特表2017-538254(P2017-538254A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特表2017-538254照明装置、照明装置構成方法、コンピュータプログラム製品、計算処理デバイス及び照明システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-538254(P2017-538254A)
(43)【公表日】2017年12月21日
(54)【発明の名称】照明装置、照明装置構成方法、コンピュータプログラム製品、計算処理デバイス及び照明システム
(51)【国際特許分類】
   F21V 9/10 20060101AFI20171124BHJP
   F21V 13/02 20060101ALI20171124BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20171124BHJP
   F21S 2/00 20160101ALI20171124BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20171124BHJP
   F21Y 115/15 20160101ALN20171124BHJP
【FI】
   F21V9/10 400
   F21V13/02 400
   F21V23/00 140
   F21S2/00 110
   F21Y115:10
   F21Y115:15
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2017-525557(P2017-525557)
(86)(22)【出願日】2015年11月9日
(85)【翻訳文提出日】2017年5月11日
(86)【国際出願番号】EP2015076002
(87)【国際公開番号】WO2016075055
(87)【国際公開日】20160519
(31)【優先権主張番号】14193076.8
(32)【優先日】2014年11月13日
(33)【優先権主張国】EP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.SMALLTALK
(71)【出願人】
【識別番号】516043960
【氏名又は名称】フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ
(74)【代理人】
【識別番号】110001690
【氏名又は名称】特許業務法人M&Sパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】ハゲラー ジョリス ヒュバータス アントニウス
(72)【発明者】
【氏名】アンセムス ヨハネス ペトルス マリア
(72)【発明者】
【氏名】スカリア アブラハム バマタティル
(72)【発明者】
【氏名】ヴォロエゴプ アート ヤン
【テーマコード(参考)】
3K014
3K243
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K243MA01
(57)【要約】
本発明は、光出口窓104、104’、104’’、204、304’、304’’、404’、404’’、604、804’、804’’、804’’’、904’、904’’、1004、1004’、1004’’のアレイ102を含む照明装置100であって、各光出口窓は、第1の半透明を有する第1の状態と第2の半透明を有する第2の状態との間で少なくとも調整可能な材料と、その材料の半透明を調整するための電極装置112とを含む、照明装置100を提供する。そのような照明装置100は、照明を提供している間には様々な照明効果をもたらし、加えて、周囲照明下で眺められる場合には様々な審美効果をもたらし得る。照明装置を構成する方法1100、その方法を実施するためのコンピュータプログラム製品1200、そのコンピュータプログラム製品を含む計算処理デバイス1300、及び照明装置100を含む照明システムもまた提供される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
各モジュール素子が、光出口窓と、前記光出口窓を照明する一組のソリッドステート照明素子と、不透明壁構造物とを含む、モザイク式に配列されたモジュール素子を含む照明装置であって、
前記不透明壁構造物は、前記光出口窓への前記一組のソリッドステート照明素子の発光出力の範囲を定め、
各前記光出口窓は、第1の半透明を有する第1の状態と第2の半透明を有する第2の状態との間で少なくとも調整可能な材料と、前記材料の半透明を調整するための電極装置とを含む、照明装置。
【請求項2】
前記光出口窓はグループをなして配置され、各グループは個別にアドレス指定可能である、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
各グループは、単一の光出口窓又は複数の光出口窓を含む、請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
光出口窓のアレイの各光出口窓に接しているソリッドステート照明素子をさらに含む、請求項1乃至3の何れか一項に記載の照明装置。
【請求項5】
各組のソリッドステート照明素子は、選択された着色光を提供するように調整可能である、請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
各光出口窓の前記材料は、ポリマー分散液晶材料である、請求項1乃至5の何れか一項に記載の照明装置。
【請求項7】
実質的に球状の外形を有する、請求項1乃至6の何れか一項に記載の照明装置。
【請求項8】
前記光出口窓の各々の形状は、正三角形、正五角形及び正六角形からなるグループから選択される、請求項1乃至7の何れか一項に記載の照明装置。
【請求項9】
請求項1乃至8の何れか一項に記載の照明装置であって、構成命令を受信するよう適合した照明装置を構成する方法であって、前記方法は、
前記照明装置の材料を構成するための構成命令を特定するユーザ入力を受信するステップと、
前記構成命令を前記照明装置に送信するステップとを含む、方法。
【請求項10】
計算処理デバイスの1つ以上のプロセッサ上で実行されたときに請求項9に記載の照明装置を構成する方法を実施するためのコンピュータプログラムコードを含むコンピュータ可読記憶媒体を含む、コンピュータプログラム製品。
【請求項11】
少なくとも1つのプロセッサと請求項10に記載のコンピュータプログラム製品とを含む計算処理デバイスであって、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータプログラム製品のコンピュータプログラムコードを実行する、計算処理デバイス。
【請求項12】
請求項1乃至8の何れか一項に記載の照明装置と、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品又は請求項11に記載の計算処理デバイスとを含む、照明システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関する。
【0002】
本発明はまた、その照明装置を構成する方法、その方法を実施するためのコンピュータプログラム製品、及びそのコンピュータプログラム製品を含む計算処理デバイスに関する。
【0003】
本発明はまた、その照明装置を含む照明システムに関する。
【背景技術】
【0004】
