(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2019-507406(P2019-507406A)
(43)【公表日】2019年3月14日
(54)【発明の名称】折り畳み端末
(51)【国際特許分類】
G06F 1/16 20060101AFI20190215BHJP
H04M 1/02 20060101ALI20190215BHJP
G09F 9/00 20060101ALI20190215BHJP
H05K 5/02 20060101ALI20190215BHJP
【FI】
G06F1/16 312G
H04M1/02 C
G09F9/00 351
H05K5/02 V
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2018-531405(P2018-531405)
(86)(22)【出願日】2016年12月29日
(85)【翻訳文提出日】2018年6月15日
(86)【国際出願番号】CN2016112999
(87)【国際公開番号】WO2017114460
(87)【国際公開日】20170706
(31)【優先権主張番号】201511026167.6
(32)【優先日】2015年12月29日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
(71)【出願人】
【識別番号】516376385
【氏名又は名称】クワントン オーピーピーオー モバイル テレコミュニケーションズ コーポレイション リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100118913
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 邦生
(74)【代理人】
【識別番号】100142789
【弁理士】
【氏名又は名称】柳 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100163050
【弁理士】
【氏名又は名称】小栗 眞由美
(74)【代理人】
【識別番号】100201466
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 邦彦
(72)【発明者】
【氏名】リン, ユーグゥイ
(72)【発明者】
【氏名】チェン, ジャオ
(72)【発明者】
【氏名】ユー, ウェイビン
【テーマコード(参考)】
4E360
5G435
5K023
【Fターム(参考)】
4E360AB04
4E360AB05
4E360AB16
4E360AB42
4E360BB02
4E360BB13
4E360BB22
4E360BB26
4E360BC13
4E360CA02
4E360EC11
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4E360GA12
4E360GB26
4E360GC14
5G435AA07
5G435AA14
5G435EE02
5G435EE12
5G435EE47
5G435EE50
5G435GG42
5G435LL07
5K023AA07
5K023DD08
5K023HH06
5K023LL06
5K023PP05
(57)【要約】
本発明には、折り畳み端末が開示されており、当該折り畳み端末は、本体と、磁気吸引アセンブリと、磁気緩和アセンブリとを含み、本体は、順次に接続される上部と、折り曲げ部と、下部とを含む。上部と下部との夾角が0度になる場合に、磁気吸引アセンブリは引き合い、上部と下部との夾角が180度より大きいか、又は小さい場合に、磁気緩和アセンブリが互いに反発する。本発明により提供される折り畳み端末は、上部及び下部にそれぞれ磁気緩和アセンブリが設けられることにより、下部に対して上部が折り曲げると、使用者は、直ちに磁気緩和アセンブリ間の反発力を感知することができ、折り畳み端末の信頼性が向上する。また、磁気吸引アセンブリがそれぞれ上部と下部との端部に設けられることにより、上部と下部との夾角が0度になる場合に、磁気吸引アセンブリが吸着する。これにより、信頼性が比較的高く、貼り合わせ状態を維持することができる折り畳み端末が提供される。本発明には、もう一つの折り畳み端末が更に開示されている。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
順次に接続される上部と、折り曲げ部と、下部と、を含む本体と、
前記上部に設けられ、前記折り曲げ部から離れる第1の磁気吸引部材と、前記下部に設けられ、前記折り曲げ部から離れる第2の磁気吸引部材と、を含み、前記上部と前記下部との夾角が0度になる場合に、前記第1の磁気吸引部材と前記第2の磁気吸引部材とが吸引する磁気吸引アセンブリと、
