特表2017-538261(P2017-538261A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特表2017-538261ネットワークに接続された照明デバイスの制御
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-538261(P2017-538261A)
(43)【公表日】2017年12月21日
(54)【発明の名称】ネットワークに接続された照明デバイスの制御
(51)【国際特許分類】
   H05B 37/02 20060101AFI20171124BHJP
   H04W 92/08 20090101ALI20171124BHJP
   H04M 11/00 20060101ALI20171124BHJP
【FI】
   H05B37/02 CZJG
   H05B37/02 H
   H04W92/08 110
   H04M11/00 301
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2017-527755(P2017-527755)
(86)(22)【出願日】2015年11月10日
(85)【翻訳文提出日】2017年5月23日
(86)【国際出願番号】EP2015076113
(87)【国際公開番号】WO2016083113
(87)【国際公開日】20160602
(31)【優先権主張番号】14194448.8
(32)【優先日】2014年11月24日
(33)【優先権主張国】EP
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516043960
【氏名又は名称】フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ
(74)【代理人】
【識別番号】110001690
【氏名又は名称】特許業務法人M&Sパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】デ ヴァン アドリアヌス ヨハネス ステファヌス マリア
(72)【発明者】
【氏名】ローゼンダール レーンデルト テウニス
(72)【発明者】
【氏名】ハヴェルラグ マルコ
【テーマコード(参考)】
3K273
5K067
5K201
【Fターム(参考)】
3K273PA01
3K273PA02
3K273PA03
3K273PA04
3K273PA05
3K273PA06
3K273QA29
3K273QA32
3K273TA03
3K273TA05
3K273TA15
3K273TA17
3K273TA28
3K273TA41
3K273TA54
3K273TA57
3K273TA62
3K273TA63
3K273TA64
3K273TA76
3K273UA06
3K273UA13
3K273UA15
3K273UA17
3K273VA02
5K067AA34
5K067BB21
5K067CC08
5K067DD11
5K067DD17
5K067DD24
5K067EE04
5K067EE10
5K067EE12
5K067EE16
5K067EE35
5K067FF02
5K067FF05
5K067FF07
5K067FF16
5K067FF24
5K067FF31
5K067HH22
5K201AA02
5K201AA05
5K201BA01
5K201CC02
5K201DA01
5K201EC06
5K201ED08
5K201ED09
(57)【要約】
1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、照明システム19を制御する制御デバイス3であり、照明システムは、少なくとも1つの照明デバイス1a、1b、1cを含む。制御デバイスは、それぞれ、通信システムの異なる対応するインターフェース7a、7b、16、17、51を介して、照明システムに送信する複数の送信器4a、4b、4c、4d、4eと、複数の送信器それぞれを使用して、各メッセージを、異なる対応する経路を介して、照明システムに送信するコントローラ95とを含む。各経路は、インターフェースのうちの異なる対応する1つのインターフェースを含み、その他のインターフェースは含まない。各メッセージは、照明システムによって受信される場合及び/又は実行される場合、照明システムから制御デバイスに、フィードバックを引き起こす。コントローラは、フィードバックに依存して、経路を比較し、この比較に基づいて、照明システムを制御するために、インターフェースのうちどれを使用して、照明システムに後続の照明制御コマンドを送信するのかを選択する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、照明及び/又は環境制御システムを制御する制御デバイスであって、
前記照明及び/又は環境制御システムは、光を放出する1つ以上の照明デバイス及び/又は環境制御機能を提供する1つ以上の環境制御デバイスを含み、
前記制御デバイスは、
送信器それぞれが、前記通信システムの異なる対応するインターフェースを介して、前記照明及び/又は環境制御システムに送信する複数の送信器と、
複数の前記送信器それぞれを使用して、同じ制御コマンドのインスタンスを、複数の異なる経路それぞれを介して、前記照明及び/又は環境制御システムに送信するコントローラと、
を含み、
前記同じ制御コマンドの前記インスタンスそれぞれは、放出される前記光及び/又は前記環境制御機能を制御し、前記複数の異なる経路それぞれは、前記インターフェースのうちの異なる対応する1つのインターフェースを含み、
前記制御コマンドの各インスタンスは、前記照明及び/若しくは環境制御システムによって受信される場合並びに/又は実行される場合、前記照明及び/若しくは環境制御システムから前記制御デバイスに、フィードバックを引き起こし、
前記コントローラは、前記フィードバックに依存して、前記複数の異なる経路を比較し、前記比較に基づいて、放出される前記光及び/又は前記環境制御機能を制御するために、前記インターフェースのうちどれを使用して、前記照明及び/又は環境制御システムに後続の制御コマンドを送信するのかを選択する、制御デバイス。
【請求項2】
前記フィードバックは、前記制御コマンドが、前記照明及び/若しくは環境制御システムによって成功裏に受信された並びに/又は成功裏に実行されたことの確認を含み、前記比較は、前記確認が、各経路を介した送信に応えて、前記制御デバイスによって受信されたかどうかを比較することを含む、請求項1に記載の制御デバイス。
【請求項3】
前記フィードバックは、各経路を介した各メッセージの送信に関する情報を含み、前記比較は、前記各経路のうちの2つ以上の経路を介した前記各メッセージの送信に応えて受信された前記情報を比較することを含む、請求項1又は2に記載の制御デバイス。
【請求項4】
前記情報は、
各経路を介した各メッセージの送信のタイミングに関する情報、
各経路を介した各メッセージの送信が経験したエラー率に関する情報、及び/又は、
各メッセージが進んだ各経路をたどる情報、
のうちの1つ以上を含む、請求項1乃至3の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項5】
前記コントローラは、前記メッセージの何れに応えてもフィードバックが受信されない場合に、タイムアウトする、請求項1乃至4の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項6】
前記制御デバイスは、ユーザ端末であり、前記制御コマンドは、前記ユーザ端末のユーザインターフェースを介して入力されたユーザ入力に応えて、ユーザによってもたらされる、請求項1乃至5の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項7】
前記コントローラは、前記タイムアウトの場合、ユーザに、手動フィードバックを求める、請求項5及び6に記載の制御デバイス。
【請求項8】
前記フィードバックに加えて、前記コントローラは、前記インターフェースのうちの1つ以上のインターフェースから、前記インターフェースのうちの1つ以上のインターフェースの利用可能性及び/若しくは前記インターフェースのうちの1つ以上のインターフェースの1つ以上の能力に関する追加情報を受信し、並びに/又は、前記照明及び/若しくは環境制御システムの1つ以上の能力に関する追加情報を受信し、
(a)前記コントローラは、前記追加情報に更に依存して、前記インターフェースのうちのどれを使用して、前記照明及び/又は環境制御システムに後続の制御コマンドを送信するのかを選択し、
(b)前記コントローラは、前記追加情報に依存して、前記経路を選択し、
