特表2017-539112(P2017-539112A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特表2017-539112反応しないセキュアエレメントの影響を緩和するためのシステムおよび方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2017-539112(P2017-539112A)
(43)【公表日】2017年12月28日
(54)【発明の名称】反応しないセキュアエレメントの影響を緩和するためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 29/10 20060101AFI20171201BHJP
   H04W 92/08 20090101ALI20171201BHJP
   H04L 29/08 20060101ALI20171201BHJP
   H04L 29/06 20060101ALI20171201BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20171201BHJP
【FI】
   H04L13/00 309B
   H04W92/08 110
   H04L13/00 307Z
   H04L13/00 305A
   H04W28/04 110
【審査請求】未請求
【予備審査請求】有
【全頁数】36
(21)【出願番号】特願2017-519869(P2017-519869)
(86)(22)【出願日】2015年9月17日
(85)【翻訳文提出日】2017年6月13日
(86)【国際出願番号】US2015050797
(87)【国際公開番号】WO2016060782
(87)【国際公開日】20160421
(31)【優先権主張番号】14/515,319
(32)【優先日】2014年10月15日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(72)【発明者】
【氏名】バンティア、アシシュ
【テーマコード(参考)】
5K034
5K067
【Fターム(参考)】
5K034AA05
5K034GG05
5K034HH02
5K034HH11
5K034MM03
5K034MM24
5K034SS02
5K067AA35
5K067DD24
5K067EE02
5K067EE25
(57)【要約】
方法について説明する。本方法は、ガードタイマーが満了することによる連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントすることを含む。非接触フロントエンド(CLF)が、Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する。本方法は、カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止することをも含む。本方法は、SWPインターフェースを非アクティブにすることをさらに含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガードタイマーが満了することによる連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントすることと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止することと、
前記SWPインターフェースを非アクティブにすることと
を備える、方法。
【請求項2】
連続Iフレーム再送信の前記数をカウントすることが、各連続Iフレーム再送信についての前記カウントを増分することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットすることをさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記再送信しきい値が構成可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ガードタイマーは、前記CLFがガーディング時間内に前記SEからIフレーム肯定応答を受信しないとき、満了する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
CLFファームウェアの割込みをトリガすることと、
反応しないSE状態を前記CLFファームウェアに通知することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持することをさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数についての別個のカウントを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにすることをさらに備える、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットすることをさらに備える、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記CLFがニアフィールド通信(NFC)チップを備え、ここにおいて、前記SEが、ユニバーサル集積回路カード(UICC)および埋込みSEのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記Iフレームが、簡略ハイレベルデータリンク制御(SHDLC)リンクレイヤ制御(LLC)を使用して、前記SWPインターフェースを介して送られる、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、
ガードタイマーが満了することによる連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントするカウンタを維持することと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウンタが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止することと、
前記SWPインターフェースを非アクティブにすることと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、
電子デバイス。
【請求項13】
連続Iフレーム再送信の前記数をカウントする前記カウンタを維持するために実行可能な前記命令が、各連続Iフレーム再送信についての前記カウンタを増分するために実行可能な命令を備える、請求項12に記載の電子デバイス。
【請求項14】
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウンタをゼロにリセットするために実行可能な命令をさらに備える、請求項13に記載の電子デバイス。
【請求項15】
CLFファームウェアの割込みをトリガすることと、
反応しないSE状態を前記CLFファームウェアに通知することと
を行うために実行可能な命令をさらに備える、請求項12に記載の電子デバイス。
【請求項16】
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウンタを維持するために実行可能な命令をさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数をカウントする別個のカウンタを有する、請求項12に記載の電子デバイス。
【請求項17】
前記複数のカウンタのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにするために実行可能な命令をさらに備える、請求項16に記載の電子デバイス。
【請求項18】
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウンタをゼロにリセットするために実行可能な命令をさらに備える、請求項16に記載の電子デバイス。
【請求項19】
ガードタイマーが満了することによる連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントするための手段と、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止するための手段と、
前記SWPインターフェースを非アクティブにするため手段と
を備える、装置。
【請求項20】
連続Iフレーム再送信の前記数をカウントするための前記手段が、各連続Iフレーム再送信についての前記カウントを増分するための手段を備える、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットするための手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持するための手段をさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数についての別個のカウントを有する、請求項19に記載の装置。
【請求項23】
前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにするための手段をさらに備える、請求項22に記載の装置。
【請求項24】
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットするための手段をさらに備える、請求項22に記載の装置。
【請求項25】
命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、
電子デバイスに、ガードタイマーが満了することによる連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントさせるためのコードと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記電子デバイスに、前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止させるためのコードと、
前記電子デバイスに、前記SWPインターフェースを非アクティブにさせるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
【請求項26】
前記電子デバイスに連続Iフレーム再送信の前記数をカウントさせるための前記コードが、前記電子デバイスに各連続Iフレーム再送信についての前記カウントを増分させるためのコードを備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項27】
前記電子デバイスに、前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットさせるためのコードをさらに備える、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項28】
前記電子デバイスに、前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持させるためのコードをさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数についての別個のカウントを有する、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項29】
前記電子デバイスに、前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止させ、前記SWPインターフェースを非アクティブにさせるためのコードをさらに備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項30】
前記電子デバイスに、前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットさせるためのコードをさらに備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本開示は、一般に電子デバイスに関する。より詳細には、本開示は、反応しないセキュアエレメント(SE:secure element)の影響を緩和するためのシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]電子デバイスの使用が一般的になった。特に、電子技術の進歩は、ますます複雑で有用になる電子デバイスのコストを低減した。コスト低減および消費者需要により、電子デバイスが事実上ユビキタスであるほど電子デバイスの使用が激増した。また、電子デバイスの使用が拡大するにつれて、それらについての新しい改善された特徴に対する需要が拡大した。より詳細には、新しい機能を実行する、ならびに/あるいはより高速に、より効率的に、またはより高品質で実行する、電子デバイスはしばしば高い需要がある。
【0003】
[0003]いくつかの電子デバイス(たとえば、スマートフォン)はワイヤレス信号を送信する。ワイヤレス信号は、たとえば、他の電子デバイスと通信し、場合によっては、セキュアトランザクションに関係する情報を伝達するために利用され得る。いくつかの電子デバイスは、セキュアトランザクションのための情報を記憶する1つまたは複数のセキュアエレメント(SE)を含む。しかしながら、SEは、電子デバイスと通信している間、反応しなくなることがある。反応しないSEの影響を緩和するためのシステムおよび方法が有益であり得る。
【発明の概要】
【0004】
