−2.76 (m, 1H), 2.57−2.65 (m, 1H), 2.43−2.54 (m, 3H), 2.20−2.26 (m, 2H), 1.95−2.04 (m, 3H), 1.78−1.87 (m, 2H), 1.26−1.32 (m, 1H), 1.19−124 (m, 1H)
MS (m/z): 477.5 [MH]
【0496】
実施例247及び248:(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E247)及び(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E248)
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E246、31mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
モディファイアー (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)24%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 750μL
注入 15mg/注入
以下を得た。
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E247、9.7mg)
エナンチオマー1:保持時間5.6分、96.2%ee
MS(m/z):477.0[MH]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E248、10mg)
エナンチオマー2:保持時間7.3分、100%ee
MS(m/z):477.0[MH]
【0497】
実施例249:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー2、E249)
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E248、10mg)をEtO/DCMに溶かし、1.2eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E249、8.8mg)を得た。
MS (m/z): 477.0 [MH]
【0498】
実施例250:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E250)
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、35mg、0.15mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p193、30mg、0.15mmol)とNaCO(19mg、0.18mmol)とNal(22mg、0.15mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E250、31mg、y=43%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.61 (d, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.22 (d, 2H), 6.51 (d, 1H), 4.15 (s, 3H), 3.56−3.60 (m, 3H), 3.25−3.39 (m, 2H), 2.89 (d, 1H), 2.73 (br. s., 1H), 2.62 (br. s., 2H), 2.50 (d, 1H), 2.13−2.25 (m, 2H), 1.91−2.12 (m, 4H), 1.18−1.27 (m, 2H)
MS (m/z): 477.4 [MH]
【0499】
実施例251及び252:(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E251)及び(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー2、E252)
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E250、31mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
モディファイアー (メタノール+0.1%イソプロピルアミン)20%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 700μL
注入 10.2mg/注入
以下を得た。
(1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E251、8.6mg)
エナンチオマー1:保持時間6.6分
MS(m/z):477.4[MH]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E252、8.6mg)
エナンチオマー2:保持時間9.0分
MS(m/z):477.4[MH]
【0500】
実施例253:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー2、E253)
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E252、8.6mg)をDCMに溶かし、1.1eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E253、9mg)を得た。
MS (m/z): 477.4 [MH]
【0501】
実施例254:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(フラン−2−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E254)
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−5−(フラン−2−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(p194、34mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(フラン−2−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E254、19.4mg、y=32%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.80−7.83 (m, 1H), 7.61 (d, 2H), 7.37 (d, 2H), 7.03 (m, 1H), 6.67−6.70 (m, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.11−3.28 (m, 2H), 2.70−2.76 (m, 1H), 2.57−2.67 (m, 1H), 2.44−2.56 (m, 3H), 2.20−2.25 (m, 1H), 1.89−2.02 (m, 2H), 1.79−1.87 (m, 2H), 1.46−1.55 (m, 1H), 1.25−1.31 (m, 1H), 1.17−1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 463.0 [MH]
【0502】
実施例255:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(フラン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E255)
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−5−(フラン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(p195、34mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[5−(フラン−3−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E255、27mg、y=45%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.15−8.18 (m, 1H), 7.74−7.78 (m, 1H), 7.61 (d, 2H), 7.37 (d, 2H), 6.94−6.97 (m, 1H), 3.72 (s, 3H), 3.06−3.27 (m, 2H), 2.70−2.76 (m, 2H), 2.56−2.65 (m, 1H), 2.42−2.55 (m, 3H), 2.19−2.24 (m, 1H), 1.92−2.00 (m, 2H), 1.81 (m, 2H), 1.24−1.30 (m, 1H), 1.17−1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 463.0 [MH]
【0503】
実施例256:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(チオフェン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E256)
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(チオフェン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p196、36mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(チオフェン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E256、29.7mg、y=50%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.66−7.71 (m, 1H), 7.60 (d, 3H), 7.33−7.41 (m, 2H), 7.22−7.27 (m, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.10−3.29 (m, 2H), 2.69−2.76 (m, 2H), 2.57−2.65 (m, 1H), 2.43−2.57 (m, 3H), 2.19−2.25 (m, 1H), 1.92−2.03 (m, 2H), 1.77−1.87 (m, 2H), 1.25−1.30 (m, 1H), 1.17−1.23 (m, 1H)
MS (m/z): 479.0 [MH]
【0504】
実施例257:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(チオフェン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E257)
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(チオフェン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p197、36mg、0.132mmol)とNaCO(15mg、0.144mmol)とNal(22mg、0.144mmol)をDMF(0.135mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(チオフェン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E257、27.3mg、y=45%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.95−7.98 (m, 1H), 7.66−7.71 (m, 1H), 7.57−7.64 (m, 3H), 7.37 (d, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.10−3.28 (m, 2H), 2.69−2.76 (m, 2H), 2.56−2.65 (m, 1H), 2.42−2.55 (m, 3H), 2.19−2.26 (m, 1H), 1.92−2.02 (m, 2H), 1.77−1.87 (m, 2H), 1.28 (m, 1H), 1.20 (m, 1H)
MS (m/z): 479.0 [MH]
【0505】
実施例258:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E258)
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、38mg、0.16mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p198、48mg、0.176mmol)とNaCO(20mg、0.192mmol)とNal(29mg、0.192mmol)をDMF(0.17mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E258、33.2mg、y=42%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.55−7.65 (m, 2H), 7.34−7.40 (m, 2H), 6.91−6.97 (m, 1H), 6.47− 6.53 (m, 1H), 6.17−6.23 (m, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.62 (s, 3H), 3.11−3.29 (m, 2H), 2.68−2.76 (m, 2H), 2.61 (d, 1H), 2.43−2.57 (m, 3H), 2.20−2.25 (m, 1H), 1.78−2.01 (m, 4H), 1.26−1.31 (m, 1H), 1.17−1.23 (m, 1H)
MS (m/z): 476.02 [MH]
【0506】
調製物259:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p259)
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、100mg、0.41mmol)のTHF(0.8mL)溶液に、バイアル中で、DIPEA(0.21mL、1.23mmol)と1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.37mL、3.73mmol)を加え、バイアルを密封し、得られた混合物を65℃で3時間振とうした。RTで冷却後、反応混合物をEAで希釈し、濾過した。濾過液を減圧下で濃縮し、粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(DCM/MeOH 100/0から96/4で溶出)、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p259、トランス、75mg、y=58%)を薄黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 318.2 [MH]
【0507】
実施例259:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン ヒドロクロリド(トランス、E259)
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p259、40mg、0.13mmol)と4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p109、31mg、0.16mmol)とNaCO(17mg、0.16mmol)とNal(15mg、0.13mmol)とDMF(0.2mL)の混合物を収容した密封バイアルを、60℃で一晩、PLS装置で振とうした。混合物をEAで希釈し、有機相を水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(DCM/MeOH 100/0から96/6で溶出)、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、15mg)を得た。
後者をDCM(0.1mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(1.1eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E259、15mg、y=22%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ:10.58 (br. s., 1H), 9.79 (s, 1H), 7.67 (m, 2H), 7.46 (m, 2H), 3.90 (s, 3H), 3.50−3.70 (m, 4H), 3.16−3.40 (m, 6H), 3.00−3.12 (m, 1H), 2.37−2.48 (m, 1H), 1.80− 1.97 (m, 1H), 1.29−1.56 (m, 3H)
MS (m/z): 481.4 [MH]
【0508】
実施例260:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E260)
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、30mg、0.12mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,2,3−チアジアゾール(p199、34mg、0.12mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E260、6mg、y=9%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 9.34 (s, 1H), 7.54 (d, 2H), 7.22 (d, 2H), 4.04 (s, 3H), 3.33 (d, 2H), 2.80−2.90 (m, 1H), 2.63−2.74 (m, 1H), 2.58 (br. s., 2H), 2.42−2.49 (m, 1H), 2.16 (d, 2H), 2.01 (br. s., 5H), 1.21 (s, 2H)
MS (m/z): 481.4 [MH]
【0509】
調製物260:(1R,3S)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p260)
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、48mg、0.2mmol)のTHF(0.4mL)溶液に、バイアル中で、DIPEA(0.10mL、0.6mmol)と1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.18mL、1.79mmol)を加え、バイアルを密封し、得られた混合物を65℃で3時間振とうした。RTで冷却後、反応混合物をEAで希釈し、濾過した。濾過液を減圧下で濃縮し、粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(DCM/MeOH 100/0から97/3で溶出)、(1R,3S)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p260、40mg、y=62%)を薄黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 318.2 [MH]
【0510】
実施例261:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E261)
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p260、30mg、0.13mmol)と4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p109、28mg、0.14mmol)とNaCO(17mg、0.16mmol)とNal(15mg、0.13mmol)とDMF(0.2mL)の混合物を収容した密封バイアルを、60℃で一晩、PLS装置で振とうした。混合物をEAで希釈し、有機相を水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製してから(DCM/MeOH 100/0から94/6で溶出)、FCによりNHカラムで再度精製して(Cy/EA 100/0から30/70で溶出)、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(18mg)を得た。
後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(1.1eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E261、19mg、y=28%)を薄黄色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.37−10.66 (m, 1H), 9.78 (d, 1H), 7.61−7.71 (m, 2H), 7.39−7.48 (m, 2H), 3.87 (d, 3H), 3.65−3.76 (m, 1H), 3.39−3.47 (m, 1H), 2.94−3.32 (m, 6H), 2.62−2.71 (m, 1H), 2.19−2.44 (m, 2H), 1.94−2.15 (m, 3H), 1.27−1.52 (m, 2H)
MS (m/z): 481.3 [MH]
【0511】
実施例262:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E262)
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、30mg、0.12mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−4−メチル−1,2,3−チアジアゾール(p200、34mg、0.12mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(29mg)を得た。
後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(1.1eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,2,3−チアジアゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E262、31mg、y=49%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.39−10.67 (m, 1H), 7.66 (d, 2H), 7.44 (d, 2H), 3.69 (br. s., 1H), 3.51−3.59 (m, 3H), 3.37−3.47 (m, 1H), 2.93−3.29 (m, 5H), 2.80 (s, 3H), 2.61−2.72 (m, 1H), 2.19−2.45 (m, 2H), 1.93−2.15 (m, 3H), 1.27−1.52 (m, 2H)
MS (m/z): 495.3 [MH]
【0512】
実施例263:(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[2−(ピリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−5−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E263)
【化396】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.096mmol)と3−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−1,3−オキサゾール−2−イル)ピリジン(p201、34mg、0.1mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[2−(ピリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−5−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E263、34.2mg、y=66%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.29−9.36 (m, 1H), 8.77−8.80 (m, 1H), 8.67−8.69 (m, 1H), 8.44− 8.49 (m, 1H), 7.60−7.67 (m, 3H), 7.37−7.45 (m, 2H), 3.97 (s, 3H), 3.20−3.35 (m, 2H), 2.61− 2.98 (m, 5H), 2.27−2.34 (m, 1H), 2.09−2.15 (m, 1H), 1.89−2.03 (m, 4H), 1.33−1.40 (m, 1H), 1.23−1.29 (m, 1H).
