特表2017-532673(P2017-532673A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2017-532673プラスチック製のペダルシャフト構造を有する自動車ペダルアセンブリ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-532673(P2017-532673A)
(43)【公表日】2017年11月2日
(54)【発明の名称】プラスチック製のペダルシャフト構造を有する自動車ペダルアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   G05G 1/30 20080401AFI20171006BHJP
   B60T 7/06 20060101ALI20171006BHJP
   B60K 26/02 20060101ALI20171006BHJP
【FI】
   G05G1/30 E
   B60T7/06 B
   B60K26/02
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2017-515919(P2017-515919)
(86)(22)【出願日】2015年10月9日
(85)【翻訳文提出日】2017年3月22日
(86)【国際出願番号】US2015054897
(87)【国際公開番号】WO2016060953
(87)【国際公開日】20160421
(31)【優先権主張番号】62/063,302
(32)【優先日】2014年10月13日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/877,384
(32)【優先日】2015年10月7日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516220468
【氏名又は名称】シーティーエス・コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】CTS CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100105131
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 満
(74)【代理人】
【識別番号】100105795
【弁理士】
【氏名又は名称】名塚 聡
(72)【発明者】
【氏名】ハルベルク,トーマス エイ.
【テーマコード(参考)】
3D037
3D124
3J070
【Fターム(参考)】
3D037EB02
3D037EB05
3D037EC03
3D124AA33
3D124CC51
3J070AA32
3J070BA77
3J070CB02
3J070CB31
3J070CC04
3J070DA02
(57)【要約】
異なるプラスチック材料で形成された、固定されたプラスチック製のペダルシャフト構造(100)を有する自動車ペダルアセンブリ、より詳細には、ペダルシャフトのドラムの表面とベアリング接触して当接するために適合した外部のベアリング面を含むペダルシャフト(100)を有する自動車ペダルアセンブリ。ベアリング面は、シャフト表面と、ペダルのドラム表面との間の摩耗及び摩擦を最小化する、異なるプラスチック材料で形成されている。ペダルシャフト(100)は、ペダルハウジングのペダルシャフトを整列させるとともに固定するために、ペダルアセンブリのハウジング内に規定された、それぞれのキー穴(24、26)形状の貫通穴に挿入される、両側のキー形状の端部(104、106)を含んでいる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対のそれぞれの貫通穴を規定する一対の側壁を含むペダルハウジングと、
前記ペダルハウジング内に延びるドラムを含む回転ペダルであって、前記ドラムが貫通穴を規定する、前記回転ペダルと、
前記ペダルの前記ドラム内に規定された前記貫通穴を通って、前記ペダルハウジングのそれぞれの前記側壁に規定されたそれぞれの前記貫通穴内に延びる固定ペダルシャフトであって、前記ペダルシャフトは、第1のプラスチック材料で形成され、前記第1のプラスチック材料とは異なる第2のプラスチック材料で形成され、前記ペダルの前記ドラムの内側表面とベアリング接触して当接するように適合したベアリング面を含む、固定ペダルシャフトと、を含む自動車ペダルアセンブリ。
【請求項2】
前記ペダルシャフトがそれぞれのキーを規定する両端部を含み、前記ペダルハウジングのそれぞれの前記側壁のそれぞれの前記貫通穴が、前記ペダルシャフトのそれぞれの前記端部によって規定されたそれぞれの前記キーを受領するように適合したそれぞれのキー穴を規定している、請求項1に記載の自動車ペダルアセンブリ。
