特表2020-509516(P2020-509516A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特表2020-509516物流文書情報を取得するための方法および関連デバイス
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2020-509516(P2020-509516A)
(43)【公表日】2020年3月26日
(54)【発明の名称】物流文書情報を取得するための方法および関連デバイス
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/08 20120101AFI20200303BHJP
   G06F 16/9032 20190101ALI20200303BHJP
   G06F 16/909 20190101ALI20200303BHJP
【FI】
   G06Q10/08 300
   G06F16/9032
   G06F16/909
【審査請求】有
【予備審査請求】未請求
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2019-565602(P2019-565602)
(86)(22)【出願日】2018年2月9日
(85)【翻訳文提出日】2019年10月21日
(86)【国際出願番号】CN2018075895
(87)【国際公開番号】WO2018153277
(87)【国際公開日】20180830
(31)【優先権主張番号】201710097547.1
(32)【優先日】2017年2月22日
(33)【優先権主張国】CN
(81)【指定国】 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,RO,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM,TN,TR,TT
(71)【出願人】
【識別番号】518179944
【氏名又は名称】ツァイニャオ スマート ロジスティクス ホールディング リミティド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100133835
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 努
(74)【代理人】
【識別番号】100196601
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 祐市
(72)【発明者】
【氏名】ホー ユイリン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA16
(57)【要約】
本願は、物流ラベル情報を取得するための方法および関連装置を提供する。この方法は、物流管理サーバに適用され、端末装置からの物流住所情報を受け取ることと、物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定することと、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成することと、物流ラベル情報を端末装置に送ることとを含む。本願の実施形態は、物流ラベル情報を自動的に取得し、それによって、取得効率を改善し、誤り率を低減する方式を提供することが分かる。加えて、本願では、物流プラットフォームを決定した後、物流管理サーバは、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を直接取得し、それによって、物流管理サーバと端末装置との間の繰り返しの対話を避け、時間およびシステム資源を節約する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
物流管理サーバに適用される、物流ラベル情報を取得するための方法であって、
端末装置からの物流住所情報を受け取ることと、
物流プラットフォーム設定因子を取得し、前記物流プラットフォーム設定因子に従って、前記物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定することと、
前記物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、前記物流ラベル識別子に従って、物流ラベル情報を生成することと、
前記物流ラベル情報を前記端末装置に送ることと
を含む、方法。
【請求項2】
前記物流住所情報に対応する住所区分識別子を生成すること
をさらに含み、
前記物流ラベル識別子に従って、物流ラベル情報を前記生成することが、
前記物流ラベル識別子と前記住所区分識別子とに従って前記物流ラベル情報を生成すること
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記物流プラットフォームに対応する前記物流ラベル識別子を前記取得することが、
前記物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバを決定し、識別子要求を前記物流プラットフォーム・サーバに送ることと、
前記識別子要求に応じた前記物流プラットフォーム・サーバからの前記物流ラベル識別子を受け取ることと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記物流プラットフォーム設定因子を前記取得することが、事前設定物流プラットフォーム設定因子を取得すること、および/または前記端末装置からの物流プラットフォーム設定因子を受け取ることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記物流プラットフォーム設定因子が、
物流プラットフォームの適用範囲と前記物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数
を含む1つまたは複数の設定因子を含み、
物流プラットフォームの前記サービス品質指数が、以下のような1つまたは複数の品質指数、すなわち、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
端末装置に適用される、物流ラベル情報を取得するための方法であって、
物流住所情報を物流管理サーバに送ることと、
前記物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取ることと
を含み、
前記物流ラベル情報が、物流ラベル識別子に従って生成され、前記物流ラベル識別子が、物流プラットフォームに対応し、
前記物流プラットフォームが、物流プラットフォーム設定因子に従って決定され、前記物流住所情報に対応する、方法。
【請求項7】
前記物流管理サーバからの前記物流ラベル情報を受け取った後、物流ラベルを印刷デバイスにより印刷することをさらに含み、
前記物流ラベルには、前記物流ラベル情報が印刷される、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記物流ラベル情報が、前記物流ラベル識別子と、前記物流住所情報に対応する住所区分識別子とに従って生成される、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記物流プラットフォーム設定因子を前記物流管理サーバに送ること
をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記物流プラットフォーム設定因子が、
物流プラットフォームの適用範囲と前記物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数
を含む1つまたは複数の設定因子を含み、
