(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2019-521593(P2019-521593A)
(43)【公表日】2019年7月25日
(54)【発明の名称】データ伝送方法、装置及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04W 76/10 20180101AFI20190704BHJP
H04W 88/18 20090101ALI20190704BHJP
H04W 80/08 20090101ALI20190704BHJP
H04W 76/30 20180101ALI20190704BHJP
H04W 40/00 20090101ALI20190704BHJP
【FI】
H04W76/10
H04W88/18
H04W80/08
H04W76/30
H04W40/00
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】46
(21)【出願番号】特願2018-564373(P2018-564373)
(86)(22)【出願日】2017年6月8日
(85)【翻訳文提出日】2018年12月13日
(86)【国際出願番号】CN2017087617
(87)【国際公開番号】WO2017211320
(87)【国際公開日】20171214
(31)【優先権主張番号】201610405263.X
(32)【優先日】2016年6月8日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ
(71)【出願人】
【識別番号】518389015
【氏名又は名称】中国移動通信有限公司研究院
【氏名又は名称原語表記】China Mobile Communication Co., Ltd Research Institute
(71)【出願人】
【識別番号】507142144
【氏名又は名称】中国移▲動▼通信集▲団▼公司
【氏名又は名称原語表記】CHINA MOBILE COMMUNICATIONS CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100125874
【弁理士】
【氏名又は名称】川端 純市
(72)【発明者】
【氏名】蔡 慧
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD17
5K067DD20
5K067EE02
5K067EE16
(57)【要約】
本出願は通信技術分野に関し、特に多様化しているサービスシナリオニーズを満たし、サービスデータ伝送効率を向上させるためのデータ伝送方法、装置及び記憶媒体に関する。本出願の実施例は、第一の装置がユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得することと、前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定することとを含むデータ伝送方法を提供する。本出願の実施例はユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得することにより、前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定する。サービス伝送の実際ニーズに基づいて伝送スキームを選択するという方式は、多様化しているサービスニーズを満たし、サービスデータ伝送効率を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ伝送方法であって、
第一の装置がユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得することと、
前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定することとを含む、前記データ伝送方法。
【請求項2】
前記データ伝送パス情報はサービス伝送スキーム情報及び/又は第一のユーザプレーンネットワーク要素情報を含み、
ここで、前記サービス伝送スキームがユーザプレーンスキーム又は制御プレーンスキームであり、前記ユーザプレーンスキームがユーザプレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指し、前記制御プレーンスキームがユーザプレーンと制御プレーンとによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指すことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記サービス関連情報は、
サービスストリーム記述情報、サードパーティ識別情報、サービスタイプ情報、トラフィックタイプ情報、データ長さ情報、UEタイプ情報、サードパーティ装置タイプ情報、サービス伝送スキーム指示情報、UE及び/又はサードパーティサーバーの位置情報のうちの一つ又は複数を含み、前記サービス伝送プラン指示情報は、ユーザプレーンスキーム又は制御プレーンスキームを使用してサービスデータを伝送することを示すことに用いられ、前記ユーザプレーンスキームがユーザプレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指し、前記制御プレーンスキームがユーザプレーンと制御プレーンとによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指すことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記サードパーティ識別情報はサードパーティサービス事業者識別情報及び/又はサードパーティサービス事業者の下のサブサービス事業者識別情報を含み、
前記サービスストリーム記述情報はIPの5要素、ユニフォームリソースロケータ(URL)、サービスストリーム識別子のうちの一つ又は複数を含むことを特徴とする
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法はさらに、
前記UEの初回アタッチリクエストを受信した後、データベースから前記UEのサブスクリプション情報又はポリシー情報を取得し、前記UEのサブスクリプション情報又はポリシー情報に基づき、前記UEのためのデータ接続を確立する必要があるか否かを判定すること、
又は、
前記UEによって送信された初回アタッチリクエストにおける指示に応じて、前記UEのためのデータ接続を確立する必要があるか否かを判定することを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
第一の装置は
サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS)、データベース、ネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素、制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第二の機能エンティティ、第二のユーザプレーンネットワーク要素、アクセスネットワーク要素のうちの一つであり、ここで、制御プレーンに制御プレーンの第一の機能エンティティと制御プレーンの第二の機能エンティティが存在し、前記制御プレーンの第一の機能エンティティがUEのモビリティコンテキストを管理し、前記制御プレーンの第二の機能エンティティがUEのセッションコンテキストを管理するを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記データベースは
ホーム加入者サーバー(HSS)、又はポリシーデータベース、又はネットワーク側におけるデータ管理機能を有する独立したネットワーク要素であることを特徴とする
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第一の装置は前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、
前記第一の装置がUEのサービス関連情報を取得することは、
前記第一の装置が指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信し、前記データ接続確立指示情報に基づき、前記UEのサービス関連情報を取得することを含み、
前記データ接続確立指示情報が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように第一の装置に指示することに用いられることを特徴とする
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれ、又は、
前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれない場合、前記第一の装置が指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報に基づき、前記UEのサービス関連情報を取得することは、
前記第一の装置が前記データ接続確立指示情報におけるUE識別情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側の独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報をクエリすることを含むことを特徴とする
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記指示ネットワーク要素は、
サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、データベース、ネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素のうちの一つであることを特徴とする
請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーであり、前記第一の装置が前記制御プレーンネットワーク要素である場合、前記制御プレーンネットワーク要素がサードパーティサーバーによって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することは、
前記サードパーティサーバーから前記アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して送信された前記データ接続確立指示情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第一の装置が前記制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することは、
前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信することを含み、ここで、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれ又は含まれなく、
又は、
前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報及び前記制御プレーンの第一の機能エンティティによってクエリして得られた前記UEのサービス関連情報を受信することを含み、ここで前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれないことを特徴とする
請求項8に記載の方法。
【請求項13】
前記第一の装置が前記制御プレーンネットワーク要素であり、前記第一の装置が指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することは、
前記制御プレーンネットワーク要素が第二のユーザプレーンネットワーク要素から送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信することを含み、ここで前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれ又は含まれなく、
又は、
前記制御プレーンネットワーク要素が前記第二のユーザプレーンネットワーク要素から送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報及び前記第二のユーザプレーンネットワーク要素によってクエリして得られた前記UEのサービス関連情報を受信することを含み、ここで、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれないことを特徴とする
請求項8に記載の方法。
【請求項14】
前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定した後、さらに
前記UEのデータ伝送パス情報をサードパーティサーバーに通知することを含むことを特徴とする
請求項8に記載の方法。
【請求項15】
第一の装置がユーザ装置のサービス関連情報を取得することは、
第一の装置がユーザ装置(UE)によって送信されたアクセスリクエストを受信し、前記アクセスリクエストに基づき、前記UEのサービス関連情報を取得することを含むことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記アクセスリクエストは初回アタッチリクエスト又はサービスリクエストであることを特徴とする
請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれ、又は、
前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれない場合、前記アクセスリクエストに基づき、前記UEのサービス関連情報を取得することは、
前記第一の装置が前記アクセスリクエストにおけるUE識別情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側の独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報をクエリすることを含むことを特徴とする
請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記第一の装置が前記制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記アクセスリクエストを受信することは、
前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された前記アクセスリクエストを受信することを含み、ここで前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれ又は含まれなく、又は、
前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された前記アクセスリクエスト及び前記制御プレーンの第一の機能エンティティによってクエリして得られた前記UEのサービス関連情報を受信することを含み、ここで前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれないことを特徴とする
請求項15に記載の方法。
【請求項19】
前記第一の装置は前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、
前記第一の装置が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定することは、
ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側のパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報をクエリすることを含むことを特徴とする
請求項6に記載の方法。
【請求項20】
前記第一の装置が前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、前記確定されたサービス伝送スキームがユーザプレーンスキームである場合、
前記第一の装置が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定した後、さらに、
前記第一の装置が確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素、前記UEにアタッチされたアクセスネットワーク要素、及び前記UEへソース割り当て指示情報を送信することを含み、
前記リソース割り当て指示情報がユーザプレーンスキームを使用することを示し、そしてサービスデータ伝送リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素、アクセスネットワーク要素、及び前記UEに指示することに用いられることを特徴とする
請求項6に記載の方法。
【請求項21】
前記方法はさらに、
指示ネットワーク要素から送信されたデータ接続削除指示情報を受信し、前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素及びアクセスネットワーク要素に指示することを含むことを特徴とする
請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記第一の装置は前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、前記確定されたサービス伝送スキームは制御プレーンスキームであり、
前記第一の装置が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定した後、さらに、
前記第一の装置が確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素へリソース割り当て指示情報を送信することを含み、前記リソース割り当て指示情報が制御プレーンスキームを使用して前記UEのためにサービスデータを伝送することを示し、そしてサービスデータ伝送リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示することに用いられることを特徴とする
請求項6に記載の方法。
【請求項23】
前記方法は、さらに、
指示ネットワーク要素から送信されたデータ接続削除指示情報を受信し、前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示することを含むことを特徴とする
請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記リソース割り当て指示情報はさらにサービスストリーム記述情報を含み、サービスストリーム記述情報と割り当てられたサービスデータ伝送リソースとのマッピング関係を保存するように指示することに用いられ、これにより送信待ちサービスデータを受信する時に、送信待ちサービスデータに含まれるサービスストリーム記述情報に基づいてそれに対応するサービスデータ伝送リソースを確定することを特徴とする
請求項20〜23のいずれか一項に記載の方法。
【請求項25】
前記リソース割り当て指示情報はさらにサービス品質(QoS)ポリシーを含み、前記QoSポリシーを満たすサービスデータ伝送リソースを割り当てるように指示することに用いられることを特徴とする
請求項20〜23のいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
前記第一の装置が以下のステップに基づいて前記QoSポリシーを取得し、即ち、
前記第一の装置が取得された前記サービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーをクエリすることを特徴とする
請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第一の装置がサードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、データベース、又はネットワーク側における独立したネットワーク要素である場合、前記第一の装置が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定した後、さらに、