【請求項3】
前記ペダルシャフトの前記端部の各々が、前記ペダルハウジングのそれぞれの前記側壁に前記ペダルシャフトのそれぞれの前記端部を圧入するためのタブを含んでいる、請求項2に記載の自動車ペダルアセンブリ。
【請求項4】
前記ペダルシャフトの前記第1のプラスチック材料がナイロンであり、前記ペダルシャフトの前記第2のプラスチック材料がアセタールである、請求項1に記載の自動車ペダルアセンブリ。
【請求項5】
回転ペダルを通って延びる固定シャフトを備えた自動車ペダルアセンブリであって、前記ペダルシャフトが第1の材料で形成されており、前記第1の材料とは異なる第2の材料で形成され、前記ペダルの内側表面と接触する外側表面を含んでいる、自動車ペダルアセンブリ。
【請求項6】
それぞれの貫通穴を規定する、対向するとともに離間した側壁を有するペダルハウジングをさらに備え、前記シャフトが、前記ペダルハウジングのそれぞれの前記側壁に規定されたそれぞれの前記貫通穴内に延びるとともの固定されたそれぞれの遠位端を含んでいる、請求項5に記載の自動車ペダルアセンブリ。
【請求項7】
前記貫通穴の各々が第1のパターンを有し、前記シャフトの前記遠位端の各々が、前記シャフトを前記ペダルハウジングに対して配置するとともに、前記ペダルハウジングに対する前記シャフトの回転移動を防止するための、前記ペダルハウジングに規定されたそれぞれの前記貫通穴の前記第1のパターンと相補的である、第2のパターンを含んでいる、請求項6に記載の自動車ペダルアセンブリ。
【請求項8】
前記貫通穴の一方または両方の前記第1のパターンが、キー穴の形状であり、前記シャフトの前記遠位端の一方または両方の前記第2のパターンが、前記ペダルハウジングの前記貫通穴の一方または両方によって規定された前記キー穴にフィットするように適合したキーの形状である、請求項7に記載の自動車ペダルアセンブリ。
【請求項9】
前記ペダルシャフトの前記第1の材料がナイロンであり、前記ペダルシャフトの前記第2の材料がアセタールである、請求項5に記載の自動車ペダルアセンブリ。
【請求項10】
前記ペダルが遠位ドラムを含んでおり、前記ドラムが、前記ペダルシャフトの前記外側表面と接触する、前記ペダルの前記内側表面を規定する、請求項5に記載の自動車ペダルアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願及び同時係属出願の相互参照
本出願は、2014年10月13日に出願された、米国仮特許出願第62/063,302号の出願日及び開示の優先権を主張する。この文献は参照することにより、すべての参照がその中に述べられているように、本明細書に援用される。
【0002】
本発明は、概して自動車ペダルアセンブリに関し、より詳細には、そのような自動車ペダルアセンブリのための新規のペダルシャフト構造に関する。
【背景技術】
【0003】
本発明は、たとえば、Wumに対する米国特許第7,404,342号、及び、Stewartに対する米国特許出願公開第2008/0276749号に開示のタイプの自動車ペダルアセンブリを対象としている。これら文献の開示は、参照することにより、本明細書に組み込まれる。
【0004】
本発明は、そのような自動車ペダルアセンブリのための、新規の、低コストのペダルシャフト構造を対象としている。
【発明の概要】
【0005】
本発明は概して、一対のそれぞれの貫通穴を規定する一対の側壁を含むペダルハウジングと、ペダルハウジング内に延びるドラムを含む回転ペダルであって、ドラムが貫通穴を規定する、回転ペダルと、ペダルのドラム内に規定された貫通穴を通って、ペダルハウジングのそれぞれの側壁に規定されたそれぞれの貫通穴内に延びる固定ペダルシャフトであって、ペダルシャフトは、第1のプラスチック材料で形成され、第1のプラスチック材料とは異なる第2のプラスチック材料で形成され、ペダルのドラムの内側表面とベアリング接触して当接するように適合したベアリング面を含む、固定ペダルシャフトと、を備えた自動車ペダルアセンブリを対象としている。
【0006】
一実施形態では、ペダルシャフトがそれぞれのキーを規定する両端部を含み、ペダルハウジングのそれぞれの側壁のそれぞれの貫通穴が、ペダルシャフトのそれぞれの端部によって規定されたそれぞれのキーを受領するように適合したそれぞれのキー穴を規定している。
【0007】
一実施形態では、ペダルシャフトの端部の各々が、ペダルハウジングのそれぞれの側壁にペダルシャフトのそれぞれの端部を圧入するためのタブを含んでいる。
【0008】
一実施形態では、ペダルシャフトの第1のプラスチック材料がナイロンであり、ペダルシャフトの第2のプラスチック材料がアセタールである。
