特表2018-538658(P2018-538658A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2018-538658導光板、バックライトモジュール及び表示装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2018-538658(P2018-538658A)
(43)【公表日】2018年12月27日
(54)【発明の名称】導光板、バックライトモジュール及び表示装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20181130BHJP
   G02F 1/13357 20060101ALI20181130BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20181130BHJP
【FI】
   F21S2/00 436
   G02F1/13357
   F21Y115:10
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】27
(21)【出願番号】特願2018-518961(P2018-518961)
(86)(22)【出願日】2016年9月6日
(85)【翻訳文提出日】2018年4月12日
(86)【国際出願番号】CN2016098190
(87)【国際公開番号】WO2017067340
(87)【国際公開日】20170427
(31)【優先権主張番号】14/918,591
(32)【優先日】2015年10月21日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US
(71)【出願人】
【識別番号】515353475
【氏名又は名称】ラディアント オプト‐エレクトロニクス (スーチョウ) カンパニー リミテッド
(71)【出願人】
【識別番号】517413731
【氏名又は名称】ラディアント オプト−エレクトロニクス コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】Radiant Opto−Electronics Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】100087398
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 勝文
(74)【代理人】
【識別番号】100128783
【弁理士】
【氏名又は名称】井出 真
(74)【代理人】
【識別番号】100128473
【弁理士】
【氏名又は名称】須澤 洋
(74)【代理人】
【識別番号】100160886
【弁理士】
【氏名又は名称】久松 洋輔
(72)【発明者】
【氏名】チャン,チア イン
(72)【発明者】
【氏名】ウェン,チン ティン
【テーマコード(参考)】
2H391
3K244
【Fターム(参考)】
2H391AA15
2H391AB04
2H391AC32
2H391AC42
2H391AD05
2H391AD07
2H391AD08
2H391AD36
2H391AD43
2H391AD46
2H391CA03
2H391CA06
2H391CA10
3K244AA01
3K244BA12
3K244BA20
3K244CA03
3K244DA01
3K244EA02
3K244EA12
3K244EB01
3K244GA05
3K244KA02
3K244KA03
3K244KA06
3K244KA07
3K244KA08
3K244KA16
(57)【要約】
【課題】本発明の一つの目的は、導光板、バックライトモジュール及び表示装置を提供することであり、導光板にプラットフォーム部を有する設計は、部品を固着部品よってプラットフォーム部に固着させる方式によって、部品と導光板を結合させることができる。
【解決手段】本発明は導光板、バックライトモジュール及び表示装置を開示する。この導光板は本体及び複数のプラットフォーム部を含む。本体は漸縮部及び導光部を含む。漸縮部は光入射面及び斜面を有し、斜面は光入射面に接続される。導光部は漸縮部に接続され、斜面に接続される光学面を有する。プラットフォーム部は漸縮部に設置される。各プラットフォーム部は平面を有する。各プラットフォーム部の平面は漸縮部の斜面の上又は下に位置する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光入射面及び前記光入射面に接続された斜面を有する漸縮部と前記漸縮部に接続され、前記斜面に接続された光学面を有する導光部とを含む本体と、
前記漸縮部に設置され、それぞれ前記漸縮部の前記斜面の上又は下に位置する平面を有する複数のプラットフォーム部と、
を備える導光板。
【請求項2】
各前記プラットフォーム部の前記平面は前記光学面と異なる水平面に位置し、各前記プラットフォーム部はさらに、前記平面と前記斜面に接続された垂直側面を有する請求項1に記載の導光板。
【請求項3】
前記斜面は第1縁部及び第2縁部を有し、各前記プラットフォーム部は前記第1縁部と第2縁部との間に位置する請求項1に記載の導光板。
【請求項4】
各前記プラットフォーム部の前記平面は前記光学面と同じ水平面に位置する請求項1に記載の導光板。
【請求項5】
前記光入射面から延伸された複数の延伸構造をさらに含み、
各前記延伸構造は一部又は全ての前記プラットフォーム部に接続される請求項1に記載の導光板。
【請求項6】
前記本体に設置され、それぞれの少なくとも一部が前記光学面に位置し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断される複数のストリップ状の微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造の前記光学面に位置する前記部分は前記光入射面の法線と平行し、各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項1〜5のいずれかに記載の導光板。
【請求項7】
前記本体に分布された複数のストリップ状の微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造は、前記漸縮部の底部の縁から前記光入射面を離れる方向へ延伸し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断され、
各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項1〜5のいずれかに記載の導光板。
【請求項8】