確定されたデータ伝送パス情報を前記UEにアクセスされる制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することを含むことを特徴とする
請求項6に記載の方法。
【請求項28】
前記第一の装置がサードパーティサーバーである場合、前記サードパーティサーバーが確定されたデータ伝送パス情報を前記UEにアクセスされる制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することは、
前記サードパーティサーバーがアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して確定されたデータ伝送パス情報を前記UEにアクセスされる制御プレーンネットワーク要素に送信し、又は、アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して確定されたデータ伝送パス情報を制御プレーンの第一の機能エンティティに送信して制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信し、アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して確定されたデータ伝送パス情報を送信することを含むことを特徴とする
請求項27に記載の方法。
【請求項29】
データ伝送方法であって、
指示ネットワーク要素がデータ接続確立指示情報を確定し、前記データ接続確立指示情報が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように第一の装置に指示することに用いられることと、
前記データ接続確立指示情報を前記第一の装置に送信することと、を含む、前記データ伝送方法。
【請求項30】
前記指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーであり、前記第一の装置が制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、前記データ接続確立指示情報を前記第一の装置に送信することは、
サードパーティサーバーが前記データ接続確立指示情報をアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して前記制御プレーンネットワーク要素に送信すること、又は、前記データ接続確立指示情報をアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して第二のユーザプレーンネットワーク要素に送信し、第二のユーザプレーンネットワーク要素によって前記制御プレーンネットワーク要素に送信すること、
又は、
前記データ接続確立指示情報をアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して制御プレーンの第一の機能エンティティに送信し、制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信すること、又は、前記データ接続確立指示情報をアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して第二のユーザプレーンネットワーク要素に送信し、第二のユーザプレーンネットワーク要素によって制御プレーンの第一の機能エンティティに送信し、制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することを含むことを特徴とする
請求項29に記載の方法。
【請求項31】
データ伝送方法であって、
制御プレーンの第一の機能エンティティが指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することと、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することとを含む、前記データ伝送方法。
【請求項32】
前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれない場合、制御プレーンの第一の機能エンティティが指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信した後、さらに、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記データ接続確立指示情報におけるユーザ装置(UE)識別情報に基づいて前記UEのサービス関連情報をクエリすることを含み、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することは、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記データ接続確立指示情報及び前記UEのサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することを含むことを特徴とする
請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーである場合、前記制御プレーンの第一の機能エンティティが指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することは、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記サードパーティサーバーから前記アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して送信された前記データ接続確立指示情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項31に記載の方法。
【請求項34】
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することは、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが第二のユーザプレーンネットワーク要素から送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項31に記載の方法。
【請求項35】
データ伝送方法であって、
第二のユーザプレーンネットワーク要素が指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信することと、
前記制御プレーンネットワーク要素が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンネットワーク要素に送信すること、又は、
前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第一の機能エンティティに送信し、制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することとを含む、前記データ伝送方法。
【請求項36】
前記指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーである場合、前記第二のユーザプレーンネットワーク要素が指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信することは、
前記第二のユーザプレーンネットワーク要素が前記サードパーティサーバーから前記アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して送信された前記データ接続確立指示情報を受信することを含むことを特徴とする
請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれない場合、第二のユーザプレーンネットワーク要素が指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信した後、さらに、
第二のユーザプレーンネットワーク要素が前記データ接続確立指示情報におけるユーザ装置(UE)識別情報に基づいて前記UEのサービス関連情報をクエリすることを含み、
第二のユーザプレーンネットワーク要素が前記データ接続確立指示情報を制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第一の機能エンティティに送信することは、
第二のユーザプレーンネットワーク要素が前記データ接続確立指示情報及び前記UEのサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することを含むことを特徴とする
請求項35に記載の方法。
【請求項38】
データ伝送方法であって、
制御プレーンの第一の機能エンティティがUEによって送信されたアクセスリクエストを受信することと、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記アクセスリクエストを制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することとを含む、前記データ伝送方法。
【請求項39】
前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれない場合、制御プレーンの第一の機能エンティティがUEによって送信されたアクセスリクエストを受信した後、さらに、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記アクセスリクエストにおけるユーザ装置(UE)識別情報に基づいて前記UEのサービス関連情報をクエリすることを含み、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記アクセスリクエストを制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することは、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記アクセスリクエスト及び前記UEのサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することを含むことを特徴とする
請求項38に記載の方法。
【請求項40】
データ伝送方法であって、
ユーザ装置(UE)がアクセスリクエストを確定し、前記アクセスリクエストにUE識別情報及び/又はサービス関連情報が含まれることと、
前記第一の装置が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、ユーザ装置UEが第一の装置へ前記アクセスリクエストを開始することとを含む、前記データ伝送方法。
【請求項41】
前記第一の装置が制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、
前記第一の装置が制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、ユーザ装置(UE)が第一の装置へ前記アクセスリクエストを開始することは、
制御プレーンの第一の機能エンティティが前記アクセスリクエストを制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように、前記UEが前記クセスリクエストを制御プレーンの第一の機能エンティティに送信することを含むことを特徴とする
請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記方法はさらに、
前記UEが初回アタッチリクエストを開始する時に、データ接続を確立する必要がないことを示すことを含むことを特徴とする
請求項40に記載の方法。
【請求項43】
データ伝送方法であって、
第二の装置が登録リクエスト情報を確定し、前記登録リクエスト情報にユーザ装置(UE)識別情報及び第二の装置識別情報が含まれ、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティであることと、
第一の装置が前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存し、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定するように、前記登録リクエスト情報を第一の装置に送信することとを含む、前記データ伝送方法。
【請求項44】
前記登録リクエスト情報にUEのサービス関連情報が含まれ、
前記登録リクエスト情報を第一の装置に送信することは、
第一の装置が前記UE識別情報、サービス関連情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存し、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定するように、前記UEのサービス関連情報を含む登録リクエスト情報を第一の装置に送信することを含むことを特徴とする
請求項43に記載の方法。
【請求項45】
データ伝送方法であって、
第一の装置が第二の装置から送信された登録リクエスト情報を受信し、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティであることと、
前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存することと、
前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定することとを含む、前記データ伝送方法。
【請求項46】
前記登録リクエスト情報にUEのサービス関連情報が含まれ、
前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存することは、
前記UE識別情報、サービス関連情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存することを含むことを特徴とする
請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記登録リクエスト情報にUEのサービス関連情報が含まれなく、
前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定することは、
前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、前記対応関係、及び取得された前記UEのサービス関連情報に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定することを含むことを特徴とする
請求項45に記載の方法。
【請求項48】
データ伝送装置であって、
ユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得するように構成される取得モジュールと、
前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように構成される確定モジュールとを備える、前記データ伝送装置。
【請求項49】
データ伝送装置であって、
データ接続確立指示情報を確定するように構成され、前記データ接続確立指示情報が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように第一の装置に指示することに用いられる確定モジュールと、
前記データ接続確立指示情報を前記第一の装置に送信するように構成される送信モジュールとを備える、前記データ伝送装置。
【請求項50】
データ伝送装置であって、
指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信するように構成される受信モジュールと、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される送信モジュールとを備える、前記データ伝送装置。
【請求項51】
データ伝送装置であって、
指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信するように構成される受信モジュールと、
前記制御プレーンネットワーク要素が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンネットワーク要素に送信するように構成され、又は、
前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第一の機能エンティティに送信し、制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される送信モジュールとを備える、前記データ伝送装置。
【請求項52】
データ伝送装置であって、
UEによって送信されたアクセスリクエストを受信するように構成される受信モジュールと、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連関係に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記アクセスリクエストを制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される送信モジュールとを備える、前記データ伝送装置。
【請求項53】
データ伝送装置であって、
アクセスリクエストを確定するように構成され、前記アクセスリクエストにUE識別情報及び/又はサービス関連情報が含まれる確定モジュールと、
前記第一の装置が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、第一の装置へ前記アクセスリクエストを開始するように構成される送信モジュールとを備える前記データ伝送装置。
【請求項54】
データ伝送装置であって、
登録リクエスト情報を確定するように構成され、前記登録リクエスト情報にユーザ装置(UE)識別情報及び第二の装置識別情報が含まれ、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティである確定モジュールと、
第一の装置が前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存し、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定するように、前記登録リクエスト情報を第一の装置に送信するように構成される送信モジュールとを備える、前記データ伝送装置。
【請求項55】
データ伝送装置であって、
第二の装置から送信された登録リクエスト情報を受信するように構成され、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティである受信モジュールと、
前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存するように構成される保存モジュールと、
前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定するように構成されるデータ接続確立モジュールとを備える、前記データ伝送装置。
【請求項56】
データ伝送装置であって、プロセッサとプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するためのメモリを備え、
ここで、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行する時に、請求項1−47のいずれか一項に記載の方法のステップを実行することに用いられる、前記データ伝送装置。
【請求項57】
記憶媒体であって、コンピュータプログラムを記憶しており、ここで該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、請求項1−47のいずれか一項に記載の方法のステップを実現する、前記記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は通信技術分野に関し、特にデータ伝送方法、装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
関連出願と相互参照.