【0009】
本発明は、回転ペダルを通って延びる固定ペダルシャフトを備えた自動車ペダルアセンブリであって、ペダルシャフトが第1の材料で形成されており、第1の材料とは異なる第2の材料で形成され、ペダルの内側表面と接触する外側表面を含んでいる、自動車ペダルアセンブリをも対象としている。
【0010】
一実施形態では、自動車ペダルアセンブリはさらに、それぞれの貫通穴を規定する、対向するとともに離間した側壁を有するペダルハウジングを備え、シャフトが、ペダルハウジングのそれぞれの側壁に規定されたそれぞれの貫通穴内に延びるとともの固定されたそれぞれの遠位端を含んでいる。
【0011】
一実施形態では、貫通穴の各々が第1のパターンを有し、シャフトの遠位端の各々が、シャフトをペダルハウジングに対して配置するとともに、ペダルハウジングに対するシャフトの回転移動を防止するための、ペダルハウジングに規定されたそれぞれの貫通穴の第1のパターンと相補的である、第2のパターンを含んでいる。
【0012】
一実施形態では、貫通穴の一方または両方の第1のパターンが、キー穴の形状であり、シャフトの遠位端の一方または両方の第2のパターンが、ペダルハウジングの貫通穴の一方または両方によって規定されたキー穴にフィットするように適合したキーの形状である。
【0013】
一実施形態では、ペダルシャフトの第1の材料がナイロンであり、ペダルシャフトの第2の材料がアセタールである。
【0014】
一実施形態では、ペダルは、ペダルシャフトの外側表面と接触する、ペダルの内側表面を規定する遠位ドラムを含んでいる。
【0015】
本発明の実施形態の以下の詳細な説明、図面、及び添付の特許請求の範囲からより容易に明らかになる、本発明の他の利点及び特徴が存在する。
【0016】
本明細書の一部を形成する添付図面では、同様の符号が、図面を通して同様の部分を示すために採用される。
【0017】
本明細書の一部を形成する添付図面では、同様の符号が、図面を通して同様の部分を示すために採用される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明に係る、プラスチック製のペダルシャフトを組み込んだ自動車ペダルアセンブリの斜視図。
図2図1に示す自動車ペダルアセンブリの分解斜視図。
図3】ペダルハウジングに固定されたプラスチック製のペダルシャフトを示す、図1に示す自動車ペダルアセンブリの破断側面図。
図4】ペダルハウジングにクリップ留めされたプラスチック製のペダルシャフトを示す、図1に示す自動車ペダルアセンブリの破断垂直断面図。
図5】本発明に係るプラスチック製のペダルシャフトの一方の側部の拡大斜視図。
図6】本発明に係るプラスチック製のペダルシャフトの他方の側部の拡大斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1及び2は、本発明に係る、プラスチック製のペダルシャフト100を組み込んだアクセル用自動車ペダルアセンブリ10を示している。
【0020】
自動車ペダルアセンブリ10は、たとえば、Wumに対する米国特許第7,404,342号、及び、Stewartに対する米国特許出願公開第US2008/0276749号に示されているとともに記載されているタイプである。これら文献の開示及び内容は、特に、参照することにより、本明細書に組み込まれる。自動車ペダルアセンブリ10は、たとえばナイロンなどの適切なプラスチック材料で形成されたペダルハウジング12を備えている。ペダルハウジングには、ほぼ平坦なベース14と、このベース14の、両側の長手方向に延びる外周の下方長手方向縁部から外側に、一体かつ直角に延びる、一対の、離間するとともに平行な側壁16と18と、ベース14に対して離間するとともに反対側にある関係で、側壁16と側壁18とのそれぞれの、対向する長手方向上方の外周縁部の間で一体に、かつ、この縁部から直角に外側に延びる頂部湾曲壁15と、を含んでいる。これらすべてが、前部ハウジング開口20、内部ハウジングキャビティ21、及び後部ハウジング開口22を規定している。ベース14は追加的に、それぞれの締結インサート17を受領するように適合した複数の貫通穴を規定している。
【0021】
ハウジングの側壁16と18とは、それぞれの、同一線上に並べられ、まったく反対側の貫通穴24と26とを含むとともに規定している。図2に示す実施形態では、ハウジングの側壁16の貫通穴24は、ハウジングの側壁16の、周方向に延びる複数(8つ)の側部の内側表面30によって規定されている。図示の実施形態では、内側表面30は、直線状の表面セグメント30a、湾曲した凹状の表面セグメント30b、別の直線状の表面セグメント30c、及び、角度が付けられた直線状の表面セグメント30dを含んでいる。
【0022】
