(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-501958(P2020-501958A)
(43)【公表日】2020年1月23日
(54)【発明の名称】キャノピーポールシステム
(51)【国際特許分類】
B62B 5/00 20060101AFI20191220BHJP
B62B 3/02 20060101ALI20191220BHJP
E04H 15/06 20060101ALI20191220BHJP
【FI】
B62B5/00 Z
B62B3/02 F
E04H15/06
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2019-521772(P2019-521772)
(86)(22)【出願日】2017年9月20日
(85)【翻訳文提出日】2019年5月13日
(86)【国際出願番号】US2017052400
(87)【国際公開番号】WO2018080664
(87)【国際公開日】20180503
(31)【優先権主張番号】15/338,900
(32)【優先日】2016年10月31日
(33)【優先権主張国】US
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】599122905
【氏名又は名称】ラジオ・フライヤー・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Radio Flyer, Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100140109
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 新次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100106208
【弁理士】
【氏名又は名称】宮前 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100120112
【弁理士】
【氏名又は名称】中西 基晴
(74)【代理人】
【識別番号】100101373
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 茂雄
(72)【発明者】
【氏名】フィッツウォーター,ジェイソン
(72)【発明者】
【氏名】オスターガード,コリン
【テーマコード(参考)】
2E141
3D050
【Fターム(参考)】
2E141AA09
2E141BB01
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3D050AA04
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3D050EE15
(57)【要約】
キャノピーと、キャノピーフレーム組立体と、を含む乗車型車両のためのキャノピー組立体が提供されている。キャノピーフレーム組立体は、ハウジングと、ハウジングへ接続されている解放部材と、ハウジングを通って延びるキャノピー支持体と、キャノピー支持体へ接続されているコネクタと、を備えている。キャノピー支持体は、キャノピー支持体の第1端に隣接する第1停止部及びキャノピー支持体の第2端に隣接する第2停止部を有している。解放部材は、キャノピー支持体が格納される第1位置にキャノピー支持体を維持するにはキャノピー支持体の第1停止部に係合し、キャノピー支持体が伸展位置にある第2位置にキャノピー支持体を維持するには第2停止部に係合する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗車型車両のためのキャノピー組立体であって、
受け具を有しているキャノピーと、
キャノピーフレーム組立体と、
を備え、前記キャノピーフレーム組立体は、
前記乗車型車両のフレームへ接続可能なハウジングであって、当該ハウジングはそれを貫く内腔を有しており、前記乗車型車両の前記フレームは空洞部を有しており、当該ハウジングは前記乗車型車両の前記フレームへ、前記乗車型車両の前記フレームの前記空洞部への開口部に隣接して接続される、ハウジングと、
前記ハウジングの前記内腔を通って延びるキャノピー支持体であって、当該キャノピー支持体の第1端に隣接する第1停止部及び当該キャノピー支持体の第2端に隣接する第2停止部を有しているキャノピー支持体と、
前記ハウジングの前記内腔の中へ横断方向に延びる解放部材であって、前記キャノピー支持体の前記第1停止部及び前記第2停止部に別々に係合する第1位置に向かって付勢されていて、前記第1停止部及び前記第2停止部を係合解除する第2位置へ移行させることのできる解放部材と、
前記キャノピーの前記受け具に解放可能に係合するために前記キャノピー支持体の前記第1端へ固定されているコネクタと、
前記キャノピー支持体の前記第2端へ接続されていて、前記キャノピー支持体へ追加の安定性を提供するために前記フレームの前記空洞部の内壁に係合しているブッシングと、を備え、前記キャノピー支持体は前記ハウジングに対して第1位置に位置決め可能であり、前記第1位置では前記第1停止部が前記解放部材によって係合され、前記キャノピー支持体は前記ハウジングに対して第2位置に位置決め可能であり、前記第2位置では前記第2停止部が前記解放部材によって係合される、
キャノピー組立体。
【請求項2】
請求項1に記載のキャノピー組立体において、前記キャノピーは4つの受け具を有し、前記キャノピーフレーム組立体は4つのハウジング及び4つの関連キャノピー支持体を有し、前記4つの関連キャノピー支持体のそれぞれが前記4つの受け具の別々の1つに係合する別々のコネクタを有している、キャノピー組立体。
【請求項3】
請求項1に記載のキャノピー組立体において、前記解放部材の一部分は前記ハウジングの開口部から外へ延びている、キャノピー組立体。
【請求項4】
請求項1に記載のキャノピー組立体において、前記解放部材はプッシュボタンである、キャノピー組立体。
【請求項5】
請求項1に記載のキャノピー組立体において、前記解放部材は前記第1停止部と前記第2停止部に別々に係合するための隆起部を有している、キャノピー組立体。
【請求項6】
請求項1に記載のキャノピー組立体において、前記キャノピーは、平板部分と、前記平板部分から延びているスカート部分と、前記平板部分と前記スカート部分の間の接合部に隣接して前記平板部分の周辺を周って延びているばね鋼要素と、を有している、キャノピー組立体。