前記傾斜部から前記光学面に延伸し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断される複数のストリップ状の微細構造を更に含み、
各前記ストリップ状の微細構造の一部は前記傾斜部に位置し、他の部分は前記光入射面の法線と平行し、
各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項1〜5のいずれかに記載の導光板。
【請求項9】
回路基板及び前記回路基板に設置された複数の発光ユニットを含む光源と、
光入射面及び前記光入射面に接続された斜面を有する漸縮部と前記漸縮部に接続され、前記斜面に接続された光学面を有する導光部とを含む本体と前記漸縮部に設置され、それぞれ前記漸縮部の前記斜面の上又は下に位置する平面を有する複数のプラットフォーム部とを備え、前記光源の隣に設置された導光板と、
前記導光板に覆設された部品と、
前記プラットフォーム部の前記平面に設置され、前記部品及び/又は前記光源の前記回路基板を固着する複数の固着部品と、
を含むバックライトモジュール。
【請求項10】
各前記プラットフォーム部の前記平面は前記光学面と異なる水平面に位置し、各前記プラットフォーム部はさらに、前記平面と前記斜面に接続される垂直側面を有する請求項9に記載のバックライトモジュール。
【請求項11】
前記斜面は第1縁部及び第2縁部を有し、各前記プラットフォーム部は前記第1縁部と第2縁部との間に位置する請求項9に記載のバックライトモジュール。
【請求項12】
各前記プラットフォーム部の前記平面は前記光学面と同じ水平面に位置する請求項9に記載のバックライトモジュール。
【請求項13】
前記導光板は前記光入射面から延伸された複数の延伸構造をさらに含み、
各前記延伸構造は一部又は全ての前記プラットフォーム部に接続される請求項9に記載のバックライトモジュール。
【請求項14】
各前記延伸構造は、前記平面と同じ水平面に位置する表面を有し、一部の前記固着部品は前記プラットフォーム部の前記平面から前記延伸構造の前記表面に延伸される請求項13に記載のバックライトモジュール。
【請求項15】
各前記延伸構造は任意の2つの隣接する前記発光ユニットの間に位置する請求項13に記載のバックライトモジュール。
【請求項16】
各前記延伸構造はさらに凹溝を含み、前記バックライトモジュールはさらに前記凹溝に設置された複数の下部固着部品を含み、
前記光源の前記回路基板は、前記下部固着部品によって前記回路基板に粘着された前記導光板の下方に位置する請求項13に記載のバックライトモジュール。
【請求項17】
前記本体に設置された複数のストリップ状の微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造の少なくとも一部は前記光学面に位置し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断され、
各前記ストリップ状の微細構造の前記光学面に位置する前記部分は前記光入射面の法線と平行し、各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項9〜16のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項18】
前記本体に分布された複数のストリップ状微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造は、前記漸縮部の底部の縁から前記光入射面を離れる方向へ延伸し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断され、
各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項9〜16のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項19】
前記傾斜部から前記光学面に延伸し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断される複数のストリップ状微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造の一部は前記傾斜部に位置し、他の部分は前記光入射面の法線と平行し、
各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項9〜16のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項20】
前記部品は反射シートを有し、前記本体の前記漸縮部に覆設され、前記導光部に延伸される請求項9〜16のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項21】
前記部品は筺体をさらに含み、
前記反射シートは前記筺体に結合され、前記筺体と前記本体との間に介在する請求項20に記載のバックライトモジュール。
【請求項22】
請求項9〜16のいずれかに記載のバックライトモジュールと、
前記導光板の前方に位置する表示パネルと、
を含む表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は導光部材及びその応用に関する。特に、導光板及びバックライトモジュール及び表示装置における導光板の応用に関する。
【背景技術】
【0002】
バックライトモジュール薄型化の設計傾向に合わせるため、導光板の設計にも薄型化の傾向がある。しかしながら、導光板の厚さが縮小される場合、発光ダイオードの高さは導光板と同じ厚さに減少することができない。また、発光ダイオードの高さが導光板の厚さより大きい場合、導光板は発光ダイオードにより発生される光線を効果的に利用できず、導光板の光漏れを発生させることがある。
【0003】
上記問題を解決するために、通常は、バックライトモジュールに特別デザインの導光板を使用することにより平板状の導光板を置き換える。特別デザインの導光板は、主に漸縮部及び漸縮部に接続される平板部を含む。漸縮部の光源に近接する一端の厚さは、平板部に接続される漸縮部の他端の厚さより大きい。従って、光源により発生される光線は厚さの大きい漸縮部から導光板に入って平板部に伝搬される。従って、導光板は漸縮部によって光源により発生される光線を受け取り効果的に利用できるとともに、その平板部の厚さも対応的に縮小される。
【0004】