図示の実施形態では、表面セグメント30a及び30bは、凹状表面セグメント30bが、直線状の表面セグメント30aに面するとともに、直線状の表面セグメント30aの方向に近付いている状態で、相互に対向しているとともに離間している。セグメント30cと30dとは、相互に対向しているとともに離間し、セグメント30dがセグメント30cから離れるように角度が付けられるとともに傾斜している状態で、セグメント30aと30bとのそれぞれの端部間に位置している。さらに、図3に示すように、湾曲した凹状の表面セグメント30bは、様々な長さであり、すべてが相互に鈍角に位置して向けられた、複数の連続した直線状セグメント30b1、30b2、30b3、30b4、及び30b5を含んでいる。
【0023】
したがって、図示の実施形態では、上述のように、それぞれの表面セグメント30a、30b、30c、及び30dを有するハウジングの側壁16の貫通穴24は、第1の予め選択された形状/構造/パターンを有するキー穴の形状及び形態である。
【0024】
図3を参照すると、ハウジングの側壁16はさらに、直線状の表面セグメント30aが、ハウジングの側壁16の貫通穴24と25との間に位置する、ハウジングの側壁16の、細長く、可撓性の/曲げられるストリップを規定するように、直線状の表面セグメント30aとは反対側で隣接している、別のほぼ楕円形状の貫通穴25を規定する。
【0025】
図示の実施形態では、ハウジングの側壁18の貫通穴26は、ハウジングの側壁18の、周方向に延びる内側表面32によって規定されている。内側表面32は、湾曲した半円形状の表面セグメント32a、対向した直線状の表面セグメント32b、及び、壁18に規定されるとともに直線状の表面セグメント32bから壁18に延びる凹部または溝32cを含んでいる。したがって、図示の実施形態では、上述のように、それぞれのセグメント32a及び32bを有するハウジングの側壁18の貫通穴26は、ハウジングの側壁16に規定された貫通穴24によって規定されたキー穴の形状/構造/パターンとは異なる第2の形状/構造/パターンを有するほぼD状のキー穴の形状/構造/パターンである。
【0026】
引き続き図1及び2を参照すると、自動車ペダルアセンブリ10はさらに、ペダルハウジング12と同じプラスチック材料で形成される場合があり、ほぼ円筒状のドラム42内で終端している第1の遠位端と、フットパッド44で終端している反対側の遠位端とを含んでいる、細長いペダル40を備えている。円筒状ドラム42は、内部ハウジングキャビティ21内に位置するとともに、回転のために保持されており、図2に示すように、湾曲した外側表面45、反対側であるとともに離間した一対の側部47と49、及び、ドラム42の本体を通って延び、ドラム42の両側部47と49とのそれぞれの開口で終端している中心貫通穴46を含むとともに規定している。
【0027】
自動車ペダルアセンブリ10はさらに、内部ハウジングキャビティ21内に位置し、ペダル40のドラム42の前部外側表面45に規定されたポケット61に圧入されるとともに固定され、ポケット61から外側に延びる磁石60を含む、非接触ペダル位置検出アセンブリを備えている。図示の実施形態では、磁石60は、ほぼU形状であり、磁石60の両側のファン形状の側部セクションの外側表面に固定されたファン形状の一対の磁石ポール片64と66とを含んでいる。
【0028】
非接触ペダル位置検出アセンブリはさらに、内部ハウジングキャビティ21内に位置するプリントされた回路ボード72上に取り付けられたセンサ70を含んでいる。プリントされた回路ボード72は次いで、後部ハウジング開口22から離間し、後部ハウジング開口22から外側に突出した電気コネクタ74の端部に結合している。センサ70は、たとえば、ホール効果タイプとしてもよく、また、ペダルハウジング12に対するドラム42及びペダル40の回転位置の変化に応じて磁石62によって生じる磁気フラックスの大きさまたは方向の変化を検出するように適合している。
【0029】
自動車ペダルアセンブリ10はさらに、ペダル摩擦またはヒステリシスレバー82及び一対のわん状変形螺旋バネ84と86とを含むペダル摩擦またはヒステリシスアセンブリ80を備えている。摩擦レバー82は、ペダル40のドラム42に外側表面45上の相補的な形状の凸状摩擦表面89と係合するために適合した、その一方の遠位端における凹状の摩擦表面88を含んでいる。レバー82の他方の遠位端におけるカップまたはレセプタクル90は、螺旋バネ84及び86の下方端部を受領する。螺旋バネ84及び86は、螺旋バネ86が螺旋バネ84の内部を通って延びるとともに、一対の螺旋バネ84と86とが、その下方端部が摩擦レバー82のカップ90に着座し、その上方端部がペダル40の下側に当接している関係で配置された状態で、わん状変形構成で配置されている。
