特表2018-538045(P2018-538045A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2018-538045分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2018-538045(P2018-538045A)
(43)【公表日】2018年12月27日
(54)【発明の名称】分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース
(51)【国際特許分類】
   A45D 40/18 20060101AFI20181130BHJP
   A45C 11/00 20060101ALI20181130BHJP
【FI】
   A45D40/18 Z
   A45D40/18 B
   A45C11/00 E
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2018-526569(P2018-526569)
(86)(22)【出願日】2016年11月7日
(85)【翻訳文提出日】2018年6月8日
(86)【国際出願番号】KR2016012721
(87)【国際公開番号】WO2017090914
(87)【国際公開日】20170601
(31)【優先権主張番号】10-2015-0164809
(32)【優先日】2015年11月24日
(33)【優先権主張国】KR
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG
(71)【出願人】
【識別番号】518124999
【氏名又は名称】ワン デイ ワン コミュニケーション
【氏名又は名称原語表記】ONE DAY ONE COMMUNICATION
(74)【代理人】
【識別番号】110000419
【氏名又は名称】特許業務法人太田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム チャン ヒ
(72)【発明者】
【氏名】ソン セ リ
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045BA11
3B045BA26
(57)【要約】
本発明は携帯電話ケースに関するもので、詳細には携帯電話ケースの背面に多様な組み合わせが出来る複数のメイクアップパレットを保管する為の化粧品保管ホームが具備されていて使用者の選択によって多様な色や機能のメイクアップパレットを選択して組み合わせることで多くの種類の化粧品とお化粧用ツールを別途で携帯しなければならない不便さを解消することができて、メイクアップパレットを自由に構成することで使用者の個性と好みを反映することができて、必要なモジュールだけを交換して入れ替えることができるので一つの化粧品を使うためにメイクアップパレット全体を新たに購買する必要がないから合理的で経済的な分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースに関するものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話が収納されるように本体の正面の枠に段が隆起されたケースに関して、
前記本体の背面中央部に長方形で形成されるパレット収納ホームと;
正方形又は長方形で形成されて、化粧品が入って前記パレット収納ホームに複数配列されるメイクアップパレット;および
前記本体と同じサイズの版型で形成されて前記本体の背面一側で回転出来るように軸結合するカバーを含むことを特徴として持つことを特徴とする分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項2】
前記分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースは前記パレット収納ホームの両側に前記携帯電話のサイズによって一つ以上の補助パレット収納ホームを形成して、前記補助パレット収納ホームにこれに対応する形の補助メイクアップパレットを収納ずることを特徴とする、請求項1に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項3】
前記パレット収納ホーム又は補助パレット収納ホームは
内側底面に第一マグネットプレートが形成されて、
前記メイクアップパレット又は補助メイクアップパレットは
底面に第二マグネットプレートが形成されて前記パレット収納ホームや補助パレット収納ホームに付着することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項4】
前記パレット収納ホーム又は補助パレット収納ホームは
内側底面に一つ以上の第第一締結ホームが形成されて、
前記メイクアップパレット又は補助メイクアップパレットは
底面に前記パレット収納ホーム又は補助パレット収納ホームの第一締結ホームに締結するように第一締結突起が形成されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項5】
