特表2019-502425(P2019-502425A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2019-502425レーザ支援の創傷治癒のプロトコールおよびシステム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2019-502425(P2019-502425A)
(43)【公表日】2019年1月31日
(54)【発明の名称】レーザ支援の創傷治癒のプロトコールおよびシステム
(51)【国際特許分類】
   A61N 5/067 20060101AFI20190104BHJP
   A61N 5/06 20060101ALI20190104BHJP
【FI】
   A61N5/067
   A61N5/06 Z
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】49
(21)【出願番号】特願2018-525412(P2018-525412)
(86)(22)【出願日】2016年11月10日
(85)【翻訳文提出日】2018年6月29日
(86)【国際出願番号】US2016061423
(87)【国際公開番号】WO2017083579
(87)【国際公開日】20170518
(31)【優先権主張番号】14/937,858
(32)【優先日】2015年11月10日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】15/348,793
(32)【優先日】2016年11月10日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA
(71)【出願人】
【識別番号】518164663
【氏名又は名称】バイオレージェンテック
【氏名又は名称原語表記】BIOREGENTECH
(71)【出願人】
【識別番号】316005030
【氏名又は名称】カルメタ,マーガレット
【氏名又は名称原語表記】KALMETA,Margaret
(74)【代理人】
【識別番号】100109634
【弁理士】
【氏名又は名称】舛谷 威志
(74)【代理人】
【識別番号】100129263
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 洋之
(72)【発明者】
【氏名】カルメータ,マーガレット
【テーマコード(参考)】
4C082
【Fターム(参考)】
4C082PA02
4C082PC03
4C082PC06
4C082PC08
4C082RA07
4C082RE22
(57)【要約】
0.001から1.2ワットのレーザ出力で電磁スペクトルの可視領域(400nm〜700nm)の波長を有する光ビームを生成するダイオード・レーザを使用して、創傷を治癒させると共に病変組織を治療する方法であって、ダイオード・レーザは、基質と共にまたは基質がなく使用される際に、組織温度を制御し上皮の再生を生体刺激するために断続的に停止させながら使用される、方法。0.001Wから5Wのレーザ出力で緑色波長域(520〜570nm)のレーザ光を利用して病変組織を治療する方法。0.001Wから5Wのレーザ出力でIR波長域(700nm〜1400nm)のレーザ光を使用して病変組織を治療する方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)ハンドピースを含み、ダイオード・レーザが通って配置される少なくとも1つの開口をさらに含む、器具を提供することであって、前記ダイオード・レーザは、約400nmから約700nmまでの波長を有する光ビームを生成し、前記光ビーム は、前記少なくとも1つの開口を通して器具を出ることこと、
(b)前記器具を操作するための電源を提供すること、および
(c)前記器具の前記ハンドピースから、個体の組織の損傷に直接的にまたは近接して、前記少なくとも1つの開口を配置すること
を含む、創傷の形態の組織の損傷を治療する方法。
【請求項2】
前記光ビームは、約520nmから約570nmまでの波長を有し、前記電源は、約0.5Wから約1.2Wまでの幅の出力を前記器具に伝達する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
損傷された前記組織は歯肉組織である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記光ビームは、約520nmから約570nmまで、約620nmから約750nmなど、および約570nmから約590nmまでからなる群から選択される波長を有し、さらに、前記電源は、約.0001Wから約5Wまでの幅の出力を前記器具に伝達する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記電源は、約.002Wから約4Wまで、約.003Wから約3Wまで、および約.005Wから約2Wまでからなる群から選択される幅の出力を前記器具に伝達する、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
急性または慢性の個体の負傷の後に軟部組織の損傷を修復する際に使用するためのシステムであって、
(a)光源が光ビームを通して発する少なくとも1つの開口を有するハンドピースを含む器具を提供することであって、さらに前記器具は、電源に接続されること、
(b)少なくとも1つの基質を提供することであって、前記基質は、前記軟部組織の損傷に適用される際に生体刺激応答を誘導することが可能であること、
(c)前記ハンドピースを前記軟部組織の損傷に直接的にまたは近接して適用すること、
(d)前記軟部組織全体にわたって縦方向および横方向に前記ハンドピースを動かすこと、および
(e)前記少なくとも1つの基質を直接的に軟部組織損傷上に適用すること
を含むシステム。
【請求項7】
前記急性または慢性の負傷由来の前記軟部組織の損傷は、前記個体の皮膚表面に位置する、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記急性または慢性の負傷由来の前記軟部組織の損傷は、前記個体の皮膚表面の真下に位置する、請求項6に記載のシステム。
【請求項9】
前記光源は、ダイオード・レーザまたは発光ダイオード(LED)からなる群から選択されるものである、請求項6に記載のシステム。
【請求項10】
前記電源は、10W以下の出力を前記LED光に伝達し、前記LEDの光ビームは、約700nmから約1400nmまでの波長である、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
(a)少なくとも1つの開口を有するハンドピースを含み、無線周波数(RF)波がその開口を通って伝達される、器具を提供することであって、
(b)前記器具を操作するための電源を提供すること、
(c)前記器具の前記ハンドピースから、個体の軟部組織の損傷に直接的にまたは近接して、前記少なくとも1つの開口を配置すること
を含む、軟部組織を浄化し治癒させる際に使用するためのシステム。
【請求項12】
前記電源は、前記器具に出力するために10W以下を使用する、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
搬送波を前記RF波と併せて使用する、請求項11に記載のシステム。
【請求項14】
前記搬送波は、正弦波であり、非正弦の波形を個体の前記軟部組織に移送する、請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
前記搬送波周波数は、約0.1MHzから約20MHzまでであり、前記非正弦の波形周波数は、約0KHzから約40KHzまで約24GHzまでである、請求項14に記載のシステム。
【請求項16】
前記RF波は単一の正弦波である、請求項11に記載のシステム。
【請求項17】
前記RF波は、1つを越える正弦波であり、さらに、前記1つを越える正弦波は、倍音パターンで伝達される、請求項11に記載のシステム。
【請求項18】
(a)有効量のリン酸三カルシウム、
(b)石灰化コラーゲンおよび非石灰化コラーゲンのうち少なくとも1つ、
(c)有効量のHClまたはNaClおよび少なくとも1つの金属
を含む、軟部組織の損傷を治療する際に使用するための基質。
【請求項19】
前記少なくとも1つの金属は、銅、金、銀、鉄、および白金、またはそれらの任意の組合せからなる群から選択される、請求項18に記載の基質。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
相互参照
本出願は、2016年11月10日出願の一部継続特許出願第15/348,793号への優先権を主張する国際出願であり、上記国際出願は、2015年11月10日出願の米国特許出願第14/937,858号からの米国特許法120条下の優先権の利益を主張し、上記米国出願は、現在特許第9,180,319号として公開されている2013年4月16日出願の米国特許出願第13/864,226号からの優先権の利益を主張し、上記米国出願は、現在放棄されている2011年4月4日出願の米国特許出願第13/078,757号からの優先権の利益を主張し、これらの全ての内容は、参照により本明細書に組み入れられている。
【0002】