【0030】
レバー82はまた、レバー82の両側の外側側部表面から一体かつ外側に突出し、同一線上であるとともにまったく反対側で離間した一対のトラニオンまたはピン83(図2)をも含んでいる。これら一対のトラニオンまたはピンは、ペダルハウジング12内、より詳細には、ペダルハウジング12のベース14内、さらにより詳細には、ペダルハウジング12のベース14の、ベース14と一体のそれぞれの側壁16と18との下方長手方向縁部に隣接した領域内に規定された、それぞれの完全に対向して離間したチークまたは凹部85(その内の1つのみが図2に示されている)内に受領されるように適合している。
【0031】
ピン83は、ハウジング12に対するとともにハウジング12周りの、レバー82に関する揺れ動く動揺タイプの旋回軸、より詳細には、凹部85に対するとともに凹部85周りのレバー82に関する旋回軸、さらにより詳細には、ペダルハウジング12のベース14に対するとともにベース14周りのレバー82に関する旋回軸を規定する。ピン83及び、ピン83によって規定された旋回軸は、摩擦レバー82の長手軸の方向に対して直角の横断方向に延びている。
【0032】
自動車ペダルアセンブリ10はさらに、細長く、ほぼ円筒形状のプラスチック製のペダルシャフト100を備えている。このペダルシャフト100は、以下にさらに詳細に記載するような、本発明に係る構成及び構造である。
【0033】
図2、5、及び6を参照すると、ペダルシャフト100は、周方向に延びる外側表面及び一対の両側の遠位端104と106とを有する、細長く、ほぼ円筒形状の本体102を含んでいる。本発明によれば、シャフト100の本体102の外側表面の、広範囲のほぼ矩形形状の外部の湾曲した中心ベアリング面またはエリア108は、射出成型されたプラスチック材料の層で形成されているとともに、この層を含んでいる。この層は、シャフト100の本体102の一部と一体であるとともに、この本体102の一部を形成するが、シャフト100の円筒状本体102の円筒状表面の外側表面の残りの部分のプラスチック材料とは異なるプラスチック材料で形成されている。
【0034】
一実施形態では、シャフト100は、ペダルハウジング12及びペダル40と同じナイロンのプラスチック材料で形成されており、シャフト100の、外部の湾曲したベアリング面またはエリア108は、射出成型プロセスを介して、シャフト102の一体の部品として形成された、たとえばアセタール(POM)などの別のプラスチック材料で形成されている。
【0035】
図示の実施形態では、エリアまたは層108は、ペダルシャフト100の中心本体102の、周方向に延びる外側表面の約半分または180度(180°)を包含するかカバーする。
【0036】
ペダルシャフト100の円筒状本体102はさらに、湾曲した外部のベアリング面またはエリア108とはまったく反対側の外部の湾曲したベアリング面またはエリアを含んでおり、中心が抜かれたエリア112及び、中心の抜かれたエリア112の両端部に規定された、射出成型されたプラスチック材料の一対のベアリング面若しくはエリア、またはストリップ若しくは層114と116とを含んでいる。一対のベアリング面若しくはエリア、またはストリップ若しくは層114と116とは、プラスチック材料108のベアリング面またはエリアまたは層と同じ材料で形成され、やはり、射出成型プロセスを介してシャフト102の一体の部品として形成される。
【0037】
図示の実施形態では、ストリップまたは層114と116とは、中心の抜かれたエリア112の両側において、相互にまったく反対側であり、シャフト100の長手軸の方向に対してほぼ直角な方向に延び、ペダルシャフト100の中心本体102の外側表面の約90度(90°)より大の長さを有している。ストリップ114は、シャフト100の穴が抜かれたエリア112と遠位端104との間のシャフト本体102上に位置しており、ストリップ116は、シャフト100の穴が抜かれたエリア112と遠位端106との間のシャフト本体102上に位置している。
【0038】
シャフト100の一方の遠位端104は、ハウジングの側壁16の貫通穴24を規定する複数(8つ)の面の内側表面30の形状/構成/パターンに対応する形状/構成/パターンを有する複数(8つ)の面のヘッドの形態であり、一方、シャフト100の反対側の遠位端106は、ハウジングの側壁18の貫通穴26を規定する2つの面の内側表面32の形状及び構成に対応する2つの面の形状/構成/パターンを有している。
【0039】