物流プラットフォームの前記サービス品質指数が、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む1つまたは複数の品質指数を含む、請求項6から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
端末装置からの物流住所情報を受け取るように構成された受取ユニットと、
物流プラットフォーム設定因子を取得し、前記物流プラットフォーム設定因子に従って、前記物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定するように構成された決定ユニットと、
前記物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、前記物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成するように構成された生成ユニットと、
前記物流ラベル情報を前記端末装置に送るように構成された送出ユニットと
を含む物流管理サーバ。
【請求項12】
物流住所情報を物流管理サーバに送るように構成された送出ユニットと、
前記物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取るように構成された受取ユニットと
を含む端末装置であって、
前記物流ラベル情報が、物流ラベル識別子に従って生成され、前記物流ラベル識別子が、物流プラットフォームに対応し、
前記物流プラットフォームが、物流プラットフォーム設定因子に従って決定され、前記物流住所情報に対応する、端末装置。
【請求項13】
端末装置からの物流住所情報を受け取るように構成された受信器と、
物流プラットフォーム設定因子を取得し、前記物流プラットフォーム設定因子に従って、前記物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定し、前記物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、前記物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成するように構成されたプロセッサと、
前記物流ラベル情報を前記端末装置に送るように構成された送信器と
を含む物流管理サーバ。
【請求項14】
前記プロセッサが、さらに、前記物流住所情報に対応する住所区分識別子を生成するように構成され、
前記物流ラベル情報が前記物流ラベル識別子に従って生成されるとき、前記プロセッサが、前記物流ラベル識別子と前記住所区分識別子とに従って前記物流ラベル情報を生成するように構成される、請求項13に記載の物流管理サーバ。
【請求項15】
前記物流プラットフォームに対応する前記物流ラベル識別子が取得されるとき、前記プロセッサが、前記物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバを決定し、前記送信器を介して識別子要求を前記物流プラットフォーム・サーバに送信し、前記受信器を介して、前記識別子要求に従った前記物流プラットフォーム・サーバからの前記物流ラベル識別子を受け取るように構成される、請求項13に記載の物流管理サーバ。
【請求項16】
前記物流プラットフォーム設定因子が取得されるとき、前記プロセッサが、前記物流管理サーバ上の事前設定物流プラットフォーム設定因子を取得し、および/または前記受信器を介して、前記端末装置からの物流プラットフォーム設定因子を受け取るように構成される、請求項13に記載の物流管理サーバ。
【請求項17】
前記物流プラットフォーム設定因子が、
物流プラットフォームの適用範囲と前記物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数
を含む1つまたは複数の設定因子を含み、
物流プラットフォームの前記サービス品質指数が、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む1つまたは複数の品質指数を含む、請求項13から16のいずれか一項に記載の物流管理サーバ。
【請求項18】
物流住所情報を物流管理サーバに送るように構成された送信器と、
前記物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取るように構成された受信器と
を含む端末装置であって、
前記物流ラベル情報が、物流ラベル識別子に従って生成され、前記物流ラベル識別子が、物流プラットフォームに対応し、前記物流プラットフォームが、物流プラットフォーム設定因子に従って決定され、前記物流住所情報に対応する物流プラットフォームである、端末装置。
【請求項19】
前記受信器が前記物流管理サーバからの前記物流ラベル情報を受け取った後、物流ラベルを印刷デバイスにより印刷するように構成されたプロセッサをさらに含み、
前記物流ラベルには、前記物流ラベル情報が印刷される、請求項18に記載の端末装置。
【請求項20】
前記物流ラベル情報が、前記物流ラベル識別子と、前記物流住所情報に対応する住所区分識別子とに従って生成される、請求項18に記載の端末装置。
【請求項21】
前記送信器が、さらに、前記物流プラットフォーム設定因子を前記物流管理サーバに送るように構成される、請求項18に記載の端末装置。
【請求項22】
前記物流プラットフォーム設定因子が、
物流プラットフォームの適用範囲と前記物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数
を含む1つまたは複数の設定因子を含み、
物流プラットフォームの前記サービス品質指数が、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む1つまたは複数の品質指数を含む、請求項18から21のいずれか一項に記載の端末装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、中国特許庁に2017年2月22日に出願された「METHOD FOR OBTAINING LOGISTICS DOCUMENT INFORMATION, AND RELATED DEVICE」と題する中国特許出願第201710097547.1号の優先権を主張し、その全体が、参照により本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、インターネット技術の分野に関し、特に、物流ラベル情報を取得するための方法および関連装置に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展に伴い、ユーザに商品を提供するためにインターネット・プラットフォームを使用することが、既に広く普及している。ユーザに商品を提供するには、通常、対応する物流ラベル情報が必要とされる。例えば、物流ラベル情報が印刷されている物流ラベルが商品に接着され、物流会社は、物流ラベル情報に応じて対応する商品をユーザに提供する。
【0004】
現在、物流ラベル情報は、主として、手作業法で取得されている。具体的には、物流ラベル情報を取得するプロセスにおいて、物流住所情報に応じて、対応する物流会社が手作業で選ばれ、スタッフは、対応する物流会社から物流ラベル識別子を、物流ラベル識別子に付随する物流ラベル情報を含めて、取得する。物流ラベル情報が取得された後、物流ラベル情報は、物流ラベルに印刷するかまたは手作業で記入することができる。
【0005】
しかしながら、そのような手作業法は、効率が比較的低く、したがって、誤り率が比較的高くなりがちである。それゆえに、物流ラベル情報を自動的に取得する方法が、現在、解決される必要がある緊急課題である。
【発明の概要】
【0006】
本願によって解決されるべき技術的課題は、物流ラベル情報を自動的に取得し、それによって、取得効率を改善し、誤り率を低減するための物流ラベル情報を取得するための方法および関連装置を提供することである。
【0007】
これのために、本願によって解決されるべき技術的問題への技術的解決策は、以下の通りである。
【0008】