本発明は、概して、電磁スペクトルの可視領域(400nm〜700nm)の波長を有する光ビームを産生するダイオード・レーザを使用して、歯肉疾患を治療する方法に関する。任意選択的に、レーザ光は、レーザ出力0.001Wから5Wの緑色波長域(520〜570nm)を利用して、創傷を治療する。また、記載されるのはダイオード・レーザを使用して病変組織を治療する方法が想定される。任意選択的に、レーザ光は、.001Wから5Wのレーザ出力でIR波長域(700nm〜1400nm)を利用して、創傷を治療する。任意選択的に、LED光は、IR波長域を利用して、創傷を治療する。
【背景技術】
【0003】
レーザ支援の歯周組織および骨の再生法(LAPOR)は、以下に限定されないがLAPOR歯周溶液、LAPOR歯周ゲルやLAPOR基質などの基質の使用を伴う、レーザ支援によるプロトコールであり、そのために上皮細胞、歯肉線維芽細胞、PDL線維芽細胞の細胞付着と、骨形成細胞の接着の増加とを引き起こす。PDL線維芽細胞、歯肉線維芽細胞、および骨芽様細胞を使用し、細胞の遊走および増殖を増進させることによって、in vitroで創傷の埋まる速さが加速されるものと思われる。
【0004】
LAPORプロトコールに使用されるLAPOR歯周溶液、LAPOR歯周ゲル、およびLAPOR基質などの基質は、タンパク質合成全体と特定の細胞外マトリックス分子の合成とを刺激する。骨リモデリング調節システムを評価する研究では、タンパク質がこの調節システムに影響を与えることが示されており、したがって骨リモデリング過程への間接的な関与を示す。3つの特別に配合された歯周病および創傷の治癒基質とLAPORゲル歯根調整剤とが併せて使用される際に、LAPORは、組織および骨の合成全体を刺激し、歯肉の付着、歯肉の高さ、骨密度、骨の高さを増加させることが示されてきたが、このことは、in vivoで創傷の埋まる速さが加速されることを示す。
【0005】
使用されるダイオード・レーザは、電磁スペクトルの可視領域(400nm〜700nm)の波長を有する光ビームを産生する。任意選択的に、0.5から1.2Wのレーザ出力で緑色波長域(520〜570nm)の波長を有する光ビームが、LAPORプロトコールに使用される。新しい骨およびその支持因子の生体刺激を含めて、歯周組織の治癒および再生の過程を生体刺激することが、LAPORプロトコールによって示されてきた。LAPORプロトコールに使用されるダイオード・レーザは、歯周組織の治癒応答を非外科処置的に生体刺激し、歯周組織の組織再生を非外科処置的に生体刺激し、長い接合上皮が溝内を下方に遊走することを防止し(組織治癒の生体力学的な一側面)、それによって組織の高さを保持する。LAPORプロトコールに使用されるダイオード・レーザは、以下に限定されないがタンパク質などの基質が、タンパク質合成全体と細胞外マトリックス分子の合成とを非外科処置的に刺激することを助長する。
【0006】
代替的には、LAPORプロトコールは、0.001Wから5W、好ましくは0.002Wから4W、さらに好ましくは0.003Wから4W、最も好ましくは0.005Wから2Wの代替的なワット数を有する、緑色波長域(520〜570nm)、赤色波長域(620〜750nm)、または黄色波長域(570〜590nm)の波長を有する光ビームを使用してもよい。使用されるダイオード・レーザは、創傷の治癒応答および骨/組織の再生およびその支持因子を生体刺激することによって、基質が組織および骨の合成全体を刺激することを助長する。
【0007】
本発明を使用して組織の損傷および創傷を治療してもよいことが、さらに想定される。すなわち、溶液、LATORゲル、およびLATOR基質を使用するレーザ支援の組織および骨の再生法(LATOR)によって、細胞の遊走および増殖が増進され、創傷の埋まる速さが加速される。プロトコールを、6つの特別に配合された組織および創傷の治癒基質とゲル調整剤との併用で使用して、組織および骨の合成全体を刺激し、組織の付着、組織の高さ、骨密度、および骨の高さを増加させて、それによってLAPORプロトコールのように創傷の埋まる早さが加速されることが示される。
【発明の概要】
【0008】
本発明の例示的な一実施形態では、開示されるのは、電磁スペクトルの可視領域(400nm〜700nm)の波長を有する光ビームを生成するダイオード・レーザを使用する、歯肉疾患およびスケーリング/ルート・プレーニング後の歯肉組織を含めた創傷を治療する方法である。任意選択的に、0.5ワットから1.2ワットのレーザ出力で緑色域(520〜570nm)の波長を有する光ビームを使用して、歯肉組織を浄化すると共に、治癒を生体刺激して歯周組織(歯根表面のセメント質を含む)を再生し、そうして長い接合上皮が溝内を下方に遊走するのを防止し、それによって組織の高さを保持する。代替的には、0.001Wから5Wの代替的なワット数を有する、緑色波長域(520〜570nm)、赤色波長域(620〜750nm)、または黄色波長域(570〜590nm)の波長を有する光ビームを使用して、治癒を生体刺激し、創傷部位、その組織および骨を再生してもよい。好適な実施形態では、ワット数は、0.002Wから4Wの領域にあり、さらに好適には0.003から3Wの領域にあり、最も好適には0.005Wから2Wの領域にある。また、ダイオード・レーザは、基質、すなわちLAPOR歯周および創傷治癒溶液、LAPOR歯周ゲル、およびLAPOR歯周および創傷治癒基質によって誘導される治癒および再生の応答を生体刺激し、方法は、1)溝内部にレーザを配すること、2)溝全体にわたってレーザ光を断続的に縦方向および横方向に動かすことによって溝全体に行き渡らせること、および3)血餅が形成される(次いで細胞の付着、接着、遊走、および増殖が増加する)前に基質を溝に配すること、を含む。好適な実施形態では、LATORプロトコールは、上記のパラメータに従ってダイオード・レーザを使用して、全体の創傷部位を治療することがある。任意選択的に、レーザ光は、.001Wから5Wのレーザ出力でIR波長域(700nm〜1400nm)を利用して創傷を治療する。
【0009】
代替的な一実施形態では、LAPORプロトコールは、LED光を使用して、治癒を生体刺激し、歯周組織および全体の創傷組織を再生することがある(LATORプロトコール)。LED光を10W以下で創傷に使用して、新しい細胞の組織化とそれによる組織再生の際に支援する。任意選択的に、LED光は、IR波長域を利用して創傷を治療する。任意選択的に、レーザ光は、IR波長域(700nm〜1400nm)を.001Wから5Wのレーザ出力で利用して創傷を治療する。
【0010】
代替的な一実施形態では、LAPORおよびLATORのプロトコールは、無線周波数(RF)波を使用して、歯肉組織を浄化し、治癒を生体刺激し、歯周組織を再生することがある。RFビームを10W以下で創傷に使用して、新しい細胞の組織化とそれによる組織の再生の際に支援する。搬送波(正弦波)は、非正弦波形を処置の場所に移送する。搬送波周波数は、0.1MHzから20MHzの領域にあることがあり、一方で、非正弦波形は、0から40KHz、または代替的に0‐24GHzの領域にあることがある。好適な実施形態では、搬送波周波数は、0.2MHzから10MHzの、好ましくは0.3MHzから5MHzの領域にある。任意選択で、0.001Wから10ワットの幅を、好ましくは0.001Wから3Wの幅を40Hzから24GHzのヘルツ幅に利用する。さらに代替的な実施形態では、RF波は単一の正弦波である。さらに代替的な実施形態では、RF波は、1つを越える正弦波であり、ここで、この1つを越えるものは、倍音のパターンを示す。好適な実施形態では、LATORプロトコールは、上記のパラメータに従ってRF波を使用して、全体の創傷部位を治療することがある。任意選択的に、非正弦波形は、搬送波の非存在下で上記のパラメータの領域にあることがある。
【0011】
本発明の別の実施形態では、開示されるのは、EDTA15%、グルコン酸カルシウム20%、メチルパラベン、プロピルパラベン、緩衝剤としてエタノールアミン、カルボキシメチルセルロース、および食用緑色着色剤、滅菌水を含む、歯根/骨/軟骨調整剤である。
【0012】
本発明のさらに別の実施形態では、開示されるのは、ナトリウム含量11mg/100gの溶液中でのリン酸一ナトリウムまたはリン酸二ナトリウムと水酸化ナトリウムとの組合せ;60%の水;9%のリジン;9%のプロリン;イソロイシン、ロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、アスパラギン、およびセレノシステインからなる群から選ばれる、9%の他の全ての必須アミノ酸;アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、セリン、チロシン、およびピロリシンからなる群から選ばれる、2%の他の全ての非必須アミノ酸;アデノシン、ウリジン、グアノシン、イリジン、およびシチジンからなる群から選ばれる、6.9%の遊離塩基;ADP、ATP、およびアセチルコリンからなる群から選ばれる、2%のリン酸エステル;ならびに1%の安息香酸から構成される、第1の基質である。
【0013】
本発明のさらに別の実施形態では、開示されるのは、水酸化カルシウム/クロー油を用いて沈降されたリン酸三カルシウム、およびハイドロキシアパタイト結晶で構成される、第2の基質である。
【0014】
