(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
本発明は音波信号を利用した非同期式逆方向決済運営方法に関するもので、本発明に係る音波信号を利用した非同期式逆方向決済運営方法は、指定された周波数帯域の音波信号を送出するための音波送出機能を具備した加盟店側の端末と通信し、加盟店に訪問した使用者の無線端末に設置された運営アプリと通信可能な運営サーバーを通じて実行される方法において、前記運営サーバーが前記音波送出機能を具備した加盟店側の端末から逆方向決済する金額情報を含む取引登録情報を受信する第1段階と、前記運営サーバーが前記加盟店側の端末を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するために生成されたUGID(Uniquely Generated IDentification)を確認する第2段階と、前記運営サーバーが前記取引登録情報とUGIDを連係して保存する第3段階と、前記運営サーバーが前記加盟店側の端末の音波送出機能を通じて前記UGIDを符号化した指定された周波数帯域の音波信号を送出するように要請する第4段階と、前記運営サーバーが前記加盟店側の端末の音波送出機能を通じて送出された指定された周波数帯域の音波信号を認識した使用者の無線端末の運営アプリから前記音波信号を判読して獲得したUGIDを含む認識情報を受信する第5段階と、前記運営サーバーが前記認識情報に含まれたUGIDを判読して前記UGIDを符号化した音波信号を送出した加盟店側の端末を具備した加盟店を固有識別認証するとともに、前記識別認証された加盟店に備えられた加盟店側の端末を通じて登録された一つ以上の取引登録情報のうち前記UGIDを通じて唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認する第6段階と、前記UGIDを通じて唯一の取引登録情報を確認した場合、前記運営サーバーが前記確認された取引登録情報に含まれた金額情報を利用して確認された取引金額を含む取引情報を前記使用者の無線端末の運営アプリに提供する第7段階を含む。
指定された周波数帯域の音波信号を送出するための音波送出機能を具備した加盟店側の端末と通信し、加盟店に訪問した使用者の無線端末に設置された運営アプリと通信可能な運営サーバーを通じて実行される方法において、
前記運営サーバーが前記音波送出機能を具備した加盟店側の端末から逆方向決済する金額情報を含む取引登録情報を受信する第1段階;
前記運営サーバーが前記加盟店側の端末を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するために生成されたUGID(Uniquely Generated IDentification)を確認する第2段階;
前記運営サーバーが前記取引登録情報とUGIDを連係して保存する第3段階;
前記運営サーバーが前記加盟店側の端末の音波送出機能を通じて前記UGIDを符号化した指定された周波数帯域の音波信号を送出するように要請する第4段階;
前記運営サーバーが前記加盟店側の端末の音波送出機能を通じて送出された指定された周波数帯域の音波信号を認識した使用者の無線端末の運営アプリから前記音波信号を判読して獲得したUGIDを含む認識情報を受信する第5段階;
前記運営サーバーが前記認識情報に含まれたUGIDを判読して前記UGIDを符号化した音波信号を送出した加盟店側の端末を具備した加盟店を固有識別認証するとともに、前記識別認証された加盟店に備えられた加盟店側の端末を通じて登録された一つ以上の取引登録情報のうち前記UGIDを通じて唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認する第6段階;および
前記UGIDを通じて唯一の取引登録情報を確認した場合、前記運営サーバーが前記確認された取引登録情報に含まれた金額情報を利用して確認された取引金額を含む取引情報を前記使用者の無線端末の運営アプリに提供する第7段階;を含む、音波信号を利用した非同期式逆方向決済運営方法。
前記運営サーバーが音波送出機能を具備した加盟店側の端末を運営する加盟店を別途に固有識別するために、重複しないように固有に決定された固有コードを確認する段階;
前記運営サーバーが前記加盟店に対する加盟店登録情報と決済のために加盟店に付与された加盟店情報と前記加盟店側の端末を固有識別する端末情報を一つ以上含む加盟店関連情報を確認する段階;および
前記運営サーバーが前記固有コードと前記加盟店関連情報を連結してデータベースに保存する段階;をさらに含んでからなることを特徴とする、請求項1に記載の音波信号を利用した非同期式逆方向決済運営方法。
前記第2段階は、前記運営サーバーが前記加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するUGIDを生成する段階を含み、
前記第4段階は、前記運営サーバーが前記加盟店側の端末に前記UGIDを提供する段階を含んでからなることを特徴とする、請求項1に記載の音波信号を利用した非同期式逆方向決済運営方法。
前記加盟店に指定された周波数帯域の音波信号を送出する音波装置を具備した場合、前記運営サーバーが前記加盟店の音波装置を通じて動的生成される使い捨てコードを認証するためのシード情報を確認して保存する段階をさらに含み、
前記認識情報は、前記加盟店の音波装置を通じて動的生成されて前記音波信号に符号化された後、前記使用者の無線端末の運営アプリを通じて認識された使い捨てコードをさらに含み、
前記第6段階は、前記シード情報を利用して前記使い捨てコードの有効性を認証する段階をさらに含んでからなることを特徴とする、請求項1に記載の音波信号を利用した非同期式逆方向決済運営方法。
前記UGIDを通じて唯一の取引登録情報を確認することができなかった場合、前記運営サーバーが前記UGIDを通じて固有識別される加盟店に備えられた加盟店側の端末から前記UGIDを通じて唯一に識別される取引登録情報を登録待機する段階をさらに含んでからなることを特徴とする、請求項1に記載の音波信号を利用した非同期式逆方向決済運営方法。
前記取引情報の提供を受けた使用者の無線端末の運営アプリが使用者の無線端末に設置された別途の決済アプリを駆動して前記駆動される決済アプリに前記UGIDを伝達する段階;
前記運営サーバーが前記使用者の無線端末の決済アプリから前記UGIDを受信する段階;
前記運営サーバーが前記UGIDに対応する取引情報を確認して使用者の無線端末の決済アプリに提供する段階;および
前記運営サーバーが前記使用者の無線端末の決済アプリと関連した決済サーバーから前記取引情報に対する決済結果情報を確認する段階をさらに含んでからなることを特徴とする、請求項1に記載の音波信号を利用した非同期式逆方向決済運営方法。
前記取引情報の提供を受けた使用者の無線端末の運営アプリが使用者の無線端末に設置された別途の決済アプリを駆動して前記駆動される決済アプリに前記取引情報を伝達する段階;および
前記運営サーバーが前記使用者の無線端末の決済アプリと関連した決済サーバーから前記取引情報に対する決済結果情報を確認する段階をさらに含んでからなることを特徴とする、請求項1に記載の音波信号を利用した非同期式逆方向決済運営方法。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、添付された図面と説明を参照して本発明の好ましい実施例に対する動作原理を詳細に説明する。ただし、下記に図示される図面と後述される説明は本発明の特徴を効果的に説明するための多様な方法のうち好ましい実施方法に関するものであり、 本発明は下記の図面と説明のみによって限定されるものではない。
【0031】
すなわち、下記の実施例は本発明の多くの実施例のうち好ましい和集合形態の実施例の例に該当し、下記の実施例において、特定の構成(または段階)を省略する実施例、または特定の構成(または段階)に具現された機能を特定の構成(または段階)に分割する実施例、または二以上の構成(または段階)に具現された機能をいずれか一つの構成(または段階)に統合する実施例、特定の構成(または段階)の動作順序を取り換える実施例などは、下記の実施例で特に言及しなくてもすべて本発明の権利範囲に属することを明白にしておく。したがって、下記の実施例を基準にして部分集合または差集合に該当する多様な実施例が本発明の出願日の遡及を受けて分割され得ることを明らかにしておく。
【0032】
また、下記において本発明を説明するにおいて、関連した公知の機能または構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にする恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。そして、後述される用語は本発明での機能を考慮して定義された用語であって、これは使用者、運用者の意図または慣例などにより変更されうる。したがって、その定義は本発明の全体にわたった内容に基づいて下されるべきである。
【0033】
結果として、本発明の技術的思想は特許請求の範囲によって定められ、以下の実施例は進歩的な本発明の技術的思想を本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に効率的に説明するための一手段に過ぎないものである。
【0034】
図1aと
図1bは、本発明の実施方法により音波信号を利用して非同期式逆方向決済を運営するシステムの構成を図示した図面である。
【0035】
より詳細には、
図1aと
図1bは指定された周波数帯域の音波信号を送出するための音波送出機能を具備した加盟店側の端末300から逆決済のための金額情報を含む取引登録情報の登録時に前記加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するために生成されたUGID(Uniquely Generated IDentification)を確認して前記取引登録情報と連係して保存した後、前記UGIDを通じて識別される加盟店に備えられた加盟店側の端末300の音波送出機能を通じて前記UGIDを符号化した音波信号を送出するように要請し、使用者無線端末400の運営アプリ420で前記音波信号を判読してUGIDを認識して伝送すると、前記UGIDを判読して前記音波信号を送出した加盟店側の端末300を運営する加盟店を固有識別認証するとともに、前記識別認証された加盟店に備えられた加盟店側の端末300を通じて登録された一つ以上の取引登録情報のうち前記UGIDを通じて唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認して前記使用者無線端末400の運営アプリ420に提供して決済するように処理するシステムの構成を図示したものである。本発明が属した技術分野で通常の知識を有する者であれば、本
図1aまたは
図1bの実施例を参照するか変形して音波信号を通じて非同期式逆方向決済を運営するシステムに対する多様な実施方法を類推することができるはずである。本発明は本
図1aまたは
図1bを参照するか変更して類推されるすべての実施方法を含むことができ、本
図1aまたは
図1bに図示された実施方法にのみその技術的特徴が限定されない。
【0036】
図1aは、加盟店側の端末300と連動する別途の音波装置360を通じて指定された周波数帯域の音波信号を送出する実施例を図示したもので、
図1bは加盟店側の端末300の音波出力部308bを通じて指定された周波数帯域の音波信号を送出する実施例を図示したものである。
図1aは使用者無線端末400に音波信号を認識する運営アプリ420と別途の決済アプリ450を設置して決済する実施例を図示したもので、
図1bは使用者無線端末400に音波信号を認識する運営アプリ420が決済する実施例を図示したものである。本発明が属した技術分野で通常の知識を有する者であれば、本
図1aと
図1bの実施例を部分的に組み合わせて導き出されるすべての実施例を権利範囲に含むことができる。
【0037】
本発明のシステムは、指定された周波数帯域の音波信号にUGIDを含む送出情報を符号化して送出するための音波送出機能を具備した加盟店側の端末300と、前記加盟店側の端末300の音波送出機能を通じて送出された音波信号の入力を受けて判読して前記音波信号に符号化されたUGIDを認識する運営アプリ420を設置して実行する使用者無線端末400と、指定された周波数帯域の音波信号を送出するための音波送出機能を具備した加盟店側の端末300と通信して加盟店に訪問した使用者無線端末400に設置された運営アプリ420と通信可能な運営サーバー200を含んで構成される。一方、本発明のシステムは、使用者無線端末400に別途の決済アプリ450が備えられた場合、決済システム上で前記決済アプリ450と連動する認証サーバー100をさらに含むことができる。一方、本発明のシステムは、前記使用者無線端末400の運営アプリ420や決済アプリ450と連動して前記UGIDを通じて逆方向に確認された取引情報に対する決済手続きを行う決済サーバー105を含んで構成される。
【0038】
前記加盟店側の端末300は、加盟店で運営する端末のうち指定された周波数帯域(例えば、非可聴周波数帯域、超音波周波数帯域など)の音波信号にUGIDを含む送出情報を符号化して送出するための音波送出機能を具備した端末の総称であって、決済のために加盟店に備えられた決済端末300(例えば、POS端末、CATなど)を含むか、または加盟店内で運営されるか加盟店主が所持した無線端末300のうち少なくとも一つを含むことができる。通常、決済端末300は加盟店の順方向決済(例えば、決済端末300でカードをリーディングして決済サーバー105に伝送する情報の流れの決済)のために備えられるが、本発明は前記加盟店に備えられた決済端末300に本発明の非同期式逆方向決済のための加盟店用のアプリ320を設置して本発明の加盟店側の端末300として利用することができる。または前記加盟店側の端末300は、本発明の非同期式逆方向決済のために製作されて加盟店に供給される決済端末300を含むことができる。または、前記加盟店側の端末300は、加盟店内で運営される無線端末300(例えば、加盟店の名義で通信事業者に加入したスマートフォン、携帯電話、タブレットPCなど)や加盟店主が所持した無線端末300(例えば、加盟店主の名義で通信事業者に加入したスマートフォン、携帯電話、タブレットPCなど)を含むことができ、前記無線端末300には本発明の非同期式逆方向決済を処理する加盟店用のアプリ320が設置して実行される。すなわち、本発明の加盟店側の端末300は、加盟店側で運営して本発明の非同期式逆方向決済のための機能を行える端末であれば、いかなる端末でもよいということを明白にしておく。
【0039】
本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300は、通信網を通じて運営サーバー200と通信可能であり、金額情報を含む取引登録情報を運営サーバー200に登録する取引登録機能と、指定された周波数帯域の音波信号にUGIDを含む送出情報を符号化して送出するための音波送出機能を行う加盟店用のアプリ320が設置して実行される。以降、別途の指示がなくても前記加盟店側の端末300を主体とする説明は前記加盟店用のアプリ320を通じて具現されるものであることを明白にしておく。
【0040】
本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300が決済のために加盟店に備えられた決済端末300であり、前記決済端末300に指定された周波数帯域の音波信号を送出する音波出力部308bを具備した場合、前記前記加盟店側の端末300の音波送出機能は前記音波出力部308bを通じて前記UGIDを含む送出情報を符号化した音波信号を送出する機能を含むことができる。
【0041】
一方、本発明の他の実施方法によると、前記加盟店側の端末300が決済のために加盟店に備えられた決済端末300であり、前記加盟店に指定された周波数帯域の音波信号を送出する別途の音波装置360を具備した場合、前記加盟店側の端末300の音波送出機能は近距離の有線または無線通信を通じて前記音波装置360に前記UGIDを含む送出情報を符号化した音波信号を送出するように要請する機能を含むことができ、前記音波装置360は前記加盟店側の端末300の要請により前記音波信号を送出することができる。
【0042】
