特表2018-538449(P2018-538449A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ガードハット インコーポレイテッドの特許一覧

特表2018-538449ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ
<>
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000003
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000004
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000005
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000006
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000007
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000008
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000009
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000010
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000011
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000012
  • 特表2018538449-ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ 図000013
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2018-538449(P2018-538449A)
(43)【公表日】2018年12月27日
(54)【発明の名称】ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリ
(51)【国際特許分類】
   A42B 3/30 20060101AFI20181130BHJP
   H04R 1/00 20060101ALI20181130BHJP
【FI】
   A42B3/30
   H04R1/00 318D
   H04R1/00 328D
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2018-518998(P2018-518998)
(86)(22)【出願日】2016年10月10日
(85)【翻訳文提出日】2018年4月24日
(86)【国際出願番号】US2016056264
(87)【国際公開番号】WO2017069961
(87)【国際公開日】20170427
(31)【優先権主張番号】14/883,157
(32)【優先日】2015年10月14日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】15/087,972
(32)【優先日】2016年3月31日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.FIREWIRE
(71)【出願人】
【識別番号】517135822
【氏名又は名称】ガードハット インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】デイ,サイカット
(72)【発明者】
【氏名】リープメイヤー,ヘリット
(72)【発明者】
【氏名】セングプタ,アヌパム
(72)【発明者】
【氏名】ズヘイボロンコブ,ミハイル
(72)【発明者】
【氏名】ペルマル,セニ
(72)【発明者】
【氏名】フレイドマン,スティーブン
【テーマコード(参考)】
3B107
5D017
【Fターム(参考)】
3B107EA05
5D017AC17
5D017BB16
(57)【要約】
周辺機器をホストウェアラブル装置と接合するための接続アセンブリ。アセンブリの実施形態は、イヤホン、映像表示装置、ヘッドランプ、溶接用顔面シールドなどの様々な付属品の機械的および電気的取付けの両方が可能な付属品接続部を備えたヘルメットであることが可能である。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合するための接続アセンブリであって、
前記ホストウェアラブル装置に固定された筐体であって、前記筐体は受容体を画定する、筐体と、
前記筐体を通って前記ホストウェアラブル装置の一部の中に延在する電気接点とを備える、接続アセンブリ。
【請求項2】
前記周辺機器を前記筐体に固定するために、前記筐体の一部に沿って配置されたバイアス面を含む、請求項1に記載の接続アセンブリ。
【請求項3】
前記受容体は、それを通って前記周辺機器の一部が延在する開口を画定する、請求項1に記載の接続アセンブリ。
【請求項4】