[0004]方法について説明する。本方法は、ガードタイマーが満了する(expire)ことによる連続情報フレーム(Iフレーム:information frame)再送信の数をカウントすることを含む。非接触フロントエンド(CLF:contactless front-end)が、Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP:single wire protocol)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する。本方法は、カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止する(discontinue)ことをも含む。本方法は、SWPインターフェースを非アクティブにすることをさらに含む。
【0005】
[0005]連続Iフレーム再送信の数をカウントすることが、各連続Iフレーム再送信についてのカウントを増分することを含み得る。カウントは、SEがIフレームに肯定応答するとき、ゼロにリセットされ得る。
【0006】
[0006]再送信しきい値は構成可能であり得る。ガードタイマーは、CLFがガーディング時間内にSEからIフレーム肯定応答を受信しないとき、満了し得る。Iフレームは、簡略ハイレベルデータリンク制御(SHDLC:simplified high level data link control)リンクレイヤ制御(LLC)を使用して、SWPインターフェースを介して送られ得る。
【0007】
[0007]本方法は、CLFファームウェアの割込みをトリガすることをも含み得る。本方法は、反応しないSE状態をCLFファームウェアに通知することをさらに含み得る。
【0008】
[0008]本方法は、CLFによってSEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持することをも含み得る。各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の数についての別個のカウントを有し得る。本方法は、複数のカウントのうちの少なくとも1つが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、SWPインターフェースを非アクティブにすることをさらに含み得る。本方法は、SEが複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、複数のカウントをゼロにリセットすることをも含み得る。
【0009】
[0009]CLFはニアフィールド通信(NFC:near-field communication)チップであり得る。SEは、ユニバーサル集積回路カード(UICC)および埋込みSEのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0010】
[0010]電子デバイスについても説明する。本電子デバイスは、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含む。命令は、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の数をカウントするカウンタを維持するためにプロセッサによって実行可能である。CLFが、IフレームをSWPインターフェースを介してSEに送信する。命令はまた、カウンタが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止するために実行可能である。命令はさらに、SWPインターフェースを非アクティブにするために実行可能である。
【0011】
[0011]連続Iフレーム再送信の数をカウントするカウンタを維持するために実行可能な命令は、各連続Iフレーム再送信についてのカウンタを増分するために実行可能な命令を含み得る。命令はまた、SEがIフレームに肯定応答するとき、カウンタをゼロにリセットするために実行可能であり得る。
【0012】
[0012]命令はまた、CLFファームウェアの割込みをトリガするために実行可能であり得る。命令はさらに、反応しないSE状態をCLFファームウェアに通知するために実行可能であり得る。
【0013】
[0013]命令はまた、CLFによってSEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウンタを維持するために実行可能であり得る。各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の数をカウントする別個のカウンタを有し得る。命令はさらに、複数のカウンタのうちの少なくとも1つが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、SWPインターフェースを非アクティブにするために実行可能であり得る。命令は、SEが複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、複数のカウンタをゼロにリセットするために実行可能であり得る。
【0014】
[0014]装置についても説明する。本装置は、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の数をカウントするための手段を含む。CLFが、IフレームをSWPインターフェースを介してSEに送信する。本装置は、カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止するための手段をも含む。本装置は、SWPインターフェースを非アクティブにするための手段をさらに含む。
【0015】
[0015]コンピュータプログラム製品についても説明する。本コンピュータプログラム製品は、その上に命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。命令は、電子デバイスに、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の数をカウントさせるためのコードを含む。CLFが、IフレームをSWPインターフェースを介してSEに送信する。命令は、電子デバイスに、カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止させるためのコードをも含む。命令は、電子デバイスに、SWPインターフェースを非アクティブにさせるためのコードをさらに含む。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】[0016]反応しないセキュアエレメント(SE)の影響を緩和するためのシステムおよび方法が実装され得る電子デバイスの1つの構成を示すブロック図。
図2】[0017]反応しないSEの影響を緩和するための方法を示す流れ図。
図3】[0018]シングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースの一構成を示すブロック図。
図4】[0019]反応しないSEの影響を緩和するための方法の詳細な構成を示す流れ図。
図5】[0020]反応しないSEの影響を緩和するためのシステムおよび方法が実装され得る電子デバイスの別の構成を示すブロック図。
図6】[0021]ワイヤレス通信システムにおけるニアフィールド通信(NFC)の一構成を示すブロック図。
図7】[0022]反応しないSEの影響を緩和するためのシステムおよび方法が実装され得る電子デバイスの別のより具体的な構成を示すブロック図。
図8】[0023]電子デバイスにおいて利用され得る様々な構成要素を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
[0024]本明細書で開示するシステムおよび方法は、ワイヤレスに通信し、および/あるいはワイヤード接続またはリンクを使用して通信する、通信デバイスに適用され得る。たとえば、いくつかの通信デバイスは、イーサネット(登録商標)プロトコルを使用して他のデバイスと通信し得る。別の例では、いくつかの通信デバイスは、ワイヤレス通信を使用して他のデバイスと通信し得る。一構成では、本明細書で開示するシステムおよび方法は、誘導ベース通信技術(induction-based communication technology)を使用して別のデバイスと通信する通信デバイスに適用され得る。誘導結合通信技術(inductively coupled communication technology)の一実装形態は、ニアフィールド通信(NFC)である。
【0018】
[0025]電子デバイスは、(NFCカード、NFCコントローラチップ、NFCコントローラなどとも呼ばれる)NFCチップを含み得る。NFC通信規格におけるデータフローについての方向は、(ポーラー、ポーリングデバイス、近接結合デバイス(PCD:proximity coupling device)またはイニシエータとも呼ばれる)第1のデバイスに、(RF電界とも呼ばれる)電磁界を設けさせることによって特徴づけられる。(リスナー、リスニングデバイス、近接集積回路カード(PICC:proximity integrated circuit card)またはターゲットとも呼ばれる)第2のデバイスが、磁界に誘導結合され得、磁界を介してデータを交換し得る。
【0019】
[0026]NFCの一実装形態では、電子デバイスが、非接触支払いサービスを実行し得る。この実装形態では、電子デバイスは、クレジットカードとして働き得る。このRFベース非接触支払い手法は、それの使いやすさのためにユーザにとって魅力的であり得る。たとえば、ユーザは、増加した速さ、取引の制御、および現金の代わりに電子デバイスを使用することから、恩恵を受け得る。複数のNFC適用例が、電子デバイスによってサポートされ得る。これらのNFC適用例は、クレジット/デビット支払い、公共輸送機関発券、ならびにロイヤルティ(loyalty)およびサービス開始を含み得る。
【0020】
[0027]セキュリティは、NFCの場合、重要な考慮事項である。電子デバイス(たとえば、モバイルフォン)を用いた小売りおよびトランジットの支払いは、ワイヤレスキャリアと、小売業者と、輸送機関提供者と、銀行とがすべて協働することを伴う。取引および支払いカードアカウント情報のすべてが、セキュアにおよび離して保持され得る。このために、NFCは、クレジットカードアカウント番号、トランジットアカウント、およびモバイルフォン詳細などの機密情報を記憶するために、セキュアエレメント(SE)を使用し得る。
【0021】
[0028]NFCチップは、NFCチップを介してSEからリモートデバイスに情報を渡すために、または電子デバイス自体内で使用されるために、SEとの通信インターフェースを確立し得る。一構成では、このインターフェースは、シングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースであり得る。しかしながら、通信している間、SEは、反応しなくなることがある。したがって、反応しないセキュアエレメント(SE)の影響を緩和するためのシステムおよび方法が、有益であり得る。
【0022】
[0029]次に、図を参照しながら様々な構成について説明する。本明細書で概して説明し、図に示すシステムおよび方法は、多種多様な異なる構成で構成および設計され得る。したがって、図に表されるいくつかの構成についての以下のより詳細な説明は、請求する範囲を限定するものではなく、システムおよび方法を代表するものにすぎない。
【0023】
[0030]図1は、反応しないセキュアエレメント(SE)106の影響を緩和するためのシステムおよび方法が実装され得る電子デバイス102の1つの構成を示すブロック図である。電子デバイス102の例としては、ワイヤレス通信デバイス、セルラーフォン、スマートフォン、タブレットデバイス、ボイスレコーダ、デジタルカメラ、スチールカメラ、カムコーダ、ゲームシステム、ラップトップコンピュータなどがある。本明細書で説明する電子デバイス102の各構成要素は、ハードウェア(たとえば、回路)、またはハードウェアとソフトウェアの組合せ(たとえば、メモリに記憶された実行可能な命令をもつプロセッサ)で実装され得る。
【0024】
[0031]いくつかのシナリオでは、電子デバイス102は、非接触支払いサービスを実行し得る。複数の適用例が、電子デバイス102によってサポートされ得る。たとえば、これらの適用例は、クレジット/デビット支払い、公共輸送機関発券、ならびにロイヤルティおよびサービス開始を含み得る。
【0025】
[0032]電子デバイス102は、非接触フロントエンド(CLF)104を含み得る。一構成では、CLF104は、ニアフィールド通信(NFC)チップであり得る。CLF104は、アンテナ126を介してリモートデバイス128と通信し得る。たとえば、CLF104は、リモートデバイス128との誘導結合通信を実行し得る。CLF104は、(アプリケーションプロセッサとも呼ばれる)デバイスホスト130との間のインターフェースを確立し得る。NFCの場合、デバイスホスト130とCLF104との間のインターフェースは、NFCコントローラインターフェース(NCI:NFC controller interface)であり得る。
【0026】