前記上部に設けられ、前記折り曲げ部に近接される第1の磁気緩和部材と、前記下部に設けられ、前記折り曲げ部に近接される第2の磁気緩和部材と、を含み、前記上部と前記下部との夾角が180度より大きいか、又は小さい場合に、前記第1の磁気緩和部材と前記第2の磁気吸引部材とが互いに反発する磁気緩和アセンブリとを含むことを特徴とする折り畳み端末
【請求項2】
前記折り畳み端末は、前記本体の表面に設けられるフレキシブルスクリーンアセンブリをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項3】
前記磁気吸引アセンブリ及び/又は前記磁気緩和アセンブリは、前記本体に貼り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項4】
前記第1の磁気吸引部材は、間隔をあけて設けられている第1の貼り合わせ部と第2の貼り合わせ部と、を含み、 前記第2の磁気吸引部材は、前記第1の貼り合わせ部及び/又は前記第2の貼り合わせ部に貼り合わせられていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項5】
前記第1の磁気吸引部材が長尺状をなすことを特徴とする請求項4に記載の折り畳み端末。
【請求項6】
前記第2の磁気吸引部材は、間隔をあけて設けられる第3の貼り合わせ部と第4の貼り合わせ部とを含み、 前記第1の磁気吸引部材は、前記第3の貼り合わせ部及び/又は前記第4の貼り合わせ部に貼り合わせられていることを特徴とする請求項1又は4に記載の折り畳み端末。
【請求項7】
前記第2の磁気吸引部材が長尺状をなすことを特徴とする請求項6に記載の折り畳み端末。
【請求項8】
前記折り畳み端末は、それぞれ前記第1の磁気吸引部材と、前記第2の磁気吸引部材と、前記第1の磁気緩和部材と、前記第2の磁気緩和部材との周面を取り囲んで設けられる四つの強磁気遮蔽部材と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項9】
前記強磁気遮蔽部材は、フォームと二つの鉄枠ケースとを含み、
一つの前記鉄枠ケースが、もう一つの前記鉄枠ケース内に嵌め込まれ、
前記フォームが、前記二つの鉄枠ケースの間に挟まれていることを特徴とする請求項8に記載の折り畳み端末。
【請求項10】
前記強磁気遮蔽部材が防磁カバーであることを特徴とする請求項8に記載の折り畳み端末。
【請求項11】
前記上部と前記下部との間にフラットケーブルが設けられるか、又は、
前記上部と前記下部との間にフレキシブル回路基板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項12】
前記折り曲げ部がシートであり、前記折り曲げ部が上部と下部との間に接続され、前記折り曲げ部と前記フレキシブルスクリーンアセンブリとが離反して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項13】
前記折り曲げ部の外面と、前記上部及び前記下部の表面とが同一面であることを特徴とする請求項12に記載の折り畳み端末。
【請求項14】
折り曲げ部と、前記折り曲げ部の対向する両側に接続される上部と下部とを含む本体と、
前記上部の前記折り曲げ部から離れる一端及び前記下部の前記折り曲げ部から離れる一端にそれぞれ設けられるとともに、前記上部と前記下部との貼り合わせ状態を維持するための互いに吸引する二つの磁気吸引部材を含む磁気吸引アセンブリと、
前記上部の前記折り曲げ部に近接される一端及び前記下部の前記折り曲げ部に近接される一端にそれぞれ設けられるとともに、前記上部と前記下部とが互いに接近する時に反発力を提供するための互いに反発する二つの磁気緩和部材を含む磁気緩和アセンブリと、を含むことを特徴とする折り畳み端末。
【請求項15】
前記二つの磁気吸引部材同士は、全部で貼り合わせられているか、又は部分的に貼り合わせられていることを特徴とする請求項14に記載の折り畳み端末。
【請求項16】
少なくとも一つの前記磁気吸引部材は、間隔をあけて設けられる二つの貼り合わせ部を含み、もう一つの前記磁気吸引部材は、少なくとも一つの前記貼り合わせ部に貼り合わせられていることを特徴とすることが請求項14又は15に記載の折り畳み端末。
【請求項17】
少なくとも一つの前記磁気吸引部材が長尺状をなすことを特徴とする請求項16に記載の折り畳み端末。
【請求項18】
少なくとも一つの前記磁気吸引部材が磁石であることを特徴とする請求項14又は15に記載の折り畳み端末。
【請求項19】
前記折り畳み端末は、それぞれ前記二つの磁気吸引部材と前記二つの磁気緩和部材との周面を取り囲んで設けられるとともに、電磁遮蔽を実現するための複数の強磁気遮蔽部材をさらに含むことを特徴とする請求項14又は15に記載の折り畳み端末。
【請求項20】
