(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
例示的な方法は:第1のユーザのアカウントを登録するステップ;ユーザ生成型コンテンツを保存するための第1及び第2のリクエスト、並びに上記第1のユーザによる第1及び第2のユーザ生成型コンテンツを受信するステップであって、上記第1及び第2のユーザ生成型コンテンツは少なくとも上記第1のユーザに関連付けられており、上記第1のリクエストは、アップロードユーザ識別子と、1つ以上のカテゴリ識別子と、第1のドメイン識別子とを含む、ステップ;上記第1のユーザ生成型コンテンツを、上記第1のユーザのアカウント及び上記第1のドメイン識別子に関連付けるステップ;上記第2のユーザ生成型コンテンツを、上記第2のドメイン識別子に関連付けるステップ;あるドメインにおいて探索中のユーザから、探索条件及び第3のドメイン識別子を含む探索リクエストを受信するステップ;上記第3のドメイン識別子が上記第1のドメイン識別子に関連付けられている場合には、上記第1のユーザ生成型コンテンツを、上記探索条件に基づいて、上記探索中のユーザに提供するよう決定するステップ;並びに上記第1のユーザ生成型コンテンツを提供するステップを含む。
ユーザ生成型コンテンツを保存するための前記第1のリクエストは、前記第1のユーザ生成型コンテンツがいつアップロードされたかを示すタイムスタンプを含み、前記タイムスタンプは前記第1のユーザ生成型コンテンツに関連付けられること;
前記第1のユーザ生成型コンテンツの全体又は前記一部分を、前記探索条件に基づいて、前記探索中のユーザに提供するよう決定する前記ステップは、前記第1のユーザ生成型コンテンツの全体又は一部分を、前記タイムスタンプと比較されるタイムスタンプ探索条件を含む前記探索条件に基づいて、前記探索中のユーザに提供するよう決定するステップを、少なくとも部分的に含むこと;
前記第1のユーザ生成型コンテンツは、前記第1のユーザ生成型コンテンツに関連付けられた前記タイムスタンプに基づいて前記タイムスタンプ探索条件が満たされる場合に、前記探索中のユーザに提供されること
を更に含む、請求項2に記載の方法。
ユーザ生成型コンテンツを保存するための前記第1のリクエストは、前記第1のユーザ生成型コンテンツをアップロードした前記第1のユーザを示すユーザ識別子を含むこと;
前記第1のユーザ生成型コンテンツの全体又は前記一部分を、前記探索条件に基づいて、前記探索中のユーザに提供するよう決定する前記ステップは、前記第1のユーザ生成型コンテンツの全体又は一部分を、前記ユーザ識別子と比較されるユーザ探索条件を含む前記探索条件に基づいて、前記探索中のユーザに提供するよう決定するステップを、少なくとも部分的に含むこと;
前記第1のユーザ生成型コンテンツは、前記第1のユーザ生成型コンテンツに関連付けられた前記ユーザ識別子に基づいて前記ユーザ探索条件が満たされる場合に、前記探索中のユーザに提供されること
を更に含む、請求項2に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0012】
異なる複数のウェブサイト及び/又は異なる複数のアプリケーションが、コンテンツを検索し、上記コンテンツを集中システムに保存してよく、上記集中システムは、リクエストを行うドメイン(例えば特定のリクエストを行うウェブサイト若しくはアプリケーション)並びに/又はリクエストの条件(例えば当該リクエストを行うユーザ、タイムライン、位置及び/若しくは他の情報)に基づいて、コンテンツを管理、保存及び検索する。その結果、コンテンツ配信システム等の集中システムは、複数の異なるウェブページ及びアプリケーションにコンテンツを提供できる。上記異なる複数のウェブページ及びアプリケーションは、コンテンツ配信システムからのコンテンツを、当該コンテンツが上記ウェブページ又はアプリケーションを所有又は運営するエンティティによって提供されているかのように、提示できる。
【0013】
いくつかの実施形態では、ウェブサイトは、埋め込みコードのセクションを有するウェブページを提供するか、そうでなければ生成する。初めにコンテンツ配信システムによって提供された上記埋め込みコードは、ウェブページのあるセクション(例えば一部分)を生成できる。ウェブページの上記セクションは、この生成されたセクションからのコンテンツを含むウェブページ全体が同一のソースからのものであるように見えるように、ウェブページ内へと統合できる。しかしながら、上記埋め込みコードは、ウェブページのコンテンツの残りがウェブページの所有者又は運営者によって提供されている間に、コンテンツ配信システムからのコンテンツに対するリクエストを提供できる。コンテンツに対する上記リクエストは例えば、上記ウェブサイト、ウェブページ、所有者及び/又は運営者に関連付けられたドメイン識別子を含んでよい。コンテンツ配信システムは、上記ドメイン識別子に基づいてコンテンツを検索し、上記コンテンツを、リクエストを行うウェブページに対して、上記ウェブページの一部として表示するために戻すように提供できる。
【0014】
コンテンツ配信システムは、異なるコンテンツを、ドメイン識別子に基づいて、多様な異なるウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションに提供できることが理解されるだろう。いくつかの実施形態では、コンテンツ配信システムは更に、ドメイン識別子に加えて、タグ、コンテンツ作成者、作成時点、及び/又は他の条件に基づいて、コンテンツを提供してよい。コンテンツ配信システムは、異なるコンテンツを多様な異なるウェブページ、ウェブサイト、及び/又はアプリケーションに提供することによって、異なる複数のウェブページ、ウェブサイト、及び/又はアプリケーションが、各上記ウェブページ、ウェブサイト、及び/又はアプリケーションにおいてコンテンツ及び/又は埋め込みコードを再作成することなく、コンテンツ配信システムが提供する集中型コンテンツに依存できるようにしてよい。
【0015】
各ウェブページ、ウェブサイト、及び/又はアプリケーションは、コンテンツ配信システムからのコンテンツを含むユーザインタフェースを表示してよく、又は表示を支援してよい。様々な実施形態において、ユーザインタフェースに表示されるコンテンツを、上記ウェブページ、ウェブサイト、又はアプリケーションの一部(例えば上記ウェブページ、ウェブサイト、又はアプリケーションの所有者又は運営者からのもの)であるように見せることができる。コンテンツ配信システムは、コンテンツがウェブページ、ウェブサイト、又はアプリケーションから来たものであるように見えるように、コンテンツを配信できるようにすることにより、顧客及び/又はユーザインタフェースの閲覧者が元のドメイン(例えば上記ウェブページ、ウェブサイト、又はアプリケーション)に関わり続けるようにすることができることが、理解されるだろう。
【0016】
更に、コンテンツ配信システムは異なる複数のコンテンツ作成者からコンテンツを受信してよく、上記異なる複数の作成者からのコンテンツは、異なるウェブページ、ウェブサイト、及び/又はアプリケーションのグループに提供してよいことが、理解されるだろう。その結果、1人以上のメンバーから生成された集中型コンテンツを、異なる複数のサイトで活用できる。いくつかの実施形態では、コンテンツ作成者は、自身のコンテンツをコンテンツ配信システムに保存できてよく、更に、自身のコンテンツを、ウェブページ、ウェブサイト、及び/又はアプリケーションのサブセットのグループに提供することによって、自身のコンテンツを、ウェブページ、ウェブサイト、又はアプリケーションの一部(例えば上記ウェブページ、ウェブサイト、又はアプリケーションの所有者又は運営者からのもの)であるように見せることができる。
【0017】
一例として、不動産会社の不動産ウェブページは、異なる複数の物件を描画するユーザインタフェースを提供してよい。この不動産ウェブページは、サードパーティのマップ提供者(例えばGoogle Maps、Mapquest等)からある位置のマップを検索する、第1の埋め込みコードを含んでよい。上記埋め込みコードはまた、コンテンツ配信システムにコンテンツリクエストを提供することもできる。上記コンテンツリクエストは、ドメイン(例えば不動産ウェブページ及び/又は不動産会社)を識別するドメイン識別子を含んでよい。コンテンツ配信システムは上記コンテンツリクエストを受信し、上記ドメイン識別子に少なくとも部分的に基づいて、コンテンツを検索してよい。一例として、コンテンツ配信システムはコンテンツを、ドメイン識別子と、マップに関連付けられた位置識別子(例えば座標又は他の位置情報)に基づいて、コンテンツを検索してよい。コンテンツ配信システムは、検索されたコンテンツを、上記不動産ウェブページ及び/又はユーザのデジタルデバイスに配信してよい。
【0018】
ユーザに対して描画されるユーザインタフェースは、不動産ウェブページを、サードパーティのマップ提供者からのマップを描画する上記ウェブページの統合セクション、及びコンテンツ配信システムからのコンテンツと共に、含んでよい。いくつかの実施形態では、コンテンツ配信システムからのコンテンツは、マップにオーバレイしてよく、関心対象の場所、及び上記関心対象の場所のテキスト又はその他の指標(例えば標識が付されたドット、フラグ、ピン及び/若しくはその他)を描画できる。
【0019】
ユーザは、マップ内の関心対象の場所に対してインタラクション(例えばクリック)を行うことによって、コンテンツインタラクションリクエストを生成してよい。上記コンテンツインタラクションリクエストは、関心対象の場所を識別するか、そうでなければ指示する、インタラクション識別子を含んでよい。いくつかの実施形態では、インタラクション識別子はまた、ドメイン識別子、関心対象の場所とのインタラクションを行うユーザを識別するユーザ識別子、位置情報、又はウェブページ及び/若しくはユーザが提供する他のタグを示してよい。インタラクション識別子に基づいて、コンテンツ配信システムは、関心対象の場所に関連付けられた追加のコンテンツを、リクエストを行う不動産ウェブページに、戻すように提供することにより、ユーザが、当該ドメインから離れたように思うことなく、不動産ウェブページとのインタラクションを行って、コンテンツを受信できるようにすることができる。インタラクションの機会(例えば追加のリンク又は他のインタラクション用アイコン)を提供してよく、プロセスを継続できることが、理解されるだろう。
【0020】
別の例として、野生動物群から関心対象の鳥を識別する、又は関心対象の鳥に関する議論を含む、野鳥観察ウェブページは、野鳥観察の議論を描画するユーザインタフェースを提供してよい。この野鳥観察ウェブページは、これもまたサードパーティのマップ提供者(例えばGoogle Maps、Mapquest等)からある位置のマップを検索する、第2の埋め込みコードを含んでよい。上記埋め込みコードはまた、上記不動産ウェブページにコンテンツを提供していたものと同一のコンテンツ配信システムにコンテンツリクエストを提供することもできる。上記コンテンツリクエストは、ドメイン(例えば野鳥観察ウェブページ及び/又は野生動物群)を識別するドメイン識別子を含んでよい。コンテンツ配信システムは上記コンテンツリクエストを受信し、上記ドメイン識別子に少なくとも部分的に基づいて、コンテンツを検索してよい。一例として、コンテンツ配信システムはコンテンツを、ドメイン識別子と、マップに関連付けられた位置識別子(例えば座標又は他の位置情報)に基づいて、コンテンツを検索してよい。コンテンツ配信システムは、検索されたコンテンツを、上記野鳥観察ウェブページ及び/又はユーザのデジタルデバイスに配信してよい。
【0021】
ユーザに対して描画されるユーザインタフェースは、野鳥観察ウェブページを、サードパーティのマップ提供者からのマップを描画する上記ウェブページの統合セクション、及びコンテンツ配信システムからのコンテンツと共に、含んでよい。いくつかの実施形態では、コンテンツ配信システムからのコンテンツは、マップにオーバレイしてよく、関心対象の場所、及び上記関心対象の場所のテキスト又はその他の指標(例えば標識が付されたドット、フラグ、ピン及び/若しくはその他)を描画できる。関心対象の場所は、この例では関心対象の鳥の位置であってよい。
【0022】
