特表2019-501081(P2019-501081A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2019-501081(P2019-501081A)
(43)【公表日】2019年1月17日
(54)【発明の名称】内容物排出ポンプ
(51)【国際特許分類】
   B65D 47/34 20060101AFI20181214BHJP
   B05B 11/00 20060101ALN20181214BHJP
【FI】
   B65D47/34 110
   B05B11/00 101K
   B05B11/00 101H
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2018-530864(P2018-530864)
(86)(22)【出願日】2016年9月28日
(85)【翻訳文提出日】2018年6月13日
(86)【国際出願番号】KR2016010838
(87)【国際公開番号】WO2017111263
(87)【国際公開日】20170629
(31)【優先権主張番号】10-2015-0186676
(32)【優先日】2015年12月24日
(33)【優先権主張国】KR
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG
(71)【出願人】
【識別番号】518004783
【氏名又は名称】カン,スン イル
(74)【代理人】
【識別番号】100115200
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 修之
(72)【発明者】
【氏名】カン,スン イル
【テーマコード(参考)】
3E084
【Fターム(参考)】
3E084AA12
3E084AB01
3E084BA01
3E084CA01
3E084CB02
3E084DA01
3E084FA09
3E084KB01
3E084LB02
3E084LC01
3E084LC06
3E084LD22
3E084LD27
(57)【要約】
本発明は、内容物排出ポンプに関するものとして、容器に締結されるポンプ本体(10)と、上下部が開口された円筒形の部材として、前記ポンプ本体(10)の内周面にその外側フランジ(21)がねじ結合されるシリンダー(20)と、押しボタン(40)の押しの作動により前記シリンダ(20)の内周面で昇降する昇降装置(30)とからなる内容物排出ポンプにおいて、前記シリンダ(20)の下部にシリンダーの内径より小さく形成された下部シリンダ(20a)の内には上部外周面にかかる突起(51a)が形成された円筒形の固定部材(51)がシリンダー(20)と下部シリンダ(20a)の境界線の間に挿入されていて;前記円筒形の固定部材(51)のかかる突起(51a)にかかって固定されるドーム形状のバルブ(52)が設置されていることを特徴とし、前記ドーム形状のバルブ(52)は、下部は開口されて上部はふっくりと突設されたドーム形状のフレキシブルした部材として、その上部面の中央に十字形スリット(52a)が形成されており、押しボタン(40)を押すことによって容器内が圧縮されながら内容物を前記十字形スリット(52a)を通じて内容物が輩出されていることを特徴としている。
【代表図】 図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器に締結されるポンプ本体(10)と、上下部が開口された円筒形の部材として、前記ポンプ本体(10)の内周面にその外側フランジ(21)がネジ結合されるシリンダー(20)と、押しボタン(40)の押しの作動により前記シリンダ(20)の内周面で昇降する昇降装置(30)で形成された内容物排出ポンプにおいて;
円筒形の前記ポンプ本体(10)の内周面には前記シリンダ(20)の外側フランジ(21)の上面に位置する内側環片(11)が内側で突設されていて;
前記ポンプ本体(10)に締結されるシリンダー(20)の外側フランジ(21)の下面には容器の上部の入口と密着されるように環形のパッキン(22)が挿入されており;
円筒形に形成され、前記ポンプ本体(10)の内側環片(11)の内周面中央に突設された帯形突起(11a)によって外側面がかかり、前記シリンダ(20)の上部内外面を包む固定部材(23)が設置されていることを特徴とする内容物排出ポンプ。
【請求項2】
前記の昇降装置(30)は、前記シリンダ(20)の内周面に密着される円筒形の密閉ピストン(31)と;
前記密閉ピストン(31)の内周面に結合された作動シリンダーロード(32)と;
前記作動シリンダーロード(32)の上段外周面に下段が結合し、上段は前記押しボタン(40)に結合された昇降ロード(33)と;
前記昇降ロード(33)の中間部に外側に突設されたフランジ(33a)の下段と前記固定部材(23)の上部ホーム(23a)に設置されて、押しボタン(40)の押しの作動によって圧縮や膨張する円筒形スプリング(34)で構成されていることを特徴とする請求項 1に記載された内容物排出ポンプ。