【請求項7】
請求項1に記載のキャノピー組立体において、前記キャノピー支持体は細長いポール部材を備えている、キャノピー組立体。
【請求項8】
請求項1に記載のキャノピー組立体において、前記コネクタは前記キャノピーの一部ブウを支持するために半径方向外方に延びている支持フランジを有している、キャノピー組立体。
【請求項9】
乗車型車両のためのキャノピー組立体であって、前記キャノピー組立体は、
複数の支持体管を備える乗車型車両フレームであって、各支持体管は当該支持体管の内部の長手方向空洞部への開口部を有している、乗車型車両フレームと、
前記乗車型車両フレームへ接続するためのキャノピーフレーム組立体と、
を備え、前記キャノピーフレーム組立体は、
前記乗車型車両フレームの前記複数の支持体管のそれぞれに1つずつの複数のハウジングであって、それらハウジングは前記乗車型車両フレームの前記複数の支持体管の別々の1つへ前記支持体管の個々の開口部に隣接して接続され、各ハウジングは解放部材を有している、複数のハウジングと、
前記複数のハウジングのそれぞれに1つずつの複数のキャノピー支持体であって、それらキャノピー支持体のそれぞれは前記複数のハウジングの別々の1つを通って延び、当該複数のキャノピー支持体のそれぞれは、当該キャノピー支持体の第1端に隣接する第1停止部及び当該キャノピー支持体の第2端に隣接する第2停止部を更に有している、複数のキャノピー支持体と、を備え、
前記複数のハウジングのそれぞれのための前記解放部材は、前記ハウジング内で前記キャノピー支持体の前記第1停止部と前記第2停止部に別々に係合する第1位置へ向かって付勢されていて、前記複数のハウジングのそれぞれのための前記解放部材は前記キャノピー支持体の前記第1停止部及び前記第2停止部から係合解除する第2位置へ移行させることができ、前記複数のキャノピー支持体は、別々に、前記ハウジングに対して第1位置に位置決め可能であり、前記第1位置では前記第1停止部が前記解放部材によって係合され、前記複数のキャノピー支持体は、別々に、前記ハウジングに対して第2位置に位置決め可能であり、前記第2位置では前記第2停止部が解放部材によって係合される、
キャノピー組立体。
【請求項10】
請求項9に記載のキャノピー組立体であって、前記複数のキャノピー支持体へ解放可能に接続されるキャノピー、を更に備えているキャノピー組立体。
【請求項11】
請求項10に記載のキャノピー組立体であって、前記キャノピーへ接続されている複数の受け具と、複数のコネクタと、を更に備え、前記複数のコネクタの1つずつが各キャノピー支持体の前記第1端へ固定されており、前記複数のキャノピー支持体へ固定されている前記複数のコネクタのそれぞれは、前記キャノピーへ接続されている前記複数の受け具の異なる1つへ解放可能に接続可能である、キャノピー組立体。
【請求項12】
請求項10に記載のキャノピー組立体において、前記キャノピーは、平板部分と、前記平板部分から延びているスカート部分と、前記平板部分と前記スカート部分の間の接合部に隣接して前記平板部分の周辺を周って延びているばね鋼要素と、を有している、キャノピー組立体。
【請求項13】
請求項9に記載のキャノピー組立体であって、前記キャノピー支持体の前記第2端へ接続されていて前記キャノピー支持体へ追加の安定性を提供するために前記フレームの前記空洞部の内壁に係合しているブッシング、を更に備えているキャノピー組立体。
【請求項14】
請求項9に記載のキャノピー組立体において、各ハウジングのための前記解放部材の一部分は前記ハウジングの開口部から外へ延びている、キャノピー組立体。
【請求項15】
請求項9に記載のキャノピー組立体において、前記解放部材はプッシュボタンである、キャノピー組立体。
【請求項16】
乗車型車両のためのキャノピー組立体であって、前記キャノピー組立体は、
キャノピーと、
キャノピーフレーム組立体であって、ハウジングと、前記ハウジングへ接続されている解放部材と、前記ハウジングを通って延びるキャノピー支持体と、前記キャノピー支持体へ接続されているコネクタと、を備え、前記ハウジングは、第1端及び第2端と、前記ハウジングを貫いて前記第1端から前記第2端まで延びている長手方向内腔と、を備え、前記ハウジングは、前記ハウジングの側面に開口部を有していて、前記解放部材が前記ハウジングの前記側壁の前記開口部を通って前記ハウジングの前記長手方向内腔の中へ延びており、前記キャノピー支持体は前記ハウジングの前記長手方向内腔を通って延び、前記キャノピー支持体は、前記キャノピー支持体の第1端に隣接する第1停止部及び前記キャノピー支持体の第2端に隣接する第2停止部を有しており、前記コネクタは前記キャノピー支持体の前記第1端に隣接して固定されており、前記キャノピー支持体は前記ハウジングに対して第1位置に位置決め可能であり、前記第1位置では前記第1停止部が前記解放部材によって係合され、前記キャノピー支持体は前記ハウジングに対して第2位置に位置決め可能であり、前記第2位置では前記第2停止部が前記解放部材によって係合される、キャノピーフレーム組立体と、
を備えている、キャノピー組立体。
【請求項17】
請求項16に記載のキャノピー組立体において、前記解放部材は、前記キャノピー支持体の前記第1停止部及び前記第2停止部に別々に係合する隆起部を有している、キャノピー組立体。
【請求項18】
請求項17に記載のキャノピー組立体であって、前記解放部材の前記隆起部を前記キャノピー支持体に向かって付勢するための、前記ハウジングと前記解放部材の間の付勢部材、を更に備えているキャノピー組立体。
【請求項19】
請求項16に記載のキャノピー組立体において、前記ハウジングは前記乗車型車両へ当該乗車型車両のフレームの空洞部に隣接して接続され、前記キャノピー組立体は、前記キャノピー支持体の前記第2端へ接続されていて前記キャノピー支持体へ追加の安定性を提供するために前記乗車型車両の前記空洞部の内壁に係合しているブッシング、を更に備えている、キャノピー組立体。
【請求項20】
請求項16に記載のキャノピー組立体であって、前記キャノピーへ接続されている受け具、を更に備え、前記受け具は前記コネクタを前記受け具へ解放可能に接続するための嵌め合い部材を有しており、前記コネクタは、前記キャノピーを更に支持するために半径方向外方に延びている支持フランジを更に有している、キャノピー組立体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001](関連出願の相互参照)
