特表2017-535861(P2017-535861A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2017-535861邪魔になるものを用いた肉眼で署名を確認するための手書き分析検査
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-535861(P2017-535861A)
(43)【公表日】2017年11月30日
(54)【発明の名称】邪魔になるものを用いた肉眼で署名を確認するための手書き分析検査
(51)【国際特許分類】
   G06F 21/31 20130101AFI20171102BHJP
   B42D 25/318 20140101ALI20171102BHJP
【FI】
   G06F21/31
   B42D15/10 318
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2017-522744(P2017-522744)
(86)(22)【出願日】2014年7月14日
(85)【翻訳文提出日】2017年3月7日
(86)【国際出願番号】GT2014000001
(87)【国際公開番号】WO2016009234
(87)【国際公開日】20160121
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】517013254
【氏名又は名称】フアン・ミゲル・ヒロン・エスポン
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】フアン・ミゲル・ヒロン・エスポン
(72)【発明者】
【氏名】マリア・アンドレア・ヒロン・エスポン
(72)【発明者】
【氏名】ハイメ・オビディオ・ヒロン・エスポン
(72)【発明者】
【氏名】クララ・ルース・エスポン・レジェス・デ・ヒロン
(72)【発明者】
【氏名】ハイメ・オビディオ・ヒロン・カブレラ
【テーマコード(参考)】
2C005
【Fターム(参考)】
2C005HA02
2C005HB20
2C005JB07
2C005JB11
(57)【要約】
疑わしい署名の分析、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の文書において書き添えられた署名を有効として容認するか、または拒否するために、最新の迅速さに従って、用心して、肉眼でそれを確認し、そのような目的のために、任意の幾何学的形状の、任意の種類の材質または任意の色の、確認されるべき文書の場所の上方に/上に、または確認されるべき文書の他の外部の媒体の上に、配置され、くっつけられた、1つまたはいくつかの邪魔になるものの上に書き添えられた署名を評価し、そのような邪魔になるものは、それを用いて署名が書かれるインク器具の通常の字体を妨げ、邪魔になるものの上の署名の結果の構造が、疑わしい署名の構造および/または疑う余地がないとみなされる署名の構造と照合される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
この方法は、署名されることを必要とする、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の、1つ以上の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に事前に配置し、くっつけた文書において行われることが可能であり、署名検査者(提示された文書を確認する人)に提示されるとき、邪魔になるものの上に既に署名されており、そのような署名を疑われる署名とみなす第1のステップと、
そのような疑われる署名(邪魔になるものの上に書き添えられたもの)の構造を、署名検査者は、疑問の余地がないとみなされる署名の構造と照合して、署名検査者の裁量に従って、照合される署名の構造の間で正確な一致または不一致があるので、疑われる署名を有効として容認するか、または拒否するかを肉眼で決定する第2のステップと、
署名検査者は、疑われる署名を有効として容認するか、または拒否する第3のステップと、を有し、署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、任意の他のメディアまたは媒体において1つ以上の邪魔になるものの上において、またはそのようなメディアまたは媒体において空白に対応する領域のみにおいて事前に登録されたものであり、また、署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、オリジナルの文書内の邪魔になるものの上に既に書き添えられた署名であり、
この方法は、署名検査者が都合がよいと考える回数繰り返されることが可能である、方法。
【請求項2】
方法であって、
この方法は、署名されることを必要とする、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の、1つ以上の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に事前に配置し、くっつけた文書において行われることが可能であり、署名検査者(提示された文書を確認する人)に提示されるとき、邪魔になるものの上に既に署名されており、そのような署名を疑われる署名とみなす第1のステップと、