【請求項3】
前記シリンダ(20)の下部にシリンダーの内径より小さく形成された下部シリンダ(20a)の内には上部外周面にかかる突起(51a)が形成された円筒形の固定部材(51)がシリンダー(20)と下部シリンダ(20a)の境界線の間に挿入されていて;
前記円筒形の固定部材(51)のかかる突起(51a)にかかって固定されるドーム形状のバルブ(52)が設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載された内容物排出ポンプ。
【請求項4】
前記ドーム形状のバルブ(52)は、下部は開口されて上部はふっくりと突設されたドーム形状のフレキシブルした部材として、その上部面の中央に十字形スリット(52a)が形成されており、押しボタン(40)を押すことによって容器内が圧縮されながら、内容物を前記十字形スリット(52a)を通じて内容物が輩出されていることを特徴とする請求項3に記載された内容物排出ポンプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は内容物排出ポンプに関するもので、より詳細には、排出ポンプを構成するポンプ本体とポンプ本体に組立されるシリンダーの構成を改良するとともに十字形のスリットが形成されたドーム形状のフレキシブルしたバルブで内容物を排出させることで非使用時、容器内の内容物と外部の空気と接触されないようにして内容物が変質しないようにした内容物排出ポンプに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に容器の中に込められている化粧品、シャンプー、洗剤類などの内容物を適量ずつ排出使用するための手段の一つで容器に排出ポンプを装着使用することになる。
【0003】
前記のように容器に装着されて内容物を少量ずつ排出使用する既存の排出ポンプは多様に着眼されているが、一般的な排出ポンプの構造は内容物流入孔(125)を開閉する開閉ボール(122)と作動ピストン(123)がスプリング(121)の弾性力を受けるように設置されていて、前記作動ピストン(123)で内容物の貯蔵室(126)内に圧力を加えて前記内容物の貯蔵室(126)内の内容物を押しボタン(140)を通じて排出されるように形成されたシリンダ(120)がポンプ本体(110)に設置されているのだ。
【0004】
前記作動ピストン(123)には、密閉ピストン(124)が新たに設置されていて、前記シリンダ(120)の作動ピストン(123)に締結された作動管(130)には押しボタン(140)が設置されているのだ。
【0005】
前記の構成を持つ従来の内容物排出ポンプは押しボタン(140)を押すと、密閉ピストン(124)と作動ピストンの間に孔隙が先に発生した後、前記密閉ピストン(124)と作動ピストン(123)が共に下方向に下がりながら、内容物の貯蔵室(126)に圧力が発生するようになり、前記の圧力によって作動ピストン(123)の内容物移送路(123a)を通じて図1のように内容物が排出されることになる。
【0006】
この時、開閉ボール(122)は圧縮されるスプリング(121)によって内容物流入路(125)に密着されて前記内容物流入孔(125)を遮断することになる。
【0007】
前記のように押しボタン(140)を押して内容物を排出した後、押しボタン(140)に加えられた外力を解除すると、スプリング(121)に蓄積された反発弾性力によって作動ピストン(123)と密閉ピストン(124)が一緒に図2と共に上昇することになる。
【0008】
前記のように上昇する作動ピストン(123)と密閉ピストン(124)は上昇初期に作動ピストン(123)が先に上昇して作動ピストン(123)と密閉ピストン(124)の間に発生した空隙が閉じながら、内容物移送路(123a)が遮断されることになって、前記スプリング(121)に蓄積された弾性力が弱まることになる。
【0009】
前記のように内容物が移送路(123a)が遮断されたままの状態で前記の作動ピストン(123)と密閉ピストン(124)が持続的に上昇したことによって内容物の貯蔵室(126)に真空壓が発生するようになり、内容物貯蔵室(126)に発生した真空壓によって開閉ボール(122)が前記内容物流入孔(125)からの隔たりなって容器内の内容物が内容物貯蔵室(126)に改めて流入れることになることだ。
【0010】
前記の従来の内容物排出ポンプは、前記の動作を連続繰り返しながら、内容物を排出することになる。
【0011】
前記の従来の内容物排出ポンプの一番大きな短所は反発手段であるスプリングが金属材であり、また内容物の排出の使用が可能にする開閉手段が金属ボールであり、金属材であるスプリングや金属ボールが内容物によって腐食して内容物を汚染させる問題点があった。
【0012】
前記で記述した従来の排出ポンプの短所を改良した排出ポンプが、この件の出願人が実用新案の出願して登録した実用新案登録第20-0427103号の"内容物排出ポンプの構造"がある。
【0013】
