特表2018-507336(P2018-507336A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2018-507336軌道のバラストを突き固める手持ち式タンパ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2018-507336(P2018-507336A)
(43)【公表日】2018年3月15日
(54)【発明の名称】軌道のバラストを突き固める手持ち式タンパ
(51)【国際特許分類】
   E01B 27/14 20060101AFI20180216BHJP
【FI】
   E01B27/14
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-546875(P2017-546875)
(86)(22)【出願日】2016年2月6日
(85)【翻訳文提出日】2017年9月5日
(86)【国際出願番号】EP2016000214
(87)【国際公開番号】WO2016138977
(87)【国際公開日】20160909
(31)【優先権主張番号】202015001706.1
(32)【優先日】2015年3月5日
(33)【優先権主張国】DE
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】507069564
【氏名又は名称】ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】ROBEL Bahnbaumaschinen GmbH
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100135633
【弁理士】
【氏名又は名称】二宮 浩康
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】オットー ヴィトルロイター
【テーマコード(参考)】
2D057
【Fターム(参考)】
2D057AB28
(57)【要約】
軌道のバラストを突き固める手持ち式タンパ(1)は、アンバランスウェイト(5)を回転させるための駆動モータ(2)と、駆動モータと結合された、縦軸線を有するシャフト(4)の下側端部に取り付けられた、縦断面でほぼV字形のシャフト先端部(8)とを備える。シャフト先端部に続くシャフト区分(9)に、シャフト縦方向(13)に延在する、シャフト横断面に関して互いに離れて、半径方向でシャフト表面から突出してシャフト先端部(8)に至るまで延長された複数のシャフトリブ(10)が配置されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軌道のバラストを突き固める手持ち式タンパであって、
アンバランスウェイト(5)を回転させるための駆動モータ(2)と、該駆動モータ(2)と結合された、縦軸線(7)を有するシャフト(4)の下側端部に取り付けられた、縦断面でほぼV字形のシャフト先端部(8)と、を備える、手持ち式タンパにおいて、
前記シャフト先端部(8)に続くシャフト区分(9)に、シャフト縦方向(13)に延在する、シャフト横断面(11)に関して互いに離れて、半径方向にシャフト表面(14)から突出して前記シャフト先端部(8)に至るまで延長された複数のシャフトリブ(10)が配置されていることを特徴とする、軌道のバラストを突き固める手持ち式タンパ。
【請求項2】
前記シャフトリブ(10)は、前記シャフト横断面(11)に関して均等な間隔を空けて相互に離れて位置する、請求項1記載の手持ち式タンパ。
【請求項3】
全ての前記シャフトリブ(10)が、前記シャフト先端部(8)に設けられた共通のリブ先端部(16)にまとめ合わされている、請求項1または2記載の手持ち式タンパ。
【請求項4】
前記シャフト区分(9)に、全部で6個の前記シャフトリブ(10)が設けられている、請求項1から3までのいずれか1項記載の手持ち式タンパ。
【請求項5】
前記シャフトリブ(10)は、矩形のリブ横断面(15)を有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の手持ち式タンパ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軌道のバラストを突き固める手持ち式タンパであって、アンバランスウェイトを回転させるための駆動モータと、駆動モータと結合された、縦軸線を有するシャフトの下側端部に取り付けられた、縦断面でほぼV字形のシャフト先端部とを備える、手持ち式タンパに関する。
【背景技術】
【0002】
独国実用新案第202014003655号明細書において、すでに、この種の、シャフト上にその縦方向に被せ嵌められたスリーブを有する手持ち式タンパが知られている。スリーブは、駆動モータから離れた側の端部にタンピングシャベルを有し、タンピングシャベルは、スリーブから突出する、互いに直径方向で反対の側に位置する2つのシャベル構成要素から成る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そこで、本発明の課題は、改善された作業結果が実現可能となる、冒頭で述べた構成の手持ち式タンパを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題は、本発明によれば、冒頭で述べた構成の手持ち式タンパにおいて、独立請求項の特徴部に記載の構成によって解決される。
【0005】
このように構成されたシャフト先端部は、アンバランスウェイトにより形成された振動を、シャフトリブを介して、突き固めされるべきバラストに極めて良好に伝達することができるという利点を提供する。本発明に係る構成は、特に汚れたバラスト道床に使用するとき、特に効率的で適切に最適な作業結果をもたらすことを証明している。
【0006】
本発明のその他の利点は、従属請求項および図面に関する記述から明らかである。
【0007】
以下、本発明を、図示された実施の形態に基づいて詳説する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】シャフト先端部を含むシャフトを有する手持ち式タンパの側面図である。
図2】シャフトの横断面図である。
図3】シャフト先端部の斜視図である。
図4】シャフト先端部の代替的な態様を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に示す、軌道下を突き固める手持ち式タンパ1は、駆動モータ2を有し、駆動モータ2は、ハンドグリップ3を備え、シャフト4と結合されている。シャフト4には、アンバランスウェイト5を有する軸6が支持されており、軸6は、駆動モータ2により回転させることが可能である。縦軸線7を有するシャフト4の、駆動モータ2から離れた側の下側端部には、シャフト上に被せ嵌められた、縦断面でほぼV字形であり、軌道のバラスト道床に突き入れるために設けられたシャフト先端部8が、ねじ結合部12に基づいて取り付けられている。
【0010】
図2および図3においても詳しく看取されるように、シャフト先端部8に続く下側のシャフト区分9に複数のシャフトリブ10が配置されている。図示の好適な態様では、全部で6個のシャフトリブ10が、シャフト横断面11(図2)に関して均等な間隔を空けて相互に離して配置されており、縦軸線7に対して平行のシャフト縦方向13に延在する。
【0011】
半径方向にシャフト表面14から突出するシャフトリブ10は、図2において明確に看取されるように、矩形のリブ横断面15を有する。その下側端部で、シャフトリブ10は、シャフト先端部8に至るまで延長され、面取りされて構成されている。図4による代替的な態様では、シャフトリブ10は、共通のリブ先端部16に通じるようにまとめ合わされてよく、これにより、バラスト道床に手持ち式タンパ1を導入するときの突入れ抵抗が好適に低減される。
図1
図2
図3
図4
【国際調査報告】