前記周辺機器に電力を供給するために、前記ホストウェアラブル装置の一部および前記受容体を通って延在する第2の接点を含む、請求項1に記載の接続アセンブリ。
【請求項5】
前記受容体は前記電気接点に接近することができる開口端を含む、請求項1に記載の接続アセンブリ。
【請求項6】
前記受容体は、前記周辺機器の一部を押して前記電気接点と接触させるバイアス面を含み、前記周辺機器が前記受容体内にある限り前記電気接点と前記周辺機器との間に閉回路を維持する、請求項1に記載の接続アセンブリ。
【請求項7】
前記バイアス面は前記電気接点に対して傾斜して延在する、請求項5に記載の接続アセンブリ。
【請求項8】
前記電気接点はデータインターフェースである、請求項4に記載の接続アセンブリ。
【請求項9】
前記第2の接点は電力インターフェースである、請求項8に記載の接続アセンブリ。
【請求項10】
ヘルメットアセンブリであって
使用者の頭部を取り囲む基部リングと、
前記頭部を覆い保護するために前記基部リングから上に延在する被覆と、
周辺機器を前記ヘルメットアセンブリに接合するための接続部であって、前記接続部は前記基部リングに固定された筐体を含み、前記筐体は受容体および前記周辺機器を前記受容体に係止するためのバイアス面を画定する、接続部と、
前記ヘルメットアセンブリの一部を通って延在する電気接点とを含む、ヘルメットアセンブリ。
【請求項11】
前記接続部は、それに多数の周辺機器を固定できるための複数の電気接点を含む、請求項10に記載のヘルメットアセンブリ。
【請求項12】
前記ヘルメットアセンブリに固定された前記複数の周辺機器を制御するための制御装置を含む、請求項11に記載のヘルメットアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
これは2015年10月14日に出願された米国特許出願第14/883,157号の一部継続出願であり、これは2014年10月17日に出願された、米国特許第9,013,297号の分割出願である、米国特許第9,177,458号の分割出願である。
【背景技術】
【0002】
1.背景技術
本発明は、一般に「高性能の」セーフティギアの分野に関する。より詳細には、本発明は、機械的接続機構を提供し、ならびに周辺機器とホストウェアラブル装置との間のデータおよび電力交換が可能な、「高性能の」セーフティ装置のための付属品システムに関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
2.従来技術の説明
今日の製造環境において、作業者は、頭部に装着したギアまたは衣類の他の部分に取り付けられたイヤホン、フェースシールド、ヘッドランプまたは個人用保護具などの様々な付属品を使用することが多い。現在の付属品取付けシステムは、機械的接続周辺機器およびホスト装置の手段のみを提供する。個人用保護具は「高性能」になっているので、装置の機械的および電気的接続の両方が可能な単純で万能の解決策が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
接続アセンブリは、ホストウェアラブル装置を備えた周辺機器を接合する。接続アセンブリは、ホストウェアラブル装置に固定された筐体を含む。筐体は受容体を画定する。電気接点は筐体を通ってホストウェアラブル装置の一部の中に延在する。
【0005】
本発明の利点は、添付図面とともに考慮すると、以下の詳細な説明を参照することにより、より良く理解されることが容易に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】ウェアラブル装置に固定された本発明の一実施形態の側面図である。
図2図1のウェアラブル装置の上面図である。
図3】ウェアラブル装置の底面斜視図である。
図4図1の4−4線に沿って切り取った断面図である。
図5】イヤホン付属品を備えたウェアラブル装置の分解斜視図である。
図6】それに固定されたイヤホン付属品を備えたウェアラブル装置の斜視図である。
図7図1の7−7線に沿って切り取った一部切欠断側面図である。
図8図5の8−8線に沿って切り取った一部切欠断側面図である。
図9図6の9−9線に沿って切り取った一部切欠断側面図である。
図10】積層関係でそれに固定された2つの周辺機器を備えたウェアラブル装置の斜視図である。
図11】第1の周辺機器から取り除かれた第2の周辺機器を備えたウェアラブル装置の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
作業者は、様々な周辺機器装置(例えばヘッドホン、溶接用シールド、ビデオ表示装置など)を機械的および電気的の両方でホストウェアラブル装置に取り付けるために接続アセンブリを使用する。接続アセンブリは、接続アセンブリが既存の非電気的付属品に適合するような方法の設計である。機械的取付け機構に加えて、アセンブリはデータインターフェースおよび電力インターフェースを提供する回路を含む。このようなアセンブリは、ホストウェアラブル装置と取り付けられた「高性能の」周辺機器装置との間のデータ(音声および映像信号を含む)の交換を可能にすると同様に、装置に電力を提供できる。付属品接続部を、複数の付属品を単一のホストポートに同時に接続(以下「積層」と言う)できるような方法で設計することができる。データおよび電力インターフェースは、USB、UART、PBI、FireWireなどの電気接続部および通信プロトコルに対する業界基準と互換性があることがある。ホストウェアラブル装置は揮発性環境で装着されることがあるので、周辺機器は火花を抑制する接続を使用してホストウェアラブル装置に固定され電気接続されなければならない。