MS (m/z): 541.4 [MH]
【0513】
実施例264:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E264)
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.096mmol)と5−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−フェノキシピリジン(p202、37mg、0.1mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E264、27mg、y=49%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.45−8.50 (m, 1H), 8.16−8.22 (m, 1H), 7.60−7.66 (m, 2H), 7.44− 7.52 (m, 2H), 7.34−7.42 (m, 2H), 7.20−7.32 (m, 3H), 7.14−7.20 (m, 1H), 3.70 (s, 3H), 3.11− 3.32 (m, 2H), 2.71−2.77 (m, 1H), 2.59−2.66 (m, 1H), 2.44−2.58 (m, 3H), 2.20−2.27 (m, 2H), 1.79−2.02 (m, 4H), 1.26−1.33 (m, 1H), 1.21 (m, 1H)
MS (m/z): 566.4 [MH]
【0514】
実施例265:(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンジヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E265)
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E264、27mg)をMeOHに溶かし、2.2eqのHCl 1Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(6−フェノキシピリジン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン二塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E265、30.3mg)を得た。
MS (m/z): 566.4 [MH]
【0515】
実施例266:(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E266)
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、20mg、0.083mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール(p203、28mg、0.091mmol)とNaCO(11mg、0.1mmol)とNal(15mg、0.1mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E266、18.7mg、y=44%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.27−9.30 (m, 1H), 8.77−8.80 (m, 1H), 7.70−7.73 (m, 1H), 7.62 (d, 2H), 7.41 (d, 2H), 7.19 (t, 1H), 3.68−3.71 (m, 3H), 3.30 (m, 2H), 2.52−2.76 (m, 5H), 2.13− 2.32 (m, 2H), 1.88−2.04 (m, 4H), 1.30−1.36 (m, 1H), 1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 514.3 [MH]
【0516】
実施例267:(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E267)
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E266、18.7mg)をDCMに溶かし、1.1eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−8−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E267、17mg)を得た。
MS (m/z): 514.3 [MH]
【0517】
実施例268:(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E268)
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール(p204、35mg、0.113mmol)とNaCO(13mg、0.123mmol)とNal(18mg、0.123mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(6.5mg)を得た。
後者をDCMに溶かし、1.1eqのHCl 2Mを含むEtOで処理してから、減圧下で濃縮し、EtOで研和し、高真空で乾燥して、(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E268、5.5mg、y=10%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.39−10.67 (m, 1H), 9.40 (s, 1H), 9.07 (s, 1H), 7.98 (d, 1H), 7.75 (d, 1H), 7.67 (d, 2H), 7.46 (d, 2H), 3.65−3.77 (m, 4H), 2.94−3.48 (m, 7H), 1.95−2.46 (m, 5H), 1.28−1.54 (m, 2H)
MS (m/z): 514.3 [MH]
【0518】
実施例269:(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E269)
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール(p205、34mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.113mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E269、25.4mg、y=49%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 9.16−9.25 (m, 1H), 8.67−8.72 (m, 1H), 8.07−8.12 (m, 1H), 7.60− 7.66 (m, 2H), 7.42−7.48 (m, 1H), 7.36−7.42 (m, 2H), 3.90 (s, 3H), 3.21−3.37 (m, 2H), 2.72− 2.76 (m, 1H), 2.61−2.68 (m, 1H), 2.46−2.58 (m, 3H), 2.21−2.28 (m, 1H), 2.10−2.13 (m, 1H), 1.94−2.05 (m, 2H), 1.83−1.94 (m, 2H), 1.27−1.32 (m, 1H), 1.22 (m, 1H)
MS (m/z): 514.3 [MH]
【0519】
実施例270:(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E270)
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p24、26mg、0.1mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール(p205、34mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.113mL)中で反応させて、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{3−[(4−メチル−5−{[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−7−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E270、24mg、y=45%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 9.38 (s, 1H), 8.68−8.74 (m, 1H), 8.15−8.20 (m, 1H), 7.60−7.66 (m, 1H), 7.47−7.53 (m, 1H), 7.34−7.39 (m, 1H), 7.27−7.34 (m, 1H), 3.73 (s, 3H), 3.17 (m, 2H), 2.75 (d, 1H), 2.36−2.48 (m, 4H), 2.23 (s, 1H), 1.91−1.98 (m, 2H), 1.87 (d, 1H), 1.71−1.82 (m, 2H), 1.37 (m, 1H), 1.21 (m, 1H)
MS (m/z): 532.3 [MH]
【0520】
実施例271:(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E271)
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.096mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−{3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール(p206、32mg、0.1mmol)とNaCO(13mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−{3−[(4−メチル−5−{3−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル}−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E271、29.7mg、y=58%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.53−8.63 (m, 1H), 7.76−7.85 (m, 1H), 7.63 (s, 3H), 7.36−7.44 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.16−3.35 (m, 2H), 2.81 (s, 3H), 2.72−2.77 (m, 1H), 2.59−2.68 (m, 1H), 2.46−2.56 (m, 3H), 2.21−2.28 (m, 2H), 1.83−2.03 (m, 4H), 1.27−1.32 (m, 1H), 1.19−1.25 (m, 1H)
MS (m/z): 528.4 [MH]
【0521】
実施例272:(1R,3S)−5−{3−[(5−{1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル}−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E272)
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、34mg、0.14mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−5−{1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル}−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(p207、22mg、0.071mmol)とNaCO(9mg、0.009mmol)とNal(10mg、0.007mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−{3−[(5−{1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル}−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)スルファニル]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E272、16mg、y=44%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 13.01−13.19 (m, 1H), 8.57 (s, 1H), 8.15−8.21 (m, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.57−7.63 (m, 2H), 7.29−7.34 (m, 2H), 3.94−4.01 (m, 3H), 3.08−3.22 (m, 2H), 2.66−2.76 (m, 1H), 2.36−2.50 (m, 4H), 2.21 (m, 1H), 1.82−1.98 (m, 3H), 1.72−1.81 (m, 2H), 1.23−1.29 (m, 1H), 1.15−1.20 (m, 1H)
MS (m/z): 514.4 [MH]
【0522】
実施例273:(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1H−1,2,3,4−テトラゾール−5−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E273)
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、27mg、0.11mmol)と5−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}フェニル)−1H−1,2,3,4−テトラゾール(p208、34mg、0.10mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(15mg、0.1mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1H−1,2,3,4−テトラゾール−5−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E273、9.7mg、y=16%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 8.14 (d, 2H), 7.73 (d, 2H), 7.60−7.66 (m, 2H), 7.33−7.38 (m, 2H), 3.63 (s, 3H), 3.09−3.19 (m, 2H), 2.88−3.01 (m, 1H), 2.56−2.85 (m, 4H), 2.28 (m, 1H), 2.19 (br. s., 1H), 2.00−2.07 (m, 1H), 1.89−1.98 (m, 1H), 1.78−1.87 (m, 2H), 1.30−1.36 (m, 1H), 1.19− 1.25 (m, 1H)
MS (m/z): 541.4 [MH]
【0523】
実施例274:(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E274)
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、30mg、0.12mmol)と2−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}フェニル)−1,3,4−オキサジアゾール(p209、47mg、0.14mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(15mg)を得た。
後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(1.1eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E274、15mg、y=22%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.41−10.75 (m, 1H), 9.44 (s, 1H), 8.16−8.26 (m, 2H), 7.93−8.02 (m, 2H), 7.61−7.71 (m, 2H), 7.38−7.50 (m, 2H), 3.63−3.77 (m, 4H), 2.92−3.51 (m, 7H), 1.94− 2.70 (m, 5H), 1.26−1.53 (m, 2H)
MS (m/z): 541.4 [MH]
【0524】
実施例275:(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E275)
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と3−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}フェニル)−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール(p210、39mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E275、33mg、y=60%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.24 (d, 2H), 7.97 (d, 2H), 7.63 (d, 2H), 7.40 (d, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.17−3.34 (m, 2H), 2.72 (s, 3H), 2.60−2.70 (m, 1H), 2.48−2.60 (m, 3H), 2.23 (s, 1H), 2.11 (br. s., 1H), 1.95−2.03 (m, 2H), 1.84−1.95 (m, 3H), 1.30 (m, 1H), 1.23 (m, 1H)
MS (m/z): 555.4 [MH]
【0525】
実施例276:(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E276)
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−[4−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール(p211、37mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E276、36mg、y=67%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.96 (s, 2H), 7.95−8.01 (m, 2H), 7.87−7.94 (m, 2H), 7.58−7.64 (m, 2H), 7.35−7.41 (m, 2H), 3.74 (s, 3H), 3.16−3.34 (m, 2H), 2.70−2.76 (m, 1H), 2.59−2.66 (m, 1H), 2.42−2.57 (m, 3H), 2.19−2.26 (m, 1H), 2.07−2.11 (m, 1H), 1.80−2.03 (m, 4H), 1.26−1.31 (m, 1H), 1.21 (m, 1H)
MS (m/z): 540.4 [MH]
【0526】
実施例277:(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E277)
【化410】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.096mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−[4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール(p212、35mg、0.1mmol)とNaCO(12mg、0.115mmol)とNal(17mg、0.115mmol)をDMF(0.15mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E277、31mg、y=60%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.19−8.25 (m, 2H), 8.11 (d, 1H), 7.92−7.97 (m, 2H), 7.62 (d, 2H), 7.37−7.44 (m, 3H), 3.76 (s, 3H), 3.20−3.34 (m, 2H), 2.47−2.72 (m, 6H), 2.28 (br. s., 1H), 1.86−2.02 (m, 4H), 1.33 (br. s., 1H), 1.24 (br. s., 1H)
MS (m/z): 540.4 [MH]
【0527】
実施例278:(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E278)
【化411】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E277、31mg)をMeOHに溶かし、1.1eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[4−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E278、30mg)を得た。
MS (m/z): 540.4 [MH]
【0528】
実施例279:(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E279)
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−[3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール(p239、37mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、(1R,3S)−5−[3−({4−メチル−5−[3−(1,3−オキサゾール−2−イル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}スルファニル)プロピル]−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、E279、31mg、y=57%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.42−8.44 (m, 1H), 8.19−8.25 (m, 1H), 8.11 (d, 1H), 7.89− 7.94(m, 1H), 7.70−7.79 (m, 1H), 7.63 (d, 2H), 7.43 (d, 2H), 7.38 (d, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.19− 3.38 (m, 2H), 2.64−3.04 (m, 6H), 2.28−2.37 (m, 2H), 1.93−2.05 (m, 3H), 1.35−1.41 (m, 1H), 1.25−1.30 (m, 1H)
MS (m/z): 540.4 [MH]
【0529】
実施例280:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1、E280)
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ベンズアミド(p213、35mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1、E280、38.5mg、y=72%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.12 (d, 2H), 7.87 (d, 2H), 7.55−7.65 (m, 2H), 7.39 (d, 2H), 6.68−6.79 (m, 1H), 3.73 (s, 3H), 3.17−3.32 (m, 2H), 2.71−2.76 (m, 1H), 2.59−2.68 (m, 1H), 2.44−2.58 (m, 3H), 2.20−2.29 (m, 1H), 2.08−2.12 (m, 1H), 1.82−2.04 (m, 4H), 1.30 (m, 1H), 1.22 (m, 1H)
MS (m/z): 516.4 [MH]
【0530】
実施例281:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミドヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E281)
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1、E280、38.5mg)をDCM/EtOに溶かし、1.1eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E281、40.7mg)を得た。
MS (m/z): 516.4 [MH]
【0531】
実施例282:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゾニトリル(シス、エナンチオマー1、E282)
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.103mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ベンゾニトリル(p214,50mg、0.113mmol、純度は60%と思われる)とNaCO(13mg、0.123mmol)とNal(18mg、0.123mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゾニトリル(シス、エナンチオマー1、E282、40mg、y=78%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.93−8.05 (m, 4H), 7.54−7.68 (m, 2H), 7.33−7.44 (m, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.19−3.34 (m, 2H), 2.72−2.77 (m, 1H), 2.60−2.68 (m, 1H), 2.45−2.57 (m, 3H), 2.20− 2.28 (m, 1H), 2.08−2.13 (m, 1H), 1.81−2.04 (m, 4H), 1.26−1.32 (m, 1H), 1.22 (m, 1H)
MS (m/z): 498.4 [MH]
【0532】
実施例283:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゾニトリルヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E283)
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゾニトリル(シス、エナンチオマー1、E282、40mg)をMeOH/EtOに溶かし、1.1eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゾニトリル塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E283、36.1mg)を得た。
MS (m/z): 498.4 [MH]+.