各前記強磁気遮蔽部材は、いずれも互いに嵌合して設けられる二つの鉄枠ケースと、前記二つの鉄枠ケースの間に設けられるフォームとを含むことを特徴とする請求項19に記載の折り畳み端末。
【発明の詳細な説明】
【0001】
本出願は、2015年12月29日に中国国家知識産権局に提出した特許発明名称が「折り畳み端末」、特許出願番号が201511026167.6である特許出願の優先権及び権益を主張するものであり、当該中国特許出願の全内容は、参照により本明細書に組み入れられる。
【技術分野】
【0002】
本発明は、電子デバイス分野に関し、特に折り畳み端末に関する。
【背景技術】
【0003】
従来のスクリーンに比べ、フレキシブルスクリーンの優勢が明らかであり、体積上でより軽薄であるほか、電力消費上でも従来の素子より低く、デバイスの航続力の向上に寄与するとともに、湾曲可能で柔軟性が優れるという特性に基づき、その耐久性も従来のスクリーンより遥かに高く、デバイスの予想外の損傷確率の低下につながる。
【0004】
従来技術において、折り畳み可能な折り畳み端末は折り畳むことができるため、使用者は、誤って激しく閉じがちである。これにより、折り畳み端末の折り畳まれた内面が衝突して破損する恐れがあり、折り畳み可能な折り畳み端末の信頼性が低減される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、信頼性が高く、貼り合わせ状態を維持することができる折り畳み端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した技術的課題を解決するために、本発明は 順次に接続される上部と、折り曲げ部と、下部とを含む本体と、前記上部に設けられ、前記折り曲げ部から離れる第1の磁気吸引部材と、前記下部に設けられ、前記折り曲げ部から離れる第2の磁気吸引部材とを含み、前記上部と前記下部との夾角が0度になる場合に、前記第1の磁気吸引部材が前記第2の磁気吸引部材に吸着される磁気吸引アセンブリと、前記上部に設けられ、前記折り曲げ部に近接される第1の磁気緩和部材と、前記下部に設けられ、前記折り曲げ部に近接される第2の磁気緩和部材とを含み、前記上部と前記下部との夾角が180度より大きいか、又は小さい場合に、前記第1の磁気緩和部材と前記第2の磁気吸引部材とが互いに反発する磁気緩和アセンブリと、を含む折り畳み端末を提供する。
【0007】
本発明は、折り曲げ部と、前記折り曲げ部の対向する両側に接続される上部と下部とを含む本体と、前記上部の前記折り曲げ部から離れる一端及び前記下部の前記折り曲げ部から離れる一端にそれぞれ設けられるとともに、前記上部と前記下部との貼り合わせ状態を維持するための互いに吸引する二つの磁気吸引部材を含む磁気吸引アセンブリと、前記上部の前記折り曲げ部に近接される一端及び前記下部の前記折り曲げ部に近接される一端にそれぞれ設けられるとともに、前記上部と前記下部とが互いに接近する時に反発力を提供するための互いに反発する二つの磁気緩和部材を含む磁気緩和アセンブリと、を含むもう一つの折り畳み端末をさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の技術案をより明確に説明するために、実施形態において使用する必要のある図面を以下に簡単に説明する。明らかに、以下の説明における図面は、単に本発明の一部の実施形態であり、当業者であれば、通常の創作能力で、これらの図面に基づいて他の図面も取得することができる。
【
図1】本発明の実施形態が提供する折り畳み端末の概略図である。
【
図2】
図1に示す折り畳み端末の内部概略図である。
【
図3】
図2に示す折り畳み端末の第III部分の概略図である。
【
図4】
図1の折り畳み端末が第2の折り曲げ状態である概略図である。
【
図5】
図1の折り畳み端末が第3の折り曲げ状態である概略図である。
【
図6】
図4中の折り畳み端末の磁気吸引アセンブリが一つの接続位置に位置する概略図である。
【
図7】
図4中の折り畳み端末の磁気吸引アセンブリがもう一つの接続位置に位置する概略図である。
【
図8】
図1中の折り畳み端末の強磁気遮蔽アセンブリの概略図である。
【0009】
本発明の実施形態における技術案について、本発明の実施形態における図面を参照して以下に明確に完全に説明する。
【0010】
本発明の実施例に係る折り畳み端末100は、通信及び記憶する機能を備えるあらゆるデバイスであってもよく、例えば、タブレット、携帯電話、電子リーダ、リモコン、パーソナルコンピュータ(Personal Computer,PC)、パソコン、車載機器、ネットワークテレビ、ウェアラブル装置などのネットワーク機能を有するスマートデバイスである。
【0011】
図1〜