本発明のさらに別の実施形態では、開示されるのは、5.1%のヒアルロン酸;リノール酸(LA)、アルファ−リノール酸(ALA)からなる群から選ばれる、8%の脂肪酸;マンノース、ガラクトース、N−アセチルガラクトサミン、N−アセチルグルコサミン、N−アセチルノイラミン酸、フコース(6位のカルボキシル基のないL立体配置)、およびキシロースからなる群から選ばれる、4.4%の糖;2.2%のグルコースとフコース(6位のカルボキシル基のないL立体配置)との混合物;ビタミンA、ビタミンD2、D3、ビタミンE、ビタミンK1、K2、ビタミンB12(メチルコバラミン、ヒドロキソコバラミン)、コレステロール、およびジアグリセロールからなる群から選ばれる、3%の脂質;ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB7、ビタミンB9、ビタミンC、およびパントテン酸からなる群から選ばれる、2.7%のビタミン;塩化カルシウム、塩化コリン、硫酸マグネシウム、塩化カリウム、リン酸カリウム(一塩基性)、重炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、およびヨウ化ナトリウムからなる群から選ばれる、4.5%の電解質源;Agナノ粒子およびAuナノ粒子からなる群から選ばれる、6%の金属;銅、亜鉛、セレン、鉄、マンガン、コバルト、クロム、ホウ素、およびモリブデンからなる群から選ばれる、3.9%のイオン性金属;ならびにホウ素、ケイ素、ニッケル、およびバナジウムからなる群から選ばれる、4%の他のイオン性金属から構成される、第3の基質である。
【0015】
本発明の別の実施形態では、開示されるのは、カルボマー、塩化カリウム、塩化物、ナトリウム、カリウム、マンガン、リン酸三カルシウム、硫酸塩、炭酸塩、カタツムリ血清、カタツムリ分泌物濾過物、HA、Au、Ag、Cu、Fe、Pt、コラーゲン、グリシンHCl、およびフコースから構成される第4の基質である。
【0016】
本発明の別の実施形態では、開示されるのは、リン酸三カルシウムおよび/または石灰化コラーゲンおよび/または非石灰化コラーゲンから構成される、第5の基質である。
【0017】
本発明の別の実施形態では、開示されるのは、リン酸三カルシウム、および/または石灰化コラーゲン、および/または非石灰化コラーゲン、および/またはHCl、および/またはNaCl、および/または金属から構成される、第6の基質であって、ここでは、金属は、銅、Au、Ag、鉄、および白金、またはそれらの任意の組合せからなる群から選ばれる。
【0018】
本発明のさらに重要な特長は、それゆえ、以降のさらに詳細な記載がより良く理解されるように、および当技術分野へのここでの貢献がいっそう認識されるように、略述される。本発明の追加の特長は、のちに本明細書に記載され、以降の特許請求の範囲の主題を形成することになる。
【0019】
本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、本願において、以下の記載に記述されるかまたは図面に示されている、構成成分の構成および配列の詳細に限定されないことは理解されよう。本発明は、他の実施形態で行うこと、ならびに様々な方法で実践および実施することが可能である。また、本明細書に採用される言い回しおよび用語は、記載の目的のものであって、限定することとみなされるべきではないことは、理解されよう。
【0020】
そのようにして、当業者は、この開示の基づく概念が、本発明の複数の目的を実施するための他の構造、方法、およびシステムの設計のための基盤として容易に利用される場合があることを認識することになる。それゆえ、特許請求の範囲は、本発明の趣旨および範囲から逸脱しない限り、そのような等価の構築物を含むものとみなされるべきであるということが重要である。
【0021】
当業者が以降の本発明の詳細な記載をより良く理解するように、上記は、本発明の好適な特長をむしろ幅広く略述している。本発明の特許請求の範囲の主題を形成する、本発明の追加の特長は、下記に記載されよう。本発明の同じ目的を実施するために他の構造を設計または改変するための基盤として、開示される概念および具体的な実施形態を容易に使用できること、およびそのような他の構造は、その最も広い形で本発明の趣旨および範囲から逸脱しないことを、当業者は認識するべきである。
【0022】
本発明の他の態様、特長、および利点は、以下の詳細な記載、別添の請求項、および添付の図面から、さらに充分に明らかになってゆくことになる。図面中では、類似の要素は類似の参照数字が与えられている。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1図1は、基質を適用する前にダイオード・レーザで処置する前の患者の歯のX線像を示す図である。
図2-7】図2図7は、基質で処置した後にダイオード・レーザで処置した後の図1の下の歯のX線像を示す図である。
図8図8は、基質で処置した後にダイオード・レーザで処置する前の上の歯のX線像を示す図である。
図9図9は、基質で処置した後にダイオード・レーザで処置した後の図8の上の歯のX線像を示す図である。
図10図10は、本発明の原理に従って、ダイオード・レーザを使用して歯肉疾患を治療する方法のフロー図である。
図11図11は、患者の歯15について、ダイオード・レーザおよび基質で処置した後の歯の12箇所における骨密度の測定値を、経時で示す図である。
図12図12は、患者の歯28について、ダイオード・レーザおよび基質で処置した後の歯の17箇所における骨密度の測定値を、経時で示す図である。
図13図13は、患者の歯2、歯3、および歯15について、ダイオード・レーザおよび基質で処置した後の歯の3箇所における骨密度の測定値を、経時で示す図である。
図14図14a、図14bは、図11に示される測定値を収集した、患者の歯15のX線を示す図であり、(a)は、処置前の歯15を示し、(b)は、3回の処置後の2011年10月の測定時の歯15を示す。
図15図15a、図15bは、図12に示される測定値を収集した、患者の歯28のX線を示す図であり、(a)は、処置前の患者の歯28のX線を示す図であり、(b)は、4回の処置後の2011年1月の測定時の歯28を示す。
図16図16a、図16bは、図13に示される測定値を収集した、患者の歯2、歯3、および歯15のパノラマX線を示す図である処置前の歯を示し、(a)は処置前の歯を示し、(b)は2011年7月の測定時の歯を示す。
図17図17a〜図17fは、本発明のダイオード・レーザの第1の実施形態の様々な図であり、(a)は、右側面図、(b)は、背面側面図、(c)は、左側面図、(d)は、正面側面図、(e)は、上面図、(f)は、レーザ・ハウジングのクリーズアップである。
図18図18a〜図18cは、図17のダイオード・レーザの立体分解図であり、(a)は、立体分解図、(b)は、組立図、(c)は、底面図を示す。
図19図19a〜図19gは、本発明のダイオード・レーザの第2の実施形態の様々な図であり、(a)は、上面斜視図であり、(b)は、背面図、(c)は、左側面図、(d)は、上面図、、(e)は、正面斜視図、(f)は、右側面図、(g)は、底面図を示す。
図20図20a、図20bは、図19のダイオード・レーザの立体分解図であり、(a)は、分解図、(b)は、レーザ・ハウジングのクローズアップを示す。
図21図21a〜図21cは、本発明のダイオード・レーザの第3の実施形態の様々な図であり、(a)は、側面斜視図、(b)は、分解図、(c)は、レーザ・ハウジングのクローズアップを示す。
図22図22a〜図22cは、本発明の光ファイバのレーザを示す図であり、(a)は、組立図、(b)は、立体分解図、(c)は、完全に組み立てられたレーザを示す。
図23図23は、本発明のレーザを使用するためのプロトコールのフローチャートである。
図24図24は、処置前後の顎のプロファイルの測定値を示す図である。
図25図25は、処置前後のつま先のしわの長さの測定値を示す図である。
図26図26a〜図26cは、処置の前と後の歯肉の創傷の治癒および組織の再生の測定値を示す図であり、(a)は、処置前の創傷を示し、(b)は、処置後の組織の再生を示し、(c)は、処置前後の組織の高さの測定値を示す。
図27図27は、処置前後の手のしわの長さの測定値を示す図である。
図28図28は、処置前後の創傷の新しい皮膚の成長の測定値を示す図である。
図29図29は、処置前後の(肛門の)瘢痕の幅の低減の測定値を示す図である。
図30図30は、処置前後の(肛門の)瘢痕の長さの低減の測定値を示す図である。
図31図31は、処置前後の嚥下の強さの測定値を示す図である。
図32図32は、処置前後の乳房の硬さの測定値を示す図である。
図33図33a〜図33eは、本発明のRFハンドピースの様々な図であり、(a)は、上面図、(b)は、側面図、(c)は、RFチップの斜視図、(d)は、立体分解側面斜視図、(e)は、本発明のRFハンドピースの代替的な側面斜視図を示す。
図34図34a〜図34fは、本発明の第4の代替的なダイオード・レーザの様々な図であり、(a)は、右側面図、(b)は、正面図、(c)は、左側面図、(d)は、左側面斜視図、(e)は、上面図、(f)は、右側面斜視図を示す。
図35図35a〜図35fは、光ファイバのハンドピースおよび交換可能なチップに用いるレーザ源の様々な図である。
図36図36a〜図36fは、本発明の携帯可能なRF送信器の様々な図であり(a)は、上面図、(b)は、側面図、(c)は、底面図、(d)は、左側面図、(e)は、左正面斜視図、(f)は、右正面斜視図である。