IFTTT(If This Then That)技術が、照明デバイス及び照明装置に成功裏に組み入れられてきた。そのような技術は、規定の前提条件が満たされたことに応じて規定の光出力が生成される応答技術と考えられ得る。例えば、雨が降り始めたら、照明デバイスから放出される光の色が青色に変更され得、又は、ユーザがソーシャルメディアウェブサイト上の写真においてタグ付けされたら、照明デバイスから放出される光が点滅し得、代替例としては、夕方、例えば特定の時間、例えば午後6時になると、照明デバイスがオンになり得る。そのような条件文は、「レシピ」として知られ得る。これらの技術は消費者に有用な情報を伝え、より大きな利便性を提供し得る。これらの技術はまた、完全なホームオートメーション及びインテグレーションへの移行を可能にする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
照明効果に関して高度な機能を提供するだけでなく、同時に心地よい審美的外観も有しており、特に、照明装置が照明を提供していないときに高度な機能を提供し得る、照明装置を提供することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、とりわけ、照明装置が照らされている間及びオフの間の両方において高度な機能を提供し得る照明装置を提供しようとするものである。
【0007】
本発明は更に、そのような照明装置を構成する方法を提供しようとするものである。
【0008】
本発明は更に、そのような方法を実施するコンピュータプログラム製品を提供しようとするものである。
【0009】
本発明は更に、そのようなコンピュータプログラム製品を含む計算処理デバイスを提供しようとするものである。
【0010】
本発明は更に、当該照明装置とコンピュータプログラム製品及び/又は計算処理デバイスとを含む照明システムを提供しようとするものである。
【0011】
一態様によれば、各モジュール素子が、光出口窓と、光出口窓を照明するように構成された一組のソリッドステート照明素子と、不透明壁構造物とを含む、モザイク式に配列されたモジュール素子を含む照明装置が提供され、その不透明壁構造物は、各光出口窓への各組のソリッドステート照明素子の発光出力の範囲を定めるために配置され、各光出口窓は、第1の半透明を有する第1の状態と第2の半透明を有する第2の状態との間で少なくとも調整可能な材料と、その材料の半透明を調整するための電極装置とを含む。
【0012】
そのような照明装置は、照明を提供している間には様々な照明効果をもたらし、加えて、周囲照明下で眺められる場合には様々な審美効果をもたらし得る。これらの効果は、照明装置が照明を提供していないときでさえも照明装置によってユーザに情報が伝達されるので、IFTTT技術と組み合わせて実施される場合に特に有利である。
【0013】
光出口窓は、グループをなして配置され得、各グループは、個別にアドレス指定可能である。各グループは、単一の光出口窓又は複数の光出口窓を含み得る。
【0014】
これは、非常に多くの異なる照明効果及び照明装置外観が提供されることを可能にし得る。これらの外観は、照明装置が照らされている間及び照明装置が周囲光下で眺められている間の両方において観察され得る。
【0015】
当該照明装置は、アレイの各光出口窓に接しているソリッドステート照明素子をさらに含み得る。ソリッドステート照明素子は、有機発光ダイオード(OLED)(例えば、薄膜OLED)であり得る。この構成において、各光出口窓から発される光の量は、独立して変更され得る。これは、照明装置によって生成され得る照明効果の数を増加させ得る。
【0016】
当該照明装置は、ソリッドステート照明素子の組のアレイを含み、各組は、それぞれの光出口窓を照明するように構成される。これは、各光出口窓から発される光が個別に制御され得る、したがって多くの異なる照明効果をもたらし得る、代替的な構成である。
【0017】
各組は、選択された着色光を提供するように調整可能であり得る。これは、当該照明装置が多数の着色照明効果をもたらすことを可能にし得る。そのような照明効果は、ある特定の用途において所望され、ユーザ命令に基づいて生成され得る。代替的に、当該照明装置は、IFTTT「レシピ」に応じて特定の着色光(例えば、テキストメッセージに対しては赤色及び電子メールに対しては緑色)を提供するように構成され得る。
【0018】
当該照明装置は、各それぞれの光出口窓へと各組のソリッドステート照明素子の発光出力の範囲を定めるための不透明壁構造物をさらに含み得る。このようにすることで、隣接した光出口窓間のコントラストが向上され、それにより、より印象的な発光効果が照明装置により提供され得る。
【0019】
不透明壁構造物は、各組のソリッドステート照明素子の発光出力を各それぞれの光出口窓に反射するために拡散反射性又は正反射性であり得る。これは、照明装置の特定の審美的外観を提供し、また、ある特定の用途において所望され得る特定の照明効果も提供し得る。さらに、そのような反射性壁構造物は、照明装置の発光効率を向上させ得る。
【0020】
当該照明装置は、各モジュール素子が光出口窓と光出口窓を照明するように構成された一組のソリッドステート照明素子とを含む、モザイク式に配列されたモジュール素子を含み得る。そのようなモジュール素子の使用は、多くの、類似しているが異なる、様々な形状の照明装置の費用効果的な構築を可能にし得る。
【0021】
モジュール設計アプローチは、モジュールとして知られるより小さな部分にシステムを細分し、これらのモジュールは、独立して作られ、次いで異なるシステムで使用され得る。これは、より少数の素子が種々様々な照明装置形状を作り上げるために必要とされるので、費用削減において利点をもたらす。当該照明装置は、中空の中央領域が多くの場合に存在する最終形状で箱詰めされるのではなく、平箱包装され得るので、より小さな空間しか保管のために必要とされない。
【0022】
モジュールアプローチはまた、照明装置のエンドユーザが照明装置を1つの部屋から別の部屋に移動させるとき又は部屋が改装されたときに、照明装置のエンドユーザが、形状若しくは色又は他の機能について照明装置を再構成することを可能にし得る。これは、選び抜いた所望の形状又は色のモジュール素子を購入しこれらを使用して照明装置のエンドユーザが既に所有している照明装置の外観を変えるだけで達成され得る。
【0023】
より高度な柔軟性を可能にするためには、各モジュール素子が独自の組の光素子を含有すること、並びに、コネクタがモジュール素子間の機械的結合及び電気接続を可能にするために提供されることが好ましい。
【0024】
これらの素子が素子の辺上に配置された機械的結合手段を有し、そして、電気コネクタがモジュール素子の後面に位置し、電線が次の素子に接続するために使用されることも可能である。
【0025】
集中ドライバが、電線を介して全ての素子に電力を供給するために提供され得る、すなわち、集中ドライバが、素子に適用される一連のコネクタトレースによって、さらにはモジュール素子の各々における内部配線を介して素子に電力を供給するように構成され得る。
【0026】
別の実施形態において、ドライバは、1つ以上のモジュール素子に電力を供給するために使用され、これらの素子は、異なる照明効果又は異なる色が照明装置によって提供され得るようにグループをなして配置され得る。
【0027】
平らな表面のモザイク式配列は、タイルと呼ばれる1つ以上の幾何学的形状物を用いた、モザイク式に配列されたタイル間に重なり合う部分も隙間もない、平面タイリングである。
【0028】
二次元のモザイク式に配列された素子は、一連の規則に従っていかなる隙間もなしに平面を充填し、これらの規則は様々であり得、一般的には、1つの規則は、素子間の隙間を許容しないというものであり、別の規則は、1つの素子のいかなる角も、別の素子の辺沿いにあり得ないというものである。そのような規則的なモザイク式配列を構成し得る3つの形状は、正三角形、正方形及び正六角形である。これらの3つの形状のいずれかが、隙間なしに二次元平面に充填するために無限に複製され得る。