[0033]電子デバイス102は、少なくとも1つのセキュアエレメント(SE)106を含み得る。SE106は、取外し可能または埋込みであり得る。取外し可能SE106の例は、加入者識別モジュール(SIM)カードまたはユニバーサル集積回路カード(UICC)を含む。埋込みSE106は、電子デバイス102に組み込まれ得る。SE106は機密情報を記憶し得る。たとえば、SE106は、クレジットカードアカウント番号と、トランジットアカウントと、モバイルフォン詳細とを記憶し得る。近接支払いを可能にするために、SE106は、銀行に対してそれ自体を証明し(authenticate)得、物理的または論理的攻撃に対して耐性があり得る。
【0027】
[0034]CLF104は、SE106とのシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェース108をアクティブにし得る。一構成では、SWPインターフェース108は、CLF104とSE106との間の全二重送信をサポートすることができるシリアルインターフェースである。SWPインターフェース108について、図3に関してより詳細に説明する。
【0028】
[0035]SWPインターフェース108をアクティブにすると、CLF104は、SE106との簡略ハイレベルデータリンク制御(SHDLC)リンクを確立し得る。SHDLCレイヤは、CLF104とSE106との間のデータのエラーのない送信を担当する。SWPインターフェース108がアクティブにされ、SHDLCリンクが確立されると、CLF104とSE106とは、SHDLCリンクレイヤ制御(LLC)を使用してデータペイロードを交換し得る。
【0029】
[0036]SHDLC LLCを使用するとき、エンドポイント(たとえば、CLF104またはSE106)はフレーム中でデータを送ることができる。CLF104とSE106との間で交換され得るフレームの1つのタイプは、情報フレーム(Iフレーム)110である。他のタイプのフレームは、監視フレーム(Sフレーム(supervisory frame))および非番号制フレーム(Uフレーム(unnumbered frame))を含む。
【0030】
[0037]Iフレーム110は、上位層情報と、何らかの制御情報とを搬送し得る。Iフレーム110機能は、順序付け、フロー制御、誤り検出および復元を含み得る。Iフレーム110はまた、送信および受信シーケンス番号を搬送し得る。SフレームとUフレームの両方が、制御情報を搬送し得る。したがって、ペイロードデータ(たとえば、上位層情報)を交換するために、CLF104およびSE106は、ペイロードデータをIフレーム110中に含め得る。
【0031】
[0038]一構成では、最大29バイトのペイロードがIフレーム110中に含まれ得る。29バイトよりも大きいペイロードの場合、ペイロードは、断片化され、複数のIフレーム110を介して送られ得る。たとえば、ペイロードが200バイトを上回り得る場合があり、それは、7つまたはそれ以上のIフレーム110にスプリットされ得る。
【0032】
[0039]データが他端において適切に受信されることを保証するために、任意のエンドポイントによって送られるあらゆるIフレーム110に関連するガードタイマー112がある。ガードタイマー112は、(T2、ガードタイムまたは送信時間とも呼ばれる)ガーディング時間114を有し得る。ガーディング時間114は構成可能であり得る。Iフレーム110がガーディング時間114内に肯定応答されない場合、エンドポイント(すなわち、CLF104またはSE106)がこれらのIフレーム110を再送信し得る。ガーディング時間114は、Iフレーム110を送り、Iフレーム110を再送信した後に待つべき時間を定義する。ガーディング時間114は、肯定応答されないIフレーム110のフレーム終了(EOF:end of frame)の最後のビットから、再送信されるIフレーム110のフレーム開始(SOF:start of frame)の第1のビットまで定義され得る。対応するガードタイマー112は、肯定応答124が他方のエンドポイントから受信されたとき、無効にされ、リセットされる。
【0033】
[0040]エンドポイントがIフレーム110を送る場合、他方のエンドポイントは、肯定応答時間122(T1)内にIフレーム110に肯定応答するはずである。たとえば、ガーディング時間114が10ミリ秒(ms)である場合、肯定応答時間122は、少なくとも5msだけガーディング時間114よりも小さくなり得るので(たとえば、T1<T2)、Iフレーム110を送ったエンドポイントは、ガードタイマー112が満了する前に肯定応答124を受信するはずである。
【0034】
[0041]しかしながら、場合によっては、エンドポイントが、ガーディング時間114内に肯定応答124を受信しないことがある。第1の場合では、送られたIフレーム110が破損し、または失われ得、他方のエンドポイントは、それを適切に受信しない。
【0035】
[0042]第2の場合では、他方のエンドポイントは、Iフレーム110を適切に受信し、対応する肯定応答124を送ったが、肯定応答124が、SWPインターフェース108を介して破損し、または失われた。この第2の場合では、Iフレーム110を送ったエンドポイントは、良好な肯定応答124を受信しないかまたはまったく何も受信しないことがある。
【0036】
[0043]第3の場合では、受信SE106は、Iフレーム110を受信した後であるが肯定応答124を送る前に、反応しなくなり得る。1つのシナリオでは、取外し可能SE106(たとえば、SIMカードまたはUICCカード)が、SE106がIフレーム110を受信した後であるがそれが肯定応答124を送ることができる前に、ユーザによって急激に取り外され得る。このシナリオでは、現在、エンドポイントがない。たいていのモバイルフォンは、そのフォンが電源投入されている間にSIMカード(すなわち、SE106)が引き出され得るように設計された、SIMスロットを有する。ユーザは潜在的に、CLF104がIフレーム110を送った後でありSE106が肯定応答124で応答する機会を得る前に、SE106を引き出すことができる。そのようなシナリオでは、CLF104は、他端上のSE106が切断されたことを検出する方法を有しない。
【0037】
[0044]別のシナリオでは、SE106は、ロックアップすることによって反応しなくなり得る。これは、ソフトウェアまたはハードウェア障害により発生し得る。たとえば、Iフレーム110は、回線が極めてノイズが多い場合、破損することがある。SE106は、ノイズを検出し続け得るが、ノイズがIフレーム110であると考え得、実際のIフレーム110を見つけないことがある。SE106はまた、SWPインターフェース108回線がどれくらい良好であるかに基づいて、ロックアップし得る。したがって、SE106は、依然として電子デバイス102中にあり得るが、それは応答することを停止し得る。このシナリオでは、SE106は、存在しないと見なされ得る。
【0038】
[0045]第1および第2の場合は、両方のエンドポイントが仕様通りに挙動する場合、極めてうまく処理される。第1および第2の場合では、エンドポイントの両方が存在しており、インターフェースが大部分はクリーンである限り、エンドポイントは、まとめてこの状況から抜けることになり、信頼できるデータ交換を行うことが可能であることになる。しかしながら、第3の場合は、一方のエンドポイント(すなわち、CLF104)のみが存在する点において独特であり、それは、他方のエンドポイント(すなわち、SE106)がもはや接続されていないことの任意の手がかりがなければ、試行し続ける。これは、再送信しているエンドポイントが電力を消費することおよび同期外れになることを生じ得る。
【0039】
[0046]第3の場合は、仕様によって適切に対処されない。欧州通信規格協会(ETSI:European Telecommunications Standards Institute)TS102613によれば、CLF104は、ターゲットエンドポイントが適切にそれを受信するように、対応するIフレーム110を再送信するために、ガードタイマー112が満了した後にIフレーム110を再送信すると考えられる。
【0040】
[0047]仕様は、CLF104が、Iフレーム110を再送することを、それがやめる前に、何回試行すべきであるかに関するガイドラインを与えていない。これは、前述の第3の場合が発生する場合、特に問題になる。第3の場合では、CLF104は、無限ループに入り得、ガードタイマー112の満了時にIフレーム110を継続的に再送信し得る。CLF104は、ガードタイマー112がタイムアウトした後に(1つまたは複数の)Iフレーム110をエンドレスに再送信し続けることになり、SE106が結局は再びSIMスロットに挿入されるか、または応答するようになったとき、適切に通信しないことがある。これは、SWPインターフェース108リソースの浪費、電力の浪費(wasted power)を生じ得、CLF104は、このループを出ることが可能でないことがある。さらに、これは、CLF104の特徴が機能していないように見えることがあるので、ユーザエクスペリエンスの低下(diminished user experience)を生じ得る。
【0041】
[0048]反応しないSE106の影響を緩和するために、電子デバイス102は、ガードタイマー112が満了することによる連続Iフレーム再送信の数118をカウントするカウンタ116を維持し得る。カウンタ116は、(図示のように)CLF104中に含まれ得るか、または電子デバイス102の別のブロックまたはモジュール中に含まれ得る。ガードタイマー112が満了するとき、カウンタ116は、各連続Iフレーム110再送信について増分し得る。一構成では、カウンタ116は、Iフレーム110を再送信する前に増分し得る。別の構成では、カウンタ116は、Iフレーム110を再送信した後に増分し得る。SE106がIフレーム110に肯定応答する場合、カウンタ116はゼロにリセットされ得る。
【0042】
[0049]CLF104は、連続Iフレーム再送信の数118を再送信しきい値120と比較し得る。連続Iフレーム再送信の数118が再送信しきい値120よりも小さい場合、CLF104は、Iフレーム110を再送信することを継続し、ガードタイマー112が満了するのを待ち得る。Iフレーム再送信の数118が再送信しきい値120に等しい場合、CLF104は、カウンタ116が再送信しきい値120に等しいとき、Iフレーム110再送信を中止し得る。言い換えれば、カウンタ116が再送信しきい値120に達するとき、CLF104は、Iフレーム110を再送信することを停止し得る。
【0043】
[0050]再送信しきい値120は構成可能であり得る。CLF104は、肯定応答124までIフレーム110の再送信を「n」回再試行し得、ここで、nは任意の正の整数である。したがって、再送信しきい値120の値は、n+1として定義され得る。
【0044】
[0051]CLF104は、カウンタ116が再送信しきい値120に等しいとき、SWPインターフェース108を非アクティブにし得る。カウンタ116が再送信しきい値120に達する場合、これは、SE106が反応しなくなったことを示し得る。一構成では、CLF104はCLFファームウェアを中断し得る。CLF104は、反応しないSE状態をCLFファームウェアに通知し得る。CLF104は、次いで、SWPインターフェース108を非アクティブにし得る。
【0045】
[0052]本明細書で説明するシステムおよび方法は、CLF104が、SE106が取り外され得るかまたは不良な状態にあるので、数回の試行後に他端上のSE106が応答していないことを検出することを可能にすることになる。説明するシステムおよび方法は、反応しないSE106によって引き起こされる無限ループを避けるための機構(mechanism)を提供する。これは、ユーザエクスペリエンスを改善し得る。説明するシステムおよび方法はまた、無限ループを避けることによって、電力を節約し得る。
【0046】
[0053]図2は、反応しないSE106の影響を緩和するための方法200を示す流れ図である。方法200は、非接触フロントエンド(CLF)104によって実装され得る。一構成では、CLF104はNFCチップであり得る。CLF104は、202において、SE106とのシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェース108をアクティブにし得る。CLF104は、次いで、SE106とのSHDLCリンクを確立し得る。
【0047】
[0054]CLF104は、1つまたは複数のIフレーム110をSE106に送り得る。Iフレーム110は、SE106にペイロードデータを搬送し得る。Iフレーム110を送ると、CLF104は、ガードタイマー112を開始し得る。ガードタイマー112は、肯定応答124がSE106から受信されたとき、無効にされ、リセットされる。Iフレーム110がガーディング時間114内に肯定応答されない場合、CLF104はこれらのIフレーム110を再送信し得る。ガーディング時間114は構成可能であり得る。
【0048】
[0055]CLF104は、204において、ガードタイマー112が満了することによる連続Iフレーム再送信の数をカウントする。たとえば、ガードタイマー112が満了するとき、カウンタ116が増分し得る。言い換えれば、連続Iフレーム再送信の数118が、1だけ増加し得る。SE106がIフレーム110に肯定応答する場合、カウンタ116はゼロにリセットされ得る。
【0049】
[0056]CLF104は、206において、カウントが再送信しきい値120に等しいとき、Iフレーム110再送信を中止し得る。たとえば、CLF104は、(カウンタ116によって示される)連続Iフレーム再送信の数118を再送信しきい値120と比較し得る。連続Iフレーム再送信の数118が再送信しきい値120よりも小さい場合、CLF104は、Iフレーム110を再送信することを継続し、ガードタイマー112を再始動し、ガードタイマー112が満了するのを待ち得る。カウントが再送信しきい値120に達するとき、CLF104は、Iフレーム110を再送信することを停止し得る。
