特表2017-538368(P2017-538368A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-538368(P2017-538368A)
(43)【公表日】2017年12月21日
(54)【発明の名称】伸縮式デジタルカメラ
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/225 20060101AFI20171124BHJP
   G03B 17/56 20060101ALI20171124BHJP
   G03B 17/02 20060101ALI20171124BHJP
   G03B 15/00 20060101ALN20171124BHJP
【FI】
   H04N5/225 100
   G03B17/56 A
   G03B17/02
   G03B15/00 D
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2017-535947(P2017-535947)
(86)(22)【出願日】2015年1月15日
(85)【翻訳文提出日】2015年3月5日
(86)【国際出願番号】CN2015070758
(87)【国際公開番号】WO2016050011
(87)【国際公開日】20160407
(31)【優先権主張番号】201420568546.2
(32)【優先日】2014年9月29日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】515061237
【氏名又は名称】源徳盛塑膠電子(深▲せん▼)有限公司
【氏名又は名称原語表記】WINNERS’ SUN PLASTIC ELECTRONIC (SHENZHEN)LIMITED COMPANY
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】特許業務法人コスモス特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】110000198
【氏名又は名称】特許業務法人湘洋内外特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】李 正良
【テーマコード(参考)】
2H100
2H105
5C122
【Fターム(参考)】
2H100AA16
2H100AA18
2H100BB05
2H105AA02
2H105AA06
2H105AA25
2H105AA31
5C122EA60
5C122FL05
5C122GD12
5C122GE04
5C122GE07
5C122GE11
(57)【要約】
本発明はデジタルカメラに関し、具体的には伸縮式デジタルカメラに関する。レンズを含む撮像ユニットと、制御ユニットと、を含む伸縮式デジタルカメラであって、前記デジタルカメラは、さらに、一端が前記制御ユニット内に作動自在に設置され、他端が前記撮像ユニットと回動自在に連結されている伸縮棒を含む。伸縮棒の一端を前記制御ユニット内に作動自在に設置し、他端を前記撮像ユニットと回動自在に連結させることによって、伸縮棒を伸ばしたとき撮像ユニットを制御ユニットから一定距離引き離すことができ、前記撮像ユニットを適切な位置に回動させれば自分撮り等の操作を簡便に行うことができる。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズを含む撮像ユニットと、制御ユニットと、を含む伸縮式デジタルカメラであって、
前記デジタルカメラは、さらに、一端が前記制御ユニット内に作動自在に設置され、他端が前記撮像ユニットと回動自在に連結されている伸縮棒を含む
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項2】
請求項1に記載のデジタルカメラであって、
前記制御ユニットは制御柄部及び表示器を含み、前記表示器と前記制御柄部は回動自在に連結されている
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項3】
請求項2に記載のデジタルカメラであって、
前記制御柄部に球継手が設けられ、前記表示器は前記球継手の回動を通じて前記制御柄部と連結されている
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項4】
請求項3に記載のデジタルカメラであって、
前記制御柄部に若干の機能ボタンが設けられ、前記機能ボタンに少なくとも電源ボタン、シャッターボタン、ズームボタン及び機能メニューボタンが含まれている
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項5】
請求項4に記載のデジタルカメラであって、