【0029】
多くの他の種類のモザイク式配列が、異なる規則下で可能であり、例えば、2種以上の正多角形を用いて作製されるが依然として各角において同じ多角形を有する半規則的モザイク式配列が8種類存在する。ロンバイトリヘキサゴナル(rhombitrihexagonal)モザイク式配列は、四角形、三角形及び六角形の素子を用いたモザイク式配列である。
【0030】
3D形状をモザイク式に配列することは、双曲平面における均一なタイリングとして説明され得る。双曲タイリングは、面として正多角形を有し且つ頂点推移的である双曲平面の辺対辺充填であり(すなわち、任意の頂点を任意の他のものへと写す等長変換が存在する)、当然、全ての頂点が一致し且つタイリングが高度の回転対称性及び並進対称性を有しているということにもなる。
【0031】
各光出口窓の材料は、ポリマー分散液晶材料であり得る。そのような材料は、異なる半透明特性を有する別個の状態の間で比較的容易に調整され得る。
【0032】
この材料は、光出口窓全体の全域にわたる単一ピクセルであり、代替的に、この材料は、ピクセル化され得る。材料がピクセル化される場合、個々のピクセルは、ディスプレイにおけるのと同様にアドレス指定され、このようにすることで、ある特定の用途において動的な投影が提供され得る。
【0033】
当該照明装置は、実質的に球状の外形を有し、これは、当該照明装置が、好都合に、(例えば、部屋の中央にある)従来のランプシェードを置き換えることを可能にし得る。
【0034】
光出口窓の各々の形状は、正三角形、正五角形及び正六角形からなるグループから選択され得る。加えて、当該照明装置の形状は、二十面体及び切頭二十面体からなるグループから選択され得る。そのような形状は、特に魅力的な照明装置を提供し得る。
【0035】
さらなる態様によれば、照明装置を構成する方法が提供され、この照明装置は、構成命令を受信するように適合され、この方法は、照明装置の材料を構成するための構成命令を特定するユーザ入力を受信するステップと、前記構成命令を照明装置に送信するステップとを含む。そのような方法は、ユーザが照明装置を(遠隔操作により)構成することを容易にし、これが、ユーザの満足をさらに促進し得る。
【0036】
更なる態様によれば、計算処理デバイスの1つ以上のプロセッサ上で実行されたときに照明装置を構成する方法を実施するためのコンピュータプログラムコードを含むコンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品が提供される。これは、汎用又は専用の計算処理デバイスでの当該方法の実行を容易にし、それにより、柔軟性を改善する。
【0037】
更なる態様によれば、少なくとも1つのプロセッサと当該コンピュータプログラム製品とを含む計算処理デバイスが提供され、その少なくとも1つのプロセッサは、前記製品のコンピュータプログラムコードを実行するように適合される。計算処理デバイスは、移動電話、ファブレット、タブレット、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、電子手帳、音楽プレーヤーからなるグループから選択され得、その結果、当該照明装置は汎用計算処理デバイスによって制御され得る。代替的に、計算処理デバイスは、専用照明コントローラ(例えば、照明装置又は照明システムの専用リモートコントローラ)であり得る。
【0038】
更なる態様によれば、上記の実施形態のうちの1つ以上に従う照明装置と、上述のコンピュータプログラム製品及び/又は上述の計算処理デバイスとを含む照明システムが提供される。そのような照明システムは、照明を提供していない間に調整され得る外観を有する構成可能な照明装置の包含から利益を得る。
【図面の簡単な説明】
【0039】
本発明の実施形態を、添付の図面を参照して、より詳細に、非限定的な例として説明する。
【0040】
図1】第1の構成における本発明の実施形態に従う照明装置の概略的透視図を示している。
図2】第2の構成における図1の照明装置の概略的透視図を示している。
図3】第3の構成における図1の照明装置の概略的透視図を示している。
図4】第4の構成における図1の照明装置の概略的透視図を示している。
図5図1の照明装置を概略的に描いている。
図6】本発明の実施形態に従う照明装置を構成するために使用され得るモジュール素子の概略的断面図を示している。
図7】本発明の一実施形態に従う照明装置の概略的断面図を示している。
図8】本発明の実施形態に従う照明装置を構成するために使用され得るさらなるモジュール素子の概略的正面図(end on view)を示している。
図9】本発明の別の実施形態に従う照明装置の概略的透視図を示している。
図10】本発明のなお別の実施形態に従う照明装置の概略的透視図を示している。
図11】本発明の一実施形態に従う方法のフローチャートを描いている。
図12】本発明の一実施形態に従うコンピュータプログラム製品を描いている。
図13】本発明の一実施形態に従う計算処理デバイスを描いている。
【発明を実施するための形態】
【0041】
図は単に概略的なものであり、正確な縮尺率で描かれていないことが理解されるべきである。図の全体を通して、同じか又は類似の部分を示すために同じ参照番号が使用されることも理解されるべきである。
【0042】
本発明の実施形態は、照明装置、特に、高度な機能を有する照明装置に関する。特定された改善領域は、照明を提供していないときでさえも高度な機能を有する照明装置の提供である。
【0043】
以下において、当該照明装置の材料が第1又は第2の半透明を有すると述べられる場合、これは、この材料が、特定の半透明度を有することを意味する。例えば、この材料は、第1の半透明として高度の透明性及び第2の半透明として低度の透明性(例えば、拡散性又は散乱性である)を有し(又はその逆も言える)、第1の半透明は、第2の半透明よりも顕著であり、換言すれば、第2の半透明は、第1の半透明よりも透明であり得る。他の実施形態において、第2の半透明は、第1の半透明よりも顕著であり、換言すれば、第1の半透明は、第2の半透明よりも透明であり得る。
【0044】
本出願において、第1の半透明と、異なる第2の半透明との間で調整可能な材料に言及される場合、これは、半透明が徐々に調整され得る材料、すなわち、材料の全域にわたって適切な電圧を採用することにより引き起こされ得る無数の半透明状態を含む材料を含むことが理解されるべきである。
【0045】
一組のソリッドステート照明素子に言及される場合、そのような組は、ただ1つのソリッドステート照明素子しか含まないものであり、代替的に、そのような組は、複数のソリッドステート照明素子を含み得る。組が複数のソリッドステート照明素子を含む場合、ソリッドステート照明素子は、アレイ状に配置され得る。別の代替例は、大型のピクセル化ソリッドステート照明素子を組が含むことである。ソリッドステート照明素子は、発光ダイオード(LED)であり得る。異なる組は、互いに対して同じか又は異なるソリッドステート照明素子構成を有し得る。他の代替的な組及び素子は、当業者には明らかである。
【0046】