そして、署名検査者は、署名者が、自分で、再度、しかし今度は他の邪魔になるものの上に署名を実証する目的で、既に署名された文書において、またはオリジナルの文書と異なる他の媒体において、他の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に配置し、くっつける第2のステップと、
第2のステップのそのような結果としての署名(邪魔になるものの上に書き添えられた新しいもの)の構造を、署名検査者は、第1のステップの疑われる署名の構造に対して、および疑問の余地がないとみなされる署名の構造に対して照合して、照明検査者の裁量に従って、照合された署名の構造において正確な一致または不一致があるので、疑われる署名を有効として容認するか、または拒否するかを肉眼で決定する第3のステップと、
署名検査者は、第1のステップの疑われる署名を有効として容認するか、または拒否する第4のステップと、を有し、署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、任意の他のメディアまたは媒体において1つ以上の邪魔になるものの上において、またはそのようなメディアまたは媒体において空白に対応する領域のみにおいて事前に登録されたものであり、また、署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、オリジナルの文書内の邪魔になるものの上に既に書き添えられた署名であり、
この方法は、署名検査者が都合がよいと考える回数繰り返されることが可能である、方法。
【請求項3】
方法であって、
この方法は、署名されることを必要とする、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の、1つ以上の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に事前に配置もくっつけもせず、スペースに既に署名された文書において行われることが可能であり、署名検査者(提示された文書を確認する人)に提示されるとき署名が書き添えられ、そのような署名を疑われる署名とみなす第1のステップと、
そして、署名検査者は、署名者が、自分で、再度、しかし今度は新しい邪魔になるものの上に署名を実証する目的で、既に署名された文書において、またはオリジナルの文書と異なる他の媒体において、他の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に配置し、くっつける第2のステップと、
このようにして、署名検査者は、第2のステップの新しい邪魔になるものの上に書かれた結果としての署名の構造を、第1のステップの疑われるとみなされる署名の構造に対して、および疑問の余地がないとみなされる署名の構造に対して照合して、照明検査者の裁量に従って、照合された署名の構造の間で正確な一致または不一致があるので、疑われる署名を有効として容認するか、または拒否するかを肉眼で決定する第3のステップと、
署名検査者は、第1のステップの疑われる署名を有効として容認するか、または拒否する第4のステップと、を有し、署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、任意の他のメディアまたは媒体において1つ以上の邪魔になるものの上において、またはそのようなメディアまたは媒体において空白に対応する領域のみにおいて事前に登録されたものであり、署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、確認するために同一の文書内の対応するスペースにおいて最初に既に書き添えられた署名であり、
この方法は、署名検査者が都合がよいと考える回数繰り返されることが可能である、方法。
【請求項4】
方法であって、
この方法は、署名されることを必要とする、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の、1つ以上の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に事前に配置もくっつけもせず、スペースに依然として署名されていない文書において行われることが可能であり、署名検査者(提示された文書を確認する人)に提示されるとき署名が書き添えられ、署名者がそのようなスペースにおいて自分で彼/彼女の署名を実証する前に、そのような署名を疑われる署名とみなす第1のステップと、
そして、署名検査者は、署名者が、自分で、再度、しかし新しい他の邪魔になるものに対して署名を実証する目的で、署名検査者の前で署名された文書において、またはオリジナルの文書と異なる他の媒体に、邪魔になるものを手作業でまたは機械的に配置し、くっつける第2のステップと、
このようにして、署名検査者は、第2のステップの邪魔になるものの上に書かれた結果としての署名の構造を、第1のステップの疑われるとみなされる署名の構造に対して、および疑問の余地がないとみなされる署名の構造に対して照合して、照明検査者の裁量に従って、照合された署名の構造において正確な一致または不一致があるので、疑われる署名を有効として容認するか、または拒否するかを肉眼で決定する第3のステップと、
署名検査者は、第1のステップの疑われる署名を有効として容認するか、または拒否する第4のステップと、を有し、署名を疑問の余地がないとみなすのは、任意の他のメディアまたは媒体において1つ以上の邪魔になるものの上において、またはそのような他のメディアまたは媒体において空白に対応する領域のみにおいて事前に登録されたものであり、同様に、署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、署名検査者の前で確認されるべき同一の文書内の対応するスペースにおいて署名者が書き添えたばかりの自身の疑われる署名であり、