図5に示すように、本発明により提供される折り畳み端末100は、本体1と、フレキシブルスクリーンアセンブリ2と、磁気吸引アセンブリ3と、磁気緩和アセンブリ4とを含む。本体1は、上部11と、上部11に電気的接続される下部12とを含み、下部12と上部11との間に折り曲げ隙間14が設けられている。
【0012】
本体1は、順次に接続される上部11と、折り曲げ部13と、下部12とを含み、本体1は、対向して設けられる上端と下端とを含む。上端は、上部11の折り曲げ部13から離れる一端であり、下端は、下部12の折り曲げ部13から離れる一端である。
【0013】
フレキシブルスクリーンアセンブリ2は、本体1の表面に設けられている。
【0014】
磁気吸引アセンブリ3は、第1の磁気吸引部材31と、第2の磁気吸引部材32とを含み、第1の磁気吸引部材31は、上部11に設けられ且つ上端に近接され(即ち、折り曲げ部13から離れている)、第2の磁気吸引部材32は、下部12に設けられ且つ下端に近接されている(即ち、折り曲げ部13から離れている)。上部11と下部12との夾角が0度になる場合には、第1の磁気吸引部材31と第2の磁気吸引部材32とが引き合う。
【0015】
磁気緩和アセンブリ4は、第1の磁気緩和部材41と第2の磁気緩和部材42とを含み、第1の磁気緩和部材41は、上部11に設けられ、且つ折り曲げ部13に近接されている。第2の磁気緩和部材42は、下部12に設けられ、且つ折り曲げ部13に近接されている。上部11と下部12との夾角が180度より大きいか、又は小さい場合には、第1の磁気緩和部材41と第2の磁気緩和部材42とは、互いに反発する。
【0016】
上部11及び下部12に第1の磁気緩和部材41及び第2の磁気緩和部材42がそれぞれ設けられているため、下部12に対して上部11が折り曲げられると、使用者は、直ちに第1の磁気緩和部材41と第2の磁気緩和部材42との間の反発力を感知することができ、折り畳み端末100が誤って大きな力で折り畳まれることが防止され、折り畳み端末100の信頼性が向上する。また、第1の磁気吸引部材31及び第2の磁気吸引部材32が、それぞれ上部11と下部12と的端部に設けられているため、上部11と下部12との夾角が0度になる場合には、第1の磁気吸引部材31は、第2の磁気吸引部材32に接続されて、折り畳み端末100の折り曲げ状態が維持される。これにより、信頼性が比較的高く、貼り合わせ状態を維持することができる畳み型端末100が提供される。
【0017】
この実施例において、本体1は、上部11と、折り曲げ部13と、下部12とを含む。上部11及び下部12は、ほぼ同一構成であるが、上部11と下部12との内部に集積された電子部品113が異なる点で相違する。ここで、上部11を例とするが、下部12の具体的な構成は、省略する。
【0018】
上部11は、矩形のハウジング111と、回路基板112と、電子部品113とを含む。電子部品113は、回路基板112に集積され、回路基板112は、矩形ハウジング111内に固定されている。上部11は、離反して設けられる第1の上端11aと第1の下端11bと、離反して設けられる第1の表面11cと第2の表面11dとを有し、第1の下端11bに第1の開口が設けられて下部12との電気的接続を容易にする。下部12は、対向して設けられる第2の上端12aと第2の下端12bと、離反して設けられる第3の表面12cと第4の表面12dとを有し、第2の上端12aに第2の開口が設けられている。
【0019】
ここで、第1の表面11cと第3の表面12cは、本体1の同一側にあり、且つ同一面であって本体1の正面1aを形成する。第2の表面11dと第4の表面12dは、同じく本体1の他側にあり、且つ同一面であって本体1の背面1bを形成する。下部12は、上部11に電気的に接続され、両者間に折り曲げ隙間14が設けられて折り曲げ部13との接続を容易にし、本体1を、第1の表面11cが第3の表面12cに貼り合わせられる折り曲げ状態、又は第2の表面11dが第4の表面12dに貼り合わせられる折り曲げ状態に折り曲げることができる。
【0020】
好ましくは、
図2及び
図3に示すように、フレキシブル回路基板114の一端は、第1の開口に伸び込み、上部11内の回路基板112に電気的接続され、フレキシブル回路基板114の他端は、第2の開口に伸び込み、下部12の内部に電気的接続されることにより、上部11と下部12との電気的接続が実現され、上部11と下部12とは、一体化されるとともに、折り曲げ領域の折り曲げ性能が向上する。当然のことながら、他の実施例において、フレキシブル回路基板114に代えてフラットケーブルを用いてもよい。
【0021】
さらに、折り曲げ部13は、繰り返して折り曲げることができるようにするために、弾性材で製作されたシートである。シートに構成される折り曲げ部13が、上部11と下部12との表面に設けられることにより、上部11と下部12とが0〜360度の開閉角度をなすようになる。ここで、折り曲げ部13の構造が簡単であるため、折り畳み端末100の組み立てが容易になる。
