特表2019-537329(P2019-537329A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

▶ 株式会社NTTドコモの特許一覧
特表2019-537329上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局
<>
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000005
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000006
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000007
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000008
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000009
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000010
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000011
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000012
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000013
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000014
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000015
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000016
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000017
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000018
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000019
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000020
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000021
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000022
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000023
  • 特表2019537329-上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局 図000024
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2019-537329(P2019-537329A)
(43)【公表日】2019年12月19日
(54)【発明の名称】上りランダムアクセス時に実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局
(51)【国際特許分類】
   H04W 16/28 20090101AFI20191122BHJP
   H04W 74/08 20090101ALI20191122BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20191122BHJP
   H04B 7/06 20060101ALI20191122BHJP
   H04L 27/26 20060101ALN20191122BHJP
【FI】
   H04W16/28
   H04W74/08
   H04W72/04 131
   H04W72/04 132
   H04B7/06 956
   H04B7/06 984
   H04L27/26 113
   H04L27/26 114
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】53
(21)【出願番号】特願2019-519297(P2019-519297)
(86)(22)【出願日】2017年11月20日
(85)【翻訳文提出日】2019年6月10日
(86)【国際出願番号】CN2017111808
(87)【国際公開番号】WO2018064988
(87)【国際公開日】20180412
(31)【優先権主張番号】201610881894.9
(32)【優先日】2016年10月9日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】392026693
【氏名又は名称】株式会社NTTドコモ
(74)【代理人】
【識別番号】100121083
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 宏義
(74)【代理人】
【識別番号】100138391
【弁理士】
【氏名又は名称】天田 昌行
(74)【代理人】
【識別番号】100158528
【弁理士】
【氏名又は名称】守屋 芳隆
(74)【代理人】
【識別番号】100137903
【弁理士】
【氏名又は名称】菅野 亨
(72)【発明者】
【氏名】ワン ジン
(72)【発明者】
【氏名】リュー リュー
(72)【発明者】
【氏名】ジャン ホイリン
(72)【発明者】
【氏名】武田 和晃
(72)【発明者】
【氏名】原田 浩樹
(72)【発明者】
【氏名】永田 聡
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067DD25
5K067EE02
5K067EE10
5K067EE61
5K067EE71
5K067KK02
5K067KK03
(57)【要約】
上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法、ユーザー装置及び基地局を開示する。前記ユーザー装置は複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有してもよく、前記基地局は複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する。ユーザー装置により実行されるビーム決定方法は、基地局が送信した下り同期信号に基づいて、ユーザー装置の前記複数の受信ビームのうちの利用可能受信ビーム及び基地局の前記複数の送信ビームのうちの利用可能送信ビームを決定することと、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知すること、を含む。基地局により実行されるビーム決定方法は、ユーザー装置へ下り同期信号を送信することと、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定すること、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、ユーザー装置により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、
基地局が送信した下り同期信号に基づいて、ユーザー装置の前記複数の受信ビームのうちの利用可能受信ビーム及び基地局の前記複数の送信ビームのうちの利用可能送信ビームを決定することと、
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知することと、を含む、方法。
【請求項2】
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知することは、
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定する、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
基地局が送信した、ランダムアクセスプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を示す情報を含むランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに対応するランダムアクセスプリアンブルの時間リソースを決定する、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知することは、
基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルとを示すランダムアクセスチャネル構成情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
ユーザー装置がコレスポンデンスをサポートし、且つ、前記方法は、
コレスポンデンスを利用して、ユーザー装置の利用可能受信ビームに基づいてユーザー装置の利用可能送信ビームを決定することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信することを更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定する、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
基地局が送信した、ランダムアクセスプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を示す情報を含むランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに対応するランダムアクセスプリアンブルの時間リソースを決定する、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
走査周期に、ユーザー装置の利用可能送信ビームを利用して、基地局の複数の受信ビームへランダムアクセスプリアンブルを送信することを更に含む、請求項6に記載の方法。
【請求項11】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、コレスポンデンスを利用して、基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定することと、
複数の走査周期ごとに、1つの送信ビームを利用して基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルを送信すること、を更に含み、
異なる走査周期に利用される送信ビームが異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した少なくとも1つのランダムアクセス応答を受信することと、
送信された各ランダムアクセスプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子をそれぞれ利用して、前記少なくとも1つのランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つの制御チャネルをデスクランブルすることで、前記少なくとも1つのランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つの制御チャネルのデスクランブルに成功した無線ネットワーク一時識別子を決定することと、
決定された無線ネットワーク一時識別子のうちの1つに対応するランダムアクセスプリアンブルを送信した送信ビームを、ユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した少なくとも1つのランダムアクセス応答を受信することと、
ランダムアクセス応答の物理リソースとランダムアクセスプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、受信された少なくとも1つのランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つの物理リソースに関連する物理リソースを利用して送信したランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
決定されたランダムアクセスプリアンブルのうちの1つを送信した送信ビームを、ユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、コレスポンデンスを利用して、基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定することと、
複数の走査周期ごとに、複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルを送信すること、を更に含み、
異なる走査周期に利用される送信ビームが異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した少なくとも1つのランダムアクセス応答を受信することと、
送信された各ランダムアクセスプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子をそれぞれ利用して前記少なくとも1つのランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つの制御チャネルをデスクランブルすることで、前記少なくとも1つのランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つの制御チャネルのデスクランブルに成功した無線ネットワーク一時識別子を決定することと、
決定された無線ネットワーク一時識別子のうちの1つに対応するランダムアクセスプリアンブルを送信した送信ビームを、ユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
異なる走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルが同じ又は異なる、請求項11又は14に記載の方法。
【請求項17】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、コレスポンデンスを利用して、基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定することと、
複数の走査周期ごとに、複数の送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ異なるランダムアクセスプリアンブルを送信すること、を更に含み、
異なる走査周期に利用される送信ビームが異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のランダムアクセス応答を受信することと、
送信された各ランダムアクセスプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子をそれぞれ利用して前記複数のランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つのランダムアクセス応答の制御チャネルをデスクランブルすることで、前記少なくとも1つのランダムアクセス応答の制御チャネルのデスクランブルに成功した無線ネットワーク一時識別子を決定することと、
決定された無線ネットワーク一時識別子のうちの1つに対応するランダムアクセスプリアンブルの送信ビームをユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含む構成情報に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定する、請求項11、14又は17に記載の方法。
【請求項20】
複数の走査周期ごとに、1つの送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへ該走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルを送信すること、を更に含み、
異なる走査周期に利用される送信ビームが異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項21】
基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のランダムアクセス応答を受信することと、
各走査周期に送信したランダムアクセスプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子をそれぞれ利用して前記複数のランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つのランダムアクセス応答の制御チャネルをデスクランブルすることで、前記少なくとも1つのランダムアクセス応答の制御チャネルのデスクランブルに成功した無線ネットワーク一時識別子を決定することと、
決定された無線ネットワーク一時識別子のうちの1つに対応するランダムアクセスプリアンブルの送信ビームをユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のランダムアクセス応答を受信することと、
ランダムアクセス応答の物理リソースとランダムアクセスプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、前記複数のランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つに対応するランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
決定されたランダムアクセスプリアンブルのうちの1つを送信した送信ビームを、ユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
複数の走査周期ごとに、複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局の複数の受信ビームへランダムアクセスプリアンブルを送信すること、を更に含み、
異なる走査周期に利用される送信ビームが異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した少なくとも1つのランダムアクセス応答を受信することと、
送信された各ランダムアクセスプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子をそれぞれ利用して前記少なくとも1つのランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つの制御チャネルをデスクランブルすることで、前記少なくとも1つのランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つの制御チャネルのデスクランブルに成功した無線ネットワーク一時識別子を決定することと、
決定された無線ネットワーク一時識別子のうちの1つに対応するランダムアクセスプリアンブルを送信した送信ビームを、ユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
異なる走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルが同じ又は異なる、請求項20又は23に記載の方法。
【請求項26】
複数の走査周期ごとに、複数の送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局の複数の受信ビームへ異なるランダムアクセスプリアンブルを送信すること、を更に含み、
異なる走査周期に利用される送信ビームが異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項27】
基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のランダムアクセス応答を受信することと、
送信された各ランダムアクセスプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子をそれぞれ利用して前記複数のランダムアクセス応答のうちの少なくとも1つのランダムアクセス応答の制御チャネルをデスクランブルすることで、前記少なくとも1つのランダムアクセス応答の制御チャネルのデスクランブルに成功した無線ネットワーク一時識別子を決定することと、
決定された無線ネットワーク一時識別子のうちの1つに対応するランダムアクセスプリアンブルの送信ビームをユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含む構成情報に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定する、請求項20、23又は26に記載の方法。
【請求項29】
複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、基地局により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、
ユーザー装置へ下り同期信号を送信することと、
ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定すること、を含む、ビーム決定方法。
【請求項30】
前記基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定することは、
走査周期に、ユーザー装置が送信したランダムアクセスプリアンブルを受信することと、
基地局の複数の送信ビームから、受信されたランダムアクセスチャネルに用いられた時間リソースに対応する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定すること、を含む、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むランダムアクセスチャネル構成を、ユーザー装置へ送信すること、を更に含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
ランダムアクセスプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係に基づいて、受信されたランダムアクセスチャネルに用いられた時間リソースに対応する送信ビームを決定する、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定することは、
ユーザー装置が送信したランダムアクセスプリアンブルを受信することと、
基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルとを示すランダムアクセスチャネル構成に基づいて、受信されたランダムアクセスプリアンブルに関連する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定すること、を含む、請求項29に記載の方法。
【請求項34】
基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ、前記方法は、
コレスポンデンスを利用して、基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定すること、を更に含む、請求項29に記載の方法。
【請求項35】
走査周期に、複数の受信ビームを利用してユーザー装置が送信したランダムアクセスプリアンブルを受信することと、
受信された複数のランダムアクセスプリアンブルから、条件を満足するランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
決定されたランダムアクセスプリアンブルを受信した受信ビームを、基地局の利用可能受信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項29に記載の方法。
【請求項36】
前記基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ、前記方法は、
コレスポンデンスを利用して、基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定することと、
複数の走査周期ごとに、基地局の利用可能受信ビームを利用してユーザー装置が送信した該走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルを受信することと、
受信された複数のランダムアクセスプリアンブルから、条件を満足する少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
決定された少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルにそれぞれ応答して、基地局の利用可能送信ビームを利用してユーザー装置へ少なくとも1つのランダムアクセス応答を送信すること、を更に含み、
各ランダムアクセス応答は、決定された対応するランダムアクセスプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子によりスクランブルされる、請求項29に記載の方法。
【請求項37】
前記基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ、前記方法は、
コレスポンデンスを利用して、基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定することと、
複数の走査周期ごとに、基地局の利用可能受信ビームを利用してユーザー装置が送信した該走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルを受信することと、
受信された複数のランダムアクセスプリアンブルから、条件を満足する少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
決定された少なくとも1つのプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してユーザー装置へ少なくとも1つのランダムアクセス応答を送信すること、を更に含み、
各ランダムアクセス応答は、ランダムアクセス応答の物理リソースとランダムアクセスプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて決定された、対応するランダムアクセスプリアンブルの物理リソースに関連する物理リソースにより送信される、請求項29に記載の方法。
【請求項38】
基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むランダムアクセスチャネル構成を、ユーザー装置へ送信すること、を更に含む、請求項36又は37に記載の方法。
【請求項39】
複数の走査周期ごとに、複数の受信ビームを利用してユーザー装置が送信した該走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルを受信することと、
各走査周期に受信した複数のランダムアクセスプリアンブルから、条件を満足するランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
各走査周期に対して決定したランダムアクセスプリアンブルに応答して、基地局の利用可能送信ビームを利用してランダムアクセス応答を送信すること、を更に含み、
該ランダムアクセス応答は、対応するランダムアクセスプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子によりスクランブルされる、請求項29に記載の方法。
【請求項40】
複数の走査周期ごとに、複数の受信ビームを利用してユーザー装置が送信した該走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルを受信することと、
各走査周期に受信した複数のランダムアクセスプリアンブルから、条件を満足するランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
各走査周期に対して決定したランダムアクセスプリアンブルに応答して、基地局の利用可能送信ビームを利用してユーザー装置へランダムアクセス応答を送信すること、を更に含み、
該ランダムアクセス応答は、ランダムアクセス応答の物理リソースとランダムアクセスプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて決定された、対応するランダムアクセスプリアンブルの物理リソースに対応する物理リソースにより送信される、請求項29に記載の方法。
【請求項41】
基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含む構成情報に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定する、請求項39又は40に記載の方法。
【請求項42】
複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、ユーザー装置により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、
基地局が送信した下り同期信号に基づいて、基地局の前記複数のビームのうちの利用可能送信ビームを決定することと、
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知すること、を含む、ビーム決定方法。
【請求項43】
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知することは、
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信すること、を含む、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定する、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
基地局が送信した、ランダムアクセスプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を示す情報を含むランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに対応するランダムアクセスプリアンブルの時間リソースを決定する、請求項43に記載の方法。
【請求項46】
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知することは、
基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルとを示すランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信すること、を含む、請求項42に記載の方法。
【請求項47】
走査周期に、基地局の複数の受信ビームへランダムアクセスプリアンブルを送信すること、を更に含む、請求項42に記載の方法。
【請求項48】
複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、基地局により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、
ユーザー装置へ下り同期信号を送信することと、
ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定すること、を含む、ビーム決定方法。
【請求項49】
前記基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定することは、
走査周期に、ユーザー装置が送信したランダムアクセスプリアンブルを受信することと、
基地局の複数の送信ビームから、受信されたランダムアクセスチャネルに用いられた時間リソースに対応する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定すること、を含む、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
コレスポンデンスを利用して、基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定すること、を更に含む、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むランダムアクセスチャネル構成をユーザー装置に送信すること、を更に含む、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
ランダムアクセスプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係に基づいて、受信されたランダムアクセスチャネルに用いられた時間リソースに対応する送信ビームを決定する、請求項49に記載の方法。
【請求項53】
走査周期に、複数の受信ビームを利用してユーザー装置が送信したランダムアクセスプリアンブルを受信することと、
受信された複数のランダムアクセスプリアンブルから、条件を満足するランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
決定されたランダムアクセスプリアンブルを受信した受信ビームを、基地局の利用可能受信ビームとして決定すること、を更に含む、請求項48に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は上りランダムアクセス(RA)に関し、且つ、具体的には、ユーザー装置の上りランダムアクセス手順において実行できるビーム決定方法、並びに対応するユーザー装置及び基地局に関する。
【背景技術】
【0002】
5Gの高周波数シーン、又はユーザー装置(UE)がデュアルコネクティビティ(Dual Connectivity)によって5Gの送受信ポイント(基地局)及びロングタームエボリューション(LTE)基地局に接続されるシーンにおいて、UE及び基地局でビームフォーミング技術を利用すること、つまり、基地局及びUEがいずれも複数のビームを利用して信号を送受信してもよいことを提案する。基地局の各送信ビーム及びUEの各受信ビームが1つの下りリンクビーム対を形成し、且つ基地局の各受信ビーム及びUEの各送信ビームが1つの上りリンクビーム対を形成する。しかしながら、各下りリンクビーム対によって伝達される信号がいずれもUEで良好な受信品質を実現できることでもないし、各上りリンクビーム対によって伝達される信号がいずれも基地局で良好な受信品質を実現できることでもない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従って、無線通信システムの性能を向上させるために、UEの好適な送信ビーム及び好適な受信ビーム、並びに基地局の好適な送信ビーム及び好適な受信ビームを決定することで、UEによる基地局へのランダムアクセス及び後続の通信で前記好適なビームを利用できるようにする必要がある。ところが、現在、UEの好適な送信ビーム及び好適な受信ビーム、並びに基地局の好適な送信ビーム及び好適な受信ビームをどのように決定するかが提案されていない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の一実施例によれば、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、ユーザー装置により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、基地局が送信した下り同期信号に基づいて、ユーザー装置の前記複数の受信ビームのうちの利用可能受信ビーム及び基地局の前記複数の送信ビームのうちの利用可能送信ビームを決定することと、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知すること、を含む。
【0005】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、基地局により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、ユーザー装置へ下り同期信号を送信することと、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定すること、を含む。
【0006】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、ユーザー装置により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、基地局が送信した下り同期信号に基づいて、基地局の前記複数のビームのうちの利用可能送信ビームを決定することと、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知すること、を含む。
【0007】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、基地局により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、ユーザー装置へ下り同期信号を送信することと、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定すること、を含む。
【0008】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおけるユーザー装置であって、基地局が送信した下り同期信号に基づいて、ユーザー装置の前記複数の受信ビームのうちの利用可能受信ビーム及び基地局の前記複数の送信ビームのうちの利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知するように構成される通知部と、を含む。
【0009】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおける基地局であって、ユーザー装置へ下り同期信号を送信するように構成される送信部と、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、を含む。
【0010】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおけるユーザー装置であって、基地局が送信した下り同期信号に基づいて、基地局の前記複数のビームのうちの利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知するように構成される通知部と、を含む。
【0011】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおける基地局であって、ユーザー装置へ下り同期信号を送信するように構成される送信部と、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図面を参照しながら本開示の実施例をより詳しく説明することによって、本開示の上記及び他の目的、特徴及び利点が更に明らかになる。図面は、本開示の実施例への更なる理解を提供し、明細書の一部を構成して、本開示の実施例とともに本開示を解釈するためのものであって、本開示を制限するためのものではない。図面において、同じ符号は一般的に同じ部品又はステップを示す。
図1図1は本開示の実施例に係る移動通信システムの模式図である。
図2図2はUEが実行する基地局との同期手順及び基地局に対するランダムアクセス(コンテンション・ベース)手順を模式的に示すフローチャートである。
図3図3は本開示の第1実施例に係るユーザー装置が上りランダムアクセス手順において実行するビーム決定方法である。
図4図4は基地局の下り同期信号の送信方法及びUEの下り同期信号の受信方法を示す模式図である。
図5図5はUEが基地局に基地局の利用可能送信ビームを暗黙的に通知する例を示す。
図6図6はUEが走査周期ごとに1つの送信ビームを利用して基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するランダムアクセス(RA)プリアンブルを送信する例を示す。
図7図7はUEが1つの走査周期に2つの送信ビームを利用して異なる周波数リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ同一のRAプリアンブルを送信する例を示す。
図8図8はUEが1つの走査周期に2つの送信ビームを同時に利用して同じ周波数リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ2つの異なるRAプリアンブルを送信する例を示す。
図9図9は基地局から受信されたランダムアクセスチャネル(RACH)構成において基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセットを通知した例を示す。
図10図10は基地局から受信されたRACH構成において基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット、及びUEがRAプリアンブルを送信する走査周期の長さを通知した例を示す。
図11図11はUEが1つの走査周期に2つの送信ビームを利用して異なる周波数リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ同一のRAプリアンブルを送信する例を示す。
図12図12はUEが1つの走査周期に2つの送信ビームを利用して同じ周波数リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ異なるRAプリアンブルを送信する例を示す。
図13図13は本開示の第1実施例に係る基地局が上りランダムアクセス手順において実行するビーム決定方法のフローチャートである。
図14図14は本開示の第1実施例に係るUEのブロック図を示す。
図15図15は本開示の第1実施例に係る基地局のブロック図を示す。
図16図16は本開示の第2実施例に係るUEが上りランダムアクセス手順において実行するビーム決定方法のフローチャートである。
図17図17は本開示の第2実施例に係る基地局が上りランダムアクセス手順において実行するビーム決定方法のフローチャートである。
図18図18は本開示の第2実施例に係るUEのブロック図を示す。
図19図19は本開示の第2実施例に係る基地局のブロック図を示す。
図20図20は本開示の第3実施例に係る基地局がハイブリッドビームフォーミングをサポートする場合にUEがRAプリアンブルを送信する例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、以下に図面を参照しながら本開示の例示的な実施例を詳しく説明する。無論、説明される実施例は本開示の実施例の一部であり、本開示の実施例のすべてではなく、本開示はここで説明される例示的な実施例により制限されるものではないと理解すべきである。本開示に説明される本開示の実施例に基づき、当業者が創造的な活動を必要とせずに得られる他の実施例はいずれも本開示の保護範囲に属する。
【0014】
まず、図1を参照しながら本開示の実施例に係る無線通信システムを説明する。図1に示すように、該無線通信システムは基地局10及びユーザー装置(UE)20を備えてもよい。UE20は、基地局10から送信される下り同期信号を受信することにより、基地局10との同期を実現する。次に、UE20は基地局10へのランダムアクセスを行う。図1に1つの基地局及び1つのUEを示すが、それらは例示的なものに過ぎず、該無線通信システムは1つ又は複数の基地局及び1つ又は複数のUEを備えてもよいと理解すべきである。なお、基地局10は送受信ポイント(TRP)であってもよく、又は複数のTRPを管理するものであってもよく、以下に用語「基地局」及び「TRP」を交換して利用してもよい。
【0015】
基地局10は複数の指向性アンテナ、つまり複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有してもよく、それにより複数の受信ビームでUEから送信信号を受信してもよく、且つ複数の送信ビームでUEへ信号を送信してもよい。また、いくつかのシーンにおいて、UE20は複数の指向性アンテナ、つまり複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有してもよく、それにより複数の受信ビームで基地局からの送信信号を受信してもよく、且つ複数の送信ビームで基地局へ信号を送信してもよい。他のシーンにおいて、UE20は全方向性アンテナを有してもよく、それにより1つのみのビーム(全方向性ビーム)で信号を送受信する。また、基地局10はコレスポンデンス(ビームコレスポンデンス、レシプロシティ)をサポートしてもよいし、コレスポンデンス(ビームコレスポンデンス、レシプロシティ)をサポートしなくてもよく、UE20もコレスポンデンス(ビームコレスポンデンス、レシプロシティ)をサポートしてもよいし、コレスポンデンス(ビームコレスポンデンス、レシプロシティ)をサポートしなくてもよい。