【0533】
実施例284:1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}エタン−1−オン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E284)
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と1−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}フェニル)エタン−1−オン(p215、34mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.113mL)中で反応させて、1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}エタン−1−オン(34.4mg)を得た。
後者をDCM/EtOに溶かし、2N HCl/エーテル(1.2eq)で処理して、1−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}エタン−1−オン ヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E284、34.5mg、y=62%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.14−10.44 (m, 1H), 8.12 (d, 2H), 7.88 (d, 2H), 7.65 (d, 2H), 7.38−7.48 (m, 2H), 3.68−3.74 (m, 1H), 3.64 (d, 3H), 3.38−3.47 (m, 1H), 3.21 (d, 6H), 2.65 (s, 3H), 2.20−2.45 (m, 2H), 1.92−2.14 (m, 3H), 1.26−1.53 (m, 2H)
MS (m/z): 515.4 [MH]
【0534】
実施例285:4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゼン−1−スルホンアミド(シス、エナンチオマー1、E285)
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ベンゼン−1−スルホンアミド(p216、38mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンゼン−1−スルホンアミド(シス、エナンチオマー1、E285、32.9mg、y=60%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン) δ: 8.05 (s, 2H), 7.97 (s, 2H), 7.58−7.66 (m, 2H), 7.32−7.42 (m, 2H), 6.70−6.76 (m, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.26 (m, 2H), 2.79 (br. s., 2H), 2.45−2.70 (m, 4H), 2.21−2.26 (m, 1H), 1.81−2.02 (m, 4H), 1.29 (m, 1H), 1.21 (m, 1H)
MS (m/z): 552.3 [MH]
【0535】
実施例286:2−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}アセトニトリル(シス、エナンチオマー1、E286)
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と2−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}フェニル)アセトニトリル(p217、31mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、2−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}アセトニトリル(シス、エナンチオマー1、E286、27mg、y=55%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.79−7.85 (m, 2H), 7.60−7.66 (m, 4H), 7.36−7.43 (m, 2H), 4.11 (s, 2H), 3.71 (s, 3H), 3.15−3.34 (m, 2H), 2.72−2.76 (m, 2H), 2.59−2.68 (m, 1H), 2.47−2.58 (m, 3H), 2.22−2.28 (m, 1H), 1.81−2.04 (m, 4H), 1.27−1.34 (m, 1H), 1.22 (m, 1H)
MS (m/z): 512.3 [MH]
【0536】
実施例287:2−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}アセトアミド(シス、エナンチオマー1、E287)
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.1mmol)と2−(4−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}フェニル)アセトアミド(p218、35mg、0.11mmol)とNaCO(13mg、0.12mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、2−{4−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]フェニル}アセトアミド(シス、エナンチオマー1、E287、31mg、y=61%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 7.58−7.68 (m, 4H), 7.50−7.56 (m, 1H), 7.41−7.47 (m, 2H), 7.29− 7.36 (m, 2H), 6.90−6.98 (m, 1H), 3.58 (s, 3H), 3.48 (s, 2H), 3.12 (d, 2H), 2.64−2.74 (m, 1H), 2.37−2.48 (m, 4H), 2.17−2.25 (m, 1H), 1.96 (d, 3H), 1.76 (s, 2H), 1.28 (m, 1H), 1.18 (m, 1H)
MS (m/z): 530.4 [MH]
【0537】
実施例288:3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1、E288)
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、25mg、0.103mmol)と3−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ベンズアミド(p219、35mg、0.113mmol)とNaCO(13mg、0.123mmol)とNal(18mg、0.123mmol)をDMF(0.1mL)中で反応させて、3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1、E288、35mg、y=66%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.27 (s, 1H), 8.08−8.15 (m, 1H), 7.88−7.95 (m, 1H), 7.59−7.72 (m,4H), 7.39 (d, 2H), 6.68−6.83 (m, 1H), 3.72 (s, 3H), 3.16−3.32 (m, 2H), 2.70−2.77 (m, 1H), 2.59−2.68 (m, 1H), 2.42−2.58 (m, 3H), 2.21−2.29 (m, 1H), 1.93−2.07 (m, 3H), 1.81−1.91 (m, 2H), 1.26−1.34 (m, 1H), 1.19−1.25 (m, 1H)
MS (m/z): 516.4 [MH]
【0538】
実施例289:3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミドヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E289)
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(シス、エナンチオマー1、E288、35mg)をEtOに溶かし、1.1eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、3−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド塩酸塩(シス、エナンチオマー1、E289、31.5mg)を得た。
MS (m/z): 516.4 [MH]
【0539】
実施例290:2−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミドヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E290)
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、30mg、0.12mmol)と2−{5−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ベンズアミド(p220、43mg、0.14mmol)とNaCO(15mg、0.14mmol)とNal(18mg、0.12mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、2−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミド(9mg)を得た。
後者をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(1.2eq)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、2−[4−メチル−5−({3−[(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロピル}スルファニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ベンズアミドヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E290、9.7mg、y=22%)を得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.40−11.03 (m, 2H), 7.30−8.02 (m, 7H), 6.87 (br. s., 1H), 3.60− 3.82 (m, 3H), 3.05−3.47 (m, 5H), 2.61−3.05 (m, 4H), 1.82−2.48 (m, 4H), 1.22−1.56 (m, 2H)
MS (m/z): 516.4 [MH]
【0540】
実施例291:1−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−3−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル}プロパン−2−オール(シス、E291)ジアステレオ異性体(diastereisomeric)混合物
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、70mg、0.29mmol)と1−クロロ−3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロパン−2−オール(p240、117mg、0.41mmol)とNaCO(47mg、0.444mmol)とNal(67mg、0.444mmol)をDMF(0.28mL)中で反応させて、1−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}−3−{1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル}プロパン−2−オール(シス、E291、13mg、y=9%)をジアステレオマー混合物として得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.28 (s, 1H), 7.61 (d, 2H), 7.31−7.43 (m, 2H), 3.77 (d, 3H), 3.52−3.59 (m, 1H), 3.41−3.49 (m, 1H), 3.11−3.24 (m, 2H), 2.57 (br. s., 2H), 2.43 (s, 3H), 2.20− 2.28 (m, 2H), 1.92−2.00 (m, 2H), 1.88−1.92 (m, 1H), 1.26−1.35 (m, 2H), 1.17−1.24 (m, 1H)
MS (m/z): 494.4 [MH]
【0541】
実施例292:(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E292)
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p23、50mg、0.19mmol)と4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブタナール(p247、100mg、0.25mmol)をDCM(5mL)に溶かし、15分撹拌してから、NaBH(OAc)(80mg、0.38mmol)を加えた。反応混合物をRTで一晩撹拌した。次にこれを水とDCMで希釈し、DCMで数回抽出した。有機相を蒸発させ、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液 DCMからMeOH)、標題化合物(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E292、45mg、y=49%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.43−7.54 (m, 2H), 7.32 (m, 1H), 3.97 (m, 2H), 3.57 (s, 3H), 3.51 (d, 2H), 3.00−3.10 (m, 1H), 2.70−2.78 (m, 1H), 2.65 (d, 2H), 2.53−2.60 (m, 1H), 2.32−2.43 (m, 3H), 2.22−2.29 (m, 1H), 1.95−2.02 (m, 3H), 1.78−1.92 (m, 4H), 1.67−1.77 (m, 2H), 1.44− 1.53 (m, 2H), 1.32−1.38 (m, 1H), 1.20−1.26 (m, 1H)
MS (m/z): 481.1 [MH]
【0542】
実施例293及び実施例294:(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E293、エナンチオマー1)及び(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E294、エナンチオマー2)
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E292、40mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)80/20%v/v
流量(ml/分) 17ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 21mg/注入
以下を得た。
(1R,3R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E293、11mg)
エナンチオマー1:保持時間6.4分、100%ee
MS(m/z):481.5[MH]
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E294、11mg)
エナンチオマー2:保持時間8.5分、100%ee
MS(m/z):481.5[MH]
【0543】
実施例295:(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、E295、エナンチオマー2)
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、E294、11.5mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1S,3S)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(シス、エナンチオマー2、E295、11.8mg)を得た。
MS (m/z): 481.1 [MH]
