(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-539103(P2017-539103A)
(43)【公表日】2017年12月28日
(54)【発明の名称】複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法、装置、サーバおよびシステム
(51)【国際特許分類】
H04M 11/00 20060101AFI20171201BHJP
G06F 13/00 20060101ALI20171201BHJP
G06F 21/31 20130101ALI20171201BHJP
【FI】
H04M11/00 302
G06F13/00 520D
G06F13/00 510A
G06F21/31
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】51
(21)【出願番号】特願2016-559397(P2016-559397)
(86)(22)【出願日】2016年7月4日
(85)【翻訳文提出日】2016年9月26日
(86)【国際出願番号】CN2016088360
(87)【国際公開番号】WO2017067218
(87)【国際公開日】20170427
(31)【優先権主張番号】201510694506.1
(32)【優先日】2015年10月22日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】516228017
【氏名又は名称】▲楽▼視控股(北京)有限公司
【氏名又は名称原語表記】Le Holdings(Beijing)Co.,Ltd.
(71)【出願人】
【識別番号】516180748
【氏名又は名称】楽視致新電子科技(天津)有限公司
【氏名又は名称原語表記】LE SHI ZHI XIN ERECTRONICS TECHNOLOGY(TIANJIN)LIMITED
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】牛云飛
【テーマコード(参考)】
5B084
5K201
【Fターム(参考)】
5B084AA02
5B084AA05
5B084AA26
5B084AA30
5B084AB31
5B084AB36
5B084AB39
5B084BB02
5B084CC06
5B084CC07
5B084CC14
5B084CC17
5B084CD25
5B084DB02
5B084DC02
5B084DC06
5K201AA05
5K201BA05
5K201BB09
5K201BC28
5K201BD01
5K201CB03
5K201CB09
5K201CB10
5K201EC06
5K201ED05
(57)【要約】
本開示の実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法、装置、サーバおよびシステムを開示している。当該方法は、現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、上記装置にログオンしているメンバーアカウントを取得する工程と、上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する工程と、上記サーバによって返信された同期結果を受信する工程と、を含んでいる。そして、当該同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果である。また、同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。本開示の実施形態によれば、異なる装置に関する上記メンバー利得および上記対応する同じアカウントの期間は、上記サーバを通じて検索され、その後、同期される。その結果、複数の装置間において、同じアカウントの上記メンバー利得を共有する機能が実現される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法であって、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、上記装置にログオンしているメンバーアカウントを取得する工程と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する工程と、
上記サーバによって返信された同期結果を受信する工程と、を含んでおり、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なることを特徴とする複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法。
【請求項2】
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信する工程は、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信する工程と、
上記サーバによって返信された、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程と、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を上記サーバに送信する工程と、を特に含んでおり、
上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子と対応しており、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する、上記コレクション可能な装置識別子であり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いることを特徴とする請求項1に記載の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法。
【請求項3】
コンピュータコードを含んだコンピュータプログラムであって、
コンピュータ上で動作する場合に、請求項1または2に記載の、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の全てのステップを実行することを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項4】
コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されていることを特徴とする請求項3に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法であって、
現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信する工程と、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる工程と、
上記同期結果を上記装置に返信する工程と、を含んでおり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なることを特徴とする複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法。
【請求項6】
上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記現行の装置から受信する工程は、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信する工程と、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程と、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信する工程と、
コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置により送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる工程と、を含んでおり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応しており、
上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示され、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子であることを特徴とする請求項5に記載の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法。
【請求項7】
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させる工程は、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いる工程と、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得に対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新する工程と、を含んでいることを特徴とする請求項5または6に記載の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法。
【請求項8】
コンピュータコードを含んだコンピュータプログラムであって、
コンピュータ上で動作する場合に、請求項5から7のいずれか1項に記載の、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の全てのステップを実行することを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項9】
コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されていることを特徴とする請求項8に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置であって、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する現行装置取得モジュールと、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する同期要求送信モジュールと、
上記サーバにより返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュールと、を備えており、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なることを特徴とする複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置。
【請求項11】
上記同期要求送信モジュールは、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信するコレクションクエリ要求送信サブモジュールと、
上記サーバによって返信される少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果受信サブモジュールと、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された受け入れられたものを含んでいる同期要求を上記サーバに送信する表示サブモジュールと、を備えており、
上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子であり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いることを特徴とする請求項10に記載の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置。
【請求項12】
複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置であって、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
1つ以上のプログラムと、を含んでおり、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
1つ以上の上記プログラムは、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する命令と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、上記サーバに送信する同期要求送信モジュールと、
上記サーバによって返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュールと、を含んでおり、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なることを特徴とする複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置。
【請求項13】
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信することは、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信することと、
上記サーバによって返信された少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得することと、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を上記サーバに送信することと、を含んでおり、
上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うこと通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子であり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いることを特徴とする請求項12に記載の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置。
【請求項14】
複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバであって、
現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信する同期要求受信モジュールと、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる同期結果取得モジュールと、
上記同期結果を上記装置に返信する同期結果送信モジュールと、を備えており、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なることを特徴とする複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバ。
【請求項15】
上記同期要求受信モジュールは、
上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信するコレクションクエリ要求受信サブモジュールと、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果サブモジュールと、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信するコレクションクエリ結果送信サブモジュールと、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信される、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる選択結果受信サブモジュールと、を備えており、
それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示され、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択されたコレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子であることを特徴とする請求項14に記載の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバ。
【請求項16】
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通して取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得に対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を含んでいることを特徴とする請求項14または15に記載の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバ。
【請求項17】