【0016】
以下、図2を参照しながらUEが実行する基地局との同期手順及び基地局へのランダムアクセス手順(コンテンション・ベースのランダムアクセス手順を例とする)を説明する。
【0017】
図2に示すように、ステップS201では、基地局がUEへ下り同期信号、例えばプライマリ同期信号(PSS)及び/又はセカンダリ同期信号(SSS)を送信する。該下り同期信号に基づいて、UEは基地局との同期を実現する。ステップS202では、UEは物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)によって基地局へランダムアクセスプリアンブル(RA Preamble)を送信する。ステップS203では、該ランダムアクセスプリアンブルに応答して、基地局がUEへランダムアクセス応答(RAR)を送信し、該ランダムアクセス応答にはタイミング調整情報、UEに割り当てられた上りリンクリソースを示す情報、該UEに一時的に割り当てられた無線ネットワーク一時識別子(RNTI)などが含まれる。ステップS204では、UEは基地局から割り当てられたリソースを利用して基地局へRRC接続要求を送信する。ステップS205では、基地局がUEへコンテンション解決メッセージを送信することにより、UEはランダムアクセスが成功したと判断する。次に、UEは基地局との後続の通信手順を開始する。本開示の実施例では、ステップS201によって基地局の利用可能送信ビーム及び/又はUEの利用可能受信ビームを決定し、且つステップS202及びステップS203によって基地局の利用可能受信ビーム及び/又はUEの利用可能送信ビームを決定する。ここで、基地局の利用可能送信ビームとは本開示の実施例によって基地局の複数の送信ビームの中で決定された、ランダムアクセス手順(例えば、ステップS204及びS205)及びUEとの他の通信手順において利用しようとする好適な送信ビームであり、基地局の利用可能受信ビームとは本開示の実施例によって基地局の複数の受信ビームの中で決定された、ランダムアクセス手順(例えば、ステップS204及びS205)及びUEとの他の通信手順において利用しようとする好適な受信ビームであり、UEの利用可能送信ビームとは本開示の実施例によってUEの複数の送信ビームの中で決定された、ランダムアクセス手順(例えば、ステップS204及びS205)及び基地局との他の通信手順において利用しようとする好適な送信ビームであり、UEの利用可能受信ビームとは本開示の実施例によってUEの複数の受信ビームの中で決定された、ランダムアクセス手順(例えば、ステップS204及びS205)及び基地局との他の通信手順において利用しようとする好適な受信ビームである。
【0018】
(第1実施例)
以下、本開示の第1実施例に係るビーム決定方法を説明する。第1実施例では、UE及び基地局がいずれも複数の指向性アンテナを有し、UEが複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有し、基地局が複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有する。
【0019】
図3に本開示の第1実施例に係るUEにより実行するビーム決定方法を示す。該方法によって、UEは、該UEの利用可能受信ビーム及び基地局の利用可能送信ビームを決定することができ、決定された基地局の利用可能送信ビームを基地局に暗黙的に通知する。また、UEは更に基地局から送信される信号に基づいて該UEの利用可能送信ビームを決定してもよい。
【0020】
図3に示すように、ステップS301では、基地局から送信される下り同期信号に基づいて、UEの利用可能受信ビーム及び基地局の利用可能送信ビームを決定する。
【0021】
具体的には、基地局の複数の送信ビーム及びUEの複数の受信ビームから基地局の利用可能送信ビーム及びUEの利用可能受信ビームを決定するために、複数の走査周期を設定してもよく、各走査周期には複数の時間ユニット(シンボル)を含んでもよい。各走査周期内の時間ユニットの数は基地局の送信ビームの数と同じであってもよい。基地局は、走査周期内の各時間ユニットにおいて該時間ユニットに対応する1つの送信ビームを利用してUEへ下り同期信号を送信してもよい。つまり、送信ビームの走査を行い、それにより各走査周期内にそれぞれ基地局のすべての送信ビームを利用して下り同期信号を1回送信してもよい。一方、UEは前記複数の走査周期ごとに、1つの受信ビームを利用して基地局が複数の送信ビームを利用して送信した下り同期信号を受信してもよい。図4は基地局の下り同期信号の送信方法及びUEの下り同期信号の受信方法の模式図を示す。
【0022】
次に、UEは、前記複数の走査周期内に受信した各下り同期信号から条件を満足する1つの下り同期信号を選択してもよい。前記条件は必要に応じて設定される任意の条件であってもよい。例えば、前記条件は受信品質が最も良いことであってもよく、このような場合、各下り同期信号の受信品質を比較して、受信品質が最も良い下り同期信号を選択してもよい。他の例では、前記条件は受信品質がある所定の閾値を超えることであってもよく、このような場合、各下り同期信号の受信品質を前記閾値と比較して、受信品質が前記閾値より大きないずれか1つの下り同期信号を選択してもよい。
【0023】
次に、UEは、選択された下り同期信号を受信した受信ビームを、該UEの利用可能受信ビームとして決定し、かつ、該選択された下り同期信号を受信する時間ユニットに対応する基地局の送信ビームを、基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。基地局の走査方式、すなわち基地局の各送信ビームと走査周期内の各時間ユニット(シンボル)との対応関係は、UE及び基地局に予め設定されてもよいし、基地局により設定されてRACH構成によってUEに通知してもよい。図4に示す例では、太線で描画されたUEの受信ビームがUEの利用可能受信ビームとして決定され、太線で描画された基地局の送信ビームが基地局の利用可能送信ビームとして決定される。
【0024】
図3に戻って、ステップS302では、UEは基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知してもよい。
【0025】
本開示の実施例では、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかによって異なる方式で基地局に基地局が利用可能送信ビームを暗黙的に通知してもよい。具体的には、基地局が送信した、基地局のコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むRACH構成に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定してもよい。例えば、RACH構成に基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す1ビットを設定し、且つ基地局が該RACH構成をUEに送信し、それによりUEが該ビットの値に従って基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定するようにしてもよい。例えば、該ビットの値が1である場合、基地局がコレスポンデンスをサポートすると決定してもよく、該ビットの値が0である場合、基地局がコレスポンデンスをサポートしないと決定してもよい。
【0026】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、基地局が該コレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信(受信)ビームから基地局の利用可能受信(送信)ビームを決定してもよいため、1つの走査周期内に、UEは基地局の利用可能受信ビームへRAプリアンブルを1回送信すればよい。このような場合、UEは基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。具体的には、基地局及びUEにUEの送信できる各RAプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記対応関係を設定して、該対応関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。このように、UEは前記対応関係に基づいて基地局の利用可能送信ビームに対応するRAプリアンブルの時間リソースを決定し、該時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。このように、UEから送信されたRAプリアンブルを受信した場合、基地局は前記対応関係に基づいて該プリアンブルに利用された時間リソースに対応する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定することができる。図5にはこのような場合にUEが基地局に基地局の利用可能送信ビームを暗黙的に通知する例を示す。図5に示すように、UEにより決定したUEの利用可能送信ビームが図5に示す3番目の送信ビーム、すなわち送信ビーム3であり、送信ビーム3が走査周期内の3番目の時間ユニットに関連付けられていると仮定する場合、UEは送信ビーム3に対応する時間リソース(走査周期の3番目の時間ユニット)においてRAプリアンブルを基地局に送信することができる。このように、基地局がRAプリアンブルを受信した場合、該RAプリアンブルに対応する時間リソースに基づいて送信ビーム3が該基地局の利用可能送信ビームであると決定してもよい。
【0027】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、UEは基地局から送信された、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルとを含むランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信してもよい(例えば、基地局のいずれか1つの受信ビームに送信する)。具体的には、基地局及びUEに基地局の各送信ビームとUEが送信したランダムアクセスプリアンブルとの関連関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記関連関係を設定し、該関連関係を示す情報を含むRACH構成(すなわち、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するRAプリアンブルとを示すRACH構成)をUEに送信してもよい。このように、UEが送信したRAプリアンブルを受信した場合、基地局は該RAプリアンブルに関連する基地局の送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。ここで、任意の適切な方式で基地局の送信ビームとRAプリアンブルとの関連関係を設定してもよい。例えば、RAプリアンブルのインデックスに従ってRAプリアンブルを複数のグループに分け、且つ基地局の各送信ビームを1つのRAプリアンブルグループに対応させてもよい。下記表1にはRAプリアンブルのインデックスに従ってRAプリアンブルをグループ化する例を示し、該例では、基地局が8つの送信ビームを有し、且つ64個の候補RAプリアンブルが存在し、それらが8つのプリアンブルグループに分けられ、3ビットで各プリアンブルグループの番号を示す。
【表1】
【0028】
次に、下記表2に示すように、基地局の各送信ビームを対応するプリアンブルグループに関連付けてもよい。
【表2】
【0029】
このように、UEは基地局の利用可能送信ビームが例えば送信ビーム2であると決定した場合、上記関連関係によって該送信ビームに関連するRAプリアンブルがプリアンブルグループ001におけるプリアンブル8〜15であると決定し、それによりプリアンブル8〜15から1つを選択して基地局に送信してもよい。基地局側では、プリアンブル8〜15のうちの1つを受信した場合、基地局は上記関連関係に基づいてUEから通知する送信ビームがプリアンブル8〜15のうちの1つに対応する送信ビーム2であると決定し、それにより送信ビーム2を基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0030】
上記ステップによって、UEは基地局が送信した下り同期信号を利用してUEの利用可能受信ビーム及び基地局の利用可能送信ビームを決定し、異なる方式で基地局の利用可能送信ビームを基地局に通知することができ、それにより基地局が該基地局の利用可能送信ビームを把握する。
【0031】
以上のように、ランダムアクセス及び他の通信手順を効果的に行うために、以下にUEの利用可能送信ビーム及び基地局の利用可能受信ビームも決定する。本開示の第1実施例では、UE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうか、及びUEが1つの走査周期内に利用できる送信ビームの数に応じて、この手順は異なる実現方式があってもよい。以上のように、UEは基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むRACH構成に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定してもよい。無論、UEにおいて基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを予め把握した場合、基地局からRACH構成によって基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかをUEに通知する必要がなく、UEも上記決定を行う必要がない。
【0032】
第1実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートし、基地局もコレスポンデンスをサポートする。本実現方式では、UEはコレスポンデンスを利用してステップS301で決定された該UEの利用可能受信ビームに基づいて該UEの利用可能送信ビームを決定してもよい。また、ステップS302に記載するように、UEが基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信することにより、基地局が以上に記載の方式で基地局の利用可能送信ビームを決定するので、基地局はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。
【0033】
第2実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートするが、基地局がコレスポンデンスをサポートせず、又は基地局がコレスポンデンスをサポートするが、コレスポンデンスを利用せず、つまり、基地局がコレスポンデンスをサポートすることをユーザー装置に通知しない。本実現方式では、UEがコレスポンデンスを利用してステップS301で決定された該UEの利用可能受信ビームに基づいて該UEの利用可能送信ビームを決定することができる。次に、UEは走査周期にUEの利用可能送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへRAプリアンブルを送信してもよい。例えば、走査周期内の第1時間ユニットで、UEが前記利用可能送信ビームを利用して基地局の第1受信ビームへRAプリアンブルを送信し、走査周期内の第2時間ユニットで、UEが前記利用可能送信ビームを利用して基地局の第2受信ビームへRAプリアンブルを送信するなどであってもよい。このように、基地局は同じユーザー装置からの複数のRAプリアンブルを受信し、前記複数のRAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを決定し、決定されたRAプリアンブルを受信した受信ビームを、該ユーザー装置に対応する基地局の利用可能受信ビームとして決定してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定される任意の条件であってもよい。例えば、前記条件は受信品質が最もよいことであってもよいし、受信品質がある所定の閾値を超えることであってもよい。
【0034】
第3実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートせず、又はUEがコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用せず、基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ1つの走査周期に、UEが1つの送信ビームを利用して基地局へRAプリアンブルを送信する。
【0035】
本実現方式では、UEはコレスポンデンスを利用してステップS301で決定された基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。次に、UEは複数の走査周期ごとに1つの送信ビームを利用して基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。ここで、図6に示すように、異なる走査周期に利用した送信ビームが異なってもよい。無論、場合によっては、異なる走査周期に利用した送信ビームは一部が同じであるが、一部が異なってもよい。
【0036】
具体的には、本実現方式の第1例では、基地局から受信されたRACH構成において、基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット(x)を通知した場合、UEは複数の走査周期ごとに1つの送信ビームを利用して基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。ここで、異なる走査周期に関連する送信ビームが異なってもよく、且つ異なる走査周期に関連するRAプリアンブルが異なってもよい。
【0037】
該第1例では、基地局側では、基地局はコレスポンデンスを利用してステップS302で通知した基地局の利用可能送信ビームに基づいて該基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。次に、基地局は該利用可能受信ビームを利用して複数の走査周期ごとに利用可能受信ビームを利用してUEから送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信してもよい。次に、基地局は各走査周期に受信した複数のランダムアクセスプリアンブルから該UEに対する条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定される任意の条件であってもよい。例えば、前記条件は受信品質が最も良いことであってもよいし、受信品質がある所定の閾値を超えることであってもよい。基地局により決定されたRAプリアンブルはUEの利用可能送信ビームに対応する。
【0038】
本実現方式の第2例では、基地局から受信されたRACH構成において、基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット(x)及びUEがRAプリアンブルを送信する走査周期の長さ(y)を通知した場合、UEは複数の走査周期ごとに1つの送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへRAプリアンブルを送信してもよい。ここで、異なる走査周期に利用した送信ビームが異なってもよいが、異なる走査周期に送信したRAプリアンブルが同じである必要がある。
【0039】
該第2例では、基地局側では、基地局はコレスポンデンスを利用してステップS302で通知した基地局の利用可能送信ビームに基づいて該基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。次に、基地局は該利用可能受信ビームを利用して複数の走査周期ごとに利用可能受信ビームを利用してUEから送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信してもよい。次に、基地局は各走査周期に受信したランダムアクセスプリアンブルから該UEに対する条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよい。基地局により決定されたRAプリアンブルはUEの利用可能送信ビームに対応する。
【0040】
次に、基地局はUEの利用可能送信ビームをUEに暗黙的に通知してもよい。
【0041】
基地局がUEへUEの利用可能送信ビームを通知する第1例として、基地局は決定されたRAプリアンブルの時間リソース及び周波数リソースに基づいて該RAプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を計算し、決定されたRAプリアンブルに応答して該基地局の利用可能送信ビームを利用してRA応答(RAR)をUEに送信してもよく、該RARは決定されたRNTIによりスクランブルされる。例えば、基地局は決定されたRAプリアンブルに対応するRNTIを下記式で計算してもよい。
RNTI=f(t_id,f_id) (1)
ここで、t_idは決定されたRAプリアンブルの時間リソースのインデックスであり、f_idは決定されたRAプリアンブルの周波数リソースのインデックスである。例えば、LTEシステムでは、以下のようである。
RNTI=f(t_id,f_id)=1+t_id+10*f_id (2)
【0042】
本開示の実施例では、LTEシステムにおける上記式(1)又は(2)を利用して決定されたRAプリアンブルに対応するRNTIを計算してもよい。次に、基地局は決定されたRAプリアンブルに基づいて計算したRNTIを利用して、該RAプリアンブルに応答して送信される前記RARをスクランブルしてもよい。
【0043】