前記パレット収納ホームは
正面もしくは背面が解放されて開放部を形成し、左側面もしくは有側面の枠に第一スライディング突起が形成されて、有側面もしくは左側面の枠に第一スライディングホームを具備して、
前記メイクアップパレットは
一側面に前記パレット収納ホームの第一スライディング突起または隣りのメイクアップパレットが結合するように第二スライディングホームが形成されて、他側面に前記パレット収納ホームの第二スライディングホームもしくは隣りのメイクアップパレットと結合するように第二スライディング突起が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項6】
前記パレット収納ホームは
前記開放部に前記メイクアップパレットを挿入及び固定させるように一端が回転出来るヒンジ結合する固定バーを具備することを特徴とする、請求項5に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項7】
前記カバーは
内側面に鏡ホームを具備して、
前記鏡ホームに鏡が付着されることを特徴とする、請求項1に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項8】
前記鏡は
背面にNFC(Near Field Communication)モジュールが付着されて、枠が透明に形成されて、背面の枠には前記NFCモジュールの周波数によって発光する発光部材を付着することを特徴とする、請求項7に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項9】
前記NFCモジュールは
前記携帯電話に設置したアプリによって動作することを特徴とする、請求項7に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項10】
前記カバーは、
底面一側の背面に第一固定マグネットが設置されえ、
前記本体の背面に前記カバーの第一固定マグネットと対応する位置に第二固定マグネットを具備して前記カバーを前記本体に固定することを特徴とする、請求項1に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【請求項11】
前記カバーは、
前記カバーは底面一側に第二締結突起が突出形成されて、
前記本体の背面に前記カバーの第二締結突起と対応する位置に第二締結ホームが形成されて相互結合によって前記カバーを前記本体に固定することを特徴とする、請求項1に記載の分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話ケースに関するもので、詳細的には携帯電話ケースの背面に多様な組み合わせが出来る複数のメイクアップパレットを保管する為の化粧品保管空間を具備して、使用者の選択によって多様なカラーのメイクアップパレットを選んで組み合わす事で多くの化粧品と化粧用ツールをポーチなどの中で別途携帯しなければならない不便さを解消できるとともに、メイクアップパレットを自由に構成しながら使用者の個性や好みを反映することができ、必要なメイクアップモジュールだけを交換して入れることが出来るから一つの化粧品を使うためにメイクアップパレット全体を新たに購買しなくても構わないので合理的で経済的な分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話は人が携帯しながら手の中で易く使用できる電話通信端末機器で、現代人はほとんど必ず携帯している。
【0003】
このような携帯電話にはDMB(Digital Multimedia Broadcasting), ナビゲーション、カメラ、デジタル音源MP3(Mpeg Audio Layer-3)とデジタル映像を再生するマルチメディアプレーヤー(Multi media player)など多くの機能を備えており、アプリ(APP : Application)という応用プラグラムによって更に多くのデジタル機器の役割をしている。
【0004】
最近のスマートフォンはデータ通信網とWiFi(Wireless Fideliti)を利用して無線インターネットが出来るようになったとともに更に多くの機能が追加されて、そのデザインや形がどんどん美麗になっている。
【0005】
現在販売されているほとんどのスマートフォンはディスプレイの全面がタッチパネルで形成されたバータイプ(bar type)で、そのタッチパネルは強化ガラスで保護されている。
【0006】
強化ガラスは擦れや正面からの衝撃には強いが、側面からの衝撃には弱くて壊れやすいせいで、ディスプレイパネルが強化ガラスで製作されたスマートフォンが使用者の不注意で地面に落下した場合、ディスプレイを保護した前面パネル、またはディスプレイパネル自体が地面との衝撃によって壊れるなどの問題が発生する。
【0007】