より詳細には、図3に示すように、シャフト100の遠位端またはヘッド104は、直線状の外側表面セグメント104aと、このセグメント104aから反対側であるとともに離間し、直線状の表面セグメント104aの方向に湾曲するとともに近付く外部の凹状に湾曲した表面セグメント104bと、別の直線状の外側表面セグメント104cと、外部の直線状の表面セグメント104cから反対側であるとともに離間し、外に角度が付けられるとともに傾斜した、直線状の角度が付けられた外側表面セグメント104dと、直線状セグメント104aと湾曲した表面セグメント104bとの間に延び、直線状セグメント104aとともにT形状を形成し、シャフト100のヘッド104の、同一線上であるとともにまったく反対側の一対の凹部または溝104fと104gとを規定する中心の内側リブ104eと、を含んでいる。一対の凹部または溝104fと104gとは、中心のリブ104eの両側に位置しており、凹部104fが直線状の表面セグメント104cとリブ104eとの間に位置し、凹部104gが反対側の直線状の表面セグメント104dとリブ104eとの間に位置している。
【0040】
さらに、図3に示すように、シャフト100のヘッド104の、外部の凹状に湾曲した表面セグメント104bは、様々な長さであり、すべてが相互に鈍角に位置して向けられた、複数の連続した直線状セグメント104b1、104b2、104b3、104b4、及び104b5を含んでいる。
【0041】
それぞれの外側表面セグメント104a、104b、104c、及び104dは、対応するハウジングの、ペダルハウジング12の側壁16に規定された貫通穴24を規定する側壁表面セグメント30a、30b、30c、及び30dと同じ形状/構成/パターンを有しており、したがって、シャフトの遠位端104のヘッドがペダルハウジング12の側壁16の貫通穴24によって規定されたキー穴を通ってフィットされるとともに延びるように適応したキーを規定する。
【0042】
シャフト100の遠位端104の外側表面の直線状セグメント104cと104dとの各々は、外側に突出して離間し、平行であり、まったく反対側である、一対の圧入/楔留め/カミングタブ105と107とを含んでいる。このタブ105と107とは、シャフト100の長手軸と同じ方向に延びている。タブ105の各々は、平坦な表面セグメント105a及び、この平坦な表面セグメント105aからシャフト100の本体102の方向に、下方/内側に傾斜した、角度が付けられたカミング表面セグメント105bを含んでいる。同様の方式で、タブ107の各々は、平坦な表面セグメント107a及び、この平坦な表面セグメント107aからシャフト100の本体102の方向に、下方/内側に傾斜した、角度が付けられたカミング表面セグメント107bを含んでいる。
【0043】
シャフト100の遠位端またはヘッド104も、シャフト100の本体102の外側表面から外周に径方向外側に延びる肩部109を含むとともに規定する。 クリップタブ128(図4及び5)は、肩部109の外側表面から、及び、遠位端またはヘッド104の直線状セグメント104aの領域の本体102から外側に突出している。
【0044】
シャフト100の反対側の遠位端106は、ペダルハウジング12の側壁18に規定された貫通穴26を規定し、したがって、シャフトの遠位端106がペダルハウジング12の側壁18の貫通穴26によって規定されたキー穴を通ってフィットされるとともに延びるように適応したキーを同様に規定する、ハウジングの側壁表面セグメント32aと32bとのD形状/構成/パターンと同じ形状/構成/パターンを有する、ほぼD形状であり、湾曲した半円形の外側表面セグメント106aと、反対側の直線状の外側表面セグメント106bとを有している。
【0045】
遠位端106はさらに、まったく反対側の一対の圧入/楔留め/カミングタブ124と126とを含むとともに規定している。このタブ124と126とは、シャフト100の両側から、より詳細には、シャフト100の遠位端106の湾曲した半円形の外側表面セグメント106aの外側表面のまったく反対側の端部から外側に突き出るとともに突出している。タブ124と126とは、シャフト100の長手方向と同じ方向に延び、各々が、それぞれの平坦な外側表面セグメント124aと126aと、それぞれの角度が付けられた外側カミング表面セグメント124bと126bとを含んでいる。外側カミング表面セグメント124bと126bとは、それぞれの平坦な外側表面セグメント124aと126aとから、シャフト100の遠位端106の径方向端面133の方向に、下方/内側に傾斜している。
【0046】