本願の実施形態は、物流管理サーバに適用される、物流ラベル情報を取得するための方法を提供し、この方法は、
端末装置からの物流住所情報を受け取ることと、
物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定することと、
物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、物流ラベル識別子に従って、物流ラベル情報を生成することと、
物流ラベル情報を端末装置に送ることと
を含む。
【0009】
オプションとして、この方法は、
物流住所情報に対応する住所区分識別子を生成すること
をさらに含み、
物流ラベル識別子に従って、物流ラベル情報を生成することが、
物流ラベル識別子と住所区分識別子とに従って物流ラベル情報を生成すること
を含む。
【0010】
オプションとして、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得することが、
物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバを決定し、識別子要求を物流プラットフォーム・サーバに送ることと、
識別子要求に応じた物流プラットフォーム・サーバからの物流ラベル識別子を受け取ることと
を含む。
【0011】
オプションとして、物流プラットフォーム設定因子を取得することが、事前設定物流プラットフォーム設定因子を取得すること、および/または端末装置からの物流プラットフォーム設定因子を受け取ることを含む。
【0012】
オプションとして、物流プラットフォーム設定因子が、以下の1つまたは複数の設定因子、すなわち、
物流プラットフォームの適用範囲と物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数
を含み、
物流プラットフォームのサービス品質指数が、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む1つまたは複数の品質指数を含む。
【0013】
本願の実施形態は、端末装置に適用される、物流ラベル情報を取得するための方法を提供し、この方法は、
物流住所情報を物流管理サーバに送ることと、
物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取ることと
を含み、
物流ラベル情報が、物流ラベル識別子に従って生成され、
物流ラベル識別子が、物流プラットフォームに対応し、
物流プラットフォームが、物流プラットフォーム設定因子に従って決定され、物流住所情報に対応する。
【0014】
オプションとして、この方法は、
物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取った後、物流ラベルを印刷デバイスにより印刷すること
をさらに含み、
物流ラベルには、物流ラベル情報が印刷される。
【0015】
オプションとして、物流ラベル情報が、物流ラベル識別子と、物流住所情報に対応する住所区分識別子とに従って生成される。
【0016】
オプションとして、この方法は、
物流プラットフォーム設定因子を物流管理サーバに送ること
をさらに含む。
【0017】
オプションとして、物流プラットフォーム設定因子が、
物流プラットフォームの適用範囲と物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数
を含む1つまたは複数の設定因子を含み、
物流プラットフォームのサービス品質指数は、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む1つまたは複数の品質指数を含む。
【0018】
本願の実施形態は、物流管理サーバを提供し、物流管理サーバは、
端末装置からの物流住所情報を受け取るように構成された受取ユニットと、
物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定するように構成された決定ユニットと、
物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成するように構成された生成ユニットと、
物流ラベル情報を端末装置に送るように構成された送出ユニットと
を含む。
【0019】
本願の実施形態は、端末装置を提供し、端末装置は、
物流住所情報を物流管理サーバに送るように構成された送出ユニットと、
物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取るように構成された受取ユニットと
を含み、
物流ラベル情報が、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子に従って生成され、
物流プラットフォームが、物流プラットフォーム設定因子に従って決定され、物流住所情報に対応する。
【0020】
本願の実施形態は、物流管理サーバを提供し、物流管理サーバは、
端末装置からの物流住所情報を受け取るように構成された受信器と、
物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定し、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成するように構成されたプロセッサと、
物流ラベル情報を端末装置に送るように構成された送信器と
を含む。
【0021】
オプションとして、プロセッサが、さらに、物流住所情報に対応する住所区分識別子を生成するように構成され、
物流ラベル情報が物流ラベル識別子に従って生成されるとき、プロセッサは、具体的には、物流ラベル識別子と住所区分識別子とに従って物流ラベル情報を生成するように構成される。
【0022】
オプションとして、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子が取得されるとき、プロセッサは、具体的には、物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバを決定し、送信器を介して識別子要求を物流プラットフォーム・サーバに送信し、受信器を介して、識別子要求に従った物流プラットフォーム・サーバからの物流ラベル識別子を受け取るように構成される。
【0023】
オプションとして、物流プラットフォーム設定因子が取得されるとき、プロセッサは、具体的には、物流管理サーバ上の事前設定物流プラットフォーム設定因子を取得し、および/または受信器を介して、端末装置からの物流プラットフォーム設定因子を受け取るように構成される。
【0024】
オプションとして、物流プラットフォーム設定因子が、
物流プラットフォームの適用範囲と物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数
を含む1つまたは複数の設定因子を含み、
物流プラットフォームのサービス品質指数が、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む1つまたは複数の品質指数を含む。
【0025】
本願の実施形態は、端末装置を提供し、端末装置は、
物流住所情報を物流管理サーバに送るように構成された送信器と、
物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取るように構成された受信器と
を含み、
物流ラベル情報が、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子に従って生成され、
物流プラットフォームが、物流プラットフォーム設定因子に従って決定され、物流住所情報に対応する。
【0026】
オプションとして、端末装置は、受信器が物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取った後、物流ラベルを印刷デバイスにより印刷するように構成されたプロセッサをさらに含み、