本出願は、出願番号が201610405263.Xで、出願日が2016年06月08日である中国特許出願に基づいて提出され、且つ該中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願のすべての内容が参照として本出願に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
現在、ユーザ装置(UE:User Equipment)は、いかなるサービスデータでも伝送する必要がない場合、アイドル(Idle)状態にある。Idle状態はUEが電力を節約することに役立つとともに、UEが移動する時にネットワーク側へハンドオーバープロセスを頻繁に開始し、ネットワーク側のシグナリング処理負荷を増大させることを回避することができる。
【0004】
サードパーティサーバーはUEへダウンリンクデータパケットを送信する必要がある場合、下記のプロセスに基づいてデータ接続を確立する。
【0005】
図1に示すように、サードパーティサーバーは、アイドル(Idle)状態にあるUEに送信するダウンリンクデータパケットをパケットデータゲートウェイ(PGW:PDN Gate Way)に送信し、PGWによってサービングゲートウェイ(SGW:Serving GateWay)に送信し、SGWは該ダウンリンクデータパケットをキャッシュし、SGWはダウンリンクデータ通知メッセージをモビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)に送信する。この時、SGWが該UEの別のダウンリンクデータパケットを受信した場合、SGWはこれらのデータパケットをキャッシュするが、新しいダウンリンクデータ通知メッセージを送信しない。MMEはページング(Paging)メッセージをすべてのUEの登録したトラッキングエリアの基地局(eNodeB)に送信する。eNodeBはUEへページングを開始する。UEはサービスリクエストプロセスをトリガし、ネットワーク側との接続を確立する。これまで、SGWと基地局の間のS1−Uダウンリンクデータチャネルが確立される。
【0006】
上記プロセスにおいてSGW、MMEと基地局がネゴシエートしてデータチャネルを確立する必要があり、ダウンリンク間隔が頻繁に到着する場合、データチャネルを頻繁にネゴシエートする必要があり、また、SGWと基地局の間のデータチャネルの確立が完了するまでSGWがダウンリンクデータのキャッシュ能力を保つ必要がある。明らかに、この方式によりネットワーク側のシグナリング負荷及びデータ処理負荷が増大する。
【0007】
ネットワーク側のシグナリング負荷及びデータ処理負荷を軽減させるために、移動の必要性が低い端末、特にいくつかの移動の必要性のない端末(例えば電子レポートユーザ)に対して、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)ではナローバンドモノのインターネット(NB−IOP:Narrow Band Internet of Things)解決策が提案される。この解決策において2つの伝送スキームが示され、
図2に示すように、一つは制御プレーンスキーム(制御プレーン最適化スキームとも呼ばれる)であり、このスキームにおいて、S1−Uペアラを確立する必要がなく、ダウンリンクの小さなデータパケットが非アクセス層(NAS:Non−access stratum)シグナリングと共にモビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)に伝送され、その後UEに送信され、即ちダウンリンクデータパケットの伝送パスがサードパーティサーバー→PGW→SGW→MME→基地局→UEであり、これに対応して、制御プレーンスキームにおけるアップリンクデータパケットの伝送パスがUE→基地局→MME→SGW→PGW→サードパーティサーバーである。もう一つはユーザプレーンスキームであり、この伝送スキームはS1−Uベアラを確立する必要があり、ダウンリンクデータパケットの伝送パスがサードパーティサーバー→PGW→SGW→基地局→UEであり、アップリンクデータパケットの伝送パスがUE→基地局→SGW→PGW→サードパーティサーバーである。ここで、SGW/PGWはユーザプレーンネットワーク要素に属し、MMEは制御プレーンネットワーク要素に属し、基地局はアクセスネットワーク要素に属する。上記解決策では、制御プレーンスキームは小さいデータパケットを伝送する場合に適し、ユーザプレーンスキームは大きなデータパケット、且つ伝送時間間隔が長い場合に好適である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
現在、特定の専用ネットワークの場合、NB−IOT解決策では上記の2つの伝送スキームのうちの一つを選択し、該専用ネットワークにおいて、異なるUEが異なるサービス伝送ニーズを有する可能性があり、異なる時点においても同一のUEのサービス伝送ニーズも異なるため、従来技術において特定の専用ネットワークのための特定の伝送スキームを選択するという方式は、多様化になってくるサービスニーズをもはや満たすことができなくなる。
【0009】
本出願の実施例は多様化しているサービスシナリオニーズを満たし、サービスデータ伝送効率を向上させるためのデータ伝送方法、装置及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本出願の実施例によるデータ伝送方法は、
第一の装置がユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得することと、
前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定することとを含む。
【0011】
本出願の別の実施例によるデータ伝送方法は、
指示ネットワーク要素がデータ接続確立指示情報を確定し、前記データ接続確立指示情報が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように第一の装置に指示することに用いられることと、
前記データ接続確立指示情報を前記第一の装置に送信することとを含む。
【0012】
本出願の別の実施例によるデータ伝送方法は、
制御プレーンの第一の機能エンティティが指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することと、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することとを含む。
【0013】
本出願の別の実施例によるデータ伝送方法は、
第二のユーザプレーンネットワーク要素が指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信することと、
前記制御プレーンネットワーク要素が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンネットワーク要素に送信すること、又は、
前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第一の機能エンティティに送信し、制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信し、前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するようにすることとを含む。
【0014】
本出願の別の実施例によるデータ伝送方法は、
制御プレーンの第一の機能エンティティがUEによって送信されたアクセスリクエストを受信することと、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連関係に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記アクセスリクエストを制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することとを含む。
【0015】
本出願の別の実施例によるデータ伝送方法は、
ユーザ装置(UE)がアクセスリクエストを確定し、前記アクセスリクエストにUE識別情報及び/又はサービス関連情報が含まれることと、
前記第一の装置が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、ユーザ装置UEが第一の装置へ前記アクセスリクエストを開始することとを含む。
【0016】
本出願の別の実施例によるデータ伝送方法は、
第二の装置が登録リクエスト情報を確定し、前記登録リクエスト情報にユーザ装置(UE)識別情報及び第二の装置識別情報が含まれ、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティであることと、
第一の装置が前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存し、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定するように、前記登録リクエスト情報を第一の装置に送信することとを含む。
【0017】
本出願の別の実施例によるデータ伝送方法は、
第一の装置が第二の装置から送信された登録リクエスト情報を受信し、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティであることと、
前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存することと、
前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定することとを含む。
【0018】
本出願の実施例によるデータ伝送装置は、
ユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得するように構成される取得モジュールと、
前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように構成される確定モジュールとを備える。
【0019】
本出願の別の実施例によるデータ伝送装置は、
データ接続確立指示情報を確定するように構成され、前記データ接続確立指示情報が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように第一の装置に指示することに用いられる確定モジュールと、
前記データ接続確立指示情報を前記第一の装置に送信するように構成される送信モジュールとを備える。
【0020】
本出願の別の実施例によるデータ伝送装置は、
指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信するように構成される受信モジュールと、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される送信モジュールとを備える。
【0021】
本出願の別の実施例によるデータ伝送装置は、
指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信するように構成される受信モジュールと、
前記制御プレーンネットワーク要素が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンネットワーク要素に送信するように構成され、又は、
前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第一の機能エンティティに送信し、制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される送信モジュールとを備える。
【0022】
本出願の別の実施例によるデータ伝送装置は、
UEによって送信されたアクセスリクエストを受信するように構成される受信モジュールと、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連関係に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記アクセスリクエストを制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される送信モジュールとを備える。
【0023】
本出願の別の実施例によるデータ伝送装置は、
アクセスリクエストを確定するように構成され、前記アクセスリクエストにUE識別情報及び/又はサービス関連情報が含まれる確定モジュールと、
前記第一の装置が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、第一の装置へ前記アクセスリクエストを開始するように構成される送信モジュールとを備える。
【0024】
本出願の別の実施例によるデータ伝送装置は、
登録リクエスト情報を確定するように構成され、前記登録リクエスト情報にユーザ装置(UE)識別情報及び第二の装置識別情報が含まれ、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティである確定モジュールと、
第一の装置が前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存し、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定するように、前記登録リクエスト情報を第一の装置に送信するように構成される送信モジュールとを備える。
【0025】
本出願の別の実施例によるデータ伝送装置は、
第二の装置から送信された登録リクエスト情報を受信するように構成され、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティである受信モジュールと、
前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存するように構成される保存モジュールと、
前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定するように構成されるデータ接続確立モジュールとを備える。
【0026】
本出願の別の実施例によるデータ伝送装置はプロセッサとプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するためのメモリを備える。
【0027】
ここで、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行する時に、上記のいずれか一項に記載の方法のステップを実行することに用いられる。
【0028】
本出願の別の実施例による記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶しており、ここで該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、上記のいずれか一項に記載の方法のステップを実現する。
【0029】
本出願の実施例ではユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得することにより、前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定する。サービス伝送の実際ニーズに基づいて伝送スキームを選択するという方式は、多様化しているサービスニーズを満たし、サービスデータ伝送効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】従来技術におけるアイドル(Idle)状態にあるUEのためのデータリンクを確立するフローチャートである。
【
図3】本出願の実施例1によるデータ伝送方法のフローチャートである。
【
図4】本出願の実施例2によるデータ伝送方法のフローチャートである。
【
図5】本出願の実施例3によるデータ伝送方法のフローチャートである。
【
図6】本出願の実施例4によるデータ伝送方法のフローチャートである。
【
図7】本出願の実施例5によるデータ伝送方法のフローチャートである。
【
図8】本出願の実施例6によるデータ伝送方法のフローチャートである。
【
図9】本出願の実施例7によるデータ伝送方法のフローチャートである。
【
図10】本出願の実施例8によるデータ伝送方法のフローチャートである。
【
図11】本出願の実施例9によるデータ伝送装置110の構造図である。
【
図12】本出願の実施例10によるデータ伝送装置120の構造図である。
【
図13】本出願の実施例11によるデータ伝送装置130の構造図である。
【
図14】本出願の実施例12によるデータ伝送装置140の構造図である。
【
図15】本出願の実施例13によるデータ伝送装置140の構造図である。
【
図16】本出願の実施例14によるデータ伝送装置160の構造図である。
【
図17】本出願の実施例15によるデータ伝送装置170の構造図である。
【
図18】本出願の実施例16によるデータ伝送装置180の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本出願の実施例ではユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得することにより、前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定する。サービス伝送の実際ニーズに基づいて伝送スキームを選択するという方式は、多様化しているサービスニーズを満たし、サービスデータ伝送効率を向上させることができる。
【0032】
以下に添付図面を参照しながら本出願の実施例をさらに詳細に説明する。
【0033】
実施例1.