この方法は、署名検査者が都合がよいと考える回数繰り返されることが可能である、方法。
【請求項5】
方法であって、
この方法は、署名されることを必要とする、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の、1つ以上の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に事前に配置し、くっつけ、または1つ以上の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に事前に配置もくっつけもせず、スペースに依然として署名されていない文書において行われることが可能であり、署名は、邪魔になるものがそのような文書に既に配置され、くっつけられているならば、邪魔になるものの上に書き添えられてはならず、このようにして、人は、署名検査者(提示された文書を確認する人)の前で署名なしで文書を提示する第1のステップと、
そして、この場合、署名検査者は、署名者が、自分で、署名なしであるが、文書内に書き添えられたそのような邪魔になるものの上に彼/彼女の署名を実証する目的で、オリジナルの文書が邪魔になるものを有さないならばオリジナルの文書において邪魔になるものを手作業でまたは機械的に配置し、くっつけ、署名検査者の前で署名を行い、そのような署名を疑われる署名とみなす第2のステップと、
署名者が、自分で、再度、しかし今度は他の異なる邪魔になるものの上に彼/彼女の署名を再び実証する目的で、確認されるべき同一の文書において、またはオリジナルの文書と異なる他の媒体において、再び他の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に配置し、くっつけることを、署名検査者は続けることができる第3のステップと、
署名者が、自分で、しかし今度は邪魔になるものなしでオリジナルの文書において、または他の異なる媒体において、彼/彼女の署名を実証することを、署名検査者は、また、要求することができる第4のステップと、
そして、署名検査者は、第2および/または第3のステップの異なる邪魔になるものの上の、第4のステップの邪魔になるものなしで、結果としての署名の構造を照合し、また、それらを互いに照合し、結果としての署名の各々の1つを、第2のステップの疑われるとみなされる署名の構造に対して、および疑問の余地がないとみなされる署名の構造に対して照合して、照明検査者の裁量に従って、照合された署名の構造において正確な一致または不一致があるので、彼/彼女が疑われる署名を有効として容認するか、または拒否するかを肉眼で決定することができる第5のステップと、
署名検査者は、第1のステップの疑われる署名を有効として容認するか、または拒否する第6のステップと、を有し、署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、任意の他のメディアまたは媒体において1つ以上の邪魔になるものの上において、またはそのようなメディアまたは媒体において空白に対応する領域のみにおいて事前に登録されたものであり、署名を疑う余地がないとみなすことができさえするのは、邪魔になるものの使用なしで署名検査者の前で確認されるべき同一の文書において書かれたばかりのものであり、同様に、署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、署名者がオリジナルの文書内に配置され、くっつけられた邪魔になるものの上に書き添えたものであり、
この方法は、署名検査者が都合がよいと考える回数繰り返されることが可能である、方法。
【請求項6】
方法であって、
この方法は、署名されることを必要とする、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の、1つ以上の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に事前に配置し、くっつけた文書において行われることが可能であり、署名する人はそのような邪魔になるものの上に署名しなければならない第1のステップと、
任意の時において行われる専門家または専門家でない者の起こり得る検査のために、そのような署名を、同時に、疑われ、かつ疑う余地がない署名とみなす第2のステップと、
任意の時において専門家または専門家でない者は第1のステップにおいて書き添えられた署名を有効として容認するか、または拒否することができる第3のステップと、
を有する方法。
【請求項7】
方法であって、
この方法は、署名されることを必要とする、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の、1つ以上の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に事前に配置もくっつけもせず、スペースに署名され、または署名されていない文書において行われることが可能であり、署名は、この署名を認証しなければならない人の前で提示されるとき、署名の真正性を宣言する前に、書き添えられなければならない第1のステップと、
