特表2019-526735(P2019-526735A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2019-526735(P2019-526735A)
(43)【公表日】2019年9月19日
(54)【発明の名称】風力タービンのローターブレード
(51)【国際特許分類】
   F03D 1/06 20060101AFI20190823BHJP
【FI】
   F03D1/06 A
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2019-510650(P2019-510650)
(86)(22)【出願日】2017年9月6日
(85)【翻訳文提出日】2019年4月19日
(86)【国際出願番号】EP2017072301
(87)【国際公開番号】WO2018046519
(87)【国際公開日】20180315
(31)【優先権主張番号】102016117012.7
(32)【優先日】2016年9月9日
(33)【優先権主張国】DE
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】512197272
【氏名又は名称】ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハー
【氏名又は名称原語表記】WOBBEN PROPERTIES GMBH
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】特許業務法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】カマルツァマン モハメド
(72)【発明者】
【氏名】ナピエララ クリスチャン フランク
(72)【発明者】
【氏名】スヴィアース ハイナー
【テーマコード(参考)】
3H178
【Fターム(参考)】
3H178AA03
3H178AA40
3H178AA43
3H178BB62
3H178CC03
3H178DD12Z
(57)【要約】

低圧側(201)と、高圧側(202)と、非鋭利な後縁(200c)と、非鋭利な後縁(200c)に配置されておりかつ少なくとも2つの段を有する後縁拡張ユニット(500)と、を備えている、風力タービンローターブレード(200)であって、後縁拡張ユニット(500)が、第1の部分(530)および第2の部分(540)を有し、非鋭利な後縁(200c)から第1の部分(530)への遷移が実質的に非直角であり、第1の部分(530)と第2の部分(540)との間の遷移も非直角である、風力タービンローターブレード(200)、を提供する。
【選択図】 図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
風力タービンのローターブレード(200)であって、
低圧側(201)と、
高圧側(202)と、
非鋭利な後縁(200c)と、
前記非鋭利な後縁(200c)に配置されておりかつ少なくとも2つの段を有する後縁拡張ユニット(500)と、
を備えており、
前記後縁拡張ユニット(500)が、第1の部分(530)および第2の部分(540)を有し、
前記非鋭利な後縁(200c)から前記第1の部分(530)への遷移が、実質的に非直角であり、前記第1の部分(530)と前記第2の部分(540)との間の遷移も非直角である、
風力タービンのローターブレード(200)。
【請求項2】
前記後縁拡張ユニット(500)が、前記非鋭利な後縁(200c)に対して実質的に垂直に配置されている、
請求項1に記載の、風力タービンのローターブレード。
【請求項3】
ローターブレード付根領域(210)およびローターブレード先端部(220)、をさらに備えており、
前記非鋭利な後縁(200c)および前記後縁拡張ユニット(500)が、前記ローターブレード付根領域(210)に設けられている、
請求項1または請求項2に記載の、風力タービンのローターブレード。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の、少なくとも1枚の風力タービンローターブレード、を有する風力タービン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、風力タービンのローターブレードに関する。
【背景技術】
【0002】