しかしながら、特別デザインの導光板により上記問題を解決することができるが、光線は特別デザインの導光板で伝搬される時、常に漸縮部と平板部の接続位置から漏れ、導光板の光学的外観に悪影響を与えている。一方、特別デザインの導光板の設計において、ゴム筺体又はバックライトモジュールにおけるその他の部材と互いに結合し固定されることが難しい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、本発明の一つの目的は、導光板、バックライトモジュール及び表示装置を提供することであり、導光板にプラットフォーム部を有する設計は、部品を固着部品よってプラットフォーム部に固着させる方式によって、部品と導光板を結合させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的に基づき、導光板を提供する。この導光板は本体及び複数のプラットフォーム部を含む。本体は漸縮部及び導光部を含む。漸縮部は光入射面及び斜面を有し、斜面は光入射面に接続される。導光部は漸縮部に接続され、斜面に接続される光学面を有する。プラットフォーム部は漸縮部に設置される。各プラットフォーム部は平面を有し、各プラットフォーム部の平面は漸縮部の斜面の上又は下に位置する。
【0007】
本発明の上記目的に基づき、さらに、バックライトモジュールを提供する。このバックライトモジュールは光源及び導光板を含む。光源は、回路基板及び複数の発光ユニットを含み、これらの発光ユニットは回路基板に設置される。導光板は光源の隣に設置され、本体及び複数のプラットフォーム部を含む。本体は漸縮部及び導光部を含む。漸縮部は光入射面及び斜面を有し、斜面は光入射面に接続される。導光部は漸縮部に接続され、斜面に接続される光学面を有する。プラットフォーム部は漸縮部に設置される。各プラットフォーム部は平面を有し、各プラットフォーム部の平面は漸縮部の斜面の上又は下に位置する。
【0008】
本発明の一実施例によれば、上記各プラットフォーム部の平面は光学面と異なる水平面に位置し、各プラットフォーム部は、さらに垂直側面を有する。ここで、垂直側面は平面と斜面に接続される。
【0009】
本発明の別の実施例によれば、上記斜面は第1縁部及び第2縁部を有し、各プラットフォーム部は第1縁部と第2縁部との間に位置する。
【0010】
本発明のまた別の実施例によれば、上記各プラットフォーム部の平面は光学面と同じ水平面に位置する。
【0011】
本発明の別の実施例によれば、上記導光板はさらに、複数の延伸構造を含む。延伸構造は光入射面から延伸され、各延伸構造は一部又は全てのプラットフォーム部に接続される。
【0012】
本発明のさらに別の実施例によれば、上記導光板はさらに、複数のストリップ状の微細構造を含む。ストリップ状の微細構造は本体に設置される。各ストリップ状の微細構造の少なくとも一部は光学面に位置し、光入射面と導光部の反対面との間に切断される。各ストリップ状の微細構造の光学面に位置する部分は光入射面の法線と平行し、各ストリップ状の微細構造の長さは本体の長さより短い。
【0013】
本発明のさらに別の実施例によれば、上記導光板はさらに、複数のストリップ状の微細構造を含む。ストリップ状の微細構造は本体に分布される。各ストリップ状の微細構造は漸縮部の底部の縁から光入射面を離れる方向へ延伸し、光入射面と導光部の反対面との間に切断される。各ストリップ状の微細構造の長さは本体の長さより短い。
【0014】
本発明のまた別の実施例によれば、上記導光板はさらに、複数のストリップ状の微細構造を含む。ストリップ状の微細構造は傾斜部から光学面に延伸し、光入射面と導光部の反対面との間に切断される。各ストリップ状の微細構造の一部は傾斜部に位置し、他の部分は光入射面の法線と平行する。ここで、各ストリップ状の微細構造の長さは本体の長さより短い。
【0015】
本発明のさらに別の実施例によれば、上記部品は反射シートを有する。反射シートは本体の漸縮部に覆設され、導光部に延伸される。
【0016】
本発明のさらに別の実施例によれば、上記部品はさらに、筺体を有し、反射シートは筺体に結合され、筺体と本体との間に位置する。
【0017】
本発明の上記目的に基づき、さらに表示装置を提供する。この表示装置は前記バックライトモジュール及び表示パネルを含む。ここで、表示パネルは該導光板の前方に位置する。
【発明の効果】
【0018】
上記から分かるように、部品が導光板に固着されるように、導光板上のプラットフォーム部の設計は固着部品を設置するのに用いることができる。一方、導光板の延伸構造の設計は、固着部品の粘着面積を増加させると共に、作業者が導光板と光源を互いに組み立てる時の位置合わせ機能を提供することもできる。
【0019】
一方、導光板にはストリップ状の微細構造が設置されることで、導光板の光射出が不均一である問題を改善することができ、さらに、バックライトモジュールおよび表示装置全体の光射出外観の均一性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
実施例及びその利点をより完全に理解させるために、以下、図面に合わせて行った以下の説明を参照する。
図1】本発明の第1実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。
図2】本発明の第1実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す側面図である。
図3】本発明の第1実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す斜視図である。
図4】本発明の第2実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す側面図である。
図5】本発明の第3実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す側面図である。
図6】本発明の第4実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。
図7】本発明の第4実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す斜視図である。
図8】本発明の第4実施形態によるバックライトモジュールを示す上面図である。
図9】本発明の第5実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。
図10】本発明の第6実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。
図11】本発明の第6実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す側面図である。
図12】本発明の第6実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す斜視図である。
図13】本発明の第7実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す側面図である。
