特表2020-504961(P2020-504961A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特表2020-504961アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法、装置及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-504961(P2020-504961A)
(43)【公表日】2020年2月13日
(54)【発明の名称】アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法、装置及びシステム
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20200121BHJP
【FI】
   H04W72/04 136
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】36
(21)【出願番号】特願2019-535882(P2019-535882)
(86)(22)【出願日】2017年12月4日
(85)【翻訳文提出日】2019年7月16日
(86)【国際出願番号】CN2017114476
(87)【国際公開番号】WO2018121188
(87)【国際公開日】20180705
(31)【優先権主張番号】201611265950.2
(32)【優先日】2016年12月30日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
2.FLASH
(71)【出願人】
【識別番号】503433420
【氏名又は名称】華為技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】ジャン,レイミン
(72)【発明者】
【氏名】リィウ,ジアンホア
(72)【発明者】
【氏名】リィウ,イファン
【テーマコード(参考)】
5K067
【Fターム(参考)】
5K067AA03
5K067AA23
5K067DD43
5K067DD44
5K067DD45
5K067EE02
5K067EE10
(57)【要約】
本発明は、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法を開示する。方法は主にネットワーク側デバイスに適用され、以下のステップ:先ず、ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスにより受信するステップであって、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を運ぶ、ステップ;次いで、ダウンリンク干渉情報を取得するために、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行するステップを含む。基地局が、ユーザー装置により使用されるダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得することができない従来技術と比較して、本発明ではネットワーク側デバイスはダウンリンク干渉情報に基づいてユーザー装置を効果的にスケジューリングすることができ、それによりスケジューリング効率を改善し、ダウンリンク・チャネルのデータ伝送効率を改善する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法であって、前記方法はユーザー装置に適用され:
ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得するステップ;及び
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップであって、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は前記ダウンリンク干渉情報を運ぶ、ステップ;
を含む方法。
【請求項2】
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信する前記ステップは:
初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップ;
前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をビームフォーミングするステップ;及び
前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップ;
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ユーザー装置により、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信する前記ステップは:
ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップ;
前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目用にビームフォーミングするステップ;及び
2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップ;
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザー装置により、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信する前記ステップの前に、前記方法は更に:
前記ユーザー装置により、前記ネットワーク側により送信されたコードブック情報を受信し、前記コードブック情報に基づいて前記ビームフォーミング・マトリクスVを取得するステップ;
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ユーザー装置により、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得する前記ステップの前に、前記方法は更に:
前記ネットワーク側デバイスにより送信された命令メッセージを受信するステップであって、前記命令メッセージは、前記ダウンリンク干渉情報を前記ネットワーク側デバイスへ送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、ステップ;
を含む、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記ユーザー装置により、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得する前記ステップの前に、前記方法は更に:
前記ネットワーク側デバイスにより送信された命令メッセージを受信するステップであって、前記命令メッセージは、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、ステップ;又は
前記ネットワーク側デバイスにより送信された命令メッセージを受信するステップであって、前記命令メッセージは、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、ステップ;
を含む、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項7】
前記ユーザー装置は、同じ時間ドメイン・リソース又は隣接する時間ドメイン・リソースを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
前記ユーザー装置は、同じ周波数ドメイン・リソース又は隣接する周波数ドメイン・リソースを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
前記ユーザー装置は、同じサイクリック・シフト又は異なるサイクリック・シフトを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;
請求項2に記載の方法。
【請求項8】
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法であって、前記方法はネットワーク側デバイスに適用され:
ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信するステップであって、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、前記ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を運ぶ、ステップ;及び
前記ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行するステップ;
を含む方法。
【請求項9】
前記ネットワーク側デバイスにより受信される前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含み;及び
前記ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行する前記ステップは:
アップリンク・チャネル・マトリクスHを取得するために、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行するステップ;
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHとダウンリンク干渉情報Iとの積H*Iを取得するために、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行するステップ;及び
前記アップリンク・チャネル・マトリクスH及び前記積H*Iに基づいて、前記ダウンリンク干渉情報を取得するステップ;
を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ネットワーク側デバイスにより、ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信する前記ステップの前に、前記方法は更に:
命令メッセージを前記ユーザー装置へ送信するステップであって、前記命令メッセージは、前記ダウンリンク干渉情報を前記ネットワーク側デバイスへ送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、ステップ;
を含む、請求項8又は9に記載の方法。
【請求項11】
前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目にビームフォーミングすることにより取得された第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含み;及び
前記ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行する前記ステップは、具体的に:
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと前記ビームフォーミング・マトリクスVとの積H*Vを取得するために、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行するステップ;
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと、前記ビームフォーミング・マトリクスVと、前記ダウンリンク干渉情報との積を取得するために、2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行するステップ;及び
H*VとH*V及び前記ダウンリンク干渉情報の積とに基づいて前記ダウンリンク干渉情報を取得するステップ;
を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記ネットワーク側デバイスにより送信される前記命令メッセージは、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号スケジューリング・シグナリングである、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得するように構成されるプロセッサ;及び
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信するように構成されるトランシーバであって、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は前記ダウンリンク干渉情報を運ぶ、トランシーバ;
を含むユーザー装置。
【請求項14】
前記トランシーバが、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信することは:
初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信すること;
前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をビームフォーミングすること;及び
前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信すること;
を含む、請求項13に記載のユーザー装置。
【請求項15】
前記トランシーバが、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信することは:
ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信すること;