図3は本出願の実施例1によるデータ伝送方法のフローチャートである。前記データ伝送方法はS301とS302を含む。
【0034】
S301において、第一の装置はユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得する。
【0035】
本出願の実施例における第一の装置はネットワーク側におけるパス選択機能を有する装置である。第一の装置は、
サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS:Domain Name System)、データベース、ネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素、制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第二の機能エンティティ、第二のユーザプレーンネットワーク要素、アクセスネットワーク要素のうちのいずれかの一つであってもよく、ここで、制御プレーンに制御プレーンの第一の機能エンティティと制御プレーンの第二の機能エンティティが存在し、前記制御プレーンの第一の機能エンティティがUEのモビリティコンテキストを管理し、前記制御プレーンの第二の機能エンティティがUEのセッションコンテキストを管理する。
【0036】
本出願の実施例のデータベースは、ホーム加入者サーバー(HSS:Home Subscriber Server)、又はポリシーデータベース、又はネットワーク側におけるデータ管理機能を有する独立したネットワーク要素であってもよい。本出願の実施例では、制御プレーンネットワーク要素はモビリティ管理(MM:Mobility Management)機能(UEのモビリティを管理するためのものであり、MMEによりUEのモビリティコンテキスト情報を検索することができる)とセッション管理(SM:Session Management)機能(UEのユーザプレーンデータリンクを管理し、UEにデータ接続を確立し、対応するリソースを割り当てるためのもの)を兼ね備えるネットワーク要素であってもよく、モビリティ管理(MM:Mobility Management)機能とセッション管理(SM:Session Management)機能はそれぞれ2つの独立したネットワーク要素、即ち本出願の実施例における制御プレーンの第一の機能エンティティと制御プレーンの第二の機能エンティティによって搬送されてもよい。
【0037】
上記サービス関連情報は、
サービスストリーム記述情報、サードパーティ識別情報、サービスタイプ情報、トラフィックタイプ情報、データ長さ情報、UEタイプ情報、サードパーティ装置タイプ情報、サービス伝送スキーム指示情報、UE及び/又はサードパーティサーバーの位置情報のうちの一つ又は複数を含むことができ、サービス伝送プラン指示情報は、ユーザプレーンスキーム又は制御プレーンスキームを使用してサービスデータを伝送することを示すことに用いられ、前記ユーザプレーンスキームがユーザプレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指し、前記制御プレーンスキームがユーザプレーン、制御プレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指すプランである。
【0038】
上記サービスストリーム記述情報は例えばインターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)の5要素、ユニフォームリソースロケータ(URL:Uniform Resource Locator)又はサービスストリーム識別子(ラベル)などである。サードパーティ識別情報はサードパーティサービス事業者識別情報(例えば淘宝網モールスポンサー(Sponsor)のID)及び/又はサードパーティサービス事業者の下のサブサービス事業者識別情報(例えば淘宝網モールにおける各サブサービス事業者(service provider)のID)を含み、サービスタイプは具体的なアプリケーションのタイプ、例えばオンラインバンキング、アリペイビジネス、iQIYビデオ、YOUKUビデオなどを指すことができ、アプリケーション識別子(Application ID)でサービスタイプを表すことができる。トラフィックタイプは例えばビデオタイプ、オーディオタイプなどである。データ長さ情報はデータパケットの大きさを指すことができる。UEタイプは例えばデジタル電力計、デジタル水道メーターなどである。サードパーティデバイスタイプは例えばビデオ内容サーバー、データ収集システムなどである。UE及び/又はサードパーティサーバーの位置情報に基づき、UEのためにUE及び/又はサードパーティサーバーの位置に最も近いユーザプレーンネットワーク要素を選択することができる。
【0039】
S302において、第一の装置はUEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定する。
【0040】
ここで、データ伝送パス情報はサービス伝送スキーム情報及び/又は第一のユーザプレーンネットワーク要素情報を含むことができ、
ここで、確定されたサービス伝送スキームはユーザプレーンスキーム又は制御プレーンスキームであり、前記ユーザプレーンスキームがユーザプレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指し、前記制御プレーンスキームがユーザプレーン、制御プレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指す。
【0041】
具体的な実施中、第一の装置はまずデータベースからUEのサブスクリプション情報又はポリシー情報を取得し、UEのサブスクリプション情報又はポリシー情報に基づき、UEのためのデータ接続を確立する必要があるか否か(例えばUEがデータ接続機能を起動しない場合、UEのためのデータ接続を確立する必要がない)を判定し、又は、UEによって送信された初回アタッチリクエスト内の指示に応じて、前記UEのためのデータ接続を確立する必要があるか否かを確定することができる。
【0042】
前記UEのためのデータ接続を確立する必要があることを確定した後、上記の、前記UEのサービス関連情報を取得し、そして前記サービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するというステップを実行し、そうでない場合は前記UEのためのデータ接続を確立しない。
【0043】
本出願の実施例では、UEのデータ伝送パスの確立は指示ネットワーク要素(好ましく、サードパーティサーバー)によって開始されてもよいし、UEによって開始されてもよく、具体的に以下のいくつかの方式を有することができる。
【0044】
方式1:指示ネットワーク要素はUEのデータ伝送パスの確立を開始する。
【0045】
一つの実施形態として、第一の装置が制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、第一の装置がUEのサービス関連情報を取得することは、第一の装置が指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信し、前記データ接続確立指示情報に基づき、前記UEのサービス関連情報を取得することを含み、前記データ接続確立指示情報が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように第一の装置に指示することに用いられる。
【0046】
これに対応して、指示ネットワーク要素はデータ接続確立指示情報を確定し、前記データ接続確立指示情報が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように第一の装置に指示することに用いられ、前記データ接続確立指示情報を前記第一の装置に送信する。
【0047】
上記実施形態では、前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が直接含まれてもよく、又は、前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれなくてもよく、この時に第一の装置が指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報に基づき、前記UEのサービス関連情報を取得することは、
第一の装置が前記データ接続確立指示情報におけるUE識別情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側の独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報をクエリすることを含む。
【0048】
上記実施形態では、前記指示ネットワーク要素は、
サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、データベース、ネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素のいずれかの一つである。
【0049】
データ接続確立のトリガ方式についての説明は下記の通りである。
【0050】
トリガ方式1において、指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーであることを例とし、サードパーティサーバーは制御プレーンによりUEのデータ接続の確立をトリガすることができる。
【0051】
状況1において、前記第一の装置は前記制御プレーンネットワーク要素である。
【0052】
具体的には、前記制御プレーンネットワーク要素がサードパーティサーバーによって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することは、制御プレーンネットワーク要素が前記サードパーティサーバーから前記アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して送信された前記データ接続確立指示情報を受信することであってもよい。即ち、サードパーティサーバーは前記データ接続確立指示情報をアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して制御プレーンネットワーク要素に送信し、この時にデータ接続確立指示情報の伝送パスがサードパーティサーバー→アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム→制御プレーンネットワーク要素である。
【0053】
状況2において、前記第一の装置は制御プレーンの第二の機能エンティティである。
【0054】
具体的には、前記制御プレーンの第二の機能エンティティが指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することは、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信することであってもよく、ここで前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれ又は含まれなく、又は、
制御プレーンの第二の機能エンティティが前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報及び前記制御プレーンの第一の機能エンティティによってクエリして得られた前記UEのサービス関連情報を受信することであってもよく、ここで前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれない。
【0055】
具体的な実施中、制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、制御プレーンの第一の機能エンティティは指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信した後、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティを送信することができる。又は、制御プレーンの第一の機能エンティティは指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信した後、前記データ接続確立指示情報におけるユーザ装置UE識別情報に基づいて前記UEのサービス関連情報をクエリし、前記データ接続確立指示情報及び前記UEのサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することができる。
【0056】
上記のプロセスにおいて、前記指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーである場合、前記制御プレーンの第一の機能エンティティが指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することは、前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記サードパーティサーバーから前記アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して送信された前記データ接続確立指示情報を受信することを含む。
【0057】
即ち、前記第一の装置が前記制御プレーンの第二の機能エンティティであり、サードパーティサーバーが制御プレーンによりUEのデータ接続の確立をトリガする場合、データ接続確立指示情報の伝送パスはサードパーティサーバー→アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム→制御プレーンの第一の機能エンティティ→制御プレーンの第二の機能エンティティである。
【0058】
トリガ方式2において、指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーであることを例とし、サードパーティサーバーはユーザプレーンによりUEのデータ接続の確立をトリガすることができる。
【0059】
状況1において、第一の装置は前記制御プレーンネットワーク要素である。
【0060】
具体的には、第一の装置が指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信することは、
前記制御プレーンネットワーク要素が第二のユーザプレーンネットワーク要素から送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信することを含み、ここで前記指示ネットワーク要素がユーザプレーンリンク又は制御プレーンリンクを介して前記データ接続確立指示情報を前記第二のユーザプレーンネットワーク要素に送信し、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれ又は含まれなく、又は、
前記制御プレーンネットワーク要素が前記第二のユーザプレーンネットワーク要素から送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報及び前記第二のユーザプレーンネットワーク要素によってクエリして得られた前記UEのサービス関連情報を受信することを含み、ここで前記指示ネットワーク要素がユーザプレーンリンク又は制御プレーンリンクを介して前記データ接続確立指示情報を前記第二のユーザプレーンネットワーク要素に送信し、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれない。
【0061】