図14】本発明の第8実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す側面図である。
図15】本発明の第9実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。
図16】本発明の第9実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す斜視図である。
図17】本発明の一実施形態による表示装置を示す装置の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
先ず、図1を参照すると、本発明の第1実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。本実施形態におけるバックライトモジュール300は、主に、導光板400、導光板400の隣に設置された光源310、部品320及び複数の固着部品330を含む。ここで、導光板400は本体410及び複数のプラットフォーム部420を含む。部品320は筺体320a及び反射シート320bを有し、反射シート320bは筺体320aに結合され、且つ筺体320aと本体410の間に介在する。導光板400を部品320に粘着させるために、固着部品330は、主に導光板400のプラットフォーム部420に設置することができ、本実施形態では、部品320の筺体320aに粘着する。
【0022】
図2及び図3を共に参照すると、それぞれ本発明の第1実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す側面図及び斜視図である。導光板400の本体410は漸縮部411及び導光部412を含む。ここで、漸縮部411は光入射面411a及び斜面411bを有し、光入射面411aは漸縮部411の厚さが大きい一方に位置し、斜面411bは光入射面411aに接続される。導光部412は、漸縮部411の厚さが小さい一方に接続され、導光部412は厚さが均一である平板構造であってもよい。導光部412は光学面412aを有し、この光学面412aは斜面411bに接続される。本実施例において、図1に示された反射シート320bは本体410の漸縮部411に覆設され、導光部412に延伸する。
【0023】
継続して図2及び図3を参照すると、プラットフォーム部420は漸縮部411に設置され、各プラットフォーム部420は平面420aを有する。一範例において、プラットフォーム部420は第1方向D1に沿って配列するように設置される。また、導光板300の側面図から見ると(図2に示すように)、各プラットフォーム部420の平面420aは漸縮部411の斜面411bの下に位置する。また、本実施例において、各プラットフォーム部420の平面420aは光学面412aと同じ水平面に位置する。本実施例において、図1に示すような固着部品330はこの平面420aに設置され、導光板400を部品320に固着させることができる。
【0024】
図2及び図3に示すように、本実施例において、導光板400は、さらに、本体410に設置された複数のストリップ状の微細構造430を含み、各ストリップ状の微細構造430の長さは本体410の長さより短い。また、本体410の漸縮部411の頂部は第1縁部S1を有し、漸縮部411の底部は第2縁部S2を有する。ここで、第2縁部S2は光学面412aに接続され、第1縁部S1は光学面412aから一定の距離離れている。
【0025】
本実施例において、各ストリップ状の微細構造430は、第2縁部S2から光入射面411aを離れる方向へ延伸し、光学面412aに切断され、光入射面411aと導光部412の反対面412bとの間に位置する。即ち、各ストリップ状の微細構造430の一端は漸縮部411の第2縁部S2に接続され、他端は光学面412aに位置する。
【0026】
本実施例において、各ストリップ状の微細構造430の光学面412aに位置する部分は第2方向D2と平行する。ここで言う第2方向D2とは、光入射面411aの法線と平行する方向を指す。一例において、第2方向D2は第1方向D1に直交する。
【0027】
一方、図2に示すように、本実施形態のバックライトモジュール300は可視領域及び非可視領域を有する。ここで、可視領域とは、図17に示すような表示パネル1100に応用するために、本体410の光学面412aの光射出範囲をバックライトとする部分を指し、可視領域は、一般的に、本体410の光学面412aが部品320に遮蔽されていない部分を指し、非可視領域は、本体410の光学面412aの光射出範囲をバックライトとしない部分を指し、非可視領域は、一般的に、本体410が部品320に遮蔽される部分を指す。本実施形態において、各ストリップ状の微細構造430は非可視領域に位置し、第2縁部S2から導光部412の反対面412bに向かう方向に延伸する。
【0028】
また、図4を参照すると、本発明の第2実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。図4に示されたバックライトモジュール300aの構造は前記バックライトモジュール300の構造と大体同じであり、差異はバックライトモジュール300aの導光板400aのストリップ状の微細構造430aが異なる構造設計を有することだけである。本実施形態において、ストリップ状の微細構造430aは、漸縮部411から光学面412aに延伸し、光入射面411aと導光部412の反対面412bとの間に切断される。即ち、各ストリップ状の微細構造430aの一端は漸縮部411に位置し、他端は光学面412aに位置する。
【0029】
本実施例において、バックライトモジュール300aは同じく可視領域及び非可視領域を有する。各ストリップ状の微細構造430の漸縮部411に位置する部分は非可視領域に位置し、各ストリップ状の微細構造430aの光学面412aに位置する部分も非可視領域に位置する。本実施例において、同じく図1に示すような固着部品330を導光板400aのプラットフォーム部420に設置することにより、導光板400aを図1に示すような部品320に固着することができる。
【0030】
また、図5を参照すると、本発明の第3実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。図5に示されたバックライトモジュール300bの構造は前記バックライトモジュール300の構造と大体同じであり、差異はバックライトモジュール300bの導光板400bのストリップ状の微細構造430bが異なる設置位置を有することだけでる。図5に示すように、バックライトモジュール300bは可視領域及び非可視領域を有し、漸縮部411は非可視領域に位置し、漸縮部411の第2縁部S2は可視領域から一定の距離離れている。
【0031】