ユーザは、マップ内の関心対象の場所に対してインタラクション(例えばクリック)を行うことによって、コンテンツインタラクションリクエストを生成してよい。上記コンテンツインタラクションリクエストは、関心対象の場所を識別するか、そうでなければ指示する、インタラクション識別子を含んでよい。いくつかの実施形態では、インタラクション識別子はまた、ドメイン識別子、関心対象の場所とのインタラクションを行うユーザを識別するユーザ識別子、位置情報、又はウェブページ及び/若しくはユーザが提供する他のタグを示してよい。インタラクション識別子に基づいて、コンテンツ配信システムは、関心対象の場所に関連付けられた追加のコンテンツを、リクエストを行う野鳥観察ウェブページに、戻すように提供することにより、ユーザが、当該ドメインから離れたように思うことなく、野鳥観察ウェブページとのインタラクションを行って、コンテンツを受信できるようにすることができる。インタラクションの機会(例えば追加のリンク又は他のインタラクション用アイコン)を提供してよく、プロセスを継続できることが、理解されるだろう。
【0023】
コンテンツ配信システムからのコンテンツを利用する異なる複数のウェブサイトのウェブページは何個であってもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ自身がコンテンツを作成して、コンテンツ配信システムを用いてコンテンツを保存してよい。ユーザはコンテンツを、別のエンティティのウェブページ(例えば、不動産ウェブページ若しくは野鳥観察ウェブページ)、アプリケーションを通して、コンテンツ配信システムに保存してよく、又は別のエンティティのウェブページ若しくは別のエンティティのアプリケーションを通すことなく、コンテンツ配信システムに保存してよい。ユーザは、コンテンツを検索及び/又は閲覧できるグループ及び/又は個人を選択してよい。結果として、多様な異なるカテゴリ及び異なるタイプのコンテンツを、コンテンツ配信システムに保存でき、上記コンテンツを、リクエストを行うドメイン、作成者、カテゴリ、及び/又は他のいずれの情報に応じて、他者に提供できる。
【0024】
コンテンツは、写真、テキスト、ビデオ、音声、グラフィックス、アイコン、インタラクティブプログラミング、又は以上のいずれの組み合わせを含むがこれらに限定されない、いずれの種類のデジタルコンテンツ又はメディアを含んでよいことが、理解されるだろう。
【0025】
図1は、カスタマイズされたユーザ生成型コンテンツを収集して、いずれの個数のネットワーク104上のいずれの個数のデジタルデバイスに提供できる、例示的環境100のブロック図を示す。この例では、環境100は、ユーザシステム102‐1〜102‐N(個別;まとめてユーザシステム102)、通信ネットワーク104、コンテンツ配信システム106、及びドメインシステム108‐1〜108‐N(個別;まとめてドメインシステム108)を含む。ユーザシステム102‐1〜102‐N、コンテンツ配信システム106、及びドメインシステム108‐1〜108‐Nはそれぞれ、いずれの個数のデジタルデバイスであってよく、又はいずれの個数のデジタルデバイスを含んでよい。デジタルデバイスは、プロセッサ及びメモリを備えるいずれのデバイスである。デジタルデバイスについては、本明細書中で更に議論する(例えば
図11参照)。
【0026】
いくつかの実施形態では、ユーザシステム102‐1は、ユーザと他の関連システムとの間の通信を促進するよう構成してよい。いくつかの実施形態では、ユーザシステム102‐1は、1つ以上の移動体デバイス(例えばスマートフォン、携帯電話、スマートウォッチ、タブレットコンピュータ等)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、及び/若しくはその他であってよく、又はこれらを含んでよい。
【0027】
いくつかの実施形態では、通信ネットワーク104は、1つ以上のコンピュータネットワーク(例えば、LAN、WAN等)を表す。通信ネットワーク104は、ユーザシステム120、コンテンツ配信システム106及びドメインシステム108のうちのいずれの間の通信を提供できる。いくつかの実装形態では、通信ネットワーク104は、コンピュータデバイス、ルータ、ケーブル、使用、及び/又は他のネットワークトポロジを含む。いくつかの実施形態では、通信ネットワーク104は有線及び/又は無線であってよい。様々な実施形態では、通信ネットワーク104は、インターネットや、パブリック、プライベート、IPベース、非IPベース等の1つ以上のネットワークを含んでよい。
【0028】
いくつかの実施形態では、ユーザは、例えばウェブブラウザ又は移動体アプリケーションを用いて、ユーザシステム102‐1〜102‐Nとのインタラクションを行ってよく、これにより:他のユーザと通信する;ドメインシステム108‐1上のウェブページにアクセスする;及び/又は自分のデバイス上のアプリケーションとのインタラクションを行い、ユーザ生成型コンテンツを生成するか、若しくはユーザ生成型コンテンツをコンテンツ配信システム106から受信する。
【0029】
様々な実施形態では、ユーザがアクセスしているドメインに基づいて、コンテンツを選択してユーザシステム102‐1に提供してよい。ドメインは、ユーザがアクセスしているウェブサイト、上記ウェブサイトをホストしているウェブサーバ、上記ウェブサイトの運営者、又は上記ウェブサイトの上記ウェブサイトの所有者を示してよい。一例として、ユーザが不動産を調査するために、ドメインシステム108‐1上のCentury 21のウェブサイトにアクセスしている場合、Century 21のウェブサイトのウェブページは、コンテンツに対するリクエストをコンテンツ配信システム(例えばコンテンツ配信システム106)に提供できる。コンテンツに対するリクエストは、ドメイン(例えば、Century 21のウェブサイト及び/又はウェブサイトのウェブページ)を識別できる。コンテンツ配信システム106は、Century 21のドメイン識別子を少なくとも部分的に利用して、(本明細書中で議論される)コンテンツデータストアからコンテンツを提供できる。
【0030】
コンテンツ配信システム106は、異なる複数のコンテンツを、幅広い異なるウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションに提供することによって、ウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションが、各ウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションにおいてコンテンツ及び/又は埋め込みコードを再作成することなく、コンテンツ配信システムによって提供された集中型コンテンツに応答できるようにすることができることが、理解されるだろう。
【0031】
いくつかの実施形態では、コンテンツ配信システム106は、オブジェクト(例えば位置、設備、ランドマーク等)のいずれの人数のユーザ(ユーザシステム102‐1〜102‐N)が生成したユーザ生成型コンテンツを収集する。ユーザ生成型コンテンツは、ドメインシステム108に対する(又はドメインシステム108の関心対象である)1つ以上のカテゴリに、(例えばタグを用いて)関連付けることができる(例えばドメインシステム108は、不動産一覧ドメインであってよく、オブジェクトは販売中の不動産物件の一覧であってよい)。
【0032】
ユーザシステム102のユーザは、コンテンツ配信システム106のアカウントを作成してよい。ユーザは、コンテンツをコンテンツ配信システム106にアップロードしてよい。上記コンテンツは:ユーザ(例えばユーザID)に;(例えばタイムスタンプによって)上記コンテンツをアップロードした時点に;カテゴリを識別するタグに;ドメイン(例えば、ウェブサイト、ウェブページ、アプリケーション、ウェブサイト若しくはアプリケーションの運営者、及び/又はウェブサイト若しくはアプリケーションの所有者)、位置情報(例えばマップ位置又は座標)に;並びに/又はその他に、リンクされていてよく、又は関連付けられていてよい。一例として、不動産業者といったユーザシステム102‐1のユーザは、上記ユーザが最近訪問した家の一覧のレビューを作成してよい。作成された一覧は、パブリックに、又はプライベートに(例えば関心を有する少数の潜在的購入者によって)、共有してよい。様々な実施形態では、上記例の不動産業者は、家、リストアップされた物件のエリアの学校、店舗、近隣等に関する印象又は事実を示すコンテンツを含んでよい。
【0033】
コンテンツ配信システム106は、いずれの人数のユーザからのコンテンツを含んでよい。コンテンツのうちのいずれは、いずれの個数のユーザ識別子、特定のコンテンツをアップロード時点、タグ、ドメイン、位置情報、及び/又はその他に関連付けられていてよい。いずれの個数のウェブサイト又はアプリケーションは、コンテンツ配信システム106からの情報をリクエストしてよく、そして条件(例えばウェブサイトのドメイン)に基づいて、コンテンツ配信システム106は、いずれの量の過去に保存されたユーザ生成型コンテンツを選択及び/又はフィルタリングして、コンテンツを、リクエストを行ったウェブサイト又はアプリケーションに戻すように提供してよい。
【0034】
その結果、コンテンツ配信システム106は、いずれの人数によって提供された異なるタイプの情報を、いずれの個数のウェブページ及びアプリケーションに提供してよい。いくつかの実施形態では、1人のユーザが、複数の異なるウェブサイトから、コンテンツ配信システム106からのコンテンツに対するリクエストを提供できることが、理解されるだろう。異なる複数のウェブサイトのドメインが異なる場合、上記異なる複数のウェブサイトのドメインに少なくとも部分的に基づいて、異なるコンテンツを提供できる。
【0035】
いくつかの実施形態では、コンテンツ配信システム106は、複数のドメインにわたって、複数のユーザに、1つ以上のデータストアを提供する。Century 21等の特定のウェブサイトに登録しているある特定のユーザは、上記特定のウェブサイトに関連付けられた特定のドメインコンテンツデータストアにおいて、ユーザ生成型コンテンツを生成又は検索できてよい。ユーザは、ユーザは複数のドメインにわたって複数のデータストアにアクセスしてよく、例えば不動産業者は、自身の不動産会社(例えばCentury 21)及び野鳥観察協会(例えば全米オーデュボン協会)に関連付けられたデータストアにアクセスするよう登録されていてよい。この特定のユーザは、これら両方の(本明細書中で議論される)ドメインコンテンツデータストアにおける、ユーザ生成型コンテンツの探索クエリを提供してよい。他の実施形態では、ユーザは、一度に1つのドメインコンテンツデータストアにおいてしか、ユーザ生成型コンテンツの探索クエリを実行できない。
【0036】
いくつかの実施形態では、ドメインシステム108は、ウェブサイト、コンテンツをウェブサイトに提供するシステム、ウェブページ、及び/又はアプリケーションにサポートを提供するシステムである。様々な実施形態では、ドメインシステム108は、ウェブサイトをホストして統合ドメイン依存セクションを提供するように構成でき、上記統合ドメイン依存セクションにより、ユーザシステム102は、多様なサードパーティドメインからのデータにアクセスして、これらをドメインシステムのディスプレイへとシームレスに混合できる。統合ドメイン依存セクションの例は、
図6に見出すことができる。統合ドメイン依存セクションの一例は、あるウェブページ又はアプリケーションのインタフェースの、当該ウェブページ又はインタフェースの残りの部分としての元のドメインの一部であるように見える、一部分である(例えばある不動産ウェブページは、当該不動産ウェブページからのものであるように見える統合ドメイン依存セクションを含んでよい)。しかしながら、統合ドメイン依存セクションは、コンテンツ配信システム106からのコンテンツに対するリンクを含んでよく、及び/又はコンテンツ配信システム106からのコンテンツを含んでよい。その結果、異なる統合ドメイン依存セクションを有する異なるウェブページがそれぞれ、コンテンツ配信システム106からのコンテンツをリクエストして上記コンテンツを含むことができ、統合ドメイン依存セクションにおけるコンテンツ配信システム106からのコンテンツのディスプレイを、それがドメイン自体から来たものであるように見せることができる。
【0037】