(c)前記コントローラは、前記追加情報に依存して、選択された前記インターフェースに接続するやり方を決定し、
(d)前記制御デバイスは、ユーザ端末であり、前記制御コマンドは、前記ユーザ端末のユーザインターフェースを介して入力されたユーザ入力に応えて、ユーザによってもたらされ、前記コントローラは、前記インターフェースのうちのどれが選択されたのかに依存して、及び/又は、前記追加情報に依存して、前記ユーザインターフェースを適合させる、
のうちの1つ以上である、請求項1乃至7の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項9】
前記インターフェースそれぞれは、異なる対応するアクセス技術を使用する、請求項1乃至8の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項10】
前記複数の送信器それぞれは、ワイヤレス送信器であり、前記対応するインターフェースそれぞれは、ワイヤレスインターフェースである、請求項1乃至9の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項11】
1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、照明及び/又は環境制御システムを制御する方法であって、前記照明及び/又は環境制御システムは、光を放出する1つ以上の照明デバイス及び/又は環境制御機能を提供する1つ以上の環境制御デバイスを含み、
前記方法は、
複数の異なる経路それぞれを介して、前記照明及び/又は環境制御システムに、同じ制御コマンドのインスタンスを送信するステップと、
前記制御コマンドの前記インスタンスのうちの1つ以上によって生成されるフィードバックを受信するステップと、
前記フィードバックに依存して、前記複数の異なる経路を比較するステップと、
前記比較に基づいて、放出される前記光及び/又は前記環境機能を制御するために、前記インターフェースのうちのどれを使用して、前記照明及び/又は環境制御システムに後続の制御コマンドを送信するのかを選択するステップと、
を含み、
前記同じ制御コマンドの前記インスタンスそれぞれは、放出される前記光及び/又は前記環境制御機能を制御し、前記複数の異なる経路それぞれは、前記通信システムの異なる対応するインターフェースを含み、
前記制御コマンドの各インスタンスは、前記照明及び/若しくは環境制御システムによって受信される場合並びに/又は実行される場合、前記照明及び/若しくは環境制御システムから前記制御デバイスに、フィードバックを引き起こす、方法。
【請求項12】
1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、照明及び/又は環境制御システムを制御するためのコンピュータプログラムであって、前記照明及び/又は環境制御システムは、光を放出する1つ以上の照明デバイス及び/又は環境制御機能を提供する1つ以上の環境制御デバイスを含み、
前記コンピュータプログラムは、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体上に具体化され、制御デバイス上で実行されると、
複数の異なる経路それぞれを介して、前記照明及び/又は環境制御システムに同じ制御コマンドのインスタンスを送信する動作と、
前記制御コマンドの前記インスタンスのうちの1つ以上によって生成されるフィードバックを受信する動作と、
前記フィードバックに依存して、前記複数の異なる経路を比較する動作と、
前記比較に基づいて、放出される前記光及び/又は前記環境機能を制御するために、前記インターフェースのうちのどれを使用して、前記照明及び/又は環境制御システムに後続の照明制御コマンドを送信するのかを選択する動作と、
を実行するコードを含み、
前記同じ制御コマンドの前記インスタンスそれぞれは、放出される前記光及び/又は前記環境制御機能を制御し、前記複数の異なる経路それぞれは、前記通信システムの異なる対応するインターフェースを含み、
前記制御コマンドの各インスタンスは、前記照明及び/若しくは環境制御システムによって受信される場合並びに/又は実行される場合、前記照明及び/若しくは環境制御システムから前記制御デバイスに、フィードバックを引き起こす、コンピュータプログラム。
【請求項13】
請求項1乃至10の何れか一項に記載の制御デバイスと、前記照明及び/又は環境制御システムと、を含む、システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して照明システムを制御することに関連し、当該照明システムは、部屋又は他の環境を照らす1つ以上の照明器具といった1つ以上の照明デバイスを含む。
【背景技術】
【0002】
大抵の環境には、当該環境を照らす1つ以上の照明器具の形の1つ以上の照明デバイスが提供され、通常、当該環境全体又は少なくともその一部を光で満たすことで、占有者が、当該環境において進むべき通路を見つける及び/又は当該環境内の物体を見ることができる。他のタイプの照明デバイスには、例えばライトショー又は舞台照明の一部として、例えば照明効果を提供する照明器具が含まれる。
【0003】
従来では、光源は、ユーザが手動で光源スイッチを押すか又は調光器スイッチを回すことによって制御される。今日では、光源は、ユーザ端末といった別のデバイス、更には、スマートフォン、タブレット又はラップトップコンピュータといったモバイルユーザ端末を介して遠隔から制御されることも可能である。(例えばユーザ入力に反応して)これをするために、制御デバイスが、ネットワークを介して、照明システムの受信側制御ユニットに向けられた1つ以上の照明制御コマンドを送信する。これには、照明制御コマンドをネットワークのインターフェースに送信するために使用される制御デバイスの適切な送信器が関与する。当該インターフェースから、コマンドメッセージは、ネットワークを介して、目的地に向けられる。
【0004】
例えば1つの可能性は、Wi−Fi(登録商標)を介して光源を制御することである。この場合、ネットワークは、少なくとも、Wi−Fi(登録商標)通信規格に従って動作するワイヤレスアクセスポイントの形のインターフェースを含み、制御デバイス(例えばユーザ端末)は、Wi−Fi(登録商標)を使用して、アクセスポイントに接続する対応する送信器を含む。そうすると、制御デバイスは、照明制御コマンドを、アクセスポイントへのこの接続を介して、照明システムに送信することができ、コマンドメッセージは、アクセスポイントから、照明システム自身のコントローラへと送信される。
【0005】
別の例では、光源は、ジグビー(登録商標)の形の別の短距離RFアクセス技術を介して制御される。この場合、従来のアクセスポイントは関与せず、例えば制御デバイス上の送信器が、任意の中間ノードを介することなく、照明システムの対応するジグビー(登録商標)インターフェースに直接(例えば特定の照明器具のローカルの制御ユニットに向けられる)1つ以上の制御コマンドを送信するように、ジグビー(登録商標)通信規格を使用する。或いは、コマンドメッセージは、ジグビー(登録商標)デバイスのメッシュにおける1つ以上の中間ノードを介して送信されてもよい。
【0006】
接続された照明システムにおいて、実際には、当該システムを制御するために、複数のインターフェースが一度に存在する場合がある。一例として、照明システムは、(例えばルータを介して)Wi−Fi(登録商標)を介して、(例えばランプに向けられる)ジグビー(登録商標)を介して、又は、将来のシステムでは、ブルートゥース(登録商標)、RFID等を使用して制御される。このようなシナリオでは、制御デバイス又はそのユーザは、どのインターフェースを使用するか決定しなければならない。しかし、更なるメカニズムが配置されなければ、この決定をする基になるものがほとんどないか又は全くない。例えばデバイスは、ユーザが設定メニュに行き、別のデフォルトを選択しない限り、デフォルトでWi−Fi(登録商標)を自動的に使用するように設定されてよい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ネットワークに接続された照明システムへの複数の経路を介して、当該照明システムを制御する可能性を提供する一方で、高速で、面倒なことがなく、使い勝手が良いやり方で照明を制御することを可能にすることが望ましい。例えば特定の部屋又は環境におけるユーザが、当該特定の部屋又は環境におけるネットワークに接続された照明システムを、高速で、面倒なことがなく、使い勝手が良い方法で制御することを可能にすることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書に開示される一態様によれば、1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、照明システムを制御する制御デバイスが提供される。