複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバであって、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
1つ以上のプログラムと、を含んでおり、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
1つ以上の上記プログラムは、
現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信し、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得される上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用い、
上記同期結果を上記装置に返信する命令を含んでおり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なることを特徴とする複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバ。
【請求項18】
上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記装置から受信することは、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信することと、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得することと、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信することと、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いることと、を含んでおり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示され、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子であることを特徴とする請求項17に記載の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバ。
【請求項19】
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得に対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を含んでいることを特徴とする請求項17または18に記載の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバ。
【請求項20】
複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのシステムであって、
請求項10または11に記載の装置と、
請求項14から16のいずれか1項に記載のサーバと、を備えていることを特徴とするシステム。
【発明の詳細な説明】
【0001】
<技術分野>
本開示は、携帯電話関連の技術の分野に関する。より具体的には、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法、装置、サーバおよびシステムに関する。
【0002】
<背景技術>
スマートフォンは、パーソナルコンピュータに類似している携帯電話の種類に関係し、独自のオペレーティングシステムおよび独自の作動空間を有している。当該スマートフォンによって、ユーザは、第三者サービス・プロバイダによって提供されているソフトウェア、ゲームおよびナビゲーションなどのプログラムを単独でインストールすることができる。また、スマートフォンは、移動体通信ネットワークを介してワイヤレスネットワークにアクセスすることができる。
【0003】
スマートTVは、「高解像度」、「ネットワーク化」および「インテリジェント化」の趨勢に追随することによって現れた、スマートマルチメディア端末である。当該スマートTVは、インターネット、ビデオ装置、コンピュータなどの複数のチャネルから番組コンテンツを取得する機能、および、簡潔かつ使いやすい一体型操作インターフェースを介して、消費者によって最も必要とされているコンテンツを画面に分かりやすく表示する機能を有している。
【0004】
上記スマートTVの登場は、大型画面による視覚体験を大きく進歩させており、上記スマートTVは、家庭用娯楽機器の中心となった。大型画面を介しての視聴中に、同時に番組に関連する情報を検索したり番組の交流に参加したりするために、より多くのユーザが、携帯電話およびタブレットなどの「第2の画面」を選択している。
【0005】
メンバーアカウントは、ユーザを特定するために使用されている。スマートフォンまたはスマートTVを介して上記メンバーアカウントに関するメンバー利得を取得するために、ユーザは、上記メンバーアカウントを用いることができる。通常、上記メンバー利得は、特定の使用期間(すなわち、メンバー期間)を有する。
【0006】
しかしながら、従来技術においては、それぞれのメンバー利得は1つの装置にしか関連付けられていない(すなわち、上記メンバー利得は、複数の装置間において共有できない)ことが、本発明者によって、本開示を提供する過程の間に見出された。
【0007】
<概要>
この点を踏まえると、複数の装置間において同じメンバーアカウントのメンバー利得を共有できないという上記従来技術の技術上の問題を解決するためには、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法、装置、サーバおよびシステムを提供することが必要である。
【0008】
本開示の一実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法を提供する。当該方法は、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、上記装置にログオンしているメンバーアカウントを取得する工程と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する工程と、
上記サーバによって返信された同期結果を受信する工程と、を含んでおり、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0009】
さらに、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信する工程は、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信する工程と、
上記サーバによって返信された、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程と、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を上記サーバに送信する工程と、を特に含んでおり、
上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子と対応しており、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する、上記コレクション可能な装置識別子であり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0010】
本開示の一実施形態は、コンピュータプログラムを提供する。当該コンピュータプログラムは、
コンピュータコードを含んでおり、
コンピュータ上で動作する場合に、上述の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の全てのステップを実行する。
【0011】
さらに、上記コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されている。
【0012】
本開示の一実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法を提供する。当該方法は、
現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信する工程と、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる工程と、
上記同期結果を上記装置に返信する工程と、を含んでおり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0013】
さらに、
上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記現行の装置から受信する工程は、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信する工程と、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程と、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信する工程と、
コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置により送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる工程と、を特に含んでおり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応しており、
上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示され、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。
【0014】
さらに、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させる工程は、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いる工程と、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得に対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新する工程と、を特に含んでいる。
【0015】
本開示の別の実施形態は、コンピュータプログラムを提供する。当該コンピュータプログラムは、
コンピュータコードを含んでおり、
コンピュータ上で動作する場合に、上述の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の全てのステップを実行する。
【0016】
さらに、上記コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されている。
【0017】
本開示の別の実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置を提供する。当該装置は、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する現行装置取得モジュールと、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する同期要求送信モジュールと、
上記サーバにより返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュールと、を備えており、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0018】
さらに、
上記同期要求送信モジュールは、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信するコレクションクエリ要求送信サブモジュールと、
上記サーバによって返信される少 なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果受信サブモジュールと、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された受け入れられたものを含んでいる同期要求を上記サーバに送信する表示サブモジュールと、を特に備えており、
上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する、上記コレクション可能な装置識別子であり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0019】
本開示の別の実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置を提供する。当該装置は、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
1つ以上のプログラムと、を含んでおり、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
1つ以上の上記プログラムは、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する命令と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、上記サーバに送信する同期要求送信モジュールと、
上記サーバによって返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュールと、を含んでおり、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0020】
さらに、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信することは、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信することと、
上記サーバによって返信された少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得することと、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を上記サーバに送信することと、を特に含んでおり、
上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うこと通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子であり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0021】
本開示の別の実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバを提供する。当該サーバは、
現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信する同期要求受信モジュールと、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる同期結果取得モジュールと、
上記同期結果を上記装置に返信する同期結果送信モジュールと、を備えており、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0022】
さらに、
上記同期要求受信モジュールは、
上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信するコレクションクエリ要求受信サブモジュールと、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果サブモジュールと、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信するコレクションクエリ結果送信サブモジュールと、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信される、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる選択結果受信サブモジュールと、を特に備えており、
それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示され、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択されたコレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。
【0023】
さらに、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通して取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得に対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を特に含んでいる。
【0024】
本開示の別の実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバを提供する。当該サーバは、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