まず添付の図面の図1及び図5を参照すると、照明装置100の一実施形態は、光出口窓104のアレイ102を含むことが分かり得る。各光出口窓は、第1の半透明を有する第1の状態と第2の半透明を有する第2の状態との間で調整可能な材料であって、その結果、それの半透明が比較的高い状態とそれの半透明が比較的低い状態(すなわち、それは比較的透明である)との間で切り替えられ得る材料を含む。このようにすることで、照明装置は、異なる照明効果をもたらし、加えて、照明装置が照明を提供していないとき(例えば、昼間である場合)は、様々な外観を有し得る。例えば、図1に示された構成において、光出口窓104は比較的半透明であり、且つ照明装置100は照明を提供していないときでさえも艶消しの外観を有する。図2に示された別の構成において、光出口窓204は比較的透明であり、照明装置100は、照明を提供していないときでさえも透明な外観を有する。照明装置100が照明を提供している間、ユーザは、図1に示された構成においては柔らかい照明効果を観察し得るが、図2に示された構成においては、より直接的又は集中的な照明効果がユーザによって観察され得る。したがって、ユーザは、相対的に暗い中で(例えば、日没後に)照明装置100の照明効果を変化させ得るだけでなく、周囲照明下で眺められる場合の照明装置100の外観、すなわち、照明装置100それ自体の外観も変化させ得る。照明装置100は、以下により詳細に述べられるように、ユーザ入力に応じて、「レシピ」又は他の条件に応じて、図1及び図2に示される状態と以下に説明される他の状態との間で切り替えられ得る。
【0047】
第1の状態と第2の状態との間で光出口窓の材料の調整を容易にするために、アレイ102の光出口窓104は、図5に概略的に示されるような電極装置112を含む。装置112は、材料の全域にわたって適切な電圧を印加することによりこれらの異なる半透明状態の間で材料を調整し得ることとなるように構築される。電極装置112の電極は、任意の好適な構成で配置され得る。電極装置112の電極は、好ましくは、透明な導電性材料、例えば、導電性酸化物材料(例えば、インジウムスズ酸化物(ITO)、フッ素ドープスズ酸化物(FTO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、カーボンナノチューブベースの材料、グラフェンベースの材料、又は任意の他の好適な透明導電性材料)からなる。
【0048】
材料を調整し様々な異なる照明効果をもたらすのに適切な電圧を電極装置112に提供するために、照明装置100は、照明装置100をそれの異なる動作様式の間で切り替えるように構成されたコントローラ110をさらに含み得る。この目的のために、コントローラ110は、光出口窓104の材料を調整するために電極装置112に電気的に接続され、コントローラ110は、選択された様式に従って適切な材料グループ(1つ又は複数)を調整するように構成される。
【0049】
代替的に、コントローラは、照明装置100から省かれ得、例えば、材料は、外部コントローラによって制御され、この場合、照明装置100は、光出口窓104の材料に外部制御信号を提供するための複数の制御端末を含み得る。
【0050】
コントローラ110は、以下により詳細に説明されるように、構成命令を受信し、前記構成命令に従って材料を制御するように構成され得る。
【0051】
各光出口窓104の材料は、異なる半透明性を有する状態の間で調整され得る任意の好適な材料であり得る。一実施形態において、この材料は、ポリマー分散液晶(PDLC)材料である。他の頭字語も、そのような液晶系のために使用される。PDLC(ポリマー分散液晶)の他に、PNLC(ポリマーネットワーク液晶)、LCPC(液晶ポリマー複合体)、NCAP(ネマチック曲線式整列相)及びPSCT(ポリマー安定化コレステリック組織)という用語が使用される。そのような材料は、ポリマー材料に溶解又は分散された液晶を含む。PDLC材料は、基本的に、液晶の液滴が分散されたマトリックス材料である。ポリマー中の液晶の分散は、エマルジョン又は相分離の方法によって得られる。エマルジョンは、ポリビニルアルコール(PVA)ベース、ラテックスベース又は水ベースであり得る。相分離方法には、重合誘起相分離、熱誘起相分離及び溶媒誘起相分離が含まれる。
【0052】
マトリックス材料の重合には、アクリレート、メタクリレート又はビニル系の誘導体が使用され得る。代替的に、チオレン及びポリウレタン又は開環重合反応(例えば、エポキシ化学)が使用され得る。液晶自体は、非キラル及びキラル液晶であり得る。デバイスが散乱から透明状態ではなく吸収状態に変わることを可能にする二色性染料が、いくつかの種類のPDLCフィルムに組み込まれ得る。
【0053】
そのような材料の光学特性は、PDLC材料の全域にわたって電圧を印加することにより制御され得る。電圧の印加がなければ、液晶はランダムに配置され、これは、光が材料を透過する際の光の散乱を結果としてもたらし、拡散状態を生じる。これは、半透明(散乱)効果を有する材料を結果としてもたらし、結果として、材料は、不透明な外観を有し得、例えば、「白濁」して見える。PDLC材料は、可変の吸光度を用いるねじれネマチックディスプレイと対比され、PDLCは、偏光子の必要なしに、制御可能な散乱効果によって光を調整し得る。これの主な利点は、PDLC材料の方が高い光出力を有することである。
【0054】
電圧が材料に印加されると、材料の全域にわたる結果として生じる電場が液晶を整列させ、それにより、光がほとんど散乱することなく材料を透過することを可能にし、透明状態を結果としてもたらす。代替的に、一部の実施形態においては、液晶は、印加電圧がなければフィルムが透明であることとなるように予め整列されてもよい。電圧の印加時に、液晶は、液晶が光を散乱するような形で整列する。これは、より複雑な構成であり、より費用効果的でないので、より好まれないものである。両方の系において、液晶液滴の電気移動を妨げる又は少なくとも大幅に低減するために、AC電圧を印加することが一般的である。
【0055】
このように、印加電圧により透明度が制御され、調整され得る。例えば、より低い電圧においては、ほんの少しの液晶だけが電場において完全に整列し、且つ/又は液晶は部分的にしか整列しないので、光のほんの小さな部分だけが散乱されずに透過し、光の大部分が散乱される。印加電圧が高まるにつれて、より少数の液晶が整列しないままになり、より少ない光が散乱されるという結果になる。PDLC材料は、他の用途(例えば、プライバシー制御)のために一般的に使用されてきたので、それ自体はよく知られている。任意の好適なPDLC材料が、光出口窓104の材料として使用され得る。
【0056】
材料は、光出口窓104全体の全域にわたって単一のピクセルを規定し、この場合、材料の全域に対応するための単一の電極対を有する電極装置が存在する。代替的に、材料はピクセル化され、この場合は、各々が材料の別個の領域に対応するように配置される、複数の電極対を含む電極が存在する。換言すれば、材料がピクセル化される場合、個々のピクセルは、ディスプレイにおけるのと同様にアドレス指定され、このようにすることで、動的な投影が提供され得る。
【0057】
代替的に、少なくとも第1の半透明を有する第1の状態と第2の半透明を有する第2の状態との間で調整されることが可能な任意の他の材料が使用され得る。そのような材料は、例えば、スマートガラス又は切り替え可能ガラス技術などの技術分野において一般的に使用されている。そのような技術の非排他的なリストには、エレクトロクロミック、フォトクロミック、サーモクロミック、懸濁粒子及びマイクロブラインド技術が含まれる。
【0058】
光出口窓104の各々の形状は、正三角形、正五角形及び正六角形を含む形状のグループから選択され得る。他の形状もまた考慮され得るが、実質的に球状の照明装置100を作るにはより好適でないものであり得る。図1において、照明装置100は、非限定的な例として、六角形104’及び五角形104’’の光出口窓を有するものとして示されている。さらなる代替例として、照明装置100は、四角形の光出口窓104を有し、実質的に立方体であり、他の代替例は、当業者には明らかである。