【0544】
実施例296:(1S,3S/1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E296)
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブタナール(p247、135mg、0.57mmol)と(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、137mg、0.57mmol)のDCM(4mL)溶液に、RT、窒素雰囲気下で、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(181mg、0.86mmol)を少しずつ加え、得られた反応混合物を一晩撹拌した。濃縮した塩化アンモニウム溶液を加え、混合物をDCMで希釈し、有機相を水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空で除去した。粗物質をアミン(aminic)FCにより精製して(DCM/MeOH 100/0から95/5で溶出)、(1S,3S/1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E296、85mg、y=32%)を得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.53 (d, 2H), 7.15−7.21 (m, 2H), 4.07−4.17 (m, 2H), 3.52−3.59 (m, 2H), 3.51 (s, 3H), 2.84−2.96 (m, 1H), 2.75 (d, 4H), 2.55−2.66 (m, 2H), 2.47−2.55 (m, 2H), 2.05− 2.17 (m, 4H), 1.84 (br. s., 4H), 1.59−1.74 (m, 3H), 1.45−1.56 (m, 1H), 1.22−1.29 (m, 1H), 1.08−1.15 (m, 1H)
MS (m/z): 463.5 [MH]
【0545】
実施例297及び実施例298:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E297、エナンチオマー1)及び(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E298、エナンチオマー2)
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E296、85mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(2−プロパノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)80/20v/v
流量(ml/分) 18ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 10mg/注入
以下を得た。
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E297、24mg)
エナンチオマー1:保持時間9.5分
MS(m/z):463.5[MH]
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E298、23mg)
エナンチオマー2:保持時間12.1分
MS(m/z):463.5[MH]
【0546】
実施例299:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E299、エナンチオマー1)
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E297、24mg)をDCMに溶かし、1.1eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1S,3Sまたは1R,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー1、E299、25mg)を得た。
MS (m/z): 463.5 [MH]
【0547】
実施例300:(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(トランス、E300、エナンチオマー2)
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E298、23mg)をDCMに溶かし、1.1eqのHCl 2Nを含むEtOで処理して、(1R,3Rまたは1S,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン塩酸塩(トランス、エナンチオマー2、E300、24mg)を得た。
MS (m/z): 463.5 [MH]
【0548】
実施例301:(1R,3S/1S,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、E301)
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
4−メチル−3−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−5−(ペンタ−4−エン−1−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p248、62mg、0.27mmol)のTHF/HO(2.3/0.5mL)溶液に、OsO(0.10mL、4%水溶液、0.014mmol)とNalO(173mg、0.81mmol)を続けて加えた。反応混合物を一晩RTで撹拌した。水を加え、混合物をDCMで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空で除去して、4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブタナール(35mg)を無色のオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
ステップb:
4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブタナール(33mg、ステップaより)と(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、44mg、0.18mmol)のDCM(0.5mL)溶液を、バイアル中、RTで10分振とうした。Na(AcO)BH(45mg、0.21mmol)を少しずつ加え、得られた反応混合物をRTで一晩PLS装置で振とうした。混合物をDCMで希釈し、濃縮した重炭酸ナトリウム溶液で洗った。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空で除去した。残渣をFCによりシリカで精製してから(DCM/MeOH 100/0から90/10で溶出)、さらにアミンFCで精製して(EA/MeOH 100/0から97/3で溶出)、(1R,3S/1S,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(16mg)を得た。
ステップC:
(1R,3S/1S,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(16mg)をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(0.019mL、0.038mmol)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S/1S,3R)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、E301、17mg、y=19%)を薄黄色の泡として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.11−10.46 (m, 1H), 8.54 (s, 1H), 7.68 (d, 2H), 7.45 (d, 2H), 3.61−3.71 (m, 4H), 3.20 (br. s., 5H), 2.55−2.87 (m, 4H), 2.31−2.44 (m, 3H), 2.24 (m, 1H), 2.03− 2.15 (m, 1H), 1.71 (d, 4H), 1.26−1.54 (m, 2H)
MS (m/z): 460.5 [MH]
【0549】
実施例302:(1R,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E302)
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
4−メチル−3−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−5−(ペンタ−4−エン−1−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p248、107mg、0.46mmol)のTHF/HO(4mL/00.8mL)溶液にOsO(0.15mL、4%水溶液、0.023mmol)とNalO(295mg、1.38mmol)を続けて加えた。反応混合物をRTで一晩撹拌した。水を加え、混合物をDCMで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空で除去して、4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブタナール(107mg)を得、これを未精製のまま次のステップで用いた。
ステップb:
4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブタナール(53mg、ステップaより)と(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、エナンチオマー1、p15、40mg、0.17mmol)のDCM(0.6mL)溶液を、バイアル中、RTで10分振とうした。Na(AcO)BH(73mg、0.35mmol)を少しずつ加え、得られた反応混合物をRTで一晩PLS装置で振とうした。混合物をDCMで希釈し、濃縮した重炭酸ナトリウム溶液で洗った。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空で除去した。残渣をFCによりNHカラムで精製して(EA/MeOH 100/0から97/3で溶出)、(1R,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(29mg)を得た。
ステップC:
(1R,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(29mg)をDCM(0.2mL)に溶かしてから、2N HCl/エーテル(0.035mL)を加え、反応混合物を真空で濃縮した。こうして得られた固体をエーテルで研和し、45℃で一晩真空乾燥して、(1R,3S)−5−{4−[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]ブチル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンヒドロクロリド(シス、エナンチオマー1、E302、31mg、y=37%)を白色の固体として得た。
NMR: H NMR (DMSO−d) δ: 10.26−10.57 (m, 1H), 8.55 (s, 1H), 7.68 (d, 2H), 7.45 (d, 2H), 3.64 (s, 3H), 2.88−3.42 (m, 6H), 2.37−2.86 (m, 4H), 2.35 (s, 3H), 2.03−2.30 (m, 2H), 1.71 (d, 4H), 1.27−1.53 (m, 2H)
MS (m/z): 460.4 [MH]
【0550】
調製物261:(1S,3S/1R,3R)−5−{3−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス)
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p13、100mg、0.41mmol)と(3−ブロモプロポキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン(0.143mL、0.615mmol)とTEA(0.171mL、1.23mmol)とNal(12mg、0.082mmol)のDMF(2mL)中混合物を、50℃で一晩撹拌した。次に混合物を塩水とDCMで希釈し、相を分離し、水相をDCMで2回抽出した。合わせた有機物を乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりNHカラムで精製して(溶離液:CyからEtOAC 20%)、(1S,3S/1R,3R)−5−{3−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p261、73mg、y=44%)を無色のオイルとして得た。
MS (m/z): 414.6 [MH]
【0551】
調製物262:3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロパン−1−オール(トランス)
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−{3−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]プロピル}−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、p261、73mg、0.18mmol)をTHF(1mL)に溶かし、HCl 1M(1mL)で処理した。混合物をRTで1時間撹拌し続けた。次にNaOH 1Mを加えてpHを8にし、混合物をEtOAcで抽出した。pH10になるまでNaOH 1Mを加え、水相を再度、DCMで抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮して、3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロパン−1−オール(トランス、p262、49mg、y=84%)を無色のオイルとして得た。
MS (m/z): 300.3 [MH]
【0552】
調製物263:4−メチル−3−(メチルスルファニル)−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(p66、500mg、2.5mmol)のEtOH(3.75mL)溶液に、ヨードメタン(187uL、3mmol)を滴下した。得られた混合物を80℃で30’撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させ、残渣をNaOH 1Mに溶かし、DCMで3回抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮して、4−メチル−3−(メチルスルファニル)−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p263、482mg、y=90%)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 214.2 [MH]
【0553】
調製物264:3−メタンスルホニル−4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
4−メチル−3−(メチルスルファニル)−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p263、482mg、2.26mmol)のDCM(6mL)溶液に、3−クロロ過安息香酸(1.17g、6.78mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで3時間撹拌した。次に、EtOAcを、完全に溶解するまで加え、続けてNaHCOssを加えた。相を分離し、水相をEtOAcで1回逆抽出し、その後DCMで数回逆抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮して、3−メタンスルホニル−4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p264、412mg、y=71%)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 246.2 [MH]
【0554】
実施例303:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}−プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E303)