図37図37a、図37bは、本発明の代替的な光ファイバ・レーザを示す図であり、(a)平坦チップ、(b)は、ガラス分散チップを示す
図38図38は、処置前後の上皮の創傷の再生を示す図である。
図39図39は、処置前後のアキレス腱の創傷の再生を示す図である。
図40図40は、処置前後の足首上皮の創傷の再生を示す図である。
図41図41は、処置前後の足首の創傷のサイズの低減を示す図である。
図42図42は、処置前後の口腔の創傷の再生を示す図である。
図43図43aは、処置前後の静脈創傷の再生を示す図、図43bは、懐中電灯式赤外線レーザを示す図である。
【発明の詳細な説明】
【0024】
定義
本明細書に使用される際に、用語「歯肉疾患」とは、歯の損失および/または他の健康の問題を引き起こす可能性がある歯周疾患を意味する。歯周疾患の例としては、歯肉炎、侵襲性の歯周炎、慢性の歯周炎、全身性の疾患の徴候としての歯周炎、および壊死性の歯周疾患が挙げられる。
【0025】
本明細書に使用される際に、用語「組織疾患」とは、肢の切断など他の健康の問題を引き起こす可能性がある、負傷および/または創傷に起因する組織および/または上皮の損失を意味する。
【0026】
本明細書に使用される際に、用語「患者」とは、歯肉の疾患に罹患し、前記歯肉疾患のための処置を必要とする任意の個体を意味する。
【0027】
本明細書に使用される際に、用語「箇所」とは、溝またはその直近の周囲の範囲内にある、測定の正確な地点を意味する。
【0028】
本明細書に使用される際に、用語「基質混合物」とは、歯肉疾患および/または組織疾患および/または創傷を処置するための、本明細書に開示される第1の基質および/または第2の基質および/または第3の基質および/または第4の基質および/または第5の基質および/または第6の基質の混合物を意味する。
【0029】
本明細書に使用される際に、用語「骨再生」とは、溝内またはその周りの具体的な箇所でカルシウムの密度が増加することを意味する。
【0030】
本明細書に使用される際に、用語「カルシウム密度」とは、所与の箇所の周囲のカルシウム量の測定値を意味する。
【0031】
本明細書に使用される際に、用語「創傷」とは、任意の本来の組織もしくは骨または名付けのない任意の他の構造を喪失している任意の範囲を意味し、この範囲は、健康で非創傷で無損傷かつ老化していない形態を喪失している。
【0032】
LAPORプロトコールは、特殊レーザの使用を伴う最も有効な処置の方法と組み合わせることによって、歯肉疾患および創傷の処置に使用することができる。米国国民のおよそ66%が、何らかの形の歯肉疾患を有している。しかし、しばしば歯肉手術の結果として不快さがあるために、多くが処置を得ようとすることを避ける。LAPORは、新しい選択肢を提供する。LAPORプロトコールは、旧来の歯周手術としてより有効な処置であり、短期間および長期間の両方で患者にとってはるかに有益である。LATORプロトコールは、組織疾患および創傷の処置のために同様に使用することができる。
【0033】
LAPORプロトコールは、たった約1時間のおよびたった2回の短期の事後の来院を要するのみである。患者は、ダウンタイムを経ず、回復にたった24時間をかけるのみである。このことによって、仕事への速やかな復帰が可能かつ快適なものとなる。
【0034】
LAPORプロトコールを実施した後、歯肉の後退は、通常の歯周手術後の殆どの場合に比べてゼロである。これは、歯根の上の新しいセメント質の形成と組み合わされて、以前に損なわれた骨形成、歯周靱帯の形成、および歯の損失なし。LATORプロトコールを実施した後、創傷の線維増多は、通常の処置の後の殆どの場合に比べてゼロであり、新しい組織の形成が多方向に起こり、移植することなく創傷が閉じる。
【0035】
本発明のLAPORプロトコールを使用して、最も有効な処置の方法をレーザ、LED、無線周波数エネルギー、および基質と組み合わせることによって、または別々に使用することによって、創傷部位を治癒させることができる。処置プロトコールを実施した後、創傷部位からの組織の後退は観察されなかった。好適な実施形態では、RFエネルギー波は10Wまでとしてもよい。搬送波周波数は、0.1MHzから20MHzの領域にあることがある一方で、非正弦波形は、0から40KHz、または0から24GHzまでの領域にあることがある。好適な実施形態では、搬送波周波数は、0.2MHzから10MHz、好ましくは0.3MHzから5MHzの領域にある。任意選択で0.001Wから10Wの領域のRFエネルギーが、好ましくは0.001Wから3Wの領域が、40Hzから24GHzのヘルツ幅で利用される。さらに代替的な実施形態では、RF波は1つを超える正弦波であり、ここでは、1つを超えるものが倍音のパターンを示す。
【0036】
LAPORプロトコールおよびLATORプロトコールで使用される特殊なタイプのレーザは、ダイオード、sに使用される半導体コヒーレント光ビームである。使用されるレーザ光は、電磁スペクトルの可視領域の波長である400nm〜700nmの間の波長を有する。任意選択的に、可視スペクトルの緑色域(520〜570nm)が0.5から1.2ワットのレーザ出力で利用されるが、これによって、その部位が除菌されて歯肉組織が細菌不含のままとなり、治癒が生体刺激される。;基質を用いる処置との併用で、レーザは歯周組織の再生を生体刺激する。旧来の歯周治療は、歯の組織の高さを除去してポケットの深さを低減する。LAPORプロトコールは再生の術式である。患者は組織体積を失わない。組織体積が増加され、骨が再生される。全般的な組織疾患については、レーザは、組織の再生を生体刺激するが、ここで、旧来の治療は、組織の高さを除去して疾患を低減する。任意選択的に、レーザ光は、IR波長域(700nm〜1400nm)を.001Wから5Wレーザ出力で利用して、創傷を治療する。任意選択的に、LED光が10W以下で使用される。
【0037】
定型のスケーリングおよびルート・プレーニングと併用するダイオード・レーザの使用は、スケーリングおよびルート・プレーニング単独よりも有効である。それは、患者の歯肉の治癒のスピードおよび程度、ならびに術後の快適さを増進する。これは、レーザによる細菌の低減と、電磁スペクトルの可視領域ある波長、すなわち400nm〜700nmの間の波長を有するレーザ光を用いる生体刺激とを通じて達成される。任意選択的に、可視スペクトルの緑色域(520〜570nm)が、0.5から1.2ワットのレーザ出力で利用される。代替的には、レーザ出力ワット数は、0.001Wから5W、好ましくは0.002Wから4W、さらに好ましくは0.003Wから3W、および最も好ましくは0.005Wから2Wの領域にある場合がある。
【0038】
図10を参照すると、開示されるのは、光ビームを産生するダイオード・レーザを使用する方法10であり、この光ビームは、断続的に使用され、電磁スペクトルの可視領域の波長、すなわち400nm〜700nmの波長を有する。任意選択的に、可視スペクトルの緑色域(520〜570nm)が、歯肉疾患を治療するために0.5から1.2ワットのレーザ出力で使用される。ブロック12で開始すると、ペリオプローブが、過剰ポケットの深さの程度を決定し、それゆえに歯科医が病変組織および細菌感染の範囲をより良く特定する助けとなる。歯科医は、超音波スケーラーおよび手用器具を使用して歯根表面から歯石を除去する、ブロック14。歯科医によるこの動作は、スケーリング時に毛細血管を開くことによって、溝中の治癒応答を刺激する助けとなる。ブロック18に進むと、レーザ・チップを溝内部に配し、溝全体にわたって縦方向および横方向にチップを動かすことにより、組織温度の制御のために断続的に停止しつつ継続する光ビームを、溝全体に行き渡らせることが可能になる。レーザ・チップは、第1路の間は45度の角度で切り欠かれている。レーザは、第2路の間は逆45度の角度で切り欠かれている。このことによって、現存する歯周組織にレーザ・ビームが行き渡り、標的レーザ光の熱が細菌を死滅させるために、組織を浄化することが可能になる。また、このことによって、溝の内容物を生体刺激することが可能になる。ブロック20では、歯科医が、溝範囲および歯根表面をもう一度スケーリングし、復活した血流を通じて治癒応答を誘導する。ブロック22に進むと、次いで、少なくとも1つの基質、例えば、以下に限定されないが、マトリックスタンパク質などが、血餅の形成前に歯の溝に配され、ブロック24では、患者が口を5分間開けることを穏やかに助けることによって、血餅がじっくりと形成されて、基質を無傷に保つ。任意選択的に、レーザ光は、創傷を治療するために、.001Wから5Wのレーザ出力でIR波長域(700nm〜1400nm)を利用する。
【0039】
代替的には、レーザ・チップは、創傷溝全体にわたって光エネルギーを分散させる特別に設計されたチップである。それによって、現存する組織にレーザ・ビームが行き渡り、標的レーザ光の熱により細菌が死滅するために、組織を浄化することが可能になる。その結果、ブロック20が除外されて直接的にブロック22に進む。
【0040】