本願は2016年10月31日出願の米国特許出願第15/338,900号の恩典を主張し、当該特許出願をここに参考文献として明示的に援用し、これの一部となす。
【0002】
[0002]本開示は、概括的にはキャノピーシステムに、より詳しくはワゴンの様な乗車型玩具のための伸縮式キャノピーポールに、関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]典型的には、ワゴンの様な乗車型車両に乗っているとき、子どもたちは日光を含め気象要素に曝される。幼い子供たちは日焼け及び日光の他のダメージ効果によって傷つけられ易いということは一般に理解されている。そういうわけで、親たちは自分の子どもたちに長袖シャツと帽子の様な日光への暴露を最小限に留めるのに適した衣服を提供するのが典型的である。しかしながら、とりわけ高温多湿の気候では、長袖シャツと帽子は極めて不快であり得るし、それにより熱中症の様な他の健康上の問題を招かないとも限らない。親たちはまた、自分の子どもたちに日焼け止め剤を塗って、紫外線の潜在的有害効果に対する保護を提供する一助とするのが典型的である。親たちは日焼け止め剤の効能が続かないことを知っているので、彼らは自分の子どもたちの肌に日焼け止め剤を規則的に塗り直す傾向がある。残念なことに、日焼け止め剤は、長時間の日光暴露を伴う場合は十分な皮膚保護を提供し得ない。
【0004】
[0004]子どもたちが標準的なワゴンの中に座っているときの上述の日光暴露問題を克服するために、ワゴンへ装着可能なキャノピーが開発された。ワゴンのキャノピーは、更に、使用者が予期せぬ雨に見舞われることがあれば恩恵をもたらす。しかしながら、ワゴンキャノピーは、典型的には、互いに接合され且つ多数の垂直支持体部材又はポールへ接合される多数の横支持体部材を介してキャノピーフレームへ装着されるように適合されている。そういうものとして、このキャノピーは収納及び輸送向けに十分に折り畳めるわけではない。加えて、他のキャノピーには、キャノピーポール及びフレームをワゴン本体へ接続するのに特別な装着機構を要するものもある。先行技術によるその様なキャノピーシステムは多数の利点をもたらしはするものの、それらは、複雑なフレーム及び装着システムを有している場合が多いことを含め、なおも或る種の制限を有している。したがって、素早く容易に組み立てられ使用するのが簡単なキャノピー組立体の必要性が存在する。本開示は、先行技術の特定のこれらの制限及び他の欠点を克服すること、及びこれまで利用可能でなかった新しい特徴を提供することを目指している。本開示の特徴及び利点の完全な論考は、添付図面を参照しながら進められる後段の詳細な説明に委ねる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許出願第15/338,900号
【発明の概要】
【0006】
[0005]1つの実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピーと、キャノピーフレーム組立体と、を備える乗車型車両のためのキャノピー組立体に関する。1つの実施形態では、キャノピーフレーム組立体は、ハウジングと、ハウジングへ接続されている解放部材と、ハウジングを通って延びるキャノピー支持体と、キャノピー支持体へ接続されているコネクタと、を備えている。キャノピー支持体は、キャノピー支持体の第1端に隣接する第1停止部及びキャノピー支持体の第2端に隣接する第2停止部を有している。解放部材は、キャノピー支持体が格納される第1位置にキャノピー支持体を維持するにはキャノピー支持体の第1停止部に係合し、キャノピー支持体が伸展位置にある第2位置にキャノピー支持体を維持するには第2停止部に係合する。
【0007】
[0006]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピーと、キャノピーフレーム組立体と、を備える乗車型車両のためのキャノピー組立体であって、キャノピーフレーム組立体は、ハウジングと、ハウジングへ接続されている解放部材と、ハウジングを通って延びるキャノピー支持体と、キャノピー支持体へ接続されているコネクタと、を備え、ハウジングは、第1端及び第2端と、ハウジングを貫いて第1端から第2端まで延びている長手方向内腔と、を備え、ハウジングは、ハウジングの側面に開口部を有していて、解放部材がハウジングの側壁の開口部を通ってハウジングの長手方向内腔の中へ延びており、キャノピー支持体はハウジングの長手方向内腔を通って延び、キャノピー支持体は、キャノピー支持体の第1端に隣接する第1停止部及びキャノピー支持体の第2端に隣接する第2停止部を有しており、コネクタはキャノピー支持体の第1端に隣接して固定されており、キャノピー支持体はハウジングに対して第1位置に位置決め可能であり、第1位置では第1停止部が解放部材によって係合され、キャノピー支持体はハウジングに対して第2位置に位置決め可能であり、第2位置では第2停止部が解放部材によって係合される、キャノピー組立体に関する。
【0008】
[0007]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、受け具を有しているキャノピーと、キャノピーフレーム組立体と、を備える乗車型車両のためのキャノピー組立体であって、キャノピーフレーム組立体は、乗車型車両のフレームへ接続可能であるハウジングであって、それを貫く内腔を有しており、乗車型車両のフレームは空洞部を有しており、ハウジングは乗車型車両のフレームへ乗車型車両のフレームの空洞部への開口部に隣接して接続される、ハウジングと;ハウジングの内腔を通って延びるキャノピー支持体であって、キャノピー支持体の第1端に隣接する第1停止部及びキャノピー支持体の第2端に隣接する第2停止部を有しているキャノピー支持体と;ハウジングの内腔の中へ横断方向に延びる解放部材であって、キャノピー支持体の第1停止部及び第2停止部に別々に係合する第1位置に向かって付勢されていて第1停止部及び第2停止部を係合解除する第2位置へ移行させることのできる解放部材と;キャノピーの受け具に解放可能に係合するためにキャノピー支持体の第1端へ固定されているコネクタと;キャノピー支持体の第2端へ接続されていてキャノピー支持体へ追加の安定性を提供するためにフレームの空洞部の内壁に係合しているブッシングと、を備え、キャノピー支持体はハウジングに対して第1位置に位置決め可能であり、第1位置では第1停止部が解放部材によって係合され、キャノピー支持体はハウジングに対して第2位置に位置決め可能であり、第2位置では第2停止部が解放部材によって係合される、キャノピー組立体に関する。