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
3−[(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−イル]プロパン−1−オール(トランス、p262、49mg、0.16mmol)のDMF(1.5mL)溶液に、3−メタンスルホニル−4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p264、39mg、0.16mmol)を加え、続けて60%NaHの鉱物オイル(9.6mg、0.24mmol)を加え、混合物を60℃で4時間PLS装置で振とうした。さらにNaHを加え(52mgを5回にわたって加え)、混合物を全26時間振とうした。反応物を氷浴で0℃に冷却し、水をゆっくりと加えた。混合物をDCMで3回抽出し、その後EtOAcで2回抽出した。合わせた有機物を乾燥し、濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液:DCMからDCM/MeOH 0:10)、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E303、49mg、y=58%)を無色のガムとして得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 7.62 (d, 2H), 7.34 (d, 2H), 4.40−4.49 (m, 2H), 3.91−4.02 (m, 2H), 3.44−3.54 (m, 2H), 3.40 (s, 3H), 2.90−3.01 (m, 1H), 2.72−2.76 (m, 2H), 2.53−2.66 (m, 5H), 2.18−2.30 (m, 1H), 1.94−2.02 (m, 2H), 1.81−1.86 (m, 3H), 1.61−1.70 (m, 1H), 1.37−1.46 (m, 1H), 1.25 (d, 1H), 1.20 (s, 1H)
MS (m/z): 481.1 [MH]
【0555】
実施例304及び実施例305:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E304、エナンチオマー1)及び(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E305、エナンチオマー2)
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E303、49mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)90/10%v/v
流量(ml/分) 18ml/分
DAD検出 220nm
ループ 600μL
注入 13.3mg/注入
以下を得た。
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E304、14mg)
エナンチオマー1:保持時間16.1分、100%ee
MS (m/z): 465.5 [MH]
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(オキサン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]オキシ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(トランス、E305、11mg)
エナンチオマー2:保持時間19.4分、100%ee
MS (m/z): 465.5 [MH]
【0556】
調製物265:ベンジル−トリフェニル−臭化ホスホニウム
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
PPh(7.66g、29.23mmol)と臭化ベンジル(3.48mL、29.23mmol)のトルエン(70mL)溶液を一晩還流した。次に混合物をRTまで放冷し、得られた沈殿物を濾過して回収し、ペンタンで洗い、真空中で乾燥してベンジル−トリフェニル−臭化ホスホニウム(p265、12g、y=95%)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 353.2 [M−Br]
【0557】
調製物266:tert−ブチル=4−(フェニルメチリデン)ピペリジン−1−カルボキシラート
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
ベンジル−トリフェニル−臭化ホスホニウム(p265、10.87g、25.09mmol)のTHF(70mL)懸濁液を氷冷して冷却してから、60% NaHの鉱物油分散液(1.1g、27.6mmol)を加えた。懸濁液を0℃で10分撹拌してから、RTで45分撹拌すると、懸濁液はオレンジ色っぽい黄色になった。
Tert−ブチル=4−オキソ−1−ピペリジンカルボキシラート(5g、25.09mmol)のTHF(30mL)溶液を滴下し、得られた反応混合物をRTで一晩撹拌した。次に混合物を0℃に冷却し、水とEtOAcで希釈した。有機相を分離し、NaHCO ssで洗ってから、乾燥し、蒸発させた。残渣のオイルをEtOで処理して、トリフェニルホスホキシドを沈殿させ、これを濾去した。溶液を蒸発させ、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液 cHexから10%EtOAc)、標題化合物tert−ブチル4=(フェニルメチリデン)ピペリジン−1−カルボキシラート(p266、5.46g、y=79%)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 274.2 [MH]
【0558】
調製物267:tert−ブチル=(2R/2S)−1,1−ジクロロ−2−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−カルボキシラート
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
臭化テトラブチルアンモニウム(150mg、0.46mmol)を、tert−ブチル=4−(フェニルメチリデン)ピペリジン−1−カルボキシラート(p266、3g、10.97mmol)のCHCl(50mL)と50%のNaOH水溶液(10mL)中混合物に加えた。反応混合物をRTで3時間撹拌してから、さらに50%のNaOH水溶液を30mL加えた。48時間後、反応混合物をDCMで希釈し、水で洗った。水相をDCMで抽出し、合わせた有機物を乾燥し、濃縮した。残渣をFCによりシリカゲルで精製して(cHexから10%EtOAcで溶出)、tert−ブチル=(2R/2S)−1,1−ジクロロ−2−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−カルボキシラート(p267、4g、y=定量)を無色のオイルとして得た。
MS (m/z): 356.2 [MH]
【0559】
調製物268:(2S/2R)−1,1−ジクロロ−2−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
tert−ブチル=(2S/2R)−1,1−ジクロロ−2−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−カルボキシラート(p267、2g、5.6mmol)のDCM(20mL)撹拌溶液に、TFA(4mL)を加え、得られた溶液をRTで1時間撹拌し続けた。溶媒を真空中で除去し、残渣をSCXカートリッジにロードし、1M NHを含むMeOHで溶出して、標題化合物(2S/2R)−1,1−ジクロロ−2−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(p268、1.3g)を薄黄色のオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 256.2 [M]
【0560】
調製物269:1−[(2S/2R)−1,1−ジクロロ−2−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−イル]−2,2,2−トリフルオロエタン−1−オン
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
(2S/2R)−1,1−ジクロロ−2−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(p268、450mg、1.75mmol)のDCM(10mL)撹拌溶液に、トリフルオロ酢酸無水物(0.364mL)を加え、得られた溶液をRTで一晩撹拌し続けた。次にこれをさらにDCMで希釈し、1N NaOHで洗った。有機溶媒を乾燥し、蒸発させた。残渣をFCによりシリカゲルで精製して(cHexから10%EtOAcで溶出)、1−[(2S/2R)−1,1−ジクロロ−2−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−イル]−2,2,2−トリフルオロエタン−1−オン(p269、550mg、y=89%)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 352.1 [M]
【0561】
調製物270:2,2,2−トリフルオロ−1−[(1R/1S)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−イル]エタン−1−オン
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
1−[(2S/2R)−1,1−ジクロロ−2−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−イル]−2,2,2−トリフルオロエタン−1−オン(p269、550mg、1.56mmol)のEtOH/HO(10mL/1mL)撹拌溶液に、Zn粉末(560mg、8.58mmol)を加えた。得られた混合物を還流で一晩撹拌し続けた。固体を濾去し、MeOHで洗った。溶液を濃縮し、残渣をFCによりシリカゲルで精製して(cHexから10%EtOAcで溶出)、標題化合物2,2,2−トリフルオロ−1−[(1R/1S)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−イル]エタン−1−オン(p270、130mg、y=29%)を無色のオイルとして得た。
MS (m/z): 284.2 [MH]
【0562】
調製物271:(1R/1S)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
2,2,2−トリフルオロ−1−{1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン−6−イル}エタン−1−オン(p270、130mg、0.46mmol)のMeOH/HO(4mL/2mL)撹拌溶液に、KCO(127mg、0.92mmol)を加えた。得られた溶液をRTで1時間撹拌し続けた。MeOHを蒸発させてから、DCMと1N NaOHを加え、生成物をDCMで数回抽出した。有機相を乾燥し、蒸発させて、(1R/1S)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(P271、100mg、70%純度)を無色のオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 188.2 [MH]
【0563】
実施例306:(1R/1S)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(E306)
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R/1S)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(p271、50mg、0.267mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、80mg、0.29mmol)とNaCO(34mg、0.32mmol)とNal(48mg、0.32mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、標題化合物(1R/1S)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(E306、53mg、y=48%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.28 (s, 1H), 7.12−7.34 (m, 5H), 3.75−3.86 (m, 3H), 3.30 (m, 2H), 2.45−2.70 (m, 4H), 2.43 (s, 3H), 2.18−2.39 (m, 2H), 1.93−2.04 (m, 3H), 1.49−1.73 (m, 2H), 1.18−1.36 (m, 2H), 0.96−1.03 (m, 1H), 0.78−0.86 (m, 1H)
MS (m/z): 424.1 [MH]
【0564】
実施例307及び実施例308:(1Sまたは1R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(E307、エナンチオマー1)及び(1Rまたは1S)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(E308、エナンチオマー2)
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
(1R/1S)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(E306、44mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2cm)、5um
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)20/80v/v
流量(ml/分) 20ml/分
DAD検出 220nm
ループ 2000μL
注入 44mg/注入
以下を得た。
(1Sまたは1R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(E307、18mg)
エナンチオマー1:保持時間9.0分、100%ee
MS(m/z):424.5[MH]
(1Rまたは1S)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(E308、19mg)
エナンチオマー2:保持時間14.9分、100%ee
MS(m/z):424.5[MH]
【0565】
実施例309:(1Sまたは1R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタンヒドロクロリド(E309、エナンチオマー1)
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
(1Sまたは1R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン(E307、18mg)を1.1eqのHClを含むEtOで処理して、(1Sまたは1R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[2.5]オクタン塩酸塩(エナンチオマー1、E309、18.6mg)を得た。
MS (m/z): 424.1 [MH]
【0566】
調製物272:N−ベンジル−2−クロロアセトアミド
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
2−塩化クロロアセチル(0.796mL、10mmol)を、ベンジルアミン(0.906mL、8.3mmol)とTEA(1.4mL、10mmol)の無水DCM(8mL)中混合物に0℃でゆっくりと滴下した。反応混合物を室温まで暖め、4時間撹拌した。反応混合物をNaHCO、NHCl及び塩水で洗った。有機相を分離し、NaSOで乾燥し、濃縮して、N−ベンジル−2−クロロアセトアミド(p272、1.58g、y=98%)を灰色の固体として得た。
MS (m/z): 184.1 [MH]
【0567】
調製物273:[(ベンジルカルバモイル)メチル]塩化トリフェニルホスファニウム
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
N−ベンジル−2−クロロアセトアミド(p272、1.58g、8.17mmol)のトルエン(10mL)溶液に、トリフェニルホスフィン(2.25g、8.58mmol)を加え、反応物を還流(110℃)で一晩撹拌した。沈殿物が形成された。反応物をRTに冷却し、EtOを加え、懸濁液を濾過した。茶色の固体をEtOで洗い、高真空で乾燥して[(ベンジルカルバモイル)メチル]塩化トリフェニルホスファニウム(p273、3.26g、y=83%)を得た。