遠位端106はさらに、まったく反対側の、離間し、平行である、一対の圧入/楔留め/カミングタブ125と127とを含むとともに規定している。このタブ125と127とは、シャフト100の遠位端106の湾曲した半円形の外側表面セグメント106aの外側表面から外側に突き出るとともに突出している。タブ125と127とは、シャフト100の長手方向と同じ方向に延び、各々が、それぞれの平坦な外側表面セグメント125aと127aと、それぞれの角度が付けられた外側カミング表面セグメント125bと127bとを含んでいる。外側カミング表面セグメント125bと127bとは、それぞれの平坦な外側表面セグメント125aと127aとから、シャフト100の遠位端106の径方向端面133の方向に、下方/内側に傾斜している。
【0047】
図示の実施形態では、タブ124、125及び127、ならびに126は、互いに対して90度(90°)の間隔で配置されている。
【0048】
シャフト100の遠位端106はさらに、シャフト100の遠位端106の外部の直線状の表面セグメント106bの外側表面から中心に外側に突出している端部ステップ120を含むとともに規定している。
【0049】
シャフト100の遠位端106はさらに、外側表面セグメント106a及び106bと、径方向端面133との間に位置するとともに形成された、周方向に延びる外側カミング表面131を含むとともに規定している。より詳細には、それぞれの外側表面セグメント106aと106bとの縁部から、シャフト100の遠位端106の径方向端面133の、周方向に延びる周縁部に内側に傾斜した、角度が付けられたカミング表面131を含むとともに規定する。
【0050】
本発明におけるように、上述のように様々な材料で形成されたペダルシャフト100により、以前は高コストのすべて金属製のペダルシャフトのみが使用されていた用途において、低コストのプラスチックシャフトを使用することが可能になる。
【0051】
本発明に係るペダルシャフト100を含む自動車ペダルアセンブリ10の組立てをここで記載する。最初に、ペダル40が、ペダルハウジング12の前部開口20を介するとともに通してペダルハウジング12の内側に挿入され、ペダル40のドラム42に規定された貫通穴46が、ペダルハウジング12のそれぞれの側壁16と18とに規定されたそれぞれの貫通穴24と26と同一線上に整列されるような関係となる。
【0052】
シャフト100はその後に、ペダルハウジング12内に挿入される。より詳細には、シャフト100のヘッド106が、ハウジングの側壁18内に規定された貫通穴26内に位置し、シャフト100の本体102がペダル40のドラム42の貫通穴46を通って延び、シャフト100のヘッド104が、ハウジングの側壁16に規定された貫通穴24内に位置する関係で、シャフト100とペダルハウジング12との両方に対してハウジング12内で回転するようにペダル40を取り付けるために、シャフトの遠位端106が、ハウジングの側壁16に規定された貫通穴24、ペダル40のドラム42の貫通穴46を通り、ハウジングの側壁18に規定された貫通穴26内に、連続して挿入されるとともに延びる。
【0053】
さらに、シャフト100をペダルハウジング12内へ挿入する際に、クリップタブ128は直線状のハウジング壁セグメント30aの内側表面と接触する。この接触は、最初に、直線状のハウジングセグメント30aを外側に曲げ、クリップタブ128を内側に曲げ、次いで、クリップタブ128がハウジング壁セグメント30aの端部を通過する際に、クリップタブ128が外側に曲がり、次いで、図4に示す関係へと、シャフト100がハウジング12内にさらに進行する。ここでは、クリップタブ128のターミナルの肩部が直線状壁セグメント30aの端面に当接し、したがって、シャフト100をしっかりと保持し、ペダルハウジング12からシャフト100が外れるのを防止する。
【0054】
さらにまた、挿入ツールが把持するリブ104eと、挿入ツールを受領するシャフトヘッド104の溝104f及び104gとは、シャフト104、より詳細にはシャフトヘッド104、さらにより詳細には、シャフトヘッド104の中心のリブ104eが、シャフト100のペダルハウジング12への挿入及び組立ての際に、遠位の把持フィンガまたはプライヤの先端部などのシャフト挿入ツールによって把持されることを可能にするように適合されていることを理解されたい。
【0055】
本発明によれば、シャフト100の遠位端106の、外部の角度が付けられたカミング表面131は、有利には、組立ての際に、それぞれのハウジング及びドラムの貫通穴を通してシャフト100の遠位端106をガイドする。さらに、組立ての際に、シャフト100の遠位端106のそれぞれのタブ124、125、126、及び127は、ハウジングの側壁18の貫通穴26を規定する内側表面内に、この内側表面に対して圧入されるとともに楔留めされ、端部ストップ120がハウジングの側壁18に当接する。同様の方式で、遠位端104のそれぞれのタブ105及び107は、ハウジングの側壁16の貫通穴24を規定する内側表面内に、この内側表面に対して圧入されるとともに楔留めされる。