前記制御柄部にメモリカードスロットが設けられている
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項6】
請求項5に記載のデジタルカメラであって、
前記制御柄部にさらにUSBポートが設けられている
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項7】
請求項2に記載のデジタルカメラであって、
前記伸縮棒は、若干の棒部材を含み、且つ、頂端棒部材が前記撮像ユニットと回動自在に連結され、底端棒部材が前記制御柄部内に作動自在に設置されている
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項8】
請求項7に記載のデジタルカメラであって、
前記頂端棒部材の長さが前記制御柄部の長さより若干大きく、その他の棒部材の長さが前記制御柄部の長さに適応している
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項9】
請求項8に記載のデジタルカメラであって、
前記頂端棒部材と前記撮像ユニットとはヒンジを通じて連結されている
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【請求項10】
請求項1に記載のデジタルカメラであって、
前記デジタルカメラはさらにマイクを含み、前記マイクは前記撮像ユニットに設置されている
ことを特徴とするデジタルカメラ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルカメラに関し、具体的には伸縮式デジタルカメラに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のデジタルカメラのレンズは一般的にカメラ本体に固定され、例えばインタビュー、自分撮り等の特殊な場面で使用するには非常に不便である。例えば自分撮りの場合は、三脚等の補助設備を用いるか他人に撮ってもらうことになり、使用者にとって様々な面で不便である。
【0003】
そこで、自分撮りやインタビュー等の場面で便利に用いられるデジタルカメラの提供が望まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、従来技術における上記問題に対して、伸縮式デジタルカメラを提供して、従来のデジタルカメラがインタビューや自分撮り等の特殊な場面で使用するには非常に不便であるという問題を克服することを解決しようとする課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明がその技術的課題を解決するために用いる技術方案は、レンズを含む撮像ユニットと、制御ユニットと、を含む伸縮式デジタルカメラであって、前記デジタルカメラは、さらに、一端が前記制御ユニット内に作動自在に設置され、他端が前記撮像ユニットと回動自在に連結されている伸縮棒を含む。
【0006】
好ましくは、前記制御ユニットは制御柄部及び表示器を含み、前記表示器と前記制御柄部は回動自在に連結されている。
【0007】
好ましくは、前記制御柄部に球継手が設けられ、前記表示器は前記球継手の回動を通じて前記制御柄部と連結されている。
【0008】
好ましくは、前記制御柄部に若干の機能ボタンが設けられ、前記機能ボタンに少なくとも電源ボタン、シャッターボタン、ズームボタン及び機能メニューボタンが含まれている。
【0009】
好ましくは、前記制御柄部にメモリカードスロットが設けられている。
【0010】
好ましくは、前記制御柄部にさらにUSBポートが設けられている。
【0011】
好ましくは、前記伸縮棒は、若干の棒部材を含み、且つ、頂端棒部材が前記撮像ユニットと回動自在に連結され、底端棒部材が前記制御柄部内に作動自在に設置されている。
【0012】
好ましくは、前記頂端棒部材の長さが前記制御柄部の長さより若干大きく、その他の棒部材の長さが前記制御柄部の長さに適応している。
【0013】
好ましくは、前記頂端棒部材と前記撮像ユニットとはヒンジを通じて連結されている。
【0014】
好ましくは、前記デジタルカメラはさらにマイクを含み、前記マイクは前記撮像ユニットに設置されている。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、伸縮棒の一端を前記制御ユニット内に作動自在に設置し、他端を前記撮像ユニットと回動自在に連結させることによって、伸縮棒を伸ばしたとき撮像ユニットを制御ユニットから一定距離引き離すことができ、前記撮像ユニットを適切な位置に回動させれば自分撮り等の操作を簡便に行うことができるという有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の伸縮式デジタルカメラの使用状態における構成を示す斜視図である。