一方、本発明のさらに他の実施方法により前記加盟店側の端末300が加盟店内で運営されるか加盟店主が所持した無線端末300の場合、前記加盟店側の端末300の音波送出機能は前記加盟店側の端末300に対応する無線端末300に設置された加盟店用のアプリ320が前記無線端末300の音波出力部308bを通じて指定された周波数帯域の音波信号を送出する機能を含むことができる。
【0043】
本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300は、指定された運営サーバー200に前記加盟店に対する加盟店登録情報(例えば、加盟店名、加盟店主、電話番号、住所、業種/業態、事業者番号など)を伝送して登録することができる。一方、前記加盟店側の端末300は、所定の決済のために前記加盟店に付与された加盟店情報を指定された保存領域に保存するかまたは入力を受けることができ、指定された運営サーバー200に前記加盟店情報を伝送して登録することができる。または前記加盟店側の端末300は、自分を固有識別する端末情報(例えば、加盟店に備えられた各端末機のうち特定の端末を固有識別する情報、または順方向決済を処理する決済端末300に付与された情報など)を指定された保存領域に保存するかまたは入力を受けることができ、指定された運営サーバー200に前記端末情報を伝送して登録することができる。
【0044】
前記加盟店側の端末300は、音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するために、重複しないように固有に決定された固有コードを確認したり割り当てを受けて指定された保存領域に保存し、指定された運営サーバー200に前記固有コードが登録されるように処理することができる。
【0045】
本発明の第1固有コードの実施例によると、前記固有コードは音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を具備するか別途の音波装置360を具備した加盟店を別途に固有識別するために、重複しないように決定されて前記加盟店に付与されたコード値を含むことができる。通常、加盟店には該当加盟店を識別するための情報(例えば、((順方向)決済のための加盟店番号などの加盟店情報)が割り当てられていることがあるが、従来に加盟店に割り当てられた情報は、本発明に係る非同期式逆方向決済とは無関係に、単に加盟店を識別するために割り当てられた情報である反面、本発明の固有コードは加盟店に音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を具備するか別途の音波装置360を具備した場合に音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を具備するか別途の音波装置360を具備した加盟店を別途に固有識別するために、重複しないように決定された固有なコード値を含むことができる。
【0046】
本発明の第2固有コードの実施例によると、前記固有コードは音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を別途に固有識別するために、重複しないように決定されたコード値を含むことができる。もし、加盟店に備えられた加盟店側の端末300が従来の(順方向)決済にも利用される決済端末300の場合、前記決済端末300は該当決済端末300を識別するための識別情報(例えば、((順方向)決済のために決済端末300に備えられた端末情報など)が備えられ得るが、従来に決済端末300に備えられた識別情報は本発明の非同期式逆方向決済と無関係に備えられた情報である反面、本発明の固有コードは加盟店に音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を具備した場合、音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を別途に固有識別するために、別途に重複しないように決定されて付与されたコード値を含むことができる。
【0047】
本発明の第3固有コードの実施例によると、前記固有コードは前記加盟店に音波装置360を具備した場合、前記音波装置360を固有識別するために重複しないように決定されたコード値を含むことができる。
【0048】
本発明の第4固有コードの実施例によると、前記固有コードは前記第1〜第3固有コードの実施例のうち少なくとも二以上の実施例を少なくとも部分的に組み合わせたコードを含むことができ、これによって本発明は限定されない。すなわち、本発明の固有コードは、複数の加盟店の間に互いに重複せず、それ自体で、該当加盟店に本発明の非同期式逆方向決済のための音波送出機能を具備した加盟店側の端末300が備えられているか別途の音波装置360が備えられていることを確認できるように付与されたコードであれば、いかなるコードでも本発明の権利範囲に属することを明白にしておく。
【0049】
本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300(または加盟店で利用する情報登録用端末など)は、前記第1〜第4固有コードの実施例のうち少なくとも一つの実施例に対応する固有コードを確認する手続きと指定された運営サーバー200に前記固有コードを登録する手続きを行うことができる
【0050】
本発明の第1固有コード確認の実施例によると、前記加盟店側の端末300は、指定された運営サーバー200と通信連結(または所定の情報登録手続きを遂行)する途中/後に前記運営サーバー200と指定されたコードの交換手続きを行い、重複しないように決定されたコード値を交換/合意する手続きを行うことができ、前記交換/合意したコード値を含む固有コードを確認することができる。
【0051】
本発明の第2固有コード確認の実施例によると、前記加盟店側の端末300は、指定されたコード生成手続きを通じて重複しないコード値を生成(またはコード値を生成した後、運営サーバー200を通じて重複検査)し、前記生成されたコード値を含む固有コードを確認することができる。
【0052】
本発明の第3固有コード確認の実施例によると、前記加盟店側の端末300と通信する運営サーバー200は指定されたコード生成手続きを通じて重複しないコード値を生成(またはコード値を生成した後、重複検査)し、前記生成されたコード値を前記加盟店側の端末300に提供することができ、前記加盟店側の端末300は、前記運営サーバー200から重複しないように決定されたコード値を受信し、前記受信されたコード値を含む固有コードを受信することができる。
【0053】
本発明の第4固有コード確認の実施例によると、前記加盟店に別途の音波装置360を具備する場合、前記固有コードは前記音波装置360の一側に表示されるかまたは前記音波装置360の使用説明書や包装紙などに印刷されたコード値を含むことができ、この場合、前記音波装置360を供給した(または購入した)加盟店の加盟店主(または職員)は前記加盟店側の端末300を通じて前記音波装置360のコード値を入力することができ、前記加盟店側の端末300は、前記入力されたコード値を含む固有コードを確認することができる。
【0054】
本発明の第5固有コード確認の実施例によると、前記加盟店に別途の音波装置360を具備する場合、前記音波装置360は指定された保存領域に固有なコード値を記録した状態で加盟店に供給(または販売)することができ、前記音波装置360を供給した(または購入した)加盟店の加盟店側の端末300は、指定された少なくとも一つの近距離通信手段(例えば、ブルートゥース(登録商標)、Wi−Fi、NFC、RF通信のうち少なくとも一つの無線通信手段、またはUSB、RS232等の有線通信手段など)を通じて前記音波装置360と連動して前記音波装置360の指定された保存領域に記録されたコード値を要請/受信し、前記受信されたコード値を含む固有コードを確認することができる。
【0055】
本発明の第6固有コード確認の実施例によると、前記加盟店側の端末300は、前記第1〜第5固有コード確認の実施例のうち少なくとも二以上を少なくとも部分的に組み合わせて重複しないように決定された固有コードを確認することができ、これによって本発明は限定されない。
【0056】
本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300は、前記第1〜第6固有コード確認の実施例のうち少なくとも一つの実施例を通じて確認された固有コードを前記加盟店側の端末300の指定された保存領域に保存(ただし、既保存された場合、省略)することができる。
【0057】
本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300は、前記第1〜第6固有コード確認の実施例のうち少なくとも一つの実施例を通じて確認された固有コードを指定された運営サーバー200に伝送(または登録要請)して登録されるように処理することができる。好ましくは、前記運営サーバー200は、前記加盟店に対する加盟店登録情報、決済のために前記加盟店に付与された加盟店情報、前記加盟店側の端末300に備えられた端末情報のうち少なくとも一つの加盟店関連情報と前記固有コードを連係して指定されたデータベースに保存することができる。
【0058】
一方、本発明の他の実施方法によると、前記加盟店側の端末300で逆方向決済のための金額情報を含む取引登録情報を登録する前、中、後のある一時点に前記音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するコード値形態のUGIDを動的生成する場合、前記固有コードを登録する手続きが省略され得、本発明は前記固有コードをあらかじめ登録しない実施例も本発明の権利範囲に含むことができることを明白にしておく。
【0059】
本発明に係る音波信号を利用した非同期式逆方向決済時、前記加盟店側の端末300は、逆方向決済のための金額情報の入力を受けるか指定された手続きにより金額情報を確認し、前記金額情報を含む取引登録情報を構成して運営サーバー200に登録する。
【0060】
本発明の実施方法によると、前記取引登録情報は前記入力/確認された金額情報を含み、実施方法により前記金額情報に対応する商品情報および/または日時情報をさらに含むことができる。一方、前記取引登録情報は前記逆方向決済のために前記取引登録情報を登録する加盟店(または加盟店側の端末300)を識別するために前記加盟店に対する加盟店登録情報、決済のために前記加盟店に付与された加盟店情報、前記加盟店側の端末300に備えられた端末情報のうち少なくとも一つの加盟店関連情報をさらに含むことができる。一方、実施方法により前記加盟店側の端末300(または前記加盟店側の端末300と関連した音波装置360)に前記固有コードが備えられて前記運営サーバー200を通じて前記固有コードが登録された場合、前記取引登録情報は前記固有コードをさらに含むことができ、これによって本発明は限定されない。
【0061】
前記運営サーバー200は、前記音波送出機能を具備した加盟店側の端末300から決済する金額情報を含む取引登録情報を受信する。一方、前記取引登録情報を受信した運営サーバー200は前記取引登録情報に含まれた情報と前記運営サーバー200に既登録された情報を比較/照合することによって、前記取引登録情報を伝送した加盟店側の端末300が本発明の非同期式逆方向決済のための音波送出機能を具備した加盟店側の端末300であるかを確認することができる。
【0062】
前記加盟店側の端末300から前記取引登録情報を受信した運営サーバー200は音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて取引登録情報を登録して逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するために生成されたUGIDを確認する。
【0063】
一方、本発明の音波信号を利用した非同期式逆方向決済は従来の順方向決済の情報の流れとは異なる逆方向性を有する。すなわち、従来の順方向決済は加盟店の決済端末300でカードをリーディングして決済サーバー105に伝送する情報の流れを有するため、必ず各加盟店は決済サーバー105と連動する決済端末300を具備しなければならなかった。しかし、本発明は加盟店の決済端末300で順方向に決済を要請しないため、単に加盟店に運営サーバー200と通信可能な端末300や無線端末300を具備した場合にも使用者無線端末400を通じて逆方向に決済を処理することができる。
【0064】
また、本発明の音波信号を利用した非同期式逆方向決済は、加盟店側の端末300で運営サーバー200に取引登録情報を登録して音波信号を送出した後、前記取引登録情報に対応する決済の完了を待機せずともすぐに次の取引登録情報を登録して次の取り引きを処理できる非同期性を有する。すなわち、本発明の取引登録情報は加盟店側の端末300から運営サーバー200に伝送された後、前記加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するために生成されたUGIDとマッピングして保存され、加盟店側の端末300は、音波送出機能を通じて前記UGIDを含む送出情報を符号化した音波信号を送出する。以後、前記取引登録情報に対応する決済は前記音波信号を判読して前記UGIDを認識した使用者無線端末400を通じて処理されるので、前記加盟店側の端末300は、前記取引登録情報に対応する決済の完了を待機する必要なくすぐに次のの取引登録情報を登録して次の取り引きを処理することができる。
【0065】
本発明の第1UGID生成の実施例によると、前記運営サーバー200は、音波送出機能を具備して前記取引登録情報を伝送した加盟店側の端末300を運営する加盟店を別途に固有識別するとともに、前記加盟店側の端末300から受信された前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するUGIDを生成することができる。
【0066】
本発明のUGIDは、重複しないように生成される唯一性と指定された対象を識別する識別性を有した指定されたコード体系のコード情報で生成され得る。好ましくは、本発明のUGIDは、複数の加盟店の間に互いに重複せず、各加盟店の取引登録情報間にも重複しない唯一のコード情報として生成され、それ自体で、複数の加盟店のうちいずれか一つの特定の加盟店を固有識別するとともに複数の取引登録情報のうちいずれか一つの特定取引登録情報を識別する多重識別性を有する。
【0067】
一方、実施方法により、本発明のUGIDは唯一性と識別性以外に任意性をさらに有するように生成され得、これに基づいて前記UGIDは識別手段として利用されるとともに、識別手段を認証する認証手段としても利用され得る。例えば、通常のパスワードや使い捨てパスワードなどは別途の識別手段を通じて既識別された対象を認証する認証手段にのみ使われる反面、本発明のUGIDは唯一性と識別性以外に任意性をさらに有するように生成(例えば、指定されたコード生成アルゴリズムを通じて動的生成された使い捨てコードをさらに含むコード情報生成)されることによって、それ自体で識別手段として利用されるとともに認証手段としても多重利用され得る。
【0068】
本発明の実施方法によると、前記運営サーバー200は、音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するために、重複しないように固有に決定された固有コードを確認し、あらかじめ指定した規則を通じてのみ前記固有コードを読み出し可能に隠匿するとともに前記取引登録情報に対応するそれぞれの取引別に重複しないように割り当てられる互いに異なるコード値を有するように設計された指定されたコード体系のUGIDを生成することができる。
【0069】
本発明の実施方法によると、前記運営サーバー200は、特定の時間情報と任意に乱数情報のうち少なくとも一つの情報をさらに含む指定されたコード体系のUGIDを生成することができる。
【0070】
一方、前記UGIDを生成する他の実施例によると、前記運営サーバー200は、前記固有コードを隠匿せずとも唯一性と識別性を有したUGIDを生成することができる。前記運営サーバー200は、少なくとも一定時間の間複数の加盟店の間に互いに重複せず、各加盟店の取引登録情報間にも重複しない臨時の固有コードを決定し、前記決定された臨時の固有コードを含む指定されたコード体系のUGIDを生成して前記取引登録情報とマッピングして保存した後、前記臨時の固有コードを含むUGIDを前記加盟店側の端末300に提供することによって、少なくとも一定時間の間前記加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するUGIDを生成することができる。