MS (m/z): 410.4 [MH]
【0568】
調製物274:1−ベンジル−3−メチリデンピペリジン−2,6−ジオン
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
ステップa:
[(ベンジルカルバモイル)メチル]塩化トリフェニルホスファニウム(p273,2.76g、6.15mmol)のMeOH(44mL)溶液に、0℃で、メトキシナトリウム(831mg、15.38mmol)を加え、反応物を0℃で10’撹拌した。次に氷浴槽を除去し、アクリル酸メチル(0.553mL、6.15mmol)を加え、反応物をRTで一晩撹拌した。翌日、反応物を濃縮し、残渣をDCMに溶かし、水で洗った。有機相をNaSOで乾燥し、濃縮して、1−ベンジル−3−(トリフェニル−λ−ホスファニリデン)ピペリジン−2,6−ジオン(2.91g)を茶色のオイルとして得、これを未精製のまま次のステップで用いた。
ステップb:
1−ベンジル−3−(トリフェニル−λ−ホスファニリデン)ピペリジン−2,6−ジオン(2.91g、6.28mmol)のトルエン(60mL)溶液に、37%のホルムアルデヒド水溶液(0.374mL、5.02mmol)を加え、反応物をRTで2時間撹拌した。EtOAcと水を加え、相を分離し、水相をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機物をNaSOで乾燥し、濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(溶離液 CyからEtOAc 30%)、1−ベンジル−3−メチリデンピペリジン−2,6−ジオン(p274、400mg、y=30%)を黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 216.2 [MH]
【0569】
調製物275及び276:(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン−4,6−ジオン(トランス、p275)及び(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン−4,6−ジオン(シス、p276)
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン}ヒドラジン(p1、350mg、1.86mmol)のジオキサン(4mL)溶液に、10℃で、MnO(1.62g、50mmol)を少しずつ加えた。得られた混合物をRTで30分撹拌してから、セライトのパッドで濾過しジオキサンで洗い、この溶液に1−ベンジル−3−メチリデンピペリジン−2,6−ジオン(p274、400mg、1.86mmol)のジオキサン(1.4mL)溶液を加えた。得られたオレンジ色の溶液をRTで一晩撹拌し続けた。溶媒を除去し、粗物質をFCによりシリカカートリッジで精製して(cHexから30%EtOAcで溶出)、
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン−4,6−ジオン(トランス、p275、347mg、y=45%)を無色のガムとして得、また、
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン−4,6−ジオン(シス、p276、186mg、y=21%)をろうとして得た。
MS (m/z): 374.3 [MH]
【0570】
調製物277:(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス)
【化454】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン−4,6−ジオン(トランス、p275、347mg、0.93mmol)をTHF(5mL)に溶かし、LiAlH 1Mを含むTHF(1.86mL、1.86mmol)を滴下した。得られたオレンジ色の溶液を還流(70℃)で1時間加熱した。次にこれを氷浴で冷却し、ガス発生が止まるまでNaSO 10Oでクエンチした。これをセライトのパッドで濾過しEtOAcで洗い、溶液を濃縮して、(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、p277、260mg、y=60%)を黄色のオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 346.4 [MH]
【0571】
調製物278:(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス)
【化455】
[この文献は図面を表示できません]
ニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、p277、260mg、0.75mmol)をN下でMeOH(3mL)に溶かし、ギ酸アンモニウム(236mg、3.75mmol)を加え、続いてPd/C(25mg)を加えた。得られた混合物を還流で1.5時間撹拌した。
冷却後、これをセライトのパッドで濾過し、溶媒を蒸発させ、残渣をDCMとNaHCOに分配し(水相はpH約8)、DCMで3回洗った。有機層を合わせ、相セパレーターで乾燥し、濃縮した。粗物質をC18カートリッジで精製した(溶離液 水からACN 30%)。生成物を含む画分を合わせ、揮発物を蒸発させた。残った水を塩基性にし、DCMで数回抽出した。合わせた有機物をNaSOで乾燥し、濃縮して、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、p278、50mg、y=26%)を黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 256.1 [MH]
【0572】
調製物279:(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス)
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェ (1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン−4,6−ジオン(シス、p276、186mg、0.5mmol)をTHF(3mL)に溶かし、LiAlH 1Mを含むTHF(1mL、1mmol)を滴下した。得られたオレンジ色の溶液を還流(70℃)で1時間加熱した。次にこれを氷浴で冷却し、ガス発生が止まるまでNaSO 10Oでクエンチした。これをセライトのパッドで濾過し、EtOAcで洗い、溶液を濃縮して、(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、p279、153mg、y=62%)を黄色のオイルとして得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 346.4 [MH]
【0573】
調製物280:(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス)
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−ベンジル−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、p279、153mg、0.44mmol)をN下でMeOH(2mL)に溶かし、ギ酸アンモニウム(138mg、2.2mmol)を加え、続いてPd/C(15mg)を加えた。得られた混合物を還流で1.5時間撹拌した。
冷却後、これをセライトのパッドで濾過し、溶媒を蒸発させ、残渣をDCMとNaHCOに分配し(水相はpH約7)、DCMで3回洗った。有機層を合わせ、乾燥し、濃縮した。粗物質をC18カートリッジで精製してから(溶離液 水からACN 30%)、さらにFCによりシリカカートリッジで精製して(溶離液 DCMからMeOH)、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、p280、47mg、y=36%)を白色の固体として得た。
MS (m/z): 256.1 [MH]
【0574】
実施例310:(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、E310)
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、p278、49mg、0.19mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、57mg、0.21mmol)とNaCO(24mg、0.228mmol)とNal(34mg、0.228mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、E310、33mg、y=34%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.25−8.29 (m, 1H), 7.59−7.64 (m, 2H), 7.43−7.52 (m, 2H), 3.81 (s, 3H), 3.31−3.47 (m, 2H), 2.44−2.55 (m, 3H), 2.42 (s, 3H), 2.25−2.39 (m, 3H), 2.14−2.22 (m, 1H), 1.95−2.03 (m, 2H), 1.15−1.48 (m, 4H), 0.93−1.14 (m, 3H)
MS (m/z): 492.3 [MH]
【0575】
実施例311及び実施例312:(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、E311、エナンチオマー1)及び(1S,3Rまたは1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、E312、エナンチオマー2)
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、E310、33mg)を分取キラルHPLC(SFC)により単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
モディファイアー (エタノール+0.1%イソプロピルアミン)5%で25分→8%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 5mg/注入
以下を得た。
(1R,3Sまたは1S,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、E311、10mg)
エナンチオマー1:保持時間17.7分、100%ee
MS (m/z): 492.4 [MH]
(1S,3Rまたは1R,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(トランス、E312、10mg)
エナンチオマー2:保持時間20.6分、100%ee
MS (m/z): 492.5 [MH]
【0576】
実施例313:(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、E313)
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、(1S,3S/1R,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、p280、46mg、0.18mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、54mg、0.198mmol)とNaCO(23mg、0.216mmol)とNal(32mg、0.216mmol)をDMF(0.2mL)中で反応させて、(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、E313、23mg、y=25%)を得た。
NMR: H NMR (アセトン−d) δ: 8.27 (s, 1H), 7.62 (d, 2H), 7.48 (br. s., 2H), 3.81 (s, 3H), 3.40 (br. s., 2H), 2.48 (br. s., 3H), 2.42 (s, 3H), 2.34 (br. s., 3H), 2.21 (br. s., 1H), 1.97 (br. s., 2H), 1.16−1.49 (m, 4H), 0.94−1.15 (m, 3H)
MS (m/z): 492.5 [MH]
【0577】
実施例314及び実施例315:(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、E314、エナンチオマー1)及び(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、E315、エナンチオマー2)
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
(1S,3S/1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、E313、23mg)を分取キラルHPLCにより単一のエナンチオマーに分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralcel OJ−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 n−ヘキサン/(エタノール/メタノール1/1+0.1%イソプロピルアミン)75/25%v/v
流量(ml/分) 17ml/分
DAD検出 220nm
ループ 1000μL
注入 10.5mg/注入
以下を得た。
(1S,3Sまたは1R,3R)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、E314、9.6mg)
エナンチオマー1:保持時間7.1分、100%ee
MS (m/z): 492.5 [MH]
(1R,3Rまたは1S,3S)−5−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.5]オクタン(シス、E315、7.9mg)
エナンチオマー2:保持時間8.5分、100%ee
MS (m/z): 492.4 [MH]
【0578】
調製物281:3−クロロ−1−フェニルプロパン−1−オール
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
3−クロロ−1−フェニルプロパン−1−オン(7.80g、46.26mmol)のTHF(35mL)とEtOH(35mL)撹拌溶液に、−10℃、窒素雰囲気下で、水素化ホウ素ナトリウム(2.20g、48.83mmol)を10分にわたり少しずつ加えた。反応混合物を−5℃でさらに10分撹拌してから、飽和塩化アンモニウム(85mL)と氷(40g)の撹拌混合物中に注意深く注いだ。混合物をエーテルで2回抽出し、有機相を乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(Cy/EA 100/0から95/5で溶出)、標題化合物3−クロロ−1−フェニルプロパン−1−オール(p281、7.50g、y=95%)を薄黄色のオイルとして得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.39 (d, 5H), 4.91−5.01 (m, 1H), 3.70−3.83 (m, 1H), 3.59 (s, 1H), 2.20−2.32 (m, 1H), 2.11 (d, 1H)
【0579】
調製物282:(1−ブロモ−3−クロロプロピル)ベンゼン
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
3−クロロ−1−フェニルプロパン−1−オール(p281、7.50g、43.95mmol)と48%の臭化水素酸水溶液(98mL)の混合物をRTで3時間撹拌してから、炭酸カリウム(27g)と氷180gの混合物中に注意深く注いだ。炭酸カリウムを中性pHになるまで注意深く加えた。得られた混合物をエーテルで2回抽出し、有機相を乾燥し、溶媒を真空で除去した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(Cyで溶出)、(1−ブロモ−3−クロロプロピル)ベンゼン(p282、7.49g、y=73%)を無色のオイルとして得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.32−7.50 (m, 5H)、5.24 (m, 1H), 3.75 (m, 1H), 3.61 (m, 1H), 2.67− 2.80 (m, 1H), 2.45−2.58 (m, 1H)
【0580】
調製物283:1,1−ジメチル=2−フェニルシクロブタン−1,1−ジカルボキシラート
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