風力タービンのローターブレードは、さまざまな異なる形状において知られている。例えば、風力タービンのローターブレードは、いわゆるフラットバック(flatback)輪郭を有することができる。フラットバック輪郭では、ローターブレードの低圧側(suction side)と高圧側(pressure side)が後縁において合流せず、互いに間隔をあけて終端し、すなわち後縁が非鋭利である。フラットバック輪郭を有する風力タービンのローターブレードは有利であり、なぜならこれによりローターブレードの寸法が減少するためである。このことは、ローターブレードの輸送に関して特に有利である。その一方で、フラットバック輪郭に起因して、別の問題(特に、空力音響学的な問題)が生じる。フラットバック輪郭を有する風力タービンのローターブレードの場合、非鋭利な後縁の渦励振(vortex shedding)として知られている騒音メカニズムが発生することがある。
【0003】
優先権を主張する独国特許出願に関して、独国特許商標庁は、次の文書、すなわち、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5を調査した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】独国特許発明第102011012965号明細書
【特許文献2】国際公開第2016/055076号
【特許文献3】独国特許発明第102014203442号明細書
【特許文献4】独国特許発明第202016101461号明細書
【特許文献5】独国特許発明第19614420号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上述した欠点を軽減または回避する、風力タービンのローターブレードを提供することである。具体的には、本発明の目的は、騒音放出の低減を可能にするフラットバック輪郭を有する、風力タービンのローターブレードを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的は、請求項1に記載の風力タービンのローターブレードによって達成される。
【0007】
したがって、低圧側と、高圧側と、非鋭利な後縁と、非鋭利な後縁に配置されておりかつ少なくとも2つの段を有する後縁拡張ユニット(trailing edge enlargement unit)と、を備えている、風力タービンのローターブレード、を提供する。後縁拡張ユニットは、第1の部分および第2の部分を有し、非鋭利な後縁から第1の部分への遷移が、実質的に非直角であり、第1の部分と第2の部分との間の遷移も非直角である。
【0008】
本発明のさらなる態様によれば、非鋭利な後縁および後縁拡張ユニットは、本ローターブレードのローターブレード付根領域に設けられている。
【0009】
本発明は、フラットバック輪郭を有する風力タービンローターブレードに関する。したがって、本ローターブレードの後縁は、少なくとも部分的に平坦な形状である。これに加えて、本ローターブレードは、段の付いた後縁拡張部を有する。
【0010】
したがって、低圧側と、高圧側と、後縁と、を有する風力タービンローターブレードであって、後縁が非鋭利な後縁の形であるように少なくとも部分的にフラットバック輪郭の形である風力タービンローターブレード、を提供する。後縁の厚さは、輪郭の翼弦のx%である。本ローターブレードは、少なくとも2つの段を有する後縁拡張部をさらに有する。
【0011】
本発明のさらなる構造は、添付の請求項の主題である。
【0012】
以下では、本発明の利点および一例としての実施形態について、図面を参照しながらさらに詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明に係る風力タービンの概略図を示している。
図2】ローターブレードの2つの輪郭の断面図を示している。
図3】フラットバック輪郭を有するローターブレードの3つの異なる輪郭の概略図を示している。
図4図3の風力タービン(ローターブレード)の3つの輪郭の揚力係数を例証するためのグラフを示している。
図5図3の風力タービン(ローターブレード)の3つの輪郭の抗力係数を例証するためのグラフを示している。
図6図3の風力タービン(ローターブレード)の3つの輪郭の空力特性を例証するためのグラフを示している。
図7】本発明に係る風力タービンローターブレードの後縁の概略断面図を示している。
図8】本発明に係る風力タービンローターブレードの概略図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、風力タービンの概略図を示している。風力タービン100は、パイロン102およびポッド104を有する。ポッド104には、3枚のローターブレード108を有するローター106およびスピナー110が配置されている。運転時、ローター106が風によって回転し、これにより、ポッド104の中の発電機を駆動して電力を発生させる。
【0015】
本発明によれば、ローターブレードはフラットバック輪郭を有し、すなわちローターブレードは、切断状または非鋭利な後縁200cを有する。非鋭利な後縁200cの領域に、後縁拡張ユニット500が設けられている。
【0016】