本実施例において、ストリップ状の微細構造430bは非可視領域に位置する光学面412aに設置され、漸縮部411の第2縁部S2と一定の距離離れている。本実施例において、同じく図1に示すような固着部品330を導光板400bのプラットフォーム部420に設置することにより、導光板400bを図1に示すような部品320に固着することができる。一実施例において、部品520は筺体520a及び反射シート520bを含み、反射シート520bは筺体520aに結合され、筺体520aと本体610との間に位置する。
【0032】
図6及び図7を共に参照すると、それぞれ本発明の第4実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図とバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す斜視図である。本実施形態におけるバックライトモジュール500は、主に導光板600、導光板600の隣に設置された光源510、部品520及び複数の固着部品530を含む。
【0033】
ここで、導光板600は本体610、複数のプラットフォーム部620、及び複数の延伸構造630を含む。延伸構造630は一部又は全てのプラットフォーム部620に接続される。導光板600を部品520に粘着させるために、固着部品530は、主に、導光板600の延伸構造630及びプラットフォーム部620に設置することができる。本実施例において、延伸構造630の設計は固着部品530の粘着面積を増加させることができる。
【0034】
継続して図6及び図7を参照すると、導光板600の本体610は漸縮部611及び導光部612を含む。ここで、漸縮部611は光入射面611a及び斜面611bを有し、光入射面611aは漸縮部611の厚さが大きい一方に位置し、斜面611bは光入射面611aに接続される。導光部612は、漸縮部611の厚さが小さい一方に接続され、導光部612は厚さが均一である平板構造であってもよい。導光部612は光学面612aを有し、この光学面612aは斜面611bに接続される。
【0035】
本実施例において、プラットフォーム部620は漸縮部611に設置され、各プラットフォーム部620は平面621を有する。延伸構造630は光入射面611aから延伸され、表面631を有する。本実施例において、プラットフォーム部620の平面621は延伸構造630の表面631と同じ水平面に位置する。また、導光板600の側面図から見ると(図6に示すように)、各プラットフォーム部620の平面621は漸縮部611の斜面611bの下に位置する。
【0036】
また、本実施例において、各プラットフォーム部620の平面621、延伸構造630の表面631及び光学面612aはいずれも同じ水平面に位置する。従って、固着部品530を同時に平面420a及び表面631に設置することにより、導光板600を部品520に固着させることができる。
【0037】
図6に示すように、光源510は回路基板511及び回路基板511に設置された複数の発光ダイオード512を含む。図7に示すように、延伸構造630は2つの隣接する発光ダイオード512の間に位置する。従って、作業者が光源510及び導光板600を組立てる場合、延伸構造630の設計を利用して発光ダイオード512を光入射面611aに位置合わせることができるため、延伸構造630は作業者が導光板600を光源510に位置合わせるように容易に組立てる機能を有する。
【0038】
また、図7及び図8を共に参照すると、図8は本発明の第4実施形態によるバックライトモジュールを示す上面図である。一部の実施例において、部品の筺体520は上面図から見ると櫛状であり、導光板600のプラットフォーム部620及び延伸構造630に対応する複数の延伸部521を含む。これらの延伸部521は重ね接続によりプラットフォーム部620及び延伸構造630に固着される。
【0039】
図6図8に示すように、一部の実施例において、導光板600は、さらに、本体610に設置された複数のストリップ状の微細構造640を含む。より具体的には、ストリップ状の微細構造640の構造設計及び配列方式に関する部分は、前記図1図5に示すストリップ状の微細構造430、430a及び430bの構造設計及び配列方式と大体同じであるため、ここでその説明を省略する。
【0040】
また、図9を参照すると、本発明の第5実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。本実施形態におけるバックライトモジュール500aの構造は図6に示すバックライトモジュール500の構造と大体同じであり、差異はバックライトモジュール500aの導光板600aが異なる構造設計を有することだけである。図9に示すように、導光板600aの延伸構造630aは表面631a及び凹溝632aを含む。図9に示すように、凹溝632aは、主に下部固着部品650を設置するのに用いられる。
【0041】
本実施例において、導光板600aの延伸構造630aは光源の回路基板511に位置するため、導光板600aは下部固着部品650により光源の回路基板511に固着される。
【0042】
先ず、図10を参照すると、本発明の第6実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。本実施形態におけるバックライトモジュール700は、主に導光板800、導光板800の隣に設置された光源710、部品720及び複数の固着部品730を含む。ここで、導光板800は本体810及び複数のプラットフォーム部820を含む。導光板800を部品720に粘着させるために、固着部品730は、主に導光板800のプラットフォーム部820に設置することができる。
【0043】
図11及び図12を共に参照すると、それぞれ本発明の第6実施形態によるバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す側面図及び斜視図である。導光板800の本体810は漸縮部811及び導光部812を含む。ここで、漸縮部811は光入射面811a及び斜面811bを有し、光入射面811aは漸縮部811の厚さが大きい一方に位置し、斜面811bは光入射面811aに接続される。導光部812は、漸縮部811の厚さが小さい一方に接続され、導光部812は厚さが均一である平板構造であってもよい。導光部812は光学面812aを有し、この光学面812aは斜面811bに接続される。
【0044】
プラットフォーム部820は漸縮部811に設置され、各プラットフォーム部820は平面821及び垂直側面822を有する。一範例において、プラットフォーム部420は第1方向D3に沿って配列するように設置される。図11及び図12に示すように、垂直側面822は平面821及び漸縮部811の斜面811bに接続される。また、導光板800の側面図から見ると、各プラットフォーム部820の平面821は漸縮部811の斜面811bの上に位置し、光学面812aと異なる平面に位置する。