【0059】
照明装置は、規則的な形状を有し得る。例えば、照明装置の形状は、二十面体及び切頭二十面体からなるグループから選択され、これは、実質的に球状の照明装置100の例示的実施形態と考えられる。図1において、図1に示される照明装置100は、切頭二十面体である。規則的な形に作られた照明装置100の全ての面が必ず光出口窓104である必要があるとは限らず、例えば、図1に示されるように、1つの六角形が、照明装置の切頭二十面体が取付台106に取り付けられるために省かれる。
【0060】
隣接した光出口窓104の辺は合わされ得る。これは、照明装置100が照らされているとき及び照明装置100が発光効果をもたらしていないときの両方において、照明装置により提供される視覚的効果を向上させ得る。そのような場面においては、照明装置100の総表面積のうちのより大きな割合が光出口窓であり、その結果、照明装置100のより大きな割合の面積が発光効果をもたらすこと及びさらに周囲照明により照明されているときの外観を変化させることが可能であるので、所望の視覚的効果が向上され得る。
【0061】
一部の実施形態において、光出口窓104は、照明装置100の外表面上にある。これは、照明装置100が照明を提供しているとき及び照明装置100が(オフ状態時に)周囲光下で観察されているときの両方において、材料の状態の変化の視覚的効果がユーザにとって顕著に明らかであることを可能にし、それにより、より印象的な効果をもたらし得る。これがそうであるのは、単に、光出口窓104の状態の変化の効果が他の素子によって妨げられないからである。
【0062】
照明装置100は、光出口窓104の材料が経時的に状態を変化させる動的効果をもたらし、例えば、照明装置100は、ある期間にわたって図1及び図2に示された状態の間で変動するように構成され得る。そのような動的効果は、コントローラ110を特定の期間にわたって特定のやり方で光出口窓の材料を調整するように構成することにより達成され得る。
【0063】
先に説明したように、並びに図1及び図2に示されるように、一部の構成においては、光出口窓104における材料の全てが、同じ半透明を有し得る。代替的に、光出口窓104の材料は、グループをなして配置され得、各グループは、光出口窓104の異なるグループの材料が異なる半透明性を有し得ることとなるように個別にアドレス指定可能である。各グループは、単一の光出口窓の単一の材料又は複数の光出口窓の複数の材料を含み得る。
【0064】
このようにすることで、さらなる照明効果が提供され得る。例えば、図3に示されるように、照明装置の上半分にあるアレイの光出口窓304’は、(例えば、より半透明な)第1の半透明を有し得、照明装置の下半分にある光出口窓304’’は、(例えば、より半透明でない、例えば、比較的透明な)第2の半透明を有し得る。この効果は、周囲照明下での照明装置100の直接的な観察によって、照明装置100が照明を提供していない間に認識できる。加えて、この効果は、照明装置100の直接的な観察及び提供される照明の性質の両方によって、照明装置100が照明を提供している間に認識できる。例えば、図3に示されるように、照明装置100の上部にある光出口窓304’内の材料が拡散し、下部にある光出口窓304’’内の材料が透明である状態においては、照明装置100からの光の大部分が下方に向けられる。
【0065】
図4に示される別の例として、アレイのある特定の光出口窓404’の材料は、(例えば、比較的半透明な)第1の半透明を有するように構成され得、ある特定の他の光出口窓404’’の他の材料は、(例えば、比較的透明な)第2の半透明を有するように構成され得る。このようにすることで、照明装置100は、パターン化された外観を有するように構成され得、この外観は、照明装置が照明を提供しているときに照明装置によって提供される照明効果においても、及び照明装置100の、それが照明を提供しておらず、周囲光下で(例えば、日中に)観察されるときの直接的な観察によっても明らかである。
【0066】
照明装置100は在来の手段によって点灯され得るであろう。例えば、照明装置100は、在来の照明装置(例えば、ランプシェード)を置き換え得るであろう。この場合、照明装置100は、在来の白熱電球を受けるためのソケットを含み得るであろう。代替的に、照明装置100は、当該技術分野において知られているような、一部の一般的なランプシェードと類似の、既存の光源取付部品に結合する取付部品を含み得るであろう。在来の白熱電球の代わりに、コンパクト蛍光灯代替電球が使用され得る。代替的に、ソリッドステート(例えば、LED)電球代替物が使用され得、そのようなソリッドステート照明デバイスは、それらの好ましいエネルギー効率及び比較的低い環境への影響のため、人気が増しつつある。在来の白熱電球が照明装置100内で使用されることになっている場合、そのような電球は、多くの場合著しい量の熱を生成するので、そのような電球と光出口窓104の材料との間の距離は、特に選択される材料が熱に敏感である場合は、光源と材料との間の良好な熱障壁を確保するのに十分に大きくあるべきである。
【0067】
代替的に、各光出口窓に接するソリッドステート照明素子が提供され得る。ソリッドステート照明素子は、有機発光ダイオード(OLED)であり得る。OLEDは、高度に透明なフィルムとして提供され、その結果、OLEDは、そのような窓の調整可能な半透明の性質に著しく影響を及ぼすことなく光出口窓に適用され得るので、OLEDは特に魅力的である。例えば、OLEDフィルムは、光出口窓上に(すなわち、光出口窓に接して)適用され得る。OLEDは、透明電極を有し得る。この場合、材料の機能は、上で説明したのと同じであろう。それは依然として、照明装置100が照明を提供していないときの照明装置の外観を変化させるために使用され得るであろう。照明装置100が照明を提供しているときは、特定の光出口窓104のスイッチが、所望の光分布に応じて選択的にオンにされ得る。図3を参照すると、光の大部分が下方に向かうことが望まれる場合、下方に向いている光出口窓304’’のOLEDフィルムのスイッチは、材料が比較的透明な状態にある間にオンにされ得るであろう。OLEDフィルムは、OLEDが照明装置100の外側及び内側の両方に向かって輝くこととなるように、透明な裏当て部材を有し得、照明装置の内側に向かう光も、再度下方に転じられ得るであろう。これは、上方に向いている照明装置の光出口窓304’上の材料を比較的拡散した状態になるように調整し、これらの光出口窓304’のOLEDフィルムのスイッチをオフにしておくことにより達成され得る。
【0068】
照明装置100は、ソリッドステート照明素子の組のアレイを含み、各組は、それぞれの光出口窓を照明するように構成される。これを達成する例示的なやり方は、図6に関して示される。図6は、光出口窓604と光出口窓604を照明するように構成された一組のソリッドステート照明素子608とを含むモジュール素子600を示す。
【0069】
多くのモジュール素子600がモザイク式に配列されて、照明装置100を形成し得る。そのような構成は、図7に概略的断面図で示されている。
【0070】
そのようなモジュール素子600の使用は、多くの、類似しているが異なる、様々な形状の照明装置100の比較的簡単な構築を可能にする。例えば、図8に示されるように、モジュール素子600の光出口窓は、三角形804’、五角形804’’又は六角形804’’’であり得る。そのような場合、モジュール素子600のそれの長軸に垂直な断面形状は、それぞれ、三角形、五角形又は六角形である。これは、異なる三次元の照明装置形状が光出口窓804間の何らの開口部もスリットもなしに構築され得ることを確実にし得、上で説明したように、有利であり得る。