【0071】
本発明の第2UGID生成の実施例によると、前記UGIDは前記運営サーバー200で生成されず、前記加盟店側の端末300を通じて生成され得る。この場合、前記加盟店側の端末300は、前記UGIDを含む取引登録情報を前記運営サーバー200に伝送するか、または別途の通信を通じて前記運営サーバー200に前記UGIDを伝送することができる。一方、前記加盟店側の端末300を通じて生成されるUGIDは前記固有コードを隠匿する形態で生成されるかまたは前記固有コードの代わりに別途の臨時の固有コードを含んで生成され得、これによって本発明は限定されない。
【0072】
本発明の第3UGID生成の実施例によると、前記加盟店に音波装置360を具備した場合、前記UGIDは前記加盟店に備えられた音波装置360を通じて生成され得、前記加盟店側の端末300は、前記音波装置360を通じて生成されたUGIDを含む取引登録情報を前記運営サーバー200に伝送するか、または別途の通信を通じて前記運営サーバー200に前記UGIDを伝送することができる。一方、前記音波装置360を通じて生成されるUGIDは前記固有コードを隠匿する形態で生成されるかまたは前記固有コードの代わりに別途の臨時の固有コードを含んで生成され得、これによって本発明は限定されない。
【0073】
本発明の第4UGID生成の実施例によると、前記UGIDは前記第1〜第3UGID生成の実施例のうち少なくとも二以上の実施例を部分的に組み合わせた形態で生成され得、これによって本発明は限定されない。
【0074】
一方、前記第1〜第4UGID生成の実施例のうちいずれか一つの実施例を通じてUGIDが生成されると、前記運営サーバー200は、前記加盟店側の端末300から受信された取引登録情報(または前記金額情報を含む少なくとも一部の取引登録情報)と前記UGIDを連係して指定された保存媒体に保存管理する。好ましくは、前記運営サーバー200は、少なくとも前記UGIDの有効時間に対応する一定時間の間(または一定時間以上)前記取引登録情報とUGIDを連係して指定された保存媒体に保存管理することができる。
【0075】
前記UGIDと取引登録情報を指定された保存媒体に保存した後、前記運営サーバー200は、前記加盟店側の端末300に前記UGIDを含む登録結果情報を提供する。もし、前記加盟店側の端末300の音波送出機能を通じてビット列形態のUGIDを符号化した音波信号を送出できない場合、前記運営サーバー200は、前記加盟店側の端末300の音波送出機能を通じて送出可能な音波パターンに対応する音波パターン情報(または音波パターンを識別する音波パターンID)を確認し、前記音波パターン情報(または音波パターンID)と前記UGIDをマッピングして保存した後、前記加盟店側の端末300に前記UGIDとマッチングする音波パターン情報(または音波パターンID)を含む登録結果情報を提供することができ、この場合、前記加盟店側の端末300は、前記音波送出機能を通じて前記音波パターン情報(または音波パターンID)に対応する音波パターンを含む音波信号を送出することができる。
【0076】
前記加盟店側の端末300は、前記運営サーバー200から前記UGIDを含む登録結果情報を受信し、指定された音波送出機能を通じて前記UGIDを含む送出情報を符号化した音波信号(またはUGIDとマッチングする音波パターンを含む音波信号)を送出するように処理することができる。
【0077】
本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300は、前記UGIDを通じて固有識別される加盟店と前記登録された取引登録情報の有効性を認証するために指定されたコード体系のコード値を含む使い捨てコードを生成することができる。一方、前記加盟店側の端末300は、前記使い捨てコードを生成して認証を受けるために前記運営サーバー200と指定されたコード生成用シード情報(例えば、固定シード値および/またはシード値を決定する規則など)を交換/共有する手続きを行うことができ、これによって前記加盟店側の端末300と運営サーバー200は使い捨てコードを生成したり認証するためのシード情報を登録保存して管理することができる。好ましくは、前記運営サーバー200は、前記シード情報と前記固有コードをマッピングして保存管理することができ、実施方法により前記運営サーバー200は、前記加盟店側の端末300を通じて登録された加盟店登録情報、加盟店登録情報、端末情報のうちの少なくとも一つの情報と前記シード情報をマッピングして保存して管理することができる。一方、前記加盟店側の端末300を通じて運営サーバー200に登録された加盟店登録情報、加盟店登録情報、端末情報、固有コードのうち少なくとも一つの情報がシード情報として利用される場合、別途のシード情報を登録する過程が省略され得、これによって本発明は限定されない。
【0078】
前記運営サーバー200に前記加盟店側の端末300で生成する使い捨てコードを認証するためのシード情報がマッピングして保存された場合、前記加盟店側の端末300は、前記シード情報に含まれた一つ以上のシード値(例えば、固定シード値等)と動的に決定された少なくとも一つの動的シード値(例えば、現在の時間(または標準時)に対応する時間値および/または使い捨てコードを認証するサーバー側と交換された値等)を指定されたコード生成アルゴリズムに代入して指定されたコード体系の使い捨てコードを動的生成することができる。例えば、前記使い捨てコードはOTP(One Time Password)を生成するアルゴリズムを通じて動的生成されたコードを含むことができる。
【0079】
本発明の第1使い捨てコード生成の実施例によると、前記加盟店側の端末300は、前記運営サーバー200に前記取引登録情報を登録する前に指定されたシード値を指定されたコード生成アルゴリズムに代入して指定されたコード体系の使い捨てコードを動的生成することができる。
【0080】
本発明の第2使い捨てコード生成の実施例によると、前記加盟店側の端末300は、前記運営サーバー200に前記取引登録情報を登録要請した後、前記運営サーバー200から前記登録結果情報の受信中に指定されたシード値を指定されたコード生成アルゴリズムに代入して指定されたコード体系の使い捨てコードを動的生成することができる。
【0081】
本発明の第3使い捨てコード生成の実施例によると、前記加盟店側の端末300は、前記運営サーバー200から前記登録結果情報を受信した後に指定されたシード値を指定されたコード生成アルゴリズムに代入して指定されたコード体系の使い捨てコードを動的生成することができる。
【0082】
前記運営サーバー200から前記UGIDを含む登録結果情報が受信され、前記第1〜第3使い捨てコード生成の実施例のうち少なくとも一つの実施例を通じて加盟店側の端末300で使い捨てコードが生成された場合、前記加盟店側の端末300は、音波送出機能を通じて前記UGIDと使い捨てコードを含む送出情報を符号化した音波信号を送出するように処理することができる。
【0083】
一方、本発明の他の実施方法によると、前記加盟店に別途の音波装置360が備えられた場合、前記使い捨てコードは前記加盟店の音波装置360を通じて動的生成され得、この場合、前記音波装置360は前記加盟店側の端末300から提供されたUGIDと前記生成された使い捨てコードを含む送出情報を符号化した音波信号を送出することができる。
【0084】
前記加盟店の音波装置360は加盟店内に備えられて近距離の使用者無線端末400で認識可能な指定された周波数帯域の音波信号を送出する装置の総称であって、好ましくは、前記UGIDを含む送出情報を符号化した音波信号(またはUGIDとマッチングする音波パターンを含む音波信号)を近距離に送出する。一方、実施方法により前記音波装置360は前記UGIDと使い捨てコードを符号化した音波信号を送出することができる。
【0085】
前記使用者無線端末400は使用者が所持するか利用し、指定された周波数帯域(例えば、非可聴周波数帯域、超音波周波数帯域)の音波信号の入力を受ける構成部を具備した無線端末の総称であって、好ましくは、前記使用者無線端末400は前記加盟店側の端末300の音波送出機能を通じて送出された音波信号を判読して前記UGIDを認識する運営アプリ420を設置して実行する。一方、実施方法により前記使用者無線端末400は前記運営アプリ420を通じて駆動されて前記UGIDを通じて確認された取引情報の決済手続きを行う決済アプリ450を設置して実行することができる。
【0086】
前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記無線端末400の音波入力部410を通じて入力された指定された周波数帯域の音波信号を確認し、前記音波信号に符号化されたUGIDを認識することができる。もし、前記音波信号に使い捨てコードがさらに符号化された場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、音波信号に符号化された使い捨てコードをさらに認識することができる。以下、便宜上前記音波信号にUGIDと使い捨てコードが符号化された実施例を中心に本発明の特徴を説明するが、これによって本発明は限定されず、実施方法により前記使い捨てコードは省略可能である。
【0087】
前記使用者無線端末400の音波入力部410に入力された音波信号に含まれたUGIDと使い捨てコードが認識されると、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記認識されたUGIDと使い捨てコードを含む認識情報を構成し、前記使用者無線端末400に接続した少なくとも一つの通信網を経由して指定された運営サーバー200に前記構成された認識情報を伝送する。
【0088】
前記運営サーバー200は、使用者無線端末400の運営アプリ420から指定された通信網を経由して前記UGIDと使い捨てコードを含む認識情報を受信する。
【0089】
前記運営サーバー200は、前記受信された認識情報に含まれたUGIDを判読して指定した規則に沿って前記UGIDに隠匿された固有コードを読み出す。
【0090】
本発明の実施方法によると、前記運営サーバー200は、前記UGIDから読み出した固有コードのコード体系を判読して前記固有コードが音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するコードであるかを確認することができる。
【0091】
本発明の実施方法によると、前記運営サーバー200は、前記UGIDから読み出した固有コードを通じて音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店の固有コードと加盟店関連情報を連係して保存するデータベースを照合して、前記UGIDから読み出した固有コードが実際に前記加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別する固有コードであるかを確認するとともに、前記UGIDに対応する加盟店を識別認証することができる。
【0092】
一方、前記使用者無線端末400の運営アプリ420から受信された認識情報に使い捨てコードが含まれ、前記運営サーバー200に前記使い捨てコードを認証するためのシード情報が備えられた場合、前記運営サーバー200は、前記識別認証された加盟店に対応する加盟店関連情報(または前記UGIDから読み出した固有コード)と関連したシード情報を確認し、前記シード情報に基づいて一つ以上の固定シード値と少なくとも一つの動的シード値(例えば、現在の時間(または標準時)に対応する時間値および/または使い捨てコードを認証するサーバー側と交換された値等)を指定されたコード生成アルゴリズムに代入して指定されたコード体系の検証コードを生成し、前記認識情報に含まれた使い捨てコードと前記検証コードを比較して前記使い捨てコードの有効性を認証することができる。ここで、前記UGIDは使い捨てコードの有効性を認証するための識別手段として利用され、前記使い捨てコードは前記UGIDを通じて識別された対象(例えば、加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店、および/または加盟店側の端末300を通じて登録された取引登録情報のうちUGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報など)の有効性を認証する認証手段として利用されることを特徴とする。一方、前記使い捨てコードの有効性認証は前記運営サーバー200と関連した別途のコードサーバーを通じて行われ得、これによって本発明は限定されない。
【0093】
一方、前記UGIDから読み出した固有コードに対応する加盟店が識別認証されると(または前記UGIDから読み出した固有コードに対応する加盟店が識別認証されるとともに前記使い捨てコードの有効性が認証された場合)、前記運営サーバー200は、前記識別認証された加盟店で運営する加盟店側の端末300から登録された取引登録情報のうち前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認する。本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300から運営サーバー200と登録される取引登録情報は一定時間の間複数個であり得るが、いずれか一つのUGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報はいずれか一つの取引登録情報であることが好ましく、前記運営サーバー200は、前記識別認証された加盟店で運営する加盟店側の端末300から登録された取引登録情報のうち前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認することができる。
【0094】
一方、本発明の拡張された実施例によると、前記UGIDの有効時間が経過していないのに前記UGIDを通じて固有識別される取引登録情報が確認されない場合、加盟店側の端末300で取引登録情報を登録する前に前記UGIDを符号化した音波信号を先に送出して使用者無線端末400の運営アプリ420を通じて認識されたものであり得る(ただし、このような実施例を排除するのであれば省略可能)。この場合、前記運営サーバー200は、前記UGIDの有効時間(または指定されたタイムアウト)の間前記加盟店側の端末300から前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報が登録されることを待機することができ、前記有効時間(または指定されたタイムアウト)内に登録される取引登録情報のうち前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報を確認することができる。または前記運営サーバー200は、前記加盟店側の端末300(または使用者無線端末400)に前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報を登録するように要請する情報を提供することができる。以後、前記運営サーバー200は、前記使用者無線端末400の運営アプリ420から前記UGID(またはUGIDとマッチングする音波パターン)を含む認識情報を再び受信して音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を識別認証して前記UGIDを通じて唯一に識別される取引登録情報を確認する過程を再び行うことができる
【0095】
前記UGIDを通じて固有識別された加盟店で運営する加盟店側の端末300を通じて登録された一つ以上の取引登録情報のうち前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報が確認されると、前記運営サーバー200は、前記確認された取引登録情報の金額情報を確認し、前記金額情報に基づいて前記使用者無線端末400を通じて逆方向決済する取引金額を確認/算出する。
【0096】
本発明の第1取引金額の実施例によると、前記運営サーバー200は、前記確認された取引登録情報の金額情報を前記取引金額として確認することができる。
【0097】
本発明の第2取引金額の実施例によると、前記運営サーバー200は、前記認識情報を伝送した使用者無線端末400(または運営アプリ420)に適用する割引情報を確認するかまたは前記無線端末400(または運営アプリ420)の使用者に適用する割引情報を確認し、前記確認された取引登録情報の金額情報から前記割引情報に対応する金額を差し引いて(または割引)前記取引金額を算出することができる。