前記の先登録考案は前記で記述した金属材の反発スプリングと金属ボールを使用する代わりに、エラストマーでスプリングに代わって合成樹脂材料のバルブを使用することにより、腐食による内容物変質を予防できたが、エラストマー材の押しボタン昇降部材(第1チェックバルブ)の内容物排出孔の部位が内容物に直接接触される構造なので、内容物が接触される部位でのエラストマーの硬化現象が発生するようになり、内容物の定量の排出が不可能になり、製品の信頼性を低下させる要因になり、また、従来の内容物排出ポンプは合成樹脂材と金属材で構成されており、製品を全部使って分離収去をする時、内容物排出ポンプは、再活用することができなくて廃棄をしなければならなかったので環境上良くなかった。
【0014】
したがって、この件の出願人は先登録考案を補完し、改良するに至った。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本発明は前記の従来技術の要望に応えるために発明されたものとして、本発明は、排出ポンプを構成するポンプ本体とポンプ本体に組立されるシリンダーの構成を改良するとともに十字形のスリットが形成されたドーム形状のフレキシブルしたバルブで内容物を排出させることで非使用時、容器内の内容物と外部の空気と接触されないようにして内容物が変質しないようにした内容物排出ポンプを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明の第1、実施例による内容物排出ポンプは、容器に締結されるポンプ本体(10)と、上下部が開口された円筒形の部材として、前記ポンプ本体(10)の内周面にその外側フランジ(21)がネジ結合されるシリンダー(20)と、押しボタン(40)の押しの作動により前記シリンダ(20)の内周面で昇降する昇降装置(30)とからなる内容物排出ポンプにおいて、円筒形の前記ポンプ本体(10)の内周面には前記シリンダ(20)の外側フランジ(21)の上面に位置する内側環片(11)が内側で突設されていて;前記ポンプ本体(10)に締結されるシリンダー(20)の外側フランジ(21)の下面には容器の上部の入口と密着されるように環状のパッキン(22)が挿入されており、;円筒形に形成され、前記ポンプ本体(10)の内側環片(11)の内周面中央に突設され帯形突起(11a)によって外側面がかかり、前記シリンダ(20)の上部内外面を包む固定部材(23)が設置されていることを特徴としている。
【0017】
前記の昇降装置(30)は、前記シリンダ(20)の内周面に密着される円筒形の密閉ピストン(31)と;前記密閉ピストン(31)の内周面に結合された作動シリンダーロード(32)と;前記作動シリンダーロード(32)の上段外周面に下段が結合し、上段は前記押しボタン(40)に結合された昇降ロード(33)と;前記昇降ロード(33)の中間部に外側に突設されたフランジ(33a)の下段と前記固定部材(23)の上部ホーム(23a)に設置されて、押しボタン(40)の押しの作動によって圧縮や膨張する円筒形スプリング(34)で構成されていることを特徴としている。
【0018】
前記シリンダ(20)の下部にシリンダーの内径より小さく形成された下部シリンダ(20a)の内には上部外周面にかかる突起(51a)が形成された円筒形の固定部材(51)がシリンダー(20)と下部シリンダ(20a)の境界線の間に挿入されていて;前記円筒形の固定部材(51)のかかる突起(51a)にかかって固定されるドーム形状のバルブ(52)が設置されていることを特徴としている。
【0019】
前記ドーム形状のバルブ(52)は、下部は開口されて上部はふっくりと突設されたドーム形状のフレキシブルした部材として、その上部面の中央に十字形スリット(52a)が形成されており、押しボタン(40)を押すことによって容器内が圧縮されながら内容物を前記十字形スリット(52a)を通じて内容物が輩出されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0020】
本発明の内容物排出ポンプによると、排出ポンプを構成するポンプ本体(10)とポンプ本体(10)に組立されるシリンダー(20)の構成を改良するとともに十字形のスリットが形成されたドーム形状のフレキシブルしたバルブで内容物を排出させることで非使用時、容器内の内容物と外部の空気と接触されないようにして内容物が変質されていないようにする効果を持っている。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】従来技術による内容物排出ポンプを作動させて内容物が排出される状態を図示した断面図。
図2】従来技術による内容物排出ポンプで力を除去して元の状態に復元する状態を図示した断面図。
図3】本発明の内容物排出ポンプを図示した分解斜視図。
図4】本発明の内容物排出ポンプが作動しない時を図示した組立断面図。