【0056】
したがって、本発明によれば、シャフト100のキー形状の端部104と106とは、組立ての際の、ハウジング12の内部における、ペダル40のドラム42に対するシャフト100の適切な回転の向き及び位置決めを確実にするために、それぞれのハウジングの側壁16と18との、キー穴形状の貫通穴24と26とにフィットするとともに協同する。シャフトの遠位端またはヘッド104の圧入タブ105及び107、ならびに、シャフトの遠位端106の圧入タブ124、125、126、及び127により、それぞれのハウジングの側壁16と18とにおけるそれぞれの貫通穴24と26との内における、それぞれのシャフト端部104と106とのしっかりとした圧入が提供され、ペダルアセンブリ10の動作の際に、ハウジング12に対するシャフト100の回転を防止する。したがって、図示の実施形態では、シャフト100は固定されており、ペダル40がシャフト100及びハウジング12に対して回転する。
【0057】
さらに、シャフトヘッド104とハウジングの側壁表面30とのそれぞれの相補的に湾曲した表面30bと104bとのそれぞれの使用、より詳細には、それぞれの直線状の壁セグメント30b1、30b2、30b3、30b4、及び30b5、ならびに、104b1、104b2、104b3、104b4、及び104b5の使用は、有利には、たとえばペダルの過負荷の条件において、シャフト100からハウジングの側壁16へ、より詳細には、シャフトヘッド104からハウジングの側壁16へのストレスの分配及び伝達を低減するとともにより均一にすることになる。
【0058】
さらにまた、本発明によれば、シャフト100の本体102の、それぞれの外部の湾曲したベアリング面108、114、及び116は、ペダル40のドラム42の内部の貫通穴46を規定する内部のベアリング面42aに対して当接するように適合している。シャフト100の、外部のベアリング面108と、114と、116とのための異なる材料の使用により、シャフト100の外側表面と、ペダル40のドラム42の貫通穴46によって規定された内側表面との間の摩耗及び意図されない摩擦が最小化される。
【0059】
コネクタアセンブリ74は、プリントされた回路ボード72及びその上のセンサ70が、延びるとともに、磁石62内に規定された空隙内にある関係となるように、後部ハウジング開口22を介するとともに後部ハウジング開口22を通してペダルハウジング12内に挿入される。
【0060】
摩擦レバー82が、前部ハウジング開口20を通してペダルハウジング12内に挿入され、螺旋バネ84及び86が、ペダル40の下側と、摩擦レバー82のレセプタクル90との間に押し込まれるとともに延びており、レバー82のそれぞれのピン83が、ペダルハウジング12のベース14に規定されたそれぞれの凹部85に受領された状態で、摩擦レバー82がペダル40のドラム42と、ペダルハウジング12のベース14との間に位置している関係となる。
【0061】
フットパッド44に対する下向きの力の適用により、ペダルハウジング12及びペダルシャフト100に対するペダル40及びドラム42の時計回りの回転を生じ、これにより、螺旋バネ84及び86の圧縮を生じる。螺旋バネ84及び86の圧縮は、次いで、ピン83周りの、ペダルハウジング12のベース14に対する、動揺する動揺タイプの摩擦レバー82の旋回を生じ、これにより、次いで、摩擦パッド82に、ペダル40のドラム42の外側表面に対する圧縮摩擦力を加えさせる。これにより、次いで、ヒステリシス力をペダル40及び、自動車の運転者の足に伝達する。
【0062】
ハウジング12に対するペダル40の回転も、磁石62を回転させる結果となり、このことは次いで、磁石62によって生じる磁気フラックスの大きさ及び向きを変化させる結果となる。この磁気フラックスの大きさ及び向きの変化は、ホール効果センサ70によって検出され、ハウジング12に対するペダル40の位置の検出及び測定を可能にし、こうして、自動車の加減速の制御を可能にする。
【0063】
上述の実施形態の複数の変形形態及び変更形態が、たとえば、本発明のシャフト100を、接触位置センサのタイプの自動車アクセル・ペダル・アセンブリを含む他のタイプの自動車ペダルアセンブリに使用することを含め、本発明の新規の特徴の精神及び範囲から逸脱することなく生じ得る。
【0064】
本明細書に示す磁石アセンブリに関する限定はいずれも意図されず、または暗示されないものとすることをさらに理解されたい。当然、特許請求の範囲の範囲にあるそのような変更のすべてが、添付の特許請求の範囲によってカバーされることが意図されている。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【国際調査報告】