【0098】
本発明の第3取引金額の実施例によると、前記認識情報を伝送した使用者無線端末400(または無線端末400の使用者)は前記確認された取引登録情報の金額情報のうち一部の金額を決済し、残りの金額は他の使用者を通じて決済する場合、前記運営サーバー200は、前記使用者無線端末400の運営アプリ420と連動して前記取引登録情報の金額情報のうち前記使用者無線端末400(または無線端末400の使用者)が決済する一部の金額を確認/算出し、前記確認された一部の金額を前記取引金額として確認/決定することができる。
【0099】
本発明の第4取引金額の実施例によると、前記取引金額は前記第1〜第3取引金額の実施例のうち少なくとも二以上の実施例を少なくとも部分的に組み合わせた形態で確認/算出され得、これによって本発明は限定されない。
【0100】
前記取引登録情報の金額情報に対応する取引金額が確認/算出されると、前記運営サーバー200は、前記確認/算出した取引金額を含んで実施方法により前記取引登録情報に含まれた少なくとも一つの情報(例えば、商品情報、日時情報、加盟店登録情報、加盟店情報、端末情報のうち少なくとも一つの情報)をさらに含むかおよび/または前記運営サーバー200に登録された加盟店関連情報(例えば、加盟店登録情報、加盟店情報、端末情報のうち少なくとも一つの情報)をさらに含む取引情報を構成する。前記運営サーバー200は、前記使用者無線端末400の運営アプリ420に前記構成された取引情報を伝送する。一方、前記運営サーバー200は、前記UGIDと取引情報を連係して一定時間の間保存管理することができ、前記取引情報が前記取引登録情報と同じ構成情報を有した場合、別途にUGIDと取引情報を連係管理しなくてもよい。
【0101】
前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記運営サーバー200から前記取引金額を含んで実施方法により取引登録情報に含まれた少なくとも一つの情報および/または運営サーバー200に登録された加盟店関連情報をさらに含む取引情報を受信し、前記取引情報をアプリ画面上の指定されたインタフェース画面を通じて出力することができる。
【0102】
前記運営アプリ420の指定されたインタフェース画面を通じて出力された取引情報を確認した使用者は、前記出力された金額情報に基づいて取引情報の決済処理の可否を決定することができ、前記取引情報の決済処理時に前記インタフェース画面を通じて前記取引情報の決済を処理するように指示することができる。
【0103】
本発明の第1決済実施例によると、前記使用者無線端末400に決済処理のための別途の決済アプリ450が備えられた場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記取引情報の決済処理の決定を確認する。もし、前記取引情報の決済処理が決定された場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、使用者無線端末400に備えられた各種アプリのうち前記取引情報の決済を処理する決済アプリ450を駆動(または活性化)させながら、前記駆動(または活性化)される決済アプリ450に前記UGIDを共有伝達することができる。好ましくは、前記運営アプリ420は、前記決済アプリ450を駆動(または活性化)する命令のパラメーターの形態で前記UGIDを前記決済アプリ450に共有伝達することができる。または前記運営アプリ420は、前記決済アプリ450を駆動(または活性化)した後、前記使用者無線端末400の運営体制が提供するプロセス間の通信プロトコルにより前記決済アプリ450とプロセス間の通信手続きを行って前記駆動(または活性化)された決済アプリ450に前記UGIDを共有伝達することができる。
【0104】
前記使用者無線端末400の決済アプリ450は、前記運営アプリ420から共有伝達されたUGIDを確認し、指定された有効時間内に前記UGIDを含む要請情報を構成して運営サーバー200に伝送することができる。前記運営サーバー200は、前記使用者無線端末400の決済アプリ450から前記UGIDを含む要請情報を受信し、前記要請情報に含まれたUGIDに対応する取引情報を確認して使用者無線端末400の決済アプリ450に提供することができる。一方、実施方法により前記使用者無線端末400の決済アプリ450は、指定された認証サーバー100に前記UGIDを含む要請情報を伝送することができ、この場合、前記運営サーバー200は、前記認証サーバー100から前記UGIDを含む要請情報を受信し、前記要請情報に含まれたUGIDに対応する取引情報を確認して前記認証サーバー100に伝送することができ、前記認証サーバー100は前記使用者無線端末400の決済アプリ450に前記取引情報を中継提供することができる。
【0105】
前記使用者無線端末400の決済アプリ450は、指定された決済インタフェース画面を通じて前記取引情報を出力し、決済システム上の決済サーバー105に使用者の既登録された決済手段を通じて前記取引情報の決済を要請し、前記決済サーバー105は前記決済アプリ450を通じて行われた端末側の決済手続きと関連したサーバー側の決済手続きを行うことができる。前記決済サーバー105は前記サーバー側の決済手続きの決済結果情報を確認し、前記確認された決済結果情報を前記使用者無線端末400の決済アプリ450に提供するか、または前記運営サーバー200に前記確認された決済結果情報を提供(または認証サーバー100を経由して運営サーバー200に決済結果情報を提供)することができ、前記運営サーバー200は、前記決済結果情報を確認し、前記加盟店側の端末300に前記確認された決済結果情報を提供することができる。
【0106】
本発明の第2決済実施例によると、前記使用者無線端末400に決済処理のための別途の決済アプリ450が備えられた場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記取引情報の決済処理の決定を確認する。もし、前記取引情報の決済処理が決定された場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、使用者無線端末400に備えられた各種アプリのうち前記取引情報の決済を処理する決済アプリ450を駆動(または活性化)させながら、前記駆動(または活性化)される決済アプリ450に前記取引情報を共有伝達することができる。以後、前記使用者無線端末400の決済アプリ450は、指定された決済インタフェース画面を通じて前記取引情報を出力し、決済システム上の決済サーバー105と連動して使用者の既登録された決済手段を通じて前記取引情報に対する決済を処理することができ、前記運営サーバー200は、前記決済サーバー105と連動して前記取引情報に対する決済結果情報を確認し、前記加盟店側の端末300に前記確認された決済結果情報を提供することができる。
【0107】
本発明の第3決済実施例によると、前記使用者無線端末400の運営アプリ420に決済機能が備えられた場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記取引情報の決済処理の決定を確認する。もし、前記取引情報の決済処理が決定された場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、指定された決済インタフェース画面を通じて前記取引情報を出力し、決済システム上の決済サーバー105と連動して使用者の既登録された決済手段を通じて前記取引情報に対する決済を処理することができ、前記運営サーバー200は、前記決済サーバー105と連動して前記取引情報に対する決済結果情報を確認し、前記加盟店側の端末300に前記確認された決済結果情報を提供することができる。
【0108】
図2は本発明の実施方法に係る運営サーバー200の機能の構成を図示した図面である。
【0109】
より詳細には、本
図2は前記
図1に図示された運営サーバー200の機能の構成に対する実施例を図示したものである。本発明が属した技術分野で通常の知識を有する者であれば、本
図2を参照するか変形して前記運営サーバー200の機能の構成に対する多様な実施方法(例えば、一部構成部が省略されるか、または細分化されるか、または合わせられた実施方法)を類推することができるはずである。本発明は前記類推されるすべての実施方法を含み、本
図2に図示された実施方法にのみその技術的特徴が限定されない。
【0110】
本発明の実施方法に係る運営サーバー200は使用者無線端末400に設置され実行された運営アプリ420と連動し、本発明の非同期式逆方向決済のための音波送出機能を具備した加盟店側の端末300と通信可能であり、使用者無線端末400の決済アプリ450と連動する決済システム上の認証サーバー100(または決済サーバー105等)と通信可能である。
【0111】
図2を参照すると、前記運営サーバー200は、音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店に対する加盟店登録情報、決済のために前記加盟店に付与された加盟店情報、前記加盟店側の端末300に備えられた端末情報のうち少なくとも一つの加盟店関連情報の登録を受けて保存するか、音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するために、重複しないように固有に決定された固有コードの登録を受けて前記加盟店関連情報と連係して保存する情報保存部205を具備する。
【0112】
前記加盟店側の端末300(または別途の運営端末など)で前記加盟店に対する加盟店登録情報、決済のために前記加盟店に付与された加盟店情報、前記加盟店側の端末300に備えられた端末情報のうち少なくとも一つの加盟店関連情報を入力/確認して登録要請すると、前記情報保存部205は前記加盟店側の端末300から前記加盟店登録情報、加盟店情報、端末情報のうち少なくとも一つの加盟店関連情報を受信し、前記加盟店の加盟店関連情報を保存するデータベースに前記受信された加盟店関連情報を保存する。
【0113】
前記加盟店側の端末300(または別途の運営端末など)で該当加盟店を別途に固有識別する固有コードの登録を要請すると、前記情報保存部205は本発明の第1〜第6固有コード確認の実施例のうち少なくとも一つの実施例により本発明の第1〜第4固有コードの実施例のうち少なくとも一つの実施例に対応する固有コードを確認し、前記確認された固有コードを前記加盟店関連情報と関連するように処理して指定されたデータベースに保存することができる。
【0114】
一方、本発明の非同期式逆方向決済のために加盟店側の端末300や音波装置360で使い捨てコードを生成して認証する場合、前記加盟店側の端末300は、前記使い捨てコードを生成/認証するためのシード値と関連したシード情報を登録要請し、前記情報保存部205は前記加盟店側の端末300と使い捨てコードを生成/認証するのに必要なシード値を確認/決定するためのシード情報を交換/共有する手続きを行い、前記交換/共有されたシード情報を指定されたデータベースに保存する。好ましくは、前記シード情報は前記固有コードと連係して保存されるかおよび/または前記加盟店関連情報と連係して保存され得る。
【0115】
図2を参照すると、前記運営サーバー200は、音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店で運営する加盟店側の端末300から金額情報を含む取引登録情報を受信する取引登録受信部210と、音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するために生成されたUGID(Uniquely Generated IDentification)を確認するUGID確認部215と、前記取引登録情報とUGIDを指定された保存媒体に連係して保存する取引登録管理部220と、前記加盟店側の端末300の音波送出機能を通じて前記UGIDを符号化した指定された周波数帯域の音波信号を送出するように要請する音波送出要請部225を具備する。
【0116】
音波送出機能を具備した加盟店側の端末300が非同期式逆方向決済のための金額情報の入力を受けるか指定された手続きにより確認し、前記金額情報を含む取引登録情報を構成して運営サーバー200に伝送すると、前記取引登録受信部210は前記加盟店側の端末300から前記金額情報を含む取引登録情報を受信する。
【0117】
本発明の実施方法によると、前記取引登録情報は前記金額情報以外に、実施方法により商品情報や日時情報をさらに含むか、加盟店関連情報をさらに含むことができる。一方、実施方法により前記取引登録情報は前記加盟店側の端末300に備えられた固有コードをさらに含むことができ、これによって本発明は限定されない。
【0118】
本発明の実施方法によると、前記取引登録受信部210は前記取引登録情報に含まれた情報(例えば、加盟店関連情報および/または固有コードなど)と前記情報保存部205を通じて指定されたデータベースに登録された情報(例えば、加盟店関連情報および/または固有コードなど)を比較/照合して前記取引登録情報を伝送した加盟店側の端末300を運営する加盟店が音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店であるかを確認することができる。
【0119】
前記UGID確認部215は音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記加盟店側の端末300から受信された前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するために生成されたUGIDを確認する。
【0120】
本発明の第1UGID生成の実施例によると、前記UGID確認部215は音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記加盟店側の端末300から受信された前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するUGIDを生成することができる。
【0121】
本発明の第2UGID生成の実施例により前記加盟店側の端末300を通じて前記UGIDが生成された場合、前記UGID確認部215は前記加盟店側の端末300から前記UGIDを受信するか、または前記加盟店側の端末300から受信された取引登録情報に含まれた前記UGIDを確認することができる。
【0122】
本発明の第3UGID生成の実施例により前記加盟店に備えられた音波装置360を通じて前記UGIDが生成された場合、前記UGID確認部215は前記加盟店側の端末300から前記音波装置360を通じて生成されたUGIDを受信するか、または前記加盟店側の端末300から受信された取引登録情報に含まれた前記UGIDを確認することができる。
【0123】
本発明の第4UGID生成の実施例によると、前記UGID確認部215は前記第1〜第3UGID生成の実施例のうち少なくとも二以上の実施例を部分的に組み合わせた形態で生成されたUGIDを確認することができ、これによって本発明は限定されない。
【0124】
一方、前記UGID確認部215を通じて前記UGIDが確認されると、前記取引登録管理部220は前記取引登録受信部210を通じて受信された取引登録情報(または前記金額情報を含む少なくとも一部の取引登録情報)と前記確認されたUGIDを連係して指定された保存媒体に保存して管理する。好ましくは、前記UGIDは一定時間の間有効な有効時間を含み、前記取引登録管理部220は前記UGIDの有効時間間(または有効時間以上の指定された時間の間)前記UGIDを維持するように指定された保存媒体に保存管理することが好ましい。
【0125】
前記取引登録管理部220を通じて前記取引登録情報とUGIDが連係して保存された場合、前記音波送出要請部225は前記加盟店側の端末300の音波送出機能を通じて前記UGIDを符号化した指定された周波数帯域の音波信号を送出するように要請することができる。
【0126】
本発明の実施方法によると、前記音波送出要請部225は前記UGIDを含む登録結果情報を構成し、前記取引登録情報を伝送した加盟店側の端末300で前記UGIDを含む登録結果情報を提供することができる。
【0127】