前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目用にビームフォーミングすること;及び
2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信すること;
を含む、請求項13に記載のユーザー装置。
【請求項16】
前記トランシーバは:前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信する前に、前記ネットワーク側デバイスにより送信されたコードブック情報を受信するように更に構成され、前記プロセッサは、前記コードブック情報に基づいて前記ビームフォーミング・マトリクスVを取得するように更に構成される、請求項15に記載のユーザー装置。
【請求項17】
前記トランシーバは:前記プロセッサが前記ネットワーク側デバイスの前記ダウンリンク・チャネルの前記ダウンリンク干渉情報を取得する前に、前記ネットワーク側デバイスにより送信された命令メッセージを受信するように更に構成され、前記命令メッセージは、前記ダウンリンク干渉情報を前記ネットワーク側デバイスへ送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、請求項13ないし15のうちの何れか1項に記載のユーザー装置。
【請求項18】
前記トランシーバは、同じ時間ドメイン・リソース又は隣接する時間ドメイン・リソースを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
前記トランシーバは、同じ周波数ドメイン・リソース又は隣接する周波数ドメイン・リソースを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
前記トランシーバは、同じサイクリック・シフト又は異なるサイクリック・シフトを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;
請求項14に記載のユーザー装置。
【請求項19】
ネットワーク側デバイスであって:
ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信するように構成されるトランシーバであって、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、前記ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を運ぶ、トランシーバ;及び
前記ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行するように構成されるプロセッサ;
を含むネットワーク側デバイス。
【請求項20】
前記トランシーバにより受信される前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含み;及び
前記プロセッサが、前記ダウンリンク・チャネルの前記干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行することは:
アップリンク・チャネル・マトリクスHを取得するために、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと前記ダウンリンク干渉情報Iとの積H*Iを取得するために、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;及び
前記アップリンク・チャネル・マトリクスH及び前記積H*Iに基づいて、前記ダウンリンク干渉情報を取得すること;
を含む、請求項19に記載のネットワーク側デバイス。
【請求項21】
前記トランシーバは:前記ユーザー装置により送信された前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信する前に、命令メッセージを前記ユーザー装置へ送信するように更に構成され、前記命令メッセージは、前記ダウンリンク干渉情報を前記ネットワーク側デバイスへ送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、請求項19又は20に記載のネットワーク側デバイス。
【請求項22】
前記トランシーバにより受信される前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目にビームフォーミングすることにより取得された第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含み;及び
前記プロセッサが、前記ダウンリンク・チャネルの前記干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行することは、具体的に:
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと前記ビームフォーミング・マトリクスVとの積H*Vを取得するために、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと、前記ビームフォーミング・マトリクスVと、前記ダウンリンク干渉情報との積を取得するために、2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;及び
H*VとH*V及び前記ダウンリンク干渉情報の積とに基づいて前記ダウンリンク干渉情報を取得すること;
を含む、請求項19に記載のネットワーク側デバイス。
【請求項23】
前記トランシーバにより送信される前記命令メッセージは、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号スケジューリング・シグナリングである、請求項21に記載のネットワーク側デバイス。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本出願は、2016年12月30日に中国特許庁に提出された「アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法、装置、及びシステム」と題する、全体的にリファレンスに組み込まれる中国特許出願第201611265950.2号に対する優先権を主張する。
技術分野
【0002】
本発明は、無線通信技術の分野に関し、特に、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法、装置、及びシステムに関する。
背景技術
【0003】
無線チャネル(Channel)は、無線信号を伝送媒体として使用するデータ信号伝送チャネルである。無線通信の分野では、同一周波数帯域において、アップリンク(ユーザー装置から基地局への方向)チャネルとダウンリンク(基地局からユーザー装置への方向)チャネルとの間に相反性が存在する。具体的には、アップリンク・チャネル・マトリクスは、ダウンリンク・チャネル・マトリクスの共役転置である。
【0004】
従来技術の通信システムにおいて、基地局は、通常、ユーザー装置から受信したアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を用いることによりアップリンク・チャネル・マトリクスを取得し、次いで、前述の相反性を利用することによる演算によりダウンリンク・チャネル・マトリクスを取得する。次いで、基地局は、ダウンリンク・チャネル・マトリクスに基づいてユーザー装置をスケジューリングし、ダウンリンク・データを送信する。
【0005】
しかしながら、ダウンリンク・データを受信する場合に、ユーザー装置は、周辺信号からの干渉及びユーザー装置の熱雑音により影響を受ける。従来技術では、基地局によって取得されるダウンリンク・チャネル・マトリクスは、ユーザー装置側の干渉情報を反映することができない。従って、基地局によりダウンリンク・チャネル・マトリクスに基づいてユーザー装置をスケジューリングする効率は低い。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、基地局がダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得することを援助する、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法、装置、及びシステムを説明する。
【0007】
一態様によれば、本発明の一実施形態は、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法を提供し、方法は主にネットワーク側デバイスに適用され、以下のステップ:
先ず、ネットワーク側デバイスにより、ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信するステップであって、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を運ぶ、ステップ;次いで、ダウンリンク干渉情報を取得するために、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行するステップを含む。
【0008】
基地局が、ユーザー装置により使用されるダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得することができない従来技術と比較して、この実施形態では、ネットワーク側デバイス(基地局であってもよい)は、ダウンリンク干渉情報に基づいてユーザー装置を効果的にスケジューリングすることができ、それによりスケジューリング効率を改善し、ダウンリンク・チャネルのデータ伝送効率を改善する。
【0009】
可能な設計では、ネットワーク側デバイスによって受信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含む。
【0010】
ネットワーク側デバイスにより、ダウンリンク・チャネルの干渉情報を取得するために、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行することは、具体的に:
先ず、アップリンク・チャネル・マトリクスHを取得するために、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;アップリンク・チャネル・マトリクスHとダウンリンク干渉情報Iとの積H*Iを取得するために、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;次いで、アップリンク・チャネル・マトリクスHと、アップリンク・チャネル・マトリクスH及びダウンリンク干渉情報Iの積H*Iとに基づいてダウンリンク干渉情報Iを取得することを含むことができる。
【0011】
可能な設計では、ネットワーク側デバイスによって受信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することにより2回目用にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含む。この場合、ダウンリンク・チャネルの干渉情報を得るために、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を、ネットワーク側デバイスにより実行することは、具体的には:
先ず、アップリンク・チャネル・マトリクスHとビームフォーミング・マトリクスVとの積H*Vを取得するために、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;アップリンク・チャネル・マトリクスHと、ビームフォーミング・マトリクスVと、ダウンリンク干渉情報Iとの積H*V*Iを取得するために、2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;次いで、H*Vと、H*V及びダウンリンク干渉情報Iの積H*V*Iとに基づいてダウンリンク干渉情報を取得することを含むことができる。
【0012】
可能な設計では、ネットワーク側デバイスはユーザー装置にコードブック情報を更に送信し、コードブック情報はユーザー装置によって使用されるビームフォーミング・マトリクスVを示すために使用される。
【0013】
可能な設計では、ユーザー装置により送信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信する前に、ネットワーク側デバイスは、命令メッセージをユーザー装置へ更に送信することができ、命令メッセージは、ユーザー装置とネットワーク側デバイスとの間の直接メッセージ伝送を調整するために、ダウンリンク干渉情報をネットワーク側デバイスへ送信することを、ユーザー装置に命令するために使用される。
【0014】
可能な設計では、2つ以上のダウンリンク干渉情報を取得した後に、ネットワーク側デバイスは、ダウンリンク干渉情報のうちの1つを選択して、ダウンリンク・データをユーザー装置へ送信してもよい。ダウンリンク・データを送信する前に、ネットワーク側デバイスは、第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号又は第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対応するリソース・インデックスをユーザー装置へ送信してもよい。リソース・インデックスを送信することは、ネットワーク側デバイスによって送信されたダウンリンク・データを受信するために使用されるビームフォーミング・マトリクスVを、ユーザー装置が決定することを援助することができる。
【0015】
別の態様によれば、本発明の一実施形態は、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法を提供し、方法はユーザー装置に適用され、主に:
先ず、ユーザー装置により、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得し;次いで、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することを含み、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号はダウンリンク干渉情報を運び、そのため、ネットワーク側デバイスは、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に基づいてダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得することができ、それにより、ユーザー装置を効果的にスケジューリングする。
【0016】
可能な設計において、ユーザー装置により、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することは:
先ず、ユーザー装置により、第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信し;ダウンリンク干渉情報を利用することにより第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をビームフォーミングし;次いで、ビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することを含む。
【0017】
可能な設計では、ユーザー装置は、同じ時間ドメイン・リソース又は隣接する時間ドメイン・リソースを利用することにより、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する。
【0018】
可能な設計では、ユーザー装置は、同じ周波数ドメイン・リソース又は隣接する周波数ドメイン・リソースを利用することにより、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する。
【0019】
可能な設計では、ユーザー装置は、同一のサイクリック・シフト又は異なるサイクリック・シフトを利用することにより、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する。
【0020】
可能な設計では、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を、ユーザー装置により取得することは、具体的に:送信ダイバーシチ又は閉ループ空間多重の送信モードを利用することによる演算により、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を、ユーザー装置によって取得することを含む。オプションとして、ユーザー装置は、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を演算することができる。
【0021】
可能な設計では、ユーザー装置は、アップリンク・シグナリングをネットワーク側デバイスへ送信することができ、アップリンク・シグナリングは、送信ダイバーシチ又は閉ループ空間多重の送信モードを運ぶ。
【0022】
可能な設計において、ユーザー装置により、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することは:
先ず、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号ビームを、ネットワーク側デバイスへ送信し;次いで、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目用にビームフォーミングし;2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することを含む。
【0023】
可能な設計では、ユーザー装置により、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することは:
先ず、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することにより第3アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をビームフォーミングし;次いで、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第3アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ダウンリンク干渉情報を利用することにより2回目用にビームフォーミングし;2回目にビームフォーミングされた第3アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することを含む。
【0024】
可能な設計では、ユーザー装置は、ネットワーク側デバイスにより送信されたリソース・インデックス又はコードブック情報を受信し、リソース・インデックス又はコードブック情報に基づいて、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信するために使用されるビームフォーミング・マトリクスVを決定することができる。
【0025】
第3の態様によれば、本発明の一実施形態はユーザー装置を提供し、ユーザー装置は主にトランシーバ及びプロセッサを含む。プロセッサは、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得するように構成され;トランシーバは、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信するように構成され、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ダウンリンク干渉情報を運ぶ。
【0026】
可能な設計では、ユーザー装置のトランシーバが、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することは:
初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信し;次いで、ダウンリンク干渉情報を利用することにより、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をビームフォーミングし;及びダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ネットワーク側デバイスへ送信することを含む。
【0027】
可能な設計では、ユーザー装置のトランシーバが、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することは:
ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ネットワーク側デバイスへ送信し;次いで、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ダウンリンク干渉情報を利用することにより2回目用にビームフォーミングし;及び2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ネットワーク側デバイスへ送信することを含む。
【0028】
可能な設計では、ユーザー装置のトランシーバは:ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ネットワーク側デバイスへ送信する前に、ネットワーク側デバイスにより送信されたコードブック情報を受信するように更に構成され、プロセッサは、コードブック情報に基づいてビームフォーミング・マトリクスVを取得するように更に構成される。
【0029】
可能な設計では、ユーザー装置のトランシーバは:プロセッサがネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得する前に、ネットワーク側デバイスにより送信された命令メッセージを受信するように更に構成され、命令メッセージは、ダウンリンク干渉情報をネットワーク側デバイスへ送信することを、ユーザー装置に命令するために使用される。
【0030】
可能な設計では、ユーザー装置のトランシーバは、同じ時間ドメイン・リソース又は隣接する時間ドメイン・リソースを利用することにより、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
ユーザー装置のトランシーバは、同じ周波数ドメイン・リソース又は隣接する周波数ドメイン・リソースを利用することにより、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
ユーザー装置のトランシーバは、同じサイクリック・シフト又は異なるサイクリック・シフトを利用することにより、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する。
【0031】
時間ドメイン・リソース、周波数ドメイン・リソース、及びサイクリック・シフトは組み合わせて使用されてもよい。例えば、ユーザー装置のトランシーバは、同じ時間ドメイン・リソース及び異なるサイクリック・シフトを利用することにより、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する。
【0032】
オプションとして、ユーザー装置は、代替的に時間ドメイン・リソース、周波数ドメイン・リソース、及びサイクリック・シフトを利用することにより、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号ビームとを送信することができる。
【0033】
第4の態様によれば、本発明の一実施形態はネットワーク側デバイスを提供し、ネットワーク側デバイスは主にトランシーバ及びプロセッサを含む。
【0034】
トランシーバは、ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信するように構成され、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を運ぶ。
【0035】
プロセッサは、ダウンリンク干渉情報を取得するために、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行するように構成される。
【0036】
可能な設計では、ネットワーク側デバイスのトランシーバにより受信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含む。
【0037】
ネットワーク側デバイスのプロセッサが、ダウンリンク・チャネルの干渉情報を取得するために、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行することは:アップリンク・チャネル・マトリクスHを取得するために、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;次いで、アップリンク・チャネル・マトリクスHとダウンリンク干渉情報Iとの積H*Iを取得するために、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;及びアップリンク・チャネル・マトリクスH及び積H*Iに基づいて、ダウンリンク干渉情報を取得することを含む。
【0038】
可能な設計において、ネットワーク側デバイスのトランシーバは、ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信する前に、命令メッセージをユーザー装置へ送信するように更に構成され、命令メッセージは、ダウンリンク干渉情報をネットワーク側デバイスへ送信することを、ユーザー装置に命令するために使用される。
【0039】
可能な設計において、ネットワーク側デバイスのトランシーバにより受信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目にビームフォーミングすることにより取得された第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含み;ネットワーク側デバイスのプロセッサが、ダウンリンク・チャネルの干渉情報を取得するために、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行することは、具体的に:
アップリンク・チャネル・マトリクスHとビームフォーミング・マトリクスVとの積H*Vを取得するために、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;次いで、アップリンク・チャネル・マトリクスHと、ビームフォーミング・マトリクスVと、ダウンリンク干渉情報との積を取得するために、2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;及びH*VとH*V及びダウンリンク干渉情報の積とに基づいてダウンリンク干渉情報を取得することを含む。
【0040】
第5の態様によれば、本発明の一実施形態は、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信するシステムを提供し、システムは第3の態様によるユーザー装置と第4の態様によるネットワーク側デバイスとを含む。
【0041】