物流ラベルには、物流ラベル情報が印刷される。
【0027】
オプションとして、物流ラベル情報が、物流ラベル識別子と、物流住所情報に対応する住所区分識別子とに従って生成される。
【0028】
オプションとして、送信器が、さらに、物流プラットフォーム設定因子を物流管理サーバに送るように構成される。
【0029】
オプションとして、物流プラットフォーム設定因子が、以下の1つまたは複数の設定因子、すなわち、
物流プラットフォームの適用範囲と物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数
を含み、
物流プラットフォームのサービス品質指数が、以下の1つまたは複数の品質指数、すなわち、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む。
【0030】
前述の技術的解決策から分かるように、本願の実施形態では、物流管理サーバは、端末装置からの物流住所情報を受け取り、物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定する。物流プラットフォームが決定された後、物流管理サーバは、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成し、生成した物流ラベル情報を端末装置に送る。本願の実施形態は、物流ラベル情報を自動的に取得し、それによって、取得効率を改善し、誤り率を低減する方式を提供することが分かる。
【0031】
加えて、本願の実施形態では、物流プラットフォームを決定した後、物流管理サーバは、端末装置に対して、決定した物流プラットフォームを特定する必要はない。代わりに、物流管理サーバは、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を直接取得し、それによって、物流管理サーバと端末装置との間の繰り返しの対話を避け、使用される時間を短縮し、システム資源を節約する。
【0032】
本願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下は、実施形態を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本願のいくつかの実施形態のみを示しており、当業者は、これらの添付図面から他の図面をなおも導き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1】本願の一実施形態による物流通信システムの概略構造図である。
図2】本願の一実施形態による物流ラベルの概略図である。
図3】本願の一実施形態による方法の概略流れ図である。
図4】本願の一実施形態による物流管理サーバのための装置の概略構造図である。
図5】本願の一実施形態による端末装置のための装置の概略構造図である。
図6】本願の一実施形態による物流管理サーバのための別の装置の概略構造図である。
図7】本願の一実施形態による端末装置のための別の装置の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
本願の技術的解決策を当業者がより理解できるようにするために、以下は、本願の実施形態の添付図面を参照して、本願の実施形態の技術的解決策を明確におよび完全に説明する。説明する実施形態は、実施形態のすべてではなく本願の実施形態の一部にすぎない。創造的な努力なしに本願の実施形態に基づいて当業者によって得られるすべての他の実施形態は、本願の保護範囲内にあるものとする。
【0035】
ユーザが電子商取引プラットフォームで商品を購入した後、販売元は、商品を配達する物流会社を決定し、物流ラベル情報が印刷された物流ラベルを商品に添付する。物流会社は、対応する商品を物流ラベル情報に応じてユーザに配達する。物流ラベル情報は、通常、物流プラットフォーム(各物流会社は対応する物流プラットフォームを有している)に対応する物流ラベル識別子を含み、追加として、物流住所情報(例えば、受取人住所情報)、ユーザの電話番号などをさらに含むことができる。
【0036】
現在、物流ラベル情報は、主として、手作業法で取得されている。具体的には、受取人住所情報などの物流住所情報に応じて、対応する物流会社、例えば、ZTO ExpressまたはSF Expressが手作業で選ばれる。スタッフは、対応する物流会社から物流ラベル識別子を、物流ラベル識別子に付随する物流ラベル情報を含めて、取得する。物流ラベル情報が取得された後、物流ラベル情報は、物流ラベルに印刷するかまたは手作業で記入することができ、物流ラベルは、対応する物流会社が商品を配達するために商品に添付される。
【0037】
しかしながら、そのような手作業法は、取得効率が比較的低く、誤り率が比較的高くなりがちである。それゆえに、物流ラベル情報を自動的に取得する方法が、現在、解決される必要がある緊急課題である。
【0038】
物流ラベル情報を自動的に取得する方式が以下で提供される。
【0039】
様々な物流会社があり、異なる物流会社は、セキュリティ上の問題のために異なる物流プラットフォーム・サーバを使用しているので、販売元によって使用される端末装置および物流プラットフォーム・サーバと通信するために、第三者物流管理サーバが、通常、通信媒体として使用される。
【0040】
販売元は、端末装置を介して受取人住所情報などの物流住所情報を送り、販売元によって設定された物流プラットフォーム設定因子を物流管理サーバに送ることができる。物流管理サーバは、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定する。物流プラットフォーム設定因子は、通常、物流プラットフォームの配達時間、物流プラットフォームのコスト指数、および販売元に協力する物流プラットフォームを含む、物流プラットフォームを設定する際に考慮される因子である。例えば、販売元によって設定される物流プラットフォーム設定因子は、物流プラットフォームのコスト指数と、販売元に協力する物流プラットフォームとを含む。それゆえに、物流プラットフォームを決定するために、最も小さいコスト指数を有する、例えば、最も低い物流経費を有する物流プラットフォームが、販売元に協力する物流プラットフォームから選ばれる。
【0041】
物流プラットフォームが決定された後、物流管理サーバは、確認のために、販売元によって使用される端末装置に対して、決定された物流プラットフォームを特定する。販売元が物流プラットフォームの使用を確認する場合、端末装置は、確認メッセージを物流管理サーバに送る。物流管理サーバは、決定された物流プラットフォームに応じて対応する物流ラベル識別子を生成し、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成し、物流ラベル情報を販売元によって使用される端末装置に戻す。販売元は、物流ラベル情報を伴う物流ラベルを印刷する。
【0042】
しかしながら、物流ラベル情報は前述のプロセスを使用することによって自動的に取得することができるが、物流管理サーバは、物流プラットフォームを決定する必要があり、販売元によって使用される端末装置に対して、決定された物流プラットフォームを特定する。決定された物流プラットフォームが確認された後、物流管理サーバは、決定された物流プラットフォームに応じて対応する物流ラベル識別子を生成し、それによって、物流ラベル情報を生成しつづけることができる。このプロセスは、販売元によって使用される端末装置と物流管理サーバとの間の繰り返しの対話を必要とし、それは、比較的長いプロセス時間と、システム資源の浪費とをもたらす。加えて、前述のプロセスでは、物流プラットフォームを決定するために、一般に、物流プラットフォームの配達時間、物流プラットフォームのコスト指数、および販売元に協力する物流プラットフォームを含むいくつかの簡単な因子しか考慮されない。それゆえに、選ばれた物流プラットフォームは、通常、条件を満たすことができないので、販売元は物流プラットフォームを手作業で選択する必要があり、それは、システム資源の浪費をもたらす。