ブラウザのユーザを別のウェブページに向けさせることなく、及び/又は重要な情報が当該ウェブページの提供者によって提供されていないという印象をユーザに与えることなく、コンテンツをリクエスト及び検索できることの価値は、ビジネスにおいて評価されるだろう。例えば、異なる複数のCentury 21ウェブページは、他者に制御された別のウェブサイトにユーザを向けさせる(ことによって、Century 21ウェブサイトとの関わりを潜在的に断つ)ことなく、コンテンツ配信システム106からのコンテンツを検索して、異なるウェブページ上に表示できる。同様に、他のウェブサイト(例えばYelp、Googleレビュー、近隣ウェブページ、ボーイスカウトのウェブページ等)はそれぞれ、コンテンツ配信システム106からのコンテンツをリクエストして受信する統合ドメイン依存セクションを含んでよく、その結果として、これらはそれぞれ、コンテンツを、上記特定のウェブサイトからのものである(別のサーバ、プロバイダ、システム又はエンティティからのものではない)かのように表示できる。
【0038】
本明細書中に含まれている議論は、ウェブページ又はアプリケーションインタフェースについて議論しており、他のものに言及していないが、本明細書に記載の方法は、アプリケーション、アプリケーションインタフェース、ウェブページ、及びウェブサイトにも適用できることが理解されるだろう。
【0039】
図4にはコンテンツ配信システム106及び通信ネットワーク104が1つだけ示されているが、いずれの個数のコンテンツ配信システム106及びいずれの個数の通信ネットワーク104が存在し得ることが理解されるだろう。
【0040】
様々な実施形態では、1つ以上のドメインシステム108‐1〜108‐Nは、コンテンツ配信システム106へのリンクを有するウェブページの部分を含んでよい。リンクがアクティベートされると、(必ずしもユーザ生成型コンテンツに対するリクエストではない)アクションリクエストを、コンテンツ配信システム106に提供できる。このアクションリクエストは、ウェブページのウェブサイト又はウェブページを識別するドメイン識別子を含んでよい。様々な実施形態では、コンテンツ配信システム106は、ドメイン識別子に部分的に基づいて、上記アクションリクエストの機能性を決定してよい。例えばコンテンツ配信システム106は、各ドメインシステム108‐1に関するポリシー(例えば各ウェブサイト所有者、各ウェブサイト運営者、いずれの個数のウェブページ、いずれの個数のアプリケーション、各アプリケーション所有者、又は各アプリケーション運営者に関するポリシー)を含んでよい。上記ポリシーは、各ドメインに関する規則を含んでよい。上記規則は、リクエストを行うリンク及び/又はアクションリクエストのドメイン識別子に基づいて、どのアクションを行うかを示すことができる。
【0041】
いくつかの実施形態では、コンテンツ配信システム106は、アクションリクエストを受信し、上記アクションリクエストのドメイン識別子に基づくドメインに関連付けられたポリシーを検索して、上記ポリシー及び/又はリンク識別子に基づいてアクションを実行してよい。例えばコンテンツ配信システム106は、それ固有のデータストアから、ドメインシステム108‐1から、別のドメインシステムから、又は他のいずれのデータソースから、情報(例えばリンク、コンテンツ、ビデオ、音声等)を提供してよい。リクエストを行うドメインシステム108‐1は続いて、当該情報を、上記情報又はアクションがドメインシステム108‐1自体によるものであるかのように、表示してよい。その結果として、コンテンツ配信システム106は、異なるエンティティが運営及び/又は所有するいずれの個数のウェブサイト、ウェブページ、アプリケーション、及び/又はその他に対して、コンテンツ及びアクションを提供できる。
【0042】
図2は、いくつかの実施形態による、コンテンツ配信システム106の一例のブロック図を示す。コンテンツ配信システム106は、登録モジュール202、認証モジュール204、コンテンツ管理モジュール206、位置モジュール208、共有モジュール210、招待モジュール212、ドメインプロキシモジュール214、コンテンツ配信システムデータストア216、データインタラクションモジュール218、探索モジュール220、及びデータ権利モジュール222を含む。
【0043】
いくつかの実施形態では、登録モジュール202は、ユーザ及びユーザグループに対するアカウントを作成するよう構成できる。登録モジュール202は、ユーザ及びユーザグループに関するアカウント情報を更新するよう構成できる。新規のユーザが登録を行う場合には、ユーザ識別子(例えばログイン識別子)及びパスワードが必要となり得る。
【0044】
様々な実施形態では、ユーザに対するアカウントは、識別情報(例えばeメールアドレス、パスワード、電話番号、人口統計学的情報等)を含んでよい。ユーザグループに対するアカウントは、ユーザグループに属するユーザに関するアカウント情報と、任意に、1人以上のユーザに関連付けられた(例えばコンテンツ検索に関する)許可のレベルとを含んでよい。いくつかの実施形態では、登録は、オブジェクト又はアクティビティに関連付けられたユーザ生成型コンテンツを作成し、コンテンツ配信システムデータストア216を用いて保存するために、必要となり得る。様々な実施形態では、ユーザは、コンテンツ配信システム106によってコンテンツを保存する、及び/又はコンテンツ配信システム106からコンテンツを検索する前に、登録を行う、及び/又は自身のアカウントにログインする必要があり得る。
【0045】
様々な実施形態では、登録モジュール202は、各ユーザ又はユーザグループに対してユーザアカウントを生成してよい。上記アカウントは、コンテンツ配信システム106によって(例えばコンテンツ配信システムデータストア216によって)保存できる。
【0046】
認証モジュール204は、ユーザのログイン及びパスワードを認証するよう構成してよい。ログイン及びパスワードは、ユーザのアカウントに関連付けられていてよい。認証モジュール204は、ユーザのログイン及びパスワードを、登録ユーザのデータベースと比較することによって、ユーザを認証してよい。ユーザは、デバイス識別子、バイオメトリクス、暗号化鍵、クッキー及び/又はその他を含むがこれらに限定されない多くの方法で認証できることが理解されるだろう。いくつかの実施形態では、認証モジュール204は認証後、ユーザがコンテンツ配信システムデータストア216内のコンテンツにアクセス出来るようにする前に、データ許可を決定してよい。
【0047】
いくつかの実施形態では、コンテンツ管理モジュール206は、ユーザ生成型コンテンツを管理(例えば作成、読み取り、更新、削除、提供、及び/又はその他のアクセス)するよう構成してよい。一例として、ユーザ生成型コンテンツは、オブジェクト又はアクティビティに関連付けて、コンテンツ配信システムデータストア216に保存できる。コンテンツ管理モジュール206は、ユーザ生成型コンテンツをカテゴリ分類するか、又はユーザ生成型コンテンツを、位置モジュール208が生成した位置情報(全地球測位システム(GPS)、座標等)、ユーザのセキュリティ許可、及び/若しくはFacebook(登録商標)、Twitter(登録商標)等といった他のソーシャルネットワーキングウェブサイトへのリンクに関連付けることができる。いくつかの実施形態では、コンテンツ管理モジュール206は、実行可能な命令のライブラリを備え、上記実行可能な命令は、上述の管理動作のうちの1つ以上を実施するために、プロセッサによって実行可能である。
【0048】
位置モジュール208は、ユーザ生成型コンテンツに関連付けられたオブジェクト又はアクティビティに関する地理的位置(例えば位置情報)を決定又は受信するよう構成してよい。本明細書中で議論されるように、いくつかの実施形態では、ユーザ生成型コンテンツは、オブジェクト又はアクティビティ及び地理的位置情報に関連付けられていてよい(例えばユーザ生成型コンテンツは、ある市内のレストランのレビューを含んでよく、GPS又は住所情報に関連付けられていてよい)。位置モジュール208はまた、同様のエリア内に位置するオブジェクト若しくはアクティビティのクラスタ、及び/又は何らかの共通したカテゴリ識別子を有するオブジェクト若しくはアクティビティのクラスタに関する地理的位置情報を決定又は受信してよい。例えば位置情報は、不動産の潜在的購入者が、特定の学校に近い不動産物件を決定するために、又は熱心な野鳥観察者が自宅付近に新たな野鳥観察場所を設定するために、使用してよい。いくつかの実施形態では、位置モジュール208は、GPS情報、Wi‐Fi信号、及び/又は携帯電話信号を利用又は受信して、保存される新規のユーザコンテンツ又は検索されるユーザコンテンツに関連付けられた位置情報を決定するか、又は上記決定を支援してよい。
【0049】
共有モジュール210は、許可を受信して、ユーザが、電子メール(eメール)又はFacebook(登録商標)、Twitter(登録商標)等のソーシャルネットワーキングウェブサイトでユーザ生成型コンテンツを共有できるようにするよう、構成してよい。様々な実施形態では、共有モジュール210はまた、他のユーザに対して、新たなユーザコンテンツを保存したユーザに関連付けられたときにプッシュ通知を提供してもよい。
【0050】
ユーザは、ユーザコンテンツを生成し、上記ユーザコンテンツをコンテンツ配信システムデータストアに保存できることが、理解されるだろう。ユーザは、他のユーザ又はユーザのグループを招待し、共有モジュール210を用いて該ユーザのコンテンツにアクセスさせてよい。例えばユーザは、ユーザ識別子を提供することによって、他者を招待し、該ユーザのコンテンツを受信させるか又は該ユーザのコンテンツを閲覧できるようにしてよい。共有モジュール210は、ユーザアドレス情報(例えばeメールアドレス、チャットアドレス、インスタントメッセージアドレス等)を、各ユーザのアカウントから検索してよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、共有モジュール210にアドレス情報を検索させることなく、共有モジュール210にアドレス情報を提供してよい。
【0051】
様々な実施形態では、共有モジュール210は、ユーザによって、ソーシャルネットワークを、ユーザが生成したいずれのコンテンツを受信できるようにするよう構成してよく、及び/又はソーシャルネットワークからの(例えばユーザのPinterestサイトからの)いずれのコンテンツを検索して、コンテンツ配信システムデータストア216に保存するよう、構成してよい。
【0052】
共有モジュール210は、コンテンツ管理モジュール206、データ権利モジュール222、データインタラクションモジュール218、コンテンツ配信システムデータストア216及びその他と通信して、所与のユーザ生成型コンテンツのセキュリティ及び許可設定を、該ユーザ生成型コンテンツがいずれのソーシャルネットワーキングウェブサイト上で共有できるようになる前に、決定してよい。
【0053】
いくつかの実施形態では、招待モジュール212は、他者に招待状を提供して、ユーザのコンテンツを受信させるか、又はユーザのコンテンツにその他の方法でアクセスさせてよい。招待を受けた者は、招待状の受諾をコンテンツ配信システム106に証明することによって応答できる。招待状が受諾された場合、招待モジュール212は、コンテンツ作成者及び招待を受けた者に関連付けられたデータ権利を生成して、招待を受けた者が、コンテンツ作成者からのコンテンツ(例えばコンテンツ配信システムデータストア216に保存された、コンテンツ作成者からのユーザ生成型コンテンツ)を受信できる、及び/又は上記コンテンツにアクセスできるようにしてよい。いくつかの実施形態では、ユーザ生成型コンテンツは、全てのユーザに対して「パブリック(public)」としてマークされている場合(このような場合、上記コンテンツに対するデータ権利は、コンテンツが全ての人に対して利用可能であることを示してよい)を除いて、ユーザが自身のコンテンツの受信又はアクセスを特に承認していない者にとって利用不可能となり得る。
【0054】
いくつかの実施形態では、招待モジュール212は、ユーザを招待して、ある特定のオブジェクト若しくはアクティビティ、又はオブジェクト若しくはアクティビティのクラスタ、又は共通のカテゴリ識別子を有するオブジェクト若しくはアクティビティのクラスタに関連付けられた、ユーザ生成型コンテンツを閲覧又は作成させるよう構成してよい。招待されたユーザは、ユーザとして又はユーザグループの一部として登録されていてもいなくてもよい。例えば米国オーデュボン協会に所属する熱心な野鳥観察者は、オーデュボン協会に登録されていないかも知れない仲間の野鳥観察者を招待して、希少な鳥の観察場所等のユーザ生成型コンテンツを共有したいと思う場合がある。
【0055】