それに対応して、UE側では、UEは予め送信された各RAプリアンブルの時間リソース及び周波数リソースに基づいて、上記式に従って各RAプリアンブルのRNTIを計算してもよい。UEは基地局が送信したRARを受信し、それぞれ各RAプリアンブルのRNTIを利用して受信されたRARの制御チャネルについてデスクランブルを試すことで、前記RARの制御チャネルのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよい。次に、UEは決定されたRNTIに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0044】
基地局がUEにUEの利用可能送信ビームを通知する第2例として、基地局はRARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、決定されたRAプリアンブルの物理リソースに対応するRAの対応する物理リソースを利用して、該基地局の利用可能送信ビームによって、決定されたRAプリアンブルに応答して送信するRARをUEに送信してもよい。ここで、前記物理リソースは時間リソースであってもよい。例えば、UE及び基地局に各RAプリアンブルの時間リソースと該RAプリアンブルに応答して送信するRARの時間リソースとの関連関係、例えば各RAプリアンブルの時間リソースと該RAプリアンブルに応答して送信するRARの時間リソースとのオフセットを予め設定してもよく、又は基地局に前記関連関係を設定し、該関連関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。それに対応して、UE側では、UEは基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信したRARを受信し、RARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、受信されたRARの物理リソースに関連する物理リソースを利用して送信したRAプリアンブルを決定し、決定されたRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。例えば、各RAプリアンブルの時間リソースと該RAプリアンブルに応答して送信するRARの時間リソースとのオフセットを前記関連関係として設定した場合、UEは該RARの送信時間から前記オフセットを引くことにより、該RARに対応するRAプリアンブルの送信時間を決定し、更に該送信時間にRAプリアンブルを送信した送信ビームを、UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0045】
第4実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートせず、又はUEがコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用せず、基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ1つの走査周期に、UEが同時に複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局へRAプリアンブルを送信してもよい。
【0046】
本実現方式では、UEはコレスポンデンスを利用してステップS301で決定された基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。次に、UEは複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。ここで、前記複数の送信ビームが同一の走査周期内に送信するRAプリアンブルは同じである。図7には第4実現方式における1つの走査周期にUEが2つの送信ビームを利用して異なる周波数リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ同一のRAプリアンブルを送信する例を示す。
【0047】
具体的には、UEは複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。ここで、異なる走査周期に関連する送信ビームが互いに異なり、異なる走査周期に関連するRAプリアンブルが同じである。例えば、第1走査周期に、UEが第1送信ビーム及び第2送信ビームを利用して基地局の利用可能受信ビームへRAプリアンブルを送信し、第2走査周期に、UEが第3送信ビーム及び第4送信ビームを利用して基地局の利用可能受信ビームへ前記RAプリアンブルを送信する等である。
【0048】
上記例では、UEの各送信ビームに関連付けて該送信ビームを利用して送信したRAプリアンブルの物理リソースを決定してもよい。例えば、前記物理リソースは周波数リソースであってもよく、このような場合、例えばUEの各送信ビームに一意的なIDを割り当て、UEの送信ビームのID及び各送信ビームに対応する周波数リソースの周波数オフセットの関数として、該送信ビームを利用して送信したRAプリアンブルの周波数リソースを決定してもよい。例えば、UEの各送信ビームに関連付けて、該送信ビームを利用して送信するRAプリアンブルの物理リソースを予め決定し、それをUE及び基地局に設定してもよいし、基地局によりUEの各送信ビームに関連付けて該送信ビームを利用して送信したRAプリアンブルの物理リソースを決定し、該物理リソースを示す情報を含むRACHプリアンブルをUEに送信してもよい。このように、異なる送信ビームを利用して送信したRAプリアンブルの物理リソースを異ならせてもよい。
【0049】
基地局側では、基地局はコレスポンデンスを利用してステップS302で通知した基地局の利用可能送信ビームに基づいて該基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。次に、基地局は該利用可能受信ビームを利用して各走査周期にUEから送信した複数のRAプリアンブルを受信し、前記複数の走査周期に受信した各RAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを選択してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定される任意の条件であってもよい。例えば、前記条件は受信品質が最も良いことであってもよいし、受信品質がある所定の閾値を超えることであってもよい。選択されたRAプリアンブルはUEの利用可能送信ビームに対応する。
【0050】
次に、基地局はUEの利用可能送信ビームをUEに暗黙的に通知してもよい。具体的には、基地局は決定されたRAプリアンブルの時間リソース及び周波数リソースに基づいて該RAプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を計算し、決定されたRAプリアンブルに応答して該基地局の利用可能送信ビームを利用してRA応答(RAR)をUEに送信してもよく、該RARは決定されたRNTIによりスクランブルされる。例えば、基地局は上記式(1)又は(2)を利用して、決定されたRAプリアンブルに対応するRNTIを計算してもよく、それから、決定されたRAプリアンブルに基づいて計算したRNTIを利用して、該RAプリアンブルに応答して送信する前記RARをスクランブルしてもよい。
【0051】
それに対応して、UE側では、UEは先に送信された各RAプリアンブルの時間リソース及び周波数リソースに基づいて上記式に従って各RAプリアンブルのRNTIを計算してもよい。UEは基地局が送信したRARを受信し、それぞれ各RAプリアンブルのRNTIを利用して、受信されたRARの制御チャネルについてデスクランブルを試すことで、前記RARの制御チャネルのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよい。次に、UEは決定されたRNTIに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0052】
第5実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートせず、又はUEがコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用せず、基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ1つの走査周期に、UEが同時に複数の送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局へ異なるRAプリアンブルを送信してもよい。
【0053】
本実現方式では、UEはコレスポンデンスを利用してステップS301で決定された基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。次に、UEは複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ異なるRAプリアンブルを送信してもよい。例えば、第1走査周期に、UEが第1送信ビーム及び第2送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ第1RAプリアンブル及び第2プリアンブルを送信してもよく、第2走査周期に、UEが第3送信ビーム及び第4送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ第3RAプリアンブル及び第4プリアンブルを送信してもよい。図8には第5実現方式における1つの走査周期にUEが2つの送信ビームを同時に利用して同じ周波数リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ2つの異なるRAプリアンブルを送信する例を示す。
【0054】
基地局側では、基地局はコレスポンデンスを利用してステップS302で通知した基地局の利用可能送信ビームに基づいて該基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。次に、基地局は該利用可能受信ビームを利用して各走査周期にUEが送信した複数のRAプリアンブルを受信し、各RAプリアンブルに応答してRARを送信してもよく、各RARは該RAプリアンブルに対応するRNTIによりスクランブルされる。
【0055】
UE側では、UEは基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のRARを受信し、送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARのうちの少なくとも1つをデスクランブルすることにより、前記少なくとも1つのRARのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよく、それから、UEは決定されたRNTIのうちの1つに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。例えば、UEは送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARのすべてをデスクランブルすることにより、前記複数のRARのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよく、それから、UEは決定されたRNTIから1つのRNTIを選択し、決定されたRNTIのうちの1つに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。あるいは、UEは送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARを1つずつデスクランブルすることにより、1番目にデスクランブルに成功したRNTIを決定し、決定されたRNTIに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0056】
第6実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートせず、又はUE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするが、いずれも該コレスポンデンスを利用せず、且つ1つの走査周期に、UEが1つの送信ビームを利用して基地局へRAプリアンブルを送信してもよい。
【0057】
本実現方式では、UEは複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する1つの送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。
【0058】
具体的には、本実現方式の第1例では、基地局から受信されたRACH構成において、基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット(x)を通知した場合、UEは複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する1つの送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。ここで、異なる走査周期に関連する送信ビームは異なり、且つ異なる走査周期に関連するRAプリアンブルは異なる。図9に該例を模式的に示す。
【0059】
該第1例では、基地局側では、基地局は複数の走査周期ごとに複数の受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信してもよい。次に、基地局は各走査周期に受信した複数のランダムアクセスプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定される任意の条件であってもよい。例えば、前記条件は受信品質が最も良いことであってもよいし、受信品質がある所定の閾値を超えることであってもよい。基地局により決定されたRAプリアンブルはUEの利用可能送信ビームに対応する。
【0060】
本実現方式の第2例では、基地局から受信されたRACH構成において、基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット(x)及びUEがRAプリアンブルを送信する走査周期の長さ(y)を通知した場合、UEは複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する1つの送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。ここで、異なる走査周期に関連する送信ビームは異なり、且つ異なる走査周期に関連するRAプリアンブルは同じである。図10に該例を模式的に示す。
【0061】
該第2例では、基地局側では、基地局は複数の走査周期ごとに複数の受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信してもよい。次に、基地局は各走査周期に受信した複数のランダムアクセスプリアンブルから該UEに対する条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよい。基地局により決定されたRAプリアンブルはUEの利用可能送信ビームに対応する。
【0062】
次に、基地局はUEの利用可能送信ビームをUEに暗黙的に通知してもよい。
【0063】
基地局がUEにUEの利用可能送信ビームを通知する第1例として、基地局は各走査周期に対して決定したRAプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してRARを送信してもよく、該RARは対応するRAプリアンブルに対応するRNTIによりスクランブルされる。基地局は以上に記載の方式で決定されたRAプリアンブルに対応するRNTIを計算し、該RNTIを利用して決定されたRAプリアンブルに応答して送信するRARをスクランブルしてもよく、ここでは詳細な説明は省略する。ここで、UEが異なる走査周期内に送信したRAプリアンブルが互いに異なるため、基地局は各走査周期内に受信したRAプリアンブルに対して1つのRARを送信する。
【0064】
それに対応して、UE側では、UEは基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のRARを受信し、各走査周期に送信したRAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARのうちの少なくとも1つのRARをデスクランブルすることにより、前記少なくとも1つのRARのデスクランブルに成功した無線ネットワーク一時識別子を決定し、それから、決定された無線ネットワーク一時識別子のうちの1つに対応するRAプリアンブルの送信ビームをユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定してもよい。例えば、UEは送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARのすべてをデスクランブルすることにより、前記複数のRARのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよく、それから、UEは決定されたRNTIから1つのRNTIを選択し、決定されたRNTIのうちの1つに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。あるいは、UEは送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARを1つずつデスクランブルすることにより、1番目にデスクランブルに成功したRNTIを決定し、決定されたRNTIに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0065】
基地局がUEにUEの利用可能送信ビームを通知する第2例として、基地局はRARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、決定されたRAプリアンブルの物理リソースに対応するRAの対応する物理リソースを利用し、該基地局の利用可能送信ビームによって、決定されたRAプリアンブルに応答して送信したRARをUEに送信してもよい。ここで、前記物理リソースは時間リソースであってもよい。例えば、UE及び基地局に各RAプリアンブルの時間リソースと該RAプリアンブルに応答して送信するRARの時間リソースとの関連関係、例えば各RAプリアンブルの時間リソースと該RAプリアンブルに応答して送信するRARの時間リソースとのオフセットを予め設定してもよく、又は基地局に前記関連関係を設定して、該関連関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。
【0066】
それに対応して、UE側では、UEは基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のRARを受信し、RARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、受信された複数のRARのうちの少なくとも1つに対応するRAプリアンブルを決定することにより、決定されたRAプリアンブルのうちの1つを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。例えば、UEは受信された複数のRARにそれぞれ対応するRAプリアンブルを決定し、決定されたRAプリアンブルからいずれか1つのRAプリアンブルを選択して、決定されたRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。あるいは、UEは前記複数のRARのうちの1つを選択し、選択されたRARに対応するRAプリアンブルを決定することにより、決定されたRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0067】
第7実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートせず、又はUE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするが、いずれも該コレスポンデンスを利用せず、且つ1つの走査周期に、UEが複数の送信ビームを利用して異なる周波数リソースにおいて基地局へ同じRAプリアンブルを送信してもよい。
【0068】
本実現方式では、UEは複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局の複数の受信ビームへRAプリアンブルを送信してもよい。図11には第7実現方式に係る1つの走査周期にUEが2つの送信ビームを利用して異なる周波数リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ同一のRAプリアンブルを送信する例を示す。
【0069】
基地局側では、基地局は複数の受信ビームを利用して各走査周期にUEが送信した複数のRAプリアンブルを受信し、前記複数の走査周期に受信した各RAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを選択してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定される任意の条件であってもよい。例えば、前記条件は受信品質が最も良いことであってもよいし、受信品質がある所定の閾値を超えることであってもよい。次に、基地局はUEの利用可能送信ビームをUEに暗黙的に通知してもよい。具体的には、基地局は決定されたRAプリアンブルの時間リソース及び周波数リソースに基づいて該RAプリアンブルに対応する無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を計算し、決定されたRAプリアンブルに応答して該基地局の利用可能送信ビームを利用してRA応答(RAR)をUEに送信してもよく、該RARは決定されたRNTIによりスクランブルされる。例えば、基地局は決定されたRAプリアンブルに対応するRNTIを上記式(1)又は式(2)を利用して計算してもよく、それから、決定されたRAプリアンブルに基づいて計算したRNTIを利用して該RAプリアンブルに応答して送信する前記RARをスクランブルしてもよい。
【0070】
それに対応して、UE側では、UEは先に送信された各RAプリアンブルの時間リソース及び周波数リソースに基づいて上記式に基づいて各RAプリアンブルのRNTIを計算してもよい。UEは基地局が送信した少なくとも1つのRARを受信し、各RAプリアンブルのRNTIをそれぞれ利用して、受信された少なくとも1つのRARをデスクランブルすることにより、前記少なくとも1つのRARのうちの少なくとも1つのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよい。次に、UEは決定されたRNTIのうちの1つに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0071】