【0009】
[0008]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、乗車型車両のフレームの空洞部に隣接して乗車型車両へ接続されるハウジングに関する。
[0009]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピー組立体において、キャノピーは4つの受け具を有し、キャノピーフレーム組立体は4つのハウジング及び4つの関連キャノピー支持体を有し、4つの関連キャノピー支持体のそれぞれが4つの受け具の別々の1つに係合する別々のコネクタを有している、キャノピー組立体に関する。
【0010】
[0010]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピー組立体において、キャノピー支持体が細長いポール部材を備えているキャノピー組立体に関する。
[0011]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピー支持体の第2端へ接続されていてキャノピー支持体へ追加の安定性を提供するためにフレームの空洞部の内壁に係合しているブッシングに関する。
【0011】
[0012]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピー組立体において、コネクタがキャノピーの一部分を支持するように半径方向外方に延びている支持フランジを有しているキャノピー組立体に関する。
【0012】
[0013]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピー組立体において、解放部材の一部分がハウジングの開口部から外へ延びているキャノピー組立体に関する。1つの実施形態では、解放部材はプッシュボタンである。或る代わりの実施形態では、解放部材はキャノピー支持体側の第1停止部と第2停止部に別々に係合するための隆起部を有している。
【0013】
[0014]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、解放部材の隆起部をキャノピー支持体に向かって付勢するための、ハウジングと解放部材の間の付勢部材に関する。
[0015]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピー組立体のためのキャノピーであって、平板部分と、平板部分から延びているスカート部分と、平板部分とスカート部分の間の接合部に隣接して平板部分の周辺を周って延びているばね鋼要素と、を有しているキャノピーに関する。
【0014】
[0016]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、複数のキャノピー支持体へ解放可能に接続されるキャノピーに関する。
[0017]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピーへ接続されている受け具に関しており、受け具はコネクタを受け具へ解放可能に接続するための嵌め合い部材を有しており、コネクタはキャノピーを更に支持するために半径方向外方に延びている支持フランジを更に有している。
【0015】
[0018]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、キャノピーへ接続される複数の受け具と、複数のコネクタと、を有しているキャノピー組立体であって、複数のコネクタの1つずつが各キャノピー支持体の第1端へ固定されており、複数のキャノピー支持体へ固定されている複数のコネクタのそれぞれは、キャノピーへ接続されている複数の受け具の異なる1つへ解放可能に接続可能である。
【0016】
[0019]別の実施形態によれば、開示される主たる技術は、乗車型車両のためのキャノピー組立体であって、キャノピー組立体は、複数の支持体管を備える乗車型車両フレームであって、各支持体管が当該支持体管の内部の長手方向空洞部への開口部を有している、乗車型車両フレームと、乗車型車両フレームへ接続するためのキャノピーフレーム組立体と、を備え、キャノピーフレーム組立体は、乗車型車両フレームの複数の支持体管のそれぞれに1つずつの複数のハウジングであって、それらハウジングは乗車型車両フレームの複数の支持体管の別々の1つへ支持体管の個々の開口部に隣接して接続され、各ハウジングは解放部材を有している、複数のハウジングと;複数のハウジングのそれぞれに1つずつの複数のキャノピー支持体であって、それらキャノピー支持体のそれぞれは前記複数のハウジングの別々の1つを通って延び、複数のキャノピー支持体のそれぞれは、キャノピー支持体の第1端に隣接する第1停止部及びキャノピー支持体の第2端に隣接する第2停止部を更に有している、複数のキャノピー支持体と、を備え;複数のハウジングのそれぞれのための解放部材は、ハウジング内でキャノピー支持体の第1停止部と第2停止部に別々に係合する第1位置へ向かって付勢されていて、複数のハウジングのそれぞれのための解放部材はキャノピー支持体の第1停止部及び第2停止部から係合解除する第2位置へ移行させることができ、複数のキャノピー支持体は、別々に、ハウジングに対して第1位置に位置決め可能であり、第1位置では第1停止部が解放部材によって係合され、複数のキャノピー支持体は、別々に、ハウジングに対して第2位置に位置決め可能であり、第2位置では第2停止部が解放部材によって係合される、キャノピー組立体に関する。
【0017】
[0020]主たる技術の他の実施形態及び他の構成は、主たる技術の様々な構成が例示として示され記述されている以下の詳細な説明から当業者には容易に明らかになるものと理解される。認識される様に、主たる技術は他の構成及び異なる構成の余地があり、その幾つかの詳細事項は様々な他の点で修正の余地があり、それらはみな主たる技術の範囲から逸脱することなくなされ得る。従って、図面及び詳細な説明は本質的に例示的であり制限的ではないと考えられるべきである。
【0018】