1つ以上のプログラムと、を含んでおり、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
1つ以上の上記プログラムは、
現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信し、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得される上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用い、
上記同期結果を上記装置に返信する命令を含んでおり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0025】
さらに、
上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記装置から受信することは、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信することと、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得することと、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信することと、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いることと、を特に含んでおり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示され、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。
【0026】
そして、さらに、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ 、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得に対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を特に含んでいる。
【0027】
本開示の一実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのシステムを提供する。当該システムは、上述の装置とサーバとを備えている。
【0028】
本開示の各実施形態によれば、異なる装置に関する上記メンバー利得および上記対応する同じアカウントの期間は、上記サーバを通じて検索され、その後、同期される。その結果、複数の装置間において、同じアカウントの上記メンバー利得を共有する機能が実 現される。
【0029】
<図面の簡単な説明>
[
図1]本開示の一実施形態によって提供される、装置において適用されている、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【0030】
[
図2]本開示の一実施形態によって提供される、装置において複数のコレクションクエリ結果を表示した結果を示している模式図である。
【0031】
[
図3]本開示の一実施形態によって提供される、サーバにおいて適用されている、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【0032】
[
図4]本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置の構造モデル図である。
【0033】
[
図5]本開示の一実施形態によって提供される装置の構造ブロック図である。
【0034】
[
図6]本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバの構造モデル図である。
【0035】
[
図7]本開示の一実施形態によって提供されるサーバの構造ブロック図である。
【0036】
[
図8]本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのシステムの構造モデル図である。
【0037】
[
図9]本開示の他の実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【0038】
<詳細な説明>
以下、図面および具体的な実施形態を参照しながら、本開示が更に詳細に説明される。
【0039】
図1は、本開示の実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図を示している。当該方法は、
工程S101:現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、上記装置にログオンしているメンバーアカウントを取得する工程と、
工程S102:上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する工程と、
工程S103:上記サーバによって返信された同期結果を受信する工程と、を含んでおり、
上記同期結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得されるものであり、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0040】
工程S101において取得される上記装置識別子は、上記装置のメディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)アドレス(物理アドレスとも呼ばれる)、名前、上記装置のIPアドレス、またはその類のものの、いずれであってもよい。上記装置は、上記現行の装置識別子を通じて示される。工程S102において上記同期要求が送信され、工程103において上記同期結果が取得される。ここで、上記同期結果とは、他の装置に関するメンバー利得および対応する同じメンバーアカウントのメンバー期間を、上記現行の装置識別子によって示されている上記装置に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果(当該結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得される)である。
【0041】
一実施形態によると、上記現行の装置識別子はスマートフォンを表しており、上記同期されるべき装置識別子はスマートTVを表している。このとき、本実施形態の大筋は、以下の通りである。
【0042】
まず、ユーザはスマートTVを購入し、その後、メンバーアカウントを用いて、上記スマートTVを起動しログインする。このようにして、上記スマートTVに関するメンバー利得、および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を取得する。記載を容易にするために、上記スマートTVに関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、ハイビジョンメンバー利得およびハイビジョンメンバー期間と定義する。
【0043】
次に、上記ユーザはスマートフォンを購入し、その後、同じメンバーアカウントを用いて、上記スマートフォンを起動しログインする。このようにして、上記スマートフォンに関するメンバー利得、および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を取得する。記載を容易にするために、上記スマートフォンに関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、携帯電話メンバー利得および携帯電話メンバー期間と定義する。
【0044】
同期操作のために上記スマートフォンが用いられるとき、上記メンバーアカウントと同様に、上記ハイビジョンメンバー利得および上記ハイビジョンメンバー期間も、クエリを行うことを通じてサーバによって取得されてよい。結果として、上記スマートフォンの上記携帯電話メンバー利得および上記携帯電話メンバー期間は、上記ハイビジョンメンバー利得および上記ハイビジョンと同期される。
【0045】
同様に、同期操作のために上記スマートフォンが用いられるとき、上記スマートTVの上記ハイビジョンメンバー利得および上記ハイビジョンメンバー期間はまた、上記携帯電話メンバー利得および上記携帯電話メンバー期間と同期されてよい。
【0046】
本開示の一実施形態によると、異なる装置に関する上記メンバー利得および上記対応する同じメンバーアカウントのメンバー期間は、上記サーバを通じて検索され、その後、同期される。その結果、複数の装置間において、同じアカウントの上記メンバー利得を共有する機能が実現される。
【0047】
同じメンバーアカウントが、複数の装置識別子に関するメンバー利得および対応するメンバー期間を有しているならば、任意の1つの装置識別子が、上記サーバにおいて同期されるべき上記装置識別子として選択されてよい。
【0048】
一実施形態において、上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信する工程は、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信する工程と、
上記サーバによって返信された、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程(上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子と対応している。)と、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を上記サーバに送信する工程(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する、上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に含んでおり、
上記サーバは、受信された同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0049】
本実施形態において、複数のコレクションクエリ要求が取得された後、上記コレクションクエリ結果21は、上記装置において表示される(その表示結果は、
図2に示されている)。上記ユーザは、上記装置20において、1つのコレクションクエリ結果21をクリックすることで、上記コレクションクエリ結果を選択する。そして、上記同期要求を上記サーバに送信することを通じて、上記コレクションクエリ結果を、上記現行の装置識別子の上記メンバー利得および上記メンバー期間と同期させる。
【0050】
本実施形態によると、上記ユーザは、上記同期されるべき装置を自分自身で選択するので、上記ユーザ独自の選択要求をより柔軟に満たすことが可能となる。
【0051】
図3は、本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図を示している。当該方法は、
工程S301:上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されている上記メンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信する工程と、
工程S302:同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる工程(同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。)と、
工程S303:上記同期結果を上記装置に返信する工程と、を含んでいる。
【0052】
上記の処理(employment)は、受信した同期要求に従って同期処理を行う上記サーバの工程を表している。
【0053】
一実施形態において、上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されているメンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記現行の装置から受信する工程は、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を受信する工程と、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程(それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応している。)と、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信する工程(上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示される。)と、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置により送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる工程(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に含んでいる。
【0054】
一実施形態において、同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させる工程は、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いる工程と、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得の上記対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新する工程と、を特に含んでいる。
【0055】
上記同期されるべき装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得される上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させることは、より短いメンバー期間を、より長いメンバー期間によって包含することであってよい。しかし、この方法のユーザエクスペリエンスは、より悪い。本実施形態における特定の同期操作は、同じメンバー利得に対応するメンバー期間を、互いに部分的に共有させることである。
【0056】
一実施形態によると、上記現行の装置識別子はスマートフォンを表しており、上記同期されるべき装置識別子はスマートTVを表している。このとき、本実施形態の大筋は、以下の通りである。
【0057】
まず、ユーザはスマートTVを購入し、その後、メンバーアカウントを用いて、上記スマートTVを起動しログインする。このようにして、上記スマートTVに関するビデオメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を取得する。記載を容易にするために、上記スマートTVに関する上記ビデオメンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、ハイビジョンビデオメンバー利得およびハイビジョンビデオメンバー期間と定義する(ここで、上記ハイビジョンビデオメンバー期間を500時間とする)。
【0058】
次に、上記ユーザはスマートフォンを購入し、その後、同じメンバーアカウントを用いて、上記スマートフォンを起動しログインする。このようにして、上記スマートフォンに関するビデオメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を取得する。記載を容易にするために、上記スマートフォンに関する上記ビデオメンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、携帯電話ビデオメンバー利得および携帯電話ビデオメンバー期間と定義する(ここで、上記携帯電話ビデオメンバー期間は500時間である)。
【0059】
同期操作のために上記スマートフォンが用いられるとき、上記メンバーアカウントと同様に、上記ハイビジョンビデオメンバー利得および上記ハイビジョンビデオメンバー期間も、クエリを行うことを通じてサーバによって取得されてよい。上記ハイビジョンビデオメンバー利得は、上記携帯電話ビデオメンバー利得と一致しているので、上記ハイビジョンビデオメンバー期間は、上記携帯電話ビデオメンバー期間と部分的に共有されてよい。結果として、上記携帯電話ビデオメンバー期間は、500時間から1000時間へと増加される。
【0060】
同様に、同期操作のために上記スマートフォンが用いられるとき、上記スマートTVの上記ハイビジョンビデオメンバー期間はまた、1000時間へと増加されてよい。
【0061】
図9は、本開示の他の実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図を示している。当該方法は、以下の工程を含んでいる。
【0062】