【0045】
また、本体810の漸縮部811の頂部は第1縁部S3を有し、漸縮部811の底部は第2縁部S4を有する。ここで、第2縁部S4は光学面812aに接続され、第1縁部S3は光学面812aと一定の距離離れている。一実施例において、プラットフォーム部820は第1縁部S3と第2縁部S4との間に位置する。即ち、プラットフォーム部820は光学面812aと接触しない。本実施例において、図10に示すような固着部品730はこの平面821に設置され、導光板800を部品720に固着することができる。
【0046】
図11及び図12に示すように、本実施例において、導光板800は、さらに、本体810に設置された複数のストリップ状の微細構造830を含み、各ストリップ状の微細構造830の長さは本体810の長さより短い。
【0047】
本実施例において、各ストリップ状の微細構造830は第2縁部S4から光入射面811aを離れる方向へ延伸し始め、光学面812aに切断され、光入射面811aと導光部812の反対面812bとの間に位置する。即ち、各ストリップ状の微細構造830の一端は漸縮部811の第2縁部S4に接続され、他端は光学面812aに位置する。
【0048】
本実施例において、各ストリップ状の微細構造830の光学面812aに位置する部分は第2方向D4と平行する。ここで言う第2方向D4とは、光入射面811aの法線と平行する方向を指す。一例において、第2方向D4は第1方向D3に直交する。一方、図11に示すように、本実施形態のバックライトモジュール700は可視領域及び非可視領域を有する。各ストリップ状の微細構造830は非可視領域に位置し、第2縁部S4から導光部812の反対面812bに向かう方向へ延伸する。
【0049】
また、図13を参照すると、本発明の第7実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。図13に示されたバックライトモジュール700aの構造は前記バックライトモジュール700の構造と大体同じであり、差異はバックライトモジュール700aの導光板800aのストリップ状の微細構造830aが異なる構造設計を有することだけである。
【0050】
本実施形態において、ストリップ状の微細構造830aは漸縮部811から光学面812aに延伸し、光入射面811aと導光部812の反対面812bとの間に切断される。即ち、各ストリップ状の微細構造830aの一端は漸縮部811に位置し、他端は光学面812aに位置する。
【0051】
本実施例において、バックライトモジュール700aは同じく可視領域及び非可視領域を有する。各ストリップ状の微細構造830aの漸縮部811に位置する部分は非可視領域に位置し、各ストリップ状微細構造830の光学面812aに位置する部分も非可視領域に位置する。
【0052】
本実施例において、同じく図10に示すような固着部品730を導光板800aのプラットフォーム部820に設置することにより、導光板800aを図10に示すような部品720に固着することができる。
【0053】
また、図14を参照すると、本発明の第8実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図である。図14に示されたバックライトモジュール700bの構造は前記バックライトモジュール700の構造と大体同じであり、差異はバックライトモジュール700bの導光板800bのストリップ状の微細構造830bが異なる設置位置を有することだけである。図14に示すように、バックライトモジュール700bは可視領域及び非可視領域を有し、ここで、漸縮部811は非可視領域に位置し、漸縮部811の第2縁部S4は可視領域と一定の距離離れている。
【0054】
本実施例において、ストリップ状の微細構造830bは非可視領域に位置する光学面812aに設置され、漸縮部811の第2縁部S4と一定の距離離れている。また、本実施例において、同じく図1に示すような固着部品330を導光板800bのプラットフォーム部820に設置することにより、導光板800bを図1に示すような部品320に固着することができる。
【0055】
図15及び図16を共に参照すると、それぞれ本発明の第9実施形態によるバックライトモジュールを示す側面図とバックライトモジュール省略部品及び固着部品を示す斜視図である。本実施形態におけるバックライトモジュール900は、主に導光板910、導光板910の隣に設置された光源920、部品930及び複数の固着部品940を含む。
【0056】
ここで、導光板910は本体911、複数のプラットフォーム部912、及び複数の延伸構造913を含む。延伸構造913は一部又は全てのプラットフォーム部912に接続される。導光板910を部品930に粘着させるために、固着部品940は、主に、導光板910の延伸構造913及びプラットフォーム部912に設置することができる。本実施例において、延伸構造913の設計は固着部品913の粘着面積を増加させることができる。
【0057】
継続して図15及び図16を参照すると、導光板910の本体911は漸縮部911a及び導光部911bを含む。ここで、漸縮部911aは光入射面911c及び斜面911dを有し、光入射面911cは漸縮部911aの厚さが大きい一方に位置し、斜面911dは光入射面911cに接続される。導光部911bは、漸縮部911aの厚さが小さい一方に接続され、導光部911bは厚さが均一である平板構造であってもよい。導光部911bは光学面911eを有し、この光学面911eは斜面911dに接続される。
【0058】
本実施例において、プラットフォーム部912は漸縮部911aに設置され、漸縮部911aの第1縁部S5と第2縁部S6との間に位置する。ここで、各プラットフォーム部912は平面912aを有する。また、本実施形態のプラットフォーム部912は延伸構造913に位置し、光入射面911cから延伸され、延伸構造913は表面913aを有する。
【0059】
本実施例において、プラットフォーム部912の平面912aは延伸構造913の表面913aと同じ水平面に位置する。また、導光板910の側面図から見ると、各プラットフォーム部912の平面912aは漸縮部911aの斜面911dの上に位置する。
【0060】
また、本実施例において、各プラットフォーム部912の平面912a、延伸構造913の表面913a及び光学面911eはいずれも同じ水平面に位置する。本実施例において、固着部品940はこの平面912a及び表面913aに設置され、導光板910を部品930に固着することができる。
【0061】