前述の全ての態様で説明される実施形態において、ネットワーク側デバイスによって送信される命令メッセージは、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを、ネットワーク側デバイスへ同時に又は一緒に送信することを、ユーザー装置に命令するために使用されてもよい。
【0042】
ネットワーク側デバイスによって送信される命令メッセージは、ビームフォーミング・マトリクスVを利用してビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することにより2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを、同時に又は一緒にネットワーク側デバイスへ送信することを、ユーザー装置に命令するために使用されてもよい。命令メッセージは、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号スケジューリング・シグナリングであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0043】
本発明の実施形態をより明確に説明するために、以下、実施形態を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明の幾つかの実施形態を単に示しているに過ぎず、当業者は、創作的労力なしに、これらの添付図面から他の図面を更に導出することができる。
【0044】
図1図1は本発明の一実施形態による通信システムの概略図である。
【0045】
図2図2は本発明の一実施形態によるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法のフローチャートである。
【0046】
図3図3は本発明の実施形態によるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をUEにより送信することについてのリソース構成図である。
【0047】
図4図4は本発明の実施形態によるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をUEにより送信することについての別のリソース構成図である。
【0048】
図5図5は本発明の実施形態によるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をUEにより送信することについての別のリソース構成図である。
【0049】
図6図6は本発明の一実施形態によるネットワーク側デバイスの概略構造図である。
【0050】
図7図7は本発明の一実施形態によるユーザー装置の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0051】
以下、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューションを説明する。
【0052】
基地局がダウンリンク干渉情報を得ることができず、それ故にユーザー装置をスケジューリングする効率が低いという従来技術の問題を解決するために、本発明の実施形態は、図1に示される通信システムに基づくソリューションを提供し、通信システムにおいてユーザー装置をスケジューリングする効率を改善する。図1に示されるように、本発明の一実施形態は、通信システム100を提供する。通信システム100は、少なくとも1つの基地局(base station,BS)及びユーザー装置(user equipment,UE)を含む。図は、複数の基地局BS1ないしBS3及び複数のユーザー装置UE1ないしUE6を示す。ユーザー装置及び基地局は、セルラー通信を実行することができ、UE1及びUE2はBS3のカバレッジ内に位置し、UE3及びUE4はBS1のカバレッジ内に位置し、UE5及びUE6はBS2のカバレッジ内に位置する。
【0053】
本発明のこの実施形態では、前述の通信システム100は、符号分割多元接続(code division multiple access,CDMA)、時分割多元接続(time division multiple access,TDMA)、周波数分割多元接続(frequency division multiple access,FDMA)、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency−division multiple access,OFDMA)、及びシングル・キャリア周波数分割多元接続(single carrier FDMA,SC−FDMA)、他のシステム等の種々の無線アクセス技術(radio access technology,RAT)のシステムであってもよい。用語「システム」及び「ネットワーク」は互いに交換可能である。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(universal terrestrial radio access,UTRA)及びCDMA2000等の無線技術を実現することができる。UTRAは、ワイドバンドCDMA(wideband CDMA,WCDMA)技術又はCDMAの他の変形技術を含み得る。CDMA2000は、暫定規格(interim standard,IS)2000(IS−2000)、IS−95及びIS−856規格をカバーすることができる。TDMAシステムは、移動通信用グローバル・システム(global system for mobile communications,GSM)等の無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、エボルブド・ユニバーサル地上無線アクセス(evolved UTRA,E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra Mobile Broadband,UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、及びFlash OFDMA等の無線技術を実現することができる。UTRA及びE−UTRAはUMTSであり、UMTSの進化したリリースである。3GPPは、ロング・ターム・エボリューション(long term evolution,LTE)におけるE−UTRAを利用するUMTSの新規リリース、及びLTEに基づく種々の進化したリリースである。更に、通信システム100は、未来志向の通信技術にも適用可能である。本発明のこの実施形態において説明されるシステム・アーキテクチャ及びサービス・シナリオは、本発明のこの実施形態における技術的ソリューションをより明確に説明するために使用されるが、本発明のこの実施形態において提供される技術的ソリューションを制限するようには意図されていない。当業者は、ネットワーク・アーキテクチャが進化し、新しいサービス・シナリオが出現する場合に、本発明のこの実施形態で提供される技術的ソリューションは同様の技術的課題にも適用可能であることを知り得る。
【0054】
本発明のこの実施形態では、基地局(例えば、BS1ないしBS3)は、無線アクセス・ネットワークに配備され、UEに対して無線通信機能を提供するように構成された装置である。基地局は、マクロ基地局、マイクロ基地局(小セル、英語:フェムト、ピコ、又は小セルとも呼ばれる)、中継局、アクセス・ポイント等の様々な形態を含み得る。基地局の機能を有するデバイスは、異なる無線アクセス技術を使用するシステムにおいて、異なる名前を有するかもしれない。例えば、デバイスは、5GシステムにおけるgNodeB又は送信ポイント(transmission point,TRP)と呼ばれてもよく、LTEシステムにおいてはエボルブドNodeB(evolved NodeB,eNB,又はeNodeB)と呼ばれ、第3世代(3rd generation,3G)システムにおいてはNodeB(NodeB)と呼ばれる。説明の簡易化のために、本発明の全ての実施形態において、前述の基地局及びノードB、並びにUEに無線通信機能を提供する他の装置は、まとめてネットワーク側デバイスと呼ばれる。
【0055】
本発明のこの実施形態におけるUEは、無線通信機能を有する種々のハンドヘルド・デバイス、車載デバイス、ウェアラブル・デバイス、又は無線通信機能を有するコンピューティング・デバイス、又は無線モデムに接続された他の処理デバイスを含むことができる。UEは、代替的に、移動局(mobile station,MS)、ユーザー端末装置、又はユーザー装置デバイス(端末装置)等と言及されてもよく、そして加入者ユニット(subscriber unit)、セルラー電話(cellular phone)、スマートフォン(smartphone)、無線データ・カード、パーソナル・ディジタル・アシスタント(personal digital assistant, PDA)コンピュータ、タブレット・コンピュータ、無線モデム(modem)、ハンドヘルド・デバイス(handheld)、ラップトップ・コンピュータ(laptop computer)、コードレス電話(cordless phone)又は無線ローカル・ループ(wireless local loop, WLL)ステーション、マシン・タイプ通信(machine type communication, MTC)ユーザー装置などを更に含むことができる。本発明の全ての実施形態において、上記のデバイスはまとめてUEとして言及される。
【0056】
更に、図1に示される通信システム100では、基地局BS1ないしBS3及び複数のUEが示され、通信システム100は基地局及びUEを含むがそれらを含むことに限定されず、コアネットワーク・デバイス、仮想化ネットワーク機能を運搬するデバイス等を更に含むことができる。これらは当業者にとって自明であり、ここで一つ一つ詳細には説明されない。
【0057】
この実施形態のソリューションでは、UE1がBS3からダウンリンク・データを受信する場合、他の基地局(例えば、BS1及びBS2)により送信される無線信号は、UE1のダウンリンク・データ受信に干渉をもたらす。本発明のこの実施形態では、ダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得した後、UE1は、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイス(例えば、BS3)へ直接的に送信し、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ダウンリンク干渉情報を運ぶ。更に、ネットワーク側デバイス(例えば、BS3)は、ダウンリンク干渉情報を運ぶUEにより送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信した後、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行し、ダウンリンク干渉情報を取得する。基地局BS3がUE1によって使用されるダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を得ることができない従来技術と比較して、この実施形態では、BS3は、ダウンリンク干渉情報に基づいてUE1を効果的にスケジューリングすることができ、それによってスケジューリング効率及びデータ伝送効率を改善する。
【0058】
図2は、本発明の一実施形態によるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法のフローチャートである。
【0059】
本発明のこの実施形態では、基地局(例えば、BS3)は、ユーザー装置(例えば、UE1)にセルラー・ネットワークを提供する。UE1は、現在、接続モード(connected mode)にある。
【0060】
図2に示されるように、UE1は、基地局BS3から命令メッセージを受信した後(ステップ102)、ダウンリンク干渉情報をBS3へ送信するステップを実行することを開始し得る。代替的に、UE1は、接続モードでダウンリンク干渉情報をBS3へ能動的に送信してもよい。更に、UE1は、BS3がダウンリンク干渉情報を受信することを援助するために、ダウンリンク干渉情報をBS3へ周期的に送信してもよい。
【0061】
ダウンリンク干渉情報をBS3へ送信する前に、UE1は、先ず、BS3のダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得し(ステップ104)、次いで、ダウンリンク干渉情報を運ぶアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をBS3へ送信する。UE1は、送信ダイバーシチ又は閉ループ空間多重化などの特定の送信モードに基づく演算によりダウンリンク干渉情報を取得することができる。ダウンリンク干渉情報は、特定の送信モードに対応し得る。UE1は、特定の送信モードに基づいてダウンリンク干渉情報を取得した後、送信モードを基地局BS3に通知してもよい。UE1は、新たに追加されたアップリンク・シグナリングを利用することにより、又は上記のアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を利用することにより、決定された送信モードをBS3へ送信し、そのため基地局BS3はUE1により決定された送信モードを利用することによりダウンリンク・データを送信することができ、データ伝送効率をより高くする。更に、UE1は、代替的に、特定のモードに基づかない演算によりダウンリンク干渉情報を取得し、ダウンリンク干渉情報を基地局BS3へ送信してもよく、基地局BS3は未処理のダウンリンク干渉情報を取得してもよい。
【0062】