署名する人が、配置され、くっつけた邪魔になるものの上に彼/彼女の署名を書くことを繰り返す目的で、彼/彼女が、同一の文書内に、文書の任意の場所に、1つ以上の邪魔になるものを手作業でまたは機械的に配置し、くっつける第2のステップと、を有し、そして、この署名は、疑問の余地がない、署名者が書いたばかりの最初の署名とみなされ、
この方法は、署名を認証しなければならない人が都合がよいと考える回数繰り返されることが可能であり、文書内に含まれる認証それ自体では、疑う余地がないとみなされる署名を生じない、方法。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の方法の間の任意の時において、署名されることを必要とする、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の文書において、またはオリジナルの文書の外部の任意の他のメディアまたは媒体において、手作業でまたは機械的に配置され、くっつけられた邪魔になるものは、この方法から、内部および/または外部の段を形成するようにいつくかの邪魔になるものによる上りまたは下りの段に含まれることが可能であり、邪魔になるものの上で署名者が彼/彼女の署名を実証し、または邪魔になるものは、個々に次々に連続なまたは不連続な、または一括で、またはずらされ、連続なまたは不連続なやり方で、対称または非対称な形式で、順に、または不規則に、配置されることが可能であり、邪魔になるものは、特許の保護期間内に見出される既知のまたは新規な任意の物質であることが可能であり、同様に、邪魔になるものは、任意の色の、任意のサイズの、任意の時またはやり方で印刷された、または印刷されていない、内部に貫通した、または貫通していない、正方形、円形、長方形、または対称または非対称の任意の幾何学的な形状であることが可能であり、または邪魔になるものは、刻印された金属、または本発明を実施する人によって必要とされる結果に適切な、文書内に跡を作る任意の種類の任意の材質によって生じる、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の技術分野は、その内容の真正性または承認のために署名されることを必要とする、任意の言語または時間における任意の種類の文書における、人によって書き添えられた署名の見たところの手書き分析である。
【背景技術】
【0002】
先行技術から本発明まで、今日、任意の種類の文書がその内容の真正性または承認のために署名を必要とする人の活動の任意の環境において、その文書は、肉眼で有効な署名としてそれを容認し、または疑問を抱かせる署名としてそれを拒否しなければならない人(署名検査者)によって確認されると言えるので、現在、署名検査者は、文書に書き添えられた署名構造の正確な一致または不一致を明らかにするためのいかなる本来の方法も有さず、署名検査者は、本来、署名された文書を容認または拒否する決定を行う手書き分析の専門家ではないので、彼/彼女の経験を有するのみであり、現在、署名の構造の分析において、署名が書かれたインク器具の通常の字体を妨げる使用される邪魔になるものはなく、署名を必要とする文書は署名を有さない時、かつそれに署名する時に、署名されるべき邪魔になるものから自由である、と言うことができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
しかし、この文書に提示される本発明を用いて、署名検査者がこの方法を使用するとき、その上に評価される署名が書き添えられなければならない1つまたはいくつかの段を生じる1つの/いくつかの邪魔になるものをそのような分析のために使用して、それを本来の疑う余地がない署名とみなされるものと照合して、疑わしい署名の正確な一致または不一致を明らかにすることを可能にするので、今後、署名されることを必要とする任意の言語における任意の種類の文書を任意の時に肉眼で確認する責任がある人は、そのような文書内に書き添えられた署名が有効として容認されることが可能であるか、またはそれが疑問を抱かせる署名であるので拒否されることが可能であるかを分析することができ、この/これらの邪魔になるものは、今後、手書き分析の専門家の作業のための「先験的な」、「本来の」、かつ「経験的な」な器具ともみなされることが可能である。
【0004】
人の自身の手書き署名を通してその内容の認証または承認を必要とする、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の言語における任意の種類の文書を任意の時に確認する、発明された方法の説明は、確認されるべき文書の場所の上方に/上に、または確認されるべき文書の他の外部の媒体において、配置され、くっつけられた邪魔になるものの上に本来書き添えられた1つの署名に対して、疑う余地がない署名を照合することである。
【0005】
本発明の目的は、疑わしい署名の筆跡分析において専門家の理論的で技術的な知識を有さない人が、任意の言語または時間において英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の文書において書き添えられた署名を有効として容認するか、または拒否するために、最新の迅速さに従って、注意深く、用心して振る舞うことができるように、肉眼でそれを確認し、そのような目的のために、任意の幾何学的形状の、任意の種類の材質または任意の色の、確認されるべき文書の場所の上方に/上に、または確認されるべき文書の他の外部の媒体の上に、配置され、くっつけられた、1つまたはいくつかの邪魔になるものの上に書き添えられた署名を評価することによって、自身の手書き署名の正確な一致または不一致を明らかにすることであり、そのような邪魔になるものは、それを用いて署名が書かれるインク器具の通常の字体を妨げ、邪魔になるものの上の署名の結果の構造が、疑わしい署名の構造および/または疑う余地がないとみなされる署名の構造と照合される。