第8実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートせず、又はUE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするが、いずれも該コレスポンデンスを利用せず、且つ1つの走査周期に、UEが複数の送信ビームを利用して同じ周波数リソースにおいて基地局へ異なるRAプリアンブルを送信してもよい。
【0072】
本実現方式では、UEは複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局の複数の受信ビームへ異なるRAプリアンブルを送信してもよい。図12には第8実現方式に係る1つの走査周期にUEが同時に2つの送信ビームを利用して同じ周波数リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ2つの異なるRAプリアンブルを送信する例を示す。
【0073】
基地局側では、基地局は複数の受信ビームを利用して各走査周期にUEが送信した複数のRAプリアンブルを受信し、各RAプリアンブルに応答してRARを送信してもよく、各RARは該RAプリアンブルに対応するRNTIによりスクランブルされる。
【0074】
UE側では、UEは基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のRARを受信し、送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARのうちの少なくとも1つをデスクランブルすることにより、前記少なくとも1つのRARのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよく、それから、UEは決定されたRNTIのうちの1つに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。例えば、UEは送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARのすべてをデスクランブルすることにより、前記複数のRARのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよく、それから、UEは決定されたRNTIから1つのRNTIを選択して、決定されたRNTIのうちの1つに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。あるいは、UEは送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARを1つずつデスクランブルすることにより、1番目にデスクランブルに成功したRNTIを決定し、決定されたRNTIに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0075】
上記方法によって、UEの利用可能送信ビーム及び利用可能受信ビームを決定することができる。また、基地局の利用可能送信ビームを決定して、それを基地局に暗黙的に通知することができる。
【0076】
以下、本開示の第1実施例に係る基地局により実行するビーム決定方法を説明する。該方法の大部分の操作は以上でUEにより実行するビーム決定方法を説明する際に説明されたため、重複を避けるため、同じ内容についての説明は省略する。
【0077】
図13には本開示の第1実施例に係る基地局により実行するビーム決定方法を示す。該方法によって、基地局は該基地局の利用可能受信ビーム及びUEの利用可能送信ビームを決定し、決定されたUEの利用可能送信ビームをUEに暗黙的に通知することができる。また、基地局はUEが送信した信号に基づいて該基地局の利用可能送信ビームを決定することもできる。
【0078】
図13に示すように、ステップS1301では、基地局はUEへ下り同期信号を送信してもよい。例えば、基地局は複数の走査周期ごとに複数の送信ビームを利用してUEへ複数の下り同期信号を送信してもよく、各送信ビームが走査周期内の1つの時間ユニットに対応する。ここで、基地局は以上に図3におけるステップS301を参照して説明した方式でステップS1301を実行してもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0079】
ステップS1302では、基地局はUEから暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて基地局の利用可能送信ビームを決定してもよい。
【0080】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、以上のように、UEは基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。具体的には、基地局及びUEにUEが送信できる各RAプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記対応関係を設定して、基地局によって該対応関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。このように、UEは前記対応関係に基づいて基地局の利用可能送信ビームに対応するRAプリアンブルの時間リソースを決定し、該時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。それに対応して、基地局は走査周期にUEが送信したRAプリアンブルを受信し、基地局の複数の送信ビームのうち受信されたRAチャネルに用いた時間リソースに対応する送信ビームを、基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0081】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、以上のように、UEは基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルとを含むランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信してもよい。以上のように、基地局及びUEに基地局の各送信ビームとUEが送信するランダムアクセスプリアンブルとの関連関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記関連関係を設定して、該関連関係を示す情報を含むRACH構成(すなわち、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するRAプリアンブルとを示すRACH構成)をUEに送信してもよい。それに対応して、基地局はUEが送信したRAプリアンブルを受信し、受信されたRAプリアンブルに関連する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0082】
このように、基地局はUEの暗黙的な通知に基づいて該基地局の利用可能送信ビームを決定することができる。また、下り同期信号を送信することにより、UEがその利用可能受信ビームを決定することができる。
【0083】
以上のように、ランダムアクセス及び他の通信プロセスを効果的に行うために、その後更にUEの利用可能送信ビーム及び基地局の利用可能受信ビームを決定する。同様に、本開示の第1実施例では、UE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうか、及びUEが1つの走査周期内に利用できる送信ビームの数に応じて、この手順は異なる実現方式があってもよい。
【0084】
第1実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートする。本実現方式では、基地局はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。
【0085】
第2実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートするが、基地局がコレスポンデンスをサポートしない。本実現方式では、基地局は1つ又は複数の走査周期に複数の受信ビームを利用してUEが送信したRAプリアンブルを受信し、1つ又は複数の走査周期に受信された複数のRAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定される任意の条件であってもよい。例えば、前記条件は受信品質が最も良いことであってもよいし、受信品質がある所定の閾値を超えることであってもよい。次に、基地局は決定されたRAプリアンブルを受信した受信ビームを、基地局の利用可能受信ビームとして決定してもよい。
【0086】
第3実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートせず、又はUEがコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用せず、基地局がコレスポンデンスをサポートする。該実現方式は以上に図3を参照して説明した第3〜第5実現方式に対応する。
【0087】
本実現方式では、基地局はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。次に、基地局は複数の走査周期ごとに基地局の利用可能受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信し、受信された複数のRAプリアンブルから条件を満足する少なくとも1つのRAプリアンブルを決定し、それぞれ決定された少なくとも1つのRAプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してUEへ少なくとも1つのRARを送信してもよく、各RARは決定された対応するRAプリアンブルに対応するRNTIによりスクランブルされる。
【0088】
あるいは、基地局はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。次に、基地局は複数の走査周期ごとに基地局の利用可能受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信し、受信された複数のRAプリアンブルから条件を満足する少なくとも1つのRAプリアンブルを決定し、決定された少なくとも1つのプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してUEへ少なくとも1つのRARを送信してもよく、各RARはRARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて決定された、対応するRAプリアンブルの物理リソースに関連する物理リソースにより送信される。
【0089】
上記操作の詳細は以上に図3を参照して説明した第3〜第5実現方式で説明されたため、詳細な説明を省略する。
【0090】
第4実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートせず、又はUE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用しない。該実現方式は以上に図3を参照して説明した第6〜第8実現方式に対応する。
【0091】
本実現方式では、基地局は複数の走査周期ごとに複数の受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信し、各走査周期に受信した複数のRAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを決定し、各走査周期に対して決定したRAプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してRARを送信してもよく、該RARは対応するRAプリアンブルに対応するRNTIによりスクランブルされる。
【0092】
あるいは、基地局は複数の走査周期ごとに複数の受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信し、各走査周期に受信した複数のRAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを決定し、且つ各走査周期に対して決定したRAプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してUEへRARを送信してもよく、該RARはRARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて決定された、対応するRAプリアンブルの物理リソースに対応する物理リソースにより送信される。
【0093】
上記操作の詳細は以上に図3を参照して説明した第6〜第8実現方式で説明されたため、詳細な説明を省略する。
【0094】
このように、本開示の実施例に係る基地局の実行するビーム決定方法を利用して、基地局の利用可能送信ビーム及び利用可能受信ビームを決定し、UEの利用可能送信ビームをUEに暗黙的に通知することができる。
【0095】
以下、図14を参照しながら本開示の第1実施例に係るUEを説明する。該UEは上記ビーム決定方法を実行することができる。該UEの操作は以上に記載のビーム決定方法の各ステップと略同じであるため、ここでは、同じ内容についての重複説明を省略して簡単に説明する。
【0096】
図14に示すように、UE20は決定部21及び通知部22を含む。図14には本開示の実施例に関連する部品のみを示し、他の部品は省略するが、それらは例示的なものに過ぎず、必要に応じて、UE20は他の部品を含んでもよいと理解すべきである。
【0097】
決定部21は基地局が送信した下り同期信号に基づいてUEの利用可能受信ビーム及び基地局の利用可能送信ビームを決定してもよい。具体的には、決定部21は前記複数の走査周期ごとに該走査周期に対応する1つの受信ビームを利用して、基地局が複数の送信ビームを利用して送信した下り同期信号を受信し、前記複数の走査周期に受信した各下り同期信号から条件を満足する1つの下り同期信号を選択し、それから、選択された下り同期信号を受信した受信ビームを、該UEの利用可能受信ビームとして決定し、該選択された下り同期信号を受信する時間ユニットに対応する基地局の送信ビームを、基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0098】
通知部22は基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知してもよい。
【0099】
本開示の実施例では、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかによって異なる方式で基地局へ基地局の利用可能送信ビームを暗黙的に通知してもよい。具体的には、基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むRACH構成に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定してもよい。
【0100】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、通知部22は基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。具体的には、基地局及びUEにUEが送信できる各RAプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記対応関係を設定して、該対応関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。このように、通知部22は前記対応関係に基づいて基地局の利用可能送信ビームに対応するRAプリアンブルの時間リソースを決定し、該時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。
【0101】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、通知部22は基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルとを示すランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信してもよい(例えば、基地局のいずれか1つの受信ビームに送信する)。
【0102】
以上のように、ランダムアクセス及び他の通信手順を効果的に行うために、更にUEの利用可能送信ビーム及び基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。本開示の第1実施例では、UE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうか、及びUEが1つの走査周期内に利用できる送信ビームの数によって、この手順は異なる実現方式があってもよい。以上のように、UEは基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むRACH構成に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定してもよい。無論、UEにおいて基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを予め把握した場合、基地局はRACH構成によって基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかをUEに通知する必要がなく、UEも上記決定を行う必要がない。
【0103】
第1実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートし、基地局もコレスポンデンスをサポートする。本実現方式では、決定部21はコレスポンデンスを利用して該UEの利用可能受信ビームに基づいて該UEの利用可能送信ビームを決定してもよい。
【0104】
第2実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートするが、基地局がコレスポンデンスをサポートせず、又は基地局がコレスポンデンスをサポートするが、該基地局がコレスポンデンスをサポートすることをUEに通知しないことで、コレスポンデンスを利用しない。本実現方式では、決定部21はコレスポンデンスを利用して該UEの利用可能受信ビームに基づいて該UEの利用可能送信ビームを決定してもよい。次に、通知部22は走査周期にUEの利用可能送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへRAプリアンブルを送信してもよい。
【0105】
第3実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートせず、又はUEがコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用せず、基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ1つの走査周期に、UEが1つの送信ビームを利用して基地局へRAプリアンブルを送信する。
【0106】
本実現方式では、決定部21はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。次に、通知部22は複数の走査周期ごとに、該走査周期に関連する1つの送信ビームを利用して基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。
【0107】
具体的には、本実現方式の第1例では、基地局から受信されたRACH構成において基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット(x)を通知した場合、通知部22は複数の走査周期ごとに1つの送信ビームを利用して基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよく、ここで、異なる走査周期に関連する送信ビームは異なり、且つ異なる走査周期に関連するRAプリアンブルも異なる。本実現方式の第2例では、基地局から受信されたRACH構成において基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット(x)及びUEがRAプリアンブルを送信する走査周期の長さ(y)を通知した場合、通知部22は複数の走査周期ごとに1つの送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへRAプリアンブルを送信してもよく、ここで、異なる走査周期に利用される送信ビームは異なってもよく、且つ異なる走査周期に送信したRAプリアンブルは同じである。無論、場合によっては、異なる走査周期に利用される送信ビームは一部が同じであり、一部が異なってもよい。
【0108】
以上に記載の基地局がUEにUEの利用可能送信ビームを通知する第1例では、基地局は決定されたRAプリアンブルの時間リソース及び周波数リソースに基づいて該RAプリアンブルに対応するRNTIを計算し、決定されたRAプリアンブルに応答して該基地局の利用可能送信ビームを利用してRARをUEに送信してもよく、該RARは決定されたRNTIによりスクランブルされる。それに対応して、決定部21は基地局が送信したRARを受信し、各RAプリアンブルのRNTIをそれぞれ利用して受信されたRARをデスクランブルすることにより、前記RARのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよく、それから、決定されたRNTIに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0109】