【0050】
[0057]再送信しきい値120は構成可能であり得る。CLF104は、肯定応答124まで(1つまたは複数の)Iフレーム110の再送信を「n」回再試行し得、ここで、nは任意の正の整数である。したがって、再送信しきい値120の値は、n+1として定義され得る。
【0051】
[0058]CLF104は、208において、カウントが再送信しきい値120に等しいとき、SWPインターフェース108を非アクティブにし得る。たとえば、カウンタ116が再送信しきい値120に達する場合、これは、SE106が反応しなくなったことを示し得る。一構成では、CLF104はCLFファームウェアを中断し得る。CLF104は、反応しないSE状態をCLFファームウェアに通知し得る。CLF104は、次いで、SWPインターフェース108を非アクティブにし得る。
【0052】
[0059]図3は、シングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェース308の一構成を示すブロック図である。CLF304は、SE306とのSWPインターフェース308をアクティブにし得る。SWPインターフェース308は、CLF304とSE306との間のビット指向ポイントツーポイント通信プロトコルであり得る。一構成では、CLF304はマスタであり得、SE306はスレーブであり得る。
【0053】
[0060]CLF304は、SE306のシングルワイヤプロトコル入力/出力(SWIO:single wire protocol input/output)入力332に結合されたSWIO出力331を含み得る。CLF304およびSE306の各々は、接地(gnd338a〜b)に配線され得る。
【0054】
[0061]SWPインターフェース308の原理は、全二重モードでのデジタル情報の送信に基づく。信号S1 334が、電圧領域におけるデジタル変調(たとえば、低(L)電気レベルまたは高(H)電気レベル)によって送信され得る。信号S2 336が、電流領域におけるデジタル変調(たとえば、低電気レベルまたは高電気レベル)によって送信され得る。
【0055】
[0062]CLF304が、状態HとしてS1 334を送るとき、次いでSE306は、電流を引き出すか(状態H)、または引き出さないか(状態L)のいずれかを行い、したがってS2 336を送信し得る。S1 334のパルス幅変調ビットコーディングを用いると、全二重モードで送信クロックならびにデータを送信することが可能である。
【0056】
[0063]図4は、反応しないSE106の影響を緩和するための方法400の詳細な構成を示す流れ図である。方法400は、非接触フロントエンド(CLF)104によって実装され得る。一構成では、CLF104はNFCチップであり得る。CLF104は、402において、SE106とのシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェース108をアクティブにし得る。CLF104は、次いで、SE106とのSHDLCリンクを確立し得る。SWPインターフェース108をアクティブにすると、CLF104は、カウンタ116をゼロにリセットし得る。カウンタ116は、連続Iフレーム再送信の数118をカウントし得る。
【0057】
[0064]CLF104は、404において、Iフレーム110をSE106に送る。Iフレーム110は、SE106にペイロードデータを搬送し得る。Iフレーム110を送ると、CLF104は、406において、ガードタイマー112をリセットし、開始する。ガードタイマー112は、ガーディング時間114で初期化され得る。
【0058】
[0065]CLF104は、408において、肯定応答124がSE106から受信されたかどうかを決定し得る。肯定応答124が受信されなかった場合、CLF104は、410において、ガードタイマー112が満了したかどうかを決定し得る。ガードタイマー112が満了していない場合、CLF104は、肯定応答124を受信するのを待つことを継続し得る。CLF104が、408において、それが肯定応答124を受信したと決定した場合、CLF104は、412において、ガードタイマー112を停止し、414において、カウンタ116をリセットする(たとえば、カウンタ116をゼロに設定する)。CLF104は次いで、404において、別のIフレーム110をSE106に送り得る。
【0059】
[0066]CLF104が、410において、肯定応答124を受信することなしに、ガードタイマー112が満了したと決定した場合、CLF104は、カウンタ116を増分する。たとえば、SE106は、取り外されまたはロックアップされたことにより反応しなくなることがあり、CLF104は、肯定応答124を受信しないことがある。第1のIフレーム再送信のために、カウンタ116は1に設定され得る。第2の連続Iフレーム再送信のために、カウンタ116は2に設定され、以下同様であり得る。
【0060】
[0067]CLF104は、418において、カウンタ116が再送信しきい値120に等しいかどうかを決定し得る。再送信しきい値120は構成可能な整数値であり得る。CLF104は、カウンタ116を再送信しきい値120と比較し得る。カウンタ116が再送信しきい値120よりも小さい場合、CLF104は、420において、Iフレーム110をSE106に再送信する。CLF104は次いで、406において、ガードタイマー112をリセットし、開始し得る。CLF104は、ガードタイマー112が満了するのを待ち、416においてカウンタ116を増分し、420においてIフレームを再送信することの別の反復を実行し得る。任意の時間にCLF104が肯定応答124を受信した場合、CLF104は、412においてガードタイマー112を停止し得、414においてカウンタ116をリセットし得る。
【0061】
[0068]CLF104が、418において、カウンタ116が再送信しきい値120に等しいと決定した場合、CLF104は、422において、SE106へのIフレーム110再送信を中止し得る。カウンタ116が再送信しきい値120に達する場合、これは、SE106が反応しなくなったことを示し得る。
【0062】
[0069]CLF104は、424において、SWPインターフェース108を非アクティブにし得る。一構成では、CLF104は、CLFファームウェアを中断し得る。CLF104は、反応しないSE状態をCLFファームウェアに通知し得る。CLF104は次いで、424において、SWPインターフェース108を非アクティブにし得る。
【0063】
[0070]図5は、反応しないセキュアエレメント(SE)506の影響を緩和するためのシステムおよび方法が実装され得る電子デバイス502の別の構成を示すブロック図である。電子デバイス502は、図1に関して説明した電子デバイス102に従って実装され得る。
【0064】
[0071]電子デバイス502は、ニアフィールド通信(NFC)チップ504を含み得る。NFCチップ504は、図1に関して説明した非接触フロントエンド(CLF)104の一例である。NFCチップはリモートデバイス528と通信し得る。NFCチップ504のアンテナ526aは、リモートデバイス528のアンテナ526bと誘導結合され得る。NFCの一例について、図6に関して説明する。
【0065】
[0072]NFCチップ504は、(アプリケーションプロセッサとも呼ばれる)デバイスホスト530との間のインターフェースを確立し得る。NFCの場合、デバイスホスト530とNFCチップ504との間のインターフェースは、(NFCインターフェースとも呼ばれる)NFCコントローラインターフェース(NCI)であり得る。
【0066】
[0073]図5に示されている構成では、電子デバイス502は、少なくとも2つのセキュアエレメント(SE)506を含む。第1のセキュアエレメントは、ユニバーサル集積回路カード(UICC)506aであり得る。UICC506aは、取外し可能SE506の一例である。UICC506aは、加入者詳細(たとえば、クレジットカード口座番号、トランジットアカウント、およびモバイルフォン詳細など)を記憶し得、これらの詳細を別個に、およびセキュアに保持し得る。データは、第1のSWPインターフェース508aを介してUICC506aとNFCチップ504との間で通信される。
【0067】
[0074]第2のセキュアエレメントは、埋込みSE506bであり得る。埋込みSE506bは、電子デバイス102に組み込まれ得、ユーザによって取外し可能でない。埋込みSE506bは、第2のSWPインターフェース508bを介してNFCチップ504と通信し得る。任意の数のセキュアエレメントが電子デバイス502中に含まれ得ることに留意されたい。セキュアエレメントの各々は、別個のSWPインターフェース508を介してNFCチップ504と通信し得る。
【0068】
[0075]2つのSWPインターフェース508a〜bが、それらの間で構成を共有しないことがあることに留意されたい。ウィンドウサイズ、再送信しきい値、ガードタイマー値などのようなパラメータは、互いに独立し、異なり得る。ある場合には、1つのSWPインターフェース508のみがアクティブである。NFCチップ504の内部に2つのSWPインターフェースコントローラがあり得、2つのSWPインターフェースコントローラは、それらが接続されたSE506に、他方と関係なく、自律的に通信する(talk)。
【0069】
[0076]上記で説明したように、NFCチップ504およびSE506は、1つまたは複数のIフレーム510を使用してペイロードデータを交換し得る。一構成では、Iフレーム生成器527が、SE506に送信されるべき1つまたは複数のIフレーム510a〜xを生成し得る。最大29バイトのペイロードがIフレーム510中に含まれ得る。29バイトよりも大きいペイロードの場合、ペイロードは、断片化され、複数のIフレーム510を介して送られ得る。
【0070】
[0077]NFCチップ504がSWPインターフェース508をアクティブにするとき、NFCチップ504とSE506とは、スライディングウィンドウ550をネゴシエートし得る。スライディングウィンドウ550は、第1のIフレーム510aが正確に受信されたことの確認(すなわち、肯定応答524aまたは524b)を受信する前に、複数のIフレーム510a〜xを送るために使用される。これは、肯定応答524を待つために停止することなしに、長いターンアラウンドタイムラグがあり得る状況で、データが流れることを継続し得ることを意味する。スライディングウィンドウ550サイズは、限定されたリソースによりデフォルト値よりも小さくなり得る。したがって、エンドポイントが、他方のエンドポイントに、スライディングウィンドウ550サイズを低下させるように依頼し得る。
【0071】
[0078]スライディングウィンドウ550サイズは、x個のIフレーム510であり得る。一構成では、スライディングウィンドウ550は、2、3または4つのIフレーム510のサイズを有し得る。たとえば、2つのエンドポイントが、2のスライディングウィンドウ550サイズをネゴシエートすべきである場合、エンドポイント−Aは、エンドポイント−Bが一方または両方のIフレーム510に実際に肯定応答する前に、最高2つのIフレーム510を送ることができる。したがって、x個のIフレーム510が、SE506から肯定応答524を受信する前にNFCチップ504によって送られ得る。図5に示されているように、肯定応答524を受信する前にNFCチップ504によって送られてあるIフレーム510の数は、SE506とネゴシエートされるスライディングウィンドウ550に従って変動し得る。
【0072】
[0079]NFCチップ504は、送られるIフレーム510の各々に関連するガードタイマー512a〜xを有し得る。したがって、ガードタイマー512の数は、スライディングウィンドウ550のIフレーム510の数xに対応し得る。NFCチップ504によって送られる各Iフレーム510は、別個のガードタイマー512を有し得る。ガードタイマー512a〜xは、それぞれガーディング時間514a〜x(たとえば、T2)で設定され得る。ガーディング時間514a〜xは構成可能であり得る。Iフレーム510がガーディング時間514内に肯定応答されない場合、NFCチップ504はこれらのIフレーム510を再送信し得る。ガーディング時間514は、Iフレーム510を送り、Iフレーム510を再送信した後に待つべき時間を定義する。
【0073】
[0080]一例では、スライディングウィンドウ550は、2つのIフレーム510である(すなわち、x=2)。したがって、NFCチップ504は、SE506から肯定応答524を受信する前に、2つのIフレーム510を送り得る。この例では、NFCチップ504は、第1のIフレーム−A510aを送ると、第1のガードタイマー512aを開始し得る。NFCチップ504は、第2のIフレーム−B510bを送ると、第2のガードタイマー512bを開始し得る。
【0074】
[0081]NFCチップ504は、別のIフレーム510を送る前に、SE506から肯定応答524を受信するのを待ち得る。SE506a〜bの各々は、肯定応答524a〜bをNFCチップ504に送るための肯定応答時間522a〜bで構成され得る。NFCチップ504は、Iフレーム510のうちの1つ、一部または全部のための単一の肯定応答524を受信し得る。(1つまたは複数の)対応するガードタイマー512は、肯定応答524がSE506から受信されたとき、無効にされ、リセットされる。