【0043】
本願で解決すべき技術的課題は、物流ラベル情報を取得するための方法および関連装置を提供して、物流ラベル情報を自動的に取得し、それによって、取得効率を改善し、誤り率を低減することである。次に、本願の実施形態は、さらに、端末装置間の繰り返しの対話を避けて、時間およびシステム資源を節約する。加えて、本願の実施形態では、物流プラットフォームは、より包括的な設定因子に従って決定することができ、その結果、販売元の条件を満たす物流プラットフォームおよび物流ラベル情報が、販売元に推奨され、それによって、システム資源をさらに節約することができる。
【0044】
本願でのユーザ情報を取得するための方法を導入する前に、異なる実施形態の物流通信システムを、最初に、説明する必要がある。本願の実施形態の物流通信システムは、物流管理サーバと、少なくとも2つの物流プラットフォームと、少なくとも1つの端末装置とを含む。図1に示すように、物流通信システムは、物流管理サーバと、N個の物流プラットフォームと、M個の端末装置とを含む。物流管理サーバは、物流プラットフォームと端末装置とに接続される。物流管理サーバは、物流管理プラットフォームに対応するサーバであり、具体的には、コンピュータ、クラウド・サーバ、サーバ・クラスタなどとすることができる。端末装置は、販売元によって使用される端末装置であり、具体的には、コンピュータ、携帯電話、タブレット・コンピュータ、パーソナル・エレクトロニック・アシスタント(PDA)などを含む。販売元は、対応するアプリケーションを端末装置にインストールすることができ、そのアプリケーションは、端末装置が物流管理サーバと通信することを可能にすることができる。
【0045】
本願の実施形態では、電子商取引プラットフォームがユーザの要求に応じて電子注文書を生成した後、対応する端末装置は、電子注文書に対応する注文情報を取得することができる。注文情報は、電子注文書に対応する物流住所情報、例えば、電子注文書に対応する発送人住所情報および受取人住所情報を含む。注文情報を取得した後、対応する端末装置は、物流住所情報を物流管理サーバに送る。図1に示すように、端末装置1は物流住所情報1を物流管理サーバに送り、端末装置2は物流住所情報2を物流管理サーバに送り、…、端末装置Mは物流住所情報Mを物流管理サーバに送る。
【0046】
物流プラットフォーム決定モジュールが、物流管理サーバに設置される。物流住所情報を受け取った後、物流プラットフォーム決定モジュールは、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定することができる。例えば、図1において、物流プラットフォーム決定モジュールは、物流プラットフォーム2は物流住所情報1に対応し、物流プラットフォーム2は物流住所情報2に対応し、…、物流プラットフォーム3は物流住所情報Mに対応すると決定する。
【0047】
物流プラットフォーム決定モジュールが物流プラットフォームを決定した後、物流管理サーバは、決定された物流プラットフォームに応じた対応する物流ラベル識別子を取得することができる。物流管理サーバは、物流ラベル識別子を生成することができる。代替として、物流管理サーバは、物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバに識別子要求を送信し、識別子要求に応じた物流プラットフォーム・サーバからの物流ラベル識別子を受け取ることができる。例えば、物流プラットフォームはZTO Expressに対応する物流プラットフォームであると決定した後、物流管理サーバは、ZTO Expressの物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバからZTO Expressの宅配業者注文番号を取得することができる。
【0048】
物流ラベル識別子を取得した後、物流管理サーバは、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成する(すなわち、生成された物流ラベル情報は物流ラベル識別子を含む)。物流ラベル情報は、物流ラベル識別子に加えて、住所区分識別子などをさらに含むことができる。住所区分識別子は、物流住所情報に応じて配達商品への分類輸送を実行するために、物流会社によって使用される識別子である。各区域識別子は、物流サイトに対応してもよいし、または配達人に対応してもよい。例えば、住所区分ラベルは、2区分住所コードおよび/または3区分住所コードを含む。2区分住所コードは、物流サイトに対応することができる。3区分住所コードは、物流サイトの配達人に対応することができる。物流住所情報を受け取った後、物流管理サーバは、物流住所情報に応じて、物流住所情報に対応する住所区分識別子を生成し、物流ラベル識別子と住所区分識別子とに従って物流ラベル情報を生成することができる。
【0049】
物流ラベル情報を生成した後、物流管理サーバは、物流ラベル情報を端末装置に戻す。例えば、図1において、物流管理サーバによって端末装置1に送られる物流ラベル情報は、物流プラットフォーム2に対応する物流ラベル識別子1を含み、物流管理サーバによって端末装置2に送られる物流ラベル情報は、物流プラットフォーム2に対応する物流ラベル識別子2を含み、…、物流管理サーバによって端末装置Mに送られる物流ラベル情報は、物流プラットフォーム3に対応する物流ラベル識別子3を含む。本願の実施形態におけるいかなる端末装置も1つまたは複数の物流住所情報を物流管理サーバに送ることができることに留意されたい。物流管理サーバは、物流住所情報ごとに、対応する物流ラベル情報を生成し、物流ラベル情報を対応する端末装置に戻す。
【0050】
販売元が、物流管理サーバによって決定された物流プラットフォームを使用せず、その代わりに、別の物流プラットフォームを使用する場合、端末装置は、物流ラベル情報の変更メッセージを物流管理サーバに送ることができ、販売元は、端末装置上で別の物流プラットフォームの識別子を手作業で入力するかまたは選択し、さらに物流ラベル識別子を手作業で入力することができる。代替として、端末装置は、変更メッセージを使用することによって別の物流プラットフォームの識別子を物流管理サーバに送る。物流管理サーバは、物流プラットフォームの識別子に応じた対応する物流ラベル識別子を取得し、取得した物流ラベル識別子を端末装置に戻す。端末装置は、同様に、販売元によって選択された物流プラットフォームに応じて物流ラベル情報を取得することができる。物流ラベル情報を取得した後、端末装置は、図2に示す物流ラベルを印刷デバイスにより印刷することができ、印刷された物流ラベルは物流ラベル情報を含む。
【0051】
本願の実施形態は、物流ラベル情報を自動的に取得し、それによって、取得効率を改善し、誤り率を低減する方式を提供することが分かる。加えて、物流プラットフォームを決定した後、物流管理サーバは、端末装置に対して、決定した物流プラットフォームを特定する必要はない。代わりに、物流管理サーバは、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を直接取得し、次いで、端末装置に対して物流ラベル識別子を特定し、それによって、物流管理サーバと端末装置との間の繰り返しの対話を避け、より多くの時間およびシステム資源を節約する。
【0052】