ステップ102と104との間で明確なタイミング関係はないことに注意すべきである。UE1は、BS3から命令メッセージを受信する前に、ダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得してもよいし、又はBS3からの命令メッセージを受信した後に、ダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得してもよい。
【0063】
ステップ104において、UE1は、以下の方法でアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をBS3へ送信することができる。
【0064】
方法1a:UE1は、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をBS3へ送信し、ステップ102で取得されたダウンリンク干渉情報を利用することにより、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をビームフォーミングし、次いで、ビームフォーミングした第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をBS3へ送信する。
【0065】
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号はまた、アップリンク・サウンディング・リファレンス信号(sounding reference signal,SRS)と呼ばれ、Zad−off Chuシーケンス等の標準シーケンスであってもよい。更に、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ダウンリンク干渉によりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とも呼ばれてもよい。上記の「第1」は、以後の「第2」と区別するために使用される。ビームフォーミングの方法は、ビームフォーミング又は変調であってもよい。
【0066】
方法2a:UE1は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号ビームをBS3へ送信し、次いで、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号ビームを、ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目用にビームフォーミングし、2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をBS3へ送信する。
【0067】
ビームフォーミング・マトリクスVは、BS3によって送信されるコードブック情報(コードブックと呼ばれてもよい)からのものであってもよく、UE1は、コードブック情報に基づいてビームフォーミング・マトリクスVを取得する。更に、UE1は、代替的に、基地局BS3のダウンリンク・チャネルに対してチャネル推定を実行し、ダウンリンク・チャネル・マトリクスを取得し、次いで、ダウンリンク・チャネル・マトリクスを利用することによる演算によりビームフォーミング・マトリクスVを取得することができる。例えば、特異値分解(singular value decomposition,SVD)が、ダウンリンク・チャネル・マトリクスに対して実行される。
【0068】
ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによってビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号はまた、ダウンリンク干渉なしにビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と言及されてもよく、2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号はまた、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と言及されてもよい。上記の方法1aと比較して、方法2aによって提供される第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に関する方法は、UE1によって送信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号のカバレッジを改善し、BS3によって受信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号の信号−対−干渉比を増加させることができ、又は同じ信号−対−干渉比の場合に、UE1がアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する電力を低減し、UE1の電力消費を低減することができる。
【0069】
方法1a及び方法2aにより提供される実施態様において、UE1がダウンリンク干渉情報を利用することにより第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号及び第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をビームフォーミングした後、第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号及び第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ダウンリンク干渉情報を運ぶことができる。UE1は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを、サブフレーム等の特定のリソースにより送信することができる。UE1は、ダウンリンク干渉によりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを、複合信号により送信してもよいし、又は、ダウンリンク干渉によりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを別々に送信してもよい。相応に、UE1はまた、ダウンリンク干渉によらずにビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを、複合信号により送信してもよいし、又はダウンリンク干渉によらずビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを別々に送信することもできる。
【0070】
図2を更に参照すると、基地局BS3がUE1のダウンリンク干渉情報を取得する必要がある場合(例えば、BS3がダウンリンク・データをUE1へ送信する必要がある場合)、基地局BS3は、ダウンリンク干渉情報をBS3へ送信することをUE1に命令するために、命令メッセージをUE1へ送信する(ステップ102)。BS3によって送信される命令メッセージは、具体的には、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号スケジューリング・シグナリングであってもよい。代替的に、命令メッセージは、物理レイヤ・シグナリング、無線リソース制御レイヤ・シグナリング、又は媒体アクセス制御の制御要素(medium access control control element,MACCE)レイヤ・シグナリングにより送信されてもよい。
【0071】
オプションの実施形態において、BS3は、ダウンリンク干渉情報に対応する、送信ダイバーシチ又は閉ループ空間多重化のような送信モードを代替的に決定し、次いで、決定された送信モードをUE1に通知することができる。BS3は、決定された送信モードを命令メッセージに追加して命令メッセージをUE1へ送信してもよいし、又はダウンリンク・シグナリングを追加してダウンリンク・シグナリングをUE1へ送信してもよく、又はUE1の送信モードを事前に設定してもよく、UE1は、BS3によって決定された送信モードに基づいて、送信モードに対応するダウンリンク干渉情報を取得する。
【0072】
命令メッセージを送信した後、BS3は、ダウンリンク干渉情報を運ぶ、UE1により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信する(ステップ106)。BS3は、受信したアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行し、ダウンリンク干渉情報を取得する(ステップ108)。更に、BS3は、ダウンリンク干渉情報に基づいてUE1をスケジューリングし、次いで、ダウンリンク・データをUE1へ送信してもよい。
【0073】
ステップ108において、BS3は、ダウンリンク干渉情報を以下の方法で取得することができる。
【0074】
方法1b:BS3は、アップリンク・チャネル・マトリクスHを取得するために、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行し;アップリンク・チャネル・マトリクスHとダウンリンク干渉情報Iとの積H*Iを取得するために、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行し;次いで、アップリンク・チャネル・マトリクスHと積H*Iとに基づいてダウンリンク干渉情報を取得する。
【0075】
方法1aに対応して、UE1は、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信するので、BS3は、アップリンク・チャネル・マトリクスHを取得するために、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行する。更に、BS3は、アップリンク・チャネル・マトリクスHとダウンリンク干渉情報Iとの積H*Iを取得するために、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行する。更に、BS3は、H*Iの積とアップリンク・チャネル・マトリクスHとに基づいて、ダウンリンク干渉情報を取得することができる。
【0076】
方法2b:BS3は、アップリンク・チャネル・マトリクスHとビームフォーミング・マトリクスVとの積H*Vを取得するために、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行し;アップリンク・チャネル・マトリクスHと、ビームフォーミング・マトリクスVと、ダウンリンク干渉情報との積を取得するために、2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行し;次いで、H*VとH*V及びダウンリンク干渉情報の積とに基づいてダウンリンク干渉情報を取得する。
【0077】
方法2aに対応して、UE1は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することにより取得された第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目用にビームフォーミングすることにより取得された第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信するので、BS3は、アップリンク・チャネル・マトリクスHとビームフォーミング・マトリクスVとの積H*Vを取得するために、ダウンリンク干渉情報を利用することなくビームフォーミングされた受信した第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行する。更に、BS3は、アップリンク・チャネル・マトリクスHと、ビームフォーミング・マトリクスVと、ダウンリンク干渉情報Iとの積を取得するために、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行する。このようにして、BS3は、H*V*Iの積とH*Vの積とに基づいて、ダウンリンク干渉情報Iを取得することができる。
【0078】
方法1b及び2bによって提供される実施形態では、基地局BS3によって使用されるチャネル推定方法は、例えば、最小平均二乗誤差(minimum mean square error,MMSE)方法であってもよい。
【0079】
本発明の実施形態において提供されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法の一実施形態において、UE1は、同一の時間ドメイン・リソース又は隣接する時間ドメイン・リソースを利用することにより、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信してもよいし、又は同一の周波数ドメイン・リソース又は隣接する周波数ドメイン・リソースを利用することにより、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信してもよい。代替的に、UE1は、同一のサイクリック・シフト又は異なるサイクリック・シフトを利用することにより、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信してもよい。更に、前述の時間ドメイン・リソース、周波数ドメイン・リソース、及びサイクリック・シフトは組み合わせて使用されてもよい。例えば、代替的にUE1は、同じ時間ドメイン・リソース及び隣接する周波数ドメイン・リソース、又は同じ時間ドメイン・リソース及び異なるサイクリック・シフトを利用することにより、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信してもよい。ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する方法のみが上述されているが、時間ドメイン・リソース、周波数ドメイン・リソース、及びサイクリック・シフトを送信する上記の方法はまた、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とに適用可能であることに留意すべきである。