照明システムは、少なくとも1つの照明デバイスと、例えばスマートフォン、タブレット又はラップトップコンピュータであるモバイルユーザ端末といったユーザ端末の形を取る制御デバイスとを含む。制御デバイスは、どのような形を取ろうとも、それぞれ、通信システムの異なる対応するインターフェースを介して、照明システムに送信する複数の送信器を含む。実施形態では、各インターフェースは、異なる対応するアクセス技術を使用する。実施形態では、各送信器は、ワイヤレス送信器であり、各インターフェースは、ワイヤレスインターフェースである。例えばワイヤレスインターフェースのうちの幾つか又はすべてのそれぞれは、ローカルワイヤレスインターフェース(例えばWi−Fi(登録商標)インターフェース、ジグビー(登録商標)インターフェース、ブルートゥース(登録商標)インターフェース、Z−Waveインターフェース及び/又はJenNet−IPインターフェース)、モバイルセルラインターフェース(例えば3GPPインターフェース)又は近距離無線通信インターフェース(例えばRFIDインターフェース)のうちの異なる対応する1つを含む。
【0009】
更に、制御デバイス(例えばユーザ端末)は、複数の送信器それぞれを使用して、各メッセージを、異なる対応する経路を介して、照明システムに送信するコントローラ(例えばコントローラアプリケーション)を含み、各経路は、インターフェースのうちの異なる対応する1つのインターフェースを含む(インターフェースのうちのその他のインターフェースは含まない)。各メッセージは、照明システムによって受信される場合及び/又は実行される場合、照明システムから制御デバイスに、フィードバックを引き起こし、コントローラは、フィードバックに依存して(例えばフィードバックによって提供される情報に依存して、又は、フィードバックが受信されたか否かに依存して)、経路を比較する。この比較に基づいて、コントローラは、照明システムを制御するために、インターフェースのうちどれを使用して、照明システムに後続の照明制御コマンドを送信するのかを選択する。
【0010】
実施形態では、各メッセージ(即ち、フィードバックがそれに基づき得られるメッセージ)は、自分自身が、照明システムを制御する照明制御コマンドを含む。実施形態では、各メッセージは、同じ照明制御コマンドの対応するインスタンスを含む。
【0011】
したがって、コマンドが、制御対象のデバイスへの様々なネットワーク経路を介して発射され、どの経路が所望の結果をもたらすかを検出するフィードバックシステムを有する、照明システム内の1つ以上の照明デバイスを制御する「発射(firing)」機構が提供される。したがって、特定の部屋等の中の照明システムを制御するための様々な経路が特定され、最も好都合な経路を導出することができる。
【0012】
実施形態では、フィードバックは、照明制御コマンドが、照明システムによって成功裏に受信された及び/又は成功裏に実行されたことの確認を含む。この場合、比較は、確認が、各経路を介した送信に応えて、制御デバイスによって受信されたかどうかを比較することを含む。即ち、フィードバックに依存した比較の実行は、1つの経路についてフィードバックがないことを、別の経路に関連して、フィードバックが成功裏に受信された事実と比較することを含む。
【0013】
代わりに又は更に、フィードバックは、各経路を介した各メッセージの送信に関連する情報を含んでよい。この場合、比較は、各経路のうちの2つ以上の経路を介した各メッセージの送信に応えて受信された情報を比較することを含む。例えば当該情報は、(a)各経路を介した各メッセージの送信のタイミングに関する情報、(b)各経路を介した各メッセージの送信が経験したエラー率に関する情報、及び/又は、(c)各メッセージが進んだ各経路をたどる情報、のうちの1つ以上を含む。
【0014】
実施形態では、コントローラは、メッセージの何れに応えてもフィードバックが受信されない場合に、タイムアウトする。コントローラは、タイムアウトの場合、ユーザに、手動フィードバックを求めてよい。
【0015】
制御デバイスがユーザ端末である場合、上記制御コマンドのうちの1つ、幾つか又はすべては、ユーザ端末のユーザインターフェースを介して入力されたユーザ入力に応えて、ユーザによってもたらされる。
【0016】
実施形態では、コントローラは、フィードバックに加えて、インターフェースのうちの1つ以上のインターフェースから、インターフェースのうちの1つ以上のインターフェースの利用可能性及び/若しくはインターフェースのうちの1つ以上のインターフェースの1つ以上の能力に関する追加情報を受信する、並びに/又は、照明システムの1つ以上の能力に関する追加情報を受信する。
【0017】
実施形態では、コントローラは、追加情報に更に依存して、インターフェースのうちのどれを使用して、照明システムに後続の照明制御コマンドを送信するのかを選択する。
【0018】
代わりに又は更に、コントローラは、上記追加情報の何れかに依存して、経路を選択する(即ち、どの経路のフィードバックを得るかを選択する)。
【0019】
代わりに又は更に、コントローラは、上記追加情報(例えばどのソフトウェアバージョン又はプロトコルバージョンを使用するか)の何れかに依存して、選択されたインターフェースに接続する態様を決定する。
【0020】
代わりに又は更に、コントローラは、インターフェースのうちのどれが選択されたのかに依存して、ユーザインターフェースを適合させる。
【0021】
代わりに又は更に、コントローラは、上記追加情報の何れかに依存して、ユーザインターフェースを適合させる。
【0022】
本明細書に開示される別の態様によれば、1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、照明システムを制御する方法が提供される。照明システムは、少なくとも1つの照明デバイスを含む。当該方法は、複数の異なる経路それぞれを介して、照明システムに、各メッセージを送信するステップと、メッセージのうちの1つ以上によって生成されるフィードバックを受信するステップと、フィードバックに依存して、経路を比較するステップと、比較に基づいて、照明システムを制御するために、インターフェースのうちのどれを使用して、照明システムに後続の照明制御コマンドを送信するのかを選択するステップとを含み、各経路は、通信システムの異なる対応するインターフェースを含み、インターフェースのうちの他のインターフェースは含まず、各メッセージは、照明システムによって受信される場合及び/又は実行される場合、照明システムから制御デバイスに、フィードバックを引き起こす。
【0023】
実施形態では、当該方法は更に、本明細書に開示されるデバイス又はシステム特徴の何れかに従うステップを含んでよい。
【0024】
1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、少なくとも1つの照明デバイスを含む照明システムを制御するためのコンピュータプログラムが提供される。コンピュータプログラムは、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体(例えばCD、ハードディスク、メモリスティック又はサーバからのダウンロードに利用可能にされる)に具体化され、制御デバイス上で実行された場合に、複数の異なる経路それぞれを介して、照明システムに、各メッセージを送信する動作と、メッセージのうちの1つ以上によって生成されるフィードバックを受信する動作と、フィードバックに依存して、経路を比較する動作と、比較に基づいて、照明システムを制御するために、インターフェースのうちのどれを使用して、照明システムに後続の照明制御コマンドを送信するのかを選択する動作とを行うコードを含み、各経路は、通信システムの異なる対応するインターフェースを含むが、インターフェースのうちの他のインターフェースは含まず、各メッセージは、照明システムによって受信される場合及び/又は実行される場合、照明システムから制御デバイスに、フィードバックを引き起こす。
【0025】
実施形態では、コンピュータプログラムは更に、本明細書に開示されるデバイス特徴の何れかに従う動作を行ってもよい。
【0026】
更に、上記態様は、照明システムから制御デバイス(例えばユーザ端末)にフィードバックを提供するが、もう1つの可能性は、照明システムが、代わりに又は更に、制御デバイスからフィードバックを受信し、このフィードバックを使用して、どの経路を使用して、制御デバイスへともう1つの方向においてメッセージを送信するかを選択することである。