【0006】
本発明の技術分野は、その内容を認証または承認するために署名されることを必要とする、任意の言語における文書における、人によって書き添えられる署名の手書き分析である。
【0007】
本発明は、疑わしい署名の筆跡分析における専門家の理論的で技術的な知識を有さない人が、英数字情報を有するまたは英数字情報を有さない任意の種類の文書において書き添えられた署名を有効として容認するか、または拒否するために、最新の迅速さに従って、注意深く、用心して振る舞うことができるように、肉眼でそれを確認し、そのような目的のために、任意の幾何学的形状の、任意の種類の材質または任意の色の、確認されるべき文書の場所の上方に/上に、または確認されるべき文書の他の外部の媒体の上に、配置され、くっつけられた、1つまたはいくつかの邪魔になるものの上に書き添えられた署名を評価することによって、自身の手書き署名の正確な一致または不一致を明らかにすることからなり、そのような邪魔になるものは、それを用いて署名が書かれるインク器具の通常の字体を妨げ、邪魔になるものの上の署名の結果の構造が、疑わしい署名の構造および/または疑う余地がないとみなされる署名の構造と照合される。
【0008】
本発明の方法において、邪魔になるものは、署名が書き添えられるとき困難を生じ、オリジナルの署名者の手書きの筆跡の識別情報の特有の特徴および基本的な要素を構成する手書きの筆記の描かれた線において停止および揺れを引き起こし、そのような邪魔になるものによって引き起こされる物理的な妨害、および署名が繰り返されるとき本発明によって引き起こされる邪魔になるものの物理的な妨害は、オリジナルの署名者によってのみ訂正されることが可能であり、従って、本発明は、手書きの最初から最後までの自然な遂行において相違点、逸脱、合致、識別があるかどうかを明確に明らかにし、これは、専門家でない人が、評価される署名の本来の形態学上の寸法が同一の人によって書き添えられたか、または書き添えられていないかを結論できることを可能にする。
【0009】
そして、そのような方法の前に、本発明は、署名検査者が肉眼で観察し、承認または同意のために提示された署名を直接に評価することを可能にし、疑わしい理由付けがあるか否か、真正な署名と相似点または類似点があるかどうかを、リアルタイムで結論することが可能であり、従って、彼/彼女は、任意の時に、署名検査者が手書き分析の専門家であることに依存せずに、確認されるべき提示された文書を拒否または認証することが可能である。
【0010】
本発明は、肉眼で疑わしい署名を分析することによってその最も十分な程度で詐欺を防ぐように意図され、この分野における専門家であることなく、リアルタイムで、拒否するか容認するかを結論することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】(A)は通常のスペースに明記される署名を有する文書を表わし、(B)は邪魔になるものの上に明記される署名を有する文書を表わし、(C)は署名のためのいくつかのインク器具を表わし、(D)はいくつかの物理的に邪魔になるものを表わす。
図2】(A)は木材、ガラス、金属、その他の3つの異なる種類の筆跡の机のスペースを表わし、(B)は座っている署名の筆跡の机のスペースを表わし、(C)立っている署名の筆跡の机のスペースを表わす。
図3】疑う余地がない署名は、疑わしい署名を含む文書の外部にある他の文書であり(A)、またはデジタルシステムであり(B)、または署名の証明書であり(C)、または邪魔になるものの上にあり(D)、または邪魔になるもののない本来の署名である(E)。
図4】(A)〜(E)は、邪魔になるものがなくて行われたいくつかの種類の署名、および本発明の実施による(付帯的な再現のための色のような)異なる種類の邪魔になるものがあって行われた同一の署名である。
図5A】各請求項を表わす。
図5B】各請求項を表わす。
図5C】各請求項を表わす。
図5D】各請求項を表わす。
図5E】各請求項を表わす。
図5F】各請求項を表わす。
図5G】各請求項を表わす。
図5H】各請求項を表わす。
図6】(A)は邪魔になるものの上に署名がある銀行口座名義人の小切手、(B)はパスポート、(C)は出入国管理において旅行者の入国の許可または拒否を判断する入国審査官、(D)は署名の効力の後の検証のために邪魔になるものの上に署名のある裁判上の決定を表わす。
【発明を実施するための形態】
【0012】
そのような効果のために、発明された方法は、確認されるべき文書の場所において、またはそのような文書の他の外部の媒体において、配置され、くっつけられた1つの/いくつかの邪魔になるものの上に署名することからなり、上記の邪魔になるものは、署名するためにインク器具が使用されるより前に物理的な妨害を引き起こす少なくとも1つの物理的な段/邪魔になるものを生じ、そのような署名はそのような邪魔になるものの上に本来書き添えられなければならず、邪魔になるものの上に署名を書き添える結果は、自身の署名を用いて確認されるべき文書の内容を認証または承認する人の疑う余地がない署名に対して照合され、この方法は署名検査者が都合がよいと考える回数繰り返されることが可能である。「経験的な」分析のために邪魔になるものの上に署名を書き添えることも可能である。