【0022】
折り曲げ部13は、軟質の金属シートであるのが好ましい。これにより、折り畳み端末100の折り曲げ耐久性がさらに向上する。
【0023】
具体的には、本体1の表面の平坦度をさらに向上させるために、折り曲げ部13の外面と本体1の裏面1bとを同一面にしている。
【0024】
折り曲げ部13は、略帯状であり、折り曲げ部13は、対向して設けられる上部接続部と下部接続部と含んでいる。上部接続部は、ネジにより上部11の第1の下端11bの内部に設けられ、下部接続部は、ネジにより下部12の第2の上端12aの内部に設けられる。折り曲げ部13が上部11と下部12との表面に接続される場合には、折り曲げ部13の外面と本体1の背面1bとが同一面であることにより、本体1の表面の平坦度が向上する。折り曲げ部13が弾性を有するとともに伸縮可能であるため、上部11と下部12との開閉角度は0〜360度となる。
【0025】
以上により、折り畳み端末100の折り曲げ状態は基本的に三つに分かれる。第1の折り曲げ状態Aは、
図1に示すように、上部11と下部12との開閉角度が180度になり、折り畳み端末100が「一」状に形成されている。第2の折り曲げ状態Bは、
図4に示すように、上部11と下部12との間の開閉角度が0度になり、本体1の正面1aが折り畳み端末100の折り曲げ時の折り曲げられた内面である。第3の折り曲げ状態Bは、
図5に示すように、上部11と下部12との開閉角度が0度になり、本体1の背面1bが折り畳み端末100の折り曲げ時の折り曲げられた内面である。当然のことながら、他の実施例において、折り曲げ部13がシリカゲルシートであってよく、折り曲げ部13が上部11と下部12との表面に貼り付けられる。折り曲げ部13が弾性バンドなどであってもよい。
【0026】
この実施例において、フレキシブルスクリーンアセンブリ2は、本体1の正面1aに設けられている。フレキシブルスクリーンアセンブリ2は、タッチ機能を有し、フレキシブルスクリーンアセンブリ2で操作することにより、折り畳み端末100とやり取りすることができる。
【0027】
この実施例において、好ましくは、第1の磁気吸引部材31が磁石である。第1の磁気吸引部材31が上部11の矩形のハウジング111内に固定され、且つ第1の上端11aに近接されるとともに、第1の表面11cに近接され、即ち、フレキシブルスクリーンアセンブリ2に近接される。好ましくは、第2の磁気吸引部材32が磁石である。第2の磁気吸引部材32が下部12の矩形のハウジング111内に固定され、且つ第2の下端12bに近接されるとともに、第3の表面12cに近接され、即ち、フレキシブルスクリーンアセンブリ2に近接される。
【0028】
折り畳み端末100が第2の折り曲げ状態Bに折り曲げられた場合には、第1の磁気吸引部材31と第2の磁気吸引部材32との間にある比較的強い磁力により、両者は引き合う。これにより、上部11が下部12に貼り合わせられるようになり、即ち、折り畳み端末100の折り畳みが実現され、折り畳み端末100のサイズが小さくなり、折り畳み端末100の持ち運びが容易になる。
【0029】
以上より、第1の磁気吸引部材31及び第2の磁気吸引部材32が、いずれも磁石で作製されることにより、磁気吸引アセンブリ3の接続性能をさらに高めることができる。
【0030】
なお、第1の磁気吸引部材31が磁石であり、第1の磁気吸引部材31が上部11の内部に設けられ、第2の磁気吸引部材32が鉄であることとしてもよい。
【0031】
なお、第1の磁気吸引部材31が鉄であり、第1の磁気吸引部材31が上部11の内部に設けられ、第2の磁気吸引部材32が磁石であり、第2の磁気吸引部材32が下部12の内部に設けられることとしてもよい。
【0032】
好ましくは、第1の磁気吸引部材31及び第2の磁気吸引部材32が、それぞれ上部11及び下部12に貼り付けられる。この設置方式により、磁気吸引アセンブリ3の固定がさらに簡易になるとともに、磁気吸引アセンブリ3と折り畳み端末100との接続強度が向上する。
【0033】
この実施例において、第1の磁気緩和部材41は、上部11の矩形のハウジング111の内部に設けられ、且つ第1の下端11bに近接され、第2の磁気緩和部材42は、下部12の内部に設けられ、且つ第2の上端12aに近接される。折り畳み端末100が第1の折り曲げ状態Aから第2の折り曲げ状態B又は第3の折り曲げ状態Cに変更された場合には、使用者は、磁気緩和アセンブリ4同士間の反発力により、折り畳み端末100を閉じる。これにより、使用者が誤って大きな力で折り畳み端末100を閉じることによって上部11と下部12とが衝突して折り畳み端末100が破損される恐れが低減され、折り畳み端末100の信頼性がさらに向上する。
【0034】