【0027】
したがって、本開示の更に別の態様によれば、少なくとも1つの照明デバイスを含む照明システムが提供される。照明システムは、1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、制御デバイスによって制御され、照明システムは、複数の送信器それぞれを使用して、各メッセージを、異なる対応する経路を介して、制御デバイスに送信するコントローラを含む。各経路は、通信システムと制御デバイスとの間の複数のインターフェースのうちの異なる対応する1つのインターフェースを含むが、インターフェースのうちのその他のインターフェースは含まない。各メッセージは、制御デバイスによって受信される場合、制御デバイスから照明システムに、フィードバックを引き起こし、コントローラは、フィードバックに依存して、経路を比較し、この比較に基づいて、インターフェースのうちどれを使用して、制御デバイスに後続のメッセージを送信するのかを選択する。
【0028】
照明システムの観点から行われる対応する方法及び照明システムを操作する対応するコンピュータプログラムも提供される。実施形態では、照明システムから制御デバイス(例えばユーザ端末)へのフィードバックに関連して説明されるフィードバック特徴の何れも、制御デバイスから照明システムへのもう1つの方向におけるフィードバックに関連して適用されてよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
本開示の理解に役立つように、また、実施形態を実施する方法を示すために、例として、添付図面を参照する。
【0030】
図1図1は、ネットワーク照明システムを含むシステムの概略図である。
図2図2は、照明システムを遠隔制御するコントローラデバイスの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下は、制御コマンドが、複数のチャネルを使用して、制御デバイス(例えばスマートホン)から照明システムに送信され、照明システムが、制御デバイスにフィードバックを提供する技術について開示する。このフィードバックは、例えばタイミング情報(例えばどのインターフェースが最速か)、エラー率(例えばどのインターフェースが、ドロップしたパケットが最も少ないか)等に関する。フィードバックは、次に、制御デバイスによって使用され、どの(ワイヤレス)インターフェースを使用するのか、例えばどのインターフェースが、状況を所与として、最適であるかが決定される。
【0032】
更に、初期通信(例えばハンドシェイクプロトコル)の一部として、インターフェースのうちの1つ以上が、利用可能なインターフェースに関する情報を提供する。これは、例えばバージョン情報を含む。
【0033】
このようなシステムの利点は、多種多様な制御デバイスに適するように、複数の経路が利用可能であり、最適な経路が選択可能である点である。一例として、スマートフォンが、Wi−Fi(登録商標)を介して、照明システムと通信を開始し、当該システムは、ジグビー(登録商標)を介してもインターフェースすることができることを決定する。スマートフォンがサポートするプロトコルのバージョンXが利用可能であることが決定される。この場合、コマンドが、Wi−Fi(登録商標)及びジグビー(登録商標)の両方を介して送信され、その後、照明システムからフィードバックが受信される。フィードバックに基づいて、将来の通信のためのインターフェース(Wi−Fi(登録商標)又はジグビー(登録商標))が選択される。
【0034】
図1は、環境8内に設置又は他の態様で配置される照明システム19を含むシステム90の図を示す。環境8は、1つ以上の部屋、建物のホール及び/若しくは廊下といった屋内環境、庭若しくは公園といった屋外環境、並びに/又は、ガゼボ、ポーチ若しくはスタジアムといった部分的に覆われている環境、又は、例えばキャンパス又はショッピングモールの建物及び/若しくは屋外空間であるこれらの任意の組み合わせを含んでよい。例として、本明細書に開示される技術は、オープンプランオフィス、セルオフィス、ミーティングルーム、会議室、ホテル客室及び他の接待/歓待応用、医者のオフィス、待合室、倉庫及び様々な他の屋内又は屋外応用におけるインテリジェント照明システムに適用されてよい。更に、開示される技術の実施態様は、「そのままで販売」可能である特徴であるだけでなく、例えばミーティングルーム、ホテル客室、レストラン、店舗、ホテル、ミュージアム、病院、公共環境、イベント、展示会、公共交通機関及び産業環境である幾つかのサービスビジネスモデルにおける制御のための構成要素も提供する。
【0035】
照明システム19は、環境8を照らす1つ以上の照明器具の形の1つ以上の照明デバイス1を含む。照明デバイス1は、例えば1つ以上の天井若しくは壁に取り付けられて、環境8内に固定して設置されるか、及び/又は、照明デバイス1は、独立ユニットを含んでもよい。以下は、3つの照明デバイス1a、1b、1cが1つの部屋8の中に設置されている例示的な例に関して説明するが、当然ながら、説明される技術は、他の環境における他の数のデバイスにも適用される。例えば、このような技術は、家庭環境においてネットワークに接続された1つのランプといったように、他のあまり複雑ではないシステムに関連しても使用される。
【0036】
部屋8又は他の環境は、少なくとも時々、ユーザ5によって、また、潜在的には、一人以上の他の占有者6によって、同時に及び/又は異なる時間に占有される。照明システム19は、ユーザ5のユーザ端末3(例えばスマートフォン、タブレット又はラップトップコンピュータといったモバイルユーザ端末)上で実行されるアプリケーション95から制御される。したがって、ユーザ端末3のコントローラ機能95は、ユーザ端末3の1つ以上の記憶媒体上に記憶され、ユーザ端末3の1つ以上のプロセッサの実行のために構成されたソフトウェアで実施される(しかし、或いは、他の実施形態では、この機能のハードウェア実施態様や、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせも排除されない)。コントローラアプリケーション95は、ユーザ端末3上で実行される場合、ユーザ5に、例えばタッチスクリーンであるユーザ端末3の1つ以上のI/Oモジュールを介して、ユーザインターフェースを提示する。具体的に、ユーザインターフェースは、ユーザ5に、1つ以上のユーザ操作可能な制御部を提供する。ユーザ5は、これらの制御部を介して、例えば光源1若しくは特定の照明デバイスをオン若しくはオフに切り替えるか、光源1を調光し又は特定の照明デバイスを増光若しくは減光するか、又は、放出される光の色を変更するために、照明システム19の照明デバイス1a、1b、1cのうちの1つ以上によって放射される光を制御することができる。
【0037】
このようなユーザ入力に反応して、照明制御アプリケーション95は、当該照明制御アプリケーション95が、ユーザ端末3から照明システム19に送信する1つ以上の対応する照明制御コマンドを生成する。具体的に、照明システム19は、光源1を制御する少なくとも1つの受信側制御ユニット13を含み、ユーザ端末3上のアプリケーションは、1つ以上の照明制御コマンドを、照明システムの照明制御ユニット13に送信する。照明システムの制御ユニット13は、コマンドを実行して、関連の照明制御機能(例えば点灯若しくは消灯、増光若しくは減光、又は、色の変更)を行う。
【0038】
制御ユニット13は、1つ以上の記憶媒体に記憶され、1つ以上のプロセッサ上で実行されるように構成されるソフトウェアで実施されるか、又は代わりに、ハードウェア、若しくは、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせで実施されてよい。制御ユニット13は、集中型のユニットであっても、分散様式で実施されてもよい。(図示される)実施形態では、ゲートウェイ10が、受信側制御ユニット13と照明デバイス1a、1b、1cとの間に接続される。制御ユニット13は、ゲートウェイ10に接続され、ゲートウェイ10は、照明デバイス1a、1b、1cに、照明バス又は相互接続部15等を介して接続される。ゲートウェイ10は、照明バス又は相互接続部15を介した照明デバイス1a、1b、1cとの通信のために、1つ以上のネットワーク通信プロトコルと、照明システム19の照明制御プロトコルとの間で変換を行う。この場合、制御ユニット13は、ネットワーク通信プロトコルでのコマンドを受信し、これに反応して、ネットワーク通信プロトコルを使用して対応する命令を発行し、それらを、照明プロトコルに変換されるようにゲートウェイ10を介して送信することによって、照明デバイス1a、1b、1cに指示する。例えば制御ユニット13は、環境8のローカルエリアネットワーク20上のサーバ又は他のユニット上に実施される。或いは、制御ユニット13は、ゲートウェイ10の照明デバイス1側に実施されてもよく、(図示されるものとは異なり)照明バス又は相互接続部15に直接接続してもよい。この場合、制御ユニット13は、ネットワーク通信プロトコルでコマンドを受信するが、照明デバイス1a、1b、1cへの対応する命令を、照明プロトコルを使用して、バス又は相互接続部15を介して直接発行する。