【0075】
[0082]上記で説明したように、NFCチップ504が1つまたは複数のIフレーム510をSE506に送るが、SE506が肯定応答524を送る前に反応しなくなるとき、問題が発生し得る。反応しないSE506の影響を緩和するために、電子デバイス502は、NFCチップ504によってSE506に送信される複数のIフレーム510a〜xに関連する複数のカウンタ516a〜xを維持し得る。各Iフレーム510は、ガードタイマー512が満了することによる連続Iフレーム510再送信の数をカウントする別個のカウンタ516に関連付けられ得る。ガードタイマー512が満了するとき、ガードタイマー512に関連するカウンタ516を増分し得る。したがって、カウンタ516は、連続Iフレーム再送信の数518に対応し得る。
【0076】
[0083]スライディングウィンドウ550サイズが、2つのIフレーム510である場合、NFCチップ504は、第1のガードタイマー512aが満了することによる連続Iフレーム再送信の数518aをカウントする第1のカウンタ516aを有し得る。NFCチップ504はまた、第2のガードタイマー512bが満了することによる連続Iフレーム再送信の数518bをカウントする第2のカウンタ516bを有し得る。
【0077】
[0084]一構成では、SE506が複数のIフレーム510のいずれか1つに肯定応答するとき、複数のカウンタ516a〜xのすべてがゼロにリセットされ得る。別の構成では、肯定応答されたIフレーム510に関連するカウンタ516のみがゼロにリセットされ得、一方、肯定応答されないIフレーム510に関連するカウンタ516はリセットされないことがある。SE506によって送られた肯定応答フレームによっていくつのIフレーム510が肯定応答されるかに応じて、両方の場合が可能である。肯定応答フレームは、受信する準備ができている次のIフレーム510の数を有する。したがって、それの前のすべてのフレームが、肯定応答されたと見なされ得る。
【0078】
[0085]一例では、スライディングウィンドウ550サイズは4である。この例では、NFCチップ504は、4つのIフレーム510(たとえば、Iフレーム(0〜3))を送った後に、Iフレーム510を送ることを停止し得る。SE506は、肯定応答タイムアウトの後に肯定応答(たとえば、RRフレーム)を送り、すべての4つのIフレーム510に肯定応答し得る。RR(4)を送ることによって、SE506は、Iフレーム(4)を受信する準備ができていることを示し、したがって、暗黙的にIフレーム(0〜3)に肯定応答する。この例では、RR(4)がNFCチップ504によって受信されるとき、Iフレーム(0〜3)のためのすべての4つのガードタイマー512がリセット/停止されることになる。
【0079】
[0086]ガードタイマー512が満了することによりカウンタ516a〜xのいずれか1つが増分するときはいつでも、NFCチップ504は、カウンタ516の値を再送信しきい値520と比較し得る。カウンタ516が再送信しきい値520よりも小さい場合、NFCチップ504は、対応するIフレームを再送信することを継続し得る。カウンタ516が再送信しきい値520に等しい場合、NFCチップ504は、Iフレーム510a〜xの各々についてIフレーム510再送信を中止し得る。したがって、NFCチップ504は、複数のカウンタ516のうちの少なくとも1つが再送信しきい値520に等しい場合、Iフレーム510再送信を中止し得る。再送信しきい値520は構成可能であり得る。
【0080】
[0087]NFCチップ504はまた、複数のカウンタ516のうちの少なくとも1つが再送信しきい値520に等しいとき、SWPインターフェース508を非アクティブにし得る。カウンタ516が再送信しきい値520に達する場合、これは、SE506が反応しなくなったことを示し得る。一構成では、NFCチップ504は、CLFファームウェアを中断し得る。NFCチップ504は、反応しないSE状態をCLFファームウェアに通知し得る。NFCチップ504は、次いで、SWPインターフェース508を非アクティブにし得る。
【0081】
[0088]図6は、ワイヤレス通信システム600におけるニアフィールド通信(NFC)の一構成を示すブロック図である。ポーリングデバイス660およびリスニングデバイス662は、NFCプロトコルに従って動作し得る。ポーリングデバイス660およびリスニングデバイス662は、図1に関して説明した電子デバイス102に従って実装され得る。言い換えれば、図1に関して説明した電子デバイス102は、ポーリングデバイス660リスニングデバイス662いずれか、またはその両方として動作し得る。
【0082】
[0089]各デバイス660、662は、電子回路664a〜bに接続されたアンテナ626a〜bを含み得る。動作中、2つのNFCデバイス(すなわち、ポーリングデバイス660とリスニングデバイス662)の組合せは、変換器のように挙動し得る。
【0083】
[0090]NFCは誘導結合通信技術である。2つのNFC対応デバイス660、662は、ある距離だけ分離され得る。交流は、1次コイル(すなわち、ポーリングデバイスアンテナ626a)を通過し、(無線周波数(RF)電界または放射界と呼ばれることもある)電磁界668を生じ得る。電磁界668は、2次コイル(すなわち、リスニングデバイスアンテナ626b)中に電流を誘導し得る。リスニングデバイス662は、それ自体に電力供給するために、ポーリングデバイス660によって送信された電磁界668を使用し得る。
【0084】
[0091]両方のアンテナ626a〜bの構成および同調が、一方のデバイスから他方のデバイスへの結合効率を決定し得る。いくつかの(certain)NFCトランザクション中に、リスニングデバイス662は、NFC規格において定義された役割である「ターゲット」として機能し得る。
【0085】
[0092]一構成では、一方のデバイスのNFC送信機と、他方のデバイスのNFC受信機とは、相互共振関係に従って構成される。NFC受信機の共振周波数とNFC送信機の共振周波数とが極めて近いとき、NFC送信機とNFC受信機との間の伝送損失は、NFC受信機が放射界の「ニアフィールド」に位置するときに最小になる。
【0086】
[0093]NFCデバイスがNFCループアンテナ626を含み得る。NFCループアンテナ626は、エネルギー送信および受信のための手段を与え得る。上述のように、エネルギーの大部分を電磁波でファーフィールドに伝搬するよりもむしろ、送信アンテナ626のニアフィールドにおけるエネルギーの大部分を受信アンテナ626に結合することによって効率的なエネルギー伝達が行われ得る。
【0087】
[0094]NFC対応デバイスが、通信が確立されることを可能にするのに十分なデータ670を取得し得る。確立され得る通信の一形態は、国際標準化機構データ交換プロトコル(ISO−DEP:international standards organization data exchange protocol)通信リンクである。NFCデバイス間の通信は、限定はしないが、NFC−A、NFC−Bなどを含む、様々なNFC無線周波数(RF)技術を介して可能にされ得る。
【0088】
[0095]図7は、反応しないセキュアエレメント(SE)706の影響を緩和するためのシステムおよび方法が実装され得る電子デバイス702の別のより具体的な構成を示すブロック図である。電子デバイス702内に含まれる構成要素は、図1図3図5、および図6のうちの1つまたは複数に関して上記で説明した、対応する構成要素の例であり得る。
【0089】
[0096]図7に示されているように、電子デバイス702は、たとえば、受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、受信信号に対して一般的なアクション(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバートなど)を実行し、サンプルを取得するために、調整された信号をデジタル化する、受信機776を含む。受信機776は、受信シンボルを復調し、チャネル推定のためにそれらをプロセッサ703に与えることができる、復調器778を備えることができる。プロセッサ703は、受信機776によって受信された情報を分析すること、および/または送信機784による送信のための情報を生成することに専用のプロセッサ、電子デバイス702の1つまたは複数の構成要素を制御するプロセッサ、ならびに/あるいは受信機776によって受信された情報を分析し、送信機784による送信のための情報を生成し、電子デバイス702の1つまたは複数の構成要素を制御するプロセッサであり得る。さらに、プロセッサ703によって処理された信号を変調し得る変調器782を通した送信機784による送信のための信号が準備され得る。
【0090】
[0097]電子デバイス702は、さらに、プロセッサ703に動作可能に結合され、送信されるべきデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関係する情報、伝送制御プロトコル(TCP)フロー、分析された信号および/または干渉強度に関連するデータ、割り当てられたチャネル、電力、レートなどに関係する情報ならびにチャネルを推定し、そのチャネルを介して通信するための任意の他の好適な情報を記憶することができるメモリ705を備えることができる。
【0091】
[0098]さらに、プロセッサ703、受信機776、送信機784、NFCコントローラ704、および/またはデバイスホスト730は、図1図6に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。本明細書で説明するデータストア(たとえば、メモリ705)は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかであり得るか、あるいは揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含むことができることを諒解されよう。限定ではなく例として、不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM(登録商標))、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして働くランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。限定ではなく例として、RAMは、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトランバスRAM(DRRAM(登録商標))など、多くの形態において利用可能である。主題のシステムおよび方法のメモリ705は、これらおよび任意の他の好適なタイプのメモリを、それらに限定されることなく、備え得る。
【0092】
[0099]別の態様では、電子デバイス702はNFCコントローラインターフェース(NCI)774を含み得る。一態様では、NCI774は、デバイスホスト730とNFCコントローラ704との間の通信を可能にするように動作可能であり得る。
【0093】
[00100]電子デバイス702は、NFCコントローラ704を含み得る。NFCコントローラ704は、図1に関して説明した、非接触フロントエンド(CLF)104の一例である。NFCコントローラ704は、1つまたは複数のセキュアエレメント(SE)706と通信し得る。NFCコントローラ704は、Iフレーム再送信を中止し、反応しないSE706とのSWPインターフェース108を非アクティブにするために、連続Iフレーム再送信の数をカウントする1つまたは複数のカウンタ716を含み得る。
【0094】
[00101]一態様では、NFCコントローラ704は、NCI774を通して、リモートNFCデバイス528など、他のデバイスから情報を取得するように動作可能であり得る。ISO−DEP通信の間、NFCコントローラ704は、フレームRFインターフェースまたはISO−DEPインターフェースを使用して動作し得る。ISO−DEPインターフェースを使用して動作するとき、NFCコントローラ704は、データ交換変更モジュールを使用して、デバイスホスト730とリモートNFCデバイス528との間の通信に関連する様々なパラメータを変更するように動作可能であり得る。
【0095】
[00102]いくつかの構成では、NFCコントローラ704は、リレーとして働き、デバイスホスト730とリモートNFCデバイス528との間でメッセージを通信し得る。たとえば、デバイスホスト730は、リモートNFCデバイス528と交換されたメッセージからデータを抽出し得る。通信は、NFCコントローラ704に様々なデータを変更するように促し得る。NFCコントローラ704は、受信されたパラメータを更新し得、および/またはパラメータをメモリ内に記憶し得る。
【0096】
[00103]加えて、電子デバイス702は、1つまたは複数のユーザインターフェース788を含み得る。(1つまたは複数の)ユーザインターフェース788は、電子デバイス702への入力を生成するための(1つまたは複数の)入力機構および/または電子デバイス702のユーザによる消費のための情報を生成するための(1つまたは複数の)出力機構を含み得る。たとえば、(1つまたは複数の)入力機構は、キーまたはキーボード、マウス、タッチスクリーンディスプレイ、マイクロフォンなどの機構を含み得る。さらに、たとえば、(1つまたは複数の)出力機構は、ディスプレイ、オーディオスピーカー、触覚フィードバック機構、パーソナルエリアネットワーク(PAN)トランシーバなどを含み得る。図示された態様では、出力機構は、画像またはビデオ形式であるメディアコンテンツを提示するように動作可能なディスプレイ、あるいはオーディオ形式であるメディアコンテンツを提示するためのオーディオスピーカーを含み得る。