好ましくは、第1の磁気緩和部材41及び第2の磁気緩和部材42が、それぞれ上部11及び下部12に貼り付けられる。この設置方式により、磁気緩和アセンブリ4の固定がさらに簡易になるとともに、磁気緩和アセンブリ4と折り畳み端末100との接続強度が向上する。
【0035】
よりさらに改善するために、第1の磁気吸引部材31及び第2の磁気吸引部材32をいずれも長尺状とするか、又は第1の磁気吸引部材31を長尺状とし、第2の磁気吸引部材32を円柱状とすることとしてもよい。
【0036】
この実施例において、
図6及び
図7に示すように、第1の磁気吸引部材31及び第2の磁気吸引部材32がいずれも長尺状であるため、第1の磁気吸引部材31と第2の磁気吸引部材32とを位置合わせする場合の難度がさらに低減される。
図6に示すように、第1の磁気吸引部材31は、第1の上端11aから第1の下端11bに延びる方向に沿って対向して設けられる第1の貼り合わせ部31aと第2の貼り合わせ部31bとを含み、第2の磁気吸引部材32は、第2の上端12aから第2の下端12bに延びる方向に沿って対向して設けられる第3の貼り合わせ部32aと第4の貼り合わせ部32bとを含む。本体1の折り曲げ形状を変更することにより、第2の貼り合わせ部31bを第3の貼り合わせ部32aに磁気的貼り合わせるか、又は、
図7に示すように、第1の貼り合わせ部31aを第4の貼り合わせ部32bに磁気的貼り合わせるなどとしてもよい。当然のことながら、他の実施例において、第1の磁気吸引部材31を長尺状とし、第2の磁気吸引部材32を円柱状としてもよい。
【0037】
よりさらに改善するために、第1の磁気緩和部材41及び第2の磁気緩和部材42をいずれも長尺状とするか、又は第1の磁気緩和部材41を長尺状とし、第2の磁気緩和部材42を円柱状とする。
【0038】
この実施例において、第1の磁気緩和部材41及び第2の磁気緩和部材42がいずれも長尺状となすため、第1の磁気緩和部材41と第2の磁気緩和部材42とを位置合わせる難度がさらに低減される。当然のことながら、他の実施例において、第1の磁気緩和部材41を長尺状とし、第2の磁気緩和部材42を円柱状としてもよい。
【0039】
よりさらに改善するために、
図8に示すように、折り畳み端末100は、四つの強磁気遮蔽部材5をさらに含み、四つの強磁気遮蔽部材5は、それぞれ第1の磁気吸引部材31と、第2の磁気吸引部材32と、第1の磁気緩和部材41と、第2の磁気緩和部材42との周面を取り囲んで設けられていることとしてもよい。
【0040】
第1の磁気吸引部材31と、第2の磁気吸引部材32と、第1の磁気緩和部材41と、第2の磁気緩和部材42との周面にそれぞれ強磁気遮蔽部材5が設けられることにより、折り畳み端末100のハウジング内の他の電子部品113に対する磁気吸引アセンブリ3と磁気緩和アセンブリ4との影響がさらに低減される。
【0041】
この実施例において、好ましくは、折り畳み端末100のハウジング内の他の電子部品113に対する磁気吸引アセンブリ3の影響をさらに低減するために、強磁気遮蔽部材5は、二つの鉄枠ケース51と、フォーム52とを含む。一方の鉄枠ケース51は、他方の鉄枠ケース51内に嵌め込まれ、二つの鉄枠ケース51の間には充填隙間が設けられ、フォーム52が充填隙間に挟まれている。具体的には、二つの鉄枠ケース51は、同一形状であるが、両者はサイズのみが相違しており、一方が比較的小さく、他方が比較的大きい。これにより、比較的小さい鉄枠ケース51が比較的大きい鉄枠ケース51内に配置された後、二つの鉄枠ケース51の周面間にフォーム52を充填する充填隙間が形成されるようになる。強磁気遮蔽部材5の強磁気遮蔽性をさらに高めるために、鉄枠ケース51の壁肉厚を0.5mmとし、充填隙間を10mmとするのが好ましい。四つの強磁気遮蔽部材5が、それぞれ第1の磁気吸引部材31と、第2の磁気吸引部材32と、第1の磁気緩和部材41と第2の磁気緩和部材42との周面に設けられることにより、磁気吸引部材と磁気緩和部材との磁気による折り畳み端末100内の電子部品113、例えば、羅針盤又は重力センサへの影響はなくなる。当然のことながら、他の実施例において、強磁気遮蔽部材5が防磁カバーであり、四つの強磁気遮蔽部材5は、それぞれ第1の磁気吸引部材、第2の磁気吸引部材、第1の磁気緩和部材及び第2の磁気緩和部材に設けられることにより、折り畳み端末100のハウジング内の他の電子部品113に対する磁気吸引アセンブリ3と磁気緩和アセンブリ4との影響がさらに低減される。
【0042】