ドメインプロキシモジュール214は、ウェブサイト、ウェブページ、アプリケーション等が、1人以上のユーザに代わって、コンテンツ配信システム106にコンテンツを保存する、及び/又はコンテンツ配信システム106からコンテンツを検索することを可能としてよい。例えばユーザのあるグループを、あるウェブサイトに登録してよい。ユーザがコンテンツを保存したい場合、ユーザは上記ウェブサイトのウェブページと交信して、コンテンツをアップロード又は作成してよい。上記ウェブページ又は上記ウェブページによって引き起こされる機能性は、上記ユーザのログイン情報及びパスワードを、上記ユーザに代わって上記ユーザのプロキシとして、提供してよい。この例では、ウェブサイトは、ユーザに関連付けられたログイン及びパスワード(例えば上記ユーザのログイン及びパスワード、又はコンテンツ配信システム106にアカウントを有してよい上記ユーザに関連付けられたグループ)を含むプロキシログインリクエストを、コンテンツ配信システム106に提供してよい。コンテンツ配信システム106は、上記ログイン及びパスワードを認証してよい。上記ログイン及びパスワードが認証された場合、上記ウェブページは続いて、コンテンツを、上記コンテンツに関連付けられた情報(例えばユーザ識別子、ドメイン識別子、位置情報、タグ、作成の時点、及び/又はその他)と共に、コンテンツ配信システム106に提供してよい。コンテンツ配信システム106は、上記情報に関連付けられたコンテンツを保存してよい。
【0056】
あるいはいくつかの実施形態では、ドメインプロキシモジュール214は、コンテンツ配信システム106が、コンテンツをウェブページに提供できるようにしてよい。例えばドメインプロキシモジュール214は、ユーザのログイン情報及びパスワードを、上記ユーザに代わって上記ユーザのプロキシとして、及び/又は上記ユーザが構成員となっているグループに関するグループログイン若しくはパスワードとして、提供してよい。ウェブページはまた、所望のコンテンツの検索を支援するための情報(例えばドメイン識別子、作成者情報、リクエストを行うユーザの情報、タイムスタンプ情報、位置情報、タグ、又はこれらのいずれの組み合わせ)を含む、コンテンツリクエストを提供してよい。認証されると、コンテンツ配信システム106は、コンテンツリクエスト内の上記情報に基づいてコンテンツを検索して、上記コンテンツを、リクエストを行うウェブページに提供してよい。
【0057】
コンテンツ配信システムデータストア216は、データエントリ又はレコードを保存するために好適ないずれの1つの構造及び/又は複数の構造(例えばアクティブデータベース、リレーショナルデータベース、自己参照データベース、テーブル、マトリクス、アレイ、フラットファイル、ドキュメント指向ストレージシステム、非リレーショナルNo‐SQLシステム、Lucene/Solr等のFTS管理システム等)であってよい。コンテンツ配信システムデータストア216は、異なるドメイン、ユーザアカウント、及び/又はその他から作成又は検索された、コンテンツ、複数のドメインコンテンツデータストア、ユーザ生成型コンテンツを保存してよい。いくつかの実施形態では、コンテンツは、ユーザが現在アクセスしているドメインに応じて、コンテンツ配信システムデータストア216の異なるデータストアに保存してよく、又は異なるデータストアから検索してよい。ユーザ生成型コンテンツに加えて、カテゴリ識別子をコンテンツ配信システムデータストア216に保存することにより、後日におけるデータの検索を容易にしてよい。カテゴリ識別子は、ドメイン識別、ユーザ識別、ユーザ生成型コンテンツに関連付けられたオブジェクト又はアクティビティの地理的位置、ユーザ生成型コンテンツのタイムスタンプ、タグ等を含んでよい。
【0058】
データインタラクションモジュール218は、ユーザがウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーション内の埋め込み要素(例えばリンク)とのインタラクション(例えばクリック)を行った場合に発生し得る、コンテンツインタラクションリクエストを処理するよう構成してよい。例えば不動産会社の不動産ウェブページは、異なる複数の物件を描画するユーザインタフェースを提供してよい。不動産ウェブページは、サードパーティのマップ作成サービスが提供する位置のマップを検索する、埋め込みコードを含んでよい。いくつかの実施形態では、上記マップは統合ドメイン依存セクションであってよい(例えば
図6参照)。不動産ウェブページは、コンテンツ配信システム106からオーバレイ情報を検索してマップ上に提供する(例えばマップに描画された異なる複数の位置に関連付けられた、ボール、フラグ、又は追加のコンテンツの他の指標)。例えば、ウェブページ内の埋め込みコードは、オーバレイ情報、ドメイン識別子、及び/又は位置情報に対するリクエストをコンテンツ配信システム106に提供してよい。続いてコンテンツ配信システム106は、オーバレイをマップ上に表示するために、オーバレイをユーザデバイス及び/又はリクエストを行うウェブページに提供してよい。
【0059】
様々な実施形態では、ユーザがオーバレイの1つ以上の要素(例えばボール、ピン、フラグ等)とのインタラクションを行うと、ウェブページの埋め込みコードは、ユーザが選択した要素に関連付けられた識別子を含むコンテンツリクエストを提供してよい。いくつかの実施形態では、このコンテンツリクエストは、ドメイン識別子及び/又は他のいずれの情報を含んでよい。データインタラクションモジュール218は、選択された要素に関連付けられたコンテンツを検索し、検索された上記コンテンツを、ウェブページ及び/又はリクエストを行うユーザデバイスに提供してよい。
【0060】
別の例として、ユーザによる埋め込みコードのクリックは、コンテンツインタラクションリクエストをデータインタラクションモジュール218に提供してよい。データインタラクションモジュール218は、インタラクション識別子を決定し、この情報をコンテンツ配信システムデータストア216に送ることにより、コンテンツインタラクションリクエストを促進してよい。他の実施形態では、データインタラクションモジュール218は、リクエストされたコンテンツを閲覧する許可をユーザが有していることを検証するために、ユーザ識別及びドメイン識別等のインタラクション識別子をデータ権利モジュール222に送ることによって、コンテンツインタラクションリクエストを促進してよい。様々な実施形態では、オーバレイを提供する前に、コンテンツ配信システム106は、リクエストを行うユーザ及び/又はウェブページが、上記オーバレイの要素に関連付けられたコンテンツに対する権利を有することを確認することにより、ユーザが、閲覧の権利を有していないコンテンツに関連付けられたマップ上の要素とインタラクションを行うこと及び/又は上記要素を閲覧することを防止してよい。
【0061】
いくつかの実施形態では、探索モジュール220は、コンテンツリクエストを受信するよう、及び/又は1つ以上の検索条件に基づいて探索クエリを作成するよう、構成される。探索条件は、探索リクエスト中で提供される情報に少なくとも部分的に基づくものであってよい。例えば、ユーザが現在アクセスしているドメイン、又はユーザが属しているユーザグループに基づいて、探索モジュール220は、ある特定のドメインコンテンツデータストア302を探索してよい。探索モジュール220は、カテゴリ識別子を含む1つ以上のフィルタリング条件に従って、フィルタリング及び編成を行うよう構成してよく、上記カテゴリ識別子は、タグ、ユーザ生成型コンテンツのタイムスタンプ、地理的位置、ユーザ識別等を含んでよい。他のフィルタリング条件としては、限定するものではないが、オブジェクト又はアクティビティの名称、アクティビティの発生時点、又はキーワードが挙げられる。
【0062】
いくつかの実施形態では、データ権利モジュール222は、コンテンツインタラクションリクエストデータを閲覧及び/又は編集する許可(又は権利)をユーザが有するかどうかを決定するよう構成される。あるユーザが、ある特定のドメインの登録ユーザとして過去に登録及び認証されていても、データ権利モジュール222は、コンテンツインタラクションリクエストデータの許可を再吟味する。というのは、ドメイン上の一部のデータが、閲覧及び/又は更新前に更なるセキュリティを要求する場合があるためである。様々な実施形態では、データ権利モジュール222は、ユーザのアカウント又はユーザに関連付けられたグループアカウントから、許可及びデータ権利を検索して、上記許可及び/又はデータ権利を、特定のコンテンツの閲覧又はアクセスに関するいずれの規則と比較することにより、上記ユーザが十分な許可及び/又はデータ権利を有することを確認し、上記ユーザによる上記コンテンツに対する閲覧又はアクセスを可能とすることができ、あるいは上記ユーザが十分な許可及び/又はデータ権利を有しない場合には、上記コンテンツに対する閲覧又はアクセスから上記ユーザをブロックできる。
【0063】
モジュールは、ハードウェア又はソフトウェアであってよい。いくつかの実施形態では、モジュールは、上記モジュールに関連付けられた機能を実施する1つ以上のプロセッサを構成してよい。本明細書中では異なる複数のモジュールについて議論しているが、コンテンツ配信システム106は、本明細書中で議論されるいずれの又は全ての機能性を実施する、いずれの個数のモジュールを含んでよいことが、理解されるだろう。
【0064】
様々な実施形態では、コンテンツ配信システム106は、1つ以上のドメインに関連付けられた少なくとも1つのポリシーを作成するよう構成されたポリシーモジュールと、インタラクティブ要素に関連付けられたアクションに関する規則を作成及び保存するよう構成された規則モジュールとを内包してよい。本明細書中で議論されるように、1つ以上のドメインシステム108‐1〜108‐Nは、コンテンツ配信システム106へのリンクを有するウェブページの部分を含んでよい。リンクがアクティベートされると、(必ずしもユーザ生成型コンテンツに対するリクエストではない)アクションリクエストを、コンテンツ配信システム106に提供できる。このアクションリクエストは、ウェブページのウェブサイト又はウェブページを識別するドメイン識別子を含んでよい。様々な実施形態では、コンテンツ配信システム106は、ドメイン識別子に部分的に基づいて、上記アクションリクエストの機能性を決定してよい。
【0065】
この例では、コンテンツ配信システム106のポリシーモジュールは、各ドメインシステム108‐1に関するポリシー(例えば各ウェブサイト所有者、各ウェブサイト運営者、いずれの個数のウェブページ、いずれの個数のアプリケーション、各アプリケーション所有者、又は各アプリケーション運営者に関するポリシー)を含んでよい。上記ポリシーは規則を含んでよく、又は規則を選択するために規則モジュールによって利用できる。上記規則は、リクエストを行うリンク及び/又はアクションリクエストのドメイン識別子に基づいて、どのアクションを行うかを示すことができる。
【0066】
いくつかの実施形態では、コンテンツ配信システム106は、アクションリクエストを受信し、上記アクションリクエストのドメイン識別子に基づくドメインに関連付けられたポリシーを検索して、上記ポリシー及び/又はリンク識別子に基づいてアクションを実行してよい。例えばコンテンツ配信システム106は、それ固有のデータストアから、ドメインシステム108‐1から、別のドメインシステムから、又は他のいずれのデータソースから、情報(例えばリンク、コンテンツ、ビデオ、音声等)を提供してよい。リクエストを行うドメインシステム108‐1は続いて、当該情報を、上記情報又はアクションがドメインシステム108‐1自体によるものであるかのように、表示してよい。その結果として、コンテンツ配信システム106は、異なるエンティティが運営及び/又は所有するいずれの個数のウェブサイト、ウェブページ、アプリケーション、及び/又はその他に対して、コンテンツ及びアクションを提供できる。
【0067】
一例として、(例えばコンテンツ配信システム106が提供する)埋め込みコードを、ウェブページ及び/又はアプリケーションインタフェースに埋め込んでよい。埋め込みコードは、ウェブページ及び/又はアプリケーションインタフェースの統合セクションを、上記セクションが上記ウェブページ及び/又はアプリケーションインタフェースの所有者又は運営者によって(例えば上記ウェブページ及び/又はアプリケーションインタフェースのドメイン内で)生成されたように見えるように、生成してよい。
【0068】