【0097】
[00104]図8に、電子デバイス802において利用され得る様々な構成要素を示す。図示された構成要素は、同じ物理的構造物内に配置され、あるいは別個の筐体または構造物中に配置され得る。図8に関して説明する電子デバイス802は、本明細書で説明した電子デバイス102、502のうちの1つまたは複数に従って実装され得る。
【0098】
[00105]電子デバイス802はプロセッサ803を含む。プロセッサ803は、汎用シングルまたはマルチチップマイクロプロセッサ(たとえば、高度RISCマシン(ARM))、専用マイクロプロセッサ(たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイなどであり得る。プロセッサ803は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることがある。図8の電子デバイス802中に単一のプロセッサ803のみが示されるが、代替的な構成では、プロセッサ803の組合せ(たとえば、ARMとDSP)が使用され得る。
【0099】
[00106]電子デバイス802は、プロセッサ803と電気通信しているメモリ805をも含む。すなわち、プロセッサ803は、メモリ805からの情報を読み取り、および/または、メモリ805に情報を書き込み得る。メモリ805は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子コンポーネントであり得る。メモリ805は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、磁気ディスクストレージ媒体、光記憶媒体、RAM中のフラッシュメモリデバイス、プロセッサ803とともに含まれるオンボードメモリ、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタなど、およびそれらの組合せであり得る。
【0100】
[00107]データ809aおよび命令807aがメモリ805に記憶され得る。命令807aは、1つまたは複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、プロシージャなどを含み得る。命令は、単一のコンピュータ可読ステートメントまたは多くのコンピュータ可読ステートメントを含み得る。命令807aは、上記で説明した方法と、機能と、プロシージャのうちの1つまたは複数を実装するためにプロセッサ803によって実行可能であり得る。命令を実行することは、メモリ805に記憶されたデータ809aの使用を伴い得る。図8は、プロセッサ803にロードされている(メモリ805に記憶された命令807aおよびデータ809aから来ることがある)いくつかの命令807bおよびデータ809bを示す。
【0101】
[00108]電子デバイス802はまた、他の電子デバイスと通信するための1つまたは複数の通信インターフェース811を含み得る。通信インターフェース811は、ワイヤード通信技術、ワイヤレス通信技術、またはその両方に基づき得る。異なるタイプの通信インターフェース811の例としては、シリアルポート、パラレルポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)、イーサネットアダプタ、米国電気電子技術者協会(IEEE)1394バスインターフェース、ニアフィールド通信(NFC)トランシーバ、小型コンピュータシステムインターフェース(SCSI)バスインターフェース、赤外線(IR)通信ポート、Bluetooth(登録商標)ワイヤレス通信アダプタ、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))トランシーバ、IEEE802.11(「Wi−Fi(登録商標)」)トランシーバなどがある。たとえば、通信インターフェース811は、ワイヤレス信号を送信および受信するために1つまたは複数のアンテナ(図示せず)に結合され得る。
【0102】
[00109]電子デバイス802はまた、1つまたは複数の入力デバイス813と、1つまたは複数の出力デバイス817とを含み得る。異なる種類の入力デバイス813の例としては、キーボード、マウス、マイクロフォン815、リモート制御デバイス、ボタン、ジョイスティック、トラックボール、タッチパッド、ライトペンなどを含む。たとえば、電子デバイス802は、音響信号を捕捉するための1つまたは複数のマイクロフォン815を含み得る。一構成では、マイクロフォン815は、音響信号(たとえば、音声、会話)を電気信号または電子信号に変換するトランスデューサであり得る。異なる種類の出力デバイス817の例としては、スピーカー819、プリンタなどがある。たとえば、電子デバイス802は、1つまたは複数のスピーカー819を含み得る。一構成では、スピーカー819は、電気信号または電子信号を音響信号に変換するトランスデューサであり得る。電子デバイス802中に一般に含まれ得る1つの特定のタイプの出力デバイス817はディスプレイ821デバイスである。本明細書で開示する構成とともに使用されるディスプレイ821デバイスは、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)、ガスプラズマ、エレクトロルミネセンスなど、任意の好適な画像投影技術を利用し得る。また、ディスプレイコントローラ823は、メモリ805に記憶されたデータを、ディスプレイ821デバイス上に示されるテキスト、グラフィック、および/または動画に(適宜に)変換するために設けられ得る。
【0103】
[00110]電子デバイス802の様々な構成要素は、電力バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバスなどを含み得る、1つまたは複数のバスによって互いに結合され得る。簡単のために、様々なバスがバスシステム825として図8に示されている。図8は、電子デバイス802の1つの可能な構成を示しているにすぎないことに留意されたい。様々な他のアーキテクチャおよび構成要素も利用され得る。
【0104】
[00111]上記の説明では、様々な用語とともに参照番号を時々使用した。用語が参照番号とともに使用されている場合、これは、図のうちの1つまたは複数に示された特定の要素を指すものとされ得る。用語が参照番号なしに使用されている場合、これは、概して特定の図に限定されない用語を指すものとされ得る。
【0105】
[00112]「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含し、したがって、「決定すること」は、計算すること(calculating)、計算すること(computing)、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造においてルックアップすること)、確認することなどを含むことができる。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含むことができる。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選定すること、確立することなどを含むことができる。
【0106】
[00113]「に基づいて」という句は、別段に明示されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という句は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を表す。
【0107】
[00114]「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械などを包含するものと広く解釈されたい。いくつかの状況下では、「プロセッサ」は、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを指すことがある。「プロセッサ」という用語は、処理デバイスの組合せ、たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP)とマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)コアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成を指すことがある。
【0108】
[00115]「メモリ」という用語は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子的構成要素を包含するものと広く解釈されたい。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気または光学データストレージ、レジスタなど、様々なタイプのプロセッサ可読媒体を指すことがある。プロセッサがメモリから情報を読み取り、および/または情報をメモリに書き込むことができる場合、メモリはプロセッサと電子通信していると言われる。プロセッサに一体化されたメモリは、プロセッサと電子通信している。
【0109】
[00116]「命令」および「コード」という用語は、任意のタイプの(1つまたは複数の)コンピュータ可読ステートメントを含むものと広く解釈されたい。たとえば、「命令」および「コード」という用語は、1つまたは複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、プロシージャなどを指すことがある。「命令」および「コード」は、単一のコンピュータ可読ステートメントまたは多くのコンピュータ可読ステートメントを備え得る。
【0110】
[00117]本明細書で説明した機能は、ハードウェアによって実行されているソフトウェアまたはファームウェアで実装され得る。機能は、コンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令として記憶され得る。「コンピュータ可読媒体」または「コンピュータプログラム製品」という用語は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされ得る任意の有形記憶媒体を指す。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含み得る。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。コンピュータ可読媒体は有形で非一時的であり得ることに留意されたい。「コンピュータプログラム製品」という用語は、コンピューティングデバイスまたはプロセッサによって実行、処理または計算され得るコードまたは命令(たとえば、「プログラム」)と組み合わせたコンピューティングデバイスまたはプロセッサを指す。本明細書で使用される「コード」という用語は、コンピューティングデバイスまたはプロセッサによって実行可能であるソフトウェア、命令、コードまたはデータを指すことがある。
【0111】
[00118]ソフトウェアまたは命令はまた、伝送媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、伝送媒体の定義に含まれる。
【0112】
[00119]本明細書で開示した方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに交換され得る。言い換えれば、説明した方法の適切な動作のためにステップまたはアクションの特定の順序が必要とされない限り、その順序、ならびに/あるいは特定のステップおよび/またはアクションの使用は、特許請求の範囲を逸脱することなく変更され得る。
【0113】
[00120]さらに、図2および図4によって示されたものなど、本明細書で説明した方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、デバイスによってダウンロードおよび/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、デバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を可能にするために、サーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明した様々な方法は、デバイスが、記憶手段をそのデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を取得し得るように、記憶手段(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)によって与えられ得る。その上、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の好適な技法が利用され得る。
【0114】
