(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2019-502891(P2019-502891A)
(43)【公表日】2019年1月31日
(54)【発明の名称】家庭用温水供給接続部
(51)【国際特許分類】
F24D 17/00 20060101AFI20190104BHJP
F16L 47/32 20060101ALN20190104BHJP
【FI】
F24D17/00 N
F16L47/32
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2018-530745(P2018-530745)
(86)(22)【出願日】2016年12月13日
(85)【翻訳文提出日】2018年7月5日
(86)【国際出願番号】IB2016057560
(87)【国際公開番号】WO2017103772
(87)【国際公開日】20170622
(31)【優先権主張番号】P.415278
(32)【優先日】2015年12月14日
(33)【優先権主張国】PL
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
(71)【出願人】
【識別番号】517163489
【氏名又は名称】チャルコ,ズビグネフ タデウシュ
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】チャルコ,ズビグネフ タデウシュ
【テーマコード(参考)】
3L073
【Fターム(参考)】
3L073AA13
3L073AB02
(57)【要約】
本発明は、家庭用温水供給接続部に関する。本発明の主要部は、温水供給部内に温水循環分岐(4)の終点である2つの出口(1)及び(2)があり、温水栓(7)と出口(1)及び(2)との間にT字取り付け具(8)が設置され、前記T字取り付け具(8)が、T字管(9)と、3つのたわみ管(10)、(11)、及び(12)とを有することである。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
強制温水循環付きの設備における家庭用温水供給接続部であって、温水供給部内に温水循環分岐(4)の終点である2つの出口(1)及び(2)があり、前記出口(1)及び(2)と温水栓(7)との間にT字取り付け具(8)が設置され、前記T字取り付け具(8)が、T字管(9)と、スタッド継手(13)、(14)、及び(15)で終端する3つのたわみ管(10)、(11)、及び(12)とを有することを特徴とする、家庭用温水供給接続部。
【請求項2】
前記T字取り付け具(8)が前記T字管(9)を備え、そのアームが前記たわみ管(10)、(11)、及び(12)と一体化されることを特徴とする、請求項1に記載の家庭用温水栓接続部。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の主題は、温水循環システムにおける家庭用温水供給接続部である。
【背景技術】
【0002】
集中温水調製システムは、特により大きな家の中で問題を生じる。温水が長期間使用されない場合に、循環ループと水栓との間のパイプの中にある水の部分は冷えており、水栓の開放の後に、温水がその定位置につく前に、流れ出る必要があることになる。循環ループと水栓との間の距離が長くなるほど、水の損失はより大きくなる。建築法規によれば、水栓が温水立ち上がり管から2m超離れている場合に、設備内の一定の水流が3dm
3を上回る体積でパイプ区域に提供されるはずである。水の損失を回避するために、循環ループは、可能な限り家庭用温水栓の近くに配置されるべきである。現在の家庭用水設備の慣行により、循環ループは、埋め込まれているので、それよりも遠くに配置される。
【0003】
公知の家庭用温水設備では、循環ループは、建物の垂直及び水平の構造区画内に位置し、ループから、水栓のための温水の接続部が、雌ねじを設けられた、普通はねじ込まれた弁付きの1つの温水出口に接続される。
【発明の概要】
【0004】
本発明によれば、温水循環分岐の終点である、温水供給接続における2つの出口があり、前記出口と温水栓との間にT字取り付け具が設置され、前記T字取り付け具は、T字管と、随意的に断熱され、スタッド継手で終端する、3つのたわみ管とを備える。T字取り付け具は、温水循環ループの外部の部分である。
【0005】
本発明は、本発明に係るT字取り付け具の使用を通じて水栓と温水循環設備との距離の短縮の結果として、経済的な温水設備の構築を可能にする。従って、本発明は、水及びそれを加熱するのに必要とされるエネルギーの消費を低減させる。それは、簡素化された設置方法を必要とする様々な装置のための融通性のある接続として用いることができる。加えて、それは、そのような設備において設置後の設定を行う可能性を創出する。それは、家庭用温水システムの使用及び操作の快適さを向上させる。
【0006】
本発明の主題が図面に例示的な実施形態で示されており、そこで、
図1は温冷水栓の近くの設備の詳細を示しており、
図2は本発明に係るT字取り付け具を示している。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】温冷水栓の近くの設備の詳細を示す図である。
【
図2】本発明に係るT字取り付け具を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
温冷水供給部内に、弁付きの3つの水システム出口1、2、及び3がある。第1の出口1及び第2の出口2は、温水加熱装置5に接続された循環設備4に接続される。第3の出口3は、冷水システム6に接続される。水栓7と第1の出口1及び第2の出口2との間に、しかしそれらの出口1及び2に関して外部に、T字取り付け具8が接続される。T字取り付け具8は、硬質T字管9と、スタッド継手13、14、及び15で終端する3つのたわみ管10、11、及び12とを有する。出口3は、断熱されたたわみ管16を介して水栓7と外部で接続される。
【国際調査報告】