即ち、前記第一の装置が前記制御プレーンであり、サードパーティサーバーが制御プレーンによりUEのデータ接続の確立をトリガする場合、データ接続確立指示情報の伝送パスはサードパーティサーバー→アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム→第二のユーザプレーンネットワーク要素→制御プレーンネットワーク要素である。ここでの第二のユーザプレーンネットワーク要素は最終的に確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素と同じであっても異なってもよい。
【0062】
状況2において、第一の装置は制御プレーンの第二の機能エンティティである。
【0063】
具体的には、制御プレーンの第一の機能エンティティは第二のユーザプレーンネットワーク要素から送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信する。その後、制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、制御プレーンの第一の機能エンティティは該データ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することができる。又は、指示ネットワーク要素のデータ接続確立指示情報にUEのサービス関連情報が含まれない時に、制御プレーンの第一の機能エンティティはデータ接続確立指示情報におけるユーザ装置(UE)識別情報に基づいてUEのサービス関連情報をクエリし、前記データ接続確立指示情報及び前記UEのサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することができる。
【0064】
上記状況において、サードパーティサーバーがユーザプレーンによりUEのデータ接続の確立をトリガする場合、データ接続確立指示情報の伝送パスはサードパーティサーバー→アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム→第二のユーザプレーンネットワーク要素→制御プレーンの第一の機能エンティティ→制御プレーンの第二の機能エンティティである。
【0065】
上述したように、本出願の実施例では、制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第一の機能エンティティは直接アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介してサードパーティサーバーからのデータ接続確立指示情報を受信することができ(制御プレーンによりトリガする)、第二のユーザプレーンネットワーク要素から送信された、サードパーティサーバーからのデータ接続確立指示情報を受信することもできる(ユーザプレーンによりトリガする)。
【0066】
方式2において、UEはデータ伝送パスの確立を開始する。
【0067】
具体的には、第一の装置がユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得することは、第一の装置がユーザ装置(UE)によって送信されたアクセスリクエストを受信し、前記アクセスリクエストに基づき、前記UEのサービス関連情報を取得することを含む。前記アクセスリクエストは初回アタッチリクエスト又はサービスリクエストである。
【0068】
ここで、前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれてもよく、又は、
前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれなくてもよく、前記アクセスリクエストに基づき、前記UEのサービス関連情報を取得することは、前記第一の装置が前記アクセスリクエストにおけるUE識別情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側の独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報をクエリすることを含む。
【0069】
上記実施形態では、前記第一の装置が前記制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記アクセスリクエストを受信することは、前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された前記アクセスリクエストを受信することを含み、ここで前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれ又は含まれなく、ここで、制御プレーンの第一の機能エンティティはUEによって送信されたアクセスリクエストを受信し、制御プレーンの第二の機能エンティティに送信する。
【0070】
又は、前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された前記アクセスリクエスト及び前記制御プレーンの第一の機能エンティティによってクエリして得られた前記UEのサービス関連情報を受信することを含み、ここで、前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれない。ここで、制御プレーンの第一の機能エンティティは受信されたアクセスリクエストにおけるUE識別情報に基づいてUEのサービス関連情報をクエリし、前記アクセスリクエスト及び前記UEのサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信する。
【0071】
上記の方式1及び方式2において上記の内容が適用される。
【0072】
具体的な実施中、前記第一の装置が前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、前記第一の装置が前記UEのサービス関連関係に対応するデータ伝送パス情報を確定することは、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側のパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報をクエリすることを含む。
【0073】
一つの実施形態Aとして、確定されたサービス伝送スキームはユーザプレーンスキームである。
【0074】
前記第一の装置が前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、前記第一の装置が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するというS302の後、さらに前記第一の装置が確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素、前記UEにアタッチされたアクセスネットワーク要素、及び前記UEへリソース割り当て指示情報を送信することを含み、前記リソース割り当て指示情報がユーザプレーンスキームを使用することを示し、そしてサービスデータ伝送リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素、アクセスネットワーク要素、及び前記UEに指示することに用いられる。
【0075】
これに対応して、指示ネットワーク要素から送信されたデータ接続削除情報を受信する場合、前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素及びアクセスネットワーク要素に指示する。
【0076】
別の実施形態Bとして、確定されたサービス伝送スキームは制御プレーンスキームである。
【0077】
前記第一の装置が前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、前記第一の装置が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定した後、さらに前記第一の装置が確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素へリソース割り当て指示情報を送信し、前記リソース割り当て指示情報が制御プレーンスキームを使用して前記UEのためにサービスデータを伝送することを示し、そしてサービスデータ伝送リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示することに用いられることを含む。
【0078】
これに対応して、指示ネットワーク要素から送信されたデータ接続削除指示情報を受信した後、前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示する。
【0079】
上記実施形態A及びBでは、前記リソース割り当て指示情報はさらにサービスストリーム記述情報を含み、サービスストリーム記述情報と割り当てられたサービスデータ伝送リソースとのマッピング関係を保存するように指示することに用いられ、これにより送信待ちサービスデータを受信する時に、送信待ちサービスデータに含まれるサービスストリーム記述情報に基づいてそれに対応するサービスデータ伝送リソースを確定する。
【0080】
上記実施形態A及びBでは、前記リソース割り当て指示情報はさらにサービス品質(QoS:Quality of Service)ポリシーを含み、QoSポリシーを満たすサービスデータ伝送リソースを割り当てるように指示することに用いられる。
【0081】
具体的には、前記第第一の装置は以下のステップに基づいて前記QoSポリシーを取得する。
【0082】
前記第一の装置は取得された前記サービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有するネットワーク要素において前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーをクエリする。
【0083】
実施例1では、前記第一の装置が制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティではなく、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、データベース、又はネットワーク側における独立したネットワーク要素である場合、前記第一の装置が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定した後、さらに確定されたデータ伝送パス情報を前記UEにアクセスされる制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することを含む。この時、該データ伝送パス情報にサービス伝送スキーム情報のみが含まれてもよく、第一のユーザプレーンネットワーク要素が含まれなく、制御ネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティによって該サービス伝送スキームに基づいて第一のユーザプレーンネットワーク要素情報を選択する。
【0084】
さらに、前記第一の装置がサードパーティサーバーである場合、前記サードパーティサーバーが確定されたデータ伝送パス情報を前記UEにアクセスされる制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することは、前記サードパーティサーバーがアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して確定されたデータ伝送パス情報を前記UEにアクセスされる制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティに送信することを含む。
【0085】
以下にいくつかの具体的な例で本出願の考えをさらに説明する。
【0086】
実施例2(サードパーティは制御プレーンにより、ユーザプレーンスキームを使用してUEのサービスデータを伝送することをトリガして確定する).
図4は本出願の実施例2によるデータ伝送方法のフローチャートである。前記データ伝送方法はS401〜S405を含む。
【0087】
S401において、サードパーティサーバーはアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して制御プレーンの第一の機能エンティティへUEのサービス関連情報を含む(サービスストリーム記述情報を含む)データ接続確立指示情報を送信する。
【0088】
S402において、制御プレーンの第一の機能エンティティはデータ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに伝送する。
【0089】
S403において、制御プレーンの第二の機能エンティティはUEのサービス関連情報に基づき、ユーザプレーンスキームを使用することを確定し、そしてUEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素情報、前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーを確定する。
【0090】
ここで、制御プレーンの第二の機能エンティティはUEのサービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報に対応するユーザプレーンスキーム及び第一のユーザプレーンネットワーク要素情報をクエリする。
【0091】
また、制御プレーンの第二の機能エンティティは取得された前記サービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーをクエリする。
【0092】
S404において、制御プレーンの第二の機能エンティティは確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素、UEにアタッチされたアクセスネットワーク要素(基地局)、及び前記UEへリソース割り当て指示情報を送信し、前記リソース割り当て指示情報がユーザプレーンスキームを使用することを示し、そして確定された前記QoSポリシーに準拠したサービスデータ伝送リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素、アクセスネットワーク要素、及び前記UEに指示することに用いられる。
【0093】
S405において、制御プレーンの第二の機能エンティティ(制御プレーンの第一の機能エンティティにより)は前記UEのデータ伝送パス情報をサードパーティサーバーに通知する。
【0094】
ここで、前記リソース割り当て指示情報にサービスストリーム記述情報、サービス品質QoSポリシーが含まれる。
【0095】
ここで、前記UE、前記UEにアタッチされたアクセスネットワーク要素、及び前記第一のユーザプレーンネットワーク要素は前記サービスストリーム記述情報と割り当てられたサービスデータ伝送リソースとのマッピング関係を保存し、これにより送信待ちサービスデータを受信する時に、送信待ちサービスデータに含まれるサービスストリーム記述情報に基づいてそれに対応するサービスデータ伝送リソースを確定する。
【0096】
次に、ダウンリンクサービスストリームはユーザプレーンを介してアクセスネットワークに送信される。
【0097】
選択可能に、サードパーティサーバーはデータ接続削除指示情報を送信し、制御プレーンの第二の機能エンティティは前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素及びアクセスネットワーク要素に指示する。
【0098】
実施例3(サードパーティはユーザプレーンにより、ユーザプレーンスキームを使用してUEのサービスデータを伝送することをトリガして確定する).