以上に記載の基地局がUEにUEの利用可能送信ビームを通知する第2例では、基地局はRARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、決定されたRAプリアンブルの物理リソースに対応するRAの対応する物理リソースを利用して、該基地局の利用可能送信ビームによって、決定されたRAプリアンブルに応答して送信するRARをUEに送信してもよい。それに対応して、決定部21は基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信したRARを受信し、RARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、受信されたRARの物理リソースに関連する物理リソースを利用して送信したRAプリアンブルを決定し、決定されたRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0110】
第4実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートせず、又はUEがコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用せず、基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ1つの走査周期に、UEが同時に複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局へRAプリアンブルを送信してもよい。
【0111】
本実現方式では、決定部21はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。次に、通知部22は複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。ここで、前記複数の送信ビームが同一の走査周期内に送信したRAプリアンブルは同じである。具体的には、通知部22は複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよく、ここで、異なる走査周期に関連する送信ビームが互いに異なり、且つ基地局から受信されたRACH構成において基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット(x)を通知した場合、異なる走査周期に関連するRAプリアンブルが互いに異なってもよく、その一方、基地局から受信されたRACH構成において基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット(x)及びUEがRAプリアンブルを送信する走査周期の長さ(y)を通知した場合、異なる走査周期に関連するRAプリアンブルが互いに同じであってもよい。
【0112】
また、決定部21は基地局が送信したRARを受信し、それぞれ各RAプリアンブルのRNTIを利用して受信されたRARをデスクランブルすることにより、前記RARのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよい。次に、決定部21は決定されたRNTIに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0113】
第5実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートせず、又はUEがコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用せず、基地局がコレスポンデンスをサポートし、且つ1つの走査周期に、UEが同時に複数の送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局へ異なるRAプリアンブルを送信してもよい。
【0114】
本実現方式では、決定部21はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。次に、通知部22は複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局の利用可能受信ビームへ異なるRAプリアンブルを送信してもよい。
【0115】
また、決定部21は基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のRARを受信し、送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARのうちの少なくとも1つをデスクランブルすることにより、前記少なくとも1つのRARのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよく、それから、決定部21は決定されたRNTIのうちの1つに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0116】
第6実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートせず、又はUE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするが、いずれも該コレスポンデンスを利用せず、且つ1つの走査周期に、UEが1つの送信ビームを利用して基地局へ異なるRAプリアンブルを送信してもよい。
【0117】
本実現方式では、通知部22は複数の走査周期ごとに該走査周期に関連する1つの送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよい。
【0118】
具体的には、本実現方式の第1例では、基地局から受信されたRACH構成において基地局が下り同期信号を送信する走査周期に対する、UEがRAプリアンブルを送信する走査周期のオフセット(x)を通知した場合、通知部22は複数の走査周期ごとに、該走査周期に関連する1つの送信ビームを利用して基地局の複数の受信ビームへ該走査周期に関連するRAプリアンブルを送信してもよく、ここで、異なる走査周期に関連する送信ビームは異なり、且つ異なる走査周期に関連するRAプリアンブルも異なる。
【0119】
以上に記載の基地局がUEにUEの利用可能送信ビームを通知する第1例では、基地局は各走査周期に対して決定したRAプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してRARを送信してもよく、該RARは対応するRAプリアンブルに対応するRNTIによりスクランブルされる。それに対応して、決定部21は基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のRARを受信し、各走査周期に送信したRAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARのうちの少なくとも1つのRARをデスクランブルすることにより、前記少なくとも1つのRARのデスクランブルに成功した無線ネットワーク一時識別子を決定し、それから、決定された無線ネットワーク一時識別子のうちの1つに対応するRAプリアンブルの送信ビームをユーザー装置の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0120】
以上に記載の基地局がUEにUEの利用可能送信ビームを通知する第2例では、基地局はRARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、決定されたRAプリアンブルの物理リソースに対応するRAの対応する物理リソースを利用して、該基地局の利用可能送信ビームによって、決定されたRAプリアンブルに応答して送信するRARをUEに送信してもよい。それに対応して、決定部21は基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のRARを受信し、RARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて、受信された複数のRARのうちの少なくとも1つに対応するRAプリアンブルを決定することにより、決定されたRAプリアンブルのうちの1つを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0121】
第7実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートせず、又はUE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするが、いずれも該コレスポンデンスを利用せず、且つ1つの走査周期に、UEが複数の送信ビームを利用して異なる周波数リソースにおいて基地局へ同じRAプリアンブルを送信してもよい。
【0122】
本実現方式では、通知部22は複数の走査周期ごとに、該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して異なる物理リソースにおいて基地局の複数の受信ビームへRAプリアンブルを送信してもよい。
【0123】
また、決定部21は基地局が送信した少なくとも1つのRARを受信し、それぞれ各RAプリアンブルのRNTIを利用して受信された少なくとも1つのRARをデスクランブルすることにより、前記少なくとも1つのRARのうちの少なくとも1つのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよい。次に、UEは決定されたRNTIのうちの1つに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0124】
第8実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートせず、又はUE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするが、いずれも該コレスポンデンスを利用せず、且つ1つの走査周期に、UEが複数の送信ビームを利用して同じ周波数リソースにおいて基地局へ異なるRAプリアンブルを送信してもよい。
【0125】
本実現方式では、通知部22は複数の走査周期ごとに、該走査周期に関連する複数の送信ビームを利用して同じ物理リソースにおいて基地局の複数の受信ビームへ異なるRAプリアンブルを送信してもよい。
【0126】
また、決定部21は基地局が該基地局の利用可能送信ビームを利用して送信した複数のRARを受信し、送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIをそれぞれ利用して前記複数のRARのうちの少なくとも1つをデスクランブルすることにより、前記少なくとも1つのRARのデスクランブルに成功したRNTIを決定してもよく、それから、UEは決定されたRNTIのうちの1つに対応するRAプリアンブルを送信した送信ビームを、該UEの利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0127】
以下、図15を参照しながら本開示の第1実施例に係る基地局を説明する。該基地局は以上に説明されるビーム決定方法を実行することができる。該基地局の操作は以上に記載のビーム決定方法の各ステップと略同じであるため、ここでは、同じ内容についての重複説明を省略して簡単に説明する。
【0128】
図15に示すように、基地局10は送信部11及び決定部12を含む。図15には本開示の実施例に関連する部品のみを示し、他の部品を省略するが、それらは例示的なものに過ぎず、必要に応じて、基地局10は他の部品を含んでもよいと理解すべきである。
【0129】
送信部11はUEへ下り同期信号を送信してもよい。例えば、送信部11は複数の走査周期ごとに複数の送信ビームを利用してUEへ複数の下り同期信号を送信してもよく、各送信ビームは走査周期内の1つの時間ユニットに対応する。
【0130】
決定部12はUEから暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて基地局の利用可能送信ビームを決定してもよい。
【0131】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、以上のように、基地局及びUEにUEが送信できる各RAプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記対応関係を設定し、基地局によって該対応関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。このように、UEは前記対応関係に基づいて基地局の利用可能送信ビームに対応するRAプリアンブルの時間リソースを決定し、該時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。それに対応して、決定部12は走査周期にUEから送信したRAプリアンブルを受信し、基地局の複数の送信ビームから受信されたRAチャネルに用いられる時間リソースに対応する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0132】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、以上のように、UEは基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルとを示すランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信してもよい。それに対応して、決定部12はUEが送信したRAプリアンブルを受信し、基地局によって該RAプリアンブルに関連する基地局の送信ビームを決定し、受信されたRAプリアンブルに関連する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0133】
このように、基地局はUEの暗黙的な通知に基づいて該基地局の利用可能送信ビームを決定することができる。また、下り同期信号を送信することにより、UEはその利用可能受信ビームを決定することができる。
【0134】
以上のように、ランダムアクセス及び他の通信手順を効果的に行うために、更にUEの利用可能送信ビーム及び基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。同様に、本開示の第1実施例では、UE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうか、及びUEが1つの走査周期内に利用できる送信ビームの数によって、この手順は異なる実現方式があってもよい。
【0135】
第1実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートする。本実現方式では、決定部12はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。
【0136】
第2実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートするが、基地局がコレスポンデンスをサポートしない。本実現方式では、決定部12は走査周期に複数の受信ビームを利用してUEが送信したRAプリアンブルを受信し、受信された複数のRAプリアンブルのうち条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよい。次に、決定部12は決定されたRAプリアンブルを受信した受信ビームを、基地局の利用可能受信ビームとして決定してもよい。
【0137】
第3実現方式では、UEがコレスポンデンスをサポートせず、又はUEがコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用せず、基地局がコレスポンデンスをサポートする。該実現方式は以上に図3を参照して説明した第3〜第5実現方式に対応する。
【0138】
本実現方式では、決定部12はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。次に、送信部11は複数の走査周期ごとに基地局の利用可能受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信し、受信された複数のRAプリアンブルのうち条件を満足する少なくとも1つのRAプリアンブルを決定し、それぞれ決定された少なくとも1つのRAプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してUEへ少なくとも1つのRARを送信してもよく、各RARは決定された対応するRAプリアンブルに対応するRNTIによりスクランブルされる。
【0139】
あるいは、決定部12はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。次に、送信部11は複数の走査周期ごとに基地局の利用可能受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信し、受信された複数のRAプリアンブルのうち条件を満足する少なくとも1つのRAプリアンブルを決定し、決定された少なくとも1つのプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してUEへ少なくとも1つのRARを送信してもよく、ここで、各RARはRARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて決定された、対応するRAプリアンブルの物理リソースに関連する物理リソースにより送信される。
【0140】
上記操作の詳細は以上に図3を参照して説明した第3〜第5実現方式で説明されたため、詳細な説明を省略する。
【0141】
第4実現方式では、UE及び基地局がいずれもコレスポンデンスをサポートせず、又はUE及び基地局がコレスポンデンスをサポートするが、該コレスポンデンスを利用しない。該実現方式は以上に図3を参照して説明した第6〜第8実現方式に対応する。
【0142】
本実現方式では、決定部12は複数の走査周期ごとに複数の受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信し、各走査周期に受信した複数のRAプリアンブルのうち条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよく、且つ送信部11は各走査周期に対して決定したRAプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してRARを送信してもよく、ここで、該RARは対応するRAプリアンブルに対応するRNTIによりスクランブルされる。
【0143】
あるいは、決定部12は複数の走査周期ごとに複数の受信ビームを利用してUEが送信した該走査周期に関連するRAプリアンブルを受信し、各走査周期に受信した複数のRAプリアンブルのうち条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよく、且つ送信部11は各走査周期に対して決定したRAプリアンブルに応答して基地局の利用可能送信ビームを利用してUEへRARを送信してもよく、ここで、該RARはRARの物理リソースとRAプリアンブルの物理リソースとの所定の関連関係に基づいて決定された、対応するRAプリアンブルの物理リソースに対応する物理リソースにより送信される。
【0144】
上記操作の詳細は以上に図3を参照して説明した第6〜第8実現方式で説明されたため、詳細な説明を省略する。
【0145】
(第2実施例)
以下、本開示の第2実施例に係るビーム決定方法を説明する。第2実施例では、UEが全方向性アンテナを有し、基地局が複数の指向性アンテナを有し、それによりUEが全方向性ビームによって信号を送受信するが、基地局が複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを利用して信号を送受信する。
【0146】
まず、図16を参照しながら本開示の第2実施例に係るUEにより実行するビーム決定方法を説明する。
【0147】
図16に示すように、ステップS1601では、基地局が送信した下り同期信号に基づいて基地局の前記複数のビームのうちの利用可能送信ビームを決定する。
【0148】
具体的には、基地局の複数の送信ビームから基地局の利用可能送信ビームを決定するために、走査周期を設定してもよく、該走査周期は複数の時間ユニット(シンボル)を含んでもよく、前記時間ユニットの数は基地局の送信ビームの数と同じであってもよい。基地局が走査周期内の各時間ユニットにおいて該時間ユニットに対応する1つの送信ビームを利用してUEへ下り同期信号を送信し、つまり、送信ビームの走査を行ってもよく、それにより各走査周期内にそれぞれ基地局のすべての送信ビームを利用して下り同期信号を1回送信してもよい。UEは前記走査周期に基地局が複数の送信ビームを利用して送信した下り同期信号を受信してもよい。
【0149】
次に、UEは前記走査周期に受信した各下り同期信号から条件を満足する1つの下り同期信号を選択してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定される任意の条件であってもよい。次に、UEは選択された下り同期信号を受信する時間ユニットに対応する基地局の送信ビームを、基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。基地局の走査方式、すなわち基地局の各送信ビームと走査周期内の各時間ユニット(シンボル)との対応関係は、UE及び基地局に予め設定されてもよいし、基地局により設定されてRACH構成によってUEに通知してもよい。
【0150】
次に、ステップS1602では、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知する。
【0151】
第2実施例では、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかによって異なる方式で基地局に基地局の利用可能送信ビームを暗黙的に通知してもよい。具体的には、基地局が送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むRACH構成に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定してもよい。あるいは、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報をUEに予め設定してもよく、このような場合、UEは前記RACH構成によって基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定する必要がない。
【0152】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。
【0153】