LAPORプロトコールは、旧来の手術よりもはるかに侵襲性が低く、その相当物を超える利点およびメリットをもたらす。回復時間ははるかに早く、それはなぜなら、全てではないが殆どの健康な組織の損傷が、このさらに進んだ技術の使用を介して回避されているためである。LAPORプロトコールは、健康な組織を無傷のままとすることから、歯肉の高さそれ自体は、歯の周囲に増し、より良好に保持される。LAPORプロトコールは、長い接合上皮が溝内を下方に遊走するのを防止し、それによって組織の高さを保持し、歯周組織の再生を可能にする。
【0041】
図17a〜図17fを参照すると、示されているのは、本発明の基質および方法と併せて使用するためのデバイス100の第1の実施形態の様々な角度像である。図18aおよび図18bは、第1の実施形態におけるデバイス100の斜視図を示す。具体的には、図18aは、ハンドル109に一体化して接続されているコード101、放熱板102にさらに接続されているハンドル109を含む、デバイス100の立体分解図を示す。筐体103は、放熱板102に堅固に連結し、それによって、筐体103と放熱板102との間に空洞が作り出される。レーザ104は、筐体103と放熱板102との間の空洞内に配置される。雄コネクタ105は、RF源108を筐体103に連結し、ここでは、ねじ込みインサート106が、その間の連結をカバーする。キャップ107は、筐体103を覆って配置され、ハンドル109を固定する。図18cは、放熱板102、レーザ104、筐体103、および雄コネクタ105の詳細な図を互いに関連付けて示す。好適な実施形態では、デバイス100は、複数のRF源108を有することがあり、ここでは、複数とは、少なくとも2つのチップ(すなわち双極)として定義される。処置を受けている創傷の場所に応じて使用し易くするため、RF源108がx軸に対して上下45°で調整されるように、筐体103は動くことができる。
【0042】
レーザエネルギーは、0.001Wから5Wのワット数を有する緑色波長域(520〜570nm)、赤色波長域(620〜750nm)、または黄色波長域(570〜590nm)の波長を有することがある。好適な実施形態では、レーザエネルギーは、.001Wto5Wのワット数を有する。ワット数は、0.001Wから4Wの領域に、さらに好適には0.003から3Wの領域に、最も好適には0.005Wから2Wの領域にある。RFエネルギーは、10ワット以下の出力を有することがある。搬送波の周波数は、0.1MHzから20MHzの領域にある場合があり、一方、非正弦波形は、0から40KHz、または0から24GHzまでの領域にある場合がある。好適な実施形態では、搬送波の周波数は、0.2MHzから10MHz、好ましくは0.3MHzから5MHzの領域にある。任意選択で、0.001Wから10Wの領域の、好ましくは0.001Wから3Wの領域のRFエネルギーが、40Hzから24GHzのヘルツ領域に利用される。さらに代替的な実施形態では、RF波は1つを超える正弦波であり、ここでは、この1つを超える正弦波は倍音のパターンを示す。任意選択的に、非正弦波形が、搬送波の非存在下で上記のパラメータの領域にあることがある。
【0043】
図19a〜図19gを参照すると、示されているのは、本発明の基質および方法と併せて使用するためのデバイス200の第2の実施形態の様々な角度像である。図20aは、第2の実施形態のデバイス200の斜視図を示す。具体的には、図20aは、ハンドル209に一体化して接続されているワイヤー・グロメット201、放熱板202をさらに含むハンドル209を含む、デバイス200の立体分解図を示す。筐体203は、放熱板202に堅固に連結し、それによって、筐体203と放熱板202との間に空洞が作り出される。レーザ204は、筐体203と放熱板202との間の空洞内に配置される。雄コネクタ205は、RF源208を筐体203に連結し、ここでは、ねじ込みインサート206が、その間の連結をカバーする。図20bは、レーザ204および筐体203の詳細な図を互いに関連付けて示す。
【0044】
図21a〜図21cを参照すると、示されているのは、本発明の基質および方法と併せて使用するためのデバイス300の第3の実施形態である。図21aは、第2の実施形態のデバイス300の斜視図を示す。具体的には、図21bは、筐体303に一体化して接続されているワイヤー・グロメット301、放熱板302をさらに含む筐体303を含む、デバイス300の立体分解図を示す。筐体303は、放熱板302に堅固に連結し、それによって、筐体303と放熱板302との間に空洞が作り出される。レーザ304は、筐体303と放熱板302との間の空洞内に配置される。雄コネクタ305は、RF源308を筐体303に連結し、ここでは、ねじ込みインサート306が、その間の連結をカバーする。図21cは、レーザ304および筐体303の詳細な図を互いに関連付けて示す。一例に過ぎないが、デバイスは、5つまたは6つのチップを有することがある。
【0045】
図22aおよび図22bを参照すると、示されているのは、本発明の基質および方法と併せて使用するための光ファイバ・デバイス400である。光ファイバ・デバイス400は、第1の端部と第2の端部との間に配されるハンド・グリップ・アセンブリ401を含む。第1の端部は、ハンド・グリップ・アセンブリ401と取り外し可能な突出部アセンブリ404との間に配置される突出部インサート402をさらに含む。屈曲ファイバ管405は、取り外し可能な突出部アセンブリ405から伸びている。第2の端部は、ハンド・グリップ・アセンブリ401とゴム製被覆407との間に位置する基部インサート406をさらに含む。ゴム製被覆407から伸びているのは、鞘状ファイバ408であり、SMAコネクタ409をゴム製被覆407の反対側の端部に有する。図22cは、レーザ源を収容するための胴部をさらに有する、完全に組み立てた光ファイバ・デバイス400を示す。
【0046】
まず、調整剤が歯根または骨の表面に適用される。歯根調整剤は、表1にある以下を含む。
【0047】
【表1】
【0048】
調整剤は、任意選択で、追加の基質またはレーザ光を適用する前にリンスで除かれる。代替的には、調整剤は、任意の基質を適用する前にレーザ光を適用している際に、歯根または骨の表面の上に残される。代替的な一実施形態では、調整剤は、レーザ光を任意で適用する前に、適用されるただ1つの基質と共に中に残される。任意選択的に、調整剤は溝に残され、レーザ光を任意で適用する前に基質が添加される。
【0049】
冷光を発する血液を含有する基質を溝内に配することによって、冷光を発する血液を基質上に凝固させることができる。
【0050】
任意選択的に、液体基質または基質1は、溶液1Lあたり、表2にある以下から構成される。
【0051】
【表2】
【0052】
任意選択的に、所望の到達させる粘度に応じて、滅菌水の総構成成分を20%の上下に調整する。
【0053】
代替的な一実施形態では、液体基質または基質1は、表3にある以下から構成される。
【0054】
【表3】
【0055】
代替的な一実施形態では、追加の基質が適用されてもよく、追加の基質である基質2は、水酸化カルシウム/クロー油を用いて沈殿させたリン酸三カルシウム、およびハイドロキシアパタイト結晶から構成される。
【0056】
代替的な一実施形態では、追加の基質が適用されてもよく、追加の基質である基質3は、表4にある以下から構成される。
【0057】
【表4-1】
【表4-2】
【表4-3】
【0058】
任意選択的に、所望の到達させる粘度に応じて、滅菌水の総構成成分は、20%の上下に調整される。
【0059】
代替的な一実施形態では、追加の基質が適用されてもよく、追加の基質である基質4は、表5にある以下から構成される。
【0060】
【表5】
【0061】
金属は、慢性の創傷には50%増加させててもよい(図40を参照)。
【0062】
任意選択的に、所望の到達させる粘度に応じて、滅菌水の総構成成分は、20%の上下に調整される。
【0063】
基質1、2、および3は、異なるデリバリ様式を有していてもよく、そのような様式としては例えば、同じ成分を有する滴下、スプレー、注射、または静脈内、ならびに舌下、肛門、フォーム、および軟膏の製剤、または飲用可能な液体がある。
【0064】
代替的な一実施形態では、追加の基質が適用されてもよく、追加の基質である基質5は、以下から構成される。
1.コラーゲンであって、石灰化したものおよび/または
2.コラーゲンであって、石灰化していないものおよび/または
3.コラーゲンであって、1サイズまたは種々のサイズ:4〜50μm、50〜150μm、100〜300μm、500〜1000μm、1〜3mm、および3〜6mmを有する多孔性のリン酸三カルシウム結晶が補充されたもの。リン酸三カルシウム結晶は、稠密でも多孔性でもよい。任意選択的に、基質5は、他の基質の非存在下で使用されてもよい。
【0065】
代替的な一実施形態では、追加の基質が適用されてもよく、追加の基質である基質6は、以下から構成される。
1.コラーゲンであって、石灰化したものおよび/または
2.コラーゲンであって、石灰化していないものおよび/または
3.HClおよび/または
4.NaClおよび/または
5.Cu、Ag、Fe、Au、Pt、またはそれらの任意の組合せおよび/または
6.コラーゲンであって、1サイズまたは種々のサイズ:4〜50μm、50〜150μm、100〜300μm、500〜1000μm、1〜3mm、および3〜6mmを有する多孔性のリン酸三カルシウム結晶が補充されたもの。リン酸三カルシウム結晶は、稠密でも多孔性でもよい。任意選択的に、基質6は、他の基質の非存在下で使用されてもよい。
【0066】