図5は本出願の実施例3によるデータ伝送方法のフローチャートである。前記データ伝送方法はS501〜S506を含む。
【0099】
S501において、サードパーティサーバーはアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して第二のユーザプレーンネットワーク要素へUEのサービス関連情報を含む(サービスストリーム記述情報を含む)データ接続確立指示情報を送信する。
【0100】
S502において、第二のユーザプレーンネットワーク要素はデータ接続確立指示情報を制御プレーンの第一の機能エンティティに送信する。
【0101】
S503において、制御プレーンの第一の機能エンティティはデータ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに伝送する。
【0102】
S504において、制御プレーンの第二の機能エンティティはUEのサービス関連情報に基づき、ユーザプレーンスキームを使用することを確定し、そしてUEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素情報、前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーを確定する。
【0103】
ここで、制御プレーンの第二の機能エンティティはUEのサービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報に対応するユーザプレーンスキーム及び第一のユーザプレーンネットワーク要素情報をクエリする。
【0104】
また、制御プレーンの第二の機能エンティティは取得された前記サービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーをクエリする。
【0105】
S505において、制御プレーンの第二の機能エンティティは確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素、UEにアタッチされたアクセスネットワーク要素(基地局)、及び前記UEへリソース割り当て指示情報を送信し、前記リソース割り当て指示情報がユーザプレーンスキームを使用することを示し、そして確定された前記QoSポリシーに準拠したサービスデータ伝送リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素、アクセスネットワーク要素、及び前記UEに指示することに用いられる。
【0106】
S506において、制御プレーンの第二の機能エンティティ(制御プレーンの第一の機能エンティティにより)は前記UEのデータ伝送パス情報をサードパーティサーバーに通知する。
【0107】
ここで、前記リソース割り当て指示情報にサービスストリーム記述情報、サービス品質QoSポリシーが含まれる。ここで、前記ユーザ装置(UE)、前記UEにアタッチされたアクセスネットワーク要素、及び前記第一のユーザプレーンネットワーク要素は前記サービスストリーム記述情報と割り当てられたサービスデータ伝送リソースとのマッピング関係を保存し、これにより、送信待ちサービスデータを受信する時に、送信待ちサービスデータに含まれるサービスストリーム記述情報に基づいてそれに対応するサービスデータ伝送リソースを確定する。
【0108】
次に、ダウンリンクサービスストリームはユーザプレーンを介してアクセスネットワークに送信される。
【0109】
選択可能に、サードパーティサーバーはデータ接続削除指示情報を送信し、制御プレーンの第二の機能エンティティは前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素及びアクセスネットワーク要素に指示する。
【0110】
実施例4(サードパーティは制御プレーンにより、制御プレーンスキームを使用してUEのサービスデータを伝送することをトリガして確定する).
図6は本出願の実施例4によるデータ伝送方法のフローチャートである。前記データ伝送方法はS601〜S605を含む。
【0111】
S601において、サードパーティサーバーはアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して制御プレーンの第一の機能エンティティへUEのサービス関連情報を含む(サービスストリーム記述情報を含む)データ接続確立指示情報を送信する。
【0112】
S602において、制御プレーンの第一の機能エンティティはデータ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに伝送する。
【0113】
S603において、制御プレーンの第二の機能エンティティはUEのサービス関連情報に基づき、制御プレーンスキームを使用することを確定し、そしてUEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素情報、前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーを確定する。
【0114】
ここで、制御プレーンの第二の機能エンティティはUEのサービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報に対応する制御プレーンスキーム及び第一のユーザプレーンネットワーク要素情報をクエリする。
【0115】
また、制御プレーンの第二の機能エンティティは取得された前記サービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーをクエリする。
【0116】
S604において、制御プレーンの第二の機能エンティティは確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素へリソース割り当て指示情報を送信し、前記リソース割り当て指示情報が制御プレーンスキームを使用することを示し、そして確定された前記QoSポリシーに準拠したサービスデータ伝送リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示することに用いられる。
【0117】
S605において、制御プレーンの第二の機能エンティティ(制御プレーンの第一の機能エンティティにより)は前記UEのデータ伝送パス情報をサードパーティサーバーに通知する。
【0118】
ここで、前記リソース割り当て指示情報にサービスストリーム記述情報、サービス品質QoSポリシーが含まれる。ここで、前記第一のユーザプレーンネットワーク要素は、前記サービスストリーム記述情報と割り当てられたサービスデータ伝送リソースとのマッピング関係を保存し、これにょり、送信待ちサービスデータを受信する時に、送信待ちサービスデータに含まれるサービスストリーム記述情報に基づいてそれに対応するサービスデータ伝送リソースを確定する。
【0119】
次に、ダウンリンクサービスストリームはユーザプレーンを介して制御プレーンに送信される。
【0120】
選択可能に、サードパーティサーバーはデータ接続削除指示情報を送信し、制御プレーンの第二の機能エンティティは前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示する。
【0121】
実施例5(サードパーティはユーザプレーンにより、制御プレーンスキームを使用してUEのサービスデータを伝送することをトリガして確定する).
図7は本出願の実施例5によるデータ伝送方法のフローチャートである。前記データ伝送方法はS701〜S706を含む。
【0122】
S701において、サードパーティサーバーはアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して第二のユーザプレーンネットワーク要素へUEのサービス関連情報を含む(サービスストリーム記述情報を含む)データ接続確立指示情報を送信する。
【0123】
S702において、第二のユーザプレーンネットワーク要素はデータ接続確立指示情報を制御プレーンの第一の機能エンティティに送信する。
【0124】
S703において、制御プレーンの第一の機能エンティティはデータ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに伝送する。
【0125】
S704において、制御プレーンの第二の機能エンティティはUEのサービス関連情報に基づき、制御プレーンスキームを使用することを確定し、そしてUEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素情報、前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーを確定する。
【0126】
ここで、制御プレーンの第二の機能エンティティはUEのサービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報に対応する制御プレーンスキーム及び第一のユーザプレーンネットワーク要素情報をクエリする。
【0127】
また、制御プレーンの第二の機能エンティティは取得された前記サービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーをクエリする。
【0128】
S705において、制御プレーンの第二の機能エンティティは確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素へリソース割り当て指示情報を送信し、前記リソース割り当て指示情報が制御プレーンスキームを使用することを示し、そして確定された前記QoSポリシーに準拠したサービスデータ送信リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示することに用いられる。
【0129】
S706において、制御プレーンの第二の機能エンティティ(制御プレーンの第一の機能エンティティにより)は前記UEのデータ伝送パス情報をサードパーティサーバーに通知する。
【0130】
ここで、前記リソース割り当て指示情報にサービスストリーム記述情報、サービス品質QoSポリシーが含まれる。ここで、第一のユーザプレーンネットワーク要素は、前記サービスストリーム記述情報と割り当てられたサービスデータ伝送リソースとのマッピング関係を保存し、これにより送信待ちサービスデータを受信する時に、送信待ちサービスデータに含まれるサービスストリーム記述情報に基づいてそれに対応するサービスデータ伝送リソースを確定する。
【0131】
次に、ダウンリンクサービスストリームはユーザプレーンを介して制御プレーンに送信される。
【0132】
図7に示されるデータ伝送方法はさらにサードパーティサーバーがデータ接続削除指示情報を送信し、制御プレーンの第二の機能エンティティが前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示することを含むことができる。
【0133】
実施例6(UEから開始し、サービス関連情報が含まれない).
図8は本出願の実施例6によるデータ伝送方法のフローチャートである。前記データ伝送方法はS801〜S803を含む。
【0134】
S801において、UEは制御プレーンの第一の機能エンティティへ前記UEのサービス関連情報を含むアクセスリクエストを開始する。
【0135】
S802において、制御プレーンの第一の機能エンティティは前記アクセスリクエストを制御プレーンの第二の機能エンティティに送信する。
【0136】
S803において、制御プレーンの第二の機能エンティティは前記アクセスリクエストにおけるUEのサービス関連情報に基づき、制御プレーンスキーム又はユーザプレーンスキームを使用することを確定し、そしてUEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素情報と前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーを確定する。
【0137】
後のプロセスについて実施例2〜実施例5の説明を詳細に参照する。
【0138】
実施例7(UEから開始し、サービス関連情報が含まれない).
図9は本出願の実施例7によるデータ伝送方法のフローチャートである。前記データ伝送方法はS901〜S904を含む。
【0139】
S901において、UEは制御プレーンの第一の機能エンティティへ前記UEのサービス関連情報が含まれないアクセスリクエストを開始する。
【0140】
S902において、制御プレーンの第一の機能エンティティはアクセスリクエストにおけるUE識別情報に基づき、データベースにおいて該UEのサービス関連情報をクエリする。
【0141】
S903において、制御プレーンの第一の機能エンティティはUEのアクセスリクエスト及びサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信する。
【0142】
S904において、制御プレーンの第二の機能エンティティはUEのサービス関連情報に基づき、制御プレーンスキーム又はユーザプレーンスキームを使用することを確定し、そしてUEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素情報、前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーを確定する。
【0143】
後のプロセスについて実施例2〜実施例5の説明を詳細に参照する。
【0144】
実施例8(UEから開始し、サービス関連情報が含まれる).
図10は本出願の実施例8によるデータ伝送方法のフローチャートである。前記データ伝送方法はS1001〜S1005を含む。
【0145】
S1001において、第二の装置は登録リクエスト情報を確定し、前記登録リクエスト情報がユーザ装置(UE)識別情報及び第二の装置識別情報を含み、前記UEにデータ接続サービスを提供することをリクエストすることに用いられ、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティである。
【0146】
S1002において、第二の装置は前記登録リクエスト情報を第一の装置(例えばデータベース)に送信する。
【0147】
S1003において、第一の装置は第二の装置から送信された登録リクエスト情報を受信し、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、前記登録リクエスト情報が前記UEにデータ接続サービスを提供することをリクエストすることに用いられる。
【0148】
S1004において、第一の装置は前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存する。
【0149】
S1005において、第一の装置は前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定する。
【0150】
具体的な実施中、第二の装置から送信された登録リクエスト情報にUEのサービス関連情報が含まれてもよく、この時、第二の装置は前記UE識別情報、サービス関連情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存する。前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、保存された前記対応関係に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定する。
【0151】
又は、前記登録リクエスト情報にUEのサービス関連情報が含まれなく、前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、保存された前記対応関係、及び取得された前記UEのサービス関連情報(サードパーティサーバーから取得されたものであってもよい)に基づき、前記UEにデータ接続サービスを提供するための第二の装置を確定する。
【0152】
同一の発明概念に基づき、本出願の実施例においてデータ伝送方法に対応するデータ伝送装置が提供され、該装置が問題を解決する原理が本出願の実施例によるデータ伝送方法と類似するため、該装置の実施について方法の実施を参照することができ、繰り返し点について説明を省略する。
【0153】
実施例9.