[0021]本開示を理解するにあたり、開示の実施形態が描かれ以下の記述と併せて本開示の原理を解説するのに役立つ添付図面を参照しながら、これより本開示を実例により説明してゆく。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】[0022]本開示のキャノピー組立体の1つの実施形態を示す、1つの実施形態による折り畳み式ワゴンの斜視図である。
【
図2】[0023]本開示のキャノピーフレーム組立体を有する折り畳み式ワゴンフレームの1つの実施形態の斜視図である。
【
図3】[0024]
図2のキャノピーフレーム組立体を有する折り畳み式ワゴンフレームの斜視図であり、折り畳まれた構成にある折り畳み式ワゴンフレームを示している。
【
図4】[0025]ワゴンフレームとキャノピーフレーム組立体のためのキャノピー支持体の1つの実施形態の部分斜視図であり、キャノピー支持体は格納位置にある。
【
図5】[0026]ワゴンフレームのためのキャノピーフレーム組立体の1つの実施形態の斜視図であり、キャノピー支持体を使用位置へ伸展させられるように使用者がキャノピー支持体を格納位置から解放しているところである。
【
図6】[0027]キャノピーフレーム組立体の1つの実施形態の断面斜視図であり、キャノピー支持体は格納位置にある。
【
図7】[0028]キャノピーフレーム組立体の1つの実施形態の断面斜視図であり、キャノピー支持体は伸展位置にある。
【
図8】[0029]
図1のキャノピー受け具へ固定係合されようとするキャノピー支持体のコネクタの部分斜視図である。
【
図9】[0030]
図8のキャノピーの受け具へ係合されたキャノピー支持体のコネクタの断面斜視図である。
【
図10】[0031]キャノピーフレーム組立体と共に使用されるキャノピーの1つの実施形態の斜視図である。
【
図11】[0032]折られようとする
図10のキャノピーの斜視図である。
【
図12】[0033]更に折られた
図10のキャノピーの斜視図である。
【
図13】[0034]折られた構成にある
図10のキャノピーの斜視図である。
【
図14】[0035]折られたキャノピーを保持するためのパウチを有するワゴンの後面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
[0036]この開示は多くの異なる形式の実施形態の余地があるが、本開示は開示の原理の例証であると考えられるべきであり開示の広範な態様を描かれている実施形態に限定しようとするものではないという了解の下に、好適な実施形態を図面に示しここに詳細に説明する。図面に描かれている特徴は必ずしも縮尺を合わせて描かれていないということ、及び、ここに明示的に記述されていなくても、関連技術の当業者には認識される様に、1つの実施形態の特徴が他の実施形態と共に採用されてもよいということを指摘しておく。また、既知の構成要素及び既知の処理技法の説明は、本開示の実施形態を不要に分りにくくしないために省略されることもある。ここに用いられている実例は、本開示が実践され得るやり方を理解し易くすること、更には当業者が本開示の実施形態を実践することを可能にすること、を意図したに過ぎない。従って、ここの実例と実施形態は、本開示の範囲を限定するものと解釈されてはならず、本開示の範囲は付随の特許請求の範囲及び適用可能な法律によってのみ定義される。また、開示の図面の幾つかの図全体を通して、同様の符号は類似の部分を表していることを指定しておく。
【0021】
[0037]これより図を参照することにし、特に
図1を見ると、ワゴン102の様な乗車型車両102のためのキャノピー組立体100の1つの実施形態が示されている。1つの実施形態では、キャノピー組立体100は概してキャノピー104とキャノピーフレーム組立体106を備えている。キャノピーフレーム組立体106は、ワゴン本体108を含む乗車型車両102の本体又はフレームへ容易に固定できる。
【0022】
[0038]先行技術のキャノピー組立体では、キャノピーのための支持体は、典型的には、キャノピーが利用されることを所望されたときに乗車型車両フレームへ接続され、その後、キャノピーがもはや必要でなくなると乗車型車両から取り外された。しかしながら、キャノピー組立体100の本実施形態では、キャノピーフレーム組立体106は乗車型車両102のフレーム又は本体108に対して格納状態(
図2−
図4及び
図6)と伸展状態又は使用時状態(
図1及び
図7)の間で移行させることのできるキャノピー支持体110を有している。したがって、キャノピー支持体110は乗車型車両102から取り外されず、代わりに、キャノピー組立体100の使用の期間中及びキャノピー組立体100が必要でない期間中を含め、常時、乗車型車両102と共に留まる。キャノピー104はここに説明されている様にキャノピー支持体110へ接続したり取り外したりできる。或る好適な実施形態では、キャノピー組立体100のキャノピーを取り外し可能に支持するために4つのキャノピー支持体110が利用されている。
【0023】
[0039]
図1−
図3に示されている様に、1つの実施形態では、乗車型車両102は、ワゴン本体108としての可倒式フレーム組立体108を含んでいる折り畳み式ワゴン102であってもよい。可倒式フレーム組立体108は、
図1及び
図2に示されている展開された、開かれた、又は使用時の構成と
図3に示されている閉じられた、倒された、又は折り畳まれた構成との間で可動になっていてもよい。キャノピーフレーム組立体106は、開いた構成と閉じた構成のどちらでもワゴン102へ接続されたままにできる。1つの実施形態では、ワゴンフレーム組立体108は、第1端組立体116と、第1端組立体116に対向する反対側の第2端組立体118と、床組立体120と、リンク仕掛け組立体124と、を含んでいる。加えて、
図1に示されている様に、折り畳み式ワゴン102は、可倒式フレーム組立体108へ接続される可撓性ハウジング126を含んでいてもよい。1つの実施形態では、ワゴンフレーム108は、ワゴンフレーム108の4つの対向する角のそれぞれに垂直フレーム部材128を含んでいる。したがって、1つの実施形態では、ワゴンフレーム108は4つの垂直フレーム部材128を有している。但し、キャノピー組立体100は、プラスチック、金属、又は木製のワゴン本体108を有するワゴンの様な折り畳み式ではない他の型式のワゴンやワゴン102ではない他の型式の乗車型車両102へ接続されてもよいものと理解する。
【0024】
[0040]