折り畳み端末100が使用される場合には、第1の磁気吸引部材31と第2の磁気吸引部材32との磁気吸引力を克服し、下部12に対して上部11が180度(少なくとも0度より大きく)に折り曲げられ、フレキシブルスクリーンアセンブリ2をクリックしてタッチすることにより、折り畳み端末100とやり取りする。折り畳み端末100を使用せず、折り畳み端末100のフレキシブルスクリーンアセンブリ2を露出させたくない場合には、折り畳み端末100が第2の折り曲げ状態Bとなるようにすることができる。ここで、折り畳み端末100が折り曲げられる過程において、磁気緩和アセンブリ4同士が互いに反発することにより、使用者に注意を喚起して、磁気緩和アセンブリ4同士間の反発力を常に克服しながら、第1の磁気吸引部材31が第2の磁気吸引部材32に磁気的吸着されて、折り畳み端末100が常に第2の折り曲げ状態Bに維持される。折り畳み端末100を使用せず、折り畳み端末100のフレキシブルスクリーンアセンブリ2を露出させたい場合には、本体1を折り曲げ、折り畳み端末100が第3の折り曲げ状態Cとなるようにする。
【0043】
本発明により提供される折り畳み端末100は、上部11及び下部12にそれぞれ第1の磁気緩和部材41及び第2の磁気緩和部材42が設けられることにより、下部12に対して上部11が折り曲げられると、使用者は、直ちに第1の磁気緩和部材41と第2の磁気緩和部材42との間の反発力を感知することができ、折り畳み端末100が誤って閉じられることが防止され、折り畳み端末100の信頼性が向上する。また、第1の磁気吸引部材31及び第2の磁気吸引部材32がそれぞれ上部11と下部12との端部に設けられることにより、上部11と下部12との夾角が0度になる場合には、第1の磁気吸引部材31が第2の磁気吸引部材32に接続されて、折り畳み端末100の折り曲げ状態が維持される。これにより、信頼性が比較的高く、貼り合わせ状態を維持することができる折り畳み端末100が提供される。
【0044】
本発明により提供される折り畳み端末100は、折り曲げ部13の外面と本体1の背面1bとを同一面にすることにより、本体1の表面の平坦度がさらに向上する。
【0045】
本発明により提供される折り畳み端末100は、さらに、磁気吸引アセンブリ3と磁気緩和アセンブリ4との周面にそれぞれ強磁気遮蔽部材5が設けられることにより、折り畳み端末100のハウジング内の他の電子部品113に対する磁気吸引アセンブリ3と磁気緩和アセンブリ4との影響がさらに低減される。
【0046】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、いくつかの改良及び変形を行うことができる。これらの改良及び変形も本発明の保護範囲と見なされる。
【手続補正書】
【提出日】2018年6月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
順次に接続される上部と、折り曲げ部と、下部と、を含む本体と、
前記上部に設けられ、前記折り曲げ部から離れる第1の磁気吸引部材と、前記下部に設けられ、前記折り曲げ部から離れる第2の磁気吸引部材と、を含む磁気吸引アセンブリと、
前記上部に設けられ、前記折り曲げ部に近接される第1の磁気緩和部材と、前記下部に設けられ、前記折り曲げ部に近接される第2の磁気緩和部材と、を含む磁気緩和アセンブリと、を含むことを特徴とする折り畳み端末
【請求項2】
前記折り畳み端末は、前記本体の表面に設けられるフレキシブルスクリーンアセンブリをさらに含み、
前記磁気吸引アセンブリ及び/又は前記磁気緩和アセンブリは、前記本体に貼り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項3】
前記第1の磁気吸引部材は、間隔をあけて設けられている第1の貼り合わせ部と第2の貼り合わせ部と、を含み、
前記第2の磁気吸引部材は、前記第1の貼り合わせ部及び/又は前記第2の貼り合わせ部に貼り合わせられていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項4】
前記第1の磁気吸引部材が長尺状をなすことを特徴とする請求項3に記載の折り畳み端末。
【請求項5】
前記第2の磁気吸引部材は、間隔をあけて設けられる第3の貼り合わせ部と第4の貼り合わせ部とを含み、
前記第1の磁気吸引部材は、前記第3の貼り合わせ部及び/又は前記第4の貼り合わせ部に貼り合わせられていることを特徴とする請求項1又は3に記載の折り畳み端末。
【請求項6】
前記折り畳み端末は、それぞれ前記第1の磁気吸引部材と、前記第2の磁気吸引部材と、前記第1の磁気緩和部材と、前記第2の磁気緩和部材との周面を取り囲んで設けられる四つの強磁気遮蔽部材と、をさらに含み、
前記強磁気遮蔽部材は、フォームと二つの鉄枠ケースとを含み、
一つの前記鉄枠ケースが、もう一つの前記鉄枠ケース内に嵌め込まれ、
前記フォームが、前記二つの鉄枠ケースの間に挟まれるか、又は、
前記強磁気遮蔽部材が防磁カバーであることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項7】
前記上部と前記下部との間にフラットケーブルが設けられるか、又は、