前記加盟店側の端末300は、指定された有効時間内に前記音波送出機能を通じて前記UGIDを含む送出情報を符号化した音波信号(またはUGIDとマッチングする音波パターンを含む音波信号)を送出するように処理する。一方、本発明の実施方法により前記加盟店側の端末300は、前記UGID以外に本発明の第1〜第3使い捨てコード生成の実施例のうち少なくとも一つの実施例を通じて生成された使い捨てコードをさらに含む送出情報を符号化した音波信号を送出するように処理することができる。
【0128】
前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記無線端末400の音波入力部410を通じて入力された指定された周波数帯域の音波信号を確認し、前記音波信号に符号化されたUGIDを認識する。もし、前記音波信号に使い捨てコードがさらに符号化された場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、音波信号に符号化された使い捨てコードをさらに認識することができる。前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記UGIDと使い捨てコードを含む認識情報を構成し、前記使用者無線端末400に接続した少なくとも一つの通信網を経由して指定された運営サーバー200で前記構成された認識情報を伝送する。
【0129】
図2を参照すると、前記運営サーバー200は、指定された有効時間内に前記加盟店側の端末300の音波送出機能を通じて近距離に送出された音波信号を受信した使用者無線端末400の指定された運営アプリ420から前記音波信号を判読して認識したUGID(またはUGIDとマッチングする音波パターン)を含む認識情報を受信する認識情報受信部230と、前記認識情報に含まれたUGIDを判読して前記UGIDを符号化した音波信号を送出した加盟店側の端末300を運営する加盟店を固有識別認証する識別/認証処理部235と、前記識別認証された加盟店に備えられた加盟店側の端末300を通じて登録された一つ以上の取引登録情報のうち前記UGIDを通じて唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認する取引登録確認部240と、前記UGIDを通じて唯一の取引登録情報を確認した場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420で前記確認された取引登録情報に含まれた金額情報を利用して確認された取引金額を含む取引情報を提供する取引情報提供部245を具備する。
【0130】
前記使用者無線端末400の運営アプリ420で前記音波信号を判読して認識したUGIDと使い捨てコードを含む認識情報を構成して伝送すると、前記認識情報受信部230は前記使用者無線端末400の運営アプリ420から前記UGIDと使い捨てコードを含む認識情報を受信する。
【0131】
前記識別/認証処理部235は、前記認識情報に含まれたUGIDを確認し、指定した規則に沿って前記UGIDを判読して前記UGIDに隠匿された固有コードを読み出す。
【0132】
本発明の実施方法によると、前記識別/認証処理部235は、前記UGIDから読み出した固有コードのコード体系を判読して前記固有コードが音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するコードであるかを確認することができる。
【0133】
本発明の実施方法によると、前記識別/認証処理部235は、前記UGIDから読み出した固有コードを確認し、前記情報保存部205を通じて登録された固有コードを保存するデータベースを確認し、前記UGIDから読み出した固有コードを通じて前記データベースの固有コードを照合して前記UGIDから読み出した固有コードが実際に前記加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別する固有コードであるかを確認するとともに、前記UGIDに対応する加盟店を識別認証することができる。
【0134】
一方、前記認識情報受信部230を通じて受信された認識情報に使い捨てコードが含まれ、前記運営サーバー200に前記使い捨てコードを認証するためのシード情報が備えられた場合、前記識別/認証処理部235は前記識別認証された加盟店に対応する加盟店関連情報(または前記UGIDから読み出した固有コード)と関連したシード情報を確認し、前記シード情報に基づいて一つ以上の固定シード値と少なくとも一つの動的シード値(例えば、現在の時間(または標準時)に対応する時間値および/または使い捨てコードを認証するサーバー側と交換された値等)を指定されたコード生成アルゴリズムに代入して指定されたコード体系の検証コードを生成し、前記認識情報に含まれた使い捨てコードと前記検証コードを比較して前記使い捨てコードの有効性を認証することができる。一方、前記使い捨てコードの有効性認証は前記運営サーバー200と関連した別途のコードサーバーを通じて行われ得、これによって本発明は限定されない。
【0135】
前記識別/認証処理部235を通じて加盟店側の端末300を運営する加盟店が識別認証された場合、前記取引登録確認部240は前記識別認証された加盟店の加盟店側の端末300を通じて登録された取引登録情報のうち前記UGIDを通じて唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認する。
【0136】
本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300から運営サーバー200と登録される取引登録情報は一定時間の間複数個であり得るが、いずれか一つのUGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報はいずれか一つの取引登録情報であることが好ましく、前記取引登録確認部240は前記識別認証された加盟店で運営する加盟店側の端末300から登録された取引登録情報のうち前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認することができる。
【0137】
一方、本発明の拡張された実施例によると、前記UGIDの有効時間が経過していないのに前記UGIDを通じて固有識別される取引登録情報が確認されない場合、前記取引登録確認部240は前記UGIDの有効時間(または指定されたタイムアウト)の間前記加盟店側の端末300から前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報が登録されることを待機することができ、前記有効時間(または指定されたタイムアウト)内に登録される取引登録情報のうち前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報を確認することができる。または前記取引登録確認部240は前記加盟店側の端末300(または使用者無線端末400)で前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報を登録するように要請する情報を提供することができ、以後前記使用者無線端末400の運営アプリ420から前記UGID(またはUGIDとマッチングする音波パターン)を含む認識情報を再び受信して前記加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を識別認証して前記UGIDを通じて唯一に識別される取引登録情報を確認する過程を再び行うことができる。
【0138】
前記UGIDを通じて固有識別された加盟店で運営する加盟店側の端末300を通じて登録された一つ以上の取引登録情報のうち前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報が確認されると、前記取引情報提供部245は前記確認された取引登録情報の金額情報を確認し、前記金額情報に基づいて前記使用者無線端末400を通じて逆方向決済する取引金額を確認/算出する。好ましくは、前記取引情報提供部245は本発明の第1〜第4取引金額の実施例のうち少なくとも一つの実施例を通じて逆方向決済する取引金額を確認/算出することができる。
【0139】
前記逆方向決済する取引金額を確認/算出されると、前記取引情報提供部245は前記確認/算出した取引金額を含んで実施方法により前記取引登録情報に含まれた少なくとも一つの情報(例えば、商品情報、日時情報、加盟店登録情報、加盟店情報、端末情報のうち少なくとも一つの情報)をさらに含むかおよび/または前記情報保存部205を通じて登録された加盟店関連情報(例えば、加盟店登録情報、加盟店情報、端末情報のうち少なくとも一つの情報)をさらに含む取引情報を構成する。前記取引情報提供部245は前記使用者無線端末400の運営アプリ420に前記構成された取引情報を伝送する。一方、前記取引情報提供部245は前記UGIDと取引情報を連係して一定時間の間保存管理することができる。
【0140】
前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記取引金額を含む取引情報を受信し、前記取引情報をアプリ画面上の指定されたインタフェース画面を通じて出力した後、本発明の第1〜第3決済実施例のうちいずれか一つの決済実施例に対応する決済手続きを行うことができる。
【0141】
図2を参照すると、前記運営サーバー200は、指定された有効時間内に前記使用者無線端末400に設置されたアプリのうち前記運営アプリ420を通じて駆動された決済アプリ450から伝送されたUGIDを含む要請情報を指定された経路を経由して受信する要請情報受信部250と、前記要請情報に含まれたUGIDに対応する取引情報を確認して前記使用者無線端末400の決済アプリ450に提供されるように処理する取引情報提供部245を具備する。
【0142】
本発明の第1決済実施例により使用者無線端末400の決済アプリ450は、運営アプリ420から前記UGIDの共有伝達を受け、前記UGIDを含む要請情報を構成して前記運営サーバー200に伝送するか、または指定された認証サーバー100に伝送することができる。前記要請情報受信部250は使用者無線端末400の決済アプリ450から前記要請情報を受信するか、または前記使用者無線端末400の決済アプリ450と通信する認証サーバー100から前記要請情報を中継受信することができる。
【0143】
前記取引情報提供部245は、前記要請情報に含まれたUGIDを通じて一定時間の間唯一に識別される取引登録情報に対応する取引情報(または前記UGIDと一定時間関連した取引情報)を確認する。もし、前記認証サーバー100から前記要請情報を受信した場合、前記取引情報提供部245は前記認証サーバー100に前記取引情報を提供し、前記認証サーバー100は前記取引情報を受信して前記使用者無線端末400の決済アプリ450に提供する。一方、前記使用者無線端末400の決済アプリ450から前記要請情報を受信した場合、前記取引情報提供部245は前記使用者無線端末400の決済アプリ450に前記取引情報を提供することができる。以後、前記使用者無線端末400の決済アプリ450は、指定された決済インタフェース画面を通じて前記取引情報を出力し、決済システムの決済サーバー105と連動して前記取引情報に対する決済を処理することができる。
【0144】
一方、本発明の第2決済実施例によると、前記使用者無線端末400の決済アプリ450は、前記運営アプリ420から前記取引情報の共有伝達を受けることができる。この場合、使用者無線端末400の決済アプリ450は、指定された決済インタフェース画面を通じて前記取引情報を出力し、決済システムの決済サーバー105と連動して前記取引情報に対する決済を処理することができる。
【0145】
一方、本発明の第3決済実施例によると、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、指定された決済インタフェース画面を通じて前記取引情報を出力し、決済システムの決済サーバー105と連動して前記取引情報に対する決済を処理することができる。
【0146】
図2を参照すると、前記運営サーバー200は、使用者無線端末400の決済アプリ450や運営アプリ420と関連した決済サーバー105から前記取引情報に対する決済結果情報を確認し、前記取引情報に対応する加盟店側の端末300に前記取引情報に対する決済結果情報を提供する決済結果処理部255を具備する。
【0147】
本発明の第1または第2決済実施例により前記使用者無線端末400の決済アプリ450を通じて前記取引情報に対する決済が処理された場合、前記決済結果処理部255は前記使用者無線端末400の決済アプリ450と関連した決済サーバー105から前記取引情報に対する決済結果情報を確認する。
【0148】
一方、本発明の第3決済実施例により前記使用者無線端末400の運営アプリ420を通じて前記取引情報に対する決済が処理された場合、前記決済結果処理部255は前記使用者無線端末400の運営アプリ420と関連した決済サーバー105から前記取引情報に対する決済結果情報を確認する。
【0149】
前記取引情報に対する決済結果情報が確認されると、前記決済結果処理部255は前記取引情報に対応する加盟店側の端末300を確認し、前記確認された加盟店側の端末300で前記取引情報に対する決済結果情報を提供する。一方、実施方法により前記決済結果処理部255は前記使用者無線端末400の決済アプリ450や運営アプリ420から前記決済結果情報を受信可能であり、これによって本発明は限定されない。
【0150】
図3aと
図3bは本発明の実施方法に係る音波送出機能を具備した加盟店側の端末300の機能の構成を図示した図面である。
【0151】
より詳細には、本
図3aは音波装置360を通じて指定された周波数帯域の音波信号を送出する加盟店側の端末300の機能の構成の実施例を図示したもので、
図3bは内部の音波出力部308bを通じて指定された周波数帯域の音波信号を送出する加盟店側の端末300の機能の構成の実施例を図示したものである。一方、本発明が属した技術分野で通常の知識を有する者であれば、本
図3aまたは
図3bを参照するか変形して前記加盟店側の端末300の機能の構成に対する多様な実施方法(例えば、一部構成部が省略されるか、または細分化されるか、または合わせられた実施方法)を類推することができるはずである。本発明は前記類推されるすべての実施方法を含み、本
図3に図示された実施方法にのみその技術的特徴が限定されない。便宜上
図3bの加盟店側の端末300は、加盟店の無線端末300の機能の構成を中心に図示して説明する。
【0152】
図3aと
図3bを参照すると、加盟店側の端末300は、端末制御部302aと、端末メモリ314aと、出力処理部304aと、入力処理部306aと、媒体連動部308aと、インタフェース部310aと、通信処理部312aを具備し、電源供給のための電源部(図示されず)を具備する。
【0153】
前記端末制御部302aは、前記加盟店側の端末300の動作を制御する構成の総称であって、少なくとも一つのプロセッサと実行メモリを含んで構成され、前記端末300に備えられた各構成部とバス(BUS)を通じて連結される。本発明によると、前記端末制御部302aは、前記プロセッサを通じて前記端末300に備えられる少なくとも一つのプログラムコードを前記実行メモリにローディングして演算し、その結果を前記バスを通じて少なくとも一つの構成部に伝達して前記端末300の動作を制御する。以下、便宜上プログラムコードの形態で具現される加盟店用のアプリ320の機能の構成を本端末制御部302a内に図示して説明する。
【0154】
本発明の実施方法により前記加盟店側の端末300が指定された決済(例えば、順方向決済)のために加盟店に備えられた決済端末300である場合、前記決済端末300は前記決済を処理するアプリケーションに対応する加盟店決済部315を具備し、これによって本発明は限定されない。
【0155】
前記端末メモリ314aは、前記端末300に備えられた不揮発性メモリの総称であって、前記端末制御部302aを通じて実行される少なくとも一つのプログラムコードと、前記プログラムコードが利用する少なくとも一つのデータセットを保存して維持する。前記端末メモリ314aは、基本的に前記端末300の運営体制に対応するシステムプログラムコードとシステムデータセット、前記端末300の無線通信連結を処理する通信プログラムコードと通信データセットおよび少なくとも一つのアプリケーションコードと応用データセットを保存し、本発明のプログラムに対応するプログラムコードとデータセットも前記端末メモリ314aに保存される。