図6に示されている様に、或る好適な実施形態では、キャノピーフレーム組立体102は、概して、ハウジング130、ハウジング130へ接続されている解放部材132、ハウジング130を通って延びるキャノピー支持体110、及びキャノピー支持体110へ接続されているコネクタ134、を備えている。加えて、1つの実施形態では、乗車型車両102の各角に1つのハウジング130を含む4つのハウジング130が乗車型車両102に提供されていることが理解される。そして、各ハウジング130と共に、対応する解放部材132、キャノピー支持体110、及びコネクタ134がある。
【0025】
[0041]各キャノピー支持体110はハウジング130によって受け入れられ保持されるのが望ましい。そして各ハウジング130は乗車型車両102のフレーム108へ取り外し可能に接続されるのが望ましい。
図4及び
図6に示されている様に、1つの実施形態では、各ハウジング130は、ワゴンフレーム108の様な乗車型車両108の個々の垂直フレーム部材128へ取り外し可能に固定されている。
図6を参照して、1つの実施形態では、垂直フレーム部材128は、支持体管の様な管状部材であって、外壁138と支持体管128の内部の内側長手方向空洞部136への開口部134とを有している。ワゴン本体又はフレームが管状のフレーム部材無しに利用される場合、ワゴン本体/フレームはキャノピーフレームを受け入れるための空洞部を有しているだろう。また、各ハウジング130はフレーム108へ取り外し可能に接続されるのではあるが、ひとたび各個のハウジング130が乗車型車両102のフレーム108へ装着されたら、ハウジング130は常に乗車型車両102と共に留まり取り外されない(同様に、対応するキャノピー支持体110は常に乗車型車両102のフレーム108と共に留まり同じく取り外されない)というのが望ましい。
【0026】
[0042]1つの実施形態では、ハウジング130は乗車型車両102の本体108へ接続可能であり、乗車型車両102のフレーム108の空洞部136への開口部134に隣接して乗車型車両102の本体108へ接続可能であるのが望ましい。ハウジング130は、第1端142、第2端144、及び外側側壁146を有する本体140を有しているのが望ましい。長手方向内腔148がハウジング130を貫いて第1端142から第2端144へ延びている。
図2−
図4及び
図6に示されているキャノピー組立体100の非使用期間中はキャノピー支持体110のコネクタ134をハウジング130の中に納めるために、第1端142では内腔148はより広い開口部150を有している。1つの実施形態では、より広い開口部150はコネクタ134のための導入部を提供するようにテーパ状をしていてもよい。内腔148の、より広い開口部150を提供している部分は、概して、キャノピー支持体110より少しばかり大きいサイズである。1つの実施形態では、内腔148の、ハウジング130の第2端144の部分も同じく、ハウジング130を乗車型車両フレーム108の垂直フレーム部材128へ接続するため垂直フレーム部材128を受け入れるためのより広い開口部152を有している。
図6及び
図7に示されている様に、1つの実施形態では、ハウジング130を垂直フレーム部材128へ接続するため、垂直フレーム部材128の一部分がハウジング130の第2端144のより広い開口部152の中へ延びる。ハウジング130をフレーム組立体128へ固定するのに締結具154が使用される。
【0027】
[0043]
図4−
図7に示されている様に、ハウジング130は、更に、キャノピーフレーム組立体106の解放部材132へのアクセスを提供するため、側壁146に開口部156を有している。1つの実施形態では、解放部材132はハウジング130の内腔148の中へ横断方向に延びるプッシュボタンである。加えて、解放部材132の一部分がハウジング130の側壁146の開口部156から外へ少なくとも部分的に延びている。したがって、
図6に示されている様に、解放部材132は開口部156を通ってハウジング130の長手方向内腔148の中まで延びている。解放部材132は、キャノピー支持体110を通して延ばす略中央開口158を有している。解放部材132は、更に、ここに解説されている様にキャノピー支持体110に係合するべく開口158の中へ延びる隆起部160を有している。解放部材132はばね162の様な付勢部材162によってハウジング130の側壁146の開口部156に向かって付勢されているのが望ましい。1つの実施形態では、付勢部材162はハウジング130と解放部材132の間に、解放部材132の隆起部160をキャノピー支持体110へ向かって付勢するように及び好適にはハウジング130の側壁146の開口部156から外へ付勢するように配置されている。解放部材132がハウジング130の側壁146の開口部156から脱出するのを防ぐために、解放部材132は、更に、長手方向内腔148の内壁166に係合するフランジ164を有している。最後に、解放部材312は、その端に延長部167を有しており、それがハウジング130の反対側の開口部168に乗って解放部材132をハウジング130と整列に保つ。1つの実施形態では、付勢部材162は解放部材132の延長部167の周りに配置されている。
【0028】
[0044]以上に解説されている様に、キャノピー組立体100はキャノピー104を支持するためにキャノピー支持体110を利用しているのが望ましい。キャノピー支持体110は、概して、第1端170及び反対側の第2端172を有する細長い本体178である。キャノピー支持体110は、典型的には、丸い棒材から作られており、材料はプラスチック又はアルミニウムであってもよく、又は何れかの他の概して堅い材料であってもよい。キャノピー支持体110は、更に、キャノピー支持体110の第1端170に隣接する第1停止部174及びキャノピー支持体110の第2端172に隣接する第2停止部176を有している。1つの実施形態では、停止部170、172は、解放部材132によって係合される細長い本体178の溝を備えている。
図6及び
図7を参照して、キャノピー支持体110は、概して、ハウジング130の長手方向内腔148を通って延びている。
【0029】
[0045]加えて、
図7に示されている様に、1つの実施形態では、ブッシング180が提供されていて、キャノピー支持体110の第2端172へ接続されている。ブッシング180は、2つの機能を提供しているのが望ましい。第1に、ブッシング180は、キャノピー支持体110へ追加の支持と安定性を提供するために乗車型車両102の空洞部132の内壁182に係合するのを支援する。第2に、ブッシング180は望ましいことにハウジング130内で解放部材132を通り抜ける又は通り過ぎることができないことから、ブッシング180はキャノピー支持体110がハウジング130から外れるのを防ぐ停止部としての役目も果たす。