それで、使用者たちは比較的に高価で美麗な自分の携帯電話に生じるかもしれない擦れやキズ、破損などを防止するために携帯電話保護ケースを利用して携帯電話を保護していて、好みによる多様な形の携帯電話保護ケースが販売されている。
【0008】
このような携帯電話保護ケースは手帳タイプ、フリップタイプ、バンパータイプ、ウィンドウタイプ、ジェリータイプなど多様な形で製作される。
【0009】
一方、携帯電話を使用する女性の場合、携帯電話と化粧品を別々にカバンに入れなければならないせいでカバンのサイズが大きくなるという問題があると共に、お化粧直しのためにいつも化粧品収納ケース(ポーチ)を持たなければならないという不便な問題があった。
【0010】
前記のような問題点を解決する為に韓国登録実用新案広報20−0474066号(化粧品が具備された携帯電話)、韓国公開特許公報10−2009−0014092号(化粧品収納手段を持つ携帯電話)などのように化粧品が収納された携帯電話ケースが発明された。
【0011】
前記化粧品が具備された携帯電話は多数の収容ホームを持つ化粧品ケースと;前記化粧品ケースの収容ホームに収容される化粧品と;前記化粧品ケースの上面に沿って一定な高さで連長設置されて本体を上下でスライディングするようにするガイド部と;前記ガイド部に挿入されて上下でスライディングして化粧品ケースを開閉すると共に通信をする本体から成る。
【0012】
そして、前記化粧品収納手段を持つ携帯電話は携帯電話を本体に化粧品を収納する化粧品収納手段を備えて、化粧品収納手段は、本体と一体化して又は分離出来るように形成されて、本体と一体化する場合は化粧品のリフィールが出来るリフィール容器を持つように作られる。
【0013】
しかし、このような将来の化粧品携帯電話ケースは化粧品がケースの中のホームに充填されるので個別的に交換が出来なくて、いつも同じ色の化粧品だけを提供してもらうので、ほかの色の化粧品が欲しい場合は別途で化粧品を具備しなければならないという問題点がある。
【0014】
そして、このような将来の化粧品携帯電話ケースは照明が付いていないという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】韓国登録実用新案広報20−0474066号公報
【特許文献2】韓国公開特許公報10−2009−0014092号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
本発明は前記のような問題点を解決するためのもので、携帯電話ケースの背面に多様な組み合わせが出来る複数のメイクアップパレットを保管する為の化粧品保管ホームが具備されていて使用者の選択によって多様な色や機能のメイクアップパレットを選択して組み合わせることで多くの種類の化粧品とお化粧用ツールを別途で携帯しなければならない不便さを解消することができて、メイクアップパレットを自由に構成することで使用者の個性と好みを反映することができて、必要なモジュールだけを交換して入れ替えることができるので一つの化粧品を使うためにメイクアップパレット全体を新たに購買する必要がないから合理的で経済的な分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースを提供することにその目的がある。
【0017】
そして、この発明は化粧品保管ホームに回転できるカバーを具備して、カバーの内側に鏡を付着し、鏡の背面にはNFCモジュールを付着して、鏡の枠にNFCモジュールによって発光する発光部材を形成してスマートフォンに設置されたアプリから受信された周波数信号によって発光部材が発光するようにすることで暗い場所でも易く化粧品を塗ることや直すことが出来るようにする分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースを提供するのにその他の目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0018】
前記のような目的を達成する為の本発明の特徴は、
携帯電話が収納されるように本体の正面の枠に段が隆起されたケースに関して、前記本体の背面中央部に長方形で形成されるパレット収納ホームと;正方形又は長方形で形成されて、化粧品が入って前記パレット収納ホームに複数配列されるメイクアップパレット;および前記本体と同じサイズの版型で形成されて前記本体の背面一側で回転出来るように軸結合するカバーを含むことを特徴として持つ。
【0019】
ここで、前記分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースは前記パレット収納ホームの両側に前記携帯電話のサイズによって一つ以上の補助パレット収納ホームを形成して、前記補助パレット収納ホームにこれに対応する形の補助メイクアップパレットを収納ずる。
【0020】
ここでまた、前記パレット収納ホーム又は補助パレット収納ホームは内側底面に第一マグネットプレートが形成されて、前記メイクアップパレット又は補助メイクアップパレットは底面に第二マグネットプレートが形成されて前記パレット収納ホームや補助パレット収納ホームに付着する。