【0156】
前記出力処理部304aは、画面出力機(例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記端末制御部302aと連動して前記端末制御部302aの各種演算結果のうち画面出力に対応する演算結果を前記画面出力機を通じて出力する。
【0157】
前記入力処理部306aは、一つ以上の使用者入力器(例えば、ボタン、キーパッド、タッチパッド、出力処理部304aと連動するタッチスクリーンなど)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記端末制御部302aと連動して前記端末制御部302aの各種演算を命令する命令を入力するか、または前記端末制御部302aの演算に必要なデータを入力する。
【0158】
前記媒体連動部308aは、前記加盟店決済部315を通じての決済(例えば、順方向決済)のために指定された媒体と連動する構成部の総称である。例えば、前記媒体連動部308aは、加盟店に訪問した顧客のカードから前記加盟店決済部315を通じて処理するカード決済のためのカード情報をリーディングするカードリーダー部を含むことができる。または前記媒体連動部308aは、顧客が所持したNFC媒体から前記加盟店決済部315を通じて処理する決済のための媒体情報をリーディングするNFC機能部を含むことができる。すなわち、前記媒体連動部308aは、前記加盟店決済部315を通じての決済処理に必要な媒体と連動するために備えられる構成部であれば、いかなる構成部でもよく、特定の媒体や連動方式によって限定されない。
【0159】
前記インタフェース部310aは、加盟店に備えられた音波装置360と指定された少なくとも一つの近距離通信(例えば、ブルートゥース、Wi−Fi、NFC、RF通信のうち少なくとも一つの近距離無線通信、またはUSB、RS232等の有線通信など)をインターフェースする構成部の総称である。好ましくは、前記加盟店側の端末300は、前記インタフェース部310aを通じて加盟店に備えられた音波装置360と連動することができる。
【0160】
前記通信処理部312aは、前記加盟店側の端末300を指定された通信網に連結する構成部の総称であって、前記加盟店側の端末300を指定された有線通信網に連結するか、および/または前記加盟店側の端末300を指定された無線通信網に連結することができる。
【0161】
前記加盟店側の端末300は、本発明に係る逆方向決済のために指定された加盟店用のアプリ320を設置して実行し、前記加盟店用のアプリ320は前記加盟店側の端末300に設置して実行される別途のアプリの形態で具現されるか、または前記加盟店決済部315と連動して動作する連動アプリの形態で具現されるか、または加盟店決済部315に対応するアプリケーションを通じて具現され得、前記加盟店用のアプリ320を実現する方式によって本発明が限定されない。
【0162】
図3aと
図3bを参照すると、前記加盟店側の端末300の加盟店用のアプリ320は、指定された運営サーバー200に少なくとも一つの加盟店関連情報を登録したり、音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するために、重複しないように固有に決定された固有コードを登録する情報登録部325を具備する。
【0163】
前記情報登録部325は前記加盟店に対する加盟店登録情報、決済のために前記加盟店に付与された加盟店情報、前記加盟店側の端末300に備えられた端末情報のうち少なくとも一つの加盟店関連情報の入力を受けるか確認し、指定された運営サーバー200に前記入力/確認された加盟店関連情報を伝送することによって、前記運営サーバー200に前記加盟店関連情報を登録要請することができ、前記運営サーバー200は、前記加盟店関連情報を指定されたデータベースに保存することができる。
【0164】
一方、前記情報登録部325は指定された運営サーバー200に音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するために、重複しないように固有に決定された固有コードの登録を要請することができ、この場合、前記運営サーバー200は、本発明の第1〜第6固有コード確認の実施例のうち少なくとも一つの実施例により本発明の第1〜第4固有コードの実施例のうち少なくとも一つの実施例に対応する固有コードを確認し、前記確認された固有コードを前記加盟店関連情報と関連するように処理して指定されたデータベースに保存することができる。
【0165】
一方、前記加盟店側の端末300で指定されたコード体系のコード値を含む使い捨てコードを生成する場合、前記情報登録部325は指定された運営サーバー200と前記使い捨てコードを生成/認証するためのシード情報(例えば、固定シード値および/またはシード値を決定する規則など)を交換/共有する手続きを行うことができ、前記交換/共有されたシード情報を前記加盟店側の端末300の指定された保存領域(または音波装置360の指定された保存領域)に保存することができる。
【0166】
図3aと
図3bを参照すると、前記加盟店側の端末300の加盟店用のアプリ320は、非同期式逆方向決済のための金額情報を入力/確認して前記金額情報を含む取引登録情報を指定された運営サーバー200に伝送して登録する取引登録部330を具備する。
【0167】
前記取引登録部330は逆方向決済のための金額情報の入力を受けるか指定された手続きにより確認し、前記金額情報を含む取引登録情報を構成して運営サーバー200に伝送して登録要請する。前記運営サーバー200は、前記金額情報を含む取引登録情報を受信する。
【0168】
図3aと
図3bを参照すると、前記加盟店側の端末300の加盟店用のアプリ320は、前記運営サーバー200で前記UGIDを生成する場合、前記運営サーバー200から前記UGIDを受信する手続き、前記加盟店側の端末300で前記UGIDを生成する場合、前記UGIDを生成して前記運営サーバー200に提供する手続き、前記音波装置360で前記UGIDを生成する場合、前記音波装置360を通じて生成されたUGIDを確認して前記運営サーバー200に提供する手続きのうち少なくとも一つの手続きを行うUGID処理部335を具備し、前記UGIDを通じて識別される加盟店と前記UGIDを通じて一定時間の間識別される取引登録情報の有効性を認証するために指定されたコード体系のコード値を含む使い捨てコードを生成するコード生成部340をさらに具備する。
【0169】
前記取引登録情報を受信した運営サーバー200で前記UGIDを生成する場合、前記UGID処理部335は前記運営サーバーから前記UGIDを受信することができる。好ましくは、前記UGIDは前記取引登録情報に対する登録結果情報に含まれて受信され得る。
【0170】
一方、前記加盟店側の端末300で前記UGIDを生成する場合、前記UGID処理部335は前記加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するUGIDを生成し、前記運営サーバー200に前記生成されたUGIDを伝送することができる。好ましくは、前記UGIDは前記取引登録情報に含まれて前記運営サーバー200に伝送され得る。
【0171】
一方、前記音波装置360で前記UGIDを生成する場合、前記UGID処理部335は前記音波装置360を通じて生成されたUGIDを確認し、前記運営サーバー200に前記確認されたUGIDを伝送することができる。好ましくは、前記UGIDは前記取引登録情報に含まれて前記運営サーバー200に伝送され得る。一方、前記音波装置360で前記UGIDを生成する場合、前記音波装置360の装置制御部362は前記UGIDを生成して前記加盟店側の端末300に提供するUGID生成部(図示されず)を具備することができる。
【0172】
前記コード生成部340は前記UGIDを通じて固有識別される加盟店と前記登録された取引登録情報の有効性を認証するために指定されたコード体系のコード値を含む使い捨てコードを生成することができる。好ましくは、前記コード生成部340は本発明の第1〜第3使い捨てコード生成の実施例のうち少なくとも一つの実施例を通じて前記使い捨てコードを生成することができる。
【0173】
図3aを参照すると、前記加盟店側の端末300の加盟店用のアプリ320は、前記インタフェース部310aを通じて関連した音波装置360を通じて前記UGIDを符号化した音波信号(またはUGIDとマッチングする音波パターンを含む音波信号)が近距離に送出されるように処理する信号送出処理部345を具備する。
【0174】
前記信号送出処理部345は、指定された有効時間内に前記インタフェース部310aを通じて関連した音波装置360に前記UGIDを提供することによって、前記音波装置360を通じて前記UGIDを符号化した音波信号(またはUGIDとマッチングする音波パターンを含む音波信号)が近距離に送出されるように処理することができる。一方、前記コード生成部340を通じて前記使い捨てコードが生成された場合、前記信号送出処理部345は、前記UGIDと前記生成された使い捨てコードを前記インタフェース部310aを通じて前記音波装置360に提供することによって、前記音波装置360を通じて前記UGIDと使い捨てコードを符号化した音波信号が近距離に送出されるように処理することができる。一方、実施方法により前記使い捨てコードは前記音波装置360を通じて生成されて前記音波信号に含まれ得、この場合、前記コード生成部340は前記音波装置360の装置制御部362に備えられ得る。
【0175】
図3aを参照すると、加盟店の音波装置360は、装置制御部362と、装置メモリ366と、端末連動部364と、音波信号部368を具備する。
【0176】
前記装置制御部362は前記音波装置360の動作を制御する構成の総称であって、少なくとも一つのプロセッサと実行メモリを含んで構成され、前記音波装置360に備えられた各構成部とバス(BUS)を通じて連結される。本発明によると、前記装置制御部362は、前記プロセッサを通じて前記音波装置360に備えられる少なくとも一つのプログラムコードを前記実行メモリにローディングして演算し、その結果を前記バスを通じて少なくとも一つの構成部に伝達して前記音波装置360の動作を制御する。以下、便宜上本音波装置360内に制御回路、集積回路、プログラムコードの形態で具現される本発明の機能の構成を本装置制御部362内に図示して説明する。
【0177】
前記装置メモリ366は前記音波装置360に備えられた不揮発性メモリの総称であって、前記装置制御部362を通じて実行される少なくとも一つのプログラムコードと、前記プログラムコードが利用する少なくとも一つのデータセットを保存して維持する。前記装置メモリ366は基本的に前記音波装置360の運営体制に対応するシステムプログラムコードとシステムデータセット、前記音波装置360の無線通信連結を処理する通信プログラムコードと通信データセットおよび少なくとも一つのアプリケーションコードと応用データセットを保存し、本発明のプログラムに対応するプログラムコードとデータセットも前記装置メモリ366に保存される。
【0178】
前記端末連動部364は加盟店に備えられた加盟店側の端末300と指定された少なくとも一つの近距離通信(例えば、ブルートゥース、Wi−Fi、NFC、RF通信のうち少なくとも一つの近距離無線通信、またはUSB、RS232等の有線通信など)を連動する構成部の総称である。好ましくは、前記音波装置360は前記端末連動部364を通じて加盟店に備えられた加盟店側の端末300と連動することができる。
【0179】
前記音波信号部368は、使用者無線端末400に備えられた音波入力部310bを通じて入力され、デジタル化可能な指定された周波数帯域の音波信号を送出する構成部の総称であって、前記音波信号を送出する機能の他に指定された音波信号を受信する機能をさらに具備することができる。前記音波信号部368は、前記装置制御部362を通じて生成された情報セットを指定された周波数帯域の音波信号に変調して指定された信号強度(例えば、指定された距離以内の無線端末400を通じて受信可能な信号強度等)で送出することができる。または前記音波信号部368は、指定された周波数帯域の音波信号を受信して復調して獲得したデータを前記装置制御部362に伝達することができ、前記装置制御部362は前記データに対応する情報処理手続きを行うことができる。
【0180】
本発明の実施方法によると、前記音波信号部368は、指定された音波出力機(例えば、スピーカーなど)を通じて指定された周波数領域(例えば、可聴周波数領域または非可聴周波数領域など)のアナログ化された音波信号を送出し、前記音波信号にはUGIDなどの指定されたデジタル情報が符号化されるかまたはUGIDとマッチングする音波パターンが含まれ得る。好ましくは、前記音波信号部368は、本発明の音波信号送出実施例に対応する音波信号を送出することができる。
【0181】
図3aを参照すると、前記音波装置360は、指定された周波数帯域の音波信号を通じて送出するUGIDを確認する情報確認部370と、前記確認されたUGIDを含む指定された構造の送出情報を構成する情報構成部375と、前記音波信号部368を通じて前記構成された送出情報を符号化した音波信号(または前記送出情報とマッチングする音波パターンを含む音波信号)という信号送出部380を具備する。
【0182】
前記情報確認部370は前記端末連動部364を通じて加盟店側の端末300と連動して前記音波信号を通じて送出するUGIDを確認する。一方、前記情報確認部370は前記端末連動部364を通じて加盟店側の端末300と連動して前記音波信号を通じて送出する使い捨てコードを確認したり、実施方法により前記音波信号を通じて送出する使い捨てコードを生成することができる。
【0183】
前記情報構成部375は使用者無線端末400の運営アプリ420で判読可能な指定された情報構造で前記確認されたUGIDを含む送出情報を構成する。一方、前記情報確認部370を通じて使い捨てコードが確認/生成された場合、前記情報構成部375は使用者無線端末400の運営アプリ420で判読可能な指定された情報構造で前記確認されたUGIDと使い捨てコードを含む送出情報を構成することができる。以下、前記送出情報にUGIDと使い捨てコードが含まれる実施例を中心に本発明の特徴を説明する。
【0184】
前記情報構成部375を通じて前記UGIDと使い捨てコードを含む送出情報が構成されると、前記信号送出部380は前記音波信号部368を通じて前記送出情報を符号化した指定された周波数帯域の音波信号(または前記送出情報とマッチングする音波パターンを含む音波信号)が指定された信号強度(例えば、指定された距離以内の無線端末400を通じて受信可能な信号強度等)で送出されるように処理し、前記音波信号部368は、所定の音波出力機を通じて前記信号送出部380が提供した送出情報を符号化した指定された周波数帯域の音波信号を送出する。
【0185】
図3bを参照すると、前記加盟店側の端末300は、制御部302bとメモリ部318bと画面出力部304bと使用者入力部306bと音波出力部308bと音波入力部310bと近距離網通信部312bと無線網通信部314bとUSIMリーダー部316BおよびUSIMを具備し、電源供給のためのバッテリーを具備する。
【0186】
前記制御部302bは前記加盟店側の端末300の動作を制御する構成の総称であって、少なくとも一つのプロセッサと実行メモリを含んで構成され、前記加盟店側の端末300に備えられた各構成部とバス(BUS)を通じて連結される。本発明によると、前記制御部302bは前記プロセッサを通じて前記加盟店側の端末300に備えられる少なくとも一つのプログラムコードを前記実行メモリにローディングして演算し、その結果を前記バスを通じて少なくとも一つの構成部に伝達して前記加盟店側の端末300の動作を制御する。以下、便宜上プログラムコードの形態で具現される本発明の加盟店用のアプリ320構成を本制御部302b内に図示して説明する。
【0187】
前記メモリ部318bは前記加盟店側の端末300の保存資源に対応する不揮発性メモリの総称であって、前記制御部302bを通じて実行される少なくとも一つのプログラムコードと、前記プログラムコードが利用する少なくとも一つのデータセットを保存して維持する。前記メモリ部318bは基本的に前記加盟店側の端末300の運営体制に対応するシステムプログラムコードとシステムデータセット、前記加盟店側の端末300の無線通信連結を処理する通信プログラムコードと通信データセットおよび少なくとも一つのアプリケーションコードと応用データセットを保存し、本発明のプログラムに対応するプログラムコードとデータセットも前記メモリ部318bに保存される。