図11は本出願の実施例9によるデータ伝送装置110の構造図である。前記データ伝送装置110は取得モジュール111と確定モジュール112を備える。
【0154】
取得モジュール111はユーザ装置(UE)のサービス関連情報を取得するように構成される。
【0155】
確定モジュール112は前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように構成される。
【0156】
選択可能に、前記データ伝送パス情報はサービス伝送スキーム情報及び/又は第一のユーザプレーンネットワーク要素情報を含み、ここで、確定されたサービス伝送スキームがユーザプレーンスキーム又は制御プレーンスキームであり、前記ユーザプレーンスキームがユーザプレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指し、前記制御プレーンスキームがユーザプレーン、制御プレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指す。
【0157】
選択可能に、前記サービス関連情報は、
サービスストリーム記述情報、サードパーティ識別情報、サービスタイプ情報、トラフィックタイプ情報、データ長さ情報、UEタイプ情報、サードパーティ装置タイプ情報、サービス伝送スキーム指示情報、UE及び/又はサードパーティサーバーの位置情報のうちの一つ又は複数を含み、該サービス伝送プラン指示情報は、ユーザプレーンスキーム又は制御プレーンスキームを使用してサービスデータを伝送することを示すことに用いられ、前記ユーザプレーンスキームがユーザプレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指し、前記制御プレーンスキームがユーザプレーン、制御プレーンによってアクセスネットワークとサービスデータを伝送するというスキームを指す。
【0158】
選択可能に、前記サードパーティ識別情報はサードパーティサービス事業者識別情報及び/又はサードパーティサービス事業者の下のサブサービス事業者識別情報を含む。
【0159】
前記サービスストリーム記述情報はIPの5要素、ユニフォームリソースロケータ(URL)、サービスストリーム識別子のうちの一つ又は複数を含む。
【0160】
選択可能に、前記装置はさらに判定モジュール113を備える。
【0161】
判定モジュール113は前記UEの初回アタッチリクエストを受信した後、データベースから前記UEのサブスクリプション情報又はポリシー情報を取得し、前記UEのサブスクリプション情報又はポリシー情報に基づき、前記UEのためのデータ接続を確立する必要があるか否かを判定するように構成され、又は、前記UEによって送信された初回アタッチリクエストにおける指示に応じて、前記UEのためのデータ接続を確立する必要があるか否かを判定するように構成される。
【0162】
選択可能に、前記装置110は、
サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS)、データベース、ネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素、制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第二の機能エンティティ、第二のユーザプレーンネットワーク要素、アクセスネットワーク要素のうちのいずれかの一つであり、ここで、制御プレーンに制御プレーンの第一の機能エンティティと制御プレーンの第二の機能エンティティが存在し、前記制御プレーンの第一の機能エンティティがUEのモビリティコンテキストを管理し、前記制御プレーンの第二の機能エンティティがUEのセッションコンテキストを管理する。
【0163】
選択可能に、前記データベースはホーム加入者サーバー(HSS)、又はポリシーデータベース、又はネットワーク側におけるデータ管理機能を有する独立したネットワーク要素である。
【0164】
選択可能に、前記装置110は前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、取得モジュール111は具体的に指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信し、前記データ接続確立指示情報に基づき、前記UEのサービス関連情報を取得するように構成され、前記データ接続確立指示情報が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように前記装置110に指示することに用いられる。
【0165】
選択可能に、前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれ、又は、
前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれなく、取得モジュール111は具体的に、
前記データ接続確立指示情報におけるUE識別情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側の独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報をクエリするように構成される。
【0166】
選択可能に、前記指示ネットワーク要素は、
サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、データベース、ネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素のいずれかの一つである。
【0167】
選択可能に、前記指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーであり、前記装置110が前記制御プレーンネットワーク要素である場合、取得モジュール111は具体的に前記サードパーティサーバーから前記アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して送信された前記データ接続確立指示情報を受信するように構成される。
【0168】
選択可能に、前記装置110が前記制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、取得モジュール111は具体的に、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信するように構成され、ここで前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれ又は含まれなく、又は、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報及び前記制御プレーンの第一の機能エンティティによってクエリして得られた前記UEのサービス関連情報を受信するように構成され、ここで前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれない。
【0169】
選択可能に、前記装置110が前記制御プレーンネットワーク要素である場合、取得モジュール111は具体的に、
第二のユーザプレーンネットワーク要素から送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信するように構成され、ここで前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれ又は含まれなく、又は、
前記制御プレーンの第二の機能エンティティ送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報及び前記第二のユーザプレーンネットワーク要素によってクエリして得られた前記UEのサービス関連情報を受信するように構成され、ここで前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれない。
【0170】
選択可能に、前記装置はさらに、
前記UEのデータ伝送パス情報をサードパーティサーバーに通知するように構成される第一の送信モジュール114を備える。
【0171】
選択可能に、取得モジュール111は具体的に、
ユーザ装置UEによって送信されたアクセスリクエストを受信し、前記アクセスリクエストに基づき、前記UEのサービス関連情報を取得するように構成される。
【0172】
選択可能に、前記アクセスリクエストは初回アタッチリクエスト又はサービスリクエストである。
【0173】
選択可能に、前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれ、又は、
前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれなく、取得モジュール101は具体的に、
前記アクセスリクエストにおけるUE識別情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側の独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報をクエリするように構成される。
【0174】
選択可能に、前記装置110が前記制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、取得モジュール111は具体的に、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された前記アクセスリクエストを受信するように構成され、前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれ又は含まれなく、又は、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティから送信された前記アクセスリクエスト及び前記制御プレーンの第一の機能エンティティによってクエリして得られた前記UEのサービス関連情報を受信するように構成され、ここで前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれない。
【0175】
選択可能に、前記装置110は前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、
確定モジュール112は具体的に、
ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側のパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において、前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報をクエリするように構成される。
【0176】
選択可能に、前記装置110は前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、前記確定されたサービス伝送スキームはユーザプレーンスキームであり、
前記装置はさらに、
確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素、前記UEにアタッチされたアクセスネットワーク要素、及び前記UEへリソース割り当て指示情報を送信するように構成され、前記リソース割り当て指示情報がユーザプレーンスキームを使用することを示し、そしてサービスデータ伝送リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素、アクセスネットワーク要素、及び前記UEに指示することに用いられる第一の指示モジュール115を備える。
【0177】
選択可能に、前記装置はさらに、
指示ネットワーク要素から送信されたデータ接続削除指示情報を受信し、前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素及びアクセスネットワーク要素に指示するように構成される第二の指示モジュール116を備える。
【0178】
選択可能に、前記装置110は前記制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、前記確定されたサービス伝送スキームは制御プレーンスキームであり、
前記装置はさらに、
確定されたデータ伝送パスにおける第一のユーザプレーンネットワーク要素へリソース割り当て指示情報を送信するように構成され、前記リソース割り当て指示情報が制御プレーンスキームを使用して前記UEのためにサービスデータを伝送することを示し、そしてサービスデータ伝送リソースを割り当てるように前記第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示することに用いられる第三の指示モジュール117を備える。
【0179】
選択可能に、前記装置はさらに、
指示ネットワーク要素から送信されたデータ接続削除指示情報を受信し、前記データ接続削除指示情報に基づき、前記UEに割り当てられたサービスデータ伝送リソースを解放するように前記UEにアクセスされる第一のユーザプレーンネットワーク要素に指示するように構成される第四の指示モジュール118を備える。
【0180】
選択可能に、前記リソース割り当て指示情報はさらにサービスストリーム記述情報を含み、サービスストリーム記述情報と割り当てられたサービスデータ伝送リソースとのマッピング関係を保存するように指示することに用いられ、これにより送信待ちサービスデータを受信する時に、送信待ちサービスデータに含まれるサービスストリーム記述情報に基づいてそれに対応するサービスデータ伝送リソースを確定する。
【0181】
選択可能に、前記リソース割り当て指示情報はさらにサービス品質(QoS)ポリシーを含み、前記QoSポリシーを満たすサービスデータ伝送リソースを割り当てるように指示することに用いられる。
選択可能に、取得モジュール111はさらに以下のステップに基づいて前記QoSポリシーを取得するように構成される:
【0182】
取得された前記サービス関連情報に基づき、ローカル、データベース、ポリシーサーバー、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、サードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム又はネットワーク側におけるパス選択機能を有する独立したネットワーク要素において前記サービス関連情報に対応するQoSポリシーをクエリする。
【0183】
選択可能に、前記装置110がサードパーティサーバー、アプリケーションイネーブルメントプラットフォーム、ドメインネームシステム(DNS)サーバー、データベース、又はネットワーク側における独立したネットワーク要素である場合、前記装置はさらに、
確定されたデータ伝送パス情報を前記UEにアクセスされる制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される第二の送信モジュール119を備える。
【0184】
選択可能に、前記装置110がサードパーティサーバーである場合、第二の送信モジュール119は具体的に、
アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して確定されたデータ伝送パス情報を前記UEにアクセスされる制御プレーンネットワーク要素に送信し、又は、アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して確定されたデータ伝送パス情報を制御プレーンの第一の機能エンティティに送信して制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信し、アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して確定されたデータ伝送パス情報を送信するように構成される。
【0185】
実施例10.