【0021】
ここでまた、前記パレット収納ホーム又は補助パレット収納ホームは内側底面に一つ以上の第第一締結ホームが形成されて、前記メイクアップパレット又は補助メイクアップパレットは底面に前記パレット収納ホーム又は補助パレット収納ホームの第一締結ホームに締結するように第一締結突起が形成される。
【0022】
ここでまた、前記パレット収納ホームは正面もしくは背面が解放されて開放部を形成し、左側面もしくは有側面の枠に第一スライディング突起が形成されて、有側面もしくは左側面の枠に第一スライディングホームを具備して、前記メイクアップパレットは一側面に前記パレット収納ホームの第一スライディング突起または隣りのメイクアップパレットが結合するように第二スライディングホームが形成されて、他側面に前記パレット収納ホームの第二スライディングホームもしくは隣りのメイクアップパレットと結合するように第二スライディング突起が形成される。
【0023】
ここでまた、前記パレット収納ホームは前記開放部に前記メイクアップパレットを挿入及び固定させるように一端が回転出来るヒンジ結合する固定バーを具備する。
【0024】
ここでまた、前記カバーは内側面に鏡ホームを具備して、前記鏡ホームに鏡が付着される。
【0025】
ここでまた、前記鏡は背面にNFC(Near Field Communication)モジュールが付着されて、枠が透明に形成されて、背面の枠には前記NFCモジュールの周波数によって発光する発光部材を付着する。
【0026】
ここでまた、前記NFCモジュールは前記携帯電話に設置したアプリによって動作する。
【0027】
ここでまた、前記NFCモジュールは底面一側に第一固定マグネットが設置されて、前記本体の背面に前記カバーの第一固定マグネットと対応する位置に第二固定マグネットが具備されて前記カバーを前記本体に固定する。
【0028】
ここでまた、前記カバーは底面一側に第二締結突起が突出形成されて、前記本体の背面に前記カバーの第二締結突起と対応する位置に第二締結ホームが形成されて相互結合によって前記カバーを前記本体に固定する。
【発明の効果】
【0029】
前記のように構成される本発明である分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースによると、携帯電話ケースの背面に多様な組み合わせが出来る複数のメイクアップパレットを保管する為の化粧品保管ホームが具備されていて使用者の選択によって多様な色や機能のメイクアップパレットを選択して組み合わせることで多くの種類の化粧品とお化粧用ツールを別途で携帯しなければならない不便さを解消することができて、メイクアップパレットを自由に構成することで使用者の個性と好みを反映することができて、必要なモジュールだけを交換して入れ替えることができるので一つの化粧品を使うためにメイクアップパレット全体を新たに購買する必要がないから合理的で経済的である。
【0030】
そして、本発明によると 化粧品保管ホームに回転できるカバーを具備して、カバーの内側に鏡を付着し、鏡の背面にはNFCモジュールを付着して、鏡の枠にNFCモジュールによって発光する発光部材を形成してスマートフォンに設置されたアプリから受信された周波数信号によって発光部材が発光するようにすることで暗い場所でもたやすく化粧品を塗ることや直すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの構成を示す正面斜視図である。
図2】本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの構成を示す背面斜視図である。
図3】本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの構成を示す背面斜視図である。
図4図2の分解斜視図である。
図5】本発明の他の実施例による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの構成を示す背面斜視図である。
図6】本発明の他の実施例による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの構成を示す背面斜視図である。
図7】本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの使用状態を示す使用状態図である。
図8】本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの使用状態を示す使用状態図である。
図9】本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの使用状態を示す使用状態図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、本発明の実施例による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの構成を添付の図面を参照して詳細に説明すると次のとおりである。