(1−ブロモ−3−クロロプロピル)ベンゼン(p282、4.78g、20.47mmol)とマロン酸ジメチル(2.97g、22.52mmol)の無水ジオキサン(60mL)撹拌溶液を、窒素雰囲気下で90℃にしてから、60%のNaH(0.86g、21.49mmol)を10分にわたり注意深く少しずつ加え、反応物を加熱して還流した。1時間後、反応温度が約90℃になるまで放置し、さらに60%のNaH(0.86g、21.49mmol)を10分にわたり少しずつ加え、反応混合物を還流させ、一晩撹拌した。混合物をRTまで放冷した後、濾過し、固体をエーテルで洗い、濾過液を減圧下で濃縮した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製してから(Cy/EA 100/0から93/7で溶出)、さらに逆相FCで精製して(C18、MeCN+0.1%ギ酸/水+0.1%ギ酸 0/100から70/30で溶出)1,1−ジメチル=2−フェニルシクロブタン−1,1−ジカルボキシラート(p283、2.36g、y=45%)を無色のオイルとして得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.22−7.33 (m, 5H), 4.39 (m, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.26 (s, 3H), 2.59− 2.76 (m, 2H), 2.16−2.34 (m, 2H)
【0581】
調製物284:メチル=2−フェニルシクロブタン−1−カルボキシラート
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
1,1−ジメチル=2−フェニルシクロブタン−1,1−ジカルボキシラート(p283、2.17g、8.74mmol)とLiCl(0.79g、18.62mmol)と水(0.17mL)のDMSO(12mL)中撹拌混合物を還流させ、1.5時間撹拌した。RTまで冷却後、この混合物をエーテル(55mL)とシクロヘキサン(23mL)で希釈してから、塩水、水(3回)、塩水で続けて洗った。有機相を乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。残渣をFCによりシリカゲルで精製して(Cy/EA 100/0から97/3で溶出)、メチル=2−フェニルシクロブタン−1−カルボキシラート(p284、1.07g、y=64%)を無色のオイルとして得た。
MS (m/z): 191.2 [MH]
【0582】
調製物285:メチル=2−フェニル−1−(プロパ−2−エン−1−イル)シクロブタン−1−カルボキシラート
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=2−フェニルシクロブタン−1−カルボキシラート(p284、1.07g、5.62mmol)のTHF(14mL)溶液に、−78℃、N下で、1M/THF LHMDS(7.3mL、7.30mmol)を滴下し、反応物をこの温度で30’撹拌した。次に臭化アリル(0.73mL、8.44mmol)を滴下し、反応物をRTまで放冷し、一晩撹拌した。反応混合物をNHCl飽和水溶液で処理し、EAで希釈した。有機相を水で洗い、乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(Cy/EA 100/0から95/5で溶出)、メチル=2−フェニル−1−(プロパ−2−エン−1−イル)シクロブタン−1−カルボキシラート(p285、0.71g、y=55%)を薄黄色のオイルとして得た。
MS (m/z): 232.2 [MH]
【0583】
調製物286:メチル=1−(2−オキソエチル)−2−フェニルシクロブタン−1−カルボキシラート
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
中Oの緩流を、−78℃に冷却したメチル=2−フェニル−1−(プロパ−2−エン−1−イル)シクロブタン−1−カルボキシラート(p285、0.71g、3.08mmol)のDCM(10mL)溶液に、薄青色が持続するまで通じた(30分)。窒素を通じて過剰なOを追い出してから、TPP(0.89g、3.39mmol)のDCM(2mL)溶液を加えた。溶液を25℃になるまで放置し、2時間撹拌した。溶媒を真空中で除去し、粗物質をFCによりシリカゲルで精製して(Cy/EA 100/0から70/30で溶出)、メチル=1−(2−オキソエチル)−2−フェニルシクロブタン−1−カルボキシラート(p286、0.36g、y=51%)を無色のオイルとして得た。
MS (m/z): 233.2 [MH]
【0584】
調製物287:6−ベンジル−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン−5−オン
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
メチル=1−(2−オキソエチル)−2−フェニルシクロブタン−1−カルボキシラート(p286、360mg、1.55mmol)とベンジルアミン(0.18mL、1.63mmol)のTHF(9.0mL)溶液に、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(493mg、2.33mmol)を加えた。反応混合物をRTで一晩撹拌してから、NaHCO飽和水溶液でクエンチした。混合物をDCMで2回抽出し、有機相を乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。残渣をTHF(30mL)に溶かし、得られた溶液を8時間還流した。反応混合物を真空で濃縮し、残渣をFCによりNHカラムで精製してから(Cy/EA 100/0から70/30で溶出)、SCXカートリッジにロードして(MeOHで洗い、2N NH/MeOHで溶出)、6−ベンジル−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン−5−オン(p287、124mg、y=27%)を白色の泡として得た。
MS (m/z): 292.3 [MH]
【0585】
調製物288:6−ベンジル−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
6−ベンジル−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン−5−オン(p287,124mg、0.43mmol)のTHF(4mL)撹拌溶液に、0℃、窒素雰囲気下で、1M/THF LiAlH(0.55mL、0.55mmol)を滴下した。氷浴槽を除去し、得られた反応混合物をRTまで放冷してから、1時間還流した。次に混合物0℃に冷却し、NaSO10HOでクエンチし、EAで希釈し、硫酸ナトリウムで濾過し、溶媒を真空で除去して、6−ベンジル−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン(p288、120mg、y=定量)を得、これをそのまま次のステップで用いた。
MS (m/z): 278.3 [MH]
【0586】
調製物289:1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン
【化470】
[この文献は図面を表示できません]
6−ベンジル−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン(p288、120mg、0.43mmol)のMeOH(5mL)溶液に、HCOONH(164mg、2.60mmol)と10% Pd/C(52mg)をRTで加えてから、混合物を還流で2時間撹拌した。反応混合物をセライトのパッドで濾過し、溶媒を真空で除去した。残渣をDCMに溶かし、溶液を飽和重炭酸ナトリウムで洗い、乾燥し、溶媒を真空で除去した。残渣をMeOHに溶かし、溶液をSCXカートリッジにロードして(MeOHで洗い、2N/NHを含むMeOHで溶出)、1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン(p289、63mg、y=78%)を無色のオイルとして得た。
MS (m/z): 188.2 [MH]
【0587】
実施例316:6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン(E316)
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は実施例1のようにして調製し、1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン(p289、58mg、0.31mmol)と3−[(3−クロロプロピル)スルファニル]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(p148、93mg、0.34mmol)とNaCO(40mg、0.37mmol)とNal(51mg、0.34mmol)をDMF(0.35mL)中で反応させて、標題化合物6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン(E316、67mg、y=51%)をジアステレオ異性体混合物として得た。
NMR: H NMR (CDCl) δ: 7.95 (s, 1H), 7.30−7.38 (m, 2H), 7.18−7.26 (m, 3H), 3.67−3.72 (s, 3H), 3.54 (m, 1H), 3.08−3.20 (m, 2H), 2.65−2.97 (m, 2H), 2.55 (s, 3H), 2.51 (d, 2H), 2.31−2.41 (m, 1H), 2.02−2.30 (m, 7H), 1.94 (d, 2H)
MS (m/z): 424.4 [MH]
【0588】
実施例317、実施例318、実施例319及び実施例320:(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン:E317(ジアステレオマー1 エナンチオマー1);E318(ジアステレオマー1 エナンチオマー2);E319(ジアステレオマー2 エナンチオマー1);E320(ジアステレオマー2 エナンチオマー2)
【化472】
[この文献は図面を表示できません]
6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン(E316、66mg)を分取キラルHPLCにより、各ジアステレオマーの単一のエナンチオマーに分離した
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.0cm)、5μ
移動相 エタノール+0.1%イソプロピルアミン20%
流量(ml/分) 45ml/分
DAD検出 220nm
ループ 500μL
注入 11mg/注入
以下を得た。
E317(ジアステレオマー1 エナンチオマー1)を18mg:保持時間10.1分、98.2%ee
MS (m/z): 424.4 [MH]
E318(ジアステレオマー1 エナンチオマー2)を23mg:保持時間11.9分、98.2%ee
MS (m/z): 424.4 [MH]
E319(ジアステレオマー2 エナンチオマー1)を2.3mg:保持時間16.7分、100%ee
MS (m/z): 424.4 [MH]
E320(ジアステレオマー2 エナンチオマー2)を2mg:保持時間21分、100%ee
MS (m/z): 424.4 [MH]
【0589】
実施例321:(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタンヒドロクロリド(E321、ジアステレオマー1 エナンチオマー2)
【化473】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,4Sまたは1S,4Rまたは1S,4Sまたは1R,4R)−6−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]スルファニル}プロピル)−1−フェニル−6−アザスピロ[3.4]オクタン(E318、ジアステレオマー1 エナンチオマー2、23mg)を、1.1eqのHClを含むEtOで処理して、対応する塩酸塩(E321、ジアステレオマー1 エナンチオマー2、24mg)を得た。
MS (m/z): 424.4 [MH]
【0590】
生物学的試験方法
hD及びhD組換えレセプターでの[H]−スピペロン結合アッセイ
ヒトドーパミンのタイプ3または4レセプターを一過的に形質移入したCHO細胞(それぞれCHO−hDまたはCHO−hD)を、20mM HEPES、2mM EDTA(pH7.4)に再懸濁し、均質化し、40,000gで遠心分離した(20分、4℃)。この再懸濁、均質化、そして遠心分離の後、最終ペレットを20mM HEPES、100mM NaCl、10mM MgCl、1mM EDTA(pH7.4)に再懸濁し、アリコートを−80℃に保った。[H]−スピペロン結合実験を、96深ウェルのポリプロピレンプレートで、50mM Tris/HCl、120mM NaCl、5mM KCl、5mM MgCl(pH7.4)で実施した。本発明の化合物をDMSO中で順次希釈し、アッセイの最終濃度は100倍とした(アッセイでは最終的に1%のDMSO)。置換(displacement)は0.3nMの[H]−スピペロンの存在下で実施した。膜懸濁液を加えることで(CHO−hD膜とCHO−hD膜にそれぞれ4μgと12μgのタンパク質)、反応を開始させ、23℃で、(それぞれhDまたはhD膜で)90分または100分間、最終体積500μlで反応させた。非特異的結合(NSB)を、1μMのスピペロンの存在下で決定した。結合反応は、Packard細胞ハーベスターを用いて、0.5%のポリエチレンイミン(PEI)に予め浸しておいたGF/Bフィルタープレートで高速濾過することで、停止させた。氷冷の0.9%NaClで洗った後、プレートを放置して乾かしてから、Microscint20(50μl/ウェル、PerkinElmer社)を加えた。放射活性をTopCount(PerkinElmer社)で計数した。GraphPad Prism5.0(GraphPad Software)を用いて非線形回帰分析によりデータを分析した。飽和結合実験を、競合結合実験と同様に、0.015〜4.0nMの放射性リガンド濃度を用いて実施した。
参照文献:Mackenzie R.G. et al. (1994). Characterization of the human dopamine D3 receptor expressed in transfected cell lines. Eur. J. Pharmacol., 266:79−8
【0591】
ラット腹側線条体由来膜のラット天然Dレセプターでの[125I]−7OH−PIPAT結合アッセイ
冷凍ラット脳腹側線条体(側坐核及び嗅結節)のホモジネートを、Burris et al.(1994)で説明されているようにして調製した。Dレセプターでの[125I]−7OH−PIPAT結合アッセイを、50mM Tris−HCl(pH7.0)と50mM NaClと100μM Gpp(NH)p(グアノシン5’−[β,γ−イミド]トリホスファート)と0.02%のBSAの中で、すなわち、[125l]−7−OH−PIPATのD及び5HT1Aレセプターへの結合を阻害する条件で、実施した。本発明の化合物をDMSO中で順次希釈し、アッセイの最終濃度は100倍とした(アッセイでは最終的に1%のDMSO)。置換実験は、0.2nM [125I]−7OH−PIPATの存在下で実施した。最終体積200μlで実施した反応は、膜懸濁液(約20μg/ウェルのタンパク質)により開始させ、37℃で45分間続けた。非特異的結合(NSB)を1μM SB277011Aの存在下で決定した。結合反応は、Packard細胞ハーベスターを用いて、0.5%のポリエチレンイミン(PEI)に予め浸しておいたGF/Cフィルタープレートで高速濾過することで、停止させた。氷冷の50mM Tris(pH7.4)で洗い、Microscint20(50μl/ウェル、PerkinElmer社)を加えた後、放射活性をTopCount(PerkinElmer社)で計数した。GraphPad Prism5.0(GraphPad Software)を用いて非線形回帰分析によりデータを分析した。
参照文献:Burris, K. D.; Filtz, T. M.; Chumpradit, S.; Kung, M. P.; Foulon, C.; Hensler, J. G.; Kung, H. F.; Molinoff, P. B. Characterization of [125l](R)−trans−7−hydroxy−2−[N−propyl−N−(3’−iodo−2’− propenyl)amino]tetralin binding to dopamine D3 receptors in rat olfactory tubercle. J. Pharmacol. Exp. Ther. 1994, 268, 935−942.