工程S901において、携帯電話のコレクションActivityは、コレクションインターフェースを表示する。ユーザがコレクションを選択した後、上記携帯電話に書き込まれているプリセットコードキーは、他のハードウェアベンダーにより提供されているAIDLを通じて取り出され、上記携帯電話のIMEI番号は、TelephoneManagerのgetDeviceId()メソッドを通じて取得される。ユーザトークンは、AccountManageのpeekAuthTokenメソッドを通じて取得される。上記ユーザトークンは、上記ユーザの全ての情報を含んでおり、特にメンバーアカウントを含んでいる。
【0063】
工程S902において、取得された情報は、クラウドプラットフォームにより提供されているappidおよびplatと組み合わされ、対応するフィールドとして結合される。その後、MD5暗号化が行われる。暗号化の方法は以下の通りである:sign=md5("appid="+"value"+"&devid="+"value"+"&key="+"value"+"&plat="+"value"+"&"+署名キー)。
【0064】
工程S903において、コレクションクエリ要求は、HttpClientのGETを通じて、上記クラウドプラットフォームに送信される。次に、RequestCallbackのインターフェースが用いられ、上記クラウドプラットフォームから取得された、共有されているメンバー期間情報を呼び戻す。そして、返信されたJsonフィールドは、JSONObjectを用いて構文解析される。仮に、上記取得された情報の配列の長さが1ならば、ただ1つだけメンバー期間が与えられていることを表している。次に、上記データのmac、title、fromおよびidフィールドが構文解析され、構文解析されたデータが表示される。次に、それぞれの単一の贈与メンバー期間をコレクトするために、ユーザはコレクションボタンをクリックしてよい。複数の情報配列が取得されたならば、それぞれのデータは、JSONArrayを用いて保存され、上記データの全項目は、ListViewを用いて表示される。それぞれのListView項目は、上記mac、title、fromおよびidフィールドを有する。上記データはGetFullScreenVipProtocalActivityに伝送され、その後、対応する情報は、上記Activityにおいて表示される。次に、それぞれの単一の贈与メンバー期間をコレクトするために、上記コレクションボタンはクリックされてよい。
【0065】
工程S904において、上記ユーザは、上記コレクションボタンをクリックする。当該クリックは、HttpClientのPOSTを通じて、上記クラウドプラットフォームに同期要求を送信する。その後、上記RequestCallbackのインターフェースが用いられて、上記クラウドプラットフォームから取得された、共有されているメンバー期間情報が呼び戻され、返信されたJsonフィールドがJSONObjectを用いて構文解析され、そしてdoneフィールドが構文解析される。上記フィールドの上記長さが1ならば、上記コレクションは成功したことを表している。そして、上記フィールドの上記長さが0ならば、上記コレクションは失敗したことを表している。その後、返信された上記titleおよびinfoフィールドが構文解析され、コレクション結果が表示される。
【0066】
工程S905において、上記コレクションが終了した後、終了ボタンをクリックすることにより、上記結果はsetResultを通じて前のページに転送される。次に、Activityのfinish()メソッドを呼び出すことにより、上記ページは直接的に終了される。呼び出された前のページがonActivityResultを通じて返信された結果を受信した後、上記コレクションが成功したならば、当該ページは、アカウント情報のページに戻るために直接的に終了して、上記情報の表示およびメンバー期間をリフレッシュする。上記コレクションが失敗したならば、現在のページに留まる。
【0067】
本開示の一実施形態により、他のappに対するコレクションインターフェースストラテジが、以下のように提供される。
【0068】
好ましくは、他のappは、Intentを介する上述のコレクションActivityに必要とされるメンバーアカウントおよびapp nameを伝送し得る。ここで、上記Activityは、異なるfromパラメータ(すなわち、app name)に従って判断し、成功したコレクションの後、異なるインターフェースおよびプロンプトを表示する。これらを呼び出す方法は、以下の通りである:
intent.putExtra("report_id","");
intent.putExtra("from", /*app name*/);
intent.setClass(this, GetFullScreenVipViaTVActivity.class);
startActivityForResult(intent);。
【0069】
上記コレクション結果は、2つの異なるやり方で提供される:
1.上記結果を、setResultを通じて呼び出し元に直接的に返信する、
2.結果ブロードキャストを送信する。ここで、上記ブロードキャストを受信した後で、上記呼び出し元は、上記ブロードキャストによって返信されたフィールドに従って判断する。
【0070】
図4は、本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置の構造モデル図である。当該構造モデルは、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する現行装置取得モジュール410と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する同期要求送信モジュール420と、
上記サーバにより返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュール430と、を備えており、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0071】
図5は、本開示の一実施形態によって提供される装置の構造ブロック図である。好ましくは、上記装置は、携帯電話、スマートフォンまたはその類のものであり、主としてプロセッサ51、メモリ52、通信コンポーネント53および表示画面54などを備えている。
【0072】
ここで、上記メモリ52は、特に上記プロセッサ51によって実行される、上述されている方法の特定のコードを記憶している。上記通信コンポーネント53を通じて、上記同期要求は上記サーバへ送信され、上記同期結果は受信される。上記同期結果は、上記表示画面54上に表示される。
【0073】
更に、上述の上記メモリ52における論理命令は、ソフトウェア機能ユニットを通じて実装され、かつ独立した製品として販売または使用されるならば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてよい。このような理解に基づくと、本開示の技術的解決法は本質的に、または、先行技術に寄与している部分もしくは本技術的解決法の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されていてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、本開示のそれぞれの実施形態に係る方法の工程の全部または一部を携帯端末(当該携帯端末は、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはその他のネットワーク装置類であってよい)に実行するように命令するためのいくつかの命令を含んでいる。また、上述されている記憶媒体は、USBディスク、携帯ハードディスクドライブ、リードオンリーメモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光学ディスクなどの、プログラムコードを記憶することのできる任意の媒体を含む。
【0074】
上述されている本装置の実施形態は、単なる典型例である。当該実施形態において分離した部品として描かれているユニットは、物理的に分離されていても、物理的に分離されていなくても、いずれであってもよい。また、ユニットとして表示されている部品は、物理的なユニットであっても、物理的なユニットでなくても、いずれであってもよい。すなわち、上記部品は、同じプレート上に位置していても、複数のネットワークユニットに割り当てられていても、いずれであってもよい。上記モジュールの一部または全部は、本開示の実施形態における解決法の目的を達成するための現実的な必要条件に従って選択されていてよい。当業者は、創造的な研究を経ることなく、理解および実装し得る。
【0075】
以上の実装方法の説明を通して、それぞれの実装方法が、ソフトウェアおよび必須で共通のハードウェアプラットフォームを組み合わせる方法において実現され得ること、そしてもちろんハードウェアによってもまた実現され得ることを、当業者は明確に理解し得る。このような理解に基づくと、上述されている技術的解決法は本質的に、または先行技術に寄与している部分は、ソフトウェア製品の形態で実装されていてよい。コンピュータソフトウェア製品は、ROM/RAM、ディスケット、光学ディスクまたはその類のものなどの記憶媒体に記憶されていてよい。また、当該コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータ装置(当該コンピュータ装置は、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはその他のネットワーク装置類であってよい)に、それぞれの実施形態または上記実施形態の一部に係る方法を実行するように命令するためのいくつかの命令を含んでいる。
【0076】
一実施形態において、上記同期要求送信モジュール420は、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信するコレクションクエリ要求送信サブモジュール421と、
上記サーバによって返信される少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果受信サブモジュール422(上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応する。)と、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、上記サーバに受信される、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を送信する表示サブモジュール423(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に備えており、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0077】
本開示の上記実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置を提供する。当該装置は、1つ以上のプロセッサと、メモリと、1つ以上のプログラムと、を含んでおり、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
1つ以上の上記プログラムは、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアアカウントを取得する命令と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、上記サーバに送信する同期要求送信モジュールと、
上記サーバによって返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュールと、を含んでおり、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0078】
一実施形態において、上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信することは、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信することと、
上記サーバによって返信された少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得すること(上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うこと通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応する。)と、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された受け入れられたものを含んでいる同期要求を上記サーバに送信すること(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に含んでおり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0079】
図6は、本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置の構造モデル図である。当該構造モデルは、
上記現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を受信する同期要求受信モジュール610と、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる同期結果取得モジュール620(同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。)と、
上記同期結果を上記装置に返信する同期結果送信モジュール630と、を備えている。
【0080】
図7は、本開示の一実施形態によって提供されるサーバの構造ブロック図である。上記サーバは、コンピュータであっても、複数のコンピュータから構成されるクラスタであっても、いずれでもよく、主としてプロセッサ71、メモリ72、および通信コンポーネント73などを備えている。
【0081】
ここで、上記メモリ72は、特に上記プロセッサ71によって実行される、上述されている方法の特定のコードを記憶している。上記装置によって送信された上記同期要求は、上記通信コンポーネント73を通じて受信される。特定の同期結果は、クエリが行われ、同時に上記プロセッサ71によって上記メモリ72から取得される。その後、上記同期結果は、通信コンポーネント73を通じて上記装置に送信される。
【0082】
更に、上述の上記メモリ72における論理命令は、ソフトウェア機能ユニットを通じて実装され、かつ独立した製品として販売または使用されるならば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてよい。このような理解に基づくと、本開示の技術的解決法は本質的に、または、先行技術に寄与している部分もしくは本技術的解決法の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されていてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、本開示のそれぞれの実施形態に係る方法の工程の全部または一部を携帯端末(当該携帯端末は、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはその他のネットワーク装置類であってよい)に実行するように命令するためのいくつかの命令を含んでいる。また、上述されている記憶媒体は、USBディスク、携帯ハードディスクドライブ、リードオンリーメモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光学ディスクなどの、プログラムコードを記憶することのできる任意の媒体を含む。
【0083】
上述されている本装置の実施形態は、単なる典型例である。当該実施形態において分離した部品として描かれているユニットは、物理的に分離されていても、物理的に分離されていなくても、いずれであってもよい。また、ユニットとして表示されている部品は、物理的なユニットであっても、物理的なユニットでなくても、いずれであってもよい。すなわち、上記部品は、同じプレート上に位置していても、複数のネットワークユニットに割り当てられていても、いずれであってもよい。上記モジュールの一部または全部は、本開示の実施形態における解決法の目的を達成するための現実的な必要条件に従って選択されていてよい。当業者は、創造的な研究を経ることなく、理解および実装し得る。
【0084】
以上の実装方法の説明を通して、それぞれの実装方法が、ソフトウェアおよび必須で共通のハードウェアプラットフォームを組み合わせる方法において実現され得ること、そしてもちろんハードウェアによってもまた実現され得ることを、当業者は明確に理解し得る。このような理解に基づくと、上述されている技術的解決法は本質的に、または先行技術に寄与している部分は、ソフトウェア製品の形態で実装されていてよい。コンピュータソフトウェア製品は、ROM/RAM、ディスケット、光学ディスクまたはその類のものなどの記憶媒体に記憶されていてよい。また、当該コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータ装置(当該コンピュータ装置は、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはその他のネットワーク装置類であってよい)に、それぞれの実施形態または上記実施形態の一部に係る方法を実行するように命令するためのいくつかの命令を含んでいる。