図15に示すように、光源920は回路基板921及び回路基板921に設置された複数の発光ダイオード922を含む。図16に示すように、延伸構造913は2つの隣接する発光ダイオード922の間に位置する。従って、作業者は、光源920と導光板910を組立てる時、延伸構造913の設計を利用して発光ダイオード922を光入射面911cに位置合わせることができ、そのため、延伸構造913は作業者が導光板910を光源920に位置合わせるように容易に組立てる機能を有する。
【0062】
図15及び図16に示すように、一部の実施例において、導光板910は、さらに、本体911に設置された複数のストリップ状の微細構造950を含む。より具体的には、ストリップ状の微細構造950の構造設計及び配列方式に関する部分は、前記図10図14に示すストリップ状の微細構造830、830a及び830bの構造設計及び配列方式と大体同じであり、ここでその説明を省略する。
【0063】
また、図17を参照すると、本発明の一実施形態による表示装置を示す装置の概念図である。本実施形態の表示装置1000は、主に、図6に示すようなバックライトモジュール500及び表示パネル1100を含む。表示パネル1100は導光板600の前方に位置する。より具体的には、図6に示すバックライトモジュール500の部品520は筺体520a及び反射シート520bを含む。
【0064】
本実施例において、部品520は反射シート520bを有し、図6に示す筺体520aを有しない。従って、本実施例では、固着部品530は、主に導光板600を部品520の反射シート520bに固着する。表示装置1000は、さらに、表示パネル1100をバックライトモジュール500に粘着させるための遮光テープ1300を含み、反射シート520b及び遮光テープ1300は部品520及び表示パネル1100の間に設置される。
【0065】
一範例において、発光ダイオード512により発生された光が漏れることを避けるために、反射シート520bは導光板600の漸縮部611を被覆し導光部612に延伸することができ、遮光テープ1300は反射シート520bの上方に位置する。より具体的には、本実施例は、図6に示すバックライトモジュール500が表示装置1000に応用されることを例として説明するが、本発明を限定するものではない。同じ効果を発生させるために、前記その他の実施例のバックライトモジュール、例えば、バックライトモジュール300、300a、300b、500a、700、700a、700b及び900を表示装置に応用することもできる。
【0066】
上記本発明の実施形態から分かるように、部品が導光板に固着可能であるように、導光板上のプラットフォーム部の設計は固着部品を設置することに用いることができる。一方、導光板の延伸構造の設計は、固着部品の粘着面積を増加させることができるほか、作業者が導光板と光源を互いに組立てる時の位置合わせ機能を提供することもできる。
【0067】
一方、導光板にはストリップ状の微細構造が設置されることで、導光板の光射出が不均一である問題を改善することができ、さらに、バックライトモジュールおよび表示装置全体の光射出外観の均一性を向上させることができる。
【0068】
本発明は実施例により上記のように開示されたが、上記実施例は本発明を限定するものではなく、当業者であれば、本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り、一部の変動や潤飾を行うことができ、故に、本発明の保護範囲は請求項により限定された範囲に準ずるべきである。
【符号の説明】
【0069】
300 バックライトモジュール
300a バックライトモジュール
300b バックライトモジュール
310 光源
320 部品
320a 筺体
320b 反射シート
330 固着部品
400 導光板
400a 導光板
400b 導光板
410 本体
411 漸縮部
411a 光入射面
411b 斜面
412 導光部
412a 光学面
412b 反対面
420 プラットフォーム部
420a 平面
430 ストリップ状の微細構造
430a ストリップ状の微細構造
430b ストリップ状の微細構造
500 バックライトモジュール
500a バックライトモジュール
510 光源
511 回路基板
512 発光ダイオード
520 部品
520a 筺体
520b 反射シート
521 延伸部
530 固着部品
600 導光板
600a 導光板
610 本体
611 漸縮部
611a 光入射面
611b 斜面
612 導光部
612a 光学面
620 プラットフォーム部
621 平面
630 延伸構造
630a 延伸構造
631 表面
631a 表面
632a 凹溝
650 固着部品
640 ストリップ状の微細構造
700 バックライトモジュール
700a バックライトモジュール
700b バックライトモジュール
710 光源
720 部品
730 固着部品
800 導光板
800a 導光板
800b 導光板
810 本体
811 漸縮部
811a 光入射面
811b 斜面
812 導光部
812a 光学面
820 プラットフォーム部
821 平面
822 垂直側面
830 ストリップ状の微細構造
830a ストリップ状の微細構造
830b ストリップ状の微細構造
900 バックライトモジュール
910 導光板
911 本体
911a 漸縮部
911b 導光部
911c 光入射面
911d 斜面
911e 光学面
912 プラットフォーム部
912a 平面
913 延伸構造
913a 表面
920 光源
921 回路基板
922 発光ダイオード
930 部品
940 固着部品
950 ストリップ状の微細構造
1000 表示装置
1100 表示パネル
1300 遮光テープ
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第1方向
D4 第2方向
S1 第1縁部
S2 第2縁部
S3 第1縁部
S4 第2縁部
S5 第1縁部
S6 第2縁部

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
【手続補正書】
【提出日】2018年5月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光入射面及び前記光入射面に接続された斜面を有する漸縮部と前記漸縮部に接続され、前記斜面に接続された光学面を有する導光部とを含む本体と、
前記漸縮部に設置され、それぞれ前記漸縮部の前記斜面の上又は下に位置する平面を有する複数のプラットフォーム部と、
を備える導光板。
【請求項2】
各前記プラットフォーム部の前記平面は前記光学面と異なる水平面に位置し、各前記プラットフォーム部はさらに、前記平面と前記斜面に接続された垂直側面を有する請求項1に記載の導光板。
【請求項3】