【0071】
図6に戻ると、照明装置100のモジュール素子600は、各それぞれの光出口窓へと各組のソリッドステート照明素子608の発光出力の範囲を定めるための不透明壁構造物610をさらに含み得る。モジュール素子600は、スペーサ612も含み得る。スペーサ612は透明であり得る。代替的に、スペーサ612は不透明であり、この場合、それは、不透明壁構造物の一部を構成し得る。
【0072】
ソリッドステート照明素子608の組は、LEDの配列(例えば、LEDエンジン)を含み得るであろう。LED配列は、特定の色温度の白色発光LED、特定の色のLED、又は(適用される異なるLED色の色点がその色範囲に広がる)チューナブルカラー光エンジンを構成する異なる色のLEDを含み得るであろう。換言すれば、各組のソリッドステート照明素子608は、選択された着色光を提供するように調整可能であり得る。
【0073】
モジュール素子600から形成され得る切頭二十面体(「サッカーボール状」)照明装置の一例が、図7に示されている。照明装置100の(照明が提供されない)オフ状態における光出口窓の材料の機能及び利点は上で説明したとおりである。この構成は、特に独特の外見及び印象をもたらし得る。
【0074】
光出口窓の材料が第2の(例えば、比較的透明な)状態にあれば、光エンジン及び光学系(例えば、不透明壁構造物610及びスペーサ612(存在する場合))は認識できる。したがって、照明装置100の美しさは、照明装置100内の構成要素による影響を受け得る。このことは、照明装置100のこの外見及び印象を変化させるための多くの選択肢を提供する。
【0075】
例えば、不透明壁構造物610は、隣接した光出口窓604間のコントラストを(例えば、一方の光出口窓が照明され、もう一方の光出口窓が照明されない場合に)向上させ得る。
【0076】
例えば、不透明壁構造物610は、各光出口窓に各組のソリッドステート照明素子の発光出力を反射するために拡散反射性又は正反射性であり得る。そのような反射性壁構造物610は、ソリッドステート照明素子608の各組によって生成される光の大部分がそれぞれの光出口窓604を通って照明装置から出て行くことを確実にするのを助け得る。
【0077】
不透明壁構造物610の反射性材料は、高反射性白色部分であり、白色の外見及び印象を生じ得るであろう。そのような外観は、光出口窓604の材料が比較的透明な状態にある場合に特に明らかであり得る。
【0078】
代替的に、不透明壁構造物の反射性材料は、正反射のための平滑な金属表面を有し、したがって、輝いている外見及び印象を照明装置100に与え得るであろう。
【0079】
不透明壁構造物610の大きさ(高さ)もまた、照明装置100の全体的な外観を変化させるように調整され得る。図6に示されるように、不透明壁構造物は、比較的限られた高さを有し、不透明壁構造物610と光出口窓604の材料との間の隙間には、透明スペーサ612が充填される。これは、より透明な外見及び印象を有する照明装置100を提供し、これは、したがって光出口窓604の材料が比較的透明な状態にある場合に特に明らかである。
【0080】
代替的に、不透明壁構造物610は、光出口窓604まで延び得るであろう。そのような場合、(透明)スペーサ612は省かれ得る。この場合、照明装置は、光出口窓604の材料がより透明な状態にあるときに、十分に輝く又は白色の外観を有し得る。当然、照明装置100又はモジュール素子600を構築するために使用される材料に関わらず、光出口窓の材料の第1の状態及び第2の状態のいかなる構成も可能である。
【0081】
理解されるように、反射性不透明壁構造物610は、ソリッドステート照明素子608の各組によって放出される光のより多くがそれぞれの光出口窓604に到達することを確実にすることにより、デバイスの全体的な発光効率を高めるのを助け得る。
【0082】
さらに、壁構造物610は、選択された照明効果をもたらすような形に作られ得、これは、壁構造物が反射性である場合に特に効果的であり得る。例えば、反射性壁構造物610は、例えば正味の濃縮又は集束効果を有することにより、比較的集束した光を光出口窓604から提供するような形に作られ得る。そのような効果は、光出口窓604の材料が比較的透明な状態にある場合に特に印象的であり得る。
【0083】
一部の実施形態において、ソリッドステート照明素子608の組の美しさを、それらを拡散材料(例えば、拡散プラスチック又はガラス)で覆ってソリッドステート照明素子がより白く見えるようにすることにより改変することが所望され得る。
【0084】
当業者により理解されるように、上で説明したような照明装置100を構成するモジュール素子600の特徴は、モジュール素子を含まない照明装置に組み込まれ得る。例えば、照明装置100は、モジュール素子の一部としては提供されないがソリッドステート照明素子の組の発光出力の範囲を定めるための不透明壁構造物を含み得る。これは、上で述べたモジュール素子600の全ての他の特徴にも当てはまり、モジュール素子600の使用は、上記の特徴を有する照明装置100を組み立てる1つの比較的便宜なやり方であるにすぎない。
【0085】
図9に関して示されるように、ソリッドステート照明素子の組のアレイを含む照明装置100は、ある特定の用途に対して好ましくあり得る。例えば、スポットビーム効果は、光出口窓904’の材料が比較的透明な状態にある場合に生み出され得る。そのような効果は、先に説明した光出口窓604から比較的集束した光を提供するような形に作られた反射性壁構造物を用いて使用される場合に特に明らかであり得る。加えて、単一の光学素子のビームは、比較的拡散した状態になるように調整される場合、ランバートビームにされ得る。
【0086】
図9に示される極端な場合において、照明装置100全体の中の単一の光エンジンだけが点灯され得る。対応する光出口窓904’の材料が比較的透明な状態にある場合、単一の鋭いスポットビーム914だけが、照明装置100から生成され得る。追加の光学系が、平行ビームを提供するために使用され得る。ソリッドステート照明素子の別の組を灯し、対応する光出口窓の材料を比較的透明にすることにより、スポットビーム914の角度を変更することが可能である。この変更は、動的に実施され得、すなわち、移動光効果が生み出され得る。上で説明したように、そのような動的効果は、コントローラ110の適切な構成によって達成され得る。
【0087】
図10に示される別の例において、着色光で壁又はテーブルを明るくする意図はないが、その代わりにある特定の色をその光出口窓1004に与えるために、照明装置100の光出口窓1004は、光エンジンによって(例えば、選択された着色光を提供するように調整可能なソリッドステート照明素子の組を提供することによって)内側が着色され得る。これは、対応する光出口窓の材料が比較的拡散した状態にある間に、ソリッドステート照明素子の組を比較的低い光出力で特定の色に切り替えることにより達成され得る。異なる光出口窓1004’が異なる色を有する構成にある照明装置100の一例が図10に示されており、下方に向いている光出口窓1004’’は無色であり、機能的光を提供し得、これらの光出口窓1004’’の材料は、生成されるべき所望の照明効果に応じて比較的半透明な状態又は比較的透明な状態のいずれかにある。
【0088】
照明装置100は、実質的に球状の外形を有し得る。そのような形状は、当該照明装置が、従来的に部屋の中央付近に置かれる従来のランプシェード又はシャンデリアを置き換えるために使用される場合に有利であり得る。当然、添付の図に示されるように、照明装置100は実質的に球状の外形を有し得るが、光出口窓104は平面であり得、光出口窓104間には直線辺及び頂点が存在し得る。代替的に、当該照明装置は、壁付けの装飾用フレームを含み得る。他の構成は、当業者には明らかである。