【0033】
下記のように本発明を説明することに当たって、 関連した公知の機能または構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にすると判断される場合には、その詳細な説明は省略するものである。そして、後述される用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語で、これは、使用者、運用者の意図または慣例などによって変わることができる。したがって、その定義は、本明細書の全般にわたった内容に基づいてなされるのが望ましい。
【0034】
図1は本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの構成を示す正面斜視図で、図2及び図3は本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの構成を示す背面斜視図で、図4図2の分解斜視図で、図5及び図6は本発明の他の実施例による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの構成を示す背面斜視図で、図7から図9は本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの使用状態を示す使用状態図である。
【0035】
図1から図9を参照すると、本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース(1)は、本体(10)と、パレット収納ホーム(20)と、メイクアップパレット(30)と、カバー(40)を含めて構成される。
【0036】
まず、本体(10)は合成樹脂または金属材質で、携帯電話を収納出来るように正面の枠に段(11)が隆起形成される。ここで、本体(10)は携帯電話(S)と対応するようにカメラ、マイク、イヤホン、ボタン、フラッシューなどのような複数のホール(13)が形成されて、選択によって正面にフリップカバー(図なし)を具備することもできる。
【0037】
そして、パレット収納ホーム(20)は本体(10)と一体で形成されるが、本体(10)の背面中央部に長方形で形成される。ここで、パレット収納ホーム(20)のサイズは汎用性のために携帯電話のサイズにかかわらず同一なサイズ(例えば、15cm×5cm)の長方形で形成される。
【0038】
ここで、パレット収納ホーム(20)は図4に図示したように内側底面に第一マグネットプレート(61)が形成されるか、図5に図示したように内側底面に一つ以上の第一締結ホームが形成されるか、図6に図示したように正面もしくは背面が解放されて開放部(80)が形成されて、左側面または右側面の枠に第一スライディングホーム(83)が具備される。ここで、図6のようなパレット収納ホーム(20)は開放部(80)にメイクアップパレット(30)を挿入及び固定するために一端が回転出来るようにヒンジ結合して、本体(10)にロッキング及びアンロックキングされる固定バー(85)を具備するのが望ましい。また、固定バー(85)を中空状で形成して内部にメイクアップブラッシュ(図なし)を収納することもできる。
【0039】
また、メイクアップパレット(30)は、合成樹脂または金属材質で、正方形または長方形で形成されて、マイクアップ化粧品が内部に入ってパレット収納ホーム(20)に複数が配列する。この時、メイクアップパレット(30)は図3のようにパレット収納ホーム(20)で基本的な5×3で配列するか、図7乃至図9に図示したように多様なサイズで製作してパズルのように配列して、その一つのメイクアップパレットをメイクアップブラッシュ専用として使用することもできる。
【0040】
ここで、メイクアップパレット(30)は、図4に示すようにパレット収納ホーム(20)に第一マグネットプレート(61)と相互付着するように底面に第二マグネットプレートが形成されるか、図5に示すようにパレット収納ホーム(20)の第一締結ホーム(71)に締結するように底面に第一締結突起(73)が突出形成されるか、図6に示すように一側面にパレット収納ホーム(20)の第一スライディング突起(81)または隣りのメイクアップパレット(30)の第二スライディング突起(89)が結合するように第二スライディングホーム(87)が形成されて、他側面にパレット収納ホーム(20)の第一スライディングホーム(83)もしくは隣りのメイクアップパレット(30)の第二スライディングホーム(87)が結合するように第二スライディング突起(89)が形成されることもできる。この際、第一締結突起(73)と第一締結ホーム(71)の位置は相互変更できて、その数は選択によって変更できる。
【0041】
また、カバー(40)は、合成樹脂または金属材質で本体(10)と同じサイズの版形で形成されて、本体(10)の背面一側で回転出来るように軸結合する。この際、カバー(40)は内側一側にホーム(図なし)を形成してメイクアップブラッシュ(図なし)を収納することもできる。
【0042】