【0085】
一実施形態において、上記同期要求受信モジュール610は、
上記現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信するコレクションクエリ要求受信サブモジュール611と、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果サブモジュール612(それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応する。)と、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信するコレクションクエリ結果送信サブモジュール613(上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示される。)と、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信される、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる選択結果受信サブモジュール614(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択されたコレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に備えている。
【0086】
一実施形態において、同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通して取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得の上記対応する同期されるべきメンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を特に含んでいる。
【0087】
本開示の本実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバを提供する。当該サーバは、1つ以上のプロセッサと、メモリと、1つ以上のプログラムとを備え、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
上記1つ以上のプログラムは、
上記現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信し、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得される上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用い(同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。)、
上記同期結果を上記装置に返信する命令を含んでいる。
【0088】
一実施形態において、上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されている上記メンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記装置から受信することは、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記装置から受信することと、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得すること(それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応する。)と、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信すること(上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示される。)と、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いること(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に含んでいる。
【0089】
一実施形態において、同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得の上記対応する同期されるべきメンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を特に含んでいる。
【0090】
図8は、本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのシステムの構造モデル図であり、上述されている装置81およびサーバ82を備えている。
【0091】
特に、上記装置81は、
上記装置の識別子を現行の装置識別子として取得し、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する、上記装置の現行装置取得モジュール811と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する、上記装置の同期要求送信モジュール822と、
上記サーバによって返信される同期結果を受信する、上記装置の同期結果受信モジュール813と、を備えており、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得される上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果である。同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0092】
上記サーバ82は、
上記現行の装置の識別子である現行の装置識別子、および上記現行の装置において記録されているメンバーアカウントに関する同期要求を、装置から受信する、上記サーバの同期要求受信モジュール821と、
同期させるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得される上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる、上記サーバの同期結果取得モジュール822(同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。)と、
上記同期結果を上記装置に返信する、上記サーバの同期結果送信モジュール823と、を備えている。
【0093】
以上の実施形態は、本開示の実施形態のいくつか(当該実施形態は、より具体的かつ詳細に説明されている)を、単に表現しているに過ぎない。したがって、当該実施形態は、本開示の特許の範囲に対する制限として理解されることはできない。当業者はまた、本開示の保護の範囲内に全て収まるであろう本開示の考え(conceive)から離れることなく、多くの変更および改良を成し得ることに留意されたい。したがって、本開示の特許保護の範囲は、添付の請求項に従属するであろう。
【図面の簡単な説明】
【0094】
【
図1】本開示の一実施形態によって提供される、装置において適用されている、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【
図2】本開示の一実施形態によって提供される、装置において複数のコレクションクエリ結果を表示した結果を示している模式図である。
【
図3】本開示の一実施形態によって提供される、サーバにおいて適用されている、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【
図4】本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置の構造モデル図である。
【
図5】本開示の一実施形態によって提供される装置の構造ブロック図である。
【
図6】本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバの構造モデル図である。
【
図7】本開示の一実施形態によって提供されるサーバの構造ブロック図である。
【
図8】本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのシステムの構造モデル図である。
【
図9】本開示の他の実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【手続補正書】
【提出日】2016年9月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
<関連出願との相互参照>
本出願は、中国特許出願201510694506.1号(2015年10月22日出願)に基づいて優先権を主張している国際出願PCT/CN2016/088360号(2016年7月4日出願)の国内段階である。それを参照することにより、上記出願の全内容が本明細書に組み込まれる。
【0002】
<技術分野>
本開示は、携帯電話関連の技術の分野に関する。より具体的には、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法、装置、サーバおよびシステムに関する。
【0003】
<背景技術>
スマートフォンは、パーソナルコンピュータに類似している携帯電話の種類に関係し、独自のオペレーティングシステムおよび独自の作動空間を有している。当該スマートフォンによって、ユーザは、第三者サービス・プロバイダによって提供されているソフトウェア、ゲームおよびナビゲーションなどのプログラムを単独でインストールすることができる。また、スマートフォンは、移動体通信ネットワークを介してワイヤレスネットワークにアクセスすることができる。
【0004】
スマートTVは、「高解像度」、「ネットワーク化」および「インテリジェント化」の趨勢に追随することによって現れた、スマートマルチメディア端末である。当該スマートTVは、インターネット、ビデオ装置、コンピュータなどの複数のチャネルから番組コンテンツを取得する機能、および、簡潔かつ使いやすい一体型操作インターフェースを介して、消費者によって最も必要とされているコンテンツを画面に分かりやすく表示する機能を有している。
【0005】
上記スマートTVの登場は、大型画面による視覚体験を大きく進歩させており、上記スマートTVは、家庭用娯楽機器の中心となった。大型画面を介しての視聴中に、同時に番組に関連する情報を検索したり番組の交流に参加したりするために、より多くのユーザが、携帯電話およびタブレットなどの「第2の画面」を選択している。
【0006】
メンバーアカウントは、ユーザを特定するために使用されている。スマートフォンまたはスマートTVを介して上記メンバーアカウントに関するメンバー利得を取得するために、ユーザは、上記メンバーアカウントを用いることができる。通常、上記メンバー利得は、特定の使用期間(すなわち、メンバー期間)を有する。
【0007】
しかしながら、従来技術においては、それぞれのメンバー利得は1つの装置にしか関連付けられていない(すなわち、上記メンバー利得は、複数の装置間において共有できない)ことが、本発明者によって、本開示を提供する過程の間に見出された。
【0008】
<概要>
この点を踏まえると、複数の装置間において同じメンバーアカウントのメンバー利得を共有できないという上記従来技術の技術上の問題を解決するためには、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法、装置、サーバおよびシステムを提供することが必要である。
【0009】
本開示の一実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法を提供する。当該方法は、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、上記装置にログオンしているメンバーアカウントを取得する工程と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する工程と、
上記サーバによって返信された同期結果を受信する工程と、を含んでおり、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0010】
さらに、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信する工程は、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信する工程と、
上記サーバによって返信された、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程と、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を上記サーバに送信する工程と、を特に含んでおり、
上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子と対応しており、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する、上記コレクション可能な装置識別子であり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0011】
本開示の一実施形態は、コンピュータプログラムを提供する。当該コンピュータプログラムは、
コンピュータコードを含んでおり、
コンピュータ上で動作する場合に、上述の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の全てのステップを実行する。
【0012】
さらに、上記コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されている。
【0013】
本開示の一実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法を提供する。当該方法は、
現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信する工程と、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる工程と、
上記同期結果を上記装置に返信する工程と、を含んでおり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0014】
さらに、
上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記現行の装置から受信する工程は、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信する工程と、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程と、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信する工程と、
コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置により送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる工程と、を特に含んでおり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応しており、
上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示され、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。
【0015】
さらに、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させる工程は、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いる工程と、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得に対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新する工程と、を特に含んでいる。
【0016】
本開示の別の実施形態は、コンピュータプログラムを提供する。当該コンピュータプログラムは、
コンピュータコードを含んでおり、
コンピュータ上で動作する場合に、上述の複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の全てのステップを実行する。
【0017】
さらに、上記コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されている。
【0018】