一例では、不動産ウェブページ上の埋め込みコードは、クラウドソース型レビューの集合を提供してよく、これは、不動産ウェブページに関連付けられたウェブサイト、不動産ウェブページのパートナー、及び/又はコンテンツ配信システム106に保存できる。
【0069】
一例として、統合セクションは、仲介業者において、不動産業者のアクティビティ情報を検索してよい。一例として、埋め込みコードは、一度にN個のインサイトを表示してよい。これらのインサイトは、仲介業者で作成された最近の全てのインサイトから引き出されたものであってよい。インサイトのリストは、第1の特定の時間間隔を回転させてよい。第2の時間間隔において、最近のインサイトのリストを新たなインサイトで更新してよい。この例では、埋め込みコードは、ウェブページをホストするウェブサイト(若しくは上記ウェブサイトに関連付けられたサードパーティのサイト)から、インサイト、写真、メディア等の一部を検索してよく、及び/又はコンテンツに対するリクエストをコンテンツ配信システム106のポリシーモジュールに提供してよい。コンテンツに対するリクエストは、ドメイン識別子を含んでよい。ポリシーモジュールは、ドメイン識別子に関連付けられたポリシーを検索し、適切なアクションを決定し(例えばコンテンツ配信システム106から業者一覧を、及び/又はリクエストを行うウェブサイトから他の情報を検索し)、情報を、統合セクション内で表示されるように提供してよい。上記情報を、統合セクションにおいて、上記コンテンツが上記ウェブサイト又は上記ウェブサーバによって生成されたかのように描画できる。
【0070】
実施され得るアクションの例としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:
1.ウェブページのセクション(例えばマップを描画するセクション)内に示されたドット上にマウスを置くと、ポップアップボックスを生成できる。
2.アクティブな一覧は、ポップアップボックス内の全ての写真を閲覧する機能を有する。
3.販売済み一覧は1つの写真を描画できる。
4.販売済み一覧は上記写真の上に、「SOLD」の語を表示する。
5.マップの不透明度は50%である。
6.マップのズームを、ユーザのピン(例えばマップ上でのユーザの選択に関連付けられた要素)の大きさに合わせる。
7.エッジ付近のピン上にマウスを移動させると、ポップアップボックスは地図の外側で浮動できる。
8.ピンが左又は右側の遠方にある場合、ポップアップボックス上のポインタが側方に回転できる。
9.ピン又はポップアップボックス上をクリックすることにより、ユーザは個々のインサイト(例えばピンに関連付けられたオブジェクト又は位置に関連付けられたユーザの考えに関連付けられた情報のユーザコンテンツ)を得ることができる。
10.仲介業者から得た情報によって緑色のピンを配置できる。
11.「訪問済みの場所一覧(Listings I’ve Visited)」により、アプリによってチェックインしただけではなくインサイトを書いた一覧を示すことができる。
【0071】
アクションはいずれの個数のアクションを含んでよく、不動産の文脈又はドメインに限定されないことが理解されるだろう。
【0072】
ポリシーモジュール及び規則モジュールは、いずれの個数のウェブページ、ウェブサイト、及びアプリケーションインタフェースの埋め込みコードに、同様の又は異なるコンテンツを提供することにより、コンテンツ配信システム106を情報クリアリングハウスとすることができることが理解されるだろう。上記情報クリアリングハウスは、ユーザを元のウェブページ、ウェブサイト、若しくはアプリケーションインタフェースから離れるように誘導すること(又は元のウェブページ、ウェブサイト、若しくはアプリケーションインタフェースにまだいるというユーザの理解を壊すこと)なく、いずれのソースから必要な情報を提供できる。
【0073】
図3は、いくつかの実施形態による、コンテンツ配信システムデータストア216の一例のブロック図である。コンテンツ配信システムデータストア216は、複数のユーザからの、ユーザ生成型コンテンツを含むデータエントリを、異なる複数のドメインにわたって保存するよう構成してよい。コンテンツ配信システムデータストア216は、ドメインコンテンツデータストア302‐1〜302‐N(個別;まとめてコンテンツ配信システムデータストア302)を備える。各ドメインコンテンツデータストア302は、複数のデータエントリ304‐1〜304‐M(個別;まとめてデータエントリ304)を含んでよい。各データエントリは、ユーザ生成型コンテンツを含むのに加えて、ドメイン識別、ユーザ識別、ユーザ生成型コンテンツに関連付けられたオブジェクト若しくはアクティビティの地理的位置、ユーザ生成型コンテンツのタイムスタンプ、タグ、及び/又はその他といった、カテゴリ識別子も含んでよい。いくつかの実施形態では、各データエントリは、閲覧/更新許可も含み、これはユーザ生成型コンテンツを閲覧及び/又は更新する許可を有するユーザのリストを含む。いくつかの実施形態では、ユーザ生成型コンテンツは、テキスト、音声及び/又はビデオのうちの1つ以上の形態である。
【0074】
図4Aは、いくつかの実施形態による、あるウェブサーバからのユーザ生成型コンテンツの検索のフローチャート400を示す。ユーザデバイス403は
図1のユーザシステム102‐1であってよいことが理解されるだろう。同様に、ウェブサーバ404はドメインシステム108‐1であってよく、ウェブサーバ406はドメインシステム108‐2であってよい。コンテンツ配信システム408はコンテンツ配信システム106であってよい。
【0075】
ステップ412では、ユーザデバイス402を利用する不動産業者は、統一資源位置指定子(uniform resource locator:URL)を用いて、ウェブサーバ404へとナビゲートされる。一例として、ウェブサーバ404はCentury 21が制御、運営及び/又は所有している。いくつかの実施形態では、ウェブサーバ404は、幅広い異なるウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションを提供してよい。他の実施形態では、ステップ412は、ログイン及びパスワード等のユーザ識別情報又は1つ以上の探索条件をウェブサーバ404に提供するために入力する、ユーザデバイス402を含んでよい。ログイン及びパスワードは、ユーザデバイス402のユーザ、ユーザデバイス402、ウェブサーバ404、ユーザデバイス402に関連付けられたグループ、及び/又はその他に関連付けられていてよい。
【0076】
ステップ414では、ウェブサーバ404は、Google(登録商標) maps、Mapquest(登録商標)、Yahoo!(登録商標) mapといったサードパーティのマップ作成サービスからのマップをリクエストし、リクエストされたマップはステップ416においてウェブサーバ404に送ることができる。いくつかの実施形態では、リクエストされたマップは、レンダリングのためにユーザデバイス402に提供してよい。いくつかの実施形態では、マップのリクエストは、上記マップが描画し得る位置又はエリアを含む位置情報を含む。
【0077】
ステップ418では、ウェブサーバ404は、コンテンツ配信システム408からのオーバレイ情報に対するリクエストを提供する。いくつかの実施形態では、ウェブサーバ404はドメイン識別子及び位置情報を提供してよい。ドメイン識別子は、ウェブサーバ404、ウェブサーバ404のウェブページ、ウェブサーバ404の運営者、又はウェブサーバ404の所有者を識別できる。位置情報は、マップのリクエストにおいて提供されるものと同一又は同様の位置を識別できる。
【0078】
様々な実施形態では、ウェブサーバ404は、コンテンツ配信システム408にログイン及び/又はパスワードを提供してよい。一例として、コンテンツ配信システム408の認証モジュール204は、コンテンツ管理モジュール206がオーバレイ情報(例えば位置モジュール208に提供された位置情報に部分的に基づく、コンテンツ配信システム106によって提供されるオーバレイ情報)を提供する前に、ログイン及び/又はパスワードを認証してよい。オーバレイ情報を、ユーザデバイス402に、又はユーザデバイス402に直接、提供するために、ウェブサーバ404に提供してよい。ステップ420では、コンテンツ配信システム408は、リクエストされたオーバレイ情報を提供してよい。
【0079】
いくつかの実施形態では、ウェブサーバ404は上記情報を、ユーザに該情報を入力させることなく、コンテンツ配信システム408に対してリクエストしてよい。一例として、ウェブサーバ404は、ユーザの代わりにログをコンテンツ配信システム408に提供してよい。例えばドメインプロキシモジュール214は、ウェブサーバ404が提供したログイン及びパスワードを用いて、ユーザ及び/又はウェブサーバ404を認証してよい。
【0080】
いくつかの実施形態では、ウェブサーバ404はコンテンツ配信システム106からマップをリクエストせず、コンテンツをリクエストすることが理解されるだろう。一例として、ユーザは、探索条件(例えば位置情報、作成者識別、タグ、タイムスタンプ等)ウェブサーバ404に提供してよい。ウェブサーバ404は、1つ以上の探索条件に基づいて、探索クエリを
図2の探索モジュール220に送ってよい。探索クエリは更に、ウェブサーバ404に関連付けられたドメイン識別子を含んでよい。ユーザ又は上記ユーザが属するユーザグループが現在アクセスしているドメインに基づいて、探索モジュール220は特定のドメインコンテンツデータストア302を探索してよい。探索モジュール220は、タグ、ユーザ生成型コンテンツのタイムスタンプ、地理的位置、ユーザ識別等を含んでよいカテゴリ識別子を含む1つ以上のフィルタリング条件に従って、フィルタリング及び編成を行ってよい。他のフィルタリング条件としては、限定するものではないが、オブジェクト又はアクティビティの名称、アクティビティの発生時点、又はキーワードが挙げられる。いくつかの実施形態では、探索モジュール220はフィルタリングを行わず、クエリに基づいてストレージから関連情報を検索するだけである。
【0081】
コンテンツ配信システム408は、1つ前のステップで提示された探索クエリに基づいて、
図2のコンテンツ配信システムデータストア216からコンテンツを検索してよい。コンテンツ配信システムデータストア216は、ユーザがアクセスしているドメインに関連付けられたデータストアにアクセスし、探索結果を含む1つ以上のデータエントリを検索してよい。いくつかの実施形態では、ウェブサーバ404はウェブページを生成してよく、上記ウェブページのあるセクションは、コンテンツ配信システム408からの探索結果のコンテンツを表示してよい。
【0082】
データ権利モジュール222は、コンテンツをユーザデバイス402及び/又はウェブサーバ404に提供する前に、ユーザ、ユーザデバイス402及び/又はウェブサーバ404が上記コンテンツに対する権利を有しているかどうかを確認又は決定してよいことが理解されるだろう。例えばデータ権利モジュール222は、ログイン又はパスワードを確認又は認証した後、上記ログイン又はパスワードに関連付けられたアカウントのデータ権利を決定してよい。いくつかの実施形態では、データ権利モジュール222はドメイン識別子又は他のいずれの条件を確認又は認証して、データ権利を決定してよい。
【0083】
続いてステップ422では、マップ及びオーバレイ情報を描画してよい。
図6は、いくつかの実施形態における、マップ及びオーバレイ情報を有するウェブページ604の一例を示す。
図6では、統合ドメイン依存セクション602はマップを含み、埋め込みリンク606はオーバレイ情報の要素を含む。
【0084】
探索結果をウェブページ604に統合することにより、探索結果を表示するウェブページのセクション(統合ドメイン依存セクション602)を含むウェブページ全体が、同一のソースからのものに見えるようにすることができる。
図6に見られるように、統合ドメイン依存セクション602は探索結果を表示し、この例では上記探索結果は、電子マップ内の特定の不動産業者のバイヤーの派遣状態を示す。他の例では、探索結果を、
図7に示す統合ドメイン依存セクション702又は
図5に示す統合ドメイン依存セクション502のような、テキストと写真とを組み合わせた形式で表示してよい。他の実施形態では、探索結果を、テキスト、写真、音声又はビデオのうちの1つ以上の組み合わせで表示してよい。
【0085】
これに続く、ユーザデバイス402とウェブサーバ404とのインタラクションにおいて、ユーザデバイス402は統合ドメイン依存セクション(例えば