ここで、カバー(40)は内側面に鏡ホーム(41)を具備して、鏡ホーム(41)に鏡(90)が付着されて、鏡(90)は図4に示したように背面にNFC(Near Field Communication)モジュール(91)が付着されて、枠が透明に形成されて、背面の枠には前記NFCモジュール(91)の周波数によって発光する発光部材(93)を付着して、NFCモジュール(91)は携帯電話(S)に設置したアプリによって動作する。この際、NFCモジュール(91)と発光部材(93)の構成は韓国登録特許10-1216854号、10-1344048号などで説明した公知の構成であり、NFCモジュール(91)と携帯電話(S)の認識距離が短くて通信できない場合はパレット収納ホーム(20)にNFCモジュール(91)を設置して、回路機版が印刷されたフレキシブルフィルムなどを利用して鏡(90)に位置した発光部材(93)と電気的に連結できる。また、鏡(90)の枠を透明に形成するが、その透明な部分を円形、長方形、星形など多様な形でホールを形成して光が出て来るようにして美しくすることもできる。
【0043】
ここでまた、カバー(40)は図4に図示したように底面一側に第一固定マグネット(43A)が設置されて、本体(10)の背面に前記カバー(40)の第一固定マグネット(もしくは金属)(43A)と対応する位置に第二固定マグネット(もしくは金属)(15A)を具備してカバー(40)を本体(10)に固定したり、図5に示したように底面一側に第二締結突起(43B)が突出形成されて、本体(10)の背面にカバー(40)の第二締結突起(43B)と対応する位置に第二締結ホーム(15B)が形成されて相互結合によってカバー(40)を本体に固定することが出来る。この際、第二締結突起(43B)と第二締結ホーム(15B)の位置は相互変更できて、その数は選択によって変わることができる。
【0044】
一方、本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケース(1)はパレット収納ホーム(20)の両側面に携帯電話(S)のサイズによって一つ以上の補助パレット収納ホーム(50)を形成して、補助パレット収納ホーム(50)にこれに対応する形状の補助メイクアップパレット(60)を収納する。
【0045】
ここで、補助パレット収納ホーム(50)は、内側底面に第一マグネットプレート(61)が形成されて、補助メイクアップパレット(60)は底面に第二マグネットプレート(63)が形成されて補助パレット収納ホーム(50)に付着されたり、内側底面に一つ以上の第一締結ホーム(71)が形成されて補助メイクアップパレット(60)は底面に補助パレット収納ホーム(50)の第一締結ホーム(71)に締結するように第一締結突起(73)が突出形成されることができる。この際、第一締結突起(73)と第一締結ホーム(71)が相互変更できる。
【0046】
以下、本発明による分離及び組み合わせが出来るメイクアップパレットを備えた携帯電話ケースの動作を添付の図面を参照して詳細に説明すると次のとおりである。
【0047】
まず、使用者は本体(10)の段(11)を利用して正面に携帯電話(S)を収納して固定させる。
【0048】
そのあと、使用者はカバー(40)を開けて、好きな組み合わせのメイクアップパレット(30)パレット収納ホーム(20)に挿入する。
【0049】
同じように、補助パレット収納ホーム(50)に補助メイクアップパレット(60)を収納してカバー(40)を閉めた状態で携帯する。
【0050】
この状態から、使用者が化粧品を塗ったり、お化粧直しする為にカバー(40)を開放して、メイクアップブラッシュまたはパフにメイクアップパレット(30)もしくは補助メイクアップパレット(60)に入られたメイクアップ化粧品を付けて使用する。
【0051】
一方、周りが暗い場合使用者は携帯電話(S)つまりスマートフォンに設置されたアプリを利用して鏡(90)に付着されたNFCモジュール(91)で周波数を伝送したら、NFCモジュール(91)で発光部材(93)を発光させて照明として使用できる。
【0052】
そして、使用者はメイクアップパレット(30)個別的に入れ替えたり、全体を好きな配列にして使用できる。
【0053】
本発明は、多様に変形することができて多様な形をとることができ、前記発明の詳細な説明ではそれに従う特別な実施例だけについて記述した。しかし、本発明は詳細な説明で記載されている特殊な形式に限定されるものではないことを理解する必要があり、むしろ、添付された請求の範囲によって定義される本発明の精神と範囲内にあるすべての変形物と均等物および代替物を含むものと理解されなければならない。
【符号の説明】
【0054】
1:携帯電話ケース
10:本体
20:パレット収納ホーム
30:メイクアップパレット
40:カバー
50:補助パレット収納ホーム
60:補助メイクアップパレット
90:鏡
91:NFCモジュール
93:発光部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【国際調査報告】