【0080】
図3は、本発明の一実施形態に従ってアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をUE1により送信することについてのリソース構成図である。UE1は、例えばサブフレーム(sub−frame)等の同じ時間ドメイン・リソース、例えばコム(comb)等の同じ周波数ドメイン・リソース、及び異なるサイクリック・シフト(cyclic shift)において、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号SRS(θ)と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号SRS(θ)とを送信し、これにより2つの信号SRS(θ)とSRS(θ)との間の直交性を保証する。θ及びθは、異なるサイクリック・シフト又は位相を表す。SRS(θ)のシーケンスは、ejθ1nF(n)であってもよく、SRS(θ)のシーケンスは、ejθ2nF(n)であってもよい。SRS(θ)及びSRS(θ)は同じコムに配置されてもよい。
【0081】
更に、SRS(θ)は、代替的に、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を表してもよく、SRS(θ)は、代替的に、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を表してもよい。
【0082】
図4は、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をUEにより送信することについての別のオプションのリソース構成図である。UEは、例えばサブフレーム(sub−frame)等の同じ時間ドメイン・リソース、異なるコム(例えば、隣接するコム)において、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号SRSと、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号SRSとを送信し、これにより2つの信号SRSとSRSとの間の直交性を保証する。SRSは、代替的に、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を表してもよく、SRSは、代替的に、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を表してもよい。図3及び図4に示されるリソース構成図において、横軸は時間(サブフレーム)を表し、左斜線で満たされた領域と右斜線で満たされた領域とはそれぞれ異なるコムを表す。
【0083】
図5は、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をUEにより送信することについての別のオプションのリソース構成図である。UEは、同じサブフレーム(sub−frame)の中の異なるシンボルにおいて、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされていない第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号SRSと、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号SRSとを送信し、これにより2つの信号SRS及びSRS間の直交性を保証し、更に、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号送信に関して蓄積される電力を改善する。SRSは、代替的に、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を表してもよく、SRSは、代替的に、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を表してもよい。SRS1及びSRS2は、同一の周波数ドメイン・リソース又は異なる周波数ドメイン・リソースを利用してもよい。これはこの実施形態で限定されない。
【0084】
図5に示されるリソース構成図において、横軸は時間(サブフレーム)を表し、左斜線で満たされた領域と右斜線で満たされた領域とは別々に異なるシンボルを表す。図3ないし図5に示されるリソース構成図を参照すると、UE1は、例えば2サブフレーム毎に1回、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を周期的に送信してもよい。更に、代替的にUE1は、別の目的で複数のアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信することもでき(例えば、UE1がセルの端又はセルの中央位置に位置する場合、UE1はアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をそれぞれ送信する)、例えば、第1サブフレームにおいて、ビームフォーミング・マトリクスV1を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報及びビームフォーミング・マトリクスV1を利用することにより2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信し、第4サブフレームにおいて、ビームフォーミング・マトリクスV2を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報及びビームフォーミング・マトリクスV2を利用することにより2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信してもよい。基地局BS3は、チャネル及び干渉推定を実行するためにアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号のうちの1つを選択することができ(例えば、第4サブフレームで送信された、ビームフォーミング・マトリクスV2を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報及びビームフォーミング・マトリクスV2を利用することにより2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを選択し)、BS3がダウンリンク・データを送信する場合のビームフォーミング方法Wと変調及び符号化方式(modulation and coding scheme,MCS)レベルを決定する。相応して、第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する際にUE1がビームフォーミング・マトリクスV2を使用する場合、UE1はまた、ダウンリンク・データを受信する際に、ビームフォーミング・マトリクスV2を使用してデータを受信してもよい。UE1がビームフォーミング・マトリクスV2によってデータを受信することを保証にするために、基地局は、コードブック情報を通じて(前述の方法2aで述べたコードブック情報を通じて)ビームフォーミング・マトリクスV2をUE1に通知することができ、UE1は、コードブック情報に基づいてビームフォーミング・マトリクスV2を取得する。更に、代替的にBS3は、第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号のリソース・インデックスをUE1に通知してもよい(アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、リソースとして解釈されてもよい)。UE1は、リソース・インデックスに基づいて、ビームフォーミング・マトリクスV2を利用することによりビームフォーミングされた対応する第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を決定し、それにより、ビームフォーミング・マトリクスV2が、第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号の送信中に使用されることを学習する。
【0085】
UE1が1つのタイプのアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する場合、例えば、第1サブフレームにおいて、ビームフォーミング・マトリクスV1を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報及びビームフォーミング・マトリクスV1を利用することにより2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と送信し、第4サブフレームにおいて、ビームフォーミング・マトリクスV1を利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報及びビームフォーミング・マトリクスV1を利用することにより2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と送信する場合、BS3は、ビームフォーミング情報を受信することを端末に命令しなくてもよく、UE1のトランシーバ・アンテナが同じビームフォーミングのまま留まるならば、UE1のトランシーバ・アンテナは、BS1からダウンリンク・データを受信することができる。更に、UE1が方法1a又は1bでアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する場合に、UE1のトランシーバ・アンテナはまた、BS1からダウンリンク・データを受信するために、同じビームフォーミングのまま留まることができる。
【0086】
本発明において提供される前述の実施形態において、本発明の実施形態において提供されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法は、ユーザー装置及び基地局、並びにユーザー装置と基地局との間の相互作用の観点から別々に説明される。前述の機能を実装するために、ユーザー装置及び基地局等のネットワーク要素は、機能を実装するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェア・モジュールを含むことが理解され得る。当業者は、本明細書で開示される実施形態で説明される例とのと組み合わせにおいて、ユニット、アルゴリズムのステップが、ハードウェア又はハードウェアとコンピュータ・ソフトウェアの組み合わせによって本発明において実現され得ることに容易に気付くはずである。コンピュータ・ソフトウェアによって駆動されるハードウェア又はハードウェアによって機能が実行されるか否かは、特定のアプリケーション及び技術的ソリューションの設計制約に依存する。当業者は、各々特定のアプリケーションについて、説明された機能を実装するために様々な方法を使用し得るが、その実装が本発明の範囲を超えるように考えられるべきではない。
【0087】
図6は、本発明の一実施形態によるネットワーク側デバイスの可能な概略構造図である。ネットワーク側デバイスは、図1及び図2に示される基地局BS1、BS2、及びBS3であってもよい。
【0088】
この実施形態で提供されるネットワーク側デバイスは主に以下を含む:
【0089】
第4の態様によれば、本発明の一実施形態はネットワーク側デバイスを提供し、ネットワーク側デバイスは主にトランシーバ601及びプロセッサ602(コントローラとも呼ばれる)を含む。更に、ネットワーク側デバイスは、メモリ603を更に含み得る。
【0090】
トランシーバ601は、主に、ネットワーク側デバイスによって信号を受信及び送信するように、例えば、ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信するように構成され、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を運ぶ。
【0091】
プロセッサ602は、主に、ネットワーク側デバイスで制御管理を実行するように、 例えば、トランシーバ601によって受信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行し、ダウンリンク干渉情報を得るように構成される。一例では、コントローラ/プロセッサ602は、図2の基地局BS3側における方法のステップ、例えばステップ108を実行する際に、ネットワーク側デバイスをサポートするように構成される。メモリ603は、ネットワーク側デバイスのプログラム・コード及びデータを格納するように構成される。
【0092】
オプションとして、ネットワーク側デバイスのトランシーバ601によって受信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含む。ネットワーク・デバイスのプロセッサ602が、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行し、ダウンリンク・チャネルの干渉情報を取得する場合については、前述の方法の実施形態における方法1bの関連説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
【0093】