【0188】
前記画面出力部304bは画面出力機(例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記制御部302bと連動して前記制御部302bの各種演算結果のうち画面出力に対応する演算結果を前記画面出力装置で出力する。前記使用者入力部306bは一つ以上の使用者入力器(例えば、ボタン、キーパッド、タッチパッド、画面出力部304bと連動するタッチスクリーンなど)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記制御部302bと連動して前記制御部302bの各種演算を命令する命令を入力するか、または前記制御部302bの演算に必要なデータを入力する。
【0189】
前記音波出力部308bは音波出力機(例えば、スピーカーなど)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記制御部302bの各種演算結果のうち音波出力に対応するデータをデコーディング(Decoding)して前記音波出力機を通じてアナログ化出力する。前記音波入力部310bは音波入力器(例えば、マイクロホンなど)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記音波入力器を通じて入力されるアナログ形態の音波信号をデジタル化および/またはエンコーディングして前記制御部302bに伝達する。
【0190】
前記無線網通信部314bと近距離網通信部312bは前記加盟店側の端末300を指定された通信網に接続させる通信資源の総称である。好ましくは、前記無線網通信部314bは前記加盟店側の端末300を基地局を経由する無線通信網に接続させる通信資源であり、好ましくは前記加盟店側の端末300を移動通信網に接続させることができる。一方、前記近距離網通信部312bは一程距離以内 (例えば、30m)で無線周波数信号を通信媒体として利用して通信セッションを連結し、これに基づいて前記加盟店側の端末300を通信網に接続させる通信資源の総称であって、好ましくはWi−Fi通信、ブルートゥース通信、空中無線通信、UWBのうち少なくとも一つを通じて前記加盟店側の端末300を通信網に接続させることができる。
【0191】
本発明の実施方法によると、前記加盟店側の端末300は、指定された決済(例えば、順方向決済)を処理するアプリケーションに対応する加盟店決済部315を具備することができ、もし、前記加盟店側の端末300が加盟店主の無線端末300である場合、前記加盟店決済部315は省略可能である。
【0192】
図3bを参照すると、前記加盟店側の端末300の加盟店用のアプリ320は、指定された音波信号を通じて送出する指定された構造の送出情報を構成する情報構成部375と、前記音波出力部308bを通じて前記送出情報を符号化した指定された音波信号が近距離送出されるように処理するかまたは前記送出情報とマッチングする音波パターンを含む音波信号が送出されるように処理する信号送出処理部345を具備し、前記情報構成部375は使用者無線端末400の運営アプリ420で判読可能な指定された情報構造で前記UGIDを含む送出情報を構成する。一方、前記使い捨てコードが生成された場合、前記情報構成部375は使用者無線端末400の運営アプリ420で判読可能な指定された情報構造で前記UGIDと使い捨てコードを含む送出情報を構成することができる。以下、前記送出情報にUGIDと使い捨てコードが含まれる実施例を中心に本発明の特徴を説明する。
【0193】
前記情報構成部375を通じて前記UGIDと使い捨てコードを含む送出情報が構成されると、前記信号送出処理部345は、前記音波出力部308bを通じて前記送出情報を符号化した指定された周波数帯域の音波信号(または前記送出情報とマッチングする音波パターンを含む音波信号)が指定された信号強度(例えば、指定された距離以内の使用者無線端末400を通じて受信可能な信号強度等)で送出されるように処理し、前記音波出力部308bは所定の音波出力機を通じて前記信号送出処理部345が提供した送出情報を含む指定された周波数帯域の音波信号を指定された信号強度で近距離送出する。
【0194】
一方、本発明の一実施方法によると、前記使用者無線端末400で行われた運営アプリ420は、前記音波信号を要請する要請信号を送出することができ、前記音波入力部310bは前記要請信号の入力を受けてデジタル化したデータを前記制御部302bに提供し、前記制御部302bは前記要請信号により前記UGIDと使い捨てコードを確認するように制御するかおよび/または前記情報構成部375を通じて前記UGIDと使い捨てコードを含む送出情報を構成するように制御するかおよび/または前記信号送出処理部345を通じて前記送出情報を含む音波信号を送出する手続きを行うように制御することによって、前記要請信号に対応する音波信号が送出されるようにすることができ、これによって本発明は限定されない。
【0195】
図3aと
図3bを参照すると、前記加盟店側の端末300の加盟店用のアプリ320は、前記音波信号を受信乃至認識した使用者無線端末400を介入させて処理された逆方向決済の決済結果情報を受信して出力する結果処理部350を具備する。
【0196】
前記音波信号を受信乃至認識した使用者無線端末400の運営アプリ420で前記音波信号に含まれたUGIDを認識し、前記UGIDを通じて識別される取引金額を確認して指定された決済システムを通じて決済処理した場合、前記結果処理部350は前記使用者無線端末400の決済手続きに利用された決済サーバー105や前記決済サーバー105と関連した運営サーバー200を経由して使用者無線端末400と決済システムを通じて決済処理なった決済結果を含む決済結果情報を受信して出力することができる。
【0197】
図4は本発明の実施方法に係る使用者無線端末400のアプリ関連機能の構成を図示した図面である。
【0198】
より詳細には、本
図4は使用者無線端末400に設置して実行される運営アプリ420と決済アプリ450の機能の構成と無線端末400の構成を図示したものであって、本発明が属した技術分野で通常の知識を有する者であれば、本
図4を参照するか変形して前記無線端末400機能に対する多様な実施方法を類推することができるはずである。本発明は前記類推されるすべての実施方法を含み、本
図4に図示された実施方法にのみその技術的特徴が限定されない。好ましくは、本
図4の無線端末400は無線通信が可能な各種スマートフォン、各種タブレットPC、各種PDAおよび各種携帯電話のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0199】
図4を参照すると、前記無線端末400は、制御部402とメモリ部418と画面出力部404と使用者入力部406と音波出力部408と音波入力部410と近距離網通信部412と無線網通信部414とUSIMリーダー部416およびUSIMを具備し、電源供給のためのバッテリーを具備する。
【0200】
前記制御部402は前記無線端末400の動作を制御する構成の総称であって、少なくとも一つのプロセッサと実行メモリを含んで構成され、前記無線端末400に備えられた各構成部とバス(BUS)を通じて連結される。本発明によると、前記制御部402は前記プロセッサを通じて前記無線端末400に備えられる少なくとも一つのプログラムコードを前記実行メモリにローディングして演算し、その結果を前記バスを通じて少なくとも一つの構成部に伝達して前記無線端末400の動作を制御する。以下、便宜上プログラムコードの形態で具現される運営アプリ420と決済アプリ450の機能的構成を本制御部402内に図示して説明する。
【0201】
前記メモリ部418は前記無線端末400の保存資源に対応する不揮発性メモリの総称であって、前記制御部402を通じて実行される少なくとも一つのプログラムコードと、前記プログラムコードが利用する少なくとも一つのデータセットを保存して維持する。前記メモリ部418は基本的に前記無線端末400の運営体制に対応するシステムプログラムコードとシステムデータセット、前記無線端末400の無線通信連結を処理する通信プログラムコードと通信データセットおよび少なくとも一つのアプリケーションコードと応用データセットを保存し、本発明のプログラムに対応するプログラムコードとデータセットも前記メモリ部418に保存される。
【0202】
前記画面出力部404は画面出力機(例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記制御部402と連動して前記制御部402の各種演算結果のうち画面出力に対応する演算結果を前記画面出力装置で出力する。前記使用者入力部406は一つ以上の使用者入力器(例えば、ボタン、キーパッド、タッチパッド、画面出力部404と連動するタッチスクリーンなど)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記制御部402と連動して前記制御部402の各種演算を命令する命令を入力するか、または前記制御部402の演算に必要なデータを入力する。
【0203】
前記音波出力部408は音波出力機(例えば、スピーカーなど)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記制御部402の各種演算結果のうち音波出力に対応するデータをデコーディング(Decoding)して前記音波出力機を通じてアナログ化出力する。前記音波入力部410は音波入力器(例えば、マイクロホンなど)とこれを駆動する駆動モジュールで構成され、前記音波入力器を通じて入力されるアナログ形態の音波信号をデジタル化および/またはエンコーディングして前記制御部402に伝達する。好ましくは、本発明により前記音波装置360を通じて送出された音波信号も前記音波入力部410を通じて入力されてデジタル化されて前記制御部402に伝えられ、指定されたアプリを通じて判読されて利用される。
【0204】
前記無線網通信部414と近距離網通信部412は前記使用者無線端末400を指定された通信網に接続させる通信資源の総称である。好ましくは、前記無線網通信部414は前記使用者無線端末400を基地局を経由する無線通信網に接続させる通信資源であり、好ましくは前記使用者無線端末400を移動通信網に接続させることができる。一方、前記近距離網通信部412は一程距離以内 (例えば、30m)で無線周波数信号を通信媒体として利用して通信セッションを連結してこれに基づいて前記使用者無線端末400を通信網に接続させる通信資源の総称であって、好ましくはWi−Fi通信、ブルートゥース通信、空中無線通信、UWBのうち少なくとも一つを通じて前記使用者無線端末400を通信網に接続させることができる。
【0205】
前記使用者無線端末400の制御部402は前記通信資源を通じて接続可能なデータ網を通じて指定されたアプリ提供サーバー(例えば、アップル社のアプリストアなど)から指定された運営アプリ420と決済アプリ450をダウンロードして設置することができる。
【0206】
図4を参照すると、前記無線端末400の運営アプリ420は、前記音波入力部410を通じて入力される音波信号を確認する信号確認部425と、前記音波装置360から入力された音波信号に含まれたUGIDを認識する信号認識部430と、前記音波信号を通じて認識されたUGID(またはUGIDとマッチングする音波パターン)を含む認識情報を構成して指定された運営サーバー200に伝送する認識情報伝送部435と、前記運営サーバー200でUGIDを判読して使用者が訪問した加盟店を音波送出機能を具備した加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店で識別認証するとともに前記識別認証された加盟店側の端末300を通じて登録された取引登録情報のうち前記UGIDを通じて唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認した場合、前記運営サーバー200から前記取引登録情報の金額情報に対応する取引金額を含む取引情報を受信する取引情報受信部440と、前記取引情報を利用する取引手続きが実行されるように処理する取引処理部445を具備する。、
【0207】
前記信号確認部425は前記音波入力部410を通じて指定された周波数帯域の音波信号が入力されるのか確認する。もし、前記音波装置360から送出された音波信号が受信された場合、前記信号認識部430は前記信号確認部425を通じて確認された音波信号に対応するデータをバッファリングして判読して前記音波信号に符号化されたUGIDを認識し、実施方法により前記音波信号に対応する音波パターン情報(または音波パターンIDなど)を認識することができる。一方、前記音波信号に使い捨てコードが含まれた場合、前記信号認識部430は前記音波信号に対応するデータを判読して前記音波信号に含まれたUGIDと使い捨てコードを認識することができる。以下、便宜上前記音波信号にUGIDと使い捨てコードが含まれた実施例を中心に本発明の技術的特徴を説明するが、これによって本発明は限定されない。
【0208】
前記信号認識部430を通じて前記音波信号に含まれたUGIDと使い捨てコードが認識されると、前記認識情報伝送部435は前記音波信号を通じて認識されたUGIDと使い捨てコードを含む認識情報を構成し、前記近距離網通信部412と無線網通信部414のうちいずれか一つの通信部を通じて接続した通信網を経由して前記運営サーバー200に前記構成された認識情報を伝送する。
【0209】
前記運営サーバー200は、前記使用者無線端末400の運営アプリ420から前記UGIDと使い捨てコードを含む認識情報を受信し、前記認識情報に含まれたUGIDを判読して前記UGIDに隠匿された固有コードを読み出し、前記読み出した固有コードに対応するいずれか一つの加盟店を識別認証することができる。
【0210】
一方、前記運営サーバー200に前記使い捨てコードを認証するためのシード情報が備えられた場合、前記運営サーバー200は、前記識別認証された加盟店に対応するシード情報を通じて指定されたコード体系の検証コードを生成し、前記認識情報の使い捨てコードと前記検証コードを比較して前記使い捨てコードの有効性を認証することができる。
【0211】
前記読み出した固有コードに対応する加盟店が識別認証されると(または前記読み出した固有コードに対応する加盟店が識別認証されるとともに前記使い捨てコードの有効性が認証された場合)、前記運営サーバー200は、前記識別認証された加盟店で運営する加盟店側の端末300から登録された取引登録情報のうち前記UGIDを通じて一定時間の間唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認し、本発明の第1〜第4取引金額の実施例を通じて前記取引登録情報の金額情報に基づいて確認/算出した取引金額を含んで実施方法により前記取引登録情報に含まれた少なくとも一つの情報をさらに含むかおよび/または前記運営サーバー200に登録された加盟店関連情報をさらに含む取引情報を構成して前記使用者無線端末400の運営アプリ420に伝送することができる。前記取引情報受信部440は前記運営サーバー200から前記取引登録情報の金額情報に対応する取引金額を含む取引情報を受信し、前記取引情報をアプリ画面上の指定されたインタフェース画面を通じて出力することができる。
【0212】
前記取引処理部445は前記インタフェース画面を通じて前記取引情報の決済を処理するように決定されるか確認し、前記取引情報の決済を処理するように決定された場合、前記取引情報を利用する取引手続きが実行されるように処理する。
【0213】
もし、本発明の第1または第2決済実施例のように、別途の決済アプリ450を通じて前記取引情報の決済を処理する場合、前記取引処理部445は前記決済アプリ450を駆動する手続きを行い、前記決済アプリ450に前記UGIDを共有伝達したり前記取引情報を共有伝達することができる。この場合、前記使用者無線端末400の決済アプリ450は、前記取引情報を確認し、指定された決済サーバー105と連動して前記取引情報の決済を処理する手続きを行うことができ、前記決済サーバー105(または決済サーバー105と関連した運営サーバー200)から前記決済に対する決済結果情報を確認して出力することができる。
【0214】