【0039】
なお、本明細書において使用される場合、「コマンド」との用語は、照明システムの受信側制御ユニット13が、照明制御コマンドを、無条件に実行することを必ずしも意味するわけではないし、この制御ユニット13が、ユーザ端末3上のプリケーション95に対してスレーブであることを必ずしも意味するわけではない。実施態様に応じて、コマンドに関連付けられる照明機能の実行は、実際には、照明システム19の制御ユニット13によって適用される1つ以上の基準を条件とする。例えば制御ユニット13は、ユーザ5が照明デバイス1を制御する権限を与えられていることを検証するためのユーザ5の認証を担い、この認証を条件として、コマンドを実行する。別の例として、制御ユニット13は、複数の異なるユーザ5、6の端末からのコンフリクトする可能性のあるコマンド間の仲裁を担ってもよい。
【0040】
なお、幾つかの実施形態では、ユーザ端末3は、環境8における光源1a、1b、1cの制御が許可されるためには、当該環境8内にあることが求められる。例えばこの条件は、屋内ロケーションネットワークに基づいて又はGPSといった衛星ベースの測位システムに基づいて評価される。或いは、環境8における光源1a、1b、1cが、環境8外の場所99から、ユーザ端末によって制御可能であることが許可されてもよい。又は、特定の権限を与えられたユーザだけが、外側から光源を制御することが許可されてもよい。以下は、制御される照明デバイス1a、1b、1cと同じ環境(例えば同じ部屋)8内のユーザ5及びユーザ端末3について説明されるが、当然ながら、これは、すべての可能な実施形態において限定されるものではない。
【0041】
ユーザ端末3上の照明制御アプリケーション95から、照明制御ユニット13への照明制御コマンドの送信を行うための可能な経路は多数ある。
【0042】
図2に示されるように、ユーザ端末3は、複数の送信器4を含み、各送信器は、システム90の異なる対応する通信インターフェースにアクセスするためのものである。実施形態において、これらのうちの幾つか又はすべては、異なる対応するワイヤレスインターフェースに送信するワイヤレス送信器である。コントローラアプリケーション95は、これらの送信器4のそれぞれを使用して、異なる対応する経路を介して、照明システム19に送信するように動作可能である。各経路は、対応するインターフェースを含む。実施形態では、送信器4のうちの1つ、幾つか又はすべては、実際には、対応するインターフェースを介して送受信する送受信器であり、コントローラアプリケーション95は更に、これらの送受信器それぞれを使用して、対応するインターフェースを介して照明システム19から戻る情報を受信するように(例えば簡単に説明したフィードバックを受信するように)動作可能である。しかし、代替実施形態では、フィードバックが、対応する送信とは別箇の経路によって受信されることも排除されない。したがって、以下は、送受信器4について説明されるが、当然ながら、これは、すべての可能な実施形態において限定されるものではない。
【0043】
なお、幾つかの実施形態では、送受信器4の幾つか又はすべては、それらのハードウェアリソース(例えばアンテナ及び/又は電力増幅器等)の一部又はすべてを共有するが、異なる通信プロトコルを使用するという点で区別できる。或いは、送受信器4の幾つか又はすべては、異なるハードウェアリソース(例えば異なるアンテナ及び/又は電力増幅器等)を含んでもよい。
【0044】
次に、様々な可能なインターフェース及び対応する経路の幾つかの例について説明する。当然ながら、これらは例に過ぎない。例えば図2は、システム90の5つの異なるインターフェースと通信するための5つの異なる送受信器を有するユーザ端末3を示すが、これは例示に過ぎず、実際には、任意の所与のユーザ端末3は、これらの送受信器のうちの任意の2つ以上の送受信器及び/又は他のタイプのインターフェースと通信するための他のタイプの送受信器が具備されてよい。
【0045】
実施形態では、送受信器のうちの1つの送受信器4aは、ブルートゥース(登録商標)といったローカル(近距離)RF技術に従って通信する。例えば部屋8には、照明システム19のゲートウェイ10に結合される対応するブルートゥース(登録商標)インターフェース7aを含む壁パネル2が具備される。この場合、コントローラアプリケーション95は、照明制御コマンドを、照明システムの制御ユニット13に、壁パネル2内のブルートゥース(登録商標)インターフェース7a及びゲートウェイ10を介して送信するオプションを有する。
【0046】
別の例として、送受信器のうちの1つの送受信器4bは、近距離無線通信(NFC)技術に従って通信する。例えばこの送受信器は、ユーザ5が、環境8内に設置される(ブルートゥース(登録商標)インターフェース7aと同じであっても違うパネルであってもよい)壁パネル2内の対応するNFCインターフェース7bに対して、その端末3をスワイプすると、当該NFCインターフェース7bと通信可能であるRFタグ(時にRFIDタグとも呼ばれる)の形を取る。この場合、NFCインターフェース7bは、照明システム19のゲートウェイ10に結合され、コントローラアプリケーション95は、照明制御コマンドを、照明システムの制御ユニット13に、NFCインターフェース7b及びゲートウェイ10を介して送信するオプションを有する。
【0047】
別の例として、システム90は、Wi−Fi(登録商標)アクセスポイント16の形の別のローカル(短距離)RFインターフェースを含み、ユーザ端末3の送受信器4のうちの1つの送受信器は、対応するWi−Fi(登録商標)送受信器4cを含む。例えばWi−Fi(登録商標)アクセスポイント16は、ゲートウェイ10に接続される及び/又はイーサネット(登録商標)接続といった接続14を介して照明システムの制御ユニット13に直接接続されるルータ12の一部として実現されてよい。この場合、コントローラアプリケーション95は、照明制御コマンドを、照明システムの制御ユニット13に、Wi−Fi(登録商標)アクセルポイント16、ルータ12及びゲートウェイ10を介して、又は、Wi−Fi(登録商標)アクセスポイント16を介して、次に、ルータ12から、イーサネット(登録商標)接続14(等)を介して制御ユニット13に直接送信するオプションを有する。
【0048】
別の例として、照明デバイス1a、1b、1cのうちの1つ、幾つか又はすべては、それぞれ、ジグビー(登録商標)インターフェース17の形の更に別のローカル(近距離)RFインターフェースが具備され、また、ユーザ端末3の送受信器4のうちの1つの送受信器は、対応するジグビー(登録商標)送受信器4dを含む。この場合、コントローラアプリケーション95は、照明制御コマンドを、照明システムの制御ユニット13に、ジグビー(登録商標)インターフェース17、照明バス/相互接続部15及びゲートウェイ10を介して送信するオプションを有する(実際には、照明信号は、照明デバイス1に直接送信されるが、コマンドが実行されるべきかどうかを確認するために(例えば認証又は仲裁の目的を確認するために)、照明システムの制御ユニット13に判断を任せる)。
【0049】
更に別の例として、送受信器のうちの1つの送受信器4eは、モバイルセルラネットワーク50の基地局51(基地局は、3GPP技術では、時にノードBとも呼ばれる)の形のインターフェースを介して、3GPPネットワーク(3G又は4G)といった(ワイドエリア)モバイルセルラネットワークにアクセスするセルラ送受信器であってよい。例えばモバイルセルラネットワークは、インターネットといったワイドエリア公共相互ネットワークに接続し、当該ワイドエリア公共相互ネットワークは、次に、環境8のローカルネットワーク20のインターネットゲートウェイ30と、会社のIT構造(例えば環境8がオフィスである場合)とを介して、当該ローカルネットワーク20に接続する。更に、ルータ12(Wi−Fi(登録商標)アクセスポイントを含むルータと同じであっても異なってもよい)が、制御ユニット13をローカルネットワーク20に接続する。この場合、コントローラアプリケーション95は、照明制御コマンドを、照明システムの制御ユニット13に、セルラ基地局51、モバイルセルラネットワーク30、公共ネットワーク40、インターネットゲートウェイ31、会社のインフラ30、ローカルネットワーク20及びルータ12(また、実施形態では、イーサネット(登録商標)接続14を介するルータ12と制御ユニット13との間のゲートウェイ10)を介して送信するオプションを有する。