【0089】
一実施形態において、コントローラ110は、構成命令を受信し、受信した構成命令に従って材料(及び任意選択でソリッドステート照明素子(存在する場合))を制御するように構成される。構成命令は、ソリッドステート照明素子(存在する場合)に関するオン/オフ命令及び/又は光強度レベル、並びに調整可能材料に関する切り替え命令を含み得る。代替的に、構成命令は、所望の照明効果を含み得、この場合、コントローラは、調整可能材料についての強度及び切り替え状態を決定してソリッドステート照明素子及び材料をそれに応じて制御するために構成命令を処理するように適合され得る。
【0090】
コントローラ110は、構成命令を無線で受信するための受信機を含み得る。この実施形態において、照明装置100は、コントローラ110に機能的に接続されたアンテナ(図示せず)をさらに含み、このアンテナは、前記構成命令を無線で受信し、受信した構成命令をコントローラ110の受信機に中継するように構成される。これは、在来の照明デバイス(例えば、白熱電球)のための取付部品の周囲への照明装置の取り付けを簡単にし得る。例えば、照明装置100は、在来のランプシェードのために使用される取付部品を含み、照明装置の構成は、無線で制御され得る。そのような設置は簡単であり、したがって、費用効果的であり得る。任意の好適な無線通信プロトコル(例えば、赤外線リンク、Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、無線ローカルエリアネットワークプロトコル(例えば、IEEE802.11規格に従う)、2G、3G又は4Gテレコミュニケーションプロトコル、任意の好適な自社プロトコルなど)が、照明装置100との無線通信のために使用され得る。
【0091】
代替的に、照明装置100は、有線通信によって構成され、この場合、コントローラ110は、有線形式で構成命令を受信するための受信機を含み得る。例えば、1つ以上の専用電線が、そのような構成命令を照明装置100に提供するために照明装置100に供給され得る。別の例として、構成命令は、照明装置100内の照明デバイスに供給される電力信号を変調することにより照明装置100に送信され、この変調は、構成命令を含む。そのような構成は、照明装置100が備え付けられることになる場所への追加の電線の設置の必要性を不要にし得る。これは、簡単な、したがって費用効果的な、照明装置100の設置であり得る。
【0092】
図11は、照明装置100を構成するための方法1100のフローチャートを描いている。方法1100は、工程1102で始まり、この工程は、当該方法を実施するためのシステムを始動させること(例えば、照明装置100を構成するために使用される制御デバイスのスイッチをオンにすること)を含み得る。当該方法は、続いて工程1104に進み、この工程で、ユーザ入力が、(例えば、ユーザインターフェイス(UI)を介して)制御デバイス上で受信される。例えばユーザは、例えば照明装置100の予め定義された動作モードを選択することにより又は所望の動作モードを実際に定義することにより、光出口窓の材料及び任意の光源(例えば、ソリッドステート照明素子)を構成するための構成命令を提供し得る。
【0093】
ユーザは、工程1104において構成命令を提供し、この構成命令は、照明構成を他の照明構成(例えば、さらなるデバイス(例えば、有色又は他の効果をもたらす照明デバイス)の照明構成)と連携して動作するように調整するための命令を含む。追加的又は代替的に、ユーザは、タイマーに応じて照明装置を構成するための(例えば、目覚まし時計として機能するように午前6時に特定の照明構成を提供するための)命令を提供し得る。追加的又は代替的に、ユーザは、通知(例えば、テキストメッセージ又は電子メール)に応じて、そのような出来事をユーザに知らせるために照明装置を構成するための命令を工程1104で提供し得る。明らかなように、そのような通知は、照明装置100が照明を提供していないときでさえもユーザに提供され、例えば、ユーザの電子メール受信箱が空であるときは、照明装置は(図1に示されるように)完全に半透明であり、ユーザが電子メールを受信したときは、照明装置は(図2に示されるように)完全に透明であり得る。これらの効果は、上で述べたように、照明装置100が照明を提供していないときでさえも観察可能である。
【0094】
構成命令は、続いて工程1106で照明装置100に送信される。構成命令を受信したことに応じて、照明装置100のコントローラ110は、工程1108でそれに応じて照明装置100を構成し、その後、当該方法は工程1110で終了する。
【0095】
図12に示されるように、方法1100は、計算処理デバイスの1つ以上のプロセッサ上で実行されたときに照明装置を構成する方法1100を実施するためのコンピュータプログラムコード1204を具現化するコンピュータ可読記憶媒体1202を含むコンピュータプログラム製品1200上に記憶された、コンピュータにより実施される方法であり得る。一実施形態において、コンピュータプログラム製品1200は、(例えば、アプリケーションストアを管理する)サーバ上で利用可能にされ、この場合、コンピュータプログラムコード1204は、計算処理デバイス1200上にインストールされるべきアプリケーションとして得られる。
【0096】
図13は、少なくとも1つのプロセッサ1302及びコンピュータプログラム製品1200を含むそのような計算処理デバイス1300の例示的実施形態を概略的に描いており、その少なくとも1つのプロセッサ1302は、前記製品1200のコンピュータプログラムコード1304を実行するように適合される。計算処理デバイス1300は、当業者が熟知しているような、ユーザ命令を受信するためのユーザインターフェイス1304をさらに含み得る。任意の好適なユーザインターフェイス(例えば、キーパッド、タッチスクリーン、動きセンサ(例えば、動きに基づくユーザ命令(例えば、頭、手又は腕の動きなど)を検出するためのジャイロスコープ)、ジェスチャーに基づくユーザ命令を取り込むためのイメージセンサなど)が考慮され得る。
【0097】
計算処理デバイス1300は、当該技術分野で知られているような、構成命令を照明装置100に無線で送信するためのアンテナ1306をさらに含み得る。
【0098】
計算処理デバイス1300は、非常に多くの異なる計算処理デバイスのいずれかであり得る。コンピュータプログラム製品を実行するためのかなりの計算処理能力を有するコンシューマエレクトロニクスデバイスは人気が高まってきており、その結果、個人が多くのそのようなデバイスを所有することは一般的になっている。コンピュータプログラム製品を実行するのに好適な格別に普及している計算処理デバイスは、移動電話であり、これは、持ち運び可能であり且つ多くの場合にユーザにとって容易に利用可能であるという利点を有する。
【0099】
計算処理デバイスは、代替的に、ファブレット、タブレット、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、電子手帳、音楽プレーヤー、及び専用照明コントローラからなるグループから選択され得る。これらのデバイスは普及しており、多くの環境において容易に利用可能である。
【0100】