図2は、風力タービン(ローターブレード)の2つの輪郭の断面図を示している。図2は、従来のローターブレードの輪郭200aと、切断状または非鋭利な後縁200cを有するフラットバック輪郭200bを示している。
【0017】
図3は、それぞれが切断状後縁またはフラットバック輪郭を有する、風力タービン(ローターブレード)の3つの異なる輪郭の概略図を示している。風力タービン(ローターブレード)の第1の輪郭M0は、ローターブレードの標準的なフラットバック輪郭を示している。風力タービンローターブレードの第2の輪郭M1は、非鋭利な後縁200cおよび後縁拡張ユニット300を有する風力タービンのローターブレードの輪郭を示している。
【0018】
風力タービンローターブレードの第3の輪郭M2は、後縁に対して垂直ではない後縁拡張部400を有するフラットバック輪郭を有する。
【0019】
図4は、ローターブレードの3つの輪郭の揚力係数を示しており、図5は、ローターブレードの3つの輪郭の抗力係数を示しており、図6は、空力特性(すなわちローターブレードの3つの輪郭の、抗力に対する揚力の比)を示している。
【0020】
後縁拡張部の本発明に係る構造では、カルマン渦列(von-Karman vortex street)が実質的に回避されるように、非鋭利な後縁の渦励振の発生を低減することができる。本発明によれば、風力タービンローターブレードは、ローターブレードの低圧側および高圧側が後縁において直接合流しないフラットバック輪郭を有する。そうではなく、後縁は、輪郭の翼弦との比較における所望の厚さである。
【0021】
フラットバック輪郭を有する風力タービンローターブレードを提供することは、建設技術および/または製造技術に関する改善につながる。特にローターブレードのハブ領域においてフラットバック輪郭が使用される場合、そのことは空力特性に対してプラスに影響しうる。このことは、大きな相対厚さの典型的な輪郭の場合において、境界層が、輪郭が急勾配であるが故に早期に剥離することが可能であるという事実によって説明することができる。後縁の本発明に係る構造、または本発明に係る後縁拡張部によって、カルマン渦列を回避することができる。
【0022】
本発明に係る後縁拡張部の構造は、後縁における、最新技術から公知のいわゆる「分離板」に関しても有利である。特に、段の付いた後縁拡張部を有する、本発明に係る後縁の構造では、周期的な渦励振現象を回避することができる。図5から理解できるように、ローターブレードの輪郭M1,M2の抗力を、6゜〜10゜の範囲の迎角において低減することができる。しかしながら対照的に、ローターブレードの輪郭M1,M2の揚力は、ローターブレードの輪郭M0と比較して悪くなる。
【0023】
ローターブレードの輪郭M1の空力特性は、他の2つのローターブレードの輪郭の空力特性よりも良好である。特筆すべき点として、ローターブレードの輪郭M2の空力特性が、他の2つよりも悪い。このことは、特に、後縁拡張部の傾いた構造に帰することができる。
【0024】
図7は、本発明に係る風力タービンローターブレードの後縁の概略断面図を示している。本ローターブレードは、低圧側201と、高圧側202と、非鋭利な後縁200cとを有する。さらに本ローターブレードは、後縁拡張部500を有する。後縁拡張部500は、第1の端部510および第2の端部520、ならびに、第1の部分530および第2の部分540を有する。第1の部分530の厚さは、非鋭利な後縁200cの厚さより小さい。第2の部分540の厚さは、第1の部分530の厚さより小さい。したがって、少なくとも2つの段を有する後縁拡張部500が提供される。非鋭利な後縁と第1の部分との間の遷移部に第1の角度αおよび第2の角度αが形成されており、第1の部分530と第2の部分540との間の遷移部に第3の角度αおよび第4の角度αを形成することができる。
【0025】
これに加えて、後縁拡張部500を4つの長さL〜Lによって記述することができる。
【0026】
図8は、本発明に係る風力タービンローターブレードの概略図を示している。風力タービンローターブレード200は、ローターブレード付根領域210およびローターブレード先端領域220を有する。本ローターブレードは、ローターブレード付根210の領域に、非鋭利な後縁200cおよび後縁拡張ユニット500を有する。非鋭利な後縁200cおよび後縁拡張ユニット500の構造は、上のように記述することができる。
【0027】
したがって、本発明によれば、特に、ローターブレード付根210の領域に非鋭利な後縁200cおよび後縁拡張ユニット500を有する風力タービンローターブレード、を提供する。後縁拡張ユニットは、非鋭利な後縁に対して実質的に垂直に配置することができ、オプションとして、第1の部分および第2の部分を有することができる。非鋭利な後縁から第1の部分への遷移は、直角または非直角とすることができ、第1の部分と第2の部分との間の遷移も、直角または非直角な構造とすることができる。