本願の実施形態では、すべての物流プラットフォーム設定因子が、物流管理サーバに事前設定されてもよく、物流管理サーバは、物流プラットフォーム設定因子をローカルで取得する。代替として、すべての物流プラットフォーム設定因子は、販売元によって設定されてもよく、この場合、物流管理サーバは、端末装置から物流プラットフォーム設定因子を受け取ることができる。代替として、一部の物流プラットフォーム設定因子は、物流管理サーバに事前設定され、一部の物流プラットフォーム設定因子は、販売元によって設定される。加えて、本願の実施形態では、物流プラットフォーム設定因子はより包括的であり、販売元の要求は複数の態様で考慮することができる。具体的には、物流プラットフォーム設定因子は、以下のような1つまたは複数の設定因子、すなわち、物流プラットフォームの適用範囲と物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数を含むことができる。物流プラットフォームのサービス品質指数は、以下のような1つまたは複数の品質指数、すなわち、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む。本願の実施形態では、販売元の要求をより良好に満たす物流プラットフォームおよび物流ラベル情報が、販売元に推奨され、それによって、システム資源をさらに節約することができることが分かる。
【0053】
本願の一実施形態による物流ラベル情報を取得するための方法を以下で説明する。
【0054】
図3は、本願の一実施形態に従ってユーザ情報を取得するための方法を示す。本実施形態は、図1に示した通信システムで使用することができる。本実施形態の方法は以下のステップを含む。
【0055】
S301:端末装置が物流住所情報を物流管理サーバに送る。
【0056】
物流管理サーバは、コンピュータ、クラウド・サーバ、サーバ・クラスタなどを含む物流管理プラットフォームに対応するサーバである。端末装置は、コンピュータ、携帯電話、タブレット、・コンピュータ、PDAなどのうちの1つを含む、販売元によって使用される端末装置である。販売元は、対応するアプリケーションを端末装置にインストールすることができ、そのアプリケーションは、端末装置が物流管理サーバと通信することを可能にすることができる。
【0057】
物流住所情報は、物流プロセスに対応する住所情報である。オプションの実施形態では、住所情報は、受取人住所情報を含む。別のオプションの実施形態では、住所情報は、発送人住所情報と受取人住所情報とを含む。端末装置は、物流住所情報を物流管理サーバに送り、商品の重量情報および供給元倉庫識別子などの他の物流情報を物流管理サーバにさらに送ることができ、その結果、物流管理サーバは、他の物流情報と物流住所情報とに応じて物流プラットフォームを決定する。
【0058】
S302:物流管理サーバは、端末装置からの物流住所情報を受け取る。
【0059】
S303:物流管理サーバは、物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定する。
【0060】
物流プラットフォーム設定因子は、物流プラットフォームを設定する際に考慮される因子である。すべての物流プラットフォーム設定因子は、物流管理サーバに事前設定されてもよく、物流管理サーバは、物流管理サーバ上の事前設定物流プラットフォーム設定因子を取得する。代替として、すべての物流プラットフォーム設定因子は、販売元によって設定されてもよく、この場合、物流管理サーバは、端末装置から物流プラットフォーム設定因子を受け取ることができる。代替として、一部の物流プラットフォーム設定因子は物流管理サーバ上に事前設定されてもよく、一部の物流プラットフォーム設定因子は販売元によって設定される。
【0061】
S304:物流管理サーバは、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成する。
【0062】
物流管理サーバは、物流ラベル識別子を生成することができる。代替として、物流管理サーバは、物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバを決定し、識別子要求を物流プラットフォーム・サーバに送り、識別子要求に応じた物流プラットフォーム・サーバからの物流ラベル識別子を受け取ることができる。例えば、物流プラットフォームが、ZTO Expressに対応する物流プラットフォームであると決定した後、物流管理サーバは、ZTO Expressの物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバからZTO Expressの宅配業者注文番号を取得することができる。
【0063】
物流管理サーバによって生成される物流ラベル情報は、物流ラベル識別子に加えて住所区分識別子をさらに含むことができる。住所区分識別子を使用して、物流住所情報の住所分類を特定し、その結果、住所分類輸送が配達商品に迅速に実行され、それによって、物流輸送の時間を減少させることができる。物流管理サーバは、事前設定住所区分化規則に従って、物流住所情報に対応する住所区分識別子を生成し、物流ラベル識別子と住所区分識別子とに従って物流ラベル情報を生成することができる。
【0064】
S305:物流管理サーバは、物流ラベル情報を端末装置に送る。
【0065】
物流ラベル情報を生成した後、物流管理サーバは、生成した物流ラベル情報を端末装置に送る。加えて、物流管理サーバは、さらに、物流ラベル情報を物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバに送ることができ、物流プラットフォーム・サーバは、物流ラベル情報を記録する。
【0066】
S306:端末装置は、物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取る。
【0067】
物流ラベル情報を受け取った後、端末装置は、物流ラベル情報をもつ物流ラベルを印刷デバイスにより印刷することができる。端末装置が、物流管理サーバによって決定された物流プラットフォームを使用せず、その代わりに、別の物流プラットフォームを使用する場合、端末装置は、物流ラベル情報の変更メッセージを物流管理サーバに送ることができ、端末装置上で別の物流プラットフォームの識別子を手作業で入力するかまたは選択し、さらに物流ラベル識別子を手作業で入力することができる。代替として、端末装置は、変更メッセージを使用して、別の物流プラットフォームの識別子を物流管理サーバに送ることができる。物流管理サーバは、物流プラットフォームの識別子に応じた対応する物流ラベル識別子を取得し、取得した物流ラベル識別子を端末装置に戻す。端末装置は、物流ラベル識別子に応じた物流ラベル情報を取得する。
【0068】
前述の技術的解決策から、本願の実施形態では、物流管理サーバは、端末装置からの物流住所情報を受け取り、物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定する。物流プラットフォームを決定した後、物流管理サーバは、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、ここで、物流ラベル情報が物流ラベル識別子に従って生成され、物流管理サーバは、生成した物流ラベル情報を端末装置に送る。本願の本実施形態は、物流ラベル情報を自動的に取得し、それによって、取得効率を改善し、誤り率を低減する方式を提供することが分かる。
【0069】
加えて、本願の実施形態では、物流プラットフォームを決定した後、物流管理サーバは、端末装置に対して、決定した物流プラットフォームを特定する必要はない。代わりに、物流管理サーバは、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を直接取得し、それによって、物流管理サーバと端末装置との間の繰り返しの対話を避け、より多くの時間およびシステム資源を節約する。
【0070】
本願の実施形態では、物流プラットフォーム設定因子は包括的であり、その結果、販売元の要求は、異なる観点で考慮することができる。具体的には、物流プラットフォーム設定因子は、以下のような1つまたは複数の設定因子、すなわち、以下で別々に説明する、物流プラットフォームの適用範囲と物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数を含むことができる。
【0071】