【0013】
そのような邪魔になるものは、手で配置されるならば慎重な距離を有して、または機械的に配置されるならば計算された距離を有して、署名の場所の上に配置され、くっつけられ、他のものの上に、または他のものから離れて、それを書き添えるそのような邪魔になるものを用いて生成された1つより多くの段を生じさせることが可能であり、邪魔になるものの特定のサイズおよび邪魔になるものの数は、署名のサイズに依存し、方法を行う人にも依存する。邪魔になるものが配置され、くっつけられる距離は、署名されるべき文書のサイズに依存する。邪魔になるものは、手で、または機械的に、事前に、配置され、くっつけられることが可能であり、または、署名検査者が都合がよいと考えるならば、再度確認する目的で、署名する時において、文書への署名の後でさえ、配置され、くっつけられることが可能である。方法が行われる文書における順序および/または位置は、結果を変更し、または変えない。
【0014】
邪魔になるものの上に書き添えられた署名は、署名を疑う余地がないとみなされるものに対して照合される。
【0015】
署名を疑問の余地がないとみなすことができるのは、(A)任意の他のメディアまたは媒体において1つ以上の邪魔になるものの上において、またはそのようなメディアまたは媒体において空白に対応する領域のみにおいて事前に登録されたもの、(B)オリジナルの文書における邪魔になるものの上に既に書き添えられた署名、(C)確認されるべき同一の文書における対応するスペースにおいて最初に既に書き添えられた署名、(D)署名検査者の前で確認されるべき同一の文書内の対応するスペースにおいて署名者が書き添えたばかりの疑われる署名それ自体、(E)署名者が書いたばかりの最初の署名。
【0016】
邪魔になるものの材質および厚さは、任意の種類および色または透明であることが可能であり、そのような決定は、方法を実施する人に依存する。
【0017】
方法を行うために書くための任意の種類の、任意の種類の色の、かつ任意の種類のインクのインク器具を使用する。
【0018】
異なる程度の分析を取得するために、本来の署名を書き添えるために異なる程度の段/邪魔になるものを生じるために、またはいつでも疑う余地がない署名として使用されるべき文書内の署名を書き添えるために、邪魔になるものの上に邪魔になるものが重ね合わされることが可能であり、同様に、邪魔になるものは、全ての署名の中央に配置され、くっつけられることが可能であり、それは、ユーザが取得したい結果の使用および程度に依存して、正方形、円形、長方形、または任意の対称または非対称の幾何学的形状であることが可能であり、また、確認されるべき署名のサイズに依存して次々にいくつかの邪魔になるものが連続的にまたは不連続に配置されることが可能であり、結果としての邪魔になるものは、任意の厚さであることが可能であり、段を引き起こし得る。
【0019】
<現在の技術およびこの発明を用いて解決されるその固有の課題>
従って、本発明の目的は、そのような署名が、それが虚偽/詐欺の署名であるので彼/彼女によって書き添えられた自身の手書き署名でないと分かったならば、同様に、署名が虚偽であるならば書き添えられた署名について有効としてそのような文書を容認する行為が第三者にまたは公の権威に損害を引き起こすとき、そのような文書に署名するように認証された人に権利侵害を引き起こし得る文書において書き添えられた署名の明らかさを引き起こすことである。
【0020】
社会におけるこの現在の課題を解決するために、本発明は、分析されるべき署名の証拠を明確にするために、そのような明確さを引き起こし、任意のやり方で事前に登録された疑問の余地がない署名の構造とそのような署名を比較するために、疑問を抱かせる署名の構造を肉眼で目立たせ、そのような効果のために、方法は、オリジナルの署名者の手書きの識別情報の特有の特徴および基本的な要素を構成する彼/彼女の手書きにおいて停止および揺れを引き起こす、署名する人に、人工的な邪魔になるものからなる段を生じるために、確認されるべき文書に(または確認されるべき文書の他の外部の媒体において)配置し、くっつけた邪魔になるものを使用する。
【0021】
そのような邪魔になるものによって引き起こされる物理的な妨害は本発明を引き起こし、いくつかの手書きの字体の最初から最後までの自然な遂行において、相違点、逸脱、合致、識別があるかどうかを本発明が明確に立証するかに応じて、彼/彼女の署名の構造を形成する全般的な個々の順序の特徴の集合において、オリジナルの署名者によってのみ訂正されることが可能であり、これは、本来、専門家でない人が、評価される署名の形態学上の寸法が同一の人によって書き添えられ、または書き添えられていないかを結論することができることを可能にし、本発明の上記のそのような方法は、署名検査者が、一見して観察し、承認または同意のために提示された署名を直接に評価することを可能にし、疑わしい理由付けがあるか否か、真正な署名と類似点または相似点があるかどうかを、リアルタイムで結論することが可能であり、従って、署名検査者は、署名検査者が手書き分析の専門家であることに依存せずに、確認されるべき提示された文書を拒否または容認することが可能である。
【0022】