【0028】
本発明によれば、段の付いた後縁を使用することによって、周期的な渦励振を効果的に防止し、したがって空力音響学的騒音の発生源を排除することが可能になる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2019年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
風力タービンのローターブレード(200)であって、
低圧側(201)と、
高圧側(202)と、
非鋭利な後縁(200c)と、
ローターブレード付根領域(210)と、
ローターブレード先端部(220)と、
前記非鋭利な後縁(200c)に配置されておりかつ少なくとも2つの段を有する後縁拡張ユニット(500)と、
を備えており、
前記後縁拡張ユニット(500)が、第1の端部(510)、第2の端部(520)、第1の部分(530)および第2の部分(540)を有し、
前記非鋭利な後縁(200c)から前記第1の部分(530)への遷移が、前記後縁拡張ユニット(500)の前記第1の端部(510)において、実質的に非直角であり、前記第1の部分(530)と前記第2の部分(540)との間の遷移も非直角であり、
前記非鋭利な後縁(200c)および前記後縁拡張ユニット(500)は前記ローターブレード付根領域(210)に配置されており、
前記後縁拡張ユニット(500)の前記第2の端部(520)は非鋭利である、
風力タービンのローターブレード(200)。
【請求項2】
前記後縁拡張ユニット(500)が、前記非鋭利な後縁(200c)に対して実質的に垂直に配置されている、
請求項1に記載の、風力タービンのローターブレード。
【請求項3】
請求項1または請求項に記載の、少なくとも1枚の風力タービンローターブレード、を有する風力タービン。


【手続補正書】
【提出日】2019年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
風力タービンのローターブレード(200)であって、
低圧側(201)と、
高圧側(202)と、
非鋭利な後縁(200c)と、
ローターブレード付根領域(210)と、
ローターブレード先端部(220)と、
前記非鋭利な後縁(200c)に配置されておりかつ少なくとも2つの段を有する後縁拡張ユニット(500)と、
を備えており、
前記後縁拡張ユニット(500)が、第1の端部(510)、第2の端部(520)、第1の部分(530)および第2の部分(540)を有し、
前記非鋭利な後縁(200c)から前記第1の部分(530)への遷移が、前記後縁拡張ユニット(500)の前記第1の端部(510)において、実質的に非直角であり、前記第1の部分(530)と前記第2の部分(540)との間の遷移も非直角であり、
前記非鋭利な後縁(200c)および前記後縁拡張ユニット(500)は前記ローターブレード付根領域(210)に配置されており、
前記後縁拡張ユニット(500)の前記第2の端部(520)は非鋭利である、
風力タービンのローターブレード(200)。
【請求項2】
前記後縁拡張ユニット(500)が、前記非鋭利な後縁(200c)に対して実質的に垂直に配置されている、
請求項1に記載の、風力タービンのローターブレード。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の、少なくとも1枚の風力タービンローターブレード、を有する風力タービン。
【請求項4】
非鋭利な後縁(200c)に配置され、且つ、第1の部分(530)および第2の部分(540)を有する後縁拡張ユニット(500)を備え、
前記第1の部分(530)の厚さは、前記非鋭利な後縁(200c)の厚さより小さく、
前記第2の部分(540)の厚さは、前記第1の部分(530)の厚さよりも小さく、
前記非鋭利な後縁(200c)と前記第1の部分(530)との間の遷移部の厚さは、前記非鋭利な後縁(200c)から離れるほど小さく、
前記第1の部分(530)と前記第2の部分(540)との間の遷移部の厚さは、前記非鋭利な後縁(200c)から離れるほど小さい、
風力タービンのローターブレード(200)。
【請求項5】
前記非鋭利な後縁(200c)および前記後縁拡張ユニット(500)は、前記風力タービンのローターブレード(200)が備えるローターブレード付根領域(210)に配置されている、
請求項4に記載の風力タービンのローターブレード(200)。
【請求項6】
前記第2の部分(540)の端部(520)は非鋭利である、
請求項4または5に記載の風力タービンのローターブレード(200)。
【請求項7】
請求項4から6のいずれかに記載の、少なくとも1枚の風力タービンのローターブレードを有する風力タービン。
【国際調査報告】