図5】本発明の内容物排出ポンプが作動する時を図示した組立断面図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の好ましい、実施例を添付された図面を参照して詳しく説明することとする。なお、本発明を説明することにおいて、関連された公知の構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明確と判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
【0023】
図3乃至図5に示すように、本発明による内容物排出ポンプは、容器に締結されるポンプ本体(10)と、上下部が開口された円筒形の部材として、前記ポンプ本体(10)の内周面にその外側フランジ(21)がネジ結合されるシリンダー(20)と、押しボタン(40)の押しの作動により前記シリンダ(20)の内周面で昇降する昇降装置(30)とからなる。
【0024】
円筒形の前記ポンプ本体(10)の内周面には前記シリンダ(20)の外側フランジ(21)の上面に位置する内側環片(11)が内側で突設されている。
【0025】
前記ポンプ本体(10)に締結されるシリンダー(20)の外側フランジ(21)の下面には容器の上部の入口と密着されるように環形のパッキン(22)が挿入されていて、円筒形で形成されて前記ポンプ本体(10)の内側環片(11)の内周面の中央に突設された帯形突起(11a)によって外側面がかかり、前記シリンダ(20)の上部内外面を包む固定部材(23)が設置されている。
【0026】
前記の昇降装置(30)は、前記シリンダ(20)の内周面に密着される円筒形の密閉ピストン(31)と、前記密閉ピストン(31)の内周面に結合された作動シリンダーロ-ド(32)と、前記作動シリンダーロ-ド(32)の上段外周面に下段が結合し、上段には前記押しボタン(40)に結合された昇降ロード(33)と、前記昇降ロード(33)の中間部に外側に突設されたフランジ(33a)の下段と前記固定部材(23)の上部ホーム(23a)に設置され押しボタン(40)の押しの作動によって圧縮や膨張する円筒形スプリング(34)で構成される。
【0027】
前記作動シリンダーロ-ド(32)は、上部は開口されて下部は閉鎖された円筒形状の部材として、下部は上昇の時、前記密閉ピストン(31)を持ち上げるようにように下段かかる突起(32a)が形成されていて、前記下段かかる突起(32a)の上部に水平に移送路の(32b)が貫通形成されている。
【0028】
前記シリンダ(20)の下部にシリンダーの内径より小さいに形成された下部シリンダ(20a)の内には上部外周面にかかる突起(51a)が形成された円筒形の固定部材(51)がシリンダー(20)と下部シリンダ(20a)の境界線の間に挿入されていて、前記円筒形の固定部材(51)のかかる突起(51a)にかかって固定されるドーム形状のバルブ(52)が設置されている。
【0029】
前記ドーム形状のバルブ(52)は、下部は開口されて上部はふっくりと突設されたドーム形状として、その上部面中央に十字形スリット(52a)が形成されている。
【0030】
前記ドーム形状のバルブ(52)は、フレキシブルした部材として、図5のように、押しボタン(40)を押すと、容器内が圧縮されながら内容物を十字形のスリット(52a)を通じて内容物が排出される。
【0031】
次に内容物排出ポンプ容器を使用するためには押しボタン(40)を押すと、押しボタン(40)が下降しながら作動シリンダーロ-ド(32)がシリンダー(20)内で下降するようになり、シリンダ(20)内の空間が圧縮、すなわち少なくなっても5のように、ドーム形状のバルブ(52)の上面に形成された十字形スリット(52a)が起きて容器内の内容物がシリンダー(20)内に流入して、この流入された内容物は作動シリンダーロ-ド(32)の中央を通じて吸入されて、作動シリンダーロ-ド(32)の移送路の(32b)に流入して、押しボタン(40)の排出ノズル(41)で排出される。
【0032】
そして、押しボタン(40)の押しを解除すれば、円筒形スプリング(34)が膨張し、押しボタン(40)が上昇して、作動ピストンロ-ド(32)も上昇しながらドーム形状のバルブ(52)の十字形スリット(52a)が閉鎖される。つまり、シリンダー(20)内の圧力が解除されることにより、元の状態になることだ。
【0033】
以上のとおり、本発明の詳細な説明で具体的な実施例について説明したが、本発明の技術が当業者により容易に変形実施される可能性が自明であり、このような変形された実施例は本発明の特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれることである。
【符号の説明】
【0034】
10 : ポンプ本体
20 : シリンダー
21 : 外側フランジ
22 : 環形のパッキン
23 : 固定の部材
30 : 昇降装置
31 : 円筒形の密閉ピストン
32 : 作動シリンダーロ-ド
33 : 昇降ロード
34 : 円筒形スプリング
40 : 押しボタン
51 : 円筒形の固定の部材
51a : かかる突起
52 : ドーム形状のバルブ
52a : 十字形スリット
図1
図2
図3
図4
図5
【国際調査報告】