本発明の任意の実施形態に従う照明装置100は、照明装置100を含む照明システム中に有利に含まれ得る。当該照明システムは、上に記載したコンピュータプログラム製品及び/又は計算処理デバイスをさらに含み得る。追加的又は代替的に、当該照明システムは、他の照明デバイス(例えば、異なる効果(例えば、有色効果)を提供する照明デバイス、例えば、Philips Hueシステムの一部として利用可能な照明デバイス)をさらに含み得る。当該システムはまた、複数の照明装置及び/又は照明デバイスを一緒に接続するように特別に設計された自社無線ネットワークと、従来のホームネットワーク(例えば、Wi−Fiネットワーク)との間を接続するためのブリッジユニットも含み得る。
【0101】
本発明の態様は、照明装置、方法、コンピュータプログラム製品、計算処理デバイス及び/又は照明システムとして具現化され得る。本発明の態様は、1つ以上のコンピュータ可読媒体(その上で具現化されるコンピュータ可読プログラムコードを有する)において具現化されるコンピュータプログラム製品の形態を取り得る。
【0102】
1つ以上のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせが利用され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線又は半導体システム、装置、若しくはデバイス、又は前述のものの任意の好適な組み合わせであり得るが、これらに限定されない。そのようなシステム、装置又はデバイスは、任意の好適なネットワーク接続によってアクセス可能であり、例えば、このシステム、装置又はデバイスは、ネットワーク上でのコンピュータ可読プログラムコードの検索のためのネットワーク上でアクセス可能であり得る。そのようなネットワークは、例えば、インターネット、移動通信ネットワークなどであり得る。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)は、以下のもの、すなわち、1つ以上の電線を有する電気接続、携帯用コンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯用コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は前述のものの任意の好適な組み合わせを含み得る。本出願の文脈において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによる又はそれに関連しての使用のためのプログラムを含有、すなわち記憶し得る任意の有形媒体であり得る。
【0103】
コンピュータ可読信号媒体は、例えばベースバンドにおいて又は搬送波の一部として、伝搬データ信号で具現化されるコンピュータ可読プログラムコードを有する伝搬データ信号を含み得る。そのような伝搬信号は、様々な形態(電磁、光、又はそれらの任意の好適な組み合わせを含むが、これらに限定されない)のいずれかを取り得る。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではない、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによる又はそれに関連しての使用のためのプログラムを通信、伝搬、又は輸送し得る、任意のコンピュータ可読媒体であり得る。
【0104】
コンピュータ可読媒体上で具現化されるプログラムコードは、任意の適切な媒体(無線、有線、光ファイバケーブル、RFなど、又は前述のものの任意の好適な組み合わせを含むが、これらに限定されない)を用いて送信され得る。
【0105】
計算処理デバイスの少なくとも1つのプロセッサ上での実行により本発明の方法を実施するためのコンピュータプログラムコードは、オブジェクト指向プログラミング言語(例えば、Java(登録商標)、Smalltalk、C++など)及び従来の手続き型プログラミング言語(例えば、「C」プログラミング言語又は類似のプログラミング言語)を含む、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれ得る。プログラムコードは、独立型ソフトウェアパッケージ(例えば、アプリケーション)として、その少なくとも1つのプロセッサ上で完全に実行されてもよいし、その少なくとも1つのプロセッサ上で部分的に実行され、遠隔サーバ上で部分的に実行されてもよい。後者の場面では、遠隔サーバが、任意の種類のネットワーク(ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む)を介して計算処理デバイスに接続されてもよいし、接続が、(例えば、インターネットサービスプロバイダを用いてインターネットを介して)外部コンピュータに対して行われてもよい。
【0106】
本発明の態様が、本発明の実施形態に従う方法、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート説明図及び/又はブロック図を参照して上で説明されている。計算処理デバイスの少なくとも1つのプロセッサ上で全部又は一部が実行されるべきコンピュータプログラム命令であって、その結果、フローチャート及び/又はブロック図のブロック(1つ又は複数)において特定される機能/動作を実施するための手段を生み出す命令によって、そのフローチャート説明図及び/又はブロック図の各ブロック、並びにフローチャート説明図及び/又はブロック図中のブロックの組み合わせが実施され得ることが理解される。これらのコンピュータプログラム命令はまた、特定の様式で機能するように計算処理デバイスに指示し得るコンピュータ可読媒体内に記憶され得る。
【0107】
コンピュータプログラム命令は、少なくとも1つのプロセッサ上にロードされて、その少なくとも1つのプロセッサ上で実行される命令がフローチャート及び/又はブロック図のブロック(1つ又は複数)において特定される機能/動作を実施するためのプロセスを提供することとなるようにコンピュータにより実施されるプロセスをもたらすために、一連の動作工程がその少なくとも1つのプロセッサ上で実施されるようにし得る。コンピュータプログラム製品は、計算処理デバイス100の一部を構成し得る、例えば、計算処理デバイス上にインストールされ得る。
【0108】
上述の実施形態は本発明を限定するのではなく説明するものであること、及び当業者は添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく多くの代替的実施形態を設計し得ることに留意されたい。特許請求の範囲において、括弧に挟まれた任意の参照記号は、特許請求の範囲を限定するものとして解釈されないものとする。「を含む」という語は、特許請求の範囲に列挙されるもの以外の構成要素又は工程の存在を除外しない。構成要素に先立つ「a」又は「an」という語は、複数のそのような構成要素の存在を除外しない。本発明は、いくつかの別個の構成要素を含むハードウェアを使って実施され得る。単一のコントローラ、プロセッサ又は他のユニットが、特許請求の範囲に記載されるいくつかの品目の機能を満たし得る。コンピュータプログラムは、好適な媒体(例えば、他のハードウェアと一緒に又はその一部として供給される光学記憶媒体又はソリッドステート媒体)上に記憶され/配布され得るが、インターネット又は他の有線若しくは無線のテレコミュニケーションシステムによるなどの他の形態でも配布され得る。いくつかの手段を列挙するデバイスクレームにおいて、これらの手段のうちのいくつかは、ハードウェアの同一の品目によって具現化され得る。ある特定の措置が互いに異なる従属クレームに記載されているということだけでは、これらの措置の組み合わせが有利に使用され得ないということを示すことにならない。
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【国際調査報告】