具体的には、基地局及びUEにUEが送信できる各RAプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記対応関係を設定して、該対応関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。このように、UEが前記対応関係に基づいて基地局の利用可能送信ビームに対応するRAプリアンブルの時間リソースを決定し、該時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。このように、UEが送信したRAプリアンブルを受信すると、基地局は前記対応関係に基づいて該プリアンブルに用いられた時間リソースに対応する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0154】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するRAプリアンブルとを示すRAチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するRAプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。具体的には、基地局及びUEに基地局の各送信ビームとUEが送信したランダムアクセスプリアンブルとの関連関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記関連関係を設定し、該関連関係を示す情報を含むRACH構成(すなわち、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するRAプリアンブルとを示すRACH構成)をUEに送信してもよい。このように、UEは前記関連関係に基づいて基地局の利用可能送信ビームに関連するRAプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。UEが送信したRAプリアンブルを受信すると、基地局は該RAプリアンブルに関連する基地局の送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。ここで、任意の適切な方式で基地局の送信ビームとRAプリアンブルとの関連関係を設定してもよい。例えば、RAプリアンブルのインデックスに基づいてRAプリアンブルを複数のグループに分け、基地局の各送信ビームが1つのRAプリアンブルグループに対応するようにしてもよい。
【0155】
この方式で、UEは基地局の利用可能送信ビームを決定して、それを基地局に暗黙的に通知することができる。
【0156】
基地局の利用可能送信ビームを決定する以外に、更に基地局の利用可能受信ビームを決定する必要がある。
【0157】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、基地局がコレスポンデンスを利用してUEの通知した利用可能送信ビームに基づいて該基地局の利用可能受信ビームを決定してもよいため、UEが基地局へRAプリアンブルを送信することにより基地局の利用可能受信ビームを決定する必要がない。
【0158】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、UEは走査周期に基地局の複数の受信ビームへRAプリアンブルを送信してもよい。このような場合、基地局は複数のビームを利用してUEが送信した複数のRAプリアンブルを受信し、受信された複数のRAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定されてもよい。次に、基地局は決定されたRAプリアンブルを受信した受信ビームを、基地局の利用可能ビームとして決定してもよい。
【0159】
以下、図17を参照しながら本開示の第2実施例に係る基地局により実行するビーム決定方法を説明する。
【0160】
図17に示すように、ステップS1701では、基地局はUEへ下り同期信号を送信してもよい。例えば、基地局は複数の走査周期ごとに複数の送信ビームを利用してUEへ複数の下り同期信号を送信してもよく、各送信ビームは走査周期内の1つの時間ユニットに対応する。ここで、基地局は以上に図3におけるステップS301を参照して説明した方式でステップS1301を実行してもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0161】
ステップS1702では、基地局はUEから暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて基地局の利用可能送信ビームを決定してもよい。
【0162】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、以上のように、UEが基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。具体的には、基地局及びUEにUEが送信できる各RAプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記対応関係を設定し、基地局によって該対応関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。このように、UEは前記対応関係に基づいて基地局の利用可能送信ビームに対応するRAプリアンブルの時間リソースを決定し、該時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。それに対応して、基地局は走査周期にUEが送信したRAプリアンブルを受信し、基地局の複数の送信ビームから受信されたRAチャネルに用いた時間リソースに対応する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0163】
次に、基地局はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。
【0164】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、以上のように、UEは基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルとを示すランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信してもよい。以上のように、基地局及びUEに基地局の各送信ビームとUEが送信したランダムアクセスプリアンブルとの関連関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記関連関係を設定し、該関連関係を示す情報を含むRACH構成(すなわち、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するRAプリアンブルとを示すRACH構成)をUEに送信してもよい。それに対応して、基地局はUEが送信したRAプリアンブルを受信し、受信されたRAプリアンブルに関連する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0165】
また、基地局は更に走査周期に複数の受信ビームを利用してUEが送信した複数のRAプリアンブルを受信し、受信された複数のRAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを決定し、決定されたRAプリアンブルを受信した受信ビームを、基地局の利用可能受信ビームとして決定してもよい。
【0166】
このように、基地局は該基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。
【0167】
以下、図18を参照しながら本開示の第2実施例に係るUEを説明する。該UEは上記ビーム決定方法を実行することができる。該UEの操作は以上に記載のビーム決定方法の各ステップと略同じであるため、ここでは、同じ内容についての重複説明を省略して簡単に説明する。
【0168】
図18に示すように、UE20′は決定部21′及び通知部22′を含む。図18には本開示の実施例に関連する部品のみを示し、他の部品を省略するが、それらは例示的なものに過ぎず、必要に応じて、UE20′は他の部品を含んでもよいと理解すべきである。
【0169】
決定部21′は基地局が送信した下り同期信号に基づいて基地局の前記複数のビームのうちの利用可能送信ビームを決定してもよい。
【0170】
具体的には、基地局の複数の送信ビームのうち基地局の利用可能送信ビームを決定するために、走査周期を設定してもよく、該走査周期は複数の時間ユニット(シンボル)を含んでもよく、前記時間ユニットの数が基地局の送信ビームの数と同じであってもよい。基地局は走査周期内の各時間ユニットにおいて該時間ユニットに対応する1つの送信ビームを利用してUEへ下り同期信号を送信し、つまり、送信ビームの走査を行ってもよく、それにより各走査周期内にそれぞれ基地局のすべての送信ビームを利用して下り同期信号を1回送信することができる。決定部21′は前記走査周期に基地局が複数の送信ビームを利用して送信した下り同期信号を受信してもよい。
【0171】
次に、決定部21′は前記走査周期に受信した各下り同期信号のうち条件を満足する1つの下り同期信号を選択してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定される任意の条件であってもよい。次に、決定部21′は選択された下り同期信号を受信する時間ユニットに対応する基地局の送信ビームを、基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。基地局の走査方式、すなわち基地局の各送信ビームと走査周期内の各時間ユニット(シンボル)との対応関係は、UE及び基地局に予め設定されてもよいし、基地局により設定されてRACH構成によってUEに通知してもよい。
【0172】
通知部22′は基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知してもよい。
【0173】
第2実施例では、通知部22′は基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかによって異なる方式で基地局に基地局の利用可能送信ビームを暗黙的に通知してもよい。具体的には、通知部22′は基地局の送信した、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報を含むRACH構成に基づいて、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定してもよい。あるいは、基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを示す情報をUEに予め設定してもよく、このような場合、UEは前記RACH構成によって基地局がコレスポンデンスをサポートするかどうかを決定する必要がない。
【0174】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、通知部22′は基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。具体的には、基地局及びUEにUEが送信できる各RAプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記対応関係を設定して、該対応関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。このように、通知部22′は前記対応関係に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに対応するRAプリアンブルの時間リソースを決定し、該時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。このように、UEから送信したRAプリアンブルを受信すると、基地局は前記対応関係に基づいて該プリアンブルに用いた時間リソースに対応する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0175】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、通知部22′は基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するRAプリアンブルとを示すRAチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するRAプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。具体的には、基地局及びUEに基地局の各送信ビームとUEが送信したランダムアクセスプリアンブルとの関連関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記関連関係を設定して、該関連関係を示す情報を含むRACH構成(すなわち、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するRAプリアンブルとを示すRACH構成)をUEに送信してもよい。このように、通知部22′は前記関連関係に基づいて基地局の利用可能送信ビームに関連するRAプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。UEが送信したRAプリアンブルを受信すると、基地局は該RAプリアンブルに関連する基地局の送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0176】
この方式で、UEは基地局の利用可能送信ビームを決定して、それを基地局に暗黙的に通知することができる。
【0177】
基地局の利用可能送信ビームを決定する以外に、更に基地局の利用可能受信ビームを決定する必要がある。
【0178】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、基地局はコレスポンデンスを利用してUEが通知した利用可能送信ビームに基づいて該基地局の利用可能受信ビームを決定できるため、UEが基地局へRAプリアンブルを送信することにより基地局の利用可能受信ビームを決定する必要がない。
【0179】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、通知部22′は走査周期に基地局の複数の受信ビームへRAプリアンブルを送信してもよい。このような場合、基地局は複数のビームを利用してUEが送信した複数のRAプリアンブルを受信し、受信された複数のRAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを決定してもよい。以上のように、前記条件は必要に応じて設定されてもよい。次に、基地局は決定されたRAプリアンブルを受信した受信ビームを、基地局の利用可能ビームとして決定してもよい。
【0180】
以下、図19を参照しながら本開示の第2実施例に係る基地局を説明する。前記基地局は以上に記載のビーム決定方法を実行することができる。該基地局の操作は以上に記載のビーム決定方法の各ステップと略同じであるため、ここでは、同じ内容についての重複説明を省略して簡単に説明する。
【0181】
図19に示すように、UE10′は送信部11′及び決定部12′を含む。図19には本開示の実施例に関連する部品のみを示し、他の部品を省略するが、それらは例示的なものに過ぎず、必要に応じて、基地局20′は他の部品を含んでもよいと理解すべきである。
【0182】
図19に示すように、送信部11′はUEへ下り同期信号を送信することができる。例えば、送信部11′は複数の走査周期ごとに複数の送信ビームを利用してUEへ複数の下り同期信号を送信してもよく、各送信ビームは走査周期内の1つの時間ユニットに対応する。ここで、送信部11′は以上に図3におけるステップS301を参照して説明した方式でステップS1301を実行してもよく、詳細な説明を省略する。
【0183】
決定部12′はUEから暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて基地局の利用可能送信ビームを決定してもよい。
【0184】
基地局がコレスポンデンスをサポートする場合、以上のように、UEは基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。具体的には、基地局及びUEにUEが送信できる各RAプリアンブルの時間リソースと基地局の各送信ビームとの対応関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記対応関係を設定して、基地局によって該対応関係を示す情報を含むRACH構成をUEに送信してもよい。このように、UEは前記対応関係に基づいて基地局の利用可能送信ビームに対応するRAプリアンブルの時間リソースを決定し、該時間リソースにおいてRAプリアンブルを基地局に送信してもよい。それに対応して、決定部12′は走査周期にUEが送信したRAプリアンブルを受信し、基地局の複数の送信ビームから受信されたRAチャネルに用いた時間リソースに対応する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0185】
次に、決定部12′はコレスポンデンスを利用して基地局の利用可能送信ビームに基づいて基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。
【0186】
基地局がコレスポンデンスをサポートしない場合、以上のように、UEは基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルとを示すランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信してもよい。以上のように、基地局及びUEに基地局の各送信ビームとUEが送信したランダムアクセスプリアンブルとの関連関係を予め設定してもよく、又は基地局に前記関連関係を設定し、該関連関係を示す情報を含むRACH構成(すなわち、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するRAプリアンブルとを示すRACH構成)をUEに送信してもよい。それに対応して、決定部12′はUEが送信したRAプリアンブルを受信し、受信されたRAプリアンブルに関連する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0187】
なお、決定部12′は更に走査周期に複数の受信ビームを利用してUEが送信した複数のRAプリアンブルを受信し、受信された複数のRAプリアンブルから条件を満足するRAプリアンブルを決定し、決定されたRAプリアンブルを受信した受信ビームを、基地局の利用可能受信ビームとして決定してもよい。
【0188】
このように、基地局は該基地局の利用可能受信ビームを決定することができる。
【0189】
(第3実施例)
UEは基地局がハイブリッドビームフォーミングをサポートするかどうかによって異なる方式でUEの利用可能送信ビーム及び基地局の利用可能受信ビームを決定する。基地局がハイブリッドビームフォーミングをサポートする場合、基地局はアナログビームでUEが送信したRAプリアンブルを受信し、デジタルビームで該RAプリアンブルを復号化してもよい。
【0190】
具体的には、まず、UEは基地局の利用可能送信ビーム及び基地局の利用可能受信ビームを決定してもよい。第3実施例では、UEは第1実施例と同じ方式で、基地局が送信した下り同期信号によってUEの利用可能受信ビーム及び基地局の利用可能送信ビームを決定してもよく、ここでは詳細な説明を省略する。次に、UEは決定された基地局の利用可能送信ビームを基地局に暗黙的に通知してもよい。例えば、UEは以上に記載の方式で、基地局が送信した、基地局の各送信ビームと該送信ビームに関連するRAプリアンブルとを示すランダムアクセスチャネル構成に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するRAプリアンブルを決定し、基地局の利用可能送信ビームに関連する該RAプリアンブルを基地局に送信してもよく、それにより基地局が該RAプリアンブルに基づいて関連する送信ビームを基地局の利用可能送信ビームとして決定してもよい。
【0191】
UEの利用可能送信ビーム及び基地局の利用可能受信ビームを決定するとき、UEは基地局がハイブリッドビームフォーミングをサポートするかどうかを決定して、それに対応して異なる方式を用いてもよい。このために、RACH構成に基地局がハイブリッドビームフォーミングをサポートできるかどうかを示す情報(例えば、1ビット)を含ませて、該RACH構成をUEに送信してもよい。
【0192】
基地局がハイブリッドビームフォーミングをサポートしないとUEが決定した場合、UEは第1実施例及び/又は第2実施例に説明される方式で、基地局へRAプリアンブルを送信することにより、基地局の利用可能受信ビーム及びUEの利用可能送信ビームを決定してもよく、ここでは詳細な説明は省略する。
【0193】
図20に示すように、基地局がハイブリッドビームフォーミングをサポートするとUEが決定した場合、UEは1つの走査周期内に基地局へRAプリアンブルを送信してもよく、該走査周期は複数の時間ユニットを含み、且つ各時間ユニットにおいて、UEが対応する1つの送信ビームを利用して前記RAプリアンブルを送信し、異なる時間ユニットにおいて利用したUEの送信ビームが異なる。
【0194】
基地局側では、基地局はアナログ受信ビームでUEが送信した各RAプリアンブルを受信し、異なるデジタル受信ビームを利用して、受信されたRAプリアンブルを復号化し、条件を満足するデジタル受信ビームを、基地局の利用可能受信ビームとして決定して、復号されたRAプリアンブルに対応するUEの送信ビームをUEの利用可能送信ビームとして決定する。前記条件は必要に応じて適切に設定されてもよい。例えば、前記条件は復号によって取得されるRAプリアンブルの品質が最も良いことであってもよい。次に、基地局は以上に記載の適切な方式でUEの利用可能送信ビームをUEに通知してもよい。例えば、基地局は復号されたRAプリアンブルに応答してRARを送信してもよく、該RARが前記RAプリアンブルに対応するRNTIによりスクランブルされ、それによりUEは送信された各RAプリアンブルに対応するRNTIを利用して基地局が送信したRARをデスクランブルすることにより、基地局から通知した該UEの利用可能送信ビームを決定することができる。