前記上部と前記下部との間にフレキシブル回路基板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み端末。
【請求項8】
前記折り曲げ部がシートであり、前記折り曲げ部が上部と下部との間に接続され、前記折り曲げ部と前記フレキシブルスクリーンアセンブリとが離反して設けられていることを特徴とする請求項2に記載の折り畳み端末。
【請求項9】
前記折り曲げ部の外面と、前記上部及び前記下部の表面とが同一面であることを特徴とする請求項8に記載の折り畳み端末。
【請求項10】
折り曲げ部と、前記折り曲げ部の対向する両側に接続される上部と下部とを含む本体と、
前記上部の前記折り曲げ部から離れる一端及び前記下部の前記折り曲げ部から離れる一端にそれぞれ設けられるとともに、前記上部と前記下部との貼り合わせ状態を維持するための互いに吸引する二つの磁気吸引部材を含む磁気吸引アセンブリと、
前記上部の前記折り曲げ部に近接される一端及び前記下部の前記折り曲げ部に近接される一端にそれぞれ設けられるとともに、前記上部と前記下部とが互いに接近する時に反発力を提供するための互いに反発する二つの磁気緩和部材を含む磁気緩和アセンブリと、を含むことを特徴とする折り畳み端末。
【請求項11】
前記二つの磁気吸引部材同士は、全部で貼り合わせられているか、又は部分的に貼り合わせられていることを特徴とする請求項10に記載の折り畳み端末。
【請求項12】
少なくとも一つの前記磁気吸引部材は、間隔をあけて設けられる二つの貼り合わせ部を含み、もう一つの前記磁気吸引部材は、少なくとも一つの前記貼り合わせ部に貼り合わせられていることを特徴とすることが請求項10又は11に記載の折り畳み端末。
【請求項13】
前記折り畳み端末は、それぞれ前記二つの磁気吸引部材と前記二つの磁気緩和部材との周面を取り囲んで設けられるとともに、電磁遮蔽を実現するための複数の強磁気遮蔽部材をさらに含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の折り畳み端末。
【請求項14】
各前記強磁気遮蔽部材は、いずれも互いに嵌合して設けられる二つの鉄枠ケースと、前記二つの鉄枠ケースの間に設けられるフォームとを含むことを特徴とする請求項13に記載の折り畳み端末。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
本発明は、
折り畳み端末を提供する
。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本発明は、順次に接続される上部と、折り曲げ部と、下部とを含む本体と、前記上部に設けられ、前記折り曲げ部から離れる第1の磁気吸引部材と、前記下部に設けられ、前記折り曲げ部から離れる第2の磁気吸引部材とを含
む磁気吸引アセンブリと、前記上部に設けられ、前記折り曲げ部に近接される第1の磁気緩和部材と、前記下部に設けられ、前記折り曲げ部に近接される第2の磁気緩和部材とを含
む磁気緩和アセンブリと、を含む折り畳み端末を提供する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
図1〜
図5に示すように、本発明により提供される折り畳み端末100は、本体1と、フレキシブルスクリーンアセンブリ2と、磁気吸引アセンブリ3と、磁気緩和アセンブリ4とを含む。本体1は、上部11と、上部11に
接続される下部12とを含み、下部12と上部11との間に折り曲げ隙間14が設けられている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0042】
折り畳み端末100が使用される場合には、第1の磁気吸引部材31と第2の磁気吸引部材32との磁気吸引力を克服し、下部12に対して上部11が180度(少なくとも0度より大きく)に折り曲げられ、フレキシブルスクリーンアセンブリ2をクリックしてタッチすることにより、折り畳み端末100とやり取りする。折り畳み端末100を使用せず、折り畳み端末100のフレキシブルスクリーンアセンブリ2を露出させたくない場合には、折り畳み端末100が第2の折り曲げ状態Bとなるようにすることができる。ここで、折り畳み端末100が折り曲げられる過程において、磁気緩和アセンブリ4
の第1磁気緩和部材41と第2の磁気緩和部材42との間で反発することにより、使用者に注意を喚起して、磁気緩和アセンブリ4
の第1磁気緩和部材41と第2の磁気緩和部材42との間の反発力を常に克服しながら、第1の磁気吸引部材31が第2の磁気吸引部材32に磁気的吸着されて、折り畳み端末100が常に第2の折り曲げ状態Bに維持される。折り畳み端末100を使用せず、折り畳み端末100のフレキシブルスクリーンアセンブリ2を露出させたい場合には、本体1を折り曲げ、折り畳み端末100が第3の折り曲げ状態Cとなるようにする。
【国際調査報告】