図12は本出願の実施例10によるデータ伝送装置120の構造図である。前記データ伝送装置120は確定モジュール121と送信モジュール122を備える。
【0186】
確定モジュール121はデータ接続確立指示情報を確定するように構成され、前記データ接続確立指示情報が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように第一の装置に指示することに用いられる。
【0187】
送信モジュール122はデータ接続確立指示情報を前記第一の装置に送信するように構成される。
【0188】
選択可能に、前記データ伝送装置120がサードパーティサーバーであり、前記第一の装置が制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、送信モジュール122は具体的に、
前記データ接続確立指示情報をアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して前記制御プレーンネットワーク要素に送信するように構成され、又は、前記データ接続確立指示情報をアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して第二のユーザプレーンネットワーク要素に送信し、第二のユーザプレーンネットワーク要素によって前記制御プレーンネットワーク要素に送信するように構成され、又は、
前記データ接続確立指示情報をアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して制御プレーンの第一の機能エンティティに送信し、制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成され、又は、前記データ接続確立指示情報をアプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して第二のユーザプレーンネットワーク要素に送信し、第二のユーザプレーンネットワーク要素によって制御プレーンの第一の機能エンティティに送信し、制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される。
【0189】
実施例11.
図13は本出願の実施例11によるデータ伝送装置130の構造図であり、前記データ伝送装置130は受信モジュール131と送信モジュール132を備える。
【0190】
送信モジュール131は指示ネットワーク要素によって送信されたデータ接続確立指示情報を受信するように構成される。
【0191】
送信モジュール132は、制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される。
【0192】
選択可能に、前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれない場合、送信モジュール132はさらに、
前記データ接続確立指示情報におけるユーザ装置(UE)識別情報に基づいて前記UEのサービス関連情報をクエリし、前記データ接続確立指示情報及び前記UEのサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される。
【0193】
選択可能に、前記指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーである場合、受信モジュール121は具体的に、
前記サードパーティサーバーから前記アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して送信された前記データ接続確立指示情報を受信するように構成される。
【0194】
選択可能に、受信モジュール131は具体的に、
第二のユーザプレーンネットワーク要素から送信された、前記指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信するように構成される。
【0195】
実施例12.
図14は本出願の実施例によるデータ伝送装置140の構造図である。前記データ伝送装置140は受信モジュール141と送信モジュール142を備える。
【0196】
受信モジュール141は指示ネットワーク要素からのデータ接続確立指示情報を受信するように構成される。
【0197】
送信モジュール142は前記制御プレーンネットワーク要素が前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンネットワーク要素に送信するように構成され、又は、
前記制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記データ接続確立指示情報を制御プレーンの第一の機能エンティティに送信し、制御プレーンの第一の機能エンティティによって制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される。
【0198】
選択可能に、前記指示ネットワーク要素がサードパーティサーバーである場合、前記受信モジュール131は具体的に、
前記サードパーティサーバーから前記アプリケーションイネーブルメントプラットフォームを介して送信された前記データ接続確立指示情報を受信するように構成される。
【0199】
選択可能に、前記データ接続確立指示情報に前記UEのサービス関連情報が含まれない場合、送信モジュール142は具体的に、
前記データ接続確立指示情報におけるユーザ装置(UE)識別情報に基づいて前記UEのサービス関連情報をクエリし、前記データ接続確立指示情報及び前記UEのサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される。
【0200】
実施例13.
図15は本出願の実施例13によるデータ伝送装置150の構造図である。前記データ伝送装置150は受信モジュール151と送信モジュール152を備える。
【0201】
受信モジュール151はUEによって送信されたアクセスリクエストを受信するように構成される。
【0202】
送信モジュール152は制御プレーンの第二の機能エンティティが前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、前記アクセスリクエストを制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される。
【0203】
選択可能に、前記アクセスリクエストに前記UEのサービス関連情報が含まれない場合、送信モジュール152は具体的に、
前記アクセスリクエストにおけるユーザ装置(UE)識別情報に基づいて前記UEのサービス関連情報をクエリし、前記アクセスリクエスト及び前記UEのサービス関連情報を制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように構成される。
【0204】
実施例14.
図16は本出願の実施例14によるデータ伝送装置160の構造図である。前記データ伝送装置160は確定モジュール161と送信モジュール162を備える。
【0205】
確定モジュール161はアクセスリクエストを確定するように構成され、前記アクセスリクエストにUE識別情報及び/サービス関連情報が含まれる。
【0206】
送信モジュール162は前記第一の装置が前記UEのための前記UEのサービス関連情報に対応するデータ伝送パス情報を確定するように、第一の装置へ前記アクセスリクエストを送信するように構成される。
【0207】
選択可能に、前記第一の装置は制御プレーンネットワーク要素又は制御プレーンの第二の機能エンティティであり、
前記第一の装置が制御プレーンの第二の機能エンティティである場合、送信モジュール152は具体的に、
前記制御プレーンの第一の機能エンティティが前記アクセスリクエストを制御プレーンの第二の機能エンティティに送信するように、前記アクセスリクエストを制御プレーンの第一の機能エンティティに送信するように構成される。
【0208】
選択可能に、前記装置はさらに、
初回アタッチリクエストを開始する時に、データ接続を確立する必要がないことを示すように構成される指示モジュールを備える。
【0209】
実施例14.
図17は本出願の実施例15によるデータ伝送装置170の構造図である。前記データ伝送装置170は確定モジュール171と送信モジュール712を備える。
【0210】
確定モジュール171は登録リクエスト情報を確定するように構成され、前記登録リクエスト情報にユーザ装置(UE)識別情報及び第二の装置識別情報が含まれ、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティである。
【0211】
送信モジュール172は、第一の装置が前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存し、前記対応関係に基づき、前記UEのためのデータ接続を確立するように、前記登録リクエスト情報を第一の装置に送信するように構成される。
【0212】
実施例15.
図18は本出願の実施例16によるデータ伝送装置180の構造図である。前記データ伝送装置180は受信モジュール181、保存モジュール182とデータ接続確立モジュール183を備える。
【0213】
受信モジュール181は第二の装置から送信された登録リクエスト情報を受信するように構成され、前記第二の装置が制御プレーンネットワーク要素、制御プレーンの第一の機能エンティティ又は制御プレーンの第二の機能エンティティである。
【0214】
保存モジュール182は前記UE識別情報と第二の装置識別情報との対応関係を保存するように構成される。
【0215】
データ接続確立モジュール183は前記UEのためのデータ接続を確立する必要がある時に、前記UE識別情報に対応する第二の装置識別子をクエリし、クエリして得られた第二の装置識別情報に基づき、前記UEのためのデータ接続を確立するように構成される。
【0216】
さらに、本出願はさらにプロセッサとプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを記憶するためのメモリを備えるデータ伝送装置を提供することができる。
【0217】
ここで、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行する時に、上記方法のステップを実行するように構成される。
【0218】
本出願はさらにコンピュータプログラムを記憶している記憶媒体を提供することができ、ここで、該コンピュータプログラムがプロセッサで実行される時に上記方法のステップを実現する。
【0219】
当業者であれば、本出願の実施例が方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供されてもよいことは理解すべきである。したがって、本出願は完全なハードウェア実施例、完全なソフトウェア実施例、又はソフトウェアとハードウェアを組み合わせた実施例の形態を採用することができる。そして、本出願はコンピュータ使用可能プログラムコードを含む一つ又は複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(磁気ディスクメモリ、CD−ROM、光学メモリなどを含むがこれらに限定されない)で実施されるコンピュータプログラム製品の形態を採用することができる。
【0220】
本出願は本出願の実施例による方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。コンピュータプログラム命令によってフローチャート及び/又はブロック図における各プロセス及び/又はブロック、及びフローチャー及び/又はブロック図におけるプロセス及び/又はブロックの組み合わせを実現することができる。これらのコンピュータプログラム命令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込みプロセッサ又は他のプログラマブルデータ処理装置用のプロセッサに提供して一つのマシンを生成することができ、これによりコンピュータ又はプログラマブルデータ処理装置用のプロセッサで実行される命令によってフローチャートにおける一つのプロセス又は複数のプロセス及び/又はブロックにおける一つのブロック又は複数のブロックにおける指定された機能を実現するための装置が生成される。
【0221】
これらのコンピュータプログラム命令は特定方式で動作するようにコンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置を案内することができるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよく、これにより、該コンピュータ可読メモリに記憶された命令によって命令装置を含む製造品が生成され、該命令装置がフローチャートにおける一つ又は複数のプロセス及び/又はブロック図における一つ又は複数のブロックにおける指定された機能を実現する。
【0222】
これらのコンピュータプログラム命令はコンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置にロードされてもよく、これによりコンピュータ又はその他のプログラマブルデバイスで一連の操作手順を実行してコンピュータで実行される処理を生成し、それによってコンピュータ又はその他のプログラマブルデバイスで実行される命令により、フローチャートにおける一つ又は複数のプロセス及び/又はブロック図における一つ又は複数のブロックにおける指定された機能を実現するためのステップが提供される。
【0223】
本出願の好ましい実施例を説明したが、当業者は基本的な創造的概念を知ると、これらの実施例に対して別の変更及び修正を行うことができる。したがって、添付の特許請求の範囲は好ましい実施形態及び本申請範囲に属する全ての変更及び修正を含むと解釈されることが意図される。
【0224】
明らかに、当業者は本出願の精神及び範囲から逸脱することなく本出願に対して様々な変更及び変形を行うことができる。このようにして、本出願のこれらの変更及び変形が本出願の特許請求の範囲及びその同等技術範囲内に属する場合、本出願もこれらの変更及び変形を含むことを意図する。
【国際調査報告】