【0008】
図1図3を参照すると、本発明の一実施形態は概ね20で示されている。本発明は接続アセンブリ20である。接続アセンブリ20は、概ね22で示されたホストウェアラブル装置に固定されている。この実施形態では、ホストウェアラブル装置22は、一般にヘルメットと呼ばれる保護ヘッドギアの部分である。ホストウェアラブル装置22はベスト、ジャケット、襟、手袋または操作者によって装着されるように適合されたあらゆる他の装置であってもよいことが当業者には理解されるべきである。
【0009】
ヘルメット22は堅い外殻24を有する。外殻24は成人頭部を覆うように設計される。外殻24は、開口28(図3に最もよく示されている)を画定する外縁26を含む。ヘルメット22は、ヘルメット22を操作者の頭部上に直接載せる必要がないように、通常ハーネス30を含む。示された実施形態では、ハーネス30はアジャスタ32を有し、ヘルメット22が簡単に落ちない程度にぴたりとしていても、ヘルメット22が頭上に心地よく適合するように、アジャスタ32により操作者がハーネス32を適切な大きさに調節できる。
【0010】
またヘルメット22は、ヘルメット22を装着する操作者の顔を保護する助けをするためにバイザー34も含む。電子機器36が、バイザー34またはヘルメット22のあらゆる他の部分に固定されてもよい。ヘルメットに接続された電子機器36は、米国特許第9,013,297号および第9,177,458号の主題であり、それらの内容は参照により本明細書に組み込まれる。
【0011】
図面に示された実施形態には、ホストウェアラブル装置(ヘルメット)22に固定された2つの接続アセンブリ20が存在している。これらの2つの接続アセンブリ20は互いに直径の対向部にある。他の実施形態では、ヘルメット22に固定されたそれより多いまたは少ない接続アセンブリ20が存在してもよく、それより多いまたは少ない使用は、ヘルメット22が配備される環境に依存するはずである。
【0012】
2つの接続アセンブリ20がヘルメット22に固定されて示されているが、以下の検討では2つは同様に作動するので単一の接続アセンブリ20のみについて検討する。各接続アセンブリ20は、一部の実施形態が異なる構成を備えた異なる接続アセンブリ20を有することがあっても、同じ方法で作動する。
【0013】
接続アセンブリ20は、ヘルメット22に固定された筐体40を含む。より詳細には、筐体40はヘルメット22の外殻24に固定される。筐体40は外殻24のような堅い材料から組み立てられる。多くの場合、筐体40は外殻24と一体に形成される。
【0014】
筐体40は受容体42を画定する。受容体42は、以下により詳細に検討する周辺機器アダプタ44を受領するように設計される。受容体42は、外殻24の一部まで垂直に上に延在する側壁46を有する概ね長方形の管である。受容体42は上部開口48および下部開口50を有する。周辺機器アダプタ44は、こられの開口48、50のいずれかの中に挿入されるように設計されてもよい。示されていない実施形態では、受容体42は、別法として設計された周辺機器を固定するため、または受容体42の内部を掃除するためのいずれかのために取り除かれたその側壁46の一部を有するはずである。側壁46は内部側壁面52を含み、これについては以下により詳細に検討する。2つのガイド53、55は、周辺機器アダプタ44を受容体42の中に案内するために使用される。ガイド53、55は図面に示されたように単純な側壁であってもよく、またはガイド53、55は溝を含んでもよい。
【0015】
また接続アセンブリ20は電気接点54も含む。電気接点54は受容体42の少なくとも1つの内壁56に沿って延在する。電気接点54は、多機能を単一の接触する「点」を通して実行できるように、複数すなわち1組の接点54、54’、54’’(図1に示されている)を含んでもよい。例として、電気接点54が単一の接点である場合、単に電圧をその点で提供するに過ぎない。電気接点が実際には54、54’、54’’の組である場合、それぞれは電圧、データ信号、および音声/映像信号のそれぞれを供給してもよい。使用されるプロトコルおよびデータ圧縮に依存して、1つまたは複数の型のデータが単一の接点を通して送信されてもよい。追加の電気接点がデータ容量の要件に依存してガイド53、55の中に組み込まれてもよい。
【0016】
電気接点54は導体58に電気接続され、導体58は次いで制御装置60に電気接続される。制御装置60は図6に示されたようにヘルメット22の正面に沿って延在してもよく、または制御装置60は図4に示されたように電子筐体62内に収納されてもよく、電気接点54ならびにホストウェアラブル装置22内に埋め込まれたあらゆる電子機器36に(電池筐体63内に収納された電池(図示せず)から)電力を供給し、データの送受信をする。制御装置60は上述された米国特許により詳細に記載されている。