図6の統合ドメイン依存セクション602)内の埋め込みコード(例えばリンク)をクリックして、コンテンツインタラクションリクエストを生成してよい。
【0086】
ステップ424では、ユーザデバイス402が統合ドメイン依存セクション602とのインタラクションを行うと、ユーザデバイス402はコンテンツインタラクションリクエストを生成し得る。一例として、統合ドメイン依存セクション602の表示されたマップ上の埋め込みリンク606をクリックすると、埋め込みリンクがアクティベートされる。ステップ426では、埋め込みリンクは、ウェブページのコンテンツの残りがウェブページの所有者又は運営者によって提供されている間に、コンテンツ配信システム408からのコンテンツに対するリクエストを提供してよい。ユーザデバイス402がこれらの埋め込みリンクのうちの1つをクリックすると、
図7の統合ドメイン依存セクション702に示されているように、ある特定のエリア内の不動産一覧の更なる詳細な図を得ることができる。コンテンツインタラクションリクエストは例えば、ウェブサイト、ウェブページ、所有者及び/又は運営者に関連付けられた、ドメイン識別を含んでよい。
【0087】
データインタラクションモジュール218は、アクティブリンクに関連付けられた要素識別子、ドメイン識別子、及び/又は他の情報を含む、コンテンツに対するリクエスト(例えばインタラクションリクエスト)を受信してよい。いくつかの実施形態では、データ権利モジュール222は、リクエストを行うユーザデバイス402及び/又はウェブサーバ404が、(例えばドメイン識別子、探索条件、ログイン及び/又はパスワードによって)リクエストされたコンテンツにアクセスしてこれを受信する十分な権利を有することを確認してよい。
【0088】
ステップ428では、コンテンツ配信システム408は、ドメイン識別子に基づいてコンテンツを検索して、上記コンテンツを、リクエストを行うウェブページに対して、上記ウェブページの一部として表示するために戻すように提供してよい。例えばフォントスタイル、フォントの色、フォントサイズ、グラフィックスの色、データ構成、データ配置等といった統合ドメイン依存セクション602及び702のディスプレイ構成要素はいずれも、ウェブページ604及び704の残りの部分と一致し、従って統合ドメイン依存セクション602及び702は、それぞれのウェブページの一部として表示される。Remax等の別のウェブサーバ上の同様の情報にアクセスするユーザは、Remaxのウェブサーバに送った探索クエリと同様の探索クエリを提示してよく、これは、Remaxウェブサーバのディスプレイ構成要素と一致する統合ドメイン依存セクションをもたらすことになる。
【0089】
いくつかの実施形態では、データインタラクションモジュール218及び/又は探索モジュール220は、コンテンツインタラクションリクエストを受信してよい。データインタラクションモジュール218及び/又は探索モジュール220は、上記コンテンツインタラクションリクエストに関連付けられた情報を保存したドメインコンテンツデータストア302から、コンテンツ又はアクションを検索してよい。
【0090】
様々な実施形態では、コンテンツリクエストからのカテゴリ情報(例えば探索条件)を用いて、コンテンツ配信システム408は、サードパーティのマップ作成サービス410からの、特定のアクセスデータエントリに関連付けられた1つ以上のオブジェクト又はアクティビティの位置への、更なるアクセスをリクエストしてよい。コンテンツ及び追加のマップ情報(又は異なるマップ)を、ユーザデバイス402に送ってよい。
図8は、ユーザがオーバレイのある要素とのインタラクションを行った後に表示されるコンテンツのインタフェース802を示す。
【0091】
図4Bは、いくつかの実施形態による、別のウェブサーバ406からのユーザ生成型コンテンツの検索のフローチャートを示す。フローチャート460はフローチャート400と同様であるが、この実施形態では、同一のユーザデバイス402がウェブサーバ406上の異なるウェブページにアクセスして、異なるコンテンツを同一のコンテンツ配信システム408から検索できる点だけが異なる。ステップ430〜446は、フローチャート400のステップ412〜428と同様である。
【0092】
ステップ430では、ユーザデバイス402、例えば不動産業者は、TripAdvisor(登録商標)等の旅行レビューウェブサイトといったウェブサーバ406の統一資源位置指定子(URL)にアクセスすることを試みている。
【0093】
ステップ430では、ユーザデバイス402は、統一資源位置指定子を用いて、ウェブサーバ406へとナビゲートされる。一例として、ウェブサーバ404はTripAdvisor(登録商標)が制御、運営及び/又は所有している。いくつかの実施形態では、ウェブサーバ404は、幅広い異なるウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションを提供してよい。他の実施形態では、ステップ412は、ログイン及びパスワード等のユーザ識別情報又は1つ以上の探索条件をウェブサーバ404に提供するために入力する、ユーザデバイス402を含んでよい。ログイン及びパスワードは、ユーザデバイス402のユーザ、ユーザデバイス402、ウェブサーバ404、ユーザデバイス402に関連付けられたグループ、及び/又はその他に関連付けられていてよい。
【0094】
ステップ432では、ウェブサーバ406は、Google(登録商標) maps、Mapquest(登録商標)、Yahoo!(登録商標) mapといったサードパーティのマップ作成サービスからのマップをリクエストし、リクエストされたマップはステップ434においてウェブサーバ406に送ることができる。いくつかの実施形態では、リクエストされたマップは、レンダリングのためにユーザデバイス402に提供してよい。いくつかの実施形態では、マップのリクエストは、上記マップが描画し得る位置又はエリアを含む位置情報を含む。この場合、マップは関心対象の場所(例えばホテル、空港、ランドマーク、アトラクション等)を含んでよい。
【0095】
ステップ436では、ウェブサーバ406は、コンテンツ配信システム408からのオーバレイ情報に対するリクエストを提供する。いくつかの実施形態では、ウェブサーバ406はドメイン識別子及び位置情報を提供してよい。ドメイン識別子は、ウェブサーバ406、ウェブサーバ406のウェブページ、ウェブサーバ406の運営者、又はウェブサーバ406の所有者を識別できる。位置情報は、マップのリクエストにおいて提供されるものと同一又は同様の位置を識別できる。
【0096】
様々な実施形態では、ウェブサーバ406は、コンテンツ配信システム408にログイン及び/又はパスワードを提供してよい。一例として、コンテンツ配信システム408の認証モジュール204は、コンテンツ管理モジュール206がオーバレイ情報(例えば位置モジュール208に提供された位置情報に部分的に基づく、コンテンツ配信システム106によって提供されるオーバレイ情報)を提供する前に、ログイン及び/又はパスワードを認証してよい。オーバレイ情報を、ユーザデバイス402に、又はユーザデバイス402に直接、提供するために、ウェブサーバ406に提供してよい。ステップ438では、コンテンツ配信システム408は、リクエストされたオーバレイ情報を提供してよい。
【0097】
いくつかの実施形態では、ウェブサーバ406は上記情報を、ユーザに該情報を入力させることなく、コンテンツ配信システム408に対してリクエストしてよい。一例として、ウェブサーバ406は、ユーザの代わりにログをコンテンツ配信システム408に提供してよい。例えばドメインプロキシモジュール214は、ウェブサーバ404が提供したログイン及びパスワードを用いて、ユーザ及び/又はウェブサーバ404を認証してよい。
【0098】
いくつかの実施形態では、ウェブサーバ406はコンテンツ配信システム106からマップをリクエストせず、コンテンツをリクエストすることが理解されるだろう。一例として、ユーザは、探索条件(例えば位置情報、作成者識別、タグ、タイムスタンプ等)ウェブサーバ406に提供してよい。ウェブサーバ406は、1つ以上の探索条件に基づいて、探索クエリを
図2の探索モジュール220に送ってよい。探索クエリは更に、ウェブサーバ406に関連付けられたドメイン識別子を含んでよい。ユーザ又は上記ユーザが属するユーザグループが現在アクセスしているドメインに基づいて、探索モジュール220は特定のドメインコンテンツデータストア302を探索してよい。探索モジュール220は、タグ、ユーザ生成型コンテンツのタイムスタンプ、地理的位置、ユーザ識別等を含んでよいカテゴリ識別子を含む1つ以上のフィルタリング条件に従って、フィルタリング及び編成を行ってよい。他のフィルタリング条件としては、限定するものではないが、オブジェクト又はアクティビティの名称、アクティビティの発生時点、又はキーワードが挙げられる。いくつかの実施形態では、探索モジュール220はフィルタリングを行わず、クエリに基づいてストレージから関連情報を検索するだけである。
【0099】
コンテンツ配信システム408は、1つ前のステップで提示された探索クエリに基づいて、
図2のコンテンツ配信システムデータストア216からコンテンツを検索してよい。例えばゴールデンゲートブリッジ付近の空室がある全てのホテルを閲覧することに関心がある旅行者は、マウイでの子供に適したツアーグループを探している人とは異なる探索条件を有し得る。コンテンツ配信システムデータストア216は、ユーザがアクセスしているドメインに関連付けられたデータストアにアクセスし、探索結果を含む1つ以上のデータエントリを検索してよい。いくつかの実施形態では、ウェブサーバ406はウェブページを生成してよく、上記ウェブページのあるセクションは、コンテンツ配信システム408からの探索結果のコンテンツを表示してよい。
【0100】
データ権利モジュール222は、コンテンツをユーザデバイス402及び/又はウェブサーバ406に提供する前に、ユーザ、ユーザデバイス402及び/又はウェブサーバ406が上記コンテンツに対する権利を有しているかどうかを確認又は決定してよいことが理解されるだろう。例えばデータ権利モジュール222は、ログイン又はパスワードを確認又は認証した後、上記ログイン又はパスワードに関連付けられたアカウントのデータ権利を決定してよい。いくつかの実施形態では、データ権利モジュール222はドメイン識別子又は他のいずれの条件を確認又は認証して、データ権利を決定してよい。
【0101】
続いてステップ440では、マップ及びオーバレイ情報を描画してよい。本明細書中で議論したように、探索結果をウェブサーバ406のウェブページに統合することにより、探索結果を表示するウェブページのセクション(統合ドメイン依存セクション602)を含むウェブページ全体が、同一のソースからのものに見えるようにすることができる。統合ドメイン依存セクションは、探索結果を表示してよい。
【0102】
これに続く、ユーザデバイス402とウェブサーバ406とのインタラクションにおいて、ユーザデバイス402は統合ドメイン依存セクション(例えば
図6の統合ドメイン依存セクション602)内の埋め込みコード(例えばリンク)をクリックして、コンテンツインタラクションリクエストを生成してよい。
【0103】
ステップ444では、ユーザデバイス402が統合ドメイン依存セクションとのインタラクションを行うと、ユーザデバイス402はコンテンツインタラクションリクエストユーザデバイス402を生成し得る。一例として、統合ドメイン依存セクションの表示されたマップ上の埋め込みリンクをクリックすると、埋め込みリンクがアクティベートされる。ステップ444では、埋め込みリンクは、ウェブページのコンテンツの残りがウェブページの所有者又は運営者によって提供されている間に、コンテンツ配信システム408からのコンテンツに対するリクエストを提供してよい。ユーザデバイス402がこれらの埋め込みリンクのうちの1つをクリックすると、ある特定のエリア内の関心対象のホテル又は場所の更なる詳細な図を得ることができる。コンテンツインタラクションリクエストは例えば、ウェブサイト、ウェブページ、所有者及び/又は運営者に関連付けられた、ドメイン識別を含んでよい。
【0104】
データインタラクションモジュール218は、アクティブリンクに関連付けられた要素識別子、ドメイン識別子、及び/又は他の情報を含む、コンテンツに対するリクエスト(例えばインタラクションリクエスト)を受信してよい。いくつかの実施形態では、データ権利モジュール222は、リクエストを行うユーザデバイス402及び/又はウェブサーバ406が、(例えばドメイン識別子、探索条件、ログイン及び/又はパスワードによって)リクエストされたコンテンツにアクセスしてこれを受信する十分な権利を有することを確認してよい。