図2】本発明の伸縮式デジタルカメラの縮ませた状態における構成を示す斜視図である。
図3】本発明の伸縮式デジタルカメラの伸縮棒を伸ばした状態における構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0018】
図1に示すように、本実施形態の伸縮式デジタルカメラは、レンズ11を含む撮像ユニット1と、制御ユニット2とを含む。前記デジタルカメラはさらに伸縮棒3を含み、該伸縮棒3は、一端が前記制御ユニット2内に作動自在に設置され、他端が前記撮像ユニット1と回動自在に連結されている。前記伸縮式デジタルカメラは、前記伸縮棒3の一端が前記制御ユニット2内に作動自在に設置されることによって、伸縮棒3を縮ませたとき前記制御ユニット2の内部に伸縮棒3を収容することができ、余分なスペースを必要としないため、携帯に便利である。一方、前記伸縮棒3を伸ばしたときは、前記撮像ユニット1を制御ユニット2から一定距離引き離すことができ、前記撮像ユニット1を適切な位置に回動させれば自分撮り等の操作を簡便に行うことができる。
【0019】
図1に示すように、本実施形態の伸縮式デジタルカメラは、レンズ11を含む撮像ユニット1と、制御ユニット2とを含む。前記デジタルカメラはさらに伸縮棒3を含み、該伸縮棒3は、一端が前記制御ユニット2内に作動自在に設置され、他端が前記撮像ユニット1と回動自在に連結されている。前記伸縮式デジタルカメラは、前記伸縮棒3の一端が前記制御ユニット2内に作動自在に設置されることによって、伸縮棒3を縮ませたとき前記制御ユニット2の内部に伸縮棒3を収容することができ、余分なスペースを必要としないため、携帯に便利である。一方、前記伸縮棒3を伸ばしたときは、前記撮像ユニット1を制御ユニット2から一定距離引き離すことができ、前記撮像ユニット1を適切な位置に回動させれば自分撮り等の操作を簡便に行うことができる。
【0020】
図1図2に示すように、本実施形態の制御柄部21に球継手4が設けられ、前記表示器22は球継手4によって制御柄部と連結されている。さらに、前記制御柄部21に若干の機能ボタン212が設けられ、前記機能ボタン212に少なくとも電源ボタン、シャッターボタン、ズームボタン及び機能メニューボタン等が含まれている。前記表示器22を球継手4によって制御柄部21と連結させることによって、表示器22の表示角度を任意に調整することができ、異なる場面や異なる撮像角度における使用者の視野角への観察を満たすことができる。
【0021】
図2に示すように、本実施形態の制御柄部21にメモリカードスロット213が設けられている。該メモリカードスロット213は、例えばSDカード、CFカード等のメモリカードを挿着するために用いられる。また、前記制御柄部21にはさらにUSBポート214が設けられている。該USBポート214は、前記デジタルカメラとデータ通信及び/又は充電等の操作を行うために用いられる。前記メモリカードスロット213及びメモリカードスロット213は制御柄部の任意の位置に設置することができる。
【0022】
図3に示すように、本実施形態の伸縮棒3は若干の棒部材を含み、且つ、頂端棒部材31は前記撮像ユニット1と回動自在に連結され、底端棒部材32は前記制御柄部21内に作動自在に設置されている。前記頂端棒部材31の長さは前記制御柄部21の長さより若干大きく、その他の棒部材の長さは前記制御柄部21の長さに適用している。頂端棒部材31の長さが前記制御柄部21の長さより若干大きいため、伸縮棒3を縮ませる際に撮像ユニット1が制御柄部21と衝突しないことを保証することができ、また、その他の棒部材の長さが前記制御柄部21の長さに適応しているため、その他の棒部材が制御柄部21の内部に完全に収容されることを保証し、デジタルカメラの全体の体積を低減させる。好ましくは、前記伸縮棒3と前記撮像ユニット1とはヒンジ5によって連結されている。伸縮棒3の各棒部材が互いに回動できるため、伸縮棒3と前記撮像ユニット1とがヒンジ5によって連結されていることによって、撮像ユニット1について任意視野角の調整を実現することができる。また、前記デジタルカメラはさらにマイク6を含み、該マイク6は前記撮像ユニット1に設置されている。前記マイク6は、該伸縮式デジタルカメラを用いて撮像をするとき、音声の録音に用いられる。なお、音声を録音する機能を実現するために、前記マイク6は制御柄部21に設けられてもよい。
【0023】
以上の実施形態は、本発明の技術法案を説明するために用いられるに過ぎず、それを限定するものではないと解されるべきである。当業者は上記実施形態に記載されている技術法案に対して修正することができ、又はそのうちの一部の技術的特徴を同等変更することができる。そして、このような修正及び変更も、すべて本発明の特許請求の範囲の保護範囲に含まれる。
図1
図2
図3
【国際調査報告】