【0195】
本開示の実施例に係る上記ビーム決定方法、UE及び基地局によって、UEの好適な送信ビーム及び好適な受信ビーム、並びに基地局の好適な送信ビーム及び好適な受信ビームを決定することができ、それによりUEの実行する基地局へのランダムアクセス及び後続の通信中に前記好適なビームを利用することができる。
【0196】
本明細書では、用語「含む」、「含める」又は任意の他の変形が非排他的包含を意味し、それにより一連の要素を含む手順、方法、品物又は装置がそれらの要素を含むだけでなく、更に明確に列挙していない他の要素を含み、又は更にこのような手順、方法、品物又は装置に固有の要素を含むと説明すべきである。特に断りがない限り、文「1つの〇〇を含む」で制限された要素は、前記要素を含むプロセス、方法、品物又は装置に更に他の同じ要素が存在することを除外しない。
【0197】
最後に、なお、上記一連の処理はここで記載の順序で時系列に基づいて実行される処理を含むだけでなく、更に時間順の代わりに同時又は別々に実行される処理を含むと説明すべきである。
【0198】
以上の実施形態についての説明によって、当業者であれば、本開示がソフトウェアと必要なハードウェアプラットフォームにより実現されてもよいし、すべてがハードウェアにより実施されてもよいことを明確に理解できる。このような理解に基づき、本開示の技術的解決策が背景技術に貢献する全部又は一部はソフトウェア製品の形式で具現されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品は、1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器等であってもよい)に本開示の各実施例又は実施例の一部に記載の方法を実行させるための複数の命令を含み、例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク等の記憶媒体に記憶される。
【0199】
以上は本開示を詳しく説明したが、本明細書では具体例を応用して本開示の原理及び実施形態を説明したが、以上の実施例についての説明は本開示の方法及びその要旨を理解するためのものであり、同時に、当業者であれば、本開示の要旨に基づき、具体的な実施形態及び応用範囲を変更することができ、要するに、本明細書の内容が本開示を制限するためのものであると理解すべきではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
【手続補正書】
【提出日】2019年6月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の送信ビームを有する基地局と、複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、ユーザー装置により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、
基地局が送信した下り同期信号に基づいて、ユーザー装置の前記複数の受信ビームのうちの利用可能受信ビーム及び基地局の前記複数の送信ビームのうちの利用可能送信ビームを決定することと、
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知することと、を含む、方法。
【請求項2】
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知することは、
地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソース、周波数リソースの少なくとも一つにおいてランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ンダムアクセスプリアンブルの時間リソース、周波数リソースの少なくとも一つと基地局の各送信ビームとの対応関係に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに対応するランダムアクセスプリアンブルの時間リソース、周波数リソースの少なくとも一つを決定する、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知することは、
地局の各送信ビームとランダムアクセスプリアンブルとの関連関係に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定することと、
基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信することと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
ユーザー装置がレシプロシティをサポートし、且つ、前記方法は、
レシプロシティを利用して、ユーザー装置の利用可能受信ビームに基づいてユーザー装置の利用可能送信ビームを決定することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
ーザー装置の利用可能送信ビームを利用して、基地局へランダムアクセスプリアンブルを送信することを更に含む、請求項に記載の方法。
【請求項7】
数の走査周期ごとに、1つの送信ビームを利用して基地局へ該走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルを送信すること、を更に含み、
異なる走査周期に利用される送信ビームが異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
複数の送信ビームを有する基地局と、複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおける前記ユーザー装置であって、
基地局が送信した下り同期信号に基づいて、ユーザー装置の前記複数の受信ビームのうちの利用可能受信ビーム及び基地局の前記複数の送信ビームのうちの利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、
基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、暗黙的に基地局に通知するように構成される通知部と、を含む、ユーザー装置。
【請求項9】
前記通知部は、基地局の利用可能送信ビームに対応する時間リソース、周波数リソースの少なくとも一つにおいてランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信する、請求項8に記載のユーザー装置。
【請求項10】
前記通知部は、ランダムアクセスプリアンブルの時間リソース、周波数リソースの少なくとも一つと基地局の各送信ビームとの対応関係に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに対応するランダムアクセスプリアンブルの時間リソース、周波数リソースの少なくとも一つを決定する、請求項9に記載のユーザー装置。
【請求項11】
前記通知部は、基地局の各送信ビームとランダムアクセスプリアンブルとの関連関係に基づいて、基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを決定し、
基地局の利用可能送信ビームに関連するランダムアクセスプリアンブルを基地局に送信する、請求項8に記載のユーザー装置。
【請求項12】
ユーザー装置がレシプロシティをサポートし、且つ、前記決定部は、レシプロシティを利用して、ユーザー装置の利用可能受信ビームに基づいてユーザー装置の利用可能送信ビームを決定する、請求項8に記載のユーザー装置。
【請求項13】
前記通知部は、ユーザー装置の利用可能送信ビームを利用して、基地局へランダムアクセスプリアンブルを送信する、請求項12に記載のユーザー装置。
【請求項14】
前記通知部は、複数の走査周期ごとに、1つの送信ビームを利用して基地局へ該走査周期に関連するランダムアクセスプリアンブルを送信し、ここで、異なる走査周期に利用される送信ビームが異なる、請求項8に記載のユーザー装置。
【請求項15】
複数の送信ビームを有する基地局と、複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおける前記基地局であって、
ユーザー装置へ下り同期信号を送信するように構成される送信部と、
ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、を含む、基地局。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】
本開示の一実施例によれば、複数の送信ビームを有する基地局と、複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、ユーザー装置により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、基地局が送信した下り同期信号に基づいて、ユーザー装置の前記複数の受信ビームのうちの利用可能受信ビーム及び基地局の前記複数の送信ビームのうちの利用可能送信ビームを決定することと、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知すること、を含む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビームを有する基地局と、複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、基地局により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、ユーザー装置へ下り同期信号を送信することと、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定すること、を含む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、ユーザー装置により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、基地局が送信した下り同期信号に基づいて、基地局の前記複数のビームのうちの利用可能送信ビームを決定することと、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知すること、を含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおいて、基地局により上りランダムアクセス手順において実行されるビーム決定方法であって、ユーザー装置へ下り同期信号を送信することと、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定すること、を含む。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビームを有する基地局と、複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおけるユーザー装置であって、基地局が送信した下り同期信号に基づいて、ユーザー装置の前記複数の受信ビームのうちの利用可能受信ビーム及び基地局の前記複数の送信ビームのうちの利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知するように構成される通知部と、を含む。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビームを有する基地局と、複数の受信ビームを有するユーザー装置とを備える通信システムにおける基地局であって、ユーザー装置へ下り同期信号を送信するように構成される送信部と、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、を含む。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおけるユーザー装置であって、基地局が送信した下り同期信号に基づいて、基地局の前記複数のビームのうちの利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、基地局の利用可能送信ビームを示す情報を、基地局に暗黙的に通知するように構成される通知部と、を含む。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
本開示の別の実施例によれば、複数の送信ビームを有する基地局と、全方向性アンテナを有するユーザー装置とを備える通信システムにおける基地局であって、ユーザー装置へ下り同期信号を送信するように構成される送信部と、ユーザー装置から暗黙的に通知される、基地局の利用可能送信ビームを示す情報に基づいて、基地局の利用可能送信ビームを決定するように構成される決定部と、を含む。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
基地局10は複数の指向性アンテナ、つまり複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有してもよく、それにより複数の受信ビームでUEから送信信号を受信してもよく、且つ複数の送信ビームでUEへ信号を送信してもよい。また、いくつかのシーンにおいて、UE20は複数の指向性アンテナ、つまり複数の送信ビーム及び複数の受信ビームを有してもよく、それにより複数の受信ビームで基地局からの送信信号を受信してもよく、且つ複数の送信ビームで基地局へ信号を送信してもよい。他のシーンにおいて、UE20は全方向性アンテナを有してもよく、それにより1つのみのビーム(全方向性ビーム)で信号を送受信する。基地局10とユーザー装置20との間のビーム送受信においては、基地局10(又は、ユーザー装置20)が送信に適用するビームと受信に適用するビームが一致しているか否かに応じてビームを利用した送信方法を適宜制御してもよい。基地局10等において送信に適用するビームと受信に適用するビームが一致する場合は、送信/受信レシプロシティ(reciprocity)が利用できる(サポートしている)と呼んでもよい。一方で、送信に適用するビームと受信に適用するビームが一致しない場合は、送信/受信レシプロシティを利用できない(サポートしていない)と呼んでもよい。ここで、送信に適用するビームと受信に適用するビームが一致するとは、完全に一致する場合に限られず、所定の許容範囲において一致する場合も含むものとする。なお、送信/受信レシプロシティは、送信/受信ビームコレスポンデンス(beam correspondence)、送信/受信コレスポンデンス、ビームコレスポンデンスと呼んでもよい。また、基地局10はコレスポンデンス(ビームコレスポンデンス、レシプロシティ)をサポートしてもよいし、コレスポンデンス(ビームコレスポンデンス、レシプロシティ)をサポートしなくてもよく、UE20もコレスポンデンス(ビームコレスポンデンス、レシプロシティ)をサポートしてもよいし、コレスポンデンス(ビームコレスポンデンス、レシプロシティ)をサポートしなくてもよい。
【手続補正書】
【提出日】2019年10月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビーム選択を実行するユーザー装置であって、
基地局から送信される下り同期信号に基づいて、前記基地局の複数の送信ビームのうち、1つの送信ビームを選択するように構成される選択部と、
選択された1つの送信ビームに対応する時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つでランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信するように構成される通知部と、を含むことを特徴とするユーザー装置。
【請求項2】
前記通知部は、前記ランダムアクセスプリアンブルの時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つと前記基地局の各送信ビームとの間の対応関係に基づいて、選択された前記1つの送信ビームに対応する前記ランダムアクセスプリアンブルの時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つを選択することを特徴とする請求項1に記載のユーザー装置。
【請求項3】
前記通知部は、前記基地局の各送信ビームとランダムアクセスプリアンブルとの間の関連関係に基づいて、選択された前記1つの送信ビームに関連付けられる前記ランダムアクセスプリアンブルを選択し、選択された前記1つの送信ビームに関連付けられる前記ランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信することを特徴とする請求項1に記載のユーザー装置。
【請求項4】
ユーザー装置によって実行されるビーム選択方法であって、
基地局から送信される下り同期信号に基づいて、前記基地局の複数の送信ビームのうち、1つの送信ビームを選択する工程と、
選択された1つの送信ビームに対応する時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つでランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信する工程と、を含むことを特徴とするビーム選択方法。
【請求項5】
前記ランダムアクセスプリアンブルの時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つと前記基地局の各送信ビームとの間の対応関係に基づいて、選択された前記1つの送信ビームに対応する前記ランダムアクセスプリアンブルの時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つを選択することを特徴とする請求項4に記載のビーム選択方法。
【請求項6】
選択された1つの送信ビームに対応する時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つで前記ランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信する工程は、
前記基地局の各送信ビームとランダムアクセスプリアンブルとの間の関連関係に基づいて、選択された前記1つの送信ビームに関連付けられる前記ランダムアクセスプリアンブルを選択する工程と、
選択された前記1つの送信ビームに関連付けられる前記ランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信する工程と、を含むことを特徴とする請求項4に記載のビーム選択方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】
本開示の一実施例におけるビーム選択を実行するユーザー装置は、基地局から送信される下り同期信号に基づいて、前記基地局の複数の送信ビームのうち、1つの送信ビームを選択するように構成される選択部と、選択された1つの送信ビームに対応する時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つでランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信するように構成される通知部と、を含むことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
本開示の別の実施例によれば、前記通知部は、前記ランダムアクセスプリアンブルの時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つと前記基地局の各送信ビームとの間の対応関係に基づいて、選択された前記1つの送信ビームに対応する前記ランダムアクセスプリアンブルの時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つを選択することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本開示の別の実施例によれば、前記通知部は、前記基地局の各送信ビームとランダムアクセスプリアンブルとの間の関連関係に基づいて、選択された前記1つの送信ビームに関連付けられる前記ランダムアクセスプリアンブルを選択し、選択された前記1つの送信ビームに関連付けられる前記ランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
本開示の別の実施例におけるユーザー装置によって実行されるビーム選択方法は、基地局から送信される下り同期信号に基づいて、前記基地局の複数の送信ビームのうち、1つの送信ビームを選択する工程と、選択された1つの送信ビームに対応する時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つでランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信する工程と、を含むことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
本開示の別の実施例によれば、前記ランダムアクセスプリアンブルの時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つと前記基地局の各送信ビームとの間の対応関係に基づいて、選択された前記1つの送信ビームに対応する前記ランダムアクセスプリアンブルの時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つを選択することを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
本開示の別の実施例によれば、選択された1つの送信ビームに対応する時間リソース又は周波数リソースの少なくとも1つで前記ランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信する工程は、前記基地局の各送信ビームとランダムアクセスプリアンブルとの間の関連関係に基づいて、選択された前記1つの送信ビームに関連付けられる前記ランダムアクセスプリアンブルを選択する工程と、選択された前記1つの送信ビームに関連付けられる前記ランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信する工程と、を含むことを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【補正の内容】
【国際調査報告】