追加の基質が適用されてもよく、追加の基質は以下:リン酸三カルシウムとハイドロキシアパタイト結晶との混合物から構成される。リン酸三カルシウムは、好適な実施形態では、CaOH/デビルズクロー油を用いて沈殿させる。任意選択的に、追加の基質は、50%多孔性ハイドロキシアパタイト結晶で沈殿させた50%リン酸三カルシウム/デビルズクロー油を含む。使用されるリン酸三カルシウム結晶は、以下のサイズ:4〜50μm、50〜150μm、100〜300μm、500〜1000μm、1〜3mm、および3〜6mmの顆粒である。リン酸三カルシウム結晶は、稠密でも多孔性でもよい。
【0067】
追加の基質は、ハイドロキシアパタイト結晶の顆粒から構成されていることがあり、この顆粒は以下のサイズ:10〜50μm、50〜150μm、100〜300μm、500〜1000μm、1〜3mm、および3〜6mmを含有する。ハイドロキシアパタイト結晶は、稠密でも多孔性でもよい。
【0068】
以下の実施例では、調整剤を適用して、その後にリンスで除く。任意選択的に、調整剤によって歯の構造内の微小孔が開いたままとなるように、調整剤を溝に放置する。
【0069】
調整剤を適用した後、レーザ光を用いて溝を生体刺激する。これが起こった後、液体基質を適用する。任意選択的に、追加の基質を適用する。口腔以外の腔には、IVを介して摂取されるかまたは採られることが必要ではないものの有益である際に、希釈基質が処置を支援する。
【0070】
代替的な一実施形態では、任意選択のスプレー基質であるスプレー1が適用されてもよく、スプレーは、以下:Au、Ag、Cu、Fe、Pt、および滅菌水から構成される。
【0071】
代替的な一実施形態では、任意選択のスプレー基質であるスプレー2が適用されてもよく、スプレーは、以下::Cl、Na、K、Mg、リン酸塩、硫酸塩、重炭酸塩、および滅菌水から構成される。
【0072】
本発明の光ファイバのデバイスは、処置のために溝の内部に配される唯一のデバイスである。溝はまた、レーザ、RF、またはRFを伴うレーザを用いて処置される。開示される残りのデバイスの実施形態は、創傷部位および創傷の重症度に応じて、基質と併せて創傷の処置に使用されてもよい。本明細書に開示される基質は、以下に限定されないが、液体、錠剤、浣腸、ゲル、注射、またはフォームを含む形態としてもよい。
【0073】
代替的なRFおよび/またはレーザ支援の創傷組織の再生
1.スケーリング/ルート・プレーニングを行い、
2.歯根をエッチングし、
3.生理食塩水でリンスし、
4.レーザのチップを溝の創傷内に配し、レーザを5秒間オンにし、
5.ステップ4を、溝の創傷全体がレーザ・エネルギーによって飽和するまで、歯の周囲で縦方向および横方向に円周方向に繰り返し、
6.基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5をガラスダッペン皿内に配し、
7.所望の量の基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5をダッペン皿中で混合し、
8.骨/組織の損失が起きている溝の創傷内に所望の混合物を配し、
9.数秒待ち、
10.骨/組織損傷が起きている溝の創傷内にさらに多くの混合物を配し、
11.数秒待ち、
12.全ての欠損が埋まるまでステップ8を繰り返し、
13.1分待ち、
14.RFチップおよび/またはLEDチップを備え、かつレーザを備えているかまたは備えていないハンドピースを、創傷に垂直に配し、オンにして、所定の配置に1分間保ち、
15.10秒待ち、
16.創傷全体がRFエネルギーで、レーザと共にまたはレーザなしでカバーされるまで、RFステップ14を繰り返す。
【0074】
代替的なRFおよび/またはレーザ支援の創傷組織の修復:
1.創傷を生理食塩水で清浄化し、
2.基質1および/または3を創傷上に配し、
3.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、創傷に1分間向け、
4.別の層の基質1、および/もしくは2、および/もしくは3、および/もしくは4、および/もしくは5、またはそれらの任意の組合せを創傷上に配し、
5.10秒待ち、
6.創傷床がカバーされるまでステップ2〜5を繰り返し、
7.代替的に、ステップ2〜6の間で1週間待ち、創傷床を徐々にカバーする。
【0075】
口腔、頭/頸部、舌、肛門、膣の領域およびさらに深い範囲の処置は、これらが処置されている間は、基質を伴う(基質を適用するかまたは水と共に飲む)RF、基質を伴わないRF、基質を伴う(基質を適用するかまたは水と共に飲む)RFとレーザとの足し合わせ、基質を伴わないRFとレーザとの足し合わせ、および基質を伴う(基質を適用するかまたは水と共に飲む)レーザ、基質を伴わないレーザを用いて実施される。記載される処置は、胃腸管、頭/頸部、および肛門の全体にわたって利用されてもよい。口腔および周囲の構造、肛門腔およびその周囲の構造、頭頸部領域およびその周囲の構造に適用されるレーザ、RFまたはLEDによる処置は、それらの構造のさらに深い範囲にメリットをもたらす。対応の構造のそれらのさらに深い範囲は、それゆえ処置部位の一部である。周囲の構造としては、以下に限定されないが、全ての骨、軟骨、筋肉、腱、神経、血管、上皮、および筋膜が挙げられる。
【0076】
RFおよび/またはレーザ支援の頭頸部の創傷組織の修復:
1.希釈基質1を4オンス飲み、
2.15分待ち、
3.希釈基質3を4オンス飲み、
4.15分待ち、
5.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、創傷の起こった頭頸部の場所および周囲の構造に向け、
6.所望の効果が達成されるまで、所定の位置にエネルギーを保つか、または所望の範囲にわたって動かし、
7.所望の結果が達成されるまで、次の部位に移動する
周囲の構造としては、以下に限定されないが、全ての骨、軟骨、筋肉、腱、神経、血管、および上皮が挙げられる。
【0077】
頭頸部としては、以下に限定されないが、食道およびその周囲の構造を含む頭頸部の全ての構造;舌(舌の全範囲であり、以下に限定されないが、前方、後方、背側、腹側、および舌下が挙げられる)など、口の内部の全ての構造を含む口;以下に限定されないが、動脈床および神経床、白線、頬粘膜、頬床翼、舌床翼を含む口腔底;鼻;鼻の内部(以下に限定されないが、上皮内層が挙げられる)、舌および舌周囲の全ての筋肉および他の構造;眼および眼周囲の全ての筋肉および他の構造;眼および眼周囲の全ての動脈床、静脈床、および神経床が挙げられる。頭頸部の全ての筋肉、神経、静脈、全ての腺および組織、ならびに頭頸部の任意の他の構造。
【0078】
RFおよび/またはレーザ支援の膣の創傷の修復:
1.希釈基質1を4オンス飲み、
2.15分待ち、
3.希釈基質2を4オンス飲み、
4.15分待ち、
5.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、膣およびその周囲の構造に向け、
6.10〜20分間、または所望の効果が達成されるまで、所定の位置にエネルギーを保ち、
7.ハンドピースを回転させて、
8.所望の結果が達成されるまで、ステップ5〜7を繰り返す。
周囲の構造としては、以下に限定されないが、全ての骨、軟骨、筋肉、腱、神経、血管、および上皮が挙げられる。
【0079】
RFおよび/またはレーザおよび/またはLED支援型創傷/組織の修復−外肛門括約筋:
1.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5を4オンス飲み、
2.15分待ち、
3.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5を4オンス飲み、
4.15分待ち、
5.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、膣およびその周囲の構造に向け、
6.10〜20分間、または所望の効果が達成されるまで、所定の位置にエネルギーを保ち、
7.ハンドピースを回転させて、
8.所望の結果が達成されるまで、ステップ5〜7を繰り返す。
周囲の構造としては、以下に限定されないが、全ての骨、軟骨、筋肉、腱、神経、血管、および上皮、ならびに任意の他の肛門腔の構造が挙げられる。
【0080】
RFおよび/またはレーザ支援の創傷/組織の修復−乳房:
1.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5を4オンス飲み、
2.15分待ち、
3.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5を4オンス飲み、
4.15分待ち、
5.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、乳房および乳房に関連する構造に向け、
6.10〜20分間、または所望の効果が達成されるまで、所定の位置にエネルギーを保ち、
7.ハンドピースを回転させて、
8.所望の結果が達成されるまで、ステップ5〜7を繰り返す。
関連構造としては、以下に限定されないが、全ての骨、軟骨、筋肉、腱、神経、血管、リンパ節、および上皮が挙げられる。
【0081】
RFおよび/またはレーザ支援の創傷/組織の修復−嚥下機構における舌およびその支持構造:
1.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5を4オンス飲み、