[00121]特許請求の範囲は、上記で示した厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明したシステム、方法、および装置の動作および詳細において、様々な修正、変更および変形が行われ得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2017年6月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガードタイマーが満了することにより発生する連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントすることと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止、前記SWPインターフェースを非アクティブにすることと
を備える、方法。
【請求項2】
連続Iフレーム再送信の前記数をカウントすることが、各連続Iフレーム再送信についての前記カウントを増分することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットすることをさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記再送信しきい値が構成可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ガードタイマーは、前記CLFがガーディング時間内に前記SEからIフレーム肯定応答を受信しないとき、満了する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
CLFファームウェアの割込みをトリガすることと、
反応しないSE状態を前記CLFファームウェアに通知することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持することをさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数についての別個のカウントを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにすることをさらに備える、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットすることをさらに備える、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記CLFがニアフィールド通信(NFC)チップを備え、ここにおいて、前記SEが、ユニバーサル集積回路カード(UICC)および埋込みSEのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記Iフレームが、簡略ハイレベルデータリンク制御(SHDLC)リンクレイヤ制御(LLC)を使用して、前記SWPインターフェースを介して送られる、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、
ガードタイマーが満了することにより発生する連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントするカウンタを維持することと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウンタが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止、前記SWPインターフェースを非アクティブにすることと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、
電子デバイス。
【請求項13】
連続Iフレーム再送信の前記数をカウントする前記カウンタを維持するために実行可能な前記命令が、各連続Iフレーム再送信についての前記カウンタを増分するために実行可能な命令を備える、請求項12に記載の電子デバイス。
【請求項14】
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウンタをゼロにリセットするために実行可能な命令をさらに備える、請求項13に記載の電子デバイス。
【請求項15】
CLFファームウェアの割込みをトリガすることと、
反応しないSE状態を前記CLFファームウェアに通知することと
を行うために実行可能な命令をさらに備える、請求項12に記載の電子デバイス。
【請求項16】
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウンタを維持するために実行可能な命令をさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数をカウントする別個のカウンタを有する、請求項12に記載の電子デバイス。
【請求項17】
前記複数のカウンタのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにするために実行可能な命令をさらに備える、請求項16に記載の電子デバイス。
【請求項18】
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウンタをゼロにリセットするために実行可能な命令をさらに備える、請求項16に記載の電子デバイス。
【請求項19】
ガードタイマーが満了することにより発生する連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントするための手段と、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止、前記SWPインターフェースを非アクティブにするため手段と
を備える、装置。
【請求項20】
連続Iフレーム再送信の前記数をカウントするための前記手段が、各連続Iフレーム再送信についての前記カウントを増分するための手段を備える、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットするための手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持するための手段をさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数についての別個のカウントを有する、請求項19に記載の装置。
【請求項23】
前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにするための手段をさらに備える、請求項22に記載の装置。
【請求項24】
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットするための手段をさらに備える、請求項22に記載の装置。
【請求項25】
命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、
電子デバイスに、ガードタイマーが満了することにより発生する連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントさせるためのコードと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記電子デバイスに、前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止させ、前記SWPインターフェースを非アクティブにさせるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
【請求項26】
前記電子デバイスに連続Iフレーム再送信の前記数をカウントさせるための前記コードが、前記電子デバイスに各連続Iフレーム再送信についての前記カウントを増分させるためのコードを備える、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項27】
前記電子デバイスに、前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットさせるためのコードをさらに備える、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項28】
前記電子デバイスに、前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持させるためのコードをさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数についての別個のカウントを有する、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項29】
前記電子デバイスに、前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止させ、前記SWPインターフェースを非アクティブにさせるためのコードをさらに備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項30】
前記電子デバイスに、前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットさせるためのコードをさらに備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0114
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0114】
[00121]特許請求の範囲は、上記で示した厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明したシステム、方法、および装置の動作および詳細において、様々な修正、変更および変形が行われ得る。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ガードタイマーが満了することによる連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントすることと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止することと、
前記SWPインターフェースを非アクティブにすることと
を備える、方法。
[C2]
連続Iフレーム再送信の前記数をカウントすることが、各連続Iフレーム再送信についての前記カウントを増分することを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットすることをさらに備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記再送信しきい値が構成可能である、C1に記載の方法。
[C5]
前記ガードタイマーは、前記CLFがガーディング時間内に前記SEからIフレーム肯定応答を受信しないとき、満了する、C1に記載の方法。
[C6]
CLFファームウェアの割込みをトリガすることと、
反応しないSE状態を前記CLFファームウェアに通知することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持することをさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数についての別個のカウントを有する、C1に記載の方法。
[C8]
前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにすることをさらに備える、C7に記載の方法。
[C9]
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットすることをさらに備える、C7に記載の方法。
[C10]
前記CLFがニアフィールド通信(NFC)チップを備え、ここにおいて、前記SEが、ユニバーサル集積回路カード(UICC)および埋込みSEのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記Iフレームが、簡略ハイレベルデータリンク制御(SHDLC)リンクレイヤ制御(LLC)を使用して、前記SWPインターフェースを介して送られる、C1に記載の方法。
[C12]
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、
ガードタイマーが満了することによる連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントするカウンタを維持することと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウンタが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止することと、
前記SWPインターフェースを非アクティブにすることと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、
電子デバイス。
[C13]
連続Iフレーム再送信の前記数をカウントする前記カウンタを維持するために実行可能な前記命令が、各連続Iフレーム再送信についての前記カウンタを増分するために実行可能な命令を備える、C12に記載の電子デバイス。
[C14]
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウンタをゼロにリセットするために実行可能な命令をさらに備える、C13に記載の電子デバイス。
[C15]
CLFファームウェアの割込みをトリガすることと、
反応しないSE状態を前記CLFファームウェアに通知することと
を行うために実行可能な命令をさらに備える、C12に記載の電子デバイス。
[C16]