本開示の別の実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置を提供する。当該装置は、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する現行装置取得モジュールと、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する同期要求送信モジュールと、
上記サーバにより返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュールと、を備えており、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0019】
さらに、
上記同期要求送信モジュールは、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信するコレクションクエリ要求送信サブモジュールと、
上記サーバによって返信される少 なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果受信サブモジュールと、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された受け入れられたものを含んでいる同期要求を上記サーバに送信する表示サブモジュールと、を特に備えており、
上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する、上記コレクション可能な装置識別子であり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0020】
本開示の別の実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置を提供する。当該装置は、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
1つ以上のプログラムと、を含んでおり、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
1つ以上の上記プログラムは、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する命令と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、上記サーバに送信する同期要求送信モジュールと、
上記サーバによって返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュールと、を含んでおり、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0021】
さらに、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信することは、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信することと、
上記サーバによって返信された少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得することと、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を上記サーバに送信することと、を特に含んでおり、
上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うこと通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子であり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0022】
本開示の別の実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバを提供する。当該サーバは、
現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信する同期要求受信モジュールと、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる同期結果取得モジュールと、
上記同期結果を上記装置に返信する同期結果送信モジュールと、を備えており、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0023】
さらに、
上記同期要求受信モジュールは、
上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信するコレクションクエリ要求受信サブモジュールと、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果サブモジュールと、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信するコレクションクエリ結果送信サブモジュールと、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信される、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる選択結果受信サブモジュールと、を特に備えており、
それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示され、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択されたコレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。
【0024】
さらに、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通して取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得に対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を特に含んでいる。
【0025】
本開示の別の実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバを提供する。当該サーバは、
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
1つ以上のプログラムと、を含んでおり、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
1つ以上の上記プログラムは、
現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信し、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得される上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用い、
上記同期結果を上記装置に返信する命令を含んでおり、
同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0026】
さらに、
上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記装置から受信することは、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信することと、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得することと、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信することと、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いることと、を特に含んでおり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間であり、
上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なり、
それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応し、
上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示され、
選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。
【0027】
そして、さらに、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ 、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得に対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を特に含んでいる。
【0028】
本開示の一実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのシステムを提供する。当該システムは、上述の装置とサーバとを備えている。
【0029】
本開示の各実施形態によれば、異なる装置に関する上記メンバー利得および上記対応する同じアカウントの期間は、上記サーバを通じて検索され、その後、同期される。その結果、複数の装置間において、同じアカウントの上記メンバー利得を共有する機能が実 現される。
【0030】
<図面の簡単な説明>
添付の図面の図において、1つ以上の実施形態が、例として(制限としてではなく)説明されている。同じ参照符号を有している要素は、図面の全体を通して、同種の要素を表している。上記図面は、特段の記載がない限り、縮尺どおりに示されているわけではない。
【0031】
[
図1]本開示の一実施形態によって提供される、装置において適用されている、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【0032】
[
図2]本開示の一実施形態によって提供される、装置において複数のコレクションクエリ結果を表示した結果を示している模式図である。
【0033】
[
図3]本開示の一実施形態によって提供される、サーバにおいて適用されている、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【0034】
[
図4]本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置の構造モデル図である。
【0035】
[
図5]本開示の一実施形態によって提供される装置の構造ブロック図である。
【0036】
[
図6]本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバの構造モデル図である。
【0037】
[
図7]本開示の一実施形態によって提供されるサーバの構造ブロック図である。
【0038】
[
図8]本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのシステムの構造モデル図である。
【0039】
[
図9]本開示の他の実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【0040】
<詳細な説明>
以下、図面および具体的な実施形態を参照しながら、本開示が更に詳細に説明される。
【0041】
図1は、本開示の実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図を示している。当該方法は、
工程S101:現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、上記装置にログオンしているメンバーアカウントを取得する工程と、
工程S102:上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する工程と、
工程S103:上記サーバによって返信された同期結果を受信する工程と、を含んでおり、
上記同期結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得されるものであり、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0042】
工程S101において取得される上記装置識別子は、上記装置のメディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)アドレス(物理アドレスとも呼ばれる)、名前、上記装置のIPアドレス、またはその類のものの、いずれであってもよい。上記装置は、上記現行の装置識別子を通じて示される。工程S102において上記同期要求が送信され、工程103において上記同期結果が取得される。ここで、上記同期結果とは、他の装置に関するメンバー利得および対応する同じメンバーアカウントのメンバー期間を、上記現行の装置識別子によって示されている上記装置に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果(当該結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得される)である。
【0043】
一実施形態によると、上記現行の装置識別子はスマートフォンを表しており、上記同期されるべき装置識別子はスマートTVを表している。このとき、本実施形態の大筋は、以下の通りである。
【0044】
まず、ユーザはスマートTVを購入し、その後、メンバーアカウントを用いて、上記スマートTVを起動しログインする。このようにして、上記スマートTVに関するメンバー利得、および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を取得する。記載を容易にするために、上記スマートTVに関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、ハイビジョンメンバー利得およびハイビジョンメンバー期間と定義する。
【0045】
次に、上記ユーザはスマートフォンを購入し、その後、同じメンバーアカウントを用いて、上記スマートフォンを起動しログインする。このようにして、上記スマートフォンに関するメンバー利得、および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を取得する。記載を容易にするために、上記スマートフォンに関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、携帯電話メンバー利得および携帯電話メンバー期間と定義する。
【0046】
同期操作のために上記スマートフォンが用いられるとき、上記メンバーアカウントと同様に、上記ハイビジョンメンバー利得および上記ハイビジョンメンバー期間も、クエリを行うことを通じてサーバによって取得されてよい。結果として、上記スマートフォンの上記携帯電話メンバー利得および上記携帯電話メンバー期間は、上記ハイビジョンメンバー利得および上記ハイビジョンと同期される。
【0047】
同様に、同期操作のために上記スマートフォンが用いられるとき、上記スマートTVの上記ハイビジョンメンバー利得および上記ハイビジョンメンバー期間はまた、上記携帯電話メンバー利得および上記携帯電話メンバー期間と同期されてよい。
【0048】
本開示の一実施形態によると、異なる装置に関する上記メンバー利得および上記対応する同じメンバーアカウントのメンバー期間は、上記サーバを通じて検索され、その後、同期される。その結果、複数の装置間において、同じアカウントの上記メンバー利得を共有する機能が実現される。
【0049】
同じメンバーアカウントが、複数の装置識別子に関するメンバー利得および対応するメンバー期間を有しているならば、任意の1つの装置識別子が、上記サーバにおいて同期されるべき上記装置識別子として選択されてよい。
【0050】
一実施形態において、上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信する工程は、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信する工程と、
上記サーバによって返信された、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程(上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子と対応している。)と、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を上記サーバに送信する工程(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する、上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に含んでおり、
上記サーバは、受信された同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0051】
本実施形態において、複数のコレクションクエリ要求が取得された後、上記コレクションクエリ結果21は、上記装置において表示される(その表示結果は、