物流プラットフォームの適用範囲と物流住所情報との間の整合度は、物流住所情報に対応する住所が物流プラットフォームの到達範囲内にあるかどうかということである。物流プラットフォームの適用範囲は、通常、物流管理サーバに事前設定される。例えば、SF Expressの配達適用範囲は、物流住所情報に対応する住所を含んでおり、したがって、SF Expressの配達適用範囲と物流住所情報とは、比較的高い整合度を有する。ZTO Expressの配達適用範囲は、物流住所情報に対応する住所を含んでおらず、したがって、ZTO Expressの配達適用範囲と物流住所情報とは、比較的低い整合度を有する。それゆえに、比較的高い整合度をもつ物流プラットフォームが、通常、選択される。
【0072】
物流プラットフォームの優先順位は、以下の態様で設定することができる。販売元またはユーザが注目している物流プラットフォーム、販売元に協力する物流プラットフォーム、および物流管理プラットフォームによって推奨された物流プラットフォーム(物流管理サーバに事前設定された)。例えば、物流プラットフォームを決定するために、物流プラットフォームは、最初に、販売元に協力する物流プラットフォームから選ばれる。次いで、物流プラットフォームは、物流管理プラットフォームによって推奨された物流プラットフォームから選ばれ、最終的に、販売元またはユーザが注目している物流プラットフォームに応じて選ばれる。
【0073】
物流プラットフォームのサービス品質指数は、物流プラットフォームの物流サービスの品質を反映するために使用され、具体的には、以下のような1つまたは複数の品質指数、すなわち、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む。物流プラットフォームの配達時間は、物流プラットフォームの回収−発送時間(商品の回収の通知を受けてから商品の発送を開始するまでの時間)、および物流プラットフォームの発送−署名時間(商品の発送を開始してからユーザが商品を受け取って署名するまでの時間)、などを含むことができる。サービス・フィードバック指数は、以下のような1つまたは複数のパラメータ、すなわち、物流プラットフォームの否定的なコメントの量、物流プラットフォームの使用人についての否定的なコメントの量、偽筆署名の量、および返金の量を使用することによって反映することができる。
【0074】
物流プラットフォームのコスト指数は、物流プラットフォームによって物流サービスに対して請求された経費を反映するために使用される。
【0075】
物流管理サーバが、S303において、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定する例示の実装形態を以下で説明する。
【0076】
物流プラットフォームAが販売元またはユーザの注目情報において注目されていると物流管理サーバが決定した場合、物流管理サーバは、さらに、物流プラットフォームAが販売元と協力しているかどうか、および物流プラットフォームAが物流住所情報に対応する住所に到達できるかどうかを決定する。上述で論じた決定結果のいずれかがいいえ(no)である、すなわち、物流プラットフォームAが販売元と協力している物流プラットフォームでないか、または物流プラットフォームAが物流住所情報に対応する住所に到達することができない場合、物流プラットフォームは、他の設定因子に従って再選択される。決定結果が両方ともはい(yes)である場合、物流プラットフォームAは、物流住所情報に対応する物流プラットフォームとして選ばれる。
【0077】
物流プラットフォームが販売元またはユーザの注目情報において注目されていないと物流管理サーバが決定した場合、物流プラットフォームは、以下の条件、すなわち、物流プラットフォームが販売元と協力している物流プラットフォームであり、物流プラットフォームが物流管理プラットフォームによって推奨された物流プラットフォームであり、物流プラットフォームが物流住所情報に対応する住所に到達することができるという条件に基づいて選択される。複数の物流プラットフォームが条件を満たすと想定すると、条件を満たす物流プラットフォームは、サービス品質指数およびコスト指数に従って区分される。トップの物流プラットフォームが、物流住所情報に対応する物流プラットフォームとして選ばれる。物流プラットフォームのサービス品質指数は、以下の規則、すなわち、物流プラットフォームの回収−発送時間および発送−署名時間、物流プラットフォームの否定的なコメントの量、物流プラットフォームの使用人に関する否定的なコメントの量、偽筆署名の量、および返金の量に従って計算される。
【0078】
その結果、本願の実施形態では、物流プラットフォームは、前述の包括的な設定因子を組み合わせることによって決定することができ、その結果、販売元の要求をより良好に満たす物流プラットフォームおよび物流ラベル情報が、販売元に推奨され、それによって、システム資源をさらに節約することができる。
【0079】
前述の方法の実施形態に対応して、本願は対応する装置の実施形態を提供し、それは以下で詳細に説明される。
【0080】
図4を参照すると、本願の一実施形態は、物流管理サーバのための装置を提供する。本実施形態は、受取ユニット401と、決定ユニット402と、生成ユニット403と、送出ユニット404とを含む。
【0081】
受取ユニット401は、端末装置からの物流住所情報を受け取るように構成される。
【0082】
決定ユニット402は、物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定するように構成される。
【0083】
生成ユニット403は、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成するように構成される。
【0084】
送出ユニット404は、物流ラベル情報を端末装置に送るように構成される。
【0085】
図5を参照すると、本願の一実施形態は、端末装置のための装置を提供する。本実施形態は、送出ユニット501と受取ユニット502とを含む。
【0086】
送出ユニット501は、物流住所情報を物流管理サーバに送るように構成される。
【0087】
受取ユニット502は、物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取るように構成される。
【0088】
物流ラベル情報は、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子に従って生成され、物流プラットフォームは、物流プラットフォーム設定因子に従って決定され、物流住所情報に対応する物流プラットフォームである。
【0089】
本願の上述の実施形態は、モジュール機能エンティティの観点から説明される。本願の以下の実施形態は、ハードウェア処理態様から説明される。
【0090】
図6を参照すると、本願の一実施形態は、物流管理サーバのための別の装置を提供する。本実施形態は、受信器601と、送信器602と、プロセッサ603とを含む。プロセッサ603は、受信器601と送信器602とに接続される。
【0091】
受信器601は、端末装置からの物流住所情報を受け取るように構成される。
【0092】
プロセッサ603は、物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定し、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成するように構成される。
【0093】
送信器602は、物流ラベル情報を端末装置に送るように構成される。
【0094】
オプションとして、プロセッサは、さらに、物流住所情報に対応する住所区分識別子を生成するように構成される。物流ラベル情報が物流ラベル識別子に従って生成されるとき、プロセッサは、具体的には、物流ラベル識別子と住所区分識別子とに従って物流ラベル情報を生成するように構成される。
【0095】