2.15分待ち、
3.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5を4オンス飲み、
4.15分待ち、
5.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、舌およびその周囲の構造に向け、
6.10〜20分間、または所望の効果が達成されるまで、所定の位置にエネルギーを保ち、
7.ハンドピースを回転させて、
8.所望の結果が達成されるまで、ステップ5〜7を繰り返す。
周囲の構造としては、以下に限定されないが、全ての骨、軟骨、筋肉、腱、神経、血管、および上皮が挙げられる。
【0082】
RFおよび/またはレーザ支援の創傷の再生:
1.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5、および/または6を4オンス飲み、
2.15分待ち、
3.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5、および/または6を4オンス飲み、
4.15分待ち、
5.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、創傷およびその周囲の構造に向け、
6.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5、および/または6を適用し、
7.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、創傷およびその周囲の構造に向け、
8.10〜20分間、または所望の効果が達成されるまで、所定の位置にエネルギーを保ち、
9.必要に応じて、エネルギー源を回転させ、
10.所望の結果が達成されるまで、ステップ5〜9を繰り返す。
11.代替的に、ステップ5〜9の間で1週間待ち、創傷床を徐々にカバーする。
周囲の構造としては、以下に限定されないが、全ての骨、軟骨、筋肉、腱、神経、血管、および上皮が挙げられる。
【0083】
RFおよび/またはレーザ支援の孔の修復:
1.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5を4オンス飲み、
2.15分待ち、
3.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5を4オンス飲み、
4.15分待ち、
5.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、孔およびそれらの周囲の構造に向け、
6.10〜20分間、または所望の効果が達成されるまで、所定の位置にエネルギーを保ち、
7.ハンドピースを回転させて、
8.所望の結果が達成されるまで、ステップ5〜7を繰り返す。
周囲の構造としては、以下に限定されないが、全ての骨、軟骨、筋肉、腱、神経、血管、および上皮が挙げられる。
【0084】
RFおよび/またはレーザおよび/またはLED支援の口腔の創傷の修復:
1.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5、および/または6を4オンス飲み、
2.15分待ち、
3.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5、および/または6を4オンス飲み、
4.15分待ち、
5.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、口腔およびその周囲の構造に向け、
6.希釈基質1、および/または2、および/または3、および/または4、および/または5、および/または6を適用し、
7.RF/レーザ、RFまたはレーザエネルギーを、創傷およびその周囲の構造に向け、
8.10〜20分間、または所望の効果が達成されるまで、所定の位置にエネルギーを保ち、
9.エネルギー源を回転させ、
8.所望の結果が達成されるまで、ステップ5〜9を繰り返す。
周囲の構造としては、以下に限定されないが、全ての骨、軟骨、筋肉、腱、神経、血管、および上皮が挙げられる。
【0085】
さらに、創傷の処置は、追加的な状態のために利用してもよく、そのようなものとしては、以下に限定されないが、膣の創傷の修復、乳房の創傷の修復/再生/生成、肛門の創傷の修復、加齢によるしみの修復、孔の修復、皮膚および組織の修復、および全身の創傷の修復が挙げられる。
【0086】
図33a〜33eを参照すると、示されているのは、本発明の基質および方法を併せて使用するためのデバイス500の第4の実施形態である。図33aは、第4の実施形態のデバイス500の上面図を示す。図33bは、側面図を示し、図33cは、デバイス500のチップのクローズアップを示す。特に、図33dは、筐体503、チップ505、およびエネルギー源507を含むデバイス500の立体分解図を示す。エネルギー源507は、接続された際にRFエネルギーを筐体503に提供する。図33eは、組み立てられたデバイス500の側面斜視図を示す。任意選択的に、デバイス500は、基質の非存在下で使用されてもよい。
【0087】
図34a〜34fを参照すると、示されるのは、本発明の基質および方法を併せて使用するためのデバイス600の第5の実施形態である。図34dおよび図34fは、デバイス600の側面斜視図を示す。図34aは、デバイス600の側面図を示し、ここで、デバイス600は、半球形を有し、半球面の反対側の平坦面をさらに含む。平坦面は、急性の創傷の処置のためにダイオード・レーザエネルギーをデリバリするための複数のミニ・レーザ605をさらに含む。ミニ・レーザ605は、デバイス600内に内蔵される。好適な実施形態では、処置のために使用されるレーザ出力は、およそ6〜24mWであることがある。
【0088】
図35a〜35fを参照すると、示されるのは、光ファイバ用の出力デバイス700が、本発明の基質および方法を併せて使用するためのピースを有したことである。図35aは、ポケット出力デバイス700の構成部品を示し、ポケット出力デバイス700は、基部701、バッテリ台702、再充電可能なバッテリ703、光ファイバ・レーザ704のためのハンドル、および上部705をさらに含む。図35b〜35fは、ポケット出力デバイス700の様々な図を示すハンドル704は、光ファイバ線706が取り付けられた内蔵型ユニットであり、その上に光ファイバ・レーザ・ヘッド(示さず)が接続されている。さらに、ダイオード・レーザ・モジュールがポケット出力デバイス700中に収容されている。
【0089】
図36a〜36fを参照すると、示されるのは、本発明の基質および方法を併せて使用するための携帯可能なRF送信器800である。図36eおよび図36fは、RF送信器800の側面斜視図を示す。図36aは上面図を示し、図36bは正面図を示し、図36cは底面図を示し、図36dは左側面図を示す。任意選択的に、RF送信器800は、基質の非存在下で使用されてもよい。
【0090】
図37a〜37bを参照すると、示されるのは、本発明の基質および方法を併せて使用するためのレーザに用いる交換可能な光ファイバ・チップの代替的な実施形態である。図37aは、突出部片900および平坦チップ901を有する、レーザ用の交換可能な光ファイバ・チップを示す。図37bは、突出部片900およびガラス分散チップ902を有する、レーザ用の交換可能な光ファイバ・チップを示す。
【実施例】
【0091】
I.特有の12箇所における歯#15の分析
患者の歯15でのポケットの深さを、別々の12箇所で測定した。次いで、歯根をスケーリングおよびプレーニングして、歯根表面にこびり付いた歯石を除去した。スケーリングおよびプレーニング後、溝に出血が起こる。溝を風乾させて、その後直ちに調整剤を溝に適用し、30秒間放置した後、生理食塩水でリンスした。次に、歯を再度スケーリングおよびプレーニングして、血流を復活させた。溝に血液を貯留させつつ、45°レーザ・チップを溝内に配した。使用したレーザ光は、電磁スペクトルの可視領域の波長である400nm〜700nmの間の波長を有する。レーザは、組織温度の制御のため、断続的にのみ停止させながら継続的に発された。溝全体にわたって縦方向および横方向にチップを30秒間動かすことによって、レーザを溝全体に行き渡らせた。レーザ豆を現存する歯周組織に行き渡らせて、浄化しかつ溝の内容物を生体刺激することを可能にするために、レーザ・チップは、溝内で第2路について逆の角度で45°に、第3路では90°で切り欠かれていた。
【0092】
その間に、第1の基質と第2の基質とをガラス皿中で混合した。レーザ光を用いて溝内を治療されている患者の血液もいくらかガラス皿中に混合した。次いで、混合して直ちにこの混合物を溝内に配した。充分な混合物を溝内に配して溝を埋め、一方で、確実に混合物を歯肉縁の頂の3mm下に留まらせ、かつ血液中に浸ったままとなるようにした。患者の口を5分間開けて保ち、無傷のままの基質混合物を含有する血餅を確実に新しく形成させる。
【0093】
処置を以降4回、歯15上で繰り返し、その際、各箇所のポケットの深さを処置前に測定した。測定値を図11に示す。データは、特定の箇所でカルシウム密度が増加したことを示す。
【0094】
II.特有の17箇所における歯#12の分析