図2に示されている)。上記ユーザは、上記装置20において、1つのコレクションクエリ結果21をクリックすることで、上記コレクションクエリ結果を選択する。そして、上記同期要求を上記サーバに送信することを通じて、上記コレクションクエリ結果を、上記現行の装置識別子の上記メンバー利得および上記メンバー期間と同期させる。
【0052】
本実施形態によると、上記ユーザは、上記同期されるべき装置を自分自身で選択するので、上記ユーザ独自の選択要求をより柔軟に満たすことが可能となる。
【0053】
図3は、本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図を示している。当該方法は、
工程S301:上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されている上記メンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信する工程と、
工程S302:同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる工程(同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。)と、
工程S303:上記同期結果を上記装置に返信する工程と、を含んでいる。
【0054】
上記の処理(employment)は、受信した同期要求に従って同期処理を行う上記サーバの工程を表している。
【0055】
一実施形態において、上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されているメンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記現行の装置から受信する工程は、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置に記録されている上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を受信する工程と、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得する工程(それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応している。)と、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信する工程(上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示される。)と、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置により送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる工程(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に含んでいる。
【0056】
一実施形態において、同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させる工程は、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いる工程と、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得の上記対応する同期されるべき上記メンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新する工程と、を特に含んでいる。
【0057】
上記同期されるべき装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得される上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させることは、より短いメンバー期間を、より長いメンバー期間によって包含することであってよい。しかし、この方法のユーザエクスペリエンスは、より悪い。本実施形態における特定の同期操作は、同じメンバー利得に対応するメンバー期間を、互いに部分的に共有させることである。
【0058】
一実施形態によると、上記現行の装置識別子はスマートフォンを表しており、上記同期されるべき装置識別子はスマートTVを表している。このとき、本実施形態の大筋は、以下の通りである。
【0059】
まず、ユーザはスマートTVを購入し、その後、メンバーアカウントを用いて、上記スマートTVを起動しログインする。このようにして、上記スマートTVに関するビデオメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を取得する。記載を容易にするために、上記スマートTVに関する上記ビデオメンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、ハイビジョンビデオメンバー利得およびハイビジョンビデオメンバー期間と定義する(ここで、上記ハイビジョンビデオメンバー期間を500時間とする)。
【0060】
次に、上記ユーザはスマートフォンを購入し、その後、同じメンバーアカウントを用いて、上記スマートフォンを起動しログインする。このようにして、上記スマートフォンに関するビデオメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を取得する。記載を容易にするために、上記スマートフォンに関する上記ビデオメンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、携帯電話ビデオメンバー利得および携帯電話ビデオメンバー期間と定義する(ここで、上記携帯電話ビデオメンバー期間は500時間である)。
【0061】
同期操作のために上記スマートフォンが用いられるとき、上記メンバーアカウントと同様に、上記ハイビジョンビデオメンバー利得および上記ハイビジョンビデオメンバー期間も、クエリを行うことを通じてサーバによって取得されてよい。上記ハイビジョンビデオメンバー利得は、上記携帯電話ビデオメンバー利得と一致しているので、上記ハイビジョンビデオメンバー期間は、上記携帯電話ビデオメンバー期間と部分的に共有されてよい。結果として、上記携帯電話ビデオメンバー期間は、500時間から1000時間へと増加される。
【0062】
同様に、同期操作のために上記スマートフォンが用いられるとき、上記スマートTVの上記ハイビジョンビデオメンバー期間はまた、1000時間へと増加されてよい。
【0063】
図9は、本開示の他の実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図を示している。当該方法は、以下の工程を含んでいる。
【0064】
工程S901において、携帯電話のコレクションActivityは、コレクションインターフェースを表示する。ユーザがコレクションを選択した後、上記携帯電話に書き込まれているプリセットコードキーは、他のハードウェアベンダーにより提供されているAIDLを通じて取り出され、上記携帯電話のIMEI番号は、TelephoneManagerのgetDeviceId()メソッドを通じて取得される。ユーザトークンは、AccountManageのpeekAuthTokenメソッドを通じて取得される。上記ユーザトークンは、上記ユーザの全ての情報を含んでおり、特にメンバーアカウントを含んでいる。
【0065】
工程S902において、取得された情報は、クラウドプラットフォームにより提供されているappidおよびplatと組み合わされ、対応するフィールドとして結合される。その後、MD5暗号化が行われる。暗号化の方法は以下の通りである:sign=md5("appid="+"value"+"&devid="+"value"+"&key="+"value"+"&plat="+"value"+"&"+署名キー)。
【0066】
工程S903において、コレクションクエリ要求は、HttpClientのGETを通じて、上記クラウドプラットフォームに送信される。次に、RequestCallbackのインターフェースが用いられ、上記クラウドプラットフォームから取得された、共有されているメンバー期間情報を呼び戻す。そして、返信されたJsonフィールドは、JSONObjectを用いて構文解析される。仮に、上記取得された情報の配列の長さが1ならば、ただ1つだけメンバー期間が与えられていることを表している。次に、上記データのmac、title、fromおよびidフィールドが構文解析され、構文解析されたデータが表示される。次に、それぞれの単一の贈与メンバー期間をコレクトするために、ユーザはコレクションボタンをクリックしてよい。複数の情報配列が取得されたならば、それぞれのデータは、JSONArrayを用いて保存され、上記データの全項目は、ListViewを用いて表示される。それぞれのListView項目は、上記mac、title、fromおよびidフィールドを有する。上記データはGetFullScreenVipProtocalActivityに伝送され、その後、対応する情報は、上記Activityにおいて表示される。次に、それぞれの単一の贈与メンバー期間をコレクトするために、上記コレクションボタンはクリックされてよい。
【0067】
工程S904において、上記ユーザは、上記コレクションボタンをクリックする。当該クリックは、HttpClientのPOSTを通じて、上記クラウドプラットフォームに同期要求を送信する。その後、上記RequestCallbackのインターフェースが用いられて、上記クラウドプラットフォームから取得された、共有されているメンバー期間情報が呼び戻され、返信されたJsonフィールドがJSONObjectを用いて構文解析され、そしてdoneフィールドが構文解析される。上記フィールドの上記長さが1ならば、上記コレクションは成功したことを表している。そして、上記フィールドの上記長さが0ならば、上記コレクションは失敗したことを表している。その後、返信された上記titleおよびinfoフィールドが構文解析され、コレクション結果が表示される。
【0068】
工程S905において、上記コレクションが終了した後、終了ボタンをクリックすることにより、上記結果はsetResultを通じて前のページに転送される。次に、Activityのfinish()メソッドを呼び出すことにより、上記ページは直接的に終了される。呼び出された前のページがonActivityResultを通じて返信された結果を受信した後、上記コレクションが成功したならば、当該ページは、アカウント情報のページに戻るために直接的に終了して、上記情報の表示およびメンバー期間をリフレッシュする。上記コレクションが失敗したならば、現在のページに留まる。
【0069】
本開示の一実施形態により、他のappに対するコレクションインターフェースストラテジが、以下のように提供される。
【0070】
好ましくは、他のappは、Intentを介する上述のコレクションActivityに必要とされるメンバーアカウントおよびapp nameを伝送し得る。ここで、上記Activityは、異なるfromパラメータ(すなわち、app name)に従って判断し、成功したコレクションの後、異なるインターフェースおよびプロンプトを表示する。これらを呼び出す方法は、以下の通りである:
intent.putExtra("report_id","");
intent.putExtra("from", /*app name*/);
intent.setClass(this, GetFullScreenVipViaTVActivity.class);
startActivityForResult(intent);。
【0071】
上記コレクション結果は、2つの異なるやり方で提供される:
1.上記結果を、setResultを通じて呼び出し元に直接的に返信する、
2.結果ブロードキャストを送信する。ここで、上記ブロードキャストを受信した後で、上記呼び出し元は、上記ブロードキャストによって返信されたフィールドに従って判断する。
【0072】
図4は、本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置の構造モデル図である。当該構造モデルは、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する現行装置取得モジュール410と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する同期要求送信モジュール420と、
上記サーバにより返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュール430と、を備えており、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0073】
図5は、本開示の一実施形態によって提供される装置の構造ブロック図である。好ましくは、上記装置は、携帯電話、スマートフォンまたはその類のものであり、主としてプロセッサ51、メモリ52、通信コンポーネント53および表示画面54などを備えている。
【0074】
ここで、上記メモリ52は、特に上記プロセッサ51によって実行される、上述されている方法の特定のコードを記憶している。上記通信コンポーネント53を通じて、上記同期要求は上記サーバへ送信され、上記同期結果は受信される。上記同期結果は、上記表示画面54上に表示される。
【0075】
更に、上述の上記メモリ52における論理命令は、ソフトウェア機能ユニットを通じて実装され、かつ独立した製品として販売または使用されるならば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてよい。このような理解に基づくと、本開示の技術的解決法は本質的に、または、先行技術に寄与している部分もしくは本技術的解決法の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されていてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、本開示のそれぞれの実施形態に係る方法の工程の全部または一部を携帯端末(当該携帯端末は、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはその他のネットワーク装置類であってよい)に実行するように命令するためのいくつかの命令を含んでいる。また、上述されている記憶媒体は、USBディスク、携帯ハードディスクドライブ、リードオンリーメモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光学ディスクなどの、プログラムコードを記憶することのできる任意の媒体を含む。
【0076】
上述されている本装置の実施形態は、単なる典型例である。当該実施形態において分離した部品として描かれているユニットは、物理的に分離されていても、物理的に分離されていなくても、いずれであってもよい。また、ユニットとして表示されている部品は、物理的なユニットであっても、物理的なユニットでなくても、いずれであってもよい。すなわち、上記部品は、同じプレート上に位置していても、複数のネットワークユニットに割り当てられていても、いずれであってもよい。上記モジュールの一部または全部は、本開示の実施形態における解決法の目的を達成するための現実的な必要条件に従って選択されていてよい。当業者は、創造的な研究を経ることなく、理解および実装し得る。
【0077】
以上の実装方法の説明を通して、それぞれの実装方法が、ソフトウェアおよび必須で共通のハードウェアプラットフォームを組み合わせる方法において実現され得ること、そしてもちろんハードウェアによってもまた実現され得ることを、当業者は明確に理解し得る。このような理解に基づくと、上述されている技術的解決法は本質的に、または先行技術に寄与している部分は、ソフトウェア製品の形態で実装されていてよい。コンピュータソフトウェア製品は、ROM/RAM、ディスケット、光学ディスクまたはその類のものなどの記憶媒体に記憶されていてよい。また、当該コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータ装置(当該コンピュータ装置は、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはその他のネットワーク装置類であってよい)に、それぞれの実施形態または上記実施形態の一部に係る方法を実行するように命令するためのいくつかの命令を含んでいる。
【0078】
一実施形態において、上記同期要求送信モジュール420は、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信するコレクションクエリ要求送信サブモジュール421と、