一方、本発明の第3決済実施例のように、前記運営アプリ420で前記取引情報の決済を処理する場合、前記取引処理部445は指定された決済サーバー105と連動して前記取引情報の決済を処理する手続きを行うことができ、前記決済サーバー105(または決済サーバー105と関連した運営サーバー200)から前記決済に対する決済結果情報を確認して出力することができる。
【0215】
図5は本発明の実施方法に係る情報登録過程を図示した図面である。
【0216】
より詳細には、本
図5は加盟店に備えられた音波装置360を利用した逆方向決済のための情報登録過程の一実施例を図示したものであって、本発明が属した技術分野で通常の知識を有する者であれば、本
図5を参照するか変形して前記情報登録過程に対する多様な実施方法(例えば、一部の段階が省略されるか、または順序が変更された実施方法)を類推することができるはずである。本発明は前記類推されるすべての実施方法を含み、本
図5に図示された実施方法にのみその技術的特徴が限定されない。
【0217】
図5を参照すると、本発明の音波信号を利用した非同期式逆方向決済を提供する加盟店で運営する加盟店側の端末300は、指定された運営サーバー200に前記加盟店に対する加盟店登録情報、決済のために前記加盟店に付与された加盟店情報、前記加盟店側の端末300に備えられた端末情報のうち少なくとも一つの加盟店関連情報を登録要請し500、前記運営サーバー200は、前記加盟店側の端末300から前記加盟店関連情報を受信して指定されたデータベースに登録保存することができる505。実施方法により前記加盟店関連情報は前記運営サーバー200と関連した別途の運営端末を通じて登録され得、これによって本発明は限定されない。
【0218】
一方、本発明の音波信号を利用した非同期式逆方向決済を提供する加盟店の加盟店側の端末300は、前記運営サーバー200で前記加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するために、重複しないように固有に決定された固有コードを登録要請し510、前記運営サーバー200は、本発明の第1〜第6固有コード確認の実施例のうち少なくとも一つの実施例により本発明の第1〜第4固有コードの実施例のうち少なくとも一つの実施例に対応する固有コードを確認する515。もし、前記固有コードが確認されると、前記運営サーバー200は、前記確認された固有コードを前記加盟店関連情報と関連するように処理して指定されたデータベースに保存することができる520。
【0219】
一方、本発明の音波信号を利用した非同期式逆方向決済を提供する加盟店の加盟店側の端末300や音波装置360を通じて前記非同期式逆方向決済のために使い捨てコードを生成する場合、前記加盟店側の端末300は、前記使い捨てコードの生成/認証のためのシード情報を登録するように要請し525、前記運営サーバー200は、前記非同期式逆方向決済中に生成される使い捨てコードを認証するために必要なシード値を確認/決定するためのシード情報を確認する530。もし、前記シード情報が確認されると、前記運営サーバー200は、前記固有コード(または加盟店関連情報)と前記シード情報を連係して指定されたデータベースに保存する535。
【0220】
図6は本発明の一実施方法により非同期式逆方向決済のための逆方向情報の流れの過程を図示した図面である。
【0221】
より詳細には、本
図6は加盟店側の端末300で逆方向決済のための金額情報を含む取引登録情報を運営サーバー200に伝送すると、運営サーバー200で逆方向決済を要請した加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別ハハはUGIDを生成して取引登録情報とマッピングして保存し、運営サーバー200で加盟店側の端末300に前記UGIDを提供すると、加盟店側の端末300で音波送出機能を通じて前記UGIDを含む送出情報を符号化した音波信号を送出する過程の一実施例を図示したものであって、本発明が属した技術分野で通常の知識を有する者であれば、本
図6を参照するか変形して前記逆方向情報の流れの過程に対する多様な実施方法(例えば、一部の段階が省略されるか、または順序が変更された実施方法)を類推することができるはずである。本発明は前記類推されるすべての実施方法を含み、本
図6に図示された実施方法にのみその技術的特徴が限定されない。
【0222】
図6を参照すると、非同期式逆方向決済を要請する加盟店で運営する加盟店側の端末300は、逆方向決済する金額情報の入力を受けるか指定された手続きにより前記金額情報を確認し(600、前記金額情報を含む取引登録情報を構成して運営サーバー200に伝送する605。一方、実施方法により前記取引登録情報は前記金額情報以外に商品情報、日時情報、加盟店関連情報、固有コードのうち少なくとも一つをさらに含むことができる。
【0223】
前記運営サーバー200は、前記加盟店側の端末300から前記取引登録情報を受信し610、前記加盟店側の端末300を通じて逆方向決済を要請した加盟店を固有識別するとともに前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するUGIDを生成する615。もし、前記UGIDが生成されると、前記運営サーバー200は、前記取引登録情報とUGIDを連係して保存媒体に保存し620、前記加盟店側の端末300に前記UGIDを含む登録結果情報を伝送する625。
【0224】
前記加盟店側の端末300は、前記運営サーバー200から前記UGIDを含む登録結果情報を受信する630。一方、実施方法により前記加盟店側の端末300は、指定されたシード情報を通じて確認/決定されるシード値を指定されたコード生成アルゴリズムに代入して前記UGIDを通じて識別される対象(例えば、逆方向決済を要請した加盟店と前記加盟店側の端末300を通じて登録された取引登録情報)を認証するための指定されたコード体系の使い捨てコードを動的生成することができる635。一方、実施方法により前記使い捨てコードは省略されるかまたは前記音波装置360を通じて生成可能であり、これによって本発明は限定されない。
【0225】
もし、前記使い捨てコードが生成されると、前記加盟店側の端末300は、前記UGIDと使い捨てコードを指定された構造で含む送出情報を構成し640、音波送出機能を通じて前記送出情報を符号化した指定された周波数帯域の音波信号を送出するように処理し645、前記送出情報が符号化された音波信号は近距離の使用者無線端末400に受信され得る。
【0226】
図7は本発明の他の一実施方法により非同期式逆方向決済のための逆方向情報の流れの過程を図示した図面である。
【0227】
より詳細には、本
図7は加盟店側の端末300で逆方向決済のための金額情報の入力を受けるか確認した場合、逆方向決済を要請する加盟店を別途に固有識別するとともに、前記取引登録情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別ハハはUGIDを生成するか確認した後、前記金額情報を含む取引登録情報とUGIDを運営サーバー200に伝送すると、運営サーバー200で前記取引登録情報とUGIDをマッピングして保存し、運営サーバー200で加盟店側の端末300に前記UGIDを符号化した音波信号の送出を要請すると加盟店側の端末300で音波送出機能を通じて前記UGIDを含む送出情報を符号化した音波信号を送出する過程の一実施例を図示したものであって、本発明が属した技術分野で通常の知識を有する者であれば、本
図7を参照するか変形して前記逆方向情報の流れの過程に対する多様な実施方法(例えば、一部の段階が省略されるか、または順序が変更された実施方法)を類推することができるはずである。本発明は前記類推されるすべての実施方法を含み、本
図7に図示された実施方法にのみその技術的特徴が限定されない。
【0228】
図7を参照すると、非同期式逆方向決済を要請する加盟店で運営する加盟店側の端末300は、逆方向決済する金額情報の入力を受けるか指定された手続きにより前記金額情報を確認する700。逆方向決済する金額情報の入力を受けるか確認された場合、前記加盟店側の端末300は、逆方向決済を要請する加盟店を固有識別するとともに前記金額情報に対応する特定の取り引きを唯一に識別するUGIDを生成する705。もし、前記加盟店に備えられた音波装置360を通じて前記UGIDが生成された場合、前記加盟店側の端末300は、前記音波装置360を通じて生成されたUGIDを確認することができる705。もし、前記UGIDが生成されるか確認されると、前記加盟店側の端末300は、前記金額情報を含む取引登録情報と前記UGIDを運営サーバー200に伝送する710。一方、実施方法により前記取引登録情報は前記金額情報以外に商品情報、日時情報、加盟店関連情報、固有コードのうち少なくとも一つをさらに含むことができる。
【0229】
前記運営サーバー200は、前記加盟店側の端末300から前記取引登録情報と前記UGIDを受信し715、前記取引登録情報とUGIDを連係して保存媒体に保存した後720、前記加盟店側の端末300に前記UGIDを符号化した音波信号の送出要請を含む登録結果情報を伝送する725。
【0230】
前記加盟店側の端末300は、前記運営サーバー200から前記UGIDを符号化した音波信号の送出要請を含む登録結果情報を受信する730。一方、実施方法により前記加盟店側の端末300は、指定されたシード情報を通じて確認/決定されるシード値を指定されたコード生成アルゴリズムに代入して前記UGIDを通じて識別される対象(例えば、逆方向決済を要請した加盟店と前記加盟店側の端末300を通じて登録された取引登録情報)を認証するための指定されたコード体系の使い捨てコードを動的生成することができる735。一方、実施方法により前記使い捨てコードは省略されるかまたは前記音波装置360を通じて生成可能であり、これによって本発明は限定されない。
【0231】
もし、前記使い捨てコードが生成されると、前記加盟店側の端末300は、前記UGIDと使い捨てコードを指定された構造で含む送出情報を構成し740、音波送出機能を通じて前記送出情報を符号化した指定された周波数帯域の音波信号を送出するように処理し745、前記送出情報が符号化された音波信号は近距離の使用者無線端末400に受信され得る。
【0232】
図8は本発明の実施方法に係る使用者無線端末400の取引情報確認および決済過程を図示した図面である。
【0233】
より詳細には、本
図8は使用者無線端末400の運営アプリ420で前記
図6または
図7の過程を通じて送出された音波信号を受信し判読してUGIDと使い捨てコードを認識し、運営サーバー200に前記UGIDと使い捨てコードを含む認識情報を伝送すると、前記運営サーバー200で前記UGIDを通じて加盟店を識別認証するとともに前記識別認証された加盟店で登録した取引登録情報のうち前記UGIDを通じて唯一に識別されるいずれか一つの取引登録情報を確認した後、前記使用者無線端末400の運営アプリ420に前記取引登録情報の金額情報に基づいて確認したか算出した取引金額を含む取引情報を提供すると、使用者無線端末400で取引情報を利用して決済する過程の一実施例を図示したものであって、本発明が属した技術分野で通常の知識を有する者であれば、本
図8を参照するか変形して前記取引情報確認過程に対する多様な実施方法(例えば、一部の段階が省略されるか、または順序が変更された実施方法)を類推することができるはずである。本発明は前記類推されるすべての実施方法を含み、本
図8に図示された実施方法にのみその技術的特徴が限定されない。
【0234】
図8を参照すると、前記
図6または
図7に図示された過程を通じて加盟店側の端末300でUGIDと使い捨てコードを符号化した指定された周波数帯域の音波信号が送出される場合、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記使用者無線端末400の音波入力部410を通じて指定された周波数帯域の音波信号が入力されたるのか確認する800。もし、指定された周波数帯域の音波信号が入力されたのが確認されると、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記入力された音波信号を判読してUGIDと使い捨てコードを認識する805。
【0235】
もし、前記音波装置360から入力された音波信号を通じて前記UGIDと使い捨てコードが認識されると、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記UGIDと使い捨てコードを含む認識情報を構成して前記運営サーバー200に前記UGIDと使い捨てコードを含む認識情報を伝送する810。
【0236】
前記運営サーバー200は、前記UGIDと使い捨てコードを含む認識情報を受信し815、前記認識情報のUGIDを判読して前記UGIDに隠匿された固有コードを読み出した後820、前記
図5の過程を通じて登録された情報と前記読み出した固有コードを比較して逆方向決済を要請した加盟店を識別認証する825。
【0237】
一方、前記認識情報に含まれたUGIDを通じて逆方向決済を要請した加盟店が識別認証されないのであれば、前記運営サーバー200は、前記使用者無線端末400の運営アプリ420に前記認識情報に含まれたUGIDに対するエラー情報を提供し830、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記エラー情報を受信して出力する835。
【0238】
一方、前記認識情報に含まれたUGIDを通じて逆方向決済を要請した加盟店が識別認証されて前記認識情報に使い捨てコードが含まれた場合、前記運営サーバー200は、前記
図5の過程を通じて前記UGIDから読み出した固有コード(または前記識別認証された加盟店の加盟店関連情報)と連係して登録されたシード情報を確認し、前記確認されたシード情報を利用して前記認識情報に含まれた使い捨てコードの有効性を認証することができる840。
【0239】
もし、前記使い捨てコードの有効性が認証されないのであれば、前記運営サーバー200は、前記使用者無線端末400の運営アプリ420に前記認識情報に含まれた使い捨てコードに対するエラー情報を提供し830、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記エラー情報を受信して出力する835。
【0240】
一方、前記認識情報のUGIDを通じて逆方向決済を要請した加盟店が識別認証され、実施方法により前記認識情報の使い捨てコードの有効性が認証されると、前記運営サーバー200は、前記UGIDを通じて少なくとも一定時間の間唯一に識別される取引登録情報を確認する845。もし、前記UGIDを通じて識別される取引登録情報が確認されないのであれば、前記運営サーバー200は、前記UGIDを通じて固有識別される加盟店で前記UGIDを通じて一定時間の間識別される取引登録情報が登録されるのか待機することがすることができ850、もし、前記UGIDを通じて識別される唯一の取引登録情報が確認される場合、前記取引登録情報の金額情報に対応する取引金額を確認するか算出し855、前記使用者無線端末400の運営アプリ420に前記確認/算出した取引金額を含む取引情報を提供し860、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、前記取引金額を含む取引情報を受信して出力する865。
【0241】
前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、本発明の第1または第2決済実施例により使用者無線端末400に備えられた決済アプリ450を駆動して前記決済アプリ450を通じて取引情報に対する決済を処理するようにすることができ870、前記使用者無線端末400の決済アプリ450は、前記取引情報を確認して決済システム上の決済サーバー105と連動して前記取引情報に対する決済を処理することができる870。一方、前記使用者無線端末400の運営アプリ420は、本発明の第3決済実施例により決済システム上の決済サーバー105と連動して前記取引情報に対する決済を処理することができる870。前記運営サーバー200は、前記使用者無線端末400の決済アプリ450や運営アプリ420と連動して決済を処理した決済サーバーから前記取引情報に対する決済結果情報を受信するか、または前記使用者無線端末400の決済アプリ450や運営アプリ420から前記決済結果情報を受信した後、前記加盟店側の端末300に前記決済結果情報を提供することができる。