要するに、本発明は、低コストで効果的、簡単、かつ容易なやり方で署名の手書き分析を可能にし、物理的および心理的な不便さ(署名検査者の前で行われるとき、署名するために使用される圧力)を有して行われる疑われる署名と、1つの疑う余地がない署名を比較するために使用し、署名および/または署名者の有効性に関して最良の決定を行うことが容易である。本発明は、それを容認または拒否するために、(署名されることを必要とする)文書を確認することが必要である、任意の言語において、任意の国において、任意の時に、任意の人の活動において行われ得る。本発明は、肉眼で疑わしい署名を分析することによって、その最も十分な程度で詐欺を防ぐように意図され、この分野における専門家であることなく、リアルタイムで、それが拒否されるか容認されるかを結論することが可能である。
【0023】
<本発明の有利な効果>
従って、手書きに関連する物から、我々は、対象の異なる技術の提案に本発明を提示する。
(1)Solange Pellatの陳述に関して、任意の言語において審査に人および彼/彼女の署名を提示するために、署名は評価される人の脳の刺激から直接に生じることを強化することを本発明は可能にする、と我々は述べることが可能であり、それは邪魔になるものの段を用いて「壊す」ので、ゆっくり行うことができないという努力を妨げ、それは、それ自体、特有の困難な状況からなるので重要な道具を構成し、さらに、署名の手書きの字体を、文書に署名しなければならない人のものであることを引き起こし、これは、自身の署名を隠すことまたは第三者の署名の模倣を妨げ、手書きの個性を強調するだけでなく、私(その人自身)の行為を強化するので、これらはリアルタイムで本発明を用いて困難である。
【0024】
(2)Ludwing Klagesの陳述に関して、本発明は、無意識の本能的な行為を除去できることなく、署名を行う人の自身の表現を義務付けるので、第三者の署名の複製を妨げ、動きの推測された結果の無意識の待機を起させる内的な表象を妨げる、と我々は述べることが可能であり、虚偽の署名、模倣されたまたは匿名文字の署名を示すかどうかの、肉眼での観察を可能とする最も明らかな手書きの筆の運びの遂行を目立たせ、曲線および角のある手書きを修正することを困難にし、署名する人が努力を強いるとき、彼/彼女は偽造の個別化を立証し、それは、彼/彼女が書くとき自発的なコントロールの困難さを引き起こし、署名を書き添える人の速さ、範囲および圧力の個性を強化する。
【0025】
(3)P HUMBERTの陳述に関して、本発明が類似点を妨げるとき、本発明は署名の真正性を証明する類似点をより不十分にする、と我々は述べることが可能である。
【0026】
(4)SAUDEKの陳述のいくつかに関して、本発明は、Saudekの基本的な原理の下で人の署名を審査するために提示することを可能にする、と我々は述べることが可能である。同時に、書くことのこれらの5つの要素、a)形式の豊富さおよび多様さ、b)寸法(大きさ)、c)つながり方、d)傾き、e)圧力、の他の人の手書きを誰も模倣することができない。
【0027】
(5)MORETTIの意見に関して、その原理的な規則が署名を評価する人(署名検査者)の常識である検査に過ぎない本発明は、集中したやり方で、特定の対象について、彼/彼女が彼/彼女の署名をしなければならないので、署名者の様々な状態の中にいくぶん客観的に影響を引き起こし得る、と我々は述べることが可能であり、同時に、彼/彼女の意図が、署名を審査する人に明らかである、彼/彼女の署名を隠すこと、または第三者の署名の模倣であるならば、彼/彼女の状態に強制する。
【0028】
(6)言語、運動機能、感情のようないくつかの機能によって作り上げられる手書きに導く過程に関して、本発明は、筆跡の机のスペースにおける構成において存在し、邪魔になるものを有する用紙へのインク器具の接近のような準備的な動き、および1つの文字と他との間および単語の間のいくつかの停止および空白、点、「t」カット、句読点、連続した文字の結合部分による、紙から離れる動きおよび邪魔になるものを生じる段を含む作業する動きの両方は、署名する行為のために必要な全ての動きの集合の根源である、と我々は述べることが可能である。本発明は、字体を得るために使用される動きの集合の筆跡が難しく見える字体を誘発する。
【0029】
(7)本発明の結果は、年齢、性別、文化、国籍、職業または左利きで書くことの特徴のような書くことの自身の特性によって変わらない、と我々は述べることが可能である。
【0030】
(8)本発明は、審査者が手書き分析の専門家でないとき疑わしい署名を審査する人の常識を使用する専門家の作業であり、本発明が分析のもう1つの道具である専門家である人のためのものである、と我々は述べることが可能である。
【0031】
(9)本発明は、彼/彼女の署名において書き添えられた人の文字の特徴をサイズ変更する、と我々は述べることが可能であり、それは、疑う余地がない署名として疑わしい署名を容認するか否かを決定する筆使いを明らかにすることを可能にすることを意味する。
【0032】
本発明は、専門的な器具なしで即座の観察を通して署名を評価するために使用される、と我々は述べることが可能である。
【0033】
(1)本発明自体は、常に、手書きすること、使用される紙、および適切な媒体表面を個別化するオリジナルの文書であり、削除、追加、修正、手直し、および置換の存在を防止し、これは、筆記の程度、特に署名の自発性および性質を確認するための描かれた線の観察を強化する。
【0034】