図7を参照して、1つの実施形態では、ブッシング180は、キャノピー支持体110を受け入れる第1部分184及び空洞部136の内壁182に係合する第2部分186を有している。キャノピー支持体110はリベット188の様な締結具188でブッシング180へ固定されていてもよい。
【0030】
[0046]
図6−
図8に示されている様に、本開示によれば、各キャノピー支持体110は、キャノピー支持体110の第1端170にコネクタ134を有し、コネクタ134がキャノピー104の受け具190と噛み合うように構成されている、というのが望ましい。1つの実施形態では、コネクタ134は雌型構成要素であり、受け具190は雄型スナップ式受け具であり、一体に接続されるとコネクタ134と受け具190はプレスフィット/スナッピング様式で取り外し可能に結合された状態になる。とはいえ、受け具190が雌型構成要素でコネクタ134が雄型構成要素であってもよいということが理解される。加えて、代わりの嵌め合い構成も受容可能である。
【0031】
[0047]或る好適な実施形態では、フランジ192がコネクタ134から半径方向外方に延びている。フランジ192はキャノピー104を支持するための増加された表面積を提供する。1つの実施形態では、コネクタ134とフランジ192は一体型であるが、それらは一体に固着される別々の構成要素であってもよい。加えて、或る好適な実施形態では、コネクタ134とフランジ192はプラスチックで作られた一体型構成要素である。コネクタ134及びフランジ192はキャノピー支持体110の第1端170へ固定されており、コネクタ134及びフランジ192をキャノピー支持体110へ固定するのにリベット194が使用されていてもよい。1つの実施形態では、コネクタ134はキャノピー支持体110の第1端170を受け入れるサイズと形状の延長部196を有している。
【0032】
[0048]コネクタ134と受け具190の間に嵌め合い接続を作るために、1つの実施形態では、コネクタ134は受け具190の雄型突起部200に係合する雌型開口部198を有している。加えて、受け具の雄型突起部200は、
図8及び
図9に示されている様にコネクタ134の雌型開口部198の環状陥凹206にスナップフィット様式で係合する環状リブ204を有していてもよい。コネクタ134は雄型受け具190に嵌り合う雌型部材として示されているが、コネクタ134が雄型部材で受け具190が雌型部材であってもよい。加えて、ねじ式係合、圧入係合、摩擦係合、などの様な、代わりの接続方法が利用されてもよい。
【0033】
[0049]
図8及び
図9に示されている様に、嵌め合い式受け具190はキャノピー104の底に場所を固定されている。1つの実施形態では、受け具190は雄型突起部200と拡張フランジ208を含んでいる。雄型突起部200は拡張フランジ208と一体化されていてもよいし、それらは一体に接続された別々の部品であってもよい。以上に解説されている様に、雄型突起部200はコネクタ134と受け具190の間にスナップフィット係合を作り出すためにコネクタ134の環状陥凹206に係合する環状リブ204を有していてもよい。
【0034】
[0050]加えて、スナップ式受け具190の拡張フランジ208は、キャノピー支持体110上のキャノピー104への更なる支持を提供するように相手方のスナップ式コネクタ134のフランジ192へ載るのが望ましい。
図1、
図2、及び
図10に示されている様に、キャノピー支持体110上の各コネクタ134は、キャノピー104側に対応する嵌め合い式受け具190を有している。
【0035】
[0051]これより
図1及び
図10−
図13を参照して、キャノピー104は乗車型車両102を覆うように構成されている細長い天面210と、周囲をめぐって下向きに延びていて細長い天面210から垂れ下がっている側面スカート212を含んでいる。1つの実施形態では、細長い天面210は、2つの丸みの付けられた互いに反対側の端214を含んでいる。キャノピー104は、更に、キャノピー104の細長い天面210と側面スカート212の間の接合部に作成されたスリーブに設置され得るばね鋼要素(図示せず)を含んでいる。ばね鋼要素は、キャノピー104へ構造的安定性を提供し、更に、以下に説明され
図10−
図13に示されている様に、キャノピー104を折り畳むことを可能にさせる。
図1及び
図10に示されている様に、或る好適な実施形態では、キャノピー104には4つのスナップ式受け具190が接続されていて、それら受け具190のそれぞれはキャノピー104の4つの角の1つに近接して配置されており、キャノピーフレーム組立体106がワゴン本体108へ固定されるときにハウジング130から延びる4つのキャノピー支持体110へ接続されるようになっている。
【0036】
[0052]本開示によれば、細長い天面210と側面スカート212の間のスリーブの中へ縫い込まれ得るばね鋼要素は、
図1及び
図10に示されているような展開配列時のキャノピー104をピンと張った状態に保つ手助けをするのに適した強度を有するように選定されている。ばね鋼要素の物理的特性に因り、キャノピー104は、収納のために容易に折り畳めることもでき、使用のためには4つのキャノピー支持体110へ結合することによって容易に展開できる。
図10−
図13に示されている様に、使用者はキャノピー104を長さ方向にそれの長さの3分の1へ折り曲げることによって所望配列へ(即ち、実質的に2つの8の字に)折り畳むことができる。折り畳み過程中、キャノピー104の左3分の1が右3分の1に接近してゆくと、真ん中の3分の1は下方へ曲がって、互いに重なった3つの区分からなる折り畳まれたキャノピー104ができ上る。代わりに、キャノピー104は、例えば単一の8の字構成の様な何れかの他の所望配列に折り畳まれるようにすることもできる。折り畳まれたキャノピー104は、可撓性ハウジング126のポケット220を含む乗車型車両本体108のパウチ220又はポケット220に収納されてもよい。
【0037】
[0053]本開示によれば、キャノピー104は、ワゴン本体108内に座っている子どもたちを日光から保護する材料で製作されることができる。また、これらの材料は、軽量、丈夫で、風や雨からの保護を提供するように耐水性及び耐風性である。