【0592】
hD組換えレセプターでの[H]−スピペロン結合アッセイ
ヒトドーパミンレセプターのタイプ2、ロングバリアント(hD2L)を安定して発現するCHO細胞をGα16タンパク質と結合させたもの(CHO−Gα16−hD2L)を、20mM HEPES、2mM EDTA(pH7.4)に再懸濁し、均質化し、40,000gで遠心分離した(20分、4℃)。この再懸濁、均質化、そして遠心分離の後、最終ペレットを20mM HEPES、100mM NaCl、10mM MgCl、1mM EDTA(pH7.4)に再懸濁し、アリコートを−80℃に保った。[H]−スピペロン結合実験を、96深ウェルのポリプロピレンプレートで、50mM Tris/HCl、120mM NaCl、5mM KCl、5mM MgCl(pH7.4)で実施した。本発明の化合物をDMSO中で順次希釈し、アッセイの最終濃度は100倍とした(アッセイでは最終的に1%のDMSO)。置換は、0.08nM[H]−スピペロンの存在下で実施した。膜懸濁液(CHO−hD膜に2μgのタンパク質)を加えて反応を開始させ、23℃で120分間、最終体積1000μlで反応させた。非特異的結合(NSB)を、0.1μMのスピペロンの存在下で決定した。結合反応は、Packard細胞ハーベスターを用いて、0.5%のポリエチレンイミン(PEI)に予め浸しておいたGF/Bフィルタープレートで高速濾過することで、停止させた。氷冷の0.9%NaClで洗った後、プレートを放置して乾かしてから、Microscint20(50μl/ウェル、PerkinElmer社)を加えた。放射活性をTopCount(PerkinElmer社)で計数した。GraphPad Prism5.0(GraphPad Software)またはXLfit Version 5.2.0.0(著作権 2006−2009 ID Business Solutions社)を用いて非線形回帰分析によりデータを分析した。飽和結合実験を、競合結合実験と同様に、0.011〜3.0nMの放射性リガンド濃度を用いて実施した。
参照文献:Durcan M.J. et al. (1995). Is Clozapine selective for the dopamine D4 receptor? Life Sciences, 57: 275−283.
Petrus J. . et al. (2001). Real−time analysis of dopamine: antagonist interactions at recombinant human D2long receptor upon modulation of its activation state. Brit. J. Pharmacol. 134, 88 ± 97.
【0593】
hD組換えレセプターでの機能性カルシウムアッセイ
ヒトドーパミンレセプターのタイプ2、ロングバリアント(hD2L)を安定して発現するCHO細胞をGα16タンパク質と結合させたもの(CHO−Gα16−hD2L)を、黒壁の透明底の384ウェルのプレートに、ウェル当たり細胞8,000個の密度で播種し、37℃で一晩増殖させた。2.5mMのプロベネシドを含むアッセイバッファー(20mM HEPES、145mM NaCl、5mM KCl、5.5mM グルコース、1mM MgCl、及び2mM CaCl、pH7.4)で洗った後、細胞を、細胞質Ca2+プローブFluo−4 AMと一緒に1μM(最終濃度)、37℃で60分インキュベートした。上述のようにプレートを3回洗い、蛍光測定イメージングプレートリーダー(FLIPR Tetra、Molecular Devices社)に設置して、異なる濃度の試験化合物を加える前と後の細胞蛍光(ex=470−495nm、em=515−575nm)を観察した。本発明の化合物をDMSOに溶かし、アッセイバッファーで200倍に希釈し、0.01%のプルロニック F−127を加えた。細胞を最初に試験化合物に10分間曝露した後、準最大濃度のhDレセプター拮抗ドーパミン(EC80、50−140nM)に曝露した。化合物を加える前(ベースライン)と、アゴニスト負荷の前後の蛍光を観察した。(ベースラインを引いた)Ca2+刺激のピークを、試験化合物の濃度に対してプロットし、4パラメーターロジスティック方程式(XLfit)を用いて曲線を決定して、アゴニスト/アンタゴニスト力価と最大応答を評価した。
【0594】
調製物290:(1R,3S)−5−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S)−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p15、エナンチオマー1、25mg、0.1mmol)を含むジクロロメタン(3mL)を0℃で撹拌した。トリエチルアミン(0.022mL、0.15mmol)を加え、続いて4−塩化メチルベンゼンスルホニル(21mg、0.11mmol)を加えてから、混合物をゆっくりと室温に暖め、同じ温度で1時間撹拌した。DCMを加え、水と塩水で洗ってからNaSOで乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣をFCによりシリカゲルでクロマトグラフィー分離して(溶離液 cHexから40%酢酸エチル)、(1R,3S)−5−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p290、33mg、y=83%)を白色の固体として得た。
後者を0.3mLのEtOH中に懸濁してから、溶解するまで加熱した。RTまでゆっくりと冷却した後、結晶化が観察された。結晶を濾過し、単結晶高分解能X線回折による分子及び結晶の構造決定に用いて、絶対立体化学を決定した。
【0595】
X線データ収集は、ガラスキャピラリー上のおよそ0.26x0.22x0.02mmの寸法のプレート様結晶について実施した。X線強度は、APEXII CCD領域検出器を備えるBruker Smartシステムの値であった。
【0596】
構造は、Sir2011というプログラムを用いて直接的な方法により解析し、SHELXL−2014というプログラムにより精密化した。結晶のデータを以下に報告する。
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0597】
化合物は、キラル斜方晶空間群P2で結晶する。この非対称性単位は、4分子である。この構造のFlackパラメーターは、古典的適合(classical fit)により全強度について0.094(322)であり、639の選択された指数から0.064(210)であり(Parson法)、この絶対構造の決定を強力にサポートしている。 絶対構造決定によると、立体配置は1R,3Sである。
MS (m/z): 396.4 [MH]
【0598】
調製物291:(1S,3R)−5−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
(1R,3S/1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(シス、p14、3g)をキラル分取HPLC(SFC)に供してエナンチオマーを分離した。
分取クロマトグラフィー:
カラム Chiralpak AD−H(25x2.1cm)、5μ
モディファイアー (エタノール+0.1%イソプロピルアミン)7%
流量(ml/分) 45ml/分
圧力(バール) 120
温度(℃) 38
DAD検出 220nm
ループ 900μL
注入 53.3mg/注入
以下を得た:
(1R,3S)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(1.1g)
エナンチオマー1:保持時間7.9分、100%ee、及び
(1S,3R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(840mg)
エナンチオマー2:保持時間10.2分、100%ee
【0599】
(1S,3R)−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(エナンチオマー2、840mg、3.48mmol)を含むジクロロメタン(15mL)を0℃で撹拌した。トリエチルアミン(0.73mL、5.22mmol)を加え、続いて4−塩化メチルベンゼンスルホニル(730mg、3.83mmol)を加えてから、反応混合物をゆっくりと室温まで暖め、この温度で2時間撹拌した。DCMを加え、水と塩水で洗ってから、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣をFCによりシリカゲルでクロマトグラフィー分離して(溶離液 cHexから40%酢酸エチル)、(1S,3R)−5−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン(p291、1.1g、y=80%)を白色の固体として得た。
100mgの(1S,3R)−5−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−アザスピロ[2.4]ヘプタンを1mLのEtOHに溶かしてから、溶解するまで加熱した。RTまでゆっくりと冷却した後、溶液をRTで3日間放置すると、結晶が観察された。結晶を濾過し、単結晶高分解能X線回折による分子及び結晶の構造決定に用いて、絶対立体化学を決定した。
【0600】
X線データ収集は、ガラスキャピラリー上のおよそ0.31x0.24x0.07の寸法のプレート様結晶について実施した。X線強度は、APEXII CCD領域検出器を備えるBruker Smartシステムの値であった。
【0601】
構造は、Sir2011というプログラムを用いて直接的な方法により解析し、SHELXL−2014というプログラムにより精密化した。結晶のデータを以下に報告する。
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0602】
化合物は、キラル斜方晶空間群P2で結晶する。この非対称性単位は、4分子である。この構造のFlackパラメーターは、古典的適合により全強度について0.000(199)であり、1566の選択された指数から−0.005(57)であり(Parson法)、この絶対構造の決定を強力にサポートしている。絶対構造決定によると、立体配置は1S,3Rである。
MS (m/z): 396.4 [MH]+.
【0603】
上記の本発明の化合物のpKi値は、ドーパミンD3レセプターでは7.0〜10.5である。このpKi値の結果は、およそ±0.3〜0.5の精度とだけ推定されている。
【0604】
上記の本発明の化合物は、好ましくはD2よりも10倍高い選択性を有する。
【0605】
次の表は、いくつかの実施例の値を報告するものである。
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0606】
本明細書で引用する特許及び特許出願を含むがこれらに限定されないあらゆる出版物は、それらの一つ一つが具体的かつ個別に本明細書に参照として援用されると記載されているかのように、その全容を示すかのように、本明細書に参照として援用される。
【0607】
本発明は、本明細書で説明した具体的な基のあらゆる組み合わせを包括するものと理解されたい。
【0608】
この明細書及び特許請求の範囲がその一部をなす本出願は、後のあらゆる出願に関して優先権の根拠として用いられ得る。そのような後の出願の特許請求の範囲は、本明細書で説明したあらゆる特徴または特徴の組合せに関し得る。それらは、生成物、組成物、方法、または使用の請求項の形態を取り得、例として、ただし限定ではなく、以下の請求項を含み得る。
【国際調査報告】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]