患者の歯28でのポケットの深さを、別々の17箇所で測定した。本明細書に開示される処置を以降5回実施し、その際、各箇所のポケットの深さを処置前に測定した。測定値を図12に示す。データは、全ての箇所にわたってカルシウム密度が増加したことを示す。
【0095】
III.歯1本あたり特有の3箇所における歯#2、#3、および#15の分析
患者の歯2、歯3、および歯15でのポケットの深さを、歯1本あたり別々の3箇所で測定した。本明細書に開示される処置を、最初の処置の3ヶ月後に実施し、その際、各箇所のポケットの深さを処置前に測定した。測定値を図13に示す。データは、骨再生が進行したことを示す。
【0096】
IV.顎のプロファイルの分析
患者の顎のプロファイルを測定した。最初の測定後、本明細書に開示される処置を1回実施し、処置後に測定を繰り返した。測定値を図24に示す。データは、単回の処置後に顎のプロファイルが全体的に増加したことを示す。
【0097】
V.つま先のしわの分析
患者のつま先のしわの長さを測定した。最初の測定値を得た後に本明細書に開示される処置を実施し、処置後に測定を繰り返した。測定値を図25に示す。データは、処置後にしわのサイズが全体的に71%減少したことを示す。
【0098】
VI.歯肉の創傷組織の分析
患者の歯肉の創傷を、歯肉線から歯肉頂まで測定した。本明細書に開示される処置を実施し、処置後に測定を繰り返した。歯肉の創傷の画像を、処置前後で図26aおよび26bに示す。測定値を図26cに示す。データは、単回の処置後に、創傷が50%以上低下したことを示す。
【0099】
VII.手のしわの分析
患者の手のしわの長さを測定した。最初の測定後に本明細書に開示される処置を実施し、処置後に測定を繰り返した。測定値を図27に示す。データは、処置後にしわの長さが全体的に減少したことを示す。
【0100】
VIII.新しい皮膚の成長の分析
患者の皮膚の脚部創傷を測定した。最初の測定後に本明細書に開示される処置を実施し、処置後に測定を繰り返した。測定値を図28に示す。データは、処置後に新しい皮膚の成長が全体的に増加したことを示す。好適な実施形態では、肢の慢性の創傷は、三面LEDシステムを使用して治療されてもよい。ここで、処置ユニットは、3つの面上で肢の周囲に配され、LEDエネルギーをより大きな表面範囲に印加する。LEDシステムは、60mW未満のエネルギー源を使用する。
【0101】
IX.肛門の瘢痕の低減の分析
患者の肛門の瘢痕の組織を測定した。最初の測定後に本明細書に開示される処置を実施し、処置後に測定を繰り返した。測定値を図29および図30に示す。データは、処置後に瘢痕組織の長さと幅がどちらも低減したことを示す。
【0102】
X.舌の強さの分析
舌の強さおよび嚥下を、3人の患者について評価した。最初の評価を行った後、本明細書に開示される処置を実施し、処置後に舌の強さおよび嚥下を再度評価した。測定値を図31二示す。データは、各患者が処置後に舌の強さの増加を経験したことを示す。
【0103】
XI.乳房の硬さの分析
乳房の硬さを2人の患者について記録した。最初の評価を行った後、本明細書に開示される処置を実施し、処置後に乳房の硬さを再度評価した。硬さの比較を図32に示す。データは、患者が処置後にそれぞれ75%および66.7%の硬さの増加を経験したことを示す。
【0104】
XII.上皮の創傷の再生の分析
患者の上皮の創傷の再生を評価した。最初の創傷の測定の後、本明細書に開示される処置を実施し、処置後に創傷サイズを再度測定した。測定値の比較を図38に示す。上皮の再生は、処置後1日で170%に増加したことが見出された。
【0105】
XIII.踵骨腱の創傷の再生の分析
患者の踵骨腱の創傷の再生を評価した。最初の創傷の測定の後、本明細書に開示される処置を実施し、処置後に創傷サイズを再度測定した測定値の比較を図39に示す。腱弓のサイズは、最初の測定から3回目および最後の測定までに4倍増加した。
【0106】
XIII.足首上皮の創傷の再生の分析
患者の足首上皮の創傷の再生を評価した。最初の創傷の測定の後、本明細書に開示される処置を実施し、処置後に創傷サイズを再度測定した。2つの処置範囲についての測定値の比較を図40に示す。上皮の再生は、処置後5ヶ月で264%に面積が増加したことが見出された。
【0107】
XIV.足首の創傷サイズの減少の分析
患者の足首上皮の創傷サイズの減少を評価した。最初の創傷の測定の後、本明細書に開示される処置を実施し、処置後に創傷サイズを再度測定した。2つの処置範囲についての測定値の比較を図41に示す。上皮の創傷サイズは、処置後5ヶ月で72%に面積が減少したことが見出された。
【0108】
XV.口腔の創傷の再生の分析
患者の口腔上皮の創傷の再生を評価した。最初の創傷の測定の後、本明細書に開示される処置を実施し、処置後に創傷サイズを再度測定した。測定値の比較を図42に示す。上皮の再生のサイズは、最初の測定から4回目および最後の測定までに1.34cm増加した。
【0109】
XVI.静脈の創傷の再生の分析
患者の静脈の創傷の再生を評価した。最初の創傷の測定の後、本明細書に開示される処置を実施し、処置後に創傷サイズを再度測定した。測定値の比較を図43aに示す。上皮の再生のサイズは、最初の測定から最後の測定までに2.9cm増加した。処置は、図43bに示されるように、懐中電灯式赤外線レーザを使用して実施した。ここでは、LEDビームは、皮膚および静脈に適用される濃縮された平坦な光線である。この懐中電灯式レーザは、内蔵型のモジュール方式のレーザであり、処置の間、創傷の周囲の皮膚を巧く扱うことを可能にする。代替的に、LEDパネルを使用してもよい。
【0110】
本発明の一実施形態は、本明細書に記載される方法による創傷を治療するためのデバイスを提供し、このデバイスは、緑色波長域(520〜570nm)、赤色波長域(620〜750nm)、または黄色波長域(570〜590nm)の波長を有するレーザ、光ビームを発し、上記波長は、0.001Wから5W、好ましくは0.002Wから4W、さらに好ましくは0.003Wから3W、最も好ましくは0.005Wから2Wの代替的なワット数を有する。任意選択的に、レーザ光は、.001Wから5Wのレーザ出力でIR波長域(700nm〜1400nm)を利用して、創傷を治療する。任意選択的に、LED光は、IR波長域を利用して、創傷を治療する。
【0111】
本発明の別の実施形態は、本明細書に記載される方法による創傷を治療するためのデバイスを提供し、このデバイスは、0.1MHzから20MHzの領域の搬送波周波数、および0から40KHzの領域の非正弦波形を含む、10WまでのRFビームを発する。好適な実施形態では、搬送波周波数は、0.2MHzから10MHz、好ましくは0.3MHzから5MHzの領域にある。任意選択で、0.001Wから10Wの範囲のRFエネルギー、好ましくは0.001Wから3Wの範囲が、40Hzから24GHzのヘルツ範囲で利用される。さらに代替的な実施形態では、RF波は、1つを超える正弦波であり、ここで、この1つを超えるものは、倍音のパターンを示す。任意選択的に、非正弦波形は、搬送波の非存在下で上記のパラメータの領域にあってもよい。
【0112】
本発明のさらに別の実施形態は、本明細書に記載される方法による、創傷の処置のためのデバイスを提供し、このデバイスは、レーザ・ビーム、RFビーム、またはそれらの組合せを発する。
【0113】
本発明のさらに別の実施形態は、本明細書に記載される方法による、口腔内の創傷の処置のためのデバイスを提供し、このデバイスは、光ファイバ・レーザ・ビームを発する。好適な実施形態では、光ファイバ・デバイスは、全体の創傷および口腔の創傷を治療するために、レーザおよびRFデバイスと併せて使用されてもよい。任意選択的に、本デバイスは、LED光を発する。
【0114】
好適な実施形態に適用されたように、本発明の根本的な新規の特長が示され、記載され、指摘される一方で、上述は本発明の原理の例証に過ぎないものと考えられ、網羅的であること、または開示されたまさにその形態に本発明を限定することを意図しないことが理解されよう。
【0115】
自明な改変および変形は、上記の教示を考慮すれば可能である。議論された実施形態は、本発明の原理の最良の例証およびその実際的な適用を提供するために選ばれて記載され、当業者は、本発明を、想定される具体的な使用に適するように様々な実施形態でかつ様々な改変と共に利用することができる。そのような改変および変形は全て、別添の特許請求の範囲の権利化された幅に従って解釈される際に、この特許請求の範囲によって定められるように本発明の範囲内にある。


図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14a
図14b
図15a
図15b
図16a
図16b
図17A
図17B
図17C
図17D
図17E
図17F
図18A
図18B
図18C
図19A
図19B
図19C
図19D
図19E
図19F
図19G
図20A
図20B
図21A
図21B
図21C
図22A
図22B
図22C
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31
図32
図33A
図33B
図33C
図33D
図33E
図34A
図34B
図34C
図34D
図34E
図34F
図35A
図35B
図35C
図35D
図35E
図35F
図36A
図36B
図36C
図36D
図36E
図36F
図37A
図37B
図38
図39
図40
図41
図42
図43A
図43B
【国際調査報告】