【0038】
[0054]
図1、
図2、及び
図5−
図7を参照して、キャノピー支持体110は2通りのロック位置に位置決めでき、つまり、キャノピー支持体110が下の位置にあって乗車型車両102の空洞部136の中に位置付けられている第1位置又は格納位置(
図2及び
図6を参照)と、キャノピー支持体110が上の位置にある第2位置又は使用時位置(
図1及び
図7参照)に位置決めできる。以上に解説されている様に、キャノピー支持体110はキャノピー支持体の第1端170に隣接する第1停止部174を有している。格納位置では、解放部材132の隆起部160はばね162によって付勢されて第1停止部174に係合しキャノピー支持体110を下の位置に保持する。解放部材132が付勢されて第1及び第2停止部174、176と係合したとき、解放部材132はハウジング130に対してそれの第1位置にある。使用者は
図5に示されている様に解放部材132をばね部材162の力に打ち勝つようにハウジング130に対して内方に押すことができる。解放部材132が半径方向内方に動かされると、解放部材132の隆起部160が第1停止部174から係合解除され、キャノピー支持体110はキャノピー104を支持するように上方へ引き上げられることができ、又は隆起部160が第2停止部176から係合解除され、キャノピー支持体110は空洞部136の中へ下向きに動かされることができる。キャノピー支持体110が乗車型車両102の空洞部136から外へ出て上方へ十分に引き上げられた時点で、隆起部160は、第2停止部176と係合するはずであり、そしてそれの第1位置へ但し第2停止部176内で第1位置へ付勢されることになる。この時点で、キャノピー支持体110は
図1及び
図7に示されているそれの使用時位置に入っているはずである。各キャノピー支持体110は、乗車型車両102のそれぞれ別々のハウジング130にて解放部材132とキャノピー支持体110を操作することによって、別々に動かされなくてはならない、ということが理解される。また、同じく理解されることとして、各キャノピー支持体110は、キャノピー支持体110の第1端170に隣接する第1停止部170が解放部材132の隆起部160によって係合されることになる、ハウジング130に対するそれの第1位置又は収納位置に独立に位置決め可能であり、また各キャノピー支持体110は、キャノピー支持体110の第2端172に隣接する第2停止部176が解放部材132の隆起部160によって係合されることになる、ハウジング130に対するそれの使用時位置又は第2位置に独立に位置決め可能である。各解放部材132はキャノピー支持体110へ向かって付勢されるので、解放部材132は、キャノピー支持体110が位置決めされる場所に依存して第1停止部174か第2停止部176によって係合され、使用者が解放部材132を押して解放部材132を各個の第1停止部174又は第2停止部176から係合解除するまで係合されたままになる。解放部材132が使用者によってばね力に打ち勝つのに十分な力で押されたために隆起部160が第1停止部174又は第2停止部176と係合されなくなった時点で、解放部材132はそれの第2位置に位置決めされていて、キャノピー支持体110は所望に応じ上向きに又は下向きに動かされることができる。但し、ばねの力が打ち負かされて解放部材132を第2位置へ移行させない限り、解放部材132へのばね162の力は解放部材132を第1位置に向けて付勢するよう働くものと理解する。
【0039】
[0055]幾つかの代替的な実施形態及び実施例をここに説明し示してきた。当業者には、個別の実施形態の特徴並びに諸構成要素の実施可能な組合せ及び変形型が認識されるだろう。当業者には更に、実施形態の何れかがここに開示されている他の実施形態との何れかの組合せとして提供されることもあり得る、ということが認識されるであろう。加えて、ここでの使用に際し「第1」、「第2」、「第3」、及び「第4」という用語は、例示のみを目的とすることを意図しており、実施形態を如何様にも限定するものではない。また、ここでの使用に際し「複数の」という用語は、離接的にせよ連接的にせよ、1より大きい任意の数を指し、必要に応じ、無限数にまで及ぶ。加えて、ここでの使用に際し「有している」という用語は、本開示及び特許請求の範囲の両方において、無制限式に用いられている。
【0040】
[0056]本発明は、それの精神又は中心的な特性から逸脱することなく他の特定の形態に具現化され得る、ということが理解されるだろう。本実施例及び本実施形態は、従って、あらゆる点で例示的であり制限的ではないと考えられるべきであり、発明はここに与えられている詳細事項に限定されるものではない。従って、特定の実施形態を例示し説明してきたが、発明の精神から大きく逸脱することなく数多くの修正が想起されることであり、保護の範囲は、唯一、付随の特許請求の範囲の範囲によって限定される。
【符号の説明】
【0041】
100 キャノピー組立体
102 乗車型車両、折り畳み式ワゴン
104 キャノピー
106 キャノピーフレーム組立体
108 可倒式フレーム組立体、ワゴン本体
110 キャノピー支持体
116 第1端組立体
118 第2端組立体
120 床組立体
124 リンク仕掛け組立体
126 可撓性ハウジング
128 垂直フレーム部材
130 ハウジング
132 解放部材
134 コネクタ
136 長手方向空洞部
138 ハウジングの外壁
140 ハウジングの本体
142 ハウジングの第1端
144 ハウジングの第2端
146 ハウジングの外側側壁
148 長手方向内腔
150 開口部
152 開口部
154 締結具
156 開口部
158 略中央開口
160 隆起部
162 付勢部材、ばね
164 フランジ
166 内壁
167 延長部
168 開口部
170 細長い本体の第1端
172 細長い本体の第2端
174 第1停止部
176 第2停止部
178 細長い本体
180 ブッシング
182 空洞部の内壁
184 ブッシングの第1部分
186 ブッシングの第2部分
188 締結具、リベット
190 受け具
192 フランジ
194 リベット
196 延長部
198 雌型開口部
200 雄型突起部
204 環状リブ
206 環状陥凹
208 拡張フランジ
210 細長い天面
212 側面スカート
214 天面の丸みの付けられた互いに反対側の端
220 パウチ又はポケット
【国際調査報告】