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウンタを維持するために実行可能な命令をさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数をカウントする別個のカウンタを有する、C12に記載の電子デバイス。
[C17]
前記複数のカウンタのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにするために実行可能な命令をさらに備える、C16に記載の電子デバイス。
[C18]
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウンタをゼロにリセットするために実行可能な命令をさらに備える、C16に記載の電子デバイス。
[C19]
ガードタイマーが満了することによる連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントするための手段と、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止するための手段と、
前記SWPインターフェースを非アクティブにするため手段と
を備える、装置。
[C20]
連続Iフレーム再送信の前記数をカウントするための前記手段が、各連続Iフレーム再送信についての前記カウントを増分するための手段を備える、C19に記載の装置。
[C21]
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットするための手段をさらに備える、C20に記載の装置。
[C22]
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持するための手段をさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数についての別個のカウントを有する、C19に記載の装置。
[C23]
前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにするための手段をさらに備える、C22に記載の装置。
[C24]
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットするための手段をさらに備える、C22に記載の装置。
[C25]
命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、
電子デバイスに、ガードタイマーが満了することによる連続情報フレーム(Iフレーム)再送信の数をカウントさせるためのコードと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記電子デバイスに、前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止させるためのコードと、
前記電子デバイスに、前記SWPインターフェースを非アクティブにさせるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C26]
前記電子デバイスに連続Iフレーム再送信の前記数をカウントさせるための前記コードが、前記電子デバイスに各連続Iフレーム再送信についての前記カウントを増分させるためのコードを備える、C25に記載のコンピュータプログラム製品。
[C27]
前記電子デバイスに、前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットさせるためのコードをさらに備える、C26に記載のコンピュータプログラム製品。
[C28]
前記電子デバイスに、前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持させるためのコードをさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによる連続Iフレーム再送信の前記数についての別個のカウントを有する、C25に記載のコンピュータプログラム製品。
[C29]
前記電子デバイスに、前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止させ、前記SWPインターフェースを非アクティブにさせるためのコードをさらに備える、C28に記載のコンピュータプログラム製品。
[C30]
前記電子デバイスに、前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットさせるためのコードをさらに備える、C28に記載のコンピュータプログラム製品。
【手続補正書】
【提出日】2017年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガードタイマーが満了することにより発生する情報フレーム(Iフレーム)の連続再送信の数をカウントすることと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、
Iフレーム再送信を中止することと
前記SWPインターフェースを非アクティブにすることと
LFファームウェアの割込みをトリガすることと、
反応しない状態を前記CLFファームウェアに通知することと
を備える、方法。
【請求項2】
フレーム連続再送信の前記数をカウントすることが、Iフレームの各連続再送信についての前記カウントを増分することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットすることをさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記再送信しきい値が構成可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ガードタイマーは、前記CLFがガーディング時間内に前記SEからIフレーム肯定応答を受信しないとき、満了する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持することをさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによるIフレームの連続再送信の前記数についての別個のカウントを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにすることをさらに備える、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットすることをさらに備える、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記CLFがニアフィールド通信(NFC)チップを備え、ここにおいて、前記SEが、ユニバーサル集積回路カード(UICC)および埋込みSEのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記Iフレームが、簡略ハイレベルデータリンク制御(SHDLC)リンクレイヤ制御(LLC)を使用して、前記SWPインターフェースを介して送られる、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、
ガードタイマーが満了することにより発生する情報フレーム(Iフレーム)の連続再送信の数をカウントするカウンタを維持することと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウンタが再送信しきい値に等しいとき、
Iフレーム再送信を中止することと
前記SWPインターフェースを非アクティブにすることと
CLFファームウェアの割込みをトリガすることと、
反応しない状態を前記CLFファームウェアに通知することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、
電子デバイス。
【請求項12】
フレームの連続再送信の前記数をカウントする前記カウンタを維持するために実行可能な前記命令が、Iフレームの各連続再送信についての前記カウンタを増分するために実行可能な命令を備える、請求項11に記載の電子デバイス。
【請求項13】
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウンタをゼロにリセットするために実行可能な命令をさらに備える、請求項12に記載の電子デバイス。
【請求項14】
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウンタを維持するために実行可能な命令をさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによるIフレームの連続再送信の前記数をカウントする別個のカウンタを有する、請求項11に記載の電子デバイス。
【請求項15】
前記複数のカウンタのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにするために実行可能な命令をさらに備える、請求項14に記載の電子デバイス。
【請求項16】
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウンタをゼロにリセットするために実行可能な命令をさらに備える、請求項14に記載の電子デバイス。
【請求項17】
ガードタイマーが満了することにより発生する情報フレーム(Iフレーム)の連続再送信の数をカウントするための手段と、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
前記カウントが再送信しきい値に等しいとき、
Iフレーム再送信を中止するための手段と
前記SWPインターフェースを非アクティブにするため手段と
CLFファームウェアの割込みをトリガするため手段と、
反応しない状態を前記CLFファームウェアに通知するため手段と、
を備える、装置。
【請求項18】
フレームの連続再送信の前記数をカウントするための前記手段が、Iフレームの各連続再送信についての前記カウントを増分するための手段を備える、請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットするための手段をさらに備える、請求項18に記載の装置。
【請求項20】
前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持するための手段をさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによるIフレームの連続再送信の前記数についての別個のカウントを有する、請求項17に記載の装置。
【請求項21】
前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止し、前記SWPインターフェースを非アクティブにするための手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットするための手段をさらに備える、請求項20に記載の装置。
【請求項23】
命令をその上に有する非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、
電子デバイスに、ガードタイマーが満了することにより発生する情報フレーム(Iフレーム)の連続再送信の数をカウントさせるためのコードと、ここにおいて、非接触フロントエンド(CLF)が、前記Iフレームをシングルワイヤプロトコル(SWP)インターフェースを介してセキュアエレメント(SE)に送信する、
記カウントが再送信しきい値に等しいとき、
前記電子デバイスに、Iフレーム再送信を中止させるためのコードと
前記電子デバイスに、前記SWPインターフェースを非アクティブにさせるためのコードと
前記電子デバイスに、CLFファームウェアの割込みをトリガさせるためのコードと、
前記電子デバイスに、反応しない状態を前記CLFファームウェアに通知させるためのコードと、
を備える、コンピュータプログラム製品。
【請求項24】
前記電子デバイスに、Iフレームの連続再送信の前記数をカウントさせるための前記コードが、前記電子デバイスに、Iフレームの各連続再送信についての前記カウントを増分させるためのコードを備える、請求項23に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項25】
前記電子デバイスに、前記SEがIフレームに肯定応答するとき、前記カウントをゼロにリセットさせるためのコードをさらに備える、請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項26】
前記電子デバイスに、前記CLFによって前記SEに送信される複数のIフレームに関連する複数のカウントを維持させるためのコードをさらに備え、ここにおいて、各Iフレームは、ガードタイマーが満了することによるIフレームの連続再送信の前記数についての別個のカウントを有する、請求項23に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項27】
前記電子デバイスに、前記複数のカウントのうちの少なくとも1つが前記再送信しきい値に等しいとき、Iフレーム再送信を中止させ、前記SWPインターフェースを非アクティブにさせるためのコードをさらに備える、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項28】
前記電子デバイスに、前記SEが前記複数のIフレームのいずれか1つに肯定応答するとき、前記複数のカウントをゼロにリセットさせるためのコードをさらに備える、請求項26に記載のコンピュータプログラム製品。
【国際調査報告】