【0105】
ステップ446では、コンテンツ配信システム408は、ドメイン識別子に基づいてコンテンツを検索して、上記コンテンツを、リクエストを行うウェブページに対して、上記ウェブページの一部として表示するために戻すように提供してよい。
【0106】
いくつかの実施形態では、データインタラクションモジュール218及び/又は探索モジュール220は、コンテンツインタラクションリクエストを受信してよい。データインタラクションモジュール218及び/又は探索モジュール220は、上記コンテンツインタラクションリクエストに関連付けられた情報を保存したドメインコンテンツデータストア302から、コンテンツ又はアクションを検索してよい。
【0107】
様々な実施形態では、コンテンツリクエストからのカテゴリ情報(例えば探索条件)を用いて、コンテンツ配信システム408は、サードパーティのマップ作成サービス410からの、特定のアクセスデータエントリに関連付けられた1つ以上のオブジェクト又はアクティビティの位置への、更なるアクセスをリクエストしてよい。コンテンツ及び追加のマップ情報(又は異なるマップ)を、ユーザデバイス402に送ってよい。
【0108】
Travago(登録商標)等の別のウェブサーバ上の同様の情報にアクセスするユーザは、ステップ472において、Travago(登録商標)のウェブサーバに送った探索クエリと同様の探索クエリを提示し、Travago(登録商標)ウェブサーバのディスプレイ構成要素と一致する統合ドメイン依存セクションにおいて探索結果を生成してよい。
【0109】
図4Bに示す例示的なフローチャートでは、コンテンツ表示システム408は、コンテンツインタラクションリクエスト、上記コンテンツインタラクションリクエストに関連付けられた情報を保存するドメインコンテンツデータストア302のアクセスデータエントリ304を受信する。この特定のアクセスデータエントリからのカテゴリ情報を用いて、コンテンツ配信システム408は、サードパーティのマップ作成サービス410からの、上記特定のアクセスデータエントリに関連付けられた1つ以上のオブジェクト又はアクティビティの位置へのアクセスをリクエストしてよい。マップはサードパーティのマップ作成サービス410から送られて、電子マップ上にオーバレイされた、リクエストされたユーザ生成型コンテンツを表示してよい。
【0110】
ウェブサーバ404及び406はユーザを、異なる複数のウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションに向け、またこれら両方のウェブサーバはそのコンテンツを、同一のコンテンツ配信システム408から検索する。コンテンツ配信システム408は、異なる複数のコンテンツを幅広いウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションに提供することにより、異なる複数のウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションが、各上記ウェブページ、ウェブサイト及び/又はアプリケーションにおいてコンテンツ及び/又は埋め込みコードを再作成することなく、コンテンツ配信システム408が提供する集中型コンテンツに依存できるようにすることができる。
【0111】
様々な実施形態では、コンテンツ配信システム106は、1人以上のユーザに、他者のレビュー又はインサイトに対するコメント、レビュー又はインサイトのランク付け、上記筆者のレビュー又はインサイトの共有を行うことができるようにすることができる。いくつかの実施形態では、コンテンツをアップロードするユーザは、コメントインジケータを提供してよく、これにより、上記ユーザがアップロードしたコンテンツを受信できる1人以上の他者は、レビューの付加、上記ユーザのコンテンツのランク付け、上記ユーザのコンテンツの共有、又は上記筆者のフォローを行うことができる。この例では、コンテンツ配信システム106は、このような他のユーザを確認するため、及びこのような他のユーザのデータ権利を決定するために、コメントを行うユーザに、コンテンツ配信システム106に(直接又はウェブサーバを通して)登録及び/又はログインすることを要求してよい。アップロードを行ったユーザが、このようなユーザを、コメントの付加、ランク付け等について個別に承認した場合、このような他のユーザは、新たなコンテンツ(例えば上記他のユーザのコンテンツのコメント又はランク付け)をアップロードすることを認証され得る。同様に、上記他のユーザは、自身のコメント又はランク付けに対して他者がコメント又はランク付けを行うことができるようにしてよい。
【0112】
図9は、ユーザを登録してユーザ生成型コンテンツを保存するプロセスのフローチャート900を示す。ステップ902では、
図2の登録モジュール202は、登録リクエストを受信してよい。新たなユーザの登録リクエストは、eメールアドレス、パスワード、電話番号、地理的情報等といった識別情報又はログインを含んでよい。いくつかの実施形態では、新たなユーザグループの登録は、該ユーザグループに属するユーザに対するアカウント情報、及び各ユーザに与えられる許可のレベルを含んでよい。パスワードは、ユーザ又はグループの認証に使用してよく、その一方でeメールアドレスは、忘れられたパスワードの検索手段として、又は自身のユーザ若しくはグループアカウントに対する何らかの変更を有するユーザを更新するために、使用してよい。
【0113】
ステップ904では、新たなユーザの登録リクエストは、登録モジュール202によって受諾される。コンテンツ配信システム106は、上記ユーザに関するアカウントを作成してよく、またログイン、パスワード、識別情報、又は他のいずれの種類の情報を含んでよい。
【0114】
ステップ906では、登録されたユーザからのログインリクエストを認証モジュール204が受信する。上記ログインリクエストは、eメールアドレス及びパスワードを含んでよい。
【0115】
ステップ908では、認証モジュール204は、ユーザのログインを、当該ドメインに関する登録されたユーザのデータベースと比較することによって、上記ユーザを、特定のコンテンツにアクセスできるよう又は特定のコンテンツを保存できるよう認証する。他の実施形態では、ドメインプロキシモジュール214は、異なるドメインを通してユーザのログイン及びパスワード情報を得ることにより、上記ユーザを認証してよい。
【0116】
ステップ910では、リクエストをコンテンツ配信システムデータストア216が受信することによって、あるオブジェクト又はアクティビティに関連付けられたユーザ生成型コンテンツが保存される。コンテンツ配信システムデータストア216は、ユーザが現在アクセスしているドメインに関連付けられたデータストアにアクセスして、上記ユーザ生成型コンテンツを、この特定のドメインコンテンツデータストアに保存してよい。いくつかの実施形態では、ユーザ生成型コンテンツに加えて、コンテンツ配信システムデータストア216は、閲覧/更新の許可も保存してよい。
【0117】
ステップ912では、コンテンツ配信システム106は、関心対象の上記オブジェクト又はアクティビティに関連付けられたカテゴリ識別子を受信する。カテゴリ識別子は、ドメイン識別、ユーザ識別、ユーザ生成型コンテンツに関連付けられたオブジェクト又はアクティビティの地理的位置、タイムスタンプ、セマンティックタグ等を含んでよい。
【0118】
ステップ914では、ユーザ生成型コンテンツ及びカテゴリ識別子をデータエントリ304に保存してよい。ユーザのアカウントは、アップロードされたコンテンツの指標を含むように更新してもよい。
【0119】
ユーザは、いずれの種類のカテゴリ(例えばいずれのタグ)に関連付けられた、いずれの種類のコンテンツ(例えばいずれのメディア)をアップロードしてよいことが理解されるだろう。ユーザは、プライベートな理由から、又は友人の一部と共有するために、個人的な写真及びインサイトをアップロードしてよい。同一のユーザが、ランドマーク、レストラン及び店舗のレビューをアップロードしてよく、これらは、上記情報が(例えば1人以上の特定のドメインを用いる)特定のウェブサーバ上で利用可能となるように、タグ及びデータ権利を含んでよい。更にユーザは、珍しい車、鳥、野生動物、又は他のいずれの情報を識別して、これらに関するインサイトをコンテンツに含めてよく、上記インサイトは、1つ以上の他の特定のドメイン、ユーザ等に共有され得る。従ってコンテンツ配信システム106は、いずれの人数のユーザによってアップデートされ、かつ異なる複数のウェブサイト、ウェブページ、アプリケーション及びインタフェースによって、ユーザが制御できる方式で共有されるコンテンツの、集中型保存を含んでよい。
【0120】
いくつかの実施形態では、ユーザは、最初に登録を行い、コンテンツがユーザに関連付けられる際にのみ、コンテンツの保存又はアップロードを行ってよい。
【0121】
図10a〜10bは、ユーザがコンテンツをコンテンツ配信システム106にアップロードできるようにする、アプリケーションインタフェース1002〜1014を示す。アプリケーションインタフェース1002〜1014は、移動体デバイス上のアプリケーションによって作成されるものとして本明細書中で議論されているが、上記インタフェースは、あるウェブページ又は一連のウェブページによって作成してもよいことが理解されるだろう。ユーザがアプリケーションインタフェースとのインタラクションを行う際に、次のアプリケーションインタフェースを表示してよい。
【0122】
様々な実施形態では、ユーザは、オブジェクト又はアクティビティ(例えばある場所の施設)を識別するように、アプリケーションに指示してよい。アプリケーションインタフェース1002は、オブジェクト又はアクティビティの写真又はビデオを追加するためのリクエストを含んでよい。アプリケーションインタフェース1004は、追加され得る一連の画像及びテキストを描画する。アプリケーションインタフェース1006は、インサイト(例えばテキスト)の追加を可能とする。インサイトは、識別、地理的情報等の、オブジェクト又はアクティビティに関する情報を含んでよい。
【0123】
5個のハートマークによるランク付けシステムでユーザが入力を行う機会を含む、アプリケーションインタフェース1008を生成してよく、上記システムでは、5個のハートマークは、アクティビティ又はオブジェクトを強く好んでいるものとして解釈でき、1個のハートマークは、アクティビティ又はオブジェクトを嫌っているものとして解釈できる。同様に他の実施形態では、ユーザによるランク付け1016は、星マークのシステム、又はいずれの個数のオブジェクト(例えば星マーク、親指を立てたマーク、ハートマーク等)を含むいずれのシステムで行うことができる。
【0124】
インタフェース1010は、ユーザがアクティビティ又はオブジェクトに関連付けられたタグを付与できるようにしてよい。タグは、カテゴリ識別子(例えばアクティビティ又はオブジェクトに関連付けられたカテゴリを識別する識別子)であってよい。これらのタグは、
図2の探索モジュール220が受信した探索クエリに関連付けられた探索条件のうちの1つとすることができ、又は上記タグは、ユーザ生成型コンテンツを分類又は編成するために使用できる。アプリケーションインタフェース1012により、ユーザは、コンテンツ、ランク付け、タグ、テキスト等のレビュー及び発行を行うことができる。発行前に、ユーザ生成型コンテンツのうちの1つ又は全てに対する変更を実施してよい。様々な実施形態では、アプリケーションは、コンテンツ、テキスト、アドレス、スコア、タグ、(例えば作成者を識別する)作成者識別子、作成者に関連付けられたドメイン、タイムスタンプ、アクティビティ若しくはオブジェクトに関連付けられた位置情報、及び/又は他のいずれの情報をアップロードする。コンテンツ配信システム106は上記情報及びコンテンツを受信してよく、任意に、作成者が登録されていることを確認してコンテンツを保存してよい。コンテンツ配信システム106は、いずれの又は全ての情報をコンテンツに関連付けることができる。
【0125】
アプリケーションインタフェース1014は、発行されたユーザ生成型コンテンツを描画する。発行されたユーザ生成型コンテンツは、ソーシャルネットワークにわたって共有できる。
【0126】