オプションとして、ネットワーク側デバイスのトランシーバ601によって受信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目にビームフォーミングすることにより取得された第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含む。ネットワーク側デバイスのプロセッサがアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行し、ダウンリンク・チャネルの干渉情報を取得する場合については、前述の方法の実施形態における方法2bの関連説明を具体的に参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
【0094】
オプションとして、ネットワーク側デバイスのトランシーバ601は、更に:ユーザー装置により送信されるアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信する前に、命令メッセージをユーザー装置へ送信するように構成され、命令メッセージは、ダウンリンク干渉情報をネットワーク側デバイスへ送信することを、ユーザー装置に命令するために使用される。
【0095】
図6は、単にネットワーク側デバイスの単純化されたデザインを示すに過ぎないことが理解され得る。実際のアプリケーションでは、ネットワーク側デバイスは、任意の数量の送信機、受信機、プロセッサ、コントローラ、変調器、メモリ等を含み得る。本発明を実現することができるすべてのネットワーク側デバイスは、本発明の保護範囲内に属する。
【0096】
図7は、本発明の一実施形態によるユーザー装置の可能な概略構造図である。ユーザー装置は、図1及び図2に示されるUE1ないしUE6であってもよい。
【0097】
この実施形態で提供されるユーザー装置は主にトランシーバ701及びプロセッサ702(コントローラとも呼ばれ得る)を含む。更に、ユーザー装置はメモリ703を更に含んでもよい。
【0098】
プロセッサ702は、主に、ユーザー装置で制御管理を実行するように、例えば、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得するように構成される。トランシーバ701は、主に、ユーザー装置によって信号を受信及び送信するように、例えば、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信するように構成され、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ダウンリンク干渉情報を運ぶ。一例において、コントローラ/プロセッサ702は、図2のUE1側における方法のステップ、例えばステップ104を実行する際に、ユーザー装置をサポートするように構成される。メモリ703は、ユーザー装置のプログラム・コード及びデータを格納するように構成される。
【0099】
オプションとして、ユーザー装置のトランシーバ701がアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信することは、具体的には、前述の方法の実施形態における方法1a又は2aの関連説明を使用することができる。詳細はここで再び説明されない。更に、ユーザー装置のトランシーバ701は、同じ時間ドメイン・リソース又は隣接する時間ドメイン・リソースを利用することによって、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによってビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信することができる。代替的に、ユーザー装置のトランシーバ701は、同じ周波数ドメイン・リソース又は隣接する周波数ドメイン・リソースを利用することによって、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによってビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信することができる。代替的に、ユーザー装置のトランシーバ701は、同じサイクリック・シフト又は異なるサイクリック・シフトを利用することによって、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによってビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信することができる。代替的に、ユーザー装置のトランシーバ701は、同じ時間周波数リソース及び異なるサイクリック・シフトを利用することによって、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによってビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信することができる。具体的な送信プロセスについては、図3ないし図5の関連説明を参照されたい。
【0100】
オプションとして、ユーザー装置のトランシーバ701は、更に:ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をネットワーク側デバイスへ送信する前に、ネットワーク側デバイスによって送信されたコードブック情報を受信するように構成され、プロセッサ702は、コードブック情報に基づいてビームフォーミング・マトリクスVを取得するように更に構成される。
【0101】
オプションとして、ユーザー装置のトランシーバ701は、更に:プロセッサ702がネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得する前に、ネットワーク側デバイスによって送信される命令メッセージを受信するように構成され、命令メッセージは、ダウンリンク干渉情報をネットワーク側デバイスへ送信することを、ユーザー装置に命令するために使用される。
【0102】
ネットワーク側デバイスにより送信される命令メッセージは、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを、同時に又は一緒にネットワーク側デバイスへ送信することを、ユーザー装置に命令するために使用されてもよい。代替的に、命令メッセージは、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、ダウンリンク干渉情報を利用することにより2回目にビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを、同時に又は一緒にネットワーク側デバイスへ送信することを、ユーザー装置に命令するために使用されてもよい。命令メッセージは、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号スケジューリング・シグナリングであってもよい。
【0103】
図7は、単にユーザー装置の単純化されたデザインを示すに過ぎないことが理解され得る。実際のアプリケーションにおいて、ユーザー装置は、任意の数量の送信機、受信機、プロセッサ、コントローラ、変調器、メモリ、ディスプレイ等を含み得る。本発明を実現することができるすべてのユーザー装置は、本発明の保護範囲内に属する。
【0104】
本発明の実施形態は、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信するためのシステムを更に提供する。システムは、前述の実施形態で説明したユーザー装置及びネットワーク側デバイスを含む。ユーザー装置及びネットワーク側デバイスの具体的な構造及び機能については、前述の実施形態の関連説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
【0105】
本発明の実施形態において開示される内容との組み合わせで説明される方法又はアルゴリズム・ステップは、ハードウェアにより実現されてもよく、又はソフトウェア命令を実行することよりプロセッサにより実現されてもよい。ソフトウェア命令は、対応するソフトウェア・モジュールを含んでもよい。ソフトウェア・モジュールは、メモリ、フラッシュ、リード・オンリー・メモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ハード・ディスク、光ディスク、又は当技術分野で周知の他の形態の任意の記憶媒体に保存され得る。例えば、記憶媒体はプロセッサに結合され、そのためプロセッサは、記憶媒体から情報を読み込む、又は記憶媒体に情報を書き込むことができる。もちろん、記憶媒体はプロセッサのコンポーネントであってもよい。プロセッサ及び記憶媒体はASICに配置されてもよい。更に、ASICはユーザー装置に配置されてもよい。もちろん、プロセッサ及び記憶媒体は、個別コンポーネントとしてユーザー装置内に存在してもよい。
【0106】
当業者は、前述の1つ以上の例において、本発明で説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせによって実現可能であることに気付くはずである。ソフトウェアによって実現される場合、前述の機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体に保存されてもよいし、又はコンピュータ読み取り可能な媒体において1つ以上の命令又はコードとして伝送されてもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含み、通信媒体は、ある場所から他の場所へコンピュータプログラムが伝送されることを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用又は特定目的のコンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってよい。
【0107】
本発明の目的、技術的ソリューション、及び有益な効果は、前述の特定の実施形態において更に詳細に説明されている。前述の説明は、単に本発明の特定の実施形態であるに過ぎず、本発明の保護範囲を限定するようには意図されていないことが理解されるべきである。本発明の技術的ソリューションに基づいて行われるいかなる修正、均等な置換、又は改良も、本発明の保護範囲内に属するものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2019年7月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を送信する方法であって、前記方法はユーザー装置に適用され:
ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得するステップ;及び
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップであって、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は前記ダウンリンク干渉情報を運ぶ、ステップ;
を含む方法。
【請求項2】
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信する前記ステップは:
初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップ;
前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をビームフォーミングするステップ;及び
前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップ;
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ユーザー装置により、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信する前記ステップは:
ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップ;
前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目用にビームフォーミングするステップ;及び
2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信するステップ;
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザー装置により、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信する前記ステップの前に、前記方法は更に:
前記ユーザー装置により、前記ネットワーク側により送信されたコードブック情報を受信し、前記コードブック情報に基づいて前記ビームフォーミング・マトリクスVを取得するステップ;
を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ユーザー装置により、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得する前記ステップの前に、前記方法は更に:
前記ネットワーク側デバイスにより送信された命令メッセージを受信するステップであって、前記命令メッセージは、前記ダウンリンク干渉情報を前記ネットワーク側デバイスへ送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、ステップ;
を含む、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記ユーザー装置により、ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得する前記ステップの前に、前記方法は更に:
前記ネットワーク側デバイスにより送信された命令メッセージを受信するステップであって、前記命令メッセージは、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、ステップ;又は
前記ネットワーク側デバイスにより送信された命令メッセージを受信するステップであって、前記命令メッセージは、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、ステップ;
を含む、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項7】
前記ユーザー装置は、同じ時間ドメイン・リソース又は隣接する時間ドメイン・リソースを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
前記ユーザー装置は、同じ周波数ドメイン・リソース又は隣接する周波数ドメイン・リソースを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
前記ユーザー装置は、同じサイクリック・シフト又は異なるサイクリック・シフトを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;
請求項2に記載の方法。
【請求項8】
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を信する方法であって、前記方法はネットワーク側デバイスに適用され:
ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信するステップであって、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、前記ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を運ぶ、ステップ;及び
前記ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行するステップ;
を含む方法。
【請求項9】
前記ネットワーク側デバイスにより受信される前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含み;及び
前記ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行する前記ステップは:
アップリンク・チャネル・マトリクスHを取得するために、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行するステップ;
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHとダウンリンク干渉情報Iとの積H*Iを取得するために、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行するステップ;及び
前記アップリンク・チャネル・マトリクスH及び前記積H*Iに基づいて、前記ダウンリンク干渉情報を取得するステップ;
を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ネットワーク側デバイスにより、ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信する前記ステップの前に、前記方法は更に:
命令メッセージを前記ユーザー装置へ送信するステップであって、前記命令メッセージは、前記ダウンリンク干渉情報を前記ネットワーク側デバイスへ送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、ステップ;
を含む、請求項8又は9に記載の方法。
【請求項11】
前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目にビームフォーミングすることにより取得された第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含み;及び
前記ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行する前記ステップは:
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと前記ビームフォーミング・マトリクスVとの積H*Vを取得するために、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行するステップ;
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと、前記ビームフォーミング・マトリクスVと、前記ダウンリンク干渉情報との積を取得するために、2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行するステップ;及び
H*VとH*V及び前記ダウンリンク干渉情報の積とに基づいて前記ダウンリンク干渉情報を取得するステップ;
を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記ネットワーク側デバイスにより送信される前記命令メッセージは、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号スケジューリング・シグナリングである、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を取得するように構成されるプロセッサ;及び
アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信するように構成されるトランシーバであって、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は前記ダウンリンク干渉情報を運ぶ、トランシーバ;
を含むユーザー装置。
【請求項14】
前記トランシーバが、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信することは:
初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信すること;
前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号をビームフォーミングすること;及び
前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信すること;
を含む、請求項13に記載のユーザー装置。
【請求項15】
前記トランシーバが、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を前記ネットワーク側デバイスへ送信することは:
ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信すること;
前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目用にビームフォーミングすること;及び
2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信すること;
を含む、請求項13に記載のユーザー装置。
【請求項16】
前記トランシーバは:前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ネットワーク側デバイスへ送信する前に、前記ネットワーク側デバイスにより送信されたコードブック情報を受信するように更に構成され、前記プロセッサは、前記コードブック情報に基づいて前記ビームフォーミング・マトリクスVを取得するように更に構成される、請求項15に記載のユーザー装置。
【請求項17】
前記トランシーバは:前記プロセッサが前記ネットワーク側デバイスの前記ダウンリンク・チャネルの前記ダウンリンク干渉情報を取得する前に、前記ネットワーク側デバイスにより送信された命令メッセージを受信するように更に構成され、前記命令メッセージは、前記ダウンリンク干渉情報を前記ネットワーク側デバイスへ送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、請求項13ないし15のうちの何れか1項に記載のユーザー装置。
【請求項18】
前記トランシーバは、同じ時間ドメイン・リソース又は隣接する時間ドメイン・リソースを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
前記トランシーバは、同じ周波数ドメイン・リソース又は隣接する周波数ドメイン・リソースを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;又は
前記トランシーバは、同じサイクリック・シフト又は異なるサイクリック・シフトを利用することにより、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを送信する;
請求項14に記載のユーザー装置。
【請求項19】
ネットワーク側デバイスであって:
ユーザー装置により送信されたアップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信するように構成されるトランシーバであって、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、前記ネットワーク側デバイスのダウンリンク・チャネルのダウンリンク干渉情報を運ぶ、トランシーバ;及び
前記ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行するように構成されるプロセッサ;
を含むネットワーク側デバイス。
【請求項20】
前記トランシーバにより受信される前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含み;及び
前記プロセッサが、前ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行することは:
アップリンク・チャネル・マトリクスHを取得するために、前記初期の第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと前記ダウンリンク干渉情報Iとの積H*Iを取得するために、前記ダウンリンク干渉情報を利用することによりビームフォーミングされた前記第1アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;及び
前記アップリンク・チャネル・マトリクスH及び前記積H*Iに基づいて、前記ダウンリンク干渉情報を取得すること;
を含む、請求項19に記載のネットワーク側デバイス。
【請求項21】
前記トランシーバは:前記ユーザー装置により送信された前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を受信する前に、命令メッセージを前記ユーザー装置へ送信するように更に構成され、前記命令メッセージは、前記ダウンリンク干渉情報を前記ネットワーク側デバイスへ送信することを、前記ユーザー装置に命令するために使用される、請求項19又は20に記載のネットワーク側デバイス。
【請求項22】
前記トランシーバにより受信される前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号は、ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号と、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号を、前記ダウンリンク干渉情報を利用することにより、2回目にビームフォーミングすることにより取得された第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号とを含み;及び
前記プロセッサが、前ダウンリンク干渉情報を取得するために、前記アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してダウンリンク干渉推定を実行することは:
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと前記ビームフォーミング・マトリクスVとの積H*Vを取得するために、前記ビームフォーミング・マトリクスVを利用することによりビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;
前記アップリンク・チャネル・マトリクスHと、前記ビームフォーミング・マトリクスVと、前記ダウンリンク干渉情報との積を取得するために、2回目にビームフォーミングされた前記第2アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号に対してチャネル推定を実行すること;及び
H*VとH*V及び前記ダウンリンク干渉情報の積とに基づいて前記ダウンリンク干渉情報を取得すること;
を含む、請求項19に記載のネットワーク側デバイス。
【請求項23】
前記トランシーバにより送信される前記命令メッセージは、アップリンク・メジャーメント・リファレンス信号スケジューリング・シグナリングである、請求項21に記載のネットワーク側デバイス。
【請求項24】
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって;前記プログラムは請求項1ないし12のうち何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させる、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【国際調査報告】