【0017】
図5図6図8および図9を参照すると、周辺機器は概ね64で示されている。これらの図面では、周辺機器64は1対の耳当てである(図10および図11に2つのみが示されている)。耳当て64は操作者の耳を保護するために環境内で生成された騒音を弱める、または吸収する。また耳当て64はスピーカ66(破線で示されている)を通して音声信号を介して操作者に情報を送信する機能も有し、耳当て64は、耳当て64がそのように具備されていた場合に情報を検知する機能を有する。例えば耳当て64は、それに添付された周囲光センサまたは周囲温度センサを有してもよい。また操作者の体温を測定するために、体温計も耳当てに固定されてもよい。
【0018】
これらの信号と耳当て64内に設置された電気装置(図ではマイクロホン66によって表されている)との送受信の通信は、周辺機器アダプタ44を通して達成される。周辺機器アダプタ44は、アダプタ接点68を含み、アダプタ接点68は適切なワイヤハーネスを通して耳当て64をホストとする電気装置66に有線で結ばれる。図11では、これらのアダプタ接点68、68’、68’’は、図1の3つの電気接点54、54’、54’’に電気接続されるように示されている。周辺機器アダプタ44は、接続アセンブリ20の中に挿入されるように設計される。周辺機器アダプタ44は遠位端70に下がって延在する。周辺機器アダプタ44は受容体42の長さより短くてもよく、したがって受容体42の中に完全に挿入されたときにそこを通過して延在しなくてもよい。周辺機器アダプタ44は外向面72を有し、アダプタ接点68は外向面72に固定される。上で検討したように、外向面72に固定された1組のアダプタ接点68、68’、68’’が存在してもよく、外向面72は押圧篏合の物理的接触を通して電気接点54、54’、54’’の組と電気接触される。
【0019】
また周辺機器アダプタ44はバイアス面74も含む。バイアス面74は受容体42の内側壁面52に当接する。バイアス面74はアダプタ接点(複数可)68を電気接点(複数可)54と係合するように押し付ける。摩擦を通してバイアス面74は周辺機器アダプタ44を接続アセンブリ20に係止する。これは周辺機器64がヘルメット22から離断するのを防ぐ。代替実施形態では、物理的に異なる係止面または逃がし部を使用して、周辺機器アダプタ44が受容体42から抜けるのを確実に防ぐ。
【0020】
次に図10を参照すると、ホストウェアラブル装置22は第2の周辺機器80を備えて示されている。第2の周辺機器80は、拡張現実表示装置を備えた転換可能な顔面保護シールドである。ホストウェアラブル装置22を使用する操作者は、転換可能な顔面保護シールド80を使用する仕事に依存して使用位置に置いたり、その位置から移動させたりしてもよい。図10では、転換可能な顔面保護シールド80は、その使用位置ではなく格納された位置にある。
【0021】
図11を参照すると、第2の周辺機器80は周辺制御装置90を含み、周辺制御装置90は必要に応じて電力変圧器を含んでもよい。周辺制御装置90は1組のアダプタ接点92を通して制御装置60と連通し、アダプタ接点92はそれによって電力を受領することができ、またデータをそこから送受信できる。一実施形態では、転換可能な顔面保護シールド80は、ホログラフィックまたは投影方式で映像を送信することができるスクリーン装置94を含むはずである。別の例では、スクリーン装置94は外表面82に対する塗装膜を含むことができる。塗装膜は、操作者がよりよく連通し、データを双方向に自由に送信できる、透明の「タッチスクリーン」膜であることが可能である。第2の周辺機器80は、第2の周辺機器80を受領し、第2の周辺機器80と電気接続するように設計されたスロット96を使用して、第1の組の周辺機器64内に積層される。第2の周辺機器80が使用されない場合、スロット96内の構成要素が損傷しないように保護するために、キャップ(図示せず)がスロット96の上に固定されてもよい。
【0022】
第2の周辺機器80は、第2の周辺機器80のアダプタ接点が第1の周辺機器64によって受領される周辺アダプタに沿って延在するように、第1の周辺機器64に対して積層され、第1の周辺機器64は、第2の周辺機器80から接続アセンブリ20を通ってホストウェアラブル装置22に電気接続させる。
【0023】
可能な周辺機器装置の一覧には、限定する方式に解釈するのではなく、ヘッドホン、拡張現実表示装置、顔面シールド、溶接用バイザー、懐中電灯、視認性光、様々な生体認証および環境センサ、無線通信装置(携帯電話を含む)、マイクロホン、CBラジオ、カメラ、ガスマスク、顎紐、耳当て、安全ガラス、および裏張りなどが含まれてもよい。
【0024】
本発明は例示の方式で記載されている。使用された専門用語は、限定よりむしろ記載された語の性質を意図されると理解されたい。
【0025】
本発明の多くの修正形態および変形形態が上記の教示の観点から可能である。したがって本発明は、別段の記載がない限り、添付の特許請求の範囲内で実施され得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【国際調査報告】