様々な実施形態では、埋め込みコードを利用して、いずれの個数のウェブサイト及びウェブページが、サードパーティのサイトからのコンテンツを利用して、機能性及びコンテンツを上記特定のウェブサイト又はウェブページのドメインに関連付けることができるような様式で動作を制御するのを支援できる。一例として、ユーザ(例えば不動産業者)は、訪問した販売用の物件のレビューを作成してよい。アプリケーションインタフェース(又はウェブサイト)は、不動産業者が複数の質問に回答してレビューを作成できるようにするツールを含んでよい。上記レビューは、テキスト、写真、ビデオ及び/又は音声のうちの1つ以上を含んでよい。
【0127】
様々な実施形態では、コンテンツ配信システム106は、上記不動産業者が作成したレビューのセットを収集してよい。不動産業者が作成したレビューは、消費者及び他の業者によってレビュー及びランク付けされる場合もあり、これは、埋め込みコードを用いて収集及び分散され得る追加のクラウドソース型データである。
【0128】
いくつかの実施形態では、コンテンツ配信システム106は、MLSシステム及び仲介業者から物件一覧データをインポートしてよい。このデータは、(XML、テキスト、Excelファイル、csv、tsv又はRETSサーバを含むがこれらに限定されない)様々なフォーマットで提供してよい。データのインポートは、定期的に、手動で、又はスケジュールベースで(例えば夜間に)実施してよい。インポートされたデータは、例えばコンテンツ配信システム106を含むいずれの個数の場所に保存してよい。このデータ(例えば一覧)は、内部ID及びデータプロバイダからのデータも含んでよい。
【0129】
様々な実施形態では、コードは、ウェブページ及び/又はアプリケーションインタフェースへの埋込のために(即ち埋め込みコード)、サードパーティウェブサイト移動体アプリケーション等に提供してよい。埋め込みコードは例えば、収集されたクラウドソース型ユーザ生成型コンテンツ(例えば不動産業者がアップロードした不動産情報)に関する情報を提供してよい。
【0130】
一例として、埋め込みコードは、仲介業者のサイトのホームページ上にセクションを生成してよく、また上記仲介業者における業者の最近のアクティビティの大半を表示してよい。埋め込みコードはまた、上記ウェブページの上記セクション内の、又は上記セクションに関連付けられた、1つ以上のリンクを作成して、表示されている物件を、レビューを作成した業者とリンクさせてもよい。
【0131】
様々な実施形態では、埋め込みコードは、業者が作成したいずれの個数の(例えば全ての)レビューのインタラクティブマップを検索してよい(又は検索を行うためのマップエージェントを生成してよい)。各レビューは、(レビューが行われた場所を示すための)地図上のピンであってよい。
【0132】
あるエンドユーザ(例えば閲覧者又は顧客)は、地図中のピンにマウスを置くことにより、より多くの情報(概要、写真、ビデオ等)を得ることができる。様々な実施形態では、埋め込みコードは、動作に基づいてウェブサイト又はコンテンツ配信システム106から情報を検索する機能性を含む。
【0133】
エンドユーザがピンをクリックすると、埋め込みコードはユーザを、サードパーティサイト上の上記物件一覧ページへとナビゲートしてよい。この物件一覧ページは、上記物件のレビューの一覧を表示する他の埋め込みコードを含んでよい。
【0134】
埋め込みコードは、例えばjavascript及びHTMLによって、既存のウェブサイト若しくはアプリケーションに付加でき、又は既存のウェブサイト若しくはアプリケーションに対する機能性を生成できることが理解されるだろう。より深いレベルの統合は不要とすることができる。
【0135】
埋め込みコードが生成するウェブページのセクションを、ウェブページ又はアプリケーションインタフェースの残りの部分にシームレスに混合できるように、埋め込みコードをカスタマイズできることが理解されるだろう。
【0136】
1つ以上の実施形態においてカスタマイズしてよい項目としては、限定するものではないが、以下が挙げられる:
フォントスタイル
フォント色
フォントサイズ
グラフィックカラー
データ構成
データ配置
表示する項目の数
表示するべきデータ要素
【0137】
いくつかの実施形態では、埋め込みコードは、コンテンツをサードパーティサイトしか使用できないように、情報の保護を支援する機能性を生成してよい。例えば埋め込みコードは、セキュリティコード(例えば暗号化鍵、パスワード等)を生成して、コンテンツ配信システム106に提供してよい。コンテンツ配信システム106は、コンテンツを提供する前に、上記セキュリティコードを確認又は認証してよい。別の例では、ユーザを別のウェブサイトにナビゲートする前に、ナビゲート先のウェブサイトが上記セキュリティコードを確認及び/又は認証してよい。
【0138】
様々な実施形態では、ウェブページ上の埋め込みコードがセクションを生成すると、上記埋め込みコードはウェブページセクション情報をコンテンツ配信システム106に提供してよい。ウェブページセクション情報としては、限定するものではないが、セクションが生成されたときのタイムスタンプ、セクションが閲覧されたIPアドレス/位置、ブラウザ情報、入手可能な場合はユーザ情報等が挙げられる。
【0139】
いくつかの実施形態では、埋め込みコードが生成したセクション内の要素をクリックするたびに、その情報もコンテンツ配信システム106にログインできる。コンテンツ配信システム106は、いずれの、一部の又は全ての情報を用いて、サードパーティ及び他者に、個々の埋め込みコードの挙動又は集合的な挙動に関する報告を提供してよい。
【0140】
サードパーティサイト上の埋め込みコードは、ウェブクローラ(例えばGoogle Bot)が確認できるものであってもそうでなくてもよく、サードパーティのウェブサイトのランク付け及びSEO可視性に貢献してこれらを向上させることができる。
【0141】
いくつかの実施形態では、埋め込みコードは、埋め込みコードが生成したセクションに関連付けられたいずれの個数のリンク、画像又は他の要素に対する動作を含んでよい。様々な実施形態では、埋め込みコードは、上記セクションに関連付けられたいずれの個数のリンク、画像又は他の要素とのインタラクションのために、コンテンツ配信システム106から動作をリクエストしてよい。
【0142】
関連付けられたURLを有するリンク、画像又は他の要素をユーザがクリックした場合、上記URLを用いてユーザをサードパーティサイト上の別のページにナビゲートできる。これらのURLは、上記サードパーティサイトに固有のものであってよい。一例として、上記URLは、データフィードの使用によって以外には知られることのない、上記サイトに固有の識別子又は他の情報の使用を伴い得る。URLアドレスは、サードパーティサイトに固有のフォーマット及び名称を有してもよい。コンテンツ配信システム106又はカスタマイズプロセス中に埋め込みコードを作成するシステム(例えばいくつかの実施形態では、コンテンツ配信システム106が埋め込みコードを作成する)が情報を利用して、URLを構築できるようにしてよい。
【0143】
様々な実施形態では、コンテンツ配信システム106は、サードパーティ内部データを利用して、そのデータベースから(例えば特定の販売用物件又は不動産業者に固有の)適切なクラウドソース型データを選択し、これを埋め込みコードにおいて利用可能とすることができる。
【0144】
埋め込みコードによって可能となるカスタマイズ及びデータ統合により、サードパーティは、コンテンツ配信システム106から自身のウェブサイト及びアプリケーションに、サービス及び技術(例えばコンテンツ及び/又は動作)をシームレスに埋め込むことができる。
【0145】
Yelp及びEventBriteといった他のエンティティが、サードパーティサイトに埋め込むことができるコードを提供してよいものの、このコードはバナー広告のように機能することが理解されるだろう。これらは、コード所有者によって(例えばYelpによって)提供された情報を表示し、いずれのデータ統合を必要としない。この特定のコードによって生成された表示(例えばバナー広告)をクリックすると、ユーザはコード所有者のサイトに移される(即ちユーザはサードパーティサイトを離れてYelpに移される)。このコードは、サードパーティサイトの一部のように見えかつそのように挙動するようにカスタマイズされたセクションを生成しない。
【0146】
埋め込みコードは、いずれのドメイン、カテゴリ等で利用でき、不動産ドメインに限定されないことが理解されるだろう。クラウドソース型データが収集されてサードパーティに配布されるいずれのドメインにおいて、いずれの又はあらゆる埋め込みコードを使用してよい。潜在的な用途は例えば、ニュースの共有である。例えばコンテンツ配信システム106は、現在のイベントにおけるユーザ生成型コンテンツ(テキスト、写真、ビデオ、音声を含む)を収集してよい。コンテンツ配信システム106は、ニュースストーリーの一覧を自身の内部ID及びURL構造と共に含むニュースサービス(CNN)等からのいずれの個数のデータフィードを受信してよい。コンテンツ配信システム106は続いてこの情報を(サードパーティの需要に対してカスタマイズされたフォーマットで)提供してよく、この情報は、埋め込みコード(例えば、ユーザにとってこの情報がウェブページ内でシームレスに提供されているように見えるように、ウェブページ内に統合型表示を生成する埋め込みコード)を用いてサードパーティサイトに埋め込むことができる。
【0147】
この情報は、関連するストーリー、又はその筆者による記事、又は他の何らかに対するリンクを有してよい。上記リンクはユーザを、(これもまたコンテンツ配信システム106からの情報を含んでよい)サードパーティサイト上の他のページにナビゲートしてよい。
【0148】
図11は、いくつかの実施形態による例示的な計算デバイス1102のブロック図を示す。いずれのユーザシステム102、コンテンツ配信システム106及びドメインシステム108は、計算デバイス1102のインスタンスを含んでよい。計算デバイス1102は、プロセッサ1104、メモリ1106、ストレージ1108、入力デバイス1110、通信ネットワークインタフェース1112、及び出力デバイス1114を備える。プロセッサ1104は、実行可能な命令(例えばプログラム)を実行するよう構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサ1804は、上記実行可能な命令の処理が可能な回路構成又はいずれのプロセッサを備える。
【0149】
メモリ1106はデータを保存する。メモリ1106の一部の例として、RAM、ROMA、RAMキャッシュ、仮想メモリ等といったストレージデバイスが挙げられる。様々な実施形態では、動作データがメモリ1106内に保存される。メモリ1106内のデータは、クリアされるか、又は最終的にストレージ1108に移されてよい。
【0150】
ストレージ1108は、データを検索及び保存するよう構成されたいずれのストレージを含む。ストレージ1108の一部の例として、フラッシュドライブ、ハードドライブ、光学ドライブ、及び/又は磁気テープが挙げられる。メモリシステム1106及びストレージシステム1108はそれぞれ、コンピュータ可読媒体を備え、これはプロセッサ1104が実行可能な命令又はプログラムを保存する。
【0151】
入力デバイス1110は、データを入力するいずれのデバイス(例えばマウス、キーボード、スタイラス)である。出力デバイス1114は、データを出力する(例えばスピーカー、ディスプレイ、仮想現実ヘッドセット)。ストレージ1108、入力デバイス1110及び出力デバイス1114は任意であってよいことが理解されるだろう。例えばルータ/スイッチャは、プロセッサ1104及びメモリ1106、並びにデータを受信して出力するためのデバイス(例えば通信ネットワークインタフェース1112及び/又は出力デバイス1114)を備えてよい。
【0152】
通信ネットワークインタフェース1112は、通信ネットワークインタフェース1112を介して、ネットワーク(例えば通信ネットワーク104)に連結してよい。通信ネットワークインタフェース1112は、イーサネット(登録商標)接続、直列接続、並列接続、及び/又はATA接続を介した通信をサポートしてよい。通信ネットワークインタフェース1112はまた、無線通信(例えば1102.11a/b/g/n、WiMax、LTE、WiFi)もサポートしてよい。通信ネットワークインタフェース1112が多くの有線及び無線規格をサポートできることは明らかであろう。