【0050】
代わりに又は更に、図1の要素50は、セルラプロバイダ以外のインターネットプロバイダを表し、要素51は、ゲートウェイ10又は照明システムの制御ユニット13に直接接続されていないワイヤレスルータを表してもよい。例えば、これは、Wi−Fi(登録商標)送受信器4cを使用してアクセスされる別のWi−Fi(登録商標)アクセスポイントを含むルータであってよい。
【0051】
上記に例示された様々な可能性を前提とすると、当然ながら、ユーザ端末3上のコントローラアプリケーション95が、照明制御コマンドを、照明システム19に送信できる様々な可能な経路がある。各経路は、異なる(ワイヤレス)インターフェースを含む。
【0052】
しかし、実際の実施態様では、ネットワークの不安定度、ネットワークダウン期間、ネットワークコンフリクト、ネットワークメンテナンス、ネットワーク遅延、ネットワークレーテンシー、タイミングエラー、ファイヤウォールコンフリクト、損傷又は破損部分、設置エラー、デザインエラー、ハードウェアエラー、ソフトウェアバグ、又は、ユーザが待ちきれずに送信することで、一連のコマンドが、ネットワークレーテンシー、考え違い等によってバッファリングされることによって意図的にではなく引き起こされるエラーといった様々なネットワーク問題によって問題が生じることがある。
【0053】
上記したようなネットワーク問題があったとしても、部屋8の中のユーザ5、6が、何の苦労もなく、又は、少なくとも少ない量の苦労で、部屋の中の照明システム19を制御できることが望ましい。
【0054】
モバイルデバイスベースのアプリから照明システム19を制御する現在の方法は、大抵の場合では、ワイヤレス通信又はセルラモバイルフォン規格のIEEE802.11「Wi−Fi(登録商標)」規格を使用するワイヤレス接続を介したモバイルデバイス3からの接続に依存し、これは、モバイルデバイス3の他の機能と干渉しないように、アクティブのままでなければならない。
【0055】
しかし、上記したようなネットワーク問題によって、照明システム19を制御するのに最も適した経路が、常に利用可能であるとは限らない。一例として、制御デバイスの好適なネットワーク経路を介して(例えばセルラネットワーク50といった個人の公共ネットワークを介して)、照明システム19を制御することが好適である場合に、時に、この公共ネットワークから照明システム19へのアクセスがブロックされることがある。このような状況では、モバイルデバイス3は、ローカルネットワークに切り替えなければならない。これは、モバイルデバイス3(例えばスマートフォン)の能力を低減させることになる。この理由から、ローカルネットワークへの切替えが、実際には、現在、照明システム19を制御するための実際の要件ではない場合に、ローカルネットワークに切り替えないことが好適な場合がある。好適には、制御デバイス3(例えばスマートフォン)は、最初に、その個人の(公共)ネットワークプロバイダ(例えばセルラプロバイダ)を介して、照明デバイスを制御することを試み、利用可能である思われる場合に、この方法を選択する。
【0056】
以下の実施形態は、特定の部屋8等にいるユーザ5、6が、様々なネットワーク接続された光源1a、1b、1c及び/又は特定の部屋8内の照明システム19によって制御されてよい他の照明デバイス(例えばビーマー、シェード等)を、高速で、面倒なことがなく、また、使い勝手が良く制御することを可能にする一方で、同時に、生じうるすべての種類のネットワーク問題を探し出し及び追跡する。
【0057】
上記されたように、システム90は、Wi−Fi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、ジグビー(登録商標)、IR及び/又はNFCといったワイヤレス通信方法によって制御可能である照明システム19を含む。システム90は更に、1つ以上のワイヤレス制御される光点1a、1b、1cと直接に通信するゲートウェイ10を含み、更に、固定された壁パネル2とゲートウェイ10との間のワイヤレス接続7a、7bを介してシステムを制御する当該壁パネル2を含んでよい。実施態様に応じて、システム90は、壁パネル2とモバイルデバイス3との間の通信、及び/又は、モバイルデバイス3とゲートウェイ10との間の直接通信の可能性をサポートする。
【0058】
実施形態では、システム90は、部屋8の中のローカルゲートウェイ10が、照明システムの制御ユニット13に接続するといったようにスタガードインフラを含んでよく、これは、ゲートウェイ10へのローカルWi−Fi(登録商標)インターフェース16又は部屋8の中で利用可能にされるブルートゥース(登録商標)、ジグビー(登録商標)、IR及び/若しくはNFCといった任意の他の通信プロトコルを介して利用可能にされる。インフラの高位レベルは、特定のローカルゲートウェイ10を制御ユニット13に関連付け、これを、特定のアクセスプロトコルを有するインフラの高位レベル20、30、40において利用可能及び/又は認識可能であるようにし、特定のローカル制御ゲートウェイ10への適切なアクセスを確実にする。
【0059】
したがって、システム90は、部屋8の中のユーザ5、6のモバイルデバイス3を照明システム19に接続する様々な方法を提供する。
【0060】
本開示の実施形態によれば、ユーザ端末3によって出された所望のユーザ制御コマンドが、実際に照明システムの制御ユニット13に到着し、実行されたかどうかに関する検証を可能にするために、照明システム90に実装されるプロトコルが提供される。当該プロトコルは、経路及びタイミング情報といったフィードバックを提供する1つ以上のフィードバックループを実現し、これにより、ユーザ制御デバイス(ユーザ端末3)は、特定の部屋8の中の光源1a、1b、1cを制御するのに最も好都合な経路を選択し、必要に応じて、この情報から、適切なユーザ制御メニュを導出することができる。
【0061】
ユーザ端末3は、次に限定されないが、Wi−Fi(登録商標)、ジグビー(登録商標)、Z−Wave、JenNet−IP等といった様々な接続経路で、照明システム19に向けて、光制御コマンドを「出す」(送信する)。照明システム19は、ユーザ制御デバイス3によって出されたこのような光制御コマンドを、様々な可能なネットワーク経路を介して受信するが、幾つかのコマンドは、他のコマンドよりもゆっくりと到着するか、又は、全く到着しない場合がある。
【0062】
このような問題に対処するために、ユーザ端末3上のコントローラアプリケーション95は、送信するコマンド内に、ユーザ端末3のネットワークアドレスと、対応する送信のインターフェース7a、7b、16、17、51の識別情報とを含める。この情報は、次に、照明システム19の制御ユニット13によって使用され、ユーザ制御デバイス3に戻す特定のコマンドストリングの適切な受信を確認する。代わりに又は更に、照明システム19の制御ユニット13は、送信の品質について、当該制御ユニット13が収集可能である、例えばエラー率及び/又は到着時間である情報をフィードバックしてもよい。例えば一実施形態では、照明システム19は、到着の確認を、照明システムの制御ユニット13によって特定の制御コマンドが受信された瞬間の時間情報と共に、ユーザ端末3にフィードバックする。
【0063】
ユーザ端末3上で実行されるアプレット95は、照明システム19によって提出されて戻された任意のフィードバック情報を受信し、この情報を使用して、将来の制御コマンドを照明システム19に提出するための最も好都合な経路を導出する。つまり、コントローラアプリケーション95は、フィードバックに依存して、2つ以上の経路を比較する。このフィードバックに依存した比較は、次の2つの可能性のうちの一方又は両方を対象とする。即ち、(i)フィードバックは、両方又はすべての経路で成功裏に受信され、フィードバック内に提供される情報が(例えばタイミング情報及び/又はエラー率を比較するために)比較される、及び/又は、(ii)フィードバックは、経路のうちの1つ又は幾つかの経路で受信されず、このフィードバックの欠落は、当該経路が、フィードバックが成功裏に受信された経路よりも劣るという事実を示す。
【0064】