上記サーバによって返信される少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果受信サブモジュール422(上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応する。)と、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、上記サーバに受信される、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を送信する表示サブモジュール423(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に備えており、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0079】
本開示の上記実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置を提供する。当該装置は、1つ以上のプロセッサと、メモリと、1つ以上のプログラムと、を含んでおり、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
1つ以上の上記プログラムは、
現行の装置識別子として装置の識別子を取得し、かつ、上記装置にログオンされているメンバーアアカウントを取得する命令と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、上記サーバに送信する同期要求送信モジュールと、
上記サーバによって返信される同期結果を受信する同期結果受信モジュールと、を含んでおり、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果であり、同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0080】
一実施形態において、上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する上記同期要求を、上記サーバに送信することは、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記サーバに送信することと、
上記サーバによって返信された少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得すること(上記コレクションクエリ結果は、クエリを行うこと通じて上記サーバによって取得された、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応する。)と、
上記コレクションクエリ結果を表示し、かつ、上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて、選択された受け入れられたものを含んでいる同期要求を上記サーバに送信すること(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に含んでおり、
上記サーバは、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる。
【0081】
図6は、本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置の構造モデル図である。当該構造モデルは、
上記現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を受信する同期要求受信モジュール610と、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる同期結果取得モジュール620(同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。)と、
上記同期結果を上記装置に返信する同期結果送信モジュール630と、を備えている。
【0082】
図7は、本開示の一実施形態によって提供されるサーバの構造ブロック図である。上記サーバは、コンピュータであっても、複数のコンピュータから構成されるクラスタであっても、いずれでもよく、主としてプロセッサ71、メモリ72、および通信コンポーネント73などを備えている。
【0083】
ここで、上記メモリ72は、特に上記プロセッサ71によって実行される、上述されている方法の特定のコードを記憶している。上記装置によって送信された上記同期要求は、上記通信コンポーネント73を通じて受信される。特定の同期結果は、クエリが行われ、同時に上記プロセッサ71によって上記メモリ72から取得される。その後、上記同期結果は、通信コンポーネント73を通じて上記装置に送信される。
【0084】
更に、上述の上記メモリ72における論理命令は、ソフトウェア機能ユニットを通じて実装され、かつ独立した製品として販売または使用されるならば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてよい。このような理解に基づくと、本開示の技術的解決法は本質的に、または、先行技術に寄与している部分もしくは本技術的解決法の一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されていてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、本開示のそれぞれの実施形態に係る方法の工程の全部または一部を携帯端末(当該携帯端末は、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはその他のネットワーク装置類であってよい)に実行するように命令するためのいくつかの命令を含んでいる。また、上述されている記憶媒体は、USBディスク、携帯ハードディスクドライブ、リードオンリーメモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光学ディスクなどの、プログラムコードを記憶することのできる任意の媒体を含む。
【0085】
上述されている本装置の実施形態は、単なる典型例である。当該実施形態において分離した部品として描かれているユニットは、物理的に分離されていても、物理的に分離されていなくても、いずれであってもよい。また、ユニットとして表示されている部品は、物理的なユニットであっても、物理的なユニットでなくても、いずれであってもよい。すなわち、上記部品は、同じプレート上に位置していても、複数のネットワークユニットに割り当てられていても、いずれであってもよい。上記モジュールの一部または全部は、本開示の実施形態における解決法の目的を達成するための現実的な必要条件に従って選択されていてよい。当業者は、創造的な研究を経ることなく、理解および実装し得る。
【0086】
以上の実装方法の説明を通して、それぞれの実装方法が、ソフトウェアおよび必須で共通のハードウェアプラットフォームを組み合わせる方法において実現され得ること、そしてもちろんハードウェアによってもまた実現され得ることを、当業者は明確に理解し得る。このような理解に基づくと、上述されている技術的解決法は本質的に、または先行技術に寄与している部分は、ソフトウェア製品の形態で実装されていてよい。コンピュータソフトウェア製品は、ROM/RAM、ディスケット、光学ディスクまたはその類のものなどの記憶媒体に記憶されていてよい。また、当該コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータ装置(当該コンピュータ装置は、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはその他のネットワーク装置類であってよい)に、それぞれの実施形態または上記実施形態の一部に係る方法を実行するように命令するためのいくつかの命令を含んでいる。
【0087】
一実施形態において、上記同期要求受信モジュール610は、
上記現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を受信するコレクションクエリ要求受信サブモジュール611と、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得するコレクションクエリ結果サブモジュール612(それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応する。)と、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信するコレクションクエリ結果送信サブモジュール613(上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示される。)と、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信される、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いる選択結果受信サブモジュール614(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択されたコレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に備えている。
【0088】
一実施形態において、同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通して取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得の上記対応する同期されるべきメンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を特に含んでいる。
【0089】
本開示の本実施形態は、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバを提供する。当該サーバは、1つ以上のプロセッサと、メモリと、1つ以上のプログラムとを備え、
1つ以上の上記プログラムは、上記メモリに記憶されており、かつ、1つ以上の上記プロセッサによって実行され、
上記1つ以上のプログラムは、
上記現行の装置の識別子である現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されているメンバーアカウントとに関する同期要求を、装置から受信し、
同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得される上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用い(同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。)、
上記同期結果を上記装置に返信する命令を含んでいる。
【0090】
一実施形態において、上記現行の装置の上記識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されている上記メンバーアカウントとに関する上記同期要求を、上記装置から受信することは、
上記現行の装置の識別子である上記現行の装置識別子と上記現行の装置において記録されている上記メンバーアカウントとを含んでいるコレクションクエリ要求を、上記装置から受信することと、
クエリを行うことを通じて、少なくとも1つのコレクションクエリ結果を取得すること(それぞれのコレクションクエリ結果は、コレクション可能な装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間である。上記コレクション可能な装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。それぞれのコレクションクエリ結果は、単一のコレクション可能な装置識別子に対応する。)と、
少なくとも1つのコレクションクエリ結果を、上記装置に返信すること(上記コレクションクエリ結果は、上記装置において表示される。)と、
上記コレクションクエリ結果についての選択操作を受けて上記装置によって送信された、選択された装置識別子を含んでいる同期要求を受信し、受信された上記同期要求に含まれている選択された上記装置識別子を、同期されるべき上記装置識別子として用いること(選択された上記装置識別子は、上記選択操作によって選択された上記コレクションクエリ結果に対応する上記コレクション可能な装置識別子である。)と、を特に含んでいる。
【0091】
一実施形態において、同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得された、上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させることは、
同期されるべき上記装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、同期されるべきメンバー利得および対応する同期されるべきメンバー期間として用い、かつ、
上記現行の装置識別子に関する上記メンバー利得および上記対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、現行のメンバー利得および対応する現行のメンバー期間として用いることと、
上記現行のメンバー利得と同一である上記同期されるべきメンバー利得の上記対応する同期されるべきメンバー期間を、同期されたメンバー期間として、上記対応する現行のメンバー期間に追加し、かつ、
上記対応する現行のメンバー期間を、同期された上記メンバー期間として更新することと、を特に含んでいる。
【0092】
図8は、本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのシステムの構造モデル図であり、上述されている装置81およびサーバ82を備えている。
【0093】
特に、上記装置81は、
上記装置の識別子を現行の装置識別子として取得し、上記装置にログオンされているメンバーアカウントを取得する、上記装置の現行装置取得モジュール811と、
上記現行の装置識別子および上記メンバーアカウントに関する同期要求を、サーバに送信する、上記装置の同期要求送信モジュール822と、
上記サーバによって返信される同期結果を受信する、上記装置の同期結果受信モジュール813と、を備えており、
上記同期結果は、同期されるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて上記サーバによって取得される上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と、同期させた結果である。同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。
【0094】
上記サーバ82は、
上記現行の装置の識別子である現行の装置識別子、および上記現行の装置において記録されているメンバーアカウントに関する同期要求を、装置から受信する、上記サーバの同期要求受信モジュール821と、
同期させるべき装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間を、クエリを行うことを通じて取得される上記現行の装置識別子に関するメンバー利得および対応する上記メンバーアカウントのメンバー期間と同期させた結果を、上記同期結果として用いる、上記サーバの同期結果取得モジュール822(同期されるべき上記装置識別子は、上記現行の装置識別子とは異なる。)と、
上記同期結果を上記装置に返信する、上記サーバの同期結果送信モジュール823と、を備えている。
【0095】
以上の実施形態は、本開示の実施形態のいくつか(当該実施形態は、より具体的かつ詳細に説明されている)を、単に表現しているに過ぎない。したがって、当該実施形態は、本開示の特許の範囲に対する制限として理解されることはできない。当業者はまた、本開示の保護の範囲内に全て収まるであろう本開示の考え(conceive)から離れることなく、多くの変更および改良を成し得ることに留意されたい。したがって、本開示の特許保護の範囲は、添付の請求項に従属するであろう。
【図面の簡単な説明】
【0096】
【
図1】本開示の一実施形態によって提供される、装置において適用されている、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【
図2】本開示の一実施形態によって提供される、装置において複数のコレクションクエリ結果を表示した結果を示している模式図である。
【
図3】本開示の一実施形態によって提供される、サーバにおいて適用されている、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【
図4】本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための装置の構造モデル図である。
【
図5】本開示の一実施形態によって提供される装置の構造ブロック図である。
【
図6】本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのサーバの構造モデル図である。
【
図7】本開示の一実施形態によって提供されるサーバの構造ブロック図である。
【
図8】本開示の一実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるためのシステムの構造モデル図である。
【
図9】本開示の他の実施形態によって提供される、複数の装置間においてメンバー利得を同期させるための方法の工程図である。
【国際調査報告】