(2)結論として、本発明は、痕跡の類似点、相似点、および同一性の比較において、主として、全体としての筆記の痕跡、それを行う署名の実施を目立たせるので、本発明は、専門家でない者の手書きの分析は、邪魔になるものの上に明記された署名を用いた肉眼での比較による分析の調査を誘発し得るという事実に、専門家による査定を合成し、本発明は、署名を評価する人の肉眼での次の事実を明らかにする最終判断を可能にする。
a.性質および自発性
b.ただ一つであるかどうかを含む特徴の質
c.不一致
d.著しい相違
e.あらゆる質的な相違
f.両立または矛盾する筆跡および振る舞い
g.おそらく、速さ、全体のバランスおよび調和、署名を生じる活力の外見に関する誠実さおよび真正性の目立つ兆候
h.遅さ、全体の不調和、不安の表れ、頻繁なやり直し、彼/彼女の左手によるもの、活力の欠如、および手直しの防止に関する、誠実さの欠如の兆候に関する偽造、そして可能性のある偽造の署名の兆候を目立たせる
i.彼/彼女の署名を隠しているとき、また誰かが他の人の署名を模倣したいとき、署名のゆがみによる偽造の署名を目立たせる
j.本発明は、邪魔になるものがそれをすることを可能にしないので、移動を直接的になぞることによる、または間接的になぞることによる模倣を防止し、また切り出し合成および合成写真による模倣も防止する
k.本発明は、軌跡の不完全さ、滞り、揺れ、遅れ、弱い震えの増加、モデルを観察および複製する綿密な細部、不自然な中断、やり直し、手直し、悪い字体の訂正、削除、真正な署名との過度の同一性を含む虚偽の認識の率を強化する。
l.本発明は、震え、遅さ、インクの文字への浸透、描かれた線における中断または停止、インクの分量、「i」における2つの点、注意し過ぎ、短い署名、重ねられた描かれた線の同一性、より伸びる線における手直し、文字の高さにおけるうねりまたは変動、サンプルを与えるための限られた利用可能性、のような虚偽の率を強化する。
【0035】
<産業上の応用>
本発明のいくつかの領域
(1)経済の領域における、あらゆる種類のあらゆる銀行または金融機関における、取引の保証金における文書、当座預金、あらゆる種類の証明書、あらゆる種類の債券、他のあらゆる種類のポートフォリオ証券、借金、預金、国内および外国の不動産取引、信用および担保の取引、第三者のための現金の受け取りおよび支払い、安全な預け入れボックス、出納小切手、ならびに、価値の管理および他のあらゆる種類の保管および執行、あらゆる程度および種類の政府の税金の収集、リースのような担保取引、ファクタリング、投資ファンド、受託者の活動、クレジットおよびデビットカード、ならびに、あらゆる種類の保険証書、あらゆる種類の契約、あらゆる種類のあらゆる小切手において署名されるべき文書のような、認証、容認、発行、収集および/または裏書きのために署名されることが必要であるもの。
【0036】
(2)法律の領域における、あらゆる種類の第三者への効力を有するあらゆる公的および/または私的な法的機関における、あらゆる種類の法的決定、命令および法廷の報告、真正な署名、あらゆる種類の宣誓供述書、あらゆる種類の法的和解、法的管理の記録または紙、あらゆる種類および性質の公的および/または私的な契約証書、あらゆる種類の所有権証書、あらゆる種類の遺言、あらゆる種類の所有権登記書、市民の領域における登録、取り消し、猶予、および特に、誕生、結婚、離婚、死亡の証明書を含む文書のような承認、容認、登記申請、発行、通知、証明書のような署名されることが必要であるもの。
【0037】
(3)外交の領域における、あらゆる種類のあらゆる外交機関において、特に、a)管理法を通過させ、その領域内で効力を有する外国の文書の合法化、b)政府間の合意の署名、c)それを携帯する人の手書きの明記された署名を通して国際パスポートを有効にする管理、のような認証、容認、登録申請、発行、通知、証明文書について署名されることが必要であるもの。
【0038】
(4)商業の領域における、あらゆる種類のあらゆる商業機関において、特に、a)株主総会、b)商業記録、c)株券証書、d)会社登記の書式、e)雇用関係、f)あらゆる種類の契約および役職、g)雇用支援の身上および帳簿の情報、h)商業上の決議および証明書、i)あらゆる種類の商業帳簿に含まれる行為、j)請求書の発行および受領、購買注文、販売注文、商品の受取書、苦情、払い戻し、運送記録、返品、あらゆる種類の副票、のような文書における認証、容認、登録申請、発行、通知、証明書について署名されることを要求されるもの。
【0039】
(5)政府の領域における、あらゆる程度の、あらゆる種類のあらゆる政府機関において、あらゆる政府および/または行政の決定、同意、命令、証明書、政府の報告および/または行政の規定、同意、命令、証明書、あらゆる種類の政府および/または行政の報告、政府および/または行政の管理の帳簿または情報、あらゆる種類および性質の政府および/または行政の公的または私的な契約証書、あらゆる程度およびあらゆる種類の政府の合意、法律または立法上の命令、あらゆる種類の立法機関、教育上の資格、あらゆる納税機関、社会支援の様式、政府機関によって発行されたあらゆる程度およびあらゆる種類の免許または許可、あらゆる種類の国営の入札の参加および許可を含む文書のような承認、容認、登記申請、発行、通知、証明書について署名されることが必要であるもの。
図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図5C
図5D
図5E
図5F
図5G
図5H
図6
【国際調査報告】