実施形態では、上記されたように、初期通信(例えばハンドシェイクプロトコル)の一部として、インターフェース7a、7b、16、17、51のうちの1つ以上は、追加的に、利用可能であるインターフェース(自分自身又は他のインターフェースの1つ以上)に関する情報を提供する。例えば、これは、インターフェースのうちの1つが、その自身の利用可能性を広告すること、その自身の能力に関する情報を提供すること(例えばバージョン情報を提供すること)、他のインターフェースのうちの1つ以上のインターフェースの利用可能性を広告すること、又は、インターフェースのうちの1つ以上の他のインターフェースの能力に関する情報(例えばバージョン情報)を提供することを含む。インターフェースの利用可能性に関するこのような情報は、ユーザ端末3上のコントローラアプリケーション95によって使用され、フィードバックのためにどの経路を探るかが決定される。代わりに又は更に、上記フィードバックに加えて、利用可能性に関する情報及び/又はインターフェースの能力に関する情報の何れか又は両方が、コントローラアプリケーション95によって使用され、照明システム19への後続の照明制御コマンドを送信するために、どの経路を選択するかに関する決定が伝えられる。代わりに又は更に、利用可能性に関する情報及び/又はインターフェースの能力に関する情報の何れかが、コントローラアプリケーション95によって使用され、関連のインターフェースに接続する方法が決定される。例えばジグビー(登録商標)インターフェース17は、当該インターフェースが任意の他のジグビー(登録商標)デバイスへの接続を有するかどうかに関する情報を提供し、この情報が使用されて、照明システム19へのジグビー(登録商標)を介する経路があるかどうか、及び/又は、可能な経路が複数あるかどうかが決定される。次に、ユーザ端末3上のコントローラアプリケーション95は、この情報を使用して、上記経路を、当該コントローラアプリケーションがフィードバックを要求する経路に含めるかどうかを決定する。別の例として、Wi−Fi(登録商標)インターフェース16は、当該インターフェースが提供可能である接続速度に関する情報を提供し、この情報は、コントローラアプリケーション95によって使用され、照明制御コマンドを送信するために、Wi−Fi(登録商標)インターフェース16を使用することを選択するかどうかに関する決定が更に伝えられる。
【0065】
代わりに又は更に、ユーザ端末3は、自分自身のインターフェース能力に関する情報を、照明システム19の制御ユニット13に提供してもよい。及び/又は、照明システムの制御ユニット13が、自分自身のインターフェース能力に関する情報を、ユーザ端末3に提供してもよい。この場合、この情報が使用されて、ユーザ端末3が照明システム19に接続する方法が決定される。及び/又は、この情報は、コントローラアプリケーション95によって使用され、フィードバックのためにどの経路を探るかが決定され、及び/又は、(上記フィードバックに加えて)照明システム19に後続の照明制御コマンドを送信するためにどの経路を選択するかに関する決定が更に伝えられる。例えば生じるハンドシェイクプロトコル中、インターフェース7a、7b、16、17、51とユーザ端末3は、それらの様々なインターフェース能力を交換し、制御ユニット13及び/又はコントローラアプリケーション95は、最も好都合なプロトコルを導出し、この情報を、部屋8の特定の照明システム19と通信する際(例えば後続の制御コマンドを送信する際)に、ユーザ端末3による将来の使用のために記憶する。例えばユーザ端末3は、その最新のステータス変更情報(例えばソフトウェアの更新)を照明システム19に提供しても、又は、照明システム19が、その最新のステータス変更情報(例えば照明システム19の一部が変更された最後の時間)をユーザ端末3に提供してもよい。
【0066】
更に、実施形態では、照明システム19は、例えば後続の照明制御コマンドを送信するためにどのインターフェース7a、7b、16、17、51が選択されたか、選択されたインターフェースの能力及び/又は照明システム19の能力といった上記要素のうちの1つ以上に依存して、ユーザ端末3、壁パネル2及び/又は部屋8内の他のユーザ6の他のユーザ制御デバイス3に代替のユーザ制御特徴を提供してもよい。例えば様々なインターフェース7a、7b、16、17、51を介する制御は、多少異なる特性又は能力を有し、ユーザインターフェースに対する幾つかの適合が、これを反映するために適切である場合がある。
【0067】
更なる実施形態では、期待されるフィードバックコマンドが受信されなかったことによってタイムアウトエラーが生じた後、ユーザ端末3上のアプリケーション95は、照明デバイス1a、1b、1c等が適切に調節されているかどうかに関して、ユーザ5から手動のフィードバックを求めてもよい。
【0068】
なお、上記は、照明を制御するために、照明システム19に実際に作用する実際の照明制御コマンドに応えたフィードバックの受信に関して説明されている。例えばユーザ5が、調光レベルの増加を命令するユーザ入力を行うと、同じコマンドのインスタンスが、照明システムの制御ユニット13への様々な経路を介して送信され、コマンドのこれらのインスタンスそれぞれは(成功裏に受信及び/又は実行された場合に)、光源を制御するというそれらの主機能に加えて、各自の経路に関するフィードバックを引き起こす。したがって、照明制御コマンドの送信は、フィードバックを取得する機会として、追加的に利用される。
【0069】
実施形態では、1つ又は1つ以上の複製コマンドの作用が絶対的に規定される場合、当該1つ又は1つ以上の複製コマンドは、照明の制御に関して、何ら問題となることはない。例えばコマンドは、調光レベルを最大値の80%に設定することであるとすると、コマンドの複製インスタンスは、単に、照明システム19に、当該コマンドの最初に受信したインスタンスによって既にもたらされているレベルと同じレベルに留まることを伝える。或いは、相対的に規定されなければ、1つ以上の複製インスタンスが、不所望の累積作用(例えば現在のレベルの10%だけ調光レベルを増加させる)を有するため、コマンドは、相対的に規定されてもよい。この場合、不所望の累積作用を阻止するために、あるメカニズムが実現されてよい。例えばユーザ端末3のコントローラ95は、複製インスタンスに、一意のタグをタグ付けしてもよい(同じコマンドの各インスタンスは同じタグ値を有し、異なるコマンドは、異なるタグ値を有する)。照明システム19の制御ユニット13は、1つ以上の複製インスタンスを認識し、これらの複製インスタンスを実行しないように構成される。
【0070】
しかし、すべての可能な実施形態において、フィードバックのための様々な経路を探るために使用されるメッセージが、実際の照明制御コマンドであることは必要不可欠なわけではない。或いは、これらのメッセージは、例えば専用プローブメッセージであっても、又は、照明システム19から他の情報(例えば動作温度、燃焼時間等)を要求するステータスリクエストといった他のメッセージであってもよい。これらの情報は、経路に関するフィードバックを引き起こすために、追加的に使用される。
【0071】
本開示の別の代替又は追加の態様によれば、同様のフィードバックが、ユーザ端末3によって、照明システム19に提供され、これにより、照明システム19は、ユーザ端末3との適切な通信を検証し、また、照明システム19は、ユーザ制御デバイス3へのその様々なインターフェース可能性をテストし、メッセージをユーザ端末に送信するのに最も好都合な経路を選択することができる。
【0072】
ユーザデバイス3から照明システム19への別のネットワーク経路の方が、照明システム19からユーザ端末3へのネットワーク経路よりも最適である場合があるので、照明システム19は、ユーザ端末3によって選択された照明システム19への通信経路ではなく、ユーザ端末3への別の通信経路を選択してもよい。
【0073】
更に、上記は、光を放出する照明デバイスを含む照明システム及び放出される光を制御する照明制御コマンドに関連して説明されたが、上記教示内容は、代わりに又は更に、1つ以上の窓処理(例えば電子制御されるブラインド)、他の日光ハーベスティングデバイス(例えばヘリオスタット)及び/又は1つ以上のHVACデバイス(暖房、換気及び/又は空調)といった1つ以上の他のタイプの環境制御デバイスを含む他のタイプの環境制御システムに関連して適用されてもよい。したがって、本明細書において、照明システム、照明デバイス及び照明制御に関連して特徴が説明される箇所において、任意のそのような特徴は、それぞれ、光を制御する及び/若しくは他の環境機能を制御するために、1つ以上の照明デバイス及び/若しくは環境制御デバイス(例えばHVACデバイス)を含む照明システム並びに/又は環境制御システムを含む任意のシステムに等しく適用される。
【0074】