オプションとして、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子が取得されるとき、プロセッサは、具体的には、物流プラットフォームに対応する物流プラットフォーム・サーバを決定し、送信器を使用することによって識別子要求を物流プラットフォーム・サーバに送り、受信器を介して、識別子要求に従った物流プラットフォーム・サーバからの物流ラベル識別子を受け取るように構成される。
【0096】
オプションとして、物流プラットフォーム設定因子が取得されるとき、プロセッサは、具体的には、物流管理サーバ上の事前設定物流プラットフォーム設定因子を取得し、および/または受信器を介して端末装置からの物流プラットフォーム設定因子を受け取るように構成される。
【0097】
オプションとして、物流プラットフォーム設定因子は、以下のような1つまたは複数の設定因子、すなわち、物流プラットフォームの適用範囲と物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数を含む。物流プラットフォームのサービス品質指数は、以下のような1つまたは複数の品質指数、すなわち、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む。
【0098】
図7を参照すると、本願の一実施形態は、端末装置のための別の装置を提供する。本実施形態は、受信器701と送信器702とを含む。
【0099】
送信器702は、物流住所情報を物流管理サーバに送るように構成される。
【0100】
受信器701は、物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取るように構成される。
【0101】
物流ラベル情報は、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子に従って生成され、物流プラットフォームは、物流プラットフォーム設定因子に従って決定され、物流住所情報に対応する物流プラットフォームである。
【0102】
オプションとして、端末装置はプロセッサ703をさらに含み、プロセッサ703は、送信器702と受信器701とに接続される。
【0103】
プロセッサ703は、受信器が物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取った後、物流ラベルを印刷デバイスにより印刷するように構成することができ、物流ラベルには、物流ラベル情報が印刷される。
【0104】
オプションとして、物流ラベル情報は、物流ラベル識別子と住所区分識別子とに従って生成され、住所区分識別子は物流住所情報に対応する。
【0105】
オプションとして、送信器は、さらに、物流プラットフォーム設定因子を物流管理サーバに送るように構成される。
【0106】
オプションとして、物流プラットフォーム設定因子は、以下のような1つまたは複数の設定因子、すなわち、物流プラットフォームの適用範囲と物流住所情報との間の整合度、物流プラットフォームの優先順位、物流プラットフォームのサービス品質指数、および物流プラットフォームのコスト指数を含む。物流プラットフォームのサービス品質指数は、以下のような1つまたは複数の品質指数、すなわち、物流プラットフォームの配達時間およびサービス・フィードバック指数を含む。
【0107】
本願の実施形態は、さらに、物流通信システムの実施形態を提供する。物流通信システムは、物流管理サーバと端末装置とを含む。
【0108】
物流管理サーバは、端末装置からの物流住所情報を受け取り、物流プラットフォーム設定因子を取得し、物流プラットフォーム設定因子に従って、物流住所情報に対応する物流プラットフォームを決定し、物流プラットフォームに対応する物流ラベル識別子を取得し、物流ラベル識別子に従って物流ラベル情報を生成し、物流ラベル情報を端末装置に送るように構成される。
【0109】
端末装置は、物流住所情報を物流管理サーバに送信し、物流管理サーバからの物流ラベル情報を受け取るように構成される。
【0110】
説明の便宜および簡潔さのために、上述のシステム、装置、およびユニットの特定の作業プロセスは、前記の方法の実施形態における対応するプロセスを参照し、それは本明細書ではもはや繰り返されないことを当業者なら明確に理解することができる。
【0111】
本願によって提供される実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は他の形態で実施されてもよいことを理解されたい。例えば、上述の装置の実施形態は単に例示である。例えば、ユニットの分割は単に論理機能的分割であり、実際の適用では他の分割形態がある。例えば、複数のユニットまたは構成要素は、組み合わされるかまたは別のシステムと統合されてもよく、または一部の機能は、省略されるかまたは実行されなくてもよい。別の態様では、表示されたかまたは論じられたそれらの間の結合、直接結合、または通信接続は、インタフェース、装置、またはユニットの間接結合または通信接続としてもよく、電気的、機械的、または他の形態であってもよい。
【0112】
別個の構成要素として説明されたユニットは、物理的に分離されていてもよく、されていなくてもよい。ユニットとして示された構成要素は、物理ユニットあってもよく、そうでなくてもよい、すなわち、統合されていてもよく、または複数のネットワーク・ユニットに分散されていてもよい。ユニットの一部またはすべては、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の要求に応じて選択することができる。
【0113】
加えて、本願の実施形態の機能ユニットのどちらも、処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットは、別個の物理ユニットであってもよい。代替として、ユニットのうちの2つ以上が1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実施されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実施されてもよい。
【0114】
ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され、独立した製品として販売または使用される場合、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。これに基づいて、本願の前述の技術的解決策、または既存の技術に寄与する技術的解決策の全体もしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実質的に具現されてもよい。本願の実施形態で説明された方法のステップのすべてまたは一部を実行するために、コンピュータ・ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、1つのコンピュータ機器(例えば、パーソナル・コンピュータ、物流管理サーバ、またはネットワーク機器)に命令するためのいくつかの命令を含むことができる。記憶媒体は、プログラム・コードを格納することができる任意の媒体、例えば、USBフラッシュ・ドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどとすることができる。
【0115】
要約して言えば、上述の実施形態は、単に、本願の技術的解決策を説明するために提供されているが、本願を限定するように意図されていないことに留意されたい。本願が実施形態を参照して詳細に説明されたが、変更または置換が、対応する技術的解決策の本質を本願の趣旨および範囲から逸脱させない限り、実施形態で説明された技術的解決策に変更が行われてもよく、または技術的解決策のいくつかの技術的特徴に等価な置換が行われてもよいことを当業者は理解されたい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【国際調査報告】