各前記プラットフォーム部の前記平面は前記光学面と同じ水平面に位置する請求項1に記載の導光板。
【請求項4】
前記斜面は第1縁部及び第2縁部を有し、各前記プラットフォーム部は前記第1縁部と第2縁部との間に位置する請求項1〜3のいずれかに記載の導光板。
【請求項5】
前記光入射面から延伸された複数の延伸構造をさらに含み、
各前記延伸構造は一部又は全ての前記プラットフォーム部に接続される請求項1〜4のいずれかに記載の導光板。
【請求項6】
前記本体に設置され、それぞれの少なくとも一部が前記光学面に位置し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断される複数のストリップ状の微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造の前記光学面に位置する前記部分は前記光入射面の法線と平行し、各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項1〜5のいずれかに記載の導光板。
【請求項7】
前記本体に分布された複数のストリップ状の微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造は、前記漸縮部の底部の縁から前記光入射面を離れる方向へ延伸し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断され、
各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項1〜5のいずれかに記載の導光板。
【請求項8】
前記漸縮部から前記光学面に延伸し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断される複数のストリップ状の微細構造を更に含み、
各前記ストリップ状の微細構造の一部は前記漸縮部に位置し、他の部分は前記光入射面の法線と平行し、
各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項1〜5のいずれかに記載の導光板。
【請求項9】
回路基板及び前記回路基板に設置された複数の発光ユニットを含む光源と、
光入射面及び前記光入射面に接続された斜面を有する漸縮部と前記漸縮部に接続され、前記斜面に接続された光学面を有する導光部とを含む本体と前記漸縮部に設置され、それぞれ前記漸縮部の前記斜面の上又は下に位置する平面を有する複数のプラットフォーム部とを備え、前記光源の隣に設置された導光板と、
前記導光板に覆設された部品と、
前記プラットフォーム部の前記平面に設置され、前記部品及び/又は前記光源の前記回路基板を固着する複数の固着部品と、
を含むバックライトモジュール。
【請求項10】
各前記プラットフォーム部の前記平面は前記光学面と異なる水平面に位置し、各前記プラットフォーム部はさらに、前記平面と前記斜面に接続される垂直側面を有する請求項9に記載のバックライトモジュール。
【請求項11】
各前記プラットフォーム部の前記平面は前記光学面と同じ水平面に位置する請求項9に記載のバックライトモジュール。
【請求項12】
前記斜面は第1縁部及び第2縁部を有し、各前記プラットフォーム部は前記第1縁部と第2縁部との間に位置する請求項9に記載のバックライトモジュール。
【請求項13】
前記導光板は前記光入射面から延伸された複数の延伸構造をさらに含み、各前記延伸構造は一部又は全ての前記プラットフォーム部に接続される請求項9〜12のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項14】
各前記延伸構造は、前記平面と同じ水平面に位置する表面を有し、一部の前記固着部品は前記プラットフォーム部の前記平面から前記延伸構造の前記表面に延伸される請求項13に記載のバックライトモジュール。
【請求項15】
各前記延伸構造は任意の2つの隣接する前記発光ユニットの間に位置する請求項13または14に記載のバックライトモジュール。
【請求項16】
各前記延伸構造はさらに凹溝を含み、前記バックライトモジュールはさらに前記凹溝に設置された複数の下部固着部品を含み、
前記光源の前記回路基板は、前記下部固着部品によって前記回路基板に粘着された前記導光板の下方に位置する請求項13〜15のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項17】
前記本体に設置された複数のストリップ状の微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造の少なくとも一部は前記光学面に位置し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断され、
各前記ストリップ状の微細構造の前記光学面に位置する前記部分は前記光入射面の法線と平行し、各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項9〜16のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項18】
前記本体に分布された複数のストリップ状微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造は、前記漸縮部の底部の縁から前記光入射面を離れる方向へ延伸し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断され、
各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項9〜16のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項19】
前記漸縮部から前記光学面に延伸し、前記光入射面と前記導光部の反対面との間に切断される複数のストリップ状微細構造をさらに含み、
各前記ストリップ状の微細構造の一部は前記漸縮部に位置し、他の部分は前記光入射面の法線と平行し、
各前記ストリップ状の微細構造の長さは前記本体の長さより短い請求項9〜16のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項20】
前記部品は反射シートを有し、前記本体の前記漸縮部に覆設され、前記導光部に延伸される請求項9〜19のいずれかに記載のバックライトモジュール。
【請求項21】
前記部品は筺体をさらに含み、前記反射シートは前記筺体に結合され、前記筺体と前記本体との間に介在する請求項20に記載のバックライトモジュール。
【請求項22】
請求項9〜21のいずれかに記載のバックライトモジュールと、
前記導光板の前方に位置する表示パネルと、
を含む表示装置。
【国際調査報告】