当然ながら、上記実施形態は、例として説明されたに過ぎない。開示された実施形態の他の変形態様は、図面、開示内容及び添付の請求項の検討から、請求項に係る発明を実施する当業者によって理解され、実施される。請求項において、「含む」との用語は、他の要素又はステップを排除するものではなく、また、「a」又は「an」との不定冠詞も、複数形を排除するものではない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、請求項に記載される幾つかのアイテムの機能を果たしてもよい。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されることだけで、これらの手段の組み合わせを有利に使用することができないことを示すものではない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に又はその一部として供給される光学記憶媒体又は固体媒体といった適切な媒体上に記憶及び/又は分散されてもよいが、インターネット又は他の有線若しくは無線通信システムを介するといった他の形式で分配されてもよい。請求項における任意の参照符号は、範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2017年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、照明及び/又は環境制御システムを制御する制御デバイスであって、
前記照明及び/又は環境制御システムは、光を放出する1つ以上の照明デバイス及び/又は環境制御機能を提供する1つ以上の環境制御デバイスを含み、
前記制御デバイスは、
送信器それぞれが、前記通信システムの異なる対応するインターフェースを介して、前記照明及び/又は環境制御システムに送信する複数の送信器と、
複数の前記送信器それぞれを使用して、同じ制御コマンドのインスタンスを、複数の異なる経路それぞれを介して、前記照明及び/又は環境制御システムに送信するコントローラと、
を含み、
前記同じ制御コマンドの前記インスタンスそれぞれは、放出される前記光及び/又は前記環境制御機能を制御し、前記複数の異なる経路それぞれは、前記インターフェースのうちの異なる対応する1つのインターフェースを含み、
前記制御コマンドの各インスタンスは、前記照明及び/若しくは環境制御システムによって受信される場合並びに/又は実行される場合、前記照明及び/若しくは環境制御システムから前記制御デバイスに、フィードバックを引き起こし、
前記コントローラは、前記フィードバックに依存して、前記複数の異なる経路を比較し、前記比較に基づいて、放出される前記光及び/又は前記環境制御機能を制御するために、前記インターフェースのうちどれを使用して、前記照明及び/又は環境制御システムに後続の制御コマンドを送信するのかを選択する、制御デバイス。
【請求項2】
前記フィードバックは、前記制御コマンドが、前記照明及び/若しくは環境制御システムによって成功裏に受信された並びに/又は成功裏に実行されたことの確認を含み、前記比較は、前記確認が、各経路を介した送信に応えて、前記制御デバイスによって受信されたかどうかを比較することを含む、請求項1に記載の制御デバイス。
【請求項3】
前記フィードバックは、各経路を介した各メッセージの送信に関する情報を含み、前記比較は、前記各経路のうちの2つ以上の経路を介した前記各メッセージの送信に応えて受信された前記情報を比較することを含む、請求項1又は2に記載の制御デバイス。
【請求項4】
前記情報は、
各経路を介した各メッセージの送信のタイミングに関する情報、
各経路を介した各メッセージの送信が経験したエラー率に関する情報、及び/又は、
各メッセージが進んだ各経路をたどる情報、
のうちの1つ以上を含む、請求項3に記載の制御デバイス。
【請求項5】
前記コントローラは、前記メッセージの何れに応えてもフィードバックが受信されない場合に、タイムアウトする、請求項1乃至4の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項6】
前記制御デバイスは、ユーザ端末であり、前記制御コマンドは、前記ユーザ端末のユーザインターフェースを介して入力されたユーザ入力に応えて、ユーザによってもたらされる、請求項1乃至5の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項7】
前記コントローラは、前記タイムアウトの場合、ユーザに、手動フィードバックを求める、請求項5及び6に記載の制御デバイス。
【請求項8】
前記フィードバックに加えて、前記コントローラは、前記インターフェースのうちの1つ以上のインターフェースから、前記インターフェースのうちの1つ以上のインターフェースの利用可能性及び/若しくは前記インターフェースのうちの1つ以上のインターフェースの1つ以上の能力に関する追加情報を受信し、並びに/又は、前記照明及び/若しくは環境制御システムの1つ以上の能力に関する追加情報を受信し、
前記コントローラは、前記追加情報に更に依存して、前記インターフェースのうちのどれを使用して、前記照明及び/又は環境制御システムに後続の制御コマンドを送信するのかを選択する、請求項1乃至7の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項9】
前記インターフェースそれぞれは、異なる対応するアクセス技術を使用する、請求項1乃至8の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項10】
前記複数の送信器それぞれは、ワイヤレス送信器であり、前記対応するインターフェースそれぞれは、ワイヤレスインターフェースである、請求項1乃至9の何れか一項に記載の制御デバイス。
【請求項11】
1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、照明及び/又は環境制御システムを制御する方法であって、前記照明及び/又は環境制御システムは、光を放出する1つ以上の照明デバイス及び/又は環境制御機能を提供する1つ以上の環境制御デバイスを含み、
前記方法は、
複数の異なる経路それぞれを介して、前記照明及び/又は環境制御システムに、同じ制御コマンドのインスタンスを送信するステップと、
前記制御コマンドの前記インスタンスのうちの1つ以上によって生成されるフィードバックを受信するステップと、
前記フィードバックに依存して、前記複数の異なる経路を比較するステップと、
前記比較に基づいて、放出される前記光及び/又は前記環境機能を制御するために、前記インターフェースのうちのどれを使用して、前記照明及び/又は環境制御システムに後続の制御コマンドを送信するのかを選択するステップと、
を含み、
前記同じ制御コマンドの前記インスタンスそれぞれは、放出される前記光及び/又は前記環境制御機能を制御し、前記複数の異なる経路それぞれは、前記通信システムの異なる対応するインターフェースを含み、
前記制御コマンドの各インスタンスは、前記照明及び/若しくは環境制御システムによって受信される場合並びに/又は実行される場合、前記照明及び/若しくは環境制御システムから前記制御デバイスに、フィードバックを引き起こす、方法。
【請求項12】
1つ以上のネットワークを含む通信システムを介して、照明及び/又は環境制御システムを制御するためのコンピュータプログラムであって、前記照明及び/又は環境制御システムは、光を放出する1つ以上の照明デバイス及び/又は環境制御機能を提供する1つ以上の環境制御デバイスを含み、
前記コンピュータプログラムは、1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体上に具体化され、制御デバイス上で実行されると、
複数の異なる経路それぞれを介して、前記照明及び/又は環境制御システムに同じ制御コマンドのインスタンスを送信する動作と、
前記制御コマンドの前記インスタンスのうちの1つ以上によって生成されるフィードバックを受信する動作と、
前記フィードバックに依存して、前記複数の異なる経路を比較する動作と、
前記比較に基づいて、放出される前記光及び/又は前記環境機能を制御するために、前記インターフェースのうちのどれを使用して、前記照明及び/又は環境制御システムに後続の照明制御コマンドを送信するのかを選択する動作と、
を実行するコードを含み、
前記同じ制御コマンドの前記インスタンスそれぞれは、放出される前記光及び/又は前記環境制御機能を制御し、前記複数の異なる経路それぞれは、前記通信システムの異なる対応するインターフェースを含み、
前記制御コマンドの各インスタンスは、前記照明及び/若しくは環境制御システムによって受信される場合並びに/又は実行される場合、前記照明及び/若しくは環境制御システムから前記制御デバイスに、フィードバックを引き起こす、コンピュータプログラム。
【請求項13】
請求項1乃至10の何れか一項に記載の制御デバイスと、前記照明及び/又は環境制御システムと、を含む、システム。
【国際調査報告】